サムスンが折りたたみ画面のノートPCを2023年に発売? 17.3インチの大画面になるウワサ

サムスンは次々と折りたたみ式スマートフォンを発売していますが、新たに折り曲げられるディスプレイを搭載したノートPCを2023年に発売するとの噂が報じられています。

↑画面が折りたためるノートPCもサムスンから登場?

 

韓国の電子業界誌The Elecは、市場調査会社Omdiaのレポートを引用。それによると、サムスン電子は17.3インチの折りたたみ式の有機EL画面を持つノートPCを開発しているとのこと。そのためにサムスンディスプレイがディスプレイを準備しているそうです。

 

もともと本製品は2022年内に発売を予定していたものの、2023年に延期されたとのこと。同じく2023年に、HP(ヒューレット・パッカード)もLG製の17インチ折りたたみ式画面を搭載した初のノートPCを発売予定だと述べられています。

 

このHPの折りたたみ式有機EL搭載ノートPCも、2022年内に発売が噂されながら延期されたと見られています。いま現在はノートPC需要が冷え込んでいる上に(2022年第2四半期の出荷台数は前年同期比で15%減)、折りたたみ式画面のノートPCが高価すぎるためかもしれません。たとえば、最近発売されたAsus ZenBook 17 Foldは、日本での価格は約65万円です。

 

しかし、サムスンが折りたたみ式有機ELノートPC市場に参入すれば、自社グループ企業からパネルを調達することになるため、価格は低く抑えられる可能性もありそうです。

 

Source:The Elec
via:NotebookCheck

最新プロセッサーやグラフィックスカードを搭載! HPのゲーミングPC「OMEN 45L Desktop」

日本HPは、ゲーミングPC「OMEN 45L Desktop」に、最新の第13世代インテル Core i9-13900KプロセッサーやNVIDIA GeForce RTX 40シリーズを搭載した上位モデルを追加します。

 

今回発売となる「OMEN 45L Desktop ハイパフォーマンスモデル」「OMEN 45L Desktop エクストリームモデル」は、特許取得済の冷却システム「OMEN Cryo チェンバー(オーメンクライオチェンバー)」内の水冷クーラーを従来の24mmから360mmに、電源ユニットを従来の800Wから1200Wに強化。ゲームプレイだけでなく、スムーズで高画質なライブ配信や、動画制作などの高負荷の用途にも最適です。

 

最新のAV1コーデックをサポートすることで、同じビットレートで配信した場合にH.264よりも高画質配信を行うことができます。また、デュアルエンコーダーにより、動画の書き出し時間を最大2倍高速化できます。

 

2023年1月に販売開始を予定しており、税込価格はハイパフォーマンスモデルが59万4000円、エクストリームモデルが74万8000円です。

コンパクトで持ち運びに便利! 11.6型フリップタイプChromebook「ASUS Chromebook Flip CX1(CX1102)」発売

ASUS JAPAN株式会社は、フリップタイプChromebook「ASUS Chromebook Flip CX1(CX1102)」(CX1102FKA-MK0056)を発売しました。税込価格は45800円です。

 

同製品は、11.6型の液晶ディスプレイを搭載。サイズはW292×H18.8×D205.3mm、質量約1.32kgと、持ち運びに便利なコンパクト設計が特徴。米国国防総省が定める軍用規格のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠したテストを複数クリアした堅牢性も備えており、子どもの使用にも最適です。

 

ディスプレイが360度回転可能なヒンジで、使用するシーンに合わせて、ノートPCスタイル、タブレットスタイル、スタンドスタイル、テントスタイルの4つのスタイルを使い分けることができます。ディスプレイはタッチパネル搭載で、直感的な操作が可能です。

 

CPUにインテル Celeron N4500 プロセッサー、4GBのLPDDR4Xメモリと32GBのeMMCストレージを搭載。また、ネットワーク機能には、Wi-Fi 6に対応した無線LAN機能を搭載しています。バッテリーは、1回の充電で最長約10.1時間の駆動が可能なロングライフバッテリーを搭載しています。

 

USB3.2(Type-A/Gen1)ポートと2つのUSB3.2(Type-C/Gen1)ポートを搭載。USB3.2(Type-C/Gen1)ポートは、どちらのポートもデータの高速転送だけでなく、充電や4K(3840×2160)の映像出力にも対応しています。ヘッドセットに対応したマイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、microSDカードリーダー、物理的な盗難を防ぐケンジントンロックなどのインターフェースを備えています。

AMDの最新CPU Ryzen 9 7900X搭載! マウスコンピューター「G-Tune XP-A」リニューアル発売

マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」から、AMDのチップセットとCPUを搭載したモデル「G-Tune XP-A」を最新世代にリニューアルし、発売を開始しました。税込価格は67万4800円から。

 

同製品は、最新Zen 4アーキテクチャを採用したCPU「Ryzen 9 7900Xプロセッサー」を搭載。Zen 3アーキテクチャと比較して1クロックあたりの命令実行数の向上や、動作クロックが向上したCPUです。「Ryzen 9 7900Xプロセッサー」は12コア、24スレッド、最大5.6GHzのブースト・クロック、76MBのキャッシュを備えることで、従来製品と比較してCPUパフォーマンスが約35%向上しています。

 

マザーボードには最新のAMD X670チップセットを採用。高速メモリ規格であるDDR5メモリをデュアルチャネル/クアッドチャネルで搭載可能となり、データ転送速度が3200MT/sから4800MT/sに150%向上し、Ryzen 9 7900Xプロセッサーの性能を引き出すことが可能です。

 

グラフィックスにはNVIDIAの最上位グラフィックス「NVIDIA GeForce RTX 4090」を搭載。グラフィックス処理性能は前世代「NVIDIA GeForce RTX 3090」と比較して約1.9倍と向上しています。

17.3型の大画面液晶! 第12世代CPU搭載ノートPC「mouse F7-i5」

マウスコンピューターでは、第12世代インテル Core i5-1235U プロセッサーと、17.3型の大画面液晶を採用したノートPC「mouse F7-i5」を発売しました。税込価格は13万9900円。

 

同製品は、一般的なノートPCで多く採用されている15.6型よりも表示面積が大きい、17.3型フルHD液晶画面を搭載しています。

 

Pコア(高性能コア:2)とEコア(高効率コア:8)の、性能の異なる2種類のコアを組み合わせた、インテル社初のハイブリッドアーキテクチャーを採用した第12世代インテル Core i5-1235Uを搭載。Windows 11に最適化されたワークロード・スケジューラーであるインテル スレッド・ディレクターを備えており、作業内容に応じて効率よくコアを使い分けます。

 

映像と音声の出力に対応したHDMIと、DisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-Cを搭載し、様々なサイズの外部ディスプレイとケーブル一本で接続することが可能です。D-sub端子も搭載しており、D-sub端子搭載の外部ディスプレイとも接続できるので、PC本体の画面と合わせ最大4画面でのマルチディスプレイ環境を構築でき、USB Type-AやSDメモリーカードリーダーを備えているので、様々な周辺機器の接続や、データの移行に便利です。

 

1Gbpsの有線LANポートを標準搭載するとともに、Wi-Fi 5と比較し、約5.5倍高速なWi-Fi 6に対応した無線LANモジュールを選択することができ、様々なな環境に柔軟に対応するネットワーク環境を構築可能で、BTOカスタマイズでLTE通信モジュールの追加ができます。Bluetoothモジュールも搭載。

 

3次元情報を持った音声再生を実現する音響技術「Dolby Atmos」により、Dolby Atmos対応コンテンツでは、立体的で臨場感あふれるサウンド体験が可能。Dolby Atmos対応コンテンツ以外でも、インターネット動画の音声やビデオ通話などの人の声の音質を向上させ、聴き取りやすくしています。また、「Dolby Atmos for Headphones」機能により、本来複数のスピーカーを使用するDolby Atmos対応コンテンツの立体音響を、任意のヘッドホンやイヤホンで楽しむことができます。

女性ライターの悩みを解決、ノートPC選びに困ったらFMVのCHがイイかも

ライター業という性質上、毎日パソコンと向き合い仕事をしている私。ちょっとした空き時間でもカフェなどで仕事ができるよう、出かけるときもたいていバッグの中にはノートパソコンが入っています。

 

そんなに毎日持ち歩いているものなのに、ノートパソコンのデザイン、特にカラーはなんで無骨なものが多いのでしょう。シルバーやブラック、グレー……。持っていてもう少しテンションが上がる製品はないものか……。

 

そんなときにGetNavi web編集部さんから「FMVの新しいノートパソコンを使ってみませんか?」とお声がけいただきました。今回は、富士通クライアントコンピューティングのFMVから、11月15日に登場した「CHシリーズ」をレビューします。

 

見た目がかわいくてテンションあがる! でも使い勝手もしっかり

CHシリーズが届いて最初に思ったのは「かわいい……」の一言。今回お借りしたのは「ベージュゴールド」というカラーのモデルです。その名の通り、落ち着いたゴールドが特徴なのですが、光の当たり方によってはピンクゴールドっぽく見えたり、シャンパンゴールドのように見えたり。ノートパソコンとしては今まであまり見なかった色で、自分の中でのテンション爆上げです!

 

また、持ち運びの多い私にうれしい、約998gの軽量設計。とても軽く、バックパックはもちろん、肩掛けのトートバッグなどでもラクラク持ち運べるのはGoodポイントです。

 

さらに、満員電車での圧迫や机からの落下を想定した堅牢性試験をクリアしているといいます。ちょっとラフに扱ってもへっちゃら。かわいいのに丈夫なところに意外性を感じます。

↑インターフェイスは左側にHDMI、Thunderbolt対応のUSB Type-C、イヤホンジャック

 

↑右側にThunderbolt対応のUSB Type-Cがもう一つと、USB 3.2が付いています

 

インターフェイスも十分。プレゼンなどで、出先で画面をディスプレイやプロジェクターなどへ映し出すことが多いのですが、HDMIケーブルを変換アダプターなしで接続できるのはありがたいですね。

 

また、Thunderbolt対応USB Type-Cも搭載されていて、対応のディスプレイがあればケーブル1本で外部表示できるので、自宅での作業時にはケーブルがごちゃつかず、デスクがすっきりとまとまりそうです。

 

【キーボード周辺のフォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

カラーのかわいさに目が行きますが、インターフェイスやキーボード、指紋センサーなど、使い勝手もしっかり作りこまれていて、単にかわいいだけのパソコンではないことがわかります。これなら、普段デザイン性を気にして無骨なパソコンを選びたくないという人でも手に取りやすく、かつ使いやすいのではないかと感じました。

 

「寝坊した! オンラインミーティングまであと5分!」でも安心な新機機能「Umore

デザインと使い勝手の良さはおわかりいただけたと思うのですが、ここで私イチオシの機能をおひとつ紹介させてください。

 

私はとことん朝が弱く、目覚ましをかけなければ昼過ぎまで寝ていることもしばしばあります。何回かやっちゃったことがあるんですよね、「やばい! あと5分でオンラインミーティング!」。

 

ですが、FMV CHシリーズなら、ギリギリまで寝ていても大丈夫。それを叶えるのが、FMV独自のAIメイクアップアプリ「Umore(ユーモア)」です。Umoreは、AIが顔を認識し、肌質や顔色を補正。自然なバーチャルメイクもしてくれて、しかも一度設定しておけばいつでも同じメイクアップをしてくれるという機能です。

↑Umoreの効果のイメージ(FMVのサイトより)

 

実践してみようということで、恥を忍んで「寝起きのライター顔」をお見せします。

↑本当のリアル寝起きに撮影してみました。どう見ても寝起きですね……。髪の毛だけやっとのことでなでつけたものの、これでオンラインMTGに出るのはちょっとだけはばかられる気が。いつもはこれに伊達メガネをかけて出席しています。おはずかしい

 

↑そしてこれがUmoreを使用してみた私。上のbefore直後に撮ったのですが、これなら全然大丈夫! ミーティングにも出られます。お肌のアラを滑らかにしてもらい、瞳も心なしか大きく、そしてリップも塗ってもらっています。まるで「おうちにいるときのナチュラルメイク」のよう……

 

うれしいのが、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなど、複数のミーティングアプリを横断してもこの設定が続くこと。いつでも自分の顔はナチュラルメイクが保たれるわけです。なんて安心設計なんだ……。

 

使い方もカンタン。Umoreを起動して、画面下の設定でメイクのスタイルやメイク効果を決めるだけです。これはイイ機能だ……と感じました。

 

持っていてうれしくなる、使ってみて楽しくなるモバイルノート

FMV CHシリーズは、デザイン性の高さで所有欲が満たされ、ついついカフェで自慢したくなっちゃうような仕上がり。そしてUmoreのおかげで寝起きのミーティングだってキレイな自分でいられちゃう。パソコンとしての使い勝手も上々です。

 

私の悩みをとことんクリアしてくれる1台に仕上がっていました。詳しいスペックなどは公式サイトなどをご覧ください。「自分らしいカラーに合った1台」を探しているなら、FMV CHシリーズをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

「デスクトップPCの電源入れにくい問題」を解決! マウスのカスタマイズに「外付け電源スイッチ」追加

マウスコンピューターは、同社のデスクトップシリーズにて、離れたところからPCの電源を入れられる「外付け電源スイッチ」のカスタマイズを開始しました。販売価格は税込2970円。

 

同製品は、「デスクトップPCを机の下に設置したときに屈んで電源を入れなくてはいけない」「セキュリティや展示台スペースの関係でPCを台の下に設置したが、毎回、扉や鍵を開けて電源を入れることが不便」などといった利用者の声から誕生。PCを机の下に設置する場合や、鍵のかかる展示台の中に収納して使用せざるを得ない場合など、本体の電源スイッチへのアクセスが不便なときに手元で電源を入れることができる外付け電源スイッチです。

 

ケーブルは長さ約2mと余裕を持たせており、背面の専用端子に接続することで、離れた場所から電源のスイッチを入れることができます。本体は「電源ON」のみのシンプルな機能に絞ることで使いやすさを追求。電源オン時はスイッチ部分が光るので、電源の状態が手元で確認ができます。

 

対象ブランドはmouse(ミニタワー)、G-Tune(ミドルタワー、フルタワー)、DAIV(デスクトップパソコン)、MousePro(ミニタワー)。各ブランドのデスクトップパソコン購入時にカスタマイズ画面で「【デスクトップパソコンの電源を机上で入れられる!】デスクトップ用外付け電源スイッチ増設」を選択することで、購入可能です。

 

デスクトップPCの背面に専用端子を設置し、電源スイッチのコネクタを差し込むことで使用可能。配線や設定は工場製造時に作業を行い出荷するので、端子に差し込むだけで外付け電源スイッチをすぐに利用できます。

iPadがついにセール初登場!【Amazonブラックフライデー2022情報】PC関連アイテム編

Amazon.co.jpにて11月25日から開催中の「Amazonブラックフライデー」。GetNavi webでは、2022年Amazonブラックフライデーから、気になるセール情報をピックアップ。このページは、PC関連の注目アイテム4点を紹介します。

 

必要十分な性能を持つスタンダードなiPad「2021 Apple 10.2インチiPad 9th gen Wi-Fiモデル」がブラックフライデーの特別価格に。

 

e-Sportsのプレイに最適なゲーム用モニター「I-O DATA ゲーミングモニター 23.6インチ 144Hz EX-LDGC242HTB」も、年初来最安値での登場となります。

 

Amazon限定の、多彩な接続インターフェースに対応する、色再現性の高いIPSモニター「【Amazon.co.jp限定】Dell U2720QM 27インチ 4K モニター」もセールの対象です。

 

Core i5とGTX 1650、144Hz フルHD液晶パネルを搭載したeSports向けノートPC「ASUS ゲーミングPC TUF Gaming F15 FX506LHB」が、PC本体のなかでは特に注目のセールアイテムです。

様々なスタイルで活躍できる“5 in 1”ノートPC! Wi-Fi 6E対応「dynabook V8・V6」

Dynabookは、は、第12世代インテルCPUと、インテル Evo プラットフォームを搭載した13.3型5 in 1プレミアムPenノートPC「dynabook V8・V6」を、11月18日から順次発売します。市場想定価格は「V8」が27万円台半ば、「V6」が24万円台前半です。

↑dynabook V6

 

同製品は、小型ダブルファン冷却システムを搭載するなど、同社が長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術、高速化処理技術を駆使した独自の「dynabookのエンパワーテクノロジー」を適用することで、CPUのハイパワーを持続させ、実力を最大限に引き出し、高パフォーマンスを可能にしています。最新Windows 11(Windows 11 2022 Update)を新たに搭載し、最新OSとの組み合わせで高パフォーマンスが発揮できるよう、ファームウェアやハードウェアとのすり合わせを行い、最適化しています。

↑dynabook V8

 

筐体カラーは様々な場所やシーンになじむ「ダークブルー」を採用。生活様式の変化に合わせて、多様な使い方に対応し、「Pen スタイル」「Monitor スタイル」「Note PC スタイル」「Tablet スタイル」「Flat スタイル」の、5つのスタイルで活用できます。筆圧感知レベル4096のWacom製アクティブ静電ペンを付属しており、手書き入力によるメモのほか、筆圧を変えて線の太さや濃淡を微妙に表現したりといった、繊細な描画などの作業も可能です。

↑dynabook V6

 

最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6E」に対応しており、従来の5GHz帯、2.4GHz帯に加え、新たに解放された帯域である、6GHz帯の周波数が使えることで、電波干渉や混雑や遅延が少なく、より安定した高速通信が行えます。通信環境に合わせて6GHz帯と5GHz帯、2.4GHz帯を交互に組み合わせた通信が行えるため、映像や音声がより途切れにくく、快適な通信が可能です。

↑dynabook V8

ノートPC「LG gram」シリーズから16インチの大画面2in1! 在宅勤務や出張先のお供で活躍しそうな「16T90Q-KA78J」登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の新モデル「16T90Q-KA78J」を発売しました。予想実売価格は28万4000円前後。

 

同製品は16インチの大画面に、最大19.5時間駆動の大容量バッテリーと、約1480gの軽量ボディ、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さを備え、360度回転ヒンジを採用することで、目的に合わせて回転角度を調整し、ノートPCとしても、タブレットとしても使用できる、“2in1”モデルです。

 

「LG Stylus Pen(Wacom AES 2.0)」を付属しており、4096段階の筆圧やペンの傾きを感知して、まるで鉛筆で描いたような繊細で自然な描画が可能。商談中のメモや、外出先でのイラストやグラフィックの編集など、様々なシーンで活用できます。

 

また、これまでのマルチコアとは異なるアプローチの第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーを搭載し、従来の4コアから、合計12にもおよぶコアによって40%近くパフォーマンスが向上。ウェブカメラもHDからフルHD(1920×1080)に強化し、ノイズキャンセリングに対応したマイクも搭載しており、ウェブ会議が増えた時代に合わせた進化が行われています。そのほか、ビジネスでのパフォーマンスやセキュリティ強化のために「LG Glance by Mirametrix」を搭載し、安全性と利便性も高めています。

Windows 11 H22で一部ゲームやアプリのカク付き発生! しばらく様子見すべきかも

米マイクロソフト(以下、「MS」)は、Windows 11の最新バージョン「22H2」で一部のゲームやアプリでパフォーマンスが低下したり、動作が不安定になる場合があることを明らかにしました。つまり、ゲームの表示がカクついたりする可能性があるわけです。

↑ゲームがカクつく原因は?

 

その原因はゲームやアプリ側にあり、ユーザーが使うことが想定されていないデバッグ機能を不注意に有効にしているため。まだ根本的な対策はないものの、現在MSは解決に向けて取り組んでおり、今後のリリースでアップデートを提供することを約束しています。

 

この問題の影響を受ける(トラブルが起こる可能性ある)PCに対しては、Windows 11 22H2へのアップグレードを防ぐセーフガードが適用されるとのことです。それに加えて、すべてが解決するまで「今すぐ更新」ボタンやメディア作成ツールを使って手動で更新しないよう注意を呼びかけています。

 

また不具合が起こっているPCでも、ゲームやゲーム関連アプリを最新バージョンに更新すれば、問題が解決する可能性もあるそうです。もしかすると、ゲームが自動更新されて、知らない内にトラブルがなくなることがあるかもしれません。

 

Windows 11 22H2でゲーム関連のトラブルが起きたことは、今回が初めてではありません。たとえば9月にはNVIDIA製GPUを搭載したPCがインストール後にパフォーマンスが低下したとの報告がありましたが、NVIDIAはすぐに修正プログラムを提供していました。またXboxゲームバーを使ってビデオをキャプチャすると音声が同期しない可能性がありましたが、こちらも解決済みです。

 

Windows 11 H22では数々の新機能が魅力ですが、お気に入りのゲームやアプリが動かなくなっては元も子もありません。もしもアップデートできると通知が来ても、問題が出尽くすまでは様子見した方が無難と言えそうです。

 

Source:Microsoft
via:MSPoweruser

FCCL「FMV」2022年冬モデル6機種発売決定! “もっと自分らしく”を追求したノートPCなど

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、「もっと自分らしく」を追求した13.3型ワイド液晶モバイルノートPCのFMV「CHシリーズ」、大画面と省スペースが特徴の23.8型ワイド液晶オールインワンデスクトップPCのFMV「FHシリーズ」、2シリーズ4機種を発表しました。

 

CHシリーズ(CH90/G3、CH75/G3)は12月中旬、FHシリーズ(FH77/G3、FH60/G3)は11月17日から順次提供を開始。富士通ショッピングサイト「WEB MART」では、カスタムメイドモデル2シリーズ2機種(WC1/G3、WF1/G3)を、11月15日より順次受注開始します。

 

CHシリーズは、画面の周りを限りなく細くし、すっきりとした印象の4辺狭額縁で、従来機種から人気の「ベージュゴールド」「モカブラウン」と、新色「クラウドブルー」の、3色のカラーバリエーションのデザインを採用しています。

 

省スペースの筐体は約998gと、持ち運んで使いやすい軽さで、キーボード面はアルマイト処理をしたアルミニウムを採用。天板・底面には軽量・高強度なマグネシウム合金を採用し、厳しい堅牢性試験もクリアしています。電源ボタンは指紋認証に対応しており、ボタンを押すだけでWindowsのパスワード認証も完了でき、すぐに使用を開始できます。

 

FMV独自のAIメイクアップアプリ「Umore(ユーモア)」を新規搭載。AIが顔を立体的に認識し、肌質や顔色を補正し、自然なバーチャルメイクを施した映像を相手に映すことができます。顔を動かしても、AIが顔の動きを感知・追従して効果を適用。一度設定をしておけばいつでも同じメイクアップを施し、会話アプリを横断して適用されるので、急な呼び出しでも、慌てずにカメラをオンにすることができます。

 

16:10の画面を搭載し、16:9のフルHD(1920×1080ピクセル)に対して、縦に120ピクセル伸びたWUXGA(1920×1200ピクセル)なので、縦に表示できる量が増え、少ないスクロールで情報を得やすくなりました。

 

本体内蔵スピーカーのボックスに海洋プラスチックを使用、本体同梱の添付品袋にバイオマスプラスチック袋を使用、取扱説明書で使用する紙の量を前機種比で約75%削減、梱包用に環境配慮が行われた紙製の緩衝材を使用するなど、環境にも配慮しています。

 

市場想定価格は、CH90/G3が税別22万9800円、CH75/G3が税別18万9800円です。

 

FHシリーズは、フルHDの23.8型ワイド液晶の大画面を搭載した、4辺狭額縁液晶で、スタイリッシュなデザインの省スペース筐体です。本体下のスペースにキーボードやマウスを収納できるので、PC周りをすっきりと片付けることができます。

 

人が近づいたことをセンサーが感知し、Windows Helloで素早く顔認証を行う「瞬感起動(しゅんかんきどう)」を搭載。電源ボタンやマウスなどで操作することなく、スリープから復帰できます。

 

外部ディスプレイとして使用できるHDMI入力端子を搭載しており、ゲーム機や他のPCをつないで、セカンドディスプレイとして利用可能です。

 

FH77/G3はパーソナルテレビとして、地上・BS・110°CSデジタル放送を楽しむことができます。ダブルチューナーを搭載しているので、視聴中に裏番組の録画も可能です。

 

その他、FCCLキーボードマイスターが監修したこだわりの打鍵感が味わえるキーボード、AIエンジンが周囲のノイズを消しオンラインでの会話をサポートする「AIノイズキャンセリング」、対応コンテンツを立体オーディオで楽しめる「Dolby Atmos」、スマホ写真&動画バックアップ、スマホデータ転送、スマホカメラ転送、スマホ音楽再生が可能な「スマホ連携ソフト」、CHシリーズにも搭載されているAIメイクアップアプリ「Umore」などを備えています。

 

市場想定価格は、FH77/G3が税別24万4800円、FH60/G3が税別18万9800円です。

 

カスタムメイドモデルでは、WC1/G3は第12世代CPU「インテル Core i7 プロセッサー」、メモリ16GB、ストレージ容量約1TB SSDやOfficeなし構成などを選択可能。WF1/G3では新たに「インテル Core i5 プロセッサーを選ぶことができ。メモリ最大32GBやテレビチューナーなしなどを自由に選択できます。価格は富士通ショッピングサイト「WEB MART」をご覧ください。

自己修理が可能に! Surfaceの純正パーツが2023年に販売へ

マイクロソフトは自社のノートパソコン「Surface」シリーズの純正修理パーツを、消費者向けに販売するとの意向を明かしました。

↑kasarp studio/Shutterstock.com

 

純正の修理パーツを販売する動きはテック企業各社で広がっており、すでにグーグルの「Pixel」スマートフォンサムスンの「Galaxy」スマートフォンでも、修理業者のiFixitと提携してのパーツ販売が開始されています。

 

iFixitが掲載したマイクロソフトの声明によれば、同社は2023年前半に個人や独立した修理業者向けに、純正部品を幅広く提供する予定とのこと。また、今年の年末までにはSurface Pro 9の完全な修理マニュアルが公開される予定です。さらに、2023年初頭にはより広域な修理ネットワークが、米国の大手小売業者の協力のもと提供されます。

 

またiFixitによれば、今年10月に発表されたSurface Pro 9では、前モデルよりも修理がしやすくなっていることも報告されています。ユーザーによるSSDへのアクセスが可能なだけでなく、バッテリーやディスプレイが取り外しやすく設計されているというのです。

 

現時点ではどのようなパーツが販売されるのかは明かされていませんが、この部品販売プログラムにより、さらにSurface製品が気軽に利用できるようになってほしいものです。

 

Source: iFixit via Engadget

マイクロソフト、PCのパフォーマンスを引き上げるアプリを公開予定!

フリーウェアでWindows PCの性能を引き上げるアプリは珍しくありませんが、なんと米マイクロソフト(以下、MS)公式の「PC Manager」アプリが開発中だと明らかになりました。

↑マイクロソフト公式アプリに関する噂が出てきました

 

本アプリはここ数か月にわたって開発されており、最近パブリックベータ版がMicrosoft Storeに提出されたと報告されています。ただし、一般ユーザーに対しては隠されているようです。

 

主な機能は、まずPCのパフォーマンスを向上させるために必要なクリーンアップ(不要なファイルを削除)を行うこと。またPCの健康状態をチェックできるほか、ストレージの管理、プロセス管理(PCの動作を重くしているアプリの終了など)、ログイン時に自動実行するアプリの選択なども用意されています。さらにPCにウィルス感染などの脅威がないか、スキャンする機能も備わっています。

 

どの機能も、特に目新しいものではありません。たとえばPC Managerをインストールしなくても、[設定]アプリから一時ファイルなど不要なものを削除できます。またWindows 10/11に組み込まれたWindows Defenderを使えば脅威のスキャンも可能です。

 

とはいえ、Windowsのさまざまな設定をいちいち変えるのが面倒な人には、このアプリが役立つはず。PC Managerは、これまでOSのあちこちに散らばっていた整理機能を一箇所にまとめて使いやすくしたものと言えます。

 

もっともMSが批判を受けている点が1つあり、それはPC Managerアプリを通じて自社のEdgeブラウザーをインストールするよう誘導していることです。標準のブラウザーをEdge以外に設定している場合、PC Managerはそれを「潜在的な問題」(Potential Issues)とレッテルを貼り「標準ブラウザーをEdgeに」ボタンまで用意しているのです。

 

もしも技術にそれほど詳しくなければ、間違いなくこの罠にはまるはず。すでにChromeブラウザーなどを標準にしている人は、Edgeに切り替えると元に戻すのに少し手間がかかります。

 

まもなくPC Managerは、Microsoft Storeで公開される予定です。標準ブラウザー変更の罠さえ気をつければ便利に使えそうでもあり、期待して待ちたいところです。

Source:Aggiornamenti Lumia(Twitter)
via:MSPowerUser

パナソニック、本気でモバイル性を追求した新レッツノート「SR」発表

パナソニック コネクトは10月20日、モバイルノートPC「レッツノート」の最新モデル「SR」シリーズを発表しました。個人向けの店頭モデルとWeb直販モデルを用意し、個人向けの店頭モデルは11月11日発売、Web直販モデルは本日予約受付開始で、11月11日ごろのお届けを予定しています。

 

SRシリーズは、「『働く』を自由にする究極のコンパクトモデル」とうたう製品。同社は、コロナ禍を機にリモートワークが普及し、オンラインを前提とした働き方が進んだ一方、対面コミュニケーションによる重要性が再認識され、オフィスのあり方が見直されたほか、オフィスや取引先訪問などに向かう人々が戻りつつあるとしています。

 

そのなかで、リアルとオンラインが融合した働き方をサポートするノートPCが求められると考え、ビジネスに特化したモバイル性と、Web会議などの高付加作業を支える高性能を兼ね備えたSRシリーズを発売するに至ったとのこと。

 

ディスプレイは12.4インチで、解像度は1920×1280ドット、アスペクト比はビジネス向けノートPCとしては主流になりつつある3:2を採用。12.4インチはあまり見慣れないサイズですが、パナソニック コネクトの担当者いわく、ディスプレイはアスペクト比から決め、そこから13インチ台か12インチ台かを検討し、少しでもコンパクトな方がいいということで決まったそうです。

 

本体サイズは約幅273.2×奥行208.9×高さ19.9mm。また、ディスプレイの額縁を5.6mm幅に抑えており、これにより、A4用紙に収まるサイズ感を実現しています。加えて、重量は約859gから、バッテリーは約9.5時間からとなっており、モバイル性を追求したスペックといえます。

 

デザインもこれまでのモデルから刷新。カラーには新しく、トーンを抑えて落ち着いた色の「カームグレイ」を採用しています。また、ベゼルを黒くすることで、ディスプレイ上部のカメラやセンサーを見えにくくし、スマートな印象にしたとのこと。このほか、ベゼルとの配色バランスを図ったキーボードや、マット仕上げのパッドリングなど、細部までデザインを変更しています。

 

一方でレッツノートらしさも残しており、豊富なインターフェイスは健在。HDMI出力、Thunderbolt 4×2、USB 3.0 Type-A×3、有線LAN、SDメモリーカード、アナログRGBをそろえています。

 

ほかにも、最大100kgfの加圧に耐えられる堅牢性や、着脱式バッテリーなど、レッツノートの特徴はそのまま引き継がれています。

 

なお、SRシリーズは新たにAIセンサーによるセキュリティ機能を搭載。離席時に自動でPCをロックするほか、PC画面を第三者に覗き込まれるとポップアップでのぞき見注意と表示されるなど、セキュリティ性も強化されています。このAIセンサーは同社独自のもので、離席時のPCロックは最短で約1~6秒を実現するなど、ほかのセンサーとは違うとのこと。

 

個人向けの店頭モデルのハイエンドに位置する「CF-SR3HFPCR」のスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、タッチパネル付き液晶、LTE(eSIM対応)、約16時間駆動バッテリー、Windows 11 Proという構成。価格は42万1000円(税込み)です。

 

Web直販のハイエンドモデルのスペックは、インテル Core i7-1270P プロセッサー、32GBメモリー、512GB SSD~、5G対応デュアルSIM(nanoSIM+eSIM)、バッテリー約9.5時間~、重量約899g~、Windows 11 Proとなっています。価格は45万3200円~(税込み)です。Web直販モデルではSSDやバッテリーのほか、天板のカラーもカスタマイズ可能。

様々な場所に設置可能な小ささ! 環境負荷低減に取り組んだマイクロサイズのPC「Endeavor ST55E」

エプソンダイレクトは、マイクロサイズのPC「Endeavor ST55E」を発売しました。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類で、参考価格は8万4700円(税込)。

 

同製品は、回路設計の見直しとチューンアップにより、通常時消費電力を従来モデル(Endeavor ST50)の約4.7Wから、約3.8Wまで約19%削減。ストレージに消費電力の低いSSDを採用し、すべてのカスタマイズ構成で「国際エネルギースタープログラム」に適合しています。また、フロントベゼル部分には再生プラスチックを65%以上使用。これらの取り組みによりCO2排出量は約34.5kgで、従来モデルより約10%削減しています。

 

幅約33mm、奥行き約150mm、高さ約150mm(スタンド除く)という小ささを生かし、狭いスペースへの設置も可能。インテル Celeron プロセッサー選択時は、CPUファンレスも選択可能で、CPUファンによる空気の巻き上げが発生せず、ほこりが気になる場所でも使用できます。

 

タッチパネル液晶ディスプレイの背面に、同製品(ブラック)を装着した「タッチパネル液晶一体型PCも同時発売。また、法人向けモデルとして、組み込みシステム向けに提供されているWindows 10 IoT Enterprise LTSC(Windows Embedded OS)を搭載した「Endeavor JS55」も同時発売します。

新型Surfaceが3モデル登場! Pro 9/Laptop 5/Studio 2+のどれを選ぶ?

米マイクロソフトは国内外にて、新型ノートパソコン「Surface Pro 9」「Surface Laptop 5」「Surface Studio 2+」を発表しました。

↑マイクロソフトより

 

上の画像のSurface Pro 9は、キーボードの取り外しが可能な2 in 1パソコン。13インチ/最大120Hz駆動の「PixelSense」ディスプレイを搭載し、タッチ操作やペン入力に対応。ディスプレイ下にはHDカメラや2Wステレオスピーカーが搭載されています。

 

CPUは「Intel EVO」プラットフォームに対応した「第12世代Coreプロセッサー」か、あるいは5G接続が可能なQualcomm Snapdragonベースの「Microsoft SQ 3」プロセッサーが選択可能。どちらでも1日中使えるバッテリー駆動時間を実現しています。

 

Surface Pro 9は10月13日より予約を開始し、11月29日から販売を開始。価格は16万2580円からとなっています。

 

↑マイクロソフトより

 

Surface Laptop 5はディスプレイとキーボードが一体化した、スタンダードなノートパソコン。本体には縦横比3:2の13.5インチ/15インチ「PixelSense」ディスプレイを搭載し、Dolby Vision IQに対応。スピーカーもDolby Atmos 3D空間処理に対応しています。また、Windows Helloによる高速ログインも利用可能です。

 

Surface Laptop 5 は10月13日より予約を開始し、10月25日から販売を開始、価格は15万1580円からとなっています。

 

↑マイクロソフトより

 

Surface Studio 2+は28インチ/縦横比3:2のタッチディスプレイを搭載したデスクトップパソコンで、画面の角度を自由に変更することが可能。タッチやペン入力にも対応しています。

 

CPUにはCore i7 Hプロセッサー、そしてGPUにはNVIDIA GeForce RTX 3060と組み合わせることで、CPU性能が50%、GPU性能を2倍に向上。また、高いセキュリティ基準を満たした「Secured-core PC」にも適合しています。

 

Surface Studio 2+は、10月13日より予約を開始し、11月1日に出荷を開始。価格は71万9180円からとなります。

 

Source: マイクロソフト

ASUSから“ゲーミングChromebook”登場! 144Hzの高リフレッシュレート対応「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip(CX5501)」

ASUS JAPANは、ゲーミングChromebook「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip(CX5501)」1製品2モデルを、10月26日に発売します。

 

同製品は、144Hzの高リフレッシュレート対応のタッチスクリーンディスプレイを搭載した、フリップタイプのChromebook。360度回転可能なディスプレイを自由自在に変形させ、キーボードやタッチパネルを操作して、好みのスタイルでゲームをプレイすることができます。

 

キーボードはゲーミング仕様に「WASD」のキーをカラーリング。機能面ではアンチゴースト機能に対応しています。アンチゴースト機能は、意図しないキーの誤入力を防ぐ機能で、キー操作を正確にゲームに反映することができます。これにより、通常のノートPCよりも多い15キーまでの同時入力に対応しています。

 

CPUには第11世代インテル Core i3-1115G4プロセッサー(CX5501FEA-NA0258)またはi5-1135G7プロセッサー(CX5501FEA-NA0256)を搭載し、メインメモリ8GBとストレージ128GBを搭載。仕事や勉強だけでなく、クラウドゲーミングサービスを介して本格的な高負荷PCゲームタイトルをプレイ可能です。

 

税込価格は、CX5501FEA-NA0258が8万9800円、CX5501FEA-NA0256が11万9800円です。

NEC「LAVIE N15」シリーズからプレミアムなラインナップ! 高性能を追求した上位モデル「N1585/EAL」「N1575/EAシリーズ」発売

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は、家庭向けノートPC、LAVIE N15シリーズのプレミアムモデル「N1585/EAL」「N1575/EAシリーズ」を、10月13日に発売しました。

↑N1585/EAL

 

今回発売された同製品は、CPUには2種類のコアによるハイブリッドアーキテクチャを採用した第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーを搭載。16GB DDR4メモリ、PCle Gen4対応512GB SSDを備え、メモリ、ストレージともに強化しています。

↑N1575/EAL

 

浮遊感のあるスリムボディで、ドロップダウンヒンジのフルフラットデザインが特徴です。ディスプレイは15.6型ワイドスーパーシャインビューLED IPS液晶(フルHD)を採用。静音設計のキーボード・タッチパッドで、快適な操作が可能です。幅広い帯域をカバーするYAMAHAサウンドシステムで、オンライン会議も快適に行えます。

↑N1575/EAR

 

写真・動画編集アプリの「PaintShop Pro 2022」「VideoStudio」や、3か月間無料で各種ゲームが楽しめる「Xbox Game Pass Ultimate」をプリインストール。スマートフォン感覚で使えるModern Standby機能や、指紋認証機能付き電源ボタンも搭載。Wi-Fi 6Eに対応します。

↑N1575/EAW

 

N1585/EALはインテル Arc A350M グラフィックスを搭載。デュアルファンによる冷却・放熱構造で、CPU、GPUの性能を引き出します。N1575/Eシリーズはブルーレイディスクドライブを備え、ディスクメディアによる動画鑑賞やバックアップなどで活用できます。

 

実売価格(税込)は、N1585/EALが28万280円、N1575/Eシリーズが24万7280円です。N1575/Eシリーズのカラーバリエーションは、ネイビーブルー、カームレッド、パールホワイトの3色展開。

GeForce NOWもbox Cloud Gamingも対応! クラウドゲーム向けChromebookが3機種登場

米グーグルは台湾エイサーやASUS、中国レノボと提携し、クラウドゲームに特化したChromebookを3機種発表しました。

↑グーグルより

 

今回発表されたエイサーの「Chromebook 516 GE」、ASUSの「Chromebook Vibe CX55 Flip」、レノボの「Ideapad Gaming Chromebook」は、120Hz駆動の高解像度ディスプレイ、アンチゴースト機能付きのRGBゲーミングキーボード(一部モデル)、Wi-Fi 6/6Eへの対応や強化されたオーディオ機能などが特徴です。また、専用ゲーム機レベルの85ms以下の入力レイテンシーが保証されています。

 

クラウドゲームサービスとしては、NVIDIAの「GeForce NOW」の「RTX 3080」プランに対応。最大1600p解像度や120fpsでのゲームプレイ、レイトレーシング機能をオンにしてのプレイが可能です。さらにWebアプリとして「Xbox Cloud Gaming(ベータ版)」、そして米アマゾンの「Luna」にも対応しています。また、画面にはゲームに簡単にアクセスできる「Everything」ボタンも用意されています。

 

さらに「Works With Chromebook」プログラムとしてエイサーやCorsair、HyperX、レノボ、SteelSeriesなどの周辺機器メーカーと提携し、マウスやヘッドセット、コントローラの動作が確認されています。

 

Chromebook 516 GEは649.99ドル(約9万5000円)、ASUSのChromebook Vibe CX55 Flipは699.99ドル(約10万円)、Ideapad Gaming Chromebookは399.99ドル(約5万9000円)にて、10月から海外にて販売が開始されます。クラウド技術によって(それほど)高価でないノートパソコンでも高品質なゲームが遊べるようになったのは、実に喜ばしいですね。

 

Source: グーグル

さらにコンパクトに、省スペースに! FCCLから分離型デスクトップ2モデルと液晶ディスプレイが新登場

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、個人向けPC・FMV「ESPRIMO(エスプリモ) DHシリーズ」より、液晶分離型デスクトップ「WD2/G3」「WD1/G3」と、さらなる省スペース化を行なったコンシューマ向け27型ワイド液晶ディスプレイ「VL-B2711T3」の受注を順次開始します。

↑VL-B2711T3(27型)

 

WD2/G3は、2nd ストレージ約4TB HDDが新たに選択できるようになった、ハイパフォーマンス分離型デスクトップPC。Windows 11や最新の第12世代CPU「インテル Core i7プロセッサー」、メモリ最大64GB、ストレージ 最大約1TB SSD+約4TB HDDといった構成を選択可能で、富士通ショッピングサイト「WEB MART」限定モデルとして提供します。受注開始は11月中旬を予定しており、12月中旬より提供開始予定です。税込価格は12万9580円~。

↑ESPRIMO WD2/G3

 

WD1/G3は、従来モデルに対し約4割小型化し、約2L筐体(幅55mm×奥行191mm×高さ186mm)から約1.2L筐体(幅51mm×奥行164.5mm×高さ146.5mm)と、さらにコンパクトになった、超小型の分離型デスクトップPC。静音性も高く、動作時でも図書館並みの静かさです。

↑ESPRIMO WD1/G3

 

最新の第12世代CPU「インテル Core プロセッサー」が新たに選択できるようになったほか、メモリ最大32GB、ストレージ 最大SSD約512GB+HDD約1TBといった構成を選択できます。WEB MART限定モデルで、11月下旬より提供開始予定です。税込価格は10万9780円~。

↑ESPRIMO WD1/G3

 

VL-B2711T3は、設置スタンドを小型化し、設置時の奥行を従来モデルから2割削減。ディスプレイを簡単に取り外せるクイックリリース機能付スタンドと、ディスプレイの電源オフ時でも充電可能なUSB給電ポートを搭載しています。11月中旬より受注開始を予定しており、12月中旬より提供開始予定です。税込価格は6万8200円。

↑VL-B2711T3(27型)

第1弾は「モレスキン」ノートブック! VAIO公式Twitter「フォロー&リツイートキャンペーン」実施中

VAIOは、公式Twitterアカウントにて、特別なプレゼントが抽選で当たる「VAIO公式Twitterフォロー&リツイートキャンペーン」を実施しています。

 

同キャンペーンは、VAIO日本発売25周年を記念して行なったSNSキャンペーンが好評だったことから、引き続き実施を決定。10月11日からスタートしており、全5回、合計63名に、毎回異なるプレゼントを用意しています。第1弾では、VAIOストアオリジナルノートブック「モレスキン カスタムエディション for VAIO(ラージサイズノートブック 横罫)」を、抽選で10名にプレゼント。

 

VAIO公式Twitterアカウント「@PressVaio」をフォローし、該当投稿をリツイートするだけで、応募が完了します。第1弾の応募期間は10月20日まで。10月24日~11月2日に第2弾、11月8日~11月17日に第3弾、11月21日~11月30日に第4弾、12月2日~12月11日に第5弾を予定しています。

↑表紙の裏には「VAIO Z」デザイン初期イメージ

 

第2弾以降のプレゼントはVAIO公式Twitterアカウントにて順次発表されるので、ぜひ同アカウントをチェックしてみてください。

↑裏表紙の裏にはキーボードレイアウトイメージ CAD図

ThinkPad誕生30周年の記念モデルが登場! 折りたたみ画面のフォルダブル機にも注目

レノボ・ジャパンは、ThinkPadシリーズの誕生30周年記念モデル「ThinkPad X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Edition」と、ディスプレイが折りたためる2-in-1 PC「ThinkPad X1 Fold」を10月5日に発表しました。

↑「ThinkPad X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Edition」を発表したレノボ・ジャパンの塚本 泰通 執行役員常務

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Editionは限定1000台で、レノボオンラインストアにて10月5日より発売。価格は税込33万円。

 

ThinkPad X1 Foldは10月中旬より予約受付を開始し、11月中旬発売予定。レノボオンラインストアの販売価格(税込)は最小構成時54万2300円~。

 

30周年記念の特別仕様モデル

ThinkPad X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Editionは、ThinkPadシリーズが1992年に誕生してから30周年となる2022年に限定販売される特別仕様モデル。カーボン柄の天板にRGBカラーのThinkPadロゴを採用しており、キーボード面にもRGBカラーのロゴを配しパームレスト部には記念モデルとしてのシルクプリントを施しています。

↑ThinkPad X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Edition

 

さらに、赤いトラックポイントキャップのみならず、記念モデル限定として、青色および緑色のトラックポイントキャップを同梱。記念ステッカーや、ThinkPadの父と呼ばれる内藤在正氏のメッセージを収めたブックレットも同梱されます。また、梱包箱には、竹やサトウキビ由来の堆肥化可能な素材を採用したサステナブルなパッケージを採用しています。

↑ステッカーや限定カラーのトラックポイントキャップなどが同梱される

 

国内販売は1000台限定販売となり、日本独自のJから始まるシリアルナンバーを刻印。すべてNECパーソナルコンピュータ米沢事業場にて生産されます。

 

【主な仕様】

OS:Windows 11 Pro 64bit(日本語版)
プロセッサー:インテル Core i7-1260P
メモリ:32GB
ストレージ:512GB
ディスプレイ:14.0型(2.8K OLED)
インターフェース:USB4(Thunderbolt 4対応)×2、USB 3.2 Gen 1×2、HDMIほか
バッテリー駆動時間:最大約21.7時間(使用状況によって異なります)
本体寸法:約315.6×222.5×15.36mm
本体質量:約1.15kg

 

大画面になったフォルダブルディスプレイ

ThinkPad X1 Foldは、2020年に登場した新シリーズで、ディスプレイが折りたためるのが特徴。今回登場する第二世代モデルは、前モデルより大きくなった16.3型大画面ディスプレイを搭載しており、“持ち歩ける大画面”を実現しています。

↑ThinkPad X1 Fold。左が画面を開いて16.3型にし、ワイヤレスキーボードを装着した状態。右は画面をたたんで12インチにしたもの。

 

アスペクト比4:3の有機ELディスプレイは、2560×2024ドットの高解像度に加え、高輝度600nit、HDR表示に対応。折りたたむことでコンパクトに持ち運べます。

↑16.3インチの大画面が特徴

 

Bluetoothで接続するTrackPoint搭載フルサイズキーボードは、ディスプレイの前に置いての利用はもちろん、本体を折り曲げた状態で液晶部分の下半分に乗せて12型PCのようにも使用可能。画面を横置きにしたランドスケープ、画面を縦置きにしたポートレート、他にもブック、タブレット、クラムシェルなど、用途に合わせてさまざまなモードで利用できます。

↑画面を折りたたみ、下半分の画面上にキーボードを載せれば12インチモバイルとして使用可能。キーボードはマグネットで固定されるのでズレない

 

↑フルサイズのキーボードが付属。ThinkPadを象徴するトラックポイントも備える

 

また、第12世代インテル Coreプロセッサーを搭載し、メモリは最大32GB、ストレージは最大1TBまで拡張可能。さらに、MIL-STD-810Hに準拠した高い堅牢性を誇り、顔認証や指紋認証機能にも対応しています。スタンドとキーボード背面にはクラレの環境配慮型スウェード素材を採用するなど、サステナビリティにも考慮しています。

 

【主な仕様】

OS: Windows 11 Pro 64bit / Windows 11 Home 64bit
プロセッサー:第12世代インテル Core i7/i5
メモリ:最大32GB
ストレージ:最大1TB
ディスプレイ:16.3型 有機ELディスプレイ(2560×2024ドット)、マルチタッチ対応(10点)
インターフェース:Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2 Type-C
カメラ:500万画素
バッテリー駆動時間:最大約14.65時間(使用状況によって異なります)
本体寸法:約W276.4×HD345.7×8.6mm(折りたたみ時)- 約W176.2×H276.2×D17.4mm(収納時)
本体質量:約1.28kg~(本体のみ)、約1.92kg~(キーボード、スタンド装着時)

 

変化するビジネスシーンを支え続けて30年

発表会では、レノボ・ジャパンの執行役員常務である塚本 泰通氏が新製品の説明を行ったほか、新製品にカーボン複合素材を提供した東レの溝渕 誠氏(コンポジット事業部門 部門長)、合成皮革を提供したクラレの熊野 敦氏(クラリーノ事業部 事業部長)、折りたためる有機ELディスプレイ開発を協業したシャープディスプレイテクノロジーの伴 厚志氏(取締役 副社長)が、ThinkPad誕生30周年のお祝いに駆けつけました。

↑左から、レノボ・ジャパン 製品企画部の元嶋亮太マネージャー、クラレの熊野 敦事業部長、東レの溝渕 誠部門長、シャープディスプレイテクノロジーの伴 厚志副社長、レノボ・ジャパンの塚本 泰通 執行役員常務

 

レノボ・ジャパンによれば、ThinkPadは1992年に700Cがデビューしてから30年で累計出荷台数2億台を突破したとのこと。同社の塚本氏は、「ビジネスの成功は時代とともに変化し、PCの使い方も変化し続けているなか、ThinkPadは『オフィスから、仕事を解放するために』という変わらぬコンセプトを掲げてきた。PCがデスクトップにあるのが当たり前だった時代から、オフィスのデスクに座っていなくてもどこでも仕事できることを目指してきたんです」と、ThinkPadのブランドコンセプトを説明。常にビジネスシーンを意識した開発設計思想が根幹にあるとしています。

 

また、2012年に誕生したX1シリーズは、モバイルPCといえば12インチ台が主流だったころにより生産性の高い14インチサイズを提案し、現在までに累計1000万台超の出荷台数を記録しているとのこと。薄型軽量化を進めてこれた背景には、今回紹介された東レやクラレ、シャープといった国内の協業パートナー企業の存在が欠かせなかったそうです。

 

今回発表された2機種は、いずれもビジネス向けPCのトップランナーであるThinkPadの思想を体言しており、ThinkPadファンならずとも気になるモデルとなっています。30周年モデルは1000台限定となっていますので、気になった方はお早めに予約しておきましょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

MSIから9万円以下のゲーミングノート! Amazon限定発売「GF63-10SC-854JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、税込価格9万円以下のリーズナブルなエントリーモデルのゲーミングノートPC「GF63-10SC-854JP」を、10月20日からAmazon限定で発売します。

 

同製品は、薄さ21.7mm、軽さ1.86kgの薄型・軽量デザインで持ち運びやすい、英語キーボードを採用したゲーミングノートPCです。

 

6コア12スレッドタイプのCPU「Core i5-10500H」を採用することで、マルチタスク処理に強いCPU性能と高いコストパフォーマンスを可能としています。GPUに「GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン」を搭載し、オンラインゲームを快適にプレイできるだけでなく、クリエイティブ系ソフトを高速処理できるグラフィックス処理性能を提供します。

 

本体価格は8万9800円前後(税込)。

M2チップ搭載で「MacBook Air」が全面リニューアル! NEXTトレンド予測【家電・デジタル編】

Withコロナがすっかり定着し、新しいライフスタイルやムーブメントが生まれてゆくなか、2022年の下半期はどうなっていく……? これから売れるモノ、流行るコトを各ジャンルのプロたちに断言してもらった。今回は、AppleのノートPC「MacBook Air」をご紹介!!

※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

【新型MacBook Air】 従来の「Pro」に並ぶ性能

私が紹介します!

編集部

松山葉南

本誌オーディオ・ビジュアル担当。ノートPCは取材時などの持ち運びに便利な軽量のモノを選びたい。

内蔵チップの進化に合わせてボディも進化しProと差別化(松山)

【ノートPC】

2022年7月発売

Apple

MacBook Air

16万4800円~(M2チップモデル)

新搭載のM2チップに合わせてソフトもハードも全面的に刷新。ボディにオールアルミニウムを採用し、1.24kgの軽量性と1.13cmの薄さを実現した。「Air」史上最大・最高輝度の13.6インチLiquid Retinaディスプレイを搭載。

 

↑M2チップモデルは8コアCPUと最大10コアのGPUを搭載。電力効率も向上しており、最大約18時間に渡りパフォーマンスを発揮する

 

ヒットアナリティクス

パフォーマンス重視でも選択肢となる性能に

初搭載のM2チップにより、いままでパフォーマンスを重視してProを選ばざるを得なかった人にとっても選択肢となるほどに進化を遂げた。インカメの画素数向上やボディの軽量化も特筆。マグネットでワイヤレス充電できるMagSafeが復活した点にも注目したい。

 

17.3インチの大画面ゲーミングノートPC! リフレッシュレート144Hz対応「G-Tune P7」

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」は、17.3型液晶パネルを搭載し、リフレッシュレート144Hzに対応した「G-Tune P7」シリーズを発売しました。税込価格は22万9900円。

 

同製品は、最新の第12世代 インテル Core i5-12500H プロセッサーを搭載。CPUパフォーマンスでは、第11世代のインテル Core i5-11400H プロセッサーからシングルコアで約16%、マルチコアで約44%性能が向上しています。

 

標準の15.6型よりもさらに画面が大きな17.3型液晶を搭載し、1秒間に画面が144回書き換わるリフレッシュレート144Hz対応の液晶パネルを採用。ミドルレンジクラスのNVIDIA GeForce RTX 3050Ti Laptop GPUを搭載しており、リアルタイムレイトレーシングやDLSS 2.0など、上位グラフィックスが持つ映像処理の機能に対応します。

 

3次元情報を持った音声再生が可能な音響技術「Dolby Atmos」に対応したゲームなどのコンテンツでは、立体的で臨場感あふれるサウンドが体験できます。「Dolby Atmos for Headphones」機能によって、Dolby Atmos対応コンテンツの立体音響を、普段使っているヘッドホンやイヤホンで楽しむことが可能です。

様々な場所や空間に合わせて設置できる! Ryzen 5搭載小型PC「mouse CT6-L」

マウスコンピューターは、mouseブランドから、Ryzen 5搭載の小型PC「mouse CT6-L」を、9月28日に発売しました。

 

同製品は、CPUに、6コア/12スレッド構成で最大4.0GHz動作が可能なAMD Ryzen 5 5500Uプロセッサーを採用。メモリは標準の16GBから最大64GBまで選択可能です。ストレージは標準のM.2 SSD 256GB(NVMe)から最大2TBまで選択でき、さらにHDDを増設することで、Wストレージ構成にすることもできます。

 

本体サイズは約W194×H28×D150mmと小型で、縦置きを可能にするフットスタンドが付属しており(フットスタンド装着時縦置きサイズ:約W73×H219×D153mm)、省スペースで縦置き・横置きの両方に対応でき、さまざまな場所や空間に合わせて設置できます。VESA規格対応マウントも付属しており、VESA規格対応のテレビやディスプレイの背面に設置でき、置きたい場所に合わせて省スペースで使用できます。本体重量は597g。

 

税込価格は10万9800円~で、13万1800円~のMicrosoft Office Personal 2021標準搭載モデルも用意しています。

「インテル」プロセッサーがPentiumやCeleronにとって代わって登場へ

米インテルは現地時間9月16日、新プロセッサーファミリー「Intel(インテル)」が2023年からノートパソコン向けに提供されると発表しました。

↑インテルより

 

これまで「Core」や「ペンティアム(Pentium)」、「セレロン(Celeron)」などさまざまなプロセッサーファミリーを展開してきたインテル。今回のインテルプロセッサーの発表で、PentiumとCeleronは廃止されることになります。

 

インテルによれば、インテルプロセッサーは製品体験をシンプルにし、ユーザーのユーズにあった適切なプロセッサーを選択できるようにする、とのこと。また、インテルはエントリーレベルの製品への搭載が予定されています。なお、フラッグシップ向けのCoreは今後も製品の展開が続きます。

 

インテル製の「インテル」プロセッサーと聞くと、消費者としては若干わかりにくいような印象をうけます。しかし少なくとも、インテルという社名を消費者に印象づけるという意味では、役立つことになりそうです。

 

Source: インテル via 9to5Google

ゲーミング特化の「Surface PC」を準備中? 9月23日に発表かも

米マイクロソフトのSurfaceシリーズは、廉価モデルのGoやProモデル、クリエイター向けのStudioまで、用途に応じて様々なモデルが取りそろえられています。そんななか、初のゲーミングに特化したSurface製品が準備中だとの噂が伝えられています。

↑Surface/Shutterstockより

 

海外ゲームPC情報サイトThe Prime Gamingが報告した仕様によると、ディスプレイは16インチで解像度は2560×1440、リフレッシュレートは165Hz、ドルビービジョン対応でPixelSense Flow Display(Surface Pro 8等にも使われるブランド名)とのことです。

 

そして搭載チップはインテルの第12世代 Core i7-12700H(14コア)とCore i5-12500H( 12コア、2つのオプションが用意。。RAMはLPDDR4xで、16GBまたは最大32GBのどちらか。GPUは、Core i7モデルが最大でNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB、Core i5モデルがRTX 3050 Ti 4GBのディスクリートGPU(CPU内蔵ではない外部GPU)を搭載するそうです。

↑Image:The Prime Gaming

 

ほかストレージは256GB、512GB、1TB、2TBの4種類から選べるリムーバブル(交換できる)SSDを採用。バッテリ駆動時間は、Core i7モデルが通常の使用で最大15時間、Core i5では最大16時間とされています。

 

また外部ポートはUSB 4.0/Thunderbolt 4 Type-C×3、3.5mmヘッドフォンジャック、Surface Connectポートなどを搭載。また無線はWiFi 6とBluetooth 5.1にも対応しているとのことです。

 

ほか筐体の素材はマグネシウムとアルミニウムの合金で、本体カラーはプラチナとマットブラックの2色。さらにゲーマー向け製品のため、Xboxアプリと1ヶ月間のXbox Game Pass Ultimateが同梱されるそうです。

 

これらの仕様は、今どきのゲーミングPCとしては標準的なスペックとも思われます。が、これまでビジネス向けやクリエイターだけに焦点を絞ってきたSurface製品としては、大きな方針転換にはなりそうです。

 

今回の噂が本当であれば、日本時間では9月23日午前0時からのSurface発表イベントでお披露目されるはず。チップがインテル版とArm版の2種類になると噂の「Surface Pro 9」の続報も、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:The Prime Gaming
via:Wccftech

Tensor搭載のPixelbook、ひっそりキャンセルされていた?

米グーグルが開発をすすめていたとされる未発表ノートパソコン「次期Pixelbook」がキャンセルされたことを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。

↑NYCStock/Shutterstock.com

 

Pixelbookはグーグルが2017年に発売したノートパソコンで、OSとしては「Chrome OS」を採用。販売価格は1000ドル(約14万円)と、Chromebookとしては珍しい高級モデルでした。後継モデルとして2019年に「Pixelbook Go」が登場した一方で、2023年にはAndroid OS搭載のタブレット「Pixel Tablet」が投入される予定です。

 

The Vergeによれば、グーグルは次期Pixelbookへと独自プロセッサ「Tensor」を搭載する予定だったとのこと。開発はすでにかなりの段階まですすんでいたものの、「チームの異動とコストカット」のために、計画がキャンセルされたと伝えられています。

 

先日には、グーグルがハイエンドモデルのタブレット「Pixel Tablet Pro」を開発していると報じられたこともあります。独自プロセッサと独自OSをもつグーグルが、ノートパソコンビジネスへと復帰する可能性は十分にありそうです。

 

Source: The Verge via 9to5Google

スチールグレイカラーでスタイリッシュなボディ! エイサー、スタンダードノートPC「Aspire」シリーズ新モデル3機種を発売

日本エイサーは、スタンダードノートパソコン「Aspire(アスパイア)」シリーズより、Aspire 5の新モデル「A514-55-N76Y」「A514-55-N78Y」「A514-55-N58Y」の3機種を、Amazon、Acer Direct 楽天市場店・Yahoo!ショッピング店、Acer公式オンラインストアなどの各ECサイトにて、9月9日に発売します。

 

今回発売となる3機種はいずれも、14インチ、解像度フルHD(1980×1080)のディスプレイを搭載。斜めの角度から見ても鮮明に画面を見ることができる、高視野角の非光沢IPSパネルを採用しています。CPUは、A514-55-N76YとA514-55-N78Yが第12世代インテル Core i7プロセッサー、A514-55-N58Yが第12世代インテル Core i5プロセッサーを搭載。メモリーは、A514-55-N76Yが16GB、A514-55-N78YとA514-55-N58Yが8GB、ストレージは3機種すべて、高速処理を可能にするPCIe接続 512GB SSDを搭載しています。

 

ボディは落ち着いた色合いのスチールグレイカラーで、筐体の重量は約1490g。カバー上部には、シルバーカラーのAcerロゴをあしらっています。ディスプレイを囲むベゼルを狭く設計しており、スクリーン対ボディ比は81.18%。

 

独自の冷却システムとして、複数の冷却モードをサポートするデュアルファンとデュアル銅製サーマルパイプを搭載。冷却モードは、Fn+Fのショートカットキーからサイレント、ノーマル、パフォーマンスの3つに切り替えることができます。人間工学に基づいて、PCの画面を開くと快適にキー入力ができる角度にキーボード面が傾斜するヒンジを採用。タイピングがしやすいだけではなく、底面に隙間ができることで放熱効率も向上しています。

 

Acer TNR(テンポラルノイズリダクション)テクノロジーにより、暗い場所でも画質を調整し、くっきりと映し出すことが可能。AI技術によるノイズリダクションを実現したAcer PurifiedVoice 機能により、周囲の雑音を抑制し、これまで以上にクリアで快適なビデオ会議などを行うことができます。インターフェースは、USB 3.2 Type-Aポート×3、Thunderbolt 4対応で映像出力にも対応したUSB 3.2 Type-CポートやHDMIポート、有線LANポートを備えています。ディスプレイは長時間利用しても目が疲れにくいブルーライト軽減機能 Acer BluelightShieldを搭載。

 

実売価格(税込)は、A514-55-N76Yが14万9800円、A514-55-N78Yが13万9800円、A514-55-N58Yが11万9800円です。

日本HPが個人向けプレミアムノートPC4機種を発表。全機種で有機ELモデルを用意

日本HPは、個人向けプレミアムPCの新製品として、360度回転するヒンジを備えた4機種を発表しました。在宅勤務の普及による仕事とプライベートの一体化、オンラインコミュニケーションの普及など、コロナ禍によるライフスタイルの変化を反映して開発されたというこれらの商品。いずれの機種にも5メガピクセルのカメラが搭載されているほか、有機ELディスプレイ搭載モデルが全機種で用意されているのが特徴です。

 

パフォーマンスにこだわった、GPU内蔵モデル

今回発表された製品のなかで、最も高い性能を備えているのが、「Spectre x360 16-f」。製品名にある通り画面サイズは16インチで、アスペクト比は16:10、一般的な16:9よりやや縦長な画面です。パフォーマンス・パフォーマンスプラスの2モデルがラインナップされており、パフォーマンスプラスはIntel第12世代CPUのハイスペックラインであるPシリーズを採用しています。

 

パフォーマンスプラスモデルでは、画面が有機ELとなっており、外部GPUであるIntel Arc A370Mを搭載します。ゲームプレイですらも可能なスペックで、デザインやイラストなどのクリエイティブな作業をしたいユーザーにおすすめです。なお、どちらのモデルでもHP MPPアクティブペンが同梱されているので、別途買うことなくクリエイティブな作業に導入できます。

↑高級感のあるボディカラー「アッシュブラック」
↑ヒンジが360度回転するコンパ―チブルPCです

 

【SPEC(パフォーマンスプラスモデル)】

  • OS Windows 11 Pro
  • CPU Core i7-1260P
  • GPU Intel Arc A370M
  • メモリ 32GB
  • SSD 2TB
  • ディスプレイ 16.0インチ、解像度3824×2400pix、OLEDタッチディスプレイ
  • ウェブカメラ 5メガピクセル
  • バッテリー駆動時間 最大9時間
  • HP MPPアクティブペン 付属

 

アスペクト比3:2の縦長画面が作業を捗らせる

Spectre x360 16-fより、さらに縦長なアスペクト比3:2の画面を装備しているのが「Spectre x360 14-ef」。こちらは13.5インチとコンパクトなサイズで、質量も約1.39kgと軽く、持ち運びしやすいのが特徴です。スタンダード・スタンダードプラス・パフォーマンス・パフォーマンスプラスの4つのモデルをラインナップしており、全モデルにおいて、CPUはIntel第12世代のUシリーズを採用。Spectre x360 16-fほどではないものの、ホームノートPCとしては十分なスペックです。なお、最上位のパフォーマンスプラスモデルは有機ELの画面を装備。また、HP MPPアクティブペンが全機種に同梱されます。

↑Spectre x360 16-fと同一色の「アッシュブラック」を採用した高級感あふれるボディ(画像のキーボードは英字配列となっていますが、日本では日本語配列のものが発売されます)

 

【SPEC(パフォーマンスプラスモデル)】

  • OS Windows 11 Pro
  • CPU Core i7-1255U
  • メモリ 16GB
  • SSD 1TB
  • ディスプレイ 13.5インチ、解像度3000×2000pix、OLEDタッチディスプレイ
  • ウェブカメラ 5メガピクセル
  • バッテリー駆動時間 最大11.5時間
  • HP MPPアクティブペン 付属

 

バッテリー駆動時間が長い省電力モデル

高スペックラインのSpectreシリーズよりカジュアルなラインナップとなっているのが、ENVYシリーズです。今回はENVYシリーズからも新たに2つの機種が登場しました。「ENVY x360 13-bf」は、Intel第12世代のUシリーズのなかでも省電力タイプのCPUを搭載したモデルです。CPUが省電力タイプゆえに性能はやや限定的ですが、バッテリーの持ち時間が最大15時間(パフォーマンスモデルの場合)と長いのが特徴。スタンダード、スタンダードプラス、パフォーマンスの3モデルがラインナップされ、パフォーマンスモデルとスタンダードプラスでは有機ELディスプレイを採用しています。なお、ENVY x360 13-bfの画面サイズは13.3インチ、そのアスペクト比は16:10となっています。また、HP MPPアクティブペンが同梱されていません。

↑ナチュラルシルバーのボディはカジュアルな印象です

 

【SPEC(パフォーマンスモデル)】

  • OS Windows 11 Home
  • CPU Core i7-1250U
  • メモリ 16GB
  • SSD 1TB
  • ディスプレイ 13.3インチ、解像度2880×1800pix、OLEDタッチディスプレイ
  • ウェブカメラ 5メガピクセル
  • バッテリー駆動時間 最大15時間
  • HP MPPアクティブペン 付属せず

 

現行機種にIntel製CPUが搭載された姉妹機

ENVY x360 15-ew (インテル)は、すでに発売されているENVY x360 15-ey(AMD)のCPU違いの機種。パフォーマンスモデルでは、今回発表されたSpectre x360 14-efのパフォーマンスプラスモデルが搭載しているCPU・Intel Core i7-1260Pを採用しています。また、スタンダート・パフォーマンスの両モデルともに、画面に有機ELディスプレイを採用しているのも特徴。HP MPPアクティブペンが同梱されているので、イラストを描くなどのクリエイティブな用途に使えそうです。画面のアスペクト比は、今回された機種のなかでは唯一16:9を採用しており、解像度はフルHDとなっています。

↑15.6インチでテンキーレスの、広々としたキーボード。タイピングしやすそうな印象を受けます

 

【SPEC(パフォーマンスモデル)】

  • OS Windows 11 Home
  • CPU Core i7-1260P
  • メモリ 16GB
  • SSD 1TB
  • ディスプレイ 15.6インチ、解像度1920×1080pix、OLEDタッチディスプレイ
  • ウェブカメラ 5メガピクセル
  • バッテリー駆動時間 最大10時間
  • HP MPPアクティブペン 付属

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

16インチのChromebook! Lenovo IdeaPad 5iが海外発表

中国レノボは16インチの大画面ディスプレイを搭載したChromebook「IdeaPad 5i」を発表しました。

↑レノボより

 

IdeaPad 5iはアスペクト比16:10/2.5K解像度/120Hz駆動の16インチディスプレイを搭載した、Chromebook。画面輝度は350ニトかつsRGB 100%カバーとなっており、それ以外にもFHD解像度/60Hz駆動、300ニトかつNTSC 45%カバーディスプレイを選択することもできます。

 

プロセッサは第12世代Intel Core i3またはPentium 8505で、4GB/8GB RAM、最大512GBのストレージを搭載。本体にはキーストロークが1.5mmのフルキーボードと、大型トラックパッド、プライバシーシャッター付きの1080p解像度カメラ、デュアル2Wステレオスピーカーを搭載しています。

 

外部ポートにはUSB-C × 2、USB-A × 2、MicroSDカードリーダー、ヘッドフォンジャックを搭載し、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.0に対応。バッテリー駆動時間は最大12時間となっています。

 

IdeaPad 5i Chromebookは550ドル(約7万7000円)にて、9月から海外で発売されます。気軽に大画面が利用できるChromebookとして、本製品は注目されることになりそうです。

 

Source: 9to5Google

あの画面折りたたみPCが進化! 「ThinkPad X1 Fold(2022)」レノボから海外発表

中国レノボは折りたたみディスプレイを内蔵したノートパソコンの第2世代モデル「ThinkPad X1 Fold(2022年モデル)」を海外発表しました。

↑レノボより

 

2020年に発表された「初代ThinkPad X1 Fold」では、折りたたみ可能な13.3インチ/アスペクト比4:3の有機ELディスプレイを搭載。片方の画面にキーボードを表示して通常のノートパソコンとして利用したり、あるいは本体を広げてタブレットとして利用することも可能です。

 

 

今回のThinkPad X1 Fold 2022では、より大画面な16.3インチ/2560×2024ドットの有機ELディスプレイを搭載。大画面なだけでなく、ピーク輝度600ニトでDolby Visionに対応、DCI-P3 100%準拠の高い表示品質を実現しています。また本体にはBluetoothキーボードを接続したり、あるいはスタイラスで手書きメモやお絵描きを楽しむこともできます。

 

プロセッサには第12世代Core i5/i7を搭載。最大32GB RAM/最大1TB SSDを搭載し、バッテリー容量は48Wh(オプションで16Whの拡張も可能)。キーボードには指紋認証センサー、本体には500万画素の顔認証対応カメラを搭載。本体重量はディスプレイのみで1.28kg、キーボードとスタンド込みで1.9kgとなっています。

 

ThinkPad X1 Fold 2022は11月の出荷を予定しており、海外価格は2499ドル(約35万円)となっています。円安の影響もありかなりお高いモデルとなっていますが、画面を自由に折りたためる利便性は、一度体験してみたいものです。

 

Source: Lenovo/YouTube via GSMArena

次期「Surface Pro 9」、製品名は統一、チップはインテル版とArm版の2種類に?

ここ数年、マイクロソフト(以下、MS)の2-in-1 PCは、インテル製チップを搭載した「Surface Pro」シリーズと、Armプロセッサを採用した「Surface Pro X」の2本立てでした。が、2022年秋には2つを「Surface Pro 9」として一本化するとの噂話が伝えられています。

↑Surface Pro 9ではArm版とインテル版の2種類が作られる?(画像はMicrosoft Surface Pro X)

 

MS関連の情報に詳しいWindows Centralによると、同社はSurface Pro 9においてArm版とインテル版の2種類を提供し、Arm版では「Microsoft SQ3」と呼ばれる「Snapdragon 8cx Gen3」のカスタム版を搭載する予定と言われています。

 

ちなみにSnapdragon 8cx Gen3とは、クアルコムがWindows 11向けに提供している最新チップのこと。前世代(Snapdragon 8cx Gen 2)よりCPUのマルチスレッド性能は85%、シングルスレッドは40%、GPUの性能は60%向上したとアピールされていました。

 

第2世代のSurface Pro Xに搭載された「Microsoft SQ2」は、Snapdragon 8cxをベースとしていたため、Surface Pro 9のArm版もかなりの性能アップが期待できそうです。さらにNPU(neural processing unit)AI機能も含まれているとのことで、画像処理も強力となるのかもしれません。

 

かたやインテル版Surface Pro 9は第12世代のCoreプロセッサ、おそらく薄型ノートPC向けのPシリーズを採用し、Surface Pro 8よりも大幅に性能が向上する模様。その一方で、Surface Pro 9にはAMDチップ搭載はないものの、そちらは次期「Surface Laptop 5」(ノートPC型のSurface)に引き続き提供されると述べられています。

 

ほかにも、Surface Pro 9では5G対応モデルがあり、タイプカバー(カバー一体型のキーボード)に新色や新デザインが追加されるとのこと。また、Surface Pro 9本体は大きなデザインの変更はないため、Surface Pro 8やSurface Pro X用のアクセサリー類が使えるようです。

 

MSは今後数週間のうちに、新型のSurface StudioとSurface Laptopと共に、Surface Pro 9を発表する可能性があるとか。最近Surface製品のセールをよく見かけますが、その前ぶれなのかもしれません。

 

Source:Windows Central

コアゲーマー向けハイエンドモデル! 冷却性能が進化したゲーミングデスクトップ「Predator Orion 7000」

日本エイサーは、ゲーミングブランド「Predator(プレデター)」から、ゲーミングデスクトップPC「Predator Orion 7000(PO7-640-N96Z/309)」を発売しました。実売価格は69万8000円(税込)。

 

同製品は、CPUに最新の第12世代インテル CoreTM i9プロセッサーを、グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 3090を採用。高い処理速度と強化されたリアルタイム レイトレーシング技術により、快適にゲームが楽しめます。メモリーはDDR5-4800MHz 64GB、ストレージはPCle Gen4接続1TB SSDを搭載しています。

 

独自冷却システムFrostBlade(フロストブレード)ファンを進化させたFrostBlade 2.0ファンは、前世代から最大66.9%エアフローが向上。特許取得済みのアーク形状を採用し、製品内部を効率的に冷却します。FrostBladeファンやCPUクーラーには1670万色に光るLEDを配備。カラーやエフェクトは、ファン速度の制御やCPU/GPUの発熱状態を確認できる専用画面PredatorSense(プレデターセンス)からカスタマイズ可能です。また、オールインワンタイプの水冷式CPUクーラーを搭載し、冷たい水流と温かい水流を流す2本のチューブ、ポンプ、ラジエーター、ファンの一体型で、効率的にCPU周りの熱を逃がします。水冷クーラーモジュールは、デュアルチャンバーポンプ設計により、冷たい水流と暖かい水流を分離し、放熱性を向上。

 

本体は、黒曜石にようにシックなブラックの筐体で、ティールブルーのPredatorカラーに光るPredatorロゴを製品正面上部に配置。FrostBladeファンは、製品正面に2つと内部に1つの計3つを搭載しています。サイドパネルは、安全規格IEC-62368/IEC-60950の衝撃試験にも合格した、シースルータイプの強化ガラス製パネルを採用。標準搭載の電磁波を遮断するEMI シールドコーティングを施し、他のデバイスからの電磁波の影響を防ぎます。

 

サウンドシステムはDTS:X Ultraに対応(スピーカーやヘッドセットなどが別途必要)。電源の電力変換効率の性能を表す規格は80 PLUS GOLDに準拠しています。有線LANはKiller Ethernet E3100Gの規格に加え、無線LAN規格Wi-Fi 6Eに対応。インターフェースはHDMI出力ポート、DisplayPort出力ポート、USBポート(Type-A、Type-C)などを備えています。

AMDの新CPU「Ryzen 7000」は9月27日に海外発売、約4万1000円から

米AMDは、デスクトップ向けの新CPU「Ryzen 7000」シリーズを9月27日に海外にて発売すると発表しました。価格は299ドル(約4万1000円)からとなっています。

↑AMD

 

今年5月に正式発表されていた、デスクトップ向けのRyzen 7000シリーズ。「Zen 4」アーキテクチャをベースとし、5nmプロセスにて製造されるCPUと、6nmのI/Oコアを搭載。ブースト時の駆動スピードは5GHzを超え、現行モデルの「Ryzen 5000」シリーズと比較し最大29%の性能向上をは果たしています。

 

デスクトップ向けのRyzen 7000シリーズでは、6コア/12スレッドの「Ryzen 5 7600X」、8コア/16スレッドの「Ryzen 7 7700X」、12コア/24スレッドの「Ryzen 9 7900X」、16コア/32スレッド「Ryzen 9 7950X」を用意。それぞれの価格は299ドル/399ドル(約5万5000円)/549ドル(約7万6000円)/699ドル(約9万7000円)となっています。

 

AMDはより廉価なZen 4アーキテクチャのデスクトップ向けプロセッサや、ノートパソコン用プロセッサも来年に投入する予定です。2022年の後半も、インテルの「第12世代Coreプロセッサ」とRyzen 7000シリーズによる、熱いシェア争いが繰り広げられそうです。

 

Source: Engadget

まもなくAMDとNVIDIAのGPUが大幅に値下がり? 現行製品の在庫処分で

昨年はGPU(パソコン用のビデオカード)が品薄で、在庫が見つかっても激しく価格が高騰していました。それが今年に入るとゲーミングPCの需要が落ち着いたうえに、暗号通貨が暴落してマイニング業界も下火になったせいか、あちこちで品余りや値下げが目立つようになっています。

↑供給がスムーズになってきたGPU

 

しかし、最近の値下げでは特に効果がなかったからと、9月にはAMDおよびNVIDIA製品のさらに思い切った値下げやプロモーション、割引が準備中との噂が報じられています。

 

現在GPUの在庫がダブついていることは、ほかならぬNVIDIA CEOのJensen Huang氏も認めていることです。ゲーミングPC用のRTX 40シリーズ発売前に、RTX 30シリーズの在庫がさばけていないことや、それを解消するために現行世代のGPUを値下げしてパートナー企業に供給すると述べていました。

 

さて最新のレポートは、中国のIT情報サイトMyDriversが台湾の業界関係者やメディアを引用して報じていることです。それによれば、第1弾の値下げではAMDとNVIDIAおよびパートナー企業が望んでいたほど在庫が解消していない、とのこと。

 

そのため9月から第2弾の値下げを準備中であり、値下げ幅は「これまでの努力をはるかに上回る」と伝えられています。

 

上記のHuang氏は、現行世代のGPUを値下げするのは、次世代GPUの在庫スペースを空けるためだと述べていました。しかし、MyDriversが関係者に聞いたところ、GPUを買いたい人は値下げが十分ではないと感じ、新世代のGPUを発売してもらいたい、見てみたいと思ってお金を使わず待っている人も多いようです。

 

こんな状況のもとでは、現行のGPUは相当な値下げをしないと、新製品待ちの人には見向きもしてもらえなさそうです。ともあれゲーミングPC用のGPUを安く買いたい人は、ひとまず9月まで待ってもいいかもしれません。

Source:MyDrivers
via:Wccftech

なぜ「Windows 8」で起動音が鳴らなくなったのか? 元マイクロソフト社員が真相を明かす

なぜかWindows 8(2012年発売)では、20年以上も伝統になっていた起動音が消えていました。Windows 11では復活し、実はWindows 10でも設定を変更して鳴らすことができます。

↑なぜ起動音は鳴らなくなったのか?

 

では、Windows 8の起動音はどうなるはずだったのか? どうして消されてしまったのか? その開発に当たった元マイクロソフト(以下、MS)の社員が、YouTube動画ですべてを明かしています。

 

このJensen Harris氏は、かつてWindowsユーザーエクスペリエンスチームでプログラム管理ディレクターを務めていたことがあり、Windows 8開発の舞台裏にいた人。新たな動画でHarris氏が明かした「消えたWindows 8の起動音」は、実はWindows 10や11と同じく初期設定では鳴らないだけで、データとしてはWindows内に残されていました。

 

なぜMSは起動音を消してしまったのか? Harris氏によると、当時はWindows on ARMでモバイルPCをもっと広めようとしており、さまざまな場所で邪魔にならないように配慮されたからとのこと。特にコーヒーショップでノートPCを起動するときに、気が散る音を減らすための工夫だったと語られています。

 

のちにHarris氏は起動音を削除したことを悔やんだものの、その頃にはデフォルトで有効に戻すには遅すぎたとか。特にARMチップ向けWindows 8は、大幅に最適化するために、サウンドをRAMに読み込んだり、起動プロセスの早い段階で音を鳴らすコードもすべて削除したりする必要があったとのことです。もしも起動音を追加すると、起動は1秒長くなり、RAMの使用量も増えて、ストレスが大きくなってしまった模様。

 

そのため表向きはオフにしておき、サウンドのデータは残しておいたそうです。お手元にWindows 10や11のPCがある場合、C:\windows\media内にあるWindows Logon.wavファイルを開けば、この隠しサウンドを聴くことができます。

 

そもそも某コーヒーチェーン店にノートPCを持ち込むときは、サウンドをオフにしておくもので、起動音への気配りはあまり必要ではなかったはず。とはいえ、Windows 8の当時はさほど性能が高くなかったWindows ARM PCを1秒でも早く起動するためには、些細な要素も削らざるを得なかったのかもしれません。

 

Source:Jensen Harris(YouTube) 
via:The Verge

スタイリッシュ×コンパクトモデルから、ゲームやクリエイティブに最適なモデルまで! ASUS、ノートPC全4製品9モデルを発売

ASUS JAPANはノートPCの新製品として、「ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZA」シリーズと、「ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZM」および「ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZC」「ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500」シリーズを、それぞれ発売しました。

 

ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZAは、14型の有機ELディスプレイと、第12世代インテル Core プロセッサーシリーズを搭載した、薄型軽量モデル。

↑ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZA

 

最新のインテル Evo プラットフォームに準拠した、第12世代インテル Core i7-1260Pプロセッサー、または、第12世代インテル Core i5-1240Pプロセッサーを、軽さ約1.39kgのコンパクトな筐体に搭載しています。

 

タッチスクリーンに対応しながらも、極薄ベゼルで画面占有率は約89%。通常と比べ縦への作業領域を広く確保する、アスペクト比16:10の2.8K有機ELディスプレイを採用。天板部分には新しいASUS Zenbookシリーズに使用されている「Aモノグラム」をスタイリッシュに配置しています。

 

ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZMは、第12世代インテル Core i7-12650Hプロセッサーと、NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載。冷却性能ではゲーミングパソコンにも匹敵する6つのヒートパイプとデュアルファンとASUSアンチダストトンネルを搭載しています。

↑ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZM

 

ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZCは、第12世代インテル Core i7-12650Hプロセッサーと、NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPUを搭載。ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500シリーズには最大AMD Ryzen 7 5800H 8コア/16スレッド モバイル・プロセッサー + Radeonグラフィックスと、最大NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載しています。

↑ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZC

 

今回発売されるASUS Vivobook Proシリーズは、すべてのモデルに、リフレッシュレート120Hzで応答速度0.2msの、アスペクト比16:9の2.8K有機ELディスプレイを採用。ゲームプレイにも最適です。

↑ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500

 

税込価格は、ASUS Zenbook 14 OLED UX3402ZAが14万9800円~、ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZMが19万9800円、ASUS Vivobook Pro 15 OLED K6500ZCが17万9800円、ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500シリーズが15万9800円~です。スペックの詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

リニューアル&新モデル追加! マウスのクリエイター向けPCシリーズに、新たにノートPCとデスクトップPCが登場

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」より、15.6型ノートPC「DAIV 5N」シリーズのリニューアル発売と、「DAIV Z3」シリーズにインテル Arc A380 グラフィックスを搭載したデスクトップPC(DAIV Z3-A380)の追加発売を行いました。

 

リニューアルしたDAIV 5Nは、最新の第12世代インテルCore i7プロセッサー、GeForce RTX 3060 Laptop GPUを搭載し、従来製品に比べ、シングルコア性能が約15%、マルチコア性能が約9%向上。高解像度の画像や映像の、描画やフィルター処理を高速化することができます。

 

「Thunderbolt 4」で40Gbpsの高速なデータ転送が可能なほか、外部モニタへの出力が可能。「PCIe Gen4×4」にも対応しており、高解像度写真現像時などのストレージ起因による遅延を軽減し、より作業時間を短縮することができます。税込価格は26万9800円。

 

DAIV Z3-A380は、インテル Core i7-12700 プロセッサーを搭載した「DAIV Z3-A380(プレミアムモデル)」と、インテル Core i5-12400 プロセッサー搭載のDAIV Z3-A380の、搭載CPUが違う2モデルを展開。最新の第12世代インテル Core プロセッサーは、Performance-CoreとEfficient-Coreの性能の違う2つのコアを組み合わせた、従来とは全く異なる構造を持ち、第11世代インテル Core プロセッサーと比較し、大幅に性能が向上しています。

 

インテル Arc A380 グラフィックスと第12世代インテル Core プロセッサーを組み合わせることで、インテル ディープ・リンク・テクノロジーが利用可能。ハイパーエンコードにより、エンコード作業が、インテル UHDグラフィックスのみの場合と比較して、約40%短縮されます。

 

クリエイターの利便性を第一に設計したケースは、5インチオープンベイ×3、3.5インチオープンベイ×1を有し、オプションとして、光学ドライブやリムーバブルハードディスクベイなどの、幅広いカスタマイズが可能。フロント上段のオープンベイは、マグネット式の着脱型フロントパネルで格納でき、USB3.0やオーディオなどのI/Oポートはあえてカバーを設けず、オープンレイアウトを採用しています。

 

また、ケースはスタジオやオフィス内での移動を想定し、移動がしやすいように本体上部にハンドル、本体後方下部にキャスターを標準装備。ハンドル部と本体を繋ぐ部分を板金補強しており、PCの総重量を気にすることなく持ち上げることが可能です。キャスターはボールベアリングを採用し、軸の磨耗が少なく、スムーズに移動できます。税込価格はDAIV Z3-A380(プレミアムモデル)が22万9900円、DAIV Z3-A380が17万9800円です。

自分で修理もできる! エイサーがChromebook「Vero 514」を新発売

台湾のエイサーは、ユーザー個人などが自ら修理やアップグレードをすることができるChromebook「Vero 514」を海外向けに発表しました。このような製品は同ブランドにとって初めてです。

↑修理する権利と環境に配慮した「Vero 514」(画像提供/エイサー)

 

Vero 514はアップグレードや修理のために、本体を簡単に開けることが可能。個人や企業がRAMの増量などを行うことができます。

 

本体スペックについては、Intel Iris Xe グラフィックスを搭載した第12世代のCoreプロセッサを使用し、10時間のバッテリー持続時間を実現。ディスプレイは14インチ/1920 x 1080ドットで、最大RAMは16GB、最大内蔵ストレージは256GBです。本体は「MIL-STD-810H」に準拠したタフネスボディになりました。

 

また、Vero 514はメインシャーシに30%、キーキャップとスピーカーに50%の再生プラスチックを使用するなど、エコに配慮。内部ファンと特徴的な「OceanGlass」トラックパッドには、海洋由来のプラスチックが使用されています。

 

Vero 514は米国では10月に499ドル(約6万8000円※)で、その他の国では11月から599ユーロ(約8万2000円)で発売される予定。

※1ドル=約136.8円で換算(2022年8月25日現在)

 

Chromebookは廉価な教育機関向けの製品がイメージされますが、Vero 514はそこに修理/アップグレードやエコ重視などの要素を盛り込み、現代のトレンドを反映したノートパソコンと言えそうです。

 

Source: 9to5Google

軽量薄型ながら耐久性も備えたウルトラスリム! レノボ「Yoga Slim 770i Carbon」

レノボ・ジャパンは、ウルトラスリムノートPC「Yoga Slim 770i Carbon」を、9月2日に発売します。

↑左がタッチパネルモデル(ムーンホワイト)、右がノンタッチパネルモデル(オニキスグレー)

 

同製品は、トップカバーにカーボンファイバー素材を採用した13.3型ウルトラスリムノートPCです。質量は約972.7g(マルチタッチ対応モデルは約988.3g)と軽量ながら、MIL-STD-810Hに準拠した高い堅牢性も持ち合わせています。

 

3層サーマルコートを施したボディは、指紋がつきにくく、簡単に拭き取れます。PureSightディスプレイに対応し、2.5Kの解像度でアダプティブリフレッシュレートは90Hz。110%sRGB、400nitの輝度、ブルーライト低減機能などを備えています。

 

CPUには最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載し、インテル Evoプラットフォームに準拠。Fn+QキーでCPUのパワーをコントロールできるSmartPowerに対応。大型のタッチパッドを採用し、筐体の端までキーボードスペースを広げています。

 

タッチパネルモデル(ムーンホワイト)のほか、ノンタッチパネルモデル(オニキスグレー)も、オンラインストア限定で同日発売。タッチパネルモデルの市場想定価格は20万3280円(税込)~、ノンタッチパネルモデルの価格は18万円(税込)前後です。

ついに日本でもWindows 11がAndroidアプリに対応! Insiderプログラムで提供開始 

米マイクロソフトは18日(米現地時間)、日本国内向けのWindows 11 Insiderプログラムでも、Androidアプリが使える機能を提供することを発表しました。この機能は2021年後半に米国にてInsider向けに提供が始まり、今年2月には米国の一般ユーザー向けプレビュー版が公開。日本にも提供が予告されていましたが、ようやく実現したかっこうです。

↑Image:Microsoft

 

Windows 11上でのAndroidアプリの利用は、Google PlayストアではなくAmazonアプリストアを通じてとなります。すでにKindleやAudibleのほか、ロードモバイルやKhan Academy Kidsなどのアプリがダウンロードできます(地域により利用できるアプリは違う可能性あり)。

 

Androidアプリを使うためには、Windows Subsystem for Androidの要件を満たし、Windows 11 Version 22H2以降を搭載したPCが必要となります。

 

具体的にはプロセッサーはインテルのCore i3 第8世代以降ないしAMD Ryzen 3000以降、クアルコム製はSnapdragon 8c以上、RAMは8GB以上(推奨は16GB)、それにストレージはSSDが必須です。より詳しくは、こちらでご確認ください

 

この条件を満たした上で、Microsoftストアをバージョン22206.1401.6以降にアップデートして、最新版のAmazonアプリストアをインストールすると使えます。またトラブルがあった場合は、フィードバックを提出するよう呼びかけられています。

 

Windows 11でのAndroidアプリ動作は、GoogleもGoogle Playストアの対応予定を発表済みで、すでに香港・韓国・台湾でベータテストが行われていますM1やM2チップ搭載MacでもiPhoneやiPadアプリ(の一部)が動きますが、今後ますますPC上でモバイルアプリが使いやすくなりそうです。

Source:Microsoft

「古いノートPCで懐かしのヒット曲を再生するとクラッシュ」が本当だったと判明!

ある懐かしのヒット曲をかけると、古いノートPCのハードディスク(以下「HDD」)がクラッシュした……とは都市伝説のような話ですが、マイクロソフト(以下「MS」)の技術者がこの話を本当だと言ったことで信ぴょう性が高まっています。

↑なぜクラッシュする!?

 

今週初め、MSのソフトウェアエンジニアのRaymond Chen氏は、今週初めに公開されたブログ記事で、この問題を調査したところ真実だったと報告しています。

 

どういう話かといえば、具体的には5400rpm(1分間に5400回転)のHDDを使うWindows XP時代のノートPCで、米国のシンガーソングライターであるジャネット・ジャクソン氏が1989年に送り出した「リズム・ネイション」を再生すると、強制的にクラッシュする可能性があるというものです。

 

さらに公式CVE ID(共通脆弱性識別子。米政府から資金援助を受けたMITRE社が管理)として「CVE-2022-38392」が発行されたことで、ますます信用できる話となっています。

 

Chen氏によると、この問題はもともと「ある大手コンピュータメーカー」が発見したもの。この曲を再生しているノートPCだけではなく、近くにある他のノートPCもクラッシュしてしまうことがあるそうです。

 

なぜ、こんな現象が起きるのか? それは「リズム・ネイション」には、HDDが持つ「固有振動数」が含まれており、共鳴現象が起こってしまうためのようです。日常でもマイクで話しているとキーンと音が鳴ったり、バラエティ番組に「歌声でワイングラスを割る人」が出ていたりしますが、あれらも共鳴現象により起こっているわけです。

 

しかし、問題となった特定モデルのHDDは無名のメーカー製で、どのノートPCに積まれているかも分からないため、他の人が再現することも難しくなっています。CVEには「2005年頃にノートPCに搭載された、ある5400RPMのOEMハードドライブ」とあり、一次ソースとしてChenの投稿にリンクされているだけ。つまり、ほとんど手がかりがない状態です。

 

当時のPCメーカーもこの問題を認識しており、要はオーディオ再生時に故障の原因になる周波数を検出して除去する対策をしていた企業もあるそうです。もちろん、対策されないまま隣で再生された他社製ノートPCはクラッシュしていたはずですが、この曲の人気がその後は下がったおかげか、広く知られることはなかったようです。

 

とはいえ、「リズム・ネイション」を再生しなくても油断はなりません。Chen氏は参考資料として、サーバーラックに向かって叫ぶことでHDDの動作に干渉している男性のYouTube動画を紹介しています。古めのノートPCをお持ちの方は、とりあえず近くで歌ったり叫ばないことをお勧めします。

 

Source:Microsoft
via:Ars Technica

約880gの超軽量! 14型ノートPC「ASUS ExpertBook B9 B9400CBA」発売

ASUS JAPANは、ビジネス向けノートPCシリーズの「ASUS ExpertBook」から、Windows 11 Homeを採用した「ASUS ExpertBook B9 B9400CBA」の一般向け製品6モデルを発売しました。

 

同製品は、14型ノートPCながら幅320mm×奥行き203mmと小型で、33Whのバッテリーを搭載した最軽量モデルで約880g、66Whのバッテリーを搭載した約1005gという軽さが特徴。徹底した省電力設計により、最長約20.2時間のバッテリー駆動が可能です。

 

2つの高性能コアと8つの高効率コアで計10コアを内蔵した第12世代インテル Core i7-1255U プロセッサーとインテル Core i5-1235U プロセッサーを搭載し、ストレージは最大4TBの大容量SSDストレージを高速なPCI Express 4.0×4接続で搭載しています。

 

Windows Helloに対応した顔認証機能と指紋認証機能を搭載しており、人目の多い外出先などでパスワードを手入力する必要がありません。近接センサも搭載し、例えばユーザーがノートパソコンの正面から離れると、センサが無人である事を検出し、一定時間経過後に自動的にディスプレイの輝度を下げ、Windowsをロックすることもできます。ユーザーがノートパソコンの正面に戻るとディスプレイの輝度は自動的に標準の明るさに戻り、ロックされている場合は、顔認証機能で自動的にWindowsにログインできます。

 

スピーカー周辺のノイズを除去するアップストリーム機能と、会話の相手からのノイズを除去するダウンストリーム機能が含まれている、ASUS双方向AIノイズキャンセリングテクノロジーにより、環境音や周囲の音を効果的に除去でき、ビデオ会議などをクリアな音声で行うことができます。

 

アダプターやケーブルなどを格納するアクセサリーボックスは梱包への使用だけでなく、特殊な折り畳みデザインとなっており、本体の下に置いて使用することで本体の角度を使いやすいように手前に傾けることができます。

 

税込価格は、B9400CBA-KC0218WSが39万9800円、B9400CBA-KC0203WSが25万9800円、B9400CBA-KC0203Wが23万9800円、B9400CBA-KC0282WSが34万9800円、B9400CBA-KC0207WSが21万9800円、B9400CBA-KC0207Wが19万9800円。

抗菌ボディ採用! 家でもカフェでもキャンパスでもオフィスでも快適に使える「dynabook S6」「dynabook M7・M6」新発売

Dynabookは、モバイルノートPC「dynabook S6」「dynabook M7・M6」を、8月19日より順次発売します。

↑dynabook S6

 

dynabook S6は、フットプリントを従来商品の約86%まで縮小し、さらにコンパクトで軽量化を実現した13.3型スタンダードモバイルノートPC。実売予想価格は税込17万5780円です。

 

dynabook M7・M6は、画面の見やすさや拡張性の高さをコンパクトボディに凝縮しながら、従来製品より小さく持ち運びやすくなった14.0型ホームモバイルノートPC。実売予想価格はM7が税込19万7780円、M6が税込15万3780円です。

↑dynabook M7・M6

 

いずれも最新の第12世代 インテル CPUを搭載し、CPUのハイパワーを高次元で安定的に持続させる「dynabook エンパワーテクノロジー」を適用させることで、負荷のかかる作業も快適に行うことができます。キーボードをはじめ、PC本体(電源ボタン、ゴム突起部、カメラシャッター、dynabookロゴ、定格銘板を除く)に抗菌加工を施した抗菌ボディを採用しており、清潔・快適なPC利用状態を保つことが可能です。

薄型軽量で耐久性も◎! カーボンニュートラル認証ノートPC「Yoga Slim 970i」

レノボ・ジャパンは、ウルトラスリムノートPC「Yoga Slim 970i(ヨガスリム キュウナナゼロアイ)」を8月19日に発売します。税込価格は29万円前後。

 

同製品は、カーボンニュートラル認証を取得したノートPC。同製品の使用にともなうCO2排出量を販売価格に算入しており、購入と同時にオフセットすることが可能。企業の環境目標達成にも有効です。

 

天板に3D曲面ガラスを採用したなめらかなエッジデザインを採用し、アスペクト比16:10の14型パネルは、PureSightディスプレイに対応。4K OLEDディスプレイを搭載し、Dolby Vision、10bitカラー、125%sRGB、DisplayHDR 500 TrueBlack、400nit、ブルーライト低減機能などを備えています。Bowers & Wilkinsのスピーカーは、鮮明な高音と繊細な低音で臨場感のあるサウンドを楽しめます。

 

CPUには第12世代インテル Core プロセッサーを搭載し、インテル Evo プラットフォームに準拠。SmartPowerにも対応しています。そのほか、FHD MIPIカメラ、eプライバシーシャッターを搭載。最大約12.2時間駆動のバッテリーは急速充電も行え、15分充電で約2時間の使用が可能です。

クリエイター向けノートPC「DAIV 4N」シリーズがリニューアル! 最新の第12世代CPU&GeForce GTX 1650採用

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」の、14型クリエイター向けノートPC「DAIV 4N」シリーズのリニューアルを行いました。税込価格は19万9800円。

 

同製品は、搭載CPUを最新世代のインテルCore i7-1260Pへと変更し、マルチコア性能が約113.3%向上したことで、写真現像の処理時間を約36.5%短縮。グラフィックスにはGeForce GTX 1650を採用することでレンダリング性能を強化し、従来製品と比較して動画エンコード時間を約46.6%短縮しており、写真編集だけでなく動画編集や、CG制作といったシーンにも活用できます。

 

「Thunderbolt 4」で40Gbpsの高速データ転送が可能なほか、デイジーチェーンで対応のモニターや、外部ストレージを複数台数珠繋ぎにすることができ、1ポートで多くの機器を接続することが可能。Thunderbolt 4端子はUSB PD機能に対応し、汎用のUSB PD充電器を使用できます。また、BTOカスタマイズでの高速なデータ転送が可能なPCIe Gen4ストレージの搭載に対応しており、高解像度写真の現像時などのストレージ起因による遅延を解消し、より作業時間の短縮が可能です。

画面比率16:10の16型モデルから、マウス付属モデルまで! ASUSがChromebook新モデルを3種同時発売

ASUS JAPANは、Chromebook3モデルを、8月10日に発売しました。

 

今回発売となったのは、360度回転可能なタッチパネルディスプレイを搭載したChromebook「ASUS Chromebook Flip CX5(CX5500)」「ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400)」の新モデルと、画面比率16:10のディスプレイを搭載した16型Chromebook「ASUS Chromebook Flip CX5(CX5601)」。

↑左から、ASUS Chromebook Flip CX5(CX5500)、ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400)、ASUS Chromebook Flip CX5(CX5601)

 

ASUS Chromebook Flip CX5(CX5500)は、5.56インチの大型タッチパッドと、様々なインターフェースを用意しており、HDMIポートとType-Cポートを使用すれば、複数の4Kディスプレイへの映像出力も可能です。現在発売中のインテル Core i5 プロセッサーを搭載しているモデルに加え、今回発売モデルではインテル Core i3 プロセッサーとストレージ128GBを搭載し、バッテリー駆動時間を約13時間まで拡大し、使用用途に合わせて最適なモデルを選べます。税込価格は10万4800円。

 

ASUS Chromebook Flip CM1(CM1400)は、CPUにAMD 3015Ceプロセッサーを搭載。ビデオ会議に便利なインカメラに加え、キーボードの横にアウトカメラも搭載しており、タブレットスタイルでの使用時は、スマホのように画面を見ながら撮影することが可能です。同モデルには、USBマウスも付属しています。税込価格は6万9800円。

 

ASUS Chromebook Flip CX5(CX5601)は360度回転可能な16型タッチスクリーンディスプレイを搭載し、大きな画面をタブレットとしても使用できます。画面比率は16:10となり、通常の画面比率が16:9のディスプレイと比べ、縦方向の作業領域がより広く確保されています。CPUには最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載し、動画やゲームだけではなく、幅広い用途で使用可能なハイエンドモデルのChromebookです。税込価格は9万9800円。

MSI、“ウルトラハイエンド”ゲーミングノートPCを8月25日に発売! 薄型・軽量ゲーミングノートPCも8月12日に発売

エムエスアイコンピュータージャパンは、ゲーミングノートPC「GE77HX-12UHS-092JP」を8月25日に、「GS66-12UHS-295JP」を8月12日に発売します。税込価格はGE77HX-12UHS-092JPが72万2000円前後、GS66-12UHS-295JPが54万円前後。

 

GE77HX-12UHS-092JPは、CPUに第12世代「Core i9-12900HX」、GPUに「GeForce RTX 30」シリーズの「GeForce RTX 3080 Ti Laptop GPU」を搭載した“ウルトラハイエンドモデル”。内部構成はメモリ64GB(32GB×2)とSSD 2TBを搭載。

 

ディスプレイには「滑らか表示4Kディスプレイ(120Hz)」を採用。一般的な4Kディスプレイ(60Hz)と比べ、2倍の回数映像更新を行うことで4K解像度でもより滑らかでスムーズな映像表示が可能。DCI-P3相当の広色域に対応します。

 

そのほか、“ただ冷やすだけでなく、性能を加速(ブースト)させる”ノートPC内蔵強冷クーラー「Cooler Boost 5」、高い熱伝導率を持つ「Phaze Change サーマルパッド」をCPUの熱伝導材に採用、次世代拡張ポート「Thunderbolt 4 Type-C」、高耐久性とRGBライティング機能を備えたSteelSeries Per-Key RGBゲーミングキーボードなどを搭載しています。

 

GS66-12UHS-295JPは、CPUにはハイブリッドコアアーキテクチャを採用してパワフルなPコアと省電力なEコアを備えた「Core i9-12900H」を採用。GPUは薄型ゲーミングノートPC向けGPU「GeForce RTX 3080 Ti Laptop GPU」を搭載。薄さ19.8mm、軽さ2.1kgの薄型・軽量デザインが特徴です。

 

CPUとGPUから発生する熱をより効率的に排出し、高パフォーマンス状態を安定的に維持するため、7本のヒートパイプと3基のファンを組み合わせた薄型ノートPC内蔵強冷クーラー「Cooler Boost Trinity+」を採用。

 

前述のGE77HX-12UHS-092JP同様、ディスプレイには「滑らか表示4Kディスプレイ(120Hz)」を採用。DCI-P3相当の広色域に対応しています。

「愛されるPC」とはどんなPC? 「VAIOの25年とイマ」を語り尽くす編集部座談会

いまや日常のツールとなったPCですが、かつては先進的なワークスタイルを持った人が追いかける「憧れの存在」でした。例えば1997年に、個性的なカラーリングとソニーならではのAV性能を持つ「PCV-T700MR」を投入したVAIOのように。VAIOは、その挑戦的なモノ作りで多くのPCユーザーに「愛されてきた」といって過言はないでしょう。

 

その後、進化を遂げたPCは、あって当たり前のものになりましたが、いま「愛されるPC」とはどんなPCなのでしょうか? 本記事では、多くのユーザーから愛されてきたVAIOの変遷を追い、現在の在り方をゲットナビ編集者&ライターで議論。約200名のPCユーザーを対象に行ったVAIOのイメージアンケートを元にVAIOの本質と「愛されるPC」の正体に迫ります。

 

↑写真左がGetNavi webのデジタル担当・玉造、写真右が同じくデジタル担当・西牧、中央が筆者。3人で最新モデルから過去の名機まで語り合った

 

【トークテーマ1】VAIOのイメージは「有名」「高品質」が圧倒的。そのイメージはどう作られた?

 

玉造:さて、これからVAIOのPCについて触れていくわけだけど、まずは最新モデルについて知っておきましょうか。

 

西牧:そうですね。今年の6月に「VAIO SX14」と「VAIO SX12」の最新モデルが発表になりましたね。

 

●VAIO SX14

軽量性と大画面の両立を追求した14.0型ワイドモバイルノートPC。ハイエンドモデルでは、最新の第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーに加えて、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Home(64ビット)などビジネス・プライベートともに活躍する機能・性能を十分に搭載した仕様となっています。14.0型ワイドディスプレイは4K対応で、動画や映画などエンタメコンテンツ鑑賞にも最適。ディスプレイはタッチ対応も選択可能となっています。

 

 

●VAIO SX12

どこでもパワフルに使いこなすために、コンパクト、軽量、堅牢、長時間とモバイルノートに求められるポイントを押さえた12.5型ワイドノート。VAIO SX14と同様にハイエンドモデルでは、最新の第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーに、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Pro(64ビット)を搭載しています。899g (最軽量構成時)の軽量コンパクトボディにキーピッチ約19mmのフルサイズキーボードを備えており、携帯性と機能性を高水準で両立。カラフルなアーバンブロンズやローズゴールドといった豊富なカラーバリエーションも特徴です。

 

 

最新モデルの詳細を写真でチェック!

 

西牧:どちらのモデルもビジネスパーソンが使いやすいように「必要な機能を実直に入れている」という印象です。

 

玉造:そうですね。このVAIOの「しっかり作られている感」が、今までも変わらないイメージなのか掘り下げていきます。また、過去モデルについても触れると思いますが、補足するのに良いページがあるので、そちらも紹介しておきます。

 

 

山下:ありがとうございます。今回200人のPCユーザーにアンケートをとったということで、まずは『VAIOと聞いて思い浮かべるイメージはなんですか?』の回答から見ていきましょう。1位に入ったのは同率で『有名なブランド』『品質が高い』、そして3位が『信頼性がある』でした。

 

 

玉造:僕がVAIOに抱いているイメージとほぼ合致しますね。40代以上の人たちは皆、こういう印象を持っているのではないでしょうか。

西牧:私は30代半ばなんですが、ソニー時代から「高級」というイメージがありますね。モノが良いんだけど、ちょっと高価でアップルと近いイメージです。ちなみに、こういうブランドイメージって、どのように醸成されていったんですかね。

 

山下:やっぱり他のメーカーにない意欲的な製品をどんどん出したことが大きかったと思いますよ。有名どころでは「VAIO NOTE 505」(1997年)、「VAIO C1」(1998年)などですかね。未来を先取りしたような、ワクワクする製品が本当に多かった。出る製品、出る製品、全部欲しくなりましたもん(笑)。

 

↑VAIO NOTE 505。業界で初めてボディ4面にマグネシウム合金を採用することで大幅な薄型・軽量化に成功した。(C)ソニーグループ株式会社

 

 

玉造:VAIO NOTE 505は、今見てもほとんど違和感がないなあ。同じ時代のノートPCの画像と見比べるとビックリします。

 

山下:この製品から、今のスリムノートPCの歴史が始まったんですよ。薄型化のために金属素材(マグネシウム合金)をボディに使っていたことから当時は「銀パソ」なんて言われていました。VAIO C1は今で言うUMPC(ウルトラマイクロPC)のはしりかな。PCにカメラを載せたのも当時はかなり先進的でした。

 

↑VAIO C1。動画撮影が可能な回転式カメラ「MOTION EYE」を搭載し、ビジュアルコミュニケーションの可能性を提示した革新的モデルだった。(C)ソニーグループ株式会社

 

 

西牧:へ〜! 今ではPCにカメラが載っているのは当たり前ですけど、こんな年代にすでにVAIOがやっていたんですね。

 

山下:そうなんですよ。マグネシウム合金ボディも含め、今では当たり前のものになっている技術やアイデアはたくさんあります。

 

モノ作りとカスタマー対応へのこだわりが高い信頼を生んでいる

西牧:ところで『信頼性がある』はどこからきてるんですかね? これだけ僕のイメージとわずかに違っていたんですよね。もちろん特に信頼性が低いとも思っていないんですが……。

 

玉造:2014年にVAIO株式会社として独立して以降のイメージじゃないかな? ビジネス向けノートPCに求められるのはやはり第一にデータを守り抜く堅牢性なので。独立後のVAIOはその点に力を入れていて、非常に優れた信頼性を実現しているよね。

 

西牧:堅牢性を売りにしたモデルはすでに多くのメーカーから出ていますが、VAIOは具体的にどう堅牢なんですか?

 

玉造:わかりやすいところでは、強靱なカーボン素材をボディに採用して堅牢性を高めたところが挙げられるんじゃないかな。VAIO SX14やVAIO SX12では、カーボンパネルを立体的に成形するという、高級スポーツカーのような贅沢な技術をノートPCに盛り込んでいるけど、現時点でそんなことをやっているのはVAIOだけだと思う。

 

↑VAIO SX14の天板側面は、なだらかにカーブさせた立体成型を施している

 

山下:その上で、長野県安曇野市の本社工場で自社組立している点も大きなアドバンテージだと思います。ノートPCの多くが海外生産でコストダウンを図っている中、VAIOは国内組立にこだわっていて、それが品質にダイレクトに反映されているのだとか。

 

玉造:そこは異論があって。一昔前なら納得していたと思うんですが、今どきメイド・イン・ジャパンにそんな差なんてあるものですか?

 

山下:おっしゃる通り、今では海外工場もハイレベルになっているのですが、それでも初期不良などはどうしても起こるもの。その点、VAIOは「安曇野FINISH」と銘打った出荷前の最終製品チェックで、可能な限り不良が起きないよう対策しているんだとか。また、すごく大事なのが、それでも壊れてしまったときにあっと言う間に直してくれること。国内工場で作っているので修理がすごく早いんです。以前、私が壊した時は宅急便で修理に出した後、数日後には戻ってきて助かりました。

 

玉造:なるほど。安曇野FINISHによる信頼性や、立体成型カーボンで見られる過去にVAIOから培ってきたリッチな作りはもちろんVAIO SX14やVAIO SX12に引き継がれているから、今回アンケートに回答してくれた方々の持つイメージが続いているわけですね。

 

 

 

【トークテーマ2】VAIOのデザインは落ち着いた? その中身に宿った「こだわり」の実態を追う 

 

玉造:さて、次の設問にいきましょうか。『VAIOの購入を検討したことがある人は、どこに興味を持ちましたか?』からは、VAIOユーザーが何を決め手としてきたかが分かります。1〜3位の『国内生産』『品質の高さ』『高性能』は、山下さんが話したことを多くのユーザーも感じているということですよね。そして、その次は『デザイン性』だそうです。

 

 

西牧:過去のモデルでは、確かに変わったカタチのものが多いですよね。見ているだけでワクワクするガジェット感があります。

 

山下:わかります。「バイオ U」(2002年)とか「type P」(2009年)は、今でもこういうノートPCが欲しいって人は多いです。この時期のVAIOには、手に入れることで自分の新しい可能性が拓けるんじゃないかと思わせるパワーがありました。私も、全然お金なかったのにVAIO C1やVAIO NOTE 505 EXTREMEを無理して買ったものです。

 

↑type P。しっかりタイピングできるキーボードを搭載しつつ、手で握って持ち出せるサイズにこだわった。(C)ソニーグループ株式会社

 

 

玉造:ただ、そうした個性は今のVAIOにはないのかなとも思ってしまいました。わりと今のVAIOって見た目的にはフツーですよね。

 

山下:実は同じことを言う、往年のVAIOファンはものすごく多いんですよ。いや、私も今の技術で作ったtype Pが欲しい一人なんですけど(笑)、かつてのVAIOの独自性が今の製品から失われたかというと、決してそんなことはないと声を大にして言いたいです。

 

玉造:それってどういうことなんですか?

 

山下:先ほどのVAIO C1が典型ですが、かつてのVAIOのデザインって、これまでにない新機能や新たな活用法を提案しようという挑戦心のあらわれだと思うんです。奇抜なデザインはその結果にすぎず、本質とは全く関係ない。そして、その挑戦心は今のVAIOにもしっかりと息づいています。

 

今のVAIOの挑戦心は、外観から「中身」へ

西牧:なんとなく山下さんの言いたいことがわかる気がします。わかりやすい例だと、例えば「VAIO TruePerformance」とか。

 

玉造:ん? CPUの性能をフルで発揮するとかって謳ってる機能だよね? それのどこらへんが挑戦なのかな。

 

西牧:そういった機能を早くからVAIOは取り入れた、という点が挑戦と言えるんじゃないでしょうか。まず、VAIO TruePerformanceを説明しますね。あまり知られていないことですが、全く同じCPUを乗せていても、放熱能力に差があると、発揮できるパフォーマンスには大きな差がつくんです。それは、CPU周囲の温度が高くなると熱暴走しないよう自動的にブレーキを踏むため。そこでVAIOは長年培った熱設計技術を駆使して、本体内の温度を抑えCPUが熱ダレしないようにした…これがVAIO TruePerformanceです。最近は他社も似た機能を載せてきているんですが、最初期に挑戦したのはVAIOなんですよね。山下さんの話を聞いて、真っ先にこの機能が思い浮かびました。

※VAIO SX12とVAIO SX14の最新モデルにおいて、VAIO TruePerformanceに対応しているのは、Pプロセッサー(Core™ i7-1260P/Core™ i5-1240P) 搭載モデルのみ

 

↑VAIO TruePerformanceはCPUが発する熱を空冷ファンまで逃がす専用のヒートパイプを配置することで、その効果を実現

 

玉造:なるほど。内部の改善なので見た目ではわからないけれど、VAIOはしっかり挑戦し続けている、と。

 

山下:他にも挑戦が感じられる部分はあって。本体に人感センサーを搭載(フルHDカメラ搭載モデルのみ)し、ユーザー認証に使う指紋センサー、顔センサーと連携させて、セキュリティをよりストレスなく使える「VAIO User Sensing」なんかも、新生VAIOの挑戦的な機能と言えます。

 

西牧:あー、あの離席を感知してくれるやつですね。

 

山下:今のPCって、指紋センサーや顔センサーでログインする仕組みになっていて便利になりましたが、トイレに行くなどPCの前から離れたすきに画面を覗かれてしまう危険性はありますよね。

 

玉造:在宅ワーク中、トイレに行ったすきにお子さんがやってきて……って話を聞いたことがあります(笑)。

 

山下:その点、VAIO User Sensingは人感センサーがPCの前に人がいるかを常時チェックして、離席するとすぐに画面をロックしてくれるんです(離席オートロック)。また、戻ってくると自動的に顔センサーが動作してPCに触ることなくロックを解除してくれます(着席オートログオン)。個人的にはPCの前に人がいる間は画面をスリープにしない機能(在席ノーロック)が気に入っていますね。

 

↑PCの前から離席すると自動でロック

 

西牧:やっぱりいいアイデアですよねえ。

 

山下:ほかにも、AI技術を使ってリモート会議中の音声からノイズだけをきれいに除去してくれる「AIノイズキャンセリング」機能などもいち早く実現していますね。

 

 

スマートな見た目に異常なこだわりが隠れたキーボード

玉造:面白い! ほかにもそういう隠されたVAIOの挑戦みたいな点があれば掘っていきたいです。

 

西牧:キーボードはかなり力が入っていますよね。VAIOのキーボードというと、画面を開くとキーボードの奥が持ち上がって傾斜が付く「チルトアップヒンジ」が有名ですが、2021年に発売された「VAIO Z」で、キーストロークをより深くし、キートップにくぼみを付けてよりフィット感を高めるなど細かなアップデートが施されています。この新キーボードはVAIO SX14やVAIO SX12などにも搭載されていますよ。

 

↑チルトアップヒンジによってキーボードに傾斜がつき打ちやすくなる

 

玉造:でもキーボードにこだわるのは、どこも一緒じゃない?

 

山下:キーボードの打ち心地は各社力を入れていると思いますが、VAIOはキーボードサイズにも異常なこだわりがあります。なんと、VAIOの現行ラインナップは全モデルが一般的なデスクトップPCと同じ、キーピッチ19mmを実現しているんです。

 

特筆すべきが12.5型ワイドのVAIO SX12。普通、このクラスの製品はキーピッチ17.5mm前後の一回り小さなキーボードを搭載するんですが、VAIO SX12では、本体の幅ギリギリまでキーボードにしてキーピッチを19mmにしています。

 

西牧:このサイズで凄いなとは思っていましたが、実際に実現するのってそんなに難しいことなんですか?

 

山下:外からだとわかりにくいんですが、キーボードを本体横幅ギリギリまでの広さにしてしまうと、本体側面の端子類に干渉して設計の難易度が跳ね上がってしまうんです。でも、このマシン専用の薄型パーツを特注するなどして実現しました。

 

↑VAIO SX12のキーボード。キーピッチ19mmのサイズを収めることに成功した

 

玉造:もはや執念すら感じますね…! 細かく見ていくほど深いこだわりがどんどん出てくる。きっとVAIOファンの方々も、見た目のカタチだけでなく内部の隅々までこだわってPCを選んできたんだなと感じます。

 

 

 

 

【トークテーマ3】VAIOはプロフェッショナルに選ばれる「相棒」! その理由は?

 

西牧:そんな多くのこだわりを秘めたVAIOをどんな人が使っているのかも調査しました。設問『周囲でVAIOを持っていた人が、どんな人だったか教えてください』によると、『クリエイティブ気質な人』『エンジニア』、次いで『営業職の人』が使っているとのこと。

 

 

また、設問『VAIOは、どんな人が使っていそうな製品ですか?』においても、上位は『会社の現場でバリバリ働く人』『エンジニア』『クリエイター』となっています。

 

 

山下:つまり「プロフェッショナル」や「こだわり派」に愛好されているということですね。

 

西牧:ここまでのお話で、こだわる人にVAIOが支持される理由はよくわかりましたし、違和感はないですね。

 

玉造:ただ、優れたこだわりの機能もいずれ他メーカーに取り入れられてしまいますよね。実際、当初はVAIOだけだった機能の多くが、今では後続製品に取り入れられていますし。

 

山下:現在の立体成型カーボンボディなども、数年後は確かにわからないですね。ただ、他メーカーが真似しにくいアドバンテージもあります。ひとえに「細かなニーズに徹底して対応する」という部分ですが。

 

例えばキーボードだと、余分なキーがなく、キートップの刻印がシンプルな英語配列キーボードはエンジニアを中心に人気なのですが、VAIOは一般的な日本語配列キーボードに加え、その英語配列キーボードを選べます。現状、国内ではほとんどのメーカーが日本語配列キーボードしか選択できません。また、キー刻印がキートップと同じ色で刻印された隠し刻印キーボードなども選択可能。これもVAIOが組立を国内の自社工場で行っていて、注文に応じてキーボード部分だけを作り替えられるからこそ実現していることです。

 

↑VAIO SX14の隠し刻印キーボード。うっすらとだけ文字が表示されている

 

玉造:国内工場での組立にそんなメリットがあるとは思いませんでした。細かな要望にどこまでも応えようという気迫を感じます…!

 

山下:カラーバリエーションを豊富に用意しているのもVAIOならでは。VAIO SX12などは基本5色+限定1色の計6色ですからね。いまどきここまでの色数から選べる製品はありません。しかも、最新モデルでは、壁紙も本体カラーにあわせたものが選択できます。

 

↑写真左がアーバンブロンズ、右がローズゴールド

 

西牧:色のセンスも良いですよね。これなら若い人はもちろん、年配の方が使っていても違和感ありません。ロゴオーナメントのゴルドー、シルバーの配色も天板のカラーリングと合わせてリッチな色合いになっているのも良いです。カラーリングが豊富なモデルってライト層への狙いがあると思うんですが、そこでもこだわりが宿るのがVAIOなんですね。徹底しているからこそ、プロフェッショナルが信頼する「相棒」のような存在であり続けられるんだろうな。

 

 

 

【まとめ】愛されるPCとは「挑戦し続けるPC」。VAIOの挑戦心は不滅です。

山下:というわけで、アンケートを踏まえながら、VAIOの歩んできた25年とこだわりについて探ってきましたが、「愛されるPC」について見えました?

 

西牧:僕は昔のVAIOをよく知らなかったので、こんなにチャレンジングなPCを作ってきたと知れて新鮮でしたね。昔のようにまたPC市場が賑やかになると編集者としてはうれしいなと思いました。

 

玉造:でも、同時にVAIOの挑戦心は見せ方が変わっただけで、その熱量は変わらないこともわかりましたよね。ユーザーに愛されてきた理由がVAIOの挑戦心にあると見えたので、今はPCの内側に込められていることをもっと知ってもらいたいな。

 

山下:そうなんですよ。今、PCにはお金をかけない風になっていますけど、PCを使ってバリバリ仕事や勉強、クリエイティブワークをしたい人にはスペックと価格以外のところも見極めてほしいです。そう考えたとき、VAIOってここまで奥深いんだぞ、と。また、古くからのPCユーザーの中には、最近はVAIOを選択肢から外してしまう人もいると思いますが、実は僕らの愛したVAIOの挑戦心は今も不滅。そういう人にも改めて、今のVAIOを手に取ってもらいたいです。

 

最新モデルの詳細を写真でチェック!

 

 

VAIO 25周年の感謝を込めたスペシャルキャンペーンを実施中! 特設サイトで詳細をチェックしよう!

本記事でたっぷりとVAIOの熱量を感じてくれた読者の方々に、素敵なお知らせ。ただいまVAIOでは25周年のSNSプレゼントキャンペーンを実施中。素敵でお得なプレゼントをゲットしましょう! 詳細は以下、特設サイトからご確認ください。

 

 

撮影/篠田麦也、我妻慶一 イラスト/鳶田ハジメ

ガチ勢からエンジョイ勢までカバーするラインナップ! HPのゲーミングノートPC「OMEN 16」「Victus 15」

日本HPは、ゲーミングPCの新製品として、16.1インチノートPC「OMEN 16」と、15.6インチノートPC「Victus 15」を発表しました。

 

OMEN16はサーマルソリューションを刷新。5本目のヒートパイプと4つ目の排気口を追加したことにより、GPUヒンジ部の温度が3%、SSD底面の温度が14%それぞれ低下したほか、前世代と比較して静音性が5%向上しています。

 

インテルモデルでは最大でインテル Core i7-12700HプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptopと最新のMax-Qテクノロジーを、AMDモデルではAMD Ryzen 7 6800HプロセッサーとAMD Radeon RX 6650Mモバイル・グラフィックスを搭載。16GBのDDR5-4800MHzメモリでのボトルネックを解消し、1TBのPCIe Gen4x4 SSDでファイルへの高速アクセスを活用できます。

 

16.1インチのスクリーンサイズに最大でQHD(2560×1440)の解像度、165Hzのリフレッシュレート、3msの応答速度、NVIDIA G-SYNCにも対応し、sRGBカバー率100%のIPSパネルを採用。自動輝度調整機能や、色精度に影響を与えないブルーライトカットを実現したテュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイを採用し、目の健康にも配慮します。4つのゾーンに区切られたRGBライティング対応キーボードは、「OMEN Light Studio」のカスタマイズ機能で、様々なゲーミングセットアップのテーマにマッチする外観を作れます。

 

税込価格は、インテルモデルが26万4000円、AMDモデルが30万8000円。発売は8月中旬以降を予定しています。

 

Victus 15は、15.6インチのスクリーンサイズにFHD(1920×1080)の解像度と、144HzのIPSパネルを採用しています。インテルモデルはインテルCorei5-12450HプロセッサーとNVIDIA GeForce GTX 1650 Laptop 、AMDモデルは最大でAMD Ryzen 7 5800Hモバイル・プロセッサー、AMD Radeon RX 6500Mモバイル・グラフィックスまたは最大でNVIDIA GeForce RTX3050 Ti Laptopを搭載。16GBのDDR4-3200MHzメモリで、快適なゲームプレイが可能です。

 

ワイドな背面排気口と2本のヒートパイプのデザインで冷却機能を強化。最大512GBのPCIe Gen4×4のSSDを1基搭載しています。また、全体のエアフローが7%向上しているほか、背面排気口占有率は24%、給気口の面積は146%と大幅に向上しています。

 

税込価格は、インテルモデルが18万1500円、AMDモデルが18万7000円で、8月4日に発売を開始しています。

2画面ディスプレイ搭載、プレミアムなノートPCなどがASUSから発売

ASUS JAPANは8月4日、プレミアムノートPC「ASUS Zenbookシリーズ」から5製品を発表しました。ラインナップは下記のとおりです。

 

・セカンドディスプレイ搭載モデル「ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402」/32万9800円~(税込み、希望小売価格)/8月4日発売

・13.3型有機EL搭載モバイルノートPC「ASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TA」/18万9800円~(税込み、希望小売価格)/8月4日から順次発売

・2 in 1の13.3型有機EL搭載ノートPC「ASUS Zenbook S 13 Flip OLED UP5302ZA」/28万9800円(税込み、希望小売価格)/8月下旬以降発売

・16型クリエイター向けノートPC「ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZM」/44万9800円(税込み、希望小売価格)/8月4日発売

・特別仕様の14型ノートPC「ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS」/26万9800円(税込み、希望小売価格)/8月4日発売

 

デュアルディスプレイ環境が手軽に手に入るノートPC

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402は、14.5型の有機ELディスプレイに加えて、キーボードの上部に12.7型の液晶ディスプレイ「ScreenPad Plus」を搭載したモデル。2つのディスプレイを合わせて、広大なひとつの画面として使用できるほか、異なるアプリをそれぞれのディスプレイに表示させて作業するなど、デュアルディスプレイ環境が実現します。また、どちらのディスプレイもタッチ操作に対応しています。

↑ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402

 

メインのディスプレイは、解像度が2880×1800ドットで、リフレッシュレートは120Hzに対応。高解像度かつなめらかな画面表示を楽しめます。さらに、映画向けに定められた色の規格「DCI-P3」を100%カバーする広色域を実現しているため、クリエイティブ作業にも対応可能とのこと。

 

ScreenPad Plusは、解像度が2880×864ドット、リフレッシュレートが120Hzと、こちらも高解像度・高リフレッシュレートなディスプレイとなっています。

 

ラインナップは2モデルで、上位モデル「ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402ZE」のスペックは、インテル Core i9-12900H プロセッサー、32GBメモリー、1TB SSD、NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti、Windows 11 Home 64ビット。本体サイズは約幅323.5×奥行き224.7×高さ17.9~19.6mm、重量は約1.75kgです。

 

薄く軽い、持ち運びに適したノートPC

ASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TAは、重量約1.1kgと最薄部で約14.9mmの薄さにより、持ち運びに適した13.3型ノートPC。それでいて高性能なグラフィックスを搭載するなど、パフォーマンスもぬかりのないモデルとなっています。

↑ASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TA

 

ラインナップは6モデルで、最上位モデルの「UM5302TA-LX143WS」は、CPUがAMD Ryzen 7 6800U プロセッサー、グラフィックスがAMD Radeon 680M(CPUに統合)、メモリーが16GB、ストレージが1TB SSD、OSがWindows 11 Home 64ビット。また、ディスプレイは解像度が2880×1800ドットで、タッチ操作に対応しています。

 

バッテリー駆動時間も持ち運びに適したモデルらしく、約14.1時間とロングバッテリーを実現しています。

 

360度回転するディスプレイと高性能が魅力のモデル

ASUS Zenbook S 13 Flip OLED UP5302ZAは、ディスプレイが360度回転し、ノートPCとしてやタブレットとしてなど、シーンに合わせて使える13.3型のモデルです。パフォーマンスの高さも特徴で、CPUはインテル Core i7-1260P プロセッサー、メモリーは16GB、ストレージは1TB SSD、OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載。インテルが高性能なPCに定めるインテル Evo プラットフォームにも準拠しています。

↑ASUS Zenbook S 13 Flip OLED UP5302ZA

 

ディスプレイはASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TAと同様、解像度が2880×1800ドットで、タッチ操作にも対応。

 

ラインナップはもカラバリ違いで2モデルを用意しています。

 

このほか、クリエイター向けに高いスペックやディスプレイに加えて、直感的に操作できるダイヤルを備えたASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZMと、1998年にASUSがミール宇宙ステーションの船内活動用のノートPCに採用されたことを記念したASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZASも発売します。

↑ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZM

 

↑ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS

大画面と長時間バッテリーで、オフィスでも在宅でも活躍! 「LG UltraPC」計6モデル、7月下旬から順次発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、AMD Ryzen モバイル・プロセッサー搭載のノートPCシリーズ「LG UltraPC(エルジー・ウルトラピーシー)」新モデルの、16.0インチ「16U70Q」シリーズ4モデルと、14.0インチ「14U70Q」シリーズ2モデルを、7月下旬より順次発売します。

 

今回発売の2022年モデルでは、16.0インチと14.0インチの大画面ディスプレイを採用。バッテリー時間も大幅に延び、16.0インチで最大22.5時間、14.0インチで最大24時間の駆動が可能。長時間バッテリーを搭載しながら、16.0インチでわずか約16mmの薄さと、約1.6kgの軽量性も備えています。ディスプレイは縦横比フルHDよりも縦長な16:10で、IPSパネルを採用し、効率的な作業空間と自然な発色で美しい表示が可能。新開発のアンチグレアディスプレイにより光の映り込みを抑えつつ、350cd/m2の高い輝度を維持し、室内でも室外でも、見やすく鮮明な画質で作業ができます。

 

立体的な音響効果とノイズが少なく豊かなサウンドを提供するDTS:X Ultraに対応。動画視聴に最適なエンタメ機能も搭載しています。

 

プロセッサーには、Zen3アーキテクチャーのAMD Ryzenモバイル・プロセッサーを搭載。最大8つ(AMD Ryzen 7 5825Uモバイル・プロセッサーの場合)のマルチコアで、高い処理能力と優れた省電力性能でハイパフォーマンスを発揮します。メモリもデュアルチャネルのLPDDR4266MHz、ストレージにはNVMe規格のSSDを採用しています。

 

主要6モデルそれぞれの予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

ゲーミングから画像処理までイケる! 「GeForce GTX 1650」搭載17.3型ノートPC、mouse「mouse K7」

マウスコンピューターは、mouseブランドから、第12世代インテル Core プロセッサー搭載の17.3型ノートPC「mouse K7」を発売しました。

 

同製品は、第12世代「インテル Core i7-12700H プロセッサー」を採用しており、従来製品に比べ、シングルコア性能が約23%、マルチコア性能が約28%向上。グラフィックスには「GeForce GTX 1650」を搭載しています。

 

一般的なノートPCに多い15.6型と比較して、約23%表示面積が広い17.3型のノングレア仕様のフルHD液晶パネルを採用。ディスプレイのベゼル部分の幅を抑えて目立ちにくいナローベゼルデザインを採用することで、すっきり見やすいデザインに仕上げています。

 

3次元情報を持った音声再生を実現する音響技術「Dolby Atmos」により、対応コンテンツでは、立体的で臨場感あふれるサウンド体験が可能。対応コンテンツ以外でも、動画の音声やビデオ通話など、人の声の音質を向上させることで、聴き取りやすくなっています。「Dolby Atmos for Headphones」機能では、本来は複数のスピーカーが必要なDolby Atmos対応コンテンツの立体音響を、手持ちの任意のヘッドホンやイヤホンで楽しめます。

 

キーボードは、文字を打ちやすくするため、視認しやすいユニバーサルデザインフォントと約19mm間隔のキーピッチを採用。数値入力に便利な独立したテンキーを装備し、周囲が暗くてもタイピングしやすいように明るさが調整可能で、15色から発光色を選択できるLEDバックライトも内蔵しています。

 

外部映像出力は4K UHD解像度に対応したHDMIと、mini DisplayPortを各1基備えており、本体画面と合わせて同時に3画面表示が可能で、様々なディスプレイ環境で使用できます。他にも、最大10Gbpsの高速なデータ転送速度を実現するUSB3.1端子(Type-C)2基を含む計4基のUSB端子や、UHS-Iに対応したmicroSDメモリーカードリーダーなどを搭載しています。

 

税込価格は18万9800円。メモリ32GB、ストレージ1TB(NVMe)のモデル「mouse K7(プレミアムモデル)」は、21万9800円です。

よーやく、Chromebookをテザリング端末として利用できそうです

モバイル通信が可能なChromebookにて、Wi-Fiホットスポット(テザリング)機能が今後追加されるであろうことを、海外テックメディアの9to5Googleがつたえています。

↑Chromebook

 

Wi-Fiホットスポットとは、デバイスのインターネット通信機能をほかのデバイスに開放し、インターネットに接続させる機能です。iPhoneやAndroidスマートフォンでは一般的な同機能ですが、これまでChromebookでは利用することができませんでした。

 

9to5Googleによれば、Chromebookに搭載されているOS「ChromeOS」に、以下のようなフラグ(機能)が存在していました。

 

「ホットスポット(Hotspot):Chromebookのセルラーインターネット接続を、WiFi経由で他のデバイスと共有できるようになります」

 

現時点では、このフラグがいつ有効になるのかは不明です。しかしAndroidスマートフォンのように、Chromebookでもソフトウェアの機能としてWi-Fiホットスポットがオン・オフできるようになることは、容易に想像できます。

 

9to5Googleによれば、開発が初期段階であることから、実際の機能実装は今年のかなり遅い時期になることが予測されています。それでも、スマートフォンと比べて大容量バッテリーを搭載したChromebookでWi-Fiホームスポットが利用できるようになれば、かなり便利に使えそうです。

 

Source: 9to5Google

Windows 11 PCでたくさん開いたアプリを切り替えやすく。「タスクバーオーバーフロー」機能がテスト開始

米マイクロソフトは20日(現地時間)、Windows 11の最新プレビュー版「Windows 11 Insider Preview」Build 25163をDevチャネルにリリースしました。新機能のひとつとして「タスクバーオーバーフロー」が導入され、一度にたくさんのアプリを開いておいて切り替えたい人にとっては、すこぶる使いやすくなりそうです。

↑Windows 11

 

現在の正式版Windows 10やWindows 11ではアプリをたくさん開くと、画面下にある「タスクバー」から溢れてしまい、使用中またはつい最近開いていたアプリだけが表示されるようになっています。少し前に使っていたアプリは視界から消えて忘れてしまい、イチから探し直して起動することもあり。特に画面の狭いノートPCでは、いくつものプログラム間を行き来するのが難しかったりしました。

 

このタスクバーオーバーフローは、タスクバーの空きスペースがなくなると、右側にドット3つのメニューが現れます。そこには収まりきれない分のアプリが隠されており、クリックすればアプリ一覧が出現。アプリのピン留めや「よく使うもの」リストなどタスクバーにある機能は全てあり、何かが使えないなどは一切ありません。

↑Image:Microsoft

 

Windows Insiderプログラムの責任者であるAmanda Langowski氏は「オーバーフローを起動した後、その外側をクリックするか、アプリに移動すると、メニューは静かに消えます」と説明しています。

 

このタスクバーオーバーフローは、MS(略称)がWindows 11タスクバーの新たなUI(操作画面)をテスト中であると明かしてから、わずか数日後に実現しました。ほか、Windows 10でおなじみだった(11で消されたときは不評だった)検索バーの復活もテスト中です

 

これら新機能が提供されるDevチャネルは、Windowsの最新機能やアップデートをいち早く知りたいエンジニア向けの場です。そこで提供される機能はまだ実験的なもので、完成度を高めるまでに時間がかかることもあります。

 

ともあれ、「いつ提供されるか」という時間の問題だけで、いずれ正式版Windows 11にも反映されるはず。PCにRAMを16GBなり32GBなり積んで10個も20個もアプリを立ち上げ、次から次へと切り替えたいパワーユーザーは心待ちにしたいところです。

 

Source:Windows Insider Blog
via:The Verge

独自技術「エンパワーテクノロジー」でよりパワフルに! 「dynabook G」シリーズに「G8・G6」が新登場

Dynabookは、13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook G」シリーズの新製品「dynabook G8・G6」(オニキスブルー/パールホワイト)2機種4モデルを、新たに発売しました。市場想定価格は「G8」が24万円台前半、「G6」が20万円台後半。

 

同製品は、約17.9mmの薄さ、質量約875g~の薄型・軽量ボディでありがなら、約24時間の長時間バッテリー駆動が可能です。わずか30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」機能も搭載。アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した9項目の過酷な耐久テスト(落下、粉塵、高度、高温、低温、温度変化、振動、衝撃、太陽光照射)をクリアした堅牢性も備えています。

 

ハイブリッド・アーキテクチャにより12コア(Pコアが4コア+Eコアが8コア)を効率的に活用することで省電力性とパフォーマンスが向上したインテル 第12世代 CoreのPシリーズを採用。OSのバックグラウンドタスクはEコアで処理し、ゲームなどのハードなタスクはPコアで処理できるので、高いパフォーマンスを発揮することが可能です。また、dynabookが長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術などを駆使した「dynabook エンパワーテクノロジー」によりCPUのハイパワーをプロセッサー・ベース電力28Wで持続させることができ、様々な作業を快適に行えます。

メインメモリ8GB&搭載ストレージ64GBでパワーアップ! ディスプレイ360度回転可能「ASUS Chromebook Flip C434TA(C434TA-AI0116)」

ASUS JAPANは、狭額ベゼルおよびスタイリッシュなメタルデザインを採用したASUS Chromebook Flip C434TAの新モデル「ASUS Chromebook Flip C434TA(C434TA-AI0116)」を発売しました。税込価格は6万4800円。

 

同製品は、ディスプレイを360度回転可能で、ノートパソコンスタイル、タブレットスタイル、スタンドスタイル、テントスタイルの、4つのスタイルから自由に使い方を選べます。

 

画面占有率87%と没入感のある狭額ベゼルを搭載した14インチの液晶ディスプレイは、178度の広視野角、sRGB 100%の広色域に対応。ディスプレイにタッチパネルを搭載しており、直感的な操作も行えます。

 

今回発売となるC434TA-AI0116は、インテル Core m3-8100Yプロセッサーと8GBのLPDDR3-1866メモリ、64GBのeMMCストレージを搭載し、いずれも日本発売のASUS Chromebook Flip C434TAの中でも、最大容量へと強化されています。また、新たにゼロタッチ登録に対応し、Google管理コンソールで運用するときの、デバイス手動登録の手間を軽減しています。

より検索しやすく便利に? Windows 11がタスクバーの改良テスト実施

米マイクロソフトは公式ブログにて、Windows 11における新しいタスクバーのUI(ユーザーインターフェイス)のテストを開始したと報告しています。

↑マイクロソフトより

 

Windows 11において、位置が画面下に固定され、さらにボタンが中央に配置されたタスクバー。これにより、テレビや大型ディスプレイでもボタンが画面隅に表示されず、利便性が向上しています。

 

現在のWindows 11では、タスクバーに検索ボタンが表示され、これを無効にすることができます。一方で今回公開されたテストでは、3種類の検索スタイルがテストされています。1つは通常の検索アイコンで、ほかの2種類は大小の検索バーを含んでいます。

 

加えて、マイクロソフトはタスクバー向けのバッジもテストしています。タスクバー右側のアクションセンターのように、天気やニュースなどにバッジを表示させることができるのです。

 

今回のテストはユーザーからのフィードバックを目的としたもので、最終的にWindows 11にこれらの変更が採用されるかどうかは不明です。Windows 11にてそのスタイルが大きく変わったタスクバーですが、その改良は今後もさらに続くようです。

 

source: マイクロソフト via The Verge

Google、古いPCやMacをChromebookにできる「ChromeOS Flex」を一般公開! 10年前のマシンでも動きます

米Googleは15日(現地時間)、古いノートPCやMacBookをChromebookに変える「ChromeOS Flex」を一般公開しました。今年2月に早期アクセスをリリースしてから5か月、ようやく安定版(バージョン103)となり、誰もが広く利用できるようになりました。

↑ChromeOS Flexが利用可能に

 

ChromeOS Flexは、Googleが2020年末に買収したNeverware社のCloudReadyをベースにしたものです。ただし本家ChromeOSと完全に同じというわけではなく、Google PlayストアやAndroidアプリは使えません。

 

とはいえ、バックグラウンドでのシステム更新、わずか数秒で起動、Chromeブラウザーやインターフェイス画面、クラウド同期(設定とブックマーク)やGoogle アシスタント、スマートロックなど主な機能はあらたかサポートされています。すでに製造元から見放された骨董品のようなノートPCであれ、ある程度は新しい機能の恩恵にあずかれるわけです。

 

ChromeOS Flexは、ネットワークまたはUSBデバイスを通じてインストールできます。またWindowsとmacOSが動くインテル製またはAMD製のx86(ARMは未対応)チップ搭載コンピューターで動きます。

 

7月15日現在では、Googleは400台以上の製品を認定リストに載せており、10年前のデバイスでも動くことが確認されています。ここでいう「認定」とは、音声入出力、内蔵ディスプレイ、ネットワーク、USB、Webカメラなどのコア部分が機能することを意味しています。

 

Googleは早期アクセスを始めてから、600以上の問題を解決したそうです。ハードウェアの最小要件は次の通りです。

  • アーキテクチャ: IntelまたはAMD x86の64ビット互換デバイス
  • RAM: 4GB
  • 内部ストレージ: 16GB
  • USB ドライブからの起動をサポート
  • BIOS: すべての管理者権限 – 問題が発生した場合、管理者はChrome OS Flex USBインストーラーから起動して BIOS で設定する必要があります。
  • プロセッサーとグラフィック: 2010年より前に製造されたコンポーネントは、動作が不安定になる可能性があります。
    注: Intel GMA 500、600、3600、3650のグラフィック ハードウェアは、Chrome OS Flexのパフォーマンス基準を満たしていません。

 

古いPCを再び蘇らせることは、半導体不足のなかで値上がりしている新製品を買わずに済むばかりか、産業廃棄物を減らせて環境にも優しい行いでしょう。数年ほど眠らせていて使っていない、何か不具合が起きても困らないノートPCがあれば、オモチャと割り切ってChromeOS Flexをインストールしてみてもよさそうです。

 

なお、ChromeOS Flexの入手はこちらからどうぞ

Source:Google

Windows 11標準の「メディアプレイヤー」、ついにCDリッピングに対応!

米マイクロソフトは13日(現地時間)、Windows 11向けの「メディアプレイヤー」をアップデートし、CDがリッピングできるようになると発表しました。Windows 11 Insider ProgramのDevチャネルにて、バージョン11.2206.30.0として配布が始まっています。

↑Image:Microsoft

 

Windows 11用メディアプレイヤーでは3月に、CD再生のサポートも導入されています。最新のアップデートでは、そこにCDリッピング機能も加わった形です。

 

今回のバージョンでサポートされている形式はAAC、WMA、FLAC、ALACとなっています。ニッチな新機能ではありますが、SpotifyやApple Musicなど音楽ストリーミングが普及したいまとなっても、CDでしか聴けない音源は意外とあったりします。

 

また配信サービスは何らかの事情である楽曲を配信停止にする、あるいはサービスが終了する可能性もあるため、ユーザーが「所有権を持てる」CDを買って、自分でリッピングする意義はこれから増していくのかもしれません。

 

このほかカメラアプリ(バージョン2022.2206.2.0)はWindows 11に合わせてUIが一新され、QRコードやバーコードのスキャンにも対応しました。

 

ここでいうDevチャネルは、Windowsの最新機能やアップデートをいち早く知りたいエンジニア向けの場です。そこで提供される機能はまだ実験的なもので、完成度を高めるまでに時間がかかることもありますが、便利なCDリッピング機能つきメディアプレイヤーが一般公開される日を待ちたいところです。

Source:Microsoft

マウス、インテルEvoプラットフォーム採用「DAIV 4P」を新たに発売! 「DAIV 4P-EVO」

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」の14型ノートパソコン「DAIV 4P」に、インテルEvoプラットフォーム採用モデル「DAIV 4P-EVO」を追加しました。税込価格は17万9800円。

 

インテルEvoプラットフォームとは、「9時間以上のバッテリー駆動が可能なこと」「Wi-Fi 6およびThunderbolt 4を搭載していること」「スリープ状態から1秒未満で起動可能なこと」などが条件となっている、インテルが提唱するプラットフォーム。今回発売された同製品は、ハイスペックなSSDや指定のメモリを搭載することで、同認証を取得した特別モデルです。

 

インテル Iris Xe グラフィックスが統合された第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載し、複数のアプリケーションや負荷の高いアプリケーションの使用でも、快適な作業が可能。Evoプラットフォーム基準を上回る約12時間のバッテリー駆動と、30分の充電で約6時間駆動可能な高速充電に対応。PCIe Gen4の高速ストレージにより、スリープ状態からの起動が1秒未満の高い応答性を持っているほか、最大40Gbpsの高速データ転送を可能にするThunderbolt4端子の搭載や、Wi-Fi6対応の無線LANで高速通信が可能です。

 

シンプルな筐体の素材にはマグネシウム合金を採用し、DAIVブランドの中で最軽量となる約983gの軽さで、約16.4mmと薄型ながら、豊富なI/O端子を搭載。約240gの軽量ACアダプタとACケーブルが付属しています。

 

Thunderbolt4端子により、CFexpressカードリーダーや、SSD・RAIDハードディスク、10GbE対応LANアダプタなど、様々な周辺機器の接続が可能です。外部映像出力は、HDMI、USB 3.1 Type-C、Thunderbolt4の3系統を装備し、最大4画面のマルチディスプレイ表示が可能な外部ディスプレイや液晶ペンタブレットの接続など、作業内容ごとに必要な周辺機器にも柔軟に対応可能。USB Power Delivery対応機器からの充電にも対応しています。

マイクロソフト「Surface」がプライムデーで爆安41%オフ

Amazonでは、7月13日の23時59分まで、年に1度の大型セール「プライムデー」を実施中。マイクロソフトの「Surface」シリーズが、驚異的な割引率で販売されています。

 

たとえば、着脱式のキーボードユニットを備える13.5インチの2in1 PC「Surface Book 3」は、Core i7、32GBメモリー、512GB SSD、Microsoft Office Home and Business 2019同梱という構成で、通常販売価格31万6580円(税込み)から38%値引きの19万6280円(税込み)に。

 

独自のプロセッサーであるMicrosoft SQ1、16GBメモリー、512GB SSD、Microsoft Office Home and Business 2019同梱という構成のLTE対応2in1 PC「Surface Pro X」も、通常販売価格24万1780円(税込み)から41%オフの14万1800円(税込み)となっています。ただし、キーボードとSurfaceペンは別売りなのでご注意ください。

 

Surfaceシリーズは、スタイリッシュで上質なボディと、OSのデベロッパーならではの、ハードとソフトの確実な連携が魅力。通常時は同等のスペックを持つPCと比較してやや割高な価格設定になっていますが、ここまで値引きされると、コストパフォーマンスに優れていると言ってもいいほどです。

NEC、セキュリティの向上などでハイブリッドワークの課題解決を図るビジネスPCを発売

NECは7月7日、ビジネス・教育向けPC「VersaPro」シリーズおよび「Mate」シリーズを発売しました。ラインナップは、13.3型のモバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVB」、15.6型のスタンダードノートPC「VersaPro タイプVD/VX/VA」、デスクトップPC「MateタイプME/MB/MA/ML/MC」をそろえ、合計で9タイプ33モデルとなっています。

 

NECでは、今後オフィスと在宅ワークを使い分ける働き方が加速すると推測しています。その中で、多様な働き方を支援し、ハイブリッドワークの課題を解決するために提供するのが、今回の新製品とのこと。モバイル性を追求するモデルや、セキュリティや利便性を向上させたモデルがラインナップされています。

 

スペック面において、新製品はいずれも、第12世代インテル Core プロセッサーおよび、高速なデータ転送が可能なLPDDR5規格のメモリーを搭載しています。

 

13.3型のVersaPro UltraLite タイプVBは、インターフェイスにThunderbolt 4対応のUSB Type-Cを2ポート、USB 3.2 Gen1 Type-Aを2ポート搭載。USB Type-Cはケーブル1本で充電しながら外部ディスプレイに映像を出力できるので、効率よく作業できるとしています。また、インテル Core i5-1245U プロセッサー搭載モデルは、インテルvPro プラットフォームに対応するほか、マイクロソフトが提唱するセキュリティ要件「Secured-Core PC」にも対応しています。

 

15.6型のVersaPro タイプVD/VX/VAは、従来モデルと同じ画面サイズながら、ディスプレイの左右ベゼルを狭くする新設計を採用。これにより本体サイズを小型化しています。また、これまで同社のモバイルノートPCに搭載されていた、オンライン会議などの音質を向上させる「ヤマハ製AudioEngine」を搭載。オフィスにおいても、周囲の音を気にすることなくオンライン会議が可能です。

 

なお、VersaPro タイプVD/VX/VAも、新たにインテルvPro EssentialsやマイクロソフトのSecured-Core PCに対応し、セキュリティの向上を図っています。

 

デスクトップタイプのMateタイプME/MB/MA/ML/MCは、インテルvPro Essentialsに対応しているうえに、全モデルでBIOS改ざんの検知や自己回復をするBIOS自己回復機能も搭載。セキュアなモデルとなっています。また、スリムタワーモデル「Mate タイプME/MB」では、マルチディスプレイ表示を従来の最大3画面から最大6画面までに対応できるよう強化し、利便性を向上させたとのこと。

 

販売価格と出荷開始時期は下記のとおりです。

性能はファミコン以下? 40年以上前のレトロPCでYouTube動画を再生する猛者が現れる

はるか昔のハードウェアを、現代の魔改造で蘇らせることもハッキングのロマンです。たとえば初代ゲームボーイで『GTA V』を遊んでみたり、ゲームボーイアドバンスで『トゥームレイダー』を動かす ことを実現した人たちも注目を集めていました。

↑Thorbjörn Jemander

 

そして新たに、40年以上前のコンピュータでYouTubeを再生するという、一見不可能か無意味に見えることを成し遂げたハッカーが現れました。

 

YouTuberのThorbjörn Jemander氏は、コモドール社の「CMD 8296 SK」が名前を変えた「PET 600」なるレアなPCを手に入れたとのこと。このコモドール社は全世界で1200万台以上も売れた8ビットPC「コモドール64」(1982年発売)でよく知られていますが、それに先立つ1977年にPET 2001を発売しています。

 

PETとは「個人用電子実行機」という意味で、家庭向けのコンピュータを目指したものですが、当時は3500ドルをはるかに超える価格で販売されました。ちなみに任天堂の元社長、故・岩田 聡氏も学生時代にPET 2001を使い込んでおり、同じ系列のチップ(6502)を使ったファミコン開発のスペシャリストになった経緯もあります。

 

そんなPET 2001を元にしたバリエーションの1つが、今回のPET 600というわけです。最大の特徴は、緑一色しか出せないCRTディスプレイで、わずか80字×25行のテキストだけ表示できること。この歴史の遺物のようなPCを使って、YouTubeの動画を再生しようというわけです。

 

PET 600は文字しか表示できない上に動作も遅く、ファイル1つをロードして表示するだけで数秒かかることもありました。そのためPET 600だけでYouTubeが動かせる可能性はゼロに近く、Jemander氏も大苦戦することになりました。

 

まずJemander氏らは、PET 600の背面にある拡張ポートに挿せるカートリッジ「BlixTerm」を作成。この中にはRaspberry Pi Zero 2 Wが入っていて、無線LANでYouTubeに接続してYouTubeの白黒動画(640×200)を読み込み、それをPETが表示できる80×25のASCII文字に変換しています。

 

そうして生成された動画フレームを、もう1枚のインターフェースカードでPETのビデオメモリに読み込ませています。PET 2001の限られた処理能力がボトルネックになりますが、Jemander氏が最適化することで、とても滑らかな30fps再生を達成できたしだいです。

 

中味がほぼ45年前のレトロPCでYouTubeを観るのは目にも優しくなく、特に意味があるわけでもありませんが、それを可能にした技術力と情熱には感動を禁じ得ません。

 

Source:Thorbjörn Jemander(YouTube) 
via:Gizmodo(US)

VAIO、価格と性能のバランスが取れたモバイルノートPC「VAIO S13」

VAIOは7月5日、13.3型のモバイルノートPC「VAIO S13」の新モデルを発表しました。直販価格は14万4800円(税込み)からで、7月15日ごろのお届けで出荷を開始します。

 

VAIO S13は個人向けとして、約5年ぶりの新モデル。VAIO SXシリーズよりもお手頃な価格で、性能とのバランスを重視しており、学生や若いビジネスパーソン向けになっているとのこと。

 

スペック面では、最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載。また、読み書き速度の速いPCIe Gen.4接続のSSDを採用しています。

 

直販でハイエンドな構成は、Core i7-1255U、32GBメモリー、2TB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、価格は31万2301円(税込み)。ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)解像度です。

 

さらに、オンライン会議時に、自分の顔を最適な大きさで中央に位置する「自動フレーミング」や、背景ぼかしなどを、ZoomやMicrosoft Teamsといったツールによることなく利用できる機能も追加されています。また、会議中に騒音などの環境ノイズだけを除去するAIノイズキャンセリング機能も搭載。

 

インターフェイスはUSB Type-A×2、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、HDMI、有線LAN、ヘッドホン出力をそろえています。

NVIDIAとAMDのグラフィックカード、中古価格が半年で57%も下落! 暗号通貨が暴落のためか

ここ数か月はGPU製品(グラフィックカード)の価格、特にNVIDIAとAMD製の最新世代は落ち着いてきており、ユーザーが新規に買ったり、買い替えやすくなっています。しかも暗号通貨の価格下落が止まらないなか、マイニング業者が手放したGPUが中古市場に流れ込んできており、どれを買えばいいのか迷うほどです。

マイニングブームも終わり?

 

では、どれぐらいNVIDIAとAMDのGPU価格は下がっているのか。それは先月から14%、今年1月からは57%以上だと明らかになりました。

 

これはコンピュータのハードウェア情報サイトTom’s Hardwareが、ここ数か月の価格下落を追った結果を報告しているもの。それによれば先月から、eBayなどでAMDとNVIDIA GPU製品の価格が劇的に下がっており、RTX 30シリーズやRX 6000シリーズといった最新製品では17%も下落しているそうです。かたや新品については先月から3%ダウンに留まり、それほどダイナミックではないようです。

 

それでも買う人が困るのは、中古市場にある売り物が品薄の時にGPUを買いすぎたゲーマーの放出品から、マイニング業者が投資を取り返そうとするものまで、様々な状態が混ざっているということです。とはいえ2021年以降、主なGPUの購入者はゲーマーではなくマイニング業者であり、約150億ドル相当のGPU販売が報告されているとのこと。つまり、かなりの割合をマイニングに酷使された中古品が占めているようです。

 

どれほど価格が下がっているのか。たとえばGeForce 3090はメーカー希望小売価格が1500ドルに対して、1月1日のeBay価格が2918ドルだったのが、7月1日には1043ドルに。またRadeon RX 6900 XTは希望小売価格が1000ドルで、1月1日のeBay価格が1527ドルだったのが7月1日には703ドルというぐあいです。

 

この記事でもう一つ興味深いのは、イーサリアムのハッシュレート(採掘速度。暗号資産のマイニングに使われる計算力)を追っていることです。それは2020年9月から2022年5月の間に228.2TH/sから1126.7TH/s、実に約898.5TH/も増えています。

 

つまり、暗号通貨の採掘に使われたGPUも凄まじい枚数になると思われます。暗号通貨の価格が下落して採算が取れないとなれば、莫大な数のGPUが中古市場に流れ込んだことも頷けそうです。

 

Source:Tom’s Hardware
via:Wccftech

たった1111円! 小型マイコン「Raspberry Pi Pico W」が登場

小型コンピューターでおなじみのラズペリーパイ財団は、新型のマイクロコントローラー(マイコン)「Raspberry Pi Pico W」を発表しました。

↑スイッチサイエンスより

 

プログラムを書き込み、処理を実行することができるマイコン。Raspberry Piの他の小型コンピューターとは異なり、Linux OSは搭載できないのが特徴です。なおラズペリーパイ財団は2021年にも、わずか572円のマイコン「Raspberry Pi Pico」を発売しています。

 

今回のRaspberry Pi Pico Wは先述のRaspberry Pi Picoに、「Infineon CYW43439」無線チップを搭載したモデル。これにより、無線LANの利用が可能になっています。通信仕様としては、シンブルバンドの2.4GHz無線LAN(802.11n)の利用が可能です。

 

本体には「RP2040」マイコンを搭載し、2MBのフラッシュメモリ(Winbond W25Q16JV)や水晶発振子、電源供給やデカップリング、USBコネクタを搭載。基盤の両端に主要なI/Oピンを引き出し、4つの内部機能(LED駆動、オンボードのSMPS(switch mode power supply)、システム電圧測定用)が割り当てられています。

 

スイッチサイエンスにて販売されるRaspberry Pi Pico Wの国内価格は、1,111円。ただし6月30日現在では工事設計認証(いわゆる技適)が取得できておらず、取得後の発売が予定されています。また、Raspberry Pi Pico Wにピンヘッダを搭載した「Raspberry Pi Pico WH」も1,265円にて発売予定。夏休みの本格的な自由研究などに、活用できそうな製品となりそうです。

 

Source: スイッチサイエンス

「VAIO」25年の感謝を込めたSNSキャンペーン! VAIOファン必見の「25周年特設サイト」も

VAIOは、日本で初めてVAIO PCを発売してから25年を記念し、これまで支えてきたユーザーへの感謝の気持ちを込めて、「想い出のVAIO」をSNSに投稿するとオリジナルグッズやオンラインストアで使える25%オフクーポンをプレゼントするキャンペーンを、7月1日~8月31日まで実施します。

 

キャンペーン応募方法は、SNS(Twitter・Facebook・Instagram)で指定のハッシュタグをつけて、VAIOの想い出やエピソードを写真やコメントで投稿。それぞれ抽選で25名に、「VAIOオリジナルデザインTシャツ」(7月分のみ。8月分の25周年記念オリジナルグッズは後日発表)、「VAIO公式オンラインストア25%オフクーポン」「ソニー公式オンラインストア25%オフクーポン」が当たります。

 

また、7月1日にはVAIO日本発売25周年特設サイトも開設し、VAIO PCの歩みがわかるコンテンツや記念動画を公開。今後も25周年に関する取り組みを順次、同サイトにて紹介予定としています。

 

記念動画は、歴代のVAIO PCのクリエイティブや製品画像を振り返りながら、現在のVAIO PCに受け継がれているものを体感できるような内容で、特設サイトには動画の他にも、歴代製品を厳選し、開発に関わったメンバーへのインタビューをもとにした秘話と共に紹介するコーナーも設けられています。

 

さらに、VAIO社員が考えた難問・奇問を含むクイズ10問も用意。回答数に応じてランクがつき、8問以上正解すると、VAIOのコーポレートカラーでもあり、古来から「勝ち」を導く縁起色として好まれた「勝色(かちいろ)」ランクの認定証がWEB上で贈られます。クイズの結果はSNSでシェアも可能。

レノボ、ゲーミングノート5機種を発表! 「Legion」シリーズ7月より順次発売

レノボ・ジャパンは、ゲーミングPC「Legion」シリーズの新モデルノートPC「Lenovo Legion 770i」「Lenovo Legion Slim 770i」「Lenovo Legion 570i Pro/570 Pro」「Lenovo Legion 570」を発表。7月1日から順次発売します。

 

フラッグシップモデルのLenovo Legion 770iは、CPUに最新第12世代インテル Core i7-12800HX プロセッサー、GPUにはNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを搭載。エアフローの見直しとベイパーチャンバーテクノロジーの採用により、冷却性能が大幅に向上しています。ゼロバンプヒンジを採用したアルミニウム筐体は、前世代モデルより約37%薄型化。ディスプレイには16.0型 WQXGA IPS液晶を採用。165Hzのリフレッシュレートに加え、DisplayHDR 400、NVIDIA G-SYNCに対応し、鮮明でなめらかな映像が楽しめます。RGBライティングがサウンドや映像に同期する機能のほか、WASDキーは耐久性の高いセラミックキーキャップに変更可能。専用ソフトウェアにより、ゲームタイトルに合わせたプロファイルの登録も可能です。最大約11時間駆動可能のバッテリーや、遅延を抑えるインテル Killerワイヤレスも搭載。7月1日発売で、税込価格は37万円前後です。

 

Lenovo Legion Slim 770iは、最薄部16.9mm、質量約2.23kgの薄型軽量ボディに、最新のCPU、GPUを搭載した16.0型ゲーミングノートPC。15.6型の前世代モデルよりディスプレイサイズを拡大しながら、ベゼル幅をスリムにして有効画面領域が向上しました。CNC削り出しアルミニウムを採用したボディは、一見するとゲーミングPCと分からないデザインで、仕事や学習の合間にさりげなくゲームを楽しみたいユーザーに適しています。キーボード面にもエアインテークを配し冷却性能を強化、ディスプレイにはWQXGA IPS液晶を採用しています。7月8日発売で、税込価格は27万5000円前後。

 

Lenovo Legion 570i Pro/570 Proは、スポーツカーのようなフォルムの排気口を採用した、アグレッシブなデザインが特徴。16.0型ディスプレイはアスペクト比16:10で、縦の表示領域が広くなっています。発売日は、570i Proが7月15日、570 Proが7月8日。税込価格は570i Proが22万5000円前後で、570 Proが21万5000円前後。

↑Lenovo Legion 570i Pro

 

↑Lenovo Legion 570 Pro

 

Lenovo Legion 570は、先日発表済みのLenovo Legion 570iのAMD Ryzen搭載モデル。ゼロバンプヒジンを採用し前世代モデルより約14%薄型化し、重厚感のある天板には、アルミニウムとマグネシウムの合金を採用しています。CPUには最新のAMD Ryzen 5 6600H モバイル・プロセッサー、GPUにはNVIDIA GeForce RTX 3050Ti Laptop GPUを搭載。8月5日発売で、税込価格は20万円前後。

水冷BOX付属ゲーミングノート&約22.5時間動作可能ノートPC! マウスコンピューターから同時発売

マウスコンピューターは、ノートPC2機種を、6月30日に発売しました。

 

ゲーミングPCブランド「G-Tune」からは、「G-Tune H5」シリーズの新モデルとして、15.6型水冷ゲーミングノートPC「G-Tune H5-LC」が発売。市場想定価格は税込37万円前後。

 

同製品はPC本体のほか、専用の水冷BOXが付属。水冷BOX内には低騒音かつ大口径のファンとラジエーターが搭載されており、PC本体に水冷BOXを接続すると、CPUなどの発熱部分を、PC本体と水冷BOXの両方で冷却可能で、空冷時と比較して、冷却ファンの回転数を抑えることができ、静音性が向上しています。

 

水冷BOXのサイズはW75×H204×D187mm(スタンド含む)、重量は約1.1kgのため、場所を取らずに設置可能。取り外しも簡単にできるので、LANパーティーなどでの利用時も、PC本体と共に持ち運びが可能です。

 

CPUには、最新の第12世代「インテル Core i9-12900H プロセッサー」を搭載し、「G-Tune H5」2022年5月モデルと比較して、空冷時に約50.4%、水冷時に約57.9%性能が向上。グラフィックスにはGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを採用、前出の従来製品と比較して、空冷時に約7.2%、水冷時に約12.2%性能が向上しています。

 

mouseブランドからは、CPU「AMD Ryzen 5 5560Uプロセッサー」を採用し、約22.5時間動作可能なバッテリー(91Wh)を搭載した、15.6型スタンダードノートパソコン「mouse X5-R5」が発売。実売価格は税込11万9900円~。

 

ボディに軽くて丈夫なマグネシウム合金を採用し、15.6型液晶を搭載しながら、重さ約1.42kg、厚さ約17.9mmの軽量・薄型デザインで、持ち運びやすいボディです。

 

ナローベゼルデザインを採用し画面占有率が向上。HDMIとUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)の2つの外部映像出力端子により、外部接続ディスプレイ2台に本体液晶画面を合わせて、最大3画面のマルチディスプレイ表示が可能です。カスタマイズにより、メモリは標準の8GBから最大64GBまで、256GBのSSD(M.2 NVMe)を標準搭載しているストレージは最大4TB(2TB×2)まで増やすことができます。

厚さ約19.0mm、重量約1.3kgで持ち運びもラク! マウスの14型ノートPC「mouse C4」

マウスコンピューターは、mouseブランドから、14型ノートパソコン「mouse C4」を6月29日に発売しました。税込価格は6万9800円。

 

同製品は、筐体の薄さは約19.0mmで、同社の「mouse C1」(24.5mm)と比較し約5.5mm薄く、重量は約1.3kg。バッテリー動作時間は約10時間で、外出時に電源確保が難しい場合でも長時間の使用が可能です。静音性の高いファンレス構造を採用し、動作音を気にすることなく作業ができます。

 

キーボードは、打ちやすさを重視した約19.1mmのキーピッチを採用しており、mouse C1(17.43mm)と比べてキーの間隔が広く、入力作業を行いやすくしているほか、視認性を重視し、ユニバーサルデザインフォント採用のキーボードに刷新。

 

ディスプレイ部は最大180度開閉可能。会社や在宅での作業時だけでなく、作業スペースの狭いフリーアドレスのオフィスや、ワーケーション時でも最適な位置に調整でき、商談や対面接客などで、画面を共有しやすい作りとなっています。

失敗に終わったWindows 8.1が2023年1月にサポート打ち切り、マイクロソフトが警告

マイクロソフト(以下「MS」)がWindows 8とWindows 8.1をリリースしたのは10年近く前となりますが、まだ全世界のWindowsインストールベース(実際に動作しているデバイスの台数)のうち、約4.3%を占めているとの調査データもあります。つまり、「およそ20台に1台」は動いている計算です。

 

しかし、Windows 8.1ユーザーに向けて、まもなくMSがサポートとセキュリティアップデートを2023年1月10日に終了すると警告し、より新しいOSに移行するよう推奨することが明らかとなりました(Windows 8.0 は2016年にサポートを終了しています)。MSはWindows 7のセキュリティアップデートを2020年1月に打ち切る直前も、同じような警告メッセージを送っていました。

 

米ZDNetによると、Windows 8.1ユーザーはサポート終了日が来るまでは、通知をクリックして詳細を確認できるほか、「後で通知する」「サポート終了後に通知する」などを選んで無視もできるそうです。

 

またMSはWindows 7に拡張セキュリティ更新プログラム (ESU/企業向けに提供される有償の延長サポート)を用意していますが、Windows 8.1には提供する予定はないとのことです。これは矛盾しているようにも見えますが、まだWindows 7は世界中のWindows PCのうち13%で稼働しているため、差を付けるのは仕方ないといえます。

 

とはいえ、Windows 8.1ユーザーはPCを買い替えなくとも、Windows 10にアップグレードすることで時間が稼げるはず。Windows 10は少なくとも2025年の10月までセキュリティアップデートを受けられる予定であり、Windows 8.1が動くPCであれば、たいていWindows 10でも動くはずです。

 

いまだにWindows 7ユーザーの方が8よりも多いことは、多くのユーザーが「8を飛ばして10にアップグレードするか、7に留まり続けた」ことを意味していると思われます。つまりWindows 8は不人気で、失敗したということでしょう。

 

なぜ、Windows 8が失敗したのか。米Ars Technicaは、理由のひとつはWindowsデスクトップにタブレット風のタッチ操作インターフェイスを移植しようとして、使い慣れたスタートメニューのような要素をなくしたり、変えたりしたことにあると分析しています。Windows 7は段階的な微調整に留めたおかげで人気が出たのに、そこから目をそらした「破壊的なインターフェイスの変更」が不評だったと説明されています。

 

Source:Microsoft

via:Ars Technica,ZDNet

レノボがChromebookを2機種発表! 2-in-1「Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook」は7月2日に発売

レノボ・ジャパンは、Chrome OSを搭載した14型ビジネスノートPC「ThinkPad C14 Chromebook Gen 1」と、脱着型2-in-1 PC「Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook」を発表しました。

 

ThinkPad C14 Chromebook Gen 1は6月21日に発売された、ThinkPadとしての堅牢性や信頼性、TrackPointを搭載し、打鍵感にこだわったキーボードなどを備えたChromebook。FHDカメラを標準搭載しており、高品質なビデオ会議が可能。Chrome Enterprise Upgradeバンドルモデルも用意しています。同社のChromebookとしては初となる、インテル vProを選択可能なほか、内蔵LTEの搭載も可能です。実売価格は税込14万1130円~。

 

Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebookは、Chrome OSを搭載した脱着型の2-in-1 PC。デュアルトーンデザインに、ミスティブルーのカラーを採用しています。

 

10.95型の狭額縁ディスプレイは、2K高解像度で鮮明な画面を表示。ペン入力に対応し、スタイラスペンを同梱しており、キックスタンド付きマグネットカバーにはペンホルダーを備え、ペン紛失のリスクを軽減しています。防滴キーボードは1.4mmのストロークでタイピングがしやすく、キーボードカバーは本体をしっかりホールドし、外れにくく、ぐらつきにくい設計です。

 

CPUにはQualcomm Snapdragon 7c Gen 2プロセッサーを搭載。薄型コンパクトボディにUSB Type-Cポートを2つ備え、充電しながら周辺機器との接続も可能。そのほか、ステレオスピーカー、5Mフロントカメラ/8Mリアカメラ、ブルーライト低減、12時間の長時間バッテリー駆動など、様々な機能を備えています。

 

発売日は7月2日で、実売価格は税込6万2480円~。

スリムでシックなデザインが美しい! クリエイター向けデスクトップ「Creator P100X 11TD-1093JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、スリム筐体を採用した高性能クリエイター向けデスクトップPCブランド「Content Creation」から、新モデル「Creator P100X 11TD-1093JP」を、6月28日にAmazonで発売します。税込価格は29万1000円前後。

 

同製品は、第11世代インテル Core i7-11700Kと、最大4画面出力対応で作業効率も向上可能なGeForce RTX 3070 LHRを搭載。

 

Windows 11 Proがプリインストールされ、容量32GBのメモリと、ストレージにM.2 NVMeタイプの超高速SSDを採用し、複数アプリケーションを同時に使用した場合の安定性を確保し、アプリケーションの起動やファイルの読み込みを時間を短縮できます。

 

主な熱源となるパーツを独立した区画に配置し、お互いの熱が干渉しない独自の設計と、底面に冷却FANを設けた効率的な冷却性能により、設置場所を気にせず長時間の作業も可能です。

 

ネットワーク機能は2.5GLANポート、Wi-Fi 6機能を搭載しており、有線・無線どちらも利用できます。

Internet Explorerの一般向けサポートがついに終了! 27年の歴史に幕

↑monticello / Shutterstock.com

 

米マイクロソフトは、ブラウザ「Internet Explorer 11」のWindows 10向けのサポートを6月15日に終了すると発表しました。

 

1995年に初代バージョンがリリースされ、すでに26周年を迎えているInternet Explorer。しかしその役目は後継ブラウザ「Edge」にすでに受け継がれており、また2021年5月にはサポートの終了が発表されていました。

 

6月15日にサポートが終了するのはWindows 10向けのInternet Explorer 11で、クラウド向けOS「Windows Server 2022」かそれ以降のバージョンで長期サポート延長を利用している場合には、サポートを受け続けることができます。それでも、一般向けのInternet Explorerのサポートが終了したことに違いはありません。

 

サポートの終了にともない、今後数ヶ月間はユーザーをInternet ExplorerからEdgeへと段階的にリダイレクトし、Windowsアップデートを通じて古いソフトウェアを無効化します。

 

またEdgeにはInternet Explorerを再現した「IEモード」が搭載されており、こちらは2029年以降もサポートを受け続けることができます。

 

かつてはインターネットの歴史を作り上げた、Internet Explorer。その歴史がまさに終わろうとしているのは、なんとも感慨深いものです。

 

Source: マイクロソフト via Engadget

Firefoxがプライバシー保護を強化。ユーザー追跡をシャットアウトする「包括的Cookie保護」を展開

米Mozillaは14日(米現地時間)、Webブラウザ「Firefox」のデスクトップ版につき、デフォルトで「包括的Cookie保護」を有効にすると発表しました。すでにWindows版、Mac版、Linux版につきロールアウト(時間差のある、順次展開)されています。

 

この「包括的Cookie保護」は、これまでFirefoxが備えてきたなかでも、最も強力なプライバシー保護機能とのことです。ざっくり言えば、あるWebサイトにより作られたCookie(Webサイトの閲覧データやユーザーの個人情報を保存したファイル)を、別のサイトがのぞき見ることができなくなります。

 

Mozillaのブログ記事によると、このしくみは訪問するWebサイトごとに個別の「クッキージャー」を作成。Webブラウザが作成したCookieはその“瓶”(ジャー)に入れられ、それぞれのサイトが触れるCookieは自分の瓶の中にあるものだけ。そうすることで、個々のサイトは従来通りCookieをブラウザに預けられる一方で、別のサイト向けCookieには手出しできなくなるわけです。

Mozilla

 

すでにFirefoxは2018年から強化型トラッキング防止機能(ETP)を導入しており、異なるサイトをまたいだユーザー追跡に使われるCookieをブロックしています。が、これは「悪質なCookie」だけをリストアップしているため、リストに登録されていないものはすり抜ける弱点がありました。新たな「包括的Cookie保護」は、その穴を塞ぐものといえます。

 

MozillaはCookie保護を強化する必要につき、学生ローンの申請や健康関連サイトを通じたもの、出会い系アプリなどがユーザーを追跡している例を挙げて説明。これらは憂慮すべき事態であり、オンラインでのプライバシー保護を守るために「包括的Cookie保護」を開発した、との意図が語られています。

 

こうしたユーザー追跡を防ぎ、個人情報を守ろうとする姿勢は、アップルがiOS 14.5以降に導入した「アプリトラッキング透明性」にも通じるものです。ターゲティング広告から莫大な収益を上げているGoogleやFacebook(および親会社のMeta)と、プライバシー保護を重視するアップルやMozillaとの対立はますます深まっていきそうです。

 

Source:Mozilla
via:The Verge

FMV「AHシリーズ」「UHシリーズ」に12機種がラインナップ! 6月17日から順次販売開始

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、FMV「LIFEBOOK(ライフブック)AHシリーズ」と、FMV「LIFEBOOK UHシリーズ」の2シリーズからそれぞれ6機種を新たに発表。6月17日より順次販売を開始します。

 

LIFEBOOK AHシリーズ

今回新たに発売となるAHシリーズは、2種類の異なるコアで省電力性とパフォーマンスが向上した「第12世代インテル Core プロセッサー」を採用。

 

従来モデルの3辺狭額縁から4辺狭額縁に進化し、画面の周囲をシンプルにすることで、画面サイズはそのままに、本体サイズを縮小しています。そのほか、内蔵キーボード部分等を改良し全体の厚みを薄くしたことにより、現在販売中のモデルより約300g軽量化しています。

 

強化ガラス製「フルフラットファインパネル」は、パネルのガラスで画面全体を覆い、四隅は2.5D形状にラウンドさせ、フレームの存在感を軽減しています。本体カラーはインテリアの雰囲気にも溶け込みやすいオフトーンカラーを採用し、新色「ファインシルバー」を追加しました。

 

個人情報を守る「プライバシーカメラシャッター」、サブディスプレイとしても使用可能な「HDMI入力端子」、「Fn+F2」を同時に押すだけで簡単に切り替えられるマイクミュートなど、新機能を搭載。

 

ラインナップは、「AH77/G2」「AH53/G2」「AH50/G2」「AH45/G2」と、富士通ショッピングサイト「WEB MART」カスタムメイドモデルとして、AH77/G2、AH53/G2をベースに、約1TB SSDやDVDスーパーマルチドライブ、メモリ64GBが選択できる「WA3/G2」、AH50/G2をベースに、「AMD Ryzen 3 5300U モバイル・プロセッサー」やBlu-ray Discドライブ、メモリ32GBが選択できる「WAB/G2」の6機種。

 

実売価格(税込)は、AH77/G2が24万7280円、AH53/G2が23万780円、AH50/G2が18万1280円、AH45/G2が15万9280円、WA3/G2が15万2680円~、WAB/G2が13が1780円~。AH53/G2、AH50/G2、WA3/G2、WAB/G2は7月中旬の発売を予定しています。

 

LIFEBOOK UHシリーズ

軽量ボディが特徴の13.3型モバイルノートPC、AHシリーズからは、バッテリー駆動最大29.5時間、盗難防止用ロックなど計7種類9箇所のインターフェースを搭載したモデルが登場。「Tile」アプリにも対応します。

 

ラインナップは、「UH-X/G2」「UH90/G2」のほか、富士通WEB MARTカスタムメイドモデルとして、UH-X/G2をベースに、第12世代CPU「インテル Core i5-1235U プロセッサー」や約2TB SSDを選択できる「WU-X/G2」、最新の第12世代CPU「インテル Core i3-1215U プロセッサー」やメモリ32GB、5G対応モデルを選択できる「WU2/G2」に加え、WEB MART限定モデルとして、第12世代CPU「インテル Core i7-1255U プロセッサー」や約2TB SSDの選択が可能で、EVOプラットフォームに準拠し、ブラック筐体やミニマムなアプリなどが特徴のFMV Zero「WU4/G2」、最新OS Windows 11 Proや第12世代CPU「インテル Core i7-1255U プロセッサー」が選択でき、バッテリー駆動時間が最大約29.5時間にパワーアップし、新たにプライバシーカメラシャッターを搭載した、軽量ペン内蔵型2in1コンバーチブルモデル「WU3/G2」。

 

実売価格(税込)は、UH-X/G2が26万3780円、UH90/G2が25万2780円、WU-X/G2が21万8680円~、WU2/G2が17万7980円~、WU4/G2が21万9340円~、WU3/G2が21万540円~。いずれも7月中旬の発売を予定しています。

 

スマホ写真&動画バックアップ

2022年夏モデルでは、AHシリーズ、UHシリーズともに、スマホで撮った大切な写真や動画を簡単にバックアップできる「スマホ写真&動画バックアップ」を搭載。FMVの電源を入れ、手持ちのスマホでアプリを起動し「全てバックアップ」というボタンを押すだけで、新しく撮影した写真や動画のみをFMVにコピーできます。

VAIOから最新のインテルCPUを搭載した高性能モバイルノートPC「VAIO SX12」「VAIO SX14」登場

VAIOは6月14日、12.5型のモバイルノートPC「VAIO SX12」および14型モバイルノートPC「VAIO SX14」を発表。7月1日以降に販売を開始します。

↑VAIO SX12

 

VAIO SXシリーズは、2021年にフルモデルチェンジを果たしており、今回はコンセプトはそのままに、最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載。また、電源の強化や放熱能力の向上などにより、CPUの性能を最適に制御する独自技術「VAIO True Performance」も採用しています。

 

カメラ機能も強化しており、Web会議などで自分の顔が最適な大きさで中心にくるようになる「自動フレーミング」や、背景ぼかしといった設定が可能。これらはVAIOの設定で変更できるため、ZoomやMicrosoft Teamsなどのアプリに依存することなく、利用できます。

 

このほか、5Gモジュールを選択可能になるなど、最新の通信規格にも対応しています。

 

VAIOとしてはVAIO SX12をコンパクト、軽量、堅牢、長時間すべてそろったモバイルPCと位置付けており、VAIO SX14は軽量モバイルでも生産性を追求した大画面モバイルとしているとのこと。

↑VAIO SX14

 

VAIO SX12のハイエンドモデル「VJS12590111B」の主なスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Pro(64ビット)。12.5型のディスプレイは、解像度が1920×1080ドット(フルHD)で、アスペクト比は16:9となっています。

 

インターフェイスは、有線LAN、USB 3.0、HDMI出力、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、ヘッドホン/マイクジャックをそろえています。

 

VAIO SX14のハイエンドモデル「VJS14590111B」の主なスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Home(64ビット)。ディスプレイは解像度が1920×1080ドット(フルHD)で、アスペクト比は16:9です。

 

インターフェイスは、有線LAN、USB 3.0、HDMI出力、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、ヘッドホン/マイクジャックを装備しています。

モダンなデザインが美しい15.6インチ&お手頃価格のエントリーモデル! MSIから2種類のビジネスノートPC

エムエスアイコンピュータージャパンは、薄型・軽量ビジネスノートPC「Modern 15 B12M」シリーズを6月16日に、「Modern-14-B11MOU-1208JP」を6月23日に発売します。税込価格はModern 15 B12Mが14万円前後、Modern-14-B11MOU-1208JPが7万5000円前後。

 

Modern 15 B12Mシリーズは、薄さ19.9mm、軽さ1.7kgの本体サイズと、クラシックブラックの本体カラーが特徴の、15.6インチノートPC。ミリタリーグレードの高い耐久性を備えるほか、衝撃や振動に弱いHDDやDVDドライブなどを搭載しないゼロスピンドル構成を採用。

 

CPUに最新のハイブリッドコアアーキテクチャを採用し、パワフルなPコアと省電力なEコアを備え大幅に性能が向上した第12世代インテル Core プロセッサーを搭載し、マルチタスクでも高速・快適動作が可能な、パワフルな処理性能を備えています。

 

拡張ポートには合計4つのUSBポートのほか、変換アダプタなしで液晶モニターやプロジェクタへ映像出力できるHDMIなどを搭載し、外付けストレージを活用した大容量データの持ち運びや大画面モニターへ映像出力してプレゼンや資料作成・編集を行うことができます。

 

Modern-14-B11MOU-1208JPは、ビジネス・学業・プライベートなどで使用する初めてのノートPCとして最適な、お手頃価格の薄型・軽量ビジネスノートPC。薄さ18.1mm、軽さ1.3kgで、振動や衝撃に弱いHDDや光学ドライブを搭載しないゼロスピンドル構成を採用し、アメリカのMIL規格「MIL-STD 810G」に適合する高い耐久性と、最大8時間の駆動が可能なバッテリーを備えています。

 

合計3つのUSBポート(Type-C×1、Type-A×2)を備え、マウス、キーボード、プリンタや外付けHDDなどの複数のUSBデバイスの接続や、スマートフォンの充電、データ転送などが可能。変換アダプタ不要で外付けモニターやプロジェクタへ映像出力できるHDMIを標準搭載。場所を選ばず働く新しいスタイルのテレワークやビデオ会議に参加する際に必須機能である無線LANやマイク内蔵Webカメラも内蔵。

 

ディスプレイには文字がはっきり・くっきり見えるフルHD解像度(1920×1080)の14インチ液晶パネルを採用。CPUには第11世代インテル Core プロセッサーを搭載し、ビジネス・学業・プライベート用途で、複数のソフトを同時に起動してもノートPCの動作が重くなるようなことのない高速・快適動作が可能。日本国内の各地にある「MSI公認サポート店」へ相談すると、購入後でも製品保証を維持したまま、使用用途に合った最適なメモリ容量やSSD容量へカスタマイズすることが可能(有償サービス)です。

Windows 11アップグレード、サポート外の古いPCにうっかり提供される。アップグレードすると面倒なことに…

マイクロソフトは、Windows 11について推奨ハードウェア要件を厳しめに設定しています。要件を満たしていないPCでも手動でインストールできますが、その代わりデスクトップに透かしを表示した上に、セキュリティ更新プログラムを含む更新プログラムを受け取ることが保証されないと申し渡しています

 

そうしたサポート対象外の古いPCに対して、Windows 11へのアップグレードが手違いで提供されてしまったと報じられています。

 

これはリリースプレビューチャネル(公式リリース前に、今後のバージョンを早めに確認できる)にテスター登録している人達に起こったことです。年内に予定されている大型アップデート「Windows 11 22H2」の正式提供開始に向けた第一歩ですが、大手掲示板Redditによると、そのビルド22621がサポート外のハードウェアにも提供されたそうです。

 

具体的には「Windows 11, version 22H2 is ready」(Windows 11 22H2の準備ができています)が表示されたというもの。RedditユーザーのAceRimmer412氏の使うHP x360は、Core i5-7200UというWindows 11対象外のプロセッサを搭載していますが、Windows 10からWindows 11 22H2へのアップグレードを提供されたことを示すスクリーンショットを投稿しています。

Reddit

 

ちなみにWindows 11にアップグレードできるCPUの一覧はこちら。インテル製は第8世代Core、AMDはRyzen 2000以降が必要とされます(上記のi5-7200Uは第7世代)。

 

他のユーザーはさらに古いPCでオファーを受け取ったと報告しています。「私の古いDell Optiplex 7040、i7-6700 3.4GHz(筆者注:第6世代)、 16GB, Intel HD 530が今日から対象」となったそうで、実際にアップグレードできたと報告されています。

 

その後、マイクロソフト公式には、意図しないバグであり、調査中であることが表明されています。

 

 

このため、非対応デバイスには今後のセキュリティアップデートが提供されないかもしれません。

 

非対応PCのロールバック(Windowsを以前のバージョンに戻す)は10日間の猶予があります。その間に戻さなければWindows 10をゼロからクリーンインストールする必要があるため、うっかりアップグレードしないよう気をつけたいところです。

 

Source:Reddit, Neowin

爽やかなブルーストーンカラーが美しい! 薄くて軽いビジネス・クリエイターノートPC「Prestige-14-A12SC-239JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、ビジネス・クリエイターノートPC「Prestige 14 A12」シリーズより、本体に爽やかなブルーストーンカラーを採用した「Prestige-14-A12SC-239JP」を、6月23日に販売開始します。税込価格は21万円前後。

 

同製品は、14インチサイズの本体で、薄さ15.9mm、軽さ1.29kgの、薄型・軽量が特徴のビジネス・クリエイターノートPCです。

 

CPUにハイブリッドコアアーキテクチャを採用してパワフルなPコアと省電力なEコアを備えた「第12世代インテル Core プロセッサー」、専用グラフィックス機能に「NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン」を搭載しています。専用グラフィックス機能のパワーを活用し、動画・画像編集ソフトや、3Dアニメーション作成、3Dデザイン制作などのクリエイティブソフトを使用することができます。

 

アメリカのMIL規格「MIL-STD 810G」に適合する高い耐久性と信頼性や、Windows Hello対応生体認証機能、プロ向けType-Cデバイスを接続できるThunderbolt 4 Type-Cなど、持ち運べるノートPCに必要な機能をしっかり備えています。

フルHD解像度と高フレームレートで快適にPCゲームをプレイ! MSI「Pulse-GL76-12UEK-452JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPC「Pulse-GL76-12UEK-452JP」を、6月8日より順次販売開始します。税込価格は26万円前後。

 

同製品は、フルHD解像度、高フレームレートゲーミングに最適なGeForce RTX 3060 Laptop GPUに加え、ハイブリッドコアアーキテクチャを採用し、マルチタスク、ゲーミング、クリエイティブなどあらゆる用途で処理性能が大幅に向上した「第12世代インテル Core i7 プロセッサー」を搭載。高性能CPUとGPUの組み合せにより、バトルロイヤルやFPSゲームを、フルHD解像度でフレームレート100以上を安定的に維持できるパフォーマンスを可能にしています。

 

カクツキや残像感の少ない滑らかな映像表示で、バトルロイヤルやFPSゲームに適した「滑らか表示ディスプレイ(144Hz)」を標準搭載。マルチタスク性能が大幅に向上したことで、PCゲームの起動と並行して動画配信ソフトを起動し、ゲームプレイを配信するときにも高速・快適動作が可能。長時間のゲームや配信でも安定動作をを可能にするための、強力冷却システム「Cooler Boost 5」を搭載しています。

マイクロソフトが「Surface Laptop Go 2」を発表! MacBook Airより軽いぞ

米マイクロソフトは新型ノートパソコン「Surface Laptop Go 2」を国内外にて発表しました。

↑Surface Laptop Go 2(画像提供/マイクロソフト)

 

マイクロソフトが販売するノートパソコン/タブレットシリーズの中でも、廉価に購入できる「Surface Laptop Go」シリーズ。初代モデルの「Surface Laptop Go」ではプロセッサに第10世代Coreプロセッサを採用し、Windows 10を搭載して出荷されていました。

 

今回のSurface Laptop Go 2では、プロセッサを第11世代のCore i5-1135G7にアップグレード。これにともない、GPUもIntel Iris Xeに刷新されています。メモリ容量は4GB/8GB/16GB(法人向けモデル)で、内蔵ストレージは128GB/256GBとなっています。

 

↑MacBook Airより軽い(画像提供/マイクロソフト)

 

本体には12.4インチの「Pixelsense」タッチスクリーンを搭載しており、キーボードやトラックパッドだけでなく、指先でも操作が可能です。初代モデルと同じく、電源ボタンには指紋認証センサーを内蔵。画面上部には改良されたHDカメラと一体型のスタジオマイクが搭載されています。

 

本体重量は1127gと、気軽に持ち運べる重さで、MacBook Air(1290g)より軽いです。バッテリー駆動時間は最長13.5時間。本体にはUSB-CポートやUSB-Aポート、Surface Connect、イヤホンジャックを搭載し、Windows Hello サインインも利用可能です。

 

Surface Laptop Go 2のカラーバリエーションはプラチナ/セージ/アイスブルー/サンドストーンの4色で、日本国内の価格は9万6580円から。6月7日9時より販売が開始されます。スペック面での刷新が主な変更点となったSurface Laptop Go 2ですが、気軽に購入できるSurfaceノートパソコンとして、注目度の高い製品となるでしょう。MacBook Airと迷う人が続出するかもしれません。

 

Source: マイクロソフト

新シリーズ「FV3」登場! パナ「レッツノート」2022年夏モデル全4シリーズ、6月17日から順次発売

パナソニック コネクトは、ノートPC「レッツノート」の2022年夏モデル「SV2」「QV1」シリーズを6月17日に、「FV3」「FV1」シリーズを7月15日に発売します。

 

新シリーズ「FV3」は、第12世代「インテル Core i7-1260P プロセッサー」を搭載。性能重視のP-coreと電力効率重視のE-coreのハイブリッド構成で、マルチタスク処理のスピードと安定感が向上しました。レッツノート初となる「Windows Hello Enhanced Sign-in Security」に対応し、新機能「明るさ補正、背景ぼかし、顔位置自動補正」を搭載しています。

 

「QV1」シリーズに続き、今シーズンから「SV2」シリーズもeSIMを搭載したデュアルSIM対応モデルが登場。外出先や移動中でも簡単にインターネットに接続可能で、環境に応じて最適な通信手段を選択できます。

 

今回発売となる夏モデルはすべて、メモリー16GB、PCIe 4.0対応の高速SSD 512GBに統一。高パフォーマンスを支える独自設計「Maxperformer」を搭載しています。

 

レッツノート独自アプリ「Panasonic PC快適NAVI」のアップデートにより、FV3/FV1/QV1シリーズは、内蔵ディスプレイを低解像度に変更して消費電力を抑制できます。FV3/FV1シリーズはクリアな音声で“話す・聞く”ことができ快適にWeb会議ができる「COMFORTALK(コンフォトーク)」を搭載しています。

 

ラインナップの詳細と予想実売価格は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

もう迷わない! Chromebookがスペック不足のUSB-Cケーブルを教えてくれます

↑グーグルより

 

米グーグルはラップトップ向けOS「Chrome OS」のアップデートとして、誤ったUSB-Cケーブルを接続すると警告する機能を追加すると案内しています。

 

市場で販売されているUSB-Cケーブルはひとくくりにされがちですが、実は充電速度や通信速度などのスペックが異なるケースがあります。これにより、例えば高解像度ディスプレイに接続したのに十分な性能を発揮できないこともあるのです。

 

しかし今後のChromebookでは、接続したUSB-Cケーブルがディスプレイをサポートしていなかったり、ノートパソコンにとって十分な性能でない場合には、「ケーブルがディスプレイをサポートしていない可能性があります」と通知されるのです。

 

また、手持ちのChromebookに搭載されている「USB 4/Thunderbolt 3」規格にUSB-Cケーブルが対応していない場合にも、通知が表示されます。

 

ただしこの機能を利用するには、Chromebookが第11世代または第12世代のIntel Core CPUを搭載し、USB 4/Thunderbolt 3に対応している必要があります。

 

今回のChrome OSのアップデートではその他にも、手書きメモを簡単にChromebookに取り込める「Cursive」をすべてのChromebookへ提供することや、画面の拡大/縮小表示機能の改善などが案内されています。

 

先述のように、まだまだユーザーにとってわかりにくいUSB-Cケーブルのスペックの違い。これをOS側からユーザーに指摘してくれる今回のChromebookの新機能は、ユーザーにとってありがたいものとなりそうです。

 

Source: グーグル via The Verge

「Surface Laptop Go」後継モデルまもなく発売? 韓国の販売店がリーク

マイクロソフトがSurface Laptop Goの次期モデルをまもなく発表する予定である可能性が、韓国の販売店が発表した(現在は非公開)製品リストから明らかになったと報じられています。

Microsoft

 

次期モデルでの最大の変更点は、前モデル(2020年発売)のインテル第10世代プロセッサから第11世代にアップデートされることだそう。またWindows 10に代わってWindows 11を搭載して出荷され、「HDカメラの性能も向上」するとのことです。予約開始は6月2日となっており、正式な発表もそう遠くないかもしれません。

 

以前、ドイツのテック系サイトWinFutureは、本製品の開始価格が650ドル(約8万4000円)になるかもしれないと報じていました。またWindows Centralのライターも、新色「セージ」(おそらく灰緑色)が追加されて6月発売と予想していたことがあります

 

そうしたプロセッサやカメラ、OS以外は前モデルと非常によく似ているようです。すなわちアスペクト比3:2の12.4インチ画面、ポート類も同じ(USB-A、USB-C、3.5mmヘッドフォンジャック、MS独自の充電ポート)、一部のモデルでは電源ボタン内蔵の指紋センサーなど。バックライト付きキーボード(あるいはオプション)があるかどうかも、現時点では不明です。

 

また販売店のリストでは、前モデルと同じくRAMは最大8GB、ストレージは最大256GBとなるようです。最低価格のベースモデルはどうなるかは情報が乏しいのですが(初代Surface Laptop Goは4GB / 64GB)以前WinFutureはストレージが128GB~かもしれないと報じていました

 

初代モデルはSurfaceノートPCの中では手頃な価格のエントリーモデルとして、学生に人気のあるChromebookに対抗する狙いが窺われました。その一方で削りに削ったスペックや機能はコアユーザーには素通りされている感もありましたが、何か魅力的な新要素が追加されていると期待したいところです。

 

Source:Naver(現在はアクセス不可)
via:The Verge

スマホとPC間でファイルやメモをやり取りできる!Edgeブラウザで新機能「Drop」をテスト中

マイクロソフトがWebブラウザ「Edge」にて、モバイル機器とPCなど異なるデバイスやプラットフォームのあいだで、ファイルやメモを同期(やり取り)できる新機能「Drop」をテストしていることが明らかとなりました。

 

この新機能は、技術ニュースサイトNeowinが発見して報告しているものです。スクリーンショットでは「あなたのファイルとノートは、サインインした全てのモバイル機器とPCデバイス間で利用できます」との説明が確認できます。

 

より具体的には、すでにある「コレクション」や「履歴』と同じくサイドパネルから利用できます。ここにファイルをドラッグ&ドロップしたり、あるいはメッセージボックスにメモを書き込むと、他のコンピュータやモバイル機器のEdgeに同期されるしくみです。

Neowin

 

この機能はメッセージアプリTelegramの「保存用メッセージ」をイメージしているようです。が、Telegramが無制限のクラウドストレージを提供しているのに対して、こちらはユーザーが契約しているOneDriveの空き容量が上限となっているようです。

 

本機能はEdge Canary(テストビルド。毎日更新される)で提供されているため、現時点では一部のユーザーだけが試すことができます。もしもDropが十分な完成度に達していると判断されれば、近い将来、すべてのユーザーが使えるようになりそうです

Source:Neowin
via:Windows Central

E-Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」は価格や仕様などで気になる点もあるけど、実力ある製品だ

ファーウェイ・ジャパンは5月26日、日本向けの新製品発表会を実施。一挙9製品を発表しました。なかでもユニークな製品が「HUAWEI MatePad Paper」。ハイエンドタブレットの性能を備えながら、ディスプレイに電子ペーパー(E-Ink)を採用しており、読書やメモ取りに特化した製品となっています。

 

本記事では新製品9製品のうち、HUAWEI MatePad Paperを含むPC関連の4製品をレポートします。なお、もう1つの目玉製品であるメガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」については、以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

ビジネスツールな風合いの電子ペーパー搭載タブレット

HUAWEI MatePad Paperはファーウェイ初となる電子ペーパー搭載のタブレット端末です。ディスプレイに10.8インチと大きめなタッチパネル付き電子ペーパーを採用。同梱のタッチペン「HUAWEI M-Pencil」(第2世代)による手書き入力にも対応します。

↑HUAWEI MatePad Peper。手書きの書き心地がよく、ペンの追従性も良いため、メモを取りやすいです

 

電子ペーパーは紙に近い表示性能を備えるディスプレイで、液晶や有機ELなどと比べると、長時間閲覧しても目が疲れづらく、また表示の書き換えが少ない電子書籍などの閲覧では省電力という特徴もあります。

 

背面は合皮製で、見た目はいかにもビジネスツールといった風合い。マグネット装着式の専用カバー(同梱)をカチャッと装着した様子は、大判のビジネス手帳か豪華な装丁本のようにも見えます。付属のHUAWEI M-Pencil(第2世代)は、本体にマグネットで取り付けて一緒に持ち歩けます。

↑電子ペーパーは目に優しく、直射日光下でも見やすい画面です

 

ケースなしでの大きさは約182.7×225.2×6.65mmで、重さは約360gとなっています。薄型で雑誌も見やすい大きさですが、片手持ちではやや持て余すサイズにも思えます。また生体認証は、電源ボタンが指紋認証対応型となっています。このほか充電はUSB Type-Cポートを備えており、ケーブルも付属します。

↑外装はフェイクレザーを採用。手帳のような質感です

 

ペン入力のレスポンスは良く、スピーカーの音響も良好

ペン入力では4096段階の筆圧検知に対応。レスポンス良く手書きメモを作成できます。メモのテンプレートとして、罫線やドット、グラフといった紙のノートブックでおなじみのものから、議事録やToDoリストなどの実用的なものまでそろっています。もちろん、電子書籍やオフィスファイルなどへメモを書き込むことも可能です。

 

なお、タブレット端末でもあるため、Wi-Fiに接続すればWebサイトなども閲覧できます。YouTubeの動画を再生することも可能です。とはいえ、電子ペーパーの性質上、動きのある映像を再生すると残像が残ってしまい、あまり実用的とは言えないでしょう。

 

ちなみに、ステレオスピーカーを内蔵しており、音響は良好。読書しながら音楽やWebラジオを聴くといった使い方もできそうです。

 

タブレットとしては高級だけど、価格相応の実力もある

OSはファーウェイ独自のHarmonyOS 2を搭載しています。Google アカウントやGoogle Play ストアには対応してません。この点は注意が必要でしょう。

 

ただし、HarmonyOSはAndroidと互換性があり、電子書籍アプリなども動作します。Amazon アプリストアなどを導入すれば、Kindleアプリも動作するようです。

↑アプリ一覧画面などは一般的なAndroidとはやや異なる作り

 

電子書籍に限って言えば、独自のストア「HUAWEI Books」で日本語版の電子書籍の取り扱いが開始されており、日本語書籍は約10万冊取り扱います。なお、6月30日までにHUAWEI MatePad Paperを購入した人にはキャンペーンとして、1000円分の電子書籍クーポンが提供されます。

 

もう1つ注意点として、HUAWEI MatePad Paperは一般的なAndroidタブレットのように横画面に回転させることができない仕様となっています。HUAWEI Booksでは横画面での見開き表示が可能ですが、Kindleなどの他社製アプリの多くでは見開き表示に非対応です。

↑HUAWEI Booksの電子書籍は設定メニューから見開き表示が選べます

 

また、実用面で気になるのは内蔵ストレージの容量が約64GBと控えめで、外部ストレージに対応していない点です。さらに、ケースとペンが付属するとはいえ、価格は6万4800円(税込)とタブレット端末としては高級な点も気になります。

 

もっとも、大画面の電子書籍デバイスかつ、レスポンスの良いデジタルノート機器と考えれば、価格相応の実力を備えているのは確かです。

 

PCやWi-Fiルーターも拡充

5月26日の製品発表会では、9製品が一挙に発表されました。PC関連製品では、Windows PC「MateBook」のマイナーチェンジモデルが2機種と、Wi-Fiルーターの高性能モデルが1機種投入されています。

↑PC関連では4製品が新発表

 

14インチのノートパソコン「HUAWEI MateBook 14 2022」には、AMD製のRyzen 5500Uプロセッサー搭載モデルが登場。メモリー8GBモデルが12万6800円(税込)、16GBモデルが13万6800円(税込)で、26日から販売しています。

 

狭額縁で縦横比3:2のIPS液晶ディスプレイを備えており、事務作業などを効率良く行える仕様となっています。また、USB Type-C端子での急速充電や、指紋センサー一体型の電源ボタン、キーボードに内蔵されているインカメラなど、見どころが多い1台です。

↑HUAWEI MateBook 14 2022

 

↑ファーウェイ製のタブレットを拡張ディスプレイとして使えます

 

↑カメラはキーボードの中に格納されています

 

2in1 PCの「HUAWEI MateBook E」には、メモリー16GB/ストレージ512GBのスペック強化モデルが登場。価格は16万9800円(税込)で、こちらも26日から販売しています。

 

12.6インチの有機ELディスプレイや、インテル製プロセッサー搭載するほか、重さは約709gと軽量なWindowsタブレットです。付属のフルサイズキーボード(約440g)を装着すると、ノートパソコンとしても活用できます。

↑HUAWEI MateBook E

 

↑キーボードを取り付けてPCとして、取り外せばタブレットとして使えます

 

Wi-Fiルーターは、メッシュWi-Fi対応の高機能タイプ「HUAWEI WiFi Mesh 7」が発表されました。1ユニットモデルが2万2880円(税込)で、2ユニットモデルは4万4880円(税込)。6月9日発売です。

 

メッシュWi-Fiは建物の各所に置いたWi-Fiルーターが連動して、建物全体をWi-Fiで満たすというシステムです。HUAWEI WiFi Mesh 7は最新規格のWi-Fi 6に加えて、ファーウェイ独自規格のWi-Fi 6 Plusをサポート。ファーウェイ製のモバイル機器で高速な通信が可能としています。発売済みの小型モデル「HUAWEI WiFi Mesh 3」など、ファーウェイのメッシュWi-Fiルーターと組み合わせても利用できます。

↑HUAWEI WiFi Mesh 7

 

↑Wi-Fiの電波の浸透具合をアプリで確認できます

 

メガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」をはじめとしたオーディオ、ヘルスケア製品計5機種については以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

“液冷”で約30%省電力に。NVIDIAがデータセンター向けGPUを発表

↑NVIDIAより

 

米NVIDIAはデータセンター向けに液冷機能を組み込んだGPU「NVIDIA A100(水冷版)」を発表しました。

 

データセンター向けGPUと聞くとあまり馴染みがない製品ですが、NVIDIAはAI(人工知能)やディープラーニングの処理、あるいは研究用に製品を投入しています。また同社は2020年に、組み込み用や拡張カードタイプの「NVIDIA A100」を発表していました。

 

NVIDIA A100(水冷版)は冷却に液体を利用することで、ファンなどをもちいた従来の非効率的な冷却方法と比較して、高い省電力動作を実現。具体的には空冷式と比較することで、約30%少ない電力での運用が可能だとしています。

 

さらに液冷方式を採用したことにより、専有するPCIeスロットの数が2基から1基へと減少。これにより、データセンターのスペースを効率よく活用することができます。

 

NVIDIA A100(水冷版)は今年後半から、販売が開始されます。また来年には、Hopperアーキテクチャをベースとした「NVIDIA H100」の販売も予定されています。

 

一般消費者向けのゲーミングデスクトップパソコンや自作パソコンでは、幅広く取り入れられてきた液冷システム。そのメリットは、データセンターでも有効に活用されることになりそうです。

 

Source: Engadget

なんと5GHz超え! AMDの次期デスクトップ向けプロセッサ「Ryzen 7000」は今秋投入

↑AMDより

 

米AMDは次期デスクトップ向けプロセッサ「Ryzen 7000」シリーズの詳細を発表しました。製品は今年秋に市場に投入される予定です。

 

以前から、今年後半の投入が宣言されていたデスクトップ向けのRyzen 7000シリーズ。また今月前半には、次期アーキテクチャ「Zen 4」をベースにしたRyzen 7000のノートパソコン向け製品となる「Dragon Range」も発表されています。

 

Ryzen 7000では先述のようにZen 4アーキテクチャをベースとし、5nmプロセスで製造される4コアCPUと、再設計された6nmのI/Oコア(RDNA2グラフィックスやDDR5、PCIe 5.0コントローラ、低電力アーキテクチャを含む)を搭載しています。

 

スペックとしては1コアあたり1MBのL2キャッシュを搭載し、ブースト時スピードは5GHz超を実現。またAI(人工知能)処理のハードウェアアクセラレーション機能も搭載。これにより、現行モデルの「Ryzen 5950X」と比較し15%の性能向上を果たしています。

 

ソケットには新たにLGA1718ピンのSocket AM5が採用されるものの、Socket AM4の冷却ファンは流用が可能です。入出力インターフェイスとしては、20Gbps動作の最大14個のUSB SuperSpeedポート、最大4個のHDMI 2.1/DisplayPort 2ポートに対応します。

 

さらにAMDはメインストリームノートパソコン向けプロセッサ「Mendocino」を、今年第4四半期(10月〜12月)に投入すると発表。こちらは6nmプロセスのZen 2コアを4基搭載しています。ライバルとなる米インテルも今年後半に5GHz超えを実現した「Raptor Lake」を投入する予定となっており、今年の秋は激しい鍔迫り合いが繰り広げられそうです。

 

Source: Engadget

【5月28日開催】人気スマートウォッチが当たる抽選会も! ファーウェイの最新アイテムをお試しできるタッチ&トライイベント

5月28日、二子玉川 蔦屋家電2階 E-room 2にて、ファーウェイ・ジャパン主催「Make Everywhere Your WorkSpace by HUAWEI Mate Family」が開催されます。

 

同イベントでは、「HUAWEI MateBook E」をはじめ、「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」「HUAWEI MateBook 14」「HUAWEI MateBook D 14」など、3月に発表されたファーウェイの新製品を、様々なビジネスシーン・作業環境を想定したブースにて展開。「Home×Work」「Outside×Work」「Public×Work」の、3種類のワークスペースで、HUAWEI Mate Familyの活用方法を提案します。

↑HUAWEI MateBook E

 

会場でアンケートに答えると、「HUAWEI WATCH 3」や「HUAWEI WATCH FIT エレガントエディション」、Amazonギフト券が当たる抽選抽選会も実施。

 

開催時間は11時~18時。ファーウェイの最新アイテムをお試しできるチャンスです!

 

【イベント概要】

開催日:2022年5月28日(土)

時間:11時~18時(施設の営業時間は10時~21時)

開催場所:二子玉川 蔦屋家電 2階 E-room 2

イベント名:Make Everywhere Your WorkSpace by HUAWEI Mate Family

リサイクル素材を活用! サステナブルなマルチモードPC「Lenovo Yoga 670」5月20日発売

レノボ・ジャパンは、13.3型マルチモードPC「Lenovo Yoga 670」を、5月20日に発売します。税込価格は14万円~。

 

同製品は、天板のファブリック素材やクッション材などにリサイクルプラスチックを活用し、環境への負荷を低減。天板のファブリックカバーには50%、電源アダプターには30%、バッテリーには25%、クッション材には90%のリサイクルプラスチックを用いており、梱包材にはFSC認証を受けた資材を使用しています。

 

13.3型ディスプレイはアスペクト比16:10で縦に作業領域が広く、解像度はWUXGA(1920×1200)、広色域sRGBカバー率100%。ペン入力にも対応し、Lenovoデジタルペンを同梱しています。

 

エッジ部分は丸みを帯びたデザインで、手にフィットして持ち運びやすい設計。USB Type-C×2、USB Type-A×2、HDMI、microSDカードスロットを備えています。

 

CPUには最新のAMD Ryzenモバイル・プロセッサーを搭載。Dolby Vision、Dolby Atmosに対応。「Fn+Q」キーでファンの回転数を切り替えられるSmart Power機能により、製品のパフォーマンスを制御することが可能です。

GeForce RTX 3050搭載! マウス「G-Tune」新作ゲーミングデスクトップ「G-Tune EM-B」発売

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」は、GeForce RTX 3050を搭載したゲーミングデスクトップPC「G-Tune EM-B」を5月11日に発売しました。税込価格は17万9800円。

 

同製品で採用しているGeForce RTX 3050は、第2世代RTコアと第3世代Tensorコアを搭載しています。RTコアは、光の挙動を瞬時に計算することで、現実世界のような光の反射や影をゲームプレイ中に描画するリアルタイムレイトレーシングのための専用コアです。

 

Tensorコアは、深層学習AIによって画質やフレームレートを向上させるNVIDIA DLSS(ディープラーニング スーパー サンプリング)2.0に対応。DLSSテクノロジによるAIレンダリングは、高画質、高解像度、高フレームレートで、競技性を損なうことなくゲームを楽しめます。

 

旧世代のGeForce GTX 1660と比較して約7%性能が向上し、高解像度環境でも、安定した処理と低遅延でのゲームプレイが可能です。

日本HPの高性能な「Victus 16」をレビュー、ゲーミングノートPCらしくないのがポイント

高性能GPUの小型化が進んだ昨今、ゲーミングノートPCが多く発売され、持ち運びが可能であるなどの、デスクトップPCにはない利点から、ユーザーの支持を集めています。一方で、それらの製品は”いかにも”ゲーミングらしい見た目なものが多く、その外見が苦手な人からは手を出しにくいのも事実でしょう。

 

そんな人のために紹介したいのが、日本HPが販売している16.1インチのゲーミングノートPC「Victus 16」シリーズ。ゲーミングPCらしくないすっきりした外見のボディに、高負荷なゲームタイトルのプレイにも耐える十分な性能を詰め込んでいます。この記事では、そのフラグシップモデルである「アドバンスモデル」のうち、AMD製CPU搭載機(直販税込価格20万9000円)のレビューをお届けします。

 

ゲーミングモデルらしくないボディと相反する十分な性能

上述したように、Victus 16シリーズのボディはゲーミングノートPCに見えないような外見をしています。外付けGPUを搭載していることによる厚みこそありますが、逆にいえば、本機のゲーミングらしさはその厚みと、キーボードに内蔵されたLEDくらい。”ありがち”な、PC背面のLEDなどは、本機には搭載されていません。

↑ゲーミングモデルであることを感じさせない、セラミックホワイトのシンプルなボディ

 

シンプルな外見の一方で、性能は「アドバンスモデル」の名に恥じないものを持っています。搭載しているCPUは、ゲーミングPCへの採用が多いAMDの8コアCPU・AMD Ryzen 7 5800H。また外付けGPUには、高コスパGPUとしておなじみのNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop(6GB/GDDR6)を装備しています。

 

このGPUは、人気タイトル「Apex Legends」を使用したベンチマークテストで、フレームレート144Hzに迫るスコアを叩き出すスグレモノ。そのGPUの性能に応えるように、ディスプレイはフレームレート144Hzに対応したものを搭載しています。

 

また、メモリーは8GB×2の16GBで、32GBまでの増設が可能です。

↑キーボードはテンキー付き。また右下には、フレームレート144Hzに対応している証のシールが貼られています

 

今回は、その性能をチェックすべく、ファイナルファンタジーXVのベンチマークテストを実施しました。すると、高品質モードで動作させても「快適」との結果が。標準品質であれば「とても快適」との評価です。

 

最も高い「非常に快適」までは及びませんでしたが、「快適」は「快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます」(公式サイトより引用)という基準であり、十分なグラフィック描画性能といえます。

↑「高品質」でのベンチマークテスト時の結果表示。なお、テストは本機のフルスペックを発揮できるハイパフォーマンスモードで実行しています

 

↑「通常品質」では「とても快適」にアップしました。これは「高フレームでの動作が可能で、より高品質のグラフィックス設定を行うことも可能」という評価。フレームレート144Hzに対応した本機のディスプレイを活かすのなら、グラフィックを高品質にしないのも手です

 

また、ネットワークは高速無線LANのWi-Fi 6での通信が可能なアンテナを複数装備するうえに、ゲーミングで重宝される有線LANの接続も可能です。筆者がたびたびプレイしている海戦FPS「World of Warships」を本機の無線環境で動作させてみたところ、プレイにあたって致命的な不満を抱くことはありませんでした。

↑本機の左側面。並んでいるジャックは、左から充電用端子、有線LAN、HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン・マイク出力コンボポート、SDメモリーカードリーダー

 

↑右側には、USB-Aのポートが2つあります。その左にあるのは排気口

 

本機について、「ゲーミングらしくない外見と、それに相反する十分な性能」としてここまで紹介してきました。しかし、実は性能面で1つだけ、ゲーミングらしくない点があるのです。それは、バッテリー持続時間の長さ。

 

使用状況にもよりますが、本機は最長8時間30分もの間、バッテリー駆動で動作できます。高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCは電力消費が激しく、バッテリーの持ちが短くなりがちです。ですが、本機はその問題を克服しています。16.1インチサイズなうえに結構な厚み・重さ(本体サイズ約幅370×奥行き260×厚さ23.5mm、重さ約2.48kg)があるため、持ち運んで使用するシーンは決して多くないと思われますが、いざというときには頼りになるでしょう。

↑本機の厚みをボールペンと比較。底面に排気口があることも相まって、結構な厚みです

 

「ゲーミングスペックを搭載したオフィスPC」と表現するのが適切か

ただ、今回のレビューで、使用感について2点気になったポイントがありました。1点目は、ゲームプレイ中のファン動作音です。

 

プレイするタイトル、グラフィックの品質、動作モードによって差はあるものの、静音設定にしない限りは、標準程度の音量でゲームのBGMを流していても、しっかりユーザーの耳に届くくらいにファンの音が響きます。PCのスペックを最大限に発揮できる「パフォーマンスモード」で使用した場合、そのボリュームは一層大きくなるので、さすがに気になりました。

 

本機は右サイドに加え、底面にも大きな排気口を備えており、特にそこからの音が大きいような印象を受けます。

↑本機底面の排気口。底面の半分近くを占めています

 

とはいえ、高性能パーツをノートPCに詰め込んでいるわけですから、冷却の必要性を考えればこの騒音はある程度仕方がありません。実際、ファイナルファンタジーXVでのベンチマーク計測時は、CPU、GPUともにかなりの発熱がありました。熱を十分に逃せないとPCが故障する原因になりますから、冷却は必須です。

 

ファン動作音が気になるのであれば、ヘッドフォンを使用したほうがいいでしょう。

↑ファイナルファンタジーXVのベンチマークテストをハイパフォーマンスモードで行っているときの発熱状況。CPUは82℃まで上がっているのがわかります。なお、プリインストールのソフトウェア・OMEN GAMING HUBで測定しました

 

↑ハイパフォーマンスモード中のCPU・GPUの使用率。この時点では、GPUがフル稼働しています

 

ファンの音以上に気になったのが、キーボードの配置です。その最大の問題点は、電源ボタンがデリートキーの左隣、バックスペースキーの左上にあること。特にバックスペースキーは使う頻度が高いですから、誤って電源ボタンを押してしまわないか心配になります。

 

少なくとも筆者が使っていた1週間ほどの間にその誤射は発生しなかったのですが、”もしかしたら”がありうる位置なのは事実。本機でオフィス系の作業をする際には、ストレスになる恐れがあります。ここは、本機の最大の懸念点であると感じました。

↑デリートキー、バックスペースキーの近傍にある電源ボタン。¥キーの直上にあります

 

また本機のキーボードでは、FPSなどのゲームで使用頻度が高いWASDキーが強化されていません。LEDが内蔵されていることを除いては、ゲーミングらしさのないキーボードといった印象です。

 

一方で、オフィス作業でストレスな配置と先に述べたものの、テンキーがついているため作業時は重宝されそう。こういった点を考慮して本機を表現するのであれば、「ゲーミングらしくないゲーミングノートPC」というよりも、「ゲーミングスペックを搭載したオフィスPC」とするのが適切かもしれません。

↑キーボード内蔵のLEDライト

 

↑ベゼルにフロントカメラが内蔵されています。ベゼルはやや厚めです

 

16.1インチというレアなサイズは差別化ポイント

これまであまり触れてきませんでしたが、本機のサイズはゲーミングノートPCとしては珍しい16.1インチです。主流になっている15.6インチと比べてやや大きいこのサイズは、ライバル機種との差別化ポイント。ゲーミングノートPCとしてのスペックは申し分ないので、15.6インチでは小さいと感じていたユーザーにとっては選択肢となりえる一台です。

 

なおVictusシリーズからは、10万円を切る「モデレートモデル」も発売されています。スペックは控えめではありますがGPUはしっかり搭載しているので、とにかく安くゲーミングPCが欲しい人はチェックしてみてもよいでしょう。

 

【SPEC】

  • 型番: Victus by HP 16-e0167AX
  • OS:Windows 11 Home
  • CPU:AMD Ryzen 7 5800H
  • GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop(6GB/GDDR6)
  • ディスプレイ: 16.1インチワイド・IPSディスプレイ
  • ディスプレイ解像度:1920×1080
  • メモリー:16GB(8GB×2)
  • ストレージ:512GB SSD
  • 無線LAN:IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)対応
  • Webカメラ画素数:92万画素

打倒Appleにめちゃ燃えてる?クアルコムがPC向け新プロセッサを2023年後半投入

米クアルコムは米アップルの「M1チップ」に対抗可能なパソコン向けプロセッサを2023年後半に投入すると、同社CEOのクリスチャン・アモン氏が明かしています。

 ↑Remus Rigo / Shutterstock.comより

 

スマートフォンやタブレット向けのプロセッサで知られているクアルコムですが、実はパソコン向けにも「Snapdragon 8cx」などのプロセッサを投入しています。これらは長時間駆動や、電源オン/スタンバイ状態からすぐに使えるように設計されているのが特徴。しかしパフォーマンスでは米インテルやアップルなどの他社製プロセッサに一歩劣っており、市場でも存在感を示せていません。

 

一方でアップルが2020年末からMac向けに投入を開始したM1チップは消費電力あたりの高い性能と、低消費電力が特徴。特にワットあたりのパフォーマンスではインテル製プロセッサを大きく引き離しており、同プロセッサを搭載したMacも市場で高い評価を得ています。

 

実はクアルコム、2021年11月にはすでに、アップルのM1チップに対抗できる「Arm」ベースのプロセッサを投入すると発表していました。クアルコムによれば、このプロセッサはアップルのM1チップに直接対抗できる「高いパフォーマンスと長時間のバッテリー駆動」を実現することを目標としています。

 

さらにアモン氏は先週の決算発表会にて、クアルコムの新型 PC向けプロセッサは「パフォーマンスを重視するユーザーをターゲットにする」と明言。開発が順調に進めば、かなりの高性能プロセッサになることが予測されます。

 

なお2023年には、アップルは次世代プロッサ「M2チップ」を投入していることが予測されます。アップルの素早い自社プロセッサの世代交代に、クアルコムやインテルが今後追いついて行くことができるのかどうかに注目です。

 

Source: Tom’s Hardware

via MacRumors

インテル「B660」チップセットを搭載したJeSU公認PC! マウス「G-Tune HM-BJ」

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」は、第12世代CPUに対応したチップセット「B660」を搭載した「G-Tune HM-BJ」を発売しました。税込価格は29万9800円。

 

第12世代インテル Core プロセッサーに対応するインテル B660チップセットは、VGA用の×16スロット1本とM.2 SSD用スロット2本がPCIe Gen4に対応。対応しているグラフィックカードやM.2 SSDを使用することで、高速なデータ転送により、滑らかな画像描画や効率的な作業が可能です。USB 3.2(20Gbps)に対応したType-C端子(1個)も搭載しています。

 

今回発売されたG-Tune HM-BJは、JeSU(日本eスポーツ連合)のオフィシャルPCサプライヤーとして、プレイヤー視点と運営側視点に基づいて動作検証を行い、プレイヤーが快適にプレイでき、大会運営もスムーズに行える「JeSU公認PC」です。

マルチタスクも快適に! 「ASUS X515EA/X515JA」新たに6モデルを追加……5月9日発売

ASUS JAPANは、15.6型「ASUS X515EA/X515JA」シリーズに、6モデルの追加を発表しました。現在予約販売中で、販売開始予定は5月9日。

 

ASUS X515EAは、第11世代インテル Core i7 プロセッサーとIntel Iris Xe グラフィックスを搭載し、動画編集や画像編集で快適な操作が可能。SSD 512GBのPCIe接続の高速なストレージを搭載し、幅広い用途で使用できます。税込価格は14万9800円。

 

ASUS X515JAは、あらゆるシーンで利用できる、第10世代インテル Core i5 プロセッサー搭載モデルをはじめ、第10世代インテル Core i3 プロセッサー搭載モデルの5モデルを用意。税込価格はCore i5搭載モデルが8万9800円~10万9800円、Core i3搭載モデルが6万9800円~9万9800円です。

 

すべてのモデルに15.6型ディスプレイを搭載しながら、軽さは約1.8kg。フルサイズキーボード右側にはテンキーも搭載しており、表計算や文書作成にも活用できます。