12月15日、サイゼリヤが佐賀県内の第1号店となる店舗をオープン。いよいよ佐賀県にもサイゼリヤが上陸し、地元民からは「299円のミラノ風ドリアが佐賀県に!」と歓喜の声が上がっている。
出典画像:「サイゼリヤ」公式サイトより
佐賀県で「サイゼリヤ」フィーバー!?
千葉県の洋食屋から始まったイタリアンをリーズナブルに提供するお店・サイゼリヤ。「学生時代にすごいお世話になった!」「ちょい飲みとかでも気軽に利用できる」とすっかり世間に浸透しているが、九州地区には福岡県にしか出店していなかった。
そんな同店が今回、佐賀県の複合商業施設「モラージュ佐賀」に県内1号店をオープン。「わが県にもサイゼリヤが! さっそくいってくる!」「一度エスカルゴを食べてみたかったんだよね」と歓喜に沸いている。また現地ではさっそく客が殺到しているようで、SNSなどでは「夕食前の5時半に行ってみたけどめっちゃ並んでる!」「店の前通ったら行列できてて笑った」「サイゼリヤ大盛況じゃないか!」などといった報告が。
しかし一方で「佐賀県で『サイゼリヤ』と『ジョイフル』の熱いコスパ合戦が勃発するのか…」「『サイゼリヤ』ってなに? 『ジョイフル』みたいなもの?」といった声も上がっている。九州・大分県に本社を置き、佐賀県にも多数の店舗を出店しているファミリーレストランチェーン店・ジョイフルとの戦いにも注目が集まっているようだ。
日本で唯一「セブン‐イレブン」がない都道府県とは?
佐賀県にサイゼリヤがオープンしたことにより、他県の人からも「四国にも早く『サイゼリヤ』をオープンさせてほしい!」「佐賀県にも出店したのになんで岩手県にはないんですか!」といった声が続出。ちなみに四国地方には未だ一店舗もサイゼリヤがなく、「中国にも出店しているのになぜ…」と疑問を持たれてきた。
またサイゼリヤ以外にも、一部の地域に出店していないことが話題になる有名チェーン店は少なくない。例えば“スタバ”でお馴染みのコーヒーチェーン店・スターバックス コーヒーは最近まで鳥取県になかったのだが、2015年にとうとう「シャミネ鳥取店」がオープン。大きな話題を呼び、開店初日の売り上げは当時の“スタバ”の国内最高記録を塗り替えた。
また沖縄県は2017年現在、国内で唯一セブン‐イレブンがない県。沖縄県のコンビニ事情はファミリーマート、ローソン、ココストアの3強といわれていたのだが、ココストアはすでにファミリーマートの傘下に入っており、2016年には全店営業を終了。以降ココストアはファミリーマートの店舗として生まれ変わっている。
実質ファミリーマート1強状態の沖縄県だが、2019年にはセブン‐イレブンが沖縄に進出することを「琉球新報」などが報じた。同記事によるとセブン‐イレブンは5年で250店舗の展開を計画している模様。今後沖縄県内のコンビニ勢力図は劇的な変化を遂げそうだ。