「空気清浄機専業」のブルーエアがついに「加湿」搭載へ! 弱点をケアした複合モデルを発売

スウェーデン発の空気清浄機「Blueair(ブルーエア)」の日本総代理店、セールス・オンデマンドは、2024年12月13日より、ブルーエア独自の空気清浄機能を備えつつ、新たに加湿機能を搭載した「2-in-1加湿空気清浄機」、そしてClassic シリーズがさらなる進化を遂げた最上位モデル「Classic Pro」を発売します。

 

「2-in-1加湿空気清浄機」は公式ブルーエアストアおよび一部オンラインショップにて販売。「Classic Pro」は全国の家電量販店、一部百貨店、公式ブルーエアストアおよび一部オンラインショップで購入できます。さらに、2025年1月下旬には、ヒーター、ファン、清浄機能を1台に集約した「ComfortPure 3-in-1 空気清浄機」の発売も予定しています。

 

記事のポイント

ブルーエアといえば、空気清浄機に特化したメーカーというイメージがありましたが、今回、ついに加湿機能やヒーターが付いた複合モデルを発表しました。複合モデルは特にお手入れのしにくさ、清潔性の維持などに課題がありますが、さすがは長年ライバル視してきたカテゴリだけあって、弱点への対策も万全。「2-in-1加湿空気清浄機」は加湿フィルターとタンクを完全分離する構造の採用、UVライトを搭載するなどして、弱点をしっかりケアしています。ニュアンスグレーが特徴の北欧デザインも魅力的ですね。

 

「2-in-1加湿空気清浄機」はブルーエア独自のHEPASilentテクノロジーを搭載。このテクノロジーは、粒子イオン化技術と高性能フィルター技術を融合し、0.1μmまでの有害物質を99.97%除去しながらハイスピード清浄を実現した技術です。さらに、360°InvisibleMist テクノロジーにより全方向に水蒸気を均等に放出し、パワフルな加湿を実現。これら2つの技術を融合させることで、高い空気清浄機能とすぐれた加湿機能の両立を実現しました。

 

加湿フィルターとタンクを完全分離する構造により、加湿フィルターを常に清潔に保つことが可能だといいます。また、ポンプ内に搭載されたUVライトが細菌の繁殖リスクを抑え、清潔な加湿環境を維持。雑菌が繁殖しやすいタンクは、凹凸の少ないシンプルな構造でお手入れも簡単で、加湿フィルターには抗菌仕様を採用し、さらに、オートドライモードで加湿フィルターを乾燥させ清潔さを保ちます。

↑「2-in-1加湿空気清浄機」。給水は天面から直接注ぎ入れる天面給水と、タンクに直接給水する方法の2通りから選択可能

 

「Classic Pro」は、2つのファンが空間に浮遊する有害物質を背面全体から強力に吸引し、8畳をわずか5分で清浄します。DCモーターの採用により、圧倒的な清浄力と高い静音性を実現。広い空間でもパワフルかつ快適に使用できます。Classic Proではウイルスの12分の1サイズである0.008μmまでの有害物質を99.99%以上除去し、フィルターも清潔に保たれるのでうれしい限り。

↑「Classic Pro」

 

「ComfortPure 3-in-1 空気清浄機」はリビングスペースの邪魔にならず、収納の手間も不要。冬場には設定温度を自動でキープする瞬間暖房機能が快適な室温を維持し、夏場にはパワフルな送風機能が心地よい風を送り、涼しさを提供するといいます。また、春や秋にはHEPASilent テクノロジーにより、0.1μmまでの有害物質を99.97%除去する高性能な空気清浄機として活躍。また、Blueairアプリを使うことで、室内外の空気質のモニタリングや首振り角度・速度の設定、フィルター寿命の確認といった多彩な操作も可能とのこと。

↑「ComfortPure 3-in-1 空気清浄機」

 

ブルーエア
「2-in-1加湿空気清浄機」
5万9400円(税込)

「Classic Pro」
10万8900円(税込)

「ComfortPure 3-in-1 空気清浄機」
6万6000円(税込)
2025年1月下旬発売予定

フラッグシップモデル空気清浄機が最大20%オフ+交換用フィルタープレゼント! ブルーエアのブラックフライデーは11月30日まで

スウェーデン発の空気清浄機「Blueair(ブルーエア)」の日本総代理店、セールス・オンデマンドは、ブルーエア公式オンラインストアにて、ブラックフライデーを11月30日まで開催しています。

 

ブラックフライデーでは、ブルーエアのフラッグシップモデル「Blueair Protect」「Blueair DustMagnet」が最大20%オフ+交換用フィルターもプレゼント。詳細はブルーエア公式サイトの当該ページをご覧ください。

 

また、同社は感染症シーズン本番を前に、感染症対策の実態を明らかにすべく、10月4日~10月6日の間、未就学児(0~5歳)の子どもを持つ既婚男女に、「こどもの感染症対策と空気清浄機の使用」についてアンケートを実施しました。

 

調査では、一年のうちで感染症対策を実施している時期は「一年中」が42.7%と最も多く、次いで「冬」が22.3%という結果となり、年間を通して、感染症への対策を行っている人が多く、感染意識が高まっていることがわかりました。

 

具体的な感染症の対策方法としては、「手洗い・うがい(78.3%)」が最多で、2位以降も、「予防接種(54.7%)」「マスクの着用(46.7%)」「定期的な換気(46.7%)」となり、基本的な予防対策が上位となりました。家庭内のウイルス除去として有効とされる「空気清浄機の使用(31.7%)」は6位という結果で、基本的な感染対策と並行して、空気清浄機の使用はまだ少ない印象です。

 

空気清浄機の使用に関しての不安・不満で最も多かったのは「お手入れが面倒(65.7%)」、続いて「空気がキレイになっているかどうかが目に見えず不安(17.0%)」という結果になりました。

 

空気清浄機のフィルターの掃除頻度について、全体の約47.2%が、毎日~1か月に1回の頻度で、適切に手入れを行なっているものの、そもそも掃除したことがない、3か月~1年に1回の頻度などと、適切に手入れを行なっていない家庭が、約半数に迫る46.4%もいることが明らかになっています。

1年使った空気清浄機はどれだけ汚れてる? 家電のプロがブルーエア「ダストマグネット」のフィルターをチェック!

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、サリーさんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は「【ステルス家電】フィルター交換実演付き!静音&大風量、ダストマグネットの魅力をご紹介します【ブルーエア空気清浄機】」をお届けします!

 

デザイン性と機能性を兼ね備えた空気清浄機

スウェーデンの空気清浄機メーカー・ブルーエアの「ブルーエア ダストマグネット 5240i」は、上下2か所の吸引口からホコリや花粉などを効率よく吸引する空気清浄機。サイドテーブルとしても使える高いインテリア性を持ち、国際的なデザイン賞を受賞するなど、家電には見えない“ステルス家電”でもあります。

 

まずは、サイドテーブル代わりに手帳と眼鏡を置いたダストマグネットの横に座って、サリーさんが説明を始めます。

「私がアトリエでも自宅の寝室でも愛用している、ブルーエアの空気清浄機ダストマグネットを今日はご紹介したいと思います。これ、ご覧になってわかるようにサイドテーブルにもなる家具調のデザインが特徴で、こんな風に手帳や眼鏡を置いてみたり、ちっちゃい植木鉢を置いたりもできます。北欧デザインでここ(サイド)にタグがついていたり、ここ(前面)がファブリックになっていたり、美しいデザインです」

 

上下2つの吸引口でハウスダストを効率的に除去

コンパクトながらスタイリッシュなダストマグネット。サリーさんが使い始めて1年が経ち、フィルターの交換ランプが点灯したとのこと。今回は、新たなフィルターを用意して交換していきます。

 

「フィルターを交換のついでにどんな性能があるのか、説明しようと思います。ダストマグネットの特徴は、こんなにコンパクト(「5240i」は幅230×奥行き230×高さ520mm)なんだけど上下2か所からホコリや花粉、ウイルスを吸引するんです! キレイになった空気は側面から吐き出します。(上下に吸引口があることは)何がいいかというと、花粉は床面から30cmぐらいのところで落ちる前に吸い込むのが大事なんですね。空気中のホコリや細かいチリがいったん舞い上がると、落ちるのにすごく時間がかかるので、なるべくそれをこちら(上の吸引口)でキャッチして、重めのものは下のほうからグインって吸い取る。すごく理にかなっていると思います」

 

1年間使ったフィルターの交換を実演!

その後、サリーさんは本体背面をカメラに向け、フィルターの配置を解説。動画で見るととてもわかりやすいですね!

 

「フィルターは上の吸引口用と下の吸引口用、2つ付いてます。まずは下ね。(背面下部のくぼみに手をかけ)ココをグッと開けると、これがプレフィルターになっていて、下から吸ったときに一番最初に大きなホコリをココで集める。そして(プレフィルターの上にある)これがフィルター(※コンボフィルター…粒子フィルターと活性炭フィルターを組み合わせたもの)。(ニオイを吸着する)活性炭フィルターがあって、その裏側にあるフィルター(粒子フィルター)で細かいものはしっかりャッチするのね」

 

サリーさんは、下の吸引口と同様、上の吸引口にも同じものが1セット(プレフィルターとコンボフィルター)搭載されていることを説明。その後、いよいよフィルターを交換します。果たして1年間愛用していた空気清浄機のフィルターはどのくらい汚れているのでしょうか?

 

「いやぁ~すごい汚れてる!  これ本当は最初こんな白いのよ(下写真右)。それが1年経つとこう(下写真左)なるわけですよ。プレフィルターのお手入れは1週間に1度ぐらいはする必要があるけど、(メインのコンボフィルターは)最終的には汚れが吸着したものをパンって捨てればOKだから(簡単です)。(交換する頻度は)半年から1年ぐらい。ちゃんと赤いランプがついて、そろそろ取り替えですよ、と教えてくれる。アプリとも連携できるので、交換時期が見てわかるのが安心ですよね」

 

本当にしっかりと空気を吸引しているのかチェック!

フィルター交換も終わり、続いてはどれくらいの風がどのように出ているのか、本当にしっかり吸引しているのかを検証していきます。細長く切った紙を風が出る側面スリットに当ててみるサリーさん。果たして、細長く切った紙はどのような動きをするのか……? 続きはこちらの動画でチェックしてみてください!

このほか、もっと最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

夏の空気対策に! オンライン限定モデルなど「ブルーエア」の空気清浄機が「プライムデー」セール対象に

セールス・オンデマンドは、同社が日本総代理店を務めるスウェーデン発の空気清浄機「Blueair(ブルーエア)」のセールを、7月12日23時59分まで開催されているAmazon「プライムデー」にて実施します。

 

セールでは、円筒形の形状で、本体下部360度全方向から部屋の空気をパワフルに吸引する、メタルフレームがシンプル&シックなオンライン限定モデル「Blue Pure 411+」が11%オフのセール価格1万6000円(税込)に。

 

ブルーエアの基幹テクノロジー「HEPASilentテクノロジー」で空気中の花粉、ハウスダスト、PM2.5、ウイルスなど0.1μm以上の微粒子を99.97%ハイスピード清浄できる、スタンダードな「Blueair Classic」シリーズが、38%~47%オフとなっています。

 

新テクノロジー「HEPASilent Ultraテクノロジー」を中核に「GermShield(ジャームシールド)テクノロジー」「SpiralAir(スパイラルエア)テクノロジー」という3つのテクノロジーが相互的に効果を発揮し、PM0.1よりもさらに微細な0.03μmというナノレベルの超微粒子を99.99%以上除去。フィルターに捕集したウイルス・菌を抑制する「Blueair Protect」シリーズが、13%~19%オフです。

 

↑GetNavi webでは「Amazonプライムデー」のオトクな情報や、製品を紹介する特集を実施中

寝苦しい季節は「4つの空調家電」が効果的! 2023年のトレンドは? 快眠おすすめモデルは? プロが解説

じめじめした季節に入り、夜も寝苦しくなってきました。より快適な睡眠環境を手に入れるためには、最新の空調家電を導入するのが効果的。そこで、家電ライターの田中真紀子さんをガイドに招き、睡眠に大きな影響を及ぼす空調家電「エアコン」「扇風機」「空気清浄機」「除湿機」の4カテゴリで、トレンドとなっている快眠機能と、オススメのアイテムを教えてもらいました!

 

【私が教えます!】

田中真紀子

白物家電、美容家電を得意とするフリーライター。雑誌、ウェブなどで執筆を手掛けており、検証およびレビュー記事では、ユーザー目線を大切にした主婦ならではの感性に定評がある。ベビー用品、生活雑貨、医療など、暮らしにまつわる記事も多数。

 

その1.エアコン

【エアコンの快眠トレンド機能は?】

睡眠中の体温の変化に合わせて室温を制御する機能

「人は深部体温が下がると深い睡眠に入りやすく、起床に向けて徐々に深部体温が上がっていくため、入眠時の室温は低めに、起床に向けた室温は高めにするのが理想的。そんな睡眠中の体温の変化に応じて、室温を自動でコントロールしてくれるエアコンが登場してきています」(田中さん)

【トレンド機能搭載のおすすめモデル

パナソニック

エオリアスリープ PXシリーズ

実売価格13万6620円(税込)~

睡眠環境に特化した「快眠環境運転」機能を搭載するモデル。枕元に設置したベッドサイドセンサーと連携し、身体が心地よく感じる温度を睡眠の経過時間ごとに制御。寝ている場所の温度をより緻密にコントロールし、暑すぎず寒すぎない快眠環境を作ります。

↑眠りはじめは低めの温度で運転。その後、室温上昇の分岐点を自動で判定し、徐々に温度を上げていきます

 

その2.扇風機

【扇風機の快眠トレンド機能は?】

冷やしすぎないやさしい風量や「おやすみモード」の搭載

「睡眠中に強い風に当たり続けると、体が冷えすぎて睡眠の質が下がり、倦怠感やだるさにつながります。睡眠時に使うなら、そよ風のようなやさしい風量が設定できるものや、深部体温の変化に合わせて徐々に風量を下げるなど『おやすみモード』が搭載されたものが便利です」(田中さん)

【トレンド機能搭載のおすすめモデル

シロカ

DC 音声操作サーキュレーター扇風機 シロカのポチタマ扇 SF-V181

実売価格1万7810円(税込)

「ふわビューン技術」により静かで心地よい風とパワフルな風の両方を実現。風量が8段階で調整でき、睡眠時にもやさしく心地よい微風を送ります。「おやすみモード」を使えば、LEDの光を弱めるほか、設定した風量レベルで運転を開始して30分ごとに風量を1段階ずつ下げます。風量レベル1になるとそのまま風量をキープしてくれるので、睡眠を妨げません。音声で操作できるので、就寝中に手元にリモコンがなくてもベッドの中から操作できます。

 

その3.空気清浄機

【空気清浄機の快眠トレンド機能は?】

冷房ムラを防ぐ気流と高い静音性

「寝室の空気が汚れていると、睡眠中に粘膜が刺激を受けたり、菌やウイルスが身体に侵入したりしてしまい、身体は休むことができず、睡眠の質が落ちると言われています。そのため空気清浄機は快眠にも有効。気流を生かし、エアコン併用時にサーキュレーターとして使えるもの、安眠を妨げない静音性が高いものを選ぶといいでしょう」(田中さん)

【トレンド機能搭載のおすすめモデル】

ブルーエア

ダストマグネット

実売価格6万2700円~(税込)

独自技術「HEPASilent  テクノロジー」により、 0.1μmまでの微粒子を99.97%除去。同社初の「DustMagnetテクノロジー」を搭載し、独自の気流と帯電されたプレフィルター、2か所の吸引口の組み合わせにより空気中の汚れを効率的に除去します。パワフルな風で部屋の空気を循環させるため、心地よい気流を感じることもできます。静音性が高いため就寝時にも使えるほか、天面がテーブルとして使えるのでベッドサイドにもピッタリ。

↑側面2か所の供給口から独自の渦状の気流を生み出し、効率的に空気中のホコリを捕らえます

 

その4.除湿機

【除湿機の快眠トレンド機能は?】

お手入れのしやすさとカビを防ぐ清潔機能

「エアコン冷房は身体が冷えてしまうけれど、使わないと蒸し暑くて眠れないというときは、除湿機を使うのがおすすめ。室内の湿度が下がると身体の熱が放出されやすくなり、快適に眠れます。一方で、睡眠中に使用するからこそ衛生面への配慮が大切。万一除湿機内にカビが生えて、その胞子を吸ってしまうと肺炎など健康被害を起こすリスクもあるので、お手入れしやすい、カビが生えにくいといった清潔性へのこだわりが重要です」(田中さん)

【トレンド機能搭載のおすすめモデル】

シャープ

衣類乾燥除湿機 CV-R180

実売価格6万4300円(税込)

スピーディに衣類を乾燥させるほか、室内の除湿にも活躍するモデル。プラズマクラスターを搭載し、除湿しながらカビ菌なども抑制。「カビバリア運転」を使えば、湿度が60%以上で除湿、湿度50%以下でプラズマクラスターによる空気浄化と自動で切り替え。使用後は、本体内部に残った水分を乾燥させる「内部乾燥」で内部を清潔に保ちます。

↑「カビバリア運転」のイメージ。パワフルな風量と除湿、プラズマクラスターイオンの効果を組み合わせ、付着カビ菌の増殖を抑制します

最大55%オフも! ブルーエアの空気清浄機が楽天スーパーSALEでオトク

ブルーエアの総代理店であるセールス・オンデマンドは、楽天スーパーSALEでさまざまな製品をオトクな価格で販売中。スタンダードシリーズ「Blueair Classic」を始め、フラッグシップモデルの「Blueair Protect」ほか、「Blueair DustMagnet」などがお買い得です。

 

Blueair Classicは、空気中の花粉やハウスダスト、PM2.5、ウイルスなど、0.1μm以上の微粒子を99.97%清浄するシリーズ。また、専用アプリを通じた遠隔操作や、空気の観測なども可能です。

↑Blueair Classic

 

セール対象になっているのは、Classic 690i/Classic 605/Classic 490i/Classic 405で、最大55%オフで購入できます。

 

Blueair Protectは、0.03μmの超微粒子まで99.99%以上除去するとうたうモデル。さらに、フィルターに捕集したウイルス・菌を抑制してくれます。このBlueair Protectは最大20%オフで、さらにポイント5倍です。

 

販売期間は楽天スーパーSALEと同じ6月11日の1時59分までですが、製品によっては売り切れがあるかもしれませんので、気になる人はお早めに! 詳細はこちらからご覧ください。

最大55%オフも! ブルーエアの空気清浄機が楽天スーパーSALEでオトク

ブルーエアの総代理店であるセールス・オンデマンドは、楽天スーパーSALEでさまざまな製品をオトクな価格で販売中。スタンダードシリーズ「Blueair Classic」を始め、フラッグシップモデルの「Blueair Protect」ほか、「Blueair DustMagnet」などがお買い得です。

 

Blueair Classicは、空気中の花粉やハウスダスト、PM2.5、ウイルスなど、0.1μm以上の微粒子を99.97%清浄するシリーズ。また、専用アプリを通じた遠隔操作や、空気の観測なども可能です。

↑Blueair Classic

 

セール対象になっているのは、Classic 690i/Classic 605/Classic 490i/Classic 405で、最大55%オフで購入できます。

 

Blueair Protectは、0.03μmの超微粒子まで99.99%以上除去するとうたうモデル。さらに、フィルターに捕集したウイルス・菌を抑制してくれます。このBlueair Protectは最大20%オフで、さらにポイント5倍です。

 

販売期間は楽天スーパーSALEと同じ6月11日の1時59分までですが、製品によっては売り切れがあるかもしれませんので、気になる人はお早めに! 詳細はこちらからご覧ください。

ブルーエアの空気清浄機はエントリーモデルでも優秀!? プロが解説

空調家電はまず適応畳数を意識するが、そのうえで求める機能を吟味することが重要だ。今回は空調家電のプロが「コレなら選んで間違いナシで、しかもおトク!」と太鼓判をおす空気清浄機を紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました

家電ライター

近藤克己さん

生活家電を中心に執筆する家電&デジタルライター。“オジさん目線”を意識した製品レビューが好評だ。

 

全方向からパワフルに給気し微粒子を9割以上除いて循環

ブルーエア

Blue 3210

実売価格2万5620円(~15畳)

同社の基幹技術「HEPASilentテクノロジー」を搭載するコンパクトモデル。本体下部で360度から空気を吸い込み、0.1μmまでの微粒子を99.97%(※2)フィルター捕集する。空気の状態を検知し、自動で最適な風量に調節もできる。

SPEC●推奨フロア面積:17平方メートル(11畳)●定格消費電力:2~10W●風量:0.5~3.2立方メートル/分●フィルター:Particle +Carbon Filter●フィルター交換目安:約6か月●内蔵センサー:搭載●サイズ/質量:直径200×H425mm/約1.7kg

 

違和感ないデザインと確かな清浄能力が両立

空気清浄機は一年じゅう活躍するので、基本的に出しっぱなしになる家電。ゆえに違和感を感じさせないデザインがベストだ。ブルーエアは多くのデザインアワードを受賞するなど、そのクオリティの高さが世界で認められている。

 

同社のBlueシリーズは大型ファンで360度からパワフルに空気を吸引し、高性能フィルターで有害物質を除去する。そのうえで空気を循環させ、素早く清浄するという基本性能は申し分ないもの。個室や寝室に置くならエントリーモデルのBlue 3210でも不足を感じることはないだろう。

 

上位モデルは、ライフスタイルにこだわりがあり、部屋の空気の質も改善して自宅をより快適にしたい人に最適。特に北欧系の家具・インテリアには調和する。

 

空気清浄機はエントリーモデルでもココは譲れない!

<Point 1>設置する部屋の広さに必要十分な清浄能力

空気清浄機は清浄能力に比例して価格が高くなる。効果をしっかり実感するためには、5~6畳程度の個室に置く場合でも15畳クラスのモデルを目安にすると良い。

 

<Point 2>部屋に置いても違和感ないミニマルなボディデザイン

1年じゅう出しっぱなしにするモノなので、デザイン性は重要。本体サイズがコンパクト、あるいは洗練されたデザインなど、設置する空間に調和するモデルを選びたい。

↑天面には操作ボタンを搭載。内部には大型ファンを備えており、本体下部の全方位360度からパワフルに空気を吸い込んで清浄する

 

↑搭載センサーが空気の汚れ具合を感知し、前面のLEDがリアルアイムで3段階に分類して通知。風量は自動で適切に調節してくれる

 

<ココが上位モデル級>全方向からパワフルに部屋全体の空気を清浄

「上位機種と同等のHEPASilentテクノロジーを搭載した清浄性能もさることながら、小型ボディに秘めたパワーが魅力です。大型ファンで全方向から空気を吸引し、天井方向への排出することで空気を循環させ、確実に部屋を清浄します」(近藤さん)

 

上位モデルはコレ!

ブルーエア

DustMagnet 5240i

実売価格5万6360円(~18畳)

同社初となる「DustMagnetテクノロジー」搭載モデル。独自の気流と帯電プレフィルター、2か所の吸引口の組み合わせで空気中の汚れを効率的に除去する。サイドテーブルとしても使え、インテリアのひとつとして自然な風合い。

 

機能の差早わかり!

※1:【試験機関】(一財)北里環境科学センター【試験方法】27.7立方メートル(約6畳)、室温25℃、湿度70%の試験室にて、エアコン内部にカビ菌を滴下した試験片を設置、1日3時間の冷房運転後に「内部クリーン」運転ありとなしの条件において、4日後のカビ菌の数を比較【試験結果】試験片のカビ菌(1種類)が99%除去されたことを確認(北生発2021_1202号

※2:【試験機関】RISE Research Institute of Sweden AB (ボロース、スウェーデン)【試験方法】欧州フィルター規格EN 1822-5:2009に基づくフィルター粒子捕集率試験【試験粒子】塩化カリウム【試験結果】0.1~1μmまでの微粒子を99.97%以上除去 *フィルターの除去性能。部屋全体への除去性能とは異なる

空気清浄機は「個室床置き」「ポータルブル」がトレンド! プロが厳選するコンパクトモデル8選

ピークが過ぎたとはいえ、実はまだまだ花粉が飛んでいるこの季節。カビやダニが増える季節に備える意味でも、空気清浄機の導入を考えてみては? 今季はなかでも、設置しやすいコンパクトな空気清浄機に注目。以下では、 家電ライターの平島憲一郎さんが厳選した8モデルを紹介する!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が厳選しました!

家電ライター

平島憲一郎さん

生活家電全般の紹介記事やレビューを執筆。自宅で猫を飼っているため空気清浄機選びにも厳しい。

 

≪個室床置きタイプ5選≫

 

【製品1】同社ならではの十分な風量で超微粒子を9割以上除去

●適用床面積:15畳●8畳の清浄時間:約18分●空気清浄技術:HEPASilentテクノロジー●運転音:18〜48dB(A)

ブルーエア

Blue 3210

実売価格2万6400円

同社の基幹技術HEPASilentテクノロジーを備えた小型モデル。本体下部360度から吸気し、0.1μmまでの微粒子を99.97%(※)フィルター捕集する。空気の状態を検知し最適風量に自動調節。

SPEC●消費電力:2〜10W●風量:0.5〜3.2立方メートル/分●フィルター:Particle Carbon Filter●フィルター交換目安:約6か月●運転モード:オート●サイズ/質量:φ200×H425mm/約1.7kg

※:【試験機関】RISE Research Institute of Sweden AB (ボロース、スウェーデン)【試験方法】欧州フィルター規格EN 1822-5:2009に基づくフィルター粒子捕集率試験【試験粒子】塩化カリウム【試験結果】0.1〜1μmまでの微粒子を99.97%以上除去フィルター*の除去性能。部屋全体への除去性能とは異なる

 

↑吸引した空気中の有害物質をマイナス帯電させ、プラス帯電させたフィルターに吸着。高い除去力と高速清浄を両立した

 

↑外側からプレフィルター、メインフィルター、ココナッツカーボンの3層構造のフィルターを採用。PM2.5からVOC、化学物質まで幅広く除去する

 

↑プレフィルターは布製で水洗い可能。5色のカラバリを用意する。メインフィルターは半年ごとの交換だけでメンテ不要

 

[Impression] 超微粒子にまで対応し安心感は抜群!

「コンパクトなサイズながら十分な風量で、寝室などに最適。高性能フィルターで0.1μmの微粒子まで除去できて安心です。運転モードはオートのみで面倒な操作がイヤな人に◎」(平島さん)

 

【製品2】ウイルスを捕らえたフィルターをUV−C照射

●適用床面積:約15畳●8畳の清浄時間:約17.5分●空気清浄技術:5ステップ(フィルター清浄+UV-Cライト)●運転音:約27〜約49.9dB

エレクトロラックス

空気清浄機 Flow A3 UV

実売価格3万4870円

ウイルスを1分間で99.9%除菌するUV-Cライトを搭載(※)。ウイルスが付着したフィルターをUV-Cで照射しながら運転する。きれいな空気を送風口からスパイラル状にムラなく供給。

SPEC●消費電力:2.9〜24.8W●風量0.75〜3.02立方メートル/分●フィルター:円筒型フィルター(活性炭フィルターとHEPAフィルターを含む)●フィルター交換目安:約1年●運転モード:自動、マニュアル、スリープ●サイズ/質量:φ240×H380mm/約2.8kg

※:Guangdong Detection Center of Microbiology (GDDCM)にて、Technical Standard for Disinfection (2002 Ministry of Health P.R. China)- 2.1.5.4に基づいた試験の結果(試験実施日:2021年1月5日)。36mm離した箇所から1分間UV-C Emitterを照射した試験での実証結果であり、実使用空間での実証結果ではない。UV-Cライトの性能のため、部屋全体に対する性能とは異なる。また、すべてのウイルスを除去できるものではない

 

↑フィルターは約1年で交換。交換時期になるとコントロールパネルにフィルター交換サインが表示される

 

↑4ステップフィルターとUV-Cライトで、PM2.5やウイルスなどを除去。UV-Cライトをフィルターに照射し、より清潔性を向上

 

↑自動モードでは本体背面のセンサーで常時空気の状態を計測し、自動で風速を切り替える。マニュアルモードでは3段階の風速切り替えが可能だ

 

[Impression] UV-Cライト機能が秀逸! 操作も直感的に行える

「ウイルスや菌を捕らえたフィルターを除菌効果のあるUV-Cライトで照射し、フィルターを清潔に保てるのがナイス。操作部はタッチパネル式で、直感的に操作できるのも魅力です」(平島さん)

 

【製品3】独自技術で有害物質を抑制し花粉も無力化する!

●適用床面積:〜25畳●8畳の清浄時間:約11分●空気清浄技術:ストリーマ+アクティブプラズマイオン●運転音:19〜53dB

ダイキン工業

ストリーマ空気清浄機 MC55Y

実売価格4万8180円

独自技術のストリーマと空気中へのイオン放出で強力に空気清浄。フィルターで捕らえた浮遊ウイルスやカビ菌をストリーマで抑制する。全国で飛散する16種の花粉を無力化できる。

SPEC●消費電力:6〜46W●風量:1.1〜5.5立方メートル/分●フィルター:TAFUフィルター+脱臭フィルター●フィルター交換目安:10年●運転モード:風量自動、節電、花粉●サイズ/質量:W270×H500×D270mm/6.8kg

 

↑プレフィルターでまず大きなホコリを捕集。その後TAFUフィルターと脱臭フィルターがキャッチした有害な微粒子やニオイにストリーマを放出し抑制する

 

↑操作時に手が触れる本体操作部には抗菌素材を使用。拭き掃除とのダブル効果で、より安心して使える

 

[Impression] 花粉や浮遊ウイルスの除去技術が見事!

「静電力が落ちにくいTAFUフィルターや、独自のストリーマなど、花粉や浮遊ウイルスを除去する技術が秀逸。ストリーマで脱臭フィルターの脱臭能力が再生するのも便利です」(平島さん)

 

【製品4】上位機を踏襲したフィルターで花粉やPM2.5を逃さない

●適用床面積:27畳●8畳の清浄時間:約11分●空気清浄技術:静電HEPA●運転音:18〜52dB

パナソニック

ナノイー搭載空気清浄機 F-PXU60

実売価格3万4930円

花粉・ハウスダスト対策にこだわったコンパクトモデル。前面下吸い込みで花粉やダニの死骸など質量が大きい粒子を吸引し、フィルター除去する。「ナノイー」でPM2.5などの有害物質も抑制。

SPEC●消費電力:5〜45W●風量:0.9〜6.0立方メートル/分●フィルター:清潔HEPAフィルター+スーパーナノテク脱臭フィルター●フィルター交換目安:約10年●運転モード:強、中、静音、自動、おやすみ自動●サイズ/質量:W340×H550×D208mm/5.9kg

 

↑清潔HEPAフィルターは畳1畳ぶん以上のろ紙を折りたたんだ状態。0.3μmの粒子を99.97%以上捕捉する。SEK認証の制菌加工で細菌やカビ菌の繁殖を抑制

 

↑HEPAフィルターの汚れが気になるときは、表面のホコリを掃除機などで除去。手入れが簡単だ

 

[Impression] 床上30cm付近の花粉を集じんする技が秀逸!

「床上30cm付近に漂いやすい花粉を本体前面下部から効率良く集じんするのは同社の得意ワザ。HEPAフィルターに菌やアレル物質を抑制する加工が施されている点も心強い」(平島さん)

 

【製品5】プラズマクラスター搭載のスタンダードな空気清浄機

●適用床面積:約14畳●8畳の清浄時間:12分●空気清浄技術:プラズマクラスター7000●運転音:21〜52dB

シャープ

プラズマクラスター空気清浄機 FU-P50

実売価格3万2800円

「プラズマクラスター7000 」で空中を浮遊する菌やウイルス、アレル物質を抑制。静電HEPAフィルターで0.3μmの微粒子を除去しつつ、目詰まりも抑える。大風量で室内空気を素早く循環。

SPEC●消費電力(50Hz/60Hz):2.6/2.4〜49W●風量:1.0〜5.1立方メートル/分●フィルター:静電HEPAフィルター+脱臭フィルター+抗菌・防カビプレフィルター●フィルター交換目安:約10年●運転モード:強、中、静音●サイズ/質量:W383×H540×D209mm/約4.9kg

 

↑静電HEPAフィルター、脱臭フィルター、抗菌・防カビプレフィルターを装備。脱臭フィルターはタバコ臭やペット臭、汗臭などを脱臭する

 

↑スピード循環気流で遠くのホコリも引き寄せ、背面全体の大きな吸込口でパワフルに吸引する

 

[Impression] プラズマクラスター技術が浮遊菌抑制・集じんに活躍

「浮遊菌・ウイルス抑制に効果的な『プラズマクラスター7000』搭載が魅力。プラズマクラスターの集中放出で微粒子を除電し一気に除去する機能も、花粉シーズンに大活躍します」(平島さん)

 

≪ポータブルタイプ3選≫

 

【製品1】フィルター性能が蘇る高機能なポータブル機

●適応スペース:非公表●空気清浄技術:フォトクレアテクノロジー●給電方式:コード式(USB Type-C)(※)●運転音:25〜40dB(A)

※:カーDCアダプター対応

カドー

LEAF Portable MP-C30

実売価格2万1800円

光触媒によりフィルターの吸着力が再生される独自技術を採用。LEDライトを搭載し、テーブルランプとしても使える。車載用に、外出先やベッドサイドにと利用シーンが広い。

SPEC●電源:DC 5V(カーDCアダプター DC 12V/24V)●消費電流:0.3〜0.5A●運転モード:弱、中、強●フィルター交換目安:6か月〜1年●サイズ/質量:φ66×H180mm/約500g

 

↑上が静電層、下が光ブルー活性炭層の2層フィルター。ニオイや有害物質、粉じんなどを吸着・除去する

 

↑天面の縁を極限まで薄くすることで送風量をアップ。空気の循環効率を高めて清浄力を向上させた

 

[Impression] アルミボディとLEDランプがユニーク

「アルミを使った本体の質感が美麗! LEDランプを点けてベッドサイドで使えば、空気清浄に加えリラックス空間も作れます。フィルターがワンタッチで交換できるのも◎」(平島さん)

 

【製品2】Airdogの空気清浄をパーソナル空間でも利用可能

●適応スペース:2.78畳●空気清浄技術:高性能小型TPAフィルター●給電方式:バッテリー式(USB充電)●運転音:31.36〜51.95dB

トゥーコネクト

Airdog mini portable

実売価格3万4800円

高性能空気清浄機Airdogと同じ構造のフィルターを搭載。超微細粒子のウイルスを99.99%除去する。500mLのペットボトルサイズで、USB給電のほかコードレスでも使用可能だ。

SPEC●CADR:20.8立方メートル/h(0.34立方メートル/分)●消費電力:8W●運転モード:ノーマル、ターボ●最大稼働時間:約3時間●充電時間:約1時間●フィルター交換:不要●サイズ/質量:W73×H212×D84mm/540g

 

↑送風口の角度を変えて、顔に浄化した空気を送れる。500mLのペットボトルほどの大きさで携帯しやすく、飲食中なども卓上で使いやすい

 

↑イオン化ワイヤーフレームやオゾン除去フィルターなど「TPAフィルター」の各パーツを小型化。0.0146μmの微細粒子もフィルターに吸着し無害化する

 

[Impression] 最上位機譲りの空気清浄が幅広いシーンで使える!

「最上位機譲りの空気清浄機能をパーソナル空間で使いやすい本体サイズにアレンジ。USB給電しながらのほか、コードレスでも最大3時間使えて、どこへでも持ち運べます」(平島さん)

 

【製品3】クリーンな空気を顔周りに送り出す首掛けタイプ

●適応スペース:非公表●空気清浄技術:HEPAフィルター+抗菌・除菌フィルター●給電方式:バッテリー式(USB/Type-C)●運転音:54dB(A)(※)

※:送風口より300mmの位置測定

山本電気

ポータブル空気清浄機 YF-PAC01-WH

実売価格5984円

HEPAフィルターに加え、抗菌・除菌成分を長期生成する国際特許技術を採用したフィルターを搭載。花粉やPM2.5などをろ過しつつ、除菌・抗菌した清潔な空気を顔周りに届ける。首掛け対応。

SPEC●フィルター性能:0.3μm以上の粒子を99.5%除去(※)●消費電力:1.2W●最大稼働時間:約4.5時間●充電時間:約2時間●運転モード:1速、2速、3速●フィルター交換目安:1日8時間使用で約1年●サイズ/質量:W65×H96×D37mm/約91g

※:試験空間での結果

 

↑HEPAフィルターと抗菌・除菌フィルターで浄化した空気を放出。風量3速で、人が1分間に呼吸する空気の量(約7L)以上を顔の周りに送り出す

 

↑抗菌・除菌フィルターには、長期的に抗菌・除菌を行うための特許技術の材料を多孔質メンブレン(PET)にコーティング

 

[Impression] 顔周りにきれいな空気を届けられる

「口や鼻など顔周りにクリーンな空気を送り出すことができて便利。付属ストラップで首に掛けられるため、移動中や食事中も使いやすいです。お手ごろな価格も魅力」(平島さん)

個室にオススメの空気清浄機といえばコレ! 高性能フィルター搭載、ブルーエアのコンパクトモデル

ピークが過ぎたとはいえ、実はまだまだ花粉が飛んでいるこの季節。カビやダニが増える季節に備える意味でも、空気清浄機の導入を考えてみては? 今季はなかでも、設置しやすいコンパクトな空気清浄機に注目だ!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

同社ならではの十分な風量で超微粒子を9割以上除去

●適用床面積:15畳●8畳の清浄時間:約18分●空気清浄技術:HEPASilentテクノロジー●運転音:18〜48dB(A)

ブルーエア

Blue 3210

実売価格2万6400円

同社の基幹技術HEPASilentテクノロジーを備えた小型モデル。本体下部360度から吸気し、0.1μmまでの微粒子を99.97%(※)フィルター捕集する。空気の状態を検知し最適風量に自動調節。

SPEC●消費電力:2〜10W●風量:0.5〜3.2立方メートル/分●フィルター:Particle Carbon Filter●フィルター交換目安:約6か月●運転モード:オート●サイズ/質量:φ200×H425mm/約1.7kg

※:【試験機関】RISE Research Institute of Sweden AB (ボロース、スウェーデン)【試験方法】欧州フィルター規格EN 1822-5:2009に基づくフィルター粒子捕集率試験【試験粒子】塩化カリウム【試験結果】0.1〜1μmまでの微粒子を99.97%以上除去フィルター*の除去性能。部屋全体への除去性能とは異なる

 

↑吸引した空気中の有害物質をマイナス帯電させ、プラス帯電させたフィルターに吸着。高い除去力と高速清浄を両立した

 

↑外側からプレフィルター、メインフィルター、ココナッツカーボンの3層構造のフィルターを採用。PM2.5からVOC、化学物質まで幅広く除去する

 

↑プレフィルターは布製で水洗い可能。5色のカラバリを用意する。メインフィルターは半年ごとの交換だけでメンテ不要

 

[Impression] 超微粒子にまで対応し安心感は抜群!

「コンパクトなサイズながら十分な風量で、寝室などに最適。高性能フィルターで0.1μmの微粒子まで除去できて安心です。運転モードはオートのみで面倒な操作がイヤな人に◎」(平島さん)

家電ライター

平島憲一郎さん

生活家電全般の紹介記事やレビューを執筆。自宅で猫を飼っているため空気清浄機選びにも厳しい。

美脚な空気清浄機⁉︎ 床上30cmのハウスダストを強力除去する「Blueair DustMagnet」レビュー

新型コロナ対策で自宅でも定期的な換気が奨励されている現在、大きな困り事となっているのが屋内への花粉の進入です。また、室内を閉め切りにしたままでも、ハウスダストの舞い上がりによって健康に悪影響が出るなど、室内の空気清浄は多くの家庭で重要な関心事になっています。

 

そんななか、ブルーエアからハウスダストの除去力を強化した新しい空気清浄機、DustMagnetシリーズが発売されました。同社の基幹技術である「HEPASilentテクノロジー」に新たに「DustMagnetテクノロジー」を加えたこのモデル。とにかくその新技術が気になる!

 

今回は、同シリーズのなかから適用床面積34畳でリビングにも対応する「5440i」をお借りして、じっくりお試ししました。猫が2匹いるため、舞い上がる抜け毛に悩まされている筆者を救ってくれるのでしょうか?

↑SPEC●適用床面積:~56㎡(34畳)●推奨フロア面積:33㎡(20畳)●消費電力:7~42W ●運転音:30~50dB(A)●風量:3.9~8.4㎥/分 ●8畳あたりの清浄時間:9分 ●フィルター交換目安:約6~12か月 ●サイズ/質量:W290×H650×D290mm/約6.8kg

Blueair DustMagnet 5440i

8万4700円

 

独自の気流制御とフィルター集じん技術により床上30㎝までの空気の汚れを素早く除去!

DustMagnet 5440iでまず印象的なのはそのデザイン。底面に長めの4本の脚を備え、正面にはシンプルながら、落ち着きと温かみが感じられるライトグレーのファブリック素材があしらわれています。スウェーデン生まれのブルーエアらしい、北欧家具のような雰囲気を感じられますね。

↑本機は4本の脚を装備。デザイン的な美しさに加え、後述しますが本体底面に空間を作ることで、床面からの360度吸引を可能にしています

 

本機を支える2つの技術「HEPASilentテクノロジー」と「DustMagnetテクノロジー」

「HEPASilentテクノロジー」は、本体内に吸引した空気中のハウスダストや花粉、PM2.5、ウイルスなどをマイナスに帯電させ、プラス帯電した多層構造のフィルターに吸着させて除去する技術。静電気の力で吸着するため、フィルターの網目が大きくても微粒子をしっかり除去でき、フィルターの目詰まりも起きにくくなっています。このフィルター技術により0.1㎛以上の微粒子を99.97%除去できます(※)。

*フィルターの除去性能です。部屋全体への除去性能とは異なります。
↑本体内に吸引した微粒子をイオナイザーでマイナスに帯電。さらに多層構造のフィルターをプラスに帯電させることで、大きな網目でも微細な粒子を吸着して除去します

 

「DustMagnetテクノロジー」は、独自の渦状の気流とプラス帯電したプレフィルターにより、ハウスダストや花粉などの除去率を高める技術です。さらに特徴的なのが、本体の上下から吸気し、本体サイドから浄化した空気を放出する方式を採用していること。特に本体底面からの吸気が強力で、花粉など比重が重めの微粒子が漂う床上30㎝までの空気をスピーディーに吸引します。

↑本体背面側の上下にある吸気口に、それぞれプレフィルターを搭載。プレフィルターもプラス帯電させることで、大きめのホコリやペットの毛もより漏れなく捕集でき、メインフィルターへの負担が減らせます

 

↑本体側面から、左右で異なる方向に送風することにより渦状の気流を創出。部屋中のホコリを効率良く捕集します

 

↑本体天面(写真上)と底面(写真下)から吸気。猫の毛が底面から吸い込まれるのを何度も見ました。天面からは家具などに付着しやすい高さのホコリを吸引するのだそうです

 

使い始めてすぐにパワフルな空気循環性能を実感!

本機を動かしてまず感じたのは部屋中の空気が大きく撹拌されていること。それも人が床上に座ったり椅子に腰かけたりして生活する空間である、床上1mくらいまでの空気がしっかり循環していました。リビングの窓側に設置した本機を最大風量で稼働させると、18畳ほどの部屋の反対側にいても肌がひんやりし、周囲の空気が流れていると実感。

 

最近の空気清浄機は上向きに浄化した空気を放出し、本体側面(及び底面)から吸気するタイプが一般的ですが、本機は本体の右と左から真横に空気を放出します。しかも送風口の高さを左右で変え、かつ送風口のルーバーに角度を付けることで室内下部の空気がより循環しやすくなる仕組みになっています。花粉やハウスダストなど重い微粒子ゴミは、比較的短時間に室内下部~床上に落ちてくるため、部屋の下の空気だけ循環させてゴミを捕集するのは実に合理的。ちなみに本機を運転中、空中に浮遊するホコリだけでなく、リビングに落ちている猫の毛やホコリまで気流の影響で少しずつ移動していて、本機の風量の大きさを改めて思い知りました。

↑本体の右側(写真上)と左側(写真下)に高さの異なる送風口を設置。さらにルーバーの角度を調整し、左側面の風は斜め前、右側面の風は斜め後ろに向かうようになっています

 

一方、フィルターの空気清浄性能もブルーエアの公式ページに表記されているスペックを裏付ける優秀さ。猫の毛やハウスダストが多くて目の周りに重ったるさを感じるときも、最大風量で運転すればスピーディーに目元の重さが解消されました。さらに、ハウスダスト除去に特化したモデルと言いつつ、脱臭性能も問題なし。猫のトイレのニオイや料理臭も素早く除去してくれます。

↑メインフィルターの裏面には活性炭入りのコンボフィルターを装備。VOC(揮発性有機化合物)、タバコ臭、化学物質、調理臭などを除去できます

 

操作はシンプル! アプリを使えば室内外の空気状況の確認やスケジュール予約も行える

本機の操作は本体の操作パネルとスマホアプリの2通りの方法で行えます。どちらも操作はとてもシンプル。電源ボタンで運転のオンオフを行い、風量調整ボタンで風量弱・中・強・オートモード・ナイトモードからひとつを選ぶだけです。オートモードは空気の汚れに合わせて風量を自動で切り替えてくれます。ナイトモードは運転音を抑えるだけでなく本体正面のLEDランプ(空気環境インジケーター)の光量も抑えられ、就寝時に明かりが気になる人にオススメです。

↑操作パネルには電源ボタンと運転切り替えボタンのみ搭載

 

スマホアプリでは本体パネル同様の操作ができるのに加え、室内の空気状況や登録した地域の外気状況の確認もできます。例えば屋外のPM2.5の量が多ければ、窓や玄関ドアの開け閉めの際に早めに強運転にしておくなど、先回り対策が可能。また、空気清浄機の運転開始時間と終了時間のスケジュール予約もアプリで行えます。

 

スマホの位置情報によって帰宅時間を予測し、自宅到着の15分前に空気清浄運転を自動的にスタートする機能の「ウェルカムホーム」も、アプリから設定が可能です。

↑スマホアプリではトップ画面で登録した自宅付近の外気のPM2.5、PM10などの値を確認可能。登録した空気清浄機の名前をスワイプするかタッチすると、運転モードの切り替えができます

 

↑本体操作画面では室内の空気状況の確認、運転スタート・ストップ、運転スピード(風量)の切り替え、モード切り替えなどができます。LEDの明るさもここで調整できます

 

テーブルトップ付きでサイドテーブルのように生活に近い場所でも使える!

お手入れに関しては本当に手間いらずで、プレフィルターに付いたホコリを週に一回程度布巾で拭くだけ。メインフィルターは掃除不要で、半年から1年に一度交換すればOK。交換時期になるとランプが点灯して教えてくれます。

↑プレフィルターのお手入れは、フィルターの網目についたホコリを乾いた付近などで拭き取るだけです

 

特に使い勝手に関して特徴的なのは、天面の吸込口の上にテーブルトップが設置されており、本やリモコンなどが置けること。空気清浄機をリビングで使う場合、どうしても部屋の端に置きがちですが、室内のハウスダストを効率よく捕集するには部屋の端より真ん中付近に置くほうが有利。デザインも比較的スリムで、サイドテーブルとしても使えるので、リビングの中央付近に設置してみるのもありだと思います。

↑テーブルトップに小物が置けて何気に便利。テーブルの耐荷重は約10kgで、モノが滑り落ちないよう、内側に少し窪みがつけられています。ただし、テーブルに飲み物を置くのはNGです

 

ちなみに、筆者の家ではふだん使っている空気清浄機の天面に猫がよく座ります。筆者宅の空気清浄機は天面から送風するタイプなので、毛が入り込むことは少ないと思いますが、それでも送風口が塞がれるのは困ったもの。一方、本機の場合はこのテーブルトップがあるために猫が乗っても天面の吸気口が塞がれません。これは猫を飼っている人には大きなメリットだと思います。

 

こまめな換気とDustMagnetの組み合わせでウイルス対策にも効果が期待できる!

この1~2年、各メーカーから菌やウイルスの除去力に注力した空気清浄機が多く発売されています。ブルーエアの最上位モデル、Blueair Protectもまさにウイルス除去性能を強化した製品。ただ、屋内のウイルス対策には「こまめな換気」が最も有効との意見も。しかし花粉やpm2.5など、外の空気がいつでも綺麗とも限らず、換気を積極的にできないこともあります。そこで、ウイルスに関しては換気をしっかりし、その際に流入する花粉などの除去を空気清浄機に任せる、というのもウイルス対策のひとつのやり方だと思いつきました。そう考えると、ハウスダストや花粉などの微粒子除去機能を強化したBluer DustMagnetの導入はかなり有効。

 

一方で、本機の使用に関していくつか注意したほうがいいことも見つかりました。例えばリビングなどを掃除機がけする際には、人が動き回ることで床上のホコリが舞い上がるため、一般的に掃除中に空気清浄機を運転するとより効果的にホコリ除去できると言われます。ところが、本機を使うと床面近くに大きな空気の流れができるため、一度掃除した場所にゴミが移動してしまいます。特にロボット掃除機を使っている家庭では、ロボット掃除機が掃除を終えてから運転開始するほうが効率的かなと感じました。

↑DustMagnetで空気清浄しながらロボット掃除機で掃除すると、ロボット掃除機が掃除済みの場所にホコリが移動。特にロボット掃除機の高級モデルは一度掃除した場所は掃除しないので、同時に使わないほうが無難です

 

また、オートモードでの運転に関しては、センサー精度が比較的低めに設定されているせいか、空気環境ステータスランプが「空気が汚れている」ことを示す赤や黄色になかなか変わりません。そのため、最初はマニュアルモードで風量最大に設定ししばらく運転、室内の空気がきれいになったと感じたらオートモードに切り替えていました。ファームウェアのアップデートで可能なら、センサー精度を「厳しめ/普通/緩め」など段階的に変えられると、より自分に近い感覚で自動運転ができると思います。

↑LEDランプ(空気環境インジケーター)は本体正面上部に設置されていますが、空気の汚れを検知するセンサーは本体裏側に設置されています。設置場所によっては室内の空気の状態を把握しにくくなることもあるのかもしれません

 

ともあれ、小さな子供がいる家庭やペットのいる家庭、家族にアレルギー体質の人がいる家など、ハウスダストや花粉の量を気にする家庭には、Blueair DustMagnet™シリーズは文句なしにオススメできます。暖かみのある北欧家具調のデザインで、どんな家にも馴染みやすいのも大きな魅力。まさに「部屋に置いて良し、使って良し」の、非常に満足度の高い製品だと感じました。

【2021年総決算】100以上のアイテムに触れた家電のプロが「これは!」と思った3品は?

2021年に発売された家電のなかで、プロが「これは!」と思ったモデルは何なのか? 今回は100以上のアイテムを取材、あるいは実際に使ったという家電&デジタルライターの近藤克己さんにお願いし、3つのモデルを挙げてもらいました。12月に発売されたばかりのアイテムを含め、プロの目にかなった珠玉の品を厳選して紹介します!

 

【その1】充電式&防水なので入浴中にガンガン使える

フィリップス

ソニッケアー コードレスパワーフロッサー3000

実売価格1万4740円(税込)

高圧の水を噴射する口腔洗浄器。高圧洗浄デッキクリーナーからヒントを得たX型水流を採用。歯ぐきに沿う形の水流により、歯と歯ぐきや歯間の汚れを除去します。モードは1分間標準水圧がかかるクリーンモードと、1分半の間に一定間隔の強弱をつけた水圧で歯間移動のタイミングをガイドするディープクリーンモードの2つを用意。水圧の強さは3段階から選べます。ハンドル本体は防水加工をしており、浴室でも使用できます。

SPEC●充電時間:約8時間●使用時間:約3週間(1日1回1分使用した場合)●タンク容量:約250ml●強さ設定:3段階●搭載モード:クリーンモード、ディープクリーンモード●本体サイズ/質量(約):幅68×奥行68×高さ306mm/290g

↑X型の4方向に広がる水流で汚れを落とします

 

【近藤さんのオススメコメント】

充電式かつ防水なので、風呂場で使えるのが最大のメリット。だから、水が飛び散るのを気にせずガンガン使えるんです。今回は、新開発のクアッドストリームノズルによる「X型水流」で、電動歯ブラシや糸ようじでも届かない歯と歯茎の間の汚れもしっかり取れるのがイイ。実際に歯の隙間に当てて水流を噴射してみると、口の中が臭くなってきて……どれだけこの隙間に食べ物が詰まっていて、しっかり吹き飛ばしてくれたのかがわかります。毎日、風呂で顔を洗ったあとのわずかな時間で口の中がスッキリ。もう手放せません!

 

【その2】自動ゴミ収集機付きは目からウロコが落ちる思い

パナソニック

パワーコードレス MC-NS10K

実売価格7万2600円(税込)

掃除後のゴミを自動で収集するクリーンドックを新開発。掃除が終わるごとに、本体のフィルターケースにたまったゴミをクリーンドック内の紙パックに自動で収集します。これにより、スティック本体のゴミ捨てが不要になり、クリーンドックのゴミ捨ては月1回でOKに。ダストボックスを分離したことで、本体はスリムかつ軽量となり、手元にかかる重量も約0.45kgと軽く、軽快に操作できます。また、クリーンドックには微粒子イオン「ナノイーX」の放出デバイスを搭載。掃除後にスティックを戻すと、1日あたり約4時間「ナノイーX」が放出され、紙パック内に集めたゴミを除菌・脱臭します。

SPEC●充電時間:約3時間●運転時間:HIGH約6分、AUTO約10~15分●集じん容積:スティック0.05 L、クリーンドック0.8 L●サイズ/質量:スティック幅213×奥行130×高さ1030mm/1.5 kg、クリーンドック幅134×奥行282×高さ417mm/13.0 kg

↑掃除が終わったら、そのままヘッドをクリーンドック(充電台)にスライドさせればOK。すぐにクリーンドックが本体のゴミを吸い取ってくれます

 

↑クリーンドックの紙パックにゴミを溜めるしくみ

 

【近藤さんのオススメコメント】

スティッククリーナーに自動ゴミ収集機を付ける。このアイデアには、まさに目からウロコが落ちる思いでした。最近のサイクロンクリーナーは吸引力が強く、ゴミをしっかり吸い取るけど、そのぶん、ダストカップのゴミを毎回捨てるのが面倒。自動ゴミ収集機を付けることで、この面倒な作業がなくなるとともに本体が軽くスリムになり、掃除が大いにラクになりました。MC-NS10Kはサイクロン式ではないけど、そのスリムな形状からは想像できないほど吸引力は高い。ヘッドも「からまないブラシ」を採用していてお手入れがラクなので、毎日気軽に掃除ができるようになりました!

 

【その3】久しぶりに「買い替えたい!」と思わせる空気清浄機

ブルーエア

Blueair DustMagnet 

実売価格6万2700円~(税込)

ハウスダストの除去に注力し、開発された空気清浄機。ブルーエアの基幹技術「HEPASilentテクノロジー」を搭載するほか、同社史上初めてレッグパーツを設け、底面からも吸引する構造となっているため、特にハウスダストが溜まりやすいと言われる床上 30cmに効果を発揮します。新たに搭載された「DustMagnetテクノロジー」は、独自の渦状の気流と帯電されたプレフィルター、さらに上下2 か所の吸引口を組み合わることにより、アレルギーの原因となるペットの毛や花粉、ダニ・カビなどのハウスダストを効率的に除去。レッグパーツやテーブルトップを備え、インテリアに調和するデザインも魅力です。

SPEC●適用床面積:~30m2(18畳)●8畳当たりの清浄時間:約15分●風量31.3~4.9m3/分●消費電力5~22 W●1時間あたりの電気代:0.1ー0.6円(電気代 27円 / kWhで計算)●運転音:22-45 dB(A)●サイズ/質量(約):幅230×奥行230×高さ520mm/4.5 kg

↑側面2か所の供給口から渦状の気流を生み出し、効率的に空気中のホコリを捕らえます

 

↑テーブルトップを備え、小物を置けるのもメリット

 

【近藤さんのオススメコメント】

12月に発売されたばかりの最新モデル。空気清浄機にはさまざまなデザインがあれど、いずれも機械っぽさが残り、インテリアに溶け込むことなく部屋の真ん中にドン! と鎮座する状態が不満でした。そのイメージを一新したのが、この「DustMagnet」シリーズ。なかでも5240iと5440iはライトグレーのファブリック素材を採用し、北欧家具調に仕上がっています。上部はモノが置けるテーブルトップになっており、読みかけの本を置いたり、スマートフォンを置いたりと、サイドテーブルのように使えるものイイ! 空気清浄機は、その性能を実感しにくいものですが、ブルーエアの信頼感、小型なのに確実に微細な粒子を捕集する技術、そしてリビングに置いても違和感のないデザインで、久しぶりに「買い替えたい!」と思わせる逸品でした。

 

【教えてくれたのはこの方!】

近藤克己さん

1966年生まれ、福島県出身。生活家電を中心に執筆活動する家電&デジタルライター。レビューや検証記事では、オジさん目線を大切にしている。

空気中のリスクから24時間365日守るニューノーマル空気清浄機の筆頭「Blueair Protectシリーズ」

2020年末、四半世紀にわたるブルーエアブランド史上、初めてフラッグシップが一新。それがBlueair Protectである。ウイルスや菌への対応力を高めた、新時代に寄り添う一台だ。

 

【今回紹介する製品】

ウイルスサイズの超微粒子も強力にフィルター除去し、菌の繁殖を自動で抑制
Blueair Protectシリーズ

 


空気清浄機部門
GetNavi注目モデル

ブル—エア
Blueair Protectシリーズ

実売価格:16万5000円(7770i)

ブルーエアが世界中のユーザーの声を基に開発した新フラッグシップ。同社独自の「HEPASilentテクノロジー」を進化させ、ナノレベルの微粒子まで除去する。フィルターや本体内部の菌の繁殖を抑制する機能も搭載。

SPEC(7770i)●適用床面積:117㎡(70畳)●風量:3.2〜13.1㎡/分 ●8畳あたりの清浄時間:約4分 ●運転音:27〜55dB(A)●消費電力:9〜72W ●サイズ/質量:W340×H855×D340㎜/約19㎏

 

ウイルスサイズの微粒子への対応力を強化した新定番

2021年はステイホーム期間が続き、空気清浄機の需要も右肩上がり。Blueair Protectシリーズはその時代性を先見して特に存在感を見せた。

 

根幹をなす「HEPASilent Ultraテクノロジー」はイオンバリアによる静電効果がアップし、ウイルスレベル(0.03㎛)の微粒子も99%以上除去(※)。本体内に捕集した菌の繁殖リスクをセンサーが検知すると抑制機能が稼働する。本体側面のエッジ部分に沿った供給口も特筆。空間全体を効率的に循環し、8畳の空間をわずか4分で浄化する。

 

また、本体天面のタッチパネルには微粒子量や空気質指数を表示し、室内の空気環境を“見える”化。新機能をズラリ揃えた本気はまさに新世代の空気清浄機の筆頭だ。

 

※【試験機関】暮らしの科学研究所()【試験方法】30m³試験空間にてBlueair Protect 7770iを運転させ、SMPSにより粒子濃度の測定実施。【試験粒子】塩化カリウム(5w%水溶液)【試験機運転条件】Blueair Protect 7770iを「スピード3」で運転。【試験結果】約15分で30~100nmの超微粒子を99%以上除去 *周囲環境湿度・温度)運転時間、フィルターの使用期間、劣化状況により異なります。

 

【POINT01】

ウイルスレベルの微粒子も静電気の力でフィルターに吸着

最新の粒子イオン化技術「HEPASilent Ultraテクノロジー」を採用。イオン化による静電効果で空気中の有害物質をフィルターに吸着。0.03㎛の微粒子も99%以上除去する。

 

【POINT02】

本体に捕集した菌の繁殖をイオンチャージと乾燥で抑制

電源オフ時も室内状況をセンサーで24時間365日監視。菌の繁殖リスクを検知するとGermShieldが稼働し、フィルター内の菌を抑制する。

 

【POINT03】

独特な形状の供給口で空間全体を効率的に浄化

従来モデルでは左右から吸気して天面から送風する方式。本機はSpiralAir技術を採用し、エッジ部分を沿うように配置された供給口からあらゆる角度へと送り出す。

 

<CHECK!>

“ひと部屋に1台”時代に最適なカジュアルモデル

同社の基幹技術を備えたエントリーモデルもノミネート。円柱型ボディの約3分の2をフィルターが占めるシンプルな構造で、360度から強力に空気清浄する。プレフィルターは5色展開。

 

ブルーエア
Blue 3000シリーズ

実売価格:2万6400円~

 

家電大賞2021-2022に投票しよう

 

今回紹介した「Blueair Protectシリーズ」「Blue 3000シリーズ」とも現在開催中の2021年を代表する家電を決定する「家電大賞 2021-2022」の空気清浄機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

 

床上30cmのハウスダストも磁石のように吸引! 空気清浄機「Blueair DustMagnet」はインテリアとしても満点

スウェーデン発祥の空気清浄機メーカー「Blueair(ブルーエア)」は、埃やハウスダストを引き寄せて吸収する、新しいテクノロジー「DustMagnet」を搭載した空気清浄機「Blueair DustMagnet」(ブルーエア ダストマグネット)4モデルを発表しました。2022年1月13日より、全国の家電量販店・一部百貨店にて販売開始。ブルーエア公式ウェブサイトでは、店頭販売に先駆け12月16日より先行販売を実施します。価格はファブリック素材を採用した「5240i」(適用床面積34畳)、「5440i」(適用床面積18畳)がそれぞれ6万8200円、8万4700円(税込・以下同)、「5210i」(適用床面積34畳)、「5410i」(適用床面積18畳)がそれぞれ6万2700円、7万9200円となっています。

↑(写真左から)「5240i」、「5440i」、「5210i」、「5410i」。「5210i」「5240i」の適用面積は18畳、推奨フロア面積は12畳、サイズは幅230×奥行き230×高さ520mm、重さは約4.5kg。「5410i」「5440i」の適用面積は34畳、推奨フロア面積は20畳、サイズは幅290×奥行き290×高さ650mm、重さは約6.8kg

 

ブルーエアは1996年にスウェーデンで設立されて以来、「人は誰でも、きれいな空気を吸う権利がある」との経営理念のもと、空気清浄機専業メーカーとして高機能空気清浄技術を追求した製品開発を行ってきました。「今年で創業25周年になる現在でも、その思いは変わらない」とブルーエアの日本総代理店、セールス・オンデマンド代表取締役社長・室﨑 肇氏は語ります。

↑「空気清浄機メーカーの専業メーカーとして、空気環境に関わるオピニオンリーダーでありたい」と語るセールス・オンデマンド 代表取締役社長 室﨑 肇 氏

 

ハウスダストが溜まりやすい床上30cmに効果

生活様式が変わる中、65%以上の人がハウスダストや花粉など、室内の空気環境の悪さをキッカケに空気清浄機の購入を決意したとのこと(同社調べ)。加えて、一度床に落ちた埃やハウスダストなどは滞留するため、床に近い生活をする子どもの健康を心配するユーザーボイスもあったそうです。そこで、今回発表された「Blueair DustMagnet」は、同社初となるレッグパーツを設けることで、通常の上部吸込口からの吸引に加え、底面からのハウスダスト吸引を実現しました。これにより、ハウスダストが溜まりやすいとされる、床上30cmに効果を発揮するとのことです。

 

↑ブルーエア史上初となるレッグパーツ。本体が床に接着せず、本体下部からも吸引できる構造になっています

 

もう一つの特徴は、その名の通り、有害物質を磁石のように引き寄せ、吸引する独自テクノロジー「DustMagnet」です。まず、本体の側面にある2か所の吹出口から、独自の渦状の気流を発生させ空気を循環。同時に吹出口に搭載されているイオナイザーが空気中の有害物質をマイナス帯電させます。そして、本体の上下2か所の吸込口に設置されている、プラス帯電したプレフィルターによって、ハウスダストなどの有害物質を磁石のように吸い寄せる仕組みです。大きめの粒子はプレフィルター、さらに微細な粒子はメインフィルターでキャッチ。効率よく部屋の空気をキレイにします。

 

なお、フィルターの交換目安は6か月から12か月。別途で購入する場合の価格は、2つ1セットで8800円から1万1000円となっています。

↑独自の気流で空気を大きく攪拌し、パワフルに吸引します

 

↑マイナス帯電させた空気中の粒子を、プラス帯電したプレフィルターが吸着する仕組み

 

↑本体背面の上下に設置されているプレフィルター

 

↑プレフィルターの上に配置されているのが、粒子フィルターと活性炭フィルターを組み合わせた「コンボフィルター」。空気中のガスや臭い、煙を除去します

 

粒子イオン化技術と高性能フィルター技術を融合した、ブルーエアの基幹技術である「HEPASilent(ヘパサイレント)テクノロジー」も搭載されており、0.1μmまでの有害物質を99.7%除去。静音性に優れ、ハイスピード清浄が可能です。

 

北欧らしいデザインでインテリアに馴染む

「Blueair DustMagnet」は、スウェーデン発祥ならではの北欧デザインで、部屋の中心で使いたくなるような外観です。本体トップにテーブルトップがあることで、サイドテーブルとしても利用可能。耐荷重10kgまで。液体は乗せられません。また、電源と風量調整の2つのボタンのみという、外観を損なわないシンプルな操作パネルも魅力的です。

↑浅いテーブルトップがついています

 

↑本やちょっとした小物を載せるのにぴったり

 

↑操作パネルは左から、電源ボタン/Wi-Fi /フィルター交換お知らせランプ/運転スピードボタン/オートモード/ナイトモード

 

そのほか、インターフェースには空気質センサーにより、リアルタイムで空気の状態を5段階で知らせてくれる機能も。

↑LEDカラーで空気の汚れ具合を知らせてくれます。青色は「とてもきれい」の証

 

発表された4モデルのうち、上位モデルの「XX40i」のみ、本体にファブリック素材を採用。温かみのある部屋に整えたい人には、こちらがオススメのデザインです。

↑「XX40i」には上質なファブリック素材を採用

 

このほか、Wi-Fiに接続した本体と「Blueair」アプリを連動させれば、室内空気のモニタリングやフィルターの使用状況などの確認が可能です。また、スマートフォンの位置情報を元に帰宅までの距離を計り、部屋に着く頃には空気清浄を開始する機能「ウェルカムホーム」は12月中旬にローンチ予定です。

 

室内環境を快適にしたいと、これまで以上に思うようになったこの頃。今後も、ブルーエア独自のDustMagnetテクノロジーで、床に近い生活をしている子どものためにも、本製品で床上30cmのハウスダストが効果的に除去できるのはうれしいですね。

 

微粒子量を測定!《ウイルス・菌の抑制》キーワードに選ぶ高価格「空気清浄機」4選

空気清浄機は、超微粒子であるウイルス・菌の抑制・不活化まで期待して選ぶ時代!! 今回は、10万円台前後の高価格モデルにおけるウイルス・菌へのアプローチの違いを押さえつつ、プロ仕様の微粒子計測器を使って、送風口から放出される微粒子量を測定した(※)。

※: クリーンルーム等の清浄度管理用微粒子計測器「RION KC-51」を使用。6秒間の測定を連続5回行い、その平均値が測定結果として算出される。事前に室内の空気を測定した結果は、0.3nmレベルで7万9441.2個、0.5nmレベルで6366.2個、5.0nmレベルで9.0個

 

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がチェックしました!

GetNavi編集部 家電担当
青木宏彰

家電コーディネーター資格保持。菌・ウイルスまで対応する空気清浄機の信頼性を説く。

 

微粒子放出量のテストではメディエアーが圧勝だった

現在、市場の多くの空気清浄機はHEPAフィルターを採用。粒径0.3nmの粒子を99.97%捕集すると謳う(ウイルスの粒径は0.1nm、細菌は0.5〜1nm)。だがそれはあくまで〝実験室〟での結果。今回は実際の生活空間でどれくらい空気清浄できるか、高価格帯の空気清浄機4台で検証してみた。

 

結果、最も優秀な数値だったのはメディエアー。事前の測定で0.3nmレベルの粒子数が約8万個だったのが平均0.4個まで減少した。

 

だが空気清浄機選びは集じん性能以外の要素も検討を。イオン放出による室内の付着菌抑制を求めるならプラズマクラスター搭載のシャープ。ブルーエアは空気清浄速度や菌の抑制、室内の空気状況の“見える化”など性能・機能のバランスに優れる。メディエアーは前述の集じん性能に加え、捕集したウイルス・菌の不活化性能も優秀。モレキュルは光触媒技術でフィルター捕集したウイルスや花粉などを除去。シンプルな操作性やデザインにも注目だ。

 

【その1】3層フィルターで集じんし、浮遊する菌や付着したニオイは高濃度イオンの放出で除菌・消臭

シャープ

プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-NP100

実売価格10万90円

3層のフィルターで集じん。さらに浮遊する菌や付着したニオイを、イオン濃度5万個/立方センチメートルの「プラズマクラスターNEXT」の放出で消臭・除菌する。人の不在を検知してパワフルに空気清浄する自動モードも搭載。

SPEC●空気清浄技術:「プラズマクラスターNEXT」空中&フィルター浄化●消費電力:5.3〜95W(※)●風量:2.0〜10m3/分●搭載フィルター:静電HEPAフィルターほか●サイズ/質量:W427×H738×D371mm/約17kg

※: 無線モジュールを起動していないときの消費電力

 

適用床面積:46畳(空気清浄運転時)
イオン放出機能:プラズマクラスターNEXT
運転音:21〜54dB
スマホ連携:「COCORO AIR」アプリ

 

↑プラズマクラスターは付着ウイルス・菌の除菌のほか消臭にも効果あり

 

↑脱臭フィルター静電HEPAフィルターなど3層のフィルターで集じん。花粉やハウス。ダストをカバーできる5.0nmレベルでは、検出数0.8個と上々な数値を示した

 

【Impression】

操作性やメンテ性は文句なし!! 加湿含め多機能を1台でこなすのは魅力

ハウスダストや花粉の除去用途には最適。プラズマクラスターNEXTによる浮遊ウイルス・菌抑制が期待できる。タッチパネルで直感的に操作できるほか、アプリで季節に合わせた自動運転なども可能。大型で場所は取るが、加湿など様々な機能を1台でこなしたい人には便利だ。自動掃除機能付きだが、給水タンクのメンテは必須。

 

[5点満点で評価]

集じん性能:3.5
操作性:5.0
お手入れのしやすさ:4.0
デザイン性:4.0
設置性:4.0

 

【その2】ウイルスレベルの超微粒子をスピーディに捕らえてイオンチャージで抑制

ブルーエア

Blueair Protect 7770i

実売価格15万7080円

空気清浄技術がアップデートされた同社の最上位機。0.03nmまでの超微粒子を99%以上除去し(※)、フィルターに吸着させた菌にイオンチャージして抑制する。8畳を約4分でスピード清浄可能だ。

※:【試験機関】暮らしの科学研究所(株)【試験方法】30m3試験空間にてBlueair Protect 7770iを運転させ、SMPSにより粒子濃度の測定実施【試験粒子】塩化カリウム(5w%水溶液)【試験機運転条件】Blueair Protect 7770iを「スピード3」で運転 【試験結果】約15分で30〜100nmの超微粒子を99%以上除去

SPEC●空気清浄技術:HEPASilent Ultraテクノロジー●消費電力:9〜72W●風量:3.2〜13.1m3/分●搭載フィルター:スマートフィルター●サイズ/質量:W340×H855×D340mm/約19kg

 

適用床面積:70畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:27〜55dB(A)
スマホ連携:「Blueair」アプリ

 

↑粒子イオン化技術で空気中の有害物質をフィルターに強力吸着させる

 

↑カーボンフィルター内蔵の高性能フィルターで菌や化学物質、VOCも除去。測定結果は0.3nmが1968.4個だが、大風量で循環回数を上げれば数値はもっと下がるはず

 

【Impression】

空気清浄性能・操作性・メンテ性デザイン性など全方位的にハイレベル

強力送風による空気循環で超微粒子を短時間に何度もフィルターに通し除去。ゆえに実際の使用では測定結果以上の浄化能力が期待できる。タッチパネルの操作もスマホでの操作もスムーズ。手入れはフィルター交換だけで、汚れがついた面に触れずに交換できるのも助かる。未来的なデザインも秀逸だ。質量19㎏だがキャスター付きで移動はラク。

 

[5点満点で評価]

集じん性能:4.0
操作性:5.0
お手入れのしやすさ:5.0
デザイン性:5.0
設置性:4.0

 

【その3】0.007nmの超微粒子を捕捉し、さらにウイルスや菌を不活化する独自のDFSテクノロジーを搭載

ピエラス

空間除菌清浄機メディエアー スマート

実売価格17万3800円

独自のフィルター技術により、HEPAフィルターでは捕捉しきれない0.007nmの微粒子も帯電・統合させ除去。ウイルスや菌、アレル物質などを捕捉し不活化する。シックハウス症候群の原因となるVOCも逃さない。

SPEC●空気清浄技術:DFSテクノロジー●消費電力:9〜65W●風量:2.83m3/分●搭載フィルター:メインフィルター、高性能6層プレフィルター●サイズ/質量:W330×H508×D222mm/7.3kg

 

適用床面積:18畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:40〜60dB
スマホ連携:非対応

 

↑近畿大学の細菌培養実験によると、メディエアーでは菌の生存が確認できなかった。フィルター交換時に菌に触れるリスクがない

 

↑DFSテクノロジーでは、ハイエナジーグリッドとメインフィルターの間に電磁フィールドを生成しウイルスや菌を抑制。測定では全粒子サイズで集じん性能の高さを証明した

 

【Impression】

高価でデザインの好みも分かれるが空気清浄をストイックに追求している!!

高性能フィルターが通過する空気中の微粒子をほぼ完璧にキャッチした。操作は4段階の風量調節のみとシンプル。お手入れは2年に一度のフィルター交換のほか、定期的なハイエナジーグリッドの掃除が必要だ。天面パネルなどデザインはやや素朴だが、ムダな機能を削ぎ落とし、空気をキレイにすることに特化した姿勢は好印象だ。

 

[5点満点で評価]

集じん性能:5.0
操作性:5.0
お手入れのしやすさ:4.5
デザイン性:4.0
設置性:5.0

 

【その4】独自の光触媒技術によりウイルスなどの超微粒子も本体内部で除去する

モレキュル

Molekule Air Pro SQ1P-JP

実売価格17万9850円

光活性ナノフィルターと特殊な触媒を使い、0.0002nmの超微粒子も捕らえて除去。フィルターを1回通過させるだけでウイルスを99.9%除去する(※)。室内の空気質を検知しPM10、PM2.5、PM1.0ごとに4色で表示。

※:すべてのウイルスを除去するものではない

SPEC●空気清浄技術:PECOテクノロジー●消費電力:26.7〜124W●搭載フィルター:PECOフィルター●サイズ/質量:φ約280×H59nm/10.4kg

 

適用床面積:約33畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:33〜64dBa(自社試験結果)
スマホ連携:「Molekule」アプリ

 

↑1日24時間稼働で約半年後にフィルター交換。必要なお手入れはこれだけでOKだ

 

↑360度から空気を取り込み、PECOフィルターでウイルスなどの超微粒子を除去。生活空間ではメディエアー、ブルーエアにはやや及ばなかったが、上々の測定結果を示した

 

【Impression】

空気清浄機能に加えメンテ性やデザインを重視する人にマッチ

「1回通過での捕捉率の高さ」というウリが十分反映されたとは言えないが、測定結果はまずまずの印象。タッチパネルの操作性も悪くないが、スマホアプリに+αの付加機能がないのは惜しいかも。デザインはレザーのストラップがオシャレ。直径約28cmの円柱型で設置性も優秀だ。空気清浄性能に加えメンテ性やデザインにこだわる人に好適!

 

[5点満点で評価]

集じん性能:3.5
操作性:4.0
お手入れのしやすさ:5.0
デザイン性:5.0
設置性 :4.5

 

独自の光触媒技術によりウイルスなどの超微粒子も本体内部で除去する「Molekule Air Pro SQ1P-JP」

空気清浄機は、超微粒子であるウイルス・菌の抑制・不活化まで期待して選ぶ時代!! ウイルス・菌へのアプローチの違いを押さえつつ、10万円台前後の高価格モデルを紹介。今回は、モレキュルのMolekule Air Pro SQ1P-JP。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

独自の光触媒技術によりウイルスなどの超微粒子も本体内部で除去する

モレキュル

Molekule Air Pro SQ1P-JP

実売価格17万9850円

光活性ナノフィルターと特殊な触媒を使い、0.0002nmの超微粒子も捕らえて除去。フィルターを1回通過させるだけでウイルスを99.9%除去する(※)。室内の空気質を検知しPM10、PM2.5、PM1.0ごとに4色で表示。

※:すべてのウイルスを除去するものではない

SPEC●空気清浄技術:PECOテクノロジー●消費電力:26.7〜124W●搭載フィルター:PECOフィルター●サイズ/質量:φ約280×H59nm/10.4kg

 

適用床面積:約33畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:33〜64dBa(自社試験結果)
スマホ連携:「Molekule」アプリ

 

↑1日24時間稼働で約半年後にフィルター交換。必要なお手入れはこれだけでOKだ

 

↑360度から空気を取り込み、PECOフィルターでウイルスなどの超微粒子を除去。生活空間ではメディエアー、ブルーエアにはやや及ばなかったが、上々の測定結果を示した

 

【Impression】

空気清浄機能に加えメンテ性やデザインを重視する人にマッチ

「1回通過での捕捉率の高さ」というウリが十分反映されたとは言えないが、測定結果はまずまずの印象。タッチパネルの操作性も悪くないが、スマホアプリに+αの付加機能がないのは惜しいかも。デザインはレザーのストラップがオシャレ。直径約28cmの円柱型で設置性も優秀だ。空気清浄性能に加えメンテ性やデザインにこだわる人に好適!

 

[5点満点で評価]

集じん性能:3.5
操作性:4.0
お手入れのしやすさ:5.0
デザイン性:5.0
設置性 :4.5

 

0.007nmの超微粒子を捕捉、ウイルスや菌を不活化する独自のDFSテクノロジーを搭載「空間除菌清浄機メディエアー スマート」

空気清浄機は、超微粒子であるウイルス・菌の抑制・不活化まで期待して選ぶ時代!! ウイルス・菌へのアプローチの違いを押さえつつ、10万円台前後の高価格モデルを紹介。今回は、ピエラスの空間除菌清浄機メディエアー スマート。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

0.007nmの超微粒子を捕捉し、さらにウイルスや菌を不活化する独自のDFSテクノロジーを搭載

ピエラス

空間除菌清浄機メディエアー スマート

実売価格17万3800円

独自のフィルター技術により、HEPAフィルターでは捕捉しきれない0.007nmの微粒子も帯電・統合させ除去。ウイルスや菌、アレル物質などを捕捉し不活化する。シックハウス症候群の原因となるVOCも逃さない。

SPEC●空気清浄技術:DFSテクノロジー●消費電力:9〜65W●風量:2.83m3/分●搭載フィルター:メインフィルター、高性能6層プレフィルター●サイズ/質量:W330×H508×D222mm/7.3kg

 

適用床面積:18畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:40〜60dB
スマホ連携:非対応

 

↑近畿大学の細菌培養実験によると、メディエアーでは菌の生存が確認できなかった。フィルター交換時に菌に触れるリスクがない

 

↑DFSテクノロジーでは、ハイエナジーグリッドとメインフィルターの間に電磁フィールドを生成しウイルスや菌を抑制。測定では全粒子サイズで集じん性能の高さを証明した

 

【Impression】

高価でデザインの好みも分かれるが空気清浄をストイックに追求している!!

高性能フィルターが通過する空気中の微粒子をほぼ完璧にキャッチした。操作は4段階の風量調節のみとシンプル。お手入れは2年に一度のフィルター交換のほか、定期的なハイエナジーグリッドの掃除が必要だ。天面パネルなどデザインはやや素朴だが、ムダな機能を削ぎ落とし、空気をキレイにすることに特化した姿勢は好印象だ。

 

[5点満点で評価]

集じん性能:5.0
操作性:5.0
お手入れのしやすさ:4.5
デザイン性:4.0
設置性:5.0

 

 

 

ウイルスレベルの超微粒子をスピーディに捕らえてイオンチャージで抑制「Blueair Protect 7770i」

空気清浄機は、超微粒子であるウイルス・菌の抑制・不活化まで期待して選ぶ時代!! ウイルス・菌へのアプローチの違いを押さえつつ、10万円台前後の高価格モデルを紹介。今回は、ブルーエアのBlueair Protect 7770i。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ウイルスレベルの超微粒子をスピーディに捕らえてイオンチャージで抑制

ブルーエア

Blueair Protect 7770i

実売価格15万7080円

空気清浄技術がアップデートされた同社の最上位機。0.03nmまでの超微粒子を99%以上除去し(※)、フィルターに吸着させた菌にイオンチャージして抑制する。8畳を約4分でスピード清浄可能だ。

※:【試験機関】暮らしの科学研究所(株)【試験方法】30m3試験空間にてBlueair Protect 7770iを運転させ、SMPSにより粒子濃度の測定実施【試験粒子】塩化カリウム(5w%水溶液)【試験機運転条件】Blueair Protect 7770iを「スピード3」で運転 【試験結果】約15分で30〜100nmの超微粒子を99%以上除去

SPEC●空気清浄技術:HEPASilent Ultraテクノロジー●消費電力:9〜72W●風量:3.2〜13.1m3/分●搭載フィルター:スマートフィルター●サイズ/質量:W340×H855×D340mm/約19kg

 

適用床面積:70畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:27〜55dB(A)
スマホ連携:「Blueair」アプリ

 

↑粒子イオン化技術で空気中の有害物質をフィルターに強力吸着させる

 

↑カーボンフィルター内蔵の高性能フィルターで菌や化学物質、VOCも除去。測定結果は0.3nmが1968.4個だが、大風量で循環回数を上げれば数値はもっと下がるはず

 

【Impression】

空気清浄性能・操作性・メンテ性デザイン性など全方位的にハイレベル

強力送風による空気循環で超微粒子を短時間に何度もフィルターに通し除去。ゆえに実際の使用では測定結果以上の浄化能力が期待できる。タッチパネルの操作もスマホでの操作もスムーズ。手入れはフィルター交換だけで、汚れがついた面に触れずに交換できるのも助かる。未来的なデザインも秀逸だ。質量19㎏だがキャスター付きで移動はラク。

 

[5点満点で評価]

集じん性能:4.0
操作性:5.0
お手入れのしやすさ:5.0
デザイン性:5.0
設置性:4.0

 

3層フィルターで集じん、浮遊する菌や付着したニオイは高濃度イオンの放出で除菌・消臭「プラズマクラスター加湿空気清浄機」

空気清浄機は、超微粒子であるウイルス・菌の抑制・不活化まで期待して選ぶ時代!! ウイルス・菌へのアプローチの違いを押さえつつ、10万円台前後の高価格モデルを紹介。今回は、シャープのプラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-NP100。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

3層フィルターで集じんし、浮遊する菌や付着したニオイは高濃度イオンの放出で除菌・消臭

シャープ

プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-NP100

実売価格10万90円

3層のフィルターで集じん。さらに浮遊する菌や付着したニオイを、イオン濃度5万個/立方センチメートルの「プラズマクラスターNEXT」の放出で消臭・除菌する。人の不在を検知してパワフルに空気清浄する自動モードも搭載。

SPEC●空気清浄技術:「プラズマクラスターNEXT」空中&フィルター浄化●消費電力:5.3〜95W(※)●風量:2.0〜10m3/分●搭載フィルター:静電HEPAフィルターほか●サイズ/質量:W427×H738×D371mm/約17kg

※: 無線モジュールを起動していないときの消費電力

 

適用床面積:46畳(空気清浄運転時)
イオン放出機能:プラズマクラスターNEXT
運転音:21〜54dB
スマホ連携:「COCORO AIR」アプリ

 

↑プラズマクラスターは付着ウイルス・菌の除菌のほか消臭にも効果あり

 

↑脱臭フィルター静電HEPAフィルターなど3層のフィルターで集じん。花粉やハウス。ダストをカバーできる5.0nmレベルでは、検出数0.8個と上々な数値を示した

 

【Impression】

操作性やメンテ性は文句なし!! 加湿含め多機能を1台でこなすのは魅力

ハウスダストや花粉の除去用途には最適。プラズマクラスターNEXTによる浮遊ウイルス・菌抑制が期待できる。タッチパネルで直感的に操作できるほか、アプリで季節に合わせた自動運転なども可能。大型で場所は取るが、加湿など様々な機能を1台でこなしたい人には便利だ。自動掃除機能付きだが、給水タンクのメンテは必須。

 

[5点満点で評価]

集じん性能:3.5
操作性:5.0
お手入れのしやすさ:4.0
デザイン性:4.0
設置性:4.0

 

 

ウイルスや花粉から守る! おうちの空気を快適化する「空気清浄機」4選

大手各社がウイルスや花粉などの微粒子にアプローチできるプレミアム空気清浄機を展開。四半世紀ぶりにフラッグシップを一新したブルーエアのほか、湿度管理もできる国内メーカーモデルから厳選した。

※こちらは「GetNavi」 2021年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

プレミアム空気清浄機の確かな性能に期待!!

家の空気環境を見直したいというニーズが増え、“空気清浄機にとことんこだわりたい”という人も増加。各社の最上位モデルなら性能・効果も確かで、信頼に値する。

 

ブルーエアはフラッグシップモデルの機能を刷新。フィルター技術がさらに進化し、0.03μmまでのウイルスレベルの粒子を捕捉。捕らえた菌やウイルスは電源オフ時も監視して不活化する。

 

パナソニックF-VXT90は気流制御と「ナノイー X」を強化し、花粉対策機能がさらに向上した。シャープは「プラズマクラスターNEXT」を集じんサポートにも採用。フィルター自動掃除機能でメンテの手間が省けるのもうれしい。ダイキン工業は空気清浄・脱臭・加湿・除湿を1台で行える独自路線が魅力。部屋に複数台置けない家庭には有力な選択肢となる。

 

【No.1】全面的進化を遂げたブルーエアの新旗艦モデル

ブルーエア

Blueair Protect 7770i

実売価格15万7080円

空気清浄技術が飛躍的に進化した同社の最上位機。PM0.1よりも微細な0.03μmまでの超微粒子を99%以上除去し、フィルターに吸着させたウイルスや菌にイオンチャージして不活化(※)させる。8畳を約4分で浄化する送風技術も圧巻。

※:新型コロナウイルスを含む、すべてのウイルスや細菌の除去および不活化を保証するものではない

SPEC ●空気清浄技術:HEPASilent Ultraテクノロジー ●風量:3.2〜13.1m3/分 ●搭載フィルター:スマートフィルター ●機能:センサー、Wi-Fi機能、Blueairアプリ接続 ●質量:約19kg

 

↑本体天面にタッチパネルを配し、直感的に操作可能。空気の清浄具合も5色のLEDや空気質指数の数値表示で確認できる

 

↑稼働中だけでなく電源OFF時でも空気の状態を把握。フィルターや本体内部の菌・ウイルスを不活化する

 

★世界最高レベルの性能で新時代のニーズに対応!

0.03μmまでの粒子も捕らえる空気清浄機能に加え、フィルターに捕集したウイルスの不活化機能も搭載。現在のニーズに応えられる進化を遂げた。高価格でも最高の空気清浄能力を求めたい人にオススメ!

 

【No.2】気流制御と高濃度「ナノイー X」で花粉対策に大きなメリット

パナソニック

加湿空気清浄機

F-VXT90

実売価格9万9790円

新たな気流制御技術で花粉の集じん量が従来の約1.5倍に。花粉を抑制するOHラジカルの量が2倍になった高濃度の「ナノイー X」搭載で、素早く花粉を集じん。専用アプリで自分の好みに合った運転モードにカスタマイズも可能だ。

SPEC ●空気清浄技術:3Dフロー花粉撃退気流+ナノイーX ●風量:1.1〜8.7m3/分 ●搭載フィルター:清潔HEPAフィルター ●最大加湿量:870ml/h ●機能:エアコン連携、Wi-Fi機能、「ミルエア」アプリ対応ほか ●質量:約11.7kg

 

↑開口部と2枚のルーバーの形状を見直し、3方向に立体気流を創出。効率良い気流循環で、床上30cmに浮遊しやすい花粉を強力吸引する

 

↑同社のエアコン「エオリア」との連携が可能。「エオリア アプリ」で「うるおい暖房」を指定するとエアコン暖房時に合わせて加湿運転を開始する

 

★花粉に悩む人に激プッシュアプリでのカスタムも便利

「3Dフロー花粉撃退気流」や高濃度の「ナノイー X」を搭載し、とことん花粉対策をしたい人に最適。運転の気になる点をアプリに入力しながら使い続けることで自分好みの空気環境を構築できるのも心強い。

 

【No.3】「プラズマクラスターNEXT」でウイルスやニオイの元にアプローチ

※:プラズマクラスターの適用床面積は約23畳

シャープ

プラズマクラスター

加湿空気清浄機 KI-NP100

実売価格13万1110円

「プラズマクラスターNEXT」で付着ウイルスを抑制し、ニオイの元を除去。自動掃除ユニットを備え、プレフィルターを掃除する手間なく集じん力を持続できる。人の不在を検知し、自動でパワフルに空気清浄する機能も装備。

SPEC ●空気清浄技術:「プラズマクラスターNEXT」空中浄化&フィルター浄化 ●風量:2.0〜10m3/分 ●搭載フィルター:静電HEPAフィルターほか ●機能:自動掃除パワーユニットほか ●質量:約17kg

 

↑前方向に集中的に高濃度プラズマクラスターイオンを放出する機能を搭載。ソファやカーペットに当てれば付着菌やニオイの除去も行える

 

↑静電HEPAフィルターで0.3μmの微粒子を99.97%キャッチ。有毒ガスまで分解する脱臭フィルター、抗菌仕様のプレフィルターも備える

 

★プラズマクラスターで集じん効率がさらに向上

除菌脱臭に加え、花粉などを除電して集じんしやすくする高濃度プラズマクラスター技術が◎。お掃除ユニットにフィルター掃除を任せられるのもうれしい。お手入れをサボりがちな人には最適だ。

 

【No.4】ストリーマで有害物質を抑制!! 除湿/加湿もこなす万能モデル

ダイキン工業

除加湿ストリーマ

空気清浄機 MCZ70X-T

実売価格13万2000円

集じん・脱臭・除加湿機能を1台に集約。吸引した花粉などの有害物質を不活化するストリーマユニットを強化し、有害物質の分解スピードが倍増した。静電力が落ちにくいTAFUフィルター採用で10年後の集じん効率は従来機の1.4倍。

SPEC ●空気清浄技術:ツインストリーマ ●風量:1.0〜7.2m3/分 ●搭載フィルター:TAFUフィルターほか ●機能:全自動しつどコントロール、エアコン連携、スマホ接続ほか ●質量:23kg

 

↑壁紙などに染み付いたニオイ分子を加湿で浮き出し、その後の除湿で回収する「水de脱臭」機能を搭載。衣類のニオイ除去にも効果的だ

 

↑プラズマ放電を使ったストリーマで花粉や菌などを分解。ストリーマユニットを2基搭載し、ニオイや有害物質の分解スピードが2倍に

 

★パワフルな空気清浄に加え湿度管理もお任せできる

空気清浄・脱臭性能が高いうえに除加湿機能も備え、空気清浄と湿度管理を省スペースで行いたい人に◎。加湿フィルターに持続性抗菌剤を採用。ストリーマ除菌も行うためクリーンな加湿ができる。

 

【日用品もCheck!】置くことで空間除菌できる手軽さで大ヒット中

大幸薬品

クレベリン 置き型 150g

2200円

二酸化塩素を主成分としたウイルス除去・除菌製品。部屋置きタイプで、空間やモノに付着した菌やウイルスも除去する。シンプルデザインの白い容器はインテリアに馴染みやすい。

人気の「円柱タイプ空気清浄機」がオトナっぽく進化! Blueairの新作はシックな装いに

スウェーデン発の空気清浄機「Blueair(ブルーエア)」の日本総代理店、セールス・オンデマンドは 、 シンプル&カジュアルなBlueシリーズのラインナップを拡充。リビングに最適な新サイズの「Blue 3410」(適用床面積~35畳)と、コンパクトな「Blue 3210」(適用床面積~15畳)を2021年1月14日(木)より発売します。オンラインストア価格はBlue 3410が税抜3万5000円、Blue 3210が同2万2000円。

↑左が適用床面積~15畳のBlue 3210で、サイズはW200×D200×H425mm。右が適用床面積~35畳のBlue 3410で、サイズはW260×D260×H520mm

 

円柱形のBlueシリーズで初めてセンサーを搭載

今回発売するBlue 3410とBlue 3210は、円柱形のコンパクトボディで幅広く支持されているという「Blue Pure 411」がベース。ブルーエアの基幹技術「HEPASilentテクノロジー」をはじめ、「オートモード機能」「 空気環境ステータスランプ」などを新たに搭載しました。

 

「HEPASilentテクノロジー」は、粒子イオン化技術と高性能フィルタレーションシステムを組み合わせたBlueair独自の基幹技術で、花粉やPM2.5、ハウスダスト、ウイルスや菌など0.1μmまでの微粒子を99.97%除去します。

↑本体下部360度全方向からパワフルに空気を吸引し、ファンが空気を効率的に引き上げ、天面から部屋全体にきれいな空気を供給します

 

またBlueシリーズで初めてセンサーを搭載したことにより、部屋の空気状態に合わせて自動的に運転スピードを調整する「オートモード機能」と、空気環境を3色のLEDランプで知らせる「空気環境ステータスランプ」も搭載しています。

 

洗い替えできるファブリック製のプレフィルターは、素材とカラーラインナップを一新。北欧の自然をイメージしたシックな5色を用意しています。さらに本体はマットな質感に仕上げ、LDKなど暮らしのメインスペースでも高いインテリア性を発揮するとのこと。

 

寒さで換気しづらい冬こそ空気清浄機を使いたいもの。コンパクトな円柱形で設置しやすく、シックでデザイン性の高い本機を検討してみてはいかがでしょうか。

↑カラバリは左からArctic Trail(本体 同梱カラー)、Night Waves(別売)、Archipelago Sand(別売)、Winter Reed(別売)、Aurora Light(別売)

 

話題の棋士も学んだ「モンテッソーリ教育」の権威が語る! 子どもを伸ばすには「空気環境が大前提」

新生活が始まり、この4月からお子さんが進学されたという方もおられるでしょう。これを機に、子どもにとってよりよい学びの環境、よりよい暮らしの空間を作るにはどうすればいいのか、改めて考え始めた方も多いはず。そこで今回は、いま話題のプロ棋士・藤井聡太さんも学んだという「モンテッソーリ教育」の権威をはじめ、子どもの教育に携わる3人にインタビュー。子どもにとって理想の環境とは何か? という点を掘り下げていきます。

また、インタビューでは繰り返し「空気環境を整える重要性」について語られます。本稿では、その環境作りに役立つ空気清浄機として、空気浄化の世界基準「CADR」最高値以上を取得したスウェーデン製「ブルーエア」をピックアップ。ブルーエアは、空気清浄機のグローバルブランドとして、空気汚染が深刻な地域に暮らす子どもたちへ支援活動を行っています。そんなブルーエアが、具体的に学びの場にどう役立つのか、併せてレポートしていきましょう。

 

子どもの空気環境を守る空気清浄機といえばコレ!

↑画像クリックで製品の公式サイトにジャンプします

 

Blueair

Blueair Classic  Series

世界的な空気清浄機専業ブランド、ブルーエアのスタンダード空気清浄機のシリーズ。目の粗さの異なる3枚の素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用。ハイスピード清浄と汚れの捕集力を両立し、目詰まりしにくいのが特徴です。Wi-Fi機能を搭載し、専用アプリで屋内や屋外の空気環境をモニタリングすることが可能。適用床面積~75畳の680i(左)、~33畳の480i(中)、~25畳の280i(右)の3種類を用意しています。

 

 

【その1】空気環境は「学びの場の大前提」となる重要な要素

日本モンテッソーリ教育綜合研究所

安威 誠(やすい・まこと)さん

いま話題のプロ棋士・藤井聡太さんも幼稚園のときに受けていたことで注目を集めるモンテッソーリ教育。最初のインタビューは、同教育の啓蒙に長年取り組んできた「日本モンテッソーリ教育綜合研究所」を運営する「才能開発教育研究財団」の安威 誠さんにお話をうかがいました。

 

名だたる著名人が受けていたモンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育は、「デビュー以来29連勝」という快挙を達成し、以降も目覚しい活躍を続けるプロ棋士・藤井聡太さんのほか、マイクロソフトのビル・ゲイツ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾス……と名だたるIT企業の創業者たちも受けていたことで有名です。これだけの大物を多数輩出するモンテッソーリ教育とはいったいどんな教育なのでしょうか。まずは、生まれた経緯から聞いてみましょう。

「モンテッソーリ教育は、イタリア生まれのマリア・モンテッソーリという女性医師が始めました。本教育の目的は、『自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる』というもの。マリア・モンテッソーリは『もともと人間はいろいろな才能を持って生まれ、それを自ら伸ばそうとする力を持っている』と考えており、親、先生はそれを邪魔をしてはいけない、優れた『環境』を整えることで、子どもは自らの力で伸びていく、というのが前提なんです。

 

よく、誤解されて『何歳のどのタイミングで何をすればいいのでしょうか?』と聞かれるのですが、ここにはそういった概念はありません。決められたカリキュラムに沿って大人が教えるのではなく、子どもが自分で関心のあるものを見つけるんです。教師はそれを適切に支えるだけ、という点が一般的な日本の教育方法とは違うところ。マリア・モンテッソーリが保育施設『子どもの家』を設立してからすでに100年以上経つのですが、いまだに世界中で支持されていることを考えると、現代でもいかに有効であるかがわかるでしょう」(安威さん・以下敬称略)

↑モンテッソーリ教育の創設者、マリア・モンテッソーリ

 

教具を効果的に使い、子どもの興味・関心に寄り添う

今回取材にうかがったビルには、日本モンテッソーリ教育綜合研究所附属の「子どもの家」があり、こちらには同じ形で大きさが違う積み木や、ワイヤーに通された色とりどりのビーズ、小さな織機など、「教具」と呼ばれる学びのための道具が並んでいました。これらの教具も本教育では重要だそうです。

 

「教具は、モンテッソーリが子どもを科学的に観察した事実に基づいて開発したもの。子どもたちが自主的に触れ、考える力と感覚を育てていくためのもので、現在も新たな教具が生み出されています。聞くところによると、棋士の藤井聡太さんも教具に夢中になるお子さんだったそうですね。通常、親や大人は、子どもが同じことをやっていると『いつまでやってんの!』と言いたくなるものですが、藤井さんの親御さんは、これを制することもなく見守っていたそうです。それが、いまの彼の集中力につながっている。子どもの興味・関心に寄り添い、集中できる環境を整えた結果ですね」(安威)

↑算数教育で重要な教具、「金ビーズ」。数の概念が視覚でわかるのが特徴です

 

↑感覚教育に使う教具の一部。大きさの違う立方体を積み上げる「ピンクタワー」(右)などがあります

 

大人の役割は子どもが伸びる「環境」を整えること

大人は子どもが集中できる「環境」を整えるのが大事。ひとつは、親と子、子どもとその周囲の人、といった「人間関係の環境」をよりよく保つこと。もうひとつ、「物理的な環境」を整えるのも重要だといいます。

「人間には視覚、触覚、聴覚、味覚、臭覚という五感があります。その感覚の入口の能力を高めるためには、自分で経験したり、気づいたりしないと伸びていかない。ですから、当然ながら意図しない音やニオイはないほうがいいんです。さらに学びの場の大前提として『食』『水』『空気』が安全かつ清潔である必要があります。これらは人間の身体を作るものですからね。なかでも空気は見えないので見落とされがちですが、ホコリや細菌、空気中のウイルスのコントロールは重要。大人はこれらのリスクを認識し、取り除く配慮をしてあげるべきです」(安威)

 

WHOの発表によると、実は室内のほうが屋外よりも空気が汚染されているというデータも。さらに、ハーバード大学の研究では、良い空気と悪い空気の環境下(揮発性有機化合物や二酸化炭素の濃度が高い環境)での人間のパフォーマンスを比較した結果、良い空気の環境下では情報を扱う能力が約3倍に向上したとか。学びの効率を上げる意味でも、部屋の空気の質を高めるのは大切なのがわかります。

Blueair Classic  Seriesの製品紹介サイトはコチラ

 

口呼吸を防ぎ、呼吸を正しく整えるのが自分を律する第一歩

また、近年は、息苦しさや鼻づまりによって、口呼吸が中心になる子どもが目立つようになってきました。その弊害についてはいかがでしょうか。

 

「口呼吸になると、風邪をひく確率が上がると耳にしたことがあります。鼻がつまっていたり、息苦しかったりすると、当然集中力も落ちますね。その点、この『子どもの家』のお子さんは、『線上歩行』(※)という課題を行うとき、しっかりと口を閉じて鼻で正しく呼吸しています。すると、ほかの幼稚園の先生が見学に来たとき、『ここの子どもたちはすごく落ち着いている』ってびっくりされるんですよ。やはり、呼吸を正しく整えると、自分を律してコントロールできるようになる。あえて呼吸法などは教えていないですけど、子どもたちはみんな自然に習得していきますね」

※線上歩行…楕円の白線の上を静かに一歩ずつ歩くトレーニング。その際、頭上に水の入ったコップや花、人形などを載せて落とさないように集中して歩きます

 

さて、子どものためにも空気環境を整えることが重要ということがわかったところで、安威さんにブルーエアの空気清浄機「Blueair Classic Series」のミドルレンジモデル、480iを使っていただいた感想もうかがいました。Blueair Classicは、空気清浄機の性能を評価する世界基準CADR(Clean Air Delivery Rate)で最高値以上を取得。もともと他社の空気清浄機を使っていたという安威さん、比べてみていかがでしょうか。

「やっぱりパワーが違いますね。出てくる空気量、ボリュームがまったく違います。『お、いま空気がキレイになってるな』というのが体感でわかるんですよ。いち早く部屋の空気を一掃してくれるので、悪い空気を吸うことも少なくなりそう。パワーがある割に静かなので、集中力を妨げないのもいいですね」(安威)

 

安威さんが試した空気清浄機はコチラ!

Blueair Classic  480i

↑画像クリックで製品紹介サイトにジャンプします

 

↑目次に戻る

 

【その2】子どもを預かる立場として、空気に気を遣うのは当然

NPO法人あおぞら福祉会 おひさま共同保育園

明滝光子(あけたき・みつこ)さん

2人目のインタビューは、東京都町田市にある「おひさま共同保育園」の園長、明滝光子さん。同園は、自然環境の良さを活かしながら、心身ともに健康な身体を作るのが目標。モンテッソーリ教育の教具を採用し、子どもの自主性を重視する保育を行っています。

 

自ら学ぶ環境を整えて子どものポジティブな感情を伸ばす

「『子どもに良い環境をサービスすれば、大人はいらない』というのが私の考え。自主的に子どもが学んでいきますから。自分で教具を選び、自分で面白いと感じることで、持続する力や達成感、意欲や好奇心がどんどん伸びる。私たちは、そういう環境を作ってあげるのが役目なんです」(明滝さん・以下敬称略)

 

子どもの安全を守る一環としてブルーエアを導入

そんな同園では、教室にBlueair Classic Seriesの上位モデル680iを導入しています。そのきっかけは、やはり大事なお子さんの身体を守りたいという思いからきているようです。

 

「お子さんを預かる立場としては、安全性に気を遣うのが基本中の基本。そのために、フロアには揮発性の物質が出ないコーティング剤を施していますし、化学物質が影響しないよう、壁にはホタテの貝殻のパウダーを塗っています。ブルーエアを導入したのもその一環。集団生活では、どうしても空気中のウイルスが気になりますし、お布団を敷くときにどうしてもホコリが舞ってしまう。その点、ブルーエアはちょっと大きいんですけど、そのぶんパワーが強くて、ホコリもあっという間に吸ってくれるのが実感できます。空気環境がいいからでしょうか、いまのところ呼吸器系のアレルギーのお子さんはいないですし、基本的に口を開けている子や鼻づまりの子もいませんね」(明滝)

↑おひさま共同保育園が導入したBlueair Classic 680i(画像クリックで製品情報サイトにジャンプします)

 

↑目次に戻る

 

【その3】ニオイの問題で子どもの集中を邪魔したくなかった

主婦・ママブロガー

川上りえさん

最後は主婦であり、1男1女の母であるママブロガー、川上りえさんにインタビュー。川上家ではBlueair Classicのミドルレンジモデル、480iを導入済み。導入したきっかけは、ママ友にすすめられたからだといいます。

 

ママ友から「すごくいいよ」とすすめられ、効果を実感する日々

「『すごくいいよ! 空気が全然違うから』って教えてもらったんです。ちょうど、ウチでは去年から犬のみおちゃんが新しい家族になって、リビングのおしっこのニオイが気になっていたんですよね。それと、ウチでは『どこでも自分の力が発揮できるように』という思いもあって、あえて子どもをリビングで勉強させているんです。でも、ニオイが気になって集中できなかったらダメじゃないですか。そんな思いもあって、『どうせならいいものを!』と、ブルーエアの導入を決めたんです」(川上さん・以降敬称略)

こうしてブルーエアを導入した川上さん。実際に使ってみてその効果には驚いたそう。

 

「子どもも『空気が澄んでる。森みたい!』って言っていました。空気が新鮮に感じますし、ニオイもまったく気にならなくなりました。いちばん効果がわかるのが、朝起きたとき。2階の寝室から降りてくると、リビングの空気がびっくりするぐらい気持ちいいんです。あと、母親の立場としては、手入れが半年に1回フィルターを替えるだけ、というのもラクでいいですね」(川上)

↑フィルターは本体を開けて、カンタンに取り出せます

 

↑目次に戻る

 

今回、子どもの成長を願う3名の方にインタビューを行い、どなたも環境を整える必要を理解し、努力をしているのがわかりました。目に見えない空気の問題は後回しにしがちですが、しっかりと対策をしておきたいところですね。子どもの健康を守り、伸びやかな成長をサポートするためにも、パワフルなブルーエアを選んでみてはいかがでしょうか。

↑川上家が導入したBlueair Classic 480i(画像クリックで製品紹介ページにジャンプします)

 

撮影/安威さんインタビュー:高原マサキ(TK.c) 明滝さん、川上さんインタビュー:我妻慶一

アメトーーク!「家電芸人」でも紹介! 空気清浄機の世界ブランドが送る2万円以下の高コスパモデル

ブルーエアは空気清浄機の世界的ブランド。微粒子ゴミを帯電させてフィルターに吸着・除去する独自の技術で評価が高いです。そんな同社が発売したBlue Pure 411 Particle + Carbonは、上位機を踏襲したフィルター技術を採用しつつ、2万円を切る高コスパなエントリーモデル。3月4日に放映された人気バラエティ「日曜もアメトーーク!」の「家電芸人」企画でも紹介され、話題を呼びました。その魅力を、以下で紹介していきましょう!

 

小型ボディで13畳まで対応!設置場所自由で個室使いにちょうどいい

20180124_yamauchi_008

ブルーエア

Blue Pure 411 Particle + Carbon

実売価格:1万9440円

独自の粒子帯電技術と高性能フィルターで、小型ながらパワフルに空気清浄。本体下部360°から吸引し、浄化した空気を天面から排出、部屋全体の空気を効率よく循環させます。日々のメンテは不要で、半年ごとのフィルター交換で高い浄化性能をキープ。

SPEC●適用床面積:〜22m(〜13畳) ●清浄空気供給量:290-620m/h ●運転音:17-46dB(A) ●消費電力:最大10W ●センサー:なし ●主な機能:フィルター交換時期通知機能 ●サイズ/質量:φ200×H425mm/約1.52kg

 

できるコト

●上位機ゆずりのフィルターで花粉やホコリを徹底除去

●360°吸引でどこに置いても部屋中の空気を効率よく浄化

●フィルター交換コストは年間6480円で上位機より格安

 

割り切ったコト

●コンパクトさ優先で適用畳数〜13畳とパワーは控えめ

●Wi-Fi非対応で室内の空気の清浄度をスマホなどで確認できず

 

【ココがポイント】

個室に合わせた空気清浄力でサイズ感も日本住宅にマッチ

20180124_yamauchi_006

本体天面の送風穴から天井にまっすぐ向かう気流と360°吸引で、部屋の隅に置いても部屋全体の空気を効率よく循環できます。直径20㎝というコンパクトさも日本の住宅事情にぴったり!

 

20180124_yamauchi_007

プレフィルターは布製で集じん・脱臭フィルターの上に直接かぶせる方式。汚れたら水洗いして繰り返し使えます。

 

20180124_yamauchi_021

上位機譲りの技術を生かしたフィルターが花粉やホコリ、PM2.5などの微粒子を徹底除去。内部に活性炭シートを装備し、生活臭も取り除きます。

20180124_yamauchi_024

プレフィルターのカラバリは赤・青・グレーの3色。インテリアに合わせて取り替えられ、子ども部屋にも◎。

 

20180124_yamauchi_005

使い方は天面の真ん中にあるボタンをタップするだけと超シンプル。電源ON/OFFと3段階の運転スピードの調節がこのボタンひとつで行えます。

 

本誌生活家電担当・青木宏彰のレコメンド

高い空気清浄力を発揮しつつ本体も維持費も安い

「コンパクトかつ360度から吸気。壁際に置いても十分な空気清浄力があり、置き場所を選びません。フィルター交換で新品同様の性能に戻るのも利点で、フィルター価格は3240円とお手ごろ。プレフィルターの色を替えられるデザインも面白いポイントで、現在は3色ですが、今後のカラバリ展開に期待したいです」(青木)

質感だけで「さすが」と絶賛された空清のブランドは? 家電のプロが教える「置きたくなる」オススメ空気清浄機

花粉除去に効果的な空気清浄機を、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏にガイドしてもらう本企画。第1回では空気清浄機選びのポイントと、ダイキンのモデルについて語ってもらい、第2回では、パナソニック、シャープのラインナップについて語っていただきました。今回は、お手入れのしやすさやデザイン性にこだわったモデルを見ていきましょう!

 

教えてくれるのはこの人!

20171228-s4 (8)
安蔵靖志(あんぞう・やすし)
IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっています。

 

お手入れの手間を減らしたいなら日立がオススメ

――人によってこだわりたいポイントも変わってくると思います。たとえば、空気清浄機はお手入れが面倒という人も多いですよね。

 

安蔵 そうですね。その点、お手入れをラクにしたいという人に注目してほしいのが、日立のEP-NVG110です。こちらは、運転時間の積算48時間ごとに1回、プレフィルターにたまるゴミを「自動おそうじユニット」で自動的に取り除いてくれます。

 

取ったゴミは、抗菌処理を施したダストボックスに溜まり、年に1回捨てるだけでOK。とにかくお手軽です。今後、Wi-Fiを搭載して室内の空気の「見える化」に対応すれば、もっと高く評価したい製品ですね。なお、前回紹介したシャープのKI-HP100とKI-HX75も、フィルターの自動掃除に対応しています。

 

20180228-s4(1)

日立

自動おそうじ クリエア EP-NVG110

実売価格6万2370円

背面両サイドから広面積で一気に吸い込む「ワイドスピード集じん」で8畳の部屋をわずか6分でキレイにします。さらに空気を斜めに吹き出すことで花粉を素早く集める「快速花粉気流」という機能も装備。同社従来比で約2.5倍の速度で花粉を集めます。通常の空清自動運転と比べ、PM2.5をスピード清浄する「PM2.5センシング」も搭載。本体カラーはシャンパンゴールドとブラウン。

 

日立 自動おそうじ クリエア EP-NVG110のスペック

20180228-s4(hitachi

 

デザイン重視ならカドーも注目

――デザイン重視という点では、安蔵さんオススメのモデルがあるとか。

 

安蔵 はい。以前にも話しましたが、空気清浄機は、デザインで納得できないものを買ってはダメ。それが常に目に入るわけですから、ずっと後悔することになります。その意味で、カドーの「AP-C200」には注目してほしいですね。直径242mmの継ぎ目のないスリムな円柱形で、デザイン性は抜群。設置場所を取らず、カラーもブラック、ホワイト、シルバーの3色からインテリアに合うものが選べます。空気の状態が青、黄色、オレンジの3段階で表示されるのもわかりやすいですね。

 

メーカーによると、活性炭の優れた吸着力と、可視光で反応する光触媒技術によって、フィルターに付着した汚れを分解し、1年間はお手入れもせずに使い続けられるとのこと。デザイン重視で手間がかからない製品を探しているなら、ぜひ選択肢に入れてほしいです。

 

20180228-s4(2

カドー
AP-C200
実売価格5万2920円

ボディ全面に吸引口を設置し、360°どこからでも空気を吸い込み、キレイな空気を真上に送り出して拡散します。空気新型光触媒「フォトクレアシステム」を採用し、フィルターをセルフクリーニングすることで、フィルターの長寿命化を実現。フィルターは0.09μm以下のPM2.5もキャッチします。ブラック、ホワイト、シルバーの3色を用意。

 

【AP-C200のスペック】

20180228-s4(cadl

 

ほかにはない質感で、所有する喜びを感じさせるのがブルーエア

――デザインでいえば、スウェーデンのメーカー、ブルーエアのデザインに引かれる人も多いですね。

 

安蔵 ブルーエアはシンプルなフォルムのなかに、北欧らしさを感じさせるデザインが秀逸。とにかく、ボディの質感が極めて良い。部屋に置いているだけで満足できる、所有する喜びを感じさせる……そこまで思わせてくれるものはブルーエア以外ないんじゃないでしょうか。

 

――フォルムだけでなく、質感も重要なんですね。

 

安蔵 他社からもデザインの優れた製品が出て来るようになりましたが、それでも質感がプラスチックのようなものも多くて。それに比べると、見ているだけで触りたくなる質感は「さすが」の一言です。

 

――ブルーエアはラインアップも豊富ですが、どれを選べばいいでしょうか?

 

安蔵 広めのリビングやスモールオフィスに設置するなら、「Blueair Classic 480i」がオススメ。シンプルで大風量、ボディはスチールで質感も最高です。Wi-Fi内蔵で、スマホと連携して空気の見える化に対応しており、スマホから遠隔操作で運転も可能です。

 

20180228-s4(3

 

ブルーエア
Blueair Classic 480i
実売価格9万5760円

空気清浄スピードの速さに定評がある「Blueair Classic」シリーズのミドルレンジモデルです。高性能フィルター技術と粒子イオン化技術を組み合わせた特許技術「HEPASilent テクノロジー」を搭載。目の粗さの異なる3枚の素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用しており、汚れの捕集力が高く、目詰まりしにくいのが特徴です。Wi-Fi機能を搭載し、専用アプリで屋内や屋外の空気環境をモニタリングできます。

 

安蔵 コスパが高いのは、「Blue by Blueair Blue Pure 221 Particle」。実売3万円台ながら適用畳数が~47畳まで対応します。ちょっと縦長のキューブ形状で、本体の下半分の全周から空気を吸って上部から吐き出します。操作は本体側面の中央に付いた「Blue」のロゴの入った丸いボタンに触れるだけと超シンプルです。子どもでも操作できますね。

102-103・03-08

ブルーエア
Blue by Blueair

Blue Pure 221 Particle
実売価格3万540円

33㎝四方の角型ボディに高い空気清浄力を搭載。多層構造の筒型フィルターで360°集じんし、清浄な空気を大風量で上方に放出します。Wi-Fi機能とセンサーは非搭載。

 

――ブルーエアにはほかにも、グッドデザイン賞などを受賞した「Blueair Sense+」や、約2万円の「Blue Pure 411 Particle + Carbon」といったラインナップもあります。これらはどうですか?

 

安蔵 Blueair Sense+はシンプルで飽きのこないボタンレスのデザインで、6色で展開しているため、インテリアに合わせて選べます。また、Wi-Fi搭載で、エアーモニターの「Blueair Aware」(別売・実売価格2万4250円)との連携も可能。インテリア性にこだわりつつ、空気の見える化を堪能したい人にオススメです。

 

102-103螳・03-07

ブルーエア
Blueair Sense+
実売価格4万7830円

スチール製の本体に強化ガラスを組み合わせたミニマルデザインで各国のデザイン賞を受賞。特許技術「HEPASilent テクノロジー」を搭載するほか、天面に手を滑らせて操作するモーションセンサーを採用します。Wi-Fi機能も搭載。カラバリはポラールホワイト、ウォームグレー、リーフグリーン、ミッドナイトブルー、ルビーレッド、グラファイトブラックを用意します。

 

安蔵 一方、Blue Pure 411 Particle + Carbonはコンパクトな円柱状で、カバーフィルターを気分やシーズンで着せ替えられるのがユニーク。低価格ですし、一人暮らしのワンルームに初めて導入するようなケースにはピッタリですね。友達が遊びに来た時の話のタネにもなりそうですし、贈り物にも良さそうです。ただ、ブルーエアはデザイン、機能とも優秀ですが、いずれも加湿機能を備えていないのが惜しい。でも、これだけオシャレなら、加湿器を別途用意してもいいかな、と思っちゃいますね(笑)。

102-103螳・03-09

ブルーエア
Blue Pure 411Particle + Carbon
実売価格1万9440円

小型ボディに独自の粒子イオン化技術とフィルター技術を装備。360°吸引で花粉から生活臭まで強力に除去します。カラフルなプレフィルターは着せ替え交換できるのが特徴。

 

【ブルーエアラインナップのスペック】

20180228-s4(ba

 

二台目需要に応えるダイソンのPure Hot+Cool Link

――このほか、ややユニークな立ち位置になりそうなのが、扇風機、ファンヒーター、空気清浄機の1台3役のダイソンの「Dyson Pure Hot+Cool Link」かと思います。こちらは、どう評価しますか?

 

安蔵 1台3役で設置スペースが節約できるのはいい。ただ、空気清浄機として評価するのは、少し違うかな…という気もします。メイン機能は温風も出る扇風機ですから、「扇風機一台分のスペースで暖房も空気清浄も利用できる」と捉えるべきですね。空気清浄機としての能力は今回紹介した他社製品と比べると、決して高くありませんが、「Dyson Link アプリ」で室内や地域の空気の状況が見えるので、モニターとして利用するのもアリだと思います。モニターとして使うなら、温風機能はありませんが、よりコンパクトかつ安価な「Dyson Pure Cool Link テーブルファン」(実売価格4万3470円)を導入するのもアリですね。

20180228-s4(3 (2)

ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool Link
実売価格6万3530円

空気を浄化しながら、温風と涼風を送り出すことができる、通年で使用しやすいファンヒーター。HEPAフィルターを搭載し、0.1μmレベルの微細な粒子を99.95%まで除去できます。

 

安蔵 あるいは、空気の汚れがちょっと気になるけれど、そこまで悩んでいないという場合や、すでに空気清浄機やヒーターを一台持っていて、気流制御などの性能にやや不満があるので、組み合わせて使いたいと場合にもオススメ。部屋がL字型といった複雑な間取りの場合は空調に死角ができるケースが見受けられるので、そういう家庭に向いていると思います。その意味では、ヒーターなしの「Dyson Pure Cool Link タワーファン」(実売価格5万6540円)は、高さがあって風量も出るので、こちらを選んだほうがいいでしょう。

 

【ダイソン 空気清浄機能付ファンヒーター Dyson Pure Hot+Cool Linkのスペック】

20180228-s4(dyson

 

「デザイン」と「空気の見える化」を重視して、後悔しない選択を!

――3回にわたって、各メーカーの主要モデルをひと通り見てきました。選び方について、もう一度「これだけは覚えておいてほしい」というところはどこでしょう。

 

安蔵 とにかく「邪魔にならないデザイン」が第一。室内に設置したときに邪魔に感じるデザインだと、時間が経つにつれて使わなくなってしまいます。一方、「空気が見える化」できるWi-Fi対応モデルは、効果が目に見えるので、使うモチベーションが続くのがメリット。この2つを重視しつつ、コストやお手入れの手間を加味して選びましょう。ぜひ、部屋にずっと置いて後悔しない製品を選んでください!

【2018保存版】今年の花粉はキケンです! 「花粉症の気象予報士」が最新予報と最強の空気清浄機「ブルーエア」をやさしくレクチャー

今年も花粉症の季節がやってきました。そこで今回は、花粉症およびハウスダストアレルギーに苦しむ気象予報士、元井美貴さんにお願いし、今年の花粉事情と花粉の性質を徹底的に解説してもらいます。さらに、花粉に悩む元井さんのために、GetNaviが自信を持ってオススメする空気清浄機、Blueair(ブルーエア)の「Blueair Classic 480i」を用意。世界基準CADR(後述)において、花粉除去でも最高値を記録した本機を実際に使ってもらい、その喜びを語ってもらいました!

 

教えてくれたのはこの人!

20180216-s1 (7)

気象予報士

元井美貴(もとい・みき)さん

東京都出身。青山学院大学在学中の2000年に気象予報士の資格を取得し、BS-i「キャンパスウェザー」で大学生お天気キャスターとしてデビュー。現在は、TBSテレビで気象解説を担当するほか、プロレス番組キャスターやプロレス解説としても活躍しています。天気をプロレス技で例える「プロレス天気予報」や、フラダンスで天気を表現する「フラダンス天気予報」など、趣味を生かした斬新な天気予報でも知られています。花粉症とハウスダストアレルギーに苦しんでおり、ブルーエアの空気清浄機には興味津々。

 

花粉除去といえばコレ!

20180216-s1-8

↑画像クリックで製品の公式サイトにジャンプします

Blueair

Blueair Classic 480i

世界的な空気清浄機専業ブランド、ブルーエアのミドルレンジモデル。目の粗さの異なる3枚の素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用。フィルターは大小の汚れの捕集力が高く、目詰まりしにくいのが特徴です。Wi-Fi機能を搭載し、専用アプリで屋内や屋外の空気環境をモニタリングできます。

SPEC●適用床面積:〜33畳●最大風量:9.9㎡/分●運転音:32~52dB(A) ●フィルター交換目安:約6か月●センサー:PM2.5/VOC/温度/湿度●サイズ/質量:W500×H590×D275㎜/約14㎏

 

今年は花粉の「表年」で飛散量は去年の約2倍!

20180216-s1-6

――いよいよ花粉の季節がやってきました。元井さんご自身も花粉症とのことですが、どのような症状が出るのでしょうか?

 

元井 特に花粉が多い年は、ノドと鼻が辛いですね。涙が出て、全体的に顔がかゆくなるというか。元々ハウスダストアレルギーがあり、春先は花粉症で弱っているだけに、ハウスダストアレルギーも激しくなってしまいます。私にとって、春はいちばん体調を崩しやすい季節なんですね。だからこそ、今回、花粉に効くというブルーエアが使えるのをとても楽しみにしていて。実際使ってみたら、やっぱり良かったです!

 

――それは良かったです。今回用意したBlueair Classicは、世界的なブランド、ブルーエアのなかでも特に空気の浄化スピードが高いシリーズ。花粉対策にはこれ以上ないモデルですからね。その魅力はのちほど存分に語っていただくとして、まずは今年のスギ花粉の量から教えてください。

 

元井 残念ながら、今年の花粉は多くなりそうです。東京を例にとると、飛散量は去年の2倍になりそうですね。

 

――2倍ですか! なぜ今年は花粉の飛散が増えるのでしょうか。

 

元井 花粉が飛ぶ量は、前年の夏の気象条件に左右されるんです。夏の日照時間が長くて気温が高いほど、スギ花粉はたくさん作られます。そして、次のシーズンの春に大量に飛散するんですね。反対に、前年が冷夏だったり長雨だったりすると、次の春の飛散が少なくなります。業界では、花粉が多く飛ぶ年を「表年(おもてどし)」、少なく飛ぶ年を「裏年(うらどし)」と呼び、この「表」と「裏」が交互に繰り返されると言われています。

 

――では、今年は「表」だと……。

 

元井 はい。去年は「裏年」だったこともあり、今年は多くなりそうです。東京だけではなく、全国的にも昨年の2倍くらいの花粉が飛散すると言われています。

20180216-s1-(17)

 

スギ花粉のピークは3月だが、その後のヒノキ花粉にも注意すべし

――花粉症患者にとっては試練の年になりそうですね……。全国的に見ると、どの地域が多くなりそうですか?

 

元井 元々、関東甲信や東海、四国は花粉が多いんです。なかでも、近隣にスギ林が多く、地形や風向きなどの関係から、高知県や三重県などが飛んできやすい。今年はこれらの地域に加えて東北地方も多くなりそうですね。これも、昨年の夏の天気が良かったことに原因があります。

20180216-s1-4

――花粉のピークはいつごろになりそうですか?

 

元井 スギ花粉は3月いっぱいがピークです。ただし、東京は3月上旬から4月上旬までと、ピークが長く続くので注意してください。実は、スギ花粉が終わってからも安心はできません。これは、東海から西の地域を中心に、スギ花粉から1か月遅れでヒノキ花粉が飛散するため。ヒノキ花粉もスギと同様のアレルギーを引き起こし、お花見シーズンと重なるので、「桜の花粉症かな?」と勘違いする方もいらっしゃいます。スギ花粉のピークが終わっても、ゴールデンウィークくらいまでは注意が必要ですね。

20180225-s0

 

3つの条件が重なると花粉が多く飛ぶので要注意

――では、本格的なスギ花粉のピークを迎えたとして、花粉が多い日、少ない日があらかじめわかっていると、対策がとれるのでうれしいですよね。予想するにはどうしたらいいでしょうか?

 

元井 一定の気象条件が揃うと花粉が多く飛ぶので、その条件を知ることが大切です。花粉が多くなる条件は大きく3つ。①最高気温が高く②雨上がりの翌日で、③風が強く空気が乾燥しているとき。雨が降っていると、花粉が飛ばないので花粉症患者はラクなのですが、次の日、一気に気温が上がって風が強くなると、大量飛散につながります。そんな日は、ブルーエアをガンガン回して、しっかり花粉を除去したいところですね。

20180216-s1 (5)

――なるほど。雨の翌日は、ブルーエアでしっかり対策、というわけですね。では、1日のなかで、花粉が多く飛ぶ時間帯はありますか?

 

元井 特に「昼前後」「日が沈んだあと」は花粉が多く飛びます。まず気温が上昇し、杉林から飛んできた花粉が街に到達するのが昼前後。気温が上がると上昇気流が起こり、上空に舞い上がった花粉が落ちてくるのが日が沈んだあと、というわけです。

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

花粉症ではない人でも花粉は浴びないほうがいい

――昼ごはんを食べに出て花粉を浴び、帰宅時にまた浴びる……。ビジネスマンは大変ですね。

 

元井 しかも、街に落ちてきた花粉は、アスファルトで吸収されず、どんどん降り積もっていくのがやっかいなんです。積もった花粉は風で巻き上がって、また降りてきて……という動きを繰り返す。それだけに、アスファルトが多く、風向きや地形から花粉が飛んで来やすい東京は、花粉を大量に浴びやすい環境にあるわけです。そして、花粉を浴び続けると、いままで症状がなかった人も花粉症になる可能性があるんです。

↑花粉のイメージ。花粉表面のトゲがアレルゲンとなります。花粉はアスファルト上だと地面に吸収されないため、降り積もった花粉は風で巻き上げられることになります↑花粉のイメージ。花粉はアスファルト上だと地面に吸収されないため、降り積もった花粉は風で巻き上げられることになります(画像出典:ゲッティイメージズ)

 

――えっ、花粉症になるか、ならないかは体質で決まるんじゃないんですか?

 

元井 よく、コップの水に例えられますね。少しずつコップにたまった水が、許容量を超えるとこぼれるのと同様、花粉に接する機会が一定レベルを超えると、いままで何ともなかった人が、ある日を境に花粉症の症状に苦しむ可能性があるわけです。実際、花粉症の患者は増えていて、2017年の3月のデータでは、東京でのスギ花粉症の患者さんは全体の48.8%。ほぼ半分にまで達しています。

 

――なるほど。「自分は花粉症じゃないから」という人も、花粉はなるべく浴びないほうがいいんですね。

 

元井 はい。そのためには、屋外では極力花粉を浴びないようにし、家の中ではブルーエアのような花粉除去力の高い空気清浄機を使って、家族にも花粉を浴びさせないように努力したいですね。

 

――ちなみに、「大気汚染が花粉症を悪化させる」といった説もあるようですが、その点はいかがでしょうか?

 

元井 環境省のデータによると、PM2.5のひとつであるディーゼル排気の粒子が、鼻などのアレルギー症状と目の結膜炎を悪化させたというデータがあります。花粉症と大気汚染の明確な関連はわかっていないとのことですが、PM2.5の濃度が高いときは、注意しないといけません。

 

――そういえば、PM2.5が増える時期は花粉の時期と同じですね。

 

元井 たしかに、同じ春先です。この時期、黄砂とともに偏西風に乗った大気汚染物質が大陸からやってきます。実際、この時期は日本海側でPM2.5の濃度が高くなるのがわかっています。その意味で、花粉とPM2.5の両方を除去できるブルーエアの空気清浄機は、花粉症を防ぐうえで有効な手段になってきますね。個人的には、ハウスダストアレルギーも防げるので、一石二鳥です。

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

ブルーエアの空気清浄機は、これまでの空気清浄機とどう違う?

――さて、これまでのお話でもたびたび登場しましたが、今回は元井さんのために、GetNaviが自信を持ってオススメするブルーエアの「Blueair Classic(ブルーエア クラシック) 480i」を用意しました。こちらは、花粉を含むすべての対象物質で、空気浄化の世界基準「CADR」(※)の最高値を達成したブランド。とにかく、空気を浄化する性能が高いことで有名なんです。元井さんは、このブルーエアというブランドはご存じでしたか?

※CADR…Clean Air Delivery Rate(クリーンエア供給率)の略。米国家電製品協会(AHAM)が定めた、 空気清浄機が清浄な空気を供給する量を表す指標です。数値が高いほど、空気を浄化するスピードが速くなります

 

元井 はい。以前から気になっていたので、今回、実際に使うことができてうれしいです!

 

――使ってみて、これはスゴイ! と思った点はありましたか?

 

元井 とにかくパワフルな風に驚きました。キレイな空気が部屋の隅々までいきわたっていくのがわかります。これだけ風が強いと、花粉やハウスダストもしっかり引き寄せて、一気に吸い取ってくれそうですね。特に花粉は重いので、床に落ちる前に素早く吸引することが重要。その点、空気を浄化するスピードが極めて速いブルーエアを導入することは、花粉対策として理にかなっています。GetNaviさんがオススメするのも納得ですね。

 

あと、個人的には気分や用途に合わせて3段階で風量が調節できるのが気に入っています。それぞれの風量が絶妙で、たとえば、寝るときや仕事に集中したいときは、弱めの風にすれば音が気になりませんし、ふだんは中間の風量にしておけば常にそよ風が吹いているような心地良さ。そして最大風力で使うと、部屋の隅に置いていても、窓際のカーテンが揺れるくらいのパワフルな風に。窓を開けて換気したときのように、空気をリフレッシュすることができるのがうれしいです。

20180216-s1 (13)

↑↑本体に大型ファンを搭載し、室内全体の空気を豪快に循環させます。汚れた空気を側面から吸引し、フィルターで浄化した空気を側面から放出します

 

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

――ちなみに、元井さんは以前、別の空気清浄機を使っていたとき、不満が多かったとうかがいましたが……。

 

元井 5~6年くらい前、空気清浄機と加湿器が一緒になっていたものを買ったんですけど、こちらは加湿器の扱いが悪かったのか、使っているうちに異臭がしてきまして。空気清浄機なのに、イヤなニオイが広がっていくという惨事に……。それから使わなくなってしまったんです。

 

――加湿器のフィルターにカビや雑菌が増えたのが原因でしょうね。これは加湿機能付き空気清浄機の「あるある」です。

 

元井 あと、以前のモデルは、デザインがいかにも「家電です」といった印象で。寝ているときの「ボクは働いているよ」というアピールもスゴかった。ランプの点滅がずっと天井に反射しているのが気になって、ふせんを何枚も貼ってみたんですが、風と一緒に舞い上がってしまい……。

 

――イヤなニオイが広がって、夜も気になって寝付けない……と。それは災難でしたね(笑)。

 

室内になじむデザインとナイトモードがうれしい

20180216-s1 (11)

元井 その点、ブルーエアはさすが北欧(スウェーデン)のメーカー、デザインがすごくオシャレで。一見、空気清浄機に見えないから、オフィスにあっても家庭にあってもなじむというか。眠るときは光をOFFにすることもできるし、音を抑えてくれるナイトモードもある。ナイトモードが時間で指定できるのもありがたいですね。おかげで、夜は眠りに入りやすくなり、そのぶん朝の目覚めもよくなった気がします。

20180216-s1 (12)

↑操作パネルは直感的に使えるシンプルなデザイン。光量はアプリで調整できるうえ、フタを閉めれば光が漏れる心配もなし

 

――メンテナンスの面ではいかがですか? 6か月に一度、フィルターを交換するだけでOKとのことですが。

 

元井 以前に使っていたモデルは、掃除機でたまに吸うぐらいはできたんですが、中のものをどう交換していいかわからなくて。逆に、ブルーエアは「フィルターを替えるだけ」というのはわかりやすくて扱いやすいです。「フィルター交換まであと何日」とアプリで確認できるのもいいですね。

20180216-s1 (1)↑フィルターは背面からカンタンに取り出せます。

 

↑フィルターの構造。イオナイザーでウイルス、細菌、ハウスダストなどの有害物質をマイナスに帯電。プラスに帯電した目の粗さの異なる3層のフィルターでキャッチします。目詰まりを起こしにくく、風量も維持しながら、静音性と省エネにも貢献↑高性能フィルター技術と粒子イオン化技術を組み合わせた特許技術「HEPASilent® テクノロジー」を搭載。イオナイザーでウイルス、細菌、ハウスダストなどの有害物質をマイナスに帯電(中央)。プラスに帯電した目の粗さの異なる3層のフィルターでキャッチします(右)。目詰まりを起こしにくく、風量も維持しながら、静音性と省エネにも貢献

 

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

屋外は気象予報士にまかせ、屋内はブルーエアにまかせてみては?

――いま、アプリの話が出てきましたが、アプリの使い勝手はどうでしたか?

 

元井 本当に便利でした。リモコンを探してうろうろすることはありますが、スマホは常に持っているから、その場ですぐ操作できるのがうれしい。アプリで名前が付けられるので、親近感も湧きますね。私は「ブルー・デモン」(※)と名づけていたんですが、風量を上げるとゴオーっとすぐに反応してくれて。「ブルー・デモンくん、ちゃんと言うことを聞いてくれてるな」と、頼もしく思いました。

※ブルー・デモン……元井さんが愛してやまないメキシコのレジェンド覆面レスラー

20180216-s1 (2)↑Wi-FIと接続すると使用できる「Blueair Friend(ブルーエアフレンド)」アプリ。電源のON/OFFや風量の調節、パネル光量の調節などができます

 

――アプリだと、室内の様子もモニタリングできるんですよね。

 

元井 そうなんです。アプリで「PM2.5」として、PM2.5や花粉、ホコリを含む粒子の量が計測できますし、CO2が増えると窓を開けるよう、アラートで知らせてくれます。気象予報士としては、気温、湿度が見えるのもうれしいですね。外出先でも室内の様子がチェックできるので、小さなお子さんやペットがいる家庭も安心です。過去のデータが蓄積されていて、グラフになって表示されるのも素晴らしい。寝ている間の湿度などは気になりますから。

↑モニター画面。↑室内をモニターする画面。室内のPM2.5やVOC(ニオイ、揮発性有機化合物)、CO2、温度、湿度の変化をリアルタイムで確認できます。状況の変化をグラフで表示してくれるのも便利です

 

↑↑屋外の特定の場所を選び、空気の状況を表示させることも可能

 

――たしかに、ここまで手軽に屋内の様子がチェックできるようになると、すぐに対策が取れるので便利ですよね。

 

元井 そうですね。屋外の様子は、私たち気象予報士が「天気予報」として知らせることができます。ただ、屋内の様子は誰も予想ができません。だからこそ、屋内の状態が見えて、しっかり管理できるのはブルーエアの大きなメリット。家の外のことは私たち気象予報士にまかせていただき、家の中のことはブルーエアにまかせる……そんな役割分担があれば。日々を安心して過ごせるのではないでしょうか。花粉をきっかけに、室内環境を改めて見直してみるのもいいかもしれませんね。

20180216-s1 (9)

20180216-s1-8

↑画像クリックで製品の公式サイトにジャンプします

空気清浄機、どれが買い?――GetNaviが贈るお悩み解決バラエティ番組「クラベスト」第3回放送中!!

GetNaviと、アクトオンTV(J:COM 701ch.などで放送中)がタッグを組んだモノクラベ番組「クラベスト!」(毎月24日更新)。第3回目の今回、目利きたちがプレゼンするのは「空気清浄機」です!!

 

クラベスト第3回「空気清浄機」はコチラでご覧いただけます!

http://webcast.actontv.com/movie/1802kurabest.html?ref_e=qr

 

 

1227_MG_0416g
MCはこの人
タレント ホリさん

木村拓哉、武田鉄矢、えなりかずき、テリー伊藤などのネタでおなじみのモノマネ芸人。家電好き。

 

 

【今回のお悩み】空気清浄機、どれが買い?

 

20180222_106-107実_MG_9241h
相談者・明美見枝子さん
女優として舞台を中心に活躍。また、美容研究家としての顔も持ち、化粧品の企画販売なども行っている。

 

 

【3人の目利きがコードレス掃除機をプレゼン】

 

1227_MG_0473g
タレント 井上咲楽さん
太い眉毛がトレードマークの現役JKタレント。本企画にはSNSなどの情報を元に一般ユーザー代表として参戦。

【咲楽イチオシ】
スティッククリーナー付き個性派空気清浄機能

三菱電機
三菱コードレススティッククリーナー
iNSTICK(インスティック) HC-VXG30P
実売価格6万円前後

スティック型クリーナー搭載の空気清浄機。充電台にHEPAフィルターを採用し、8畳の部屋を約51分で清浄可能。ハンディクリーナーやふとんクリーナーにもなるなど、汎用性が高い。

106-107実_MG_9262h

 

 

1227_MG_0352g
女優・タレント 奈津子さん
芸能活動のかたわら、家電アドバイザー(エグゼクティブ等級)の資格を取得。家電の品評・執筆もしている。

【奈津子イチオシ】
空気環境や使用履歴を分析し賢く成長するAI活用タイプ

シャープ
プラズマクラスターNEXT搭載
加湿空気清浄機 KI-HP100
実売価格11万9760円

Wi-Fi経由で設置場所の空気やユーザーの使い方を分析して成長するクラウドサービス「COCORO AIR」に対応。運転モードの自動切り替えに加え、消耗品の正確な交換時期も通知する。

20180222_106-107実_MG_9269h

 

 

_MG_0543g
GetNavi編集長 野村純也
生活家電やデジタル製品の最新トレンド・新作情報に精通。GetNaviのプライドをかけて熱烈プレゼンを行う!

【野村イチオシ】
フィルター掃除が不要な“特化型”空気清浄機

ブルーエア
Blueair Classic 680i
実売価格13万9900円

世界的な空気清浄機専業ブランドの最上位機種。花粉などすべての対象物質で空気浄化の世界基準「CADR」の最高値以上を達成。アプリで遠隔操作や室内・屋外の空気のモニタリングも可能だ。

20180222_106-107実_MG_9250h

 

 

クリーナーとしても使える“4 in 1”空気清浄機

20180222_106-107実_MG_8867h

 

ホリ さぁ、始まりました「クラベスト!」。この番組では、欲しいモノがあるんだけど何を買えばいいのかわからない、そんな方のために最強の目利きたちがイチオシの逸品をプレゼンします。今回の相談者は、女優で美容研究家の明美見枝子さんです!

 

明美 よろしくお願いします。

 

ホリ 明美さんは、空気清浄機を探されているそうですね。

 

明美 はい。実は花粉症がヒドくて、春が来る前に空気清浄機を最新のものに買い替えたいんです。

 

ホリ なるほど。では早速、プレゼンタイムです。まずは咲楽ちゃん、トップバッターよろしく!

 

咲楽 お任せください! 今回、私がオススメするのは、三菱電機のiNSTICKです。コチラの商品の何がスゴいかと言うと、1台4役のとんでもなくコスパのいい空気清浄機なんです!

 

ホリ 4役って、どういうこと!?

 

咲楽 ご覧ください。本体上部を持ち上げれば、このようにスティッククリーナーに早変わり!

 

ホリ お?!

 

咲楽 さらにヘッドを付け替えれば、ハンディクリーナーやふとんクリーナーにもなるんですよ。

 

20180222_106-107実_MG_9083h

 

明美 ふとんも掃除できるのは、花粉対策に役立ちそうですね。

 

咲楽 もちろん、空気清浄機能もとても優秀でして。高性能フィルターのHEPAフィルターを採用しており、粒径が0.3マイクロメートル以上の粒子の捕集率は99・97%以上。ちなみに花粉の大きさは20~40マイクロメートルです。

 

ホリ 花粉は余裕でキャッチしちゃうってわけね。

 

咲楽 はい。しかも、弱モードなら運転音はわずか約29dB。どのくらい静かかというと、深夜にささやく声をイメージしてください♪

 

ホリ すげー静かじゃん。

 

明美 寝室でも使いたいので、静かなのはうれしいです!

 

106-107実_MG_9096h

 

 

日本とスウェーデンが誇る頭脳派な空気清浄機が激突!

ホリ 続いては、奈津子さん!

 

奈津子 私が推薦するのは、ずばり“賢く成長する”空気清浄機!

 

ホリ え? 空気清浄機が勝手に賢くなっちゃうの!?

 

奈津子 そうなんです。クラウド上の人工知能が使う人のライフサイクルや設置場所の空気の情報を分析して、最適な空気環境に整えます。例えば、花粉対策で言えば、お住まいの地域で花粉がたくさん飛ぶと予報が出た場合、自動で「花粉運転」に切り替わります。

 

ホリ (キムタクのモノマネで)シャープさん、ハンパねぇッス!

 

奈津子 それだけじゃありません!「自動掃除パワーユニット」がプレフィルターを自動で掃除するため、1年後も集じん能力が約99%持続。メンテナンスは溜まったゴミを半年に1回捨てるだけ!

 

明美 半年に1回のゴミ捨てだけでいいのは、すごく魅力的かも。

 

奈津子 さらに、もうひとつ。高濃度プラズマクラスターイオンの効果で、「集中力が維持しやすい」などの身体にいい環境が作られることも証明されています。

 

ホリ 女優さんはセリフを覚えるのに集中する必要がありますからね。これは明美さんにぴったりなんじゃないでしょうか。では、最後に野村編集長、お願いします!

 

野村 この商品は、「空気が視える」というのが特徴です。

 

ホリ 空気が視える?

 

20180222_106-107実_MG_9038h

 

野村 本体内蔵のセンサーで空気の汚れを成分別に細かく計測し、専用のスマホアプリで可視化。その状況から問題解決に向けたソリューションを提案してくれます。

 

明美 シャープの商品に負けず、これもとっても賢いですね。

 

野村 はい。そして、ブルーエアは空気清浄機の専業ブランドということで、清浄能力がダントツにスゴいんです! 44畳を1時間に5回きれいにするほどの清浄力を発揮し、花粉のように重い粒子も床に落ちる前に素早く吸引します。

 

ホリ つまり、44畳がたった12分できれいになるってこと? どんだけパワフルなんですか!!

 

野村 フィルターは、半年に1回交換すればOK。掃除は不要です。

 

ホリ いやー、今回も甲乙つけがたいですね……。さて、明美さんのジャッジやいかに!?

 

 

20180222_106-107実_MG_9241h

 

 

【結論】
相談者・明美さんが選んだのはコチラ

シャープ
プラズマクラスターNEXT搭載 加湿空気清浄機 KI-HP100

20180222_106-107実_MG_9269h

「一番の決め手は、メンテナンスがラクな点。性格がズボラなもので(笑)。あと、集中力が維持しやすくなるっていうのも、仕事の面でプラスになりそうで興味を持ちました」(明美さん)

 

 

information

ビックカメラ 新宿西口店では「クラベスト!」コーナーを展開中!!

20180122kurabest_12

ビックカメラ 新宿西口店(東京)では、「クラベスト!」の特設コーナーを展開中。番組内で紹介された製品が展示されており、自由にじっくりお試しできます!

ビックカメラ新宿西口店

http://www.biccamera.co.jp/shoplist/shop-016.html

ビックカメラのネットショップ「ビックカメラ.com」はコチラ!

https://www.biccamera.com/bc/main/

空気清浄機は「空清特化&フィルター交換型」がおすすめ!「蔦屋家電コンシェルジュ」が教える空気清浄機の選び方

空気清浄機は多々あれど、清浄性能にこだわるなら空気清浄機能に特化したタイプを選ぶ手もあり。 今回は、「ライフスタイル提案型」家電店として知られる二子玉川 蔦屋家電の敏腕コンシェルジュ・久保雄一さんに、単機能空気清浄機の選び方とオススメモデルを教わりました!

 

「二子玉川 蔦屋家電」とは?

20180205-s1 (2)

家電だけでなくインテリアや本なども販売する「ライフスタイル提案型」家電店。専門知識と経験が豊富な「コンシェルジュ」による、顧客に寄り添ったアドバイスに定評があります。

二子玉川 蔦屋家電の詳細はコチラ

 

教えてくれたのはこの人!

20180205-s1 (4)

二子玉川 蔦屋家電 住コンシェルジュ

久保雄一さん

家電メーカーの研究所勤務を経て、2013年、二子玉川 蔦屋家電を展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に入社。顧客への商品購入提案のほか、商品選びなどにも携わっています。

 

「コストがかかっても上質な空気のためにフィルター交換型を選ぶお客様も多いです」(久保さん)

20180205-s1 (3)

空気清浄機は大きく分けて、空気清浄機能特化タイプと加湿機能付きタイプの2種類。加湿機能付きは1台2役で使える利点があり、国内モデルはこちらが主流だが、近年は特化型を選ぶ人も多いです。

 

二子玉川 蔦屋家電の住コンシェルジュ・久保雄一さんによれば、特化型のメリットはなにより「お手入れを軽減できること」だそう。

 

「加湿機能付きを使う場合、定期的なお手入れは必須。特に加湿運転をしなくなる春先に内部の水を抜いていないと、ウイルスや雑菌の温床になります。一方、特化型でフィルターを半年や1年ごとに交換するタイプは、フィルター購入費用はかかりますが、日々のお手入れはほぼ必要なくなります」

 

そんな久保さんがすすめる製品は以下の4機種。ブルーエアは独自の多層フィルターと汚れをマイナス帯電させる技術で、高い空気浄化性能を長期間維持できます。一方、ラビットエアーやバルミューダ、カドーはフィルターで捕集した汚れを分解し、フィルター性能が回復するのが特徴。

 

「もちろん、加湿機能付きがよくないわけではありません。部屋に空気清浄機と加湿器を置くスペースがない方には、加湿機能付きをオススメする場合もあります」(久保さん)

 

これから花粉の季節到来。久保さんに「花粉対策」視点での空気清浄機の選び方も聞いてみました。

 

「花粉は普段、浮遊しているものと思いがちですが、実は夜になると床に落ちます。そこで有利なのは、大風量に加え、下から吸って上から出す方式のもの。今回紹介したなかではバルミューダとカドーが該当します。ブルーエア480iも位置はサイドながら上方から下方まで全面吸引し、花粉除去力は申し分なしです」(久保さん)

 

その1

粒子イオン化技術と大風量で 微細な汚れまでも強力除去

20180205-s1 (7)

Blueair(ブルーエア)

Blueair Classic 480i

9万7200円

吸引した汚れをマイナス帯電し、プラス帯電したフィルターで捕集する技術で0.1μm以上の微粒子を99.97%除去します。目の粗さの異なる3枚のフィルター素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用。フィルターは大小の汚れの捕集力が高く、しかも目詰まりを起こしにくいです。6か月ごとのフィルター交換で水洗いなどの手間なく完全に初期性能を取り戻せるのも魅力。専用アプリとWi-Fiで連携し、屋内や屋外の空気環境をモニタリングできます。

SPEC●適用床面積:〜33畳●最大風量:9.9㎡/分●運転音:32-52dB(A) フィルター交換目安:約6か月●消費電力:最大60W●CADR:タバコ煙280/ホコリ300/花粉300●センサー:PM2.5/VOC/温度/湿度●サイズ/質量:W500×H590×D275㎜/約14㎏

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (12)

目の大きさの異なる3枚のフィルターを重ねて圧着し、折りたたんで吸着面を最大化。1枚構成のものよりゴミ除去性能が高く、目詰まりもしにくいです。

 

【久保さんのレコメンド】

半年ごとのフィルター交換で高い集じん性能を常にキープ

「大風量と高度なフィルター技術で抜群の集じん能力。空気清浄力の目安となるCADR値は文句なしの高さで、タバコ煙、ホコリ、花粉ともしっかりと除去してくれます。半年に一度のフィルター交換でお手入れの肉体的負担を減らせるほか、内部構造もシンプルで、本体内にたまったホコリが掃除しやすいのも特徴。木造の茶の間や座敷で使う場合、障子や襖が多く気密性が高くないので、より適用畳数が大きいBlueair Classic 680iもオススメですね」(久保さん)

 

その2

多彩な空気浄化性能と インテリア性が魅力十分!

20180205-s1 (8)

Rabbit Air(ラビットエアー)

MinusA2 空気清浄機

6万4584円 北斎やゴッホなどの絵を用いたパネルに着せ替え可能なハイデザイン機。ブラシレスモーター採用で、パワフル空気清浄と静音性を両立します。フィルター除去したアレル物質をバイオの力で分解し、フィルター性能が長持ち。

SPEC●適用床面積:〜45畳●最大風量 6.2㎡/分●運転音:25.6-51.3dB(A)●フィルター交換目安:約1〜2年●消費電力:最大61W●CADR:タバコ煙193/ホコリ200/花粉208●センサー:粒子/ニオイ/光●サイズ/質量:W544×H508×D178㎜/8.8㎏

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (9)

写真左から「ミディアム」、「BioGS HEPA」、「カスタマイズ」「スーパー活性炭」と多数のフィルターを搭載。ほかにプレフィルターも装備しています。

 

【久保さんのレコメンド】

自分のニーズに合わせて フィルターを選べるのが◎

「『カスタマイズフィルター』は、細菌防御用、毒素吸収用、ペットアレルギー用、消臭用から選べます。自分のライフスタイルに合わせた性能にチューニングできるのがポイントです」 (久保さん)

 

その3

Wファンや酵素フィルターなど 先進機能をいち早く導入!

20180205-s1 (5)

BALMUDA(バルミューダ)

AirEngine

4万9896円

SPEC●適用床面積:〜36畳●最大風量:10.5㎡/分●運転音:15-60dB(A)●フィルター交換目安:約1年●消費電力:最大72W●PM2.5除去性能:23分で99%以上除去●センサー:ニオイ/ホコリ/照度●サイズ/質量:W250×H700×D250㎜/約8.0㎏

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (11)

360°酵素フィルターの酵素が捕集した細菌を分解しウイルスを不活化。触媒脱臭ユニットでニオイやシックハウス症候群の原因物質も除去します。

 

【久保さんのレコメンド】

Wファンの大風量と 高いフィルターが魅力

「2個のファンを使った大風量、汚れを分解して吸着力を維持するフィルター性能の高さは魅力。タワー型のシンプルなフォルムは、デザインを重視する人に特にオススメです」(久保さん)

 

その4

 気品あふれる円筒ボディに 高性能フィルターを搭載!

20180205-s1 (6)

cado(カドー)

AP-C200-PS

5万9400円

継ぎ目のない円柱形のステンレスボディが美しい限定プレミアムモデル(※)。360°吸引と真上への強力送風で続き部屋の空気清浄が可能だ。フィルター上の光触媒が菌や汚れを分解し、フィルター吸着力を自己再生。

SPEC●適用床面積:〜22畳●最大風量:4.3㎡/分●運転音:29-59dB(A)●フィルター交換目安:約1年●消費電力:最大33W●CADR:タバコ煙140/ホコリ153/花粉160●センサー:ニオイ/ホコリ/照度●サイズ/質量:φ242×H652㎜/6.3㎏  ※ステンレスモデルは販路限定モデル。 白・黒(各5万2920円)もラインナップしています

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (10)

青色LEDを活性炭フィルターに照射。フィルター上の光触媒皮膜が吸着した有害物質や花粉などを二酸化炭素と水に分解し、集じん力が再生します。

 

【久保さんのレコメンド】

送風技術・フィルター性能・ デザインのすべてが上質

「タワー型で全方位から吸って真上に吹き上げる空気の流れは理想的。フィルターも高性能で、PM0.09まで除去できます。1枚のステンレス板から成形した円筒型デザインも美しいです」(久保さん)

●価格は2018年1月15日現在の店頭価格(税込)です

 

目には目を、花粉にはブルーエアを――花粉対策には“特化型”空気清浄機、一択!!

いよいよ花粉の季節が到来。屋内の花粉対策には空気清浄機、しかも強力な空気浄化能力に特化した専用機が最適だ。今回は、世界的な空気清浄機専業ブランド、ブルーエアの最上位モデルの魅力をGetNavi本誌・野村編集長のコメントも交えつつ深掘りする!

 

フィルター交換式で手入れの手間なく常に最高の浄化力!

私は花粉症でホコリアレルギー。小さな子どもも2人いるため、自宅では空気清浄機が年中稼働している。そんな私が自信をもってオススメしたいのがブルーエアの680i。空気清浄特化型かつフィルターがメンテ不要なのが魅力だ。

 

加湿機能付きモデルは加湿フィルターを定期的に掃除しないとカビの温床になるが、実はきちんと掃除しない人が多い。その意味で加湿機能は非搭載で、花粉やウイルスが詰まったフィルターを半年に一度交換する代わりに掃除が不要なのは、理にかなっているのだ。

 

基本のフィルター性能と送風量も抜群。独自の静電技術で汚れ除去と風量の維持を両立するうえ、大風量で部屋の隅々まで空気をかき回し、汚れを高速吸引する。特に花粉は重いため、床に落ちる前に素早く吸引することが重要だ。

102-103螳歙MG_6268g↑操作パネルはシンプルかつ直感的に使えるデザイン。Wi-Fi接続や風量調整などがスムーズに行える。パネルはフタで隠せてスタイリッシュだ

 

また、Wi-Fi機能とエアモニターを内蔵し「空気の見える化」を実現。出先からアプリで室内の空気をケアできるのもうれしい。空気清浄力も使い勝手も〝世界基準〟の同機は、空気の質にこだわるすべての人を満足させる一台だ。

 

 

【万全! 花粉対策POINT①:フィルター技術】

花粉など有害物質を除去する多層フィルターを3個搭載

102-103螳歙MG_6255g

680iには本体上部と両側面に合計3個のフィルターを搭載。フィルターは目の粗さの異なる多層構造で、花粉をはじめ様々な有害物質を除去する。花粉をたっぷり捕集したフィルターは、半年に一度交換するだけで清掃は不要なのもうれしい。

 

102-103螳歙MG_6251g↑フィルターは伸ばすとなんと18m!!

 

花粉や超微粒子を静電力で捕集!フィルターの目詰まりも心配なし

吸引した汚れをマイナス帯電し(下図①)、フィルター捕集(下図②)。静電力でフィルターに吸着するため、花粉のように大きな粒子を除去しても目詰まりせず、清浄速度が落ちない(下図③)。ウイルスなどの超微粒子も徹底除去。

Print↑「−」電荷の汚れが「+」電荷のフィルター繊維に吸着?。目が粗いフィルターを使っているため花粉が大量に付いても空気が流れる隙間がある

 

 

【万全! 花粉対策POINT②:スマホアプリ】

「空気が見えるアプリ」で外から自宅の空気環境を管理

Wi-Fi機能を内蔵し、スマホアプリ「Blueair Friend」と連携。本体内蔵のセンサーでモニタリングした室内空気の状況を、外出先からスマホで手軽に確認できる。さらに、屋外の空気状態の観測や本体の操作も行える。

20180119_ashida03↑室内のPM2.5やVOC(ニオイ、揮発性有機化合物)、CO2、温度、湿度の変化をリアルタイムでチェック。これらはグラフ表示されるため、直感的にわかりやすい!

 

 

【万全! 花粉対策POINT③:スピード清浄】

風量大幅増で重い花粉も床に落ちる前に素早く吸引

新型ファンの採用とエアフローの高効率化で、最大清浄空気供給量が従来製品より約33%向上。推奨フロア面積の44畳を1時間に5回きれいにする。花粉のように重い粒子も空中に浮遊している間に素早く吸引・除去する。

102-103螳歙MG_6288g↑本体底部に大型ファンを搭載。汚れた空気を底面と側面から吸引し、フィルター浄化した空気を天面と側面から放出。室内全体にきれいな空気を豪快に攪拌する!!

 

 

102-103螳・02-02

 


ブルーエア
Blueair Classic 680i
14万400円
推奨フロア面積(※1):~72㎡(~44畳)
適用床面積(※2):~123㎡(~75畳)

花粉を含むすべての対象物質で空気浄化の世界基準「CADR」(※3)の最高値以上を達成。独自のフィルター技術と大風量で、花粉などの微粒子ゴミを徹底除去する。専用アプリで遠隔操作や室内の空気のモニタリングも可能。

SPEC●CADR:タバコ500/ホコリ500/花粉640●清浄空気供給量:255-1105㎥/h●センサー:PM2.5/VOC/温度/湿度●サイズ/質量:W500×H660×D340㎜/約14㎏

 


ブルーエア
Blueair Classic 480i
9万7200円
推奨フロア面積(※1):~40㎡(~24畳)
適用床面積(※2):~55㎡(~33畳)

送風能力と空気の供給方向が側面である点以外は、680iと同性能を備える機種。家族が集うダイニングなどに最適だ。Wi-Fi搭載。

 


ブルーエア
Blueair Classic 280i
7万5600円
推奨フロア面積(※1):~26㎡(~16畳)
適用床面積(※2)~41㎡(~25畳)

子ども部屋や寝室などに最適な小型モデル。最上位機680iと同じフィルター技術を採用、Wi-Fi搭載で室内の空気もモニタリングできる。

 

 

【その他のラインナップ】

モーションセンサー採用のスタイリッシュモデル!

102-103螳・03-07

Blueair Sense+
各5万8860円
推奨フロア面積(※1):~18㎡(~11畳)
適用床面積(※2):~32㎡(?20畳)

スチール製の本体に強化ガラスを組み合わせたミニマルデザインで各国のデザイン賞を受賞。天面に手を滑らせて操作するモーションセンサーを採用する。Wi-Fi機能も搭載。

 

Wi-Fi非搭載だが大風量と360°集じんで抜群の清浄力

102-103・03-08

Blue Pure 221 Particle
5万8860円
推奨フロア面積(※1):~50㎡(~30畳)
適用床面積(※2):~77㎡(~47畳)

33㎝四方の角型ボディに高い空気清浄力を搭載。多層構造の筒型フィルターで360°集じんし、清浄な空気を大風量で上方に放出する。Wi-Fi機能とセンサーは非搭載。

 

360°吸引で花粉もニオイも強力除去する小型タイプ

102-103螳・03-09

Blue Pure 411
Particle+Carbon
各1万9440円
適用床面積(※2):~22㎡(~13畳)

小型ボディに独自の粒子イオン化技術とフィルター技術を装備。360°吸引で花粉から生活臭まで強力除去する。カラフルなプレフィルターは着せ替え交換できる。

 

ブルーエアの公式サイトはコチラ
http://www.blueair.jp/

 

※1:米国家電協会(AHAM)が定めたクリーンエア供給性能に関する基準CADR値から規定に従い算出された数値
※2:日本電機工業会JEM1467に基づく数値(スピード3運転時)
※3:クリーンエア供給率(Clean Air Delivery Rate)の略

 

撮影/高原マサキ(TK.c)