レグザ初の4Kレーザープロジェクター!高画質かつ、ジンバル構造により設置場所を選ばない

TVS REGZAは、同社初となる4Kレグザレーザープロジェクター「RLC-V7R MAX」と「RLC-V7R」を、4月25日以降に順次発売します。RGB3色レーザー光源を搭載し、高画質・高音質を実現。ジンバル構造の採用により、設置場所の自由度を高めた点が特徴です。

記事のポイント

ジンバル構造と、光学ズーム対応により、設置場所の自由度が高い製品。画面サイズや画質について妥協せず、美しい映像を大画面で楽しめます。

 

「RLC-V7R MAX」「RLC-V7R」ともに、光源に日亜化学工業製のRGB3色レーザーを採用。DLP方式の投写システムと組み合わせることで、鮮やかで美しい映像を実現しています。「RLC-V7R MAX」は最大輝度約3000ルーメン、「RLC-V7R」は最大輝度約2000ルーメンを誇り、BT.2020面積比で約110%の広色域と約98%のカバー率を達成しているとのこと。

HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Visionといった規格にも対応し、映画やドラマ、ゲームなど、様々なコンテンツを高画質で楽しめます。

 

「RLC-V7R MAX」は2.1chスピーカー搭載で迫力あるサウンド

上位モデルの「RLC-V7R MAX」は、実用最大出力40Wの2.1chスピーカーシステムを搭載。Dolby Audio およびDTS Virtual:Xにも対応しており、迫力のあるサウンドで映像への没入感を高めます。一方、「RLC-V7R」も実用最大出力20Wの2.0chスピーカーシステムとパッシブラジエーターを搭載し、クリアで臨場感のあるサウンドを提供するといいます。

 

ジンバル構造で自由な設置が可能

両モデルともに、設置場所の自由度を高めるジンバル構造を採用。左右360度、上下約135度の範囲で角度調整が可能です。さらに、自動台形補正、自動フォーカス調整、自動障害物回避、目の自動保護機能、壁面色自動補正など、多彩な自動補正機能を搭載。プロジェクターの設置に不慣れでも、最適な映像を簡単に楽しめます。

 

Google TV搭載で豊富なコンテンツを楽しめる

Google TVを搭載しているため、Netflix、Prime Video、YouTubeなどの動画配信サービスを、大画面で手軽に満喫できます。また、デジオンの「DiXiM Play」アプリを使用すれば、家庭内ネットワークに接続されたレグザ(テレビ)のタイムシフトマシン録画や通常録画番組なども視聴可能です。

 

TVS REGZA
レグザレーザープロジェクター「V7Rシリーズ」
RLC-V7R MAX
参考小売価格:37万4000円(税込)
発売日:4月25日

RLC-V7R
参考小売価格:29万7000円(税込)
発売日:5月中旬

明るさ400ISOルーメンで高精細な映像を投影!「Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro」で自宅が映画館に

Xiaomi(シャオミ)は、400ISOルーメンの明るさを実現した「Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro」を2月25日に発売しました。

 

スリムかつシンプル設計の新型モニター「Xiaomi 2Kモニター A27Qi」も同日に発売。

↑Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro

 

記事のポイント

「Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro」は高画質である点はもちろん、Dolby Audioのプロフェッショナルグレード認定を受けた5Wフルレンジスピーカーを2ユニット内蔵しているため、音質も〇。自宅で映画館のような体験をしたい人は注目です。

「Xiaomi 2Kモニター A27Qi」はVESA規格(75×75mm)に対応しているので、好きなレイアウトで設置できる便利なモニターです。複数画面をつなげれば、臨場感たっぷりに!

 

高精細な映像を大画面に投影できるスマートプロジェクター

1月に発売された「Xiaomi スマートプロジェクター L1」より、さらに明るくなったポータブルなプロジェクターです。400ISOルーメンの輝度と、リアルな色出力を可能にする1080p HD解像度、さらに完全密閉型光学エンジン搭載により、高精細な映像を楽しめます。

 

Google TV内蔵で、1万以上のアプリと40万本以上のコンテンツに対応。Googleアシスタントによる音声操作も可能です。

 

デュアルループ冷却システムにより効率的に放熱し、熱放出時の静音性も向上させ、コンテンツへの没入感を妨げないように配慮。デザイン面でも、インテリアを邪魔せず部屋になじみます。

 

自社開発のアルゴリズムを搭載しており、小さな部屋や複雑な間取りであっても好きな場所に設置可能。垂直・水平台形補正、フォーカス調整、スクリーンサイズに合わせて投影サイズを調整するスクリーンフィット、投影時に障害となる物体を感知し映像をリサイズする障害物回避など、4つの自動補正機能を備えています。

 

Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro
重量:2.0kg
市場想定価格:3万9980円(税込)

 

鮮明で自然な画像を表示できる、スリムなモニター

↑Xiaomi 2Kモニター A27Qi

 

「Xiaomi 2Kモニター A27Qi」は、最大視野角178度、解像度2560×1440のIPSハードスクリーンで、色深度は1670万色と鮮明でナチュラルな画像表示が叶うモニターです。画面占有率90%の超スリムベゼルで、集中を妨げられずに作業に集中できるのもうれしいポイント。

 

リフレッシュレートは最大100Hzに対応。ラグやフリーズが効果的に軽減されるため、作業効率が向上するだけでなく、ゲームや動画コンテンツを楽しむ際もダイナミックで滑らかな映像に没入できます。

 

DC調光技術による画面のちらつきの低減に加え、低ブルーライト設計により、長時間の作業やゲームプレイにおける目への負担を軽減するとのこと。

 

インターフェースはDisplayPort 1.4、HDMIを搭載。VESAマウント(75x75mm)にも対応しており、モニターアームなどに取り付けて利用できます。

 

Xiaomi 2Kモニター A27Qi
画面サイズ:27インチ
市場想定価格:1万8980円(税込)

壁から約18cmの距離で投影できる4K超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca Max」

Aladdin Xは、壁から約18cmの距離で投影できる4K超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca Max」(アラジン マルカ マックス)を2025年1月27日(月)に発売します。直販価格は37万9800円(税込)。

4K超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca Max」

 

記事のポイント

Aladdinといえば天井に取り付ける照明一体型のプロジェクターで知られていますが、こちらは壁やスクリーンの前に置く据え置き型。わずか18cmの距離から100インチの大画面を投影できるので、場所を取らず簡単に設置できます。家族や友人と集まって、みんなで映画やライブ映像を観賞するのに最適な1台です。

 

「Aladdin Marca Max」は、壁から約18cmの距離で100インチの4K映像を投影できる超短焦点プロジェクター。洗練されたシンプルなデザインで、どんなインテリアにもなじみます。

 

 

IMAX Enhanced認証を取得し、シアターのような圧倒的な高画質を実現しています。また、Dolby Visionに対応し、繊細な色彩、シャープなコントラスト、細部までリアリティの高い映像を表現可能。さらに、2500ANSIルーメンの明るさで、日中でも美しくクリアな映像を映し出します。

※IMAX Enhancedに対応した映像を楽しむためには、IMAX Enhanced対応コンテンツに接続するか、または、IMAX Enhancedに対応した映像を外部入力する必要があります。

 

サウンド面においてもDolby Audioによりクリアな音質を再現し、DTS:Xで立体感のあるサウンドを実現。Harman Kardon製80Wスピーカー(高音スピーカー20W×2、中低音スピーカー20W×2)を搭載し、臨場感溢れる立体音響を提供します。

サウンドイメージ

 

操作性にも優れ、自動台形補正、オートフォーカス、壁色自動調整、凹凸自動補正、スクリーンへの自動アジャストなどの自動機能が備わっています。

 

また、Aladdin OS搭載でインテリア、キッズ、ヘルスケアなどのオリジナルコンテンツを提供し、日常に寄り添うソフトウェア設計になっています。累計1100万ダウンロード(2025年1月現在)を突破したAladdin Xのオリジナルコンテンツ「スイカゲーム」も楽しめます。

 

Aladdin X
4K超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca Max」
2025年1月27日発売
直販価格:37万9800円(税込/送料込)

空間を50色の光でカラフルに演出! 照明一体型プロジェクター「Aladdin X2 Light」

Aladdin Xは、50色に調色可能なムードライトで空間を演出できる照明一体型3in1プロジェクター「Aladdin X2 Light」を2024年10月21日に発売します。実売価格は9万9800円(税込・送料込み)。

 

記事のポイント

新たに搭載された「ムードライト」機能は、シーリングライトの外周に配置されたLEDライトを自由に光らせることができ、空間を演出することができるというもの。用途や再生するコンテンツに応じて3つのモードから選べる点もうれしい。

 

「Aladdin X2 Light」はLEDシーリングライト、高音質スピーカー、高性能プロジェクターを搭載した照明一体型3in1プロジェクターです。天井に設置することでスペースの有効活用ができ、手軽に自宅で迫力の大画面を楽しめます。

 

壁からの距離が短くても大画面を実現するレンズ、フルHDの解像度、そしてオーディオメーカーHarman Kardon製のスピーカーを2基搭載しています。加えて、Aladdin OS搭載で、インテリア、キッズ、ヘルスケアなどのオリジナルコンテンツが楽しめます。

 

「Aladdin X2 Light」は、従来より照射範囲が拡大し、照明一体型のAladdin Xシリーズ最高の照明輝度となる5500ルーメンを実現したことで、最大14畳の広さに対応可能となりました。同社の照明一体型3in1プロジェクターシリーズとして初めてMEMC(フレーム補間処理)に対応。スポーツやゲームなどの激しい動きの映像でも、くっきりと滑らかに投影し、豊かな映像を再生します。

 

また、様々なシーンやその日の気分に合わせて、50段階の調色・調光が可能な「ムードライト」を新たに搭載。「カラー」「パーティー」「スリープ」の3つのモードを備え、用途に応じた光の演出が楽しめます。

 

このほか、リモコンもリニューアルされ、より快適に操作できるようになっています。

 

 

Aladdin X
照明一体型3in1プロジェクター「Aladdin X2 Light」
2024年10月21日発売
実売価格:9万9800円(税込・送料込み)

 

世界初のIMAX Enhanced認証プロジェクター「HORIZON S Max」も! XGIMIが5製品の国内販売を発表

スマートプロジェクターの開発・販売ブランドとして知られる「XGIMI(エクスジミー)」は9月6日、プロジェクター新製品5点を一斉に発表しました。その様子を、発表会の様子とともにレポートします。

2023年のグローバルホームプロジェクター市場出荷量世界1位をうたう同社ですが、2024年モデルは過去最多の5種類と、幅広いバリエーションを用意しているのが特徴です。新たなフラッグシップモデルとなる「HORIZON S Max」、天井投影も可能なスタンド一体型プロジェクター「MoGo 3 Pro」、オンライン限定販売のコンパクトモデル「Elfin Flip Pro」など、高価格帯ではありますが魅力的なプロダクトが揃っています。

 

IMAX Enhanced対応のハイエンドプロジェクター「HORIZON S Max」

↑フラッグシップモデルの「HORIZON S MAX」

 

「HORIZON S Max」は、同社の最新フラッグシップモデルです。レーザー光とLED光源を組み合わせる独自技術「デュアルライト2.0テクノロジー」により、3100ISOルーメンの高輝度に加え、色空間BT.2020 110%カバーの広い色域、ΔE=1の色精度を実現しています。最大解像度は4Kで、投影サイズは40~200インチ。スピーカーは12W×2構成で、OSとしてAndroid TV 11.0を採用します。

↑本体背面

 

↑本発表会壇上のスライドを投影していたのもこの製品とのこと

 

また、ディズニー+などのサービスでIMAXが認証したコンテンツを高品質な映像・音声で再生できる「IMAX Enhanced」の認証を世界で初めて取得。対応コンテンツの再生時には自動でモードが切り替わります。その他、インテリジェント環境対応技術「ISA5.0」により、障害物自動回避、壁色適応、中断なし自動台形補正、オートフォーカス、人物検知による光源調整(目の保護)といった多様な対応が可能。

 

今回、製品発表会のスライドを投影するプロジェクターとしてもHORIZON S Maxが使用されていたとのことです。数十人規模の会場での使用に耐える投影サイズの大きさはもちろんですが、輝度が極めて高く、にじみのない画質の良さが印象的でした。多少明るい部屋であっても、問題なく映像やテキストが視認できると思います。

 

本体サイズは約234×273×174mm、重量は約4.81kg。市場想定価格は32万9800円(税込)、10月頃より販売開始となる見込みです。

 

↑廉価版「HORIZON S Pro」との機能比較。輝度とIMAX Enhanced対応以外はほぼ同等のスペックです

 

また、輝度を1800ISOルーメンとし、IMAX Enhancedに非対応とした廉価モデル「HORIZON S Pro」も用意。こちらは市場想定価格が22万9800円(税込)で、10月頃より販売開始となる見込みです。

 

スピーカーにもできる汎用性がウリのスタンド一体型モデル「MoGo 3 pro」

↑「MoGo 3 pro」

 

↑持ち運びやスピーカーモードでは円筒形に

 

↑専用ケースに入れての持ち運びも容易です

 

「MoGo 3 pro」は、円筒形のユニークな外観が特徴のスタンド一体型LEDプロジェクターです。輝度は450ISOルーメン、最大解像度はフルHD。本体を引き上げるだけで起動する手軽さがひとつの特徴で、重量は約1.1kgと軽量なため、専用ケースによるキャンプなどのアウトドアへの持ち出しといった用途も考慮されています。加えて、5W×2のスピーカーを活用する「スピーカーライトモード」では、音楽のテンポに合わせて本体を発光させることが可能です。

 

個人的に大きなメリットを感じたのが、天井投影に対応する点。そこに天窓があるかのような映像を投影したり、もちろん映画などのコンテンツも台形補正によりしっかりと投影できるそうです。スピーカーモードも含め、できることが多いのは嬉しいところでしょう。

 

↑天井投影も可能

 

↑「XGIMIマジカルレンズ」を装着することで投影範囲が広がります

 

別売のバッテリー付きスタンドをあわせて活用すれば、容量20000mAhのバッテリー駆動が可能となり、最大2.5時間程度の駆動にも対応します。また、別売の「XGIMIマジカルレンズ」を組み合わせることで、本来の投影サイズである40~200インチの範囲を、さらに3~5倍程度まで拡大できるとのことです。

 

本体サイズは約204.9×95×95mm、重量は約1.1kg。市場想定価格は7万9800円(税込)、9月6日に販売開始です。

 

オンライン限定販売のバッテリ―内蔵型「Halo+(New)」「Elfin Flip Pro」

↑「Halo+(New)」

 

「Halo+(New)」および「Elfin Flip Pro」は、いずれも公式オンライン販売限定の製品。

 

「Halo+(New)」は、Google TVを搭載するポータブルスマートプロジェクター。輝度700ISOルーメンで、フルHDの映像を最大2.5時間投影可能なバッテリーを内蔵しています。本体サイズは約171.5×113.5×145mm、重量は約1.6kg。市場想定価格は12万9800円(税込)、9月6日より販売を開始します。

 

↑「Elfin Flip Pro」

 

↑小さめの棚などにも収納できます

 

「Elfin Flip Pro」は、スリムボディを採用したスタンド一体型プロジェクターです。本体サイズは約235×218×64mm、重量は約1.42kgと非常に薄型・軽量で、本体を収納した状態では収納先を選びません。また、バッテリー内蔵型では同社製品でもっともコンパクトなモデルでもあります。輝度は400ISOルーメン、フルHDの映像を80~150インチサイズで投影可能です。市場想定価格は6万9800円(税込)、9月末から販売開始見込みです。

「存在感が光る」漆黒のテントが爆売れ! 2023年「レジャー部門」ヒットセレクション

コロナによる制限が緩和して、賑わいが戻ってきた2023年はより豊かな体験ができるアウトドアアイテムが人気を呼んだ。GetNaviヒットセレクションのレジャー部門から、本記事では、キャンプ場で存在感が光る「ブラックテント」、ソロキャンプをより充実させるキャンプギアとしてプロジェクター「Nabula Capsule 3 Laser」とプロジェクタースクリーン「ポータブル LOGOS シネマスクリーン」、そしてフルモデルチェンジを果たした 日産「セレナ e-POWER」の計4アイテムを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2024年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが解説します

モータージャーナリスト 岡本幸一郎さん
軽自動車から高級車まで続々と登場する新型車のほぼすべてに試乗し、原稿の締め切りに追われる生活を送る。消費者目線の評価が身上。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

 

トラベルライター 澄田直子さん
国内外のガイドブックを中心に取材・編集を行うトラベルライター。最近は北から南まで日本の島を中心に活動。念願叶って初上陸した秘島、青ヶ島はやはりすごかったです!

 

本誌乗り物担当 上岡 篤
2023年は撮影絡みのキャンプしかできず残念。仮にデリカミニを所有したらどんな体験ができるのだろうと想像を膨らませて、2024年こそはキャンプに出かけようと計画中。

 

【ブラックテント】キャンプ場で目を引く漆黒のテント

2022年10月に同社公式サイトで発売を開始したところソロキャンパーを中心に人気を集め完売。2023年4月にはAmazonで販売が開始されたがこちらも売り切れ。現在のところ再販の予定は立っていないという。

売上:10/影響:8/市場開拓:8

 

キャンプ場で存在感が光る設営も簡単なワンポールテント

BlackishGear
BLACK TIPI
4万1800円
2022年10月発売

黒のキャンプギアにこだわる同ブランドが手掛けるテント。4隅をペグで固定し、メインポールを立ち上げるだけで簡単に設営可能。ブラックテントでは珍しい、ポリエステルとコットンを織り交ぜたTC材を使用する。

↑風合いが良く、高い遮光性と通気性を備えるTC素材を使用。撥水加工は施されているが、雨中での積極的な使用はNG

 

付属のパーツを活用してカスタマイズが可能

「付属のサブポールを使うことでキャノピーを持ち上げ前室スペースを作り出せるなど、カスタマイズ術が充実。自分だけの空間やスタイルを作り出せるのも人気の要因です」(上岡)

 

【ラグジュアリーソロキャンプ】ストイックなキャンプよりも優雅に楽しむソロキャンパーが増加

ソロキャンプ=身軽というのはひと昔前の話。最近目にするのが、ハイスペックなこだわりギアを揃えた、優雅なソロキャンパーの姿だ。ひとりぶんのギアだけ運べば良いので、収納性より性能にこだわるのも特徴。

売上:9/影響:9/市場開拓:9

 

ソロキャンプをより充実させるギアも続々登場

モバイルプロジェクター

アンカー・ジャパン
Nabula Capsule 3 Laser
実売価格11万9900円
2022年12月発売

50ml缶ほどのコンパクトサイズで、300ANSIルーメンの明るさとレーザー光源ならではの色合いを実現する。充電式バッテリー内蔵で、最長約2.5時間の再生が可能。

 

プロジェクタースクリーン

ロゴス
ポータブル LOGOS シネマスクリーン
7900円
2021年7月発売

屋外でも使えるプロジェクタースクリーン。同社独自のソーラーブロックコーティングを施した生地は遮光率100%を実現。上下にフレームが入っているので生地のたるみもない。

 

デザインも性能も妥協しない趣味の空間

「自由時間がたっぷりあるソロキャンプでは、好きなコンテンツを視聴するのも楽しい時間。ハイスペックな音響・映像機器を備え、優雅に楽しむ姿を多く目撃しました」(澄田さん)

 

【ミニバン】多くの人が待っていた日産自慢のe-POWER

2022年11月にフルモデルチェンジし、ガソリンモデルが先行発売。だが日産自慢のe-POWERを待っていた人は多く、受注開始から発売日までに2万台を突破した。その販売割合はセレナ全体の約半数を超える。

売上:10/影響:8/市場開拓:8

 

最上級グレードにはプロパイロット2.0も搭載

日産
セレナ e-POWER
319万8800円〜479万8200円
2023年4月発売

最新モデルでは安全運転支援技術の「プロパイロット」が全車標準装備。最上級の「e-POWER LUXION」ではミニバンでは世界初搭載となる、高速道路などでの手離し運転が可能な「プロパイロット2.0」が標準装備となる。

↑搭載されるe-POWERは1.4Lの発電用エンジンを持つ第2世代となる。トルクが太く、力強い走りが魅力だ

 

最新のe-POWERと先進の運転技術が魅力

「変幻自在の広い室内空間はもとより、進化したe-POWERが搭載され、プロパイロット2.0も選べるように。クルマ酔いを抑えるという走りの仕上がりにも注目です」(岡本さん)

約1kgの重さで最大120インチ投影、持ち運びしやすいLGの新スマートプロジェクター「PF510Q」

LG エレクトロニクス・ジャパンは、プロジェクターの「LG CineBeam」シリーズから新モデル「PF510Q」を発表。11月17日に発売します。予想実売価格は8万8000円前後(税込)です。

 

PF510Qは、幅148×奥行き148×高さ71mmで重さ約1kgとコンパクトなサイズながら、最大120インチの大画面を表示できるプロジェクターです。Wi-Fiに対応しているうえ、WebOSを搭載しているので、本体と付属の電源ケーブルを持ち運べば、自宅内はもちろん、旅行先などに持って行って使用できます。

 

解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、リフレッシュレートは24~60Hzに対応。また、低解像度の映像はアップスケーリングによって、フルHD画質で楽しめます。このほか、HDR10 やHLG のコンテンツ再生にも対応しています。パネルタイプはDLPを採用。加えて、RGBとダイナミックグリーンの合計4つのLED光源を搭載しています。

↑4つのLED光源を搭載することで、DLP方式のプロジェクターの弱点と言われていた、経年的な色の変化やレインボーノイズを軽減。ピュアな色味を再現したそうです

 

明るさは450ANSIルーメン、コントラスト比は150000:1、スピーカー出力は5W。またインターフェイスはHDMI入力×2、USB 2.0×1、オーディオ出力×1、有線LAN×1を装備しています。

↑インターフェイスは背面および右側面にまとめられています

24cmの距離から100インチの大画面投影、Aladdin X初の超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca」

Aladdin Xは10月30日、超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca」を発表しました。同日の15時からオンラインで販売を開始しており、店頭では10月31日から販売します。価格は14万9800円(税込)です。

↑新製品の販売にともない、発表会を開催。popIn Aladdinを愛用しているという、足立梨花さんがゲストに登場しました

 

Aladdin Marcaは、popIn Aladdinの事業がXGIMIに譲渡され、Aladdin Xが設立されてから初の新製品。代表的な製品である照明一体型のプロジェクターではなく、据え置きで使うタイプの製品です。

↑Aladdin Marca

 

壁からわずか24cmの距離に設置して、100インチの画面を投影できるのが特徴。たとえば、これまで薄型のテレビを置いていたサイドボードの上に設置し、壁に大画面を投影といったことが可能です。また、リビングに設置することを想定してか、素材も含めてインテリアに溶け込むデザインを強く意識して作ったといいます。

 

投影方式はDLPで、光源はLEDとレーザーを組み合わせています。輝度は1000ANSIルーメン、解像度はフルHD。また、HDR 10やフレームを補間するMEMCにも対応しています。

↑会場で投影のデモを実施。上に向かって投影するような形です

 

さらに、投影画面のゆがみを自動補正する「自動台形補正機能」、フォーカスを自動調整する「オートフォーカス機能」、色付きの壁に投影しても白い壁に投影したときと近い色合いにする「壁色自動調整機能」、凹凸のある壁でもきれいに投影できる「凹凸自動補正機能」などを備えています。

↑設置しやすく、複雑な設定をしなくて済む機能をいくつも搭載

 

↑光源はLEDとレーザーがひとつになったものを搭載。また、光源の横にはオートフォーカスや自動台形補正などに使うカメラとセンサーを配置しています

 

スピーカーユニットは中高音スピーカーが2基、低音スピーカーが1基搭載され、実用最大出力31Wを実現。また、Dolby Digital Plus/DTS-HD/DTS Studio Soundをサポートしています。なお、Bluetoothスピーカーとしても使用可能です。

↑Harman Kardon製のスピーカーを搭載しているため、本体側面にはロゴがあります。スピーカー自体はこの画像で見ると下向き(設置したときに壁と反対向き)に設置

 

本体サイズは427×263×119mm、重さは約5.31kgです。

↑背面にインターフェイスを集約。奥から3.5mmジャック、光デジタル、有線LAN、HDMI 2.1、HDMI 2.1(eARC)、USB 2.0×2、電源を備えています

 

Aladdin Marcaはテレビ市場を狙う

製品発表会では、開発背景なども説明。開発にあたって、「大画面」「視聴体験」「価格」の3つの指針を作成したそうです。

↑開発における3つの指針

 

Aladdin Xのマーケティング部 シニアマネージャーの岡本 岳洋さんは大画面については、「どんなお部屋の環境であっても大画面を実現できること」を意識したといいます。また、視聴体験については「映像の質が低く、音が悪く、毎回の設定が面倒だと、とても興ざめしてしまいますよね」としたうえで、心が動くような視聴体験が大事であることを解説。そのうえで価格は、「高くていいものというのは当然。私たちは手に取りやすい価格を実現しようと考えました」とのこと。

↑Aladdin Xのマーケティング部 シニアマネージャーの岡本 岳洋さん

 

また、リビングに置かれている大画面テレビを意識しているようで、「よくあるリビングの風景は、テレビ台にテレビが載っているかなと思います。ただ、少し立ち止まって、もしかしたら(テレビが)ない方が、リビングがすっきりするのではないでしょうか」と説明。

 

続けて「年間で液晶テレビの市場は500万台あります。けれども、(超短焦点プロジェクターは)この0.1%にも満たない。Aladdin Marcaは少しずつテレビに取って代わっていけるような製品になっていきたいと強く考えています」とコメント。プロジェクターに留まらない市場を狙っていくことを明らかにしました。

↑Aladdin Marcaが狙うのはプロジェクターを超えてリビングのテレビ

最新「モバイルプロジェクター」プロ厳選の8モデルで狭小住宅の壁や天井をスクリーンに!

さまざまな動画配信サービスが普及し、スマホでもコンテンツを手軽に楽しめるようになりました。映像を手の中で手軽に見るのもいいけれど、やはり大画面で迫力の映像を楽しみたい、でも賃貸マンションなど間取りが狭くて大きなテレビは置けない……そんなニーズに応えられそうなのが、自宅の壁や天井さえもスクリーンとして活用できる最新の「モバイルプロジェクター」です。寝室や書斎などの小スペースでも使えるだけでなく、キャンプなど屋外にも持ち出して楽しめるバッテリー内蔵型も。

 

今回は、オーディオやスマート家電に詳しいジャーナリストでライターの山本敦さんに話題のモバイルプロジェクターについて教えていただきました。

 

自宅の壁や天井がスクリーンになる手軽さが魅力

↑写真提供=Nextorage

 

これまでのプロジェクターは、ビジネスシーンで利用するものや高級家電のイメージが強く、なかなか家庭で楽しめるものではありませんでした。それが、ここ5年ほどでプロジェクターの概念は大きく進化したそう。山本さんに、モバイルプロジェクターが人気になった背景を伺いました。

 

「ひと昔前までは、会議で使うデータプロジェクターとホームシアター用のホームプロジェクターが主流でした。またプロジェクターを使うためには『スクリーン』とセットで使われていましたが、壁や天井などにも映し出せるプロジェクターが登場し、誰もが手軽に楽しめるようになりました。
また画質(解像度)の向上、光源としてのLEDの普及に伴う本体の小型・軽量化などプロジェクター自体の技術が急速に進化。さらにAndroid TVに代表されるOS・アプリの普及や配信サービスの多様化も相まって、モバイルプロジェクターの人気が広まったと言えるでしょう」(ジャーナリスト・山本敦さん、以下同)

 

小型・軽量化が進み、映像や音にこだわる人たちがホームシアターシステムで楽しむものから、一般家庭でも広く楽しめる家電に進化したプロジェクター。最近では、お部屋の中だけでなく、屋外でも利用されるようになったそうです。

 

屋内に加えアウトドアでの使用も人気に

↑写真提供=BenQ

 

動画コンテンツを手軽に楽しめるモバイルプロジェクターですが、屋内外でどのような活用をされているのでしょうか?

 

「モバイルプロジェクターは設置が簡単なので、場所を選ばず使えるのが大きなメリットです。室内の移動だけでなく、旅行先や職場、友人宅でゲームや動画を楽しむ際に持っていくのもおすすめ。また動画だけでなく静止画も投影できるので、アートや時計などのデジタルインテリアとして楽しむのもいいですよね。
モバイルプロジェクターの多くは、コンセントに接続して使用します。スピーカー内蔵モデルが主流で、接続方法やデザインも多種多様になってきました。最近は、バッテリー内蔵のモバイルプロジェクターをキャンプなど屋外で活用する人も増えているようです。自分の生活スタイルにあったモバイルプロジェクターを選ぶのがいいでしょう」

 

選ぶ際のチェックポイントと注意点は?

さまざまな活用ができるモバイルプロジェクターですが、購入する際はいったいどこに注目すればいいのでしょうか? 価格や見た目のデザインだけで選び、理想の使い方ができなかった……ということがないよう、以下の5点を押さえておきましょう。

 

1.明るさと解像度

「明るさはルーメン、解像度はピクセルで判断します。数値が高いほど明るく、高解像度な映像を楽しめます。薄暗い室内で映像を楽しむなら、100ルーメン程度でもOK。キャンプなどで使う場合、十分に暗い屋外で使う場合は100ルーメン前後で大丈夫ですが、明るい屋外ではもっと明るさが欲しいところです。
解像度は、10万円以下のモバイルプロジェクターを選ぶ場合はフルHD(1920×1080ピクセル)程度あるといいですが、VGA画質(640×480ピクセル)以下になると粗っぽさが目立ってくるので、購入前に明るさと解像度を確認してください」

 

2.接続方法

「せっかく買ったのに、YouTubeやNetflixが見られなかった……ということも。Android TVなどスマートOSが搭載されていれば、プロジェクター単体でアプリをインストールすれば手軽に映像を楽しめます。また、HDMI端子などの有線接続、Bluetooth・Wi-Fi接続などどのような接続方法が可能か、事前確認はマスト。スマホから映像を投影するだけ(ミラーリング)のモデルもあるため、自分の目的にあったモバイルプロジェクターを選ぶのが大切です」

 

3.角度調整・補正機能

「寝室や子供部屋などプロジェクターを置くスペースが少ない場所でも、角度調整や台形補正機能がついていると安心。メーカーの商品サイトでは、搭載されている機能がしっかり記載されているので、購入前に確認しておきましょう」

 

4.音響システム

「スピーカー内蔵モデルが主流ですが、Bluetoothオーディオや有線イヤホン・ヘッドホンが接続できるかも確認しておきましょう。また自宅のスピーカーと有線、または無線で接続できるかもチェックしておくのがおすすめです」

 

5.店頭で見比べる

「通販サイトですぐに購入できる時代ですが、長く使うためにも可能な限りプロジェクターの映像を視聴してから購入してほしいですね。テレビやモニターと同じように人によって好みの画質はあるので、実店舗で見比べてみるのが良いでしょう」

 

おすすめの最新「モバイルプロジェクター」8選

ここからは、山本さんに厳選いただいた8つのモバイルプロジェクターを紹介します。

 

1.デザイン性が高くインテリアに溶け込む「Aladdin Vase」

Aladdin X「Aladdin Vase」
6万9800円(税込)

「花瓶のようなデザインで、一見プロジェクターと感じさせませんよね。見た目だけでなく機能も充実しており、最大100インチと大画面での映像を楽しめます。別売りのアダプター『Aladdin Connector』を使用することで家庭用ゲーム機やPC、Fire TV Stickとも接続でき、使いやすさも魅力ですね」

 

↑プロジェクターとしてだけでなく、“デジタルインテリア”にも。壁時計、ヒーリングライト、美風景など、数十種類のアプリを標準搭載しており、部屋にアクセントを生み出します

 

・バッテリー:なし(USB-C接続)
・明るさ:200ANSIルーメン
・解像度:1280×720ピクセル
・重さ:約650g
・搭載OS:Android 9.0(Aladdin独自のアプリを搭載)
・スピーカー:内蔵
・外部出力:USB-C(電源)/別売りの「Aladdin Connector」使用で動画配信サービスの利用が可能
・ピント調整:自動
・台形補正機能:あり(垂直・水平±30°)

 

2.270度treVolo スピーカー付で、天井シアターも楽しめる「GV11」

BenQ「GV11」
4万9800円(税込)

「コロンとした丸いフォルムが特徴的なGV11は、本体をくるっと回して天井にも映像を投影できます。低音が美しい270度方向のサウンドシステムにより、大迫力な映像と音を楽しめるのがポイント。またAndroid TVが内蔵されているのと、HDMI端子からお手持ちのFire TV Stickを接続できるため、1台でさまざまな動画配信サービスを楽しめます。持ち運びに便利なキャリングケース付きなので、旅行先にも気軽に持っていくことができるでしょう」

 

↑タイヤを回すように本体を回転させられるので、上方向にもレンズを簡単に向けられ、天井に映像を投影できます

 

・バッテリー:内蔵(動画は約2.4時間)
・明るさ:200ルーメン
・解像度:854×480ピクセル
・重さ:約970g
・搭載OS:Android TV(※Netflixのアプリはインストールできません。)
・スピーカー:内蔵
・外部出力:HDMI/USB-A/イヤホンジャック/電源(充電)
・ピント調整:手動
・台形補正機能:あり

 

3.バッテリー内蔵で屋外でも利用可能な「Nebula Capsule II」

Nebula by Anker「Capsule II」
6万9900円(税込)

「今、一番人気のモバイルプロジェクターと言ってもいいほど幅広い世代に支持されているモデルです。Wi-FiにつなぐだけでYouTubeなどを視聴できるAndroid TVを搭載したモバイルプロジェクターの代名詞的モデルで、これ1台でさまざまなコンテンツを楽しめます。バッテリーが内蔵されているので、動画であれば約2.5時間(Wi-Fi利用時)、音楽であれば約10時間の連続再生が可能。キャンプなどアウトドアでの利用にもおすすめです」

 

 

・バッテリー:内蔵(動画は約2.5時間)
・明るさ:200ANSIルーメン
・解像度:1280×720ピクセル
・重さ:約740g
・搭載OS:Android TV(Netflix閲覧には専用アプリが必要)
・スピーカー:あり
・外部出力:HDMI/USB-A/イヤホンジャック/USB-C(電源)
・ピント調整:自動
・台形補正機能:あり(垂直のみ)

 

4.画質にこだわりたい人にぴったりな「MoGo 2」

XGIMI「MoGo 2」
5万9800円(税込)

「MoGo2のメーカーXGIMIは、毎年のように新製品を販売しています。最新技術が詰まったモバイルプロジェクターを使いたい方におすすめです。最新モデルのMoGo2は、画質が安定しているので、屋内でも屋外でも、場所を問わず美しい映像を楽しめます。ピント調整や自動台形補正に加え、部屋のポスターや植物などを自動で回避する機能もあり、スマートなプロジェクターライフを堪能できるでしょう」

 

 

・バッテリー:なし(有線接続もしくは65W以上のモバイルバッテリー対応)
・明るさ:400ルーメン
・解像度:1280×720ピクセル
・重さ:約1.1kg
・搭載OS:Android TV
・スピーカー:内蔵
・外部出力:HDMI/USB-A/イヤホンジャック/USB-C(電源)
・ピント調整:自動
・台形補正機能:あり(垂直・水平±40°)

 

5.初めてのモバイルプロジェクターにおすすめ「Mi Smart Projector 2」

Xiaomi(シャオミ)「Mi Smart Projector 2」
8万9800円(税込)

「Android TVが搭載されており、Netflixも閲覧可能。これ1台でほとんどの配信動画サービスを楽しめます。価格も平均的で、初めてのモバイルプロジェクターにおすすめ。基本的には壁に映して使うものですが、歪み補正もついているので、どんな場所に置いても鮮明な映像を映し出してくれます」

 

↑こちらも台形補正機能を搭載。本体を真正面に設置できなくても最適な縦横比で投影できる

 

・バッテリー:なし(有線接続)
・明るさ:500ルーメン
・解像度:1920×1080ピクセル
・重さ:約1.3kg
・搭載OS:Android TV
・スピーカー:内蔵
・外部出力:HDMI/USB-A/イヤホンジャック/電源
・ピント調整:自動
・台形補正機能:あり

 

6.カードサイズで持ち運びに優れた「NMP-NX1」

Nextorage「NMP-NX1(ブラック・シルバー)」
3万6800円(税込)

「重さが約155gと持ち運びに優れたコンパクトサイズのベッドルーム専用プロジェクター。スピーカーは内蔵されていませんが、外部スピーカーやイヤホンと接続すればOK。お手頃な価格でモバイルプロジェクターを始めたい人にもおすすめできます。PCやゲーム機など好きな端末とHDMIを繋ぐだけで壁や天井に映し出せるため、幅広い使い方が可能です」

 

↑ポータブルの外付けHDDのような見た目で、ガジェットにも違和感なく溶け込むコンパクトサイズ

 

・バッテリー:なし(USB-C接続)
・明るさ:105ANSIルーメン
・解像度:854×480ピクセル
・重さ:約155g
・搭載OS:なし
・スピーカー:なし
・外部出力:HDMI/USB-A(電源供給用)/イヤホンジャック/USB-C(電源)
・ピント調整:あり
・台形補正機能:あり(垂直・水平±40°)

 

7.映画館のような映像を自宅で楽しみたいなら「N1」

JMGO「N1」
13万8160円(税込)

「3色レーザー光源を搭載。これにより明暗のコントラストが自然に表現され、映画館のような美しい映像を楽しめます。上下127度に首振りができるので、天井投影もラクラク。オートフォーカス、シームレス自動台形補正機能によって、好きな場所にパッと投影できます。Android TVも搭載されているため、長くいいものを使いたい本格志向の方にもおすすめです」

 

↑映画館にも採用されるという最新技術 3色(RGB)レーザーを搭載するうえ、800CVIAルーメンの高輝度を発揮

 

・バッテリー:なし(有線)
・明るさ:800CVIAルーメン
・解像度:1920×1080ピクセル
・重さ:約2kg
・搭載OS:Android TV
・スピーカー:あり
・外部出力:HDMI/USB-A/イヤホンジャック/電源
・ピント調整:自動
・台形補正機能:あり(垂直・水平±45°)

 

8.ワンランク上の映像美と音響システムを堪能したいなら「EF-12」

エプソン「EF-12」
オープン価格(実勢価格13万7500円・税込)

メーカーは “モバイル” プロジェクターに位置付けていないものの、部屋のなかで好きな場所に置いて迫力の映像と音を楽しめる本格派。「画質が抜群に優れているのはエプソンでしょう。コントラスト比、映像のメリハリが美しく、壁に投影しているのにテレビをみているような鮮やかさを実感できます。ワンランク上のプロジェクターを楽しみたい方におすすめです。ヤマハ製の高性能スピーカーも搭載されているので、迫力ある映像と音響を堪能できます」

 

↑音響メーカー、ヤマハ製の2.0ch高音質スピーカーを搭載。立体的な音場をつくり出します

 

・バッテリー:なし(有線)
・明るさ:1000ルーメン
・解像度:1920×1080ピクセル
・重さ:約2.1kg
・搭載OS:Android TV
・スピーカー:あり
・外部出力:HDMI(2カ所)/USB-A/USB-B/イヤホンジャック/電源
・ピント調整:自動
・台形補正機能:あり(垂直±34°、水平±40°)

話題のモバイルプロジェクターは、自分がどのようなシチュエーションで使いたいかに合わせて選ぶのがおすすめです。またテレビのように画質が好みに合うプロジェクターを選びましょう。口コミや価格だけでなく、機能や使用感も含めて、自分にぴったりなモバイルプロジェクターを見つけてください。

 

プロフィール

ジャーナリスト・ライター / 山本 敦

オーディオ・ビジュアル誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。ハイレゾに音楽配信、スマホなどポータブルオーディオの最先端を徹底探求。海外の展示会取材やメーカー開発者へのインタビューなども数多くこなす。

映画館の画質を自宅で楽しめる! プロジェクター、スマートモニターなど注目の3モデルを紹介 【2023年上半期で売れたモノSELECTION デジタル編】

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「デジタル編」からアクティブスピーカー・DLPプロジェクター・スマートモニターをそれぞれ紹介しよう。AV評論家の藤原陽祐さんが解説する、ヒットの秘密も見逃せない!

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が教えます

AV評論家 藤原陽祐さん
新聞記者、専門誌編集を経てフリーに。イヤホンからハイエンドオーディオまで明確に論評する。

 

【アクティブスピーカー】PCとつないで、デスクトップで手軽にハイレゾを満喫できる

エアパレス
A100 HD MONITOR
実売価格11万9980円
2022年9月発売

ハイレゾサウンドを手軽に楽しめるDAC内蔵アクティブスピーカー。精悍なブラックフェイスのフロントバッフルは25mm厚MDFを採用、強力なドライバーユニットのエネルギーをしっかりと受け止める。

 

↑硬質アルマイト処理を施した12.7mmアルミニウム合金コーン振動板を採用。音をリアルに、ダイナミックに表現する

 

【ヒットのシンソウ】

妥協なくデザインされたエンクロージャーを搭載

「同社人気モデルA100 BT5.0の音質強化版。エンクロージャーの剛性を高めたことで音の芯が明確になり、響きの鮮度が飛躍的に向上しました。思い切りパワーを入れても低音が甘くならず、リズム感も上々」(藤原さん、以下同)

売れ行き:★★★★
革新性:★★★
影響力:★★★★

 

【DLPプロジェクター】3色レーザー搭載により 映画館の画質を自宅で再現

JMGO
N1 Ultra
実売価格28万3360円
2023年5月発売

Android TV対応機としては日本初の3色レーザー搭載プロジェクター。小型化された国産レーザーモジュールの採用に加え、独自開発エンジンなどにより、明るい場所でもくっきりとノイズレスな映像が楽しめる。

 

↑自社開発の光学エンジンを搭載。光源には高効率で、小型化されたRGB3色レーザーモジュールを採用している

 

【ヒットのシンソウ】

フルオートの調整機能の使い勝手が画期的

「DMD素子はFHD解像度ですが、高度な画素ずらしで投影解像度は4K表示が可能。フォーカス、台形補正機能ともにフルオートで働き、画面をシフトしても自動的に画歪みが補正され、フォーカスもピタリと合います」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★★
影響力:★★★★

 

【スマートモニター】VODコンテンツもPC作業もコレ1台あればOK!

LGエレクトロニクス
LG SMART Monitor 32SQ780S-W
実売価格9万4800円
2023年4月発売

独自のwebOSを搭載した、31.5インチの4K液晶ディスプレイ。本体のみでYouTubeやNetflixなどのVODコンテンツが楽しめる。チルト角や高さの調整も行え、USB Type-C端子も備えるので、PCモニターと兼用するのも◎。

 

↑フルHDの4倍広く使える画面を駆使して、多くの情報表示が可能。5W×2の高出力スピーカーも搭載する

 

【ヒットのシンソウ】

自分専用テレビとしてデスクトップでVODを満喫

「Makuakeで先行販売し、今年1月までに5000万円を達成。地上波、BSチューナーは非内蔵ですが、多くのVODに対応しテレビとしても活躍します。4Kテレビで実績のある映像処理エンジンを搭載し画質面も◎」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★★

XGIMIの新プロジェクターは小型で優秀。ならキャンプで使えるかもと思って試してみた!

ここ数年は自宅でのんびりホームシアターを楽しむ習慣が身につきました。我が家で使用しているプロジェクターはXGIMIの製品の中で最上位にあたる「Horizon Pro」ですが、そのXGIMIの新商品「MoGo 2 Pro」が発売。MoGo 2 Proの公式サイトでの価格は8万200円(税込)です。

↑MoGo 2 Pro

 

従来製品である「MoGo Pro+」もお借りできたので、従来からどんなところが進化したのか比較しながら見ていきましょう。

 

バッテリー非搭載だから、従来モデルと用途は違いそう

MoGo 2 Proの本体サイズは約幅119×奥行き108×高さ161mmで、重量は1.1kg。MoGo Pro+と比較してみると一回り大きくなって、同社のHaloシリーズに近い印象です。

 

ただし、MoGo Pro+がバッテリー内蔵のモバイルプロジェクターという位置づけだったのに対し、MoGo 2 Proはバッテリー非搭載で据置用途の強いホームプロジェクター。後継機種とはなりますが、用途としては少し変わってくるのかもしれません。

↑左がMoGo Pro+で、右がMoGo 2 Pro。カラーも若干違います

 

背面の端子類は、左から電源となるUSB Type-C(USB PD対応)、外部ストレージなどを接続できるUSB Type-A、パソコンやゲーム機などの外部機器を接続するHDMI2.0入力、そしてヘッドフォン出力。底面には三脚ネジも切ってありますので、カメラ三脚に固定したり、ミニ三脚を使ってテーブル上で角度を変えたりと、設置も容易です。

↑背面に端子がまとまっているほか、下部にはスピーカーも搭載。2基のユニットがスピーカーグリル向きに内蔵されています

 

スピーカー出力は従来の3W×2基から8W×2基へとアップ。これにより低音の迫力が増しました。4つのオーディオモード (スポーツ、映画、ニュース、音楽)も搭載されているので、スポーツ観戦や映画/音楽などもより楽しめます。

 

 

ちょっと明るくなり、補正とオートフォーカスではうれしい進化

投影解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。100インチの大きさで投影した場合、スクリーンまでの距離は約2.6mでした。

 

Android TV 11.0搭載なのでGoogle Playから本体にアプリをインストールでき、各種動画ストリーミングサービスも簡単に利用できます。もちろんスマホやタブレットの画面をWi-Fi接続でキャストすることも可能です。

↑手軽に大画面でストリーミングサービスの映像を見られます

 

明るさはMoGo Pro+の300ANSIルーメンに対し、MoGo 2 Proは400ISOルーメン。単位表記が変更されたのでわかりづらいですが、従来品より少し明るくなりました。同時に投影してみても肉眼で確認できるくらいの違いはあります。とはいえ劇的に明るくなったわけではありません。体感としては部屋がしっかり暗い状態であれば、100インチ程度までなら実用範囲内だと思います。

↑左がMoGo Pro+で、右がMoGo 2 Proの投影。右の方が一段明るく、各サービスロゴの色もはっきりしています

 

そして進化したのが、自動台形補正とオートフォーカス。従来のXGIMI製品では自動補正用のマーカーが表示されて、その間は映像表示が途切れてしまいましたが、MoGo 2 Proでは映像を流したまま補正してくれるようになりました。

 

また、スクリーンなどがなくて白壁に投影するような場合、障害物自動回避機能で絵画や壁掛け時計などの障害物を自動的に検知して、最適なサイズに投影してくれます。もちろん、手動操作での4点台形補正も搭載されていますので、据置型として使うなら一度設定してしまえば固定可能です。

 

さらに、お子様やペットなどが誤って、スクリーンを横切ってしまっても目を保護するアイ・プロテクション機能が搭載されました。赤外線によってスクリーン前にある遮蔽物の存在を検知して自動的に調光してくれます。

 

バッテリー非搭載でも屋内・屋外問わず使える

ここまでスペックや特徴を見てきましたが、より明るくなって自動補正機能が進化して、音質も向上、ホームシアターとして導入するのも手軽で優秀だと思います。

 

バッテリーが搭載されていないので、位置づけ的には据置型のホームプロジェクターとなっていますが、コンパクトなオールインワン・プロジェクターなのでいろんなシーンで使いたくなりますよね。家庭内でもリビングはもちろん、寝室や子供部屋へ移動しても面倒な設定不要で、すぐに大画面が楽しめます。

 

そこでポータブル電源とともに、キャンプに持って行って使用。しっかりと暗くなってからであれば、テント内だけでなく屋外でも大画面を楽しめました。周りに誰もいなければ、本体の内蔵スピーカーから音声も楽しむことができますね。音を出せないとしてもスマホの写真を大画面で投影してみんなで楽しむなどと、グループキャンプなども盛り上がるでしょう。

↑テントサイトにスクリーンを張って、映像の投影準備が完了。なお、キャンプ場で使用する際は周囲に気を付けましょう

 

↑夜であればしっかりと映像を楽しめました。いつものキャンプに物足りなくなってきた場合は、使ってみると新鮮で楽しめるでしょう

 

また、電源がUSB PD対応になったことでポータブル電源がなくても65W以上のモバイルバッテリーであれば動作してくれます。外出先やアウトドアでも使いやすいでしょう。いろんな場所に持ち出して、手軽に大画面を楽しむような使い方に向いているプロジェクターだと思います。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます

2.5cmの距離から80型の映像を投写できるアイテムも! 極上ビジュアルを堪能できるビジュアル機器3選

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はソニー「ブラビア XRJ-65X95L」とエプソン「dreamio EH-LS800W」、LGエレクトロニクス「32SQ730S-W」をピックアップ!

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

次世代液晶パネルと独自回路が異次元の画音を創出

●写真は75V型(XRJ-75X95L)

【4K液晶テレビ】

ソニー
ブラビア XRJ-65X95L

実売格47万3000円

Mini LEDバックライト搭載モデル。進化した認知特性プロセッサー「XR」がバックライトを自在に制御し、従来機よりもハイコントラストな映像を実現する。サウンドも、フレーム自体を震わせて高音域の音を出す独自の音響技術により映像との定位感が向上している。

SPEC●画面サイズ:65V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×3、地デジ/BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4、USB×2ほか●サイズ/質量:W1443×H846×D
341mm(標準スタイル)/33.7kg

 

↑従来の約1/100サイズのMini LEDバックライトを搭載。XRプロセッサーや駆動技術などにより高コントラストな映像を実現した

 

【この超絶ワザで酔いしれる!】Mini LED+認知特性プロセッサー

人の目が感じる自然な美しさを再現

「バックライトに微細粒子のMini LEDを搭載。それを認知特性プロセッサー『XR』が制御することで、“人間が観て美しいと感じる映像”になるように輝度や色合いを調整します。制御システムの改良により、前モデルよりコントラスト・輝度ともに向上しました」(湯浅さん)

 

壁際約2.5cmの設置で80インチの大画面投影が可能

【ホームプロジェクター】

エプソン
dreamio EH-LS800W

実売価格45万1000円

超短焦点レンズの採用により、壁から約2.5㎝離して置くだけで80インチの大画面投影が可能な4K対応プロジェクター。面倒な歪みやピント補正がアプリで簡単に行える。ヤマハ製の2.1chスピーカーを搭載し、本体だけで迫力の3Dサラウンドを体感可能。

SPEC●方式:3LCD●スクリーン解像度:4K相当●明るさ:4000ルーメン●コントラスト比:250万:1●OS:Android TV●サイズ/質量:W695×H145×D
341mm/約12.3kg(突起部除く)

 

↑「Epson Setting Assistant」を採用。投写画面をスマホのカメラで撮影することで、自動的に画面の歪みを補正できる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】超短焦点

壁前の設置で最大150インチの投写が実現

「レンズを投写面からわずか約2.5cm離すだけで80型の映像を投写できるという超短焦点を実現。従来のような部屋の中央や反対側の壁際ではなく、『投写したい壁』の壁際に設置できます。間隔を約28.5cmにすれば、さらに150型の大画面に対応するのも魅力」(湯浅さん)

 

VODの視聴もPC作業もコレ1台あればOK!

【PCモニター】

LGエレクトロニクス
32SQ730S-W

実売価格8万2800円

独自のwebOS 22を搭載した、31.5インチの4K液晶ディスプレイ。本体のみでYouTubeをはじめNetflixやAmazon Prime Video、Disney+などのVODコンテンツが楽しめる。チルト角や高さの調整も行え、USB Type-C端子も備えるので、PCモニターと兼用するのも◎。

SPEC●画面サイズ:31.5インチ●パネルタイプ:VA●輝度:250cd/㎡●視野角:水平・垂直178°●接続端子:HDMI×2、USB×3ほか●サイズ/質量:W714×H487-597×D260mm/9.1kg

 

↑メインの端子は背面にレイアウト。ゲームコントローラーやPC周辺機器との接続用のUSB2.0ダウンストリーム端子は側面に配備する

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】新パーソナルディスプレイ

1台2役で活躍するパーソナルデバイス

「独自OSの搭載で、VODやアプリのダウンロード追加が可能。将来新しいVODサービスが登場した場合にも対応されることが期待できます。マウス接続でPCのように操作でき、「PCモニター」としても「チューナーレステレビ」としても使える製品です」(湯浅さん)

ディスプレイが20段階で曲がる!? テレビ&PCモニター「LG OLED Flex 42LX3QPJA」

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はLGエレクトロニクス「LG OLED Flex 42LX3QPJA」とXiaomi
「Mi Smart Projector 2」をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

思うままに曲率を変えてテレビ&PCモニターとして活躍

【有機ELテレビ】

LGエレクトロニクス
LG OLED Flex 42LX3QPJA

実売価格43万7800円

曲率調整可能な42V型有機ELテレビ。通常の平面から没入感あふれる最大曲率900Rまで、視聴コンテンツや好みに合わせてリモコンボタンで20段階の調整ができる。ゲーミングモニターのように高さ(614~754mm)や、傾き(前方10度/後方5度)の調整をすることも可能。

SPEC●画面サイズ:42V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●音声最大出力:40W●サイズ/質量:W937×H614~754×D297mm/22.6kg

 

↑背面のアームが動き、ディスプレイを曲げる。曲率は5%刻みで変更でき、好みの曲率を保存しておくことも可能だ

 

↑Dolby Atmos対応のフロントスピーカーをスタンド下部に搭載。横面にあるUSBポートにキーボードやマウスなどを接続することもできる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】曲率調整

曲率を調整でき用途に合わせて使い分け可能

「曲面ワイドモニターが普及しつつあるなか、本機は曲率を20段階に変更可能という驚きの仕様。一人称視点のゲームをするときは没入感の高い曲面、複数のPDFやウェブページを並べて表示しつつ資料を作成するときなどは平面、といった使い分けができて便利です」(湯浅さん)

 

自動で歪みを補正し四角形の美麗な映像を投影

【スマートプロジェクター】

Xiaomi
Mi Smart Projector 2

実売価格8万8000円

Android TVを搭載したポータブルプロジェクター。500ルーメンの明るい映像を最大120インチの大画面で楽しめる。3つの軸と6つの角度調整可能なマルチアングル自動台形補正機能を搭載。自動的に歪みを補正し、見やすくきれいな四角形の映像を投影可能だ。

SPEC●方式:DLP●スクリーン解像度:フルHD(1920×1080)●明るさ:500ANSIルーメン●画面サイズ:60~120インチ●OS:Android TV 9.0●スピーカー:5
Wフルレンジ×2●サイズ/質量:W115×H150×D150mm/1.3kg

 

↑最大120インチの投影が可能。投写距離を調整(1.6m/60インチ~3.2m/120インチ)して、様々な部屋のスペースに合わせられる

 

↑背面の端子は、3.5㎜ステレオミニ、USB、HDMIともに4K入力をサポート。ハードドライブやゲーム機、マイクなどに対応する

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】自動台形補正

設置場所を選ばず大画面が楽しめる

「真正面以外からの投写でもきっちりと四角形で表示可能。設置場所を選ばず、広い壁をフル活用できます。オートフォーカスを備え、面倒なピント合わせが不要なのも◎。500ANSIルーメンという明るさは、ポータブルプロジェクターとしては十分に高輝度です」(湯浅さん)

メーカーこだわりの超絶技巧で極上ビジュアルを生み出す「レグザ 65X9900M」を紹介

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はTVS REGZA「レグザ 65X9900M」とJMGO「N1 Ultra」をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

ミリ波レーダー技術によりさらなる高画質・高音質を実現

【有機ELテレビ】

TVS REGZA
レグザ 65X9900M

実売価格59万4000円

ミリ波レーダーを用いたセンシング技術「レグザセンシング」を搭載した有機ELテレビ。ミリ波レーダーが視聴位置を測定し、画質・音質を自動調整する。輝度を従来比最大約20%アップするなど、コントラスト性能も強化している。

SPEC●画面サイズ:65V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4ほか●サイズ/質量:W1452×H868×D336mm/約29.5kg

↑画質・音質調整は、センシング設定から行う(出荷時オフ)。ミリ波レーダーで複数人(最大2名)を認識できる

 

↑自動車の安全運転支援技術などにも用いられるミリ波レーダーを初採用。視聴距離を感知し、最適な映像やサウンドに自動調整してくれる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】ミリ波レーダー

視聴位置を問わず最適な画音に自動調整

「視聴位置をミリ波レーダーで計測。画面に近いときにはノイズが目立たないように抑制し、遠いときには精細感を高めたメリハリのある画質にします。センターからズレている場合には左右の音声のズレまで補正。どの位置にいても、最適な画質と音質で視聴できます」(湯浅さん)

 

3色レーザー搭載により映画館の画質を自宅で再現

【ホームプロジェクター】

JMGO
N1 Ultra

実売価格28万3360円

Android TV対応機としては日本初の3色レーザー搭載プロジェクター。小型化された国産レーザーモジュールの採用に加え、独自開発エンジンなどにより明るい場所でもくっきりとノイズレスな映像が楽しめる。台形補正機能を備え、手間なく最適な投写が可能だ。

SPEC●方式:DLP●スクリーン解像度:4K●明るさ:2200CVIA(※)ルーメン●コントラスト比:1600:1●OS:Android TV 11●サイズ/質量:W241×H236×D203mm/4.5kg

※:CHINA VIDEO INDUSTRY ASSOCIATIONの略。プロジェクターの明るさに関する中国国内での新規格

 

↑9つの特許を取得した、自社開発の光学エンジン「MALC」を搭載。光源には、小型化された3色レーザーモジュールを採用した

 

↑デンマークの高級スピーカーメーカーDYNAUDIOと協業した10Wのスピーカーを2基内蔵。本体だけで高音質で再生可能だ

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】4K3色カラーレーザー

3色レーザーが明るく鮮明な映像を描く

「独自開発したRGB3色のカラーレーザーを搭載。高輝度、高コントラスト、忠実な色再現を実現します。2軸ジンバルシステムにより投写角度を自在に変えることができるほか、斜めからの投写でも傾きを自動的に調整して歪みのない映像にしてくれる機能も魅力です」(湯浅さん)

「楽天スーパーSALE」が始まるぞ! XGIMIのプロジェクターが最大25%OFFでアツい

楽天市場で「楽天スーパーSALE」が6月4日(日)から始まることが発表されました

rakuten-sale
楽天公式サイトより

 

合わせてスマートプロジェクターメーカーの「XGIMI(エクスジミー)」は、6月4日(日)20:00~6月11日(日)01:59にわたり、楽天スーパーSALEにて、対象製品が最大25%OFFとなるセールを実施することを発表しました。

xgimi-store

 

対象製品は、4月25日(火)から発売を開始した、XGIMIとして初めて投影補正技術のISA 2.0(Intelligent Screen Adaptation2.0)技術を搭載した「MoGo 2 Pro」や、2022年に全世界での売り上げが100万台を突破した「Elfin」など、人気機種を含む全6モデルです。

 

1.MoGo 2 Pro

mogo2-Pro

MoGo 2 Proは小型のフルHDプロジェクター。最大400ISOルーメンの明るさで、ハリウッドの映画スタジオでも利用されるD65の色温度規格と、DCI-P3の色域規格を採用しています。また、8Wのスピーカーユニットを2基搭載し、より没入感のあるオーディオ体験を楽しめるとのこと。

 

また、Android TV11.0を搭載しており、さまざまなエンタメコンテンツの視聴も可能です。XGIMIプロジェクターとして初めてISA 2.0技術を搭載し、映像を中断することなく自動台形補正とオートフォーカスをしてくれ、ユーザーがより快適に視聴できるそうです。なお、65W以上のモバイルバッテリーからの給電に対応しています。

 

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/mogo2pro

 

2.MoGo 2

mogo-2

MoGo 2は小型のHDプロジェクターです。MoGo 2 Pro同様、最大400 ISOルーメンの明るさと、ハリウッドの映画スタジオも利用されるD65の色温度規格と、DCI-P3の色域規格を採用。ほかスピーカーや、モバイルバッテリーからの給電もMoGo 2 Proと同等です。

 

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/mogo2

 

3.Elfin

elfin

Elfinは、重量が0.9kg、厚さが5cmというコンパクトなデザインのホームプロジェクターです。小型サイズでありながら、800ANSIルーメンという高輝度での投影が可能です。

 

また、Harman/Kardon製スピーカーを内蔵。加えてさまざまな自動調整機能や、Android TVを搭載しているため、気軽にエンターテインメントを楽しめます。

 

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/elfin/

 

4.Halo+

halo

Halo+は、「圧倒的な明るさの、持って歩ける映画館」をキャッチコピーに掲げる高性能なポータブルスマートプロジェクターです。900ANSIルーメンという、ポータブルプロジェクター市場において、圧倒的な明るさを誇ります。

 

本体にバッテリーを内蔵しているため、2時間ほど映像を投影することができ、アウトドアでの使用にも最適です。様々な自動調整機能や AndroidTVも搭載されており、簡単かつ手軽な映像投影を実現しています。

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/haloplus01/

 

5.HORIZON Pro

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HORIZON Proは、XGIMI 製品の中で、最も多機能かつ使いやすい4Kホームプロジェクターです。2200ANSI ルーメンという高輝度で極上のエンターテインメントを楽しむことができます。

スタイリッシュかつ重厚感のあるデザインに加え、業界最高レベルの画質や高精度の画像処理機能、Harman/Kardon 製のスピーカー8Wを2基搭載、最高レベルの没入感を提供します。 Android TV、Google アシスタント、Chromecast 機能も備えています。

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/horizonpro/

 

6.AURA

aura

AURAは、超短焦点プロジェクターです。2400ANSI ルーメンという明るさに加え4K画質、HDR10に対応しており、120インチの大画面でこれまで以上に鮮やかな色合いの映像を楽しむことができます。

15WのHarman/Kardon製スピーカーが4基搭載されており、鮮明な高音域とダイナミックな中音域、聴き心地の良い低音域を提供。Android TV、Googleアシスタント、Chromecast機能も備えています。

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/aura01/

 

XGIMI とは?

XGIMIは2013年に設立された、アメリカ、ヨーロッパ、日本を含む100カ国以上の世界各地で選ばれている次世代のプロジェクターブランドで、美しい映像と圧倒的な使いやすさが特徴です。設立から翌年の2014年には第1世代のスマートプロジェクターを発売し、革新的な製品コンセプトと優れたユーザーエクスペリエンスにより、プロジェクター業界に旋風を巻き起こしました。それ以降、世界的に有名なHarman Kardon、Google、Texas Instrumentsといった企業とパートナーシップを組みながら、様々なモデルのスマートプロジェクターの製造を続けています。業界をリードする先駆者として、XGIMIは革新的な技術と洗練されたデザインを通じて、あらゆる人が楽しめる最高のホームプロジェクターとポータブルプロジェクターを開発するよう常に努力しています。

高コスパで初心者キャンパーも導入しやすいはず!専門家がイチオシの小型軽量ポータブル電源

プロがヒットが予想される電源やアウトドア向き家電を厳選した。今回はブルーティ「EB55ポータブル電源」、Nebula by Anker「Capsule 3 Laser」、Tribit「StormBox Blast」を紹介!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ECOモード搭載で消し忘れも防げる小型軽量ポータブル電源

ブルーティ
EB55ポータブル電源

実売価格4万9800円

充実の安全管理システムで安心して使用できる

容量537Wh、定格出力700W(瞬間最大出力1400W)のポータブル電源。ACソケット×4、USB-A×4、USB-C×1、シガーソケット、ワイヤレス充電(15W)などの出力を備え、13台の機器に同時給電できる。別売のACアダプターとソーラーパネルを加えてトリプル充電も可能だ。

 

【プロも注目】
ソーラー充電の効率を高めるMPPT回路を搭載。対応するソーラーパネルを使うことで連泊でも余裕を持って使えるのもポイントが高いです」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【ヒットアナリティクス】
充放電サイクルが多く高コスパで初心者キャンパーも導入しやすいはず

この価格としては十分な容量と出力。充放電サイクルが他の製品に比べて多いので寿命が長く、その点でも高コスパだ。電気自動車でも採用の管理システムにより、過充電や過放電、過熱に対する保護機能も充実。テント内で使うような場合にも安心だ。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:3/コスパ:5

 

少ない消費電力で明るい映像を実現! レーザー光源プロジェクター

Nebula by Anker
Capsule 3 Laser

実売価格11万9900円

Andoroid TV世界初搭載のモバイルレーザープロジェクター

光源にレーザーを採用し、300ANSIルーメンの明るさと色鮮やかさを実現したモバイルプロジェクター。Android TV 11.0搭載により、視聴可能なVODサイトを追加できる。投影サイズは最大120インチ(距離3.18m)で、水平・垂直の歪み補正やピント合わせは自動。

 

【プロも注目】
HDR10対応で黒つぶれや白飛びを低減。8WのスピーカーとDolby Digital Plusも搭載し、小型ながら画質・音質ともに優れています」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【ヒットアナリティクス】
アウトドアライフに新しいエンタメを提供

キャンプにマンネリを感じている人に新しい楽しみを提供。高画質・高音質、かつコンパクト性にも優れ、リビングはもちろんアウトドアにも連れ出してYouTubeやNetflixなどの映像コンテンツを大画面で手軽に投影できる。Ankerブランドで培ったバッテリー性能も安心だ。

■先進技術:4/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:3

 

バランスの取れたサウンドを屋外で楽しめるBluetoothスピーカー

Tribit
StormBox Blast

実売価格2万4990円

視覚でも楽しめるド派手な光の演出が秀逸

バッテリー内蔵のBluetoothスピーカー。最大出力90Wと大口径スピーカーを装備し、大迫力の音響を実現。前面にLEDライトが設置されており、曲再生中はカラフルに点灯する。USB-C端子でスマホなどへの充電も可能。付属アプリでライトや音響効果を設定できる。

 

【プロも注目】
大型スピーカーとしては貴重な、IPX7の防水性能を確保。海やプールなどのアウトドアでも安心です。2Wayスピーカーでサウンドもパワフル」(AVライター・野村ケンジさん)

 

【ヒットアナリティクス】
最大約36mの伝送距離で音のトラブルの心配ナシ

Bluetooth5.3を採用し、最大約36mの伝送距離で超低遅延の同期を実現。従来課題とされていた音飛び、音途切れなども大幅に改善されている。また、迫力ある音が楽しめるうえに、専用アプリでライト設定やイコライザー調整が手軽に行えるのが便利。野外パーティーが盛り上がる!!

■先進技術:4/顧客ニーズ:5/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:5

 

オンライン会議での印象が格段に良くなる「webカメラ」にプロが大注目!

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品。今回は「WEBカム」「シンクロタブレット」「モバイルプロジェクターを紹介!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

画面中央に1.5㎝角のカメラを配置できる好感度WEBカム

プラネックス
好感度WEBカム

実売価格1万4220円

相手の目を見て話せば“好印象”なウェブ会議に

ディスプレイ中央に配置できるウェブカメラ。画面を見ながらも、相手を見るような目線で映る。ホルダーが複数種類同梱されており、ノートPCや外付けモニターなどを問わず固定可能だ。画角の異なるレンズも用意されている。なお、焦点合わせは手動だ。

 

プロも注目

サイコロほどの小型カメラをディスプレイの前に吊り下げることで、画面を見ながらのビデオ通話でも自然な目線を再現できます」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
会議中の印象がアップニーズを捉えた一台

ウェブカメラとしては高額な部類だが、営業職など、ビデオ通話時の印象を優先したい人にとっては数少ない選択肢。オンライン会議が主流となっている昨今でも皆無だった、目線の位置にフォーカスするという、シンプルながらも着実にニーズを捉えた周辺機器と言える。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:4/独自性:4/コスパ:4

 

手元で書いた文字やイラストを読み込める手書きシンクロタブレット

MKトレード
DigiNote Pro3

実売価格9999〜1万780円

手書きをスマホ・PCなどにリアルタイムに反映させる

電子メモパッドとペンタブレットが一体化したような製品で、クラウドファンディングサイトで目標額を達成済み。ドロー系アプリやウェブ会議ツールのホワイトボード機能と連携でき、スマホでも使える。筆圧感知は8192段階対応。寿命後のLCDパネルは交換対応だ。

 

プロも注目

PCだけでなくスマホやタブレットとも書いた内容を連携できて便利。接続端子はUSB Type-Cを採用しており、幅広い機器と接続できます」(「GetNavi」デジタル担当・上岡篤)

 

【ヒットアナリティクス】
Officeとの連携が便利資料の作成に役立つ!

PowerPointやWord、ExcelといったMicrosoftの主要ビジネスソフトとも連携可能なのは便利。言葉で説明しにくい微妙なニュアンスを手書きでスラスラ描けて共有可能なのは、オンライン会議や資料作成時に重宝する。タブレットは脱着式で使い分けできるのも気が利く。

■先進技術:4/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:5

 

壁や天井があればどこでも動画を楽しめるカベーニ

UENO-mono
カベーニ

実売価格3万7800円

スマホサイズで設置容易なモバイルプロジェクター

コードレスで使える小型プロジェクター。最大140インチで投影でき、スマホ・PCからのミラーリングに対応。Wi-Fiがあればプロジェクター本体だけでYouTubeやNetflixなどの視聴も行える。昨年末には画質やバッテリー容量を改良した「カベーニPRO2」も登場。

 

プロも注目

軽量でコンパクトなので旅行のお供にしたいプロジェクターです。映画鑑賞や推し活にもオススメ。天井に映して寝ながらゲームしたい!」(本誌AV担当・松山葉南)

↑サイズはW80×H145×D17㎜で一般的なスマホと並べてもほぼ同じ大きさ。コンパクトゆえ場所を選ばず設置可能

 

【ヒットアナリティクス】
とにかくコンパクトを求める人にはコレ

スマホサイズで壁にも天井にも投影可能なプロジェクター。ひとり暮らしの部屋でも簡単に設置し使用できる。約220gと軽く、持ち運びや収納にも困らない。単体で操作でき、YouTubeやNetflixなどを本体操作で見ることが可能。テレビを持たない若者の新生活にも◎。

ポータブルアナログプレーヤーがくる? プロ注目のオーディオ製品をチェック

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”豊かなサウンドを満喫できるオーディオ製品を紹介。

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

迫力の立体映像を大画面で堪能できる3D対応4Kプロジェクター

ビクター
DLA-V50

実売価格80万円

<ネイティブ4Kに対応したエントリーモデル>
ネイティブ4K「D-ILA」デバイスの搭載と1900lmの高輝度を実現し、滑らかで高精細な映像表現が可能に。最新のHDR規格「HDR10+」に対応し、映像制作者の意図を忠実に再現する。内部回路によるアップコンバートにより、4K相当の3D映像が楽しめる。

 

【プロも注目】

画質は家庭用機としてトップレベル。メリハリの効いた高コントラストが特徴的で、精細感に富んだ100インチ超えの映像は見応え十分です」(AV評論家・藤原陽祐さん)

 

↑進化した4K D-ILAデバイスにより、さらなるハイコントラストを実現。4Kネイティブによる滑らかかつ高精細な映像表現が可能となった

 

【ヒットアナリティクス】
3D対応テレビが消えつつあるなか唯一家庭で3D映像が楽しめる

上位モデルと同じデバイスを搭載しつつ、実売80万円(最上位モデルは実売約260万円!)を実現。3D対応のテレビが絶滅危惧される一方で、“アバター2”などの3DBDソフトが発売され、3Dプロジェクターは唯一の3D鑑賞手段として注目を浴びそう。

■先進技術:5/顧客ニーズ:4/市場の将来性:3/独自性:4/コスパ:4

 

意のままに最適な視聴スタイルが実現! 曲がる有機ELテレビ

LGエレクトロニクス
LG OLED Flex
42LX3QPJA

実売価格43万7800円

<自由に曲率を変えられる初の有機ELテレビ>

曲率調整可能な42V型の有機ELテレビ。通常の平面から没入感あふれる最大曲率900Rまで、視聴コンテンツや好みに合わせて20段階での調整が可能だ。ゲーミングモニターのように、高さ(614〜754㎜)、傾き(前方10度/後方5度)の調整も行える。

 

【プロも注目】

バックライトのない有機パネルだからこそ成し得たワザ。みんなで映画を見るのも、ひとりでゲームに没入するのも、この1台でカバーできます」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

↑曲率は5%刻みで変更可能。好みの曲率を保存しておくこともできる

 

【ヒットアナリティクス】
同サイズの他社モデルより割高だが画面が曲がる先進性は試す価値あり

画面が湾曲したPCモニターは存在するが、曲率を変えられるテレビは現在本機だけ。一般的な42V型の有機ELと比べるとかなり割高ではあるが、“第1号機”と考えれば妥当な価格だろう。映画もPCゲームも満喫したい、という人にはピッタリの1台だ。

■先進技術:5/顧客ニーズ:5/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:2

 

いつでもどこでもレコードが聴ける! サウンドバーガー

オーディオテクニカ
サウンドバーガー
AT-SB2022

完売(オンラインストア価格2万3800円)

<レコードを挟んで再生するポータブルプレーヤー>

1980年代に発売され、いまでもコレクターの間で人気のアナログプレーヤー。その復刻モデルが、昨年11月に同社オンラインストアで限定発売されるも即完売した。その後多くのリクエストに応え、今春以降の発売がアナウンスされている(発売日・詳細等不明)。

 

【プロも注目】

「レコードを挟み込むように固定して再生するスタイル。1980年代モデルの復刻版ですが、USB充電やワイヤレス再生対応などの機能はいま流です」(AV評論家・藤原陽祐さん)

↑バネにより針圧をかける方式。携帯性とトーンアームの安定性を両立する

 

USB Type-Cポートを備え、充電が可能だ(フル充電で12時間連続再生)

 

【ヒットアナリティクス】
レコード体験のない若年層にウケそう

同社創業60周年記念モデルとして、約40年ぶりに復刻。昨今のアナログレコードブームが追い風になり、大きな話題を呼んだ。新たに、USB充電をはじめBluetoothによるワイヤレス接続など、現代のトレンドを導入。若年層には新鮮な機器として支持されそう。

■先進技術:5/顧客ニーズ:4/市場の将来性:3/独自性:4/コスパ:5

今年買ってよかったものNo.1! 照明一体プロジェクター「popIn Aladdin」が1日中活躍して超快適

今年のAmazonブラックフライデー、みなさんは何を買いましたか? 私は毎年この大セールを本当に楽しみにしておりまして、今年もあれやこれやとたくさん買いました。そんななかでも、一番の目玉は「popIn Aladdin 2 Plus (以下popIn Aladdin)」だったと思います。

 

popIn Aladdinは照明一体型のプロジェクター。プロジェクター、スピーカー、シーリングライトの3役をまかなえます。設置も簡単で、家庭用の引掛シーリングがあれば、追加工事は不要で取り付けられるんです。しかも無線LAN内蔵なので、単体でインターネットに接続して映像アプリや音楽アプリを楽しめちゃいます。

↑popIn Aladdin 2 Plus

 

Amazonでの通常価格は12万9800円(税込)と、気軽に手は出せないお値段。だからこそ、Amazonブラックフライデーでお買い得になるのを待っていました。

 

popIn Aladdinが我が家にやってきて、この原稿執筆時点で10日ほどが経ちました。私は毎日popIn Aladdinに起こされ、ラジオを流し、映像を流し、眠りについています。

 

そんな私のpopIn Aladdinがある生活をご紹介。「高いものだし……」と悩んでいる方の背中を押す気マンマンで、さあ1日スタート!

 

9:00 小川のせせらぎと小鳥のさえずりでおはようございます

おっそ! と思ったあなた、そうです。私は朝がすこぶる弱いのです。なんなら9:00でも早起きですが、最近は9:00にpopIn Aladdinが気持ちよく起こしてくれるので、なんとかベッドから出ることができています。

 

といいますのも、popIn Aladdinの基本機能「おはようタイマー」が、設定した時間に小川のせせらぎと小鳥のさえずりを流してくれるんです。毎朝スマホのけたたましい目覚まし音を耳元で鳴らしても、秒でスヌーズを入れて二度寝していた私。自然に近い音が静かに流れるだけで、こんなにもスッと起きられるのかと感動しました。

 

しかもタイマーを止めるには、popIn Aladdinのリモコンを操作するしかありません。それをベッドから離れたところに置いておくだけで、自然とベッドから出るしかなくなる……。そしてかちゃかちゃとリモコンを操作しているうちに、だんだんと頭が冴えてくる……。もうpopIn Aladdinのない朝は考えられません。

↑本体の基本操作はすべてこのリモコンなのです

 

10:00 radikoを流しながら仕事開始

popIn Aladdinにはアプリがたくさんあって、Amazonプライム・ビデオやNetflixといった映像サブスクサービスはもちろん、音楽アプリも充実しています。ラジオが好きな私は、仕事の開始時刻と合わせて、「radiko」でラジオを流し始めます。

 

popIn Aladdinのスピーカーは8W出力を2基搭載。シーリングライトと一体型だから、音楽が頭上から降ってくるのもいいところです。

↑AM10:00の我が家の風景。部屋の白壁に直接投影しています。この日はくもり空だったので比較的くっきり見えますね。ピーカンの日はもう少し薄く、見えにくくなります。この点はプロジェクターなので仕方がない

 

12:00 ランチ休憩はオリジナルアプリで風景鑑賞 

朝のタスクを一通り片づけたらちょっと休憩。この日は急に自然が恋しくなりまして、世界各地の美しい眺めを映してくれるオリジナルアプリ「美風景」を眺めながらランチに。

 

「窓モード」という窓枠をセットで映してくれる機能もあり、まるで我が家の壁が旅館から眺める絶景になったかのような気分が味わえるんです。この機能、結構気に入っています。

↑popIn Aladdinはオリジナルアプリが豊富なのもポイント。美風景のほかにも、フィットネス向きやヒーリング向き、キッズ向きのコンテンツもありますよ

 

14:00 壁時計を見ながら出かける支度

この日は昼過ぎから取材のため外出予定が。そろそろ支度をしなくちゃ~と思ったときには「壁時計」を表示しています。これだけ大きく表示されればいやでも目に入るので、タイムキーパーとして大活躍です。

↑おしゃれな時計が大画面で映されるので、この時計は四六時中つけているといっても過言ではありません

 

17:00 帰宅後はシーリングライトを点灯し、好きな明るさに

取材を終え、帰宅するとあたりはすっかり真っ暗。このころにはpopIn Aladdinのシーリングライトを点灯します。実はpopIn Aladdin、シーリングライトとしても優秀。明るさ調整と色調整を無段階でできるうえに、自分の好きな調光を4パターン保存できるんです。

↑我が家は暗めの調光ですが、ライトをつけてもこんな感じでくっきりと見えます。ちなみにシーリングライトの明るさは最大で4300lm、適用畳数は8畳までです

 

そうそう、我が家にはねこ様がいるのですが、ねこ様の遊び道具としても大活躍。YouTubeで「ねこじゃらし動画」を見せてみると、大画面で動くものにおおはしゃぎで飛びつきます。こういったものに爪をたてないねこちゃんであれば、ぜひ試してみては? めっちゃかわいいです。

↑動画と戯れるねこ様

 

21:00 就寝前のリラックスタイムは画質も音質も満足の映像鑑賞

就寝前はシーリングライトを消灯し、大画面で映像鑑賞。電気を消すとやっぱり映りが違いますね。色がくっきりと出てくれます。高音質の音声も頭上から降ってきて、まるで映画館にいるような気分を楽しんでいます。

↑試しにYouTubeの映像を再生。画質はフルHD(1920×1080ドット)。今だと4K対応がうれしいかもと思いつつ、十分な画質でしょう。明るさも900ANSIルーメンと文句なしです

※再生した動画はこちらです(https://www.youtube.com/watch?v=MLCSfwHLCwA

 

↑popIn Aladdinのサイトより。投影サイズは設置した位置から壁までの距離で決まり、約40~120インチまでとなっています。また、レンズを最大32度傾斜できるので、見やすい位置に投影画面を調整できます

 

1:00 寝つきのよさそうな音楽とともにおやすみなさい

寝るときももちろんpopIn Aladdinと一緒。毎日設定した時間になると、自動的に寝つきのよくなりそうな音楽を流してくれる「おやすみタイマー」を使っています。強制的に眠らされるって大事なんですよ、夜更かしっていつまでもできちゃいますから。

↑おやすみタイマーで寝るときの音楽を設定。眠りにつくとまた朝の9:00におはようタイマーが起動してくれます

 

使い始めて10日で生活が変わるほど大活躍

というわけで、たった10日で私の生活の中心にまで入り込んだpopIn Aladdin。実は別売りのテレビチューナーを使えばテレビも見られますし、HDMIコネクターを使えば大画面でゲームも楽しめます。おかげで私は、長年使っていたテレビを処分することを決めました。

 

昨今の物価高もあいまって、本体だけで10万円超と決して安くはない買い物。でも、これがあるだけで生活が変わるんです。2022年、私が買ってよかったものNo.1はこれだと胸を張って言えます! さあ、快適なpopIn Aladdin LIFEを!

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

275万円のプロジェクター「DLA-V90R」は極上の画づくりがすごい

各ジャンルの有識者たちに“栄誉ある”金字塔的アイテムを聞き込み。最新のテクノロジーを結集したベストバイをドドンと紹介していく!!

 

トレンドのデジタルガジェットを、各ジャンルに精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”の数々を紹介する。いま何を買うべきか、迷った際の指針にしてほしい! 今回はビクターの「D-ILAプロジェクターDLA-V90R」だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

最高クオリティの映像で感動の光を体感できる

【レーザープロジェクター】

ビクター

D-ILAプロジェクターDLA-V90R

実売価格275万円

世界で初めて8K60p入力に対応。最新のLSIを搭載し、8Kの情報量を入力から液晶パネル(D-ILAデバイス)まで瞬時に処理して8K信号を正しく表示できる。4K120p入力にも対応し、最新ゲーム機もサポート。

 

SPEC●表示デバイス:0.69型4K「D-ILA」×3●明るさ:3000lm●コントラスト比:10万:1●投写サイズ:60〜300型●HDMI端子:2●サイズ/質量:W500×H234×D528mm/25.3kg

 

私が激推しします!

デジタル・メディア評論家

麻倉怜士さん

雑誌や書籍の執筆のほか、大学講師を務めるなど多方面で活躍する。「麻倉怜士のデジタル進化論」を連載中。

 

画質には厳しい目を持つ麻倉さんは、プロジェクターにこそ大画面テレビでは味わえないスペシャルな魅力があるという。

 

「直視型のテレビの本質は“情報性”。ディスプレイから押し出された高精細な情報を持った光がこちらに向かってきます。一方、光源から照射された光をスクリーンに反射させるプロジェクターは“感動性”を体感できる。目だけでなく、全身で感動の光を感じることができます。そのなかでもDLA-V90Rの映像は別格。技術的な完成度はもちろんのこと、画づくりも極上のレベルにあります。HDMI2.1の採用により、8K60p/4K120p信号の再生が可能になったことをはじめ、独自のレーザー光源技術『BLU-Escent』の搭載や、HDRの最新規格『HDR10+』への対応など、最新の映像技術が集結。現在得られる最高のクオリティの映像を存分に楽しめます

↑上下左右4方向へのシフトを実現した新開発「8K/e-shiftXテクノロジー」を搭載。画素を0.5画素シフトすることで解像度を倍増化する

 

↑フルアルミ鏡筒を採用した16群18枚のガラスレンズを搭載。100mmの大口径に加え、EDレンズも5枚使用する

3Dメガネなどの豪華特典も! 「XGIMI」のスマートプロジェクターが「プライムデー」で最大25%オフ

XGIMIは、Amazonで開催される「プライムデー」にて、スマートプロジェクターブランド「XGIMI(エクスジミー)」各製品最大25%のセールを実施します。

 

今回のセール対象商品は、アウトドアシーンでも活用できるモバイルプロジェクター「Halo+」(税込9万3406円、15%オフ)、家でも映画館のような映像が楽しめる4Kホームプロジェクター「HORIZON Pro」(税込16万8206円、15%オフ)や、全世界での売り上げが100万台を突破した「XGIMI Elfin」(税込6万8160円、20%オフ)など全7モデルです。

 

対象製品の購入者を対象に、もれなくHDMIケーブルをプレゼントするほか、3Dメガネや専用収納ケースなどの特典も用意しています(3Dメガネは数量限定)。

↑3Dメガネ

軽量コンパクトで、モバイルルーターにもなる! Android搭載モバイルプロジェクター

FFF SMART LIFE CONNECTEDは、Android搭載のモバイルプロジェクター「FFF-PJM1」を6月16日に販売開始しました。

 

同製品は、本体サイズ約146×78mm、231gと軽量コンパクトで、光源にDLP0.2インチを採用し、100ANSIルーメンの輝度で投影することが可能です。Androidを搭載し、スマートフォンのように操作でき、Wi-Fi接続することで、Androidアプリをストアからダウンロード、インストールすることができます。また、専用アプリ「EShare」をスマートフォンにインストールすることで、同製品の遠隔操作や設定を行うことができます。

 

内部にセンサーを搭載しており、上下反転や投影後の歪みなどを自動で補正。別売りのUSB有線LANアダプターを接続することで、モバイルルーターとして使用することもできます。旅行先や出張先の宿泊ホテルで有線LANを接続しておけば、複数のPCやスマートフォンを、同製品を経由してインターネット接続することが可能です。

 

一般的なプロジェクターのようなHDMI入力による投影や、ミラキャスト(Android端末)、AirPlay(iOS端末)でも接続可能。USBポートやマイクロSDカードスロットを搭載しているので、メディア内に保存されている動画や画像、音楽を再生できるほか、USBポートにキーボードやマウスを接続できます。Bluetooth5.0に対応し、BluetoothスピーカーやヘッドホンなどのBluetooth機器も接続可能。赤外線リモコン、スタンドを標準添付しています。

 

税込価格は4万9800円ですが、数量限定で、同社ダイレクトサイトにて3万7900円で販売中です。

Ankerが春の新作発表会を開催! 同社初の照明一体型プロジェクターなどが登場

Ankerは春の新製品として、同社初の照明一体型プロジェクター「Nebula Nova」、モバイルバッテリーとスタンドが一体化した「Anker 633 Magnetic Wireless Chager(MagGo)」などを発表しました。4月13日には発表会も開催され、夏以降に登場する予定の製品も複数登場。目玉となる製品を中心に、ピックアップして紹介します。

 

Android TVを搭載した照明一体型プロジェクター「Nebula Nova」

コロナ禍の2021年、同社史上過去最大の成長を遂げたAnker。その成長をけん引したもののひとつが、世界70か国ですでに100万台を売り上げているプロジェクター「Nebula」シリーズです。この春、そのラインナップに、同社初となる照明一体型モデル「Nebula Nova」が仲間入りしました。

↑照明一体型モデル「Nebula Nova」

 

本機の第一の特徴は、照明一体型プロジェクターとして、世界で初めてAndroid TVを搭載したことです。このAndroid TVを通して、NetflixやAmazon Prime Video、YouTube、TVer、Disney+など、3600以上のアプリに対応しています。また、スクリーンまで十分な距離が確保できない狭い部屋にも設置できるよう、短焦点での投影を実現しています。具体的には、スクリーンまでの距離が1.8mあれば100インチの大画面で投影可能です。垂直・水平両方向への台形補正ができるほか、最大で32.7度下まで投影角度を下げられるなど、スクリーンの位置に応じて投影方法を調節できます。部屋の狭さや設置環境が理由でホームプロジェクターを諦めていた方にも、導入しやすいアイテムとなっています。

 

↑照明を全灯しながら映像を投影。映像の明るさはかなりのもので、暗くない環境でもスクリーンを視認できます

 

タッチアンドトライでその映像を見たところ、十分な明るさを確保できているのが最も印象的でした。カーテンを閉めていれば、昼間でも映像を十分楽しめるので、その意味でも使い勝手が良さそうです。また、10Wのドルビースピーカーを2台搭載しているため、音の圧力感が強烈。天井に音源があるため、部屋全体に響き渡る印象を受けました。Nebula Novaの発売はすでに開始されており、価格は9万9990円です。

 

なおNebulaシリーズからは、同社初のレーザー光源を搭載したハイスペックモデル「Nebula Cosmos Laser」(16万9900円)と、その4K対応モデルである「Nebula Cosmos Laser 4K」(24万9900円)も同時に発表されました。このレーザー光源はNebula Novaの2倍以上の明るさを誇っており、映像の鮮やかさや透明感という点で、抜きん出た存在です。Nebula Cosmos Laserシリーズの発売は、6月8日を予定しています。

↑Nebula Cosmos Laser。両サイドの側面はスピーカーになっています

 

家でも外でも使える、モバイルバッテリー&スタンドの一体型モデル

↑「Anker 633 Magnetic Wireless Chager(MagGo)」

 

強力なマグネットでスマホをしっかりホールドすることがウリの、iPhone 12・13向けワイヤレス充電器シリーズ「MagGo」。このシリーズからは、モバイルバッテリーとスタンドが一体化したモデル「Anker 633 Magnetic Wireless Chager(MagGo)」が登場しました。普段はデスク上で使用するスタンド型充電器&パッド型充電器として、外出時には5000mAhのモバイルバッテリーとして、24時間活躍するモデルです。

↑モバイルバッテリー部分は取り外しが可能

 

スタンド部分もワイヤレス充電器になっているのが特徴で、こちらはワイヤレスイヤホンを充電することを想定したものになっています。なお、モバイルバッテリー部分のマグネットには十分なホールド力があるので、スマホを横向きに設置しても落下しません。

↑スタンド脚部上面もワイヤレス充電に対応しています。最大出力は、モバイルバッテリー部分が最大7.5W、スタンド部分が5Wです

 

モバイルバッテリーとしては従来モデルから27%の薄型化しており、順当に進化しています。価格は1万2990円で、すでに販売中です。

 

メガネ一体型スピーカー、同社初の3Dプリンターなど新製品続々登場予定

これらのほかにも、発売はまだまだ先ながら、複数の製品の登場が予告されました。注目度が高そうなところをピックアップして紹介します。

 

まずは、メガネ一体型スピーカー「Soundcore Frames Cafe」と、そのサングラスモデルである「Soundcore Frames Landmark」(ともに1万9990円/6月1日発売予定)。左右の耳に2つずつ、計4つのスピーカーを搭載したこのモデルは、ウェアラブルスピーカーながら、空間を感じさせる音を響かせることをウリにしています。メガネモデルはブルーライト20%カットレンズを採用しているうえ、通話にも対応しているので、PC作業のお供としてピッタリ。音量50%くらいであれば音漏れも少ないので、オフィスなどでも十分使用できそうです。

↑メガネモデル、Soundcore Frames Cafeを装着した様子。フレームは多少太いですが、通常のメガネと外観は変わりありません

 

また、発表会会場で大きな存在感を放っていたのが、一般的な3Dプリンターの5倍の速さで動作するという、同社初の3Dプリンター「AnkerMake M5」(9万9990円/2022年冬頃発売予定)です。0.1mm単位での正確性を実現しているというその印刷は非常にきめが細かく、家庭用3Dプリンターにありがちな粗さを感じさせません。AI認識機能を搭載したカメラが内蔵されており、目詰まりなどのトラブル検知時に自動で作業を中断するため、材料の無駄遣いが発生しないというのもユニーク。まだ大きくは普及していない家庭用3Dプリンターですが、ゲームチェンジャーになりうる一台かもしれません。

↑AnkerMake M5

 

ほかには、同社の家電ブランドEufyシリーズ初の自動ごみ収集ステーション付きロボット掃除機「Eufy RoboVac L35 Hybrid+」(6万9990円/7月上旬発売予定)、ドライヤーさえも動かせる超強力ポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station(PowerHouwse 1229Wh)」(16万9900円/予約販売中、5月24日一般販売開始予定)などが発表されています。

↑Eufy RoboVac L35 Hybrid+(左)。拭き掃除もできる、ハイブリッドモデルです。右は、自動ごみ収集ステーション非搭載のEufy RoboVac L35 Hybrid(4万9990円/7月上旬発売予定)

 

↑Anker 757 Portable Power Station(PowerHouwse 1229Wh)

 

モバイルバッテリーメーカーとして走り出し、プロジェクターやスピーカー、家電にもラインナップを広げているAnker。3Dプリンターへの参入を発表するなど、更なる拡大を続ける同社の取り組みから、引き続き目が離せません。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

オシャレなデザインでしかも初心者でも使いやすい、LEDモバイルプロジェクター「GV30」レビュー

BENQから登場した「2.1チャンネルBluetoothスピーカー搭載 LED モバイルプロジェクター GV30」(以下、GV30)は、付属の台座に乗せることで、丸い本体をスライドさせながら映像投写の位置を自由に変えられる、ユニークな製品です。

↑GV30

 

また、オートフォーカスと自動垂直台形補正機能も搭載し、難しい調整をすることなく、好きな場所に映像を投写して楽しめます。加えて、解像度が720pあるうえに、色再現に優れた独自技術「BenQ CinematicColor」なども採用されており、映像の品質にも抜かりはありません。販売価格は、Amazon.co.jpで7万505円(税込)です。

 

モバイルプロジェクターは言葉の通り、持ち運びできるプロジェクター。コンパクトで設置面積が小さく済むことから、大型テレビを置くスペースのない人や、モノを減らしたいミニマリストにとっては人気のガジェットです。いっぽうで、一般的なモバイルプロジェクターだと、投影する壁を決めて、それに合わせてラックに乗せるなど、設置場所を細かく決める必要があるため、導入に躊躇する人もいるでしょう。

 

GV30は、そうしたモバイルプロジェクターの難しさを解消してくれる製品に見えます。では、実際はどうなのか、試してみました。

↑標準アクセサリーはAndroid TVハードウェアキー(QS01)、リモコン、アダプター、電源コード×3、台座、ピック、キャリーバック、説明書が付属しています

 

本体は白を基調としたデザインで、黄色いレザーストラップがオシャレ

まずは外観から見ていきましょう。本体サイズは幅120×奥行き185×高さ196mm、重量は約1.6kg。モバイルプロジェクターとして十分にコンパクトなほか、持ち運びが苦にならない重さです。

 

衝撃耐性も高く、本体を0.7mの高さから落下させても耐え得る性能を持っているので、持ち運び時に安心です。

 

モバイルプロジェクターならではの使い方として、キャンプなどに持っていくシーンがあると思いますが、その際は専用ケースが役に立ちます。ケースはキャンバス布のような素材で、グレーとイエローのコンビカラーがオシャレ。しかもハンドル付きで持ちやすいです。

↑こちらは専用ケース。チャックが2個付いています

 

内部は本体、付属品、台座の形状に合わせてくりぬかれているので、しっかりとハマり、少しの衝撃ではびくともしません。

 

次に本体のデザインを見ていきましょう。ボディは全体的に白を基調としたカラーリングで、本体に付いている黄色いレザーストラップがアクセントになっています。

 

これまでのモバイルプロジェクターにはあまり見られないレザーストラップの採用により、ガジェット感が抑えられており、マニアだけでなく、万人受けしやすいデザインに仕立てられています。部屋のインテリアとしてもなじんでくれるでしょう。個人的にも気に入っています。

↑本体を台座に乗せたところ。入力端子はHDMI(1.4b)×1、USB Type-C(給電、映像出力対応)×1、DC in×1で、出力はAUDIO OUT×1をそなえています。また、本体内部にはAndroid TVハードウェアキー(QS01)用HDMI専用端子があります

 

リモコンは、白と黒を基調としたデザインです。ボタンの多くはイラストで表記されており、わかりやすく、メニューの中に組み込まれている台形補正やフォーカスボタンも露出されているので、初心者でも操作に迷うことはないでしょう。

 

リモコン上部には小さな穴が2つあります。ここにはマイクが内蔵されており、音声入力ができます。感度が良いので、ビデオコンテンツのタイトルを検索するときに重宝します。

↑リモコンは単3電池2本で駆動します

 

角度調整は台座の上でスライドさせるだけ、フォーカスと台形補正は自動

GV30は初期設定の簡単さも製品の見どころです。初めにAndroid TVハードウェアキー(QS01)を本体にセットし、台座に乗せて電源ボタンを押し、Android TVの設定をすれば完了。冒頭でも伝えましたが、フォーカスと台形補正は自動で設定してくれます。

↑背面の真ん中にAndroid TVハードウェアキーを搭載します。これをセットすることで、ストリーミングサービスのビデオコンテンツが楽しめます

 

投写については、ある程度暗い壁や天井ならどこでも可能。GV30は台座に乗せた状態で調整できる角度は135度ですが、台座の上で本体を自由にスライドできるので、正面から天井まで好きな位置で投写できます。

 

例えば座って視聴から寝っ転がって視聴に体勢を変えても、角度の調整は台座の上でスライドするだけと簡単で、フォーカスも台形補正も自動だからラクチンです。面倒な三脚の組み立てや手動のフォーカス設定で位置関係を調整する手間は必要ありません。初心者でも使いやすいでしょう。

↑床に設置し、天井にめがけて投写している様子。天井にテレビがあるような感覚で映像が楽しめます

 

プロジェクターメニューは「画像とサウンド」「全般」の2つに分かれています。「画像とサウンド」では輝度、画像モード、サウンドモードといった調整ができます。「全般」では画像、インストール、フォーカス、電源モード、システムといった設定が可能です。

 

使い始めは特に設定する必要はありませんが、慣れてくるとつい設定したくなるもの。そんなときでも十分満足できるほど、細かく調整できます。これまでプロジェクターを使ってきた人も楽しめそうです。

↑メニューで好きな設定に追い込むことが可能。基本的な輝度、コントラスト、色、シャープネスはもちろん、画像モードなら明るく/ゲーム/スポーツ/シネマ/日中、サウンドモードなら標準/シネマ/音楽/ゲーム/スポーツ、といった感じに画音調整ができるうえに、テストパターンを表示させ、手動でシビアなフォーカスや歪みも調整できます

 

GV30本体で視聴できるビデオコンテンツは「Amazon Prime Video」、「ABEMA」、「GYAO!」などがありました。一部対応していないビデオコンテンツは、別売りの「Fire TV Stick」を接続するか、タブレットやPCなどのミラーリング機能を使います。筆者はDMM.comをiPadでミラーリングして視聴してみましたが、特に遅延感なく楽しめました。

↑iPadでのミラーリング時

 

文字はクッキリハッキリ、動画は色鮮やか。内蔵スピーカーも高音質

プロジェクターとして肝心の、画質と音質も見ていきましょう。

 

まずは天井に投写しながら画像と動画を見始めました。筆者の文章を画像化して投写したところ、文字の一つ一つがしっかりと認識でき、クッキリと表現。投写した天井の表面は凹凸があり、読みづらいのではと心配したのですが、高い解像度で文章が読めることには驚きました。

 

GV30はエンタメ用途がメインですが、これならパワポなどの文字資料を投写させることもできるので、ビジネス用途にも使えそうです。

↑凸凹した天井に投写しましたが、文字はクッキリ見えます

 

次にYouTubeで4K著作権フリー動画を視聴。GV30の光源がLEDということもあり、動画のレスポンスが良く、ブレが少なく感じました。

 

また、制作者が意図した色を実現する独自技術「Cinematic Color」の採用や、テレビ向けのカラーマネジメント規格「Rec.709」の色域を最大97%カバーしていることなどにより、鮮やかな色合いを実現し、リアリティある映像美を楽しめました。

↑4K著作権フリー動画を天井にめがけて投写しました。横縦ブレが少なく動画の解像度が良いです。また、視聴した風景映像は色調が多く、しっかり再現するのが難しいのですが、空の青さは場所により細かく変化している様子が見られるほか、島の緑も豊かな階調で描かれています

 

最後にスピーカーをチェック。GV30はBluetooth接続に対応した2.1チャンネルスピーカーが搭載されています。スピーカーの構成としては、4Wスピーカー×2基と8Wのウーファーです。

 

映画で爆発音を聞いてみると、内蔵スピーカーとは思えない迫力ある低域から、中高域に向かって爆風音が部屋中に広がり、最後の静けさまでキチンと表現されました。

 

また、手持ちのiPhoneをBluetooth接続してポップスを聴いてみたところ、低域から高域にかけてワイドレンジにつながっていることにより、ボーカルの存在感が引き立つのと同時に、バックバンドのスケール感を味わうことができました。

 

なお、Bluetooth接続で音楽を聴くときはプロジェクター機能が使用できないため、純粋なスピーカーになります。

↑別途スタンドを用意して音楽を聴くと楽曲のスケール感がさらにでてきます

 

設置場所を選ばないのは魅力、機能性も十分

GV30はモバイルプロジェクターらしからぬデザインを採用することで、一般的なプロジェクターで躊躇しがちな設置場所の問題を見事にクリアしてくれました。これからプロジェクターを使い始めたいという初心者でも難なく扱えるでしょう。

 

それでいて画質は独自技術などにより、鮮やかな映像を楽しめる性能をそなえています。さらに、細かな設定で画音を追い込むことも可能。プロジェクターの機能に不満を持つことはまずないでしょう。

 

プロジェクターを使うならまずはこれ、とおすすめできる1台です。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

新生活のモチベ下がってませんか? 2021年春版「QOLを爆上げる」5つのグッズ」

新年度の始まり、家電や日用品の新調を検討中の人は多いだろう。そこで、いつもモノに触れている編集部員が太鼓判を押した、生活の“質”が爆上げするアイテムを紹介する!

※こちらは「GetNavi」 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

モチベーションを上げるお気に入りアイテム

仕事や家事へのモチベーションをアップさせるには息抜きが大切。外に持ち運んで楽しめるプロジェクターや、ゲームがはかどる収納グッズなど、秀逸なアイテムが揃う。快適な趣味タイムを過ごせること間違いなし。

 

その1.自然の原料で肌の汚れをしっかり落とす

ラッシュ

パワーマスク

2690円

月見草の種子とアズキ豆がスクラブとなり、肌の古い角質を除去。ミネラルを豊富に含むカオリンが余分な皮脂や汚れを吸着してキメを整え、潤いを与える。合成保存料フリーのパワーマスク SP(2690円)も展開。

 

↑ザラザラとしたスクラブは、滑らかで肌に伸ばしやすい質感。肌をもっちりとさせるハチミツも配合する

 

私がセレクトしました!

GetNavi編集部

金矢麻佳

使い勝手が良い日用品をセレクト。1人暮らしに向けて“効率化”を意識したモノを探し中。

[ココが爆上げ] 汚れと疲れを落としてスッキリ!

毎日使いたいですが、洗浄力が強いため週に1回の使用に抑えてます。汚れをしっかり落とせるだけでなく、ペパーミントの爽やかな香りが癒しを与えてくれます!(金矢)

 

その2.どこでも視聴できる最大100インチのコンパクトシアター

SPEC●プロジェクター方式:0.3インチHD DLP●解像度:HD(1280×720ピクセル)●明るさ:200ANSIルーメン●ランプ寿命:約3万時間●アスペクト比:16:9●サイズ/質量:約φ80×H150mm/約740g

アンカー・ジャパン

Nebula Capsule II

5万9800円

最大100インチの映像を投影可能。Wi-FiでつなげてNetflixなど様々なネットコンテンツを視聴できる。約2.5時間(Wi-Fi利用時)の連続再生ができるバッテリーを搭載し、コンパクトサイズなので外にも持ち運んで楽しめる。

 

私がセレクトしました!

GetNavi編集部

川内一史

コロナ禍でも出社多めの本誌編集長。担当ジャンルはAV機器。2歳の息子を持つ。

[ココが爆上げ] 多彩なコンテンツで子どもとの時間が楽しく!

Android TV搭載で使い勝手抜群! 音声操作でYouTubeやAmazon Prime Videoを立ち上げて息子と「しまじろう」を見ています。大画面なので没入感が段違いです。

 

その3.アナログの音を楽しめて音源のデジタル化もできるレコードプレーヤー

ION オーディオ

Archive LP

実売価格8800円

ステレオスピーカー内蔵のレコードプレーヤー。面倒な設定や接続がなく、レコード盤をセットするだけで簡単に音楽を聴ける。PCなどに接続すると、音源のデジタル化も叶う。また、部屋に馴染む天然木を使ったボディ。

 

↑2基のスピーカーを搭載し、ステレオでレコードを楽しめる。33 1/3、45、78回転に対応し、多くのレコードを聴ける

 

私がセレクトしました!

GetNavi編集部

間宮唱太

コロナ禍でレコードの購入頻度が増加。最近はおうち時間で料理も勉強中。

[ココが爆上げ] レコードを聴く“体験”を気軽に楽しめる

温かみのある音がレコードの魅力! 12インチの大きなジャケットは所有欲も満たせます。初心者に大切な「レコードで音楽を聴く」体験を気軽にできるのがグッド。

 

その4.ポケットに入れて運べる小型の縦型電動ドライバー

SPEC●ネジ締め径:5.0mm●定格電圧:DC3.6V(充電式内蔵リチウムイオンバッテリー)●充電時間:約90分(空→フル充電時)●質量:約280g

ボッシュ電動工具

コードレスドライバープッシュドライブ

9300円

スティックタイプの電動ドライバー。狭い場所でもラクに取り回せるため、スムーズに作業が行える。スイッチを切り替えてボタンを押すだけで、ネジ締め/緩めが可能なシンプル仕様。初心者でも使いやすい。

 

私がセレクトしました!

GetNavi編集部

上岡 篤

クルマ・乗り物担当。工作もクルマいじりも“できる限り自分でやる”のがモットー。

[ココが爆上げ] ブレなくラクラクネジ回し!

回すネジとビット、手の支点が一直線になり、ブレなく回転できるのが特徴。トルク(締め付けの強さ)も6段階で調節可能なので、DIYで“鬼に金棒”の1本です。

 

その5.充電しながらコントローラーをすっきり収納できる

YAMAZAKI

ゲームコントローラー収納ラック スマート

2530円

コントローラーを縦に並べてすっきりと収納できるラック。ラックの高さと向きを自由に変えられるので、サイズに合わせて調節できる。ケーブルホルダーを備え、充電しながら置いてもケーブル同士が絡みにくい。

●販売店AssistOn ●https://www.assiston.co.jp

 

私がセレクトしました!

GetNavi編集部

森 有史

デジタル全般を担当。私生活ではB級グルメを愛好し、最近は料理する機会も増えた。

[ココが爆上げ] クリアな視界でゲームに集中できる!

リングフィットアドベンチャーのリングコンやヘッドセットなども掛けられるのが便利です! テレビ周りのすっきり感が劇的に改善し、ゲームに集中して楽しめます。

 

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【比べてみた】1万円以下の格安プロジェクターと10万円以上の高い機種は何が違うの?「初めてのプロジェクター」の選び方

週末の映画鑑賞でちょっとした癒しに、友だちや家族との上映会に……1台持っておくといろいろ楽しいプロジェクター。しかし、店頭にたくさん展示されているテレビなどと違い、事前に試して比較するのが難しいという導入のハードルがあります。

 

10万円以上の中級~高級モデルを選んでおけばハズレは少ないとはいえ、最近は通販サイトなどで1万円を切る格安プロジェクターもちらほら。そこまで価格が開いていると、安い方を検討したくなるのも当然ですよね。ということで今回は「高いヤツと安いヤツは何が違うのか?」を、松・竹・梅の3モデルで実際に確かめてみることにしました。

 

この3製品をチェックしてみた

プロジェクターの性能はかなりピンキリで、家庭用でも高級機だと100万円を超えてしまいます。ここでは「初めてのプロジェクター」として現実的な選択肢に入りそうな、最大10万円ぐらいのものを基準に3機種を集めました。

 

1台目はエプソン「EH-TW5650」(実売価格:約11万円)。今回選んだ3台のうち最も高価ですが、国内メーカーのフルHDモデルとしてはコスパのいい製品です。筆者も過去にテストしたことがあり、「プロジェクター入門にはこれを選んでおけば文句なし」と感じられた一台でもあります。

↑エプソン「EH-TW5650」

 

2台目はエプソン「EB-W05」(実売価格:約6万円)。基本的にはビジネス用途向けのモデルで、解像度はやや低めのWXGA(720p)となりますが、基本性能は悪くない1台。いくつかの通販サイトで人気ランキング1位になっている機種でもあり、「EH-TW5650」とどれぐらい違うのかをテストしたいと思います。

↑エプソン「EB-W05」

 

3台目は海外の格安プロジェクター、DBPOWER「PJ06」(実売価格:約7000円)です。Amazonなどで注目を集めている機種で、「この値段で買えるなら…」と気になっている人もいるのではないでしょうか。1万円を切るプロジェクターは筆者もまったく未知の世界だったので、今回はおそるおそる試してみることにしました。

↑DBPOWER「PJ06」

 

 

DBPOWER「PJ06」は真っ暗な部屋で使わないと厳しい?

今回のテストは、上位モデルの映像で目が慣れてしまうと格安モデルが圧倒的に不利だろう……という考えから、低価格なものから順番に見ていくことにします。

 

まずは7000円の格安機「PJ06」。こちらは、本体サイズがとても小さかったのが好印象。これぐらいの大きさなら、ポータブルとして外出先へ持ち出すような使い方もしやすそうです。映像は、40インチ程度の画面サイズだと「お、意外と見れるか?」と感じられたものの、スクリーンから距離をとり、80インチ程度まで画面を大きくしたときの明るさ不足がかなり気になりました(テストは日中におこない、完全には遮光できなかったので特につらかった……)。また、もともと解像度が低い機種なので当然といえば当然ですが、映画の字幕などもつぶれやすいので注意が必要です。

【スペック】解像度:800×480(WVGA) 明るさ:1500ルーメン コントラスト比:1000:1 本体サイズ:187×149×77mm

 

↑映像をスクリーンに投写したところ

 

↑今回比較したエプソン2製品(中央/右)と並べてみると、本体サイズは圧倒的に小さい

 

エプソン「EB-W05」は画質よし、コスパよし!

2番目に試した「EB-W05」、この機種で画面を映して第一声が……「うわっ、きれい」! 格安機の「PJ06」とはスペックがまったく違うので、何から何まで良くなりますが、ひと目見て違うのが明るさです。カーテンを閉めず、部屋の明かりも少しついている日中の部屋で投写をしても、画面と文字がくっきりと見えました。ホームシアター用としてはちょっと解像度が低めなのが懸念材料だったものの、80インチぐらいの画面サイズではあまり気になりません(むしろ、現時点では大満足)。画面位置の補正が簡単にできるようになっているのも特徴で、特にシビアな高さ位置調整がしやすかったのは◎です。

【スペック】解像度:1280×800(WXGA) 明るさ:3300ルーメン コントラスト比:15000:1 本体サイズ:302×234×77mm

 

↑映像をスクリーンに投写したところ

 

↑本体下面に引き出し式のスタンドがあり、画面の投写方向を微調整できます(「EH-TW5650」にも同様の機能あり)

 

エプソン「EH-TW5650」は至れり尽くせりを感じられる1台

そして最後が「EW-TW5650」。その性能の高さは知っていたものの……あらためて他2台と比べてみると、より本格的なホームシアターらしい高画質です。やはり解像度が高いのが重要で、80インチ以上の大画面にしても“ドット感”がなく、なめらか。映画の字幕や、Blu-rayのメニュー画面などで字が細かく表示されるとき特に違いが実感できます。セッティング時に便利な画面位置の補正機能が充実しているほか、映像モードの変更で使用中の排気音が簡単に小さくできるのも良い。性能的に至れり尽くせりな分、本体がかなり大きくかさばるのは、致し方ないところですね。

【スペック】解像度:1920×1080(フルHD) 明るさ:2500ルーメン コントラスト比:60000:1 本体サイズ:309×278×107mm

 

↑映像をスクリーンに投写したところ

 

↑輝度を抑えた「シネマ」モードに変更すると、本体の排気音がかなり小さくなります。静かに映画を観たいときにはありがたい

 

初めてのプロジェクターに「EB-W05」を勧めたくなった理由

こうして比べてみると、高い(安い)プロジェクターは何が違うのか? が少し見えてきました。まず、安いモデルは「大画面で映したときに明るさ不足になる」(プロジェクターを投写面から離すと、画面が大きくなるかわりに暗くなる)ということを知っておいたほうがいいでしょう。価格に直結する画面解像度に関しては、比べれば違いはわかるものの、WXGA以上であれば(フルHDに満たなくても)見るに堪えない……というほどではありません。

 

今回の3モデルは、どの機種も「価格なりの価値」を感じられますが、コスパを含めトータルでおすすめしたいと感じたのは6万円の「EB-W05」。ビジネス(プレゼン)特化の製品と思いこんでやや敬遠していましたが、「初めてのプロジェクター」としてはかなり楽しめるでしょう。エプソンは画面補正機能が豊富で、設置が簡単なのもいい。「上を知らなければコレで十分」という感じです。

 

いっぽう、同じエプソンで11万円の「EW-TW5650」は、価格が倍近くまで上がるものの、それだけに不満が見当たりません。映画やアニメをじっくり楽しみたい、高画質のシアターに憧れているという人はケチらずにこちらを選んでほしいところ。ホームシアター用のプロジェクターとしては、むしろここがエントリークラスです。

 

逆に、ある意味「画面サイズは小さめでもいい」「常に真っ暗な部屋で使うから大丈夫」という割り切りがあれば、7000円の「PJ06」も安さなりの利用価値はありそうです。なにしろ破格の安さなので……。多少の不便は承知のうえで、安いものを工夫して使うという楽しみ方も個人的にはありだと思います。使う目的やシーンにあわせて選んでみてください。

 

格安製品は本当に買い? 「5万円台の4Kテレビ」など7製品をプロが〇✕ジャッジ

価格が安い、安すぎてちょっと心配になってしまうくらいの格安アイテムを、プロ・専門家が徹底的にチェック! 独自機能やおすすめポイントなど、良いところも悪いところも含めて惜しみなくレビューをお伝えしていきます。

 

ここでは、4K液晶テレビやスマートスピーカー、ワイヤレスイヤホンなど、人気のカテゴリから格安品をピックアップ。いずれも画質や音質といった基本性能が高いため、判定が難しくなりました。テクニカルライターの湯浅さんが判定します。

 

【○×判定した人】

テクニカルライター/湯浅顕人さん

AV機器やPC関連に精通。画質や音質だけでなく、操作感や使い勝手の細かいところまでチェックしました。

 

AV機器メーカーならではの高いクオリティを実感した

オーディオ&ビジュアルの最注目アイテムは、FUNAIが送り出した50V型の4K液晶テレビ。実売価格はなんと、ドン・キホーテの最新機種よりも5000円以上も安いです。しかし、画質はそれを凌駕するレベルで、さらにリモコンの操作性なども強いこだわりが感じられます。AV機器メーカーの手がけた製品だと実感できました。

 

そのほかでは、名門ブランドJBLのBluetoothスピーカーとイヤホンのクオリティが際立っていました。前者は約4000円、後者は約2000円とかなりリーズナブルな価格ですが、音質はさすがJBL。有象無象のオーディオ製品とは格が違います。スタイリッシュなデザインや、カラーバリエーションの豊富さもメリットで、いずれも非常に魅力な製品といえます。

 

【その1】先進の高画質・高音質技術を搭載し5万円台前半の驚安価格を実現!

FUNAI

FL-50U3010

実売価格5万3784円

シンプルな機能で価格を抑えた50V型液晶テレビ。高画質技術「4K クリアピクスリマスター」や3D音声技術「Sonic Emotion PREMIUM」など、先進の機能を搭載します。チューナーを2基備え、外付けHDDに裏番組録画が可能。

 

↑リビングでも寝室でも映えるムダのないデザイン。スタンドやベゼルがスリムなので、設置場所を必要以上に取らなくて済みます

 

<売れ筋格安4Kテレビ スペック比較>

世は格安4Kテレビ戦国時代。ドン・キホーテ(情熱価格PLUS)の最新機種や、ハイセンスのエントリーモデルと、各スペックを比べてみた!

FUNAI

FL-50U3010

実売価格5万3784円

チューナー数:2  、音声最大出力:20W、HDMI端子:4、ネット動画:非対応、サイズ:約W1123×H700×D225mm、質量:約10.2kg

 

情熱価格PLUS

LE-5001 TS4KH-BK

実売価格5万9184円

チューナー数:2、音声最大出力:20W、HDMI端子:3、ネット動画:非対応、サイズ:約W1125×H705×D244mm、質量:約11.9kg

 

ハイセンス

HJ50N5000

実売価格6万4120円

チューナー数:2、音声最大出力:20W、HDMI端子:4、ネット動画:対応、サイズ:約W1118×H666×D240mm、質量:約14.6kg

 

【Check!】

画質:〇

地デジ放送(イメージ)

 

4K変換後(イメージ)

 

高精細かつ色鮮やかな画質

「クッキリした精細さと色彩の鮮やかさで『4K』を実感できました。視野角も広いため、部屋のどこからでも快適に視聴可能です」

 

操作性:〇

 

ボタンを気持ち良く押せる

「リモコンのボタンにはクリック感があり、気持ち良く確実に押せます。配置もわかりやすく、あまり持ち替えずに使えました」

 

音質:×

↑シネマ

 

ミュージック

 

広がりや低音の迫力に欠ける

「音量は十分ですが、広がりや低音の迫力に欠けます。『シネマ』や『ミュージック』などコンテンツに合わせた音声モードは秀逸」

 

総評

「省略されているのは無線LANや内蔵HDDなどの付加機能。それらが不要な人なら、外付けスピーカーで音を強化すればバッチリです」

 

【その2最小限の設置スペースでPCなどの音をグレードアップ

TaoTronics

TT-SK018

実売価格2699

PCやスマホ、テレビの音を強化する、ワンボディタイプのバースピーカー。45mm径ドライバーユニットを2基搭載し、クリアな音質と広大なサウンドステージを実現します。幅約40cm、高さ約6cmの小型サイズで、設置の自由度も高いです。

SPEC●実用最大出力:6W(3W×2)●インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:90Hz〜20kHz●接続端子:DC入力×1、USB×1、マイク出力×1、ヘッドホン出力×1ほか●サイズ/質量:約W400×H55×D60mm/約4645g

↑テレビの音質強化にもうってつけ。サウンドに迫力と深みが出るだけでなく、人の声が聞き取りやすくなり、報道番組の視聴も快適になります

 

【Check!】

音質:〇

音が力強く迫力を感じた

「PCの内蔵スピーカーと比べて、サウンドが劇的に向上しました。ひとつひとつの音が力強く、低音にも迫力を感じられます」

 

サポート:×

マニュアルの説明が不親切

「同梱のマニュアルは、マイク端子の役割や電源接続の説明などが不十分。直感的にも使えますが、少し不親切に感じました」

 

設置性:〇

USB経由で電源を取れる

「電源はPCなどのUSB端子から取れるため、ACアダプターが不要で駆動できるのが便利。家中どこへでも持ち運んで使えます」

 

総評

「最小限の専有面積で、PCやテレビ、スマホの音質をグレードアップできる点は評価できます。側面の大型音量ツマミが使いやすかったです」

 

【その3】豊富なインターフェースを備え様々なメディアを再生できる

 

DBPOWER

PJ06

実売価格7360円

1500ルーメンの明るさとフルHD解像度を実現する小型プロジェクター。USB、HDMI、SDカードなどの端子を備え、PCやスマホ、ゲーム機などの映像・音声を出力できます。ビジネスシーンでプレゼンのお供としても活躍します。

SPEC●投写画面サイズ:32〜176インチ(推奨120インチ)●投写距離:約1〜5m●アスペクト比:4:3、16:9●LEDライト寿命:5万時間以上●コントラスト比:最大2000:1●サイズ/質量:W187×H77×D149mm/950g

 

【Check!】

画質:×

輝度が暗いため映像が見にくい

「スペックは1500ルーメンですが、投光の輝度がやや暗めに感じられました。日中や、照明の点いている部屋では、映像が見づらいです」

 

拡張性:〇

接続端子を豊富に備える

「HDMI端子のほか、USBメモリやSDカード内の映像・音声・写真を再生可能です。イヤホン端子から外部スピーカーへの出力も対応」

 

設置性:〇

リモコン受光器を前後に搭載

「本体正面(写真)と背面の両方にリモコンの受光器を搭載。自身の前方に設置しても後方に設置してもスムーズに操作できて便利です」

 

総評

「コンパクトながら本体にスピーカーを内蔵するため単体で使用できるのが◎。真っ暗な部屋で専用スクリーンに投射して使うぶんには、画質も及第点です」

 

【その4】「Alexa」のスキルを活用できコンパクトながら音質も上々

Anker

Eufy Genie

実売価格3980円

Amazonの音声アシスタント「Alexa」対応のスマートスピーカー。「アレクサ」と話しかけて、音楽の再生、ニュースやスケジュールの読み上げ、スポーツ結果の確認などが行えます。同ブランドのスマート家電も音声での操作が可能となります。

SPEC●電源:AC●実用最大出力:2W●Wi-Fi:2.4GHz帯●付属品:AUXケーブル(1.5m)ほか●サイズ/質量:約W90×H48.5×D90mm/約258g

 

↑同ブランドでは、エアコンや照明器具などの家電を今後展開します。本機を使って、これらの音声操作が可能となる予定です

 

【Check!】

音質:〇

厚みと迫力のある360°サウンド

「手のひらに乗るほどコンパクトサイズのスピーカーながら、音には厚みと迫力がありました。音が360°に広がり、部屋中に届きます」

 

機能性:〇

できることは上位モデルと同等

「Alexaの音声アシスタント機能すべてに対応。情報を検索したり、音楽ストリーミングを楽しんだりと、できることは上位機と同等です」

 

拡張性:×

BTスピーカーとしては使えない

「Bluetooth機能は非搭載。スマホ内の音楽を本機で聴いたり、本機から高音質BTスピーカーに転送して聴いたりはできません」

 

総評

「機能は他のAlexaスピーカーと同等で、音質も文句なし。ただ、マイクの感度が悪いのか、大きな声を出さないと正しく反応しないという難点も」

 

【その5】手のひらサイズの軽量モデルながら広がりのある音を鳴らす

JBL

JBL GO 2

実売価格4190円

手のひらサイズで184gの超軽量設計を実現。独自の40mm径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを内蔵し、サイズを超えた広がりと奥行きのあるサウンドを鳴らす。連続再生は最大約5時間。全12色のカラバリを揃えます。

SPEC●Bluetooth:ver.4.1●対応コーデック:SBC●実用最大出力:3W●再生周波数帯域:180Hz〜20kHz●充電:約2.5時間●サイズ/質量:W71.2×H86×D31.mm/184g

 

↑本体側面に備えられたヘッドホン端子とUSB端子はキャップで保護されており、水没時も安心。有線接続による音楽再生にも対応します

 

【Check!】

音質:〇

音に広がりがありボーカルはクリア

「一点から音が出ている感じはなく、きちんと広がりをもって聴こえます。ボーカルのクリアさも際立っていました。低音は控えめです」

 

機能性:〇

完全防水で利用シーンが広い

「水没にも耐えるIPX7防水で、浴室やビーチなど利用シーンが広いです。コンパクトなのでキッチンでも作業の邪魔になりませんでした」

 

操作性:×

ボタンの反応がいまひとつ

「操作ボタンは強く押し込まないと反応しません。曲送りの操作は再生ボタン2度押しですが、多用するので専用ボタンが欲しかったです」

 

総評

「安価でカラバリが多彩なので、色違いでたくさん揃えるのも楽しいです。キッチンや浴室、寝室など使う部屋の数だけ購入するという贅沢もできそう!」

 

【その6】快適な装着感に加えて定位に優れた迫力のある音も魅力

 

JBL

ENDURANCE RUN

実売価格2030円

独自のイヤチップ構造を採用し、長時間の激しい運動時にも落下を防いで、快適な装着感でリスニングを楽しめるインイヤーイヤホン。IPX5相当の防水に対応し、雨天時や多く汗をかいたときでも安心して使えます。カラバリは全4色。

SPEC●ドライバー型式:8.2mm径密閉ダイナミック型●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz●出力音圧レベル:100dB/mW●インピーダンス:16Ω●プラグ:3.5mm径4極ステレオミニ●ケーブル長:約1.2m●質量:約20g

 

↑人間工学に基づいた形状と素材を採用したイヤチップで、フィット性は抜群。本格的なスポーツ中のリスニングも快適です

 

【Check!】

音質:〇

迫力があり定位感も抜群

「定位感が高く、楽器の位置や移動をはっきり感じられました。低音はずっしりとした迫力。音の輪郭がもう少しクリアならなお良かったですね」

 

装着感:〇

耳かけスタイルに合うイヤピースを用意

「ケーブルを耳穴から垂らすほか、耳にかけるスタイル(上)でも装着可能です。それぞれに合うイヤピースを同梱します」

 

操作性:×

リモコン操作が限定される

「リモコン操作は再生と一時停止のみ。音量調整や曲送りの機能も欲しかったです。ただ、ハンズフリー通話や音声アシスタント利用に対応します」

 

総評

「価格をはるかに超える音質は、さすがJBL。イヤチップは確実にフィットして抜け落ちないだけでなく、柔らかい素材のため装着感も良好でした」

 

【その7】装着感や操作性に優れスポーツ時の使用も快適

TaoTronics

TT-BH035

実売価格2000円

高音質コーデックのAACに対応し、iPhoneの音楽をクリアなサウンドで楽しめます。DSPノイズキャンセリング機能や、最新のMEMS技術を用いたマイクの搭載により、騒音のある環境でも快適にハンズフリー通話可能です。

SPEC●Bluetooth:ver.4.2●対応コーデック:SBC、AAC●防水:IPX4相当●バッテリー容量:110mAh●連続再生:6〜7時間●充電:1〜2時間●アンテナ素材:セラミック●質量18.1g

 

↑ハウジングにマグネットを内蔵。使用しないときは2つのイヤホンをくっつけて首にかけられ、落下の心配がありません

 

【Check!】

音質:×

音がこもりがちで輪郭の際立ちがない

「音の広がりや低域の迫力はそれなりですが、少しこもりがちなのが気になりました。クッキリとした輪郭の際立ちはいまひとつです」

 

装着感:〇

どんな人の耳にも合う

「イヤピースとイヤフックは柔らかく、肌触りが心地良いです。それぞれ3サイズを同梱し、耳の形状に合うものを確実に選べます」

 

操作性:〇

手探りでも操作できる

「リモコンのボタンが大きくて、ストロークも深めなので、手探りでも確実に操作できます。音量調節や曲送りなども行えました」

 

総評

「耳触りの良さに加えて、ケーブルもフラットで軽いため、長時間の装着でも疲れません。音質より装着感や操作性など機能面を重視する人にオススメです」

 

350ml缶サイズに機能を凝縮! 360度スピーカー内蔵のAndroidプロジェクター「Anker Nebula Capsule」

アンカー・ジャパンは、最大100インチの鮮明な映像を楽しめる、Android搭載モバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule」を発売しました。価格は3万9800円。

 

本製品は、2017年秋に米国のクラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて、約4700人のバッカ―から1.4億円以上の支援金を集めた、Ankerグループ初のスマートエンターテインメント・デバイスです。

 

最大の魅力は、350ml缶サイズのコンパクトボディに凝縮された充実の機能です。米国テキサス・インスツルメンツ社による先進的なDLPテクノロジーのIntelliBrightアルゴリズムを採用し、100 ANSIルーメンの明るさでPCやスマホ、タブレットなどから最大100インチの映像を投影可能。

 

さらに、本体に内蔵された360度スピーカーにより、あらゆる方向へパワフルなサウンドを、部屋のどこからでも楽しめます。

 

また、Andorid7.1が搭載されており、YoutubeやAmazonプライム・ビデオ、Netflixなどから動画コンテンツを直接映し出せ、内蔵バッテリーで約3時間連続で鑑賞することができます。持ち運んでアウトドアなどで大画面を楽しむこともできそうですね。

 

米クラウドファンディングで1.4億円以上の支援金を集めた、コンパクトなAndroid搭載モバイルプロジェクター。リビングやベッドルーム、アウトドアレジャーなど、本機があれば動画や映像の楽しみ方が広がりそうなアイテムです。

プロジェクターは「四角く」なくていい! クラウドで度肝を抜く支援額を実現した「Nebula Capsule」

部屋の壁や天井いっぱいに映画を映したい――。そう思っている人は結構いるはず。そんな夢を叶えるために開発されたのが「Nebula Capsule」。クラウドファウンディングのIndiegogoにて123万4410ドル(約1億3700万円)の支援金調達に成功した大注目の小型プロジェクターです。

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Nebula Capsuleは直径2.67インチ(約67.8mm) x 高さ4.72インチ(約120mm)で、350mlの缶とほとんど同じサイズです。重さも14.8オンス(約419グラム)と350mlの缶ジュースよりほんの僅かに重いだけ。

 

非常に小型サイズなプロジェクターではありますが、100インチ(縦約1m24cmx横約2m21cm)の映像の投影が可能です。

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画質は、輝度とコントラストを向上させるためにTexas Instrument社のDLPチップを使用。明るく(100ルーメン)鮮明な映像を映し出します(解像度は854×480)。天井に映った美しい映像は家族のだんらんにピッタリですね。

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ビジネスシーンでも活躍します。会議にNebula Capsuleを持って行きサッとプレゼン。USBを差し込むだけで準備もラクです。

 

Nebula CapsuleはAndroid 7.0  Nougaを搭載しており、単体だけでもYouTubeやNetflix、Spotifyを投影できます。

 

スクリーンミラーリングでタブレットやスマホのデバイス画面を投影したり、HDMIケーブルでDVDやゲーム機、USBメモリと接続して映像を投影したりすることも可能です。有線と無線両方で接続できるのはユーザーにとってありがたいですよね。

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Nebula Capsuleはスピーカーだけの使用も可能。しかもスピーカーは360度対応です。普通のスピーカーであれば立ち位置によって聞こえ方が変わってしまいますが、Nebula Capsuleならどこにいても同じサウンドを楽しめます。大人数が集まるパーティなどの場で使用にもってこいです。

 

このNebula Capsuleを開発したのは、スマホ用のバッテリーやケーブル、スピーカーを販売するベンチャー企業Anker。Ankerは元グーグル社員によって2011年に設立されました。

 

Nebula CapsuleにおいてもAnker独自のバッテリーの強みが光ります。このプロダクトは1時間で70%充電、2.5時間でフル充電可能。1回の充電で最大2.5時間の映像投影、または40時間の音楽再生ができます。

 

海外でも「USBやWi-Fi、無線・有線接続両方で映像を投影できるのはありがたい」「これは印象的なプロジェクターだ」と評判上々な模様です。

 

Indiegogoにおいて349ドル(約3万9000円、送料別)で予約受付中。発送は2018年1月より開始とのことです。