猪木×藤波の「最高にイカした倒置法」を見よ!「言語学×プロレス」の異種格闘技戦に笑いが止まらぬ『言語学バーリ・トゥード Round2』

プロレスをネタに言語学について語る。そんな途方もない異種格闘技戦を展開して読者(プロレスファン)を唸らせた『言語学バーリ・トゥード Round1 』。その第2弾『言語学バーリ・トゥード Round2』(川添愛・著/東京大学出版局・刊)が満を持して発売された。

 

本書は、東京大学出版局が発行しているPR誌「UP」の連載と書き下ろしをまとめたもの。前作同様にプロレスネタやお笑いのネタはもちろん、ゲームのネタや自作のコント、短編小説など前作以上にバリエーション豊かに言語学との異種格闘技戦を行っている。

 

倒置法とプロレスの相性の良さ

プロレス好きなら、永田裕二の「いいんだね、やっちゃって」から始まり、飛龍革命のときのアントニオ猪木と藤波辰巳(現・辰爾)の会話を例に、倒置法について語られる5章「最高にイカすぜ、 倒置法は!」は必読だ(飛龍革命については各自調べること)。

 

また、アントニオ猪木がモハメド・アリとの対戦で生み出した「アリキック」という名称の不思議さを指摘しつつ、猪木の偉大さを書き綴った8章「二〇二三年も“いけばわかるさ”」もオススメ。

 

ちなみに、「二〇二三年も“いけばわかるさ”」は、河合塾の全国模試に出題され、設問は「なぜ、筆者は『猪木のものまね』をするのか。猪木に対する筆者の考えを踏まえて、八十字以内(句読点等を含む)で説明せよ」というものだったらしい。

 

「釣り見出し」の言語学

どの章もおもしろいのだが、興味深かったのが、7章「【コント】ミスリーディング・セミナー」だ。ネット記事をバズらせるために情報商材の勧誘を受ける生徒と講師のコントで、日本語の解釈に関する考察が語られる。

 

その中で「芸能人Aが所有するマンションに男が不法侵入して逮捕された」という記事に、講師が付けた見出しが下記の一文。じつは2通りの解釈があることにお気づきだろうか?

 

「芸能人Aが大家のマンションに不法侵入 器物破損の疑いで逮捕」

① 芸能人Aが、大家のマンションに不法侵入(した)

② 芸能人Aが大家(である)のマンションに、不法侵入(された)

 

ふたつの解釈が生まれる理由は、主語「芸能人A」に対する述語だ。①は「不法侵入」、②は「大家」が述語になる。どちらを述語にするかで、Aが犯人にも被害者にも読めてしまうのである。

 

①と解釈をする人が多数であること理解しつつ、②の解釈だから日本語としては間違っていないというロジックなのである。

 

さらに、②の場合は「誰が不法侵入したか」が書かれていないが、これも、日本語には「ゼロ代名詞」があるから問題ないと講師は語る(ゼロ代名詞については、本書を読んで頂きたい)。

 

フィクションとして書かれているが、いわゆる「釣り見出し」に対する違和感の理由がよくわかる内容だ。こういったミスリードは実際に行われているだろうし、テクニックとしても流布しているように思うと、日本語の奥深さというか、文章を書く怖さというものを感じてしまうのは私だけだろうか……。

 

日本語を使うすべての人の指南書

そのほかにも、日本語は本当に「曖昧」なのか、重言(例:頭痛が痛い)についての考察など、言語にまつわる疑問について、おもしろおかしく、そしてわかりやすく語られている。本書は、日本語を使う我々が「いつなんどき、誰の挑戦でも受ける」ために必要な指南書なのである。

 

【書籍紹介】

言語学バーリトゥード Round2

著者:川添愛
発行:東京大学出版局

レイザーラモンRGの「あるあるネタ」はどうしておもしろいのか。「飾りじゃないのよ涙は」という倒置はなぜ印象的なのか。猪木の名言から「接頭辞BLUES」まで縦横無尽に飛び回りながら、日常にある言語学のトピックを拾い出す。抱腹絶倒の言語学的総合格闘技、Round 2スタート!

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キレさせたら大したもんだ!? 着火回数1800回“なかなかキレない”BICライター、長州力とコラボ

BICジャパンは、元プロレスラーで現在はタレントとしても活躍中の長州力さんとタッグを組んだライター「長州力 名迷言ライター」を、全国のファミリーマートで先行販売中。現在、Amazon.co.jpでも予約販売を開始しており、BICx長州力のコラボを記念して、特設サイトもオープンしました。

 

同製品は、長州力さんの名迷言「キレてないですよ」と、1本で約1800回着火でき、中のガスが“なかなかキレない”「J23 スリムライター」の、ともに“キレない”という共通点から誕生したコラボ製品。「何コラ! タココラ!」「食ってみな 飛ぶぞぉ」など、長州力さんの現役時代から現在に至るまでの、インパクト抜群な数々の名迷言から8種類を厳選し、ユーモアなイラストとともにデザインしています。

 

J23 スリムライターは、スリムでスタイリッシュなサイズ感と、本体には耐久性・耐熱性に優れたデルリン樹脂が使用されているのが特徴。1800回の着火は、国内で販売中の、他社の使い切りライターと比較して約2倍に相当し(同社調べ)、1日20回着火しても約3か月間使用可能です。

 

税込価格は、ファミリーマート単品販売の場合1本198円。オンラインストアのセット販売の場合、各柄最低2本入りび8柄アソート20本セットが3960円、各1本入り8本セット(オンラインストア限定販売)が1584円です。

↑8本セット(オンラインストア限定)

最狂のプロレス団体、全女の「ヤバい」話−−『吉田豪の”最狂”全女伝説』

長年プロレスファンをやっていると、プロレスの裏側みたいなものがなんとなくわかってくるものだ。一部の人は、そういうことを知ってしまった結果プロレスから離れてしまう場合もあるが、ますますのめり込む場合もある。僕の場合は完全に後者だ。

 

プロレスは、格闘技でありスポーツでありエンターテインメントでもあるという、かなり複雑な構造を持っている(と僕は思っている)。プロレスで起こっていることの9割以上がエンターテインメントの上に成り立っているとは思うのだが、なかには「これはリアルでは……?」という試合や人間関係などが垣間見えることも。真実のほどは単なる一ファンであるこちら側には知るよしもないが、そういうリアルな部分が見え隠れする瞬間がおもしろいと思うこともある。

 

最狂のプロレス団体、全女の「ヤバい」話が盛りだくさん

吉田豪の”最狂”全女伝説 女子プロレスラー・インタビュー集』(吉田豪・著/白夜書房・刊)は、かつて存在した女子プロレス団体、全日本女子プロレスに所属したレスラーおよび関係者へのインタビュー集だ。

 

吉田 豪といえば、プロレスをはじめ様々な分野の人に、本人でさえ忘れているような情報を徹底的にリサーチした、深いインタビューを行うプロインタビュアー。プロレスへの造詣が深く、かなり突っ込んだ話を引き出すことで有名だ。

 

そして、全日本女子プロレス(通称「全女」)といえば、男子プロレスとは違う女性社会特有のドロドロした人間関係をそのままリング上の戦いに反映していたと噂されていた、リアルとフェイクの境界線上を行ったり来たりしていたような団体。その当事者および関係者に吉田 豪がインタビューしているのだから、おもしろくならないわけがない。

 

そしてその内容はといえば、とにかく全女が狂っていたというエピソードが盛りだくさん。想像以上に、全女というところは「ヤバい」団体だったようだ。

 

たとえば、全女の一部の試合では上層部が賭けを行っていたり、試合の勝敗により選手のギャラが決まったり、あらかじめ試合の勝敗を決めず真剣勝負をさせる(通称「押さえ込み」)など、とにかく普通のプロレス団体では考えられないようなことが日常的に行われていたという。

 

その上、通常のプロレスでは選手同士をライバル関係にするためにある程度シナリオを作ったりする(通称「アングル」)ことが多いが、全女の場合は上層部が「●●がお前の悪口を言っていた」などのように、選手を焚き付けていたという。リアルの人間関係をそのままリング上に投影させていたのだから、ほかの団体とは違う殺伐とした雰囲気になるのもうなづける。

 

全女の「洗脳」は解けてほしくない

このインタビュー集に登場する元全女レスラーたちは、先輩からのしごき、いじめ、会社内での人間関係の軋轢、給料の遅配、未払い、挙げ句の果ては1000万円の借金の肩代わりをしたりなど、散々な目に遭っている人が多い。しかし、経営者である松永一族(全女を立ち上げた4人の兄弟)を悪く言ったり、全女が嫌いという人は極端に少ない。全女の全盛期を支えたレスラー、ブル中野のインタビューに次のような発言がある。

 

–そんな気がするんですよね。相当ひどい目に遭った人たちも、なぜか全女の悪口は言わないし。

ブル ね、なんなんでしょうね?

–結論としては、洗脳が解けてないせいなんじゃないかって話になったんです(笑)。

ブル そっか! でも、これは解けないでほしいですね。全女を嫌いになることは絶対にないと思うんで。

『吉田豪の”最狂”全女伝説 女子プロレスラー・インタビュー集』より引用

 

ブル中野は全女でトップを張り、アメリカの巨大プロレス団体WWEでも人気となった伝説のレスラー。全女が倒産する前に離脱しているということもあり、いい思い出が多いということもあるが、若手のころの地獄のような日々を過ごしてきても、やはり全女のことを悪く思ってはいないようだ。

 

そのほかのレスラー陣も、いろいろ嫌な思い出もあるようだが、結果的に全女のことは好きなよう。「喉元過ぎれば〜」ではないが、過ぎ去ったことはある程度きれいな思い出になるものなのだろうか。

 

裏側を知れば知るほど好きになる

吉田 豪のインタビュアーとしての力量もあるのだが、とにかく本書に登場する人たちの話がいちいちおもしろい。一言で言えば「狂っている」のだ。プロレスの裏側が赤裸々に語られていることはもちろん、当時の全女のハチャメチャっぷりがわかり、ちょっとひねくれたプロレスファンなら、ますますプロレスとジャンルに幻想を抱いてしまうのではないだろうか。

 

普通、裏側を知ってしまうと幻滅したりすることが多いのだが、プロレスに関しては裏側を知れば知るほど好きになってしまうという面もある。やはり、プロレスというジャンルは奥が深い。そして、そのなかでも全女は異質でおもしろい団体だったのだなと、改めて思った次第だ。

 

【書籍紹介】

吉田豪の”最狂”全女伝説 女子プロレスラー・インタビュー集

著者:吉田 豪
発行:白夜書房

愛憎満ちた全女のリングに、プロインタビュアー・吉田豪が迫る!

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フォトブックがSEXYすぎる…! 「イケメン筋肉まとめ」出演のプロレスラーSHO&YOHってどんな人?

近年、多くのプ女子(プロレス女子のこと)とも呼ばれる女性ファンを獲得し、再び盛り上がりを見せている「プロレス」。数ある団体の中でも、最も古い歴史を誇り、常に業界をけん引し続けているのが「新日本プロレス」です。オカダ・カズチカ選手、内藤哲也選手、棚橋弘至選手をはじめとしたイケメンプロレスラーを筆頭に、お茶の間でもすっかりおなじみとなった真壁刀義選手や本間朋晃選手、獣神サンダー・ライガー選手など、時代を越えて次々とスター選手が登場し、ファンを魅了し続けています。

 

注目の若手イケメンタッグ「ROPPONGI 3K」にインタビュー

↑SHO選手(右)とYOH選手(右) 1stフォトブック「3K」より出典

 

そんな群雄割拠のなか、注目を集めているのが、ジュニアヘビー級のタッグチーム“ROPPONGI 3K(ロッポンギスリーケー)”ことSHO 選手&YOH 選手。昨年10 月の両国国技館大会で約2 年のメキシコ~アメリカでの海外武者修行から帰国し、記念すべき凱旋試合で、テレビ朝日「アメトーーク!『プロレス大好き芸人』」でも話題になったリコシェ選手&“ファンキーウェポン”田口隆祐選手のタッグチームから、IWGP ジュニアタッグのベルトを奪取。

 

一夜にしてスターダムにのし上がった反響を受け、4月23日には1stフォトブック「3K」が発売されました。また、両選手は若手時代から卓越したプロレスセンスと甘いルックスで既に多くの女性人気を獲得。団体トップクラスの肉体美から、日本テレビ「PON!」の“イケメン筋肉まとめ”で特集されるなど、プロレスの垣根を越えて活動しています。

↑ROPPONGI 3Kの1stフォトブック「3K」

 

今回、そんな彼らの背景からいまに至る心情や、初のフォトブック刊行について、また、5月18日(金)の後楽園ホールからスタートする人気興行「BEST OF THE SUPER Jr.25」への意気込みなど、ここ最近の思いを改めて語ってもらいました!

 

一夜にしてプロレス界のスターダムにのし上がった反響は?

――そもそも“ROPPONGI 3K”とは何でしょうか?

 

<YOH>僕たちSHO&YOHの“タッグ“に、2人のパートナーであり、フレンドでもあるロッキー・ロメロ選手が加わった“チーム”ですね。

 

<SHO>ちなみに「3K=3000」という意味で、3000倍強くて・速くて・カッコイイという意味です。

 

<YOH>もともとはバレッタ選手&ロッキー・ロメロ選手からなる“ROPPONGI VICE”というタッグチームが全身にあったんですけど、バレッタ選手の階級変更に伴って昨年、解散したんです。残ったロッキー選手が新たな展開として、アメリカ・ROHという団体に上がって活動していた僕たちを見て、声をかけてもらったことが始まりでした。

画像出典:1stフォトブック「3K」

 

――凱旋帰国試合からIWGPジュニアタッグ王座を初戴冠。一夜にしてプロレス界のスターダムにのし上がったことを受けて、メディアへの露出も徐々に増えてきたかと思いますが、周りからの反響や出演してみての感想はどうでしょうか?

 

<YOH>知り合いからバンバン連絡がきました(笑)。テレビはもちろん、プロレス関連以外のメディアに出るというのは一番のプロレスのプロモーションになると思っているので。自分自身、せっかくやるなら良いものをと思うので、日々勉強しながら取り組ませてもらってます。

 

<SHO>この反響をもっとプロレスに還元したいですね。まずは「プロレス観に行こう」と思ってもらえるように。

 

――TBS「SASUKE」など実際に挑戦してみていかがでしたか?

 

<YOH>TBS「SASUKE」はまさに「サスケイズグレート」。偉大でした。

 

<SHO>練習できず、本番一発勝負独特の緊張感があるんですけど、楽しかったです。

 

<YOH>機会があれば完全制覇目指してもう一度挑戦したいですね!

 

<SHO>プロレスを知らない人も見ている番組だと思うので。

 

フォトブックのSEXYな演出は、「楽しくもあり恥ずかしくもあり」

――フォトブックの撮影で印象に残っていることは何ですか?

 

<YOH>僕は「六本木のホテルでの撮影」ですね。2人でアメリカにいるときは、キングサイズの一つのベッドで一緒に寝てたんですけど、いざスタッフに囲まれると恥ずかしかったです(笑)。

画像出典:1stフォトブック「3K」

 

<SHO>たしかに、カメラを向けられると恥ずかしい(笑)。ここの撮影では、お風呂でシャンパン空けたり、写真を観てる人に向けて撮っている感じが楽しかったです。

 

<YOH>色気を撮るというか…ずっとSEXYと遠いところにいたんで、楽しくもあり恥ずかしくもあり、ですね(笑)

 

――このフォトブックをどんな人に見てもらいたいですか?

 

<YOH>これ、コスチュームだったりリング上だったりいわゆる「プロレスラー」っていう写真がないんです。あえてプロレス感をなくそうってことで。なので、老若男女問わず、みんなに手に取ってもらって「この人たち、何やってるひとなんだろう?」って思って欲しい。

 

<SHO>国境もまたいで届けたいですね!アメリカのプロレスファンとかにも。

 

プロレスの“ジュニアの祭典”では「エモいビリビリな風を吹かせる」

↑試合で連携技を消めるSHO選手とYOH選手

 

――出場が決まっている、BEST OF THE SUPER Jr.25とはどんな大会ですか?出場にあたっての意気込みは?

 

<YOH>世界中からジュニアヘビー級のプロレスラーが集まって2ブロックに分かれて総当たり戦で戦う“ジュニアの祭典”と呼ばれる、シングルシリーズですね。

 

<SHO>G1(ヘビー級の総当たり戦)と比べられることも多いんですけど、G1の出場選手がBOSJに出るからって優勝できるとは限らない、そのくらい世界トップレベルのシリーズだと思います。俺は初出場になるんですけど、ファンの頃からずっと観ていた大会でもあるのですごく楽しみです。

 

<YOH>エモいビリビリな風吹かせますよ。とにかく、いい風を吹かせますから。タッグでもシングルでも面白い試合を見せていきます。

 

――プロレス以外での目標や挑戦してみたいことは?

 

<YOH>最近、趣味でバンドを始めたのでいつかライブに出たい!僕はギターボーカルで、いまはブルーハーツのコピーをやっています。コードはGしか弾けなくて、基本はぶらさげてるだけなんですけど(笑)。編成はSHOくんがドラム、ベース/キーボード/リードギターはプライベートの友人で。そのうちオリジナル曲も作って披露したり、ツアーもしてみたいですね。

 

<SHO>とにかくカラダ鍛えるのが好きなので、コンテストとかにも出てみたいです。カラダもプロレスラーとしてコスチュームの一部だと思うので。

画像出典:1stフォトブック「3K」

 

ジュニアヘビー級を盛り上げるため、やれることは全部やる

――今後、レスラーとしての目標や挑戦してみたいことは?

 

<YOH>僕らがいる体重100kg未満の選手が所属する階級・ジュニアヘビー級を盛り上げたいです。ジュニアでやれることは全部やりたい、IWGPジュニアタッグ王座だけじゃなく、ロッキー選手を加えた3人でNEVER無差別級6人タッグ王座(3 vs 3の試合)にも挑戦してみたいです。とにかく、“ROPPONGI 3K”としてできることは全部やりたい。“ROPPONGI 3K”という名を残していきたいんです。

 

<SHO>チームとしては“ROPPONGI 3K”を世界のトップにしたいですね。個人としては階級関係なく、ありとあらゆる全タイトルを総ナメにしたいです。理想は現役中、負けなしくらいの勢いでありたい。常に全力でいきます。

 

【ROPPONGI 3K プロフィール】
パワーファイターとして注目されるSHOと、リズミカルなムーブで相手を翻弄するYOHによる群雄割拠の新日本プロレスで、いま一番シビれるタッグユニット”ROPPONGI 3K”。メキシコ・アメリカでの海外武者修行を経て、昨年10月にIWGPジュニアタッグ王座を初戴冠。卓越したプロレスセンスと甘いルックスで女性ファンも多い。

 

SHO[ショー] (Twitter:@njpwShowT)


1989 年08 月27 日生まれ。愛媛県宇和島市出身。AB 型。
2012 年02 月 新日本プロレスに入門。同年11 月の渡辺高章戦でデビューを果たす。
2016 年01 月 小松洋平(現・YOH)とともに無期限海外遠征へ。
2017 年10 月 両国国技館大会にYOH と組んだ新タッグチーム「ROPPONGI 3K」としてサプライズで凱旋し、IWGP ジュニアタッグベルトを初戴冠。
身長173cm、体重93kg。ロコモーション式ジャーマンを得意とし、パワーファイターと目される。

 

YOH[ヨー] (Twitter:@njpwyohei_k)


1988 年06 月25 日生まれ。宮城県栗原市出身。蟹座。O 型。
2012 年02 月 新日本プロレスの入門テストに合格。同年11 月の渡辺高章戦でデビューを飾る。
2016 年01 月 田中翔(現・SHO)とともに無期限海外遠征へ。
2017 年10 月 両国国技館大会でSHO とともに「ROPPOGI 3K」凱旋し、IWGP ジュニアタッグベルトを奪取する。
身長171.5cm、体重85kg。得意技はカウンターで相手を片エビ固めに捕らえる「ROLL of K」。

【大会情報】
●大会名: BEST OF THE SUPER Jr.25●開催期間: 5月18日(金)~6月4日(月)●その他詳細: http://www.njpw.co.jp/series/bosj25?id=schedule

【書籍情報】
●タイトル:新日本プロレス SHO&YOHフォトブック「3K」●発行元: 東京ニュース通信社●発売日: 2018年4月23日(月)●定 価 : 3000 円(税込)●撮 影 : 藤本和典

【1stフォトブック「3K」発売記念お渡し会】
●開催日: 2018年6月16日(土)11:00~●会 場: HMV&BOOKS SHIBUYA 6階イベントスペース●参加詳細: http://zasshi.tv/news/149

【法人別購入者特典】
●撮り下ろし生写真(全9種類)①試合会場/闘魂SHOP/闘魂SHOP通販サイト https://goo.gl/uNnE7B②ローソンHMVエンタテイメント(※WEB・一部実店舗含む) https://goo.gl/EZYjr1③Amazon https://goo.gl/q419Vf ※全てフォトブック未掲載カットとなります  ※1法人につき生写真は3種類、そのうち1枚がランダム封入

【特大パネル販売情報】
●販売期間: 2018年5月12日(土)正午12:00~6月11日(月)午後17:00まで●販売数: 各絵柄100枚限定(完全限定生産)●価格: 各1万円(税込・送料別)●サイズ: 530mm×420mm×24mm●販売詳細: http://zasshi.tv/news/148

中邑真輔、いよいよ「レッスルマニア」へ…WWEでの軌跡を振り返るPVがかっこいい!

世界最大のプロレス団体「WWE」。その年間最大のイベントである『レッスルマニア34』が、日本時間の4月9日(月)にアメリカ・ニューオーリンズのメルセデス・ベンツ・スーパードームで開催される。

 

今年の注目はなんといっても中邑真輔! 宿命の相手である王者AJスタイルズとWWE王座をかけて対戦する。

 

新日本プロレスから移籍し、わずか2年でたどり着いた大舞台。WWEからはその軌跡を綴ったPVが配信されている。

ロイヤルランブル優勝からの「WrestleMania」の文字が、まさにイヤァオ!! なかっこよさ!

 

さらにWWEクロニクルでも37分にわたる中邑の特集が組まれている。こちらも必見だ。

 

また、前所属の新日本プロレスも今回の王座戦に合わせ、中邑真輔とAJスタイルズが新日時代の2016年1月4日に対戦した映像を無料配信。粋すぎる!

 

 

『レッスルマニア34』では、2015年にWWEに参戦して以降無敗を維持している日本人レスラー、アスカが女子王座に挑戦することも大きな話題。

 

今年の“祭典”はとにかく見どころタップリである。

プロレスラー内藤哲也「カラ回りの人」から「人気沸騰」に至ったワケ「リスクを考えなくなった瞬間、流れが変わった」

内藤哲也選手は、新日本プロレスでいま大ブレイク中のプロレスラー。新日本のトップスター、棚橋弘至選手と対戦した際も、棚橋コールをかき消すほどの大声援を集めるまでに成長。リーダーを務めるユニット、「LOS INGOBERNABLES de JAPON」(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)はプロレスファンの絶大な支持を集めており、試合後に観客と行う「デ・ハポン」の大合唱は、その日、もっとも盛り上がるポイントのひとつとなりました。

 

同ユニットのグッズもバカ売れで、その勢いは、かつて大ブームを巻き起こしたユニット「nWo」に匹敵すると言われるほど。内藤選手自身、8月の「G1 CLIMAX 27」で優勝し、新日本プロレス最大のイベント、1月4日の東京ドーム大会で、IWGPヘビー級王座に挑戦することも決定しています。

↑挑戦権利書を手にする内藤選手↑挑戦権利書を手にする内藤選手

 

と、いま人気絶頂の内藤選手ですが、11月5日放映のアメトーク「プロレス大好き芸人」でも触れられていた通り、かつてベビーフェイス(※)だったころはブーイングの嵐だったそう。それがいま、なぜこれほどまでに人気を集めるに至ったのでしょうか。1.4東京ドーム大会への意気込みとともに、本人にじっくり聞いていきましょう!

※ベビーフェイス…善玉レスラーのこと。ヒール(悪役)に対応する存在。

 

PROFILE

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内藤哲也(ないとう・てつや)

1982年6月22日生まれ、東京都足立区出身。身長180cm、体重102kg。00年より5年間、アニマル浜口ジムにて基礎を学ぶ。05年、新日本プロレス公開入門テストに合格し、06年に宇和野貴史戦でデビュー。08年、裕次郎(現:高橋裕二郎)とNO LIMITを結成。第22代IWGP Jr.タッグ王者に就く。その後はヘビー級に転向し、10年にIWGPタッグ王者。12年には右膝前十字靱帯断裂の大ケガを負い、長期欠場を余儀なくされる。13年「G1 CLIMAX 23」にてG1初優勝を果たすも、ファン投票の結果、翌年の1.4東京ドーム大会メインイベンターの座を明け渡す屈辱を味わう。15年5月のメキシコ遠征の際、現地でラ・ソンブラやルーシュらのユニット“LOS INGOBERNABLES”(ロス・インゴベルナブレス)に加入。メキシコから帰国後の同年11月、ユニット“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”を結成する。17年8月、東京・両国国技館大会「G1 CLIMAX 27」優勝決定戦で、ケニー・オメガを撃破。4年ぶり2度目の優勝を果たし、18年1.4東京ドーム大会メインイベントでのIWGPヘビー級王座挑戦権を獲得。宿敵のオカダ・カズチカに挑む。得意技は「デスティーノ」。決めゼリフは「トランキーロ」。

内藤選手のツイッターはコチラ

 

メキシコに行くまでは自分の人気の無さを実感していた

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――現在、圧倒的な支持を得ている内藤選手ですが、ここ1年の人気の高まりはご自身でも感じますか?

 

内藤 それは感じますね。会場でも、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのグッズを身につけてるお客様が、全国どこの会場に行っても多いですし。いま、新日本プロレスで入場時に、名前のコールが起きるのは僕だけです。それが東京だけじゃなくて、地方に行っても起こるんです。だから「支持されてるんだな」というのは毎試合、感じています。

 

――人気に火が付いたと実感されたのはいつ頃ですか?

 

内藤 僕の転機はメキシコでロス・インゴベルナブレスというユニットに加入した2015年5月ですね。それまでは自分でいうのもなんですけど、まあ人気がなかった(笑)。

 

――当時、ご自身でも実感されていたんですか?

 

内藤 感じていました。元々、棚橋(弘至)選手、中邑(真輔)選手がいて、次は内藤だと言われていた時代があって、僕もそうなると思ってたんです。でも2012年の1月、オカダ(・カズチカ)が帰国して、一気に抜かれてしまった。そこから2015年までの3年間は、この状況がどうしたら覆えせるのか、自分でもわからないまま、なんとなくプロレスをしていた時期ですね。

↑第65代IWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカ選手  ©新日本プロレス↑現IWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカ選手  ©新日本プロレス

 

ファンの反応を気にしすぎてカラ回りする悪循環に陥る

――2014年の1.4東京ドーム大会では、ファン投票によるメインイベンター降格という悔しさも味わいました。そんななか、2015年にメキシコへ行かれたんですよね。

 

内藤 思い悩んでメキシコに渡ったんです。向こうで当時、すごく勢いのあった「ロス・インゴベルナブレス」というユニットに誘われて。彼らがやっていたプロレスは、まわりの目を一切気にせず、自分たちが表現したいことをそのままリング上で表現するというスタイル。そのイキイキとした姿を見たときに、「せっかく海外に来たんだし、自分もまわりを気にせず、やりたいプロレスを表現してみよう」と思ったんです。

 

――それまでは、やりたいプロレスができていなかったんですか?

 

内藤 僕はずっと、まわりの目を気にしながらプロレスをしていました。「いま、これが求められてるから、こうしたらウケるだろう」と考えて、動きやマイクパフォーマンスをやっていました。お客様ありきというか、いつもお客様の反応を気にしながらプロレスをした結果、逆にウケないという悪循環に陥ってたんです。

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――気持ちだけがカラ回りしていて、お客さんがついてこなかったというか……。

 

内藤 はい。それがメキシコで、彼らに混ざって気にせずにやってみたら、歓声も起きるし、ブーイングも起きる。そこにすごく充実感を感じて。

 

――ちなみに、内藤選手がよく口にする「トランキーロ」も、現地の経験からきているんですよね。

 

内藤 そうなんです。メキシコで彼らのスタイルに合わせて試合したときに、とにかく楽しくて楽しくて。僕がどんどん前に出ていっちゃうんで、仲間に「内藤、トランキーロ!」ってよく言われてて。「落ち着いて」とか、「冷静に」という意味の言葉なんですけどね。その言葉が頭にずっと残っていて、日本に帰ってきてから、ぽろっと出たのが始まりなんです。

 

メキシコで掴んだプロレスを貫いたらビックリするぐらい伝わった

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――なるほど。「トランキーロ」は、「プロレスが楽しくてたまらない」という経験から生まれた言葉なんですね。

 

内藤 はい。僕はメキシコでプロレスの楽しさを再認識して、「これをメキシコだけで終わせるのはもったいない」と思ったんです。「これを日本でもやってみよう。伝わらなかったら、もうプロレスラーとして終わるかも知れないけど、試してみよう」という覚悟で帰国しました。

 

――日本に戻って来られてからは、メキシコで掴んだやり方を日本で貫いたんですか。

 

内藤 はい。やりたいようにやって、思っていることを言うことにしました。そうすると、ビックリするぐらい伝わったんです。いままで僕の思いなんか、ぜんぜん伝わらなかったのに。「表現の仕方、伝え方をちょっと変えただけで、こんなにも反応が違うのか」と思いました。15年の6月に帰ってきて、その年の10月に両国で棚橋選手と戦ったころからお客様の反応も変わった。そのあと、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成して、そこからですね。日本で「プロレスが楽しいな」と感じるようになったのは。

↑ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバー。後方左からSANADA選手、BUSHI選手、EVIL選手、手前左から髙橋ヒロム選手、内藤選手 ©新日本プロレス↑ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバー。後方左からSANADA選手、BUSHI選手、EVIL選手、手前左から髙橋ヒロム選手、内藤選手 ©新日本プロレス

 

「手のひら返しかよ!」ファンを「お客様」と呼ぶ複雑な心境とは?

――ちなみに、内藤選手はいつもインタビューなどでファンを「お客様」と呼びますよね。それはどうしてなんですか?

 

内藤 メキシコに行く以前はいつもブーイングを受けてたんですけど、それが15年の10月ごろからいきなり歓声に変わったんです。だから、最初は「手のひら返しかよ!」と思いました(笑)。そういう皮肉も込めて「お客様」と言い始めたんです。でも、それだけじゃないのもわかっていて。僕も昔からプロレスファンでしたから、「いい試合を作り上げるのは、リング上のレスラーだけではムリだ」ということを知っています。プロレスの雰囲気は会場に来ていただいている方、全員で作るものだと思うので、その感謝の意味も込めて。皮肉半分、感謝の気持ち半分で、「お客様」と言うようにしているんです。

 

――内藤選手といえば、会社批判だったり、オーナー批判だったりと、歯に衣着せない発言も注目されていますが、メキシコのロス・インゴベルナブレスもそういった部分があるんですか?

 

内藤 いいえ。その辺りは、僕のオリジナルですね。

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――振り返ってみると、ご自身でも「言い過ぎたかな」と思うこともありますか?

 

内藤 結構、ギリギリでしたね(笑)。でも、思ってることをため込んでもしょうがないですから。言ってよかったと思うし、そのときの自分があったから、いま、これだけの支持につながっているのかな、と。

 

――とはいえ、物事をはっきり言うことって、なかなか難しいですよね。上の人に睨まれるかもしれないし、言ったからには責任を持ってやらなきゃいけない、とか……。その辺りはいかがでしょうか?

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内藤 もちろんリスクはあるんですけど、思っているだけじゃ、なにも伝わらないですからね。「踏み出す勇気」こそ、共感してもらえるいちばんの方法だと思うんです。口に出したり、行動で示さないと。迷っている人には、「伝えたいならリスクは恐れずに踏み出せよ」と言いたいです。

 

――内藤選手はそうすることで変わることができた、と……。

 

内藤 そうですね。僕もそれまでは自分の本音をさらけ出せず、リスクを考えながら動いていました。だからやることなすこと全部ダメだったんですが、最後の最後の賭けでうまく流れを掴むことができた。リスクを考えなくなった瞬間、流れが変わったんです。

 

オカダ選手には「焦らせてみろよ」と言いたい

――さて、新日本プロレス最大のイベント、1.4東京ドーム大会が近づいてきました。対戦相手であるIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ選手についてはどんな印象をお持ちですか?

 

内藤 僕は一度、IWGPヘビー級王座を巻きましたけど、彼はもう1年以上、ベルトを巻き続けているわけで。偶然で防衛できるほど簡単なベルトではないので、力がある選手なのは間違いない。でも、かつて、オカダ・カズチカは、僕にとって、どうしたら彼と並べられるのか、考えても考えても答えが出ないほど巨大な存在だった。それが今は、彼の姿を見てもなにも焦らなくなってしまった。彼が小さくなったのか、僕が大きくなったのかわかりませんが。ムリだとは思うんですけど、かつての僕が焦らされたオカダ・カズチカが、1月4日、僕の前に立っていてくれたらうれしいですね。

20171129-s2-(10)↑オカダ・カズチカ選手(左)と内藤選手による1.4東京ドーム大会の記者会見 ©新日本プロレス

 

――「焦んなよ」ではなく「焦らせてみろよ」というわけですね(笑)。ちなみに、これまで内藤選手は、インターコンチネンタル王座のベルトを破壊するなど、ベルトを雑に扱うイメージがあるんですが、IWGPヘビー級王座のベルトを奪取できたら、どのように扱いますか?

 

内藤 …逆に、僕がベルトを取ったらどうすると思いますか?

 

――うーん、どうでしょう……。やっぱり今回も雑に扱うような気が…いや、意外に大切にするかもしれないし……。

 

内藤 そう、それ! いまの時間ですよ! その「考える時間」がプロレスファンにとって最も楽しい時間であり、最も贅沢な時間ですよね。1月4日までまだ時間がありますから、それまで「内藤がベルトを取ったら、どうするんだろう?」ってことを予想しながら楽しんでほしいです。その答えは、もちろん…「トランキーロ! あっせんなよ」

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メキシコ遠征を機に、周囲を気にせず、リスクを恐れないことで人生が変わったという内藤選手。1.4東京ドーム大会では、ついに夢に見たメインイベンターを務めます。きっとこの大舞台でも、やりたい放題の試合を見せてくれるはず。みなさんもぜひ「お客様」として参加し、内藤選手とともに、忘れられない試合を作ってみてはいかがでしょう。

撮影/黒飛光樹(TK.c)

 

【内藤選手がメインを務める試合情報はコチラ】

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WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム

2018年1月4日(木)@東京ドーム
OPEN 15:30/START 17:00

特設サイトはコチラ

毎年恒例、国内最大のプロレス興行 イッテンヨン東京ドーム大会の開催が今年も決定! メインカードは、王者のオカダ・カズチカに『G1 CLIMAX 27』覇者の内藤哲也が挑戦するIWGPヘビー級選手権。

 

東京ドームにおけるオカダvs内藤戦といえば、2014年1月4日にもIWGPヘビー級選手権が実現しているが、当時行われた“ファン投票”によって中邑真輔vs棚橋弘至のIWGPインターコンチネンタル選手権に敗れて、実質的なセミファイナルに降格した経緯がある。

 

そこから、4年。
両国のメイン終了後に、内藤が「2018年1月4日東京ドーム大会のメインイベント、IWGPヘビー級選手権試合は、オカダ・カズチカvs内藤哲也でよろしいでしょうか?」とファンにアピールすると大歓声が巻き起こったように、新日本プロレスの雌雄を決する両者による“ビッグカード”となって、オカダvs内藤によるタイトル戦が再び激突する。

 

オカダは昨年6月に大阪城ホールで内藤からIWGPヘビー王座を奪還して以来、なんと破竹の8連続防衛を記録中。どの試合でも壮絶な好勝負を残してきた“超人”オカダにとって、“最大の挑戦者”となる内藤をどう迎え撃つのか?

 

一方の内藤は、昨年6月のIWGPヘビーから陥落以降は、IWGPインターコンチネンタル王座を保持していたものの、常にIWGPヘビーを意識した発言を繰り返しており、今回は待望の再挑戦となる。因縁の両者による、因縁の舞台での再激突。新日本プロレスの流れを左右する大注目の一戦となりそうだ。