「とどまらない ぶっちぎる」をブランドのスローガンとして掲げ、プーマがランニングシューズとサッカースパイクの新作を発表

プーマジャパンはスポーツの垣根を越えた発表会「PUMA FASTER INNOVATION LAB」を都内で開催。ランニング界から城西大学男子駅伝部、立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームのメンバー、サッカー界からは堂安律選手、福田師王選手がゲストと参加し、プーマのテクノロジーが凝縮されたランニングシューズとサッカースパイクの新作が発表されました。

 

ランニングとサッカーのカテゴリーで世界のアスリートをサポート

「FOREVER.FASTER.(とどまらない ぶっちぎる)」をブランドのスローガンとして掲げ、世界中でスポーツおよびパフォーマンスに力を入れているプーマ。現在、ドイツで開催されているユーロ2024、同じくアメリカで行われているコパ・アメリカ2024、そして間もなく開幕を迎えるパリでのオリンピックなど、世界でスポーツイベントが目白押しの2024年を“Year of Sports”と位置付け、同社が強化しているランニング、サッカーにおける新しい商品を発表しました。

 

今回ローンチされたのは、ランニングシューズ「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)」をさらに進化させた「DEVIATE NITRO 3(ディヴィエイト ニトロ 3)」と「DEVIATE NITRO ELITE 3(ディヴィエイト ニトロエリート3)」の2タイプ。そして、プーマのテクノロジーが凝縮されたサッカースパイク「ULTRA(ウルトラ)」シリーズの「ULTRA 5 ULTIMATE(ウルトラ 5 アルティメット)」と「ULTRA 5 CARBON(ウルトラ 5 カーボン)」の2タイプです。

↑PUMA FASTER INNOVATION LABでは、冒頭でプーマジャパン代表取締役ジェネラルマネジャーの井上緑斎氏が登壇。“Year of Speed”として世界のアスリートをサポートすることを宣言しました

 

「これらの商品はともにスピードに特化しています。アスリートの前に行く推進力を最大限にサポートする、スピードを最大に生かせる商品になっていますが、ただスピードを出すだけではなく、安定性や機能も両立させる商品になっています」と商品の特徴が紹介され、「すべてのアスリートが追求していくであろうスピードに特化し、今年は“Year of Speed”として、まずはサッカーおよびランニングの2つカテゴリーの新商品で世界のアスリートをサポートします。ぜひ、皆さんご期待ください」と井上氏は力強く語りました。

 

トップランナーとシリアスランナー向けの2タイプ

↑左から「DEVIATE NITRO ELITE 3」2万9700円(税込)、「DEVIATE NITRO 3」1万9800円(税込)

 

井上氏のスピーチ後、新作のランニングシューズについて紹介されました。この「NITRO」は、同社独自の革新的なテクノロジーによって爆発的な反発力と軽量性を両立する人気シリーズとして、2021年の発売から毎シーズン進化を遂げています。「速さに化ける軽さ。」がコンセプトのDEVIATE NITRO ELITE 3は、速さと推進力がアップデートされていますが、最大の特徴が軽さです。アッパー、ミッドソールの軽量化を行い、前作よりも軽量化に成功。27.0センチで重量はわずか194グラムで、これはプーマのレース用シューズでは史上最軽量となっています。

↑前作からヒール部は厚さを増しクッショニングとリバウンドを向上させながらも約17グラムの軽量化にも成功

 

しかも、前作より4ミリ厚くなったミッドソールには革新的な「ニトロフォーム エリート」技術を搭載し、優れたエネルギーリターンを実現しています。

↑「業界最高クラスの反発力を提供できると自負しています」と語る商品企画本部の安藤悠哉氏

 

そして「誰でも履けるカーボン厚底。」のDIVIATE NITRO 3は、シューズのドロップ(踵とつま先の高低差)が10ミリドロップになったことで、より前への推進力が向上。また使用されているプレートが前作よりも伸長したことで、より足抜け、ストライドが伸びるような構造になっています。

 

この2モデルの発表に合わせて登壇したのは、箱根で実際に出場した経験のある選手です。DEVIATE NITRO ELITE 3の印象を城西大・林選手は「ミッドソールの厚さを持ちながら、安定性があるというところがすごい」。立教大・林選手は「積極的な走りに足をスムーズに移行できる。自分の足がマッチしていると感じた」。そして実際に箱根でプロトタイプを履いた立教大・稲塚選手は「8区という後半の登りに勝負があるコースでも、勝負どころの後半まで足に余裕を持って走ることができた」と絶賛します。

 

そしてDIVIATE NITRO 3との履き分けについて城西大・桜井選手は「駅伝のコースはロードの特徴や距離に合わせて履き替えたり、また練習内容に合わせて履き替えます」とタイプの異なるシューズの必要性を語ってくれました。

↑左から城西大学の林晃耀選手、桜井優我選手、立教大学の林虎大朗選手、稲塚大祐選手

 

ウルトラ史上最高傑作と超高反発限定モデル

↑左から「ULTRA 5 CARBON」3万6300円(税込)、「ULTRA 5 ULTIMATE」2万6400円(税込)※ULTRA 5 CARBONはPUMAアプリ、Soccer Shop Kamoにて限定発売中

 

続いて紹介されたのが、スピードを追求したサッカースパイク「ULTRA」シリーズの最新モデルULTRA 5 ULTIMATEです。プーマとの結びつきの深いF1マシンからのインスピレーションを融合させたULTRAシリーズですが、今回は最先端の素材と技術を駆使し、ピッチ上における加速力と俊敏性を大幅に向上させました。キャッチコピーは「電光石火、稲妻スピード」です。

↑スピードを意識するだけではなく、カットインやブレイクなどの動きに対しても安定性を発揮する

 

「ただ単にまっすぐ走る、縦へのダッシュというスピードだけではなく、カットインする時や相手を切り崩す際の一瞬のスピードなど、プレー中におけるすべてのスピードに対して今回の『ULTRA』はサポートしてくれます」と、商品企画本部フットボール担当 合志卓也氏。

↑「今回の『ウルトラ』がウルトラ史上最高傑作だと自負を持っています」と手応えを感じている合志氏

 

そして、今回新たな試みとして、ランニングでは主流になっているカーボンファイバー素材をアウトソールに採用した、超高反発の限定モデルULTRA 5 CARBONも登場しました。より速い加速を実現する革新的なスタッドの配置と方向を組み合わせた「SPEEDSYSTEM OUTSOLE(スピードシステムアウトソール)」に、素早い推進力をもたらす弾力のあるカーボンファイバー素材を合わせることで、ULTRA 5 ULTIMATEと比較すると推進力・反発力は32%向上。しっかりと加速をもたらし、高い反発力を生むことで、さらに高いスピードを実現しました。

↑カーボンファイバー素材を使用することで、推進力・反発力は32%向上した

 

堂安選手は「派手なデザインがうれしい」

ULTRAシリーズ最新作発表に、ドイツ・ブンデスリーガで活躍する2人の日本人選手が、フットボール新商品トークにゲストとして参加しました。

↑SCフライブルク所属の堂安律選手とボルシアMGバッハ所属の福田師王選手がゲスト参加

 

元北朝鮮代表で、Jリーグでも活躍したチョン・テセ氏がMCを務め、和やかなムードで始まったトークでは、まずULTRA 5 ULTIMATEの第一印象について堂安選手は「派手なデザインが好きなんで、こうした攻めたデザインは非常にうれしい」。福田選手も「自分もこの色が好きなので、カッコイイなって思いました」と好印象。

 

履いた時のフィット感について堂安選手は「フィット感はすごく良くて、僕は足幅が広いほうなんで助かります」。福田選手は「履いた時に自分に合っているなって思いましたし、ボールを蹴ってみて非常に蹴りやすかった」と笑顔で語ります。

 

そして、今回のULTRA 5 ULTIMATEの特徴であるスピードについて、カットインターンを巧みにこなす堂安選手は「特にブンデスリーガは好守の切り替えが多いので、すごく自分に合ったスパイクだと思う」と実戦を想像しながらULTRA 5 ULTIMATEの良さを実感した模様。最後にULTRA 5 CARBONを手にして、「僕自身も初めて取り組むことはあるんで、ドイツの芝に合えばトライしたい」と着用の可能性を覗かせました。

 

ランニングシューズDEVIATE NITRO 3、DEVIATE NITRO ELITE 3は7月19日より、プーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪、プーマ公式オンラインストア、PUMAアプリ、一部取り扱い店舗にて販売。

 

サッカースパイクULTRA 5 ULTIMATEは7月18日より、プーマストア大阪、プーマ公式オンラインストア、PUMAアプリ、一部取り扱い店舗にて販売。ULTRA 5 CARBONは発売中。

 

 

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A$AP RockyとPUMAがコラボ! ランシュー「プーマ インヘイル」をアップデート

プーマ ジャパンは、プーマグローバルアンバサダーで音楽アーティスト、クリエイティブディレクター、そしてデザイナーとしても知られるA$AP Rocky(エイサップ・ロ ッキー)とのコラボレーションコレクション「A$AP Rocky x PUMA」を2024年5月3日23時より数量限定で発売。

 

コレクションのアイテムは、パフォーマンス素材と機能的要素を組み合わせ、1日中ガレージで作業しているかのようなディストレスト加工を施しています。A$AP Rockyのファッションに対する知識、スタイル、カルチャーに関する知識は、成長を続けるモータースポーツのファン層に新たな視点をもたらすフルコレクションとして表現されています。

 

注目は、2000年にランニングシューズとして発売された「PUMA INHALE(プーマ インヘイル)」を オリジナルの象徴的なカラーリングでアップデートした「A$AP ROCKY x PUMA INHALE OG(エイサッ プ ロッキー x プーマ インヘイル オージー)」が登場します。

↑「A$AP ROCKY x PUMA INHALE OG」1万6500円(税込)

 

ほかには、レーシングスーツを彷彿とされるスリムフィットで、着古したようなスウェットスーツや、ドライバーの6点式シートベルトをイメージしたグラフィックのTシャツ、アクセサリーには、ドライバーたちがヘルメットの下に被っているバラクラバにインスパイアされたアイテムやグローブなどがラインアップされています。

 

 

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初めてのランニングシューズとして最適解だな!プーマの新作「Velocity NITRO 3」を履いて走ってみた感想

プーマの新ランニングシューズ「ヴェロシティ ニトロ 3(Velocity NITRO 3)」の発売に伴い行われた、都内を走る“ランセッション”「PUMA NITRO NIGHT RUN」に編集部員・野田が参加してきました。

 

スムーズな履き心地と最適なクッショニングを提供

まずは、青山学院大学が箱根駅伝で初優勝した2015年と、大会三連覇を達成した17年大会でも優勝のゴールテープを切った、プーマ ジャパン商品企画本部・安藤悠哉氏からヴェロシティ ニトロ 3の商品説明がありました。「プーマは最近、特にランニングへ力を入れています。今回はプロダクトの心地よい柔らかさとブレない履き心地を体感してもらえればと思います」とのこと。

↑プーマ ジャパン商品企画本部・安藤氏

 

ヴェロシティ ニトロ 3は、競技ランナーのジョグシューズからエントリーランナーのマラソンシューズまで、あらゆるランナーが弾む走りを体験できるシューズです。爆発的な速さを提供するプーマ独自の革新的なテクノロジー「ニトロフォーム(NITROFOAM)」と、硬クッションで安定性の高い「プロフォームライト(PROFOAMLITE)」を組み合わせたソールが特徴のノンプレートランニングシューズを採用。

↑「ヴェロシティ ニトロ 3」1万4300円(税込)。かかと〜つま先の高低差 (ドロップ)は8mm

 

これまでのモデルに比べニトロフォームを2ミリ増量することにより、クッション性と安定性を兼ね備えています。

↑クッショニングとライド感を提供するニトロフォーム。プロフォームライトと呼ばれるEVAミッドソールフォームは、安定性と耐久性を提供する2層構造

 

↑アウトソールは、「PUMAGRIP(プーマグリップ)」を搭載し、耐久性の高いラバーを使用。走っている時に見える足裏の色使いもグッド!

 

ランセッションにて程よい厚底感を体験

『ヴェロシティ ニトロ』シリーズの3代目の履き心地は、実際どうなのか? PUMA NITRO NIGHT RUNにてそれを体験してみました。大勢の参加者の中からチーム分けされ、私はYoutuberのたむじょーさんのチーム。まだまだ肌寒い夜、東京・南青山から代々木公園あたり(片道約1.3km)までを往復して走りました。

 

足を入れてみると、一体型のガセットタンとオーソドックスなエンジニアードメッシュアッパーという組み合わせですけど、フィット感は非常に高いと感じました。アッパーにはパワーテープ(PWRTAPE)が搭載されていて、これが補強と軽さを両立しています。蛍光色を使用したサイケデリックなカラーリングも特徴ですね。

↑最初に履くと「ソールがちょっと薄いな」って感じる人もいるかもしれませんが、走ると印象が変わります

 

重量は285g(片足27cm)ということ。走ってみるとそれよりも軽く感じました。カーボンプレート非搭載なので、カーボンプレート系のシューズが苦手というランナーにも良いでしょう。それぐらいの走力のランナーにも十分対応できる機能が備わっていると思います。

↑一体型のガセットタンで足との一体感を高めます。シュータンにはヴェロシティ ニトロ 3のロゴが

 

かかとで接地した時にクッションを感じやすいフィーリングですけど、“ブレない厚底”というように、どんな接地でもしっかり受け止めてくれる安定感がありますよね。

↑後日、雨の日でも走ってみましたが、アウトソールに搭載されているプーマグリップの力は問題なし

 

当日着用したのは、「ランニング用ウーブンジャケット」、「ランニング用6インチショーツ」。ジャケットは、背中にベンチレーション加工が施されているので、風通しがよく、体から発する熱を逃がしてくれます。ショーツの後面には、小物や貴重品を入れるのには便利なジップポケット付き。両アイテムに共通して言えることは、着用しているのかな?と思うほど、かなりの軽量ということ! これからの季節にはちょうどいいランニングウェアでした。

↑「ランニング用ウーブンジャケット」1万1000円(税込)、「ランニング用6インチショーツ」6600円(税込)

 

1万4300円(税込)という価格は、比較的リーズナブルなので魅力的です。プーマのシューズが気になる方は、まずこのシューズから試してみてはいかがでしょうか。とくに初心者には、初めてのランニングシューズとしておすすめと感じました。

 

 

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プーマが「MOSTRO」の第2弾発売を記念したポップアップイベントを開催

プーマ ジャパンは、「MOSTRO(モストロ)」の新作モデル「MOSTRO ECSTASY(モストロ エクスタシー)」の発売を記念したポップアップイベントを2024年3月15日と3月16日の2日間限定で東京・原宿キャットストリート「StandBy(スタンドバイ)」にて開催します。

 

実験的なルックスが特徴のモデル

1999年に発売されたシューズMOSTROは、イタリア語で“モンスター”を意味し、当時のトレンドを象徴する実験的なルックスが特徴のモデルです。60年代のスマートでありながらタフなスプリントスパイクと、80年代のリラックスしたサーフシューズからインスパイアされたデザイン。プーマのアイコニックで常識を覆す薄型のシルエットは、シグネチャーのスパイクソールや汎用性の高いストラップクロージャーが特徴的なシューズです。

↑「MOSTRO ECSTASY」1万7600円(税込)

 

↑「MOSTRO ECSTASY」1万7600円(税込)

 

今回のポップアップイベントは、ミラノとニューヨークで開催されたインターナショナル・ファッション・ウィークでのポップアップイベントやランウェイショーに続き、MOSTRO第2弾の発売を記念し、東京が選ばれています。ポップアップイベントは、3月15日と3月16日の2日間限定で開催され、MOSTRO ECSTASYを購入できるのは日本ではこのポップアップイベントのみで、数量限定の先行発売となります。他の国・地域では3月23日から一部の小売店にて発売が予定されています。

 

今回の東京でのポップアップイベント開催について、プーマのグローバルクリエイティブディレクターであるHeiko Desens(ハイコ・デセンス)は、「東京でMOSTRO第2弾の発売を祝うことができ、とても嬉しいです。今年1月の MOSTROの復刻以来、私の仕事は刺激に満ち溢れています。私にとって東京は、先進的なデザインとイノベーションの融合を体現する場所で、常に自分のスタイルに挑戦する場所でもあります。MOSTROの大胆で実験的な精神を反映させることで、このポップアップは、MOSTROの世界に生命を吹き込み、私たちに忘れられない体験を創造してくれるでしょう。」と述べています。

 

イベント名:MOSTRO POP UP

日時:2024年3月15日、3月16日

営業時間:12:00〜20:00

場所:StandBy(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目11-1)

 

 

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プーマが「EKIDEN RUSH PACK」を発表。全てのランナーの速くなりたいという思いを叶える

プーマ ジャパンはこのほど、駅伝やマラソンが本格化するシーズンに向けて、レーシングモデルを含む4つのシューズ「EKIDEN RUSH PACK(エキデン ラッシュ パック)を発表しました。「ファンランナーからアスリートまで、全てのランナーの速くなりたいという思いを叶える」というミッションのもと開発されたコレクションには、箱根への熱き想いが込められていました。

 

ランニング業界においてプーマの認知度、信頼性を高める

創業75年目にあたる2023年、最後のローンチとなったエキデン ラッシュ パックの発売に先駆け、商品、機能、特徴を詳しく説明する発表会が行われました。商品説明を前に、プーマジャパン ランニング・カテゴリーリーダーの今井健司氏が挨拶を行うと共に、プーマランニングのグローバルな中期戦略と、プーマジャパンのミッションが語られました。

↑箱根駅伝をプラットフォームの中心に据えた中期的戦略を語る今井氏

 

「ランニングの業界においてプーマというブランドの認知度、そして信頼度を高める活動をここ2年間ぐらい行ってきました。中期戦略として、『ファンランナーからアスリートまで、全てのランナーの速くなりたいという思いを叶えるブランドになる』をグローバルのミッションに、プーマジャパンでは箱根駅伝を全てのプラットフォームの中心に据えて、今後も活動を強化、継続していきます」(今井氏)

 

箱根駅伝をベースに、高校生や社会人に対するアプローチも行っており、高校では12月24日に行われる全国高校駅伝において2チームがプーマを着用して参加することが決定。そして、社会人ではニューイヤー駅伝において、3チームの着用が決定しています。

 

「2024年はオリンピックイヤーということで、プーマブランドはトップのレーシング層だけではなくファン層も含めた形でのマーケティング活動を強化していきますのでご期待ください」(今井氏)

 

プーマ独自の革新的テクノロジー「NITRO」

続いて商品の説明では、青山学院大学が箱根駅伝で初優勝した2015年と、大会三連覇を達成した17年大会でも優勝のゴールテープを切った安藤悠哉氏が登壇。安藤氏は現在、プーマ ジャパンの商品企画本部にて今回のエキデン ラッシュ バックの開発にも取り組んでいます。

↑トップレーシングモデルを手に、自身の経験をもとに駅伝の想いを語る安藤氏

 

「コレクション名にもついていますが、とにかく駅伝にフォーカスしています。私も以前、駅伝を夢見て、そして駅伝で走ることを目標に頑張ったランナーです。駅伝にかけるランナーの想いがわかる一人として、このプロダクトに関わることを非常に光栄に感じています」(安藤氏)

 

プーマ ランニングの中核となるのが、爆発的な反発力と軽量性を両立させたプーマ独自の革新的なテクノロジー「NITRO(ニトロ)」です。ニトロには、大きく4つの特徴があります。

 

【ソフト】モールドに窒素を注入し、快適なクッショニングを提供。

【超高反発】トップアスリートでテストを実施し、爆発的な速さを提供。

【アジャスト可能】それぞれのプロダクトに合わせて硬度や厚さを変更可能。ターゲットランナーに最適なニトロを提供。

【進化】日々進化し、テストを繰り返しながらさらなる速さを提供し続ける。

 

今回発表されたエキデン ラッシュ バックは、デザインにも熱い想いが込められています。個性と速さを表現したエネルギッシュなサイケデリックカラーを採用し、駅伝ランナーの力の源になる襷(たすき)をデザイン。そして100%レースで力を出し切ってほしいという想いがデザインにも込められています。

↑駅伝の象徴である襷デザインの中には、「パワー オブ 襷 フォア エキデン」と「襷が力になる」の文字が入る

 

↑今回、記念すべき100回大会を迎える箱根駅伝。そこにもかけて、富士山と日の丸を表すパッチには100%力を出し切ってほしいという想いも込められている

 

「プロダクトはテクノロジーが重要ですが、あえてデザインにもこだわっています。ランナーの方はわかると思いますが、レースに挑む前、シューズを履く瞬間は一つスイッチを入れるタイミング。そこで、こういったカラー、それからデザインを見て、もう一度スイッチを入れてレースに挑んでいただきたい。開発はグローバルで行っていますが、日本からのインプットで駅伝ランナーのためにデザインしています」(安藤氏)

 

サブ2.5は約1分24秒、サブ3.5は約2分30秒の短縮を実現 

今回エキデン ラッシュ パックとして登場するのが4モデル。

 

「FAST-R NITRO ELITE 2(ファスト アール ニトロ エリート 2)EKIDEN RUSH」

「DEVIATE NITRO ELITE 2(ディヴィエイト ニトロ エリート 2)EKIDEN RUSH」

「FAST-FWD NITRO ELITE (ファストフォワード ニトロ エリート)EKIDEN RUSH」

「DEVIATE NITRO 2(ディヴィエイト ニトロ 2)EKIDEN RUSH」

 

なかでも、ランナーの速さをよりサポートできるよう、非常に高いアップグレードになっているのがトップレーシングモデルのファスト アール ニトロ エリート 2 EKIDEN RUSHです。

↑前モデル「ファスト アール ニトロ エリート」から進化した、「ファスト アール ニトロ エリート 2 EKIDEN RUSH」3万5200円(税込)

 

フォーカスポイントは3つあります。まずは推進力。同モデルはカーボンプレートが前作に引き続き採用されていますが、今回はプレートを突き抜けた構造にしたことで、ストライドを伸ばす効果もあります。次に反発は、前作同様にミッドソール素材に「NITRO ELITE FORM(ニトロ エリート フォーム)」を採用しています。製法を変えることで前作のニトロ エリート フォームとは全く違う別物としてアップグレード。アッパーでも、フィット感を高めるための「ULTRA WEAVE(ウルトラウィーブ)」にはサポート性、軽量性に優れた素材が採用されています。

↑左側が前モデル、右側が今回のファスト アール ニトロ エリート 2との前方推進力の比較。親指に力が乗りやすくなったことで、つま先の方までしっかりと体重移動ができるようになった

 

↑ランニングエコノミー(効率性)は前モデルから1.3%向上し、プレートも構造によりストライドは1.2%長くなった

 

↑前モデルと比較して、2時間半のサブ2.5ランナーの場合、フルマラソンでタイムが約1分24秒短縮。サブ3.5ランナーの場合、タイムが約2分30秒と大幅に短縮できることがデータで証明された

 

速さむき出しのトップレーシングからファンランナー向けモデルまで

残りのエキデン ラッシュ パックは以下の3モデル。まずは推進力がありながらも、レーシングモデルと比べてクッショニング、安定性を向上させたファンランナー向けのディヴィエイト ニトロ エリート 2 EKIDEN RUSH。

↑「ディヴィエイト ニトロ エリート 2 EKIDEN RUSH」2万9700円(税込)

 

前足部が削れている独特な形状は山登りといった傾斜にも非常に合っていると、好評のファストフォワード ニトロ エリート EKIDEN RUSH。

↑「ファストフォワード ニトロ エリート EKIDEN RUSH」3万1900円(税込)

 

ロングレースでも最後までサポートし、フォアフットからヒールストライクまで、どんな接地走法のランナーにも対応するディヴィエイト ニトロ 2 EKIDEN RUSH。

↑「ディヴィエイト ニトロ 2 EKIDEN RUSH」2万2000円(税込)

 

元箱根走者のアスリートも太鼓判!

発表会の最後には、箱根駅伝を経験し、現在はプーマ契約アスリートとして活躍している中西亮貴選手と米満怜選手が登壇。ファスト アール ニトロ エリート 2 EKIDEN RUSHのインプレッションを語ってくれました。

↑左からコニカミノルタ陸上競技部所属の米満選手、トーエネック陸上競技部所属の中西選手

 

すでに練習で着用している両選手のインプレッションについて。中西選手は「反発力がすごく強く、グリップ力が素晴らしいという第1印象を受けました」。米満選手も「キタって感じで、テンションめちゃめちゃ上がって、柔らかいし、反発もあるし、最高のシューズだなって。それしかなかった」と揃って反発力の高さを実感しています。

 

また、中西選手は雨の中で出場したMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)を振り返り、グリップ力の良さに驚いたとのこと。「レース後に参加した周りの選手から『走行中滑らなかった?』と聞かれたんです。ファスト アール ニトロ エリート 2 EKIDEN RUSHは全然滑らなかったので、グリップ力が優れているを感じました」。米満選手も「カーボン剥き出しなところなど、シンプルにかっこいい」と笑顔で話しました。

 

新春の風物詩として毎年様々なドラマで感動させてくれる箱根駅伝。ランナーにとって誰もが特別な想いを持つ“襷”を纏ったエキデン ラッシュ バックには、トップランナーだけでなく、ファンランナーの「速くなりたい」を叶えてくれるモデルが揃っています。駅伝の想いが込められた一足に、あなたもきっと出会えるはずです。

 

今回発表されたエキデン ラッシュ パックは、プーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア 大阪、プーマ公式オンラインストア、プーマアプリ、一部取扱い店舗にて販売します。

 

 

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ミタスニーカーズが手掛けたプーマ「ディスクブレイズ」! 上野動物園のジャイアントパンダをイメージした限定スニーカーだよ

1993年に登場し、ストリートシーンで大きな影響を与えた、プーマのハイテクモデル「ディスクブレイズ」。当時のプーマが誇ったテクニカルシステムを備えた同モデルは、多くの人々を魅了。そんなディスクブレイズをベースに、上野発の名スニーカーショップ「ミタスニーカーズ」が手掛けたコラボレーションモデルがリリースされました!

 

【プーマ「DISC BLAZE OG MS “UENO PANDA” “mita sneakers”」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

巧みな素材&カラーアレンジで大熊猫を表現!

本作はミタスニーカーズの拠点である上野の名所「東京都恩賜上野動物園(通称:上野動物園)」の“大熊猫(ジャイアントパンダ)”をデザインソースにアレンジ。アッパーはホワイト&ブラックで仕上げ、トゥボックスに毛足の長いアクリルファーを配して大熊猫を表現しています。見た目だけでなく、革命的なディスクシステムを搭載し、最高の履き心地を実現するオリジナルクッショニングシステムであるトライノミック搭載と、もちろん性能もバッチリです。

 

【POINT1】トゥ部はパンダの体毛?


トゥボックスには毛足の長いアクリルファーを配しています。大熊猫を体毛を想わせるよう。

 

【POINT2】笹の葉のグラフィック

インソールには笹の葉と、ミタスニーカーズを象徴するフェンスをモチーフにしたグラフィックをオン。

 

【POINT3】DISCダイヤルシステム

アッパーの甲上部分にはディスクを配置。このディスクを回すことでワイヤーが巻き上げられ、好みのフィッティングを手軽に調節できます。

 

【POINT4】着地時の衝撃吸収性と安定性を実現

柔軟性のあるハニカム構造のラバーによって、着地時の衝撃吸収性と安定性を実現したクッショニングシステム「トライノミック」をミッドソールに搭載し、快適な履き心地を提供。

 

 

90年代ストリートシーンに革命をもたらしたスニーカー・ディスクブレイズと、上野動物園の大熊猫を融合させてしまうとは、まさにミタスニーカーズらしい切り口が光りますね。モノトーンでシンプルながら、トゥのファーでインパクトも抜群。プーマの歴史と上野の魅力が交差する、素晴らしい一足と言えるかと思います。

プーマ

DISC BLAZE OG MS
“UENO PANDA” “mita sneakers”

2万2000円(税込)

 

ミタスニーカーズ

https://www.mita-sneakers.co.jp

プーマ「ディヴィエイト ニトロ 2」、“軟いけれど跳ねる”大胆不敵な野心作!/「大田原透のランニングシューズ戦線異状なし」

ギョーカイ“猛者”大田原 透が、走って、試して、書き尽くす! ランニグシューズ戦線異状なし

2023「プーマ」冬の陣②ディヴィエイト ニトロ 2の

 

ランニングシューズブランド自慢の逸品を、走って、試して、書き尽くす本企画。今回は、北米のランニングカルチャーの拠点ボストンで開発された、プーマのランニングにおける世界戦略シューズ「DEVIATE NITRO 2(ディヴィエイト ニトロ 2)」である。

↑「ディヴィエイト ニトロ 2」 1万9800円(税込)。カーボンプレートを搭載し、“誰でも履けるみんなの厚底”を掲げる、プーマランニングのスタンダードモデルのひとつ。写真の2023SSカラーは、2月上旬発売

 

「プーマがお薦めするシューズは『ディヴィエイト ニトロ 2』。“誰でも履けるみんなの厚底”というコンセプトのシューズです」

 

と語るのは、プーマのランニングの商品企画担当・安藤悠哉さん。見るからに“速そう”な雰囲気の安藤さん。それもそのはず、青山学院大学駅伝部の元主将という“ホンモノ”のランナーだ。前回の萩尾社長も含め、ランニングに対するプーマの意気込みが伝わってくる布陣なのである。

↑安藤悠哉さん/プーマ ジャパン株式会社マーチャンダイザー。箱根の10区を走り青山学院大学3連覇・大学駅伝3冠のゴールテープを切った、陸上競技部の元主将

 

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プーマ ジャパン社長が目指す「グラスルーツ開拓」の先にあるものは?/「大田原透のランニングシューズ戦線異状なし」

 

ビギナーでも履ける、カーボン入りシューズを開発

ディヴィエイト ニトロ 2は、見た目は流行の厚底シューズ。しかも、トップランナーが使うようなカーボンのプレートが入っている。この連載企画は、あくまで、普通の人が快適に走れるシューズが対象。ちょっと不安である……。

 

「カーボンプレート入りのシューズは、トップランナー向けと思われがちです。しかし、ディヴィエイト ニトロ 2は、トップランナーのトレーニング用として、ビギナーの方にも、普段から履いてもらえるシューズとして開発されました」(安藤さん)

↑シューズ中央の凹み奥にチラリと見えるのが、カーボンの「パワープレート」。中足部だけでなく、足裏全面に入っている。また、アウトソールには「プーマ グリップ LT」と呼ばれる、グリップ力が強く、かつ削りにくく耐久性に優れる素材が使用されている

 

カーボンプレートの特徴は、カーボンの硬さによる反発性だ。そのため、ひとつ間違うと怪我のリスクを高める可能性が付きまとう。それが、走る筋肉を鍛え上げたランナーのシューズを対象に、カーボンが採用されている理由でもある。ディヴィエイト ニトロ 2が、カーボンプレートを搭載しつつ、ランニングのビギナーにも履けるシューズになっている秘密は、ミッドソールにあると安藤さんは語る。

 

ミッドソールは、驚くほど軟らかい!

「ディヴィエイト ニトロ 2のミッドソールには、高い反発性とクッション性を持つ、2種類のフォーム材を採用しています。ひとつは、かかとから前足部にかけての『ニトロ フォーム』。もうひとつは、前足部を中心に入れている、さらに軽量で高反発な『ニトロ エリート フォーム』です。ニトロ エリート フォームには、『陸上競技のスパイクにも使用されている高反発な特殊素材』も注入されています」(安藤さん)

 

実際に触れてみると、前足部の「ニトロ エリート フォーム」は驚くほど軟らかい。プーマは、独自のフォーム材の素材は企業秘密ということだが、一般的なクッション材であるEVA素材にはない驚異的な軽さと軟らかさがある。

↑ミッドソールのホワイト部分が、ニトロ フォーム。グリーンがニトロ エリート フォームだ。プーマは、早くからミッドソールの現在の流れのひとつである、エラストマー系素材に注目し、製品化してきた。エラストマー系素材は、軽量で高反発、温度や湿度などの環境に左右されにくく、劣化もしにくい(しかしコストが高い!)。プーマのニトロ フォームとニトロ エリート フォームは、エラストマー系素材と考えるのが自然だろう

 

“誰でも履けるみんなの厚底”

「2層構造により、かかとから前足部にかけてのニトロフォームで着地の安定性を保ち、前足部のニトロ エリート フォームによって軟らかさと高反発性を実現しています。この構造によって、ディヴィエイト ニトロ 2は、カーボンプレートを搭載しながら、ビギナーでも走れるシューズになりました」(安藤さん)

 

ディヴィエイト ニトロ 2は、前足部からかかとにかけて曲率(いわゆるロッカー構造)が比較的にフラットだ。ロッカーが大きい、ゆりかごの形状だと、転がるように進む。確かにスピードが出るのだが、これまた怪我のリスクを高める可能性がある。

 

「いわゆる“シューズに走らされる”ことがない設計です。前足部にあるロッカーも、フォーム自体が軟らかく沈み込むため、見た目ほど大きくありません。自分の感覚でしっかりと地面を踏んで、でもプレートの推進力を感じてもらえるので、 “誰でも履けるみんなの厚底”なのです」(安藤さん)

↑初代「ディヴィエイト ニトロ」から大きく変わったのは、かかと部分。軽量化を求めて、レーシングに近い肉薄タイプを、肉厚タイプに変更。しっかりとホールドさせたという

 

「カーボン入りシューズの敷居を下げる」

そもそも、ディヴィエイト ニトロ 2にカーボンプレートを入れた意図は、何なのだろう? 軟らかなミッドソールのフォーム材とカーボンプレートは相反する組み合わせなので、大いに気になる。

 

「シンプルに“速さを味わっていただきたい”という理由です。初代の「ディヴィエイト ニトロ」は、2021年SS(春夏)に登場しました。まさに、各社のプレートシューズが一斉にローンチされたタイミングです。プーマは、カーボンプレート入りのシューズの敷居を下げる、というコンセプトを2代目のディヴィエイト ニトロ 2にも継承しています。このシューズで使用されているカーボンプレートは、フルサイズながら、ハードになり過ぎないナチュラルな成型を施しています」(安藤さん)

 

前回ご登場いただいた萩尾社長の話でも、「ディヴィエイト ニトロ 2は、着地のファーストインパクトは軟らかだけれど、カーボンが弾いてくれるので良く進む」と評価していた。これは、試さずにはおれないぞ!

 

プーマのグローバル75周年を祝ったデザインのディヴィエイト ニトロ 2ブラックカラーモデルには、アニバーサリーのインソールが入り、2023年4月より展開予定。75周年モデルは、ディヴィエイト ニトロ 2の他にも、レーシングモデル、サッカー、ランニングアパレルでも予定している。

 

いよいよ、ディヴィエイト ニトロ 2を試走!

開発の話をたっぷり聞いたところで、ディヴィエイト ニトロ 2の試走スタート! まずは、シューズに足を入れた感覚およびウォーキングのインプレを行った。そして、初心者も含め、多くの方々がランニングシューズを履く、3つの理由に合ったペースで実際にフィールドを走ってみた。

 

最初は、「運動不足解消」が目的、1㎞を約7分で走る(=キロ7分)の~んびりペース。続いて、脂肪を燃焼させる「痩せラン」に適した、1kmを約6分で走る(=キロ6分)ゆっくりペース。最後は、距離ではなく、走る爽快感重視の、1㎞約430秒~5分で走る(キロ4.55分)「スカッとラン」。ディヴィエイト ニトロ 2、どこまで走れるのか、とくとご覧あれ!

 

【まず、履いてみた!(走る前の足入れ感&ウォーキング)】

足入れは、軟っ♡ 今までに履いたどのシューズでも得たことのない感覚。私の足は、昔気質の登山靴などの硬~い靴に慣れてきたので、最新技術を投入したミッドソールによる足入れの軟らかさには、正直、舌を巻かざるを得ない。軟いけれど跳ねる、という矛盾する機能を持つ野心的なシューズだけに、なるほど驚くほど軟らかだ。

 

ウォーキングでも、シューズの感覚を確かめる。トゥ(つま先)の反り返りはキツくなく、安定している。厚底シューズの多くが、かかととつま先とが弧を描くロッカー構造を採用している。理由は、ミッドソールのクッション性が高すぎると、推進力が得られないため、ロッカー構造で転がるように進むからだ。しかし、ディヴィエイト ニトロ 2には、カーボンソールが採用されている。推進力をロッカー構造に頼る必要がない、ということだろう。

 

【運動不足解消ジョグ(1㎞を7分で走るペース)】

運動不足の解消のペースは、ゆ~っくりが基本。景色を楽しんだり、気になるガーデニングショップに寄り道したりなど、運動習慣を楽しく身に付けたい。ディヴィエイト ニトロ 2は、着地の軟らかさに反して、バネがある。実際に走っても、着地時のフォームの沈み込みと連動して、カーボンプレートの反発性が発揮されているように感じる。転がらない安心感、しっかり地面をつかむ安定感があるのだ。シューズの重量は片足262g(27㎝)と若干重めだが、気になるほどではない。

 

【痩せラン(1㎞を6分で走るペース)】

走る運動習慣が付けば、カラダをシュッと絞るべく、週2回以上のランニングを心掛けたい。ディヴィエイト ニトロ 2のミッドソールには、クッション性の高さと反発性を併せ持つ軽量のニトロ エリート フォームが搭載されている。ニトロ エリート フォームは、低速では軟らかく、高速では反発性を発揮する。少しスピードを上げると、ミッドソールのパフォーマンスを体感できる。軟らかさはあるが、沈む感じはなくなる。カーボンプレートと共に、カラダが前に進むのだ。

 

距離を踏むと、普段のランニングではない筋肉の使い方を感じる。理由は、やはりカーボンプレートの存在だろう。データを取った訳ではないが、蹴り出しの位置が、他のシューズよりも手前(中足部)にある印象だ。土踏まずのアーチや母指球から強いバネで押し出される感じ。なお、私はファンラン志向の昭和のヒールストライカー(かかと着地)なので、カーボンのバネをより強く感じたのかもしれない(前足部=フォアフットで着地する方は、異なる感覚を得るはず)。

 

今回のインプレでは違和感はなかったが、毎日10㎞以上走る頻度の高いトレーニングを積むのであれば、今どきのカーボンソールを履きこなすべく、フォアフットでの着地にフォーム矯正をするか、時間をかけてシューズを慣らした方が賢明だろう。マイルドな乗り味ではあるが、カーボンはカーボン。速さと硬さという諸刃を持つという特性を、忘れてはならない。

 

【スカッと走(1㎞を4.5~5分で走るペース)】

荒川(東京)の河川敷で行われた記録会でも、ディヴィエイト ニトロ 2を履いてみた。10㎞を4分40秒のペースで走る。ひゅ~、脚が残っている感覚♡。もっとペースを上げたくなるほどだ。なるほどカーボンソールは、しっかり走りをアシストしてくれている。一歩のストライドが大きく感じるし、10㎞走り終えても、まだ脚が残っている感覚だ。まだまだ速く走れそう。

 

しかしながら、このスピード感に、私の心肺機能や筋や腱が追いつくかは、全く別の問題。カーボンのバネに私の足が慣れていないため、アーチと足首回りに今までにない刺激を感じた。ハーフマラソン(21㎞強)で試すのは、もう少し普段のトレーニングでディヴィエイト ニトロ 2を履きこんでからだ。それにしても、ディヴィエイト ニトロ 2のカーボンプレートの速さの魅力は捨てがたい

 

撮影/中田 悟

 

 

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プーマ ジャパン社長が目指す「グラスルーツ開拓」の先にあるものは?/「大田原透のランニングシューズ戦線異状なし」

ギョーカイ“猛者”大田原 透が、走って、試して、書き尽くす! ランニグシューズ戦線異状なし

2023「プーマ」冬の陣①プーマ ジャパン社長インタビューの巻

 

私たちが走る理由は、さまざま。体脂肪燃焼、なまったカラダの運動不足解消、仕事のストレスを走って吹き飛ばす、などなど……。そんな我々の走る足にぴったりのシューズを求め、ブランド各社の門を叩いて回り、開発コンセプトを聞き、走ってインプレッションするのが本企画。

 

で、今回訪ねたのは、東京・大崎のプーマ ジャパン。出迎えてくれたのは、プーマ ジャパン代表取締役社長の萩尾孝平さん。ご覧の通りのバリバリのランナー体型の萩尾さんは、やり手のビジネスパーソンでもあり、世界でその名が知られる製品開発のレジェンドでもある。

↑萩尾孝平さん/プーマ ジャパン株式会社代表取締役社長。グローバルでの長年のランニングシューズ製造開発の経験を持つ、スポーツ用品業界でその名を知らぬ人なしのレジェンド。2012年にGlobal Head of Running/Training Footwearとして、プーマグループへ移籍。ボストンのプーマ本社を拠点に、ランニング/トレーニングカテゴリーにおけるシューズビジネスを統括した。2018年にプーマ ジャパンの取締役営業本部長に就任後は、ホールセールマーチャンダイジング本部長も引継ぎ、プロダクトから営業まで日本でのビジネスを統括。2021年10月より代表取締役社長となる

 

プーマが、現在注力しているのは“速く走る”レーシングモデルだという。今回の「ランニングシューズ戦線異状なし」は、プーマの世界戦略におけるランニングシューズの位置づけについて。ジャパンの社長が語る、なかなか聞けない話をお届けしよう!

 

萩尾社長が語る、ランニングシューズ世界戦略

「スポーツメーカーとしてのプーマのルーツは、パフォーマンススポーツにあります。にもかかわらず、プーマのラニングシューズに対して、印象が薄い方がいることも事実です」(萩尾さん)

 

今年、設立75周年を迎えるグローバルスポーツブランド、プーマ。フットボールを思い浮かべる方も多いが、引退したウサイン・ボルトを持ち出すまでもなく、陸上競技はプーマのオリジンでもある。

 

「フットボール、ランニング、ゴルフなどのパフォーマンス分野は、ご存じのようにプロダクト開発、マーケティング、選手など、さまざまな投資が必要です。ここのところプーマの急成長で、新規投資のベースが4、5年前から整ってきました。ランニングシューズの開発も休まず続けていましたが、やっと、良い商品としての実が結んできました。

 

ランニングシューズ強化の優先順位が“速く走る”モデルである理由は、プーマが、スポーツメーカーとしてのクリエイティブを打ち出し、オーセンティックなメーカーという信頼性を勝ち得るためです。これを語る際に忘れてならない視点は、昨今の厚底+カーボンソールのムーブメントです。それまで選手は、契約によって履くシューズが決まりましたが、厚底+カーボンソールで一変しました。本当に良い製品を作って、しっかりと選手に向き合わないと、トップ選手が履かなくなりました」(萩尾さん)

 

プーマは2021年2月に、新素材「NITRO FOAM(ニトロ フォーム)」をミッドソールに搭載した新作ランニングシューズ4モデルを発売した。その中でも「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)」は、「ビギナーランナーからトップ選手まで」をターゲットにしたモデルとなっている。

↑センセーショナルに登場した、プーマのランニングシューズ「ディヴィエイト ニトロ」

 

プーマのランへの“本気度”は、サッカーと互角!

私たちも、“トップ選手が履いているシューズ=良い製品だよね”と漠然としたイメージは確かにある。しかし、ピナクル(頂点)を取っていき、そこからシャワー的にマスに広げるというのは、古典的な手法とも言えそうだが……。

 

「ランニングは、フットボールとともに、プーマの世界戦略の最重要カテゴリーです。トップ選手に選ばれたことを一つのエビデンスとして、一般の人たちにもプーマのシューズを選ばれる流れを作りたいと考えています。製品の善し悪しでユーザーが物を選ぶ時代だからこそ、こうしたやり方が必要なのです」(萩尾さん)

 

プーマの北米本社があるボストンには、ランニングとトレーニングの企画開発拠点が置かれている。かつては萩尾さんも、ボストンでシューズの企画開発のトップとして、プーマのランニングシューズ作りに携わってきた。

 

「ボストンの企画開発拠点は、私がいた4年前に比べ、2倍の規模に拡張しています。バイオメカニズム(運動力学)のチームは、ボストンだけでなくドイツにも置かれ、外部のエンジニアとも連携して技術開発やテストに携わっています。ドイツとアメリカの大学から科学的なフィードバックを得る体制も整えていますし、シンプルなシューズなら、ボストンオフィス内のラボでも行えます。

 

私もボストンに行った際は、古巣の企画開発チームに顔を出して話をします。ボストンのチームも、日本のレポートを重要視しています。日本の“本気度”が評価されていますし、『EKIDEN』はグローバルでも話題に上がる共通ワードですから」(萩尾さん)

 

プーマのテクノロジーとスピリットは、今再びランニングへと注がれ、2021年より本格的に長距離ランニングへの商品展開、サポートへとつながっている。日本では、2021年4月より立教大学体育会陸上競技部 長距離ブロック 男子長距離パートとのパートナーシップ契約を締結し、ユニフォームやトレーニング、レース時のウェア、シューズなどのサポートを開始する。

↑1月23日より発売する日本限定、特別デザインのランニングシューズシリーズ「FASTER PACK(ファスター パック)」。「DEVIATE NITRO ELITE 2 EKIDEN(ディヴィエイト ニトロ エリート 2 エキデン)」、「FAST-R NITRO ELITE EKIDEN(ファストアール ニトロ エリート エキデン)」の2モデルをラインアップしています

 

クールなブランドが採る、ホットな“グラスルーツ”開拓

「プーマ ジャパンも、ランニングの強化、本気度をスピードアップしています。例えば、プーマのトレーニング用のスウェットと、ファストファッションのスウェットが同じような値段だったら、プーマが選ばれる理由は、どこにあるでしょう? それは、やはりプーマの“後についているブランドイメージ”ですよね。アスリートが着こなしているかっこいいイメージは、お客さま自身にも投影されます。これだけ物の選択肢が増えた時代だからこそ、値段以外の付加価値、つまりスポーツシーンでの満足感が与えられることが重要なのです。

 

だからこそ、グラスルーツ(草の根的な取り組み)も大切です。単に“良いものを作りました、選手が着ました”だけでは、お客さまはプーマの製品を手に取ってくれません。プーマのランニングの知名度は、まだ足りていません。私たちは、プーマのプロダクトを知ってくれていて、プーマというブランドの良さを理解してくれるお取引先の皆さんと、もっと密な取り組みをしたいという話をしています」(萩尾さん)

 

プーマ=“お店で出逢える”ブランドを目指す

ランニングシューズの企画開発のレジェンドである萩尾さんは、4年前にボストンから日本へ拠点を移した。その理由は、日本におけるプーマブランドの成長。そして3年後、グローバル企業であるプーマは、販売の責任者であった萩尾さんを日本支社の社長に据える。プーマの“本気度”は、半端なものではない。

 

「今は、本当に“ちゃんと一緒に取り組みをしていきましょう”という意識を感じられるお取引先を中心にお取り扱いいただいています。取り扱いを拡げても、お店に来るお客さまが手に取ってくれなければ、最終的にはマークダウン(値引き)です。選手が履いて信頼性を高めようとしている一方で、店頭で何%オフっていうのは、やはり正しくありません。

 

お店のスタッフも、プーマのシューズを履いてくれていて、お客さまに“良かったです”というコミュニケーションができる環境を整えています。昨年やったことは、試し履きイベントです。週末、プーマのスタッフを、さまざまなスポーツショップへ派遣して、お客さまひとりひとりとのコミュニケーションを、丁寧にやっています」(萩尾さん)

 

確かに、ネット通販の拡大などを受けて、店舗でのイベントは減少している。しかも新型コロナの流行は、こうした流れを一気に加速した。ひと昔前は、萩尾さんの指摘するように、毎週末、新製品の販促イベントで小売店の店頭は賑わっていたのだ。“お店で出逢う”楽しみを、無くすには余りに惜しい体験だ。

 

「今年はさらに拡大して、店頭でプーマの製品を試すだけでないイベントを、主要都市を中心にしようと思っています。それは、シューズを実際に履いて、プーマのメンバーと、普段できない練習を体験するイベントです。製品の良さを体験してもらって、“こんな走り方すると、この機能ってすごく出せるんですよ”ということをしたいのです。お客さまが製品の良さを感じてもらえるアクティビティを、グラスルーツでやっていきたいのです」(萩尾さん)

↑「体験イベントでは、エリートランナー向けのカーボン入りシューズも試してもらえるように考えています。このレーシングモデル(ファストアール ニトロ エリート)は、実は、かかとで着地した方が、カーボンの良さが増しました。カーボンのシューズは、フォアフット(前足部)着地が一般的ですが、私たちも走りながら気づきました。そんなやり取りを皆さんとしたいのです」(萩尾さん)

 

ビジネスミーティングは、走りながら(例えじゃなく、マジで!)

「お取引先とのミーティングも、走りながらすることが少なからずあります。先日も、九州のある専門店さんが東京に来られた際、スケジュールがないので、朝7時に皇居で待ち合わせて、1時間ほど走りながらミーティングしました(笑)」(萩尾さん)

 

萩尾さんは、社長にしてランナー。例え話ではなく、実際にビジネスミーティングを走りながら行う。かく申す筆者も、以前、ニューヨークで行われたプーマの記者発表の朝、一緒に走りながら開発秘話を聞き出した。萩尾さんは、ビジネスでもタフだが、マインドとフィジカルはさらにタフなのだ。

↑今回のインタビューは、オンロード&オフィスにて! 萩尾さんは、月間350㎞走るというガチランナーなのだ

 

「しかし今、個人的に大切にしているのは、走り続けるカラダの維持です。フルマラソンなどを頑張ってしまうと、怪我して走れなくなります……。実際私自身がそうなりかけていたので、毎朝、自分のカラダと相談しながら走っています。走るのは朝なので、ペースは5分半ぐらいからスタートして、上げても4分40ぐらいまでですね。月間の走行距離は、300~350㎞ほどでしょうか。まぁ、日課ですから。マラソン大会に行きましょうって、お取引先の方からも、いつもけしかけられています(笑)。

 

カーボンが入っているシューズは、ストライドの伸びが、やはり全然違います。一般の人たちにも、カーボンによって、もっと気持ちよく走れる感覚を得てもらいたいと思っています。今回、実際に試してもらうシューズは、“軟らかい着地だけど、進む”のが最大の特徴です。トゥスプリントの傾斜も緩やかなので、一般の人たちが踵着地で走るゆっくりのペースでも違和感がありません。軟らかくもあり、弾いてくれる感覚もあるすごいシューズだと思います。“誰でも履けるみんなの厚底”モデル、楽しんでください」(萩尾さん)

↑次回は、最新「ディヴィエイト ニトロ 2」を手に持つプーマのランニング商品企画担当、安藤悠哉さん(写真左)の話を掲載する予定だ。安藤さんは、なんと、箱根の10区を走り青山学院大学3連覇・大学駅伝3冠のゴールテープを切った、陸上競技部の元主将なのである

 

走るテンションもマックスになったところで、萩尾さんイチオシのシューズ「DEVIATE NITRO 2(ディヴィエイト ニトロ 2)」の紹介、そして実際に走ったインプレは、次回にお預けだ!

 

撮影/中田 悟

 

 

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2022年、「ブラボー!」だったスニーカー5選。独断と偏見色強め。

2021年に続き、ハイエンドファッションブランドとのコラボによるハイプなスニーカーや、80年代&90年代のバスケットボールシューズやランニングシューズの復刻モデルが続々とリリースされた、2022年のスニーカーシーン。

 

ほかにも「NIKE(ナイキ)」や「HOKA(ホカ)」の厚底のランニングシューズや、「Salomon(サロモン)」などのトレランモデルといった、本格パフォーマンスモデルに熱い注目が注がれたことも見逃せません。

 

そこで今回は、2022年に登場したスニーカーの中から、 年間あたり400足近く取材している筆者ならではの視点で「ブラボー!」と思ったスニーカー5モデルを披露。あくまでもワタクシ本間の独断と偏見ですので、予めご了承下さい!

 

【その1】90年代の記憶を蘇らせるファットフォルムに惹かれました!

アディダス オリジナルス

アディマティック

1996年に発売され、東京でのスケートボードやストリートバスケットボール、ハードコアバンドといったアンダーグラウンドカルチャーシーンを中心にカルト的な人気を博した伝説のモデルが、アディダス オリジナルスの「ADIMATIC (アディマティック)」。2022年3月に初となる復刻モデルが登場した際には、かなりの興奮を覚えましたね!

 

このモデルのポイントとなるのが、スエードレザーによるボリューミーなシルエット。そしてそれに合わせた極太のスリーストライプスとファットシューレース。当時カルト的な人気を誇ったこのデザインは懐かしさだけでなく、現代においては新鮮な印象となっています!

 

【その2】鉄板「スウェード」に加わったゴアテックスエディション!

プーマ

スウェード VTG GTX

1970年代後半〜1980年代中期まで、旧ユーゴスラビアで生産されていた時代のスウェードを復刻した「スウェード VTG」。そのシンプルでクラシックなデザインはそのままに、「スウェード VTG GTX」はアッパーにゴアテックスを使用し、機能性を大幅に向上させています! アッパーの表地は、スエードとヌバックと合成繊維のコンビネーション仕様。ライナーやアッパーの通気口はゴアテックスのメンブレンでカバーしています。

 

また、従来のスウェードとは異なり、シュータンをアッパーと全面つなぎ合わせるガセットタン仕様を採用。ライニング素材のみならず、構造上も水が入りづらい機構となっています。バスケットボール、スケートボード、ストリートダンス、ミュージック、ファッションなど様々な分野で50年以上愛されているローテクシューズとハイテク素材との融合。筆者はそのギャップに萌え、釘付けにされた一足です!

 

【その3】ナイキ「アルファプロジェクト」が産んだ傑作!

ナイキ

エア クキニ

ナイキが持つ最高峰のシューズテクノロジーと最先端デザインとの融合を目指して1998年に指導した「アルファプロジェクト」。そこからは「エアプレスト」や「ズームサイズミック」、「フライトポジット」といった斬新なモデルが続々と投入されて、大変話題になりました! そんな「アルファプロジェクト」から2000年に登場したのが「エア クキニ」です! 本作は、そのエア クキニの復刻版として4月にリリースされ、2022年は様々なカラーリングが展開されました。

 

ちなみに筆者はオリジナルが発売された当時、アトモスの前身である原宿の「チャプター」で、代表の本明氏からススメめられて、ズームサイズミックと共に購入した一足です。アッパーがボロボロになるまで履き潰した、若かりし頃の思い出のスニーカーです。コレはもう好きでないはずはありません!

 

【その4】今季のスニーカートレンドにバッチリハマる一足!

ニューバランス

M991

ニューバランスが展開するオンロードモデル「90Xシリーズ」。第1弾の「990」が大ヒットを記録して以来、1986年に「995」、1988年には「996」と、スニーカー史に名を刻む名機が続々とラインナップ。まさにニューバランスの“顔”とも言えるシリーズです。その第8弾として2002年にリリースされたのが「991」です。90年代の流れを汲んだハイテクデザインと、当時の最先端テクノロジーを併せ持つ名作で、ニューバランスファンから絶大な支持を得ています。そんな「991」の20周年を記念して登場したアニバーサリーモデルが今作となります!

 

こちらのネイビーのカラーリングは、オリジナルのセカンドカラーを再現したもの。清潔感と、どことなく凛とした雰囲気が漂いますね。個人的リサーチだと今シーズンの足元のトレンドは、ハイテク系ニューバランスでした! 「990」や「2002」と言った、近未来的なルックスの復刻モデルに、ストリートでは熱い注目が集まっています。そんな今の気分にピッタリとフィットしているのが、まさに「991」!筆者としてもぜひとも取り入れたい一足です。

 

【その5】2000年代初頭に熱くさせたヤツです!

ニューバランス

MT580 OG2

ニューバランスから、1996年に登場したトレイルランニングモデル「MT580」の復刻版。2000年代初頭に、当時の人気ファッションブランド「リアルマッド ヘクティク」や「ステューシー」、そして上野の鉄板スニーカーショップ「ミタスニーカーズ」とのトリプルコラボレーションモデルがたびたび登場。私の脳裏には、センス溢れるカラーリングでワクワクしていた記憶がしっかりと残っています! 残念ながら、経年劣化で加水分解してしまった物も何足か保管してあります。そんなMT580の復刻版となれば、好きにならない理由はありません!

 

今作の、このド渋いネイビーカラーがたまりませんね。本作のカラーリングは、「MT580」のベースとなった、「585」のオリジナルカラーからインスパイアされたもの。2000年代当時のビビッドなカラーリングによるコラボモデルとはまた違った、シックで落ち着きのあるテイストが、素敵です!  昨今のシック×ハイテクなニューバランス人気ともリンクしていますね。

 

2022年もたくさんのスニーカーと出会った中、いや~5モデルに絞るのは苦労しました……。今回紹介した5モデルに、あなたの気になる一足はありましたでしょうか? 今回挙げたモデルの中には、登場してからだいぶ時間が経っている物もありますが、ネットなどで探せば入手できるものもあると思いますので、ぜひとも参考にして下さいね!

 

 

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70’s欧州向けに作られたプーマ「ウィークエンド」。それは現代のビジカジスタイルにも最適だった!

プーマが1970年代中期にリリースしていたライフスタイルシューズ「ウィークエンド」。そのモデル名が表すように、週末(余暇)の時間に履いてもらうことを想定したシューズでした。ちなみにヨーロッパには革靴の文化があり、“スポーツブランドのシューズはスポーツをする時のみ着用する”という考え方を持つ人が多かったのです。そんな当時の概念に一石を投じた、名作の復刻版が登場します。

 

【プーマ「ウィークエンド OG」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

シックなルックスでビジカジスタイルにもマッチ!

ヨーロッパのシューズ市場において、レジャーの時も履き心地が良いスポーツシューズを履いてもらいたい、という願いから生まれたシューズだけあって、スポーツシューズらしさを控えめにしたデザインが特徴的です。プーマのシューズでは必ずと言って良いほど配されている、アッパーサイドのフォームストリップを排除。そして単色のアッパーにガムソールという組み合わせで、当時のスニーカー初心者でも手も取りやすいよう、シンプルに徹しています。

↑アッパーは上質なスエードを使用して、大人にふさわしい大人な雰囲気に

 

↑サイドにはプーマではお馴染みのフォームストリップを省くことでよりシンプルにデザインし、革靴をイメージさせる表情へ

 

↑ソールユニットはブラウンのガムソールを採用し、ナチュラルなテイストに

 

↑ヒール部分に設けられたマドにもジャンピングキャットなどを入れてません。シンプルなホワイト一色でシンプルかつクリーンなイメージを構築

 

 

革靴を連想させるような、シック&シンプルなテイストのこちら。プーマの「スウェード」や「グライド」などと同様にカジュアルスタイルにフィットするのはもちろんキレイ目なコーディネートにも最適ですね。セットアップやジャケパンにもハマってくれるし、ここ最近人気のビジカジスタイルの足元にもオススメです。

プーマ

ウィークエンド OG 

19800(税込)

※2022年11月19日発売予定。

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

今年の足元の雨対策には、プーマのゴアテックス搭載レトロランニングシューズなんてどう!?

昨今のスニーカーシーンで人気があるのが、70年代のランニングモデルをベースにしたレトロランニングシューズ。人気ファッションブランド「サカイ」とナイキのコラボレーションによるスニーカーが爆発的人気を獲得したのを契機に、レトロランニングシューズ自体にも注目が集まっています。様々なスニーカーブランドから多くの復刻版がリリースされているなか、プーマからゴアテックスを採用した「ワイルドライダー GTX」が登場します。

 

【プーマ「ワイルドライダー GTX」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

フォームストリップに描かれたゴアテックスロゴにやられました!

本作は、1970年代後半から1980年代にかけてプーマからリリースされていたランニングシューズ「イージーライダー」、「ファスト ライダー」のアップデートバージョン。当時のレトロな雰囲気を醸し出すフォルムやディテールを継承しながら、アッパーには防水透湿性に優れたゴアテックスを搭載。デザイン&機能性ともに今旬な要素を兼ね備えているのです!

↑アッパーの前足部にはリップストップナイロンのインレイとヌバックを組み合わせて、優れた耐久性と落ち着きのある雰囲気を兼ね備えています

 

↑本作の肝といえるのが、フォームストリップ(シューズサイドにある流線型のライン)。ゴアテックスのロゴが重なるようにプリントされています。ブランドのアイコンとゴアテックスロゴのシンクロって、今まで見た記憶がありませんよ!

 

↑シュータンにもゴアテックスのロゴを配して存在感をアピール

 

↑軽量で優れたクッションニングを発揮するEVAミッドソールを採用。さらにサイドに窪みを設けることで、クッション性と軽量性を高めています

 

 

ホワイトとシルバーを基調にしたカラーリング。実はコレ、氷河からインスピレーションを受けているとのこと。近未来感を盛り上げています。これまでのレトロランニングシューズの復刻版ではミッドソールのフォームの素材の改良といったアップデートはありましたが、ゴアテックスを搭載するといった大胆なものはありませんでしたね。コレはマジで欲しいです!

プーマ

ワイルドライダー  GTX

1万7600円(税込)

※2022年7月発売予定

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

「スリップストリーム」と「スウェード」がアツかった! プーマ 2022S/S展示会レポート

1948年の創業以来、技術力を駆使したシューズでアスリートの足元を支え、一方ではファッション性の高いスニーカーでストリートを席捲してきた「プーマ(PUMA)」。今日においても数々の名作を世に輩出し続け、世界中に老若男女のファンを持つブランドとして確固たる地位を築きあげました。今回は名作シューズを多数輩出しているプーマの新作を大公開。2022年の春夏シーズンを彩る最新のシューズを紹介していきます。

 

【プーマ2022S/Sの写真を先見せ(写真をタップすると拡大表示されます)】

 

【その1】名作バスケットシューズが35周年記念として復刻

スリップストリーム ロウ レトロ チームス“ミシガン大学カラー”

1万1000円(税込)

1987年に「SKY LX」の後継モデルとして誕生したバスケットボールシューズの「SLIPSTREAM(スリップストリーム)」。コート上でバスケットボールプレーヤーに愛用されたシューズはパフォーマンス、安定性、クッション性の高さから圧倒的な人気を誇りました。また、ストリートシーンにおいても、そのユニークなデザインがスニーカーフリークやサブカルチャー世代のヒップホップ、ダンスクルーに支持されました。

 

そんな1足が誕生35周年というアニバーサリーイヤーの2022年に本格的な復刻版として登場。当時のモデルをローカットでリデザインし、商品企画時に契約が決定したカシアス・スタンリーが所属するINDIANAPACERS(インディアナ・ペイサーズ)のカラー、スポンサーシップを結んでいるNBAプレーヤーの母校となるルイビル(テリー・ロジアー)、デューク(マービン・バグリ-III世、RJ・バレット、カシアス・スタンリー)のカラーをまとった3色展開でリリースされます。

↑「スリップストリーム ロウ レトロ チームス“テキサス大学カラー”」1万1000円(税込)

 

↑「スリップストリーム ロウ レトロ チームス“ケンタッキー大学カラー”」1万1000円(税込)

 

【その2】忠実に再現されたミッドカットモデル

スリップストリーム ミッド

1万4300円(税込)

スリップストリームのコレクションには大胆なミドルカットバージョンも登場。当時のバスケットシューズらしいメカニカルなアウトソールやヒールをサポートする樹脂パーツなど、見事にオリジナルを再現。ミドルカットの伝統的なルックスを踏襲しつつ、贅沢なレザーテクスチャーで仕上げたことにより、単色ながら現代にもハマる存在感抜群のスニーカーとなりました。

 

【その3】スエード使いでより高級感のある仕上がりに

スリップストリーム ロウ レトロ

1万1000円(税込)

続いてスリップストリームのコレクションで紹介するのは、レザー×スエードのコンビネーションモデル。ラグジュアリー感のあるその佇まいはストリートやアメカジのスタイルではもちろんのこと、素材感を生かしモード感の強いコーディネートにも適応してくれます。汎用性の高く使い勝手のいいモデルに仕上がりました。

 

【その4】ファッション性の高いスネークパターンもリバイバル

スリップストリーム ロウ レトロ スネーク

2万7500円(税込)※4月29日発売予定

ヒップホップやダンスなどのサブカルチャーでも愛用されていたスリップストリーム。特に、80年代当時のヒップホップカルチャーでは、アニマルパターンをシューズにも落とし込むトレンドがあり、 同シューズにおいてもスネーク柄のモデルがリリースされていました。そんなヴィンテージスニーカー市場においても人気の高いモデルをリバイバルした1足もリリース。ファッション性を意識したモデルだけに、足元からオシャレを楽しみたい人にオススメしたいモデルに仕上がっています。

 

【その5】1979年〜1980年中期のSUEDEを復刻

スウェード VTG

1万1000円(税込)

プーマの名作スニーカーの中でも、高い人気を誇る「PUMA SUEDE(プーマ スウェード)」。1968年に発売後、80年代には数々の有名アーティストたちに愛用され、ヒップホップカルチャーやスケートシーンに欠かせないマストアイテムとなっています。今回紹介する「SUEDE VINTAGE(スウェード VTG)」は、1979年〜1980年中期に旧ユーゴスラビアで生産されていたモデルを忠実に再現。よりオリジナルに近づけるために当時のシルエットにしつつ、アッパーとソールを接着剤で接合するセメント製法を採用。また、スタンダードな7ホールに変更され、さながらヴィンテージスニーカーのような古き良き時代の風合いを持つ仕上がりとなっています。

 

【その6】ソール横のステッチがデザインポイントの90年代モデル

スウェード クラシック XXI

9790円(税込)

ヴィンテージに続いて、こちらは90年代モデルを再現した「スウェード クラシック XXI」。細身なスウェードのモデルの中でも、本作はさらにシャープなフォルムを採用。「スウェード VTG」はセメント製法でしたが、こちらはミッドソールが縫製糸と接着剤を併用して接合するサイドマッケイ製法を使い、強固な仕上がりとなっています。アッパープーマ ロゴの下に、スウェードと箔プリントされたディテールも90年代のモデルの復刻であることを印象付けます。

 

【その7】MADE IN JAPANだからこそのハイクオリティーモデル

スウェード VTG MIJ ヴィンテージ

 2万350円(税込)

プーマ スウェードコレクションの中でもハイクオリティなメイドインジャパンモデル。アッパーには日本最大の皮革産業地域である兵庫県姫路市で生産された姫路レザーを使用。その贅沢な素材を日本工場の職人が1点1点丁寧に仕上げたことにより、革本来の風合いを最大限に活かしているのが特徴です。また、ソールにもこだわり、人間の足型のラウンドに合うカップインソールを用いることで、足馴染みのいいフィット感を提供。見た目も履き心地もプレミアム感たっぷりの1足となっています。

 

【その8】サスティナブル思考にもフィットする素材使い

スウェード リ スタイル

9790円(税込)

自然にある資源を長い期間維持し、環境に負荷をかけないようにしながら利用していくことを指すサスティナブル。プーマのスウェードコレクションの中にもその思考が落とし込まれたのが、この「スウェード リ スタイル」。アッパーは従来であればレザーを使用していましたが、こちらはシンセティックレザーを採用。見た目は遜色ないほどのクオリティをキープしながら、しっかりと環境にも配慮しているシューズはこの時代にしっかりとマッチしてくれます。

 

【その9】あえての月日を感じさせる色褪せた風合いが魅力

スウェード VTG ザ ネバーウォーン

1万3200円(税込)

何十年も履かれずに保管されてきたデッドストックを新しい解釈で現代に復活させた「THE NEVERWORN (ザ ネバーウォーン)」シリーズ。月日を感じさせる色褪せた風合いが魅力のコレクションとなっており、このスウェードも色褪せたソールやアーカイブを示すハングタグなどヴィンテージ感のあるデザインを採用。まるで何十年も前にカタログに掲載され、長年眠っていたかのような仕上がりはほかに類のない存在感を放ちます。

 

【その10】プーマが提案するプロ仕様の新厚底ランニングシューズ

ファストアール ニトロ エリート

2万7500円(税込)

これまで数々のアスリートのサポートを行ってきたプーマですが、今シーズンはランを強化。昨年、福岡国際マラソンでホンダの設楽悠太選手が着用したことで話題を集めていた「Fast-R Nitro Elite FAST-R NITRO ELITE(ファストアール ニトロ エリート)」が正式にリリースされます。NITRO FORMに、短距離スパイクのアウトソールにも使われる特殊素材を配合し、ソフトなクッション性と高反発性を実現させた同モデル。地面により近いカーボンプレートの配置も効率的な推進力を提供するなど、トップアスリートの足元をしっかりと支えるハイエンドなクオリティとなっています。こちらは国内30足限定で3月1日より発売されます。

 

【その11】人気ランニングシューズは新色が仲間入り

ディヴィエイト ニトロ

1万9800円(税込)

“誰でも履けるみんなの厚底“というキャッチーなコンセプトの元に作り出された「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)」。そのレーシングモデルとして、高い反発性を持つ「NITRO ELITE FOAM(ニトロ エリート フォーム)」を搭載した「DEVIATE NITRO ELITE RACER(ディヴィエイト ニトロ エリート レーサー)」に新色が登場。機能性はもちろんのこと、軽快な色合いは気持ち的にも推進力を与えてくれます。

 

【その12】100%ヴィーガンのサッカースパイクが誕生

プーマ キング プラチナム 21 ヴィーガン

2万7500円(税込)

最後に紹介するのはサッカースパイクの「PUMA KING Platinum 21 Vegan(プーマ キング プラチナム 21 ヴィーガン)」。こちらはその名の通り、アッパーにはヴィーガンレザー、アウトソールには植物由来のPEBAX素材、シュータンの部分にはヴィーガンニットを採用したアニマルフリー素材のみを使用したスパイクです。ただ、ベースのモデルとなっている「KING(キング)」の軽量かつラグジュアリーなルックス、高いパフォーマンス性はキープ。プーマは今後、スポーツシーンにおいてもサスティナビリティを意識したラインアップを強化していきます。

 

よりサスティナブルを意識した活動も邁進中

プーマは「FOREVER BETTER」というミッションを掲げ、サステナビリティに関する取り組みを強化しています。「10FOR25」と呼ばれる目標を定め、2025年までにブランドとその製品を気候、環境、人権などの面でより良いものにするための取り組みを積極的に進めています。展示会場でもその活動がパネルでわかりやすく展示されており、その意識の高さが伺えました。

 

一連の活動で、プーマのグローバルでは、昨年は年間で2800トンの段ボールの節約を可能にする新デザインのシューボックスを発表しました。これまでのボックスの頑丈さをキープしながら、95%以上がリサイクル素材。この仕様変更により、1トンの段ボールを作るのに約12本の木が必要だと計算すると、毎年3万3600本の木を節約することができるそうです。その他にも2023年までに店舗でのビニール袋使用を完全に終了し、ハンガーなどの備品をよりサスティナブルな代替品に切り替えていく予定で、日本でも順次対応を検討しているそう。

 

魅力的な最新コレクションを発表しながら、しっかりと地球への配慮も怠らない姿勢。今回紹介したラインナップ以外にもニュース性の高いアイテムも多数用意されていました。気になる方は今後もプーマの動向をお見逃しなく。

 

鉄板スニーカー「スウェード」のゴアテックスモデル。踵のエンボステキストにグッとくる!

様々なスタイルにフィットする鉄板シューズのひとつと言えるプーマの「スウェード」! 1968年にトレーニングシューズとして発売されて以来、プーマの代表的スニーカーとして、世界中で多くのファンに愛されています。ここ最近では様々なブランドとのコラボレーションによる、多彩なカラーリングやマテリアルを使用したアレンジモデルも登場してきました。そんなスウェードにこの春、ファン待望のゴアテックスエディションが加わります。

 

【プーマ「スウェード VTG GTX」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ゴアテックス仕様でハイテク感も大幅アップ!

本作のベースとなるのは、1979〜1980年中期の旧ユーゴスラビアで生産されていた時代の、スウェードを復刻した「スウェード VTG」です。雨の侵入を防ぐため、ライナーやアッパーの通気口はゴアテックスのメンブレンでカバーされています。シュータンもガセットタン構造となっていて、雨の日にもシューズ内部が濡れにくく快適な着用を可能にしています。

↑アッパーの表地はスエードとヌバックと合成繊維で構成していて、いつものクラシックな雰囲気を継承

 

↑ライナーにはゴアテックスメンブレンを設けて、防水・透湿性能を発揮します

 

↑ガセットタン仕様のシュータンもゴアテックスを使用していて、雨の侵入を防ぎます

 

↑ゴアテックス搭載の証といえるロゴをヒールにオン。このディテールが男心をくすぐります

 

 

スウェードでは「初のゴアテックス仕様!?」と思われがちですが、実はそうではなく10年ぶりのリリースとのこと。これで雨の日にスウェードを履いても安心です。シンプルでクラシックなフォルムはそのままですが、ゴアテックス仕様になるだけで、クールで洗練された雰囲気が一気に高まっていますね。ビジカジの足元にもハマりますよ!

プーマ
スウェード VTG GTX
1万6500円(税込)
※3月中旬~末発売予定。

 

ヴィンテージ感のあるデザインにこだわったプーマ「スウェード」には、新たなムーブメントを感じる

ここ最近のスニーカーシーンで密かに注目を集めているジャンル、ヴィンテージ。ハイプ系スニーカーをコレクトする海外のスニーカーヘッズたちが収集をはじめたり、アメリカの人気ラッパーが80年代リリースのオリジナルと推測されるスニーカーの写真をSNS投稿して話題になったりと、新たなムーブメントを予感させています。そんなトレンドの一歩先を行く一足が、プーマからリリースされました。それが「スウェード VTG ザ ネバーウォーン」です!

 

【プーマ「スウェード VTG ザ ネバーウォーン」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

新品とは思えない経年変化の精巧な再現力にビックリです!

本作は、プーマのドイツ本社にあるアーカイブルームで、履かれないまま保管されたデッドストックから着想を得たコレクション「ザ ネバーウォーン」からリリースされたもの。ベースとなっているのは、1979~1980年代中期に旧ユーゴスラビア連邦で生産されていた時期のスウェードです。経年変化によるソールの黄ばみや接着剤の痕がリアルに表現されていて、アッパーは毛足が長く不揃いのスエードを採用。そのルックスはまさに、デッドストックそのものなのです!

↑アッパーには毛足の長いヘアリーススエードを使用して、毛羽立った感を演出

 

↑トウやサイド、ヒールなどのアッパーとソールの接着面付近には、あえて黄ばんだボンド痕をオン

 

↑ミッドソールもしっかりと黄ばんでいます!

 

↑シュータンラベルのジャンピングプーマの顔部分に注目。70年代のヴィンテージモデルで多く見られる、目が描かれた通称”目付きプーマ”を再現しています。プーママニア垂涎ですね!

 

 

約40年の経年変化を見事に再現したこちら。ルックスはヴィンテージでも新品ですので、ここからさらにユーザーごとに異なる経年変化が加わっていくわけですね。これはとても将来が楽しみな一足と言えます。それにしても、日本でヴィンテージのスニーカーが注目されるのは1990年代以来……。再びというか、新たなスニーカームーブメントが生まれるかもしれませんね。

プーマ
スウェード VTG ザ ネバーウォーン
1万3200円(税込)

 

「PUMA × WIND AND SEA」コラボコレクション第二弾が登場!

プーマ ジャパンは、ストリートウェアブランド「WIND AND SEA(ウィンダンシー)」と第二弾となるコラボレーションコレクション「PUMA × WIND AND SEA(プーマ × ウィンダンシー)」を2月19日PM12時より発売。

 

カセットテープやCDをイメージしたホログラフィー素材を使用

「PUMA × WIND AND SEA」コレクションの第二弾のテーマは“Holography – Analog to Digital”です。1980〜 90年代のカセットテープやCDをイメージしたホログラフィー素材をアパレルのサイドラインやコラボレーションネームロゴに使用し、過去から現在に至るまで、多くのものは「有機質」から「無機質」なものへと変革を遂げてきた、その変化をさまざまな素材をレイヤリングすることで表現しています。

 

シューズのラインアップとして登場するのは、プーマの人気定番モデル「PUMA SUEDE(プーマ スウェード) 」 をベースとした「SUEDE VTG WIND AND SEA(スウェード ヴィンテージ ウィンダンシー)」。独自の透明素材にロゴを配したフォームストリップが特徴です。アッパー素材にはスウェードを使用し、ソールは透明のデザインに仕上げています。

↑「SUEDE VTG WIND AND SEA」1万4300円(税込)

 

↑「SUEDE VTG WIND AND SEA」1万4300円(税込)

 

アパレルは、多くのミュージシャンにも愛用されたプーマの“T7(ティー セブン)”トラックスーツをベースにしたセットアップやフーディー、ロングスリーブTシャツをラインアップしています。グラフィックにもアイコニックなブランドロゴをデジタルエフェクト加工し、素材も生地との異素材感を楽しめるデザインになっています。

↑「PUMA × WAS_HOODY」1万3200円(税込)

 

↑「PUMA × WAS_LS TEE」8250円(税込)

 

↑「PUMA × WAS_T7 TRACK JACKET」1万4300円(税込)

 

↑「PUMA × WAS_T7 TRACK PANTS」1万1000円(税込)

 

PUMA × WIND AND SEAコレクションは、プーマストア原宿キャットストリート、プーマストア大阪、プーマストア京都、プーマストア福岡、プーマ公式オンラインストア、WIND AND SEA 中目黒、大阪 直営店、公式オンラインショップ、一部取扱い店舗にて発売。

 

 

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30%オフにノベルティーも! プーマのブラックフライデー11月26日から

プーマ(PUMA)は、11月26日から11月28日までの期間、対象アイテムがアウトレット価格からさらに30%オフになるブラックフライデーセールを開催します。さらに、日替わりで登場する限定アイテムは、50%以上の割引価格で購入可能。また、1万2000円以上の買い物でノベルティをプレゼントするキャンペーンも同時に実施します。

※価格は全て税込です。

セール対象アイテム一例

スウェード ビンテージ スニーカー ユニセックス

セール価格:3843円

通常価格:1万1000円

 

CLASSICS オーバーサイズ フーディー スウェット ウィメンズ

セール価格:3503円

通常価格:7150円

 

アクティブ 600 パックライト ダウンジャケット

セール価格:7693円

通常価格:1万5400円

 

1万2000円以上の買い物でプレゼントされるノベルティは、ショルダーポーチ。500mlのペットボトルが2本入るサイズで、アウトドアにも重宝しそうです。

 

プーマの80’s名バッシュ「スリップストリーム」がワイルドアレンジで存在感をアピール!

80年代後半のアメリカでは、NBAやカレッジリーグのNCAAなどで人気のバスケットボールプレイヤーが愛用するバスケットボールシューズを、ヒップホップやスケートボードシーンなどで着用するのが人気になり始めた頃でした。1987年の最先端クッショニングテクノロジー「ANTI SHOCK SYSTEM」を搭載して、当時プーマから登場した「スリップ ストリーム」もその流れでストリートにしっかりと浸透し、アニマル柄をまとったバージョンも投入され、多くのファンを獲得。

 

そんなスリップストリームをモチーフに、より大胆でフューチャリスティックなルックスへとアップデートした「スリップストリーム ミューテーション ビースト ファー スニーカー」が登場しました!

 

【プーマ「スリップストリーム ミューテーション ビースト ファー スニーカー」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

一見大胆ですが、実は凄く合わせやすい!

本作は80年代の名作スリップストリームをベースに、今っぽくアレンジ。アッパーには天然皮革と人工皮革、合成繊維など複数の素材の大胆なコンビネーションバランスで、インパクトのあるルックスを構築しています。さらにレオパードなどアニマル柄も複数差し込んで、唯一無二の存在感を放っています!

↑アッパーは天然皮革や人工皮革、合成繊維など複数の素材のコンビネーションで構成し、肉厚な印象となっています

 

↑サイドはエキゾチックレザーやアニマル柄などに混ざって人工物的なパーツも配され、どことなくSFチックなテイストも漂わせています

 

↑シュータンは80年代バッシュらしくボリューミーな作りに

 

↑バックシャンはグレーとブラックで構成して、一転落ち着きのある雰囲気に

 

複数の素材、柄を巧みに組み合わせて構築された、大胆なルックスが目を惹きますね。一見するとかなりインパクトはありますが、ブラックとグレーを基調にしたカラーリング。モノトーンで重めになりがちな秋冬コーディネートに合わせれば、絶好のアクセントとして機能してくれるはずです。

プーマ
スリップストリーム ミューテーション ビースト ファー スニーカー
1万7600円(税込)

 

プーマの鉄板「スウェード」が北欧デザインを取り入れて大人な一足へと刷新した!

1968年に誕生し、トレーニング用シューズをルーツに持つプーマの名作「スウェード」。そのシンプルでスタイリッシュなルックスから80~90年代には多くの有名アーティストたちに愛用され、さらにスケートボードシーンにも多くの影響を与え、今でも多くのファンを獲得しています。そんなみんな大好きのスウェードに、北欧デザインを取り入れた新作「スウェード クレープ SC」が加わりました!

 

【プーマ「スウェード クレープSC」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

シンプルなルックスを北欧デザインでさらにブラッシュアップ!

モデル名にある「SC」とは、スカンジナビアンのこと。1979~1980年代中期に旧ユーゴスラビアで生産されていたモデルをベースに、北欧のシンプルで機能的なデザインからインスピレーションを得ています。さらに、ボトムにはクレープソールを組み合わせて、スウェードの新たな魅力を引き出しています!

↑アッパーは上質なスエードを使用。1979~1980年代中期に旧ユーゴスラビアで生産されていたモデルを再現して、トウを小さめに設定し、よりスマートなシルエットとなっています

 

↑サイドに入るプーマお馴染みのラインには柄が配されていて、さり気なくもアクセントに効いています

 

↑ゴムの木の樹液から作られた天然ゴム素材のクレープソール。クッション性が高く柔らかい履き心地が特徴です

 

↑シュータンのラベルもナイロンからレザーへとチェンジし、落ち着きのあるテイストへとアップデート

 

スウェードならではのシンプルでスマートなアッパーと、ナチュラル感のあるクレープソールとのマッチングが絶妙です。スポーティな雰囲気の中に、どことなく落ち着きのあるテイストが添えられていて、大人の休日に相応しい一足へと仕上げられています。ジャケパンなどキレイめコーデのアクセントにもピッタリかと!

プーマ
スウェード クレープ SC
1万6500円(税込)

※10月中旬発売予定

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

プーマのランシュー復刻モデル「イージーライダーII」はコスパ高ぇー!

アッパーのボリューム感があふれるフォルムとフューチャリスティックなルックスで人気を獲得した「RSシリーズ」をメインに、ダッドシューズフィーバーを牽引したブランド、プーマ。 しかし昨今では「スエード」や「クライド」などベーシックなモデルも再び注目されはじめ、1980年代に登場した名ランニングモデル「ファストライダー」もヒットしたりと、プーマのレトロモデルの魅力を再認識している今日この頃です。そして、レトロランニングというカテゴリー自体が盛り上がりを見せている今季を見越してのことか、プーマから新たなランニングモデルの復刻版が出てきました。それが「イージーライダー II」です!

 

【プーマ「イージーライダー II」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

名作のひとつイージーライダーIIが再登場!

本作は1978年代にランニングシューズとしてデビューした「イージーライダー」をベースに、1980年に登場した「ファストライダー」のアウトソールをドッキングさせたハイブリッドモデル。ヴィンテージプーマらしいレトロなルックスを備えながら、“フェダーバインソール”で構成したアウトソールが組み合わさり、シックで大人な雰囲気と快適な履き心地を両立させています。

↑アッパーはナイロンと天然皮革、シンセティックレザーのコンビネーションでスマートな印象へと仕上げられています

 

↑軽量で優れたクションニングを発揮するEVAミッドソールの表面に窪みを設けることで、よりクッション性を高めています

 

↑ペンシルバニア州立大学教授のピーター・カバナー博士とプーマが1980年に共同開発した「フェダーバインソール」。二股に分かれたゴム製のスタッドが着地時に衝撃を左右に逃がしながら、地面をかむことで、クッショニングとグリップ力を同時に高めます

 

↑ヒールはアウトソールがアッパーまでめくり上げられていて、クラシック感を盛り上げています

 

マスタードカラーをベースにしたシックな雰囲気が、大人の休日スタイルにピッタリですね。レトロなフォルムをベースに複数の素材を使い分けたディテール使いで、モダンな雰囲気も十分。モダン&レトロを具現化した一足と言えるでしょう。 しかも価格は税込でアンダー1万円。コスパ良過ぎっス!

プーマ
イージーライダーII
9900円(税込)

※7月下旬発売予定

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

プーマ新作スニーカー「ワイルドライダー」に早くも新色登場、近未来な一足に

プーマは、5月に発売した新モデルのスニーカー「ワイルドライダー」に、新たに3つのカラーを加えた「ワイルドライダー レイヤーズ」を発売すると発表。6月12日から発売します。販売は、プーマストア原宿、プーマストア大阪などのほか、プーマ公式オンラインストアや一部取扱店舗で、希望小売価格は1万4300円(税込)です。

 

ワイルドライダー レイヤーズは、さまざまな年代のアーカイブモデルに最新のテクノロジーを融合させた「FUTURE&RETRO(フューチャーレトロ)」のコンセプトから誕生したモデルとしています。

 

1970年代に発売されたランニングシューズ「EASY RIDER II OG」のアーカイブに、1990年代のトラックスパイクの要素を合わせたうえ、現代的なデザインに仕上げることで、スタイリッシュで未来的な一足にしたといいます。

 

ナイロン素材のアッパーには、スウェードとプレミアムレザーを組み合わせたほか、プーマのフォームストリップに重なるスウェードのパーツには「DESIGNED BY PUMA」の刺繍が施されています。

 

カラーは鮮やかなブルーやグリーンを配色。このほか、ミッドソールには、プーマ独自の高反発素材「RIDER FOAM」を採用し、ソフトで軽量かつ快適な履き心地を実現したそうです。

過去と未来の融合!? プーマの新作「RS-CONNECT ドリップ」を早速履いてみた

ここ最近のスニーカーシーンでブレイクしたジャンル“ダッドシューズ”。ボリューミーなフォルムと90年代にインスパイアされたエッジの効いたデザインが特徴で、老若男女を問わずに多くの層から指示を獲得してきました。プーマの中でもダッドシューズの人気を牽引してきたと言っても過言でないのが「RSシリーズ」です。そんなRSシリーズから、これまでのイメージとはちょっと異なった新作「RS-CONNECT ドリップ」が登場しました。

 

【プーマの「RS-CONNECT ドリップ」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

本作は、プーマのランニング テクノロジーをベースに、過去と未来の融合をテーマに作られたモデル。一番のポイントは、ミッドソール。従来のRSシリーズのミッドソールよりもボリュームを落として、より洗練された雰囲気へと昇華。ボリューム感を前面に押し出した前作までとは打って変わって、シャープでスマートな一足へと仕上げられています。

 

シャープなシルエットがよりハイテクデザインを強調!

アッパーはメッシュとシンセティックレザーのコンビネーションとスエードのオーバーレイで、高い通気性と耐久性を両立。

 

80年代のランニングシューズをベースに高品質なクッションテクノロジーを搭載したRS(ランニングシステム)のコンセプトを採用しています。

 

ヒールには毛足の長いヘアリースエードを使用して、ワイルドな雰囲気もさり気なく加味。

 

従来のRSシリーズよりもミッドソールのボリュームを落として、スポーティーなデザインを強調。

 

90年代を連想させるデザインはそのままですが、ミッドソールをシャープにアレンジするだけで、だいぶ印象が違いますね。ボリューム感が抑えられた分、よりスポーティーな印象が強調され、逆にカジュアルさとハイテク感が際立つかと。

プーマ
RS-CONNECT ドリップ
1万4300円(税込)

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

プーマ代表モデル「スウェード」に日本の匠の技が光る最高峰モデルが降臨!

昨今のスニーカーシーンで人気を博していたジャンルと言えば“ダッドシューズ”です。ボリューム感溢れるフォルムと、90年代ハイテクスニーカーを連想させる派手なデザインが特徴的で、その人気の一躍を担ったとされるのが、プーマの「RS-X」シリーズです。一方で2021年はローテクモデルがシーンを賑わう兆しがあり、プーマはブランドの代表的モデル「スウェード」をベースに、日本国内の工場で生産する匠の技が光る最高峰モデル「スウェード VTG MIJ シルバー」を投入してきました!

 

【プーマの「スウェード VTG MIJ シルバー」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

 

1970年代にバスケットボールシューズとして登場したスウェードは、1980年~90代にストリートダンサーやミュージシャン、プロスケーターに愛され、現在に至るまでスポーツとストリートカルチャーを結ぶアイコンとして、絶大な支持を獲得しています。本作はそんなスウェードの最高峰に位置するスペシャルな一足! 生産は日本国内の工場で行われ、カラーは1980年代中期に旧ユーゴスラビアで生産されていた「シルバー フォームストリップ」を採用。プーマの伝統と日本の技が融合した逸品となっています。

 

プーマ本来の魅力を再認識させる原点回帰な一足に!

アッパーは日本で最大の皮革産業地域である兵庫県姫路市で生産された『姫路レザー』を使用。古くから続く生産手法で、革本来の風合いを最大限にいかしたプレミアムスウェードを採用しています。

 

上質なスムースレザーを使用して、旧ユーゴスラビアで生産されていたシルバー フォームストリップを再現しています。

 

インソールには足馴染みやフィット感の向上を追求して、人間の足裏の形状にフィットするカップインソール仕様に。

 

1979~1980年中期の当時に製造されたスウェードの製法を忠実に再現し、アッパーとソールを接着剤で接合するセメント製法となっていて、現行モデルと違い、ソールのサイドにステッチが入っていません。

 

シュータン内側の付け根付近には、ジャパンメイドを裏付けるレザーパッチ入り。

 

スウェード本来のシンプルなルックスと、ジャパンメイドならではの上質さが融合した、まさにプーマの原点回帰を具現化した一足と言えますね。シックなカラーリングもポイントで、カジュアルシーンだけでなくセットアップの大人スタイルにもハマります!

プーマ
スウェード VTG MIJ シルバー
2万350円(税込)

※1月23日発売予定

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

2020年秋に出揃った、今旬ハイテクソール搭載スニーカー3選!

ここ最近のスニーカーシーンで注目すべきワードと言えば、ずばり“厚底”。ナイキを筆頭にブ厚いミッドソールを搭載した本格シリアスランナー向けモデルが続々と登場し、何かと話題となっていますね。さらに今季は厚底だけでなく、3Dプリント技術を応用したソールやカーボンのしなりを応用したソールも登場するなど、知らぬ間にハイテクソールモデル豊作の季節となっています。

 

そこで今回は、トレーニングモデルを続々と展開する3大ブランドから登場した、今旬なハイテクソールモデルをご紹介します!

 

【その1】ナイキ最速モデルの系譜を継ぐ“厚底”最新トレーニングモデル!

ナイキ

ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%

2万4200円(税込)

本作は、厚底で知られる「ナイキ エア ズーム」シリーズの最新モデル。大迫 傑選手が着用して日本記録を更新したことで知られるナイキ史上最速のレースシューズ「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」をベースに、ズーム エア ポッドなどの機能や特徴的なルックスを継承しています。耐久性を高めることで毎日のトレーニングにも最適なようアレンジ。

 

ミッドソールの前足部にはズーム エア ポッドを設けて、反発力に優れたクッション性を発揮。

 

ヒール部分には、軽量性と耐久性を兼ね備えたNike Reactテクノロジーを搭載。足を踏み出すたびに優れたクッション性を発揮し、しっかりとした履き心地を持続します。

 

【その2】アディダスでは初となる待望のカーボンプレート搭載ランニングシューズ!

アディダス

アディゼロ プロ

2万4200円(税込)

カーボンがしなることで得られる高い反発力をスピードへと変える、“推進力を生み出すテクノロジー”として大きな注目を浴びる「CARBITEXカーボンプレート」をミッドソールに搭載。着地時にはダイナミックな柔軟性を、蹴り出し時にはエネルギーを与え、少ない力を大きな推進力へと変換してくれます。さらに、アディダス独自のミッドソール・テクノロジーである「Lightstrike」と「Boostフォーム」と組み合わせることで、足の自然な屈曲と的確なポジションをキープ!

 

ミッドソールに「CARBITEXカーボンプレート」を搭載し、さらにアディダス独自のミッドソール・テクノロジー「Lightstrike」と「Boostフォーム」と組み合わせています。重量は240g(片足重量27cm)。

 

アウトソールには、自動車やレース用の自転車に採用されている「Continental ラバーアウトソール」を採用。様々な路面コンディションで高いグリップ力を発揮します。

 

【その3】MITデザインラボとプーマの共同開発によって誕生した4Dミッドソール!

プーマ

カリブレート ランナー BM

1万6500円(税込)

MIT(マサチューセッツ工科大学)デザインラボとプーマの共同開発によって誕生した4Dミッドソール「XETIC(ゼティック)」を搭載したニューモデル。ミッドソールに開けられた“8の字”と“丸型”の空間に体重がかかると、効率的な潰れ方をすることで衝撃を吸収し、さらに元の形状に戻る力で抜群な反発性を生み出す画期的テクノロジーを採用しています!

 

XETICの素材はプラスチックではなく、高いレスポンシブ性を備えた発泡体を使用。XETICの名前の由来でもある、オーセチック構造(Auxetic Materials)は、圧縮などの機械的負荷を受けたときに新次元のクッショニングを発揮し、着地時の衝撃を最小限にしてくれます!

 

耐久性の高いゴム製アウトソールは全面にではなく部分的に設ける事で、高い屈曲性も確保。

 

ハイテクソールテクノロジーの大本命“厚底ソール”を筆頭に、カーボンプレートや4Dミッドソールなど各社の高い技術力が生み出した、シューズが出揃いました。日々のトレーニングで活躍することはもちろんですが、いずれも今っぽいデザインもポイントなので、スポーツミックスなど普段のコーディネートにもピッタリとフィットしますよ!

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

アディダスグループお客様窓口
TEL:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

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究極のミッドソールを搭載したプーマテクノロジーが誇る次世代トレーニングシューズ!

MIT(マサチューセッツ工科大学)デザインラボとプーマの共同開発によって誕生した4Dミッドソール「XETIC(ゼティック)」を搭載したニューモデル「カリブレート ランナー BM」が爆誕しました!

 

ミッドソールに開けられた“8の字”と“丸型”の空間に体重がかかると、効率的な潰れ方をすることで衝撃を吸収し、さらに元の形状に戻る力でバツグンな反発性を生み出す画期的テクノロジー。ソール自体もクッション性の高いフォーム材で形成されていて、その構造とフォーム材が連動することで、安定性と快適性を生み出しています!

 

安定性と快適性を生み出す究極のミッドソール!

アッパーはニットを採用。つま先は目の細かいニットで伸縮性は抑え、足の横ブレを抑制するように編まれています。

 

さらにサイド後ろ部分はニットにコーティングを施し、サポート性を生み出しています。グラデーションのように洗練されたカラーリングもポイントですね!

 

XETICの素材はプラスチックではなく、高いレスポンシブ性を備えた“フォーム(発泡体)”を使用。XETICの名前の由来でもある、オーセチック構造(Auxetic Materials)は、圧縮などの機械的負荷を受けたときに新次元のクッショニングを発揮して、着地時の衝撃を最小限に抑えます!

 

ゴム製アウトソールは全面にではなく部分的に設ける事で、高い屈曲性も得ています。

 

ブースト系や厚底系など様々なソールテクノロジーが誕生している中、遂にプーマからも次世代を担うソールが登場しましたね。実際に履くと強い反発力からくる優れた推進力が実感できるので、是非とも実際に履いてみて下さい。ちなみに、本作を皮切りに様々な派生モデルが投入されて行くことも予想されますので、そちらにも期待大&要注目です!

PUMA
カリブレート ランナー BM
1万6500円(税込)

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

 

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プーマの歴史を凝縮したような「名品」に現代の履き心地をプラス。「オスロ シティ OG」レビュー

1952年にノルウェーのオスロで開催されたスポーツの祭典。その地名の由来から命名されたシューズ「Oslo(オスロ)」は、プーマのトレーニングカテゴリーの名品です。アッパーには履き込む程に足馴染みが良くなるレザーを用いながら 「プーマスカイ」などで採用されていた「コンタクトソール」を使用する、様々なスポーツのトレーニングシューズとして活躍しました。そんなオスロに、当時のディテールを忠実に再現したモデル「オスロ シティ OG」が加わりました!

 

本作はオリジナルのディテールを可能な限り再現しながら、オリジナルカラーを採用することで、当時を知る生粋のファンから今どきのスニーカー好きまで幅広くマッチするモデルになっています。名作のシルエットを再現しながらも、エアクッションシステムのコンタクトソールを採用して、モダンな履き心地へとしっかりとアップデートされています!

 

オトナにマッチするシックなフォルム

アッパーは高級感のあるプレミアムレザーを採用して、履き込むごとに足に馴染んでくれちゃいます。

 

サイドにはブランド&モデル名のロゴがゴールドで配されていて、ラグジュアリーもさり気なくプラス。

 

サイドのラインとトウのオーバーレイはマットなスエードに切り替えられて、落ち着きのある雰囲気も漂わせます。

 

特殊な内部通気孔構造のエアクッションシステム「コンタクトソール」を搭載していて、優れたクッショニングも得ています。

 

モノトーンカラーをベースにしたアッパーとシンプルなガムソールの組み合わせが、クラシックフレーバー濃厚でプーマの歴史を感じさせますね! だけど履き心地はしっかりとモダナイズ、抜かりないっす!

PUMA
オスロ シティ OG
1万6500円(税込)

 

 

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なんなんだこの未知の履き心地は! プーマ「TSUGI シンセイ」に待望の「エヴォニット」版が追加

プーマの人気シリーズ「TSUGI」は日本語の「次」の響きからインスパイアされた、プーマの次の世代を見据えた全く新しい革新的なデザインのスニーカーです。そのシリーズを牽引すると言っても過言じゃない「シンセイ」に、ついにエヴォニットバージョンが加わりました!

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本作は日本の建築からインスパイアされていて、その斬新的なデザインは、クッション性の高いIGNITEフォーム、サイドに配されたユニークなシューレースデザイン、そして編み込まれたソックタイプから構成されています。プーマの持つ最新のクッショニング機能IGNITEフォームを ミッドソールに配置して、ストレスの少ない履き心地を提供してくれるのです!

 

先進の素材とデザインでまるでソックスのような履き心地!

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アッパーは以前のモデルがナイロンメッシュだったの対して、今作ではエヴォニットを採用。伸縮性がより一層高くなって、まるでソックスのようなフィッティングへと進化しています。

 

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サイドレーシングシステムでオリジナリティの高いデザインを表現しながら、足の甲上の屈伸の動きを邪魔せず、より快適な履き心地を確保。

 

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ソック構造を採用していて、高いフィッティングを実現。いまっぽい雰囲気も炸裂ですね!

 

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ソールには高反発なエナジーリターンを発揮する、IGNITEフォームのミッドソールを搭載しています。

 

いまどき感満載な「ニットアッパー×ハイテク」モデル

サイドレーシングシステムやIGNITEフォームのミッドソールなどシンセイらしいディテールを踏襲しながら、エヴォニットアッパーで軽さとシューズとの一体感が一気に向上しました! オールホワイトの軽やかなカラーリングも注目です。ブラックをメインにしたモードスタイルにも、ハイテクデザインの本作をアクセントに合わせると、きっとハマってくれるはず。ニットアッパー×ハイテクという、いまどき感満載のモデルと言えますね!

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プーマ
TSUGI シンセイ EVOKNIT
1万4040円

クッション性の高いIGNITEフォームとサイドに配されたユニークなシューレースデザイン、そして編み込まれたソックタイプから構成さた「TSUGI シンセイ」の「エヴォニット」バージョン。

 

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まさに50周年を記念するに相応しい力作!! プーマ「スウェード」にヴィヴィッドな“ベルリン仕様”の新作が登場

2018年に50周年を迎えるプーマのアイコニックなシューズと言えば、「スウェード」です。2017年の暮れ近くに、BBoyにフォーカスした50周年記念モデルの第1弾が登場しましたが、新年早々その第4弾となるモデルが追加されます!

 

ちなみに、もともとスウェードは、トレーニングシューズとして誕生したモデル。しかし、そのシンプルで使い勝手の良いデザイン&機能からバスケットコートだけでなく、ヒップホップやパンク、スケートボード、ファッションといったアンダーカルチャーにも欠かせないアイテムとなりました。

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本作では、ニューヨークやロサンゼルス、ソウル、ベルリンといった世界有数の都市のイメージをテーマにしたデザインが特徴となっています。そして今回お試しするヴィヴィッドなレッドが特徴的なこちらは、ベルリン仕様のスウェードとなります。

 

ベルリンからインスパイアされた武骨なデザイン

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アッパーはいつもと同様に毛並の上質なスウェードを使用。サイドパーツにはベルリンの文字やプーマのロゴやアイコンがレーザー加工によって施されています。

 

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シュータンには、スウェード50周年を祝う特別仕様のラバーラベルも。

 

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ファットレースにゴールドのネームプレートロックが装着されていて、さらにシューレースの先端にもゴールドのメタルキャップが装着されています。

 

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シューレースはブラックのほかに本作のイメージカラーであるレッド&イエローのファットタイプが付属。

 

上質な素材感で大人の着こなしにも調和

ゴールドのネームプレートロックが付いたファットレースを装着してスウェードのルーツを体現しながら、ベルリンという都市のイメージも巧みに注入した、一見すると派手ですが、ベースとなるデザイン自体はシンプル&シック。さらに上質な素材感へと仕上がっているので、大人の着こなしにも意外にスラッと調和します。今季再ブレイク中のモッズコートにハズシのアクセントとして合わせるのもオススメですね!

 

ちなみにスウェードの50周年を祝う特別プロジェクトはまだまだ続きます! 2018年は音楽やファッション、ポップカルチャーなど様々なシーンで活躍するアイコニックパーソンやブランドとのコラボレーションも予定しているとのこと。今後も要チェックです!

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PUMA
SUEDE CLASSIC BERLIN
1万3824円

プーマを代表するスニーカー「スウェード」の生誕50周年記念モデルの第4弾。世界有数の都市のイメージをテーマにしたデザインが特徴で、本作はそのベルリンモデル。

■プーマ
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クラシックな見た目に靴下のようなフィット感! 伝統と先進のギャップが絶妙なプーマの次世代スニーカー

経年変化したような加工を施したアッパーと、少し高めに設計されたミッドソール。クラシックなプーマのデザインを継承しつつクールな一面をもつ新しいスニーカー、「BREAKER(ブレイカー)」が登場しました。一見するとプーマの定番「スウェード」や「クライド」のようなベーシックスニーカーですが、さにあらず! むしろ「TSUGI」シリーズに近い次世代スニーカーなのです!

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ブレーカーは、アッパーとシュータンが一体になったスリップオン構造による、靴下のようなフィット感がポイントです。「evoKNIT」とスウェードのコンビネーションアッパーを採用するなど一見クラシックな外観ですが、伸縮性の高いニットとサポート性のある天然皮革を組み合わせることで、快適な履き心地を実現。トレンドを意識したボリューミーなラバーアウトソールを使用して、シンプルでありながら足元にアクセントを与えるような新デザインへと仕上げられています。

 

ボリューム感のあるソールが着こなしのアクセントに

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アッパーはプーマが独自に開発したevoKNITのライナーとスウェードのオーバーレイによって構成されています。さらに、スウェードの表面にはユーズド加工が施され、味わい深い質感が引出されています。

 

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evoKNITによるシュータンとアッパーが一体になったスリップオン構造で、まるでソックスのようなフィット感を確保。

 

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グッとせり出したミッドソールはボリューム感があり、シンプルながらもインパクト十分!

 

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ピラミッドタイプのほかに縦縞のトレッドパターンが加えられ、様々な状況で高いグリップ力を発揮してくれます。

 

プーマのトラディショナルなデザインを継承しながら、先進のevoKNITをアッパーに使用するといった、新旧のデザインのミックスバランスが絶妙ですね! アッパーとソールの2色で使い分けたシンプルなカラーリングも魅力的。 武骨な一面も兼ね備えているので、この冬なら旬なライダースにもピッタリとハマります。伝統と先進のミックスというギャップに、ワタクシ本間は弱いんですよ~。ギャップのある2つの要素をきちんと1足にまとめ上げるなんて、サスガはプーマっす!

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PUMA
BREAKER KNIT SUNFADED
1万3500円

クラシックなプーマのデザインを継承しつつクールな一面をもつ新しいスニーカー、ブレーカー。ユーズド加工を施したアッパーと少し高めに設計されたミッドソールが特徴的で、シュータンの無いスリップオン構造によって靴下のようなフィット感を得ている。

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まるでオブジェのような“立体的”スニーカー!! 現代アート風デザインが足元に革新をもたらす!

プーマから登場した新コレクション「TSUGI」の新作を以前お伝えしましたが、またもや本コレクションに気になるモデルが登場しました。 ってことで今回お試しするのがコレ! 「TSUGI JUN キュービズム」です! ちなみに「TSUGI」とは、日本語の「次」の響きに由来したその名から連想できるように、プーマの次の世代を見据えた、全く新しい革新的なデザインコレクションなのです。

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そんなTSUGIの新作となるこちらのデザインは、サイドに配置されたシューレースが特徴的。また、モデル名の「JUN」は日本語の「純」を意味しています。そして「キュービズム」とは”立体的”を意味しており、異素材を組み合わせて視覚的な立体感を表現した、ユニークなデザインが特徴のスニーカーなのです!

 

アートを感じさせる立体的デザインがとってもユニーク!

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アッパーはプーマが独自に開発したニット生地で構成されていて、レッドとブラック、ホワイトの3色を切替えることでメリハリをつけ、立体的なビジュアルが演出されています。

 

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シューレースをサイドに配置することでシュータンによる足の甲への圧迫を軽減し、快適な履き心地を提供します。

 

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アッパーはソックタイプ構造で快適なフィット感はもちろん、着脱も簡単。ヒールにはゴムのベルトが配置されていて、シューズとの一体感も極めて高いです。

 

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ミッドソールにプーマの最新のクッショニングテクノロジーであるIGNITEソールを搭載。履き心地もフカフカで極上です!

 

独創的なシューレースの配置やカラーリングなど、ほかとは一線を画すような個性的デザインがステキです! 履きやすくてスポーティーな雰囲気が満載ですので、やはりスポーツミックススタイルにはバッチリハマりますね。 ワタクシ的には異素材の組み合わせや視覚的な立体感を表現した「キュービズム」というモデル名にも惹かれちゃいます。スニーカー全体的に現代アート的なニュアンスを感じさせるので、アート系モテ男子を目指すなら、まずは足元からってことで、こちらをぜひともおススメしたいですね!

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プーマ
TSUGI JUN キュービズム
1万5984円

プーマの次の世代を見据えた革新的なデザインのスニーカー。”キュービズム”とは”立体的”を意味し、異素材の組み合わせや視覚的な立体感を表現した、細部までこだわったユニークなデザインが特徴。

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アウトドアっぽさを出しつつシンプルに決める!! プーマの名品「CRYDE」に撥水加工モデルが登場

バスケットボールプレイヤー「ウォルト・クライド・フレイジャー」のシグネチャーシューズとして登場したプーマの名品が、「CLYDE(クライド)」です。1973年に登場して以来、ポップ・カルチャーの台頭とともに歩み続けたこのシューズは、ヒップホップスターやスケーターをはじめ、パンクムーブメントのミュージシャンたちにも愛用されてきました。そんな伝説的な名品をベースに、これからの季節にピッタリな仕様に大きく進化した冬バージョンが出ました!

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それがコレ! 「CLYDE SOCK RAINS(クライド ソック レインズ)」です。アッパーに撥水加工を施して、ライニングにネオプレーン素材を使用。履き口もブーティー構造にアレンジされていて、アウトドアブーツっぽいデザインにも要注目です!

 

CRYDEらしからぬブーツライクな武骨さが新鮮!

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撥水加工を施したアッパーはハイカットのブーティー構造。フロントにファスナーを設けているので、脱ぎ履きがラクチンです。

 

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シューレース周りにはホールではなく金属製のフックが設けられています。まるでアウトドアブーツのような、武骨でワイルドな雰囲気を醸し出していますね!

 

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ライニングにはネオプレーンを採用しているので、足への当たりがソフトかつ高いフィット感を得られます。

 

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アッパーのサイドにはしっかりとベンチレーションが設けられており、ムレ対策もバッチリです!

 

アウトドアブーツのような武骨なルックスが魅力の本モデルは、やはりシェルパーカやダウンジャケットなどと合わせて、アーバンアウトドアスタイルで決めるのがいまっぽくてオススメです。アウトドアっぽいフェイスながらもシンプルなデザインなので、「あまりゴツいのはちょっと。。」という方でも、すんなりと取り入れられるはず。撥水加工が施されているので、雨の日でも安心して街へとくり出せますね!

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PUMA
CLYDE SOCK RAINS
1万4580円

プーマの名作「CLYDE」をベースに、アッパーに撥水加工を施したモデル。履き口もブーティー構造にアレンジされていて、アウトドアブーツっぽいデザインとなっている。

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秋冬の大人カジュアルにはコレ! プーマの鉄板スニーカー「スウェード」にウォータープルーフ版が登場!!

プーマを代表する(といよりスニーカー界を代表する!?) 定番かつ鉄板のスニーカーといえば、スウェードですよね! そのバックボーンには、1968年に登場して来年には50周年を迎えるという長い歴史がありまして、まさに一朝一夕ではない、いわばスニーカーの老舗なのです!

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そんなスウェードにはコラボレーションや別注、高機能バージョンなど、これまでに様々なエディションが登場してきました。そして今季、防水加工を施した、寒さと雨季に向けたモデルがコレクションに加わりました。それがコレ、「スウェード クラシック ウェザープルーフ」です! シューレースには再帰反射素材をプラスし、薄暗い朝夕にも配慮した一足となっています。それでは早速見てみましょう!

 

ウォータープルーフで冬の悪路を乗り切れ!

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耐水加工を施したスウェードアッパーを採用しているので、雨や路面の水気をしっかりと弾き返します! だけど見た目はいつものまんま、シックな質感へと仕上げられているのです!

 

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シューレースにも要注目。再帰反射素材使用しているので、暗い夜道でもライトの光を反射してキラッと光り、視認性をバッチリ高めてくれるのです!

 

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シュータンは厚手のナイロンを使用していて、足への当たりもソフト。お馴染みのラベルはスエードを使用していて、さり気なくも大人の雰囲気を加えています。

 

20171104_y-koba4_7079履き口は中綿入りのナイロンに切替えられていて、スムースな脱ぎ履きを可能にしています。

 

秋の長雨など路面コンディションが悪い日でも、ウォータープルーフなので汚れを気にせず安心して街を歩けます。そしてブラックのアッパーとワインレッドのカラーリングもナイス! スウェードといえばホワイトのソールのイメージですが、よりアダルティ~な雰囲気となっていて、大人カジュアルにピッタリです!  スエットパンツと合わせたワンマイルミックスも、ラフ過ぎずに大人っぽさもアピールできますよ。
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プーマ
スウェード クラシック ウェザープルーフ
1万584円

プーマのアイコニックなモデル、スウェードクラシックに防水加工を施した寒さと雨季に向けた一足。シューレースには再帰反射素材をプラスし、薄暗い朝夕にも配慮している。

プーマ
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プーマらしからぬ「爽やかツートン」に思わず二度見! TSUGIの新作はモテに効く「NIDO」

プーマの次の世代を見据えた新しい革新的なデザインのスニーカーを展開するニューコレクションが「TSUGI」です。そのネーミングは日本語の「次」の響きから由来し、まさにその名から連想できるようプーマの次世代を担うモデルが次々と投入されています。

 

日本の建築からインスパイアされた斬新的なデザインと、クッション性の高いIGNITEフォーム、ユニークなシューレースデザイン、そして編み込まれたソックタイプから構成されているのです。そんなTSUGIラインに新たに加わったモデルが本作、「NIDO」です。その名は日本語の「二度」から取り、二度、二回、再び、といった意味を込めたものです。

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これまでワントーンで構成されていたアッパーを大胆に二分割する、コントラストの効いた力強い配色が本作の大きな特徴。コントラストの効いたアッパーに対して、各部位の素材選びやカラーは、これまでの TSUGIシンセイシリーズでは見られなかった手法を用いています。それでは詳しく見ていきましょう!

 

ブルー×ホワイトの清涼感あるカラーリングがステキ!

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アッパーはメッシュ素材によるプーマ独自のニットを採用。通気性は極めて高く、ソフトな当たりとなっています。

 

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サイドレーシング構造のシューレースとソック構造を採用しています。シューレースがサイドに配されることで甲上の血液の流れを妨げず、シューズとの高いフィッティングが得られます。

 

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PUMAの持つ最新のクッショニング機能「IGNITEフォーム」をミッドソールに配置。ストレスの少ない履き心地をもたらしてくれます。

 

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新しく採用されたミッドソールサイドの美しいグラデーションがポイントです! アウトソールはクリアラバーアウトソールを採用しています。

 

これまでのプーマではあまり見られなかった、ブルーとホワイトによる大胆なツートンのカラーリングが美しいですね! 清潔感と洗練された雰囲気をもっているので、いま旬なワイド系パンツに合わせてモードっぽく履きこなすのもよさそうですね。もちろん、鉄板のジョガーパンツと合わせるスポーツミックスもありです。 オシャレは足元から! ってことで、“爽やかモテ系”を狙っている人には特におすすめですよ!

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プーマ
TSUGI シンセイ ニド
1万1880円

日本の建築からインスパイアされたデザインで、クッション性の高いIGNITEフォーム、ユニークなシューレースデザイン、そして編み込まれたソックタイプから構成されたモデル。コントラストの効いた力強い配色が特徴的です。

■プーマ
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