加熱水蒸気でパンをふわふわに焼き上げる! シャープ「ヘルシオ トースター」12月5日発売

シャープは、ヘルシオシリーズよりウォーターオーブントースター「ヘルシオ トースター」(AX-WT1-B)を2024年12月5日に発売します。実売予想価格は3万3000円前後(税込)。

ウォーターオーブントースター「ヘルシオ トースター」<AX-WT1-B>

 

記事のポイント

ヘルシオならではの加熱水蒸気技術により、パンの水分を逃さずふんわり焼き上げられるトースター。「おいしさ食感マイスター」により、ふわふわ度や食感を自由に選べます。パン以外にもお惣菜の温めなおしや冷凍食品の加熱、もちや焼きいもの焼き上げと、様々なシーンで活躍する万能トースターです。

 

ヘルシオ トースターは、約50mの大容量水タンク(従来機比約1.2倍)を搭載。さらに、ウォーターオーブン「ヘルシオ」と同様、過熱水蒸気だけで調理する独自技術により、パンの内部までしっかりと水分を与えながらおいしく焼き上げます。

 

また、トーストやフランスパン、ロールパン、クロワッサンなど、さまざまな種類のパンを好みの食感に焼き上げる「おいしさ食感マイスター」を搭載。過熱水蒸気の量を調整し、仕上がりの“ふわふわ度”を3段階で設定できます。これに、5段階から選べる焼き加減と組み合わせることで、「サクッ」「ふわっ」「もちっ」など、好みに応じてさまざまな食感を楽しめます。

 

冷凍モードも設定できるので、常温はもちろん冷凍からでも、さまざまな種類のパンを自動で焼き上げます。

 

市販の揚げ物や焼き物などのお惣菜や、冷凍食品もできたてのようなおいしさに自動でリベイクが可能です。過熱水蒸気により食材の内部までしっかりと熱を伝え、余分な油を落としながらヘルシーに温められます。

 

パン以外にも、「もち(餅)」と「焼きいも」は2通りの焼き方から選ぶことが可能。「もち」は上面に焼き色を付けるか、焼き色を付けずにやわらかい仕上がりにするか、「焼きいも」は高温で一気に焼き上げるか、低温でじっくりと甘みを引き出しながら焼き上げるかを選べます。

 

本体には、ダイヤルを回しやすい大きなつまみと見やすい液晶表示を備え、画面を見ながら簡単に操作できます。横幅は340mmとキッチンに置きやすいコンパクトな設計を採用。窓の形は、パンが蒸気に包まれながら焼き上がる様子が見えやすいようになっています。

 

シャープ
ウォーターオーブントースター「ヘルシオ トースター」
2024年12月5日発売
実売予想価格:3万3000円前後(税込)

 

冷めたおかずが「できたて」に!? ウォーターオーブンヘルシオの「おいしさ復元」機能を体験してきた

水蒸気を加熱して300℃にも達する過熱水蒸気で調理するシャープのオーブンレンジ「ヘルシオ」。脂分と塩分を落としてヘルシーな調理ができると一世を風靡し、最近ではAIoT(※)対応により使う人の嗜好や食習慣を学習して最適なレシピを提案してくれるまでになっています。そんなヘルシオの最新モデル「AX-XA30」は、世相を反映した機能を搭載し、より食生活を豊かにするキッチンツールへと進化しました。体験会で目の当たりにしたその実力を、以下でレポートしていきます。

※AIoT……シャープの造語。IoT(モノがインターネットに接続して、相互に情報をやりとりすること)とAI(人工知能)を組み合わせたもの

↑ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XA30。写真のカラーはバイブレーションシルバー。外形寸法は幅490×奥行430×高さ420mm、質量約23kg、総庫内容量30L(2段調理)、定格消費電力はレンジ1460W、オーブンおよびグリル1410W、掲載メニュー数(自動メニュー数)は256メニュー。実売価格は20万5700円(税込)

 

高止まりする中食ニーズに応える機能を搭載

シャープによると、2020年初春に発生したコロナ禍により巣ごもり需要が急拡大する中、在宅勤務が長期化することで食生活にも大きな変化が生まれました。すなわち、家で作る内食(うちしょく)だけでなく、スーパーマーケットやデパ地下などで惣菜を買って帰り家で食べる中食(なかしょく)が増加し、ニーズが高止まりしているというのです。

↑コロナ禍により外食が減り内食と中食が増え、この傾向は今年も続いている

 

さらに、冷凍食品の利用頻度も増加しています。これは、冷凍技術の発達で冷凍食材や冷凍料理の種類が増え、さらに美味しくなったことと、お取り寄せできる全国各地の名産品の種類が増えたことによるもの。

↑巣ごもり需要の拡大で冷凍食品の需要も増えている

 

そこで、9月15日に発売した「ウォーターオーブン ヘルシオ」の新モデル「AX-XA30」では、冷めたおかずや惣菜などをできたてのような食感に復元する「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能を搭載しました。

 

スーパーマーケットなどで買ってきた惣菜だけでなく、家族の食事のタイミングがずれたときも電子レンジを使って温め直すことは頻繁にあります。しかし、電子レンジで温め直した場合、水分や脂分が出てきてベチャッとしたり、あたため過ぎて肉が硬くなって美味しくなくなったりということはよくあります。また、コンベクションオーブンであたためると、表面はこんがり焼けても中は冷たいまま、ということはよくある話。できたての食感に戻すなんて、ほぼ不可能といってよいでしょう。

 

その点、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能は、過熱水蒸気と水蒸気を使って温めるのですが、過熱水蒸気は高い熱量により表面を焼きながら食材の中心まで早く熱を通すという特性がある一方、食品に触れると水に変化して食材に適度な潤いを与えるという特性もあるため、できたてのような食感に復元することができるのです。

↑レンジあたために比べて、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」は揚げ物ならサックリ、蒸し物ならしっとりとした出来たての食感を復元できる

 

↑「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」は、遅く帰ってきた家族の夕食の温めから、唐揚げやたい焼きなどテイクアウト食品の温めにも使える

 

↑食パンや惣菜パンも焼きたてのような食感を味わえる

 

「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」で温め直したものを試食!

もともと、揚げ物と蒸し物で同様の機能はあったのですが、従来はあたためメニューの下の階層にぶら下がっており、選ぶのにワンアクションが必要でした。その点、新製品では「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」のひとつとして独立させて使い勝手を改善するとともに、新たに焼き物とパンもワンタッチメニュー化して「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」に追加。焼き物はふっくらと柔らかい食感の中に香ばしさを維持し、パンモードでは生食パンのふんわりした食感を再現します。

↑火加減も時間もすべてオートで設定できる「まかせて調理」メニューの中に、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」を独立メニューとして設置

 

↑「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」メニューの中に、「揚げたてさっくり」(揚げ物)、「焼きたてふっくら」(焼き物)、「蒸したてしっとり」(蒸し物)、「焼きたてパンふんわり」(パン)の4種の復元メニューを設置

 

↑ロールパン、フランスパン、クロワッサン、生食パンの4種類に最適な焼きたて復元設定を用意

 

実際に同モデルの「まかせて調理」で調理したばかりのものと、調理から数時間たったものを「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」で温め直したものを試食して比較しましたが、ポテト、焼き鮭、鶏の照焼きともにほぼ同じ食感。パサつきもベトつきもなく、できたてのように美味しかったです。

↑「まかせて調理」で調理したばかりのもの(右)と、調理から数時間たったものを「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」で温め直したもの(左)

 

↑中華まんをレンジで温めると通常は水分が飛んで重量が減ってしまうが、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」なら逆に水分が増えて重量が増す。つまり、ふかふかの中華まんができ上がるというわけ ※写真は加熱後にラップしたもの

 

「食べごろ解凍」を使って短時間で美味しく解凍

このほか、冷凍食品を美味しく食べられるように、解凍機能も一新しました。従来、冷凍した刺し身や挽き肉を解凍する場合はレンジとスチームをかけあわせていましたが、食材の大きさや形によって加熱ムラができたり、火が通り過ぎて煮えてしまったりすることも。また、お取り寄せした冷凍食品はレンジ解凍ができないものが多く、解凍の手間が面倒でした。例えば、ローストビーフやケーキは冷蔵室で一晩かけてゆっくり解凍しなければならず、刺身はシンクで水を流しっぱなしにする流水解凍が基本。

 

その点、ヘルシオ新モデルでは、ネット上の「COCORO KITCHENレシピサービス」から専用メニューをダウンロードできる「食べごろ解凍」を用意しています。

 

こちらは短時間で庫内を蒸気で満たし、高密閉シールドで蒸気の充満状態をキープ。さらに庫内の蒸気をファンで循環させて食材にまんべんなく水蒸気を当てていきます。水蒸気が食品に触れて水に変化すると、表面で潜熱(せんねつ)という熱が発生し、この潜熱によって凍った食材を溶かすという仕組み。これにより、どんな形状の食材でもムラなく、加熱し過ぎることなく短時間で解凍できるといいます。

↑食べごろ解凍の仕組み。水蒸気の力でやさしく解凍する

 

↑冷蔵室で半日かかる冷凍ローストビーフの解凍は約30分で食べごろに。通常は10-15分ほど流水解凍の必要があるカツオのたたきは約20分で解凍できる。冷凍笹だんごや冷凍クリームパンも大幅に解凍の時間を短縮可能

 

↑「食べごろ解凍」では、食材に応じてダウンロードした専用メニューを使用。「COCORO KITCHEN レシピサービス」でメニューの種類は順次拡大していく予定

 

↑通常、生クリームはレンジ加熱不可だが、ヘルシオの「食べごろ解凍」なら冷凍カットケーキも解凍できる。丸鶏のような厚みのある食材も解凍可能

 

↑ローストビーフは中まで火が通ることなく、ちょうどよい具合に解凍できている

 

なお、「AX-XA30」はシルバーとレッドに加え、新色としてブラウンも用意しています。近年、ダーク系の落ち着いたデザインでキッチンを統一することが流行しており、そのニーズに応えるためだそう。

↑カラバリはバイブレーションブラウン(左)、バイブレーションレッド(右)とバイブレーションシルバー(写真は記事冒頭)を用意

 

昨今の円安や材料費の高騰により家電製品の価格は上昇傾向にあり、新型ヘルシオのスタート価格も前機種より1割ほど上がっています。ただ、劇的に変わった食生活にマッチする「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」「食べごろ解凍」機能は極めて魅力的に映りました。我が家もほぼ100%在宅ワークになったことで、1日3食すべてを手作りするのは手間がかかるため、惣菜や冷凍食品を使う機会が増加。でも、今使っているレンジで温めると、その美味しさが半減するんだよなぁ……。本当にヘルシオで作りたての味が蘇るなら、1日3食の喜びが変わってくるはず。これは実際に家で試してみたくなりますね。

「温度が違う食材の同時調理」がすぐ使える!ウォーターオーブン「ヘルシオ」の新シリーズ

シャープは、「まかせて調理」とレシピサービス「COCORO KITCHEN」専用キーを搭載した、ウォーターオーブン「ヘルシオ」の新シリーズ「AX-RA20」と「AX-HA20」を発売します。「AX-RA20」は11月30日より発売で実売予想価格は14万円前後(税込・以下同)。「AX-HA20」は12月3日より発売で実売予想価格は11万円前後となっています。

↑「AX-RA20-H(グレー系ダークメタル)」(左)、「AX-HA20-W(ホワイト系)」(右)

 

「AX-RA20」と「AX-HA20」は、本体前面に「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」の4つの自動調理が可能な「まかせて調理」と、AIoT機能によりおすすめメニューの提案やクラウド上のメニューが活用できるレシピサービス「COCORO KITCHEN」の専用キーを搭載。シンプルな操作で「ヘルシオ」独自の調理を楽しめる仕様になっています。好みの食材・分量を角皿に載せ、「まかせて調理」キーを押し、調理モード「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」を選ぶだけで、低温の食材により多くの熱が加わる過熱水蒸気の特性により、状態(冷凍・冷蔵・常温)が異なる複数の食材を同時に調理できます。

↑「まかせて調理」キー(左)、「COCORO KITCHEN」キー(右)

 

また、「COCORO KITCHEN」キーを押すと、「COCORO KITCHEN」レシピサービスからダウンロードしたメニューが利用できます。さらに、クラウド上にあるメニューを厳選してまとめた「クックリスト」などから、好みのメニューを選択し本機にダウンロードすることで、付属のメニュー集にはない新しいメニューも楽しめます。

 

「AX-RA20」は、本体ドア部分に質感の高いメタル素材を採用。メタル素材とガラス素材を組み合わせ、ガラスと一体化したブラック液晶によるすっきりとしたデザインは、キッチン空間にも馴染みやすくなっています。カラーバリエーションはダークメタル・ライトメタルの2色。また、庫内が30Lの大容量ながら高さを抑えた設計で、一般的なキッチンボードにも設置可能です。

 

外食のような食事が自宅で楽しめる、シャープ新「ヘルシオ」は宅配サービスなどと連携

シャープは6月4日、ウォーターオーブン「ヘルシオ」<AX-XA20>を発売すると発表。6月24日から発売します。

 

シャープによると、食材のお取り寄せや飲食店のミールキットなどのサービスを利用して料理を楽しむユーザーが増えているといいます。また、調理が難しい料理やこれまで調理したことのない料理に挑戦し、外食のような食事を自宅でも楽しみたいというニーズが高まっているとのこと。

 

こうしたニーズを受けて、新しいヘルシオはミールキット宅配サービス「ヘルシオデリ」や食体験EC「TASTY JOURNEY with Healsio」と連携し、自宅に届いたこだわりの食品を調理できるのが特徴です。

 

具体的には、ヘルシオデリやTASTY JOURNEY with Healsio対応のメニューを、「COCORO KITCHEN」レシピサービスからダウンロード可能になります。食材を取り寄せ、ダウンロードメニューから調理を開始することで、本格的な仕上がりの料理など、幅広いメニューを自宅で手軽に楽しめるとのこと。

 

ダウンロードメニューは、TASTY JOURNEY with Healsioではローストビーフ、ハンバーグ、ミートローフなど。いっぽうのヘルシオデリでは、一次発酵済みの冷凍パン生地を注文すると、解凍から二次発酵、焼き上げまでを自動で調理してくれます。

 

また、「厳選!旬食材」や「おうちで楽しむ!イタリアン」など、食材や料理のテーマやジャンルごとにメニューがまとめられた「クックリスト」を、COCORO KITCHENからヘルシオに一括ダウンロードが可能。日々の食事から休日に楽しみたいお菓子作りまで、メニューを選んで手軽に料理できます。

 

さらに、過熱水蒸気による「まかせて調理」の2段調理が進化。従来モデルでは、上段で「網焼き・揚げる」「焼く」に対応したメニューの調理が可能でしたが、新たに上段で「炒める」「蒸す・ゆでる」に対応したメニューにも対応します。

 

これにより、上段で炒飯などの炒め物やアクアパッツァのような蒸し料理を調理しながら、下段で温野菜やゆで卵などの副菜を同時に作ることが可能です。

 

総庫内容量は30Lで、本体サイズは幅490×奥行き430×高さ420mm。重量は約25kgとなっています。これは自宅の料理が手抜きで豪華にできそうです。

省スペースで「ヘルシオ」の先進機能を堪能できる!「左右・後ろピッタリ」で置けるコンパクトモデル

シャープは、コンパクトなウォーターオーブン「ヘルシオ AX-AJ1」を9月17日に発売します。実売予想価格は7万6780円。

↑AX-AJ1のホワイト系(左)、ブラック系(右)。サイズ/質量はW470×D390×H340mm/約18㎏

 

自動調理機能が充実した幅47cmのコンパクトなモデル

AX-AJ1は総庫内容量22Lで、夫婦二人世帯などに最適なコンパクトサイズが特徴。左右・後ろピッタリ置きと横幅47cmの実現により、キッチンの狭いスペースにも設置できます。

↑左右・後ろピッタリ置きと横幅47cmを実現

 

お好みの食材を角皿に置いて、キーを押すだけで簡単にグリル調理できる「おくだけグリル」を搭載。魚や肉、野菜などをお好みで自由に組み合わせることができ、火加減、調理時間はヘルシオにおまかせで、簡単にグリル調理を行うことが可能です。

↑「おくだけグリル」で、種類の違う食材もおまかせで同時に調理できます

 

また、好きな食材・分量(1~4人分)を耐熱容器に入れてカテゴリーを選択するだけで、煮物やカレー、パスタなどを簡単に調理できる自動レンジ機能「らくチン1品」も搭載。幅広いメニューを簡単に作ることが可能です。

↑「らくチン1品」で作れる料理の例

 

通常の熱風オーブンと比較し、約8倍の熱量を持つ「過熱水蒸気」で調理する点はヘルシオの上位機種と同様。食材の内部までより早く火を通し、余分な油分や塩分を落とす健康的な調理を行うことができます。

 

上位機種と同様の先進機能はほしい、でも大きすぎるモデルはイヤだ、という方はぜひ注目してみてください。

ワンオペ育児の味方だった!「ヘルシオ ホットクック」は食材と調味料を入れてほっとくだけ!

朝起きたら、朝ごはんの支度をしながら家族のお弁当を作って、夫と娘を見送って、息子の子守りをしつつ掃除に洗濯。そうこうしているうちに晩ご飯の買い物をして、帰ってきたら急いで料理して……ってひと息つく間もありゃしないわ! 主婦だって少しはゆっくりしたいのに!(泣) せめて料理だけでも、私の代わりに作ってくれる魔法のようなアイテムがあればなぁ……。

 

食材と調味料を本体に投入してスイッチを押したら、あとは待つだけ!

そんな多忙なお母さんには、シャープの電気鍋「ヘルシオ ホットクック」をお届け!

本体に材料と調味料を入れ、メニューを選んでスイッチを押すだけで料理が完成してしまう、今話題のキッチン家電。材料をかき混ぜる工程や、火加減まですべて自動でコントロールしてくれるので、煮込み時間が長い料理や、焦げるのが心配な料理だって安心して任せられるんです。しかも最大15時間まで予約調理の設定ができるので、外出前にセットしておけば、帰るころにはホットなおかずが待っています!

 

専用のアプリをダウンロードすれば、「レシピ検索」「作りたい料理の材料確認」「予約時間の変更」など、さらに便利に使うことができる、まさに至れり尽くせりな家電なのです!

 

STEP1
食材をカットして、調味料一緒に入れる

↑レシピの中から食べたいメニューを決めたら、記載されている食材をカット。指定された調味料と一緒に鍋の中にまとめて投入します。 メニューを選択しスタートボタンを押す

 

STEP2
メニューを選択しスタートボタンを押す

↑本体の蓋部分に搭載されている液晶画面から「メニューを選ぶ」を選択。次に、レシピのメニューを選び、スタートボタンを押します。

 

STEP3
後は放っておけば料理が完成!

↑料理の完成を告げるお知らせ音声を確認したら、蓋を開けお皿に盛りつければ完了! 料理が出来上がった後も保温、温め直しをすることも可能です

 

まとめ

食材と調味料を入れてスイッチを押すだけで、あっという間に料理が完成してしまう「ヘルシオ ホットクック」。食材に含まれる水分を活用して調理する「無水調理」もできるので、食材の味が凝縮されて、おいしさをしっかり味わえます。

見やすく操作性のいい大きな液晶画面や、簡単に取り外して水洗いができるパーツなど、使いやすさも魅力的。この「KN-HW24C」は、無線LANへ接続して今まで調理したレシピを記憶し、お好みに合わせた料理を提案してくれますよ。

毎日頑張っている自分へのご褒美に、「ヘルシオ ホットクック」のある生活を始めてみましょう!

 

【商品情報】

シャープ「ヘルシオ ホットクック」KN-HW24C
価格:オープン価格
http://www.sharp.co.jp/hotcook/

 

日々の「参った!」というお悩みを5分で解決!「参田家(まいたけ)のおうち手帖」

matitake300x97_01

参田家の人々とは?

maitake_family
ちょっと気弱なお父さん、元気でしっかり者のお母さん、もうすぐ小学生の娘、甘えん坊の赤ちゃん、家族を見守るオスの柴犬の4人と1匹家族。年中困ったことが発生しては、宅配便で届いた便利グッズや、ご近所の専門家からの回覧板に書かれたハウツー、知り合いの著名なお客さんに頼って解決策を伝授してもらい、日々を乗り切っている。
https://maita-ke.com/about/

オーブンレンジの「ヒト化」はここまで来たか…! あのヘルシオに「トップシェフ」と「お店のマスター」降臨!?

シャープから水で焼くウォーターオーブン「ヘルシオ(HEALSIO)」の2018年モデルが登場しました。ここでは同社に取材してきた様子を紹介します。

 

食材の状態や分量を気にしなくていい「まかせて調理」が進化!

2015年モデルに初めて搭載して以来、ブラッシュアップを重ねてきた「まかせて調理」の搭載機種が、2018年モデルでは3機種に増えています。

 

「まかせて調理」とは、調理する食材が冷凍か冷蔵か常温か、あるいは分量はどのくらいかに関係なく、火加減や調理時間を自動調節して仕上げる機能。同社の調査では「まかせて調理」を使用すると、冷凍食材をレンジ解凍してからフライパン調理する場合に比べて、ビタミンB1などの栄養素の流出量を約15%抑えられるとわかったそうです。

 

また、最上位の「AX-XW500」では、上段で「まかせて調理」を使用しながら、同時に下段でお惣菜などの温めも可能になりました。

↑上で「まかせて調理」で野菜を焼いて、下で同時に惣菜を温めるといった、上下段で違う調理が可能。上と下で同じ人数分を並べるのがコツ

 

スマートスピーカーがお店のマスターのような対応を行う

また、「AX-XW500」と「AX-AW500」は無線LAN機能を内蔵し、流行りのスマートスピーカーとクラウドサービス「COCORO KITCHEN」の連携が可能になりました。シャープの会員サイト「COCORO MEMBERS」に登録すれば、キッチンのヘルシオ本体の前まで行くことなく、Amazon AlexaおよびGoogle アシスタント対応のスピーカーに話しかけて、献立を相談することができます。

 

なお、クラウドサービス「COCORO KITCHEN」は、ユーザーの嗜好を学習し、最適なメニュー提案などを行います。例えば、購入直後のヘルシオに「いつもの」と話しかけると、「探したけれど見つからなかったよ」と回答しますが、購入から何度も利用したヘルシオに「いつもの」と話しかけると「300kcalでよく調理するから、●●がいいよ」といった反応を返してくれます。まるで顔なじみのお店のマスターがいるような安心感! 「マスター! 今日のオススメは?」なんて声を掛けたくなりそう。

↑ヘルシオから離れた場所でも、スマートスピーカー経由で音声で献立の相談などが可能になっています

 

メニュー画面では、従来「メニュー選択」からたどる必要のあった「ダウンロードメニュー」がトップに表示されるようになりました。クラウドをユーザーに積極的に使ってもらおうというシャープの意気込みが感じられます。

↑メニューのトップ画面。「ダウンロードメニュー」が最初から表示されています

 

最上位モデルにはトップシェフ監修の「あぶり豊潤焼き」を搭載

新モデルの中でも最上位「AX-XW500」に搭載する目玉機能が、従来モデルの「あぶり焼き」を進化させ、低温調理を取り入れた「あぶり豊潤(ほうじゅん)焼き」に対応したこと。

 

「あぶり豊潤焼き」は、大きさによって火の通りが異なるため調理の難しいかたまり肉を、高温と低温の組み合わせで美味しく焼ける機能。まず、「あぶり焼き」と同様、通常の熱風オーブン加熱の約8倍の熱量の過熱水蒸気で庫内を300℃以上に高めて肉の表面を一気にあぶって、食材の表面を香ばしく焼きながら旨みを閉じ込めます。

 

そのあと、気密性の高い庫内に蒸気を満たして低温でじっくり加熱。肉の内部が一番美味しくなる、54~56℃の狭い温度帯をキープして豊潤に仕上げます。この蒸気で満たす工程は、ヘルシオの高い密閉性があってこそ実現できたのだそう。

↑これが調理前のローストビーフ。真っ赤な赤みが、火を入れる前から美味しそうです

 

↑キレイにできあがりました! ちなみにローストビーフは、火を入れたのと同じくらいの時間を冷やして、食べる直前に切るのがベスト。切った後しばらくして切断面が赤く、美味しそうになります

 

「あぶり豊潤焼き」の開発にあたっては、フレンチのトップシェフの協力をあおぎ、どういうシークエンス(動作の順序・手順)ならプロの味を再現できるか、試験を重ねて追求したそうです。

 

なお、「あぶり豊潤焼き」に対応するメニューは、出荷時は「ローストビーフ」と「ローストポーク」の2種類。クラウドからダウンロードすることで、「あぶりサラダチキン」「あぶり鶏ハムロール」「あぶり豚ヒレハム」「あぶり豚バラ低温ロースト」の4メニューも追加できます。

↑「ローストビーフ」と「ローストポーク」は標準でメニューに搭載しています

 

ちなみに、シャープではヘルシオの蒸気密閉度の高さを示す動画や、水で焼く仕組みをCGで見せる動画(以下)を公開しています。蒸気密閉度を見る動画では、同社のオーブンレンジ「RE-SS10D」と前年モデルのヘルシオ「AX-XW400」の天板に穴を開けて、それぞれじょうろで庫内に水を流し込み、前者では庫内に入った水が漏れ出すのに対し、後者では水が漏れることなく、庫内に溜まっていく様子が分かります。

 

外観デザインは“半分、黒い”に変更

本体サイズや庫内容量、定格消費電力、液晶画面サイズなどのスペックは、従来モデルとすべて同じですが、外観のデザインはちょっとだけ変更されています。新モデルは本体下部の水タンクのところに水滴と波紋のマークが入り、そのすぐ上とトビラの間の半分が黒くなっています。覚えておくと、店頭で購入する際に見分けやすいですね。

 

参考価格は、昨年モデルは最上位「AX-XW400」の発売時価格が税抜18万円前後だったのに対し、「AX-XW500」は税別17万5000円前後を想定。中位モデル「AX-AW500」は税抜13万円前後、エントリーモデル「AX-AS500」が税抜き9万円前後と1万円ほど安くなって、去年よりもお買い得になっています。細かい点で改良を重ね、より使いやすくなった新ヘルシオ。ぜひ注目してみてください。

↑従来モデルは水タンクのところにマークがなく、水タンクとトビラの間は本体と同じ色(左)。新モデルは水タンク部分に水滴と波紋のマークが入り、そのすぐ上とトビラの間が半分黒くなっています(右)

 

↑ヘルシオ AX-XW500

 

シャープ

ウォーターオーブン「ヘルシオ AX-XW500」

●発売日:6月14日●市場想定価格:税抜17万5000円前後●外形寸法/質量:W490×D430×H420mm/約25kg●加熱室有効寸法:W395×D305×H240mm●総庫内容量:30L(2段調理)●定格消費電力:1460W(レンジ)/1410W(オーブン/グリル)●液晶画面:4.3型カラータッチパネル液晶●同梱クックブック掲載メニュー数:466(自動メニュー431)●健康サポートメニュー数:80●本体色:レッド、ホワイト

 

ウォーターオーブン「ヘルシオ AX-AW500」

●発売日:6月14日●市場想定価格:税抜13万円前後●外形寸法/質量:W490×D435×H385mm/約21kg●加熱室有効寸法:W390×D325×H190mm●総庫内容量:26L(1段調理)●定格消費電力:1460W(レンジ)/1430W(オーブン/グリル)●液晶画面:4.3型カラータッチパネル液晶●同梱クックブック掲載メニュー数:264(自動メニュー227)●健康サポートメニュー数:50●本体色:レッド、ホワイト

 

ウォーターオーブン「ヘルシオ AX-AS500」

●発売日:6月14日●市場想定価格:税抜9万円前後●外形寸法/質量:W490×D435×H385mm/約21kg●加熱室有効寸法:W395×D325×H190mm●総庫内容量:26L(1段調理)●定格消費電力:1460W(レンジ)/1430W(オーブン/グリル)●液晶画面:3.5型ホワイトバックライト液晶●同梱クックブック掲載メニュー数:182(自動メニュー144)●健康サポートメニュー数:29●本体色:レッド、ホワイト

 

「それはヘルシオだろ」と家電ライター総ツッコミ! シャープ「ヘルシオ グリエ」に追加された目玉機能とは?

シャープのウォーターオーブン専用機「ヘルシオ グリエ」。今回、これに電子レンジ機能を追加したモデル「ヘルシオ グリエレンジ AH-HR2(以下、ヘルシオ グリエレンジ)」が登場しました。価格は5万5000円前後(税別)で、発売日は2017年12月中旬です。

 

ここで「ん?」と来たアナタはなかなかの家電通。そう、ウォーターオーブンレンジ「ヘルシオ」から、レンジ機能を省いたものが「ヘルシオ グリエ」だったはず。それが改めてレンジ機能を備えたら、それは「ヘルシオ」なのでは……?? そんな疑問に答えるながら、新しいヘルシオ グリエレンジの魅力を紹介していきます!

20171109-s3 (1)↑ヘルシオ グリエレンジ AH-HR2

 

初代「ヘルシオ グリエ」はシャープにとって「うれしい誤算」だった

過熱水蒸気で調理する「ヘルシオ グリエ AX-H1」が登場したのは、2016年10月、つまりちょうど一年前のこと。ヘルシオに搭載するものと同じエンジンを採用しながら、本体サイズはトースター並み。価格も4万5000円前後とリーズナブル(2017年11月現在では実売価格2万8580円とさらにお買い得)。

 

ちなみに、過熱水蒸気とは100℃以上に熱せられた水蒸気で、熱量が高く、短時間で食材の芯までしっかり温めることができ、冷えた揚げ物は外がサクサク、中はジューシーに仕上がります。また、余分な脂を落とす脱油作用があり、油を使わないノンフライ調理も可能。さらに食材の塩分を表面に移動させ、水とともに落とすなどの減塩効果もあると、まさにいいことづくめ。そんな過熱水蒸気での調理に興味はあるが、家にあるオーブンレンジの買い換えにはまだ早い……そんな人たちが、「これならちょうどいい!」と飛び付きました。

 

シャープにとってうれしい誤算だったのは、ユーザーの8割が毎日使用しており、調理だけでなくお惣菜の温めにも使っている人が多いと分かったこと。「電子レンジ機能もあれば良かった」という意見もユーザーアンケートに寄せられたそうです。どうやらレンジの買い替えで導入した人も少なくなかったようですね。

20171109-s3 (2)

そこで、2017年モデルでは、レンジ機能搭載モデル「ヘルシオ グリエレンジ AH-HR2」を追加。ブラッシュアップしたレンジなしモデル「ヘルシオ グリエ AX-H2」を加えた2機種の投入となりました。

↑左がレンジなしモデルの「AX-H2」。価格は4万円前後(税別)で、発売日は2017年11月30日。トビラの内側にガラスを装着してさっと拭きやすい仕様に変更されました。さらに、従来は別売での提供だったシリコンコーティングトレイが、標準で付属します↑左の2台がレンジなしモデルの「AX-H2」。価格は4万円前後(税別)で、発売日は2017年11月30日。トビラの内側にガラスを装着してさっと拭きやすい仕様に変更されました。さらに、従来は別売での提供だったシリコンコーティングトレイが、標準で付属します。カラバリはレッドとホワイトの各2色

 

ヘルシオの高度な機能は搭載せず、「あたため」「解凍」のみを追加

ここで気になるのが、冒頭でも触れた「レンジ付きはヘルシオと何が違うの?」という部分。結論から言うと、電子レンジの「あたため」「解凍」を追加しただけで、ヘルシオの高度な機能は搭載しないということ。従来機では難しかったごはんや牛乳のあたため、お肉などの解凍が可能になりましたが、ヘルシオとはターゲットが異なり、使い勝手もかなり違います。

↑レンジ機能↑レンジ機能は「オート」「500W」「600W」「解凍」から選択できます

 

↑ウォーターオーブン機能は水タンクに水をセットすれば、これも自動でONになり、火力は「弱:ふっくら」「中:サックリ」「強:こんがり」の三段階から選べます。このあたりの操作性は昨年モデルと同様です↑ウォーターオーブン機能は水タンクに水をセットすれば、これも自動でONになり、火力は「弱:ふっくら」「中:サックリ」「強:こんがり」の三段階から選べます

 

ターゲットの違いでいえば、ヘルシオが減塩脱油で健康志向な料理をイチから作りたい人向けなのに対し、ヘルシオ グリエレンジは減塩脱油で健康志向ではあっても、温めやリクックを中心に利用したい人向けになっています。

 

機能面ではヘルシオには一番下位のモデルにも液晶が備わり、自動調理メニューを搭載しているのに対し、ヘルシオ グリエレンジでは液晶や自動調理メニューは搭載していません。もちろん、ヘルシオの上位機種が搭載する音声対話やIoTへの対応なども非対応。つまり、本機はヘルシオ グリエにいわゆる「チンする」機能をプラスしたモデルというわけです。

 

機能はシンプルになっていますが、そのぶん、操作性は迷いが少ない印象を受けました。トビラを開ければレンジとして自動的に電源がONになり、出力と時間をセットするだけ。庫内容量も「ヘルシオ グリエ」に比べて約1.7倍の大きさで、コンビニ弁当はもちろん、直径24㎝未満のお皿や高さ13cm未満のマグカップも入れることができます。このほか、ウォーターオーブンでトーストを焼く際などに便利なホーローの焼き網のほか、ウォーターオーブンとレンジのどちらでも利用できる白いセラミックトレイが付属するのも魅力。お手入れもしやすそうです。

↑ホーロー焼き網↑付属のホーロー焼き網

 

中食派からスイーツ好きまで幅広いユーザーに刺さりそう!

ちなみにレンジ機能では、「チン!」という終了音を電子音で再現。「レンジの代名詞になった『チン』の音を初めて採用したのはシャープ。そこにこだわって敢えて『チン』と鳴るようにしました」(調理商品企画部 荒井修平 部長)。ちなみに、当時の「チン」は、実は自転車のベルの音を採用したもの。ちょっとしたトリビアですね。

 

なお、メディアを集めた説明会では、担当者が大阪土産で持参したりくろーおじさんの店のチーズケーキ(推定)やタマゴサンド、クロワッサン、コロッケ、鶏唐などを実際に温め直してみました。チーズケーキのカサがふっくらと高くなっているのが写真で分かりますでしょうか。味ですか? 言わずもがな、とろけるようでめちゃウマでしたよ!

チーズケーキ↑温め直したチーズケーキはとろけるようなウマさ!

 

↑会場には本体の構造が見えるシースルーモデルも展示していました。過熱水蒸気のための水の流路やヒーターの配置が分かるようになっています↑会場には本体の構造が見えるシースルーモデルも展示していました。過熱水蒸気のための水の流路やヒーターの配置が分かるようになっています

 

本機はお総菜やコンビニ弁当を自宅で食べる機会の多い中食派、多忙な独身者や単身赴任者、子離れして手間を軽減したいシニアをはじめ、幅広いユーザーに刺さるはず。今回、チーズケーキの温め直しに対応することも判明し、筆者のようなスイーツ好きにも見逃せないことがわかりました。冬ボーナス投入の候補として、クリスマスプレゼントの候補として、ぜひ注目してみてください!

20171109-s3-(17)

ヘルシオ グリエレンジ
AH-HR2
●価格:税別5万5000円前後●発売日:2017年12月中旬●サイズ/質量:W470×D405×H280mm/約13kg●庫内有効寸法:W265×D240×H130mm●定格消費電力(過熱水蒸気):1430W●定格消費電力(レンジ):1100W●加熱方式:過熱水蒸気 パワー3段階(弱・中・強)●レンジ出力:600W、500W、解凍200W相当●タイマー:15分

 

ヘルシオ グリエ
AX-H2
●価格:税別4万円前後●発売日:2017年11月30日●サイズ/質量:W412×D315×H218mm/約6.4kg●庫内有効寸法:W259×D230×H76mm●定格消費電力(過熱水蒸気):1410W●加熱方式:過熱水蒸気 パワー3段階(弱・中・強)●タイマー:15分