恐ろしい子ッ…! うちの猫がふとした瞬間に見せた「ホラーな一面」3選!「ホラ女はねこと共に」第4.1話(番外編)

ホラー映画中毒のOL・しおりと、飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載!

 

↑しおりは映画を観てはホラーな妄想ばかり…。そんな彼女を見てジョーンズは呆れていますが、前回は珍しく一緒に興奮しちゃいました…!

 

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今回は夏休みの特別番外編をお送りします! 身の毛もよだつ恐怖の4コマ…になるかな?

 

 

 

 

なんでもかんでもホラーの名シーンで連想してしまう、ホラー狂の変態な性についてのお話でした!

 

最後のネタは80年代の題名作ホラー「シャイニング」でしたね。38年も前の作品になりますが、今年公開された「とある作品」でも実はちょっと出ていたり…? 果たしてどんなドタバタになるでしょうか! 乞うご期待ー!

 

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霧と家の中には、人と猫を惑わすおぞましき「何か」が潜む…!?「ホラ女はねこと共に」第4話

ホラー映画中毒のOL・しおりと、飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載。梅雨でジメ~っとしてなくても、引きこもり率が高そうなしおりですが、霧が立ちこめる夜にぜひ観たい一本があるようです。そんな飼い主を尻目に、ジョーンズがテリトリーに外敵を発見した模様…!?

 

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【今夜の一作】

ミスト(2008年公開)

 

 

アメリカのホラー小説界において孤高の存在である、スティーブン・キング原作による本作。恐怖のピエロが少年少女たちを追い立てる、昨年公開のホラーなジュブナイル「IT」や、とある小説家と偏執的な愛に狂ったファンによるサイコホラー「ミザリー」など、数々のキング作品が映画化されていますが、本作はそのなかでもファン多しの作品です!

 

その魅力とは、キング作品に共通する部分でもありますが、ダイレクトな残酷描写や破壊シーンだけにあらず! しおりもクドいくらいにジョーンズに語っていますが、「人と人との間に起きる心理的な薄気味悪さ」も大きな魅力なのです。実はしおりもミストで本当に大好きなのは、きっとラスト間際の展開なはず…!

 

異形のクリーチャーたちも、直視すると細かな造形がとってもキモくて…(褒め言葉)、ホラー好きがここぞとばかりに見入る凄惨なシーンも繰り広げられます。猫のジョーンズからみると、狩るべき獲物がピュンピュン飛んでる…って感じのようですが、映画本編ではなかなかグロイので覚悟のほどを! 人間の暗い部分を見たときの「ゾクッ…」という寒気と、強烈な残酷描写みた時の「ヒィッ!!」と叫んでしまいそうな恐怖。2種類の感情をふんだんに楽しめる「ミスト」は、もちろんブルーレイ&DVDが発売中ですのでみなさんもぜひご覧ください!

 

■監督:フランク・ダラボン
■脚本:フランク・ダラボン
■出演:トーマス・ジェイソン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン、トビー・ジョーンズ
■発売元:ブロードメディア・スタジオ
■販売元:ポニーキャニオン

(c) 2007 The Weinstein Company,LLC. All rights reserved.

 

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愛猫と密室で縛られ興奮…! ホラー女子の酷すぎお部屋事情「ホラ女はねこと共に」第3話

ホラー映画中毒のOL・しおりと、飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載。今回は、「ソリッド・シチュエーション・スリラー」なんてかっこよすぎる代名詞の超人気シリーズと共に、ホラー映画好きのおぞましい「お部屋事情」にも言及したいと思います…。

 

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【今夜の一作】
SAW(2004年公開)

 

 

シリーズ屈指の名場面でもあるゴードン医師の「ちょんぱ」シーンが入った初代…。かなり衝撃的なシーンゆえに、しおりもついついゴードン化してしまいました(?) ホラー耐性のない方からすると、「うげ~~!」とひかれてしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください! SAWの魅力はただの残酷描写、陰惨な処刑シーンだけではないのです!

 

のちに続くシリーズにてお話が続いていきますので、多くのネタバレは控えますが、特に初代はサスペンス作品としても秀逸な映画となっています。物語冒頭から、意味もわからず緊縛されているゴードン医師とアダム(カメラマンです)ですが、物語が進むにつれて判明していく二人の意外な関係性。果ては彼らに近しい人物たちまでもがジグソウが仕組んだゲームに組み込まれていくことが明らかになっていきます。心理的、肉体的に追い詰められていくストーリー展開と、畳み掛けるように謎が解かれていく快感は、多くの人が興奮できること間違いなしです! そういったゲーム的、サスペンス的楽しさもあるのがSAWの大きな魅力なのです。

 

でも、やっぱり殺人鬼・ジグソウの凄惨すぎる肉体的、心理的拷問こそ見どころなんですよね…! 狩りの罠として有名な「トラバサミ」を応用して、人の顎を引き裂く拷問装置を作ったり相当イカれてるのですが、そんなジグソウが巻き起こす恐怖こそがやっぱり肝! 少しでも興味を抱いた人は、DVD/ブルーレイが昨年から「おトク値!」シリーズとして、価格が1944円/2700円(DVD/ブルーレイ)で発売中なのでぜひ観てみてください!

 

ちなみに6月13日には、最新作「ジグソウ:ソウ・レガシー」のDVD/ブルーレイも発売しますよー!! 最新作から入るなんて思い切った決断もありかもしれません…!!

 

■監督:ジェームズ・ワン
■脚本:リー・ワネル
■出演:ケイリー・エルウェス、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター、リー・ワネル

■発売元:アスミック・エース

■販売元:ポニー・キャニオン

© 2004 Saw Productions, Inc.

 

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「13日の金曜日」を飼い主と観た猫に惨劇が…!?「ホラ女はねこと共に」第2話

ホラー映画中毒のOL・しおりと、その飼い猫・ジョーンズの恐ろしくも愛おしい日々をつづった本連載。前回、宇宙で暴れまわる「黒いやつ」の映画になんだかんだ感謝したジョーンズでしたが、「特別な金曜日」である今宵、彼にさらなる恐怖が訪れそう…!?

 

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【今夜の一作】
13日の金曜日(1980年公開)

1957年の、とある13日の金曜日…。ニュージャージーのキャンプ場で、少年が1人溺れて行方不明になるという悲しき事件が起こる。はい、それがのちに伝説となるホラー界きっての殺人鬼「ジェイソン」なワケですが、実は第1作ではジェイソンはほとんど出てきません! 作中では、ジェイソン失踪事件のあった27年後、1980年に同じキャンプ場で次々と若者たちが襲われるわけですが、犯人が誰かわからない、かなりサスペンス色の強い構成になっています。

 

しおりが無反応だったラブシーンの連続にも実はワケがあります。「ラブシーン=死」というくらいセットで惨殺シーンが描かれますが、実は少年ジェイソンの事件のきっかけと、作中の真犯人が殺しを行う動機にラブシーンが密接に関係しているんです。真犯人であるジェイソンの●●(自主規制)、かなりイチャつくカップルを恨んでます!

 

というわけで、マスクを付けたジェイソンは出ませんというのが、第1作目「13日の金曜日」に隠された真実でございました。しかし、今ではなかなか拝めない直接的な殺人描写も観られる…ので、ぜひとも今宵ご覧ください!! ブルーレイ(価格:2571円)、DVD特別版(価格:1543円)ともに発売中。

 

■監督:ショーン・S・カニンガム
■脚本:ヴィクター・ミラー
■出演:ベッツィ・パーマー、エイドリアン・キング、ハリー・クロスビー、ケヴィン・ベーコン、アリ・レーマン
■配給:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
Friday the 13th is a trademark of New Line Productions, Inc. (c) 2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

 

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