ゲーム初心者は手軽に始められる“スマホ”から! いまスマホゲームで遊ぶ3つの理由とは?

スマホひとつで手軽に始められるアプリゲームは、忙しい毎日の息抜きにもってこい! 今回はゲーム初心者が、スマホゲームを始める理由を、大ヒットゲームの紹介とあわせて解説する!

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【理由その1】エンタメ費用が高騰しているなか
基本無料で遊べて飽きさせないイベントも盛りだくさん

物価高騰でちょっと遊びに行っただけでもお財布が空っぽ……なんて悲劇も。でも、アプリゲームならほとんどのタイトルが基本無料。イベントも頻繁に開催され、飽きずに長く楽しめるコスパ抜群のエンタメなのだ。

 

競走馬をモチーフにしたキャラが躍動!覇権を握った育成ゲーム

Cygames
ウマ娘 プリティーダービー

配信開始から2年強で1800万DLを突破した育成シミュレーション。実在の競走馬をモチーフにした「ウマ娘」をトレーニングし、レースに出走させて勝利を目指す。レースシーンはハイクオリティな3Dグラフィックで手に汗握る!

↑実在するG1をモチーフにしたレースなど、リアル競馬とシンクロしたイベントも魅力のひとつ

 

11周年を迎えてもコラボイベント充実で盤石のパズルRPG

ガンホー
パズル&ドラゴンズ

サービス開始から11周年。国内累計6000万DLを超える、まさにアプリゲームの代名詞といえる「パズドラ」。2021年には8人対戦が導入され、eスポーツとしても注目が集まる。数々の人気作とのコラボも話題に!

↑3つの同じドロップを揃えて消すというルールはゲーム初心者でも簡単。それでいてコンボなど奥も深い!

 

 

【理由その2】コンシューマゲームに引けをとらないほどビジュアルが美麗に進化

アプリゲームが出始めの頃は、ドット絵でゲーム性も単調というタイトルが多かったが、最近では驚くほど進化し、ビジュアルも家庭用ゲームをも凌駕する水準に達している。これが基本プレイ無料なのだから衝撃だ!

 

引き込まれる壮大かつ濃厚な世界観と華麗なキャラの競演

FGO PROJECT
Fate/Grand Order

重厚な物語で支持される、TYPE-MOONがおくる「Fate」のスマホ向けRPG。偉人や神話の英雄を「サーヴァント」として召喚し、人類を守るための旅に出る。500万文字を超えるシナリオと華やかなビジュアルは圧巻のひとこと!

↑プレイヤーはマスターとなり、英霊を指揮して戦うコマンドオーダーバトル

 

【理由その3】スマホだからこそ楽しめるゲームが続々登場

スマホの位置情報を活用したウォーキングゲームや、加速度センサーで睡眠の質を計測する睡眠ゲームなど、スマホならではの斬新なアプリゲームが続々と登場している。普段ゲームをやらないという人もハマるかも!?

 

今夏配信の注目作! ポケモンの寝顔をゲットする睡眠ゲーム

ポケモン
ポケモンスリープ

“睡眠のエンタメ化”をコンセプトにした新機軸のタイトル。枕の横にスマホを置いて眠ることで睡眠状態を計測し、「すやすや」「ぐっすり」などの3つのタイプに分類。同じ睡眠タイプのポケモンの寝顔を集めていく。

↑この7月にはアプ リと連動して簡単に 睡眠が計測できるデ バイス「Pokémon GO Plus +」も発売予定

 

勇者は歩いて強くなる!「DQ」世界を行く位置情報ゲーム

スクウェア・エニックス
ドラゴンクエストウォーク

国内ではトップクラスの人気を誇る位置情報ゲーム。実際に目的地まで歩いてクリアを目指すクエストのほか、他プレイヤーと協力するメガモンスター討伐、都道府県ごとのおみやげ集めなど、楽しみの切り口が多彩だ。

↑歩いたカロリーが計算されるタニタ監修のライフログ機能「あるくんですW」も搭載。健康管理もできる

 

(C)2019-2023 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
(C)2023 Niantic,Inc. c2023 Pokémon. c1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
(C)2023 Pokémon. c1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.Pokémon Sleep is developed by SELECT BUTTON inc.

ヘビーユーザーが分析する、「ポケモンGO」が再ブームになっている5つの理由

「いま、『ポケモンGO』にハマってる!」というと「えっ、いまさら?」と驚く友人と、「実は私もまた遊んでる」とうなずく友人、反応は大きくふたつに分かれます。それは世間的にも同じではないでしょうか? あまりゲームに詳しくない人からは、2016年夏に配信が開始され、空前のブームとなった「ポケモンGO」はいまやすっかり落ち目……と認識されているかもしれません。しかし、「ポケモンGO」はその後も着実にユーザーを増やし、現在、再ブームとも呼べる盛り上がりを見せているのです。

 

課金額は前年比174%増!? 「ポケモンGO」のいま

先頃、アメリカの調査会社が発表した数字によると、課金額は今年5月には世界で1億400万ドルとなり、前年比174%増を記録。またアクティブユーザー数も2016年のピーク以来最大に達しているそうで、ナイアンティックの公式サイトでは「downloaded over 800 million times(8億DL以上)」という驚きの数字が上がっています。

 

ここ最近の盛り上がりは日本でも同様で、マクドナルド、タリーズ、ジョイフルなどとタイアップした7月の「スペシャル・ウィークエンド」には、商品を購入するともらえる参加券を求めて長蛇の列ができました。また、8/29~9/2に横須賀で行われたリアルイベント「ポケモンGO サファリゾーン in 横須賀」の参加権にも応募が殺到。ヤフオクで高額転売されるといった現象も起きました。

 

どんなゲームでもいったんブームが沈静化すると人気も徐々に低下するものなのに、どうして「ポケモンGO」は再加速してファンを増やしているのでしょうか? その5つの理由を探っていきましょう。

↑アローラ版のベトベトン。新しいポケモンも続々と増えている

 

【理由その1】幅広い年齢層のユーザーを抱えている

詳しいデータは出ていませんが、「ポケモンGO」のユーザー層はスマホゲームをよく遊ぶ10~20代だけではなく、30~40代のミドルエイジ、さらに上のシニア層にも広がっています。

 

こうした大人ユーザーは一度プレイしはじめると、浮気をせずに根強く継続する傾向があり、「スマホゲームはほとんどしないけど、『ポケモンGO』だけは遊んでいる」という人も多いようです。大人ユーザーを掴んで離さなかったことが再ブームの基盤になったといえるでしょう。

 

【理由その2】ポケモンの種類が増え、コレクションする楽しみがアップ!

配信当初は「ポケットモンスター 赤・緑」に登場したポケモン約130種類だけでしたが、段階的に「ポケモン 金・銀」「ポケモン ルビー・サファイア」のポケモンたちが追加され、現在集められるのは370種類以上になっています。また色違いポケモンや最新作「ポケモン サン・ムーン」のアローラ地方の姿をしたポケモンなども登場し、コレクションする楽しさが増しました。図鑑を埋めたいという目標はゲームを続けるモチベーションを高めてくれます。

↑新しいポケモンをゲットすると図鑑が埋まっていく

 

【理由その3】レイドバトルが実装され出会いの場に!?

「レイドバトル」とは他プレイヤーと協力してボスポケモンを倒すバトルで、2017年6月に実装されました。「ポケモンGO」ブームの再燃は、このレイド(バトル)がひとつの大きな原動力といえます。街に点在するジムに巨大タマゴが出現し、カウントダウンが0になるとボスポケモンが現れ、レイドが始まります。ボスポケモンはかなり手強く、伝説のポケモンともなると10人前後で戦ってもギリギリなことも!

 

プレイヤー同士のチャットや連携はありませんが、その場に集まって共闘したというゆるやかな連帯感が魅力です。人数が多いほど確実に勝てるため、友達や知り合いを誘ってレイドを巡ったり、また、見ず知らずの人とその場で意気投合してレイドグループを結成したりといったケースも見られます。

 

このレイドで「ポケモンGO」のゲーム性に新たな側面が加わり、ボスポケモンを倒すため、より強いポケモンをゲットして育成するRPG的な柱ができました。

↑レイドは最大20人のプレイヤーが協力して1体の敵に立ち向かう。制限時間内に倒せないと失敗

 

【理由その4】月1の「コミュニティ・デイ」は休日のお祭り!

2018年1月に始まった「コミュニティ・デイ」は、ある特定のポケモンが休日の3時間に大量発生する月1の特別なイベント。ミニリュウやヨーギラスなどレアなポケモンが取り放題で、「ポケモンGO」ユーザーにとってはちょっとしたお祭り気分のイベントです。

 

この日になると親子やカップルが連れだって仲良さそうにプレイする光景が街中で見られます。友人を誘ってランチを食べ、そのあとレアポケモンを一緒に大量ゲットして、カラオケでもして帰る、そんな休日プランも楽しいものです。

 

【理由その5】フレンド&交換機能の実装

今年6月にはフレンド機能が実装され、さらに7月にはフレンド同士でポケモン交換ができるようになりました。トレードは「ポケモン」シリーズでは最重要の機能で、初代「ポケモン」もゲームボーイの通信機能を使って交換できたことが人気爆発のきっかけとなりました。

 

「ポケモンGO」も実際にフレンド同士が対面でポケモンを交換する必要があるため、新たに知り合いを誘ったり、いったん引退した友人を呼び戻したりといった動きが起きました。今後、対戦機能も追加されるとの噂もあり、そのときはさらに白熱しそうです。

↑フレンドになると「ギフト」も送り合える。ギフトを入手した場所(ポケストップ)の写真が付き、絵ハガキ風で楽しい

 

上記5つの理由以外にも、毎日更新される「タスク」(デイリーミッション)の導入で、飽きずに遊べるようになったのも再ブームにつながった要因のひとつでしょう。リアル世界でポケモンがゲットできるという間口の広い面白さはそのままに、ゲーム自体が着々と進化を遂げて、ブーム後も新規ファンを増やしてきた「ポケモンGO」。もはやスマホゲームという枠を超えて、娯楽のひとつとして定着しつつあるように思います。

 

11月16日にはNintendo Switch向けタイトル「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ」が発売予定。「ポケモンGO」で捕まえたカントー地方のポケモンたちと「Let’s Go」世界で一緒に冒険できるという連動性が話題になっています。家庭用ゲームとの連動でさらにこの勢いが加速するか、注目です。

 

 

「ポケモン」初の常設カフェオープンに期待の声続出!! 日本の経済を動かす「ポケモン」に「ストップ高ゲットだぜ!」

11月30日、東京・日本橋に「ポケモンセンタートウキョーDX&ポケモンカフェ」がオープンすると発表され、「どんなメニューが展開していくのかウルトラ楽しみ!!」「やっと… やっと常設ポケモンカフェができるのか… 長年の夢だった…」と期待の声が上がっている。

出典画像:ポケットモンスターオフィシャルサイトより出典画像:ポケットモンスターオフィシャルサイトより

 

初の常設カフェに期待の声続出中!!

2018年3月14日に「日本橋髙島屋S.C.東館」にてオープンする予定の「ポケモンセンタートウキョーDX&ポケモンカフェ」は、敷地面積1300平方メートルにもなる最大規模の「ポケモンセンター」。グッズが充実しているだけでなく、これまでに期間限定で開催されてきたカフェが初めて常設される。

 

このニュースが発表されるとネット上には、「待ってましたァァァァァ!」「ついにカフェ常設…! いかなきゃ!!」「カフェでポケオフ会とかしたい」「3月は誰とも遊ばないでポケモンカフェのためにお金とっておこう」「絶対行く! 日本橋ポケセンの復活だああ!」といった期待の声が続出。

 

また、詳細はまだ発表されていないものの、「グズマのエネココアとかメニューにあるかな」「サイコソーダ、ミックスオレはメニューにありそう」「モーモーミルクは飲めますか?」「セレナのポフレとか、シトロンのサンドイッチとか、サトシの好きなコロッケサンドとか食べたい」「水は“おいしいみず”だろう」といったメニューを予想する声も多く上がっている。

 

ポケモンは日本の経済を動かす!?

11月30日に「ポケモンカフェ」のオープンが発表されると、カフェのプロデュースや運営を行うことになったエスエルディーの株価が急上昇。12月1日の11時にかけてストップ高の1718円(300円高)まで値を上げたため、投資家からは「エスエルディーが急にポケモン銘柄に」「ストップ高ゲットだぜ!」といった声が上がっていた。

 

このような現象は以前もあり、2016年7月にスマホゲーム「ポケモンGO」がリリースされると、任天堂や関連株に買い注文が殺到。任天堂株は、アプリリリースから4営業日で8000円以上の値上がりをみせた。また同時期には、「ポケモンGO」とのコラボを発表した「マクドナルド」株、関連企業を運営する「サノヤス」も株価が急上昇している。

 

今年11月24日から鳥取砂丘で行われた「ポケモンGO」のイベントで、18億円の経済効果を生み出したといわれる「ポケモン」。1996年の誕生から20年以上経った現在も圧倒的な人気を誇っているようだ。

「ポケモンGO」に“ルビー・サファイア”の第三世代キャラ登場! 「ルビサファ世代なので胸がアツい」と話題に

大人気スマホアプリ「ポケモンGO」に、「ポケットモンスター ルビー・サファイア」で初めて登場した第三世代のキャラが実装され、「ルビサファ世代なので胸がアツい」「第三世代きたら本気出すとか言ってたルビサファ勢! 本気を出す時が来たぞ!」と話題になっている。

出典画像:「ポケモンGO」公式サイトより出典画像:「ポケモンGO」公式サイトより

 

待望の第三世代登場に歓喜の声続出!

第三世代ポケモンの登場は、11月2日まで開催されている「ポケモンGO」のハロウィンイベントに合わせたもの。ゴース、スリープ、カラカラなどのポケモンに交じって、ヤミラミやジュペッタなどのポケモンが「ポケモンGO」にしれっと初登場している。

 

 

「ルビー・サファイア」のキャラが実装されたということで、「ポケモンGO」ユーザーは「ルビサファが追加されてちょーテンション上がってる!」「帰り道が俄然楽しみになった!」「ルビサファ追加とか激アツすぎだろ。楽しい」「第三世代追加キタな。これはやらねばならない。使命だ」と大興奮。また、「ハロウィンのポケモンGOやばい。ルビサファのゴーストポケモン出てるし、夜のBGMシオンタウンだし、こんな神イベント初めて」「ルビサファ世代のポケモンが追加され始めたら、同世代の友達が復帰し始めてる」といった声も。

 

今後は、ヤミラミやジュペッタ以外の第三世代ポケモンも12月ごろから少しずつ登場する予定だという「ポケモンGO」。しかし、第三世代の実装に「新世代が出る毎にボックスの上限を上げる対応はしてほしいよな~」「数増えるのは良いけど、それに見合った持ち数上限あげてよ」と悲鳴を上げているユーザーも少なくない。また、「正直言いますと、まだ第三世代は早い気がします」「第三世代解禁早いなー」「人気が下火になってきたからルビサファ勢を投入し始めたのか」といった声も上がっている。

 

早くも第四世代に期待の声!

2016年7月にリリースされ、今年2月に「ポケットモンスター 金・銀」の第二世代キャラが追加された「ポケモンGO」。第二世代登場からおよそ8カ月で第三世代が解禁されることになった。しかし、ユーザーからは「第三世代がくる勢いで、第四世代まで一気に出てくれないかな」といった「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」に登場した第四世代ポケモンを待ち望む声が早くも上がっている。

 

「ダイヤモンド・パール」は、初代の「赤・緑」、二代目の「金・銀」に次ぐポケモンシリーズ第3位の売り上げを誇るソフトのため、「ダイパが追加されて、ポッチャマに会えるならポケGOやるよ」「第四世代が実装されたらガチ勢になる」といった声も多い。

 

現時点では、第四世代ポケモンが登場するかどうかすら不明だが、実装される際にはボックスの上限問題が解決されていることを祈りたい。