11月17日から「ミスタードーナツ」で、軽食向けの新商品「ミスドゴハン」11種の発売が開始された。しかし、ネットでは「お腹空いた時に食べたいものがなくて困ってたからありがたい!」「ピンとこない… これは迷走してますわ…」と賛否両論を巻き起こしている。
出典画像:「ミスタードーナツ」公式サイトより
ミスドの新メニューに賛否の声!
「ミスドゴハン」は、“ホット・セイボリーパイ”4種類(200円/税抜き)、“セイボリーサンド・ドーナツ”3種類(160円/税抜き)、“トッピング・ホットトースト”2種類(250円/税抜き)、“ホット・スイーツパイ”2種類(200円/税抜き)を用意。「エビのビスク」「クラムチャウダー」といった総菜系パイや、「ハムタマゴ」「ツナメルト」などのドーナツやトースト、「りんごとカスタード」「りんごとチーズ」といったスイーツパイを楽しむことができる。
さっそく「ミスドゴハン」を食べたミスドファンも多いようで、SNSなどには「今日の朝食はハムチーズ! ミスドゴハンを1個づつ食べてみようと思う。全部制覇してやる~」「ミスドゴハンなうーー! クラムチャウダーめっちゃおいしい」「ミスドゴハンのパイ、生地が薄くてサクサク。具もお腹がふくれるものが多くて、休日の昼に丁度いい」「美味しかったし、お洒落だった~~!」「ミスドゴハンはツナメルトが1番好き。これはビールにも合いそう!」といった好評の声が。
しかし、一方で「この価格ならば、ファミレスでモーニング食べた方がお得感がはるかに高い気がする」「美味しそうだけど高いな~! そして、サラダセットほしい。食事バランス悪いと子どもは連れて行きにくい」「食事系を意識するならグラタンパイ、ミートパイ、コロッケパイあたりを復活させてほしかったな」「わざわざミスド行ってご飯食べるか? コンビニのおにぎりかサンドイッチでいい気が…」といった声も上がっている。
もはやただのミスター? ミスドは迷走中なのか?
ミスドといえば“ドーナツ100円セール”が大好評を博したものの、セールのしすぎやコンビニがドーナツを発売し始めたため業績が悪化。売上高と店舗数ともに右肩下がりが続いている。
ミスドを運営しているダスキンは、2020年までに約4割にあたる500店舗で店内調理を廃止して客席の拡充を図り、設備投資費・メンテナンス費を削減していくことを発表。“できたて”を廃止して、配送された商品を発売していく考えを明らかにした。
今回の「ミスドゴハン」は業績悪化に歯止めをかける一手として期待されており、12月からはピザ、来年2月からはパスタを販売することを発表している。しかし、このテコ入れを“迷走”だと考える人も多く、「何屋かわからなくなる」「もはやただのミスターじゃん」「売上下がって多角化経営って一番やったらアカンやつや」「昔はポイント集めてグッズと交換するの楽しみだったのになぁ」「コンビニのドーナツより絶対美味しいのに。パスタやピザ? うーん違うよね」「美味しいコーヒーとかドリンクのバラエティーをもっと増やすべきだと思う」といった思い思いの声が上がっている。
賛否あるミスドの取り組みだが、「ミスドゴハン」が業績回復の第一歩になることを願いたい。