2万円ちょっとでこの高級感と性能!ヴィーガンレザー使用、モトローラのエントリースマホ「moto g05」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、ヴィーガンレザーの質感と手触りを楽しめるエントリーモデルのAndroidスマートフォン「moto g05」を2025年3月14日に発売します。SIMロックフリーで使用可。

↑「moto g05」フレッシュラベンダー、ミスティブルー

 

記事のポイント

デザイン性、基本性能、カメラ、バッテリーのバランスが取れたエントリーモデルです。手頃な価格で高性能なスマホを探している人はチェックを。高級感のある見た目だと傷まないかが心配になりますが、IP52の撥水・防塵設計で、傷や割れにも強いCorning Gorilla Glass3を備えています。

 
高級感のあるデザインもさることながら、Dolby Atmosに対応し、バスブースト機能を搭載したステレオスピーカーや、高輝度モードで屋外でも見やすいディスプレイなど、性能も充実。

 

カメラは5000万画素で、AI対応ポートレート機能を備えています。内蔵ストレージは128GBと大容量で、microSDを使うと最大1TBまで拡張できます。

 

5200mAhの大容量バッテリーを搭載し、18W TurboPower充電にも対応しているとのこと。

 

RAMブースト機能を搭載し、最大24GBまでRAMを拡張可能。複数アプリを同時に使用する際も、快適な動作が期待できそうです。

 

カラーはフレッシュラベンダーとミスティブルーの2色展開。公式オンラインストア「MOTO STORE」の他、「Amazon」、国内オンラインショップ、家電量販店、MVNO事業者などで購入可能です。

 

モトローラ・モビリティ・ジャパン
moto g05
価格:2万800円(税込)

3.6インチ大型アウトディスプレイ付き。モトローラの折りたたみスマホ「motorola razr 50」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、折りたたみ式のスマートフォン「motorola razr 50」を、国内各チャネルで9月27日に発売します。

 

3.6インチの大型アウトディスプレイを搭載し、背面にはヴィーガンレザーを採用するなど、美しさと機能性を兼ね備えています。SIMロックフリーで使用できます。

↑自由な角度でスマートフォンを自立させられます

 

記事のポイント

「折りたたんだ状態でも快適にいろいろできる」一台です。手ブレの心配がない高性能なカメラで、本体を折り曲げた状態で撮影すれば、斬新な写真や動画もできそうですね。
IPX8相当の防水性能、NFCやFeliCaなど、便利な機能が揃っているほか、
購入者特典として「ディスプレイ破損1回無料サポート」もつきます。保証期間は端末購入日から1年です。

 

motorola razr 50は、折りたたんだ状態でも各種アプリ操作やQRコード決済、メッセージの送受信ができます。

 

メインディスプレイは、6.9インチ有機EL、120Hzの高リフレッシュレートにより、鮮明かつなめらかに画面表示します。本体を折り曲げたり、折りたたんだりした状態でも撮影可能。moto aiを搭載した高性能カメラで、動きながらの撮影でも手ブレの心配がありません。

 

そのほか、CPUにMediaTek Dimensity 7300Xを搭載し、4,200mAhバッテリー、12GBメモリ、512GBストレージなど、機能が充実しています。

 

本体カラーはコアラグレイ、サンドクリーム、スプリッツオレンジのラインナップです。

 

モトローラ
motorola razr 50
価格:13万5800円(税込)

19分で充電終わるのすごすぎ! しかも8万円切りのプレミアムスマホ「Motorola edge 50 pro」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月3日、急速充電スマホ「motorola edge 50 pro」シリーズを発表しました。発売は7月12日を予定しています。

 

モトローラといえば折りたたみスマホの新モデル「motorola razr 50」をグローバル発表したニュースもありますが、今回日本向けに発表されたのはそれではなく“折りたたまない方”のプレミアムモデルedgeシリーズの新型です。

↑モトローラが7月3日に発表した急速充電スマホ、motorola edge 50 pro

 

ソフトバンク向けの「motorola edge 50s pro」とSIMフリー版の「motorola edge 50 pro」の2種類を展開します。SIMフリー版は通信キャリアとしてはMVNOのIIJmioが独占で取り扱います。単体販売ではAmazonや家電量販店などの多くの販路で販売します。

 

どちらもデザインや主な機能は共通。ソフトバンク版がメモリー8GBとなっているのに対して、SIMフリー版がメモリー12GBとなっている程度の違いです。

↑SIMフリー版のmotorola edge 50 pro

 

↑ソフトバンク向けのmotorola edge 50s proは3色展開

 

価格はソフトバンク版が8万5584円(税込)。ただし購入から12か月後に返却するプログラムを利用すると、実質12円で利用できます。一方のSIMフリー版はモトローラの直販価格で7万9800円(税込)。IIJmioではややこしい条件なしで、6万9800円(税込)で販売します。

↑ソフトバンク版は複雑な割引きで実質12円

 

↑IIJmioではSIMフリー版もモトローラ直販より1万円安く提供します

 

引き締まった形状にスタイリッシュな仕上げ

edge 50 proのデザインは、スタイリッシュな優美さと扱いやすい触り心地を両立しています。

 

前面はカーブディスプレイを採用し、側面にかけて滑らかに落ち込む形状となっています。6.7インチの大型ディスプレイ、背面のカーブと相まって端末全体が引き締まった形状です。

 

背面にはヴィーガンレザー(合皮)を使用し、すべすべ、サラッとした触感になっています。手に優しく落としづらいスタイリッシュな仕上げ。このヴィーガンレザーは再生プラスチックを使っていて、環境に優しい素材です。

 

モトローラは色彩管理を専門にしているPANTONE社と提携していて、スマホのカラーバリエーションにもPANTONEの色名を使っています。motorola edge 50 proではブラックビューティとリュクスラベンダーの2色を展開。ソフトバンク版ではこの2色にバニラクリームが加わり、3色展開となっています。

 

19分でフルチャージできる爆速充電に対応

最大の特徴は125Wの急速充電に対応していることです。USB PD規格をモトローラ独自に拡張した「125W TurboPower」充電に対応。専用充電器を使うと、バッテリー残量1~100%までの充電がわずか19分で完了します。ワイヤレス充電はQiで最大15Wをサポート。

↑125Wの急速充電器が同梱されています

 

ソフトバンクは急速充電のスマホをシリーズ化した「神ジューデン」というブランドを展開していますが、motorola edge 50s proもそのラインアップに加わります。XiaomiやOPPOの急速充電モデルに加えた、3ブランド目の選択肢となっています。

 

なお、急速充電の125W対応は付属の純正充電器を利用した場合のみ。この充電器を自宅以外にも置きたいという人は、別途8800円(税込)で購入することも可能です。共通規格のUSB PD3.0対応の充電器の場合は、最大100Wで充電できます。

 

ちなみに、充電まわりの仕様はソフトバンク版独自ではなく、SIMフリー版のmotorola edge 50 proも共通になっています。125W急速充電で、USB PD規格との互換性もあります。

 

PANTONE監修のディスプレイは特に肌色表現に優れる

ディスプレイはOLEDパネルを採用。解像度は2712×1220ドットとなっています。端末の左右両端まで隅々に広がるカーブディスプレイは、画面の境界を感じさせない臨場感を演出しています。

↑ディスプレイを手に持っている感覚

 

144Hzの高リフレッシュレート駆動対応で、SNSアプリなどの画面操作も快適にできそうです。またHDR 10+もサポートしています。色の再現性ではPANTONE社の監修も入っていて、特に肌色を適切な色味で表現できるようになっています。

 

カメラもPANTONE監修で色味の再現が正確に

カメラシステムは4眼カメラで、5000万画素のメインカメラ、1300万画素の超広角カメラ、1000万画素の3倍光学ズームカメラ、ToFセンサーという構成になっています。5000万画素のメインカメラはレーザーオートフォーカスと光学式手ブレ補正(OIS)を搭載。薄暗いシーンでもピントを的確に合わせて、手ブレを抑えた写真を撮影できます。超広角と3倍望遠はメインカメラではまかないきれない画角をカバー。ToFセンサーは動画撮影時のブレも補正しています。

 

また、インカメラは5000万画素を採用。前モデルより画素数がアップしています。

 

もちろん、カメラでもPANTONE社の監修付き。色味を正確に再現できるとしています。

↑カメラもPANTONE社の監修付き

 

カメラに「moto ai」機能搭載で性能アップ

そして、2024年のスマホの発表に欠かせない要素が“AI”です。モトローラは「moto ai」として、カメラ機能をAIで改善したとアピールしました。

 

moto aiのカメラ機能はどのようなものがあるのでしょうか。基本的な部分では白飛びや手ブレにおいてAIによる改善が盛り込まれています。数十枚を連写してそのフレームを合成し、白飛びや手ブレを抑えるという仕組みです。特に設定せずに、シャッターボタンを押すだけで機能します。使う人としては、小難しいことを考えずに、きれいに撮影してくれるカメラになったといえます。

 

また、今回新たに加わった望遠レンズを強化し、最大30倍のデジタルズームを行なうための画素補完にもAIを使っています。動画ではAIオーディオズームとして、画面の中の人物の声をしっかり検出する機能も備えています。

↑moto aiによるカメラ画質改善

 

↑黒い被写体にフォーカスを合わせても、白飛びを抑えた写真を撮れます。これはmoto aiによる改善

 

撮影機能ではミニチュア風の写真を撮れるティルトシフト撮影も搭載。さらにAdobe Scanと連動して書類を簡単に撮影できる文書撮影モードもあります。ここまで来るとモトローラのAIではなさそうですが、これもmoto aiと呼ばれています。

↑カメラモードも追加

 

ただし、これらのAIの使い方は他社のスマホでは以前から搭載されています。アプローチとしては堅実ではあるものの2024年に発表する「AIスマホの新機能」としてはインパクトが薄めと言わざるを得ません。

 

moto aiの機能のうち“AIっぽい”機能が壁紙生成機能です。その日の服装を撮影すると、その柄を取り入れた壁紙を作成してくれます。日々の装いにあわせてスマホをイメチェンできる楽しさがありそうな機能です。

↑AIによる壁紙作成機能

 

↑ジャケットを撮ったら万華鏡のようなパターンが生成されました

 

PCと連携できるSmart Connect

モトローラスマホにはWindows PCと連携するSmart Connectという新機能があります。PCとWi-Fiで接続して、PCのウインドウのひとつとしてスマホのアプリを映し出せます。

 

Windows標準の機能でもこのようなスクリーンミラーリングは可能ですが、Smart Connectでは3つのアプリを同時に起動できるようになっています。さらにスマホ上にマウスカーソルを表示して、PCの外部ディスプレイのひとつのように操作することもできます。たとえばスマホ宛のメールに対してキーボードを使ってしっかり返信したいときに便利に使えそうです。

↑PCとスマホが深く連携するSmart Connect

 

直感的な操作ができるジェスチャーも搭載

モトローラスマホではおなじみの、便利なジェスチャー機能も搭載しています。カメラを起動したいときは、スマホを持った手首をひねるだけ。3本指で画面をスライドしてスクリーンショットを撮れたり、アプリ上で指を左右に動かすと画面分割を起動できたりします。直感的な操作でスマホを使いこなせるのが快適です。

 

ちなみに日本向けの機能にはしっかり対応しています。防水防塵はIP68相当で、FeliCa/おサイフケータイも搭載。マイナンバーカードのスマホ搭載も発売後のソフトウェアアップデートで対応予定となっています。

 

まとめ

motorola edge 50 proシリーズは、プレミアム機能を備えながらも挑戦的な価格設定を実現したスマートフォンです。125Wの超高速充電により、わずか19分でフル充電が可能なため、常に忙しく動き回るアクティブなユーザーにとって重宝しそうです。

 

高性能な4眼カメラシステムとmoto aiによる撮影機能は、手軽にパッと良い写真を撮りたいユーザーの期待に答えられそうです。6.7インチの大画面ディスプレイに144Hzの高リフレッシュレートと、動画視聴やゲームを遊ぶうえでも隙のないスペックになっています。

 

価格と性能のバランスが優れているため、高機能スマートフォンを手に入れたいが、フラッグシップモデルほどの出費は避けたいと考える学生や若手社会人にとって、特に魅力的な選択肢となりそうです。

 

主なスペック

OS:Android 14

CPU:Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3(オクタコア)

メモリー:8GB(ソフトバンク版:edge 50s pro)/12GB(SIMフリー版:edge 50 pro)

ストレージ:256GB

SDカード:非対応

モバイル通信:5G

SIM:nanoSIM/eSIM

Wi-Fi:Wi-Fi 6E

Bluetooth:Bluetooth 5.4

背面カメラ:約5000万画素(広角)/約1300万画素(超広角)/約1000万画素(3倍望遠)/ToFセンサー

インカメラ:約5000万画素

外部端子:USB Type-C(USB 3.1、DisplayPort 1.4)

生体認証:指紋認証、顔認証

NFC/おサイフケータイ:○

FMラジオ:非搭載

Moto Secure:〇

内蔵スピーカー:ステレオスピーカー

バッテリー:4500mAh

急速充電:125W TurboPowerチャージ対応

ワイヤレス充電:15W ワイヤレス充電(Qi準拠)

大きさ:約162mm×73mm×8.2mm

重さ:約186g

防水防塵:IP68

3万円台で過不足なし! モトローラから「moto g64 5G」登場

モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月20日、Androidスマートフォン「moto g64 5G」を発表しました。6月28日から公式オンラインストア「MOTO STORE」のほか、Amazonや家電量販店などで発売します。価格は3万4800円(税込)。

 

moto g64 5Gは、洗練された美しいデザインと優れた機能性を兼ね備えたとうたう、ミドルレンジの5Gスマホです。6.5インチのFHD+ディスプレイを搭載し、120Hzの高リフレッシュレートに対応。滑らかな画面表示を実現します。また、Dolby Atmos対応のステレオサウンドを搭載しており、立体感のある音響体験が可能です。

 

カメラは、5000万画素のメインと200万画素のマクロを組み合わせたデュアルカメラシステムを採用しています。またクワッドピクセルテクノロジーにより、低光量環境でも高品質な写真撮影が可能としています。さらに、1600万画素のフロントカメラも搭載しており、セルフィーやビデオ通話も高画質で楽しめるとのこと。

 

スペックは、MediaTek Dimensity 7025プロセッサーを搭載しており、8GBメモリーと128GBのストレージを内蔵しています。また、バッテリーの容量は5000mAhで、長時間の使用が可能です。30Wの「TurboPowerチャージ」にも対応しています。

 

このほか、おサイフケータイやIP52相当の防水・防塵に対応し、日本のユーザー向けの仕様を備えています。

 

本体の厚さは7.99mm、質量は約177gと、手にフィットする薄型軽量デザインとなっています。カラーはスペースブラックとシルバーブルーの2色展開です。

 

なお、同日にワイモバイルの新商品として「moto g64y 5G」も登場。7月上旬に発売します。moto g64 5Gとの違いはメモリーが4GBになっていることと、カラバリにバニラクリームが追加されていることが挙げられます。

手頃な価格の折りたたみスマホ「motorola razr 40」「motorola razr 40s」登場、ソフトバンク版は10万円以下

モトローラ・モビリティ・ジャパンは11月20日、折りたたみスマホの新モデル「motorola razr 40」と「motorola razr 40s」を発表しました。SIMフリー版のmotorola razr 40は11月22日発売で、ソフトバンク版となるmotorola razr 40sは12月8日発売です。

 

motorola razr 40はハイエンドながら、手頃な価格が特徴の折りたたみスマホです。米国では2023年6月に発表されていましたが、ようやく日本でも販売が決まりました。公式オンラインストアの価格は12万5800円(税込)。

 

折りたたんだときのサイズは約高さ88.24×幅73.95×厚さ15.8mmで、重さは約188.6g。シャツの胸ポケットにも収まるコンパクトなサイズ感を実現しています。また、ハイエンドらしく折りたたんだときの表面はヴィーガンレザー仕上げ。高級感を出しています。

↑razr 40sのセージグリーンモデル

 

↑すき間が開くことなくぴったり折りたためるので、コンパクトに

 

ディスプレイは6.9インチの有機ELを採用。リフレッシュレートは144Hzとなっているほか、映像技術の規格であるHDR10+への対応、ブルーライトカットモードの搭載など、高性能な仕様となっています。

↑開くと6.9インチの大画面

 

↑途中まで開いて止めることも可能

 

折りたたんだときは1.5インチのアウトディスプレイを活用できます。ディスプレイには時間が表示されるうえに、スワイプ操作で天気やアラーム、カレンダー、通知などを確認可能。さらにメインカメラを起動すると、ファインダーとしても使用できます。

↑1.5インチのアウトディスプレイ

 

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アウトカメラは約6400万画素のメイン、約1300万画素の超広角+マクロの2眼構成。インカメラは約3200万画素のレンズを搭載しています。上位モデル「razr 40 Ultra」のアウトカメラは約1200万画素+約1300万画素の2眼構成だったので、カメラの画素数だけを見ると、motorola razr 40の方が高性能といえます。なお、両モデルでカメラモジュールやセンサーなども違うそうです。

↑カメラの仕様

 

↑搭載されているカメラモード。6400万画素の解像度をフルに使った「Ultra-Res撮影」など、豊富なモードが用意されています

 

日本向けの仕様として、おサイフケータイやIP52相当の防水・防塵性能に対応しています。

 

このほかスペックは、SoCがSnapdragon 7 Gen 1、メモリーが8GB、ストレージが256GB、バッテリーが4200mAhです。また、SIMはnanoSIMとeSIMに対応しています。

 

いまのスマホはどれも同じ、だから折りたたみスマホの普及が重要

製品の発表に合わせて、発表会も開催。代表取締役社長の松原 丈太さんと、ソフトバンク モバイル事業推進本部 本部長の郷司 雅通さんが登壇しました。

 

松原さんは、フラッグシップモデルのrazr 40 Ultraに対して、今回登場したハイエンドのrazr 40は「違ったミッションを持った製品」と紹介。そのうえで、製品を出すにあたり、3つのポイントがあったと説明します。

↑製品を出す3つのポイント

 

ひとつは「テクノロジーの民主化」で、「(折りたたみスマホは)他社さんも含めて弊社も高価格帯でしか選択肢がない。これだとちょっともったいない。みなさんがより求めやすいものを提供したい気持ちがある」と、折りたたみスマホの価格面を指摘。

 

ふたつめのポイントは「ユーザーにもっと選択肢を」で、いま普及しているスマホは見た目がほぼ同じで、どこが違うかわかりにくいことを挙げました。そのうえで、ガラケー時代に多種多様なモデルがあったことを例に取り、折りたたみスマホがあることでその時代に近づけるのではないかと考えているそうです。

 

3つめのポイントは「モバイル業界にもっとワクワク感を」。上記の2点を足して「(ユーザーが)これは何? と手に取って触ってみて、こんな使い方ができるとか、これは新しいねとか、今までとは違う可能性を感じてもらえる製品を出し続けていきたい」とコメントしました。

 

ソフトバンクでは10万円以下で販売

ソフトバンクの郷司さんは、キャリアとして唯一razr 40sを取り扱うことになった経緯を説明。これまで、ソフトバンクはさまざまな先進製品を出してきた中で、次の一手は折りたたみの市場ではないかと考えているそうです。

↑razr 40sの限定カラーであるサマーライラック

 

とはいえ、ユーザーへのリサーチでは「壊れやすそう」「価格が高い」といった不安要素もあるとのこと。

↑ユーザーリサーチしたところ、28%が「壊れやすそう」と思っているそうです

 

↑48%が価格に懸念

 

そこで、ソフトバンクは故障、破損、水濡れ・全損、バッテリー交換などすべての修理割引が、配送交換とあわせて1年ごとに合計2回まで無料で受けられるアフターサービス「あんしん保証パックネクスト」をrazr 40にも適用すると発表。

↑月額990円(税込)のアフターサービス、あんしん保証パックネクストに対応

 

さらに、販売価格は9万9696円(税込)からと、10万円を切る値段にすることを明らかにしました。

↑のりかえで契約し、「ペイトク」や「メリハリ無制限+」などのサービスに加入と、条件はいくつかありますが10万円以下で販売

 

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そこまで高くない? モトローラの折りたたみスマホ「motorola razr 40 ultra」をチェック

モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月6日、折りたたみのAndroidスマホ「motorola razr 40 ultra」と、ミドルハイモデルの「motorola edge 40」を発表しました。販売価格はmotorola razr 40 ultraが15万5800円(税込)で、motorola edge 40が6万4800円(税込)です。

 

大きめな「アウトディスプレイ」搭載の折りたたみスマホ

↑motorola razr 40 ultra。カラーはインフィニットブラック1色です

 

motorola razr 40 ultraは、6月1日にグローバルで発表されたモデル。モトローラ・モビリティ・ジャパンのラインナップの中では、プレミアムに位置づけられています。また、モトローラはいち早く折りたたみスマホを市場に投入していますが、本製品で4世代目にあたります。

 

折りたたんだ状態でも使えるよう、本体に3.6インチのアウトディスプレイを搭載。メッセージやメール、SNSの閲覧はもちろん、音楽アプリの操作、マップアプリの使用などが可能です。開くと現れるメインの有機ELディスプレイは、22:9比率の6.9インチサイズで、リフレッシュレートは165Hzに対応しています。

↑ちょっとした操作であれば開くことなくできるアウトディスプレイ

 

折りたたむときに任意の角度で固定することができ、いろいろな使い方ができます。たとえば、スタンド状態にしてアウトディスプレイにカメラアプリを表示させると、自分の姿を見ながらセルフィーが可能。ほかにも、本体を90度に折り、ビデオカメラのように持って撮影といったこともできます。

↑モトローラが提案するさまざまな使い方

 

本体サイズは約高さ170.83×幅73.95×厚さ6.99mmで、重さは約188gです。なお、折りたたみ時のサイズは約88.42×73.95×15.1mm。

 

カメラは1200万画素のメイン、1300万画素の超広角+マクロの2眼構成。フロントは3200万画素とリアカメラよりも高画質なうえに、デュアルピクセルPDAFに対応しており、明るく鮮明な撮影が可能とのこと。

↑カメラの仕様

 

↑カメラ機能の一覧。手をかざすとシャッターを切れる機能などがそろっています

 

そのほか主なスペックは、Snapdragon 8+ Gen 1、8GBメモリー、256GBのストレージ。SIMはnanoSIMとeSIMに対応しています。

↑バッテリーは3800mAhで、急速充電に対応。また防滴・防塵仕様です

 

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日本ユーザーの嗜好に合わせたmotorola edge 40

↑motorola edge 40。イクリプスブラックとルナブルーの2色で展開します

 

motorola edge 40は、日本ユーザーの嗜好に合わせたとするモデル。こちらもグローバルのいくつかの国で先行販売しており、日本のユーザーの要望を取り入れはしたものの、ヒットしているといいます。

 

本体は丸みを帯びたディスプレイにしたほか、質感を重視したデザインに仕上げたとのこと。また、本体サイズは約高さ158.43×幅71.99×厚さ7.58mm、重さは約171gと、薄型軽量な設計になっています。

↑デザイン性と触ったときの質感にこだわったとするボディ

 

カメラは5000万画素のメインと1300万画素の超広角+マクロを装備。また、フロントカメラは3200万画素となっています。

↑カメラの仕様

 

スペックは、MediaTek Dimensity 8020、8GBメモリー、256GBストレージ。SIMはこちらもnanoSIMとeSIMに対応です。

↑4400mAhのバッテリー容量で、急速充電に対応。また生体認識にも対応します

 

↑日本ユーザー向けの仕様として、IP68相当の防水・防塵設計やFeliCaにも対応しています

 

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販売は両モデルともに、直販サイトのほか、各家電量販店やECサイトで。加えて、国内の通信事業者としてはIIJmioが独占販売します。MNPによる乗り換えでmotorola razr 40 ultraは10万9800円(税込)、motorola edge 40は3万9800円(税込)と、特別価格で販売。製品の仕様から見てもかなりお得といえるでしょう。

↑IIJmioでの販売価格

 

ほかと比べて手に取りやすい価格で、ユーザーの新たな選択肢になるかも

新製品の発表会には、モトローラ・モビリティ・ジャパンの代表取締役社長の松原丈太氏が登壇。折りたたみスマホについてIDCのレポートをもとに「2021年は800万台、2022年はなんと倍の1600万台の出荷台数になった。今後も続いていくトレンドだと考えており、約5年の間に5.6倍の市場規模になると考えている」と期待を寄せています。

↑発表会でのプレゼン資料。折りたたみスマホは今後伸びていくと予想しています

 

とはいえ、サムスンやグーグルを見ると、折りたたみスマホはまだまだ高価な印象で、購入に踏み切れない人も多いはず。そのなかで、IIJmioからは10万円ほどで購入できるなど、motorola razr 40 ultraは手が届きやすい価格帯。それでいて、本体の軽さや開かずに操作できるアウトディスプレイなど、使い勝手もよさそうです。

 

新しい形のスマホを手にしてみたいけど、そこまで価格で冒険はしたくないユーザーにとっては、いい選択肢になるかもしれません。

 

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MNPで1円、モトローラから気軽に5G体験できる新スマホ「moto g53j 5G」「moto g53y 5G」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月7日、Androidスマホの新モデル「moto g53j 5G」「moto g53y 5G」を発表しました。moto g53j 5GはSIMフリーモデルとしての販売で、価格は3万4800円(税込)、発売は6月16日を予定しています。

↑moto g53j 5G

 

moto g53y 5Gはワイモバイルの独占販売モデルで、価格は2万1996円(税込)ですが、MNP+ワイモバイルオンラインストアでシンプルM/シンプルLのプランを選択すると、1円で購入できます。

↑moto g53y 5Gは6月29日発売。端末価格だけ見てもワイモバイルの方がオトクです

 

2022年に同社として初めて防水&FeliCaに対応したミドルレンジモデル「moto g52j 5g」の後継にあたるモデル。「気軽に5Gを体験できる端末」として投入されています。

 

主なスペックは、Snapdragon 480+ 5G、8GBメモリー、128GBストレージです。またディスプレイは約6.5インチで、解像度は1600×720ドットのHD+、リフレッシュレートは120Hzに対応。

 

背面カメラは2眼構成で、約5000万画素のメインと約200万画素のマクロの組み合わせ。前面カメラは約800万画素となっています。

↑カメラの並びはシンプル。また背面右にはFeliCaのマークが

 

↑多彩な撮影モードも搭載

 

防水(IP52)とFeliCaは引き続き対応していますが、従来モデルはIP68 相当の防水・防塵性能だったため、スペックダウンしています。このほか、5000mAhのバッテリー、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、顔認証/指紋認証などを採用。SIMはnanoSIMとeSIMを利用可能です。

↑製品のハイライト。スマートロックスクリーン機能「glance」にも対応します(moto g53y 5Gは非対応)

 

本体サイズは約幅 74.66×高さ162.7×厚さ8.19mmで、重さは約183g。またカラバリは、インクブラックとアークティックシルバー2色展開です。

↑底面にイヤホンジャックとUSB Type-C端子

 

なお、moto g53y 5Gはカラバリにペールピンクが追加されるほか、メモリーが4GBに抑えられています。

↑moto g53y 5G。右がペールピンク

表も裏も大画面! 新型折りたたみスマホ「Motorola Razr+」登場

Motorola(モトローラ)は新型折りたたみスマートフォン「Razr+」「Razr(2023)」を海外発表しました。

↑Motorolaより

 

Motorolaにとって第3世代となる折りたたみスマートフォンのRazr+は、本体外側に3.6インチディスプレイを搭載。このディスプレイは最大144Hzで動作し、ピーク輝度は1,100ニト、HDR 10+に対応するなど、高品質なものです。ここではアプリやパネル、ウィジェット、ゲームを楽しむことができます。

 

内部の折りたたみディスプレイは6.9インチで、プロセッサは「Snapdragon 8+ Gen 1」、8GB RAMと256Gの内蔵ストレージを搭載。背面には1200万画素メイン+1300万画素超広角カメラ、内部には3200万画素カメラを搭載。バッテリー容量は3,800mAhで、ワイヤレス充電をサポート。物理SIMとeSIMの両方をサポートしています。

 

Razr+のカラーラインナップは3色で、価格は999ドル(約14万円)。6月23日から米国などで販売されます。

↑Motorolaより

 

Motorolaは廉価版折りたたみスマートフォンのRazr(2023)も発表しています。Razr(2023)は背面に1.5インチディスプレイ、内部に6.9インチディスプレイを搭載し、プロセッサは「Snapdragon 7 Gen 1」となっています。Razr(2023)のカラーラインナップは3色で、数か月以内に発売予定です。

 

Source: 9to5Google

お手ごろ価格折りたたみスマホ「Razr 40」、主要スペックとデザインが判明したかも

モトローラのハイエンド折りたたみスマートフォン「Razr 40 Ultra」の主なスペックやデザインは、正式発表前にほぼ出尽くしている感があります

↑今度は「Razr 40」のスペックが明らかに?

 

そんななか、お手ごろ価格モデル「Razr 40」と思しきベンチマーク結果や規制当局への登録から、一部のスペックが明らかになった可能性があります。

 

リーカーのAnvin氏によれば、Razr 40のデータが定番ベンチマークアプリGeekbenchの公式サイトと中国の3C認証サイト(強制認証制度)から見つかったとのこと。高級モデルRazr 40 Ultraのモデル番号がXT2321-1に対して、こちらは「XT2323-3」だそうです。

また主要スペックとしては、プロセッサーにSnapdragon 7 Gen 1、12GBのRAMを搭載。しかしRAM 8GBのバリエーションも用意される模様です。ちなみにRazr 40 UltraのプロセッサーはSnapdragon 8+ Gen 1が噂されています。

 

そして5G接続が可能で、バッテリーは33Wの急速充電に対応し、Android 13が搭載される予定。GeekBenchベンチマークテストでは、シングルコアのスコアが1,019、マルチコアのスコアが2,545となっています。Razr 40 Ultraに関しては、シングルコアが1,285、マルチコアが3,810という結果が流出していました

 

またインドのテック系サイトMySmartPriceにはRazr 40の予想レンダリング画像が掲載されています。Razr 40 Ultraでは大型のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)が搭載される見通しですが、こちらは差別化のためか小さくされているようです。

Image:MySmartPrice

 

ハイエンドモデルRazr 40 Ultraの価格は1,000ドル(約14万円)以上で、Razr 40はより手頃な価格になると予想されています。両モデルとも6月1日に、モトローラが公式発表する見通しです。

 

Source:Anvin(Twitter),MySmartPrice
via:PhoneArena

モトローラの新型タテ折りスマホ「Razr 40 Ultra」、カメラ性能とバッテリー容量が判明? ワイヤレス充電対応かも

モトローラの次期タテ折りスマートフォン「Razr+/Rzar 40 Ultra」(市場により製品名が違うとの噂あり)はまもなく発表される見通しですが、小売店からのリーク情報として、主要スペックとカメラ性能の詳細が伝えられています。

Image:Motorola

 

まずエジプトの小売業者Extra.comは、Razr 40 Ultraの商品ページを一時公開していたとのこと。記事執筆時点では削除済みのようですが、TwitterユーザーのAbhishek Yadav氏が公式画像と主な情報を転載しています。

そこでは噂のブラック、グレイシャーブルー、ビバマゼンタといった3色を確認できます。より興味深いのは、その主要スペックでしょう。それによれば、本製品は6.9インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載し、サムスン製Galaxy Z Flip4の6.7インチ画面より少し大きくなるようです。

 

また搭載チップがSnapdragon 8+ Gen 1であることや、Android 13、本体横に指紋センサー、8GBのRAM、256GBのストレージも言及されています。そしてバッテリー容量は3,800mAhとのことで、Galaxy Z Flip 4を上回る模様です。また、ワイヤレス充電にも対応とのことです。

 

最後にカメラに関しては、メインカメラの解像度が32MPで、超広角カメラらしき8MPのセンサーも搭載されています。なぜか自撮りカメラとしては12MPと13MPの2つあると記載されていますが、これは誤植と思われます。

 

モトローラは公式に、6月1日に新製品発表イベントを開催すると予告済みです。それまでに、さらなるリーク情報が出てくるのかもしれません。

 

Source:Abhishek Yadav(Twitter) 
via:9to5Google

モトローラの新折りたたみスマホ「Razr 40 Ultra」の画像がリーク、デザインはどんな感じ?

モトローラの次期折りたたみスマートフォン「Razr 40/Razr 40 Ultra(どちらも仮称)」のものとされる画像が、海外でリークされています。

↑Evan Blass/Twitterより

 

上の画像は、リークアカウントのEvan Blassが投稿した、上位モデルに相当するRazr 40 Ultraのものです。スマートフォンの特徴としては、本体外側のカバーディスプレイのサイズが大きく、背面のほぼすべてをカバーしています。これにより、さらに多くの情報を表示できるほか、自撮りの際にも自分の姿をよりよく確認できそうです。

 

Razr 40 Ultraの予測スペックとしては、プロセッサーに「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。本体カラーはブラック/ブルー/マゼンダレッドの3色で、6月にリリースされると予測されています。

↑MySmartPriceより

 

一方で海外テックサイトのMySmartPriceは、普及モデルの「Razr 40」の画像を投稿しています。こちらのカバーディスプレイはより小型で、時刻や天気、カレンダーといった通知が主に表示されるようです。また端末の本体には、レザー風の素材が採用されています。

 

Razr 40の本体カラーはオリーブグリーン/パープル/クリームの3色で、6月を含めたかなり早い時期でのリリースが期待されています。新型折りたたみスマートフォンを2機種投入することで、モトローラの同市場への注力がさらに高まることになりそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

Motorolaが次期折りたたみスマホをチラ見せ。廉価な「Razr Lite」も?

Motorola(モトローラ)は次期折りたたみスマートフォンのデザインの一部を、中国語SNSのWeiboにて公開しています。

↑Motorolaより

 

Motorolaはこれまで、折りたたみスマートフォン「Motorora Razr 2019」や「Motorola Razr 5G」、「Motorola Razr 2022」を投入してきました。今回の折りたたみスマートフォンは、「Motorola Razr 2023(仮称)」に相当するモデルになるはずです。

 

Motorola Razr 2023では、背面の外部ディスプレイがデュアルカメラを覆うように設置され、全画面デザインになるなど大きな変化が予測されています。これにより、画面の表示面積がより拡大されるはずです。

 

一方で海外テックサイトのMySmartPriceは、Motorolaが廉価な折りたたみスマートフォン「Razr Lite」を開発していると伝えています。Razr Liteはより小さな外部ディスプレイを搭載し、スペックも控えめなものとなることが予測されています。

↑MySmartPriceより

 

Motorolaは6月に、これらの折りたたみスマートフォンを発表する予定です。Motorola Razr 2023に搭載される背面の大型ディスプレイは、より消費者を引きつけることになりそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

ThinkPad30周年記念スマホ「ThinkPhone」登場! 黒いボディに赤いボタンを継承

中国Lenovo傘下のモトローラは、ThinkPad PCとシームレスに連携できるスマートフォン「ThinkPhone」を発表しました。

↑Image:Lenovo

 

ThinkPad PCの30周年(事業売却前のIBM時代を含めて)記念モデルでもあり、今後数か月のうちに米国、欧州、中南米、中東、オーストラリア、およびアジアの一部の国で発売される予定です。

 

ThinkPhoneのSoC(プロセッサー)はSnapdragon 8+Gen 1であり、最新とは行かないものの十分にパワフルなチップです。Android 13を搭載し、ディスプレイは6.6インチの有機ELパネル、解像度は2400×1080です。

 

またメインカメラは5000万画素の「Ultra Pixel」であり、ストレージは128GB、256GB、512GBの3種類(RAMは8GBまたは12GB)。通信は5GおよびWi-Fi 6Eもサポートし、1回の充電で推定36時間のバッテリー持ち、IP68防水防塵性能も備えています。

 

そうしたスペックは標準的ではありますが、ブラックを基調とした本体色や、側面にある赤いボタンはThinkPad PCゆずり。後者はさすがにトラックポイントではないものの、様々な機能が割り当てられるカスタマイズ可能な仕様です。

↑Image:Lenovo

 

またIT関連のセキュリティ機能が強調され、独立したセキュリティプロセッサー「Moto KeySafe」を搭載。これによりPINやパスワード、暗号キーなどの機密データを分離して改ざんされにくい環境に保存し、強力に保護されるそうです。

 

これらのセキュリティ機能に加えて、MIL STD 810H規格(堅牢性に関する規格)に準拠。鉄よりも強い軽量アラミド繊維、航空機グレードのアルミニウムフレーム、Gorilla Glass Victusなどを採用し、最大1.25mからの衝撃や落下にも耐えられるとのことです。

↑Image:Lenovo

 

そして「Think 2 Think」システムにより、ThinkPad PCとのシームレスな連携も実現。簡単にWi-Fiで接続したり、コピーしたテキストやスキャンした文書を転送したり、PC上でスマホアプリを直接開くこともできます。

 

昨年末からレンダリング画像がリークされていましたが、早くも正式発表されたかっこうです。熱烈なThinkPadユーザーであれば、スマホもThinkPhoneに揃えてみてもいいかもしれません。

 

Source:Lenovo
via:Engadget 

海外で急増する「折りたたみスマホ」、日本にないもの一気見せ!

サムスンの「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」は画面を二つに折りたたむことのできる折りたたみスマートフォンという新しいジャンルの製品です。開くと7.6インチ画面の小型タブレットになるGalaxy Fold4、閉じると手のひらに収まるコンパクトサイズになるGalaxy Z Flip4とどちらも魅力的な製品ですが、価格が高めなことや折りたたみモデルの選択肢が少ないことから、まだ知名度はあまり高くありません。

↑サムスンの最新折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

 

ところが海外に目を向けると、すでに折りたたみスマートフォンは多くのメーカーから製品が出てきています。世界のスマートフォンのシェア上位メーカーのうち、アップル以外のメーカーはすべてラインナップの最上位モデルに折りたたみスマートフォンを加えているのです。それではどんな製品が出ているのか、特徴的な製品を紹介しましょう。参考に2022年11月時点での現地価格も記載します。なお折りたたみスマートフォンには横側に開く小型タブレットスタイルと、縦に開くスマートフォンスタイルの2種類があります。まずは横折式のモデルをいくつかピックアップしました。

 

折りたたみ方式も様々、大画面から小型サイズまで魅力的な横折り式モデル

1.シャオミ「Xiaomi MIX Fold 2」

日本でも格安スマートフォンを次々と出して存在感を高めつつあるシャオミも折りたたみスマートフォンを出しています。Xiaomi MIX Fold 2は角をシャープに仕上げた全体的にスクエア感の強いボディーが特徴で、画面サイズは開くと8.02インチ、閉じると6.56インチ。閉じたときの画面サイズは折りたたみスマートフォンの中で最大であり、閉じたときもスマートフォンとして使いやすい画面サイズです。本体サイズは開くと161.1×144.7×5.4mmで最薄サイズ。閉じると161.1×73.9×11.2mm、重量は262gになります。

↑シャオミの「Xiaomi MIX Fold 2」

 

カメラにも大きな特徴があり、老舗のカメラメーカーであるライカとコラボした5000万画素カメラを搭載しています。ライカならではのフィルム時代を思わせる味のある写真を撮ることができるというわけです。カメラは他に1300万画素の超広角、800万画素の2倍望遠を搭載。チップセットにSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しており、価格は8999元(約12万2000円)です。

↑ライカ監修のカメラを搭載

 

2.ファーウェイ「Mate Xs 2」

日本でのスマートフォン新製品の投入が停滞しているファーウェイですが、海外では現在も年間数モデルの新機種を投入しています。ファーウェイはサムスンと共に2019年から折りたたみスマートフォンを手掛けており、これまで数機種を販売してきました。最新モデルのMate Xs 2は他メーカーのモデルとは異なり、横に折りたたむタイプですが、画面は表示面を表にした状態で折りたたむ「山折り式」を採用しています。画面サイズは7.8インチ、本体サイズは開いたときが156.5×139.3×5.4mm、閉じたときが156.5×75.5×11.1mm、重量は255g。シャオミのXiaomi MIX Fold 2と並んで最薄モデルとなります。

↑ファーウェイの「Mate Xs 2」

 

カメラはシャオミ同様に5000万画素カメラを搭載。超広角1300万画素、光学3倍800万画素というトリプル仕上げ。なお以前ファーウェイはライカと協業していましたがライカはシャオミとのコラボに切り替えており、ファーウェイのこちらのモデルのカメラからはライカの名前が消えています。とはいえ「スマホのカメラと言えばファーウェイ」と誰もが認める実績をそのまま引き継いでおり、カメラも十分な性能を持っています。チップセットはSnapdragon 888を搭載、通信方式は4Gのみに対応し、価格は9999元(約20万2000円)となっています。

↑他社にはない画面を外にして折る構造

 

3.OPPO「Find N」

日本ではRenoシリーズを中心にしているOPPOも折りたたみスマートフォンを海外で販売しています。Find Nは折りたたみモデルながら本体の形状はやや小ぶり。横折り式ながら閉じたときはコンパクトな大きさで持ち運べるのが魅力になっています。画面サイズは開いたときが7.1インチ、閉じると5.49インチ。閉じたときの画面の縦横比は18:9で一般的なスマートフォンと変わらず、違和感なく使うことができます。サイズは開いたときが132.6×140.2×8.0mm、閉じると132.6×73×15.9mmで、厚みはあるものの閉じたときの大きさも他社品と比べると小型です。重量は275g。

↑横折りスタイルでコンパクトサイズのOPPO「Find N」

 

小型ながらもカメラは5000万画素+1600万画素+1300万画素光学2倍望遠と手を抜かない設計。発売が2021年12月と他社の最新モデルよりやや早いこともあり、チップセットはSnapdargon 888を搭載するなど若干性能が劣りますが、それでもハイエンドモデルであることには変わりありません。また開いたときの画面の形状も横が長く縦が短いため、タブレット画面としても使いやすくできているわけです。価格は6989元(約14万1000)です。

↑タブレット同様、開くと横手方向を長くしたデザイン

 

カメラを強化したハイスペックモデルも登場

4.HONOR「Magic V」

HONOR(オナー)は元々ファーウェイのスマートフォンのサブブランドでしたが、現在は独立したメーカーになっています。ファーウェイ時代からの高品質なスマートフォン設計を引き継いでおり、HONORの製品はカメラ性能にも優れています。そのHONORの折りたたみスマートフォンMagic Vは、折りたたみスマートフォンの中でも最強のカメラスペックを誇ります。画面サイズは開くと7.9インチ、閉じると6.45インチ。本体サイズは開いたときが160.4×141.1×6.7mm、閉じたときが160.4×72.7×14.3mmです。重量は288g。

↑ファーウェイから独立したHONORの「Magic V」

 

カメラは5000万画素の広角、5000万画素の超広角、5000万画素のスペクトル測定と3つの5000万画素カメラを搭載。さらにフロントカメラも4200万画素と超高解像度のものを外画面、内画面のどちらにも搭載。5つのカメラの総画素数は2億3400万画素にも達します。カメラ性能を重視しても購入できるモデルと言えるでしょう。チップセットはSnapdragon 8 Gen 1、価格は9999元(約20万2000円)です。

↑折りたたみスマホとして最強のカメラを搭載する

 

5.vivo「X Fold+」

vivoは日本に一切絡んでいない謎のスマートフォンメーカーと思われるかもしれません。しかし世界のスマートフォン出荷台数の上位に入る大手メーカーです。vivoは2022年4月に初の折りたたみX Foldを発売し、わずか5か月後の9月にチップセットを乗せ換えたマイナーチェンジモデルX Fold+を投入しました。画面サイズは閉じたときが8.03インチでこれは折りたたみスマートフォンの中で最大サイズ。閉じると6.53インチです。本体サイズは開くと162×144.9×6.3mm、閉じると162×74.5×14.6mm。重量は311gあります。

↑開くと最大画面サイズのvivo「X Fold+」

 

vivoもスマートフォンのカメラ性能には定評があり、ソニーのXperiaシリーズと同様にレンズメーカーのツアイスと提携したレンズを搭載しています。X Fold+のカメラは5000万画素+4800万画素超広角+1200万画素2倍望遠+800万画素5倍望遠。望遠を近距離、遠景と2つ搭載。デジタルで最大60倍の望遠撮影も可能です。チップセットはSnapdragon 8+ Gen 1。価格は9999元(約20万2000円)。

↑HONOR Magic Vにも負けないカメラ性能

 

縦折り式はスタイル重視

続いて縦に折りたたむコンパクトモデルを紹介します。同じ折りたたみスマートフォンと言っても、縦折り式のモデルは開けば一般的なスマートフォンと大きさは変わりませんから、小さく持ち運べることや、たたんだときの外パネルの色を活かして身の回りのアクセサリのように使えることで、女性を中心に人気になっています。

 

1.ファーウェイ「Pocket S」

製品名にポケットとついていることからわかるように、縦折り式スマートフォンはたためばポケットにもすっぽりと入ってしまいます。ファーウェイが2022年11月に出したPocket Sは5988元(約12万1000円)と比較的買いやすい価格であり、パステル系の色も含めた5つのカラバリでファッション性を大きくアピールしています。開いたときの画面サイズは6.9インチ、本体サイズは開くと170×75.5×7.2mmですが、閉じると87.3×75.5×15.2mmと本当に小さくなります。

↑ファッショナブルな折りたたみモデル、ファーウェイ「Pocket S」

 

2.モトローラ「razr 2022」

モトローラは日本でも折りたたみスマートフォンを出していましたが、最新モデルrazr 2022は本体デザインを大きく変え、より使いやすさを追求した2022年モデル。最大の特徴は閉じたときもスマートフォンとしてある程度操作できるように大型の外画面を搭載していること。2.7インチ画面を上蓋に搭載することでカメラのプレビューやメッセージを読むなど閉じたままでも簡単な操作を行えます。開いたときの画面サイズは6.7インチ、本体サイズは開くと167.0×79.8×7.6mm、閉じると86.5×79.8×17mmで重量は200g。価格は5999元(約12万1000円)です。

↑モトローラはデザインを一新した「razr 2022」が登場

 

折りたたみスマホはどこで買える? 日本への投入はある?

今回紹介した折りたたみスマートフォンは価格を見るといずれも人民元になっています。つまりこれらのモデルはすべて中国国内で販売されているのです。それでは中国以外では購入できないのでしょうか? 現時点ではファーウェイがアジアやヨーロッパの一部の国で製品を販売していますが、グーグルサービスが搭載されていないというデメリットもあります。またモトローラは中国以外への販売も今後行うと見られており、他にはHONORが次の折りたたみモデルからはグローバル展開すると明言。

 

シャオミやOPPOなど日本でもある程度知名度が高まっているメーカーは、ぜひ日本に折りたたみスマートフォンを出してほしいところです。価格が高価なことや折りたたみディスプレイの修理体制などを考えるとまだ投入するタイミングではないと考えているのかもしれません。しかしiPhoneの最上位モデルが20万円を越えているだけに、高価な製品でも性能や仕上げが優れていれば日本の消費者も興味を示す可能性は大いにあります。日本で実績のあるモトローラにはぜひrazr 2022の投入を期待したいものです。

意外と安い、初の2億画素スマホ「Motorola X30 Pro」が海外発表

米モトローラは初となる2億画素イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Motorola X30 Pro」を中国向けに発表しました。

↑モトローラより

 

Motorola X30 Proは韓国サムスンが開発した2億画素イメージセンサー「HP1 ISOCELL」を搭載。8K解像度/30fpsでの録画や、16ピクセルをまとめての高感度撮影が可能です。その他にも、マクロ撮影も可能な5000万画素超広角カメラ、2倍ズームが可能な1200万画素カメラ、6000万画素のセルフィーカメラを搭載しています。

 

画面には6.7インチ/最大144Hz駆動/最大1250ニトの有機ELディスプレイを搭載。10億色や10bit表示、HDR10+やDCI-P3カバー率100%を実現しています。プロセッサは「Snapdragon 8+ Gen 1」で、8GB/12GB RAMと128GB/256GB/512GB ストレージを搭載。バッテリー容量は4610mAhで、125Wと極めて高速な有線充電に対応しています。

 

Motorola X30 Proの価格は3699元(約7万3000円)からと、意外にも廉価。まずは、中国から販売が開始されます。世界初の2億画素イメージセンサーを搭載しながら廉価に投入される本スマートフォン、まずはどれだけ美しい写真/映像が撮影できるのかを、確認してみたいものです。

 

Source: Android Central

かなりコスパいいんじゃないの? 新折りたたみスマホ「Moto Razr 2022」が海外発表

米モトローラは新型折りたたみスマートフォン「Moto Razr 2022」を中国向けに発表しました。

↑モトローラより

 

韓国サムスンの「Galaxy Z Flip4」と同じく、縦折りタイプとなるMoto Razr 2022。その特徴は、より高速な6.7インチ/FHD+解像度/最大144Hz駆動のディスプレイを採用していることです。また外側のディスプレイも2.7インチと、より大型なものが採用されています。

 

プロセッサには最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。これに、12GB RAMと512GB 内蔵ストレージが組み合わされています。カメラは外側が5000万画素メイン+1200万画素超広角、内側が3200万画素セルフィーカメラとなっています。

 

本体のヒンジは改善された「Star Trail」構造により、開いたときによりフラットな形状となります。内蔵バッテリーも3500mAhと、前モデル「razr 5G」から拡大されています。

 

Moto Razr 2022の価格は5999元(約12万円)からで、まず中国向けに投入されます。Galaxy Z Flip4よりも一部スペックで勝りながら若干廉価なMoto Razr 2022は、十分な競争力がある折りたたみスマートフォンといえそうです。

 

Source: 9to5Google

スリムでスタイリッシュなデザイン+良コスパ! モトローラのエントリークラス「moto e」シリーズ新作「moto e32s」7月15日発売

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「moto e32s」を、7月15日に発売します。税込価格は2万1800円。

↑左:スレートグレイ、右:ミスティシルバー

 

同製品は、最薄部8.5mm、質量185gで、手になじむスリムなデザインが特徴。本体カラーは、スレートグレイとミスティシルバーの2色展開です。

 

6.5インチ HD+ディスプレイは、20:9のアスペクト比を採用。90Hzのリフレッシュレートで様々なコンテンツをなめらかに表示します。

 

1600万画素メインカメラ、200万画素深度センサー、200万画素マクロカメラで構成したAIトリプルカメラシステムと、800万画素のフロントカメラを搭載。高速フォーカスレンズで、動きの多い被写体も的確にピントを合わせて撮影します。

 

OSはAndroid 12で、MediaTek Helio G37 オクタコアプロセッサーを搭載。RAM4GB、ストレージ64GBを内蔵し、microSDカードにより最大1TBの拡張が可能です。バッテリー容量は5000mAh。

モトローラの次期折りたたみスマホ「razr(第3世代)」は見た目スッキリ! 海外で公開される

米モトローラの次期折りたたみスマートフォン「razr(第3世代)」の姿が、同社幹部によって公開されました。

↑Weiboより

 

折りたたみスマートフォンとしてのrazrシリーズは、2019年に初代モデルが登場し、2020年には5G通信に対応した「razr 5G」が発売されました。どちらも、ディスプレイを縦方向に折りたたむことでコンパクトに持ち運べるのが特徴です。また、本体を折りたたんだ状態ではカメラ上部に「こぶ(飛び出し)」が存在しています。

 

Lenovo Mobile Chinaにてゼネラルマネージャーを務めるChen Jin氏が公開した、razr(第3世代)。その本体からは先述のこぶがなくなり、折りたたみディスプレイが本体の四隅まで広がっていることがわかります。このようなデザインは、韓国サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」とも共通しています。また本体外部には、引き続き大画面のサブディスプレイが搭載されているようです。

 

これまでのリーク情報によれば、razr(第3世代)は本体背面に5000万画素メイン+1300万画素超広角のデュアルカメラを搭載。またプロセッサに米クアルコムの「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載し、120Hz駆動ディスプレイを採用するなど、一気にハイエンド級の性能を手に入れるようです。

 

現在の折りたたみスマートフォン市場では、矢継ぎ早に新製品を投入するサムスンが他社を一歩リードしています。しかしモトローラやOPPO、シャオミ、ファーウェイなど、他のプレーヤーからの魅力的な製品の登場にも期待したいものです。

 

Source: Weibo 1, 2 via 9to5Google

サムスンより先に最新チップ搭載? モトローラが折りたたみスマホ「Razr 3」への搭載を示唆

米モトローラが開発中と噂される、次期折りたたみスマートフォン「Razr 3(仮)」。今年中にリリースと予想されているなか、同社の幹部が最新チップの「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用すると思しき画像を中国SNSに投稿しました。

Motorola/Weibo

 

モトローラは2019年に初代折りたたみスマホ「Razr 2019」を発売。さらに2020年には後継モデル「Razr 5G」をリリースしていますが、いずれのモデルもSnapdragon 700番台のミッドレンジを採用していました。

 

そんななか、モトローラのゼネラルマネージャーShen Jin氏は中国のSNSサイトWeiboに、新たな画像を投稿しています。それは「Snapdragon 8+ Gen 1」のロゴが浮かび上がり、下にはV字型に開かれた何かのデバイスがうっすらと見えるもの。モトローラの折りたたみスマホといえばRazrであり、うわさのRazr 3に次世代プロセッサの搭載が予告された、と推測されているしだいです。

 

Snapdragon 8+ Gen 1は、台湾TSMCの4nmプロセスにより製造され、前モデルSnapdragon 8 Gen 1よりもCPUとGPUともに10%高速となり、電力効率も最大30%改善していると謳われています。

 

先日も実機とされる画像がインドメディアの91mobilesにより公開されており、ベゼルは薄くなってGalaxy Z Flip 3のような正方形に近づき、背面カメラはシングルからデュアルに強化されていることがうかがえました。

91mobiles

これまでの情報を総合すると、画面は前モデルと同じくFHD+解像度、背面カメラは1300万画素+5000万画素、前面カメラは3200万画素でRAM容量は8GB/12GB、内蔵ストレージは256GB/512GBとなるようです。

 

有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のEvan Blass氏は、Razr 3が中国で7月下旬~8月上旬に発売され、グローバル版は後日に登場すると予想していました。競合するサムスンの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 4」や「Galaxy Z Flip 4」(どちらも仮称)は9月に発売との予想もありますが、モトローラが先に最新チップを搭載するとすれば、注目度も高くなりそうです。

 

Source:Weibo
via:PhoneArena

モトローラからプレミアムな一台! 「motorola edge30 PRO」……6月3日発売

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「motorola edge30 PRO」を、6月3日に発売します。

 

税込価格は、メインメモリ12GB/内部ストレージ256GBモデルが8万9800円、メインメモリ8GB/内部ストレージ128GBモデルが8万6800円です。

 

同製品は、2021年秋に登場した、プレミアム製品ラインmotorola edgeシリーズの最新モデル。CPUにQualcomm Snapdragon 8 Gen 1オクタコアプロセッサーを搭載。

 

リフレッシュレート144Hzの6.7インチFHD+(2400×1080)の有機ELディスプレイを採用し、高精彩かつなめらかな映像を楽しめます。

 

5000万画素メインカメラ+5000万画素超広角/マクロカメラ+200万画素深度センサーで構成したトリプルカメラシステムと、6000万画素フロントカメラで、低光量でも明るく鮮明な写真撮影が可能。インスタントオールピクセルフォーカスにより、暗所でも鮮明な動画撮影が可能。

 

HDR10+対応6.7インチ有機ELディスプレイで、10億色の色彩表現が可能。144Hzリフレッシュレートによる、なめらかな映像表示も可能です。

 

バッテリー容量は4800mAh。15Wのワイヤレスチャージと5Wのパワーシェアに対応しています。68W TurboPowerチャージャーを同梱し、急速充電ができます。

 

Ready For機能により、ワイヤレスでテレビに接続や、スマートフォンからPCに接続など、各種アプリやビデオ通話、動画視聴などを、大きな画面で楽しむことができます。

3万9800円! モトローラ、防水防塵でFelica搭載の日本オリジナルモデル「moto g52j 5G」を6月3日に発売

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「moto g52j 5G」を、6月3日に発売します。税込価格は3万9800円。

↑本体カラーはパールホワイト(左)とインクブラック(右)の2色

 

同製品は、コストパフォーマンスを重視したmoto gシリーズの、日本オリジナルモデルの5G対応スマートフォン

 

同社初となるIP68相当の防水・防塵性能と、おサイフケータイ対応「FeliCa」を搭載。主要なFeliCa対応アプリも動作検証済みで、マイナンバーカード、運転免許証の読み取り、ワクチン接種証明書アプリにも対応しています。

 

6.8インチ Max Visionディスプレイを搭載し、20:9のアスペクト比を採用しています。リフレッシュレート120Hzで、なめらかにゲームや動画視聴、Webブラウジングが可能です。

 

カメラは5000万画素メインカメラ+800万画素超広角/深度センサー+200万画素マクロカメラで構成したトリプルカメラシステムと、1300万画素フロントカメラを採用。4つのピクセルを1つに組み合わせるクアッドピクセルテクノロジーにより、低光量でも明るく鮮明な写真撮影が可能です。

忍者風の巻取りスマホが登場? モトローラが製品開発の噂

米モトローラブランドが初の巻取りスマートフォン「コードネーム:Felix」を開発しているとの情報を、海外テックサイトの91Mobilesが独占情報として伝えています。

↑Framesira / Shutterstock.com

 

折りたたみタイプの登場などにより、さらに多様化するスマートフォンの形状。巻取りスマートフォンとは本体内部のディスプレイを巻き物のように外側に引き出すことで、表示面積を拡大できる機構です。画面中央にヒンジを搭載した折りたたみスマートフォンと比べて、設計がよりシンプルになるなどのメリットが存在します。

 

91Mobilesによれば、モトローラの巻取りスマートフォンは普段は画面の約1/3ほどが本体内部に収納されており、垂直方向に画面が拡大されるとのこと。これにより、大画面をより小型なサイズで持ち運ぶことができます。

 

巻取りスマートフォンとしては、韓国LGが「LG Rollable」の開発を発表したものの、後に同社はスマートフォンビジネスからの撤退を発表し、LG Rollableの計画も中止されました。一方で中国OPPOはコンセプト巻取りスマートフォン「OPPO X 2021」を展示していますが、製品投入の予定などはまだ決まっていません。

 

先述のように、折りたたみスマートフォンよりは廉価に大画面を実現できる、巻取りスマートフォン。果たしてモトローラとOPPOのどちらが一番乗りとなるのか、今後に注目です。

 

Source: 91Mobiles

折りたたみでもカメラ画質競争が激化? モトローラの次期スマホ画像が公開される

↑91Mobileより

 

米モトローラの次期折りたたみスマートフォンとなる「razr(第3世代)」の実機とされる画像を、海外テックサイトの91Mobilesが公開しています。

 

モトローラは2019年に同ブランド初となる折りたたみスマートフォン「razr」をリリースすると、2020年には5G通信に対応した「razr 5G」を投入(日本での発売は2021年)。どちらでも6.2インチのフレキシブルディスプレイを縦方向に折りたたむことで、コンパクトに持ち運ぶことができます。

 

今回91Mobilesによって公開されたrazr(第3世代)の画像では、シングルからデュアル仕様に強化された背面カメラが確認できます。これによりカメラ画質の向上や、複数の画角の選択が可能になることが予測されます。

 

さらに本体デザインも変更されており、本体を折りたたんだ時にカメラ上部に位置していた「こぶ(飛び出し)」がなくなっていることがわかります。これにより、本体外側のサブディスプレイが大きくなるなどの変化があるかもしれません。

 

事前情報によれば、razr(第3世代)は現行モデルと同じくFHD+解像度のディスプレイを搭載し、プロセッサーは最新のSnapdragon 8 Gen 1を採用。背面カメラは1300万画素+5000万画素、フロントカメラは3200万画素でRAM容量は8GB/12GB、内蔵ストレージは256GB/512GBとなるようです。

 

razr(第3世代)は7月か8月に、まず中国にてリリースされると予測されています。また本体カラーとしてはクワート・ブラックとトランキル・ブルーの2色が存在するようです。折りたたみスマートフォン分野では韓国サムスンが次々と新モデルを投入していますが、カメラ画質を向上させたrazr(第3世代)がどれだけ市場で対抗できるのかに注目したいものです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

言われてみればなかった! MLBのユニフォーム広告がついに解禁!

日本時間4月20日、ダルビッシュ有が在籍しているサンディエゴ・パドレスが、ユニフォームの袖にスポンサーロゴを付けることをツイッターで発表。この投稿にファンからは賛否の声があがっている。

 

 

「最新のパートナー、モトローラをご紹介!」と題した動画では、中心選手の迫力あるプレー動画に続き携帯電話メーカー「モトローラ」のロゴパッチを紹介。2023年シーズンから左打者と左投手には右袖、右打者と右投手は左袖にパッチが付くという。

 

今回、オフに行われた労使交渉が決裂しロックアウトに突入。開幕が当初の予定より1週間ほど遅れたが、そこで決まった新労使協定のなかで、ユニフォームへのパッチ広告とヘルメットへのステッカー広告が合意された。

 

言われてみれば、これまであまり気にしていなかったが、各チームのユニフォームやヘルメットに広告は見当たらない。サッカーや日本プロ野球ではよく見るが、メジャーリーグ(MLB)ではこれまで許可されていなかったのだ。2019年に行われた日本開幕戦などは、見ていてどこか違和感を覚えたのは袖に広告が付いていたからかもしれない。

 

Game Recap: Mariners power past A’s on Opening Day (3/20/19)(クリックでYouTubeへ)

 

よく見ると、全チームのキャップに「NEW ERA」ロゴ、ユニフォームの右胸には「ナイキ」のロゴが入っているが、これはどちらも全球団に採用される公式サプライヤーだ。

 

なお、2020年にナイキが採用された際には、MLBがロゴを入れることを公式ツイッターで発表し、賛否両論の物議を醸している。

 

 

ユニフォームのパッチ広告は2023年シーズンから、ヘルメットのステッカー広告は今年のポストシーズンから解禁される予定。

 

ちなみに名門ニューヨーク・ヤンキースのホームユニフォームには、広告はおろか背ネームさえ入っていない。今後パッチ広告が付くのだろうか。またその広告料はどれほどの額になるのか。関心は尽きない。

端末も料金も容量も、選択肢は一つだけ! LIBMO「一択モバイル」スタート

TOKAIコミュニケーションズの格安モバイル「LIBMO」は、選択肢が1つしかない格安モバイルサービス「一択モバイル」を開始しました。

 

同サービスは、電話とLINEができれば基本OKの人向けの格安モバイルです。「スマホはそんなに使わないけど、連絡手段として一応持っておきたい」「YouTubeは、Wi-Fiで観る」「LINE、SNS、ネット検索できて、毎月1000円くらいに抑えたい」などのニーズに注目。データプランや選択肢が複雑になり、「なにが正解なのか、よくわからない」格安モバイルの世界で、あえて「選択肢がすべて一択」の格安モバイルのブランドをスタートさせたそうです。

 

月額料金は税込980円。データ容量は「3GBプラン」のみで、使える目安は、LINE通話で96時間、ツイッターで12時間、YouTube視聴で5時間です。

 

スマホの機種はモトローラの「moto e7」のみ。純正Android OSを搭載し、画面は約6.5インチで、重さは180g。1600×720ドット(HD+)で、ティアドロップ型ノッチを搭載。ネット検索やYouTube、読書をするのにストレスを感じない大きさの端末を採用しています。

 

同サービスが想定しているメインユーザーは、「スマホをちょっと使い」する人。“一応スマホを持ってもらいたい”高齢の両親や、初めてスマホを携帯する中学生、主にWi-Fiで使うことが多く、屋外ではLINE・ちょっとしたSNSを見るくらいでOKな人などを、例として挙げています。

高精彩6.4インチFHD+有機ELディスプレイ搭載! お手頃価格なモトローラのSIMフリースマホ「moto g31」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「moto g31」を、1月28日に販売開始します。市場想定価格は税込2万5800円。

 

同製品は、moto gファミリー「moto g30」の後継モデルで、充実した機能とお手頃な価格帯を両立したミドルレンジ端末。SIMロックフリーで使用できます。

↑moto g31(ベイビーブルー)

 

6.4インチFHD+(2400×1080)の有機ELディスプレイを採用。1インチあたり400ピクセルの超高精彩液晶で、鮮明な映像が楽しめます。

 

5000万画素メインカメラ+800万画素超広角レンズ/深度センサー+200万画素マクロレンズで構成したトリプルカメラシステムにより、低光量の環境でも明るく鮮明な写真を撮影できます。

 

MediaTek Helio G85 オクタコアプロセッサー搭載。内蔵ストレージは128GBで、最大1TBのmicroSDが利用できます。バッテリー容量は5000mAh。

 

顔認証と指紋認証のどちらにも対応し、マスクで顔が隠れていても指紋センサーによりスムーズなサインインが可能です。カラーバリエーションはベイビーブルーとミネラルグレイの2種類。

↑moto g31(ミネラルグレイ)

軽量だから長時間使えそう、5万円台の5Gスマホ「motorola edge 20」の真価を見る

モトローラ・モビリティ・ジャパンが、スマートフォンの新ラインナップとして「motorola edge」シリーズの日本発売を発表しました。同社によるとこのシリーズは、カメラ、ディスプレイ、デザインに注力したミドルハイレンジのシリーズになるとのこと。

 

第1弾として「motorola edge 20」(税込5万4800円)と、その廉価モデルに位置付けられる「motorola edge 20 fusion」(税込4万3800円)が、10月22日に発売。ここでは、motorola edge 20の使い勝手を中心にレビューします。

↑左がmotorola edge 20で、右がmotorola edge 20 fusion。どちらも6.7インチの有機ELディスプレイを搭載しています

 

薄さと軽さが魅力、チープにならないリッチな質感もよい

motorola edge 20の最大の特徴は、薄くて軽いこと。最薄部は約6.99mm、重さは約163gに抑えられています。200gを超える端末が少なくない中、本機は誰が手にしても驚くであろうほどの軽さで、長時間スマホを持ち続けても疲れなさそうです。

↑薄くて軽く、持ちやすいです

 

軽いとモックのようなチープな印象を持ってしまうかもしれませんが、そんな質感にはならず、背面パネルはガラスのような手触り。実際にはガラスではなく、アクリル素材を使い、軽さとリッチな質感を両立させています。

 

また、TPU素材のスマホケースが同梱されていますが、それを装着しても、なお薄いと思えることも利点。カメラ部が出っ張っていますが、ケースを着けることで卓上などに置いてもレンズが直接当たらず、保護できる仕組みです。

↑アクリルを使った背面はリッチな質感。モトローラの「M」ロゴもさりげなく記されています

 

↑同梱のクリアケースを装着すると、カメラの出っ張りが気になりません

 

フロント面には、パンチホール型のインカメラを搭載。また本体右サイドに音量ボタンに加え、電源キーと指紋センサーを兼ねたサイドキーを搭載し、一方の左サイドにはGoogle アシスタントを起動する専用キーを備えています。

 

底部にはUSB Type-CポートとSIMスロットを搭載。2枚のnanoSIMを挿して、2つの回線を使い分けることができます。ただし、microSDカードは装着できません。

↑右側面に音量キーと、指紋センサーを兼ねる電源キーを搭載

 

↑Google アシスタントの専用キーは不要な人もいるでしょうが、左側面にあるため邪魔にはなりません

 

↑SIMスロットには表裏に1枚ずつnanoSIMを装着可能。5G+4GのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しています

 

内蔵スピーカーは底部に1基だけのモノラル仕様。音量はそこそこ上げられますが、音楽や映画の音声を楽しむには物足りなく感じる人もいるでしょう。なお、3.5mmのイヤホンジャックは搭載していませんが、3.5mm-Type-Cの変換アダプターとイヤホンは同梱。手持ちのイヤホンで音楽を楽しむことも可能です。

 

1億800万画素のメインカメラは明るく撮れて、特に夜景は鮮明

アウトカメラはメイン(1億800万画素/F1.9)+超広角(1600万画素/F2.2)+望遠(800万画素/F2.4/光学3倍ズーム)という構成。超広角カメラは、マクロモードでの撮影時にも使われます。

↑左から望遠、メイン(広角)、超広角の順に並びます

 

1億800万画素カメラは、9つの画素を1つに結合させて、多くの光を取り込む「ウルトラピクセルテクノロジー」に対応するほか、撮影すると1200万画素で記録されます。実際にカメラを使用してみると、撮影シーンに関係なく明るく撮れて、従来のmoto gシリーズなどと比べると、夜景がすっきりと鮮明に写るようになった印象。なお、「Ultra-Res」モードを選択することで、1億800万画素の画像を記録することもできます。

 

【作例フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

カメラアプリの機能はモトローラの従来モデルを踏襲しており、多彩な撮影モードも健在。指定した色だけを残してモノクロにする「スポットカラー」、指定した範囲の動きだけを残してGIF画像などを作成できる「シネマグラフ」など、ユニークな機能を楽しめます。

 

インカメラは3200万画素(F2.25)で、自撮りも高画質で楽しめます。また、アウトカメラとインカメラで同時に撮影できる「デュアル撮影」機能も搭載しており、こちらはVlogユーザーに重宝しそうです。

 

【カメラアプリの機能フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

ディスプレイのリフレッシュレートは最大144Hz、映画を楽しめる最新規格にも対応

ディスプレイは、6.7インチの有機EL液晶を採用し、解像度はフルHD+(2400×1080ドット)。アスペクト比が20:9のやや縦長の画面なので、WebやSNSを見るには適している印象です。

 

リフレッシュレートはモトローラのスマホでは最高の144Hzに対応。操作中に自動で最適なリフレッシュレートになるよう初期設定されていますが、常に速度を優先する設定にも変更可能です。

 

最近では、ミドルクラスで90Hzに対応する機種が増えてきており、ハイエンドでは120Hz対応のモデルもざらにあります。144Hzはそれらを上回るゲーミングスマホ向けのスペックとも言えるでしょう。ただし、144Hzに対応するコンテンツは限定的なほか、筆者が実質的に使った印象では、120Hz対応モデルと遜色はないです。

↑リフレッシュレートの設定画面

 

また、10億色の階調を表示できるうえに、映像のシーンごとに付加したメタデータを利用して映画監督などの製作者らが意図したHDR表現にする「HDR10+」や、デジタルシネマ向けの色域の基準「DCI-P3」にも対応。これらにより、映画を高精細に楽しめます。加えて、軽くて片手でも楽に持てるので、移動中の電車の中で視聴するにもちょうどいいでしょう。

 

端末を動かすだけでカメラを起動できるなど、モトローラ独自の便利機能も継承

OSはAndroid 11を搭載。操作性はAndroid端末としてはベーシックで、プリインストールされているアプリもほとんどはAndroid純正のもの。ただし、ユーザーがより使いやすくなるための独自機能は充実しています。

 

たとえば、端末を持った手首を素早く2回ひねってカメラを起動したり、2回振ってライトを点灯したりできる機能は、従来モデルから引き続き搭載。これに加えて、電源キーをダブルタップするとショートカットメニューが表示され、よく使うアプリなどを素早く起動できるといった機能も便利です。

↑従来モデルから多彩なジェスチャー機能を継承

 

↑右側面の指紋センサーをタップすると、画面中央の右側にショートカットメニューが表示。このメニューは編集できます

 

さらに、パソコンやテレビなどと接続して外部ディスプレイとして利用できる「Ready For」という機能も搭載。筆者の環境では実際に使ってみることはできなかったのですが、専用アプリをインストールしたWindowsパソコンにUSB経由で接続して、ファイルを共有したり、motorola edge 20をウェブカメラとして使ったりできます。

 

テレビとの接続はMiracastで、映像をワイヤレス出力し、テレビの大画面に最適化された状態でコンテンツやビデオ通話などを楽しむことが可能です。

↑Ready Forによるパソコンとの連携には、Windows 10搭載のパソコンに専用アプリのインストールが必要

 

↑テレビなどの大画面ディスプレイと連携させることも可能

 

廉価モデル「edge 20 fusion」との差分はスペック、カメラ、インターフェイスと多岐にわたる

冒頭でも述べたように、motorola edge 20には下位モデルのmotorola edge 20 fusionがあり、1万1000円ほど安く買えます。両モデルの違いはどこにあるのか、主なスペックの差分を比べておきましょう。

↑左がmotorola edge 20で、右がmotorola edge 20 fusion。カラバリはどちらも1色のみ

 

motorola edge 20 motorola edge 20 fusion
プロセッサー Snapdragon 778G Dimensity 800U
リフレッシュレート 最大144Hz 最大90Hz
アウトカメラ メイン(1億800万画素)+超広角(1600万画素)+望遠(800万画素) メイン(1億800万画素)+超広角(800万画素)+深度センサー(200万画素)
外部メディア なし microSD(512GB)
イヤホンジャック なし あり
バッテリー容量 4000mAh 5000mAh
サイズ 約163×76×6.99(最薄部)mm 約166×76×8.25(最薄部)mm
重さ 約163g 約185g

 

スマホのパフォーマンスに大きく影響するプロセッサーは、motorola edge 20がクアルコムのSnapdragon 778Gを採用し、motorola edge 20 fusionがメディアテックのDimensity 800Uというチップを採用しています。

 

どちらもミドルハイ向けのチップですが、Snapdragon 778Gのほうが処理性能は高いはずです。基本アプリの操作で大きな違いは体感できませんでしたが、ベンチマークアプリで比較すると、やはりmotorola edge 20のほうが高いスコアを記録しました。なお、メモリーは両機ともにRAMが6GBで、ROMが128GBです。

↑「Geekbench 5」というベンチマークアプリで測定したmotorola edge 20のベンチマークスコア。現行のハイエンドモデルには及ばないものの、ミドルクラスではトップクラスのスコアを記録しました

 

↑motorola edge 20 fusionのベンチマークスコア。1世代前のミドルハイモデルと同等のスコアで、現行の5Gスマホの中では平均と言えます

 

ディスプレイはどちらも6.7インチで、解像度も同じ2400×1080ドット。ただ、リフレッシュレートに差があります。とはいえ、motorola edge 20 fusionも最大90Hzなので、従来の一般的なスマホよりも滑らかな表示を楽しめます。カメラはmotorola edge 20 fusionに望遠レンズがないことが大きな差分です。

↑左がmotorola edge 20で、右がmotorola edge 20 fusion。光学3倍ズームで撮れることがmotorola edge 20のアドバンテージになるでしょう

 

ただ、motorola edge 20 fusionはmicroSDでストレージを拡張できるうえに、イヤホンジャックがあり、さらには5000mAhの大容量バッテリーを備えるという、motorola edge 20にはない魅力もあります。

↑motorola edge 20 fusion(下)はイヤホンジャックを備えています

 

どちらを選んだ方がいいかという話になると、薄くてスタイリッシュなデザインとカメラの性能を重視するならmotorola edge 20、電池持ちやコスパを重視するならmotorola edge 20 fusionを選ぶのをおすすめしたいと思います。

 

とはいえ、それぞれ5万円台と4万円台で手に入る端末としては完成度が高いため、どちらを選んでも不満はないでしょう。

モトローラが高性能&3万円台の5G対応スマホ「moto g50 5G」を新発売

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、9月30日、Androidスマートフォン「moto g50 5G」を発表しました。

 

高性能と手ごろな価格を両立した、5G対応スマホ

moto g50 5Gは、ストリーミングやダウンロードも快適に行える5Gスマートフォンです。5G高速通信対応モデルながら、手ごろな価格帯を実現しています。また、大容量5000mAhバッテリーを内蔵し、フル充電で約2日の使用が可能(新品時点)。6.5インチのMax Visionディスプレイは、90Hzのリフレッシュレートにより、映像やゲームをなめらかに表示します。

 

さらに4800万画素のトリプルカメラシステムで、鮮明で明るい撮影が可能。CPUには、MediaTek Dimensity 700 オクタコアプロセッサーを搭載し、高いパフォーマンスを発揮します。大容量128GBストレージに加え、microSDカードで最大512GB拡張でき、写真や動画、音楽、アプリなど、多くのデータを保存可能です。

 

操作性も快適で、簡単なジェスチャーでよく使う機能を起動するMy UX(マイユーザーエクスペリエンス)を搭載しているほか、Googleアシスタントにも対応。

 

本体カラーは、洗練されたメテオグレイとクールなテンダーグリーンの2色を用意しています。

↑メテオグレイ
↑テンダーグリーン

 

■販売価格と発売時期

3万2800円(税込、MOTO STORE価格)

発売日:2021年10月1日発売予定

 

■販売ストア

〈EC〉公式オンラインストア「MOTO STORE」、「Amazon」、「e-TREND」、「ひかりTVショッピング」、「murauchi.com」、「楽天市場」ほか

 

〈家電量販店〉「エディオン」、「ケーズデンキ」、「ジョーシン」、「ノジマ」、「ビックカメラ」、「ヤマダデンキ」、「ヨドバシカメラ」 他 〈MVNO〉 「IIJmio」、「イオンモバイル」、「QTmobile」、「goo Simseller」、「NifMo」、「Fiimo」ほか

 

moto g50 5Gが当たるTwitter キャンペーンも実施

1928年9月25日、アメリカ・シカゴで創業したモトローラは、今年で93周年を迎えました。今回、この記念日を祝してWho is Motorola ? Twitter キャンペーンを開催しています。実施期間は9月28日から10月11日までの14日間を予定。

 

開催されるTwitterキャンペーンでは、中田英寿氏が出演する動画コンテンツを視聴し、クイズに答えた人のなかから抽選でmoto g50 5Gをプレゼントします。

 

■キャンペーン概要

期間:9月28日から10月11日までの14日間

期間中モトローラの公式Twitterアカウント(@MotorolaJP)をフォローし、キャンペーンツイートからハッシュタグを選んで投稿。

当選者数:抽選で5名

賞品:moto g50 5G

ガラケーのような5Gスマホ「motorola razr 5G」 じっくり使ってわかったメリット・デメリット

3月26日に、モトローラの最新フラッグシップ「motorola razr 5G」が発売されました。ガラケー時代に世界的なヒットを記録した薄型ケータイ「RAZR」のコンセプトを受け継ぐモデルで、6.2インチの大画面を折りたためて、コンパクトに持ち歩けることが最大の特徴。

 

ソフトバンク版とSIMフリー版が発売され、ソフトバンク版の価格は19万8000円(税込・以下同)で、2年後に機種変更時に端末を返却する「トクするサポート+」を利用すると実質負担金は9万9000円に抑えられます。SIMフリー版は公式オンラインストアでの価格が17万9799円。なお、ソフトバンク版はシングルSIMでロックがかかっていますが、SIMフリー版は物理SIM+eSIMのデュアルSIM仕様になっています。その他の仕様は共通しています。

 

筆者は、モトローラ・ジャパンからお借りしたSIMフリー版を1週間ほど使ってみました。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

メリット1:触れただけでハイグレードを実感できるボディ

razr 5Gに触れて、すぐに気に入ったのはボディの質感。背面パネルにはガラス、ヒンジやフレームにはメタル素材を用いて、全体的に丸みを帯びたラウンドフォルムになっています。折りたたみ時のサイズは91.7×72.6×16.0mmで、手のひらに収まるほどのコンパクトさ。鏡面仕上げでツルツルとして手触りで、質感のリッチさはトップクラスだと感じました。裸のままで使いたい反面、うっかり落としてしまいそうで怖かったりします。

↑折りたたみ時は、手のひらに収まるほどコンパクト

 

側面を見ると、ほとんど隙間なく、ピタリと折りたためます。と言っても、ディスプレイが鋭角に折り曲がるわけではなく、折り曲がる部分の小さなカーブがヒンジに収まる仕組み。右側面に音量キー、左側面に電源キーを搭載し、とくに折りたたみ時は操作しすい印象です。

↑右側面に音量キーを搭載

 

↑左側面に電源キーを搭載。隙間なく折りたためる

 

折りたたみ時の正面には2.7インチ(800×600ドット)のサブディスプレイと4800万画素カメラを搭載。背面には、モトローラのロゴをデザインした指紋センサーを備えています。

↑サブディスプレイで電話をかけることも可能

 

↑光沢の強い鏡面仕上げで、背面には指紋センサーを搭載

 

本体を開くと、6.2インチ(2142×876ドット)の大画面スクリーンを利用可能。使うときだけでにパカンと開く感覚は、ガラケーを長く使っていた世代には懐かしく感じること請け合いです。

↑開くと、フツーの大画面スマホとして使える。音量キーと電源キーは高い位置になり、やや操作しづらくなる

 

なお、モトローラによると、ヒンジ部は約20万回(1日100回で5年以上)の開閉操作に耐えられるそう。なので、頻繁にパカパカして、見せびらかしてもOK! ただし、ワンタッチで開閉できるボタンは付いていないので、片手でかっこよく開くには慣れが必要です。コツをつかむまでは、うっかり落として傷を付けてしまわないように注意しましょう。

↑ヒンジの上部

 

↑このヒンジの部分に、ディスプレイが丸く折り曲がって収まる仕組み

 

↑隙間に親指を入れて、上部を跳ね上げるようにして開ける。ただし、不慮の落下を防ぐためには、片手で持って、もう片方の手で開くほうが安全だ

 

メリット2:閉じたままで、あれもこれもできる!

折りたたみ時は「クイックビューディスプレイ」というサブディスプレイで、時刻を確認したり、通知のチェックが可能。上辺から下方向にスワイプするとクイック設定パネル、下辺から上方向にスワイプすると通知パネルを表示します。

↑折りたたみ時はクイックビューディスプレイで多くの操作が可能

 

↑メインディスプレイと同じように、各種設定のオン・オンができるクイック設定パネルを搭載

 

さらに、このクイックビューディスプレイだけでアプリも使えます。まず、右方向にスワイプするとカメラが起動。4800万画素のアウトカメラで自撮りができます。右側面の音量キーがシャッターとなり、片手でさりげなく撮れることも利点です。

↑閉じたままでカメラを起動して、セルフィーが撮れる

 

↑撮影モードの切り替えもできる

 

左方向にスワイプすると、アプリを選択できる画面が表示。3つのアプリ(ミニゲーム、電卓、YouTube)がプリセットされていますが、自分が使いたいアプリを追加したり、要らないアプリを削除したりしてカスタマイズできます。すべてのアプリがサブディスプレイを使えるわけではありませんが、「LINE」や「Twitter」など、「Playストア」からダウンロードしたアプリが追加できることを確認できました。

↑クイックビューディスプレイで使いたいアプリを設定し、素早く起動できる

 

さらに左にスワイプすると「連絡先」と「電話」が利用できる画面に。ダイヤルキーパッドを表示させて、電話をかけることができ、よく連絡を取り合う人の電話番号のショートカットを貼り付けることもできます。

↑連絡先のショートカットを設定して、素早く発信することも可能

 

実際に使ってみて便利だと思ったのは、クローズ時とオープン時の連携性。例えば、電話を着信した場合、折りたたんだ状態で応答すると、スピーカーホンが起動します。開くだけで応答することもでき、その場合は、受話レシーバーからの出力となり、耳にあてて通話が可能です。まず、折りたたんだままで通話を始めて、開いて通話を続けることもできます。

↑電話を着信すると、閉じたままでもスピーカーホンで応答可能。開いて応答することもできる

 

↑開くとメインディスプレイでの表示に切り替わる

 

メールを受信した場合は、クイックビューディスプレイでメール本文まで読めますが、長いメールの場合は、開くと大画面表示に切り替わるので、読みやすくなります。返信メールを作成したい場合にも、開いたほうが便利でしょう。

↑閉じたままでもキーボードを表示させてメールを作成できる

 

プリインされている基本アプリで、クイックビューディスプレイで使えなかったのは「Chrome」くらい。ほとんどのアプリは使えます。メールやSNSのチェックなど、ちょっとした作業をクイックビューディスプレイで済ませることは電池の節約にもつながりそうです。

↑音楽を聴いている時の一時停止やスキップの操作にも重宝

 

メリット3:21:9のワイドスクリーンでウェブや動画を楽しめる

オープン時は、6.2インチの大画面ディスプレイを利用できます。ユーザーインターフェイスは、一般的なAndroidスマホと変わりはなく、フツーの大画面スマホと変わらない使い勝手。しかし、開くという操作と、画面アスペクト比が21:9と縦に長いこともあり、操作感がガラケーに近いようにも感じます。

 

オープン時のサイズは169.2×72.6×7.9mm。横幅が細めで、最薄部が7.6mmと薄いので、片手でもスムーズに操作できます。ウェブやニュース、SNSなどの閲覧は、やはりメインディスプレイを使ったほうが便利でしょう。

↑縦に長いウェブページの閲覧性が向上。ディスプレイの下の出っ張り部分が重石のような安定感をもたらす

 

横向きにすると、ワイドなスクリーンで写真や動画を楽しめます。フルスクリーン表示に対応するアプリでは、より没入感がアップするはず。なお、写真や動画を見る際も折り曲げ線などは気にならず、最初からフラットの画面と同じように表示されます。もちろん、長期的に使うと、どうなるのかはわかりませんが……。

↑21:9のワイドな画面は動画視聴にも最適

 

↑折り曲がる部分に線や跡が付いたりしない

 

メリット4:4800万画素カメラは、昼でも夜でもキレイに撮れる!

アウトカメラは4800万画素で、4つの画素を1つに結合して、効率よく光を取り込む「クアッドピクセルテクノロジー」を採用。F値1.7の明るいレンズで、光学式手ブレ補正も備えているので、とくに夜景や薄暗い場所の撮影でも、その威力を発揮しそうです。実際に撮影してみたところ、夜景は鮮明な画質で撮影でき、薄暗い室内でもフラッシュ不要。屋外でもナチュラルな色・明るさで写りました。

↑アウトカメラは4800万画素。LEDライトも備えているが、撮影時に必要になることは少ないだろう

 

↑夜景はすっきりとした色で写る

 

↑逆光でもほどよい明るさで、ナチュラルな色で撮影できた

 

↑花を写した作例。鮮やかな色で写り、後方はナチュラルにぼけた

 

↑居酒屋の店内で撮影。AIが「料理」と認識し、鮮やかな色味に補正された

 

AIによるシーン認識や、水平の検出など、便利な機能もひと通り揃っています。モトローラ独自の、指定した色だけを残す「スポットカラー」、動く写真が撮れる「シネマグラフ」といったユニークな撮影モードも健在。

↑カメラの設定画面

 

↑撮影モードも充実している

 

↑開いてアウトカメラで撮影する際に、サブディスプレイにアニメーションを表示できる「アイキャッチアニメ」という新機能も搭載。被写体の目を引いて、カメラ目線の写真が撮れる趣向になっている

 

インカメラは2000万画素でF値2.2。アウトカメラと同じくクアッドピクセルテクノロジーを搭載しています。しかし、自撮りはアウトカメラで撮れるので、インカメラの主用途はビデオ通話になるでしょう。

 

メリット5:パフォーマンスや細かい使い勝手にも満足

プロセッサーはSnapdragon 765G。メモリはRAMが8GBで、ROMが256GB。他社のフラッグシップはSnapdragon 8シリーズ(800番台)を採用し、12GBのRAMを搭載する機種が多いので、それらよりはやや抑えたスペック。グレードとしては「ミドルハイ」と呼ぶのが妥当でしょう。しかし、基本アプリの操作で、パフォーマンスに不満を感じることはまずなさそうです。

↑「Geekbench 5」というアプリでベンチマークを測定した結果。Snapdragon 865などを搭載するハイエンドモデルには及ばないが、普段使いには必要十分以上の処理速度が得られるだろう

 

先述のようにSIMフリー版はeSIMを追加でき、2つの電話番号で同時に待ち受けできるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。筆者はeSIMでの動作確認はしていませんが、日本でもeSIMを提供する事業者が増えつつあるので、見逃せないアドバンテージと言えるでしょう。なお、物理SIMは、対応キャリアは公式には発表されていないようですが、3大キャリアに加えて、楽天モバイルのSIMでも使えることを確認できました。

↑底部にUSB Type-CポートとSIMスロットを搭載。SIMはnanoサイズで1枚しか挿せない。microSDは非対応

 

↑SIMフリーモデルはeSIM(組み込み型のSIMで、データを書き換えられる)を追加できる

 

モトローラのスマホには「Motoアクション」という独自機能が搭載されています。機種によって使える機能が異なりますが、razr 5Gでは、端末の仕様上必要ない機能(「片手操作切替」と「伏せて置いて無音化」)を除き、すべての機能が使えます。2回ひねってカメラを起動、2回振ってライトを点灯できる機能は、閉じている時でも開いている時でも、どちらでも使えます。

↑ユーザーから人気が高いMotoアクションも搭載

 

↑2回素早く振り下ろすとLEDライトが転倒。再度振って消灯できる

 

デメリット:開閉操作が面倒で、電池持ちに不満を持つ恐れも……

razr 5Gは、このフォルム、このギミックに強く惹かれる人には、マストバイのモデルです。ガラケーのような持ちやすいサイズ感で、5Gの高速通信の恩恵を受けられ、必要に応じて大画面も利用できます。「画面が大きいほうがいいが、片手で操作しやすいコンパクトなスマホが欲しい」と矛盾した欲求に駆られていた方は、その矛盾があっさり解消するはずです。

↑ソフトバンクの5Gエリアで通信速度を計測してみた。下り600Mbpsを超える速度を記録。上り速度が速いこともメリット

 

強いてデメリットを挙げるとすると、板状のフツーのスマホにもそれなりの良さがあります。フツーのスマホの操作に慣れきっている人には、開閉操作が手間に思えるかもしれません。

 

コンパクトさを優先したためか、バッテリー容量は2800mAhと少なめです。他社の5Gスマホは4000mAh以上の大容量バッテリーを搭載するモデルが多く、使い比べてみると、razr 5Gの電池持ちは今ひとつというのが率直な印象。

↑バッテリー容量は少なめ。ヘビーユーザーだと1日もたせるのは難しいかも

 

アウトカメラが1基しかないのも残念なポイント。もはや2眼は当たり前で、3眼、4眼の機種も増えているので、せめて超広角レンズは搭載してほしかったところ。防水・防塵、おサイフケータイにも対応していませんが、これらは人によって必要か否かは分かれるでしょう。

 

筆者が挙げたデメリットを「そんなことはたいしたことではない」と思ったあなたは、ぜひいち早く入手して、カッコよく使い倒してくださいね。

↑パッケージは特別仕様で、そこにも価値がありそう

 

↑DENON プレミアムヘッドセット、15Wの急速充電器、アクセサリーポーチなどが同梱されている

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

スマホでもついにパカパカ! 折り畳める5Gスマホ「razr 5G」の魅力は?

モトローラ・ジャパンは3月4日、新製品発表を行い、ソフトバンクから販売する5G対応スマートフォン「razr 5G」(モトローラ)を発表しました。海外では2020年9月から発売されていたスマートフォンですが、日本市場にもついに導入されます。直販価格で17万9801円(税込)で、3月下旬発売予定。

↑今回発表された「razr 5G」は17万9801円(税込)で3月下旬発売予定

【rezr 5Gの細部を写真で見る】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

畳んだ状態でも使えるクイックビューディスプレイを搭載

razr 5Gの最大の特徴は6.2インチの大画面を折り畳めることにあります。スマホは年々、大型化してきましたが、razr 5Gはガラケーのように縦に折り畳むことができるため、手のひらサイズとなり、コンパクトさと大画面を両立。ポケットに入れて気軽に持ち運ぶことが可能です。

↑折り畳んだ状態では手のひらに収まるサイズになります

ディスプレイは内側に折り畳めるようになっていて、ヒンジ部に丸まるように収納され、折り畳んでもほとんど隙間ができません。精巧なヒンジ構造を取り入れたため、開いた際も折り目がなく、見た目にも美しい仕上がりになっています。ヒンジの耐久性も折り紙付きで、20万回開閉するテストを行なっており、1日に100回開閉したとしても5年間は壊れることなく使用できるとの結果が得られました。

↑画面の中央部で折れ曲がるが、画面に折り目はありません

 

↑ヒンジ部は極めて頑丈に作られています

 

また、本体の背面にも2.7インチのクイックビューディスプレイを搭載。折り畳んだ状態でも通知の確認や電話の発信、セルフィー撮影、メッセージの返信、音楽の再生、マップの検索などが実行できる設計となりました。

↑背面にもクイックビューディスプレイが設置され、画面を開かなくても地図検索やメッセージ送信が可能となっています

 

本体を持って手首を2回ひねってカメラを起動したり、3本指で画面にタッチすることでスクリーンショットを撮れるアプリ「motoアクション」もプリインストールされています。急にシャッターチャンスが訪れたときや、訪れる地図をスクリーンショットしたいときなどはとても便利でしょう。

 

暗所でも手振れを防ぎ、鮮明な写真が撮影できる高性能カメラを搭載

メインカメラには光学式手ブレ補正(OIS)を採用。カメラのブレで生じた画像や動画のピンぼけは自動で補正します。薄暗い場所での撮影でシャッタースピードが遅かったとしても、写真のブレは生じることがなく、細部まではっきりと写る鮮明な写真を撮影することが可能です。

↑メインカメラは4800万画素で、鮮明な写真を撮影することが可能です

 

また同じくメインカメラにはクアッドピクセルテクノロジーを搭載していますが、これは4つの画像を結合させて1つの明るい画像にすることができる技術で、夜景の撮影などでは特に威力を発揮します。

 

撮影するシチュエーションに合わせ、被写体の背景にぼかしが入る「ポートレートモード」、暗い場所でも明るい写真の撮影ができる「ナイトビジョン」などのカメラモードも選択することができます。

 

この最高性能を誇るセルフィーカメラを折り畳んだ状態で使うことができるため、暗い場所でシャッターチャンスが訪れた際も、鮮やかなセルフィー写真を撮影することが可能です。

↑クアッドピクセルテクノロジーを搭載しているため、暗所での撮影も問題なく行えます

 

チップセットは高性能なSnapdragon765Gを搭載し、高速処理を実現しています。メインメモリは8GB、内蔵ストレージは256GB、バッテリー容量は2800mAhなので、動画やゲームなど大容量のアプリを複数同時に立ち上げても、快適に操作することができるでしょう。

 

現在のところおサイフケータイアプリを備えていませんが、モトローラの過去のスマートフォンにはおサイフケータイアプリをプリインストールしたモデルもあり今後、ユーザーのニーズによってはおサイフケータイアプリの搭載も検討するそうです。

↑モトローラ初の5G対応機種となります

 

ソフトバンクでは2021年2月より4Gで使っている周波数帯を転用した5G回線サービスを始めましたが、razr 5Gは4Gから転用した周波数にも対応。対象エリアのユーザーはrazr 5Gで5G回線を利用できるようになります。

 

ソフトバンクモデル限定のキャンペーンも行われます。2021年6月30日までにrazr 5Gを購入し、キャンペーンに応募したユーザー先着1000人にBEAMSがデザインしたTシャツがプレゼントされます。

1000名にプレゼントのオリジナルTシャツにはrazr 5Gが収まるサイズの胸ポケットがついています

 

発表会に登壇した松原丈太社長は、「razr 5Gは現在のスマートフォン市場でお客様が何を求めているのかかを徹底的に理解することから開発が始まりました。そしてたどり着いたのが折り畳めるスマートフォンという結論でした。私たちはこれから日本のお客様に未来のモバイルソリューションを提供していきます」と結びました。

↑質疑応答で質問に答える松原丈太社長

 

ThinkPad X1 Foldの5G対応モデルも登場

当日はモトローラの親会社でもあるレノボのフォルダブルPC「ThinkPad X1 Fold」の5G対応モデルも発表されました。モバイルPCとして13.3インチの画面を搭載しながら、世界で初めて画面が折り畳めるPCとして2020年に発売されて以来、好評を博してきましたが、このほど5Gに対応したソフトバンクモデルが登場。直販価格で40万2480円から(税込)で3月17日に発売します。

↑今回発表されたThinkPad X1 Foldの5G対応モデル

 

持ち運びやすさや折り畳み耐久性など従来の良さはそのままに、5G対応となったことでモバイルネットワークを通してWi-Fiが整っていない場所でもインターネットに接続可能になったため、テレワークの強い味方になってくれるでしょう。

↑持ち運びしやすい上、Wi-Fi環境がなくてもインターネットに接続できるのでリモートワークの強い味方になるでしょう

 

オープンモデルやSIMフリーモデルはレノボ・ショッピングなどでも販売されますが、ソフトバンクモデルを購入したユーザーに限り、5万円相当の製品やサービスをプレゼントする「~ThinkPad X1 Fold~SoftBank発売記念キャンペーン」を実施します。ThinkPadを充電することが可能な「Lenovo USB Type-C ノートブックパワーバンク」やThinkPad X1プレゼンターマウス、「Bluetoothインイヤーヘッドホン」などの製品のほか、ユーザーの過失による故障を保証する「アクシデント ダメージ プロテクション」がセットでプレゼントされます(なくなり次第キャンペーン終了)。

↑発表会に登壇したモトローラ・モビリティ・ジャパンの松原丈太社長(左)、ソフトバンク常務執行役員の菅野圭吾氏(中央)、レノボ・ジャパンのデビット・ベネット社長

 

1〜2万円スマホの覇権はこの2つ! モトローラがお手頃すぎる「moto g8 power lite」「moto e6s」を投入

モトローラは、Androidスマートフォンの「moto g8」シリーズにお手ごろ価格の「moto g8 power lite」をラインナップに追加。また、6.1インチディスプレイに、メインカメラ 1300万画素+深度センサー200万画素のデュアルカメラを搭載したエントリークラスの「moto e6s」も新たに追加しました。2機種とも9月4日より販売開始します。

 

moto g8 power liteは、6.5インチディスプレイに大容量の5000mAhバッテリー、そして1600万画素メインカメラ、200万画素マクロカメラ、200万画素深度測定用カメラのトリプルカメラを搭載したモデル。

 

↑カラーはポーラブルーとロイヤルブルーの2色。価格は税込2万800円

 

トリプルカメラのメインカメラは、位相差オートフォーカスで光量によらず高速にフォーカスする仕様。また、6.5インチ、アスペクト比20:9のMax Visionディスプレイを採用。超広角ビューで写真、映画、ゲームなど優れた臨場感で楽しめます。背面に指紋認証センサーを搭載するなど、使い勝手も良好。スペック面でも、2.3 GHz+1.8 GHzオクタコアプロセッサー、4GB RAM搭載で、快適な処理能力を発揮します。

 

 

moto e6sは、6.1インチディスプレイ、3000mAhバッテリー搭載の低価格、エントリークラスのスマートフォンです。メインカメラ1300万画素+深度センサー200万画素のデュアルカメラは、f/2.2で日中でも夜間でも鮮明な写真が撮影できます。

 

↑カラーは、メトログレーとエレキピンクの2色。価格は税込1万6800円

 

1300万画素メインセンサーと200万画素深度センサーカメラのデュアルカメラシステムを採用。1300万画素の位相差オートフォーカスで素早くフォーカスし、動きの多い被写体も的確にピントを合わせて撮影します。

 

6.1インチのディスプレイには、moto g8 power liteと同じくMax Visionディスプレイを採用。アスペクト比は19.5:9です。幅が73mm、重さ約160gで、手にフィットする持ちやすいサイズも特徴。CPUには2.0 GHzオクタコアプロセッサーを採用しました。

 

エントリークラスで、価格以上の性能と使い勝手を持つモデルを輩出してきたモトローラが展開する2機種の新モデルは、低価格帯に注目が集めるスマホ市場の台風の目になりそうです。

世界の最新ITトレンドから見えた、2019年モバイルガジェットの注力点

8月31日〜9月5日にドイツ・ベルリンで開催された、世界最大級の家電展示会「IFA 2018」に行ってきました。白物家電やオーディオ製品が主役のイベントですが、スマートフォンの出展も多く、ソニーモバイル、シャープ、モトローラなど、新モデルを発表するメーカーも。

 

スマホはこれからどのように進化していくのか? IFAで注目を集めたモデルを紹介しつつ、ひと足早く2019年を展望。ハード、OS、通信の3つの視点から見ていきたいと思います。

 

 

【ハード編】ディスプレイの主役は有機ELに

IFA 2018において、最も注目を集めていたスマホは、ソニーモバイルが発表した「Xperia XZ3」でしょう。同社初の有機ELディスプレイを搭載し、画面アスペクト比は18:9で6インチ、解像度はクアッドHD(2880×1440ドット)というハイエンド仕様。

 

↑ソニーモバイルが発表したXperia XZ3。日本発売が予告されており、大手キャリアが秋冬モデルとして発売する可能性が高い

 

Xperia XZ3の有機ELディスプレイは、ソニー製のテレビ「ブラビア」で培った高画質化技術を採用していることがアドバンテージ。従来の液晶ディスプレイ搭載モデルよりも精細で鮮やかな色を表示できるといいます。HDR表示に対応していることもセールスポイント。

 

↑1920万画素のカメラで撮影した花火の動画を再生。黒が締まって表示されることも有機ELの特徴

 

↑デザインはXperia XZ2の流れを汲んでいるが、より薄く、持ちやすくなった

 

かつては “液晶のシャープ” と呼ばれることもあったシャープも、有機ELディスプレイ搭載モデルを参考出展した。まだ、製品名はなく、スペックも公表されていないが、筆者がプロトタイプを見た限りでは、画面サイズは6インチ相当で、上部にはノッチもあった。

 

↑今年、ヨーロッパのスマホ市場に再参入してシャープが参考出展した有機ELディスプレイ搭載モデル。年内の発売が予定されている

 

↑背面にFeliCaマークがあり、日本で発売される可能性はきわめて高い

 

シャープ製の有機ELディスプレイ搭載モデルは、表面に緩やかなカーブが施されていることが特徴。これは、同社が液晶ディスプレイで培った「フリーフォームディスプレイ」技術を生かしたもので、フレームを細くするメリットが得られます。

 

↑シャープ独自の「フリーフォームディスプレイ」技術により、ディスプレイ全体にカーブを施している

 

アップル、サムスン、ファーウェイなど主要なグローバルメーカーは、すでにハイエンドモデルに有機ELディスプレイを採用しています。有機ELはバックライトを要しないので、黒い背景の画面ではほとんど電力を消費しません。スマホの省電力化に貢献し、同時にアプリの仕様にも変化を及ぼすのではないかと予想しています。

 

【ブランド】増加が予想される「Android One」の魅力をあらためて

モトローラは、IFA 2018にて新モデル「motorola one」と「motorola one power」を発表しました。これらは、同社が初めて「Android One」としてリリースするモデル。

 

Android Oneは、Googleが主に新興国向けに展開するブランドです。Androidの純正OSを搭載し、発売から18か月間のOSアップデートを保証し、毎月セキュリティーアップデートが行われます。日本ではワイモバイルが取り扱っており、シャープ、京セラ、HTCが端末を供給。

 

motorola oneは、5.9インチのHD+ディスプレイを搭載し、1300万画素+200万画素のデュアルカメラや指紋センサーも備えるイマドキの仕様。ヨーロッパを含む世界での発売を予定しており、ヨーロッパでの販売価格は299ユーロ(約3万9000円)。高コスパモデルといえるでしょう。

 

↑画面アスペクト比が19:9の縦長ディスプレイを搭載し、上部にはノッチもある。流行のデザインを採用している

 

なお、motorola one plusは、インド市場向けモデルで、約6.2インチのフルHD+ディスプレイや1600万画素+500万画素のデュアルカメラなど、スペックはmotorola oneを上回ります。また、5000mAhの大容量バッテリーがアドバンテージ。

 

↑ミドルハイ仕様のmotorola one plusはインドで発売予定

 

LGは、フラッグシップ「LG G7 ThinQ」の派生モデルとして、「LG G7 One」を発表。これも「Android One」ブランドを冠するモデルです。

 

LG G7 Oneは、CPUにSnapdragon 835を採用し、6.1インチのクアッドHD+(3120×1440ドット)ディスプレイを搭載するなど、Android Oneとしては珍しいハイスペックモデル。左側面にGoogleボタンを搭載し、ワンタッチでGoogleアシスタントを起動したり、Googleレンズを起動して、カメラで写して情報検索できることが特徴です。

 

↑ハイエンド仕様で、IP68の防水・防塵にも対応したLG G7 One。日本発売は未定

 

↑メインカメラは1600万画素。指紋センサーを搭載し、顔認証にも対応している

 

現在、日本では販売していないノキアも、Googleと “がっぷり四つ” の態勢だ。IFA 2018のブースは、さほど広くはなかったが、Android Oneモデルを中心に展示していました。ヨーロッパでは発売済みの「Nokia 7 plus」は6インチのフルHDディスプレイを搭載するミドルハイモデル。

 

↑ノキアはAndroid Oneモデルのラインナップを強化中

 

↑6インチの大画面ディスプレイを搭載するNokia 7 plus。ヨーロッパでは399ユーロ(約5万2000円)。日本発売の予定はないそうだ

 

↑背面には1200万画素のデュアルカメラ(広角+望遠)を搭載

 

ほかにも、日本では馴染みのない端末メーカーのブースでもAndroid Oneモデルを見かけました。GoogleがAndroidブランドの強化に力を入れていることの現れでしょう。

 

Googleは10月9日に新製品発表イベントを予定しており、そこで自社ブランドのスマホ「Pixel 3」シリーズが発表され、日本でも発売されるのではないかと噂されています。AndroidはiOSと並ぶOSではありますが、これまでは「アップル、サムスン、ファーウェイ……」と、端末メーカーが市場を牽引している印象が先行していました。しかし、2019年は「アップル vs Google」という構図が、より鮮明になっていくかもしれません。

 

ファーウェイ、ルーター内蔵スマートスピーカーを発表。通信端末の新たな流れ?

ファーウェイは、Consumer Business GroupのCEO、リチャード・ユー氏がIFA 2018の基調講演に登壇。講演タイトルは「The Ultimate Power of AI」で、AI専用プロセッサーを内蔵する新しいSoC「Kirin 980」を発表しました。

 

Kirin 980は “世界初の7nmプロセスのモバイルAIチップセット” として発表されましたが、9月12日(日本時間は9月13日未明)に、アップルが7nmプロセスの「A12 Bionic」を搭載するiPhoneの新モデルを発表したので、実際に商用モデルに搭載されるのはアップルが世界初となります。

 

アップルは「AI」という言葉は使っていませんが、Kirin 980と同じく、AI関連のデータ処理に優れた「ニューラルエンジン」を搭載しています。クアルコムの最新チップセット「Snapdragon 845」もAIの性能を強化していることを謳っており、スマホの進化にAIは欠かせないものになりそう。

 

↑ファーウェイの最新チップ「Kirin 980」を搭載する「HUAWEI Mate 20」シリーズが、10月16日に発表されることが予告された

 

↑世界的なヒットとなったHUAWEI P20/P20 Proの新色も発表された。日本発売は未定

 

↑イタリアの職人が手がけたというHUAWEI P20 Proのレザーモデルも発表。価格は999ユーロ(約13万円)で、日本発売は未定

 

そんななか、ファーウェイが新しいデバイスとして発表したのが「HUAWEI AI Cube」。Amazon Alexaを搭載するスマートスピーカーなのですが、4G LTEの通信機能を備え、さらにWi-Fiルーターとしても使えるというスグレモノ。4つのマイクを内蔵しているため、音声認識の精度が高いこともアピールしていました。

 

↑販売地域や価格は未定。日本での展開も期待したい

 

日本でも、じわじわと普及しつつあるスマートスピーカー。4Gルーター機能を備えたHUAWEI AI Cubeは、ブロードバンド回線を導入していない環境でも利用でき、省スペースにもつながりそう。次世代のスマートスピーカーとして、今度の動向にも注目したいです。

【全方位レビュー】+1万円以上の価値を確信! モトローラのSIMフリースマホ「moto g6 plus」は使うほど良さに気付く

モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)が、6月8日にSIMフリースマホの新機種3モデルを発売した。1万9980円のエントリーモデル「moto e5」、3万1104円のミドルレンジ「moto g6」、そして4万1904円のミドルハイモデル「moto g6 plus」という、価格で勝負するラインナップだ。そのなかの最上位モデル「moto g6 plus」をいち早く使わせてもらえる機会を得た。1週間ほど使った、率直なレビューをお届けしたい。

 

【関連記事】

モトローラの1万円台でも満足な「moto e5」や上位機「g6/g6 plus」など超コスパスマホを触った!

 

縦長ディスプレイを搭載し、持ちやすさも実現

moto g6 plusは、CPUはクアルコムのSnapdragon 630(2.2GHzオクタコア)、RAMは4GBで、ストレージは64GB(最大128GBのmicroSDで拡張可能)。ミドルクラスの上位に位置付けられる仕様で、日常的な用途においては、さらに性能が高いCPUを搭載するハイエンドモデルと比べても、使用感に遜色はないはずだ。実際に、アプリの起動やウェブページのスクロールなど、キビキビと操作でき、今のところ、ストレスを感じることはない。

 

ディスプレイは5.94インチ。解像度はフルHD(1920×1080ドット)を縦方向に拡張した「フルHD+(1920×1080ドット)」で、画面アスペクト比はハイエンドスマホのトレンドとなっている18:9だ。そのため、横幅は持ちやすい75.5mmに押さえられている。ちなみに、5.5インチ画面であるiPhone 8 Plusの横幅は78.1mmなので、「画面サイズのわりにスリム」と言って差し支えないだろう。ちなみ上部にノッチ(切り欠き)はなく、ベーシックなデザイン。大きめの受話口を備えているが、受話口がスピーカーも兼ねている。

 

↑5.94インチのフルHD+ディスプレイを搭載。IPS方式の液晶を採用し、発色がよく、視野角も広い

 

↑メリハリ感のある画質で、文字の視認性も高い

 

moto g6 plusは、前面だけでなく、背面パネルにもガラスを用いている。背面は一見ブラックに見えるが、光があたると鏡のように反射し、濃いブルーに見えたりもする。カラー名は「ディープインディゴ」。この1色しかなく、ほかの色は選べないが、多くの人に好まれる色だと思う。

 

↑多層コーティングのガラスを用いた背面。左右にカーブを施す3Dガラスを採用

 

背面パネルは両サイドにカーブが施されている。このため、手にフィットしやすく、持ちやすさに貢献している。ただし、ガラスということもあり、ツルツルとした手触りなので、うっかり落としてしまいそうになることも。落下防止用のリングを付けたり、スマホケースに入れて使うのが無難だろう。SIMフリースマホは、ケースの種類が少ない機種もあるが、モトローラの「Moto G」シリーズは、グローバルでの売れ筋商品ということもあり、Amazon.co.jpなどで購入できるケースの種類は比較的多い。

 

↑右サイドに電源ボタンと音量ボタンを搭載

 

↑底部のUSB Type-cの接続口。3.5mm穴のイヤフォンジャックも搭載

 

自然なボケ味を出せるデュアルカメラ。夜景もキレイに撮れる

背面にはデュアルカメラを搭載。レンズがF1.7で1200万画素センサーのカメラと、レンズがF2.2で500万画素のカメラの組み合わせだ。2つのレンズにより、被写界深度をコントロールでき、一眼レフで撮ったかのような、背景を美しくぼかした写真も撮影できる。

 

昨年発売された「Moto G5S Plus」や「Moto X4」もデュアルカメラを搭載しているが、moto g6/g6 plusでは、「カメラ」アプリがより使いやすく進化している。従来モデルではメニューから「深度の有効化」を選択して撮影することで、背景をぼかすことができた。新モデルでは、撮影モードから「ポートレート」を選択すると、背景をぼかして撮影できる。できることに変わりはないが、初めてデュアルカメラを使う人でも、迷わずに使いこなせるように思う。なお、撮影モードには、従来モデルから引き続き「スポットカラー」「フェイスフィルター」という機能があり、「スローモーション」や「タイムラプス」も追加されている。

 

↑撮影モードの選択画面。人物を際立たせる「ポートレート」、主要被写体を切り抜いて他の写真と合成する「カットアウト」を選択すると、デュアルカメラが有効になる

 

↑カメラアプリの設定画面。自撮りした写真の左右反転のオン・オフを設定したり、シャッター音をオフにできるなど、ユーザーの使い方に合わせた細かい設定が可能

 

↑「ポートレート」で撮影すると、手前の人にピントに合わせて、背景をぼかした写真が撮れる

 

↑撮影後に、後方にいる人にピントを合わせて、手前をぼかす写真も編集できる

 

↑「ポートレート」は、人物写真でなくても、背景をぼかしたいときに使える

 

↑「カットアウト」は、人物など撮影して切り抜ける機能

 

↑切り抜ける被写体を他の背景に合成できる

 

moto g6 plusは、暗所での撮影性能が強化されたこともセールスポイント。ここは下位モデルのmoto g6に対するアドバンテージでもある。実際、夜景を撮影しても、画質がさほど粗くならず、手ブレも抑えられるように感じた。

 

↑夜景を撮った作例

 

↑もちろん昼間は、さらに鮮明な画質で撮れる

 

↑被写体を認識して情報を検索するスマートカメラ機能も搭載。QRコードの読み取りにも対応

 

↑物体を認証した結果画面の例

 

インカメラにも高画質カメラを採用している。レンズはF2.2で、有効画素数は1600万画素。「フェイスビューティ」という補正機能も備えていて、自動、手動、オフから選択できる。実際に撮ってみて感じたのは、美肌補正がやり過ぎず、盛り過ぎず、ちょうどいいこと。肌荒れや老化が気になる男性にも重宝するのではないかと思う。なお、前面にもLEDフラッシュを搭載しているのだが、その光量もちょうどよく思えた。白飛びを嫌ってフラッシュを使わないようにしている人も試してみる価値があると思う。

 

↑「フェイスビューティー自動」で、女性が自撮りした作例

 

↑同じく「フェイスビューティー自動」で、男性が自撮りした作例

 

↑夜間にフラッシュなしで自撮りした作例

 

↑フラッシュを点灯させても、顔が白くなり過ぎたり、背景が暗くなり過ぎたりしない

 

モトローラは「Pure Android」を採用するメーカーだ。Pure Androidとは、メーカー独自のカスタマイズを施さない、本来のAndroid OSを意味する。ホーム画面、アプリ一覧画面、クイック設定パネルは、Googleが設定したユーザーインターフェイスをそのまま生かしている。Googleは、かつて自社ブランドで「Nexus」シリーズを販売し、現在は海外で「Pixcel」を展開しているが、それらと同じ操作性で使えるというわけだ。ちなみに、ワイモバイルが販売している「Android One」シリーズも、機種によってメーカーは異なるが、いずれもPure Androidだ。

 

Pure Androidのメリットは、まず、操作性がわかりやすいこと。同じ用途の複数のアプリが入っていて、どちらを使えばいいかと迷うこともない。また、OSのアップデートがあった場合に、比較的早く対応してくれることも期待できる。

 

↑ホーム画面

 

↑アプリ一覧画面

 

↑クイック設定パネル

 

↑「設定」画面

 

Pure Androidを採用した上で、モトローラのスマホには独自機能も追加している。moto g6 plusは、それらの独自機能にフル対応している。たとえば、本体を2回振り下ろすとフラッシュライトを点灯でき、手首を素早く2回ひねるとカメラが起動し、続けて同じ動作をするとインカメラに切り替わる。また、3本の指で画面を長押しするだけでスクリーンショットを撮れる機能も搭載。これらの機能は「Motoアクション」というが、なくても困らないが、一度使うと手放せなくなる機能だ。

 

↑moto g6 plusに搭載されているモトローラの独自機能。ただし、音声で操作する「Motoボイス」は日本語に対応していない

 

↑「Motoアクション」は使う機能だけをオンにできるが、どれも使う価値アリ

 

↑片手で操作しやすい画面表示にも切り替えられる

 

顔認証と指紋認証を併用できるのも便利。2つを使い比べると、顔認証のほうがスピーディーにアンロックできて便利だと感じたが、暗い場所、あるいはマスクを着けていたりして、顔が認証されない場合に指紋を使えるのは非常に便利だ。

 

↑顔認証は、スクリーンショットを撮るのに苦労するほど一瞬で登録が完了する。つまり、顔を立体的に認識するのではなく、平面での認証なので、精度としてはiPhone Xの「Face ID」より低いだろう。

 

↑ディスプレイの下に指紋センサーを搭載。この指紋センサーにナビゲーションキー(戻る/ホーム/履歴)の機能を割り当てることも可能

 

LTEの対応周波数も多く、ドコモ、au、ソフトバンクのプラチナバンドにも対応しているので、好きな回線で利用可能。nanoSIMを2枚セットでき、同時に待ち受けする「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」にも対応している。2枚のnanoSIMを挿して、なおかつmicroSDも装着できることも、このmoto g6 plusの大きな魅力。

 

バッテリーは標準的な使い方であれば1日は余裕で持つであろう3200mAh。15Wのターボパワー充電器も同梱している。moto g6 plusは一見、スタンダードなAndroid端末に見えるが、実際に使ってみると、徐々に便利さに気づく。個人的な感想ではあるが、噛めば噛むほど味が出るスルメのような端末ではないかと。4万1904円だが、実売価格が5万円台でもおかしくない仕上がりだ。

 

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6月7日に、モトローラがSIMフリースマホの最新モデルを発表しました。ラインナップは、実売価格1万9980円の「moto e5」、3万1104円の「moto g6」、4万9104円の「moto g6 plus」の3機種です。先に価格を挙げたのは、どのモデルも超お買い得だから。それぞれ+1万円の価格設定でもおかしくはない高コスパモデルです。6月8日から、量販店、eコマース、一部のMVNOで販売されます。

 

↑左からmoto g6 plus、moto g6、moto e5

 

1万円台で18:9ディスプレイ、指紋センサーを搭載「moto e5」

「moto e5」は、モトローラが初めて日本市場に投入する「Eシリーズ」の製品です。これまで、日本向けには、ハイエンドの「Zシリーズ」、ミドルハイの「Xシリーズ」、ミドルレンジの「Gシリーズ」を展開していますが、Eシリーズは、想定価格が200ドル以下のエントリークラスを扱うシリーズです。

 

エントリーモデルとはいえ、moto e5は、見た目には微塵もチープさはありません。トレンドともいえる画面アスペクト比が18:9の縦長ディスプレイを搭載し、背面には指紋センサーも備え、さらに4000mAhの大容量バッテリーも内蔵しています。メインカメラはシングルレンズですが1300万画素で、フロントカメラは1500万画素。2枚のSIMを挿して、同時に待ち受けられる「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」にも対応しています。

 

↑5.7インチのHD+(1440×720)ディスプレイを搭載するmoto e5

 

↑カラバリはファインゴールド(左)とフラッシュグレー(右)の2色

 

CPUは1.4GHz×クアッドコアで、RAMは2GB。動画編集や3Dゲームなど、負荷の大きい操作には不安がありますが、普段づかいでパフォーマンスに不満を感じることはないはずです。

 

デュアルカメラを搭載する「moto g6」「moto g6 plus」

「moto g6」と「moto g6 plus」は、デザインと基本機能が共通する兄弟モデルです。moto g6は、CPUがSnapdragon 450(1.8GHz×8コア)、RAMが3GBで、5.7インチのフルHD+(2160×1080)ディスプレイを搭載。moto g6 plusは、CPUがSnapdragon 630(2.2GHz×8コア)、RAMが4GBで、5.94インチのフルHD+ディスプレイを搭載しています。

 

↑moto g6 plus(左)がmoto g6(右)よりも、ひとまわり大きい

 

背面のメインカメラは、どちらも1200万画素+500万画素のデュアルカメラですが、1200万画素カメラのレンズのF値は、g6がF2.0で、g6 plusがF1.7。g6 plusのほうが暗い場所での撮影に強く、また、オートフォーカスが速いこともアドバンテージとしています。

 

↑いち早く借りたモデルで夜景を撮った作例

 

デュアルカメラは、深度センサーによって背景をぼかして撮影できることが特徴。しかも、撮影後にピントを合わせる位置をかけたり、ボケの度合いを調整したりといった編集もできます。タップした色だけを残して、ほかはモノクロで写す「スポットカラー」での撮影もでき、あとから編集もできます。

↑ポートレートモードで撮影。撮影後にぼかしを調整できるのが便利

 

フロントカメラは1600万画素で、自動でも手動でも設定できる「フェイスビューティ」も搭載しています。このフェイスビューティは、“盛り過ぎない” ナチュラルな補正が特徴。実際に自動補正を試してみたところ、女性はもちろん、男性も納得できる画質で撮れました。

 

↑フロントカメラでの自撮り作例。フェイスビューティは自動にした

 

↑自然な補正なので、自撮り男子にも重宝しそうだ

 

指紋認証&顔認証で、セキュリティも万全

moto g6/moto g6 plusは、どちらも背面にもガラスを用いた高級感のある質感に仕上がっています。18:9の縦長ディスプレイを採用しているので、大画面のわりには横幅が細いことに加え、背面のエッジに3Dカーブが施されているため、手にしっくりと馴染みます。

 

↑デザインのクオリティーはハイエンドモデル並み。カラーはディープインディゴのみ

 

ディスプレイの下には指紋センサーを搭載。さらに、フロントカメラを用いた顔認証にも対応しています。どちらか1つを選ぶのではなく、両方を使うことができるので、普段は指紋でロックを解除して、手袋を着けている時は顔で、あるいは普段は顔認証を使って、マスクを着けているときは指紋で、という使い分けができます。

 

どちらも国内3キャリアのネットワークに対応し、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応。しかも、2枚のSIMとmicroSDを同時にセットできる3スロットを備えています。

 

国内のSIMフリースマホ市場は、幅広いラインナップを展開するファーウェイとASUSの “2強” 状態が続いています。今夏の購入を検討しているのなら、価格以上の機能・品質で2強に勝負を挑むモトローラも見逃せませんよ。 moto g6 plusをいち早く使い倒したレビューも近日中に公開します。参考にしてくださいね。

iPhone Xと実は違う! SIMフリースマホ 5機種の「デュアルカメラ」画質&機能比較

デュアルカメラはミドルクラス以上のSIMフリースマホでは、もはや当たり前になってきました。ここではデュアルカメラを搭載する代表的なモデルのカメラのスペックと特徴を比較。デュアルカメラならではの背景ぼかし写真も撮り比べてみました。なかにはデジカメ並みの画質を実現するものも!

 

【解説する人】

ITライター 村元正剛さん

モバイルを専門分野とするライター。スマホの活用術を教えるムックの編集も手がけています。

 

カメラの組み合わせは機種によって異なる

ファーウェイがライカと共同開発したダブルレンズカメラを搭載したスマホが注目を集めて以降、デュアルカメラを採用するSIMフリースマホが続々とリリースされています。ひと口に「デュアル」と言っても、その組み合わせは機種によって異なります。「標準+望遠」「標準+広角」といったレンズの組み合わせのほか、「モノクロ+カラー」「昼間用+夜間用」という2種類の画像センサーを併用するモデルもあるのです。

 

デュアルカメラには背景をぼかせるという利点もありますが、ボケを実現する仕組みやボケ味の調整方法にも差があります。ボケを多用する人は、その違いを見極めて、自分好みの表現ができる機種を選びましょう。

 

iPhone Xのデュアルカメラは標準+望遠の組み合わせ

iPhone Xのカメラはワンタッチで望遠に切り替え可能。背景を美しくぼかせる「ポートレート」モードには望遠側のレンズが使われます。

 

【その1】ライカレンズとAIの力でデジカメ並みの画質を実現

ファーウェイ

HUAWEI Mate 10 Pro

実売価格 8万9974円

老舗カメラメーカー・ライカと共同開発したダブルレンズを搭載し、ライカが認めた画質で撮影できることが魅力。AIによるリアルタイムの被写体認識や、自然な背景ぼかし効果も特徴です。【最大2.36GHz オクタコア】【6GB RAM/128GB ROM】【6.0インチ/2160×1080】【リアカメラ1200万画素+2000万画素】

 

実写作例

ライカのダブルレンズとカラー+モノクロのセンサーを搭載

開口部F1.6のダブルレンズを搭載し、2000万画素モノクロと1200万画素RGBのダブルセンサーを搭載。800万画素のインカメラのF2.0レンズもライカ製です。

 

 

↑「ワイドアパーチャ」を有効にすると、F値を0.95〜16で設定して撮影可能。撮影後のボケ味の調整もできます

 

【評価&デュアルカメラでできること】

いま買えるスマホのなかで最高峰のスペックを実現

AI専用のプロセッサーを内蔵した先進的チップを搭載。電池は4000mAh。耐水・防塵にも対応しています。デュアルカメラの切り替え:△ 撮影時のボケ調整:○ 撮影後のボケ調整:○

 

【その2】ポートレートも風景写真も思いのままに撮れる!

ASUS

ZenFone 4(ZE554KL

実売価格 6万1344円

メインカメラにはF1.8の明るいレンズを採用し、ピクセルサイズが1.4μmの大型センサーを搭載。120°の広角カメラにワンタッチで切り替えられることも魅力。デュアルスピーカーも搭載。【2.2GHzオクタコア】【6GB RAM/64GB ROM】【5.5インチ/1920×1080】【リアカメラ1200万画素+800万画素】

 

【実写作例】

標準レンズと広角レンズをワンタッチで切り替えられる

1200万画素の標準カメラ+800万画素の広角カメラという組み合わせで、標準カメラでは背景を多少ぼかせるポートレート撮影も可能です。前面カメラは800万画素。

↑標準側&「ポートレート」モードで撮影。全体的にやや暗めに写りました。大きくはありませんが、背景ボケはナチュラルでした

 

 

↑標準または広角をワンタッチで切り替え可能。標準側で「ポートレート」を選択すると、背景を若干ぼかせます

【評価&デュアルカメラでできること】

6GBメモリを備え実用上は十分

CPUやバッテリーで最上位に及ばず。ただ、6GBメモリを搭載するなど、ミドルハイ機としては十分です。デュアルカメラの切り替え:○ 撮影時のボケ調整:× 撮影後のボケ調整:×

【その3】高画質カメラと広角カメラが合体

モトローラ

Moto X4

実売価格 5万8104円

ダブルレンズで撮影した画像は、撮影後に背景ボケを調整できることはもちろん、背景をモノクロにしたり、差し替えたりといったことも可能。ガラスを用いた質感の高いデザインも魅力です。【2.2GHzオクタコア】【4GB RAM/64GB ROM】【5.2インチ/1920×1080】【リアカメラ1200万画素+800万画素】

 

実写作例

撮影時も撮影後もボケを自在にコントロール

1200万画素デュアルピクセルAFカメラと800万画素広角カメラの組み合わせで、深度を有効にして、背景をぼかすことも可能。前面カメラは1600万画素。

↑「深度の有効化」で、背景ボケの度合いを最大に設定して撮影。手前の被写体の一部までぼけてしまいました

 

↑標準側で「深度の有効化」を選択すると、背景ボケの度合いを7段階から選べます。広角側では深度を有効にできません

 

評価&デュアルカメラでできること

スペック以上に満足度が高い多才モデル

カメラ以外は減点があり、ミドルハイスペックという結果に。防水にも対応するなど、使い勝手は◎。デュアルカメラの切り替え:○ 撮影時のボケ調整:○ 撮影後のボケ調整:○

【その4】アジアで大人気のカメラフォン

OPPO

R11s

実売価格 6万2510円

世界第4位のシェアを誇るOPPOの日本進出第1弾。背面のデュアルカメラは撮影シーンを選ばず、明るく撮れることが特徴。2000万画素の前面カメラは独自のAIビューティー機能を備えます。【2.0GHzオクタコア】【4GB RAM/64GB ROM】【6.01インチ/2160×1080】【リアカメラ2000万画素+1600万画素】

 

【実写作例】

暗い場所では、受光面積が広いセンサーに自動切り替え

F1.7のダブルレンズを搭載し、昼間撮影では1600万画素カメラを使用。夜間撮影には、センサーの有効面積を4倍にする2000万画素カメラを使用します。

↑「ポートレート」モードで撮影。非常に明るく鮮明な画質。背景ボケはさほど大きくないが、自然な仕上がりです

 

↑「ポートレート」モードを選択すると、背景をぼかした写真を撮影できますが、ボケの調整には非対応

 

評価&デュアルカメラでできること

普段使いのスマホに十分なスペック

セールスポイントのカメラとディスプレイはとても優秀です。CPUやメモリなどでやや点を落としました。デュアルカメラの切り替え:× 撮影時のボケ調整:× 撮影後のボケ調整:×

【その5】新生フリーテルのフラッグシップモデル

フリーテル

REI 2 Dual

実売価格 3万9744円

MAYA SYSTEMという会社が端末開発・販売事業を引き継いだフリーテルの最新フラッグシップ。1300万画素のデュアルカメラに加えて、1600万画素で広角のフロントカメラも搭載しています。【2.0GHzオクタコア】【4GB RAM/64GB ROM】【5.5インチ/1920×1080】【リアカメラ1300万画素+1300万画素】

 

【実写作例】

カラー+モノクロのWセンサーでボケの調整も自由自在

1300万画素RGBセンサー+1300万画素モノクロセンサーの組み合わせ、レンズのF値は2.2。2つのカメラで深度を測定し、任意のボケ味に調整できます。

↑ピントを合わせた部分は鮮明に映りましたが、近くにある物までぼけてしまうなど、ボケ方は不自然でした

 

↑「ボカシ」というメニューがあり、絞り値をF0.9〜F16の範囲で設定可能。撮影後にボケ具合を変更することも可能です

 

評価&デュアルカメラでできること

幅広いユーザーが満足のミドルハイスペック機

カメラ以外尖ったところがない、バランスのよいチャートに。価格を考えれば十分に健闘しています。デュアルカメラの切り替え:× 撮影時のボケ調整:○ 撮影後のボケ調整:○

 

高性能スマホで新生活を迎えよう! お買い得プライスのSIMフリースマホ5選

新年度を迎えて心機一転、なかには新天地に向かうことをきっかけに、スマートフォンの機種変更を考えている人もいるはず。しかし、新生活は何かとお金がかかるもの。スマートフォンにかける費用はできるだけ抑えたいですよね。そこで今回は充実した機能を搭載した「SIMフリースマホ」をご紹介。SIMフリースマホなら自由に通信業者を変更できるので、月々の利用料金を安くできます。お財布にも優しい高性能機種を探してみては?

 

スムーズな操作性が魅力的な「ナックルジェスチャー」搭載

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HUAWEI

P10 lite

楽天市場実売価格 2万4700円

HUAWEIのスマートフォン「P10 lite」は、同社の独自開発技術「ナックルジェスチャー」を初採用。画面に文字を書いたりノックしたりして使えるため、スピーディーに操作できます。指紋認証センサーも新しくなり、約0.3秒でロックの解除が可能。3000mAhのバッテリーは、10分間の充電で2時間分の動画が再生できるのが特徴です。

<注目ポイント>

・独自技術「ナックルジェスチャー」を搭載

・充電10分で約2時間の動画再生が可能

・1200万画素のメインカメラ

メインカメラの画素数は1200万画素。大型ピクセルサイズのセンサーにより、既存の同クラスモデルと比較しても美しい写真を撮影できます。さらに、「像面位相差フォーカス」と「コントラストフォーカス」によるオートフォーカスで、被写体を確実に捉えられるでしょう。カメラ機能にこだわりがある人におススメ。

 

高機能カメラと大容量バッテリーを搭載

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ASUS

ZenFone 4 MAX

楽天市場実売価格 2万3252円

「ZenFone 4 MAX」はコンパクトサイズながら、広角写真を撮影できるスマートフォン。メインカメラは高速のオートフォーカス機能に加えて、電子式手ぶれ補正機能も搭載されています。シャッターチャンスを見逃さずに撮影可能。800万画素を誇るインカメラは「美人エフェクト」機能による編集もでき、自分撮りをよりキレイな1枚に仕上げられます。

<注目ポイント>

・広角写真を撮影できるコンパクトなスマートフォン

・高速のオートフォーカス機能+電子式手ぶれ補正機能

・4100mAhの大容量バッテリーを内蔵

4100mAhの大容量バッテリーを内蔵しているため、長時間の使用でも充電を心配する必要はありません。3G通話なら最大で約32時間、音楽の再生は最大約101時間まで対応。外出先で高機能カメラによる写真撮影やネットサーフィン、通話やSNSを存分に楽しめます。長期的なバッテリー寿命まで効率的に管理されているのも嬉しいポイント。

 

デュアルカメラで思い出に残る1枚が残せる

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ZTE

Blade V8

楽天市場実売価格 2万4000円

薄さ7.9mmのスリムなフルHDスクリーンが魅力です。背面のデュアルカメラは、独特の“ボケ味”がある写真を撮るのにうってつけ。「リフォーカス機能」がついているので、撮影後に改めてピント位置やボケ効果を修正できます。また、製品の外箱をゴーグルとした3D写真の撮影機能も。新天地での日々を楽しく記録に残しましょう。

<注目ポイント>

・デュアルカメラによる上質な写真撮影

・高性能と省電力を高いレベルで実現したプロセッサを搭載

・「デュアルSIMカードスロット」でSIMフリーをフル活用

高性能と省電力を高いレベルで両立したプロセッサを搭載。複数のアプリを使用しても快適な操作が可能で、高い画像処理能力によりゲームもサクサク動きます。さらに、SIMカードを2枚装着できる「デュアルSIMカードスロット」も搭載。SIMフリースマホとしてのメリットを最大まで活用できる1台です。

 

ハンドソープで洗えるほどの高い防水能力

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富士通

arrows M04

楽天市場実売価格 2万7980円

シンプルにデザインされたスマートフォン「arrows M04」。日常からアウトドアまで、幅広いシーンで活躍してくれるタフな機種です。防水・防塵能力がともにハイレベルで、汚れた時はハンドソープで洗浄できるほどの高い防水性は魅力的。入浴中や雨天でも安心して使えるのが心強いですね。

<注目ポイント>

・ハンドソープで洗えるスマートフォン

・「かんたんセット」でお手軽操作

・安心して使用できる「迷惑電話対策機能」

基本のアプリをわかりやすく使えるようにデザインした、「かんたんセット」が同機種の特徴。操作に迷わないシンプルさがウリなので、初心者でも安心です。さらに電話帳未登録の番号から着信があった場合は、「迷惑電話対策機能」が作動。迷惑電話対策のガイダンスが流れて相手を牽制してくれます。新しい機種選びに迷ったら、日本の“マチガイない”スマートフォンに決めてみませんか?

 

高解像度1600万画素高速フォーカスカメラで写真撮影を満喫

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モトローラ

Moto G5s

楽天市場実売価格 2万4390円

ハイグレードアルミニウムから精巧に作られたプレミアムメタル仕様の「Moto G5s」は、美しさと頑丈さを兼ね備えているのが特徴です。「指紋認証センサー」機能があるのでパスワードを忘れても大丈夫。「ワンボタンナビ」機能を駆使すれば、余計なものが一切ない整理された画面でスムーズに操作できます。

<注目ポイント>

・ハイグレードアルミニウムから作られた美しく頑丈なボディ

・ワンボタンナビで手軽に操作

・「プロフェッショナル・モード」でプロ仕様の写真を撮影

1600万画素高速フォーカスカメラは、被写体を瞬時に20万画素の画像でキャプチャー可能。写真をより美しく、ミスショットなしで撮影できます。しかも「プロフェッショナル・モード」では、ホワイトバランスやシャッタースピードを操作することでプロ仕様の写真を撮影可能。ありきたりなスマホの写真に飽きている人におススメですよ。

 

※商品価格は、2018年3月13日時点の楽天市場の最安値を記載しています。

 

提供:楽天市場

“M”を撮って当選率10倍アップ! 最新スマホが当たるモトローラの「“M”をつかまえろ!」キャンペーン

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、モトローラのスマホや豪華賞品が抽選であたる 「“M”をつかまえろ!」キャンペーンを12月8日から12月24日まで実施しています。

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本キャンペーンは、モトローラの公式Twitterアカウントをフォローし、キャンペーン関連ツイートをリツイートすると、抽選でモトローラのスマホや各種「M」関連商品が当たるというもの。さらに、モトローラ商品やパッケージ、看板や雑誌などの広告に記載されているモトローラの「M」ロゴマークを撮影し、キャンペーンハッシュタグ「#Mをつかまえろ」をつけてツイートすると、当選確率が10倍となり当選しやすくなる仕組みも用意しています。

 

また、12月9日から12月22日の間、秋葉原、新宿、渋谷にてキャンペーン専用のアドトラックが走行します。アドトラックにも巨大なモトローラの「M」ロゴマークが掲示されているので、このアドトラックに遭遇した人は、「M」ロゴマークを撮影し応募することができます。アドトラックの詳しい走行予定ルートについては、モトローラの公式Twitterアカウント (@MotorolaJP)で案内される予定です。

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■参加方法(通常方法)
1.モトローラのTwitter公式アカウント(@MotorolaJP)をフォロー。
2.このキャンペーン告知投稿ツイートをリツイート。
3.当選者にはダイレクトメッセージで連絡。

(当選確率10倍方法)
上記の(通常方法)の1-2を経て、さらに以下のフローですすめると、当選確率が10倍になります。
– モトローラの製品、看板、広告など、街に潜むモトローラの「M」ロゴマークを写真撮影する。
– ハッシュタグ「#Mをつかまえろ」をつけてTwitterで写真をツイート。

 

※写真を撮影する際は、他の人の迷惑にならないようにご配慮ください。
※道路やホーム上での撮影は危険を伴いますので、無理な撮影はおやめください。また交通ルールを守ってキャンペーンに参加してください。
※ほかの方が映り込まないようにご注意ください。
※モトローラのロゴマークだけではなく、周りの様子が分かるように撮影してください。
※WEBなどで公開されている画像をダウンロードしての投稿は無効です。必ず、「Mロゴマーク(モトローラマーク)」が記載されている商品や広告物などを実際に撮影し、応募ください。
※応募は違う場所・ロゴマークの写真であれば、お一人様何回でもツイート可能です。また、1ツイートにつき1応募となりますので、複数回ツイートした場合には、その分当選確率も上がります。
※リツイートでの参加は、公式リツイートのみ有効です。引用リツイートは無効です。

 

■賞品
モトローラ スマホ「Moto G5s Plus」 1名様
モトローラ スマホ「Moto X4」 1名様
モトローラ スマホ「Moto Z2 Play」 1名様
(※各機種の色は選べません)
モンベル アルパインサーモボトル0.5L(MDGN) 10名様
モエ・エ・シャンドン モエ ロゼアンペリアル 750ml 5名様(※20歳以上対象。当選後、年齢確認が必要)
東京メトロ丸ノ内線 300形 USBメモリ 2名様
ミカサ 国際バレーボールFIVB公式試合球MVA200 1名様

↑Moto G5S Plus(ブラッシュゴールド)↑Moto G5S Plus(ブラッシュゴールド)

 

■応募資格
日本国内在住の18歳以上
賞品の「モエ・エ・シャンドン ロゼアンペリアル」は20歳以上の人が対象

 

モトローラのロゴマーク「M」を撮って、今すぐフォロー&リツイート。さらに写真投稿で当選確率が10倍に上がる「“M”をつかまえろ!」キャンペーン。モトローラの最新スマホや各種「M」関連グッズが当たるかもしれません、ぜひ挑戦してみてください。

 

「“M”をつかまえろ!」キャンペーンURL:http://motocam.jp/

モトローラ社長に聞いた! 最新モデル「Moto X4」と拡張デバイス「Moto Mods」の気になるトコ

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、同社のSIMフリースマホの最新モデル「Moto X4」を発売しました。価格は5万3800円。本記事では、現在の海外製SIMフリースマホで、最も注目を浴びる価格帯に投入された本機の気になる点をレビュー。さらに、いよいよ磐石のラインナップになりつつある、モトローラスマホの展望と同時発表された拡張デバイスについて、同社の代表取締役にも話を聞いてきました。

 

ミドルレンジとはいえ文句ナシのハイスペックを搭載

Moto X4は同社がリリースするSIMフリースマホ「Moto」シリーズの最新モデルで、上位機種には「Moto Z」ファミリー、下位機種には「Moto G」ファミリーがラインナップされています。ミドルハイグレードに位置する本モデルは、5.2インチのフルHD液晶を搭載するほか、デザイン性に優れるガラスとメタル素材を組み合わせたボディで、防塵防水性能を備えたバランスの良いスペックが魅力です。

 

↑カラーバリエーションは、「スティーリングブルー」(左)と「スーパーブラック」の2色展開↑カラーバリエーションは、「スティーリングブルー」(左)と「スーパーブラック」の2色展開

 

↑リアパネルはガラス素材を採用しツヤツヤな仕上げ↑リアパネルはガラス素材を採用しツヤツヤな仕上げ

 

↑充電コネクタはUSB Type-Cを採用↑充電コネクタはUSB Type-Cを採用

 

また、DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)機能を搭載し、多様化する格安SIMや海外での使用など、通信面でのニーズにも応える仕様になっています。

 

↑DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)に対応したSIMトレイ↑DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)に対応したSIMトレイ

 

注目は多機能なカメラ。1200万画素と800万画素のデュアルカメラを搭載し、深度情報を保存してあとからフォーカス位置を変更する「セレクティブ・フォーカス」やモノクロ画像の一部をカラー化する「スポットカラー」機能など、画質だけでなくエンタテインメント性にもこだわりをみせています。

 

↑リアカメラは1200万画素デュアルピクセルオートフォーカスカメラと800万画素の広角カメラのデュアルカメラ構成↑リアカメラは1200万画素デュアルピクセルオートフォーカスカメラと800万画素の広角カメラのデュアルカメラ構成

 

↑フォーカスの位置を後から調整する「セレクティブ・フォーカス」機能↑フォーカスの位置を後から調整する「セレクティブ・フォーカス」機能

 

↑撮影した後でフォーカスを手前に合わせることも可能↑撮影した後でフォーカスを手前に合わせることも可能

 

↑モノクロ写真の一部だけをカラー化する「スポットカラー」機能。色域の近い部分を選択してカラーにすることができます↑モノクロ写真の一部だけをカラー化する「スポットカラー」機能。色域の近い部分を選択してカラーにすることができます

 

【SPEC】

サイズ/質量:約W73.4×H148.4×D7.99㎜/約163g

ディスプレイ:5.2インチLTPS IPS液晶 CORNING GORILLA GLAS(1920×1080ドット、424 ppi)

OS:Android 7.1.1

CPU:オクタコア(クアッド2.2 Qualcomm Snapdragon 630)

バッテリー:3000mAh

メモリ:RAM 4GB、ROM64GB

 

Moto Z用の新型Moto Modsも2モデル発表

上位シリーズ「Moto Z」のモデルに装着できる拡張デバイスも新モデルが多数投入されました。4K画質での360度撮影が可能なカメラと、ゲームアプリを堪能するゲームパッドです。

 

↑「moto 360 camera」。実売価格は3万2180円↑動画、静止画ともに対応した「moto 360 camera」。実売価格は3万2180円

 

↑リアカバー(白い部分)一体型だけあって、装着感が良好↑リアカバー(白い部分)一体型だけあって、装着感が良好

 

↑「moto gamepad」。1万2740円↑カーレースのアプリなどをリニアな操作感で楽しめる「moto gamepad」。1万2740円

 

↑アナログジョイスティックとが左右に配置されるコントローラータイプ↑アナログジョイスティックとが左右に配置されるコントローラータイプ

 

モトローラの偉い人にMoto X4とMoto Modsについて聞いてみた

Moto X4の発表にともない、モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社の代表取締役社長ダニー・アダモポーロス氏にMoto X4やMoto Modsの今後について話が聞けました。

 

↑モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ダニー・アダモポーロス氏↑モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ダニー・アダモポーロス氏

 

—Motoシリーズには「G」と「Z」がありますが、今回の「X4」はどういう位置づけになりますか?

ダニー氏:低価格なエントリーモデルの「Moto Gファミリー」、最先端技術を集結した「Moto Z」ファミリー、「Moto X」ファミリーはその中間的位置づけになります。また、デザイン性を重視しているのもXファミリーの特徴の1つとなっています。

 

—ライバル機との差別化はどのようにとっていますか?

ダニー氏:モトローラのスマホはユーザーに長くつかってもらうことを前提にしています。X4にはAndoroid 7.1.1が搭載されていますが、今後も可能な限りアップデートを続けて行く予定です。

 

—Moto Modsの中で一番人気あるのは?

ダニー氏:日本市場では「ハッセルブラッド True Zoom」です。海外ではバッテリーだったり、スピーカーだったりします。

 

—そのハッセルブラッドですが次期モデルを待望する声がありますが?

ダニー氏:評価を頂いていることは聞いています。ただ、次期モデルについてはまだ発表できる段階ではありません。

 

—個人的に1インチセンサーを搭載したカメラModsを待望しているのですが!

ダニー氏:承っておきます。ですが、まだ何も言えません(笑)

 

今回は、簡単なインタビューでしたが非常に気さくなダニー氏が率いるモトローラ。今後もユニークな端末がリリースされる期待が膨らみます。