リモワ・ゼロハリ超えてきた!「Magne」スーツケースの世界初マグネシウム合金ボディ&世界最軽量2.9kgから見えた勝ち筋とは?

金属製スーツケースと言えばリモワか、ゼロハリバートンか? それともMUJI? 競合ひしめくホットスポットに“世界最軽量”の旗印を掲げて参入したのが「Magne」(マグネ)だ。マグネシウム合金を主素材として重さ2.9kgの超軽量を達成した「Magne」の社長直撃インタビュー、お届けします。

一“持”瞭然の軽さだ

「『Magne』は金属製として世界最軽量、そして世界で初めて主素材にマグネシウム合金を採用したスーツケースです」

そう語るのは「Magne」を開発・発売する旅行ジャパン株式会社の猿渡歩社長。猿渡社長はモバイルバッテリーで有名なアンカージャパンの社長(兼務)でもあるが、両社に業務・資本関係はない。(以下「」内コメント同)。

↑旅行ジャパン株式会社の猿渡歩社長。

旅行用品の企画・製造・販売を手掛ける旅行ジャパン株式会社の立ち上げはおよそ1年前。「Magne」は「あなたの旅と行動力に、強さと軽さを。」をコンセプトとする日本発の旅行用品ブランドで、誕生の背景にはアフターコロナの旅行需要の高まりもある。

「スーツケースは旅行の必需品。ユニークな機能やデザインも増えてきた昨今ですが、「Magne」は頑丈で持ち運びやすいというスーツケースの基本性能にこだわりました」

↑金属製なのにヒョイっと持てる。これが2.9kgの実力!

持ってみれば、100人が100人「え?」と驚くだろう軽さである。特に同サイズの他社製品と比べればよくわかる。金属製スーツケースってこんなに重かったっけ? というくらいだ。

↑発表会当日並べられた他社の金属製スーツケース。同サイズながら重さの違いにびっくり。

「当初は2.0kgを切りたいと考えていましたが、それはさすがに無理筋だと(笑)協力メーカーに言われまして、じゃあどうする? 3.0kgなら軽いよね? いや2.0kg台じゃないとインパクトがないだろう……と社内で検討した結果が2.9kgなのです」

価格設定の裏話

ちょっと早口で「Magne」に対する思いや経緯を伝えようとする猿渡社長は、実はかなり正直な人でもあった。

↑セットアップ可能なボストンバッグとポーチは同時発売のオプション品。

「販売に関しては7月1日よりMakuake先行。オプションのボストンバッグ(9980円)とポーチ(4980円)をセットして総額で実質割引30%OFFとなる7万9840円(いずれも税込)となりますが、ちょっと高い……ですか? 開発スタート時はスーツケース単体5~6万円位を狙っていたのですが」

意地悪くも「超えちゃいましたね?」と尋ねると、

「ここ1~2年でモノ作りのコスト全体が上がりました。特にマグネシウム合金の加工費がかなりかかりました。しかし持った瞬間に『軽い!』と実感する“アハ体験”をしていただければ、この価値を感じて頂けると信じています」

なぜマグネシウム合金か。なぜ最軽量か。

軽量性だけを狙うなら樹脂素材を採用すればいいが頑丈さはどうか。またそこに後発として市場参入する意味があるのか? 樹脂スーツケースなら有名無名ブランドがあまたあり、価格も数千円(!)から選り取り見取りなのが実態なのだ。

↑スーツケースボディにマグネシウム合金を使うのは世界初。同じ強度の場合、マグネシウム合金はアルミの2/3、鉄の1/4の重さになるという。

旅行や仕事の移動は特別な体験だから、頑丈で軽く信頼できるモノを選びたくなるだろうし、金属製であれば所有欲も満たされるはず。「Magne」が世界初のマグネシウム合金(実用金属中の最軽量素材なのだ!)製スーツケースにこだわったのは、そこに勝ち筋を見出したからだ。

「最軽量を重視したこともありますが、昨今の便利機能満載のスーツケースに比べて『Magne』ではシンプルさを徹底しました。サイドハンドルも、内部の仕切りも設けていませんが、安心安全にものを運ぶというスーツケースの本質に立ち返り、装飾的な要素を省いたデザインです」

↑いわゆる移動する箱としてのシンプルネスに徹したインテリア。
↑そしてこちらはエクステリア。旅上手なら特にこれを評価するはず。

金属製スーツケースによくみられるリブもないし、実はブランドネームさえ本体にはない(トップハンドルに明記)。ただし静かでタフと定評あるエラストマーキャスターを採用するなど、部材選択にメリハリをつけている。

「これはアンカージャパンでの経験ですが、当初は大勢のモバイルバッテリー業者のひとつ。しかしより高性能で信頼できるモノづくりを続けると、レビューなどで評価が高まりブランドとなりました。ですから『Magne』も“頑丈で軽い旅行アイテム”にこだわってモノ作りを磨けば、ブランドとして育つのではないかと考えています」

↑ピタリと収まるオプションのポーチ。

「Magne」と一緒にどこへ行く?

インタビュー最後の質問として、「猿渡社長なら『Magne』と一緒にどこを旅したいですか?」と尋ねた。すると一瞬「え?」ともらしつつ「完全に、想定外の質問ですね(汗)」とこれまた正直な猿渡社長。

「そうですね。機内持ち込みサイズから言っても国内、飛行機、2~3泊の旅行。金属製スーツケースですから海や山のレジャーというより、都市部で観光やショッピングを思いっきり楽しむ上質な旅のイメージでしょうか。近場の海外も合うでしょうね」

モノにこだわるGetNavi web読者には、まず実際に「Magne」でアハ体験されることを願いたい。デザイン、使い勝手が自らに合うかどうかの検討は【金属製スーツケース世界最軽量2.9㎏】の実力に驚いてからでいい。

Magne公式 https://www.magne.co.jp
Makuake応援ページ https://www.makuake.com/project/magne/

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EVドライバーは知らなきゃソン! 年4万円以上の節約も見えてくる「電力会社マッチングアプリ」 が登場

「高騰する燃料代を節約したい」という動機から、電気自動車(EV)購入を検討している人は多いだろう。だがEVにも、電気という”燃料”が必要になる。では、EV導入によって、電気代はどれくらい上がるのだろうか。

EV充電器メーカー大手のパナソニックが行った調査では、実際にEVを導入し、主に一戸建ての自宅で充電を行っているというユーザーの約35%が「電気代が1.3倍以上に増加した」と回答した。EVの走行距離次第でかかる電気代も変動するが、EVの導入によって電気代が1.1倍以上になった家庭の割合は、約81%にのぼる。

実は、この電気代を節約する方法がある。それが、電気料金プランの変更だ。2016年からの電力自由化によって様々な企業が電力事業に参入し、多彩な電気料金プランが展開されている。そのなかには、EVユーザーが恩恵を受けられるプランも含まれているのだ。

パナソニックが行った別の調査によれば、適切な電気料金プランに変更したEVユーザーの40%以上は、年間4万円台の大幅な節約を実現している。これだけの効果があるのなら、EVの導入と同時に電気料金プランを見直すことはもはや必須といえる。だが、その見直しを行っているユーザーは少ないのが実情のようだ。本稿では、EVの導入時における電気料金見直しのメリットと、それをサポートする新たなアプリについてレポートする。

多くのEVユーザーが、知らないうちに高い電気代を払い続けている

冒頭に書いたパナソニックによる調査を、もう少し詳しく見てみよう。調査が行われたのは2023年11月。その対象は、20~60代の持家戸建住宅に住み、EV/PHEV(※)を所有する200名だ。自宅での充電を前提とした、いわば「標準的なEVユーザー」の実態調査といえる。

※外部から充電できるハイブリッド車のこと。電気とガソリンの両方をエネルギー源として活用できる

調査の結果を見ていこう。まず、調査対象者のうち、自宅にEVの充電器を設置しているユーザーは約97%で、ほぼ全数。また、EVの充電場所としては、約86%の人が自宅と回答している。一方で、自宅充電の電気代がどれくらいか知っているかと聞くと、割合は減って約70%となる。

↑EVユーザーのほとんどが、自宅で充電を行っている。なお、EV所有者の8割以上が戸建て住宅に住んでいるというのも、同社の調査で明らかになった。

EV充電にかかっている電気代を知っていると回答した人に対する「その料金がどの程度上がったか」という質問に対しては、「1.3倍以上」と答えた人が約35%。「1.2倍程度」が約24%、「1.1倍程度」が約22%と続き、電気代が1.1倍以上になった家庭の割合は約81%に達する。EVを導入すれば電気代が上がるのは当たり前ではあるが、それなりのインパクトのある額になっているようだ。

↑EVの導入によって電気代が高くなった層は、その上がり幅にも敏感になっている。

そしてパナソニックは、2024年11月にもEVユーザーに対する別の調査を行った。調査では「EVの購入後に電気料金プランや電力会社を変更したか」「電気料金プランや電力会社を変更したことで電気代がいくら安くなったか」という質問がなされたが、その結果が衝撃的なのだ。

まず、EV購入後に電気料金プランを変更したユーザーは、約30.7%にとどまっている。一方で、電気料金プランの見直しによるメリットは非常に大きく、それを行った人のうちなんと約40.5%が「年間4万円〜5万円未満」の節約効果があったと回答した。年間1万円以上の節約効果があった人の割合は約9割にものぼる。だがその裏には、7割近いEVユーザーが、電気料金プラン見直しのメリットに気づかず、高い電気代を払い続けているという実態があったのだ。

↑電気料金プランを乗り換えることで、97%以上の人が電気代の節約に成功している。

こうなっている最大の要因は、「電気料金プランの選択肢の多さがもたらす、わかりにくさ」にある。2016年の電力自由化以降、電力会社やプランの選択肢は飛躍的に増えた。しかし、どの会社のどのプランが自分の生活スタイルに最適で、EVの使用パターンにも合っているか、判断するのは大変だ。あまりの数の多さに、探すことすら億劫に感じる人も多いと推定できる。なかにはEV利用に最適化されたプランもあるが、その存在に気づいてすらいないEVユーザーも多いだろう。

EVユーザーと電力会社をマッチングするアプリ「おうちEV充電サービス」が登場

このような状況を受け、国内のEV充電器販売実績首位という実績を持つパナソニックは、スマートフォンアプリ「おうちEV充電サービス」を開発。単にハードウェアを売るだけでなく、EVユーザーの課題を包括的に解決するサービスに乗り出した。

アプリの中核となるのが、電力プランシミュレーション機能。ユーザーが現在の電気使用量、生活スタイル、EVの利用状況などを入力すると、最適な電気料金プランを提案してくれるというものだ。

↑「おうちEV充電サービス」の電気利用状況入力画面。

現在、このアプリは複数社の合計12の電気料金プランに対応している。たとえば、ミツウロコグリーンエネルギーの「EVスマトクプラン」は、11時〜13時の間に自宅でEVを充電すると、電気料金が割安になる。昼間にEVを充電するユーザーにはぴったりだ。

↑「おうちEV充電サービス」が対応する電気料金プランの一部。

なお、電気料金のシミュレーションは、すでにEVを使っている人に加え、EVの導入を検討中のユーザーも利用可能。ガソリン車からEVに乗り換えた際の下取り価格をシミュレートする機能も搭載しており、EV導入時のコストからランニングコストまで、まとめて可視化してくれる。その点、本アプリは、EVに乗っていない人にとっても有益なツールといえよう。

「おうちEV充電サービス」の開発に携わったパナソニックの山本悠斗さんによると「EVに関するアプリは多々あるが、電気料金プランと連動したものは初めてだと思う」とのこと。山本さんはもともと充電設備の商品企画を担当していたが、充電設備の改良だけでは社会貢献の幅が限られると考え、このアプリを開発したという。

↑パナソニック エレクトリックワークス社の山本悠斗さん。

本アプリとIoT EVコンセントを連携させれば、さらなる節約も可能だ。既存のEVコンセントに、Natureから発売予定のIoT制御モジュール・Nature EV switch(価格未定)を取り付けることで、充電器がインターネットに接続され、遠隔での充電器の操作や状況の確認などが可能になる。このモジュールがあれば、電気代が安い時間帯に充電できるオフピーク充電などの設定もできるので、節約効果がさらに高まる。IoT EVコンセントは東京都による助成金の対象であり、上限30万円の助成を受けられるので、都内在住のEVユーザーは要注目だ。本モジュールの発売予定日は、2025年10月31日となっている。

↑上にある黒い箱状の物体がNature EV switch。下は通常のEVコンセント。

ルート検索機能やポイント付与で、EVライフをさらに応援

「おうちEV充電サービス」の機能は、電気料金節約にとどまらず、EVライフを支える、多彩な機能が揃っている

たとえば、ドライブ中のルート検索機能。EVで長いドライブをする際は、道中での充電が必須になるが、本アプリでスタート地点と目的地を入力すると、途中の充電スポットを含めたルートを提示してくれる。各充電スポットにおける充電スピードの情報も網羅されているので、必要な充電時間やバッテリー残量のシミュレーションも閲覧可能。すぐに充電したいと思えば、現在地に近い充電スポットも案内してもらえる。この機能を使えば、バッテリー残量におびえることなく、ロングドライブを楽しめる。

↑「おうちEV充電サービス」のルート検索機能で表示された、東京駅から新大阪駅のルート。道中、静岡県内の充電スポットが示されている。

また、自動車保険の提案機能、アプリ利用によるポイント付与機能もある。このポイントはアプリの利用や日々の充電によって貯まっていくもので、Amazonポイントやdポイント、楽天ポイントなどに変換可能。EVドライバーのポイ活ツールとしても活用できる。

そして、本アプリの利用料は無料。パナソニックは、電力会社や保険会社などからの紹介料などを収入源として運営すると発表しており、ユーザーへの負担はかからない。電気代を節約したいEVドライバーはもちろん、EVの導入を検討している人にとっても、本アプリは“使い得”となりそうだ。

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うどんと砂糖ってこんなに合うの!? 丸亀製麺「シェイクぴっぴ」がおやつとして味も価格も優秀すぎる

スナック菓子かと思ったら、「揚げたうどん」!?

全国の丸亀製麺で6月24日から販売されている「丸亀シェイクぴっぴ」、もう食べましたか? 買った時にはプレーンの状態で袋に入っている「丸亀シェイクぴっぴ」に、店内に用意されている3つのパウダーから好きな味を選んでスプーン1杯分をかけ、袋をシャカシャカ振って味付けしてから楽しむスタイルです。

「ぴっぴ」とは、讃岐弁で「うどん」のこと。うどんと言えば「もちもち」が一般的なイメージですが、それを覆す「サクサク食感」が最大の特徴です。価格は1袋190円(税込)とお手頃で、おやつにもってこい! 発表会で試食したところ、パウダーがついた指をなめたくなるほどドハマりする事態に……。

「おぼれる」ほどのウマさ

フレーバーは「うまさ爆発無限コンソメ味」「おぼれる のり塩まみれ味」「甘い誘惑シュガーバター味」の3つです。

いざ実食! 一見シューストリングポテトのようですが、中には大きくうねった形もありユニークです。

まずはプレーン味のまま一口。「おいしいスナック菓子」という印象で、何も知らなければうどんだとはすぐにわからない軽やかな食感です。では、いよいよ3種類のフレーバーを食べ比べていきましょう!

・「うまさ爆発無限コンソメ味」

まさに「王道」のうまさです。チキンの旨みをベースに数種のスパイスを独自配合し、ガーリックの風味やブラックペッパーを加えているとのこと。「うどんとコンソメって合うの?」と心配になったのは一瞬だけでした。「無限」の名にふさわしく、次々に手が伸びてしまいます。

・「おぼれる のり塩まみれ味」

筆者イチオシのフレーバーがこちら。あおさの風味と塩味が絶妙にマッチしているうえ、白ごまと昆布の旨みも加わって、食べる手が止まりませんでした。パウダーそのものがあまりにおいしすぎて、「小1時間、粉だけなめていたい……」と思ったほど。パウダーだけで売っていたら買い溜めして、他にもいろいろな料理にかけたいです。

↑「おぼれる のり塩まみれ味」のパウダーは店内で丁寧に仕込んでいます。

・「甘い誘惑シュガーバター味」

ダークホース的フレーバーでした。「うどん×砂糖の甘み」がどうなるのか想像がつかなかったのですが、軽い食感に優しい甘さ、ほのかに感じられる塩味、そしてバターの濃厚な味わいが組み合わさって、やみつきになります!

筆者としては「おぼれる のり塩まみれ味」と「甘い誘惑シュガーバター味」とを交互に食べると、さらに旨みが増すように感じられて最高でした。毛色が違うからこそ、お互いに魅力をよく引き立て合っていると言えそうです。

軽い食感を生み出す「サクサク揚げアゲ製法」

いずれもパウダーでしっかりした味がついているのに食べ飽きないのは、食感の軽さのおかげである気がします。カギを握るのが、「サクサク揚げアゲ製法」。

発表会で説明に立ったトリドールホールディングス・商品開発課課長の浦郷裕介さんによると「丸亀シェイクぴっぴ」開発にあたり、生のうどんを揚げると20分以上かかり、塩辛くなってしまうのがネックでした。「讃岐うどんは加水率が高いため、フライヤーで揚げる際の揚げ時間と温度のコントロールが非常に難しい課題だった」と言います。

3、4年前から開発を始め、試行錯誤の末、うどん内部の水分を最適にコントロールする技術を確立したとのこと。茹でたうどん一本一本に丁寧に揚げ粉をまとわせて適度に塩分を抜きつつ、小麦本来の風味や旨み・甘さを閉じ込めたうえで、水分を丁寧に飛ばすことによって、「きめ細やかで軽いサクサク感」を実現したそうです。

提供から少し経つとしんなりしてきてしまうのは揚げ物の宿命ではありますが、自宅のオーブンで数分温め直したところ、提供直後のような「サクッと感」が戻りました。テイクアウトで楽しみたい時も安心ですね。

↑帰宅後にオーブンで温め直した「丸亀シェイクぴっぴ」。よみがえったサクッと食感がたまりません!

うどーなつ「アサイーベリー味」も登場

発表会では、「丸亀うどーなつ」の新味「アサイーベリー味」もおひろめされました。「丸亀うどーなつ」は昨年6月の発売から累計1700万食を突破した人気商品です。アサイーベリー味は7月17日から全国の丸亀製麺で販売し、価格は390円(税込)5個入り

トリドールグループのハワイアンレストラン「コナズ珈琲」監修のもと、本格的な「アサイーボウル」の味わいを再現しているとのこと。

↑うどーなつの表面にかかっているのは、甘酸っぱいアサイーベリー味パウダー。

うどんから出来たもちもちの生地に、ザクザク食感のグラノーラを練り込むことでできた、“ザクもち食感”が楽しめます。レジでもらえるブルーベリーの果肉入りディップソースにたっぷりつけて食べると、一つでもかなりの満足感がありました。酸味があるのでくどい甘さではなく、二つ、三つと食べ進めたくなります。

物価高に円安と、なかなか気軽に海外旅行しづらい昨今。手に取りやすいおやつで、ハワイ感を味わってみては?

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【西田宗千佳連載】「GoogleのAndroidであること」を最大限に生かすAndroid XR

Vol.151-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はGoogleが公開したAIを活用したスマートグラス「Android XR」の話題。これまでのスマートグラスと異なる点と新たな可能性を探る。

 

今月の注目アイテム

Google

AI活用型スマートグラス

価格未定

↑Google I/Oで公開された試作スマートグラス。カメラやマイク、スピーカー、右目のみ表示されるディスプレイが搭載されるが、見た目は普通のメガネと変わらない。

 

Android XR対応のデバイスとして、最初に世の中に出てくるのは「Project Moohan」だ。

前回の本連載で説明したように、Project MoohanはApple Vision ProやMeta Questの対抗製品という位置付けに近い。Google Playストア経由でAndroidアプリが使えて、Googleのサービス群がXR空間の中に最適化された形で用意されるのが大きな特徴。Vision ProとMeta Questそれぞれの要素をうまく取り入れた製品、という印象だ。

ただ、Android XRは複数形態のデバイスを開発できるプラットフォームとして作られており、Project Moohanのような「ヘッドセット型」はひとつの形でしかない。

このほかにGoogleは、「光学シースルー型ヘッドセット」「ARグラス」「AIグラス」を典型的なデバイスとして挙げている。

光学シースルー型は、Project Moohanに違いがビデオシースルーでない分、より簡易でコンパクトな製品になる。近い存在として、中国のXREALは「Project Aura」を開発中と公表している。グラス型のデバイスとなんらかの“本体”をケーブルでつないで使うもので、20206年以降の発売を目指している。

AIグラス・ARグラスは、今回のGoogle I/Oでプロトタイプが発表されている。Androidスマホと連動し、AIで周囲の状況や利用者の命令を受けながら、アシスタントとして働くメガネ型デバイスである。ディスプレイが内蔵されたものがARグラスで、ないものがAIグラスと考えればいい。まだプロトタイプの段階で、2026年以降に製品化の目処が見えてくる、というところだろうか。

実のところ、ここに挙げた4形態はかなり異なる特徴を持っている。Project MoohanとディスプレイのないAIグラスでは、必要なインターフェースも処理に必要な性能も大きく異なってくるし、全く同じアプリケーションを動かすのは難しい。開発手法自体も異なるだろう。開発者からは“それをひとつのプラットフォームでくくるのはある意味強引な話”という意見も聞こえてくる。

ただ、Googleは“開発の一貫性に配慮している”と説明しており、まったく違う開発環境が用意されるわけではないという。そのため、4つの形態それぞれに向いたアプリを、ひとつのサービスやコンセプトから作っていける。そして、同じ“Google Playストアから配信してビジネスができる”のが大きなことになるだろう。

特にProject Moohanのような製品の場合、スマホやタブレット向けの「Androidアプリ」をAndroid XRでも動かせるので、ビジネスチャンスが広がる。

Android XRは、“Googleであること”“Androidであること”を大きく生かしたプラットフォームであることを武器にして、他社と戦っていくことになるわけだ。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

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【西田宗千佳連載】「GoogleのAndroidであること」を最大限に生かすAndroid XR

Vol.151-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はGoogleが公開したAIを活用したスマートグラス「Android XR」の話題。これまでのスマートグラスと異なる点と新たな可能性を探る。

 

今月の注目アイテム

Google

AI活用型スマートグラス

価格未定

↑Google I/Oで公開された試作スマートグラス。カメラやマイク、スピーカー、右目のみ表示されるディスプレイが搭載されるが、見た目は普通のメガネと変わらない。

 

Android XR対応のデバイスとして、最初に世の中に出てくるのは「Project Moohan」だ。

前回の本連載で説明したように、Project MoohanはApple Vision ProやMeta Questの対抗製品という位置付けに近い。Google Playストア経由でAndroidアプリが使えて、Googleのサービス群がXR空間の中に最適化された形で用意されるのが大きな特徴。Vision ProとMeta Questそれぞれの要素をうまく取り入れた製品、という印象だ。

ただ、Android XRは複数形態のデバイスを開発できるプラットフォームとして作られており、Project Moohanのような「ヘッドセット型」はひとつの形でしかない。

このほかにGoogleは、「光学シースルー型ヘッドセット」「ARグラス」「AIグラス」を典型的なデバイスとして挙げている。

光学シースルー型は、Project Moohanに違いがビデオシースルーでない分、より簡易でコンパクトな製品になる。近い存在として、中国のXREALは「Project Aura」を開発中と公表している。グラス型のデバイスとなんらかの“本体”をケーブルでつないで使うもので、20206年以降の発売を目指している。

AIグラス・ARグラスは、今回のGoogle I/Oでプロトタイプが発表されている。Androidスマホと連動し、AIで周囲の状況や利用者の命令を受けながら、アシスタントとして働くメガネ型デバイスである。ディスプレイが内蔵されたものがARグラスで、ないものがAIグラスと考えればいい。まだプロトタイプの段階で、2026年以降に製品化の目処が見えてくる、というところだろうか。

実のところ、ここに挙げた4形態はかなり異なる特徴を持っている。Project MoohanとディスプレイのないAIグラスでは、必要なインターフェースも処理に必要な性能も大きく異なってくるし、全く同じアプリケーションを動かすのは難しい。開発手法自体も異なるだろう。開発者からは“それをひとつのプラットフォームでくくるのはある意味強引な話”という意見も聞こえてくる。

ただ、Googleは“開発の一貫性に配慮している”と説明しており、まったく違う開発環境が用意されるわけではないという。そのため、4つの形態それぞれに向いたアプリを、ひとつのサービスやコンセプトから作っていける。そして、同じ“Google Playストアから配信してビジネスができる”のが大きなことになるだろう。

特にProject Moohanのような製品の場合、スマホやタブレット向けの「Androidアプリ」をAndroid XRでも動かせるので、ビジネスチャンスが広がる。

Android XRは、“Googleであること”“Androidであること”を大きく生かしたプラットフォームであることを武器にして、他社と戦っていくことになるわけだ。

 

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「スムージーが続かない人」必見! Ninjaのコードレス&センサー付きミキサーが便利すぎ

ミキサーといえば、購入してもしまい込みがちな調理家電の代表格。そんな中、シャークニンジャの小型キッチン家電ブランド「Ninja(ニンジャ)」が昨年発売したミキサーは、コンパクトで持ち運びできる独自の技アリ機能で高い評価を受けました。そのNinjaが、さらにパワーアップした新製品を2モデル発売。それが、コンパクトで持ち運びにも優れた「Ninja Blast Max コードレスミキサー」(以下、Blast Max)と、パワフルで賢い「Ninja Stealth iQ ミキサー」(以下、Stealth iQ)の2製品です。

↑コードレスで持ち運びもできる「Ninja Blast Max コードレスミキサー」。実売価格は1万4960円(税込)。
↑本格的な料理にも使いやすいパワフルな「Ninja Stealth iQ ミキサー」。実売価格は3万9600円(税込)。

水筒のように持ち歩ける大ヒット製品がより使いやすく進化した

シャークニンジャの小型キッチン家電ブランド「Ninja(ニンジャ)」は、2024年2月にアメリカから上陸。その最初の製品となったのが、持ち運びができるコンパクトミキサー「Ninja Blast コードレスミキサー」(以下、Blast)です。Blastはコードレスでどこでも利用できるほか、作ったスムージーをボトルから直接飲めるという手軽さから、昨年夏のヒット家電となりました。新製品の新Blast Maxはこれらの特徴はそのままにボトルが大容量化。さらに使い勝手が向上し、攪拌パターンも増えました。

↑コードレスタイプなのでアウトドアでも楽しめる新製品のBlast Max。ボトル容量が従来モデルの470mlから530mlにアップしています。

使い勝手で注目したいのが、ボトル部分を本体(モーター部)から分離できる「Twist&Go」機能です。従来モデルでも本体とボトルを分離させることは可能でしたが、分離に力が必要だったほか、分離後はボトル底にカバーを装着しなければならないなど面倒な作業が必要でした。一方、新Blast Maxは軽くボトルをひねるだけで、本体とボトルがカチッと分離。そのままボトル部分を水筒のように持ち歩くことができます。


↑スムージー作成後に本体とボトルを分離したところ。本体とボトルを合わせると約1110gの重量がありますが、重いモーター部を切り離すことでボトルの持ち運びが容易になりました。
↑ボトルのフタにはワンタッチでキャップが開く飲み口を配置。
↑持ち運びに便利なシリコン製のストラップもついています。ボトルとフタは食洗機で洗えるなど、使いやすさと手軽さにこだわりを感じます。

新モード追加で「液体がほぼない状態での攪拌」が可能に

コードレスミキサーは非力な製品も多いなか、Blastシリーズは凍らせた食材や、角氷までしっかり攪拌できるのもうれしいポイントです。さらに、新Blast Maxはボトル容量が大きくなったぶんモーターもパワフルに。さらに、従来6枚刃だったブレードが8枚刃になるなど、より強力な攪拌が可能になりました。


↑モーターがパワフルになったことで、充電には専用アダプターが必要になった点が唯一気になるところ。従来のUSB-Cによる充電より、やや面倒になりました。満充電でだいたい20回超の攪拌が可能です。

そして、見逃せない新機能が運転モードの追加です。従来モデルは「刃を一定速度で回転する」というシンプルな運転モードしかありませんでした。一方、新Blast Maxは3つの運転モードを搭載。従来と同じシンプルに刃を回転させる「Blend」のほか、断続的な動きを取り入れることで固形食材をしっかり混ぜて滑らかに仕上げる「Smoothie」、そして角氷などの硬い食材もパワフルに調理する「Crush」の3つのモードを搭載しています。


↑モードボタンを押すだけで、Blendモードなら約30秒、Smoothie/Crushモードは約34秒自動攪拌。よくあるミキサーのように、運転中にボタンを押し続けている必要はありません。

SmoothieやCrushといった断続的に刃を回転させるモードが追加されたことで、従来のBlastでは難しかった「液体がほぼない状態での攪拌」も可能になりました。このため、凍ったフルーツなどを利用すればシャーベットやジェラートのような水気の少ない料理も楽しめます。


↑冷凍フルーツとはちみつ、そして少量の牛乳を使ってジェラートのようなスムージーボウルを調理。ヘルシーな夏のオヤツとして楽しめます。

おまかせで好みの滑らかさに調整してくれる「Ninja Stealth iQ ミキサー」

料理などにも本格的にミキサーを利用したいなら、Blast Maxと同時発売されるStealth iQがオススメです。こちらは同社が昨年発売した「Ninja Twisti ミキサー」(以下、Twisti)の上位モデルとなる製品。1Lタイプの大容量ピッチャーと700ml容量の大きめカップのどちらも使えるパワフルなミキサーです。


↑「Ninja Stealth iQ ミキサー」は大型のピッチャー(写真)とカップどちらでも利用可能。
↑カップならパーツも少なく片付けが簡単です。

従来製品からの最大の進化点は、食材を検知して刃の回転速度や攪拌時間を自動的に調整する「BlendSenseテクノロジー」の搭載。食材をいれてスタートボタンを押すだけで、食材を検知して自動的に「良い感じ」の仕上がりにしてくれます。ちなみに、仕上がりは「標準」「ROUGH(粗め)」「SMOOTH(滑らか)」の3タイプから選択可能。同じ素材を攪拌しても、選ぶ運転モードで異なる食感が楽しめます。


↑アナログダイヤルの中央には液晶モニター画面が配置され、選択した運転モードがわかりやすいです。マニュアルモードでは1~10まで刃の回転速度を選べます。

新製品発表会ではROUGHとSMOOTHふたつのモードで作ったコーンスープを食べ比べることができました。SMOOTHは滑らかでスルリと喉を通るのに対し、ROUGHはコーンの皮のシャリッとした食感が楽しめました。


↑左がROUGH、右がSMOOTHで作ったコーンスープ。左はスプーンですくうとコーンの皮が若干残っているのがわかります。

フタを開けずに空回りを解消できるタンパーが便利

Ninjaならではの「タンパー」機能も従来モデルのTwistiから継続搭載しています。従来のミキサーでは、水分が少ない食材を混ぜる際、刃が空回りしてうまく攪拌できないことがありました。そのため、途中で何度もミキサーを止め、蓋を開けてヘラで混ぜてから再び攪拌する必要があったのです。しかし、Ninjaのミキサーに内蔵されるヘラ状の「タンパー」を使えば、ミキサー運転中でもピッチャー内の食材をかき混ぜることが可能。これにより、水分が少ない濃厚なソースやペーストなども、手間と時間を大幅に減らして作れるようになっています。


↑ピッチャー内に見える2本のヘラが「タンパー」。フタの上にあるダイヤルをぐるぐる回すことで、ミキサー動作中でもピッチャー内の食材をかき混ぜることができます。
↑サーモンのテリーヌのような水分の少ない食材も、タンパーを回すことでフタを開けることなく全体を滑らかに仕上げます。
↑完成したサーモンのテリーヌ。

ちなみに、従来モデルのTwistiは1100Wというミキサーのなかでもかなり強力なモーターを搭載。このため、殻つきの海老なども滑らかに攪拌できるパワフルさも魅力でした。新Stealth iQは消費電力は800Wになりましたが、モーターにBLDCモーターを使うことで従来より攪拌力はアップ。パワフルさと省エネを同時に実現しています。

持ち運び可能で手軽な「Ninja Blast Max コードレスミキサー」。ボタン一つでセンサーが仕上がりを調整してくれる 「Ninja Stealth iQ ミキサー」 。どちらのモデルも、一般的なミキサーのデメリットだった「面倒くささ」や「手間」を軽減してくれる新機能を搭載しています。いままで「ミキサーを買ったものの続かなかった」という人にこそ、一度チェックしてほしい製品ですね。

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ありそうでなかった!パナソニック本拠地で新EV充電器&新スポットライトが示した、電池と電気のちょっと未来

大阪府門真市と言えば、パナソニックの本拠地。この敷地内に新設された「Culture Base.」(以前は社食棟だったらしい)に招かれた取材班は、「電池=EV用充電器」と「電気=スポット照明」の(ちょっと先の)明るい未来とご対面したのだった!

お悩み解決型EV充電器、参上!

「はい、この中でEVもしくはPHEVに乗っている方は……あ、いらっしゃらない。日本でのEV普及率ってそんなもんです(笑)」とユーモアを交えて話す福々しい御仁こそ、パナソニックでEV用充電器の企画を担当する田中政行課長である。

↑パナソニック エレクトリックワークス社の田中政行課長。

ご指摘の通り「2035年にはすべての新車を電動化へ!」と政府の掛け声はあるものの、その進展が肌身に感じられることは少ない。事実、2024年新車販売における日本のEVやPHEV普及率はわずか2%。9%の米国、33%の欧州、38%の中国の背中は遠くなるばかりだ。

それでもクルマの未来は電池にある。燃費に比べ電費に優れる、環境性能が高い、有事の非常用電源にも使えるからだ。パナソニックでは2010年からEV、PHEV用普通充電器を手掛けており、もっとも手ごろな「EVコンセント」製品においては市場をほぼ占めているという。

↑3年連続国内軽規格EV販売台数№1「日産サクラ」。

「まだまだ、とは言いながらも、街中ではプリウスをはじめとするHVや三菱アウトランダーなどのPHEVはよく走っていますし、日産のリーフやサクラ、テスラなどのEVも見かけるようになってきました。そんな現ユーザーにもお悩みがありまして、たとえば『満充電まで時間がかかりすぎる』とか『車載充電ケーブルの出し入れが面倒』『充電器の仕様が設置場所の実態に合わない』。それらをまるっと解決するのが今回の新製品なのです!」と田中さん。

↑別体型となった新ELSEEV hekia S(左)と一体型の従来品(右)。

お悩み解決型EV用充電器「ELSEEV hekia S」2025年モデルの特長は以下の3点。

1.本体とコネクタホルダを別体に……これまで充電器本体と一体だったコネクタホルダを分離したことで設置自由度を向上! 

2.4.8kWhモデルを追加……普及している3kWhモデルに比べ出力をUPさせ、充電時間を約35%短縮!

3.リニューアルも簡単……3kWhから4.8kWhへのリニューアルは本体(場合によりブレーカーも)交換でOK!

特に家庭用ユーザーからの「充電って、思ったより時間かかるのよねえ~」という声は切実で、たとえば~夜遅く仕事から戻ったパパのEVを翌朝の保育園送迎に使ったら残量が残り少なく、出先で立ち往生しないか心配! なんてお悩みは「あるある」だそう。このあたりがEV乗り換えへの心理的なハードルとなっている。

↑盗電防止用カギ付きもラインナップ。

そこで充電器の出番! もっとも一般的な3kWhを出力が倍の6kWh充電器に換えれば単純に充電時間は半分になるが、この場合、宅内配線も6kWhに対応するタフ仕様にする必要がありかなり大掛かりな工事となってしまう。しかしその中間の4.8kWhなら本体の交換のみ(ブレーカー交換が必要な場合もある)で充電時間を約35%短縮できるのだから、「だったらウチもやっちゃう⁉」となること間違いなし!

↑住宅や施設などの建物から離れた駐車場へELSEEV hekia Sを設置するときに使用する専用Dポールも同時発売。

「複数の充電器を設置するため左右間隔を詰めたい」「右側ホルダだと左利きには使いづらい」といったお悩みに対してはコネクタホルダ別体化で応え、充電ケーブルの長さ変更も実現(前モデルは5mのみ)。充電器をふたつ取り付けできるポールの開発は、EVやPHEVなどのクルマ2台に1ポールで対応するためだ。これってシンプルだけど“患部によく効く!”改良なんだなあ~。

↑車庫の状況によりそい、使い勝手に即した設置ができる新「ELSEEV hekia S」。

「日本の普及率が低いことを伸びしろがあると捉えています。ビリビリ、いやバリバリ「ELSEEV hekia S」の応援よろしくお願いします!」と鼻息荒い田中さんでした。

↑田中さんをもう一度!

そのオフィス、照明で「あかぬけ」ちゃえ!

お次は明かりだ。

↑新・旧モデル、展示用スケルトンモデル勢揃いの図。

「照明は場の印象や雰囲気を変えることができる手段であるため、近年特に採用事例が増えています」。そう語るのはパナソニック ライティング事業部でオフィスライティング「TOLSO」の商品企画を担当する上田泰佑さんだ。

↑パナソニック エレクトリックワークス社の上田泰佑さん。

この日お披露目された「TOLSO+ BeAm Free」(トルソープラス ビームフリー)はそんなイマドキの明かり最前線と言えるだろう。なにしろ上田さんご自身「今までにないスポットライトです!」と、まるで久米宏のように宣言するのだから。

↑新製品「TOLSO+ BeAm Free」。カラーはブラックとホワイトをラインナップ。

スポットライトは対象物をピンポイントで照らしより魅力的に見せる照明器具で、これまで主に店舗照明として使われてきた。しかし近年オフィスでの採用が増えている。背景にあるのはエリア分けされたフリーアドレスオフィス=ABWオフィスの増加だ。ABWとはアクティビティ・ベースド・ワーキングオフィスのことで、目的ごとにエリアを分けて構成されるオフィス空間である。

ABWオフィスではスポットライトなどを活用した照明の種類、照度によるメリハリがシームレスにエリアを分ける。他方、中心部が集中的に明るいスポット照明の特性上、目が疲れやすいという意見もあった。え、オフィスには不向きなの?

↑左がベースライトを使用した均一照明。右がベースライト+スポットを使用したメリハリ照明の一例。

「スポットライトは光の均斉度(きんせいど)が低いため中心と周辺の明るさムラが大きく、実際、目が疲れやすいとも言われていました。そうしたオフィス導入における障壁を打破したのが「TOLSO+ BeAm Free」なのですよ!」と上田さん、照明のようにアツく語ります。

↑「TOLSO+ BeAm Free」。無線対応モデルもスタンバイ!

目が疲れやすいお悩みに対しては、従来品「TOLSO」に比べ約3倍の均斉度をもたせデスクなど作業面を広く照らすように。

↑均斉度の高い配光を実現した「TOLSO+」(左)と従来モデル(右)。

また「弁当箱みたいな電源部がデカいし視覚的にもちょっとなあ~」とのお声に対しては「やればできるじゃん!」(っていうか最初からやってよ!)の電源一体型を実現。

↑左・従来品。右・電源一体となりコンパクト化された新製品。

さらに配光角度を変えられる「BeAm Free」機構によって狭角度~広角度まで自在なライティングが可能だ。

↑左・挟角。右・広角。カメラのズームレンズのようにスポット幅調整は自在だ。

ここだけの話だが、実は「TOLSO+」となって威力を発揮したのがコスパ。

従来製品より広角度を照らせるため、2席を1台でまかなえるようになった。つまり設置台数を半減させられるから、イニシャルコストだって最大半減(どっかのスマホの宣伝みたいだが・笑)というわけ! 

昨今、企業においては社員=人財との認識が高まり、いかに優秀な人材にアプローチしうるかが課題となっている。その意味でも、スポットライトでめりはりのある「あかぬけたオフィス空間」「働きたくなるオフィス空間」を整えるニーズは高い。明かりが果たす役割は大きいのだ。

↑今回の発表会会場となった「CULTURE BASE」。基本、社食なのだけど社員の課外活動スペース(!)としても活用されるほか、ジェンダーフリートイレや祈禱部屋の設置など実験的要素も盛り込む。

大阪万博、昭和100年、ちょっと先の未来

ここわずか数年で、移動も働き方も大きく変わった。むろんその撃鉄はコロナショックだ。今年は昭和100年でEXPO70から55年目、二度目のバンパク絶賛開催中の2025年である。パナソニックが手掛けるEV充電器の刷新とあかりによる快適オフィスの提案は万博みたいな空想的未来ではなく、ちょっと先行く利便への水先案内となるはずだ。

パナソニック
EV・PHEV用充電設備「ELSEEV」
電源一体型スポットライト「TOLSO+ BeAm Free」

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