「60日間ベッドに寝るだけで270万円」欧州宇宙機関が参加者を大募集!

ベッドに寝ているだけで270万円もらえる。そんな“おいしいアルバイト”が欧州で募集されています。一体どんな仕事で、なぜそんなに高額の報酬をもらえるのでしょうか?

↑そんなうまい話、本当にあるの?

 

この仕事に参加してくれる人を募集しているのは、ヨーロッパ各国が宇宙開発のために共同で設立した「欧州宇宙機関(ESA)」。宇宙で人の身体がどんなふうに反応するのかを調べる実験の一環として、12人の協力者を集めているのです。

 

参加者に求められるのは、60日間ベッドに寝ていること。ただし被験者はベッドに寝た状態のまま、エアロバイクをこいだり、遠心分離機のようにぐるぐると回転させられたりします。

 

これらの目的は、宇宙空間で人の身体がどう変化するかを観察をするため。宇宙の無重力空間では頭部の血流が地上にいるときよりも多くなり、身体の筋肉があまり使われません。そこで、宇宙空間にできるだけ近づけるため、頭の位置が水平より6度低くなるようにしたベッドに身体を横たえた状態で、ぐるぐる回転したり運動したりする必要があるのです。

 

その一方、別の被験者はエアロバイクなどの運動を一切行わずに、頭側を6度傾けたベッドに横たわったまま身体の変化を観察され、エアロバイクなどの運動を行った場合と比較されるそうです。

 

エアロバイク以外にも、さまざまな運動や医学的検査も行われる予定ですが、もちろん食事やシャワー・トイレ休憩つき。報酬は1万8000ユーロ(約270万円※)ですから、一日あたり4.5万円にもなります。

※1ユーロ=約150円で換算(2023年5月26日現在)

 

この仕事、あなたは“おいしい”と思いますか? それともお断りしますか?

 

【主な参考記事】

The US Sun. SLEEPING ON THE JOB Space experts are paying 12 people £15,000 to lay in BED for 2 months – but it’s not for the faint-hearted. May 24 2023
ESA. Around the bed in 60 days. May 23 2023

最強コスパ小売店「業務スーパー」通が太鼓判を押す「お宝直輸入」食品【ヨーロッパ編】

業務スーパーは「世界の本物を直輸入!」をキャッチコピーに、輸入食品にも力を入れています。現地のメーカーから直取引で仕入れた食材は多彩で、日本にいながら世界中の味を楽しめるのです! そこで本稿では、同店を「お宝輸入食品の宝庫」と語る業務スーパー通に、ヨーロッパの輸入食品のイチオシを聞きました。前編となる今回は、ヨーロッパ編をお届けします。

 

【案内人】

業務スーパーブロガー・業務田スー子さん

「業務スーパーの商品をレポートするブログ」を運営。輸入食品をおトクに買えるのも同店の魅力のひとつと語ります。

 

【その1】

ドライトマトに詰まったうまみがあふれ出す!

イタリアントマトのオイル漬け

イタリア産・常温

375円(285g)

ドライトマトをひまわり油に漬け瓶詰にしました。オイルに浸かることでトマトがみずみずしさを取り戻し、噛むたびにうまみがじゅわっとしみだします。パスタ、ピッツァの具やソースに最適です。

 

【ココがオススメ】

味付けをほとんどしなくても料理がおいしく仕上がる

「にんにくとケイパーで味が整えられているので、パスタなどの隠し味に使うときは、塩を少し足すくらいで十分おいしいです! トマトのうまみがしっかり凝縮されていますよ」(業務田さん)

 

 

【その2】

柔らかくてジューシー! 超おトクな骨付き肉

骨付きもも肉(ドラム)

デンマーク産・冷凍

537円(1kg)

スーパーではあまり売っていない鶏の脚のモモ肉。1袋に10本前後入っています。モモの部位なのでムネよりも柔らかく、ジューシー。フライドチキンやローストチキン作りに最適。

 

【ココがオススメ】

コスパもクオリティも高くて大満足!

「味・見た目・量・価格、すべてオススメです! 肉厚なうえにジューシーでハイクオリティ。自分で解体する手間が要らないので、食べたいぶんだけ取り出せて便利です」(業務田さん)

 

 

【その3】

ラップサンドやブリトーを自宅で手軽に楽しめる

冷凍トルティーヤ

スペイン産・冷凍

159円(330g)

フライパンで焼くほか、レンチンや自然解凍で使えるフラワートルティーヤ。ラップサンドやブリトーが簡単に作れます。小麦による柔らかい生地なので巻きやすいのも◎。

 

【ココがオススメ】

使い勝手の良いサイズ感ともっちり食感が魅力

「直径約15cmと大きすぎないから収納スペースを気にせず購入できて、数日間で食べきれます。モチモチと食感が良く、小ぶりなので皮だけを食べている感じがしないのもグッド」(業務田さん)

 

【その4】

自然解凍でも焼いてもおいしいワッフル

 

ベルギーワッフル

ベルギー産・冷凍

375円(10個入)

自然解凍するだけで本場の味を堪能できるベルギー産ワッフル。オーブントースターで焼けばサクッとした食感を味わえます。クリームやフルーツでアレンジするのもオススメ。

 

【ココがオススメ】

カリカリ食感で本格仕様!

「ちゃんとパールシュガーが入っていてカリカリの食感を楽しめる点がお気に入り。個包装になっていてかさばらずにしまえるのもうれしいですね」(業務田さん)

 

 

【その5】

ボイル済みで使いやすい素材の甘味を感じるビーツ

 

テーブルビート

リトアニア産・冷蔵

192円(500g)

ボルシチ作りに欠かせないビーツが、ボイル済みの状態で入っています。サラダのトッピングにしたりスムージーにしたりと応用も可能。素材の甘味が感じられ、栄養価も高いです。

 

【ココがオススメ】

栄養がたっぷり入ったスープが作れる

「食べる輸血といわれるほど栄養が豊富。柔らかいのでそのままミキサーにかけてスープにすると本来の味を楽しめます。ピンク色のスープで家族を驚かせるのもアリ」(業務田さん)

 

 

【その6】

おしゃれ感を演出するお手軽なオイルペースト

オリーブ

ブルスケッタ

イタリア産・常温

286円(190g)

刻んだオリーブを中心に、にんにく、ケイパー、アンチョビなどを調合したオイルペースト。バケットにのせてブルスケッタにするほか、パスタの味付けにも使えます。

 

【ココがオススメ】

ざっくりカットされたオリーブが絶妙な食感

「粗めにカットしたオリーブの食感が絶妙で美味! カリカリにトーストしたバケットにのせるとおいしくてあっという間に食べきってしまいます。ピザやフォカッチャにも合う」(業務田さん)

 

 

【その7】

常温で食すロシアのユニーク菓子

 

アイスチーズケーキバー(バニラ風味/ブルーベリー/ストロベリー)

リトアニア産・冷凍

70円(40g)

ナチュラルチーズを使ったクリーミーな味わいの菓子。酸味のあるアイスがベルギー産のチョコレートでコーティングされていてリッチな味わいです。

 

【ココがオススメ】

不思議な食感が面白い常温で食べるアイス

「見た目は普通のアイスバーですが、実はシロークというロシアの国民的お菓子。なんと常温にしてから食べるのです。不思議な食感でまさに未知なる食べ物」(業務田さん)

 

※本記事の内容は、2018年3月時点のものです。商品や価格は予告なく変更されたり、店舗によってはお取り扱いがなかったりする場合があります。

 

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【意外と知らないクリスマス】イルミネーションは恋人のためではなく、エジソンの商業戦略だった!

12月ももう目前。街ではイルミネーションが点灯し始めましたが、ヨーロッパでは、この時期になるとクリスマスマーケットが賑わいを見せます。一度は行ってみたいヨーロッパの美しく幻想的なクリスマスマーケットですが、一体そこでは何を楽しむことができるのでしょうか? 本稿では、欧州各地のクリスマスマーケットに足を運んだ筆者が思い浮かべるものを3つ、その起源や意味とともに紹介したいと思います。

 

1: 夜空に輝くイルミネーション

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クリスマスマーケットといえば、夜に映える色鮮やかなイルミネーションの光景が名物。星や天使をかたどった華やかなイルミネーションはヨーロッパの歴史的建造物や街並みにとてもよく合い、そこにいるだけで心が踊るような気分になります。

 

クリスマスにデコレーションを施す習慣は19世紀頃からあったと言われ、イルミネーションは空に輝く無数の星を連想させるものとして広く定着しました。最初の頃はまだ電気がなかったので、ロウソクを用いて飾りつけをしていましたが、それによって発生する火災も決して少なくはなかったようです。

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そんななか、クリスマスツリーに初めて電気の装飾をつけたのは発明王エジソンでした。1880年に白熱電球を生み出した彼は「どうやってこの素晴らしい発明品を宣伝しようか」と考えました。そこで思い付いたのが、クリスマスツリーでの装飾に用いることでした。

 

2: 賑やかな広場や通りの出店

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クリスマスマーケットでは様々な出店が立ち並び、子どもから大人まで皆が欲しくなるようなギフトがたくさん売られています。クリスマスツリーの飾り付けにもなるお菓子、ハンドメイドのおもちゃ、ホットドリンク、ソーセージは定番といえるでしょう。

 

このように人々がクリスマス間近にマーケットを楽しむといった風習は、クリスマス準備期間である「アドベント(待降節)」の間に見られます。アドベントとはクリスマスの4回前の日曜日からクリスマス・イヴまでの期間のことをいい、このときに開催されるのがクリスマスマーケットです。その起源は15世紀のドイツにさかのぼり、クリスマスに必要とされるものを市民が広場に持ち寄って物々交換したことから始まりました。また、クリスマスツリーをつくるためのモミの木など、大小問わず取引を行っていたそうです。

 

3: クリスマスの意味を思い起こしてくれるクリスマスハウス

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すべての国のクリスマスマーケットにあるとは限りませんが、筆者在住のポーランドでは頻繁に「ショプカ」と呼ばれるクリスマスハウスが広場に登場します。英語ではクリスマス・クリブスと呼び、ヨーロッパではよく見かけるものの日本ではあまり知られていません。

 

このクリスマスハウスはイエス・キリストの生誕場面を再現したもので、イエス以外にも聖母マリアと父ヨセフ、東方の三博士たちを見ることができます。しかし、赤子のイエスが現れるのはイエスの誕生日とされる12月24日の深夜以降。出店でも家庭用サイズのものが売られているので、ヨーロッパのクリスマスマーケットに訪れる際は探してみてください。

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筆者も最初はお祭り気分でクリスマスマーケットを散策していましたが、本来の意味を知ると見方が変わって、より深く楽しめるようになりました。最近では日本でもクリスマスマーケットが増えてきたので、今年はぜひ皆さんも足を運んでみてください。