ビジネスマンにとって清潔感があることは基本中の基本。第一印象で悪いイメージを持たれてしまえば、いくら話術が巧みでも「この人から買おう」とは思わないはず。実際、デキるビジネスマンは外見を磨き、身だしなみにこだわるなど、人知れず努力をしている人が多いといいます。ぜひ我々も同様、正しい努力を行って仕事もプライベートも充実させたいですね。そこで今回は、イメージアップのプロである男性美容研究家・藤村 岳さんにお話をうかがい、これからの季節で注意すべきポイントは何か、対策に有効なアイテムは何なのかを教えてもらいました!
【 教えてくれるのはこの人! 】
男性美容研究家 藤村 岳(ふじむら・がく)さん
1973年、東京生まれ。シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動中。多くのテレビ番組やラジオなどに出演し、講演・イベントなどを行うほか、コンサルタントとしてコスメの開発に携わることも。イメージアップのための家電、アイテムにも造詣が深く、本誌GetNaviをはじめ、多数のメディアでコスメや家電の選び方のアドバイスを行っています。
清潔感がないと、社会的に仲間はずれにされるリスクが高まる
――いまやビジネスマンにとって、清潔感はなくてはならない要素です。20~30代では、身だしなみに気を遣う「清潔男子」と呼ばれる層も出てきているようですね。
藤村さん (以下、敬称略) 確かに、いまの若い世代では清潔感への意識が違います。ひと昔前は、男は額に汗して働いてナンボ、家族を養ってナンボ。だから少しくらい不潔でも仕方ない……そんな風潮がありましたけど、いまや共働きは当たり前。男性が家事もするし、育休も取る時代です。「男だから」「女だから」との区別がなくなり、社会が「男性も身だしなみを整えましょうよ」という風潮に変わってきました。いまや厳しい言葉ですが、清潔感がなくては「一緒に働く気さえしない」と思われてしまうことも。つまり、社会的に仲間はずれにされるリスクが高まるわけです。
そして、体毛の問題もリスクのひとつ。体毛はその人の個性ではあるのですが、スネ毛や胸毛、ワキ毛を嫌う人たちが多いのも確か。そこでオススメしたいのが、このパナソニックのボディトリマーです。
藤村さんのオススメアイテムその1
手足やワキ、デリケートゾーンの体毛までケアできる
パナソニック
ボディトリマー ER-GK70
手足や胸、ワキに加え、デリケートゾーンの体毛まで1台でお手入れできるボディトリマー。ワイド&ラウンド形状のトリマー刃を採用し、肌あたりがやさしく、肌に食い込みにくいのが特徴。また、各部位に合わせて持ち方を変えられるI字の形状を採用し、ビキニゾーンやでん部をはじめ、全身をやさしくなで剃りできます。
↑毛の刈り高さを調節できる「長さそろえアタッチメント」は3種類を用意。それぞれ3mm/6mm/9mmに調節してカットできます
藤村 本機はこれ1台でボディの多くの場所をケアできるのがとにかく便利。また、実はワキやデリケートゾーンはムレやすい=ニオイを発しやすいので、体毛を刈ることはニオイ対策にも効果的です。適度に体毛を刈ることで、あとで紹介するBan 汗ブロックロールオン プレミアムラベルなどの制汗剤が肌に届きやすくなるメリットもあります。
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衣類スチーマーはシワのばしと除菌・ニオイケアができる点が便利
藤村 次に紹介したいのは衣類スチーマー。こちらはもちろん、服のシワをのばしてキレイに見せるのがメインですが、高温のスチームとアイロン面で除菌とニオイケアができるのもいいですね。1日着た服には汗がついてしまい、肌と接するので皮脂汚れもつきますが、コートやスーツは、毎日洗うわけにはいきません。そんなときこそ、衣類スチーマーでケアするのがオススメです。
藤村さんのオススメアイテムその2
ハンガーにかけたまま手軽に服のシワとニオイが取れる
パナソニック
たっぷりのスチームで、ハンガーにかけたまま手軽に服のシワ・ニオイが取れるアイテム。立ち上がり時間が約24秒と早いのも特徴です。
↑ より強力に脱臭できる「3倍パワフルスチーム」機能を新たに搭載
顔の印象がガラリと変わるので、眉毛のスタイリングはぜひやってほしい
――次に、オススメアイテムとして挙げてもらったのが、フィリップスのフェイススタイリングキット。こちらはその名の通り、顔周辺の毛をケアできるということですが。
藤村 鼻毛カットから眉毛、ヒゲのスタイリングまで1台でマルチに使えるのがいい。特に本機でぜひやってほしいのが、眉のケア。実は、眉は男性がケアできる数少ない「変身ポイント」で、眉を整えて毛流れを作るだけで、顔のイメージが格段に良くなるんです。ただし、注意すべきポイントがひとつ。本当に自分に似合う眉の形を知るために、まずはプロの力を借りましょう。最初はプロに眉カットを任せて、「これが似合う形なんだな」とわかったら、本機で形や長さをキープすればいいんです。
藤村さんのオススメアイテムその3
鼻毛や耳毛をカットでき、眉毛やヒゲも整えられる
フィリップス
フェイススタイリングキット NT5172/16
鼻毛、耳毛をカットできるほか、眉毛やヒゲ、もみあげなどを効果的にトリミングできるアイテム。45°ダブル鋭角刃を採用し、シャープな切れ味を実現しています。カッターは先端が丸みを帯びており、肌に直接当たらず、毛を引きぬかないよう設計されているので安心。トリマーとコームは水洗いが可能で、シャワー中でも使用できます。
↑用途に応じて使い分けられる付属品。左からスタイラーコーム、ヒゲスタイラー、ノーズトリマー、眉毛用コーム(2種類)
これからの季節で気をつけたいのは「ワキ汗」
――では、これからの季節で気をつけるべきポイントは何でしょうか? これからどんどん暖かくなってくるわけですが。
藤村 特に気をつけたいのが、シャツの汗ジミですね。あれはニオイと違って、遠くからでもすぐにわかるじゃないですか。近づく以前に、汗ジミがあるだけで、「できるだけ近づきたくない」という悪いイメージを与えてしまいがち。さらに、汗ジミはニオイを連想させますから、「クサそう」と思われてしまう可能性もある。だからこそ、見えないように工夫をするのがものすごく大事なんです。
――確かに、汗ジミがある人を見ると「うわあ」と思ってしまいます。ライオンの調査でも、「女性の約9割が異性のワキ汗ジミを気にしている」という結果が出たそうです(2017年1月 ライオン調べ 20代〜30代の男女400人に聞く「ワキの汗ジミ調査」)。特に女性にとっては抵抗があるでしょうね。
藤村 はい。ビジネスシーンだと、イメージが悪くなるのは避けがたいですね。また、近年のトレンドとして、濃色の黒や紺といったシャツが多くなっていて、これが割に汗ジミが目だつんですよ。もうひとつ、ワキや陰部など、特定の部位には「アポクリン腺」という汗腺が多くあります。ここから出る汗が原因で、ワキ汗をかくと白シャツが黄ばんでしまう可能性も。そうなると洗濯でも落ちにくくなりますし、より不潔な印象が強調されてしまいます。だからこそ、ワキ汗を抑えるために、制汗剤の「Ban 汗ブロックロールオン プレミアムラベル」(以下Ban)で、しっかりとケアする必要があるんです。
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藤村さんのオススメアイテムその4
ナノイオン制汗成分が汗の出口にフタをしてワキ汗とニオイを防ぐ
ライオン
Ban 汗ブロックロールオン プレミアムラベル 男性用
ロールオンタイプの制汗剤で、マイルドソープの香り(写真左)と無香性(写真右)の2種類を用意。皮膚への密着性が高いマイナスイオンポリマーと、耐水皮膜成分が肌にヴェールを形成するとともに、ナノイオン制汗成分がプラグ化して汗の出口にしっかりフタをします。汗ジミやニオイの原因となるワキ汗をしっかり抑えるとともに、殺菌成分がニオイ菌を殺菌して、ワキのニオイを1日中しっかり防ぎます。ワキ毛があっても地肌に届いてしっかり密着するのも特徴。べたつかず、すぐに乾くのも魅力です。
↑ワキに塗りやすいロールオンタイプとなっています
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滑りが良く、ロールが小さめで塗りやすい
――そういえば、緊張しているときも、ワキ汗をかくことが多いですよね。
藤村 はい。特に慣れないことが多い新生活ではワキ汗をかきやすいですし、プレッシャーがかかる会議やプレゼンなどでもワキ汗は多くなるでしょう。クールビスでジャケットを着用せず、ダイレクトにシャツのワキ汗が見えてしまうとイメージが悪くなりますし、結局、汗が菌によって分解されてニオイの元にもなります。だからこそ、事前にBanでしっかりと汗対策をしておくのが大事ですね。
――Banの使い勝手やつけ心地はいかがでしょうか。その点がイマイチだと、必要なものでも長続きしないですが……。
藤村 その点はまったく問題ありません。とにかく滑りがいいし、ロールが小さめで塗りやすい。速乾性があって、液が密着してすぐ乾くのが実感できるのもいいですね。お話しした通り、ワキというのはアポクリン腺が多い場所。ここをケアするなら、本品のように、直接液を塗れるロールオンタイプが便利です。
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穏やかな「マイルドソープの香り」とシンプルなパッケージがいい
――Banの香りやデザインの面はいかがでしょうか?
藤村 僕はやさしい香りの「マイルドソープの香り」が好き。穏やかな香りで日本人に合っていますね。一方、シャンプーやフレグランスなどで好きな香りを楽しみたい人は、無香料を使うのがいいでしょう。パッケージのデザインがシンプルで目立ちすぎないのもいい。バッグから見えても恥ずかしくないので、常に持ち歩いて、気になったらサッと塗るという使い方ができますよ。
――今回、4つのアイテムとともに、清潔感を守るためのポイントを教えていただきました。これらを踏まえて、最後に読者にメッセージをお願いします!
藤村 うまくコミュニケーションを取るには、人を不快にさせないのが大前提。自分も周りも心地よい暮らしができるよう、努力をするのは現代に生きるビジネスマンのたしなみです。また、Banもそうですが、今回紹介したアイテムを持つことで、自信を持って振るまえるはず。ぜひ上手に活用して、豊かな生活を送ってください!
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撮影/篠田麦也