ついにロボット掃除機が「モップ自動洗浄」まで実現! プロが教える家電の最新トレンド【掃除機編】

今回は、掃除機のトレンドを紹介! 掃除機は「使いやすさ」重視の傾向が進み、個々のニーズに細かく対応する製品が増加している。ブロワーや液体吸引など業務用の機能を取り入れたハンディ機、メンテの手間を軽減するスティック機、モップの自動洗浄機能を搭載したロボット掃除機などが話題だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します!

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

トレンドキーワード

モップ自動洗浄機能搭載ロボット型クリーナー

吸引&水拭きの2in1ロボット掃除機は自動ゴミ収集に加え、ついにモップの自動洗浄まで実現。掃除をよりトータルでお任せ可能に。

 

【その1】掃除中もモップを洗浄し常にきれいな状態を保てる!

ロボロック

Roborock S7 MaxV Ultra

実売価格21万7800円

吸引・水拭き掃除に加え、自動ゴミ収集とモップ洗浄・給水機能まで搭載。掃除中もモップを洗浄するため、常に清潔なモップで水拭きを行う。先進センサーとカメラで障害物を回避し、効率的な動きで室内を掃除。

SPEC●吸引力:5100Pa●モップ振動数:最大3000回/分●連続運転時間:最大180分●充電時間:約4.5時間●サイズ/質量:φ353×H96.5mm/約4.7kg(本体)

 

[平島’s Check]

掃除しながら定期的にドックに戻りモップ洗浄するなど、清潔な状態をキープ。障害物認識も高精度で、モノが多い床面でも掃除を完遂します。

 

【その2】モップの洗浄のみならず乾燥まで自動で行うプレミアムモデル

エコバックス

DEEBOT X1 OMNI

実売価格19万8000円

吸引・水拭きに自動ゴミ収集、モップ洗浄〜熱風乾燥機能を搭載。AI学習により18種類の障害物を識別し、最適な方法で回避しながら掃除する。デュアルモップが毎分180回転し皮脂汚れも逃さず除去。

SPEC●吸引力:5000Pa●モップ回転数:180回転/分●連続運転時間:最大260分(静音モード)●充電時間:6.5時間●運転音:最大68dB●サイズ/質量:φ362×H103.5mm/4.4kg(本体)

 

[平島’s Check]

洗浄後のモップを自動で熱風乾燥し、ニオイの元となる雑菌の繁殖を抑制。ペットなど動く物体も認識して避ける障害物回避も優秀です。

ブロワーや液体吸引など「一芸ハンディクリーナー」に注目! 家電のプロが教える最新トレンド【掃除機編】

今回は、家電のプロが掃除機のトレンドを紹介! 掃除機は「使いやすさ」重視の傾向が進み、個々のニーズに細かく対応する製品が増加している。ブロワーや液体吸引など業務用の機能を取り入れたハンディ機、メンテの手間を軽減するスティック機などが話題だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します!

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

トレンドキーワード

個性派ハンディクリーナー

在宅時間の増加に伴い、掃除機は百花繚乱。細かなニーズに応えている。特にハンディ市場は昨年比で伸長傾向となり、ユニークな新機種が続々と登場している。

 

ほかにない利便性がウリの“一芸”モデルが続々登場!

ゴミやホコリなどをサッと掃除できるハンディクリーナーはここ数年、“スリム&コンパクト”がトレンド。最近はその流れを受け継ぎつつ、+αの機能を追加して他製品にない利便性をアピールする個性派モデルが登場している。

 

例えばブロワー機能。これまでも、一部のスティック掃除機にブロワー付きはあったが、近年モーターやバッテリーの進化でハンディタイプにも搭載機が増えた。注目はAQUAのHANDY DUO。窓サッシのすき間などにたまったゴミを吹き飛ばして除去できる。簡易空気入れになるなど利用シーンが広いのもうれしい。

 

レコルトのRSC-2は、水分を含む汚れを除去できる乾湿両用タイプ。テーブルにこぼした水にもすぐ対応できる利便性の高さ、卓上に置いても違和感のないデザインが魅力だ。レイコップ GOはふとんクリーナーで磨いたUV除菌技術をハンディ機に応用。身のまわりのウイルス対策に配慮する昨今の注目アイテムといえる。

 

【その1】強力吸引とブロワー機能でサッシまわりの掃除が超快適に!

AQUA

HANDY DUO!AQC-HH700

実売価格1万8700円

軽量コンパクトボディながら500円玉も吸い込むパワフル吸引を実現。ブロワーノズルを装着し、窓サッシやキーボードのホコリを吹き飛ばして掃除することも。付属のエアポンプを使えば浮き輪などの簡易空気入れに。部屋置きしやすいスタイリッシュなデザインも魅力。

SPEC●集じん容積:約0.15L●連続運転時間:強約8分/標準約13分●充電時間:約3時間●付属品:ミニ回転ノズル、3wayノズル、ブロワーノズル、エアーパイプ、ポンプアタッチメント(大・小)、充電台、お手入れブラシほか●サイズ/質量:W66×H418×D69mm/650g

 

↑クリーンな空気を循環して吹き出すブロワー機能を搭載。掃除機で吸い込みにくいゴミは風で吹き飛ばして掃除できる

 

↑ブラシとラバー羽根を備えたミニ回転ノズルで毛ゴミも除去。ブラシ先端をストレートにカットし、毛がらみしづらい

 

↑3wayノズルが付属。「スキマ用」「電化製品・家具周り用」「エアコン・小物用」など、用途ごとに先端を変えられる

 

【その2】液体や水分を含んだゴミも気軽にガンガン吸引できる

レコルト

コードレス ウェット&ドライクリーナー RSC-2

実売価格8800円

通常のゴミに加え、液体も吸引できる乾湿両用タイプ。シリコン性のウェットノズルなど4種のアタッチメントノズルを付属し、様々な掃除シーンで使える。ダストボックスやノズルはすべて水洗いでき、いつでも清潔さをキープ。

SPEC●集じん容積:200mL●連続運転時間:Hi約15分/Lo約20分●充電時間:約4時間●付属品:ウェットノズルほか●サイズ/質量:約W85×H370×D85mm/約660g

 

【その3】家中の気になるモノ・場所を掃除しながらUV除菌できる

レイコップ

UV除菌ポータブルクリーナー レイコップ GO RGO-300JPWH

実売価格1万9800円

付属のポーチで手軽に持ち運べてUV除菌しながら掃除が可能。寝具やクッションなどの除菌・掃除に加え、衣類やPC、スマホのUV除菌も行える。ブラシレスDCモーター採用で吸引力も文句なし。

SPEC●連続運転時間:UVオンリーモード約180分/標準モード約28分/パワーモード約9分●充電時間:約3.5時間●サイズ/質量:約W523.5×H141.5×D169mm/890g(最大)

 

どうせなら「ついで除菌」できるコードレス掃除機を選ばない? 家電のプロがママ目線で語る「RAYCOP GENESIS」の絶大メリット

何かと部屋の中の清潔さが気になる毎日。2人の子どもがいる我が家では、掃除機がけのあとに、洗剤を使って念入りに拭き掃除をしています。春になると子どもたちが外で遊ぶので、これからますます床の掃除が大変になる……もう少しラクにできる方法はないかな? そう思っていたところ、レイコップから「かけるだけで除菌ができる掃除機」、その名も「RAYCOP GENESIS(レイコップ ジェネシス)」が登場したとのこと。これぞ、まさに筆者が求めていたアイテムなのでは……? ということで、早速使ってみました!

↑今回使用するのがこちら、UVコードレススティッククリーナー「RAYCOP GENESIS RGN-300JP」。サイズ/質量はW250×D1149×H231mm/1.7kg(標準質量)。充電時間は約3時間30分で、運転時間はAutoで約9分~31分(ゴミの量によって異なります)、Normalで約31分、Turboで約9分

私がチェックしました!

家電ライター 伊森ちづる

2人の子どもを育てるママライター。家電流通、白物家電などを中心に取材記事やレビューを執筆。掃除機のレビュー記事も数多く手がけています。苦手な家事が多いので、家電を使っていかに楽しくするかを考え中。

 

フローリングでもUV一体型ヘッドを使えるのが画期的

レイコップといえば、魚のエイのような形をしたふとん掃除機が真っ先に思い浮かびます。除菌効果があるUVランプを備えているので、ふとんのハウスダストを吸引しながら除菌もできるというあの製品ですね。今回の「RAYCOP GENESIS」はコードレススティッククリーナーながら、ふとん掃除機と同様、UVランプを備えているところがポイント。UVランプは医療現場でも除菌灯として使用されていて、レイコップでは波長253.7nmの紫外線(UV-C)を照射することで除菌・ウイルス除去を行います。

 

実は、2020年に発売されたコードレスクリーナー「レイコップRSC」にもふとん、じゅうたんに対応するUVヘッドが搭載されていましたが、フローリングでは使用できず、ブラシを付け替えるひと手間がありました。その点、「RAYCOP GENESIS」は、フローリングにも対応する回転ブラシとUVランプが一体化したヘッドを搭載しているので、フローリングでもじゅうたんでも、ソファやふとんでも使用可能。気軽に家中の掃除をしながら、それぞれ99%以上もの除菌(※1)・ウイルス除去(※2)・ダニ除去(※3)が可能だといいます。

↑回転ブラシの芯の部分にUVランプが内蔵されています

 

↑回転ブラシには、黒と赤の2種類のブラシを備えています。密集した黒いブラシはフローリングのゴミをしっかりキャッチ。硬くやや長めの赤いブラシは、カーペットなどに入り込んだ汚れを掻き出します。ブラシは取り外して水洗いも可能

 

我が家は子どもが活発でよく外で遊ぶので、いろいろな場所が砂などで汚れます。外からの汚れのなかには目に見えない汚れも多いはず。それが気になるので、いままで掃除機をかけたあとに拭き掃除をしていましたが、本機なら掃除機をかけるだけで除菌やウイルス除去ができるのでとにかくラク。ぐっと時短になりますし、洗剤や薬剤を使わずに済むのもうれしいですね。UVランプは掃除中には青く点灯し、掃除をしながら青い光を確認できるので「あ、いま除菌しているんだな」という実感がわきます。掃除し終わったあとの安心感も違いますね!

↑掃除しながらUVランプの青い光が確認できます

 

 

UV一体型ヘッドを気軽に使える2つの進化ポイント

UV一体型ヘッドを手軽に使うための、細かい進化ポイントにも注目。新たにヘッド部分に「UVセンサースイッチ」を備えました。これは、ONにすると対象物をセンサーで感知してUV除菌しますが、OFFにするとUVランプを常時点灯させる切り替えスイッチ。実はかける対象物が黒などの暗い色の場合や、ヘッドを対象物から離した場合、センサーがはたらいてUVランプが光らないこともあるのですが、センサーをOFFにすることで、どんな色の床やファブリックでもUV除菌できるようになったのです。地味な進化ですが、人それぞれの環境に合わせた使い方で除菌できるのはありがたいですね。

↑「UVセンサースイッチ」(写真の赤い円の部分)をオフにしておくと、いつでもUVランプが光ります

 

一方で、「UVヘッドをふとんやソファにも使いたいけど、床掃除に使ったヘッドを使うのはちょっと……」と思う人は多いはず。筆者もそう感じていたところ、付属品のなかに「クリーンカバー」という薄いカバーを発見。このカバーを使えば床に触れていた底面を覆うことができるため、ふとんやソファでもヘッドの汚れを気にせず使えます。こちらも細かい点ですが、ヘッドを交換せずにサッと使えるのがうれしいですね。

↑付属のクリーンカバー。ヘッドにマグネットでパチッと装着できます

 

↑クリーンカバーを装着してハンディにすれば、除菌もできるふとん掃除機に早変わり

 

強力モーターとダストセンサーを搭載し、ゴミの吸引もバッチリ

これまではUV機能に注目してきましたが、肝心のゴミの吸引力はどうでしょうか? 実際に掃除をしてみたところ、小型でパワフルなブラシレスDCモーター採用しているとあって、かなりパワフル。細かいゴミを逃さずしっかり吸い込んでいるのが印象的で、特にカーペット、ふとん、ソファでは本当にゴミがよく取れました。そのゴミの量を見て、「こんなに汚れていたのか」とちょっと引くくらい……。

↑コルクパウダーで吸引力をテスト。ご覧の通り、ヘッドが通ったあとはキレイに吸引できています

 

また、掃除をするときに重宝したのが「ダストセンサー」です。これは、花粉やダニのフンや死がいの大きさにあたる約20μm以上のハウスダストを検知して、ランプの色で知らせるというもの。オートモード時は吸い込むゴミの量が多いと自動で吸引力を高め、取り逃しを防ぐ機能もあります。特にカーペットやふとんなど、汚れが入り込みやすい場所を掃除するときは「ダストセンサー」が頼りになります。自分ではOKと思っていてもまだまだランプが赤いときがありますし、ランプの色が青になるまでじっくり掃除すると、「よし、今日もキレイになった!」という達成感が味わえました

↑ゴミが多いと赤ランプが点灯し(左)、ゴミが少ないと青ランプが点灯します(右)

 

吸い込んだゴミは、ダストボックス中で丸くお団子状にまとまっていくので、ゴミ捨ての際に舞い散りにくいのもありがたい! ゴミを捨てるときは、ダストボックスを外してワンタッチでカンタンに捨てられます。なお、ダストボックス、メタルフィルター、ファブリックフィルター、HEPAフィルターといった、ダストボックスの中身は分解して水洗いできるので、汚れたらリセットして気持ちよく使えますね。

↑ダストボックスの中でゴミが丸くまとまります

 

↑レバーを押すとダストボックスの底面がパカッと開くしくみ。ゴミに触れずに捨てられます

 

 

軽量かつ握りやすいグリップで操作性も文句なし

操作性の面でも優秀です。本体が1.7kgと軽いうえ、ヘッドの取り回しがよく、家具の下や脚周りもスイスイと掃除できました。

↑家具の脚周りの掃除がスムーズ

 

↑1.7kgと軽量なので、付属のアタッチメントを使えば高い場所の掃除もカンタン

 

また、実際に使ってみるとグリップが握りやすい形状に湾曲していてとても握りやすい! 筆者のように小さめの手でもしっかりフィットしてくれました。さらに、グリップの下にバッテリーが配置されていて、この部分が掃除機を引くときに支えになり、動かしやすいんです。掃除機を引いたときに安定感があると、こんなにも使いやすいのか! と感動しました。

↑グリップは手にフィットする絶妙な形状。手がかかる部分にはシボ(凹凸)加工による滑り止めが施されています

 

設置の自由度を高める機能とデザイン

このほか、バッテリーが着脱式なので、外して省スペースで充電できるのが便利です。我が家の場合、使いやすい場所のコンセントはテレビなどほかの家電で既に埋まっているので、玄関や家具の裏など狭くて不便な場所しかコンセントの空きがないんですよね。着脱式のバッテリーなら、こうした場所でも気軽に充電できます。また、掃除機の本体も電源の近くに置く必要がなくなるので、好きな場所に収納できます。

↑コンパクトな着脱式のバッテリー。ちょっとしたスペースで充電できます

 

スタンドは付属していませんが、グリップ下のバッテリー部分にゴム素材の「立てかけクッション」を搭載しているので、壁に立てかけたり、家具に引っかけたりしてもしっかり安定します。収納時はもちろん、片付けながら掃除をしているときに「ちょい置き」できて重宝しました。

↑立てかけ(左)や引っかけ(右)も便利です

 

シンプルに仕上げた外観もいいですね。インテリアになじむデザインなので、リビングに出しっぱなしにしても気になりません。特に、正面から見るとパイプ部分にダストボックスが隠れ、汚れが見えにくいのがうれしいですね。カラーは新たにブルーとレッドの2種類を採用しており、今回使用したブルーはメカメカしくない落ち着いた色味が上品でした。人気の北欧風の家具などとも相性が良さそうです。

↑すっきりとしたデザインでインテリアになじみます

 

 

掃除しながら除菌できるメリットは絶大!

今回のレビューを通して、「RAYCOP GENESIS」はUV除菌ができるだけではなく、掃除機としての実力も高いのがわかりました。やはり、どんな床でも使えるUV一体型ヘッドを備えた点が貴重ですし、掃除と同時に床やふとんの除菌・ウイルス除去ができるメリットは絶大です。

 

「清潔さは気になるけれど、除菌スプレーや洗剤を使って掃除するのは大変」「子どもやペットのために、薬剤は極力使いたくない」「ふとんも床も清潔にしたい」「とにかく手間をかけたくない」という人にはもってこい。個人的には、掃除はできるだけパパっと済ませて子どもとの時間を増やしたいと思っていたところ。「RAYCOP GENESIS」なら、それが実現できると感じています。

 

基本性能も十分。吸引力はバツグンで取り回しがよく、サッと使えるので掃除をするハードルがぐっと下がります。ダストセンサーでキレイになった実感がわくところも、掃除のモチベーションアップにつながりそう。コンパクトかつバッテリーが個別で充電できるので、収納しやすいのも魅力です。UV除菌という強力な一芸を持ちながら、掃除機として高い完成度を誇る「RAYCOP GENESIS」。子どもやペットのいる家庭から一人暮らしまで、多くの方にオススメできるモデルだと感じました。

※1.【UV除菌】広州市微生物研究所調べ【方法】菌液を含む床材を100㎝²の範囲の中央に置き、約0.8秒(約25cm/s)の速度で製品を1往復させて、大腸菌と黄色ブドウ球菌の生菌数を測定 ※すべての菌に有用ではありません。報告書NO. WJ20214702 令和3年12月10日 ※2.【ウイルス除去】広州市微生物研究所調べ【方法】ウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れたガラス板を10㎝²の範囲の中央に置き、約0.54秒(約37cm /s)の速度で製品を1往復させて、感染価を測定 ※すべてのウイルスに有用ではありません。報告書NO.QGKY20210052 令和3年11月28日 ※3.【ダニ除去】広州市微生物研究所調べ【方法】生きたダニ(1,000匹)を織布(100㎝²)に散布して約0.54秒(約37cm /s)の速度で製品を1往復させて、ダニ残数を測定 ※全てのダニに有用ではありません。報告書NO. WJ20214316 令和3年12月10日

 

撮影/高原マサキ(TK.c)

こんな掃除機を待ってた! 吸引と除菌が同時にできるレイコップ「RAYCOP GENESIS」登場

レイコップ・ジャパンは、UVランプと回転ブラシを一体化したヘッドを新搭載したコードレススティッククリーナー「RAYCOP GENESIS(レイコップ ジェネシス)」を、2月10日より発売します。実売予想価格は3万2800円(税込)となっています。

↑カラバリはレッド(左)とブルー(右)の2種類

 

掃除と除菌を一度に叶える! 一台二役のスティッククリーナー

本製品の特徴は、医療現場でも除菌灯として採用されているUVランプを、回転ブラシと一体化させたヘッド。2020年に発売された「レイコップ RSC」にもふとん、じゅうたんに対応するUVヘッドが搭載されていましたが、フローリングでは使用できず、床用ブラシと付け替えるひと手間がありました。

 

その点、「RAYCOP GENESIS」は、フローリングにも対応する回転ブラシとUVランプが一体化しているので、気軽に家中を吸引掃除するとともに、除菌・ウイルス除去・ダニ除去が可能。その除去率は一往復でいずれも99%以上なのだとか。また、UVセンサーのオンオフ機能により、対象物の色を選ばずUV除菌をすることができます。

↑UVランプと回転ブラシが一体化した「UV一体型ヘッド」

 

このほか、花粉やダニのフンや死がいなど約20μm以上のハウスダストをダストセンサーで検知してランプでお知らせ。ゴミを吸い込むと自動で吸引力を高めるオートモードも搭載し、見えないゴミを逃さず、最適な吸引量で掃除が可能になりました。

↑ダストセンサーで目で見えないハウスダストも検知します

 

パワーヘッドに取り付けるクリーンカバーを付属するのも特徴。床掃除をしたあとに、同じヘッドで布団やソファのお手入れをするのは抵抗がありますが、クリーンカバーをパワーヘッド底面につけることで、ヘッドに付着した汚れを気にせず掃除できます。

↑ファブリックのお手入れ時は、クリーンカバーをパワーヘッド底面につけて掃除すればOK

 

運転時間はノーマルモードで最長約31分。重さは1.7kgと軽量でコードレスということもあり、ストレスフリーで使えそう。

 

除菌と掃除が同時にできるとあって、赤ちゃんや小さな子どものいる家庭、ペットを飼う家庭をはじめ、清潔さに気を遣うユーザーは特に注目したい製品です。

↑軽量でコードレスなので、家中をくまなく掃除できます

 

 

「ふとんの魔力」を高めるヤバい家電「コードレススティック型のレイコップ」【愛用品コラム102】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 102:レイコップ「NewStyle RAYCOP」】

●起

コロナ禍以降、ふとんの吸引力はすごい。在宅勤務していると、ふとんが心を掴み、身体ごと持っていかれる。ヴェノムみたいな感じだ。昼休憩代わりに15〜30分横になってみると、リフレッシュ効果がすごい。ふとん様である。

 

●承

眠りに対しては貪欲であるが、睡眠の質に対して貪欲だったかというと反省点が多い。そこで、今年は枕を変えて、マットレスを変えて、アイマスクも導入してハード面を大きく変えた。ハードはひと通り揃ったので、次は運用フェーズである。その仕上げのひとつとして刷新したのがレイコップである。

 

●転

もともと、敏感肌でアトピーがちの僕はレイコップを長年使っているのだが、正直最近はサボりがち。在宅勤務と出社勤務が半々になったことで平日にかけるハードルが上がり、週末は週末でぐったり。簡単に言えば怠惰だ。

 

でもこれは見た感じ、ザ・掃除機。コードレス。自立するので置き場所も困らない。家の掃除自体は大好きなので、その延長でかけられる。ふとんを叩く回数の性能は、定番の「エイ」っぽいレイコップよりもライトな仕様。ただ、ヘッドの上のホコリやフケが飛び跳ねるぐらい強力に叩いてくれて個人的には十分。本格仕様が欲しい人はエイ型を、取り回し重視の人は本機を選べば間違いない。

 

●結

かけ終わったあとのフカフカ、スベスベ感はエイ型と同じ。ふとんの吸引力がさらに上がった印象だ。ちなみに我が家では、一旦ベッドに入ったあとに、ふとんから出たくないことを「ふとんに張り付いちゃってる」というが、吸着力も確実に向上している。吸引力とか吸着力とか言うが、もはや魔力である。ふとんのスペックを高めてくれるプロダクト、だと個人的には思っている。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週2回程度公開しています。

えっ、レイコップが「あのカタチ」をやめた?「史上最軽量モデル」驚きの進化を家電のプロがレビュー

レイコップのふとんクリーナーと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、あの特徴的な平置き型フォルムではないでしょうか。「これぞレイコップの代名詞!」といったデザインでしたが、今年10月に発売された新モデル「NewStyle RAYCOP」( ニュースタイル レイコップ)は、その名の通り、まったく違うデザインに。さっそく使ってみたところ、極めて使いやすく進化していました!

↑UV除菌コードレスふとんクリーナー「NewStyle RAYCOP(型番:RS4-100JPWH)」。本体サイズ/質量は250×D612.6×H141.7mm/1.42kg。充電時間は約3時間30分で、運転時間はUVオンリーモード約120分、標準モード約28分、パワーモード約16分

 

平置き型のフォルムからデザインを一新

↑平置き型のモデルの例(RAYCOP RS2)

 

従来のレイコップのふとんクリーナーといえば、先述のように平置き型のフォルムをしており、ふとんを這わせるように動かして使うのが特徴でした。こちらはまず前方のブラシでふとんの微細なゴミを叩き出して吸引し、その後方にあるUVランプで除菌・ウイルス除去・ダニ除去を行います。これらの機能が高く評価され、同社のふとんクリーナーが一世を風靡したのは記憶に新しいところ。その一方で、「コードが邪魔」「もう少し軽ければ……」といった声もあり、こうした声に応えて開発されたのが「NewStyle RAYCOP」というわけです。

↑従来の平置き型からコードレスでスリムなフォルムになり、使い勝手も大きく変わりました

 

その新たなデザインを初めて見たときは、「これがレイコップ?」と驚くほど。特徴であった平置き型のフォルムから、スリムなスティッククリーナー型へと構造を変え、待望のコードレスになりました。そして、本体は1.4㎏ととにかく軽い! 従来モデルのなかには、重量3kgを超えるものもありましたが、こちらはさすが「レイコップ史上最軽量」というだけあります。しかもヘッドをふとんに乗せてしまえば、手にかかる重さはほとんどなく、軽い力でスイスイ動かせます。ヘッドがふとんに張りついて動かなくなる、といったストレスもありません。

↑ハンドルは持ちやすく握りやすい絶妙な太さ。握る位置を変えられるのも便利です

 

NewStyle RAYCOPを詳しく知りたい方はコチラ

 

自由自在な取り回しにストレスフリーを実感

手の位置を好きな高さにできるのも大きなポイント。従来モデルは本体とハンドル部がほぼ一体のため、しゃがんだり、かがんだりして、手の位置をふとんの高さに合わせる必要がありました。でも、本機ならヘッドからハンドルまで十分な距離があり、ヘッドの角度も90度から180度まで動かせるので、ハンドルの角度や高さは自由自在。何の気兼ねもなく、ラクな姿勢でふとんの掃除ができます。

↑ハンドルからヘッドまでの距離があるので、手を伸ばせばふとんの隅まで届きます。従来モデルと違い、ハンドルの角度や高さを自在に変えられるので、取り回しの良さは抜群です

 

さらにコードレスならではの使いやすさも実感しました。何しろコードがあると、コードに乗り上げたり、本体を動かすたびにコードがもたついたりと、かなりジャマ。コード自体の重さもバカにならず、これを引っぱるために余計な力が必要でした。その点を気にせず手軽に掃除できるのは本当にラク。まさにストレスフリーそのものでした。

↑コードレスだから、コードを気にせず枕の掃除機がけも軽々とこなせました

 

また、ハンドルを直角にすると、スタンドなしで安定して自立するのも便利なポイント。掃除を中断するときもラクですし、収納時の見た目もスッキリ。使いたい場所の近くに立てて収納できるので、思い立ったらすぐに使えますね。これだけ軽いうえ、収納しやすく取り出しやすいとなると、「面倒だなぁ……」という抵抗感を感じるヒマさえなくなるはず。ふとん掃除の習慣化が大いに期待できそうです。

↑ベッドのそばに置いておけば、毎日のふとん掃除が習慣化しそう

 

NewStyle RAYCOPを詳しく知りたい方はコチラ

 

強力なブラシレスDCモーター搭載で吸引力も抜群!

さて、ここまでは新スタイルによる使い勝手の良さをお伝えしてきましたが、重要なのはふとんクリーナーとしての性能です。先ほど「ヘッドがふとんに張りつかず動かしやすい」とお伝えしましたが、そうなると吸引力が弱いんじゃないの? なんて思う方もいるはず。いえいえ、実は吸引力の強いブラシレスDCモーターを搭載しているため、吸引力はかなりのもの。微細なハウスダストを叩き出すフィンパンチブラシを搭載していることもあって、ダストボックスには細かい粉じんやホコリがぐんぐん溜まり、見ていて気持ちいいほどです。

 

しかも、サイクロン構造によりゴミが渦状に固まりやすく、ゴミの舞い散りを抑えて捨てられるのもメリット。0.3μmの超微細粉塵を99.99%以上(※1)キャッチするHEPAフィルターを搭載しているので、排気もキレイだそう。ダストボックスが大きくなり、洗いやすくなっているのもポイントです。

↑ゴミ捨てはフィルター部分を外したら、中身をぽいっと捨てるだけ。ダストボックスの容積も、約1.3倍に増えています(従来モデルのRS2との比較)。ダストボックスやメタルフィルターのほか、ウォッシャブルフィルター、HEPAフィルターもすべて水洗いできます

 

NewStyle RAYCOPを詳しく知りたい方はコチラ

 

レイコップ独自技術「UV」+「たたき」+「吸引」が一体化したことで隅まで届くから安心

レイコップ独自のUVランプによる除菌機能は引き続き搭載。波長253.7nmの紫外線(UV-C)をふとんに照射することで、99.9%除菌(※2)と99.9%ウイルス除去(※3)を可能にするといいます。しかも本機は、UVランプが上から見えるので、照射状況が確認しやすく、しっかり除菌されている安心感を実感できます。さらに、たたきと吸引機能が加わることで99.9%のダニ除去(※4)も可能となっています。

↑UVランプの点灯が上から見えるため、除菌できている安心感が違います。なお、紫外線は肉眼で見ると危険なので、UVカットカバーが装着されているほか、UV照射中にヘッドが対象物から離れると、自動で消灯する安全機能も搭載されています

 

さらにポイントとなるのが、このUVランプの位置です。従来モデルは、前方にふとんの中の微細なハウスダストを叩き出すパワフルたたきや吸引口があり、その後方にUVランプを配置。ゆえに、ヘッドの先端までUVを照射できないという弱点がありました。しかし今回は、ブラシとUVランプが一体化したブラシを新開発。たたき、吸引とともにUV照射が行えるため、ヘッドの先端でもUV照射が可能となり、従来モデルではUVが届かなかったヘッドボードの境界部分などの除菌も可能となりました。隅々まで除菌・ウイルス除去ができている、という実感があるのがうれしいところです。

↑UVランプ(赤い線で囲った部分)をたたき機能がついた「フィンパンチブラシ」(オレンジの線で囲った部分)の内側に内蔵することで、掃除しながらUV除菌ができるようになりました

 

↑UVがヘッドの先端に届くため、従来モデルではUVが届かなかったヘッドボード間際の除菌もバッチリです

 

さらにこの「NewStyle RAYCOP」は、吸引をせずUVのみ照射する「UVオンリーモード」も搭載しているので、ふとんだけでなく、気になる場所の除菌・ウイルス除去が可能。ソファの背もたれやカーテン、壁など垂直面に使いたいときは、ヘッドをロックできるフック機能を使えば、ぐらつかず安定して使えます。家中の除菌に使える点は、このご時世にうれしいですね。特にウチでは犬がソファに乗ることが多く、いろいろなモノが付いていそうだな……と思っていたのですが、本機なら手軽にケアできるので安心です。

↑ヘッドをロックできるフック機能を使えば、垂直に近いソファの背もたれもラクに掃除できます

 

↑UVオンリーモードなら、カーテンを吸い込まずに除菌できるのが便利!

 

NewStyle RAYCOPを詳しく知りたい方はコチラ

 

すでにレイコップを持っている人も、「NewStyle RAYCOP」なら買い替えて正解!

今回、従来のふとんクリーナーを知る者として「NewStyle RAYCOP」を使ってみて、「こんなに進化したなんて!」と驚きました。軽さとコードレスによる取り回しの良さに加え、スタンドなしで自立し、置き場所を選ばない点も、ふとん掃除のハードルを下げるのに大きく貢献しています。これだけ手軽なら、大げさではなく毎日使っても苦になりません。吸引力やUV 機能が向上している点から見ても、従来のモデルを知る人こそメリットを実感できるのではないでしょうか。

 

ふとんの清潔さは睡眠の質にもつながるというし、これを機に買い替えて継続的なふとんケアを始めてみようかしら……。高齢の母も以前からふとんクリーナーに興味を持っていましたが、これなら強くオススメできる! と感じました。ハウスキーピングに便利なアイテムとして、引越祝いのプレゼントにしてもいいかもしれませんね。ふとんを常に清潔に保ちたい方、従来のふとんクリーナーが使いにくいと感じている方に、ぜひおすすめしたい1台です。

撮影/高原マサキ(TK.c)

 

 

※1【クリーン排気】韓国生産技術研究院調べ【方法】塩化ナトリウムを速度5.3㎝/秒にて試験C20N230771 令和2年10月22日 

※2【UV除菌】広州市微生物研究所調べ【方法】菌液を含むガラス板を100㎝²の範囲の中央に置き、約0.54秒(約37cm/s)の速度で製品を1往復させて、大腸菌と黄色ブドウ球菌の生菌数を測定 ※すべての菌に有用ではありません。報告書NO. WJ20213469

※3【ウイルス除去】広州市微生物研究所調べ【方法】ウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れたガラス板を100㎝²の範囲の中央に置き、約0.54秒(約37cm /s)の速度で製品を1往復させて、感染価を測定※※すべてのウイルスに有用ではありません。報告書NO. BYY20210370 
 
※4【ダニ除去】広州市微生物研究所調べ【方法】生きたダニ(1,000匹)を織布(100㎝²)に散布して約0.54秒(約37cm /s)の速度で製品を1往復させて、ダニ残数を測定※全てのダニに有用ではありません。報告書NO. WJ20213470

レイコップのふとんクリーナーに1.4kgの軽量・コードレスモデル登場

レイコップ・ジャパンは10月14日、UV除菌コードレスふとんクリーナー「NewStyle RAYCOP」を発売しました。

 

NewStyle RAYCOPは、これまでのレイコップのふとんクリーナーから本体デザインを大幅に変更しているほか、レイコップ史上最軽量の約1.4kgを実現。これに加えて、コードレス化したことで、大きなサイズのふとんやベッドもストレスなく自由自在に操作できるとしています。

↑NewStyle RAYCOP

 

また、ハンドルは持ちやすいうえに、にぎりやすくなっているほか、ヘッドは上下に稼働するため、余計な力を入れることなく手を伸ばすだけでふとんの奥までラクにかけることができるといいます。

 

除菌性能については、従来モデルにも搭載されていた、医療現場で除菌灯として使用されているUVランプの紫外線を搭載。99.9%の除菌とウイルス除去を実現したとのこと。さらに、吸引とたたき運動により、ダニを99.9%除去するそうです。

 

なお、従来モデルとは違い、NewStyle RAYCOPはUVランプとたたきが一体化。ベッドの隅々まで除菌・ウイルス除去・ダニを含むハウスダスト除去ができるようになったとのこと。

 

↑ヘッドは固定可能。ソファの背もたれやカーテンも掃除できます

 

本体サイズは幅250×長さ612.6×高さ141.7mm。運転時間は標準モードで約28分、パワーモードで約16分です。

本気で持ち運ぶクリーナー「レイコップGO」の「どこでも除菌」が便利すぎ! 家電のプロが使い道を詳細レビュー

UVヘッドを搭載したふとんクリーナーで一世を風靡したレイコップから、”持ち運べるレイコップ”「RAYCOP GO(以下レイコップGO)」(直販価格1万9800円・税込)が登場しました。こちらは持ち運ぶのを前提として設計され、ハンディクリーナーとしてはもちろん、UV除菌器としても使えるという新商品。さっそく試してみたところ、いつでもどこでもサクサク使えて幅広いモノが除菌でき、清潔意識が高まっている今のニーズにピッタリ! 具体的にどんなシーンに役立つのか、以下で詳しくご紹介していきましょう。

↑「レイコップGO RGO-300JP」のサイズ/質量はW523.5×D169.0×H141.5㎜/0.89㎏(最大)。充電時間は約3時間30分で、運転時間はUVオンリーモード約180分(約30分連続使用で一旦停止)、標準モード約28分、パワーモード約9分。UVコネクター、すき間ノズル、すき間ノズル用ブラシ、充電アダプターのほか、携帯用の専用ポーチ(写真奥)が付属します

 

除菌とともにウイルス・ダニが除去できるUVヘッドが大きな魅力

レイコップのふとんクリーナーといえば、ヘッドにUVランプを搭載し、除菌とともにウイルス・ハウスダストが除去できるとして人気となりましたが、この「レイコップGO」にも同様のUVヘッドを搭載。波長253.7nmの紫外線(UV-C)を照射することで、UV除菌率(※1)、ウイルス除去率(※2)、ダニ除去率(※3)99.9%を実現。さらにリチウムイオンバッテリーを搭載し、コードレスかつ軽量コンパクトにしたことで、いつでもどこでも手軽に使えるのが特徴です。

※1.【UV除菌】広州市微生物研究所調べ[方法]菌液を含むシャーレに製品のUVを1cm上に置いて3秒照射し、大腸菌(生菌数8.6×10⁵)黄色ブドウ球菌(生菌数9.8×10⁵)を測定※全ての菌に有用ではありません。報告書NO. WJ20204039号令和2年10月12日 ※2.【ウイルス除去】広州市微生物研究所調べ[方法]シャーレにウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れ(6.32×10⁵)、製品のUVを5秒間照射後、ウイルスを回収して感染価(TCID50/ml)を測定※全てのウイルスに有用ではありません。KY20200686令和2年9月25日 ※3.【ダニ除去】広州市微生物研究所調べ[方法]ダニ(1,000匹)を織布(10cm×10cm)に均一に散布して、3秒で1往復させて吸引し、ダニ残数を測定。※全てのダニに有用ではありません。報告書NO. WJ20204040令和2年10月14日

↑UVランプを搭載した「UVヘッド」。ヘッドにはセンサーが搭載されており、対象物が1cm以内に近づかないと点灯しない安全設計です

 

実は筆者はコロナ以前より、UV(紫外線)を使用した除菌アイテムを、主に脱臭を目的としていくつか愛用していました。そもそもUVには強い殺菌作用があり、ニオイ菌を除去してくれて助かっていたのです。その後、UVはウイルスも除去すると話題になり、わが家では帰宅したら、いったんスマホにUVを照射することを習慣にしていました。そんな体験もあって、本製品の特徴を聞いたとき、「これぞ今こそ欲しいクリーナーだ!」と感じたのです。

 

軽量で垂直に動かしてもあまり重さを感じない

というわけで、さっそく使ってみました。スリムな見た目の通り軽いので、ソファの座面やカーペットの除菌&掃除はもちろん、ソファの背もたれなど垂直に動かして使うときもあまり重さを感じません。ハンドルがそのままバッテリーになっているため、手で握る部分に重量があり、重心が安定しやすかったのも軽く感じた要因かも。小型ながら強力なブラシレスDCモーターを搭載しているとのことで、吸引力も十分でした。

 

実際にソファを除菌&掃除してみると、そういえばソファってほとんど除菌していなかったな……ということに思い至りました。テーブルや床はアルコールで除菌できますが、ソファの掃除といえば基本的にハンディクリーナーでホコリを吸い取るだけ。除菌は見過ごしていた気がします。その点、本製品があれば、1台で除菌と吸引が同時にできるのがうれしいですね。

↑ソファで使用したところ、スムーズに動かせました

 

↑ハンドル部分がバッテリー(バッテリーハンドル)となっており、重心が安定するので腕に負担がかかりません。取り外して充電すれば、スペースを取らないのもうれしいところ

 

組み替えてコンパクトに使えるのもユニーク

ちなみに、「レイコップGO」は「UV除菌できるポータブルクリーナー」なのですが、UV除菌器単体としても使えます。操作ボタンを1回押すとUVランプのみが光る「UVオンリーモード」になるので、菌やウイルスが気になるカーテンや洋服にヘッドを当てていけば、吸引せずに除菌・ウイルスとダニの除去が可能です。2回押すとUV+吸引力標準の「標準モード」、3回押すとUV+吸引力強めの「パワーモード」になり、ソファや車内、寝具など、ホコリを取りつつUV除菌したい場所に便利です。

 

さらに、「レイコップGO」がユニークなのは、パーツに分解して組み替えることで、よりコンパクトに使える点。例えば、UVヘッドを外せば本体が約0.89㎏から約0.69㎏の「ハンディ専用器」として吸引のみの使用が可能。さらにダストボックスセットとモーターを搭載するメインボディを取り外し、UVコネクターとUVヘッドを装着すれば最軽量約0.52㎏の「UV除菌専用器」になります。より軽くなり、サイズも超コンパクトになるので、屋内はもちろん、外出先へ除菌のみで手軽に使いたいときに便利です。

↑パーツを組み替え、UV除菌+吸引のユニットからUV除菌のみのユニットに組み替える様子

 

↑UV除菌と吸引を同時にしたい場合のユニット

 

↑ハンディタイプとして吸引のみで使いたい場合は、UVヘッドを外せばOK

 

↑UV除菌のみで使いたいときは、ここまでコンパクトになります

 

 

除菌しづらいカーテンや衣類にも使える

ソファと同様、あまり除菌していないところといえば、カーテンもありました。これだけ長いこと吊るされていたら、さぞかし様々な菌が付着していることでしょう……。そんなときは、「レイコップGO」をUV除菌専用のパーツ構成に組み替えて使うと便利。適度な長さがあるので、少し手を上げればカーテンの高い場所にもラクに届きます。軽くてコンパクトかつヘッドが吸い付くこともないので、スイスイ動かせてストレスなし。洗いにくいコートやジャケットをササっとお手入れするのもいいと思います。

↑UV除菌専用のパーツ構成に組み替えて軽量化したところ、垂直のカーテンもラクに除菌できました

 

↑同じく除菌専用のパーツ構成で服をケア。洗濯がしづらい旅先などで重宝しそうです

 

「レイコップGO」が使える場所は布製品に限りません。たとえばいつも使うノートパソコンも、定期的にキーボードの隙間に入ったホコリを取りつつ除菌すると気持ちよく使えますね。このほか、スマホもよく触るものなので、UVで除菌しておくと安心。材質面でアルコール除菌NGのものが除菌ができ、拭き取りなどの手間が要らない手軽さはうれしいところです。また、壁にも意外にホコリがついているので、気づいたときに除菌&掃除しておくといいですね。

↑仕事でよく使うパソコンを除菌するのもオススメ

 

クルマの中を掃除&除菌できるのもありがたい

そうそう、もうひとつ、ずっと除菌したいと思っていた場所を思い出しました! クルマのシートです。こちらも今まではハンディクリーナーでホコリを吸い取るのみでしたが、それこそ車のシートは洗えないので、菌が繁殖していそう……。最近イヤなニオイがするのも気になっていましたし、犬を連れてドライブに出かけることも多いので、ダニも心配。ということで、1台で除菌と吸引、ウイルスやダニの除去ができる「レイコップGO」は非常にありがたいです。

↑「レイコップGO」なら、クルマのシートの除菌と吸引、ウイルスやダニの除去が一気にできます

 

↑「すき間ノズル」と「すき間ノズル用ブラシ」を組み合わせて使用すれば、エアコンの吹き出し口の掃除もカンタン

 

 

ゴミ捨てはカンタンで専用ポーチがおしゃれ

ちなみに、ゴミ捨てはカンタンで、ボタンをスライドさせるとフタがパカッと開き、ゴミに触れることなくゴミ捨てができます。しかも、ダストボックス、メタルフィルタ―、HEPAフィルターはすべて水洗いが可能。使い続けているとどうしても溜まってしまう細かいホコリを、一気に洗い流してリフレッシュできます。

↑ワンタッチでゴミ捨てが可能

 

↑ダストボックス内のパーツは水洗い可能。細かいホコリも洗い流せます

 

本製品は”持ち運べるレイコップ”というだけあって、持ち運び用の専用ポーチがついています。こちらがとてもオシャレ! 通常、こういった専用ポーチはさほどデザインを気にしていないものが多い印象ですが(個人の感想です)、これは生地もしっかりしていますし、グレーと白のツートンカラーが北欧デザインを思わせます。見た人は、まさか中に掃除機が入っているとは思わないでしょう。

↑専用ポーチのデザインがかわいいのもポイント

 

↑内側には仕切りがついているのがミソ。パーツが1つずつ入れられて、持ち歩いてもガチャガチャしません

 

「掃除機を持ち運ぶ=当たり前のこと」に変えたのが画期的

このように、「レイコップGO」はパーツに分解でき、専用ポーチを付属することで「掃除機を持ち運ぶ」という行為のハードルを下げ、「当たり前のこと」に変えたのが画期的。オフィスに持って行ってデスク周りをサッと除菌&吸引してもいいですし、旅先に持って行ってホテルの寝具やトイレの便座、自分が着てきたコートなど、気になるモノにかけてもいいでしょう。

 

軽量・コンパクトで持ち運びに便利。かつ1台でホコリの吸引とともに除菌やウイルス・ダニの除去ができ、ケアしにくいモノや場所も手軽に除菌できる「レイコップGO」。自宅でも外出先でも大活躍してくれるのは間違いありません。これからの新しい生活習慣として、ぜひ採り入れてみてはいかがでしょうか。

撮影/我妻慶一

 

 

【家電ライター・田中真紀子さんが「レイコップGO」をオススメする動画をチェック!】

 

分解してポーチで運ぶクリーナー出た! 除菌もできる「レイコップ GO」がMakuakeでプロジェクト開始

レイコップ・ジャパンは、応援購入サービスMakuakeにて、UV除菌ポータブルクリーナー「レイコップ GO(レイコップゴー) RGO-300JP」の先行予約販売プロジェクトを開始しました。すでに目標金額は達成されており、応援購入価格は1万4850円~(2月9日現在)となっています。

↑サイズはW523.5×D169.0×H141.5㎜、質量は0.89㎏(ともにUV+吸引の場合)。運転時間はUVオンリーで約180分、標準モードで約28分、パワーモードで約9分。充電時間は3.5時間

 

UV除菌ヘッド搭載のクリーナーを分解して収納できる

レイコップ GOは、軽量かつコンパクトで持ち運びができるUV除菌ポータブルクリーナー。レイコップの代名詞であるUVランプ搭載の「UVヘッド」によってUV除菌、ウイルス除去を実現。また、小型で強力なブラシレスDCモーターで強力な吸引力を実現しており、吸引によってダニも除去できるとのこと。

本体は簡単に着脱できる4つのパーツで構成され、各パーツを保護する間仕切りがある付属の専用ポーチを使えば、収納や持ち運びもカンタン。使用時の組み立ては、カチッカチッとパーツを組むだけ。

↑付属の専用ポーチには間仕切りがついていて、スッキリと収納できます

 

持ち運びができるので、衣服、車内、布団や枕など、外出先でも手軽にUV除菌しながら掃除ができます。本体が約0.89kgと軽いので、衣服、カーテン、エアコン、照明など、本体を持ち上げて掃除する際にも手軽に使えるとのこと。運転時間は最長約28分で、外出先での使用にも十分です。

 

UV除菌と吸引を同時に行う「UV除菌 + 吸引」モード以外にも、「UV除菌のみ」「吸引のみ」の選択が可能。例えば、服などをUV除菌だけしたい場合は、吸引のためのパーツを外して軽量化(※)するなど、状況に合わせて組み替えることができます。

※ UV除菌のみの場合:約0.52㎏/吸引のみの場合:約0.69kg

↑吸引のみの場合

 

なお、ハンドル部分がバッテリーとなっており、独立した充電も可能で、充電中も邪魔になりにくいとのこと。バッテリーはワット時定格量が100Wh以下のため、飛行機内への持ち込みもできるといいます。

 

アタッチメントは「すき間ノズル」と「すき間ノズル用ブラシ」が付属しています。家具のすき間や小物まわりの掃除で役立つ「すき間ノズル」には、「すき間ノズル用ブラシ」を装着可能。車内のエアコン掃除、窓のサッシなど細かい場所のホコリ除去にも活躍します。

 

ゴミが溜まったらボタンを押すだけで、ワンタッチで捨てられるのも特徴。ダストボックスやフィルターは水洗いできるので、清潔さを保てます。本体内には、空気清浄機にも採用されているHEPAフィルターが搭載されており、排出される空気をキレイにしてくれるのもうれしいところ。旅行や出張が多く、旅先での清潔性が気になる方は、レイコップ GOに注目してみてはいかがでしょうか。

ロボット掃除機を選ぶポイントは? 価格帯別“買い”3選

今冬の家電市場では、例年以上に魅力的な新製品が続々と登場している。ここでは、なかでも注目を集めるジャンルを取り上げて、価格帯別にトレンドと“買い”のポイントを解説。さらに、各価格帯でプロが認めたイチオシのアイテムも紹介していく。今回取り上げるのは、ロボット掃除機。ロボット掃除機はゴミ捕集能力とともに走行性能も進化し、まさに掃除をすべて“おまかせ”できるモデルが増えている。竹・梅クラスの価格帯でもスマホアプリなどからの操作可能な機種もある。

※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

★ロボット掃除機、“買い”のポイント

松クラスは頭脳明晰! やりたい掃除が物体認識機能でより自在

ひと部屋ずつの掃除なら、マッピング機能なしの梅クラスでも十分

掃除する時間や場所などを設定できるスマホアプリへの対応はマスト

 

私たちが解説します!

GetNavi編集部 家電担当

青木宏彰

ロボット掃除機の検証企画を多数経験。自宅でもロボット掃除機を愛用し、その実用性の高さを日々実感している。

家電ライター

平島憲一郎さん

掃除機など生活家電を中心に各種製品の記事を執筆。ロボット掃除機のレビュー記事も数多く手がけている。

 

走行技術の進化などでロボット丸投げ時代が到来

現在、ロボット掃除機は「ナビゲーション技術」が目覚ましく進化を遂げている。

 

「室内の状況を正確に把握することで清掃完遂率が上がり、掃除してほしい場所やタイミングもより簡単に細かく設定できるなど、より〝人がやりたい掃除〟に近づいています。壁ぎわなど従来のロボットが苦手だった場所の掃除も着実に克服しつつあります」(平島)

 

ルンバの上位機種は掃除後のゴミ捨てを自動化。「掃除という行為を意識せず部屋をきれいに保つ」未来の暮らしを先取りした印象だ。

 

とは言えそれらは高級モデルだけの話……と思うなかれ。数年前の高級機能が現在の中位・下位モデルに〝降りて〟きているのだ。

 

「ひと部屋ごとの掃除なら下位モデルでも上位モデルに引けを取りません。スマホ連携やスマートスピーカー連携も徐々に標準機能になりつつあります」(青木)

 

【《松》クラス】予算額14万円以上

この価格帯は、ナビゲーョン性能・ゴミ捕集機能が圧倒的。ルンバなら掃除するエリアや時間の提案をしてくれて、ゴミ捨ても自動だ。ルーロはモノが多い床面の掃除が特に優秀。

 

【No.1】家具の種類も見分ける走行技術や自動ゴミ収集など先進機能が満載

アイロボット

ルンバ s9+

実売価格18万6780円

先進のナビゲーション技術で掃除する場所やタイミングを自在に設定可能。2本のゴム製ブラシとルンバシリーズ最大の吸引力で、床上のゴミを確実に取り除く。D型形状採用で部屋角のゴミにアプローチ。掃除後本体にたまったゴミは自動ゴミ収集機に排出する。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム ●集じん容積:非公表 ●清掃範囲:フロア全体 ●サイズ/質量:W312×H89×D312mm/約4.0kg

ナビゲーション技術 iAdapt3.0ビジュアルローカリゼーション+Imprintスマートマッピング
充電時間 約3時間
稼働時間 最大120分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑掃除終了後に本体が帰還すると、ダスト容器内のゴミをクリーンベースが自動収集。ゴミ捨ての手間がほぼ不要に

 

↑2本のゴム製ブラシとパワーリフト吸引でカーペットの奥のゴミまで除去。吸引力は従来比(※)40倍と圧倒的だ
※:ルンバ600シリーズとの比較

 

↑間取りを認識するvSLAMとAIの進化で物体認識が可能に。室内の家具の種類まで識別し「ソファ周りの掃除」など細かく指定できる

 

<クロスレビュー!>

スマスピへの声がけだけで掃除できるハイテク機種!

「物体認識機能により、清掃エリアをピンポイントで指定できるのがとにかくラク。例えば食後に『キッチンとテーブルの下を掃除して』と声がけすればその通りに掃除してくれます」(青木)

 

掃除からゴミ捨てまで丸投げできて最高です

「最大吸引力はi7+の4倍で、4コアCPUを搭載するなど基本性能が圧倒的。クリーンベースのゴミ捨ても1〜2か月に一度でOK。掃除を丸投げする快楽を味わいたいならコレ一択です」(平島)

 

【No.2】見逃しがちなゴミもレーザーSLAMで逃さず吸引!

パナソニック

ロボット掃除機 ルーロMC-RSF1000

オープン価格

レーザーSLAM、360°レーザーセンサーなどで間取りや床上の障害物を正確に認識し、見逃しがちな場所のゴミも吸引。また、「アクティブリフト」で25mmまでの段差を確実に乗り越える。スポット掃除する場所まで人を追尾する「otomo」機能も装備。

SPEC ●クリーニング技術:V字ブラシ ●集じん容積:0.25L ●最大稼働面積:約130畳 ●サイズ/質量:W345×H99×D330mm/3.4kg

ナビゲーション技術 レーザーSLAM
充電時間 約5時間
稼働時間 約100分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑センサーが段差を検知すると自動で本体を持ち上げ、乗り越える。カーペットの端の押し込みや巻き込みの心配もなし

 

↑レーザーSLAMや360°レーザーセンサーなどが間取りや障害物の位置を素早く把握。周り全体が見えているので障害物を避けつつギリギリまで接近して掃除する

 

<クロスレビュー!>

ゴミがたまりやすい場所を重点的に掃除できて効率的

「清掃後に自動作成するゴミマップでゴミがたまりやすい場所がわかり、そこを重点的に掃除できちゃいます。『アクティブリフト』により薄手のラグを巻き込む心配がないのも助かる!」(青木)

 

使う前に片付けしなくても上手に掃除してくれる!

「床にモノが多くても、それらを巧みに避けて部屋中をきれいに掃除してくれます。ロボット掃除機を使う前に部屋を片付ける手間がなく、面倒臭がりの人にもオススメできます」(平島)

 

【No.3】自由自在な自動掃除と自動ゴミ捨ての快適さを体感

アイロボット

ルンバ i7+

実売価格14万2868円

s9+と同じナビゲーション技術、クリーニング技術を採用。よく掃除する場所を「お気に入り」に登録すれば好みの掃除が簡単にできる。クリーンベース搭載でゴミ捨ての手間を大幅減。拭き掃除ロボットのブラーバ ジェットm6との連携にも対応する。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム ●集じん容積:非公表 ●清掃範囲:フロア全体 ●サイズ/質量:φ351×H92mm/約4.0kg

ナビゲーション技術 iAdapt3.0ビジュアルローカリゼーション+Imprintスマートマッピング
充電時間 約3時間
稼働時間 最大75分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑ダスト容器は水洗い可能。容器に付着した微粒子ゴミも流水で簡単に落とせる。ただしフィルターは水洗い不可

 

↑ルンバ内のゴミをモーター吸引し、密閉型紙パックに収集。ダスト容器30杯ぶんのゴミをためておけて、ゴミ捨て頻度を低減

 

<クロスレビュー!>

ロボットまかせな掃除はi7+でも十分実現できる

「部屋の隅のゴミをわずかに取り残すことはありますが、性能はほぼs9+と同じ。『掃除はロボットにおまかせ』な生活をより安く実現したいなら、i7+という選択肢もアリです」(青木)

 

s9+と同等の頭脳が優秀! 吸引力も十分パワフル

「物体認識機能やルンバからの様々な提案機能など、s9+と同じナビゲーション機能を搭載。吸引力はs9+より落ちるものの、通常の掃除には十分すぎるほどパワフルです」(平島)

 

【《竹》クラス】予算額10万円〜13万円

この価格帯は、同じメーカーのミドルクラスとなる機種。やや機能制限はあるが、vSLAMを採用し、フロア全体を効率良く掃除できるなど、高性能なものが揃う。

 

【No.1】掃除の途中で充電しながら広い部屋の掃除も完遂

アイロボット

ルンバ980

実売価格10万9800円

vSLAM技術でフロア全体をくまなくマッピング。掃除中にバッテリー残量が少なくなると自動で充電台に戻り、充電後に残りのエリアを掃除する。掃除する部屋の指定は不可。コネクテッドデバイスと連携すれば「家から離れたら掃除開始」などの設定は可能だ。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム●集じん容積:非公表 ●清掃範囲:フロア全体 ●サイズ/質量:φ353×H92mm/約3.9kg

ナビゲーション技術 iAdapt2.0ビジュアルローカリゼーション
充電時間 約3時間
稼働時間 最大120分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑エッジクリーニングブラシが壁ぎわのゴムもかき取る。カーペット上では吸引力が最大10倍(※)にアップ
※:ルンバ600シリーズとの比較

 

↑こちらもブラーバ ジェット m6との連携が可能。ルンバ980の掃除終了通知を受けたm6が自動で掃除を開始

 

<クロスレビュー!>

カーペットブースト付きでゴミ除去力は十分良好

「ソフトウェアの最新アップデートでは、花粉の季節に掃除頻度を上げるなどの提案機能が追加。カーペット上で自動的に吸引力を上げるなど、ゴミ除去性能も十分優秀です」(青木)

 

毎回すべての部屋を掃除する人にオススメ!

「約2年前の最上位機種。毎回フロア全体を掃除したい人にオススメ。設定はやや面倒ですがスマートロックと連携し、玄関ドアに鍵がかかると自動で掃除する設定などもできます」(平島)

 

【No.2】先進の「レーザーSLAM」でモノが散らかった部屋もスマートに掃除できる

パナソニック

ロボット掃除機 ルーロMC-RSF700

オープン価格

MC-RSF1000も採用する「レーザーSLAM」を搭載し、モノが多い部屋も上手に掃除。掃除中の部屋の正確な間取りと走行軌跡をリアルタイム表示し、どこを掃除中か出先から確認できる。V字ブラシでペットの毛も逃さない。

SPEC ●クリーニング技術:V字ブラシ ●集じん容積:0.25L ●最大稼働面積:約120畳 ●サイズ/質量:W345×H99×D330mm/3.1kg

ナビゲーション技術 RULO AI
充電時間 約5時間
稼働時間 約100分
スマホ/スマートスピーカー 対応/非対応

 

<クロスレビュー!>

基本性能が高いぶん大幅機能アップデートが望める

「稼働面積が最大120畳でフロア丸ごと対応。基本性能は最上位機種とほぼ同じで、今後もアップデートによる機能進化が期待できます」(青木)

 

この価格帯でレーザーSLAM搭載は魅力

「『レーザーSLAM』搭載で11万円台は魅力。『アクティブリフト』とスマスピは非対応ですが、部屋の状況に柔軟に対応して掃除を行います」(平島)

 

【No.3】障害物を巧みに避けつつ、間取り学習機能により家中を効率的に清掃可能

エレクトロラックス

ロボットクリーナー Pure i9.2

実売価格12万8000円

部屋角や壁ぎわ掃除に強い三角形状を採用。レーザーと正面カメラの情報を基に家具への衝突や玄関からの落下を回避し、マッピング機能で家中を効率的に掃除する。曜日ごとに掃除エリアと時間を指定することも可能。

SPEC ●クリーニング技術:エアエクストリーム TM テクノロジー ●集じん容積:0.7L ●最大稼働面積:制限なし ●サイズ/質量:W315×H85×D275mm/2.5kg

ナビゲーション技術 3DビジョンTMテクノロジー
充電時間 約2時間
稼働時間 最大約120分
スマホ/スマートスピーカー 対応/非対応

 

<クロスレビュー!>

大きめのダスト容器など使い勝手を考えた設計が良い

「ダスト容器の容量が0.7Lと大きく、ゴミ捨て頻度が少ないなど、ユーザーにやさしい設計です。充電2時間で最大120分稼働もスゴい」(青木)

 

障害物回避能力が高いので片付けが苦手でも使いやすい

「ナビゲーションが優秀で、障害物を絶妙に回避。コード類もからみにくいです。床上の片付けが苦手な人もストレスなく使えます」(平島)

 

【《梅》クラス】予算額10万円以下

ロボット掃除機としては普及価格帯ながら、基本性能が高い3モデルを紹介。1〜3部屋の掃除に適した製品に加え、吸引・水拭き両対応モデルもセレクトした。

 

【No.1】基本の掃除性能が素晴らしくひと部屋ごとの掃除に最適

アイロボット

ルンバ e5

実売価格4万9800円

s9+も採用の「AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム」を搭載し、高い清掃能力を誇る。ゴミの多い場所を感知して何度も掃除し、ひと部屋ごとの掃除に最適。付属のデュアルバーチャルウォールを使い、e5の侵入禁止エリアも作れる。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム ●集じん容積:非公表
●清掃範囲:ひと部屋ずつ ●サイズ/質量:φ351×H92mm/約4.0kg

ナビゲーション技術 高速応答プロセスiAdapt
充電時間 約3時間
稼働時間 最大90分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑ダスト容器は水洗い可能でメンテがラク。ちなみにダスト容器を水洗いできるのはs9+とi7/i7+、e5だけだ

 

↑内部に真空状態を生み出す「AeroForce(R)3段階クリーニングシステム」を採用。吸引力は従来比の5倍(※)
※:ルンバ600シリーズとの比較

 

<クロスレビュー!>

人気ぶりも頷ける使い勝手とメンテ性

「ゴム製ブラシに髪の毛がからみにくくダスト容器も洗え、メンテのしやすさは竹クラス以上。音声操作にも対応し、使い勝手がすごく良い。これで5万円以下とは爆売れ中なのも納得です」(青木)

 

上位機種に劣らないゴミ除去力の高コスパモデル

「同じ場所を何度も別の角度から掃除するので時間はかかるが、ゴミ除去力は上位機種に劣りません。各部屋にe5を持って行って掃除させるのが苦でないなら、コスパ抜群です」(平島)

 

【No.2】小型ボディで小回りが利き狭い場所もおまかせ!

日立

ロボットクリーナー ミニマル RV-EX20

実売価格6万9430円

幅25cmの小型ボディで狭い場所にもどんどん入り込んでゴミ除去。独自の走行制御でキビキビと動いて掃除する。ゴミの多い場所を見つけると集中的に掃除する。スマホでスケジュール予約や掃除履歴の確認などが可能。

SPEC ●クリーニング技術:床質センシング ●集じん容積:0.25L ●最大稼働面積:約32畳 ●サイズ/質量:φ250×H92mm/2.3kg

ナビゲーション技術 minimaru AI
充電時間 約3時間
稼働時間 最大約60分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

<クロスレビュー!>

運転音を抑えるコースは在宅ワーク中にも助かる

「基本はランダム走行で1部屋ごとの掃除向きですが、継続して複数の部屋を掃除も可。運転音を抑える『夜家事運転』は在宅ワーク中にも便利」(青木)

 

方向転換がスムーズで掃除する姿がかわいい

「清掃中10分ごとにブラシに絡んだ毛を除去する『ペット運転』など、多彩なモードがうれしい。方向転換が素早く、せっせと掃除する姿がキュート」(平島)

 

【No.3】高級モデルにも引けを取らない2 in 1タイプ

アンカー・ジャパン

Eufy RoboVac L70 Hybrid

実売価格5万4800円

吸引と水拭きが同時にできるモデル。SLAM搭載で間取りをマッピングし、部屋の形状に合わせて整然と掃除する。Boost IQTMテクノロジーで床の状況を見分けて吸引力を調整。アプリで進入禁止エリア指定もできるなど多機能だ。

SPEC ●クリーニング技術:BoostIQ TM テクノロジー ●集じん容積:0.45L ●最大稼働面積:非公表 ●サイズ/質量:約φ355×H105mm/約3.85kg

ナビゲーション技術 iPathレーザー・ナビゲーション+A.I MapTMテクノロジー
充電時間 約4〜5時間
稼働時間 最大150分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

<クロスレビュー!>

吸引&水拭きの効果でフローリングがピカピカに

「吸引と水拭きを同時に行えるので、床のピカピカ感がスゴい。水拭き時はカーペットに乗り上げないよう、進入禁止指定するのがオススメです」(青木)

 

この高機能・多機能ぶりは5万円台とは思えない!

「この価格でSLAM搭載、稼働時間2時間半など、高性能が過ぎる! キッチンだけ集中掃除させるなどもアプリで簡単に設定できます」(平島)

 

【Topic1】3万円前後でおトクに買えるロボット掃除機

3万円台以下の価格帯にも十分に使えるモデルが多数。なかにはスマスピ対応などハイスペックを有する製品もあるので見逃せない!

 

【No.1】約72mmの薄型ボディに機能が満載!

アンカー・ジャパン

Eufy RoboVac 15C Max

実売価格2万2800円

床面の材質を見分けて吸引力を自動調整。専用アプリで清掃モードやスケジュール設定などが行えるほか、Amazon Alexaでの音声操作にも対応する。

●サイズ/質量:約φ325×H72.5mm/約2.7kg

 

【No.2】ブラシに毛がからみにくくメンテしやすいロボット

シャーク

EVOROBOT R72 RV720_NJ

実売価格2万9800円(在庫僅少)

ランダム走行しながら掃除。吸引口の硬質ブラシがカーペットのゴミも逃さない。ブラシにからむ糸くずなどを掃除中に自動除去。

●サイズ/質量:W320×H90×D315mm/3.3kg

 

【No.3】入門モデルながらスマホ/スマスピにも対応

アイロボット

ルンバ692

実売価格3万4800円

スマホ/スマスピ対応のルンバ入門モデル(Amazon限定)。ゴミの多い場所を感知し、きれいになったと判断するまで集中的に清掃。ひと部屋ずつ掃除する人に最適。

●サイズ/質量:φ340×H92mm/約3.6kg

 

【Topic2】水拭き専用ロボット掃除機もCHECK!

吸引型ロボット掃除機で落とせない床のこびりつき汚れは水拭き専用ロボットを使うのが有効。足裏がざらつかない爽快感をぜひ!

 

【No.1】ルンバs9+も実装するマッピング機能で賢く拭き掃除

アイロボット

ブラーバ ジェット m6

実売価格7万6868円

物体認識機能を備え家具の位置も学習して拭き掃除。ルンバ900シリーズ以上と連携し、ルンバの掃除後に拭き掃除を始めるリンク機能も。

●サイズ/質量:W270×H90×D252mm/約2.2kg

 

【No.2】常にモップの清潔な面で床拭き可能

パナソニック

床拭きロボット掃除機ローランMC-RM10

実売価格3万6870円

専用モップを巻いたローラーが少しずつ回転し、常にモップのきれいな面で拭き掃除。「スポットモード」で飲みこぼしやベタつき汚れの集中掃除も行える。

●サイズ/質量:W240×H80×D243mm/2.5kg

 

【No.3】モップの回転で移動しつつパワフルに拭き掃除

レイコップ

RAYCOP ミズロボ

実売価格3万2780円

強力モーターで2つのモップを回転させて汚れ除去。モップの回転で移動し、本体の重みを使ってしっかり拭き掃除する。1回の充電で約60畳をカバー。

●サイズ/質量:W371×H110×D203mm/2.1kg

レイコップの「スティック掃除機」は買いなのか? レイコップ歴6年のユーザーが使った買い換えるべき人、買い足すべき人

筆者はレイコップのふとんクリーナーの愛用者。我が家ではもう6年前以上前に買ったモデル(レイコップ SMART/2012年発売)を使っている。このレイコップ SMART、まったく壊れる気配がなく、吸引力も衰える気配もしないので満足度は高く、ずっと使い続けている。そういう人、相当数いるのではないだろうか?

 

ただ、それなりに不満もある。コードが有線で取り回しが面倒、結構重い、そこそこデカい、という点だ。まあ、このあたりの問題は最新モデルではほぼ解決されており、使い勝手も大幅に向上している。

↑今回筆者が使用したレイコップRSC。実売価格はUVヘッドが付属する「レイコップ RSC-300」が3万6800円。布用ノズル付属の「レイコップ RSC-100」が2万8800円

 

さて、一方でレイコップから6月に発売されたコードレススティッククリーナー「レイコップRSC」という商品をご存知だろうか。ふとん掃除機としても、通常のスティック掃除機としても使える一挙両得の新製品だ。

 

本機は古いレイコップを使っているユーザーのお悩みを解決するアイテムであり、高い満足度を与えてくれると確信している。これは、6年間レイコップを使っている筆者が本製品を使って思い至った結論だ。何がそこまでオススメなのか、本稿で明らかにしていこう。

 

レイコップならではの「ふとんのふわふわ感」をしっかりキープ

本来であれば、「レイコップRSC」はコードレススティック掃除機なので吸引力や清潔性の話から入るべきだが、個人的にレイコップをかけ続けるモチベーションのひとつになっているのが、かけたあとの「ふわふわ感」。そして、きっと多くのユーザーもこの点は気になっているところだと思っているので先にお話したい。

 

結論から言うと、柔らかく包み込んでくれる肌触りの良い感覚は変わっていない。我が家は日々の掃除・洗濯は最低限で済ませて、土曜日にまとめて行うのがルーティーンとなっている。ふとん掃除もそのときに行うのだが、土曜日の夜にベッドに入った瞬間の心地よさは何物にも代えがたい。幸せ度合いでいうと、ここが1週間のピークといえるほど。身体的衛生面だけでなく、精神衛生面でも良い影響を与えてくれているのだ。

↑レイコップRSCは、ヘッドを替えればふとん掃除機としても使える。写真はUVヘッドを装着したレイコップ RSC-300

 

とはいえ、いくらふわふわでもきちんとゴミやホコリ、ダニなどを吸ってくれなければ意味がない。次の項目ではスペック的な部分から同機の高い性能を見ていこう。

 

ふとんのゴミ・チリは十分に取れて除菌・ウイルス除去性能も高い

レイコップ製品の要のひとつとして「たたき回数」がある。これは文字通り、ブラシがふとんをたたく回数で、叩く回数が多いほどふとんの中のゴミ・ダニ・チリが取れる。

 

ここも結論から述べよう。本機レイコップRSCのたたき回数は毎分6200回。専用機であるレイコップ PROが毎分2万8800回、レイコップ RNが毎分1万8000回なので、ここは専用機のほうが軍配が上がる(当たり前ではある)。

 

とはいえ、実感としてはたたき能力も吸引力も、レイコップRSCで十分だと感じている。筆者はややアトピー体質で調子が悪いと肌をかいてしまい、皮膚がふとんに付着するケースがあるのだが、本機はそうした皮膚もしっかりと回収。また、タオルケットやクッションの毛玉がベッドに溜まりやすいのだが、そうした細かいゴミもしっかりと吸引してくれた。

 

では、続いてレイコップの大きなウリ、「UV性能」についてはどうだろう? レイコップ RSC-300に付属するUVヘッドには波長253.7nm(ナノメートル)のUV-C(深紫外線)を照射するUVランプを搭載。99.9%の除菌・ウイルス除去性能(※)を備えている。こちらは同社ふとんクリーナーの上位機種、レイコップPROと同等の性能だ。その意味で、UVによる除菌・ウイルス除去の機能を重視するなら、本機は狙い目ということになる。

↑レイコップ RSC-300のUVヘッド。中央がふとんをたたく役割を持つフィンパンチブラシで、先端の青く光っている部分がUVランプだ

 

スティック型で軽量だから大きなベッドの掃除もラクラク

続いては、使い勝手について目を向けてみよう。メーカーによれば、レイコップのふとんクリーナーは、短時間でも良いので週1回以上かけることを推奨している。我が家では、週1回が現実的なペースである。というのも、うちはベッドが広いのだ。自慢ではなくて、寝ることは身体のための投資と考え、広いスペースでゆったり寝たいと思い、夫婦でクイーンベッドを使っている。

 

というわけで、レイコップのふとんクリーナーを使うときは片膝をついて手を伸ばすようなイメージ。体幹トレーニングのダイアゴナル(対角線の動き)のような体勢でいつもレイコップをかけている。自粛生活でなまった身体に刺激を与えるにはいいのだが……。

↑クイーンサイズのベッドでレイコップ SMARTを使用する筆者

 

その点、レイコップRSCはスティックタイプなので、苦もなくベッドの奥まで届く。軽量で安定感もあるので、スイスイと掃除することができるのだ。

↑レイコップRSCだと大きなサイズのベッドの掃除もカンタン

 

思い立ったらすぐ掃除できる機動力はスティックならでは

もうひとつ、レイコップRSCは掃除するまでのアクションが少ないのも魅力。そもそも、掃除というのは些細な障害でもモチベーションが削られる行為だ。我が家で使っているふとんクリーナー・レイコップ SMARTを例にあげると、押入れから本体を出す→ケーブルを解いてコンセントにつなぐ→掃除機をかける→ダストボックスを取り出して洗う→干す→コンセントを外してケーブルをさばいて結ぶ→押入れにしまう、という工数が必要になってくる。

↑レイコップ SMART(左)とUVヘッドを装着したレイコップ RSC-300(右)

 

その点、レイコップRSCなら、リビングに常時置いてある(「立てかけクッション」付きで壁に立てかけておくことが可能)製品を持ってくる→UVヘッドを装着→掃除機をかける→リビングに戻す→必要であればダストボックスを洗う、といった程度で、極めてスムーズに掃除をスタートすることができる。これならふとんを整えるついでにさっと使えて、いつも気持ち良いベッドで寝ることができる。……幸せだ。この機動力の高さはデイリー使いするスティック掃除機ならでは。その気軽さは、毎日ふとん掃除をしたうえで、娘の部屋のふとんまでついでにかけたくなるレベルだった。

↑立て掛けて置いておけるのが魅力。デザインもオシャレで出しっぱなしでも違和感がない

 

なお、ふとん掃除で使用するモードは、吸引でふとんを巻き込まないよう、メーカーはLowを推奨している。マットレスなどの巻き込みづらい生地でしっかりかけたい人はMidもオススメ。一番強いMaxは吸引が強すぎてふとんに吸い付きやすく、使用時間も限られてしまうため、あまり向かない印象だ。ふとんを掃除する時はLowもしくはMidで使用するのがよさそうだ。

 

ソファで使ったら、ベッドとは違うゴミがたんまり取れた

ソファの掃除というのはどうしても億劫になりがちだ。床は髪の毛やゴミが落ちているとイヤでも目につくが、ソファの場合、一見わかりづらいから見て見ぬフリをしがちだ。しかし、我が家の場合、夕方〜夜は娘が、深夜は私がソファに座ってゲームをする。そのときおつまみやお菓子を食べたりするものだから、ボロボロとカスがこぼれがち。さらに、最近はおうち時間が増えて映画やドラマを見る時間も増えたから、ソファはかなり汚れているはず。

 

というわけでソファで実際にレイコップRSCを使ってみたら、やはり思った通り。ベッドではまた違ったゴミがわんさか取れた。また、すき間ノズルを使えばゴミが溜まりがちなところも一気にキレイになって気持ちがいい。ふとん専用クリーナーだとこうはいかないが、こうした汎用性の高さは、取り回しの良いスティック型ならではのメリットと言えるだろう。

↑ソファに使用したらたんまりとゴミが取れた!

 

こんなに活躍するのに、さらに床掃除までできるのである

ここまで長々とふとん掃除機としてのレイコップRSCの高い実力をみてきたが、忘れてはいけないのが、本機は床掃除もできるということ。以前の記事で家電ライターの平島憲一郎さんがおっしゃった通り、吸引力が高く、床掃除の性能は極めて高い。吸引力「Low」でも日常使いには全く問題なし。メイン機としても十分に活躍する性能になっている。

↑床保護マットの上にカラーサンドをまいて吸引したら優秀な結果に

 

↑床保護マットにドライペットフードを撒いて吸引した結果。走行したヘッドの幅でしっかり吸引しているのがわかる

 

なお、我が家の場合はロボット掃除機があるので、ロボットが広範囲を掃除し、細かい部分をレイコップRSCで掃除して仕上げるという形で運用。ロボットが掃除できないポイントは部屋の角、微妙に入れない棚の下などと決まっていて、そのような場所もカンタンに掃除できるし、何よりUVヘッドでカーペットやじゅうたんがキレイにできる点もうれしい。

↑ロボットが見逃していそうな部分をレイコップRSCでカバー

 

↑UVヘッドはブラシを交換すればカーペットやじゅうたんにも使える

 

レイコップRSCを使ってみた結論

では最後に、日ごろレイコップのふとんクリーナーを愛用している筆者が、レイコップRSCを使ってみた印象を踏まえたうえで、誰にどんなモデルをすすめるべきか、自分なりに考えてみた。その結論は以下の通りだ。

●もともとレイコップを使っていた人で温風機能を求める人=ふとんクリーナーのレイコップ PRO

●もともとレイコップを使っていた人で高い叩き性能を求める人=ふとんクリーナーのレイコップ PRO、レイコップ RN

●もともとレイコップを使っていた人でマルチな性能を求める人=レイコップRSC(筆者)

●もともとレイコップは使っていなかったが、ふとん掃除機にも興味がある人=レイコップRSC

●もともとレイコップは使っていなかったが、一台でふとんを含めて家中の掃除を完結させたい人=レイコップRSC

●ロボット掃除機がすでにあり、サブで活躍する掃除機を探している人=レイコップRSC

なんだ、ほぼレイコップRSCでいいじゃないか、という方。そう、まさにその通り。同社のふとんクリーナーのユーザーにも、ふとんクリーナーに興味のある人にも、コードレススティックを求めている人にもオススメできる汎用性の高いモデルということ。詳しい内容は検証記事に譲るが、UVヘッドで除菌やウイルス除去を行えるのもうれしい。ぜひ、多くの人に注目してもらいたい製品だ。


撮影/我妻慶一

 

※【UV除菌】(一財)日本食品分析センター調べ【方法】菌液を含む布に製品のUVを約8㎝/秒で2往復移動させて照射し大腸菌(生菌数79×10⁵)を測定※自社換算値※全ての菌に有用ではありません。第20012503001-0101号令和2年4月14日
※【ウイルス除去】(一財)北里環境科学センター調べ【方法】シャーレにウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れ(1.3E+07)製品のUVを2秒間照射後、ウイルスを回収して感染価を測定※全てのウイルスに有用ではありません。北環発2019_0538号令和2年4月16日

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

猛暑を乗り切る夏の快適家電! 楽天フラッシュセールでお得商品6選

ボーナスセールも終盤に差しかかりましたが、家電を買い替えるには夏休み期間がちょうど良いタイミング。しかし安価な買い物ではないので、どんな家電を購入するか悩んでいるという声も少なくありません。楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを開催します。期間は7月31日午前10時~8月7日午前9時59分までの8日間。8月1日0時からお得なクーポンを利用開始します。お得な商品が目白押しなので必見ですよ!

 

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[その1]

赤外線で床温度を測るエアコン


三菱電機
霧ヶ峰 MSZ-GE2217
楽天市場実売価格4万2800円

床温度センサー「フロアアイ」によって、快適な室温を調節するエアコンです。一般的なエアコンについているセンサーは、部屋の上部の温度しか測りません。しかし床温度までエアコンが把握してくれれば、普段人がいる位置を適温でしっかりキープ。

 

【ここがポイント】

フロアアイは「冷房節電」設定時に、床温度を測りながら「冷房」と「爽風」を自動で切り替えます。また「ねむりモード」を設定することにより、睡眠時は冷やし過ぎも防止。エアコンをつけっぱなしで寝てしまい、寒くて目が覚めることもありません。高温多湿なこの時期に嬉しい強・標準・弱の3モード除湿機能も搭載。洗濯物を部屋干しする時にも役立ちます。

 

[その2]

最新テクノロジーで部屋全体の空気を徹底的に清浄!


ダイソン
空気清浄ファン Pure Cool TP00
楽天市場実売価格3万6480円

PM0.1レベルの微粒子を99.95%除去する、ただひとつの空気清浄ファン。空気の汚れ具合を検知して微細な汚染物質まで捕集し、清浄された空気を部屋中に循環させます。高い密閉性を持つ「グラスHEPAフィルター」は、花粉・バクテリア・ウイルス・PM 2.5を除去。さらに活性炭を3倍に増やしたフィルターで、ガスやニオイなども取り除いてくれますよ。

 

【ここがポイント】

ダイソンならではのスタイリッシュなデザインも特徴の1つで、手入れが大変な羽根やカバーがついていません。置き場所を取らず、部屋の限られたスペースを有効に活用できます。また空気清浄機としてだけでなくサーキュレーターとしても使えるので、季節を問わず1年中活躍すること間違いナシ!

 

[その3]

「10年交換不要フィルター」でお手入れがラクな除湿機


コロナ
除湿機 CD-P6318
楽天市場実売価格1万3700円

部屋干しの衣類乾燥にも便利なコロナの除湿機です。縦に長いスリムなデザインで、3.5Lのビッグタンクを搭載。最大除湿量は1日約6.3Lを誇り、分かりやすい操作パネルや満水を知らせてくれるメロディー機能もついています。

 

【ここがポイント】
一般的な除湿機は本体にカビが発生しないよう、マメに手入れする必要が。しかし除湿機内部を清潔に保つ「内部乾燥モード」が、面倒を省いてくれます。また「10年交換不要フィルター」が採用されているので、頻繁にフィルターを交換する必要もありません。

 

[その4]

温度・湿度を調節してダニの繁殖を防ぐ布団クリーナー

レイコップ
布団クリーナー レイコップ RP
楽天市場実売価格3万7584円

夏になると、人は一晩に約500mlもの汗をかくといわれています。「レイコップ RP」なら、約70℃に温められた空気で布団の水分をしっかり除去。温風を通すことで湿度を調節し、表面だけでなく内部の温度も上げてくれます。部屋の湿度が高くなりがちなこの時期は、ダニの大量発生も心配。繁殖しにくい環境をつくるためにも、温度や湿度を調節することが重要です。

 

【ここがポイント】

布団の快適さをより向上させるため、「ドライエアブロー」が採用されています。除菌効果のある16WのUVランプ(紫外線)に加え、「たたきパッド」も4つ搭載。パワフルな機能によって、使えば使うほどハウスダストが発生しにくいふとん環境が作られていきます。

 

[その5]

スマートフォンで操作できる? 超薄型設計のロボット掃除機


ECOVACS ROBOTICS
ロボット掃除機 DEEBOT SLIM2
楽天市場実売価格1万9800円

高さ5.7cmという超薄型設計により、狭い隙間にも対応できるロボット掃除機が登場。掃く・吸い込み・モップ掛けを一度にこなせる掃除システムが組み込まれ、細かい汚れをふき取って床をきれいにします。決まった時間に清掃を行うタイマー機能や、バッテリーの残量が少なくなると自動的に充電台に戻る機能も搭載。

 

【ここがポイント】

掃除機をスマートフォンに連動させることもできます。専用アプリをインストールしてWi-Fiでつなげば、スマートフォンで操作可能。前進や回転などの方向制御や、清掃モードの変更、タイマー設定なども思いのまま。外出先でも操作できるので、帰宅する前に掃除を済ませておけます。

 

[その6]

どんなヒゲも徹底カットする5枚刃の電気シェーバー

パナソニック
メンズシェーバー ラムダッシュ ES-LV7C
楽天市場実売価格2万1200円

肌にやさしく密着して、圧倒的な深剃りを実現した5枚刃のメンズシェーバーです。回転・前後のスライド動作を加えた「5Dアクティブサスペンション」を搭載し、様々な方向に伸びたヒゲを徹底カット。肌に押しつけてみれば、柔軟に動く刃に驚きますよ。

 

【ここがポイント】

ヒゲの除去率がアップした「パワークイックスリット刃」によって、5枚刃がさらに進化。長くて寝ている毛もしっかり起こします。さらに誤操作を防ぐ「スイッチロック(電子式)」機能も搭載。バッグなどに入れて持ち運ぶ際、勝手にスイッチがオンになって充電が切れてしまう心配もなくなりますね。

 

協力:楽天市場

梅雨の淀んだ空気を吹き飛ばせ! 楽天フラッシュセールから梅雨時期にぜひ使いたい家電6選

梅雨の時期は、窓を開けて空気を入れ替えることもままなりません。部屋の中で快適に過ごすためには、部屋干しの洗濯物に使える乾燥機や除湿機などの家電があるといいですよね。そこで、楽天市場では掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを開催します。期間は6月1日午前0時~6月7日午前9時59分まで。梅雨の不快さを解消してくれるお得な商品が目白押しなので必見ですよ!

 

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[その1]

赤外線で床温度を測るエアコン

三菱電機
霧ヶ峰 MSZ-GE2217

セール価格3万9300円

三菱電機の「霧ヶ峰 MSZ-GE2217」は、床の温度まで測ってくれるセンサーを搭載したルームエアコン。床温度センサー“フロアアイ”によって、夏は足元を冷やしすぎず、冬は足元から温かくできます。除湿モードは好みに合わせて強・標準・弱の3つを選択可能。

 

【ここがポイント】

「冷房節電」設定時は、フロアアイが床温度によって“冷房”と“爽風”を自動で切り替えます。わざわざリモコンで操作しなくても快適な室温を保ってくれますよ。さらに内側の熱交換器には親水性コートが採用されているので、ドレン水が広がって油汚れをガード。清潔感をキープするため、本体の前面パネルも取り外してお手入れできます。

 

[その2]

「トリプル脱臭」でどんなニオイもスピード脱臭する加湿脱臭機

富士通ゼネラル
加湿脱臭機 PLAZION DAS-303E

セール価格1万9650円

独自の「トリプル脱臭」によって、ニオイの問題を3ステップで解決する「加湿脱臭機 PLAZION DAS-303E」。大容量吸着フィルターで強力脱臭後、残ったニオイもオゾンの力で脱臭します。最後に本体から消臭成分を放出するので、部屋干しの洗濯物やカーテンなどの布製品をはじめ、家具や壁紙に付着したニオイにも効果的。

 

【ここがポイント】

多くの悪臭に含まれる主要成分“アンモニア”に強い触媒を20%増量し、除去スピードも従来の脱臭機より格段に早くなっています。さらに脱臭力が甦る脱臭フィルターオートクリーン機能が搭載されているので、フィルターを交換する必要もありません。

 

[その3]

寝具に合わせて最適なケアをしてくれる布団クリーナー

レイコップ
ふとんクリーナー RS2-100J

セール価格2万9800円

レイコップの「ふとんクリーナー RS2-100J」なら、布団だけではなく枕やマットレスもケアしてくれます。新機能「ふとんケアコントロール」は、布団ブラシ、たたき、吸引力を寝具に合わせて最適な状態に設定。敷き布団モード・掛け布団モード・羽毛布団モードの3つを切り替えて、様々な寝具に使えます。

 

【ここがポイント】

吸引したハウスダストの量を感知して、標準フィルターを洗浄するタイミングをアラームで教えてくれる圧力センサーを搭載。コンパクトに収納できるスタイリッシュなデザインなので、寝室のインテリアとしても自然に馴染みます。

 

[その4]

下吹きルーバーで床面の湿気もしっかり除湿

三菱電機
衣類乾燥除湿機 MJ-P180NX

セール価格3万8500円

1日18Lというパワフルな除湿能力を誇る三菱電機の「衣類乾燥除湿機 MJ-P180NX」。本体の正面についた下吹きルーバーで、ふとんやカーペット、床面の湿気もしっかり除湿できます。市販のホースをつないで排水すれば、タンクの水を捨てる手間もありません。浴室のカビ対策や大量に洗濯した時など、この季節に大活躍すること間違いナシ。

 

【ここがポイント】

通常時はタンクが満水になるとアラームで知らせてくれますが、夜干しモードにすればアラームは鳴りません。さらに就寝時にもほとんど気にならない低騒音で運転するうえ、タンク満水時は送風運転に自動で切り替わります。

 

[その5]

軽量・コンパクトで持ち運びに便利なふとん乾燥機

アイリスオーヤマ
ふとん乾燥機カラリエFK-C2

セール価格8500円

アイリスオーヤマの「ふとん乾燥機カラリエFK-C2」は、軽くて小さいコンパクトなデザインが特徴。羽毛や綿、合成繊維など、対応する布団の種類も豊富です。温度センサー・サーモスタット・温度ヒューズといった安全装置がついているので、布団を温めすぎてしまう心配もありません。

 

【ここがポイント】

布団の乾燥はもちろん、衣類の乾燥も可能。付属の「くつ乾燥アタッチメント」を使えば、濡れた靴まで乾燥できます。布団にホースを入れるだけの手軽さや、シンプルな操作パネルも嬉しいポイント。

 

[その6]

スタイリッシュなデザインで1年中使えるタワー型ファン

小泉成器
ホット&クール ハイタワーファン KHF-1282

セール価格1万3800円

上下の吹き出し口にそれぞれ独立したファンを装備した「ホット&クール ハイタワーファン KHF-1282」。イスやソファに座っても、全身にまんべんなく風が届く設計です。温風と送風どちらにも対応しているため、季節を選びません。スタイリッシュなタワー型のファンなので、1年中部屋に置いても省スペースな点もうれしいポイント。

 

【ここがポイント】

人感センサーを搭載し、感知範囲から人がいなくなると約2分後に運転を停止。その後、人の動きを感知すると自動的に運転を再開します。リモコンも付属しており、本体上部にはリモコンホルダーも搭載。就寝時のタイマー機能を使えばさらに快適です。

 

提供:楽天市場

あお向け、横向けでも気持ちいいのはなぜ? 画期的な枕がレイコップの新ブランド「Sleex」から新発売

ふとんクリーナーで知られるレイコップ・ジャパンは、新たなレイコップのサブブランド「Sleex(スリックス)」の創設を発表。その第一弾となる新製品「Sleex Pillow by raycop」を4月26日より、一部の家電量販店およびレイコップ公式オンラインストアで発売します。価格は1万6200円。

 

仰向寝にも横向寝にも対応するため、場所に応じて柔らかさを最適化

「Sleex(スリックス)」は、「眠り(sleep)をさらに優れたもの(excellence)に」という想いから、寝具はもちろん睡眠環境をトータルにケアし、睡眠が持つ可能性を引き出すために、新たなレイコップのサブブランドとして誕生しました。その新ブランド、「Sleex」から発売されるのが、「Sleex Pillow by raycop」。仰向寝にも横向寝にも最適な枕です。スムーズな寝返りをサポートする高反発設計となっており、仰向寝はセンター部分を柔らかくして首への負担を減らし、横向寝はサイド部分で沈みにくく肩への負担が少なくなっています。

中材は「三次元網状構造体」シーコア(C-CORE3D)採用しており、通気性に優れ湿気がこもらず快適に使用することができます。また、トッパ―と3枚のシートの合計4枚の中材で構成されているため、好みの高さ(約40~85㎜)に調節することが可能。また、アウターカバー、インナーカバー、中材、すべて水洗いができるため、常に清潔に保つことができます。

↑中材の「三次元網状構造体」シーコア(C-CORE3D)

 

レイコップは、今まで培ってきた睡眠への知見とテクノロジーを活かし、世界初の「ふとんコンディショナー」を発売したばかり。今回、新たに「Sleex」を誕生させたことで、同社はより多面的に睡眠環境の改善を行っていくことになりそうです。その第1弾となる新製品、ぜひ、チェックしてみてください。

 

レイコップ

Sleex Pillow by raycop(SLPL-100JPIV)

●発売日:4月26日●価格:1万6200円●サイズ:約32×53㎝●素材:アウターカバー  ポリエステル100%、インナーカバー ポリエステル100%●中材:ポリエチレン100%

良質な睡眠、欲してませんか? 快眠をサポートする「Zzz」なアイテム4選

仕事などで高いパフォーマンス力を発揮するには、良質な睡眠が欠かせません。浅い眠りばかりが続くと、睡眠不足で思わぬミスをしてしまうことも…。そこで今回は、ぐっすり眠れる快眠グッズ4選を紹介します。快眠が習慣化すると体の調子も向上するので、この機会に自分の睡眠を見直してみては?

 

出典画像:プレスリリースより

 

快眠温度33度を保つ“ふとんコンディショナー”

出典画像:「レイコップ」公式サイトより

レイコップ
futocon(フトコン)
「futocon」は、“すっと寝れて、ぱっと起きられる”世界初のふとんコンディショナーです。寝床内の温度をコントロールして、理想的な睡眠環境を提供。同商品をセットすると、ふとんを快眠温度の33度に保てます。就寝時には「-1度」、目覚める時に「+1度」と温度を自動調節してくれる最新機能は見逃せませんよ。

 

<注目ポイント>
・世界初のふとんコンディショナー
・快眠温度といわれる33度をキープ
・除湿、脱臭、ダニ対策を行う「寝具ケアモード」
同商品はウイルスや菌を除去する「ホメスタイオン」を搭載。また除湿、脱臭、ダニ対策を行う「寝具ケアモード」も備わっています。快眠が手に入るだけでなく、マットレスやふとんなどを清潔な状態にしてくれるのがうれしいポイント。稼働時は「静音」なので、睡眠の邪魔になる心配はありません。

 

眠りやすい呼吸法をガイドする「スリープライト」

出典画像:プレスリリースより

ウェザリージャパン
Good Vibes(グッド バイブス)
なかなか寝付けない人に向けて開発された、睡眠ガイドスリープライト「Good Vibes」。同商品が発するライトの色に合わせて呼吸すると、体がリラックスして眠りやすい状態になります。ガイドに従って呼吸すればたった3分で眠りやすくなるとのこと。科学的にも証明された睡眠導入法です。

 

<注目ポイント>
・眠りやすくなる呼吸法を取り入れた“睡眠ガイドスリープライト”
・たった3分で眠りやすい状態に
・科学的にも証明された最も自然で効果的な睡眠導入法
同商品がとり入れている「4-7-8呼吸法」は、ヨガを参考にして開発されたもの。呼吸方法は、最初に4秒間空気を吸い込んで7秒間息を止めます。後は、8秒間かけてゆっくりと息を深く吐き出せばOK。「美肌」「アンチエイジング」にも効果があるそうなので、美容に関心のある女性におススメです。

 

安眠できる「胎児姿勢」になれる抱き枕

出典画像:プレスリリースより

MOGU×まくら
MOGU 胎児姿勢になれる抱き枕
「MOGU 胎児姿勢になれる抱き枕」は、抱いて眠ると自然に「胎児姿勢」になる睡眠サポートグッズです。胎児姿勢とは、生まれる前の赤ちゃんが母親のお腹の中で自然にとっているポーズのこと。最もリラックスできる自然な体勢だといわれていて、身体や心の緊張をほぐす効果があるそうです。

 

<注目ポイント>
・身体や心の緊張をほぐす「胎児姿勢」になれる
・抱き心地抜群の「球形フォルム」
・体にフィットする「パウダービーズ®」
デザインは抱き枕としては珍しい「球形フォルム」。中の素材には「パウダービーズ®」を使用していて、身体の動きに合わせて抱き枕の形が変わります。色は温かいココアのようなブラウンカラーを採用。どんな部屋にも合わせやすい色合いなのも嬉しいですね。

 

「音」「光」「香り」で快眠をサポート

出典画像:「Sleepion2」公式サイトより

cheero
Sleepion2(スリーピオン2)
「Sleepion2」は、脳から安らぎを与える快眠ツール。本体に備わっているスピーカーから「自然&胎内回帰サウンド」が流れて、睡眠中に癒しを届けてくれます。また「1/f」の光を放つライトやリラックス効果があるアロマなど、快眠をサポートしてくれる機能が満載。

 

<注目ポイント>
・睡眠中に癒しを届ける「自然&胎内回帰サウンド」
・鎮静効果がある100%天然の専用アロマリング
・アロマは「ラベンダー」「ヒノキ」「ゼラニウム」の3種類
100%天然の専用アロマリングは、「ラベンダー」に「ヒノキ」、「ゼラニウム」の3種類を用意。ヨガや昼寝に最適な「マインドフルネスモード」、仕事や勉強に集中できる「コンセントレーションモード」など睡眠以外にも役立つ機能を搭載しています。コンパクトなサイズなので、置き場所にも困りませんよ。

ふとんクリーナーでおなじみ「レイコップ」の新提案! ふとコンで快眠新習慣を

仕事の質と効率を上げるには、睡眠が不可欠。だが、多忙ななかで十分な睡眠時間を確保するのは難しい。そこでオススメなのが、睡眠の質を向上するレイコップの新ソリューション。GetNavi統括編集長・野村が使用感を検証した!

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【私が解説します】
本誌統括編集長・野村純也――
多忙ななかでも“睡眠”に人一倍気を使うアラフォー。空調や寝具にもこだわりを持っている。

 

寝床内の温度をコントロールし深く快適な眠りに導く!

日本人の睡眠時間は世界でもトップレベルで短い。特に、近年はPCやスマホの普及で、睡眠の質がより悪化。こうした状況は、仕事の効率にも悪影響を及ぼす――。レイコップの“ふとコン”は、そんな睡眠環境の改善が期待できるアイテム。統括編集長は、その革新性をこう語る。

 

「室内でなく寝床内の温度を制御する発想が斬新。医学研究によれば人の快眠に最適な温度は33℃±1。本機はエアマット内のセンサーで33℃±1をキープし、夜中に目覚めにくい快適な眠りが得られます」

 

さらに、人は眠りに入ると深部体温が下がり、目覚めるときに上がるという性質に着目。入眠のタイミングで寝床内の温度を徐々に下げ、起きる時刻が近づくと徐々に上げる。
「ふとん内はほんのり温かく、すっと眠りに入れました。起床時も身体が勝手に目覚める感じ」

 

エアマットは高反発かつ通気性のいい新素材を採用。体圧を分散し、睡眠中の負荷を減らしている。

 

「これなら短時間でも良質な睡眠が得られ、スッキリした頭で仕事に取り組めそう。ふとんクリーナーとダブル使いしたい!!」

 

 

「33℃±1キープ」と「寝返りしやすさ」「通気性」が良質な睡眠のカギ!

【快眠Point1】
入眠時・睡眠中・起床時に合わせて細かく温度調節

睡眠状況に合わせて寝床内の温度を細かく調節。入眠時は体温と一緒に徐々に温度を下げ、スムーズな寝付きへと誘導。睡眠中は寝床内の温度を33℃±1に保ち、深い睡眠を維持する。また、起床時は徐々に寝床内の温度を上げて、すっきりした目覚めへと誘導する。

20180221_102-103実005jitsu↑エアマット内に搭載されたセンサーが寝床内の温度を検知。この情報に基づき、風量とヒーターの発熱を調整する

 

20180221_futon01↑通常のマットレスは入眠時は冷たく、睡眠中は暖か過ぎて快眠の邪魔に。本機は状況に合わせて最適な温度調整が可能

 

 

【快眠Point2】
高反発エアマットで体圧分散し寝返りをラクに

エアマットは東洋紡と共同開発した三層構造体「エアスペーサー®」を採用。高反発設計で体圧をしっかりと分散させ、身体が沈み込まずに寝返りをラクに行える。環境温度が高くても硬さを保持。通気性にも優れ、送風機能との組み合わせで睡眠中にかいた汗を発散する。

 

20180221_102-103実airspacer↑(上から順に)身体をソフトに包み込むフィット層、圧力を厚み方向に拡散するリレー層、身体をしっかりと支えるサポート層の三層構造だ

 

 

【快眠Point3】
50℃以上の温風とホメスタイオンで寝具を除湿・除菌・ダニ対策

エアマットを清潔に保つ「寝具ケア機能」も搭載。120分間、50℃以上の温風とホメスタイオンを送り込むことで、ダニ対策・除湿・除菌・脱臭まで行う。ちなみに「エアスペーサー®」は、シャワーなどを使って水洗いすることも可能。お手入れが簡単なのもうれしい。

 

ion↑「寝具ケア機能」では、レイコップが独自開発した「ホメスタイオン」が、エアマットに付着した菌やウイルスを除去。悪臭も取り除く

 

 

【製品情報】

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レイコップ
ふとんコンディショナー
FCST-100
実売価格:13万8240円(税込)

SPEC●定格消費電力:970W(寝具ケア)、22~570W(睡眠ケア)●コード長:3m●エアマットサイズ:W1010×L1980×D45mm●本体サイズ/質量:W463.5×H526.5×D223.5mm/7.2㎏

20180221_102-103実004_raycop25254↑送風口を本体下部に配置。ベッドの場合はフロントカバーを上下ひっくり返して、送風口を上向きにして使える

 

 

撮影:高原マサキ(TK.c)

 

【お問い合わせ】

レイコップ>>>https://www.raycop.co.jp/
レイコップお客様サポートセンター:TEL 0120-363612

このスペシャルな寝心地…ほしい! 「極上の寝床」を作る新家電「ふとコン」が鮮烈デビュー

ふとんクリーナーの草分けとして知られるレイコップから、まったく新しい家電が発表されました。その名は「ふとんコンディショナー」、略して「ふとコン」。ベッドにセットすることで、睡眠ケアと寝具ケアができるアイテムということですが、発表会に行くまで、筆者はピンとこないな~と思っていました。しかし、発表会が終わったあとに、評価は一変。それは、実際にその魅力を味わってしまったから。以下で、簡単にレポートしていきましょう。

↑ふとんコンディショナー FCST-100↑ふとんコンディショナー FCST-100

 

ふとんクリーナー以外の市場に進出する第一歩が「ふとんコンディショナー」

まずは発表会の冒頭、本機の発売の意図について、レイコップ・ジャパンの呉主熙(オ・ジュヒ)氏が次のように語ってくれました。

 

「当社は、国内だけで約500万台の販売実績を誇っています。レイコップが作り上げたふとんクリーナー市場はある程度成熟したため、新たにビジネスの拡大という課題も生まれ、新しい市場に目をつけることになりました。ふとんコンディショナー以外にも、より多くの方々の健康な暮らしを実現できるような、新しいカテゴリーの製品のリリースを次々と計画しています」

 

なるほど、ふとんクリーナー市場は他メーカーが続々と参入して飽和状態。ならば、新たなカテゴリーに打って出る。そして、今回のふとんコンディショナーは、その記念すべき第1歩ということですね。

↑レイコップ・ジャパンのマーケティング課の課長、呉主熙氏↑レイコップ・ジャパンのマーケティング課の課長、呉主熙氏

 

↑↑メーカーは略称の「ふとコン」推し。「太めのコンパニオン」「太いコンニャク」などを連想させるかわいらしい略称です

 

深い眠りでは脳が仮死状態になって老廃物を押し出す

次に、医療法人みなとみらいの理事長で睡眠の専門家・田中俊一氏が登壇。本機の紹介とは少し外れますが、睡眠とは何か、興味深いお話を披露してくれたので、以下で紹介します。

↑医療法人みなとみらいの理事長、田中俊一氏↑医療法人みなとみらいの理事長、田中俊一氏

 

「脳のニューロン、神経細胞は、ほかの細胞と違い、生まれてから死ぬまでほぼ同じ細胞が活動を続けていて、記憶の一貫性を保っています。そのぶん、脳の細胞は毎日特殊な活動がないとダメ。その活動が、徐波睡眠(じょはすいみん)という深い眠りです。徐波睡眠では神経細胞が電気活動をしないので、ほとんど仮死状態になり、細胞自体がシュリンク(縮む)します。そのとき、アミロイドβ(ベータ)たんぱく質など、細胞にたまっている老廃物質を細胞外に押し出すことで、脳が毎日リフレッシュするわけです。これは、細胞自体が(パソコンでいう)CPUを回復するようなイメージ。

 

これに対して、浅い眠りのレム睡眠の場合は、脳のなかからシグナルが出て活動します。このとき、脳は神経ネットワークのつながりを試しているともいえる状態。このときにいらないメモリー(一時記憶)を削除し、必要なものを定着させます。この2つの種類の睡眠を繰り返すサイクルが5回(1サイクル1時間半×5回=7時間半)ないと、脳は翌日に元気になれない、ということになります」

↑↑脳波を示したグラフ。多くの細胞が起きている覚醒時には細かい波になり、眠りが深いほど大きな波になります

 

夜間は体温調節の機能が落ちるので、中途覚醒に注意

深い眠りでは脳が仮死状態になって老廃物を排出し、浅い眠りでは、ネットワークをテストしつつ記憶の選別を行う。これを繰り返すのが睡眠というわけです。続いて、就寝中の自律神経のはたらきに触れ、田中氏は「ふとコン」の意義について語ってくれました。

 

「睡眠中、脳の細胞は眠りますが、自律神経は起きていて、心拍・呼吸を調節します。体温の調節も同様に行われますが、夜間にはその機能が非常に悪くなる。寝始めは快適でも、寝汗をかかれて朝方に目が覚めた方も多いでしょう。寝床内の温度が適性でないと、寒くなったり熱くなったりして、中途覚醒を起こすことがあるんです。その点、レイコップさんの『ふとコン』を使わせてもらったところ、明け方も同じ寝床内温度を保てるのが非常にいい。中途覚醒を起こしにくいという印象を抱いています」

 

なお、中途覚醒などで睡眠不足が重なると、いわゆる「睡眠負債」に陥り、脈拍が速くなって血圧が高くなるとのこと。必然的に重大な病気のリスクが高まるわけですね。

↑↑「ふとコン」の「睡眠ケアモード」の温度コントロールのイメージ。寝床内を快適な温度を保つことで、中途覚醒を防ぎます

 

センサーの情報をもとに、自動で風量と温度を調節

では、睡眠のためになる話と「ふとんコンディショナー」のメリットを聞いたところで、改めて製品を見ていきましょう。本機は送風を行う本体と、本体から送風された空気を通すマットレス「エアマット」がセットになったもの。

20180223-s3-(19)↑「ふとんコンディショナー」はエアマットと本体のセット

 

通常はマットをベッドのマットレスの上に敷き、本体をベッドの足元、または脇に置いて使用します。用意するモードは「睡眠ケアモード」と「寝具ケアモード」の2つ。「睡眠ケアモード」は、センサーの情報をもとに、本体が自動で風量と温度を調節することで、快眠に最適な33℃±1をキープ。また、入眠時には寝床内温度を徐々に下げることでスムーズな入眠を促し、起床時には、寝床内の温度を徐々に上げることで、すっきりした目覚めを導くといいます。

 

一方、「寝具ケアモード」は、同社のふとんクリーナーの最上位機種「レイコップRN」の技術を応用してマットを清潔に保つ機能。120分間、50℃以上の温風とホメスタイオン、および脱臭オゾンを送り込むことで、ダニ対策・除湿・除菌・脱臭まで行います。

↑↑本体上部にある操作パネル

 

↑「寝具ケアモード」のテストでは防ダニ率99.9%、除菌率99.9%、脱臭率90%を達成↑「寝具ケアモード」のテストでは防ダニ率99.9%、除菌率99.9%、脱臭率90%を達成

 

通気性抜群のエアマットとの相乗効果で睡眠中の汗を発散

そして、上記機能の実現に必要不可欠だったのが、東洋紡と共同開発した「エアマット」。こちらは新開発の三層構造体「エアスペーサー」を使用することで、なんと、その96%が空気の層でできているといいます。その抜群の通気性、本体からの送風の効果が相まって、睡眠中の汗を効果的に発散。さらに、体をあらゆる方向から支えて体圧を分散させ、高反発設計がスムーズな寝返りをサポートするそう。

 

つまり、「ふとコン」とは、室内の温度や体温にかかわらず、常にふとんの中の温度を睡眠に最適な温度にキープしくれる、めちゃくちゃ寝心地のいいマットということですね。

20180223-s3 (12)↑こちらがエアマット。付属のカバーのほか、別売で夏掛け用のカバーも用意するとのこと

 

↑こちらが「エアスペーサー」。上から順に、身体をソフトに包み込むフィット層、圧力を厚み方向に拡散するリレー層、身体をしっかりと支えるサポート層の三層構造となっています。こちらに使用されているのはペルプレンという素材で、新幹線のグランクラスにも使用されている高機能素材とのこと↑こちらが「エアスペーサー」。上から下に向かって繊維が大きくなっています。上から順に、身体をソフトに包み込むフィット層、圧力を厚み方向に拡散するリレー層、身体をしっかりと支えるサポート層の三層構造。使用されているのはペルプレンという素材で、新幹線のグランクラスにも使用されている高機能素材だとか

 

空気の流れが感じられ、サラッとしていて気持ちがいい

実際に寝てみると、寝た瞬間に違いがわかりました。イメージとしては、やや固めの泡のかたまりの上に寝ているような感覚。マットと身体が接する部分で、わずかに空気がもれ出ている感触を感じます。かといって、寒いとかスースーして落ち着かないという印象もなく、サラッとしていて実に気持ちがいい。温風が出るとのことで、夏はどうかな…? と思っていたのですが、少し涼しく感じるくらいで、この感触ならまったく問題はなさそう。マットは柔らかすぎず、固すぎず、ちょうどいいコシがあって、肩を下にしても痛くありません。ウチで使っているせんべいぶとんと比べ、その違いは衝撃的でした。このままだと、一瞬で眠ってしまいそう。…これは…欲しい……。

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ただ、少し惜しいなと思ったのが、開始時刻と起床時刻を設定しなければ作動しないこと。寝る時間は日によって違いますし、いつもより早起きするときもあるでしょう。そんなときは、「いまから○時間」という形で選べるモードがあればラクなのに、と思いました。あとは1晩で約50円かかるという電気代か……(「寝具ケアモード」も電気代は約50円かかります)。

 

あの特別な寝心地で眠ってみたい! と思わせてくれるアイテム

とはいえ、本体価格13万8240円の本機を求める方なら、良質な睡眠が手に入って電気代1か月1500円なら許容範囲でしょう。何より、あの特別な寝心地は、ほかでは決して手に入らないはず。三層構造体「エアスペーサー」も本機のための完全オリジナルだといいますし、開発に2年半かけたというのもダテではありません。

 

というわけで、ちょっと本機が欲しくなった筆者は、発表会の帰り道、ウチに入れたらどうなるだろう? と考えました。…ベッドがなくても、敷きふとんとして使えるそうだから、ウチにも入るな……。部屋が狭小だからふとコンで占領されるけど、快適に眠れるのなら……汚してもカバーやマットは洗えるし。…あっ、『ふとコン』って言っちゃった(考えちゃった)! …もちろん、本当の効果は実際に眠ってみなければわかりませんが、とにかく、いろいろと想像がふくらむ楽しいアイテムでした。

↑敷きふとんのようにすれば和室でも使えます↑敷きふとんの上に敷いて使うことも可能です

 

「シエスタ」を公認してくれる企業を募集し↑製品の発売を記念し、「企業公認シエスタプロジェクト」もスタート。「シエスタ」(昼寝)を公認してくれる企業に「ふとコン」を無料提供してくれるそうなので、あなたも上司に提案してみては?

 

↑ふとんコンディショナー FCST-100

レイコップ

ふとんコンディショナー FCST-100

●発売日:2月23日●実売予想価格:13万8240円●エアマットサイズ/質量:W1010×L1980×D45㎜/5.4kg●本体サイズ/質量:W463.5×H526.5×D223.5㎜/7.2㎏●モード:寝具ケア、睡眠ケア●定格消費電力:970W(寝具ケア)、22~570W(睡眠ケア)●コード長:3m

このプレゼンで心が動かない人っている? 妻が夫にふとんクリーナーを買わせた一部始終

ふとんクリーナーのパイオニア、レイコップ。その歴代モデルのなかでも、特に「使いやすい」と評判となっているのが、今年の6月に発売された最新モデル「レイコップRN」です。そんな本機に熱い視線を送る人妻がひとり。それが、本サイト編集長・山田佑樹の妻、舞。彼女はこの「レイコップRN」を手に入れるべく、かつて現役時代に培ったプレゼンスキルを発揮して、購入に反対する夫の説得を試みます。データを武器に、相手の逃げ道を奪い、心を奪う鮮やかな手口とは? いま、絶対に見逃せない戦いが始まる!

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【登場人物】

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山田 舞(やまだ・まい)

品川区在住の主婦。結婚前は広告代理店に勤務しており、データを駆使したプレゼンを得意としていた。

 

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山田佑樹(やまだ・ゆうき)

GetNavi web編集長。納得しない物事には抵抗を示す頑固な一面を持つ。

 

「古いレイコップで十分」と「RN」の購入を渋る夫の説得を開始!

 

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(ネットで見つけた上の動画を見て)…ああ、ほしいわ~この「レイコップRN」。でも、勝手に買うとダンナがブーブー言うのよね。というか、説得してダンナの予算で買わせたいわ~……。なにかいい方法ないかしら? そうよ、プレゼンよ! プレゼンでプレゼントをゲットよ! 私のプレゼンスキルを駆使して、ダンナに「RN」を買ってもらうのよ!

なにやら準備を始める舞。そして数日後……

 

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……何、改まって話って?(……ヤバい、あのことバレたかな?)
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我が家には何かが足りないと思わない?
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……突然なに? ……えっと、カルシウムとか?
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…違うわよ。ふとんの清潔感よ。
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実は私、コレが欲しいの。ふとんクリーナーのパイオニア、レイコップの新商品の「レイコップRN」よ! 買ってもいい?


↑レイコップRN(画像クリックで製品情報ページにジャンプします)

 

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イヤイヤ、レイコップなら古いのを持ってるじゃん! まだ動くんだし、そっち使えばいいでしょ! それよりオレ、ラクして腹筋が割れるやつ、ほしいんだよね。
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……あんた、誰にモテようとしてるの? ま、いいわ。「レイコップRN」のスゴさを知れば、きっとあなたも欲しくなるから。これを聞いて考えが変わらないようだったら、私もあきらめる。
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じゃあ、納得できなかったら、おなかが割れるやつ買ってよ。
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それだけはイヤ。だけど、まずはどれだけレイコップが人気か、知ってほしいの。
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レイコップは国内累計出荷台数450万台以上(※1)、「メーカー数量シェアNO.1」(※2)を誇る人気シリーズなのよ!
※1:2016年12月時点 ※2:2016年1-12「クリーナー」より「ハンディクリーナー」を抽出。メーカー別 販売数量シェア 全国有力家電量販店の販売実績を集計/Gfk Japan調べ

 

まずはレイコップ史上「最小・最軽量」をアピール!

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それは確かにすごいけど……
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そんな大人気のレイコップなんだけど、なかでも「レイコップRN」はレイコップ史上もっとも「使いやすい」と言われているの。「レイコップRN」のスゴいところ1つ目は、「最小・最軽量」よ!
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え、どれくらい軽くなったの?
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下の資料を見て。本体重量は1.90kgと断然軽いの! 前モデル「LITE」との差は50gだけど、中位モデル「レイコップRS2」と比べると500gも軽いのよ。これだけ軽ければ、掃除も楽しくなると思わない?

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うわっ、この資料自分で作ったの?(…スゴイ。ちょっと悔しい) …なるほど。毎年体重が増え続けている誰かさんとは大違いだな。
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…ぶっとばすよ。
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……。
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…それにただ軽くなっただけじゃなくて、ハンドルの長さ・太さ・位置を改良して持ちやすくし、さらに本体の重心を下げることで、スムーズにふとんの上で動かせるようになっているの! ふとんの吸い付きも抑えているから、かる~い感触で、気持ちよく掃除できるってわけ。

製品情報の詳細:

 

新開発のブラシなどの効果でハウスダスト・花粉の除去効率が向上

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なるほど、こまめに掃除するなら、少しでも軽くて腕に負担がかからないほうがいいもんね。でも、本体がコンパクトだと、パワー不足で髪の毛やハウスダストがなかなか取れないんじゃない?
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良い質問ね。でもそこはノープロブレム。下の図を見て。「レイコップRN」はハウスダスト・花粉除去効果も従来モデルよりアップしてるの!

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へえ、なんでそんなに性能がアップしたの?
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新開発された「フィンパンチブラシ」がスゴいのよ。生地へのダメージを抑えながら、たたき回数も従来モデルの約3300回/分から約1万8000回/分にアップしているわ!

↑新開発「フィンパンチブラシ」が、取りにくい髪の毛やペットの毛までしっかりキャッチ。弾力性・摩耗耐性に優れたラバー素材で、ふとんの生地を傷めにくくなっています↑新開発「フィンパンチブラシ」が、取りにくい髪の毛やペットの毛までしっかりキャッチ。弾力性・摩耗耐性に優れたラバー素材で、ふとんの生地を傷めにくくなっています

 

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ええっ、1分間で1万8000回!? それじゃダニもかわいそう……。
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なんでダニ目線なのよ……。
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しかも吸引口の幅が従来モデルと比べて約20%拡大し、165mmに広がっているの。1度にかけられる範囲も広がって、短時間で効率よく掃除できるわけ。そうなれば、夕食のおかずを一品増やす余裕ができるかもよ?

UVの効果で掃除をしながら除菌もウイルス除去もできる

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(それはいいかも…イヤ威厳を示すんだ、オレ!)…でも、どうせ新しく買い替えるなら、レイコップじゃなくても良くない? 吸引力重視のモデルを選んだら?
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レイコップじゃなきゃダメなの! 下の図を見て。レイコップにはすべての機種に独自技術「光クリーンメカニズム」を搭載していて、UVランプで紫外線(UV-C)を照射して除菌とウイルスの除去ができるの。

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ええっ、それはスゴイ! 掃除をしながら除菌もしてくれるなんて一石二鳥だね。
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でしょ? どうせならキレイなふとんで寝たいと思わない?

↑レイコップRNを下から見た図。緑色の「フィンパンチブラシ」でハウスダストをたたき出し、中央のUVランプで除菌も同時に行います↑レイコップRNを下から見た図。緑色の「フィンパンチブラシ」でハウスダストをたたき出し、中央のUVランプで除菌も同時に行います

製品情報の詳細:

 

睡眠のプロも効果的なふとん専用クリーナーの活用をオススメ

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なるほど。「レイコップRN」がスゴいのはよくわかったよ。だけど、そもそもふとんを清潔にすることってそんなに重要かなぁ? 寝ちゃえば気にならないし、寝てる時間よりも起きてる時間のほうが大切じゃない?
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それ、その考え方が問題なのよ! 残念ながらあなたは「睡眠負債」を抱えやすいタイプね。
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ええー!? 今月もお小遣いピンチなのに、そのうえ睡眠負債!? ……っていうか、睡眠負債って何?
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簡単に言うと睡眠不足の蓄積ね。これがすっごく危険なの。睡眠に関する著書も数多い睡眠コンサルタント、友野なおさんのコメントを読んだらわかるわ。

【睡眠コンサルタント 友野なおさんのコメント】

「睡眠負債」が続くとあらゆる面でネガティブな要素が表れる

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「睡眠負債が続くと、心身の健康が蝕まれます。具体的には、ガンや脳梗塞、心筋梗塞といった重大な病気のリスクを高めるほか、精神面にも大きな影響が。睡眠不足とうつ病は相関関係があるうえ、意欲の低下、モラルの低下、感情の抑制が利かなくなるなど、あらゆるネガティブな要素が表れてきてしまうんです」(友野さん)

 

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ううむ、寝不足を甘く見ると怖いんだね。オレも平日は仕事の準備、休みの日はゲームや映画でついつい夜更かししちゃうもんなぁ。睡眠時間が足りていない自覚はある……。
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でしょ? だからこそ、睡眠の「量」だけじゃなく、「質」が重要になってくるのよ。友野さんのコメントの続きを見て。

【睡眠コンサルタント 友野なおさんのコメント 続き】

「安心・安全」と思える環境作りにはふとんクリーナーがオススメ

「ふとんにハウスダストが付着していると、アレルギーの原因にもなり、結果として睡眠を阻害する可能性も。また、起きているときは⿐呼吸で⿐⽑がフィルター代わりになり、ハウスダストから身体を守ろうとしてくれますが、寝ている間は⼝呼吸になっている方が多く、影響が出やすくなります。あらかじめハウスダストをしっかり取り除くことが重要ですね。

 

また、質の高い睡眠のためには睡眠環境が『安心・安全である』と自分で『思える』ことが重要。そのためには、ふとん専用に特化し、効率よくハウスダストを除去するふとんクリーナーを活用するのがオススメです」(友野さん)

 

ついに「RN」の必要性に納得。家族のため導入を決断する!

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そうか、ハウスダストや花粉、ウイルスを取り除いて清潔なふとんで寝ることが、睡眠の質を高めて、体と心の健康を守ってくれるんだね。
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そういうこと! あとは、私たちの娘のことも考えて。特に赤ちゃんや子どもは免疫力が低いうえに、睡眠中に体温が下がるとさらに免疫力も低下するの。特にふとんは、アレルギーの原因となるダニが繁殖しやすい環境だし、だからこそ清潔に保つのが大人の責任じゃないかしら。
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……うん、「レイコップRN」が家族に必要な理由がよくわかったよ。毎日ふとんを外に干すなんてとても無理だし、掃除がしやすくなって君と娘が健康になるなら、喜んで僕が買おう!
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本当? うれしい……ありがとう! なんだか頼もしいわ!!
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……あと、ついでにラクしておなかが割れるやつも買っていい?
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それはダメ! 地道に腹筋して下さ~い。
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そんなぁ~。

…こうして、「レイコップRN」を使い始めた山田家。清潔な睡眠環境を手に入れて、家族一緒に眠る寝室が一番の幸せな場所になったそうです。めでたし、めでたし。

 

【今回紹介した製品はコチラ!】


↑画像クリックで製品サイトにジャンプします

レイコップRN

6月発売の「レイコップ」シリーズ史上最少・最軽量を誇る、新エントリーモデル。パワフルな「フィンパンチブラシ」を新搭載。空気を逃がすフロントグリルを上部に設置し、吸引力を維持しながらふとんに密着し続けるため、これまでよりもスムーズにハウスダストを除去できます。カラバリは「ピュアホワイト」と、「シルキーピンク」の2色。

SPEC●紫外線(UV-C)ランプ:8W●たたき:毎分1万8000回(フィンパンチブラシ)●吸引幅:165mm●サイズ/質量:W290.4×H149.6×D371.4mm/1.90kg

 

撮影(人物)/福永仲秋(ANZ)