レグザ初の4Kレーザープロジェクター!高画質かつ、ジンバル構造により設置場所を選ばない

TVS REGZAは、同社初となる4Kレグザレーザープロジェクター「RLC-V7R MAX」と「RLC-V7R」を、4月25日以降に順次発売します。RGB3色レーザー光源を搭載し、高画質・高音質を実現。ジンバル構造の採用により、設置場所の自由度を高めた点が特徴です。

記事のポイント

ジンバル構造と、光学ズーム対応により、設置場所の自由度が高い製品。画面サイズや画質について妥協せず、美しい映像を大画面で楽しめます。

 

「RLC-V7R MAX」「RLC-V7R」ともに、光源に日亜化学工業製のRGB3色レーザーを採用。DLP方式の投写システムと組み合わせることで、鮮やかで美しい映像を実現しています。「RLC-V7R MAX」は最大輝度約3000ルーメン、「RLC-V7R」は最大輝度約2000ルーメンを誇り、BT.2020面積比で約110%の広色域と約98%のカバー率を達成しているとのこと。

HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Visionといった規格にも対応し、映画やドラマ、ゲームなど、様々なコンテンツを高画質で楽しめます。

 

「RLC-V7R MAX」は2.1chスピーカー搭載で迫力あるサウンド

上位モデルの「RLC-V7R MAX」は、実用最大出力40Wの2.1chスピーカーシステムを搭載。Dolby Audio およびDTS Virtual:Xにも対応しており、迫力のあるサウンドで映像への没入感を高めます。一方、「RLC-V7R」も実用最大出力20Wの2.0chスピーカーシステムとパッシブラジエーターを搭載し、クリアで臨場感のあるサウンドを提供するといいます。

 

ジンバル構造で自由な設置が可能

両モデルともに、設置場所の自由度を高めるジンバル構造を採用。左右360度、上下約135度の範囲で角度調整が可能です。さらに、自動台形補正、自動フォーカス調整、自動障害物回避、目の自動保護機能、壁面色自動補正など、多彩な自動補正機能を搭載。プロジェクターの設置に不慣れでも、最適な映像を簡単に楽しめます。

 

Google TV搭載で豊富なコンテンツを楽しめる

Google TVを搭載しているため、Netflix、Prime Video、YouTubeなどの動画配信サービスを、大画面で手軽に満喫できます。また、デジオンの「DiXiM Play」アプリを使用すれば、家庭内ネットワークに接続されたレグザ(テレビ)のタイムシフトマシン録画や通常録画番組なども視聴可能です。

 

TVS REGZA
レグザレーザープロジェクター「V7Rシリーズ」
RLC-V7R MAX
参考小売価格:37万4000円(税込)
発売日:4月25日

RLC-V7R
参考小売価格:29万7000円(税込)
発売日:5月中旬

あいまいな指示でも、生成AIがおすすめ作品を表示!「レグザ インテリジェンス」搭載の4K有機EL/Mini LED液晶テレビ

TVS REGZAは、AI技術とセンシング技術を融合させた「レグザ インテリジェンス」を搭載した4Kレグザの最新モデルを発表しました。タイムシフトマシン4K有機ELレグザ「X9900Rシリーズ」と、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z970Rシリーズ」を筆頭に、全4シリーズが4月18日より順次発売されます。

記事のポイント

昨今、AI技術の活用が多分野に進出しています。コンテンツが多すぎて、「見るべきものに迷う」時に気の利いたアシストをしてくれそうな機能が搭載されています。さらなる高画質化にも余念のない製品です。

 

「レグザ インテリジェンス」は、AI技術を活用することで、コンテンツ視聴における没入感と快適性の向上を目指した新機能です。

 

特に注目は、Googleの生成AI「Gemini」と連携した「レグザAIボイスナビゲーター」。これにより、あいまいな言葉でも、文脈を理解した上で適切なコンテンツを提案してもらえるようになります。例えば、「最近話題のドラマ」と話しかけるだけで、トレンドや個人の好みに合わせたおすすめ作品が表示されるといった具合です(対話形式への対応は2025年夏にアップデートで対応予定)。

 

高画質を妥協なく追求

新モデルでは、映像の美しさも進化しています。

X9900Rシリーズ(65V型、55V型)

新開発の高輝度広色域RGB4スタック有機ELパネルを搭載し、従来比約1.3倍の輝度向上と約1.1倍の色域拡大を実現しているとのこと。低反射ARコートも採用し、外光の映り込みを抑え、引き締まった黒と鮮やかな色彩を両立しています。

 

Z970Rシリーズ

従来比約1.3倍のエリア分割数を誇るファインMini LED液晶パネルを搭載。ワイドアングルシートとの組み合わせで、高コントラストかつ広視野角な映像を提供するとのこと。

 

Z770Rシリーズ

新開発の4K Mini LEDバックライトにより、ピーク輝度が従来比約2倍に向上。エリア分割数も従来比約2倍となり、黒の表現力がさらに強化されています。

 

Z670Rシリーズ

全面直下型高輝度LEDバックライトを新たに採用し、鮮やかな映像を映し出します。

 

視聴体験をさらに向上させる機能がいくつも

高画質化技術に加え、新レグザには様々な便利機能が搭載されています。

 

・AIシーン高画質PRO(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ):夜景や花火、ライブシーンなどをAIが認識し、最適な画質に自動調整。

 

・ネット動画ビューティPRO(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ):ネット動画特有の圧縮ノイズやバンディングを抑制し、なめらかで自然な高画質に。

 

・ナチュラルフェイストーンPRO(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ):AIが顔領域を検出し、肌色を自然な色合いに補正。

 

・地デジAIビューティPRO(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ):地上デジタル放送のノイズを低減し、クリアな映像を再現。番組テロップまでもくっきり表示します。

 

・レグザAI快適リスニング(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ、Z770Rシリーズ、Z670Rシリーズ):コンテンツの音声成分をAIが認識し、音声と環境音のバランスを整えて人の声を聴き取りやすく調整。

 

その他、下記のような特徴があります。

 

・イマーシブサウンド360 PRO(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ):独自開発のオーディオポストプロセッサーにより、臨場感あふれる立体音響を実現。
・タイムシフトマシン(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ:地上デジタル放送につき、最大6チャンネルの番組を録画可能。「おまかせ録画」にも対応。
・ダブルウィンドウ(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ、Z770Rシリーズ、Z670Rシリーズ:2つのコンテンツを同時に表示可能。
・みるコレ(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ、Z770Rシリーズ、Z670Rシリーズ:好みのタレントやテーマに関連する番組やシーンを自動検索。
・新リモコン(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ、Z770Rシリーズ、Z670Rシリーズ:ネット動画サービスへのダイレクトボタンや、使用頻度の高いキーを配置し操作性を向上。
・充実したゲーミング機能(X9900Rシリーズ、Z970Rシリーズ、Z770Rシリーズ、Z670Rシリーズ:4K/144p入力、ALLM、VRRなどに対応し、快適なゲーム体験を提供。

 

■ラインナップと発売時期

商品名 シリーズ名 形名 サイズ 価格 発売予定
タイムシフトマシン
4K有機ELレグザ
X9900R
シリーズ
65X9900R 65V型

オープン価格

5月23日
55X9900R 55V型
タイムシフトマシン
4K Mini LED
液晶レグザ
Z970R
シリーズ
85Z970R 85V型
75Z970R 75V型
65Z970R 65V型
4K Mini LED
液晶レグザ
Z770R
シリーズ
75Z770R 75V型 4月18日
65Z770R 65V型
55Z770R 55V型
4K液晶レグザ Z670R
シリーズ
50Z670R 50V型
43Z670R 43V型

 

【西田宗千佳連載】テレビも生成AIで進化する!?

Vol.147-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はCESで発表された新規格「HDMI2.2」とテレビの超大型化の話題。価格面だけでなく設置の課題もあるが、今後も大型化は進むのか。

 

今月の注目アイテム

TVS REGZA

REGZA 85E350N

実売価格28万6000円

↑85V型の4K液晶エントリーモデル。全面直下型LEDモジュールを採用し、鮮やかかつ高精細な映像表現を可能にする。好きなタレントの出演番組もすぐに見つかる「ざんまいスマートアクセス」などで快適に視聴できる。

 

テレビは過去、新規格と放送規格の変化によって進化してきた部分がある。放送のデジタル化に合わせて薄型で高解像度のテレビが産まれ、伝送のデジタル化でHDMIが産まれた。新しい環境に適応するために“新しい価値のあるテレビ”への買い替えが発生してきた、とも言える。

 

日本で次の地上波規格が導入される時期は決まっていないが、2030年頃には始まっている可能性が高い。だが解像度は現在の4Kまでで、テレビを買い替えずに対応する方法もある。コンテンツも映像配信から供給される割合が増えている。地上波がなくなることはないが、放送への依存度が減る可能性は高い。

 

過去、テレビは画質・音質向上を軸に進化してきた。今後も重要であることに変わりはないが、どこまでも画質が上がり続けるわけではなく、新しい付加価値は必要になってくる。

 

そこで各社が模索しているのが「コンテンツ発見機能の強化」だ。いまはリモコンを操作してサムネイルから探しているが、面倒であることは間違いない。理想は、“テレビの前に来たら自分にあったもの、いま観たいものを提示してくれる”形だろう。

 

そうした理想の実現のためには2つ重要な点がある。

 

まず、コンテンツをより多彩な観点で分析し、自分が見たいものを勧めてくれる機能。これには生成AIの導入が有望と見られている。TVS REGZAは「今後発売を予定しているテレビを想定した機能」として、音声で生成AIに「おすすめの番組をたずねる」機能を開発した。またGoogleも、同社の生成AI「Gemini」をGoogle TVに搭載し、コンテンツのおすすめに使う計画を立てている。

 

次が個人認識。番組のレコメンド機能はいまもあるが、テレビの場合、機器に登録されたアカウントと「見ている人」がイコールであるとは限らない。テレビではアカウントを手動で切り換えることは少ないし、家族など複数人で見ることも多いからだ。

 

テレビにカメラを組み込めば、“見ている人が誰か”“何人で見ているのか”を判別することはできる。しかし、カメラを搭載するのは“リビングが監視されている”ように感じられて落ち着かない……という人もいる。

 

そこで現在、TVS REGZAが検討しているのは「ミリ波」を使う手法だ。微弱な電波を当てて帰って来る波を検知するのだが、これの場合、顔までは分からない。しかし、“大人か子どもか”“男性か女性か”くらいは分かる。結果として、家族の誰かを判別することは可能で、「テレビでのレコメンド精度アップ」と「プライバシー配慮の両立」が可能になる。

 

これらの要素は、テレビでの「広告」価値を高めるためにも有効だ。過去の放送のように流しっぱなしの広告ではなく、見ている人や世帯に応じて広告を差し替え、より高い広告効果を目指すこともできるだろう。もちろんその時には、プライバシーへの強い配慮が必要だ。

 

こうした新しいテクノロジーがコンテンツの見方を変えることが、テレビの進化に必要な時代になってきているのである。

 

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【西田宗千佳連載】テレビではなく「産業用途」を目指すHDMI 2.2

Vol.147-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はCESで発表された新規格「HDMI2.2」とテレビの超大型化の話題。価格面だけでなく設置の課題もあるが、今後も大型化は進むのか。

 

今月の注目アイテム

TVS REGZA

REGZA 85E350N

実売価格28万6000円

↑85V型の4K液晶エントリーモデル。全面直下型LEDモジュールを採用し、鮮やかかつ高精細な映像表現を可能にする。好きなタレントの出演番組もすぐに見つかる「ざんまいスマートアクセス」などで快適に視聴できる。

 

今年1月のCESで、テレビなどで使われる新しい接続規格である「HDMI 2.2」が発表された。製品化は今年後半からの予定で、家電などで使われていくのは今年末から2026年はじめにかけて、ということになりそうだ。

 

HDMIはもう、多くの人がご存じかと思う。最初の「HDMI 1.0」が策定されたのは2002年12月のことなので、もう20年以上も使われている。ディスプレイと機器の間をつなぐデジタル接続用の規格だ。

 

コネクターやケーブルは一見変わっていないように見える。ただケーブルの方は規格に合わせて「より広い帯域のデータ」を扱えるものを使うことが定められており、対応のものでないと正常に使えない場合がある。現行の規格は「HDMI 2.1」であり、最大48Gbpsのデータを流せるケーブルであることが求められる。

 

新規格の「HDMI 2.2」ではこれが「最大96Gbps」に拡張され、より良い品質のケーブルが必要になる。認証を受けたケーブルには、パッケージに規格名と伝送帯域(96Gbps)が明記される予定なので、2025年後半以降に発売された場合には、それを目印にしてほしい。

 

一方正直なところ、HDMI 2.2は一般消費者向けにはかなりオーバースペックではある。

 

この先のテレビのトレンドを見ても、解像度は4Kが中心。8Kは放送を含めたコンテンツ供給が増える目処が立っておらず、ゲームも4Kまでが主軸になるだろう。ゲームではフレームレートが増えていくが、240Hzまでいけば十分だろうと想定される。ゲームでの高フレームレート以外は“現在のテレビでもカバーできている範囲”であり、HDMI 2.2でないとできない、ということは少ない。

 

ではHDMI 2.2はなんのために作られたかというと、“テレビ以外に新しい用途がある”ためだ。

 

現在、市街地のビルなどに大きなサイネージ・ディスプレイが置かれることは当たり前になってきている。イベントなどの背景に使われるのも、同じく大型のディスプレイだ。これらは4Kよりもはるかに高い解像度であり、5K・10Kといったレベルになる。

 

また、CTスキャンのデータなどを見る医療用ディスプレイも、4Kを超える解像度のものが求められている。

 

裸眼で立体を見るディスプレイは、どこから見ても立体に見える「ライトフィールド記録」を採用するものもある。そうしたディスプレイでは「32視点分」のような大量の視点の映像を同時に表示するので、解像度を高めるには「1視点の解像度×視点の量」だけの映像を表示可能なデバイスが必要になる。

 

どれも基本的には個人向けではなく産業向けで、いままではDisplayPort規格が使われてきた。そこにHDMIが割って入るには、規格の大幅アップデートが必要になる。すなわちHDMI 2.2については、家電メーカーの要請ではなく「産業機器メーカー」の意向が強く働いている、ということだ。

 

だから“HDMI 2.2がテレビの未来を示している”わけではなく、機能の一部が未来のテレビにも使われていく……と考えるべきだろう。

 

では未来のテレビはどちらに向かうのか? それは次回のウェブ版で解説してみたい。

 

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【西田宗千佳連載】ゲームに向けて、テレビのフレームレートも「240Hz」「480Hz」へと増える

Vol.147-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はCESで発表された新規格「HDMI2.2」とテレビの超大型化の話題。価格面だけでなく設置の課題もあるが、今後も大型化は進むのか。

 

今月の注目アイテム

TVS REGZA

REGZA 85E350N

実売価格28万6000円

↑85V型の4K液晶エントリーモデル。全面直下型LEDモジュールを採用し、鮮やかかつ高精細な映像表現を可能にする。好きなタレントの出演番組もすぐに見つかる「ざんまいスマートアクセス」などで快適に視聴できる。

 

前回の連載で、「テレビは100インチクラスの超大型のニーズが増える」という話をした。それは間違いではなく、確実に増えていくだろう。

 

ただ、すべての家庭に75インチオーバーの巨大テレビがやってくるか、というとそうではない。安くなってきたといっても最低数十万円の買い物であり、“壁面がテレビに覆われている形を許容する”人のためのものでもある。住居にそこまで大きいサイズのものを“置けない”人もいるだろうし、同じくらい“搬入できない”人もいるだろう。

 

一方で、より多くのテレビに関係してくるトレンドもある。それは「ゲーム向けの高フレームレート対応」だ。

 

一般的に、テレビは「毎秒60Hz」を前提に作られている。Hzとは1秒に表示されるコマの値を示し、1Hzなら秒1コマ、60Hzなら毎秒60コマを指す。

 

ざっくりいえば、テレビ放送がインタレース方式の30Hz=実質60Hz(1080i)であり、他の映像はプログレッシブ方式の60Hz(1080p)というのが2025年現在の基本だ。現在の4Kテレビでは、1920×1080ドットの縦横2倍、3840×2160ドット・60Hzまでの映像を見ている。

 

しかしゲームでは、60Hzよりもコマ数を増やし、なめらかな映像とすることが求められるようになってきた。

 

1コマを認識する能力でいえば、ハードウエアとしての人間は60Hz(1コマ約0.0167秒)であってもギリギリ。だからテレビの規格を定める際には30Hz・60Hzをひとつの軸にしたのだ。映像を見る分には60Hzでも十分である。

 

しかし、「一連の動きの中で変化を認識する」能力は、60Hzよりさらに高い。

 

こうした認識力が重要になるのが、格闘ゲームやファーストパーソン・シューターなどの「eスポーツ」的ゲームだ。ある時間の中に入るコマ数が増えると動きをより正確に把握しやすくなっていく。

 

これは考えてみれば当たり前の話。自然界には「コマ」はない。自然界の連続的な動きに近づけていくのが「コマ数を増やす」ということなのだ。

 

ゲーム用を意識したPCディスプレイでは、解像度こそ1920×1080ドットだが、フレームレートは120Hzだったり240Hzだったりする製品も一般的になってきた。

 

テレビもこれを追いかけ、「120Hz」もしくは「144Hz」対応の製品は増えてきた。だが、ゲーマーはさらなる高フレームレートを望んでいる。テレビの用途として「ゲーム」は非常に大きな要素なので無視できない。

 

現在の「HDMI 2.1」では、フレームレートは大きな数字としては規定されていない。120Hz・144Hz対応のテレビは登場しているが、4K/240Hzなどは想定していない。フレームレートが上がると、ケーブルで伝送しなくてはならないデータ量も増え、HDMI 2.1で規定している帯域(最大48Gbps)を超えてしまうのだ。

 

そこで「HDMI 2.2」では帯域を「最大96Gbps」に拡大。4Kで最大「480Hz」までの対応が可能になる。8Kの場合でも240Hzだ。

 

現状のゲーム機やPCにとってはオーバースペックだが、長く規格が使われることを想定し、大きい値が設定されている。対応製品の発売は「早くても2025年末」とされているが、来年にはテレビでも、ゲーム向けに「240Hz対応」が増え、さらにその先で480Hzなどの姿を目にすることも出てきそうだ。

 

では解像度の方はどうか? それは次回のウェブ版で解説する。

 

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【西田宗千佳連載】「超大型」に注目が集まる現在のテレビ

Vol.147-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はCESで発表された新規格「HDMI2.2」とテレビの超大型化の話題。価格面だけでなく設置の課題もあるが、今後も大型化は進むのか。

 

今月の注目アイテム

TVS REGZA

REGZA 85E350N

実売価格28万6000円

↑85V型の4K液晶エントリーモデル。全面直下型LEDモジュールを採用し、鮮やかかつ高精細な映像表現を可能にする。好きなタレントの出演番組もすぐに見つかる「ざんまいスマートアクセス」などで快適に視聴できる。

 

CESの会場でも超大型モデルが目立つ

テレビに、久々に世界的に大きなトレンドが出始めている。そのトレンドは「超大型化」だ。

 

テレビなどでおなじみのインターフェイスであるHDMIを管理する「HDMI LA」は、今年1月に米国・ラスベガスで開催されたテクノロジーイベント「CES 2025」で、新規格「HDMI2.2」を発表した。

 

その発表のなかでは「2024年以降、85インチから100インチのテレビの販売量が増えている」との報告があった。

 

これは事実で、多くのテレビメーカーは“昨年超大型の出荷が伸びた”こと、“今年は超大型に力を入れる”ことをアピールしていた。CESの会場では85インチ以上のテレビを展示するところが増え、TCLなどの中国メーカーは、163インチのマイクロLEDテレビなども展示していた。

 

「そんなこと言っても、大きなテレビは自宅では厳しい」

 

そう思う人は多いと思う。これはたしかにそうだ。ただここで問題になるのは“置けない”以上に“入るのか”という点だ。アメリカや中国では大型のテレビが好まれる傾向にある。一方で都市部では小型が、地方では大型が好まれる傾向は、日本でもヨーロッパでも、そしてアメリカや中国でも変わらない。

 

過去、超大型は非常に高価で、超富裕層が買うものという印象が強かっただろう。価格が100万円オーバーで手が届かないということに加え、巨大かつ重いモノなので、搬入コストや設置コストが大変なものになるという部分があった。

 

だが、現在は価格も“高いが、超富裕層しか買えない”ものばかりではなくなった。たとえば「REGZA 85 E350N」は、85インチだが約29万円で買える。画質にこだわった「85 Z770N」でも48万円程度だ。

 

“低価格で大型化”が日本での普及のポイント

搬入はいまだ問題で、場合によっては専門の業者への発注が必要になる。しかし最大かつ最後の壁はその点であり、販売拡大に伴い、家電量販などは整備を進めるだろう。

 

だからといって、“テレビの主流は100インチ時代”が来るとは思わない。しかし“いままでより大きなサイズを選ぶ人が増えていく”のも間違いない。

 

実のところ、こうしたトレンドは国内ではまだ顕著ではない。ハイセンスと調達を共通化しているTVS REGZAが前のめりで進めている状況である。あとは、シャオミがチューナーレスで低価格の超大型製品を推しているくらいだろうか。他社が日本国内で追随するかは読みづらいが、「世界的にテレビを販売するためにパネルを調達する企業」が低価格大型化をリードしていくだろう。それが支持されるかどうかが、日本での普及に影響してくる。

 

とはいうものの、先ほども述べたように、超大型化は“それを求める人”向けの新しいトレンド。皆が一斉に大型に向かうわけでもない。実は、冒頭で紹介したHDMI2.2にしても、狙いはもはやテレビではなかったりする。

 

大型化以上に見えてきたトレンドとは何か? HDMI2.2は何を目指すのか? そして日本のテレビメーカーはどこへ向かうのか。その辺は次回以降で詳しく解説していく。

 

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85V型がオレにも買える!? 30万円を切る大画面液晶レグザ「85E350N」発売

TVS REGZAは、エントリーモデルの4K液晶レグザ「85E350N」、ハイビジョン液晶レグザ「S25Rシリーズ(32V型、40V型)」、およびレグザと組み合わせて利用できるレグザサウンドシステム「TS3100Q」を発表しました。各モデルは1月31日以降順次発売します。

 

記事のポイント

大画面レグザのラインナップに85V型4K液晶搭載の「85E350N」が追加。85V型の超大画面が実売28万6000円と、30万円を切る価格で楽しめます。これまで画面サイズに不満があった方ほど、買い替えれば迫力の違いを体感できるはず。これにレグザサウンドシステム「TS3100Q」を追加して、サウンドを強化してもいいですね。一方、ハイビジョン液晶レグザの新モデルは液晶解像度がフルHD止まりですが、4~5万円台とより購入しやすくなっています。

「85E350N」は、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載する大画面レグザの85V型モデル。地デジやBS・CS放送波に加え、ネット動画も高精細な映像で視聴可能です。他モデルと同様、録画した番組や動画から好きなジャンルやタレントの番組を効率よく検索可能な「ざんまいスマートアクセス」も搭載しています。

↑「85E350N」

 

ハイビジョン液晶レグザは、32V型の「32S25R」および40V型の「40S25R」をラインナップ。高画質・高音質はもちろん、人の声が聞き取りやすいように音声を調整する「クリア音声」、録画番組の映像と音声を早送り1.5倍で再生する「早見早聞」といったタイパ重視ユーザー向けの機能も搭載する多機能ぶりが特徴です。そのほか、大きめのボタンを搭載したシンプルなリモコンを採用するなど、日々の使い勝手へのこだわりをうたいます。

↑S25Rシリーズ。32V型の「32S25R」および40V型の「40S25R」を用意

 

「TS3100Q」は、Dolby Atmos対応の3.1chサウンドシステム。実用最大出力合計値190Wのマルチアンプによりバースピーカー・ワイヤレスサブウーファーを駆動し、迫力ある重低音や立体音響を実現。他のレグザなどと組み合わせることで、コンテンツ視聴の臨場感を高めるとしています。

↑「TS3100Q」。

 

TVS REGZA
REGZA 85E350N
実売価格:28万6000円前後 2/1発売予定

TVS REGZA
REGZA 32S25R
実売価格:4万5500円前後 2/7発売予定

TVS REGZA
REGZA 40S25R
実売価格:5万4400円前後 2/7発売予定

TVS REGZA
TS3100Q
実売価格:4万4000円前後 1/31発売予定

大画面に憧れるのをやめましょう! レグザ、「手が届く大画面」を複数ラインナップ。550万円ハイエンドモデルも発表

TVS REGZAは2024年11月に薄型テレビ「REGZA」シリーズの最新モデルを発表。新シリーズは「大画面は見やすい!よくみえる!」をコンセプトに、以下の3シリーズ4機種をラインナップしました。

●タイムシフトマシン搭載4K Mini LED液晶レグザ「Z990R」シリーズ

・110Z990R(110V型)……2025年2月発売、実売予想価格550万円(税込)

●4KミニLED液晶レグザ「Z770N」シリーズ
・100Z770N(100V型)……11月29日発売、実売価格80万3270円(税込)
・85Z770N(85V型)……11月22日発売、実売価格44万650円(税込)

●4K液晶レグザ「M550N」シリーズ
・85M550N(85V型)……11月29日発売、実売価格30万2380円(税込)

↑タイムシフトマシン搭載4K Mini LED液晶レグザ「110Z990R」と、レグザ公式YouTubeチャンネル「レグザチャンネル」に出演する声優の小岩井ことりさん

 

↑4K Mini LED液晶レグザ「Z770N」シリーズの85V型モデル「85Z770N」(写真左)とタイムシフトマシン搭載4K Mini LED液晶レグザ「110Z990R」(写真右)

 

↑4K液晶レグザ「85M550N」(写真左)と4K Mini LED液晶レグザ「85Z770N」(写真右)

 

「大画面は見やすい!よくみえる!」がコンセプト

内覧会に登壇したTVS REGZA取締役副社長の石橋泰博氏は「昨年100V型テレビの販売を開始したところ実に好評をいただき、想定をした台数を超えるお客様にご購入いただきました」と語りました。

 

「日本だけではなくグローバルで大型化の流れは来ており、ハイエンドのみならず大型化の需要が喚起されてきたと思っています。お客様からの需要を受けて、大型テレビのラインナップを強化します」(石橋氏)

↑TVS REGZA取締役副社長の石橋泰博氏

 

大型テレビの訴求ポイントとして従来は「大画面による迫力」や「迫力のある臨場感」などと表現していたのですが、お客からフィードバックとして得た「見やすい」という言葉が“キラーワード”として刺さったことから、今回から「大画面は見やすい!よくみえる!」をコンセプトに刷新し、それを実感できるコンテンツとともに大画面の見やすさを訴求するとのことです。

 

説明会では声優の小岩井ことりさんが登壇し、大画面の見やすさを訴求するコンテンツを体験しました。

 

「55V型でも普通に考えたら十分大きいはずなんですけど、65でも、75でも……やっぱり大画面になると見やすいですね! すごく体感できました」(小岩井さん)

↑100V型の画面に55V型の映像を映したところ。画面の4分の1強のサイズしかありません

 

↑100V型の画面いっぱいに映像を映したところ。サイズ感の違いは明らかです

 

「価格が高い」「電気代が高い」「大きすぎる」という懸念点をすべてクリア

REGZAブランド統括マネージャーの本村裕史氏は、「2023年に販売開始した『100Z970M』と『85Z970M』に4モデルが加わり、REGZAの大型ラインアップが完成しました」と語り、大型テレビの購入をためらう人の「価格が高い」「電気代が高い」「我が家には大きすぎる」という3つの懸念点を一つひとつクリアしていきました。

↑レグザブランド統括マネージャーの本村裕史氏

 

「値段が高いんじゃない? と言われますが、60Hz駆動の『85M550N』なら32万円(税別・発表当時)から買えます。倍速(120Hz駆動)のMini LED搭載モデルの『85Z770N』にしても44万円(同)です!」(本村氏)

↑新REGZAシリーズの想定実売価格一覧

 

ハイエンドモデルの「110Z990R」は税込550万円とかなりの高価格。しかし、こちらは映像処理回路に「新世代レグザエンジン ZRα」を搭載し、4万分割以上の微細なエリアコントロールや5500nitを超える高輝度を実現し、さらにエリアごとに電流をコントロールすることでコントラストをアップする「Mini LEDピーク輝度ブースト」などを搭載しているため。それ以外の大画面モデルは手が届かない価格ではない印象を受けます。

 

電気代は65V型の「65Z970M」が年間消費電力量209kWh/年(1kWhあたり31円換算で6479円)、85Z970Mが283kWh/年(同8773円)、100Z970Mが342kWh/年(同1万602円)です。

↑大画面テレビの電気代比較

 

「65V型の65Z970Mから85V型の85Z970Mに替えても、1か月の電気代は190円アップ程度です。100Z970Mにしても、1か月340円とコーヒー1杯分程度なので、実は意外とテレビの電気代はリーズナブルなんです。このくらいの電気代の差で感動の大画面、見やすい、よく見える大画面にできるなら“アリかな”と思っていただける方も多いんじゃないかなと思います」(本村氏)

 

テレビの最適視聴距離は、フルハイビジョンテレビの時代は「画面の高さの3倍」と言われていましたが、4Kテレビ時代には「画面の高さの1.5倍」と言われています。これは画面のピクセルが見えない、つまり画面の粗さが気にならない距離を表しています。

 

本村氏は「画面の高さの2.5倍から3倍が地デジ、ネット動画を含めて最適な視聴距離だと考えています」と語ります。

↑TVS REGZAがおすすめする4Kテレビの視聴距離に応じたおすすめサイズ

 

「我が家には大きすぎるんじゃないの? という問いには、『視聴距離でサイズを選んでください』とずっと申し上げています。部屋の広さは関係ありません。2mより近い距離でご覧になっているなら55Vクラスで、2mを超えれば65V型以上です。2.6m離れたら85V型、3m離れたら100V型が最適なサイズです。大きすぎると目が疲れるんじゃないの? と言われる方もいますが、距離ごとに最適なサイズなので、目が動く距離は一緒になります」(本村氏)

 

録画機能や番組検索機能が充実し、使い勝手も十分

「すべてのモデルにおいて(別売のUSB HDDを接続することで)自動録画やおまかせ録画に対応しています。好きなジャンルやアーティストを登録しておくだけで、勝手にレクザが予約してくれるので、見逃すことがほとんどなくなります。ネット動画や地デジの中からコンテンツを選べる『新ざんまいスマートアクセス』もとても便利です」(本村氏)

 

さらに、開始したばかりの「LINEから録画予約」も便利だと本村氏はアピールしました。

 

「朝、電車に乗って会社に行こうとしている時に、面白そうな番組があるという記事で見たんだけど、予約していないし、BSだから自動録画もできない……というお客様でも、あっという間に録画予約ができる非常に便利な機能。お客様からもすごく好評です。もちろんAirPlay 2やスクリーンミラーリングにも対応しています。『大画面は見やすい! よくみえる!』感動のレグザ、ビッグサイズのラインナップ、堂々完成でございます」(本村氏)

 

最近はチューナーレススマートテレビなども登場し、大画面テレビがより安く購入できるようになりました。以前は55V型くらいまではテレビ、大画面ならプロジェクターという棲み分けがありましたが、プロジェクターは明るい場所での視聴にはあまり向きません。85インチや100インチといったかなりのサイズの大画面テレビが購入しやすくなってきた今こそ、大画面テレビに移行するチャンスなのかもしれません。

↑内覧会ではバックライト駆動方式の比較デモも行われていました。左から一番左が「65Z970N」の元映像で、2番目が分割数の多いMini LED搭載の「65Z970N」、3番目が分割数の少ないMini LED搭載の「65Z870N」、4番目が部分駆動LEDバックライト搭載の「65Z670N」、5番目が全面駆動LEDバックライト搭載の「65M550M」。写真右から左へとグレードが上がるにつれて、コントラストをより向上させるために細かくバックライトを調整しているのが分かります

「30分でオススメは…?」番組探しは「ざっくり会話」でテレビが代行! レグザ、「CES 2025」で展示のAI新技術を公開

TVS REGZAは、米ラスベガスで2025年1月7日(現地時間)から開催されているテクノロジー見本市「CES 2025」で、AI技術によってユーザーが見たいコンテンツを提案する次世代技術構想「レグザインテリジェンス」を出展しています。その出展に先立って開催された内覧会の内容を紹介しましょう。

 

生成AIを活用して新しいコンテンツとの出合いを作り出す

TVS REGZA 取締役副社長の石橋泰博氏はレグザインテリジェンスの概要について「生成AIと今まで我々が培ってきた技術などを組み合わせて、視聴者の関心や興味などを加味して新しいコンテンツとの出合いを作り出したいと考えています」と語りました。

↑CES 2025で展示する技術の内覧会に登壇したTVS REGZA 取締役副社長の石橋泰博氏

 

「生成AIとディープラーニング、ミリ波センサー、色や目の感性などの人間工学を技術のベースに、視聴者のプロファイルを融合することで、最適なコンテンツや新しい気付き、新しい出合いを提供したいと思っています。ユーザーごとにパーソナライズし、その時その時の環境によって新しいトレンドを取り入れるなど新規性を持たせつつ、興味関心の幅を広げるように多様性も持たせます。また、その時に合わせたリアルタイム性も組み合わせて多様なコンテンツを推薦したいと考えています」(石橋氏)

↑レグザインテリジェンスの概要。生成AIなどを活用して視聴者に最適なコンテンツを推薦する

 

「AIボイスナビゲータ」があいまいな言葉と会話でぴったりな番組をオススメ

開発中の新技術として石橋氏は、あいまいな言葉を使った場合でも見たいコンテンツにたどり着ける「AIボイスナビゲータ」を紹介しました。

 

「今までのコンテンツ検索では、番組タイトルやアーティストなど具体的なものを入れたり、検索ワードを工夫したりしてヒット率を上げていました。そういったユーザーの具体化作業を代行するというものです。あいまいな検索ワードでも、その人が見たいものに最短でリーチするような機能です」(石橋氏)

↑AIボイスナビゲータの概要。あいまいな言葉と会話で見たいコンテンツに最短でリーチできる

 

説明会場では技術デモも行われました。テレビにはミリ波センサーが内蔵されており、人が近付くと目のようなアイコンがその人を追いかけるように反応します。

↑担当者がテレビの前に近付くと「Move closer to the TV(もっとテレビに近付いて)」というメッセージが表示されます

 

↑リモコンのボイスボタンを押して話しかけます。画面中央下部のアイコンは目のように人の居場所を追いかけているのが分かります

 

「ハロー」と声をかけると対話が始まり、話しかけると非常にクイックなレスポンスで会話が進みます。

 

「『今30分ぐらい時間あるんだけど何かおすすめのコンテンツありますか?』などと聞くと、『今SNSで話題になっている番組はどうですか』とか、『途中まで見たコンテンツの続きはどうですか』などと、AIがお客様の情報を把握した上で適切に推薦するというUX(ユーザー体験)を表現しています」(担当者)

↑自然な言葉でやり取りが続きます。「30分ぐらい時間あるんだけど何かおすすめのコンテンツ……」と聞いたところ、「今話題の作品」と「続きを視聴したい作品」の2つの選択肢が提示されました

 

「今話題の作品」と「続きを視聴したい作品」の2つの選択肢に対してザックリと「話題のやつお願い」と答えると、今回のCES 2025でコンテンツ提供の協力を得ているバンダイチャンネルの作品から『GUNDAM』と『LOVE LIVE! SUPERSTAR!!』の2つが提案されました。

 

『GUNDAM』が選択された状態で、「それで」と答えると『ガンダム』シリーズの再生リストが表示されます。

 

再生リストが表示される場合、画面上に表示した番号を発音して選択する場合が多いですが、AIボイスナビゲータでは「左から2番目」と答えるだけで選択できます。

↑コンテンツ提供の協力を得ているバンダイチャンネルの作品から『GUNDAM』と『LOVE LIVE! SUPERSTAR!!』の2つが提案され、『ガンダム』シリーズの再生リストが表示されました

 

↑「左から2番目」と答えると、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター』の話一覧が表示されました

 

「再生が始まるとバンダイチャンネルの再生アプリケーションによって再生が始まるのですが、そこでもボイスで再生操作が行えるようになっています。再生が終了すると最初の対話画面に戻り、引き続きインタラクティブな対話を楽しめるようになっています」(担当者)

↑バンダイチャンネルの再生アプリでも同じように声で操作が行えます

 

スタジアムの歓声か、実況か…どちらかの音を強調できる「AIオーディオリミックス」

もう一つ注目したい開発中の新技術が、AIによって声と環境音を分離し、聞きたいサウンド環境にリミックスする「AIオーディオリミックス」です。

 

「例えばサッカー中継の場合、実況の音声とプレーの音、スタジアムの歓声がミックスされた形でテレビに届きます。テレビの中に入っているAIエンジンが声とプレーの音や環境音に分離し、スタジアムの歓声を聞きたいのか、アナウンサーの解説だけを聞きたいのか、いずれかに合わせてどちらかの音を強調するというものです」(石橋氏)

↑AIオーディオリミックスの概要。声や競技中のプレー音、スタジアムの歓声などさまざまな音の中から声と環境音を分離し、聞きたいモードに応じてコントロールします

 

AIオーディオリミックスでは通常の音声モードである「Normal」に加えて、環境音を消して声を強調する「Voice」、環境音に加えて実況音声も少しだけ残す「Stadium」の3モードを用意していました。サッカー中継でStadiumモードにすると、スタジアムの観客席にいるような臨場感が感じられるだけでなく、わずかながらアナウンサーの実況音声も聞こえてきます。

 

「実況音声を全部消してしまうと違和感があるため、あえて約10%だけ声を残すように聞こえ方のチューニングをしています」(担当者)

↑AIオーディオリミックスのデモ画面。通常の音声モードである「Normal」モードに加えて、環境音を消して声を強調する「Voice」モード、環境音に加えて実況音声も少しだけ残す「Stadium」モードのデモが行われました

 

雑踏の中でレポーターがニュースを報じるニュース映像のデモでは、Voiceモードを選択することで、周囲の環境音が消えてレポーターの声だけが聞こえてきました。ノイズキャンセリングヘッドホンを装着したように、きれいに環境音が消えるのが驚きです。

 

なお、StadiumモードとVoiceモード、どちらのモードでもNormalと切り替えたときに声色や環境音が変化するように感じることはありませんでした。

↑雑踏の中でレポーターが話している映像のデモ

 

音楽ライブ映像の臨場感を増幅する「AI音楽ライブステージ高画質技術」

3つ目の技術として紹介されたのが「AI音楽ライブステージ高画質技術」です。以前から取り組んでいるAIシーン判別を使った高画質化をさらに進化させ、今回はAIシーン判別にライブステージのシーンを追加したとのことです。

 

「テレビがどんどん大画面になり、特に音楽ライブなどの臨場感が非常に増してきたこともあって、音楽ライブを皆さんに楽しんでいただきたいと考えて『ライブステージ』を追加しました」(石橋氏)

↑AI音楽ライブステージ高画質技術の概要。ライブステージを判別すると、アーティストをクリアに映し出し、衣装の輝きも再現しつつ、ライブ会場の華やかな光と影を再現する

 

こちらもデモが行われたので紹介しましょう。まずは従来のAIシーン判別から踏襲する花火のシーンでは、花火のまばゆい光が強烈に目に飛び込んでくるような印象を受けました。一見すると「オフ」の方が緻密で破綻のない映像に見えますが、花火大会の会場で見るような感動は「オン」の方があるように思えます。

↑花火大会のシーン。左がAI高画質オフで、右がオンにしたもの。「AIでシーンを認識すると、光の部分を強調して闇を漆黒にし、色を鮮やかにするような処理を行っています」(担当者)

 

音楽ライブのシーンでは、明るく照らされたステージの中から、ステージ上の演出装置や中央にいるアーティストをより強調するようなコントラスト感が感じられました。

 

「引きの映像ではアーティストをよりクリアに見えること、アップではキラキラした衣装がよりきれいに見えること、衣装や顔の一体感が出るようにしています」(担当者)

↑音楽ライブステージのシーン。AI高画質オン(右画面)では暗部が引き締まり、アーティストがより際だって見えます

 

今回のCES 2025での展示は技術展示であって、今後いつレグザシリーズに搭載されるのか、現行の製品にも対応する予定なのかといったことは現時点ではわかりません。しかし、AIを利用して見たいコンテンツに素早くアクセスする、AIで高音質化や高画質化を実現するといった技術には確かな効果が感じられました。今後、いちはやくレグザシリーズに搭載されることを期待したいところです。

「テレビとの対話」でドンピシャの番組を探してくれる! レグザが「CES 2025」で最新テクノロジーを参考展示

TVS REGZAは、1月7日から10日までの4日間(米国時間)、米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大のテクノロジーショー「CES 2025」において当社の最新のテクノロジーを参考展示します。今回のテーマは、進化したAI技術による高画質化・高音質化・高機能化です。

 

記事のポイント

CES 2025にて、TVS REGZAが最新テクノロジーを発表。膨大かつ多様なコンテンツの中から観たいものを簡単に探し出せる「生成AIボイスナビゲーター技術」、コンテンツの音声を視聴者の好みに合わせて調整する「AIオーディオリミックス技術」、音楽ライブステージシーンを判別し高画質化する「AI音楽ライブステージ高画質技術」を参考展示しています。

 

LLM(Large Language Model/大規模言語モデル)を用いた「AI認識検索」を実装。生成AIを用いて、ユーザーの発話の意図を理解し、関連情報やトレンドワードなどを加味して検索結果を表示します。さらに表示された検索結果をもとにAIと対話することで、コンテンツの検索精度を高めることも可能。新しいテレビの視聴スタイルを提案します。

また、AIによるコンテンツの音声分離が可能に。コンテンツの環境ノイズを低減し、人間の声を聞きやすく調整することが可能です。また、スポーツなどのコンテンツにおいては、アナウンスの音声を低減する一方で、スタジアムの大歓声を強調し臨場感を高めるなど、好みに合わせた演出ができます。

 

ディープニューラルネットワーク(DNN)のAIエンジンを搭載する高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」が、これまでの、映画、アニメなどのコンテンツタイプや、夜景、花火・星空、リング競技、サッカー/ゴルフといったシーンの判別に加え、新たに音楽ライブステージのシーンをAIで判別できるようになりました。ライブ会場からアーティストを見ているような光景を再現します。

最新4Kレグザが当たる! モンハン×レグザお年玉キャンペーン開催

カプコンは、最新タイトル「モンスターハンターワイルズ」と「レグザ」とのコラボキャンペーンとして、高画質・高音質の4K液晶レグザ「43Z670N」や、「モンスターハンターワイルズ」オリジナルサコッシュが抽選で当たるお年玉キャンペーンを開催します。期間は2025年1月6日(月)~2025年1月20日(月)13:00まで。

(C)CAPCOM

 

記事のポイント

いよいよ2月に発売される人気シリーズの最新作「モンスターハンターワイルズ」は、発売前からオープンベータテストが話題になるなど2025年最注目のタイトルです。発売前に行われるお年玉キャンペーンも、最新の4Kレグザが当たるなど豪華な内容となっているので、大画面でモンハン最新作をプレイするために、ぜひ応募してみてください!

 

2025年2月28日(金)に発売が迫るカプコンのハンティングアクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」と、「ゲームするなら断然レグザ!」でおなじみのレグザによるコラボキャンペーンでは、最新の4K液晶レグザ「43Z670N」が抽選で2名に、「モンスターハンターワイルズ」オリジナルサコッシュが抽選で10名に当たります。

4K液晶レグザ「43Z670N」

 

「モンスターハンターワイルズ」オリジナルサコッシュ

 

応募は期間中に、「モンスターハンターワイルズ」公式Xアカウント(@MH_Wilds)と「REGZA」公式Xアカウント(@regza_official)をフォローし、ャンペーン対象ポストをリポストするだけ。

 

「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然のなかで巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームです。2004年の第1作発売以来、ネットワークを介して「他のプレイヤーと協力して強大なモンスターに挑む」というプレイジャンルを確立し、シリーズ累計販売本数1億500万本(2024年9月30日時点)を突破。2024年3月に20周年を迎え、世界中から注目を集めるコンテンツに成長しています。

 

「モンスターハンターワイルズ」製品情報

対応機種:PlayStation®5 / Xbox Series X|S / Steam

発売日:2025年2月28日(金)予定

価格:PlayStation 5パッケージ版 希望小売価格 9990円(税込)/ダウンロード版 販売価格 9900円(税込)

【デラックスエディション】ダウンロード版 販売価格 1万1900円(税込)

【プレミアムデラックスエディション】ダウンロード版 販売価格 1万3900円(税込)

限定特典:ハンター重ね着装備「ギルドナイトシリーズ」、護石「希望の護石」

プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)

ジャンル:ハンティングアクション

CEROレーティング:C (15才以上対象)

「レグザ」のメーカーがゲーミングモニターに参入! 画質が楽しみな27インチと23.8インチを発売

TVS REGZAは、レグザゲーミングモニター「RM-G276N」および「RM-G245N」を11月22日より順次発売します。

 

記事のポイント

「レグザ」ブランドのテレビで知られるTVS REGZAで初となるゲーミングモニター。社名「TVS」が「トータル・ビジュアル・ソリューションズ」を意味する通り、今回、テレビのみならずゲーミングモニターにもソリューションの範囲を拡大した形になります。テレビ事業で培った高画質技術が存分に活かされた本製品、その画質には大いに期待したいところです。

 

RM-G276Nは、27インチ(27V型)のWQHD(2560×1440)解像度の広視野角Fast IPSパネルを搭載。上下左右178度という広視野角により、視聴位置による色やコントラストの変化が低減されているほか、最大リフレッシュレート240Hz、応答速度1ms(GTG)という高いゲーミング性能を備えています。sRGBカバー率は99%を実現、VESA Display HDR400取得、HDR10、AdaptiveSyncに対応しており、残像の少ないスムーズかつ美しい映像でゲームプレイを楽しめます。

↑特に、FPSなど競技性の高いゲームにおいても快適なゲーミングが楽しめます

 

RM-G245NはRM-G276N同様、広視野角Fast IPSパネルを搭載しており、画面サイズは23.8インチ(23.8V型)、解像度はフルHD(1980×1080)となります。最大リフレッシュレートは180Hz、応答速度は1ms(GTG)に対応しています。さらにsRGBカバー率は99%を実現、HDR10、AdaptiveSyncに対応。

 

RM-G276NおよびRM-G245Nは、TVS REGZAがテレビ開発で培ってきた高画質化のノウハウを取り入れた映像モードを7つ用意しています。ゲーム用はFPS、RTS/RPG、MOBA、レーシングの4つ。このほか、インターネット経由などで視聴するドラマやスポーツなど一般コンテンツ用の3つを用意しています。

 

TVS REGZA
RM-G276N
市場想定価格:5万円前後
RM-G245N
市場想定価格:2万5000円前後

特製クリアファイルもらえる! 4K液晶レグザ「Z670N」が「モンスターハンターワイルズ」とコラボ

TVS REGZAは、カプコンが開発中のゲーム「モンスターハンターワイルズ」とタイアップしたキャンペーンを実施します。その一環として、9月26日より幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2024において、4K液晶レグザ「43Z670N」をカプコンブースの試遊台として提供します。カプコンブースに試遊台を提供するのは2年連続となります。

 

記事のポイント

ゲームに最適な機能を搭載したレグザの「Z670Nシリーズ」を、最新ゲームを遊びながら体験できるチャンス。オトモアイルーをデザインした特製クリアファイルももらえるので、気になる方はぜひ東京ゲームショウ2024へ足を運んでみてください。

 

4K液晶レグザ「Z670Nシリーズ」は、144Hz VRR入力や最小遅延速度約0.83msec、ゲーム機に合わせて設定が適切に自動変更される「オートゲームアジャスト」機能、ゲームプレイ環境の確認や設定の変更が容易にできる「ゲーミングメニュー」搭載などゲームプレイに最適なスペックを備えた機種。テレビの本質である画質・音質も優れており、「モンスターハンターワイルズ」公認高画質・高音質を取得しています。サイズは75V型、65V型、55V型、50V型、43V型の5サイズを展開。

4K液晶レグザ「Z670Nシリーズ」

 

東京ゲームショウ2024では、カプコンブースで「モンスターハンターワイルズ」を試遊した人に、オトモアイルーをデザインした特製クリアファイルをプレゼントするキャンペーンを実施。試遊1回につき1つもらえます。

特製クリアファイル

 

また、9月20日より、レグザ公式サイトにおいてレグザの高画質・高音質・優れたゲーム機能をわかりやすく解説した特設サイトを公開。さらに、レグザを使用したマルチプレイによる「モンスターハンターワイルズ」のプレイ動画も、9月28日17:00に公開される予定です。

 

TVS REGZA
4K液晶レグザ「Z670Nシリーズ」
発売中

 

【西田宗千佳連載】テレビのトップブランド「REGZA」の戦略から透けて見える、したたかなメーカー心理

Vol.140-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、国内メーカーから登場するテレビの違いについて。トップブランドになったREGZAは「ミニLEDも有機ELも」「大型化」を狙っている。その背景事情とは。

 

今月の注目アイテム

パナソニック

ビエラ Z95Aシリーズ

実売価格36万6300円(55V型)

↑新世代有機EL「マイクロレンズ有機EL」の採用で、高コントラストかつ美しい映像を実現。Amazon「Fire TV」の機能を内包し、ネット動画もテレビ番組も同じ画面で表示することができ、簡単に見たい番組を探せる

 

TVS REGZA(以下REGZA)は好調だ。日本のテレビはトップ数社による寡占状態が続く。その中で長くトップにいたのはシャープなのだが、調査会社BCNのデータによると、2022年・2023年のテレビシェア(台数別)は連続してシャープが2位になり、トップがREGZAになった。4K以上のテレビでも、2023年にはトップとなっている。東芝時代からREGZAは“3位もしくは4位”が定位置と言われてきたのだが、明確に状況は変化した。

 

理由は「モデルのバリエーション」と「基本機能」だろう。今年のモデルでも、REGZAは他社に比べ偏りが少ない。ミニLED液晶と有機ELの両方をラインナップして、「どちらも本気」と、他社との違いを意識したアピールを行なっている。

 

有機ELでは、輝度を高める「マイクロレンズアレイ」技術はパナソニックしか導入していなかった。しかし今年はREGZAもフラッグシップの「X9900N」シリーズで導入、ピーク輝度を前モデルの2倍にあたる2000nitsまで高めている。ミニLEDモデルの「Z970N」も、ピーク輝度を2000nitsから3000nitsへと向上させている。

 

さらに、見ている映像のシーンの種類を「夜景」「花火/星空」「リング競技」「ゴルフ/サッカー」とAIが判別し、最適なコントロールをすることでより良い画質を実現する「AIシーン高画質PRO」も搭載している。REGZAは半導体+ソフトウェア処理への注力を長く続けているメーカーだが、そうした部分への信頼度やバランスの良い製品展開などが、結果的にシェアを押し上げる要因になっているのだろう。

 

そんなREGZAも、ことフラッグシップモデルについては、やはり「大型化」をかなり意識している。具体的には55型から75型にフォーカスし、“リビングでより迫力のあるサイズ”を訴求しようとしている。

 

その昔、テレビは「一部屋に一台」だった。だが2011年の地デジ移行から、スマートフォンやPCとの関係もあり、個室のテレビは売れづらくなった。だがリビング向けは一定のサイクルで売れている。劇的に増える要因もないが、同時に減る要因もない。

 

テレビを買い替える際、ほとんどの場合“前よりも大きなサイズ”がチョイスされる。そうすると、大型のテレビをいかに売っていくかが消費者のニーズにも合う……ということになるわけだ。

 

もちろん、そこにはメーカーの世知辛い事情もある。単価の低い小型の製品を売っても利益が上がりづらいのだ。市場が一定以上のサイズを求めるのであれば、満足度が高い大型を製品化し、単価アップも狙う。

 

REGZAの「全方位だが大型シフト」という戦略からは、そんな、ある部分でしたたかなメーカー心理も透けて見えてくる。

 

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テレビ背面に挿すだけ! 業界初アイ・オー・データがレグザ「タイムシフトマシン」対応録画用SSDを発表

アイ・オー・データ機器は、業界初(※)となるレグザ「タイムシフトマシン」に対応した録画用スティックSSD「AVSSD-RSシリーズ」を2024年7月10日に発表しました。

※現行商品によるアイ・オー・データ機器独自調べ。2024年6月現在。

開発の経緯

近年の壁掛け・壁寄せタイプの大型テレビ普及に伴い、テレビ番組の録画機器も従来の録画用ハードディスクから、ケーブルや配線が不要で、よりコンパクトなスティックSSDに切り替わりつつあります。

 

これまでハードディスクで実現できていた“24時間連続録画をスティックSSDでも対応してほしい”という要望に応えるため、長年にわたり培ってきた録画技術を活かし、「AVSSD-RSシリーズ」の開発をスタートしました。

 

録画用SSD「AVSSD-RSシリーズ」3つの特長

①レグザ「タイムシフトマシン」対応

②6チャンネル同時録画対応(地デジ)

③通常録画/追いかけ再生対応

 

本商品は、レグザ「タイムシフトマシン」に対応した業界初の録画用スティックSSDです。24時間連続録画はもちろん、アイ・オー・データ独自の録画専用設計「IOオリジナルAVRecording」方式を採用することで、安定した6チャンネル同時録画(地デジのみ)を実現。

 

ケーブルやコンセントは不要、テレビの背面に挿すだけで手軽に設置できるので、壁掛け・壁寄せテレビともに使用可能。さらに、対応テレビとは実機で動作確認済みのため、安心して使うことができます。

 

「IOオリジナルAVRecording」方式とは?

一般的なSSDはパソコン向けに最適化されているため、速度を引き出すためのチューニングがされています。一方、テレビ録画は連続したデータを継続して処理する「速度の安定性」が重要となるため、専用のチューニングが必要です。

「IOオリジナルAVRecording」方式では、独自のノウハウを活かし、テレビ録画に最適化するためのチューニングを施しました。これにより「6チャンネル同時録画(地デジ)」や「2チャンネル録画+追いかけ再生」などの高負荷な動作でも安定性を実現しています。

 

▼型番・価格

型番 容量 価格(税込)
AVSSD-RS1 1TB 2万6730円
AVSSD-RS2 2TB 4万8950円

2024年7月末出荷予定

 

『アイ・オー・データ×レグザ』連携企画
● X(旧Twitter): 7月10日(水)11時よりプレゼントキャンペーン開催

レグザ「タイムシフトマシン」を使用しているユーザーの方を対象に、録画用スティックSSD「AVSSD-RSシリーズ」を抽選で3名様にプレゼントするキャンペーンをアイ・オー・データ公式Xにて実施します。

期間:2024年7月10日(水)11:00~2024年7月19日(金)23:59まで。

 

▼応募はこちら(アイ・オー・データ公式X)
https://x.com/io_data

 

▼レグザ公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@REGZAchannel/videos

「頼む! ウケてくれ!」Snow Man目黒蓮の“推し”が明らかに⁉️ レグザアンバサダー就任

Snow Man目黒蓮さんが、レグザの新ブランドアンバサダーに就任。6月20日(木)に行われた TVS REGZA 新商品&新ブランドアンバサダー発表会に登壇しました。

↑レグザの新ブランドアンバサダーに就任したSnow Man目黒蓮さん

 

【TVS REGZA発表会での目黒蓮さん(画像をタップすると閲覧できます)】

 

レグザ新CM出演で「漫画の世界のよう」

TVS REGZA株式会社 取締役副社長の笹川知之氏と目黒さん

 

日本国内だけではなく、海外でもアンバサダーを務めることになった目黒さんは「グローバルブランドアンバサダーに就任させていただきました、Snow Manの目黒蓮と申します。たくさんの方々に集まっていただけてうれしいです。たくさんお話できたらいいなと思います」と丁寧な自己紹介とともに、意気込みを見せます。

 

海外でも公開される今回の新CMは、アクション、SF、スポーツ、サスペンス、ミュージカル、ヒューマンという6つのシーンで構成されており、各シーンを目黒さんが熱演。目黒さんは「やっぱり演じるのって、自分の人生ではなかなか経験できないお仕事や役職を経験できるので、すごく楽しかったです」と振り返りました。

 

またサッカー経験者だという目黒さん。「大好きなサッカーをできたことも楽しかったです。自分がサッカーをやっていた時は、あんなシュート打つことはなかったので(笑)。何回も飛んで、こだわってやらせていただきました。漫画の世界のようでした」と、笑顔を見せました。

 

なお新CMは21日からデジタル配信、7月上旬からテレビ放送で解禁予定です。

 

「仲が良い友達がテレビに出ていたら、応援したくなりませんか?」

質問の回答を楽しそうに考える目黒さん

 

放送済のテレビ番組を、ネット動画のように好きなだけ見られるレグザの新機能「新ざんまいスマートアクセス」にちなんだ「休日はなに“ざんまい”?」という質問に対して、「睡眠ざんまい」と回答した目黒さん。

 

「いつもは夜寝る時、次の日はお仕事だからってアラームをかけます。でも本当は、自分が起きたいタイミングで起きるまで寝るのがすごく好き。休日は目覚ましをかけずに、いつまでも寝てもいいんだとうれしくて」と伝え、「本気出したら20時間くらい(寝られる)」と長く寝られることを明かします。また「普段は5時間ぐらい寝られたら……いい集中力を保ってお仕事できるかな」と明かし、司会者から「それだけ忙しいってことですよね」と心配されますが「いや、まったく!」と元気に即答しました。

 

「目黒さんの推し動画は?」という質問に対しては、目黒さんは「(Snow Manの)メンバーの出演している動画をチェックしています」と回答するも「皆さんとは見方が若干違うかもしれないです」と補足。「例えば、向井康二がバラエティー番組でトークしていたら、手を合わせて『頼む! ウケてくれ!』って」と実際にお祈りする様子を見せながら伝え、会場を沸かせます。

 

さらに「例えば、阿部(亮平)ちゃんがクイズ番組に出ていたら『いけいけ! 頑張れ!』って。もし間違えちゃった時は、自分も本当に悔しくなる。そんな見方をしています」と、メンバー愛を爆発。メンバー8人とはツアーなどで常に一緒にいることもあるといいつつ「それでもやっぱり、さらにメンバーのことを見たいって思いますね。仲が良い友達がテレビに出ていたら、見て応援したくなりませんか? そんな感覚です。推していきたいなと思います」と、目黒さんの推しがSnow Manであることが明かされたのでした。

 

今回発表された新製品であるタイムシフトマシン4K有機ELレグザ「X9900Nシリーズ」および、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z970Nシリーズ」7月12日(金)より発売となります。

 

レグザエンジンZRを搭載した4K有機EL、4K Mini LED液晶、4K液晶新型モデルが一挙発表!

TVS REGZAから4K有機ELレグザ「X8900N」シリーズ、4K Mini LED液晶レグザ「Z870N」シリーズ、4K液晶レグザ「Z670N」シリーズ。レグザサウンドシステム「TS216G」など、新型モデルが多数発表されました。

 

ハイパフォーマンス有機ELレグザとなる「X8900N」シリーズ

X8900Nシリーズには、48、55、65型の3サイズが用意されています。4月12日より発売。最新世代の有機ELパネルになり輝度が向上したほか、処理回路が「レグザエンジンZR」へアップデート。ネット動画が高画質に視聴できる「新ネット動画ビューティ」や「みるコレ 番組ガイド」などの機能も追加されています。

↑市場想定価格は65型「65X8900N」44万円前後、55型「55X8900N」33万円前後、48型「48X8900N」26万4000円前後 ※すべて税込

 

本シリーズには新開発レグザ専用高コントラスト低反射有機ELパネルモジュールを搭載しています。ガンマ特性、輝度特性にレグザ独自のチューニングを施した有機ELパネルにより、高コントラストな映像を実現。まばゆい輝きから漆黒までメリハリのある映像を再現します。

 

 

また、ネット動画の特性に合わせて高画質処理することにより、コントラスト・精細感をアップさせ、低フレームレートコンテンツもなめらかに再生します。さらに、YouTubeなどの高圧縮コンテンツで発生しがちな圧縮ノイズやバンディングを抑制。なめらかで自然な高画質を実現します。

 

地上デジタル放送においても画面のエリアごとにあらわれるさまざまなノイズを低減し、高精細な映像を再現。文字まわりのノイズや動きのある映像で発生する動きボケを抑えて、クリアな映像を描き出します。

 

人肌の立体感や質感を向上させるとともに、黒ずみや白飛びなどを抑制し、自然な人肌を再現。さらに、撮影環境などの影響によりカラーシフトした人肌を自然で美しい色合いに再現します。

 

オーディオ面では「レグザ重低音立体音響システムXP」を搭載しています。実用最大出力合計値72Wのマルチアンプが、ダブルパッシブラジエーターを組み合わせたフルレンジスピーカー、クリアツィーターの合計6個のスピーカーを駆動。のびやかでクリアな高域再生とパワフルな低音再生を実現します。

 

機能面では、テレビ番組/ネット動画の垣根を超えて視聴したい番組をシームレスに探すことができる「ざんまいスマートアクセス」に対応。さらに「みるコレ番組ガイド」が推し活などに役立つ機能として進化しています。気になるアイドルや俳優などを登録すると、そのタレントだけを集めた推しの出演番組スケジュールを表示。推し活を強力にサポートします。また、新機能の「番組こねくと」では、近年増えてきた見逃し配信の視聴をサポートします。気になるテレビ番組がどの動画配信サービスで配信されているのかを簡単にチェックすることができるため、見逃し配信先を見つける時などに便利ですね。

 

美しいハイスペックMini  LEDレクザとなる「Z870N」シリーズ

Z870Nシリーズは、55型、65型、75型の3サイズを用意し、5月31日より発売。輝度が従来比約1.3倍にアップした新開発4K Mini LED液晶パネルモジュールを搭載しています。LEDの点灯エリアを緻密に制御し、発生しがちなハロを抑制するとともに、明部と暗部の階調性豊かな高コントラスト映像を実現します。

↑市場想定価格は75型「75Z870N」52万8000円前後、65型「65Z870N」39万6000円前後、55型「55Z870N」30万8000円前後 ※すべて税込

 

いずれのシリーズにおいても、高画質映像処理エンジンはレグザエンジンZRを採用しています。パネルのポテンシャルを引き出しつつ、ノイズの少ない高精細な映像を再現。ネット動画が高画質に視聴できる「新ネット動画ビューティ」や、みるコレ番組ガイドなどの機能も追加されています。

↑地デジやBS・CS放送はもちろん、最新のネット動画も高画質に楽しめる最新のレグザエンジン

 

なお、最大6チャンネルを同時にHDDに録画できるタイムシフトマシンは、4K Mini LED液晶レグザZ870Nシリーズのみ対応しています。

 

オーディオ面では「レグザ重低音立体音響システムZ」を搭載しています。実用最大出力合計値60Wのマルチアンプが2wayメインスピーカーやトップツィーターなどを駆動し、迫力のサウンドを奏でます。

 

鮮やかで高コントラストな映像が美しいレグザとなる「Z670N」シリーズ

Z670Nシリーズは、43型、50型、55型、65型、75型の5サイズが用意され、5月17日より発売。新開発全面直下型広色域高輝度LEDパネルモジュールを採用。広色域バックライトLEDを使用し鮮やかで高コントラストな映像を楽しめます。

↑市場想定価格は75型「75Z670N」37万4000円前後、65型「65Z670N」28万6000円前後、55型「55Z670N」24万2000円前後、50型「50Z670N」18万7000円前後、43型「43Z670N」16万5000円前後 ※すべて税込

 

いずれのサイズにおいても、高画質映像処理エンジンはレグザエンジンZRを採用しています。パネルのポテンシャルを引き出しつつ、ノイズの少ない高精細な映像を再現。ネット動画が高画質に視聴できる新ネット動画ビューティや、みるコレ番組ガイドなどの機能も追加されています。

 

Z670NシリーズはZ870シリーズ同様、レグザ重低音立体音響システムZを搭載。実用最大出力合計値60Wのマルチアンプが2wayメインスピーカーやトップツィーターなどを駆動し、迫力のサウンドを奏でます。

 

Dolby Atmosに対応するサウンドバー「レグザサウンドシステム」も登場

5月17日発売のレグザサウンドシステムTS216Gは、Dolby Atmosに対応。前後左右だけでなく、高さ方向の表現を加えた立体音響技術により、没入感のあるサウンドを再現します。ハイレゾ音源の再生にも対応。実用最大出力合計値120W(非同時駆動、JEITA)のマルチアンプが40kHz以上の高域が再生可能なツィーターと2基の高性能なバスレフ型ウーファーを駆動し、低域から高域まで繊細・鮮明に奏でます。Bluetoothを使用しスマートフォンなどのデバイスと連携すれば、音楽配信サービスの楽曲を再生することも可能です。

↑「TS216G」の市場想定価格は3万8500円前後(税込)

 

また、レグザのリモコンひとつでサウンドシステムの音量調整や、設定画面からサウンドシステムの設定変更ができます。

↑テレビラックの上に置いてもテレビ視聴の邪魔にならないサイズ感

 

 

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部屋を選ばず置けてネット動画も楽しめるREGZA、「V35Nシリーズ」登場

TVS REGZAは、ハイビジョン液晶パネルを搭載したテレビ「V35Nシリーズ」を発表。2月16日に発売します。ラインアップと価格は下記のとおりです。

 

40V型「40V35N」 6万7100円(税込)

32V型「32V35N」 5万5000円(税込)

24V型「24V35N」 4万4000円(税込)

 

V35Nシリーズは、コンパクトサイズだからベッドルームなどに置けるうえに、テレビ番組はもちろん、ネット動画、SNS、スマホと連携してビデオ通話などが楽しめることから、「パーソナルスマートレグザ」と名付けられたモデルです。

 

高画質エンジンには「レグザエンジンHR」を採用。地上デジタル放送やBS・110度CSデジタル放送はもちろん、ネット動画も高精細な映像で楽しめるとしています。また、ネット動画のコントラストや精細感を向上させる「ネット動画ビューティ」、地上デジタル放送の文字周りなどのノイズを低減する「地デジビューティ」なども搭載しています。

 

 

さらに、室内の明るさを検出してテレビの明るさと画質を自動で調整する「おまかせオートピクチャー」により、照明や時間帯の明るさに合わせてコンテンツを見やすくしてくれます。

 

音質においては、バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーが、低音から高音までバランスよく再現。加えて自然な音像の定位と臨場感を実現しているといいます。

 

このほか、ボタンを押すだけで各サブスクリプションサービスにアクセスできるリモコン、好きなジャンルな番組を自動で分類する「ざんまいスマートアクセス」がネット動画にも対応、AirPlay 2やスクリーンミラーリングによるスマホ連携など、使い勝手も高められています。

「有機ELもminiLEDも本気」REGZAが気合いを入れた最新技術を公開

TVS REGZAは、米ラスベガスで開催されるテクノロジー関連の展示会「CES」にて、最新技術を参考展示します。合わせて、その詳細を発表しました。

 

新世代のエンジンは映像のシーンまで判別が可能に

公開したのは高画質と高音質の技術。高画質技術については、前提としてテレビに採用されるパネルのパフォーマンスが年々向上しているそうです。そのなかで、品質の高いパネルをどう使いこなすかが焦点となっており、技術の核となるレグザエンジンの進化にフォーカスをあてていました。

 

新世代の「レグザエンジンZRα」は、新たにシーンの判別が可能な「AI光景再現テクノロジー」を搭載。これまではたとえば、アニメの検出など、コンテンツの判別にとどまっていました。ですが、AI光景再現テクノロジーによって、夜景から夜空に浮かぶ花火までリアルに再現が可能。さらに、格闘技やゴルフ、サッカーといったスポーツシーンも、独自の映像信号処理とパネル駆動処理でリアルに再現するそうです。

↑高画質と、後述する高音質にも寄与する新世代のレグザエンジンZRα

 

↑新技術では主に4つのシーンに絞ってプレゼンテーションされました

 

開発中のデモ機を視聴して、特にわかりやすいと感じたのは有機ELテレビで映す夜景と格闘技のシーン。夜景は建物のイルミネーションによる輝きが増しています。明るくなると色が抜けやすいところ、色もしっかり再現。よりリアルなイルミネーションに見えるようにしているとのこと。また、光を引き立たせるため、夜の暗闇を沈ませることで、コントラストも上げているそうです。

↑開発中の有機ELテレビ。ビルの明かりやイルミネーションが輝くように見えつつ、全体が明るくなりすぎないよう抑えられている印象です

 

↑こちらは現行機種の有機ELテレビ。デモ機に比べて全体的に明るい印象で、特にビル群の明かりは少し色が抜けたように見えるかもしれません

 

一方の格闘技は、リング上に降り注ぐライトが多いため、画面にもやがかかったような、全体的に白っぽい映像になりがち。そのハレーションをエンジン処理によって解消することで、選手にフォーカスが当たったかのような表現が可能になったといいます。もうひとつ、選手の体にライトが当たるために、本来見えるはずの筋肉の凹凸などが映像だと消えやすいところ、エリアごとに不自然にならない程度に処理をかけているとのこと。これにより、選手の躍動感をより再現することができたそうです。

↑デモ機の映像。後ろ向きの選手の背中を見ると、筋肉の盛り上がりがしっかり判別できます

 

またminiLEDでは、電流をコントロールし、たとえば暗部の表現時に点灯時間を短くするうえに、電流も絞ることで引き締まった黒を再現しています。さらに、絞った電流をピーク輝度に達しているエリアに充てることで、明るさを向上。暗部と明部が混在するシーンの表現力を高めているとのこと。

↑開発中のminiLEDの高コントラストテクノロジー

 

↑開発中のminiLEDテレビ。ビルの明るさを表現しつつ、ビル屋上はしっかり暗くするなどにより、夜景の明暗をしっかり再現しています

 

↑左が開発中のデモ機で、右が現行のminiLEDテレビ。スカイツリーのイルミネーションの明るさや、下に広がる夜景の明るさが違うのが見て取れるでしょう

 

より立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応した高音質技術

高音質技術は、新たに新開発の「レグザイマーシブサウンド 5.1.2」を公開。「オーディオポストプロセッサ」により、いままで以上に立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応させたそうです。加えて、10基のアンプを搭載し、スピーカーに対してアンプをほぼ独立状態で駆動させることで、立体感のある音作りに成功しているといいます。

↑レグザイマーシブサウンド 5.1.2のプレゼンテーション。Dolby Atmos対応コンテンツで音を聴くと、雨が上から降り注いだり、光の動きに合わせて音も動いたりと、立体音響をしっかりと感じられます

 

ここ数年はminiLED搭載モデルを出すなど、液晶に力を入れてきた印象のあるレグザ。ですが、今年は「レグザは有機ELも本気、miniLED液晶も本気」とスローガンを掲げています。それぞれ進化したパネルのパフォーマンスを最大限に引き出すために、レグザエンジンも進化させ、より高画質を打ち出す姿勢が見える展示といえそうです。

 

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「有機ELもminiLEDも本気」REGZAが気合いを入れた最新技術を公開

TVS REGZAは、米ラスベガスで開催されるテクノロジー関連の展示会「CES」にて、最新技術を参考展示します。合わせて、その詳細を発表しました。

 

新世代のエンジンは映像のシーンまで判別が可能に

公開したのは高画質と高音質の技術。高画質技術については、前提としてテレビに採用されるパネルのパフォーマンスが年々向上しているそうです。そのなかで、品質の高いパネルをどう使いこなすかが焦点となっており、技術の核となるレグザエンジンの進化にフォーカスをあてていました。

 

新世代の「レグザエンジンZRα」は、新たにシーンの判別が可能な「AI光景再現テクノロジー」を搭載。これまではたとえば、アニメの検出など、コンテンツの判別にとどまっていました。ですが、AI光景再現テクノロジーによって、夜景から夜空に浮かぶ花火までリアルに再現が可能。さらに、格闘技やゴルフ、サッカーといったスポーツシーンも、独自の映像信号処理とパネル駆動処理でリアルに再現するそうです。

↑高画質と、後述する高音質にも寄与する新世代のレグザエンジンZRα

 

↑新技術では主に4つのシーンに絞ってプレゼンテーションされました

 

開発中のデモ機を視聴して、特にわかりやすいと感じたのは有機ELテレビで映す夜景と格闘技のシーン。夜景は建物のイルミネーションによる輝きが増しています。明るくなると色が抜けやすいところ、色もしっかり再現。よりリアルなイルミネーションに見えるようにしているとのこと。また、光を引き立たせるため、夜の暗闇を沈ませることで、コントラストも上げているそうです。

↑開発中の有機ELテレビ。ビルの明かりやイルミネーションが輝くように見えつつ、全体が明るくなりすぎないよう抑えられている印象です

 

↑こちらは現行機種の有機ELテレビ。デモ機に比べて全体的に明るい印象で、特にビル群の明かりは少し色が抜けたように見えるかもしれません

 

一方の格闘技は、リング上に降り注ぐライトが多いため、画面にもやがかかったような、全体的に白っぽい映像になりがち。そのハレーションをエンジン処理によって解消することで、選手にフォーカスが当たったかのような表現が可能になったといいます。もうひとつ、選手の体にライトが当たるために、本来見えるはずの筋肉の凹凸などが映像だと消えやすいところ、エリアごとに不自然にならない程度に処理をかけているとのこと。これにより、選手の躍動感をより再現することができたそうです。

↑デモ機の映像。後ろ向きの選手の背中を見ると、筋肉の盛り上がりがしっかり判別できます

 

またminiLEDでは、電流をコントロールし、たとえば暗部の表現時に点灯時間を短くするうえに、電流も絞ることで引き締まった黒を再現しています。さらに、絞った電流をピーク輝度に達しているエリアに充てることで、明るさを向上。暗部と明部が混在するシーンの表現力を高めているとのこと。

↑開発中のminiLEDの高コントラストテクノロジー

 

↑開発中のminiLEDテレビ。ビルの明るさを表現しつつ、ビル屋上はしっかり暗くするなどにより、夜景の明暗をしっかり再現しています

 

↑左が開発中のデモ機で、右が現行のminiLEDテレビ。スカイツリーのイルミネーションの明るさや、下に広がる夜景の明るさが違うのが見て取れるでしょう

 

より立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応した高音質技術

高音質技術は、新たに新開発の「レグザイマーシブサウンド 5.1.2」を公開。「オーディオポストプロセッサ」により、いままで以上に立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応させたそうです。加えて、10基のアンプを搭載し、スピーカーに対してアンプをほぼ独立状態で駆動させることで、立体感のある音作りに成功しているといいます。

↑レグザイマーシブサウンド 5.1.2のプレゼンテーション。Dolby Atmos対応コンテンツで音を聴くと、雨が上から降り注いだり、光の動きに合わせて音も動いたりと、立体音響をしっかりと感じられます

 

ここ数年はminiLED搭載モデルを出すなど、液晶に力を入れてきた印象のあるレグザ。ですが、今年は「レグザは有機ELも本気、miniLED液晶も本気」とスローガンを掲げています。それぞれ進化したパネルのパフォーマンスを最大限に引き出すために、レグザエンジンも進化させ、より高画質を打ち出す姿勢が見える展示といえそうです。

 

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レグザ史上最大の100V型! 業界初ミリ波レーダーを搭載した4K ミニLED液晶の「100Z970M」登場

TVS REGZAは11月1日、レグザ史上最大サイズの100V型タイムシフトマシン4K ミニLED液晶レグザ「100Z970M」を発表。12月に発売します。

 

発表された製品はZ970Mシリーズのラインアップに新たに追加されたモデルです。高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」や4K ミニLED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを搭載しています。さらに、業界では初のミリ波レーダーを用いたセンシング技術「レグザセンシング」を採用。このミリ波レーダーが検知した視聴者の位置情報に基づいて、高画質化・高音質化を実現しています。

 

加えて、自然な人肌を再現する「ナチュラルフェイストーンPRO」、ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティPRO」、クラウドと連携することで高精細な映像を再現する「地デジAIビューティPRO」など、さまざまな高画質技術も搭載。

 

音質では、マルチアンプ駆動の「重低音立体音響システムZHD」を搭載し、大迫力のサウンドを体感できます。

 

これまでZ970Mシリーズは、85V型、75V型、65V型サイズを展開してきましたが、100V型の追加により4サイズ展開となりました。

 

発売は12月予定で、価格はオープン。なお、発売同日から「100v誕生記念スペシャルキャンペーン」を開始します。加えて、11月1日から開始する「リビングがスタジアムになる!キャンペーン」の対象にもなっています。それぞれのキャンペーン概要は公式サイトをチェックしてみてください。

従来機種からの年間消費電力量削減! 多段階評価点2.7以上の省エネレグザ「M550Mシリーズ」「E350Mシリーズ」

TVS REGZAは、4K液晶レグザ「M550Mシリーズ」(75V型、65V型、55V型、50V型、43V型)を10月20日に、4K液晶レグザ「E350Mシリーズ」(65V型、55V型、50V型、43V型)を11月10日に発売します。価格はオープン。

↑M550Mシリーズ(75V型)

 

↑E350Mシリーズ(65V型)

 

今回発売される両モデルは、省エネ法に基づいて、市場における製品の省エネ性能を高い順から5.0~1.0の41段階で表示するテレビの多段階評価点で2.7以上を達成。M550MシリーズではM550Lシリーズ(2022年モデル)と比較し、年間消費電力量を約33%削減。E350MシリーズもC350Xシリーズ(2020年モデル)と比較して、年間消費電力量を約24%削減しています。

↑暗いシーンでは映像処理とともにバックライト輝度を適正化

 

高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載。映像を解析しコンテンツのシーンに応じて適切なバックライト制御と階調補正を行うことにより、レグザ従来機種からの年間消費電力量を削減。省エネ性能の改善が行われています。

↑レグザエンジンZR

 

ネット動画の特性に合わせて高画質処理することにより、コントラストや精細感をアップさせ、低フレームレートコンテンツもなめらかに再生する「ネット動画ビューティ」も搭載。また、M550Mシリーズは、地上デジタル放送で画面のエリアごとにあらわれる様々なノイズを低減し、高精細な映像表現を可能にする「地デジAIビューティ」、人肌の立体感や質感を向上させ、黒ずみや白飛びなどを抑制し、自然な人肌を再現する「ナチュラルフェイストーン」も搭載しています。

↑ネット動画ビューティ

 

音質面では、両モデルとも「レグザパワーオーディオシステム」を搭載。バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーが低音から高音までバランスの良い迫力のあるサウンドを再現し、自然な音像定位と臨場感を楽しめます。

 

そのほか、録画した番組やネット動画の中から、好きなジャンルやタレントの番組を効率よく横断的に検索し、見たいものをすぐに見つけられる「ざんまいスマートアクセス」を搭載。AirPlay2にも対応しており、iPhoneやiPadなどのApple社製デバイスから、動画、写真、音楽などをレグザにストリーミングして楽しむことが可能です。接続するゲーム機器を自動で判別し、快適にゲームをプレイできるよう各種設定を変更する「オートゲームアジャスト」機能も搭載しています。

「TGS2023」カプコンブースにもレグザが登場! 「スト6」キャミィに扮した貴島明日香がアンバサダーに

TVS REGZAは、9月21日から開幕する「東京ゲームショウ2023」にて、カプコンのブースに、4K量子ドット液晶レグザ「43Z670L」(43V型)を試遊台用として提供します。

 

43Z670Lは広色域量子ドット倍速液晶パネルを採用しており、色鮮やかな高画質を楽しめます。4K/120P入力対応。接続するゲーム機器を自動で判別し、快適にゲームをプレイできるよう各種設定を変更する「オートゲームアジャスト」機能を搭載しているので、ALLMやVRRを手動で設定する必要がありません。表示遅延時間は約0.83msecです。

 

また、9月6日から10月1日までカプコンの格闘ゲーム「ストリートファイター6」とのコラボレーションによるキャンペーンを実施。ゲーマーとしても知られる貴島明日香さんをアンバサダーに起用し、「ゲームするなら断然レグザ!」をテーマに、レグザのゲーム機能をわかりやすく解説するスペシャルコンテンツを期間限定公開します。

 

同作の機能のひとつである、アバタークリエーション機能で作成した自身のアバター「あすかさん」を使って、貴島さんが実際にゲームをプレイするYouTube動画を期間限定公開中です。PCゲームが得意な貴島さんが同作をプレイ実況しながら、「瞬速ゲームモード」や「オートゲームアジャスト」など、レグザならではの機能をわかりやすく解説。トレーディングカード制作の裏話も収録されています。

 

ストリートファイター6のキャラクターをモチーフにしたトレーディングカードのプレゼントキャンペーンも実施。トレーディングカードの種類は、貴島さんが「キャミィ」に扮したカードに加え、「ルーク」「春麗」「リュウ」「ダルシム」など全5種類です。配布は東京ゲームショウ2023のストリートファイター6コーナーでの試遊や、後述のTVS REGZA主催SNSキャンペーンなどで行います。

 

ストリートファイター6×レグザ コラボ記念プレゼントキャンペーンは、レグザ公式Xアカウント(https://twitter.com/regza_official)をフォローし、対象のポストを引用リポストして応募。抽選で43Z670Lや、貴島明日香さんのサイン入りトレーディングカードセット&オリジナルクリアファイルが当たります。応募期間は10月1日23時59分まで。

TGSでレグザのゲーミング機能をお試しできる! バンナムブースに全60台の4K液晶レグザ

TVS REGZAは、9月21日から開幕する「東京ゲームショウ2023」にて、バンダイナムコエンターテインメントブースに、4K液晶レグザ全60台を提供することを発表しました。

 

内訳は、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「65Z870M」(65V型)が8台、「55Z870M」(55V型)が3台、4K量子ドット液晶レグザ「43Z670L」(43V型)が49台。65V型と55V型のZ870Mシリーズはプロモーションビデオ用、43Z670Lは試遊台用です。

↑65Z870M

 

Z870Mシリーズは、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」と新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを搭載しています。4K/120P入力対応。接続するゲーム機器を自動で判別し、快適にゲームをプレイできるよう各種設定を変更する「オートゲームアジャスト」機能を搭載しているので、ALLMやVRRを手動で設定する必要がありません。表示遅延時間は約0.83msec。

↑55Z870M

 

43Z670Lは広色域量子ドット倍速液晶パネルを採用し、色鮮やかな高画質を楽しめます。Z870Mシリーズ同様、4K/120P入力に対応し、オートゲームアジャスト機能を搭載。表示遅延時間は約0.83msecです。

↑43Z670L

レグザ購入でラグビー日本代表応援グッズがもらえる! さらに抽選で豪華アイテムも……「レグザ de SPORTSキャンペーン」

TVS REGZAは、「レグザ de SPORTSキャンペーン」を7月1日より実施します。

 

同キャンペーンでは、キャンペーン対象モデルのレグザを購入し、専用フォームから応募すると、レグザロゴ入りラグビー日本代表応援マフラータオルがもれなくもらえます。

 

また、抽選による購入特典も用意しており、Aコース「タイムシフトマシンコース」かBコース「ラグビー日本代表応援コース」かを選んで申し込むことができます。

 

Aコースのタイムシフトマシンコースは、「選べるデジタルギフト8万円分」(15名)か「レグザ純正ハードディスク「THD-200V3(2TB)」」(3000名)のどちらか、Bコースのラグビー日本代表応援コースは、「ジャパンレプリカホームジャージー」(300名)か「日本代表レプリカラグビーボール」(100名)が当たります。

 

なお、各コースどちらの製品が当たるかは、あらかじめ選ぶことはできません。

 

キャンペーン対象モデルは、タイムシフトマシン4K有機ELレグザ:X9900Mシリーズ(77V型、65V型、55V型)、4K有機ELレグザ:X8900Lシリーズ(65V型、55V型)、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ:Z970Mシリーズ(85V型、75V型、65V型)、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ:Z870Mシリーズ(75V型、65V型、55V型)、タイムシフトマシン4K広色域量子ドット液晶レグザ:Z770Lシリーズ(75V型、65V型、55V型)です。

 

キャンペーン期間は、購入期間が7月1日~10月10日まで、応募期間が7月1日~10月23日23時59分まで。

 

詳細は、同社のキャンペーン特設ページ( https://www.regza.com/cpn/23despt )をご覧ください。

メーカーこだわりの超絶技巧で極上ビジュアルを生み出す「レグザ 65X9900M」を紹介

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はTVS REGZA「レグザ 65X9900M」とJMGO「N1 Ultra」をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

ミリ波レーダー技術によりさらなる高画質・高音質を実現

【有機ELテレビ】

TVS REGZA
レグザ 65X9900M

実売価格59万4000円

ミリ波レーダーを用いたセンシング技術「レグザセンシング」を搭載した有機ELテレビ。ミリ波レーダーが視聴位置を測定し、画質・音質を自動調整する。輝度を従来比最大約20%アップするなど、コントラスト性能も強化している。

SPEC●画面サイズ:65V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4ほか●サイズ/質量:W1452×H868×D336mm/約29.5kg

↑画質・音質調整は、センシング設定から行う(出荷時オフ)。ミリ波レーダーで複数人(最大2名)を認識できる

 

↑自動車の安全運転支援技術などにも用いられるミリ波レーダーを初採用。視聴距離を感知し、最適な映像やサウンドに自動調整してくれる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】ミリ波レーダー

視聴位置を問わず最適な画音に自動調整

「視聴位置をミリ波レーダーで計測。画面に近いときにはノイズが目立たないように抑制し、遠いときには精細感を高めたメリハリのある画質にします。センターからズレている場合には左右の音声のズレまで補正。どの位置にいても、最適な画質と音質で視聴できます」(湯浅さん)

 

3色レーザー搭載により映画館の画質を自宅で再現

【ホームプロジェクター】

JMGO
N1 Ultra

実売価格28万3360円

Android TV対応機としては日本初の3色レーザー搭載プロジェクター。小型化された国産レーザーモジュールの採用に加え、独自開発エンジンなどにより明るい場所でもくっきりとノイズレスな映像が楽しめる。台形補正機能を備え、手間なく最適な投写が可能だ。

SPEC●方式:DLP●スクリーン解像度:4K●明るさ:2200CVIA(※)ルーメン●コントラスト比:1600:1●OS:Android TV 11●サイズ/質量:W241×H236×D203mm/4.5kg

※:CHINA VIDEO INDUSTRY ASSOCIATIONの略。プロジェクターの明るさに関する中国国内での新規格

 

↑9つの特許を取得した、自社開発の光学エンジン「MALC」を搭載。光源には、小型化された3色レーザーモジュールを採用した

 

↑デンマークの高級スピーカーメーカーDYNAUDIOと協業した10Wのスピーカーを2基内蔵。本体だけで高音質で再生可能だ

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】4K3色カラーレーザー

3色レーザーが明るく鮮明な映像を描く

「独自開発したRGB3色のカラーレーザーを搭載。高輝度、高コントラスト、忠実な色再現を実現します。2軸ジンバルシステムにより投写角度を自在に変えることができるほか、斜めからの投写でも傾きを自動的に調整して歪みのない映像にしてくれる機能も魅力です」(湯浅さん)

業界初ミリ波レーダー採用で視聴位置にあった高画質化! レグザが新4K有機ELテレビと4K ミニLED液晶テレビを発表

TVS REGZAは4月6日、4K有機ELレグザ「X9900M」シリーズ、液晶モデルとしては最上位に位置する4K ミニLED液晶レグザ「Z970M」シリーズ、スタンダードな4K ミニLED液晶レグザ「Z870M」シリーズを発表しました。

↑X9900Mシリーズ

 

ラインナップと市場想定価格(税込)、および発売日は下記のとおりです。

 

X9900Mシリーズ
77V型「77X9900M」 約93万5000円 4月21日発売予定
65V型「65X9900M」 約59万4000円 4月21日発売予定
55V型「55X9900M」 約44万円 4月21日発売予定

 

Z970Mシリーズ
85V型「85Z970M」 約93万5000円 5月発売予定
75V型「75Z970M」 約77万円 4月21日発売予定
65V型「65Z970M」 約52万8000円 4月21日発売予定

↑85V型の85Z970M

 

Z870Mシリーズ
75V型「75Z870M」 約55万円 4月21日発売予定
65V型「65Z870M」 約41万8000円 4月21日発売予定
55V型「55Z870M」 約30万8000円 4月21日発売予定

↑75V型の75Z870M

 

業界初のミリ波レーダー採用で、距離に合わせて最適な画質に調整

今回発表の製品は、2023年1月に開催された家電見本市「CES」で出展された参考展示モデルが、製品化されたものです。X9900MシリーズとZ970Mシリーズには、ミリ波レーダーによるセンシング技術と、AIによる映像コンテンツ解析を組み合わせた、新しい「レグザエンジンZRα」を搭載しています。

 

ミリ波レーダーは業界としては初めての採用としており、画質・音質の向上を実現しています。画質においては、視聴者とテレビの距離を把握。距離に適した精細感を表現しつつ、ノイズを抑制しています。

 

なお、CESでの参考展示モデルからさらに進化しているそうで、たとえばミリ波レーダーでテレビの前に人がいるかいないかを検知し、人がいないと認識すると明るさを抑えて省電力化してくれるそうです。

↑このように人のいる距離・位置を把握し、画質を調整。距離が近いとノイズを抑制して自然な高画質にし、距離が遠いと精細感を上げてメリハリのある高画質にします

 

音質面では、視聴位置を把握して音場を調整。よりクリアなサウンドを出せるようになったとしています。

 

また、レグザエンジンZRαのAIを活用した「ネット動画ビューティPRO」を搭載。AIが映像コンテンツの種類を判別して、コンテンツに合わせた高画質化を自動で調整します。たとえばネット動画にありがちなバンディングノイズなどを抑制し、滑らかな映像を表現してくれるといいます。

↑地デジの放送などと違い、ネットのコンテンツは種類やジャンルの情報を入手しにくく、適した高画質化が難しいところですが、ネット動画ビューティPROでは適切な画質に調整します

 

さらに、「AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO」も搭載しました。AIが映像画面の構図を分析し、被写体全体を判別。被写体を高精細化することで立体感のある映像を実現しています。

 

もうひとつ、アニメに強いレグザならではの機能として「アニメビューティPRO」も搭載。セルアニメやデジタルアニメなどと、アニメコンテンツの種類を判別して最適な高画質処理を施します。加えてAIがアニメキャラの顔を検出してノイズを抑制。滑らかに再現できるとのこと。

↑アニメビューティPROで、顔がはっきりと再現

 

有機EL、ミニLEDともにパネルも新しくなった

新モデルはパネルも刷新しています。有機ELパネルはチューニングを施すことで、従来機種「65X9900L」「65X9900M」に比べて輝度が約20%向上しているそうです。

↑新しくなった有機ELパネル

 

ミニLED液晶パネルは、高輝度のミニLEDバックライトと従来から改良された量子ドットを搭載し、新たなパネルを開発。Z970Mシリーズは従来機種「65Z875L」に比べて約10倍のエリアコントロールが可能になり、高コントラストを実現しています。加えてZ970Mシリーズには、低反射のARコートとワイドアングルシートを搭載。より視野角の広い、高コントラストな映像を再現可能になっています。

↑新開発のミニLEDパネル

 

↑X9900Mシリーズの重低音立体音響システム「XHR」。10基のスピーカーを90Wのマルチアンプで出力します

 

↑Z970Mシリーズの重低音立体音響システム「ZHD」のイメージ図。こちらは11基のスピーカーを112Wで出力

視聴距離に合わせて最適な画質に調整! TVS REGZAがCESで新技術を披露

TVS REGZAは1月4日、米ラスベガスで開催の家電見本市「CES」に出展。新技術を搭載した4Kレグザを披露しています。

 

参考出品されているのは77V型の4K有機ELレグザおよび、75V型4K miniLED液晶レグザです。加えて、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」に搭載された、新たなテクノロジーを複数展示しています。

↑77V型の4K有機ELレグザ

 

新しいテクノロジーは下記の4つです。

・ミリ波レーダー高画質テクノロジー
・ミリ波レーダー高音質テクノロジー
・構図推定 AI立体感復元超解像技術
・AIコンテンツ判別 ネット動画高画質化技術

 

ミリ波レーダー高画質テクノロジーは、ミリ波レーダーを使用してテレビから視聴者までの距離を検出。距離に応じて、最適な画質に自動で調整する技術です。たとえば画面の高さの1.5倍程度の近距離だとノイズを知覚しやすいため、ノイズを抑制して自然な高画質を実現します。一方で画面の高さの4倍程度の遠距離だと、映像の精細さやコントラストの知覚感度が下がりやすいため、精細感を高めてメリハリのあるチューニングを施します。

↑画面真ん中下に表示されているのが視聴位置。近くで見ているため、女性の肌のきめ細やかさが際立ちます

 

↑こちらは遠くで視聴したときの映像。女性の肌の質感は若干変化しているものの、色のメリハリが付いて華やかな印象に

 

ミリ波レーダー高音質テクノロジーは、ミリ波で視聴している角度を検出し、角度に合わせて最適な音場に自動で調整する技術です。これにより、テレビを真正面からではなく左右から見ている人が知覚しがちな音の位相のずれを正してくれるといいます。

↑ミリ波レーダー高音質テクノロジーも視聴位置を写真のように検出。左右から出る音の出力時間を調整し、視聴位置に適した音の定位を実現しています

 

構図推定 AI立体感復元超解像技術は、AIが映像の構図全体から被写体の顔や衣装を把握し、質感や精細感を向上させるというもの。これにより、背景のノイズを抑制しながら空間の奥行きを再現できるそうです。

↑こちらは構図推定 AI立体感復元超解像技術をオンにしたとき。髪の1本1本の質感が伝わってきます

 

↑こちらがオフの状態。十分にも見えますが、上の写真と比べると少し女性の立体感が薄まった印象です

 

AIコンテンツ判別 ネット動画高画質化技術は、ネット動画のコンテンツや特徴をAIが自動で判別して、最適な画質に自動調整する技術です。テレビなどの放送コンテンツの場合、メタデータが付与されており、従来はそのメタデータからコンテンツの種類を判別して、高画質処理を施していたとのこと。ネット動画のコンテンツの場合、メタデータがないものもあるため、開発にいたったとしています。

 

こうしたテクノロジーは、現時点では開発段階のもの。実際に販売されるレグザに搭載されるかどうかはわかりませんが、これまでにない高画質・高音質テクノロジーなので、期待したいところです。

豪華視聴者プレゼントも! 7か月ぶりの「レグザチャンネル」ライブ配信……12月26日21時から

TVS REGZAは12月26日21時~22時、公式YouTubeチャンネル「レグザチャンネル」にて、7か月ぶりとなるライブ配信を行います。

 

レグザブランド統括マネージャー本村裕史さんと声優の小岩井ことりさんが、視聴者ともに、この1年の取り組みなどを振り返ります。また、意見や質問などを受け付けるアンケートも開始しています。

 

ご質問・ご意見アンケート:https://forms.gle/WtzJojuFjL9FqB6X7

 

配信では視聴者プレゼントも用意しています。4K量子ドット液晶レグザ「55Z770L」や、エレコム提供の「年末年始にタイムシフトマシンでREGZAざんまいだったとしても大丈夫!5点セット」などを抽選でプレゼント。プレゼントの内容・台数は、12月26日の配信中に確認された同時視聴者数の数によって変動します。

↑TVS REGZA提供プレゼント

 

レグザ公式Twitterアカウントエレコム公式Twitterアカウントをフォローの上、「欲しい商品名」を書いて、レグザ公式ツイートの引用ツイートを行うと応募が完了します。プレゼントは複数応募可能です(※プレゼントが重複してひとりに当たることはありません)。

↑エレコム提供「年末年始にタイムシフトマシンでREGZAざんまいだったとしても大丈夫!5点セット」

 

応募期間は、12月26日21時~2023年1月3日 23時59分まで。応募規約や詳細などは、レグザ公式Twitterアカウントをご確認ください。

専門家がパワープッシュする、レグザの「ミニLED」テレビ

2022年の新作テレビは、革新的な技術を投入したモデルが大豊作で、市場はにわかに活気づいています。今回は専門家にパワープッシュする「ミニLED」を聞きました!

※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

モノ知りインフルエンサー

テクニカルライター

湯浅顕人さん

本誌AV機器のテスターとしておなじみ。AV以外にもPC・ガジェットやアウトドアなど幅広いジャンルに精通。

 

【ミニLED】明るく高コントラストな映像が楽しめる

今季は「液晶」「有機EL」ともに”新しいパネル”を採用したモデルが登場して話題になっています。液晶においては、極小のLEDを敷き詰めたバックライトを使った「ミニLED」です。

 

「有機ELのように、黒い部分を“白浮き”なく黒く表現できるコントラストの高さ、そして液晶テレビの“白い部分(明るい部分)の再現性”が見事です」(湯浅さん)

【ミニLED液晶テレビ】

2022年秋発売予定

東芝

4K液晶レグザ55Z870L

実売価格30万8000円

同社で初めて「Mini LED広色域量子ドット液晶パネル」を搭載。多数のLEDを緻密に配置することで従来比約2倍の高輝度化を実現するとともに、純度の高い色再現が可能に。最大70Wのマルチアンプで合計7つのスピーカーを駆動し、臨場感溢れる音が楽しめます。

SPEC●チューナー:BS4K/110度CS4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4、USB×4ほか●音声最大出力:70W●サイズ/質量:W1233×H742×D313mm/21.5kg(スタンド含む)

 

↑「重低音立体音響システムZP」を搭載。重低音バズーカほか7つのスピーカーを70Wのアンプで駆動し、迫力の音に

 

↑新開発の「Mini LED広色域量子ドット液晶パネル」のイメージ。広色域量子ドットの採用により、人の目の色域の広さに迫る純度の高い色再現が可能になりました

 

↑どんなコンテンツも高精細に描く「レグザエンジンZRⅡ」を搭載。フレームレートの低いネット動画も高画質処理を施すことで滑らかに再生できます

 

液晶の明るさと有機ELの黒再現を両立させたい人に

バックライトに従来の液晶テレビのLEDよりもはるかに小さい「ミニLED」を採用。きめ細かな光量の調整が可能になり、黒の再現(コントラスト比)を高められます。液晶の明るさはそのままに、有機ELに迫る黒再現も楽しみたい人にオススメです。

 

ヒットアナリティックス:低コストで生産でき今後の低価格化に期待

いずれのメーカーも“第1世代”であり、最先端の技術で独自性も高い。また、VODの普及で高画質な4K映像が増え、高画質テレビの需要は高まっています。まだ量産体制ができておらず高価ですが、比較的低コストで生産が可能なので、今後の低価格化に期待できます。

レグザが「FIFAワールドカップ カタール2022」の日本戦観戦ツアーが当たる応援キャンペーン実施

TVS REGZAは、サッカーワールドカップの日本×スペイン戦の観戦ツアーが当たる「FIFAワールドカップ カタール2022 応援キャンペーン」を9月22日より実施します。

 

このキャンペーンでは、日本×スペイン戦の観戦ツアーが当たるA賞と、豪華応援グッズが当たるB賞を用意。それぞれの賞の応募方法に従って、LINEもしくはTwitterを使って応募できます。

 

A賞の「日本×スペイン戦観戦ツアー」は、2022年12月2日にカタールで開催される日本×スペイン戦の観戦ツアーへ参加できるというもの。賞品には、現地までの往復航空券やホテルの宿泊費用、観戦チケットが含まれています。

 

応募方法は、レグザLINE公式アカウントを友達追加し、メッセージから画面をタップしてキャンペーンに応募するだけ。応募期間は2022年9月22日~2022年10月20日23時59分まで。当選人数は6組12名となっています。

 

B賞は、自宅でワールドカップが楽しめる豪華応援グッズとして、アディダスの公式試合球レプリカ「アル・リフラ」(20名)、ビーズクッション「Yogibo Double Premium」(5名)、「Yogibo Max」(15名)、JBLのサウンドバー「Bar 5.0 MultiBeam」(10名)など、6アイテムを計75名にプレゼント。

 

応募方法は、レグザ公式Twitterアカウントをフォローし、キャンペーン対象ツイートを引用リツイートし、ハッシュタグ「#W杯見るならレグザ」をつけたうえで、欲しいグッズの番号を記載して応募できます。応募期間は2022年9月22日~2022年10月20日23時59分まで。

 

応募にあたっての諸注意事項などは、レグザの公式キャンペーンサイトで確認できます。

レグザキャンペーンサイト:https://www.regza.com/2022fifa

 

 

テレビの色域を劇的に向上させる「量子ドット」とは? レグザが技術説明会を実施

TVS REGZAは、広色域量子ドットを採用した4K液晶テレビ「Z770L」シリーズが8月31日に発売されるのに合わせ、「広色域量子ドット」技術に関するメディア向け説明会を開催しました。

↑左がREGZA 75Z770L、右が75Z875L

 

Z770L/Z670Lシリーズは、4K液晶レグザのフラッグシップモデルとなるMini LEDバックライト搭載の「Z875L/Z870L」に次ぐハイエンドモデル。Z875L/Z870Lと同様に広色域量子ドットを採用し、従来の4K液晶レグザを超える色鮮やかな映像を再現できることが特徴です。

↑広色域量子ドットにより色鮮やかな映像を実現

 

今回の説明会では、この「広色域量子ドット」がどのように鮮やかな色を再現するのかについて、より詳細な技術説明がなされました。

 

今年のテレビのトレンドは“色”

従来の液晶テレビでは、バックライトに白色LEDライトを採用したものが主流でした。この白色LEDは、青いLEDライトにカラーフィルターを装着し、光の色を白く調整したもの。この白色LEDライトの光がRGBフィルターを通ることで、様々な色を再現するという仕組みです。

 

一方、広色域量子ドット搭載モデルでは、青色LEDライトにカラーフィルターを装着せず、青色の光をそのまま広色域量子ドットシートに照射。シートのなかに配された量子ドットが青色の光を赤や緑の光に変換することで、これまでよりもRGBの色純度の高い光を作り出し、RGBカラーフィルターを通ったときにより広色域な色を再現できるというものです。

↑広色域量子ドット液晶パネルの概要

 

↑従来の白色LEDよりも広い色域を再現できるのが特徴

 

発表会では、白色LEDバックライトを搭載した4K液晶レグザ「M550L」シリーズとZ770Lが並べて展示されていましたが、特に赤や緑の発色の鮮やかさで違いを感じることができました。広色域量子ドットを採用したパネルは、地デジやBS放送の標準規格であるBT.709の色域を超えた色域を表示できるため、放送に際し失われた色域を復元してあげることで、テレビ放送なども従来より色鮮やかな画質で楽しめるとのこと。

↑左が従来の白色LEDを採用しているM550L、右が広色域量子ドットを採用したZ770L

 

同社では、テレビの高画質の3大要素を「きめ細やかさ(精細感)」「コントラスト」「自然な色」と定義しており、「きめ細やかさ」は4K化で、「コントラスト」は有機ELパネルやMini LEDバックライトの採用でそれぞれ大幅に向上してきており、3番目の要素である「自然な色」を実現するのが広色域量子ドット技術であるとしています。

 

また、8月31日に発売されるZ770Lシリーズについて、レグザブランド統括マネージャーの本村裕史氏は「2022年の液晶レグザは、Mini LEDバックライトを搭載したZ875L/Z870Lという超ハイエンドなモデルができたため、Z770Lがミドルクラスと紹介されることがある。しかし、2021年の4K液晶レグザのハイエンドはZ740XSという機種で、Z770Lはその後継にあたるモデル。つまりZ770Lは4K液晶レグザのハイエンドモデルなのです」と説明。

 

その上で、「Zシリーズの名称は、レグザのなかでも最先端のスペックと機能性を兼ね備えた機種に付けられてきたものだが、そういう意味ではZ770Lシリーズは2022年のレグザのラインナップで最もZシリーズらしい機種といえる」と述べていました。

 

「より鮮やかな色」の表現を可能にした広色域量子ドット搭載のレグザのZ770LおよびZ670Lシリーズは、2022年の4K液晶テレビの最注目モデルといえそうです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

 

「広色域量子ドット」で色鮮やか! 4K液晶レグザ「Z770L」など5機種を発表

TVS REGZAは、2022年夏モデルとして、広色域量子ドットを採用した4K液晶テレビ「Z770L/Z670L」シリーズや4K有機ELテレビ「X8900L」など、5モデルを7月1日より順次発売します。

 

いずれも新開発の映像エンジン「レグザエンジンZR II」を搭載し、「地デジAIビューティZR II」「ネット動画ビューティZR II」「美肌フェイストーンZR II」などの高画質化技術を備えています。

↑新開発の「レグザエンジンZR II」

 

広色域量子ドット採用で色鮮やかに再現

4K液晶レグザ「Z770L」および「Z670L」は、先行して発売されたMini LED液晶バックライト搭載の液晶レグザ最上位モデル「Z875L/Z870L」と同様に、色彩を鮮やかに再現する「広色域量子ドット」を採用していることが特徴。バックライトはMini LEDではありませんが、広色域量子ドット用の青色LEDを使用しており、従来よりも濁りのない鮮やかな色彩を表現します。

2モデルの違いは、独自の録画機能「タイムシフトマシン」搭載の有無。Z770Lはタイムシフトマシン搭載、Z670Lは非搭載となっており、タイムシフトマシン以外のスペックは共通となります。

 

サイズは、Z770Lが75型、65型、55型の3サイズ。Z670Lが50型、43型の2サイズ展開。

 

パネルは倍速対応の4K液晶パネルを採用しており、直下型の高輝度LEDバックライトを搭載。エリアコントロール技術により、高コントラストな映像を実現しています(Z670L 43型のみエリアコントロール非対応)。

 

9個のスピーカー(75型のみ11個)で迫力のあるサウンドを再生する「重低音立体音響システムZ」を搭載しており、Dolby Atmosにも対応。リモコンの内蔵マイクで最適な音質設定を行える「オーディオキャリブレーション」機能も搭載しています。

 

HDMI 2.1に対応しており、ゲーム機などの4K120p入力やVRR(可変リフレッシュレート)などにも対応しているほか、自動でゲームプレイに最適な設定にする「オートゲームアジャスト」機能も備えています。

 

また、75型以外のモデルは画面の向きを変えられる回転スタンドを採用。10個のネット動画ダイレクトアクセスボタンと2個のMy.choiceボタンを備えた新レグザリモコンを同梱しています。

↑新レグザリモコン

 

新世代有機ELパネルでより高画質に

4K有機ELレグザ「X8900L」は、新世代のレグザ専用高輝度有機ELパネルを採用。先行する最上位モデル「X9900L」との大きな違いは、映像エンジンが「レグザエンジンZR II」となるほか、サウンドシステムやタイムシフトマシン非搭載など。サイズは、65型、55型、48型の3サイズ。

X9900Lと同様に、高冷却インナープレートを採用しており、有機ELならではの引き締まった黒を再現します。

 

また、6個のスピーカーで立体感のあるサウンドを再生する「重低音立体音響サウンドシステムXP」を搭載。Dolby Atmosやオーディオキャリブレーション機能にも対応しています。

 

Z770L/Z670L同様、画面の向きを変えられる回転スタンドを備えているほか、新レグザリモコンを同梱しています。

 

上位機種と同じ映像エンジンを搭載

「Z570L」は、4K倍速パネルを搭載した液晶レグザのミドルクラスモデル。こちらは広色域量子ドット非搭載となっています。

バックライトは直下型LEDを採用しており、明るくなめらかな映像を実現。タイムシフトマシン機能は備えていないものの、おすすめの番組を自動で録画してくれる「おまかせ録画」機能に対応しています(録画にはUSBハードディスクが必要)。

 

サイズは65型、55型、50型、43型の4サイズをラインナップします。

 

「M550L」は、直下型LEDバックライトを搭載した4Kレグザのエントリーモデル。上位機種と同様、最新の「レグザエンジンZR II」を搭載しており、様々な高画質化機能を備えています。

サイズは75型と65型の2サイズをラインナップしています。

 

先行して発売された最上位モデル「X9900L」および「Z875L/Z870L」を筆頭に、新たに5モデルがラインナップ加わり、合計8モデルで展開される2022年のレグザ。機能やスペックの違いにより、より好みや用途に応じて最適な機種が選びやすくなっています。

プロが教える「いまが狙い目の4Kテレビ」はコレだ!ゲームやるならレグザ「X8900K」

例年春先に各メーカーが新製品を発表するテレビは、現行モデルの大幅なディスカウントが始まるいまの時期が買いどきだ。高画質で機能も“全部入り”の有機ELフラッグシップ機を、いまこそ狙いたい。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

2022年 テレビ選びの3か条

1.価格がこなれてきた有機ELモデルが狙い目

少し前までは“高嶺の花”だった有機ELテレビだが、いまでは価格がこなれて55V型で20〜30万円ほどに。液晶よりは高価だが、圧倒的なコントラストや色再現性を誇る有機ELは魅力が大きい。

 

2.高画質映像を引き立てる音響システムにも注目

「薄型テレビ=音が悪い」は、もはや過去の話。フラッグシップである有機ELテレビは、各社が独自技術で音質を磨き上げている。コンテンツの世界に没入できる立体音響のクオリティをチェックしたい。

 

3.ネット機能の充実度と操作性は重視すべし

いまやテレビでネット動画を視聴するのは当たり前の習慣となった。対応するVODサービスの充実度だけでなく、リモコンでの操作性やUIの見やすさ、コンテンツのレコメンド機能の精度も重視すべきだ。

 

私が選出しました

本誌編集長

川内一史

テレビ担当歴は9年以上。有機ELテレビ購入の決意を固めているが、2歳の息子が転倒させないかという点を心配している。

 

低反射パネルで見やすさを追求したハイコスパモデル

東芝

レグザ 55X8900K

実売価格20万8880円

 

4Kチューナー:2基搭載
HDMI端子:4基搭載
音声実用最大出力:合計72W
年間消費電力量:155kWh

独自の低反射有機ELパネルを採用し、引き締まった黒と高いコントラストを実現。映り込みを抑え、明るいリビングでも鮮明な映像を楽しめる。「有機EL瞬速ゲームモード」では約0.83ミリ秒の超低遅延で快適にプレイ可能だ。

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V/48V型●チューナー:4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●OS:Android TV●サイズ/質量:W1226×H753×D229mm/19.5kg(スタンド含む)

 

↑低反射のハーフグレアパネルを採用したことで、明るいリビングでも映り込みを抑えられ、快適に視聴可能。ゲームプレイ時の没入感も高めている

 

↑総合最大出力72Wのマルチアンプが6基のスピーカーを駆動する「重低音立体音響システムXP」を搭載。伸びやかでクリアな高域とパワフルな低域を実現する

 

↑リモコン上部に備えられたボタン群から、各種VODサービスへワンタッチでアクセス可能。中央下部にあるGoogleアシスタントを押せば音声操作にも対応する

 

【IMPRESSION】画質を含めた基本性能は約20万円と思えないレベル

「現行の有機ELテレビで唯一ハーフグレアパネルを採用し、映り込みのストレスなし。Netflix非対応は残念ですが、ネット動画のレコメンド機能は秀逸です。コスパの高さは圧倒的!」(川内)

 

【本日20時から】最新「レグザ」をおトクに入手できるかも!?モニター販売&ライブ配信の詳細

本日5月26日20時より、2022年新モデル「レグザ」のモニター販売が行われます。また、同日同時刻には、TVS REGZA公式YouTubeチャンネル「レグザチャンネル」にて、「祝! モニター販売」と題した、約1時間のライブ配信も実施。

 

レグザチャンネル:https://www.youtube.com/c/REGZAchannel

 

今回のモニター販売で販売されるのは、タイムシフトマシン4K有機ELレグザ「X9900Lシリーズ」65V型/55V型、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「X875L/Z870Lシリーズ」75V型/65V型/55V型の全5モデル。いずれも5月17日に発表された最新モデルで、各30台を販売します。

 

レグザの生配信による販売は2021年7月に続き2回目。前回は「レグザLIVE SUPER SALE」と題し、テレビの通販番組のような形でリアルタイムで購入するスタイルでした。

 

配信は最大で約2000人が同時接続しており、高い注目を集めた一方で、同時に大人数がアクセスしたことでサイトがつながりにくかったほど。そのため、今回は「入札形式」を取っています。

↑入札形式の流れ

 

入札方式というのは「入札上限価格」と「入札最低価格」が設定されており、この価格の間で、価格の高いほうから優先的に購入できるという仕組み。5月31日23時59分までの応募期間内であれば、いつでもレグザオンラインストアで応募を受け付けているので、サーバーなどが混んでいて応募を完了できないなどの場合でも、時間をおいて再度応募可能です。

↑各モデルの入札価格など

 

なお、GetNavi web編集部調べでは、上限価格はどれも実売予想価格に設定されており、入札上限価格での入手になったとしても、実売価格よりは上回らないと予想。量販店やECサイトではポイント還元されるので、還元を考慮した価格を狙って当選するかを祈りましょう。

 

出演は、TVS REGZAのレグザブランド統括マネージャーとして、長年レグザブランドの普及に携わってき本村裕史さんと、人気声優・小岩井ことりさん。小岩井さんは本誌連載「やりすぎ!? ことリズム」や、「ポタ-1 TV」でもおなじみですね。

↑小岩井ことりさん

 

本村さんと小岩井さんは新製品の特徴だけでなく、モニター販売のしくみや応募方法まで、視聴者の皆さんに丁寧に解説。また、視聴者からの様々な質問や意見にも、リアルタイムで回答! 小岩井さんがあなたのコメントを読んでくれるかも。

 

というわけで、4Kテレビをおトクにゲットしたい、4Kテレビの購入を検討中、最新レグザが気になる……等々、26日20時からのライブ配信をぜひチェックしてみてください。

 

レグザ新製品が特価で買える!? モニター販売、5月26日20時スタート! 小岩井ことり出演ライブ配信も

TVS REGZAは、レグザ2022年新製品のモニター販売を、5月26日20時から行います。モニター販売の対象となるのは、タイムシフトマシン4K有機ELレグザ「X9900Lシリーズ」と、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z875L/Z870Lシリーズ」。

 

モニター販売は5月31日23時59分まで、レグザオンラインストアで申し込むことができます。応募期間中であればいつでも応募を受け付けているので、万が一サーバーなどが混んでいて応募を完了できないなどの場合でも、時間をおいて再度応募可能です。

 

モデルごとの販売台数と入札価格などは、以下の表の通りです。

入札上限・最低価格は、この価格の中で価格の高いほうから優先的に手に入れられるという仕組み。GetNavi web調べでは、上限価格はどれも実売予想価格に設定されており、入札上限価格での入手になったとしても実売価格よりは上回らないと予想。入札結果によるところが大きいですが、特価で手に入れられるチャンスもあります。

 

製品は6月下旬以降順次発送。お届けのタイミングは製品の発売時期によって異なり、決まり次第、モニター販売の当せん者に、メールでお知らせします。

 

今回のモニター販売に合わせ、YouTubeのレグザチャンネルでは、10か月ぶりとなるライブ配信が行われます。同配信では、2021年10月からレグザチャンネルを牽引し、レグザブランド統括マネージャーとして長年レグザブランドの普及に携わってきた本村裕史さんと、GetNaviでもおなじみ、声優・小岩井ことりさんが登場。新製品の特徴を解説するほか、モニター販売のしくみや応募方法を丁寧に解説。視聴者からの様々な質問や意見にも、リアルタイムで回答します。

 

カタログやWebサイトなどを読んだだけではわからない……と、モニター販売への応募をためらう視聴者の皆さんを、全力でサポートします。配信日時は5月26日20時~21時。

 

レグザオンラインストア:https://store.regza.com/

レグザ チャンネル(YouTube):https://www.youtube.com/user/REGZAchannel

初のMini LED搭載機も! レグザから2つのフラッグシップ「X9900L」「Z875L/Z870L」登場

TVS REGZAは、4K有機ELテレビ「X9900L」シリーズと、バックライトにMini LEDを採用した4K液晶テレビ「Z875L/Z870L」シリーズを6月中旬より順次発売します。

↑4K有機ELテレビ「X9900L」

 

サイズ展開は、X9900Lが65型と55型、Z875Lが75型と65型、Z870Lが55型となっています。

サイズ 発売予定日 実売予想価格(税込)
X9900L 65型 6月中旬 約55万円
55型 6月下旬 約38万5000円
Z875L 75型 6月下旬 約55万円
65型 約41万8000円
Z870L 55型 約30万8000円

 

いずれも、開発に3年以上かけたという新映像エンジン「レグザエンジンZR α」を搭載(Z870Lのみ「レグザエンジンZR II」)。ディープニューラルネットワークを駆使したAI処理を専門に行うチップを備えており、高ビット精度の信号処理と最新の超解像処理により新次元の高画質を実現します。

↑新映像エンジン「レグザエンジンZR α」

 

また、全モデルで独自の録画システム「タイムシフトマシン」を搭載。最大6chまでの番組を1日中録画することができます。OSは新開発のLinux OSを採用。2021年モデルでは一部の機種でAndroid TV OSを採用していましたが、同社では今後も機種によって2つのOSを使い分けていくとしています。

 

AIが肉眼に迫る高画質を実現

新映像エンジン「レグザエンジンZR α」では、AIにより様々な高画質化処理を行うことができます。超解像技術「AIナチュラルフォーカステクノロジー」は、映像中の遠景と近景をAIが判別することで、遠景には弱めの超解像を、近景にはくっきりとした超解像処理を施し、肉眼で見るような立体感と奥行き感のある映像を再現します。

↑「AIナチュラルフォーカステクノロジー」

 

また、「美肌AIフェイストーンZR α」により、AIが映像中の人間の顔を判別し、照明などで不自然な色になった肌を補正し適切な超解像処理を行うことで、立体感のある美しい顔を表現します。

↑「美肌AIフェイストーンZR α」

 

テレビ放送向けの高画質化処理技術「地デジAIビューティZR α」は、複数回の超解像処理を行いながら、新たにノイズの発生しやすいテロップ部分やワイプ内の映像まで高画質に再現。

 

さらに、テレビ放送だけでなくネット動画も高画質化する「ネット動画AIビューティZR α」により、ネット動画のコントラストや精細感を補正するとともに、ネット動画で発生しやすいバンディングノイズを抑制します。

↑「ネット動画AIビューティZR α」

 

有機ELレグザの最高峰「X9900L」

X9900Lシリーズは、新たに新世代有機ELパネルを採用。新開発の高冷却インナープレートとの組み合わせにより、従来比で輝度が2割向上しています。これにより、引き締まった黒と明るく鮮やかな画質を両立した、フラッグシップモデルにふさわしい高画質を実現しています。

↑55X9900L

 

↑新世代レグザ専用高コントラスト有機ELパネル

 

また、画面を振動させて音を再生する「スクリーンスピーカー」を新たに採用。重低音バズーカやトップツイーター、サイドツイーターなど10個のスピーカーと、最大出力90Wのアンプによる「重低音立体音響システムXHR」で迫力のサウンドを再生します。最新の立体音響「Dolby Atmos」に対応するほか、ハイレゾ音源の再生も可能です。

↑スクリーンスピーカーを備えた「重低音立体音響システムXHR」

 

Mini LEDバックライトを採用した「Z875L/Z870L」

Z875L/Z870Lは、レグザでは初めてバックライトにMini LEDを採用。キメ細やかなエリアコントロールを行いながら映像信号を補正し、輝度とコントラストを向上しています。このMini LEDバックライトに新開発の4K倍速パネルと広色域量子ドットシートを組み合わせることで、従来の液晶レグザよりも明るく色鮮やかな高画質を実現しているのが特徴です。

↑65Z875L

 

↑Mini LED広色域量子ドット液晶パネル

 

サウンド面では、重低音バズーカやトップツイーター、2WAYバスレフを備えたメインスピーカーなど7個のスピーカーをマルチアンプで駆動する「重低音立体音響システムZP」を採用。最新の立体音響「Dolby Atmos」により、包み込まれるような広がりのあるサウンドを再生します。

↑「重低音立体音響システムZP」

 

リモコンも高機能化

新レグザリモコンは、各ネット動画サービスへダイレクトにアクセスできるボタンが9個に増加。さらに、好みのネット動画を登録できる「My.Choiceボタン」も2つに増加しています。

↑新レグザリモコン

 

対応するネット動画サービスは、YouTube、Hulu、アマゾンプライムビデオ、TVer(ダウンロードで対応)などのほか、Netflixにも対応しています。

 

新たに、テレビから発するテスト音をリモコン内蔵のマイクで測定し、室内の環境に合わせて音を最適に補正する「オーディオキャリブレーション」機能も搭載しています。

 

AI処理による高画質化機能に磨きをかけた新映像エンジンと、新開発のパネルやバックライトにより、飛躍的な進化を遂げた2022年のレグザ「X9900L」と「Z875L/Z870L」は、フラッグシップの名にふさわしいモデルといえます。最高峰の映像やサウンドを体感したい方はぜひチェックしてみてください。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

新モデル登場前がチャンス! 4Kテレビをお得に買うなら“春”が狙い目

例年春先に各メーカーが新製品を発表するテレビは、現行モデルの大幅なディスカウントが始まるいまの時期が買いどきだ。高画質で機能も“全部入り”の有機ELフラッグシップ機を、いまこそ狙いたい。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

2022年 テレビ選びの3か条

1.価格がこなれてきた有機ELモデルが狙い目

少し前までは“高嶺の花”だった有機ELテレビだが、いまでは価格がこなれて55V型で20〜30万円ほどに。液晶よりは高価だが、圧倒的なコントラストや色再現性を誇る有機ELは魅力が大きい。

 

2.高画質映像を引き立てる音響システムにも注目

「薄型テレビ=音が悪い」は、もはや過去の話。フラッグシップである有機ELテレビは、各社が独自技術で音質を磨き上げている。コンテンツの世界に没入できる立体音響のクオリティをチェックしたい。

 

3.ネット機能の充実度と操作性は重視すべし

いまやテレビでネット動画を視聴するのは当たり前の習慣となった。対応するVODサービスの充実度だけでなく、リモコンでの操作性やUIの見やすさ、コンテンツのレコメンド機能の精度も重視すべきだ。

 

私が選出しました

本誌編集長

川内一史

テレビ担当歴は9年以上。有機ELテレビ購入の決意を固めているが、2歳の息子が転倒させないかという点を心配している。

 

有機ELの21年モデルは多士済々でコスパも高い

世界最大級の家電見本市CES2022(1月5〜7日・米国ラスベガス)では、東芝やソニー、パナソニックがテレビ新モデルをおひろめ。今春には正式に日本発売のアナウンスがあると予想されるため、その前にお買い得になる2021年モデルを狙いたい。特に有機ELには魅力的な製品が多い。

 

東芝のレグザX8900Kは同社の準フラッグシップという位置付けだが、低反射パネルで見やすさを追求し、リビングに置くファミリーテレビに最適。Android TV搭載で使い勝手も良く、55V型で20万円切りは驚きだ。

 

パナソニックのビエラJZ2000とソニーのブラビアA90Jはいずれも現行の最上位モデルで、多少値は張るものの性能は最高峰。JZ2000は上向き&サイドスピーカーで迫力ある3Dサウンドを実現する。映画やスポーツを臨場感たっぷりに楽しめるのが魅力だ。A90JはGoogle TVを搭載するのが強み。多彩なネット動画をストレスなく利用できる、イマドキのテレビと言える。

 

【第3位】認知特性プロセッサーが人の記憶に近い映像を再現

ソニー

ブラビア XRJ-55A90J

実売価格29万9070円

 

4Kチューナー:3基搭載
HDMI端子:4基搭載
音声実用最大出力:合計60W
年間消費電力量:175kWh

人の脳のように映像を認識する認知特性プロセッサー「XR」を新搭載。人の記憶により近い、自然な映像や臨場感のある音を再現する。4Kチューナーを3基内蔵するほか、最新のGoogle TVを備え、多彩なコンテンツを手軽に楽しめる。

SPEC●画面サイズラインナップ:83V/65V/55V型●チューナー:4K×3、地デジ/BS/110度CS×3●OS:Google TV●サイズ/質量:W1223×H776×D317mm/18.6kg(スタンド含む)

 

↑認知特性プロセッサー「XR」を搭載。数十万もの映像信号を人の脳のように横断的に分析し、より自然な美しさで映像を描き出す

 

↑あらゆる音源に対応する「3D Surround Upscaling」。本体に内蔵したスピーカーだけで左右方向と高さ方向の立体音響を再現できる

 

【IMPRESSION】最新のGoogle TVを備え動画をサクサク楽しめる

「最新のGoogle TVを搭載し、多彩なネット動画をサクサクと楽しめるのが魅力。4Kチューナーを3基備えるため、4K放送を視聴しながら裏番組の2番組同時録画にも対応します」(川内)

 

【第2位】独自設計のディスプレイが高コントラスト映像を実現

パナソニック

ビエラ TH-55JZ2000

実売価格29万7000円

 

4Kチューナー:2基搭載
HDMI端子:4基搭載
音声実用最大出力:合計125W
年間消費電力量:180kWh

自社設計・組み立てによる第2世代の「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」を搭載し、高輝度・高コントラストな映像を実現。イネーブルド&ワイドスピーカーにより迫力ある立体サウンドを鳴らす7.1chシステムも秀逸だ。

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V型●チューナー:4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●OS:MY HOME SCREEN(独自)●サイズ/質量:W1227×H792×D350mm/約23.5kg(スタンド含む)

 

↑映像に応じて自動で画質を調整する「オートAI画質」機能。100万以上のシーンから成る学習用データベースを活用する

 

↑「イネーブルドスピーカー」を搭載。天井からの音の反射を利用し、まるで映画館のような迫力の立体音響を再現できる

 

【IMPRESSION】映画鑑賞やスポーツ観戦をじっくり楽しみたい人に!

「テレビ単体でも迫力ある立体音響を鳴らせるオーディオ性能は随一。黒が締まった画質はツウ好みで、映画鑑賞やスポーツ観戦をじっくりと楽しみたい人には特にオススメです」(川内)

 

【第1位】低反射パネルで見やすさを追求したハイコスパモデル

東芝

レグザ 55X8900K

実売価格20万8880円

 

4Kチューナー:2基搭載
HDMI端子:4基搭載
音声実用最大出力:合計72W
年間消費電力量:155kWh

独自の低反射有機ELパネルを採用し、引き締まった黒と高いコントラストを実現。映り込みを抑え、明るいリビングでも鮮明な映像を楽しめる。「有機EL瞬速ゲームモード」では約0.83ミリ秒の超低遅延で快適にプレイ可能だ。

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V/48V型●チューナー:4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●OS:Android TV●サイズ/質量:W1226×H753×D229mm/19.5kg(スタンド含む)

 

↑低反射のハーフグレアパネルを採用したことで、明るいリビングでも映り込みを抑えられ、快適に視聴可能。ゲームプレイ時の没入感も高めている

 

↑総合最大出力72Wのマルチアンプが6基のスピーカーを駆動する「重低音立体音響システムXP」を搭載。伸びやかでクリアな高域とパワフルな低域を実現する

 

↑リモコン上部に備えられたボタン群から、各種VODサービスへワンタッチでアクセス可能。中央下部にあるGoogleアシスタントを押せば音声操作にも対応する

 

【IMPRESSION】画質を含めた基本性能は約20万円と思えないレベル

「現行の有機ELテレビで唯一ハーフグレアパネルを採用し、映り込みのストレスなし。Netflix非対応は残念ですが、ネット動画のレコメンド機能は秀逸です。コスパの高さは圧倒的!」(川内)

 

総額最大5万円がもらえる! レグザ春のキャッシュバックキャンペーン

TVS REGZAは、4Kテレビの購入などで最大5万円が還元されるキャッシュバックキャンペーン「新生活を応援! 春のランクアップキャンペーン」を、2月18日より開始します。

 

このキャンペーンは、55V型以上の有機ELレグザもしくは、65V型以上の4K液晶レグザを購入すると、スクラッチ抽選により機種に応じて最大4万円がキャッシュバックされるというもの。キャッシュバックされる金額は、レグザのLINE公式アカウントを友だち登録したのちに引ける抽選スクラッチの結果によって変わります。

 

また、対象となるレグザと4Kレグザブルーレイの同時購入で、さらに1万円がキャッシュバックされ、2つ合わせるとキャッシュバック金額は最大5万円となります。

 

対象となるのは2022年2月18日~2022年4月12日までに購入されたレグザ製品で、応募期間2022年2月24日~2022年4月26日23時59分まで。応募は専用Web サイトからのみ可能です。

 

【キャンペーン対象機種&キャッシュバック額】

4K有機ELレグザ 4K液晶レグザ レコーダー
77X9400 65Z740XS DBR-4KZ600
65X9400S 75Z670K DBR-4KZ400
55X9400S 65Z670K DBR-4KZ200
65X8900K 65Z570K
55X8900K
1等賞 4万円 3万円 1万円
2等賞 2万円 1万円
3等賞 1万円 8000円
4等賞 8000円 5000円
5等賞 5000円 3000円

 

この春、テレビやレコーダの購入を検討している方は、ぜひレグザのキャッシュバックキャンペーンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

YouTube動画「レグザチャンネル」新シリーズ始動! 国内の研究開発拠点にカメラが初潜入

TVS REGZAは、YouTubeのREGZA公式動画「レグザチャンネル」にて、国内の研究開発拠点に初潜入する新シリーズの動画を配信開始しました。

 

新シリーズでは、声優の小岩井ことりさんがカメラを片手に、東京・多摩市の「永山研究開発センター」に潜入。センターで働く技術者に突撃インタビューを行い、レグザの開発風景を紹介しています。

↑新シリーズではレグザの国内研究開発拠点に初潜入

 

すでに公開されている第1弾動画では、研究開発の様子のほかにも、同センターのセキュリティシステムなどを体験。続いて公開された第2弾動画では、レグザの高画質・高音質の舞台裏を紹介するほか、初公開となる開発中の新モデルのデザインモックがお披露目されています。

↑第2弾動画では開発中の新モデルを初公開しています

 

今後公開される動画では、世界最大のテクノロジーショー「CES 2022」で初披露された新開発の高画質映像処理エンジンやミニLED搭載液晶テレビなども登場予定とのことで、レグザファンならずとも必見の内容といえそうです。

↑今後公開予定の動画ではレグザの最新エンジンやミニLED液晶テレビなどが登場する予定

 

YouTube「レグザチャンネル」公開コンテンツ

【レグザの高画質・高音質はこうして生まれる!】レグザ開発拠点の裏側ぜんぶお見せします!#02
https://youtu.be/lqjvDqOl21o

 

【カメラ初潜入】レグザ開発拠点の裏側ぜんぶお見せします!#01
https://youtu.be/Z6Kry6QYLZw

レグザの次世代エンジン「レグザエンジンZR α」がCESにお目見え! 初のミニLED液晶テレビも登場

TVS REGZAは、レグザの高画質処理技術をさらに進化させた高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR α」の開発を表明し、国内メディアへ披露しました。同エンジンや、同エンジンを搭載した有機ELテレビおよびミニLEDバックライトを使用した液晶テレビは、米国ラスベガスで開催中の国際的なテクノロジーショー「CES 2022」に参考出展されています。

↑「レグザエンジンZR α」について説明する同社R&Dセンター長の石橋泰博氏

 

↑新エンジンは開催中のCES 2022に出展されています(画像はイメージ)

 

同社が開発中の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR α」は、ディープニューラルネットワーク(DNN)のAIエンジンを搭載していることが特徴。リアルタイムでの高ビット精度の信号処理と最新の超解像技術を行うことで、圧倒的な臨場感とリアリティのある映像を再現します。

↑開発中の「レグザエンジンZR α」を載せた基板。同エンジンは複数のチップで構成されています

 

AIエンジンが画面中のエリアごとにニューラルネットワークによる分析を行い、被写体と遠景を識別してそれぞれの部分に適した超解像処理を施す「立体感復元超解像技術」により、画面手前の人物などは細部までクッキリと、背景は超解像処理を抑えることで、実際にその場で見ているかのように奥行き感のある映像を表現します。

↑「立体感復元超解像技術」の概要

 

また、AIが映像内にある人物の顔をリアルタイムで検出し、顔の肌の色が適切かをより高精度に判定。照明等の影響により不自然にカラーシフトした顔色をより自然な色に補正します。また、人物に適した超解像処理を施すことで、立体感のある美しい人物映像を描き出します。

↑披露された「AIフェイストーン再現技術」のデモ。人物の顔をリアルタイムで検出し、照明などの影響でカラーシフトしてしまった肌色を補正します

 

このほか、文字テロップやワイプ映像など、ノイズが発生しやすい細部までノイズを抑制することで、地デジ放送などもノイズレスに楽しむことができます。

 

また、テレビ放送だけでなく、ネット動画の高画質化も実現。ネット動画のコントラストや精細感を向上させるほか、ネット動画で発生しやすいバンディングノイズやブロックノイズを低減し、なめらかな階調を再現します。

↑バンディングノイズを抑制する「バンディングスムーサー」の概要

 

レグザ初のミニLED液晶テレビもお目見え

また、新エンジンを搭載した4K有機ELテレビと、同社初となるミニLEDバックライトを採用した4K液晶テレビの試作モデルも披露されました。

 

ミニLEDバックライトは、従来のLEDバックライトよりも小さなLEDを全面直下で敷き詰めることで、よりコントラストが高く階調性豊かな映像を実現します。

↑従来のLEDバックライト(左)とミニLEDバックライト(右)。ミニLEDバックライトはより細かくLEDが敷き詰められていることが分かります

 

バックライトの点灯値の生成には仮想細分割エリアを用いて絵柄に最適なLED点灯を計算し、さらに階調重視信号補正を実施。階調つぶれを監視しながら映像補正を行うことで、明部と暗部の階調性豊かな高コントラスト映像を実現します。

↑ミニLEDバックライトの高画質化技術概要

 

なお、新エンジンを搭載した4K有機ELレグザおよびミニLED搭載4K液晶レグザの一般販売は現時点では未定としています。

 

数年ぶりにフルリニューアルを果たしたという最新の映像エンジン「レグザエンジンZR α」を搭載したモデルを目にすることができるのはまだまだ先のようですが、今回発表された数々の高画質化技術は、次世代レグザへの期待を高める内容となっています。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

低反射パネルで見やすさを追求! Androidで使い勝手も抜群「4K有機ELレグザ X8900Kシリーズ」

フラッグシップモデルX9400Sシリーズに次ぐ、東芝 レグザ“第2の有機EL”X8900Kシリーズに要注目! 視聴しやすさ、使いやすさを追求しながら、リーズナブルな価格に抑えた超ハイコスパモデルに仕上がっている。

 

【今回紹介する製品】

どこでもどんな映像でも最適な画質で楽しめる“身の丈”有機ELテレビ

4K有機ELレグザ X8900Kシリーズ

 

テレビ部門

GetNavi注目モデル

東芝

4K有機ELレグザ X8900Kシリーズ

実売価格:30万8880円(65V型)

 

独自の低反射有機ELパネルを採用し、引き締まった黒と高いコントラストを実現。映り込みを抑え、明るいリビングでも鮮明な映像を楽しめる。「有機EL瞬速ゲームモード」では約0.83ミリ秒の超低遅延で快適にプレイ可能だ。

 

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V/48V型●チューナー:4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●音声実用最大出力:72W●OS:Android TV●サイズ/質量(65V型):W1449×H898×D325mm/27.0kg(スタンド含む)

 

↑リモコン上部のボタン群から各種VODへワンタッチでアクセス。Googleアシスタントボタンを押せば音声操作に対応する

 

↑新開発の映像エンジン「レグザエンジンZR I」。レグザならではの高画質を実現しつつ処理速度が飛躍的に向上した

 

準フラッグシップながら独自の機能を数多く搭載!

テレビ部門には今回、東芝 レグザの有機ELテレビが2機種ノミネート。ひとつは4月に発売された旗艦モデルのX9400S、もうひとつが6月に登場したこのX8900Kだ。X8900Kは、有機ELレグザの“準フラッグシップ”という位置づけではあるが、最上位機の機能を省略しただけのモデルでないばかりか、むしろユニークな特徴を多く備えている。

 

両機の最も大きな違いは、映像エンジン。X8900Kは新開発の「レグザエンジンZR I」を搭載し、高速レスポンスや緻密なノイズリダクション、高精度の色再現を実現している。新エンジンは高画質化だけでなく操作性の向上にも寄与。Android TVを搭載するX8900Kはネットコンテンツにも手軽にアクセスできるが、これらをサクサクと楽しめるのは「ZR I」のおかげである。

 

有機ELレグザとして初めて、低反射のハーフグレアパネルを採用したのもポイント。明るいリビングでも映り込みを抑え、コンテンツへの没入感を高めてくれる。

 

レグザフラッグシップ機の代名詞である全録機能「タイムシフトマシン」には非対応だが、自動録画の精度が高いため問題はナシ。有機ELとしては求めやすい手ごろな価格も魅力で、今回のテレビ部門で台風の目となっている。

 

【POINT01】

明るいリビングでもストレスなく視聴できる

低反射のハーフグレアパネルを採用。明るいリビングでも映り込みが抑えられることで快適に視聴でき、ゲームプレイ時の没入感も高い。視聴環境を検出して最適な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャー ZR I」も秀逸だ。

↑低反射パネルで外光の映り込みを抑制。自社開発の放熱プレートをパネルに挿入し、高輝度・高コントラストを実現した

 

↑視聴環境の明るさや色温度をリアルタイムで検出して自動で画質調整。夜間はブルーライトを従来比約20%カットする

 

【POINT02】

地デジやネット動画も自然でクリアな映像に

放送波の様々なノイズを低減する「地デジAIビューティZR I」や、ネット動画の特性に合わせて高画質処理を行う「ネット動画ビューティZR I」が秀逸。低画質の映像も、クリアかつ高輝度、高コントラストに仕上げで描写する。

↑自然な人肌を再現する「ナチュラル美肌トーン」。不自然なカラーシフトや、失われたディテール・色を補正し、質感を高める。左がBEFOREで右がAFTER

 

↑動きの速い映像などで発生するボケを抑えてクリアな映像を実現。高画質化には、クラウド上の番組やジャンルごとの映像調整パラメータが用いられる

 

【POINT03】

Dolby Atmos対応の臨場感あふれるサウンド

合計で最大出力72Wのマルチアンプが6基のスピーカーを駆動する「重低音立体音響システムXP」を搭載。伸びやかでクリアな高域とパワフルな低域を実現する。立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応し、臨場感たっぷりだ。

↑「重低音立体音響システムXP」のイメージ。6基のスピーカーから視聴者を包み込むように音が出て、コンテンツの世界に浸れる

 

【POINT04】

自動録画やゲームモードなど使い勝手に優れる機能が満載

お気に入りのテーマを登録しておくと、ユーザー好みの番組を自動で残せる「おまかせ録画」は高精度。AIが番組をレコメンドしてくれるのも魅力だ。テレビ視聴のほかにも、低遅延のゲームモードなど使い勝手に優れる機能が満載。

↑視聴履歴に基づいてAIがレコメンドする「おすすめ番組」。サムネイルからネット動画を見る感覚で手軽に楽しめる

 

↑約0.83ミリ秒の超低遅延を実現する「有機EL瞬速ゲームモード」。シビアなアクションゲームも違和感なくプレイできる (c)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED. TEKKEN(TM)7 & (c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. (c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

 

家電大賞2021-2022に投票しよう

 

今回紹介した東芝 レグザ「4K有機ELレグザ X8900Kシリーズ」は現在開催中の2021年を代表する家電を決定する「家電大賞 2021-2022」の掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

 

 

YouTube動画「レグザチャンネル」が4万再生突破! “テレビ解体ショー”など型破りな内容が話題に

TVS REGZAは、YouTubeのREGZA公式動画「レグザチャンネル」にて2021年10月からスタートした動画シリーズが、わずか2か月で合計4万再生を突破したことを発表しました。

 

同社では、従来よりテレビCMや店頭で使う商品説明動画などをYouTubeで公開していましたが、本格的に動画を使ったPRは行っていなかったとのこと。今回のオリジナル動画では、レグザ統括ブランドマネージャーの本村裕史さんと声優・小岩井ことりさんが出演し、これまでメーカーの立場で発信することができなかった踏み込んだ表現などのチャレンジングな取り組みを実施。カメラの前でテレビを実際に解体するなどオリジナリティあふれる内容で、見るだけでテレビに関する知識や選び方・使い方のノウハウが学べます。

↑テレビを解体するシーン

 

12月8日以降は、ボーナス商戦に向け、レグザのラインナップのモデル別の説明動画を公開する予定。それぞれの機種の特徴やほかのラインナップとの違いなどを解説する内容になっているそうです。これからテレビの購入を検討している方も、すでにテレビを持っている方も、楽しみながらテレビに関する知識が学べるレグザチャンネルの動画をぜひ視聴してみてください。

 

【公開コンテンツ一覧】

第1シリーズ「テレビのジョーシキを疑え」(全7本)

最適視聴距離とは https://youtu.be/8sf8kOvjl1A
液晶と有機ELの違い https://youtu.be/IzOP_B4s9R0
倍速パネルの真実 https://youtu.be/VCxL4m0sRpA
10年後も使えるテレビ? https://youtu.be/6DQ41Lb0jQs
タイムシフトマシンの魅力 https://youtu.be/9tZeCTUivuU
レグザとゲームの深い関係 https://youtu.be/SH2Lkyz8qek
ゲームモード実機検証 https://youtu.be/RVtL2LJuDwA

第2シリーズ「レグザマニアが“推し”への愛を語り尽くす」(全4本)

ゲームPが推すレグザの魅力 https://youtu.be/6lhsIY00QJI
AV 評論家が推すレグザの高画質 https://youtu.be/cPCLsAhiPLY
本村が推す誰も使わない機能 
https://youtu.be/M5DUXWg_DjI
雑誌編集者が推す録画スタイル 
https://youtu.be/VJ0Bh2hat1M

最新4Kテレビをプロがジャッジ! 「レグザ X8900K」は緻密な画作りが秀逸

日本のリビングにちょうどいいサイズとして人気が高まっている「48型サイズ」の最新4K有機ELテレビをプロの目線でチェックし採点します。今回は東芝「レグザ X8900K」の48型モデルを解説します。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がチェックしました!

AV評論家

藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌編集を経て独立。わかりやすい解説と核心を突いた評論で人気を博す。

 

地デジ放送もネット動画も高精細に描写

レグザ 48X8900K

実売価格20万7900円

最新の映像処理エンジンの搭載により、高速レスポンスをはじめ、精度の高いノイズリダクションや快適な操作性を実現。おまかせ録画機能では、AIがユーザーの好みを学習し、オススメ番組を自動で抽出しレコメンドしてくれる。リモコンを利用した音声操作も可能。

SPEC●チューナー:4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4、USB×3●サイズ/質量:W1068×H663×D229mm/16.5kg

 

4Kチューナー:2基

HDRフォーマット:4方式

4KVOD:5サービス対応

音声最大出力:72W

 

↑従来機より性能が高められた「レグザエンジンZR I」を搭載。多彩な高画質処理機能を備え、地デジ放送やネット動画も高精細に描写する

 

↑立体音響技術「Dolby Atmos」に対応。本体のスピーカーだけで、前後・左右・高さ方向の音を体感できる

 

↑「ネット動画ビューティZR I」を搭載。ネット動画の特性に合わせて高画質処理を施し、コントラストや精細感をアップさせる。低フレームレートのコンテンツも滑らかに描写可能だ

 

【Impression】

輪郭を不自然に強調せず細部の情報による緻密な画作りが秀逸

パネル表面の反射や映り込みを抑えたハーフグレア処理の有機ELパネルを採用し、黒の締まった落ち着きのある映像を描き出す。また、「レグザエンジンZR I」により、レグザ伝統の高画質技術とAndroid TVの多機能性が融合。高精細映像は、輪郭の強調に頼らず、細部の情報を積極的に掘り起こして調整するという緻密な画作りは健在だ。

 

[5点満点で評価]

画質:4.5/5.0

音質:3.5/5.0

操作性:4.0/5.0

ネット機能:4.5/5.0

録画性能:4.5/5.0

 

4K放送など最大8番組を自動録画! タイムシフトマシン搭載のレグザブルーレイ「4KZ」シリーズ登場

TVS REGZAは、BS 4K放送の2番組同時録画も可能なBDレコーダー「DBR-4KZ」シリーズ3機種を11月下旬から順次発売します。ラインナップは内蔵HDD容量の違いにより、6TB搭載の「DBR-4KZ600」(2022年1月発売予定/価格未定)、4TB搭載の「DBR-4KZ400」(2021年11月下旬発売予定/税込13万7500円前後)、2TB搭載の「DBR-4KZ200」(2022年1月/価格未定)を展開します。

↑BDレコーダー「DBR-4KZ」シリーズ

 

4KZシリーズは、地デジ放送を最大6チャンネル録画できるタイムシフトマシンに加え、BS 4K放送の2番組同時録画が可能なモデル。番組の見逃さない「タイムシフトマシン録画」と、好みの番組を自動で録画する「おまかせ録画」を組み合わせ、BS 4K放送2番組を含む最大8番組を自動録画する「4Kハイブリッド自動録画」が可能です。

 

レグザエンジンに搭載されている信号処理技術をレコーダー用にカスタマイズした「レグザレコーダーエンジンRR1」を搭載しており、地デジやBDなどすべての入力信号を3840×2160ドットの4K画質にアップコンバートして再生します。

↑レグザレコーダーエンジンRR1

 

また、解像度や輝度に加え、色信号の精細感も向上させる「レゾリューションプラス for レコーダー」が、コンテンツの質感までアップし臨場感のある映像を再生します。

↑レゾリューションプラス for レコーダーのイメージ

 

4Kレグザを始めとする対応のレグザと組み合わせることで、高画質化処理を適切に行う「レグザコンビネーション高画質」のほか、レグザのリモコンでレコーダーの操作などが可能な「レグザリンク」や、タイムシフトマシン内蔵ではないレグザでもタイムシフトマシン録画/再生が楽しめる「タイムシフトリンク」などの機能が利用できます。

 

このほか、視聴できる時間に合わせて自動で早見や飛ばし見再生を行う「時短再生」や、見たいシーンを選んで再生する「シーン検索」などの機能も搭載。たっぷり録画した番組も、短時間で効率よく視聴することができます。

↑録画した番組を効率よく視聴する機能を搭載

 

↑リモコン

 

BS 4K放送や地デジ、BS/CS放送などを最大8番組まで自動で録画してくれる4KZシリーズなら、年末年始の特別編成なども見逃しなく録画してくれそうですね。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

レグザがYouTubeで新動画を配信! 声優・小岩井ことりほかゲストも出演

TVS REGZAは、YouTubeのレグザ公式チャンネルにて、新動画シリーズ「小岩井ことりと一緒に学ぼう! テレビのジョーシキを疑え!」を10月8日21時より配信開始します。

 

動画では、レグザブランド統括マネージャーとして長年レグザブランドの普及に携わってきた本村裕史さんが、「のんのんびより」宮内れんげ役などで知られる人気声優・小岩井ことりさんとタッグを組み、メーカーだからこその視点でテレビ選びのポイントを一般論含めてわかりやすく解説するほか、レグザならではの魅力を語りつくします。

 

第1回の配信テーマは「テレビの最適視聴距離のジョーシキを疑え!」。4Kテレビの最適視聴距離は画面の高さの1.5倍とも言われるジョーシキを赤裸々に再検証します。

 

第2回目以降も、スポーツを見るなら倍速パネル搭載モデルが最適というジョーシキを一刀両断するほか、ゲームモードの解説ではバンダイナムコエンターテインメントで「鉄拳プロジェクト チーフプロデューサー」を務める原田勝弘さんをゲストに迎え、業界を超えた熱いトークを展開。モノづくりを語り、鉄拳をプレイしながら、レグザの最新ゲームモードを検証します。

↑バンダイナムコエンターテインメントの原田勝弘さん

 

テレビの購入を検討している人はもちろん、そろそろテレビを買い替えたいとお考えの人まで、楽しみながら学べる内容になっているとのこと。見逃しのないよう、今のうちにチャンネル登録しておくといいですね。

レグザ公式チャンネル:https://www.youtube.com/user/REGZAchannel

 

スポーツなども美しい映像で楽しめる、倍速パネル搭載の4K液晶レグザ「Z570Kシリーズ」

TVS REGZAは、直下型LEDバックライト式の倍速パネルを搭載した、シンプルモデルとうたう4K液晶レグザ「Z570Kシリーズ」を発表。9月17日から順次発売します。

 

Z570Kシリーズは、高画質・高音質を実現した、4K液晶レグザの中でも上位にあたるモデル。新開発の直下型倍速液晶パネルを搭載し、スポーツなどの動きが速いシーンもなめらかに美しく再現できるとしています。また、最新の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRⅠ」も搭載。高コントラストを実現するダイナミックガンマ制御や、淡い色の繊細なニュアンスを自然な色で再現する36色軸カラーイメージコントロールなどが可能になっています。

 

さらに、黒ずみや白飛びなどを抑制して自然な人肌を再現する「ナチュラル美肌トーン」や、視聴環境の明るさに加えて色温度の違いをリアルタイムで検出して常に適切な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャーZRⅠ」など、高画質技術がふんだんに盛り込まれています。

 

↑おまかせAIピクチャーZRⅠのイメージ

 

音質面においては、バスレフボックススピーカーと重低音バズーカを合計出力40Wのマルチアンプで駆動する、パワフルかつ臨場感あふれるサウンドの「レグザ重低音立体音響システム」を採用。これに加えて立体音響技術の「Dolby Atmos」にも対応しており、映画館のように立体的で迫力のあるサウンドを楽しめるとしています。

 

↑レグザ重低音立体音響システムのイメージ

 

このほか、見逃しがちな特番やドラマ・アニメなどをチェック・録画できる「番組ガイド」や、録画番組を簡単に探せる「録画リスト」、録画番組のシーンを目次のように表示して見たいシーンをすぐに視聴できる「シーン」機能などの便利機能もそなえています。

 

ラインアップは65V型の「65Z570K」、55V型の「55Z570K」、50V型の「50Z570K」、43V型の「43Z570K」をそろえます。チューナー数は4Kチューナーが2基、地上/BS・110度CSデジタル放送チューナーが3基搭載。また、インターフェイスには、HDMI入力×4、ビデオ入力(映像×1、音声×1)、光デジタル音声出力、有線LAN、ヘッドホン出力をそなえています。

オリジナルに近い自然な色を表現できるほど高画質、4K液晶レグザ「M550Kシリーズ」に65V型と55V型が追加

 

TVS REGZAは8月5日、4K液晶レグザ新シリーズ「M550Kシリーズ」のラインアップに、65V型モデルと55V型モデルを追加したと発表。これにより、M550Kシリーズは75V型/65V型/55V型の3モデル展開となります。65V型モデルと55V型モデルの発売日は8月27日で、実売予想価格は65V型モデルが18万7000円(税込)前後、55V型モデルが14万3000円(税込)前後です。

 

M550Kシリーズは、2021年7月に発表された、新開発の直下型パネルを搭載した4K液晶レグザのミドルレンジモデルです。

 

直下型パネルは、鮮やかな色彩と暗部の締まり、暗部の中のディテールを正確に再現。また、これらのパネルの性能を引き出す、新開発の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRI」を搭載しています。これにより、高度なダイナミックガンマ制御が可能となり、高コントラストを実現するとともに、36色軸カラーイメージコントロールによる淡い色の繊細なニュアンスなど、オリジナルに近い自然な色を表現するとしています。

 

また、人肌の立体感や質感を向上させて自然な人肌を再現する「ナチュラル美肌トーン」や、視聴環境の明るさや色温度の違いをリアルタイムに検出して、適切な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャーZRI」を搭載。

 

さらに、地上デジタル放送における、パネルのエリアごとにあらわれるさまざまなノイズを低減し、高精細な映像を再現する「地デジAIビューティZRI」や、ネット動画の特性に合わせて高画質処理をしたうえに、低フレームレートコンテンツをなめらかに再生する「ネット動画ビューティZRI」などを搭載しています。

 

一方の音質面では、バスレフボックススピーカーと重低音バズーカを、総合出力40Wのマルチアンプで駆動する「レグザ重低音立体音響システム」を搭載。また、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応し、映画館のような立体的で迫力のあるサウンドを楽しめます。

大画面4Kテレビで自宅を映画館に変える! リビングシアターコンセプトの「レグザ Z670K」

TVS REGZAは、4K液晶テレビのラインナップに“リビングシアター大画面レグザ”として75型以上の3機種を追加し、8月6日より順次発売します。

 

ラインナップは85型の「85Z670K」(2021年秋発売予定/価格未定)、75型の「75Z670K」(2021年秋発売予定/価格未定)および「75M550K」(8月6日発売予定/税込25万3000円前後)。

↑75Z670K

 

大画面モデル専用の高画質処理

「85Z670K」「75Z670K」の2機種は、すでに発売されているAndroid OS搭載モデル「Z670K」シリーズの大画面モデル。新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載するほか、「スリム直下型高輝度LEDバックライト」や「レグザ専用4K倍速パネル」を採用し、なめらかで明るい4K画質を実現しています。

↑新エンジン「レグザエンジンZR I」

 

↑Z670Kのパネル構造

 

また、大画面だからこそ気になるノイズを低減し、肉眼で見るようなリアリティーを追求する「リビングシアターモデル専用高画質処理」を採用。大きな画面いっぱいに広がる没入感のある映像を楽しむことができます。

 

高画質化技術として、画面上の人の肌を検知し、立体感や質感を向上させる「ナチュラル美肌トーン」技術を搭載。地デジ放送のノイズを抑制する「地デジAIビューティZR I」や、ネット動画の画質を補正する「ネット動画ビューティZR I」、周囲の明るさや色温度などをリアルタイム検出して画質を調整する「おまかせAIピクチャーZR I」なども搭載しています。

↑「ナチュラル美肌トーン」機能のイメージ

 

サウンド面では、75Z670Kは重低音バズーカやトップツイーターなど11個のスピーカーを備え、総合出力60Wのマルチアンプで駆動。85Z670Kはバスレフボックス配置のメインスピーカーと重低音バズーカを総合出力40Wのマルチアンプで駆動しています。いずれも立体音響技術Dolby Atmosにも対応しており、立体感のある迫力のサウンドを楽しむことができます。

↑75Z670Kのサウンドイメージ

 

このほか、ゲームを快適にプレイできるよう様々な機能を搭載。業界トップクラスとなる0.83msの低遅延表示を実現(1080p/120Hz入力時)しているほか、アップデートにより4K120p入力にも対応予定。ゲーム機の出力映像に応じて自動的に最適なモードに設定する「オートアジャスト」機能や、映像のカクつきやちらつきを軽減するVRR、自動で低遅延モードに設定するALLMにも対応しています。

 

チューナーは、BS/CS 4K用が2基、地デジ/BS/CS用は3基搭載。外付けHDDを接続すればダブル録画ができるほか、別売のタイムシフトマシンハードディスクを接続することで6ch分の番組を丸ごと録画できるタイムシフトマシン内蔵モデルのように使うこともできます。

↑新リモコン

 

「75M550K」は、Android OS採用や「レグザエンジンZR I」などはZ670Kシリーズと同等ながら、倍速パネル非搭載でゲーム機の4K120p入力などにも非対応としたミドルレンジモデル。Dolby Atmosにも対応した重低音立体音響システムを採用しており、臨場感のあるサウンドが楽しめます。

↑75M550K

 

75型以上の大画面モデルは、欧米や中国などで高い人気となっていますが、まだまだ小型~中型モデルの人気が根強い日本市場においてもシェアを伸ばしていけるのか、注目していきたいところです。

 

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4Kレグザと連携して高画質が楽しめる! 新デザインのBDレコーダー「Tシリーズ」「Wシリーズ」

TVS REGZAは、レグザブルーレイから、トリプルチューナー搭載のBDレコーダー「DBR-T2010/T1010」とダブルチューナー搭載の「DBR-W2010/W1010」を7月23日に発売します。HDD容量はいずれも1TBと2TBの2種類を用意しています。

↑レグザブルーレイ 「Tシリーズ」「Wシリーズ」

 

本機は、筐体デザインを従来から一新し、電源ボタンを正面に配置するなど表示をさらに見やすく改善したほか、スリムなデザインを採用していることが特徴。「Wシリーズ」においてはリモコンのデザインを「Tシリーズ」と同じものに変更することで、主要10社のテレビをレグザブルーレイのリモコンひとつで操作できるようになりました。

↑新リモコン

 

このほか、レグザブルーレイならではのキーワードやカテゴリーの登録による「おまかせ録画」や、空き時間にあわせて視聴時間から再生モードを選べる時短視聴の機能、スマートフォンを使った外出先での視聴機能「スマホdeレグザ」など多彩な機能を引き続き搭載しています。

↑キーワードやカテゴリーを登録すれば自動で録画してくれる「おまかせ録画」を搭載

 

↑スマホで録画番組を視聴できる「スマホdeレグザ」

 

また、4Kテレビ「レグザ」シリーズと組み合わせることで、さらに便利に使える機能を搭載しています。レコーダー側で録画したテレビ番組をさらに臨場感あふれる高画質で楽しめる「レグザコンビネーション高画質」や「クラウドAI高画質連携」を利用できるほか、テレビ側で録画した番組を「レグザリンク」を使ってレコーダー側に保存できます。

 

その他の機能として、機器に不具合が発生した際に、その状況と対処法を確認できる「自己診断モード」を搭載。ドライブ状態、チューナー受信状態、ネット接続状態、USB機器の接続状況などを簡単にチェックでき、その対処方法を確認できます。

 

BD/DVD/CDの再生に対応しており、BD-RやDVD-Rなどへの録画も可能。なお、BS/CS 4K放送用チューナーは備えておらず、UHD BDの再生にも対応していません。

 

実売予想価格(税込)は、トリプルチューナーモデル「DBR-T2010」(内蔵HDD 2TB)が7万1500円前後、「DBR-T1010」(同1TB)が6万2700円前後。ダブルチューナーモデル「DBR-W2010」(同2TB)が6万2700円前後、「DBR-W1010」(同1TB)が5万7200円前後。

 

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【7月16日22時】4Kレグザの上位機が爆安で買えるYouTube Live続報

 

TVS REGZAが、4Kレグザを大特価お値打ち価格で大放出する番組「レグザLIVE SUPER SALE」をYouTube Liveで配信します。日時は7月16日の22時~23時です。配信はこちらからご覧いただけます。

 

TVS REGZAとしては、ライブ配信で商品を売る形のライブコマースは初の取り組み。それだけに気合が入っており、相当お得な価格で4Kレグザが販売されるのではないかと予想されます。

 

なお、今回販売されるのは「リファービッシュモデル」と呼ばれる製品です。聞き慣れない人もいるかもしれませんが、リファービッシュモデルは、開梱もしくは短期間使用されたものを、メーカー工場で部品交換、外観検査、性能検査などを実施して合格した商品を指します。多少の汚れや傷がある場合もありますが、機能・性能ともに通常商品と同等のため、消費者としてはメリットの多いモデルなのです。

 

そして、ただでさえお買い得なリファービッシュモデルがTVS REGZAの初ライブコマースに登場するわけです。これはもう、爆安じゃないかと期待してもいいのではないでしょうか。

 

販売されるのは4K有機ELのハイエンドモデルと4K液晶のハイエンドモデル

番組で販売されるのは、4K有機ELのハイエンドモデル「X9400シリーズ」の65V型モデルと55V型モデルおよび、4K液晶のハイエンドモデル「Z740Xシリーズ」の65V型モデルと55V型モデルです。

 

X9400シリーズは、クラウドと連携して高画質処理を施す「クラウドAI高画質テクノロジー」対応の「レグザエンジンCloud PRO」と、映像を緻密に高精細化するうえにノイズも低減するエンジンの、2つを連携させる「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を搭載。これにより、アニメ・ドラマ・スポーツなど、あらゆるジャンルのコンテンツを高精細で楽しめる、4K有機ELレグザ屈指の高画質を実現させています。

 

一方のZ740Xシリーズにも、「クラウドAI高画質テクノロジー」を採用。これに加えて、4K放送や地上デジタル放送、BS/CS放送、ネット動画など、さまざまなコンテンツを高精細でリアルに描き出す、さまざまな高画質処理技術を搭載し、あらゆるコンテンツを美麗な映像で楽しめます。

 

さらに、両モデルともに、地上デジタル放送を最大6チャンネル録画して、放送済みの番組を好きなタイミングで観られる「タイムシフトマシン」機能を搭載。例えば毎シーズンごとに放送される多くのアニメ番組も、逃すことなく視聴できちゃいます。

 

番組内ではデモ映像を使用してレグザの高画質を解説

番組のナビゲーターを務めるのはTVS REGZAのレグザブランド統括マネージャーである本村 裕史さんで、ゲストには、声優の小岩井ことりさんを迎えます。GetNavi編集長の川内一史もちゃっかり出演しています。

 

↑長年レグザブランドの普及に携わってきた本村 裕史さん

 

↑「のんのんびより」宮内れんげ役でおなじみの人気声優・小岩井ことりさん

 

↑GetNavi編集長の川内一史も登場。川内は長らくオーディオ・ビジュアルを担当しており、もちろん、レグザの知識や小ネタもバッチリです

 

また番組内では、レグザの高画質な実力を、ジャンルの異なるアニメや実際のゲームタイトルを使用して紹介。アニメのジャンルごとに高画質化された映像や、ゲームを滑らかな映像で快適に楽しめる様子を披露予定です。

 

このほか、それぞれの製品の特徴紹介や、タイムシフトマシンの実演などを配信予定。さらには、本村さんのマシンガンのようなトークなどが楽しめる、見ごたえ十分の内容となっています。

 

さらに番組内では、視聴者プレゼントも用意。エレコムの3.5インチ 2TBHDD「SGD-MX020UBK」、同じくエレコムのWi-Fi 6対応ルーター「WRC-X3200GST3-B」、レグザ特製 今治バスタオルセット(レグザロゴ入り)が抽選で当たります。詳しいプレゼントの応募方法は番組内で発表されますので、チェックしてみてください。

 

なお、当日はチャットで質問も受け付けます。気になることがあればどんどんチャットで質問しましょう。

 

レグザブランド統括マネージャー・本村 裕史さんより

我々として初めての取り組み、「メーカー直販ライブコマース」でのご販売ですので関係者全員チカラが入っています。当初、従業員向け販売を目的として生産を始めたリファービッシュモデルを、皆様に台数限定お値打ち価格でご提供します。さらに、レグザのさまざまな使いこなし術や裏情報もお届け。このチャンスをお見逃しなく! ぜひご覧ください。

 

さて、配信で販売されるX9400シリーズとZ740Xシリーズの気になるお値段ですが……、こちらは配信内で発表です! 配信では、販売ストアも合わせて発表されますので、4Kテレビの購入を検討している人はぜひ7月16日の配信チェックしてみてください。

 

番組概要
番組名:レグザLIVE SUPER SALE
配信日時:2021年7月16日 22時~23時
URL:https://www.youtube.com/watch?v=FtnTvH0Rs7c
視聴方法:配信日時になったら上記の配信URLにアクセスするとご覧いただけます。視聴忘れのないよう、予約をおすすめします。

Amazonプライムデーで東芝の48V型4K有機ELテレビ「REGZA 48X8400」が安い

Amazon.co.jpで、年に一度のセール「Amazonプライムデー」が開催中。6月22日の23時59分まで実施しています。

 

現在、TVS REGZAの48V型4K有機ELテレビ「REGZA 48X8400」が14万1000円(税込)で販売されています。製品ページはこちら

 

REGZA 48X8400は、4Kチューナーを内蔵するほか、外付けのHDDを接続すれば2番組を同時に録画する「W録画」機能も利用できるモデルです。何より有機ELパネルを採用しているので、液晶パネルを採用するテレビと比較して、コントラストが高いうえに、黒が引き締まった、高い色再現性を楽しむことができます。

 

このところ、各メーカーともテレビのハイエンドモデルに有機ELパネルを採用しているので、これからテレビを買い換えるなら、有機ELパネルを搭載したモデルがオススメ。なお、REGZA 48X8400は2020年発売モデルで、ヨドバシ.comでは、現在18万2720円(税込)で販売中。プライムデーのセール価格と比べると4万円以上の差があるので、お買い得と言えます。

 

テレビの買い替えを検討していた人や、新たに購入する予定があった人は、この機会を逃さないようにしましょう。

Android TV搭載! 新エンジンで生まれ変わったレグザ「X8900K」「Z670K」

TVS REGZAは、Android TVを搭載した4K有機ELテレビ「X8900K」と4K液晶テレビ「Z670K」の2機種を6月下旬に発売します。

 

レグザブランドの4Kテレビでは、これまでLinuxベースのオリジナルOSを採用していましたが、今回の2モデルはGoogleが提供するAndroid TVを採用。これによりネット動画アプリなどを後から追加することが可能になるほか、操作時のレスポンス性を向上しています。なお、今後すべてのレグザがAndroid OSになるかは未定で、同社では「選択肢のひとつとしてAndroid TV搭載モデルを用意した」と説明しています。

 

初の低反射パネルを採用した4K有機EL「X8900K」

今回発表された2機種は、いずれも新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載。高画質とハイパフォーマンスを両立しており、同社では「映像エンジンとしては約5年ぶりのフルモデルチェンジ」としています。

↑フルモデルチェンジを果たした新エンジン「レグザエンジンZR I」

 

4K有機ELテレビ「X8900K」は、従来の光沢のあるクリアパネルを刷新し、レグザ初となる「低反射有機ELパネル」を採用。これにより映り込みを抑制して、明るいリビングなどでも見やすい高画質を実現しています。また、65/55型モデルには自社開発の高放熱インナーパネルを搭載しています。

↑4K有機EL「X8900K」シリーズ

 

↑X8900Kのパネル構造

 

高画質化技術として、画面上の人の肌を検知し、立体感や質感を向上させる「ナチュラル美肌トーン」技術を搭載。地デジ放送のノイズを抑制する「地デジAIビューティZR I」や、ネット動画の画質を補正する「ネット動画ビューティZR I」、周囲の明るさや色温度などをリアルタイム検出して画質を調整する「おまかせAIピクチャーZR I」なども搭載しています。

↑「ナチュラル美肌トーン」機能のイメージ

 

音質面では、ダブルのフルレンジスピーカー、ツイーター、ダブルパッシブラジエーターを密閉型スピーカーボックスに配置し、実用最大出力72Wのマルチアンプで駆動する「重低音立体音響システムXP」を搭載。立体音響技術「Dolby Atmos」に対応しており、立体的で迫力あるサウンドを楽しむことができます。

↑立体感のあるサウンドが楽しめる「重低音立体音響システムXP」

 

また、ゲームプレイ時にゲーム機の出力に合わせて自動的に最適なモードに設定する「オートゲームアジャスト」機能を搭載。有機ELレグザとしては最も低遅延な0.83msを実現しているほか、アップデートにより4K120p入力にも対応します(2021年秋のアップデートにて対応予定)。

 

搭載チューナー数はBS/CS 4K放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各3基。なお、タイムシフトマシン録画機能は備えていないものの、別売のタイムシフトマシンHDDを接続すれば、テレビのリモコンで操作ができるタイムシフトリンクボタンを備えています。

 

HDMI端子は4ポート装備しており、内HDMI1/2がHDMI 2.1に対応。光デジタル音声出力やHDD接続用のUSBポートなども備えています。

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
X8900K 65X8900K 65型 44万円前後 6月下旬
55X8900K 55型 28万6000円前後 6月下旬
48X8900K 50型 23万1000円前後 6月下旬

 

倍速パネルと直下型LEDバックライトの「Z670K」

4K液晶テレビ「Z670K」は、新開発の「高コントラスト倍速液晶パネル」と「スリム直下型高輝度LEDバックライト」を搭載。レグザ専用チューニングにより、明るくなめらかな映像を再現します。

↑4K液晶「Z670K」シリーズ

 

↑Z670Kのパネル構造

 

X8900Kと同様、新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載しており、「ナチュラル美肌トーン」技術や「地デジAIビューティZR I」「ネット動画ビューティZR I」「おまかせAIピクチャーZR I」などの高画質化機能により、テレビ放送もネット動画もノイズの少ないクリアな映像で楽しめます。

↑地デジ放送のノイズを抑えてクリアな画質を実現する「「地デジAIビューティZR I」のイメージ

 

音質面では、フルレンジスピーカーとツイーターを内蔵した2Wayバスレフボックススピーカーに加え、重低音バズーカとトップツイーター×4の合計9個のスピーカーで構成される「重低音立体音響システムZP」を搭載。立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しています。

↑トップツイーターを備え、より立体感のあるサウンドを再生する「重低音立体音響システムZP」

 

搭載チューナー数はBS/CS 4K放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各3基。タイムシフトマシン録画機能は非搭載。HDMI端子は4ポート装備しており、内HDMI 1/2がHDMI 2.1に対応。光デジタル音声出力やHDD接続用のUSBポートなども備えています。

↑テレビ台は左右水平15度に角度をつけることが可能

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
Z670K 65Z670K 65型 27万5000円前後 6月下旬
55Z670K 55型 20万9000円前後 6月下旬
50Z670K 50型 18万7000円前後 6月下旬
43Z670K 43型 16万5000円前後 6月下旬

 

Android TV搭載により、ネット動画視聴やゲーム機との親和性に重点を置いた印象のレグザX8900KとZ670Kですが、タイムシフトマシン録画や「クラウドAIテクノロジー」を搭載したハイエンドモデルとどちらを選ぶのか悩ましいところ。4K120pにこだわるなら、新モデル2機種がオススメです。

 

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レグザが誕生15周年! 社名を「TVS REGZA」に変更して新たなスタート

2006年に第1号モデルが登場した東芝のテレビブランド「REGZA(レグザ)」が、2021年3月で15周年を迎えました。これに合わせ、社名(商号)を東芝映像ソリューション株式会社からTVS REGZA株式会社に変更し、新たなスタートを踏み出すことを発表しました。

↑ブランド15周年記念のロゴ

 

新しい社名のTVSはTotal Visual Solutionの略。同社は2018年より東芝グループを離れ、中国の海信集団(ハイセンスグループ)の傘下に入ったあとも東芝の名称を継続していましたが、今回の社名変更により東芝およびTOSHIBAの名称が社名から完全に消えることとなります。

 

なお、ブランド名としての「東芝」や「TOSHIBA」は継続して使用されるほか、従来販売されてきたレグザ製品に関するサービス・サポート等は、TVS REGZAが継続して行うとのこと。

 

同社では、レグザ誕生15周年を記念したwebサイトをオープンし、豪華なプレゼントが当たる企画など様々な展開を予定しています。

↑15周年を記念したwebサイトもオープンします

 

テレビの進化とともに歩んできたレグザですが、15年目の節目で新たな展開を迎えたレグザブランドの今後に期待が高まります。

2021年のレグザは“美肌”! 肌を美しく見せることにこだわった4K液晶テレビ「Z740XS」

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより4K液晶テレビ「Z740XS」を3月5日から順次発売します。

↑65型の「65Z740XS」

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
Z740XS 65Z740XS 65型 28万円前後 3月5日
55Z740XS 55型 21万円前後 3月5日
50Z740XS 50型 未定 4月

 

人の肌をより美しく再現する新技術を搭載

Z740XSは、2020年2月発売の「Z740X」の後継にあたる同社4K液晶テレビの最上位モデル。本体のデザインを刷新しているほか、新たな機能も搭載しています。Z740Xで搭載された、クラウド経由で番組情報をダウンロードして画質を自動調整する新技術「クラウドAIテクノロジー」を引き続き搭載しているほか、新たに人の肌を美しく再現する「ナチュラル美肌トーン」技術を搭載。

 

これは、色彩学や心理学に基づく記憶色に着目し、撮影環境や視聴環境の影響で不自然になった人肌を自動で補正し、立体感や肌のトーンを向上させることで、美しいと感じる肌を再現するというもの。

↑「ナチュラル美肌トーン」機能のイメージ

 

このほか、地デジ放送を4K解像度に変換して高画質で楽しめる「地デジAIビューティPRO II」や、ネット動画を高画質で再生する「ネット動画ビューティPRO II」などの高画質化機能も搭載。さらに、室内の明るさや光源の色温度の違いを測定し、自動で最適な画質に調整する「おまかせAIピクチャーII」が進化し、夜間の視聴時にはブルーライトを従来比で約40%カットします。

↑視聴環境に応じて画質を調整する「おまかせAIピクチャーII」

 

地デジ放送を最大6チャンネル分まるごと録画する「タイムシフトマシン」機能を搭載。また、BS/CS 4K放送用チューナーを2基、地デジ/BS/CS放送用チューナーを3基備えており、BS4K放送の裏番組録画や地デジ放送のダブル録画も可能です。

 

さらに、タイムシフトマシンや通常録画で録った番組をジャンルごとにサムネイル表示する「おすすめ番組」機能も搭載。ネット動画を選ぶようなUIで見たい番組を探すことができます。

↑録画番組をジャンルごとに見やすく表示する「おすすめ番組」

 

また、テレビで視聴する機会が増えているネット動画はYouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなど15のサービスに対応。リモコンには6つのネット動画の専用ボタンを備えており、ワンプッシュですばやくアプリを立ち上げることができます。

↑リモコンにはネット動画用ボタンを搭載

 

サウンド面では、総合音声出力80Wのマルチアンプと、「クリアダイレクト2ウェイスピーカー」および「クワッドパッシブ重低音バスーカーウーファー」で構成された「重低音バズーカオーディオシステムPRO II」を採用。

↑「重低音バズーカオーディオシステムPRO II」のイメージ

 

「高遮断クロスオーバーフィルター」で各スピーカーの音域のつながりを向上させているほか、新開発のパンチングメタルをスピーカーグリルに採用し、振動を抑制するとともに開口率を向上して、臨場感のあるクリアな音質を実現しています。

 

人の肌をより美しく再現する新機能を搭載し、さらなる高画質を追求している新・4K液晶レグザ「Z740XS」は、テレビの画質にこだわりたい人に最適なモデル。ステイホームでテレビを視聴する機会が増えているいま、買い換えるならハイエンド機種がオススメです。

 

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価格帯別にオススメをピックアップ!「4Kテレビ」今冬の優良モデル3選

今冬の家電市場では、例年以上に魅力的な新製品が続々と登場している。ここでは、なかでも注目を集める7大ジャンルを取り上げて、価格帯別にトレンドと“買い”のポイントを解説。さらに、各価格帯でプロが認めたイチオシのアイテムも紹介していく。今回取り上げるのは、4Kテレビ。今冬の4Kテレビは、東京五輪に向けて発売された各社の自信作がズラリと揃う。なかでも55V型クラスは価格帯が10万円以下から25万円以上まで幅広く、選択肢が多い。そのなかで特に優れたモデルを識者がセレクトした。

※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

★最新4Kテレビ、“買い”のポイント

4Kチューナーを2基内蔵し、4K放送番組の裏録に対応する

多くのネット動画配信サービスで4Kコンテンツを視聴できる

最新HDR方式をサポートし、より高画質な映像を楽しめる

 

私たちが解説します!

AV評論家

藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌編集者を経てフリーに転身。わかりやすい解説と核心を突いた評論で本誌をはじめ多媒体で人気を博す。

GetNavi編集長

川内一史

長年オーディオ・ビジュアル記事を担当。テレビ放送だけでなくネット動画の視聴も多く、アプリへの対応も重視する。

 

長期に渡り愛用するなら各社の旗艦モデルが狙い目

例年、テレビの冬モデルはボーナス期に合わせて各社が自信作を投入してくる。コロナ禍とはいえ、今季も4Kテレビ市場は十分に活気づいているようだ。

 

「2020年は、コロナ禍の影響で予定されていた東京五輪が延期に。しかし、各社は大会に照準を合わせて、入門機から上位モデルまで渾身の逸品を準備してきました。そのため、今季は例年以上の豊作と言えます」(藤原)

 

多士済々の4Kテレビだが、ベストの一台を選ぶにはどこに着目すれば良いのだろうか。

 

「かつて“高嶺の花”だった高画質な有機ELテレビの価格がこなれてきました。『松』クラスは各社の旗艦モデルとなるため音質や機能性も最高峰で、長く使えます。ミドルクラス以下の液晶を狙うなら、ネット機能の充実度は重視したい。対応するVODの数はもちろん、音声検索の精度も、ストレスなく使うためには大事です」(川内)

 

【《松》クラス】予算額25万円以上

各社4K有機ELのハイエンドモデルが並ぶ価格帯。いずれも、独自構造のディスプレイや高画質エンジンをだけでなく、高音質なスピーカーシステムなどを搭載し、高品位な“画”と“音”を存分に楽しめる。

 

【No.1】独自の有機ELディスプレイを採用し圧倒的な映像美を実現

パナソニック

ビエラ TH-55HZ2000

実売価格36万4820円

自社設計・組立の「Dynamic ハイコントラスト 有機ELディスプレイ」を搭載したハイエンドモデル。高級オーディオを手掛ける同社のテクニクスチームがチューニングしたテレビ一体型のイネーブルドスピーカーを備え、映画館のような立体音響を再現する。

SPEC ●画面サイズラインナップ:65V/55V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1225×H789×D350mm/約34kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 4方式(※)
音声最大出力 140W

※:静止画フォーマットを除く

 

↑特別素材の放熱プレートと貼付けシートを独自の構造で組み合わせたディスプレイを搭載。発光性能が高められている

 

↑上向きのイネーブルドスピーカーを採用。立体音響技術「ドルビーアトモス」との組み合わせで、臨場感あふれる音場を体感できる

 

↑底面に吸盤を備えるスタンドを採用。吸着をオンにすると、テレビ台との間が真空状態になり固定され、転倒を防止する

 

↑スイーベル(首振り)機能を搭載。左右それぞれ15度まで回転可能なので、テレビ背面の掃除もスムーズに行える

 

<クロスレビュー!>

映像の総合的な表現力はライバル機を圧倒

「ダイナミックレンジの広さが圧巻で、各部分の情報が浮き上がり、全体の階調描写が豊か。黒のなかのディテール描写が意欲的でハイライトの色付きも絶妙です。総合的な表現力は随一」(藤原)

 

映画館クオリティの迫力サウンドを堪能

「テクニクスが手掛けたオーディオシステムの品質がスゴい。厚みのあるサウンドに加えて、音の出ている位置がはっきりとわかるので臨場感が段違い。まさにシアタークオリティです!」(川内)

 

【No.2】ネイティブ4Kはもちろん地デジ放送も高画質で楽しめる

東芝

レグザ 55X9400

実売価格30万8000円

全録機能「タイムシフトマシン」を搭載した有機EL旗艦モデル。独自開発の高画質エンジンにより、4K映像だけでなく、地デジ放送やネット動画などを美しく描く。最大出力142Wのパワーアンプを採用したオーディオシステムによる迫力の音声も魅力。

SPEC ●画面サイズラインナップ:77V/65V/55V/48V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×7ほか ●サイズ/質量:W1234×H738×D279mm/32.5kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 5サービス
HDRフォーマット 4方式
音声最大出力 142W

 

↑高放熱インナープレートを挿入した、自社設計のレグザ専用有機ELパネルを搭載。明るく抜けの良い映像を実現した

 

↑番組レコメンドサービス「みるコレ」を採用。AI学習により、ユーザー好みの録画番組や放送予定の番組を勧めてくれる

 

<クロスレビュー!>

4Kアップコンが秀逸でスポーツ中継は大迫力

「地デジやBSの4Kアップコンバートでも、ネイティブ4Kに迫る精細感あふれる映像を描きます。スポーツ中継は全体にフォーカスが合い、輪郭が細く鮮度が高い。実際に観客席にいるようです」(藤原)

 

未知の番組と出会える「みるコレ」機能が魅力

「『みるコレ』はまだ見ぬコンテンツとの出会いがあり、テレビフリークにオススメの機能。『タイムシフトマシン』による全録機能は唯一無二の魅力ですが、地デジ番組のみ対応なのは少々残念」(川内)

 

【No.3】映像とサウンドが一体となった新しい視聴体験を与えてくれる

●写真は65V型

ソニー

ブラビア KJ-55A8H

実売価格26万4000円

パネル自体を振動させて音を出す独自の技術「アコースティック サーフェス オーディオ」を採用。倍速駆動対応の有機ELパネルと高画質プロセッサーにより、あらゆるコンテンツを美しく鮮明な映像で描写する。画と音の一体感を楽しめる一台だ。

SPEC ●画面サイズラインナップ:65V/55V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1227×H733×D326mm/18.6kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 30W

 

↑超解像エンジン「4K X-Reality Pro」を搭載。地デジ放送やネット動画などあらゆるコンテンツを高精細に描き直す

 

↑背面の左右にアクチュエーターとサブウーファーを配置した独自の音響技術を採用。映像と音の一体感を存分に楽しめる

 

<クロスレビュー!>

“化粧”の上手さはソニーならでは

「黒を引き締めて白を伸ばすという、ハイコントラストな画作り。色も細部までしっかりと乗せています。色調の歪みは少なく、ノイズも少なめ。やや“厚化粧”ですが、映える映像です」(藤原)

 

Android TV採用でネット利用が快適

「OSにはAndroid TVを採用し、ネット動画の視聴が快適。Googleアシスタントによるリモコンの音声検索は精度が高く、豊富なコンテンツをストレスなく楽しめるのがうれしいですね」(川内)

 

【《竹》クラス】予算額15万円〜25万円

有機ELのエントリークラスと液晶のハイエンドクラスが入り交じる価格帯。画質なら有機ELに分があるが、充実した機能や装備を求めるなら液晶がオススメだ。

 

【No.1】斜めから見ても高画質で楽しめる

ソニー

ブラビアKJ-55X9500H

実売価格22万円

部分駆動のバックライトを採用した液晶パネルや高画質プロセッサーなどを搭載し、画質をブラッシュアップ。広視野角技術「X-Wide Angle」により、斜めからの視聴でも正面と同レベルの高画質を楽しめる。

SPEC ●画面サイズラインナップ:75V/65V/55V/49V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1230×H779×D310mm/18.1kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 30W

 

↑処理能力の高い高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載。高精細、滑らかな色表現、HDR相当の高コントラストを実現した

 

↑背面上部にツィーター、下部にフルレンジスピーカーを搭載。映像と音の一体感を高め、豊かな臨場感を楽しめる

 

<クロスレビュー!>

視野角が広いことでストレスを感じない

「斜めからの視聴でも、コントラスト感、色調ともに変化は少なく、ストレスを感じません。コントラスト感は多少犠牲になる印象ですが、視野角が広がるメリットのほうが勝ります」(藤原)

 

速い動きのスポーツもストレスなく視聴できる

「倍速駆動と独自のバックライト制御で、動きの速い映像の描写に強い。サッカーやバスケットボールなどの球技も、チラつきの少ない滑らかな画質で楽しめて、ゲームに集中できます」(川内)

 

【No.2】臨場感あふれる画質と音質を実現

パナソニック

ビエラTH-55HX950

実売価格20万6910円

独自の高輝度ディスプレイを搭載し、明るく色鮮やかな映像を描写する液晶最上位モデル。イネーブルドスピーカーの採用とドルビーアトモス対応により、天井に反射した音に包み込まれるような立体音響が楽しめる。

SPEC ●画面サイズラインナップ: 65V/55V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1231×H766×D350mm/約28.5kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 4方式
音声最大出力 60W

 

<クロスレビュー!>

高コントラスト・高輝度の映像が魅力

「高効率LEDバックライトなどで放熱構造を強化。同時に光学シートの最適化により、高コントラスト化、高輝度化を実現しています」(藤原)

 

使い勝手に配慮された細やかな設計がうれしい

「イネーブルドスピーカーがもたらすサウンドの臨場感はクラス随一。転倒防止スタンドの採用など、ビエラらしい使い勝手の良さも光ります」(川内)

 

【No.3】コンテンツに合わせてAIが画質を最適化

LGエレクトロニクス

OLED 55CXPJA

実売価格20万4240円

どんな映像も4Kレベルに変換するAIプロセッサー搭載の有機ELテレビ。コンテンツに合わせて最適な映像処理がなされ、地デジ放送もネット動画も美しい映像が楽しめる。音質もジャンルに合わせて最適化。

SPEC ●画面サイズラインナップ: 77V/65V/55V/48V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか ●サイズ/質量:W1228×H738×D251mm/23kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 4サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 40W

 

<クロスレビュー!>

グラデ−ションも滑らかに描き切る

「有機ELディスプレイでは滑らかなグラデーションの表現が難しいもの。しかし、本機はきめ細かなタッチで階調の推移を緻密に描写します」(藤原)

 

見たいコンテンツに音声ですぐアクセスできる

「高品位な画質の有機ELテレビが約20万円で買えるというだけで魅力的! 音声操作も快適で、見たいコンテンツにすぐアクセスできます」(川内)

 

【《梅》クラス】予算額10万円〜15万円

液晶のスタンダード〜ミドルクラスが連なる価格帯。上位機の高画質・高音質性能は省かれることもあるが、必要十分の機能を備え、大画面4Kデビューにピッタリだ。

 

【No.1】 8K開発で培った高画質技術を応用

シャープ

AQUOS 4T-C55CL1

実売価格14万3000円

新開発の4K高画質エンジンを搭載。高精細で色鮮やか、メリハリのある美しい映像が楽しめる。独自の高効率LEDバックライトシステムを採用。消費電力を抑えながら画面輝度を高め、明るくクリアな映像を実現した。

SPEC ●画面サイズラインナップ:55V/50V/43V/40V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1240×H806×D290mm/27.0kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 5サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 20W

 

↑同社8Kテレビの高画質技術を応用した4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載。高精細で色鮮やかな映像を表現する

 

↑音声を前方に導く構造と、スピーカーネットをなくした前面開口の機構を採用。抜けの良い高レベルのサウンドが楽しめる

 

<クロスレビュー!>

地デジ放送もネット動画も鮮やかな4K画質で楽しめる

「エントリークラスのモデルにも、同社8K映像技術で培った画質処理エンジンを搭載。地デジ放送もネット動画も高精細な4K解像度で楽しめます。鮮やかな映像が好みの人にオススメの一台」(藤原)

 

ドラマやニュースの声が聞き取りやすい音質

「聞き取りやすいサウンドは、このクラスではトップレベル。特にドラマやニュース番組などのセリフが明瞭です。OSにAndroid TVを採用するため、音声で気軽に操作できるのもうれしい」(川内)

 

【No.2】あらゆるネット動画を最適な画質で表現する

東芝

レグザ55M540X

実売価格13万1390円

「レグザエンジンCloud」を搭載した液晶レグザのミドルクラス。様々なフォーマットが混在するネット動画を自動調整し、高画質に表現する。AIが視聴傾向から番組を勧めてくれる「みるコレ」も便利。

SPEC ●画面サイズラインナップ:75V/65V/55V/50V/43V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×3 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1230×H750×D207mm/15.5kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 2方式
音声最大出力 20W

 

<クロスレビュー!>

クセのないプレーンな画作りが好印象

「輪郭が細くすっきりとして、抜けの良い描写が特徴。コントラスト感よりも映像の精細感やキレ味を重視したプレーンなタッチの画作りです」(藤原)

 

映像マニアも納得の高画質技術がユニーク

「クラウドとの連携でAIが高画質処理を行う技術はユニーク。アニメなら監督や制作会社などの情報を基に処理されるなどマニアックな仕様です」(川内)

 

【No.3】ネット動画から4K放送まで色鮮やかな映像で楽しめる

ソニー

ブラビア KJ-55X8000H

実売価格14万3000円

高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載。地デジ放送やネット動画など、あらゆる映像を高精細で色鮮やかな4K画質で楽しめる。Android TVに対応し、豊富なネット動画をサクサク快適に視聴可能だ。

SPEC ●画面サイズラインナップ:75V/65V/55V/49V/43V型 ●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ/BS/110度CS×2 ●接続端子:HDMI×4ほか ●サイズ/質量:W1243×H782×D340mm/16.8kg

4Kチューナー 2基
4K VOD 6サービス
HDRフォーマット 3方式
音声最大出力 20W

 

<クロスレビュー!>

視野角が広くて明るく家族で楽しめる画質

「視野角が広く明るく抜けの良い映像が特徴。LEDバックライトは部分駆動ではありません。明るいリビングで家族と一緒に楽しめます」(藤原)

 

ドルビーアトモス対応で臨場感のあるサウンド

「立体音響技術『ドルビーアトモス』に対応。2基の内蔵スピーカーは下向き配置ながら、臨場感のあるクリアなサウンドを満喫できます」(川内)

 

【Topic1】有機ELテレビは「48V型」がアツい!

有機ELの高画質を手ごろなサイズで楽しみたい! そんな要望に応えて、各社から“ちょうど良い”48V型モデルがリリースされている。

 

【No.1】

東芝

レグザ 48X8400

実売価格23万1000円

 

【No.2】

シャープ

4T-C48CQ1

実売価格25万3000円

 

【No.3】

ソニー

ブラビア KJ-48A9S

実売価格25万3000円

 

パーソナルなスペースでも高画質で楽しめる

リビングだけでなくパーソナルなスペースでも高画質で楽しみたいという要望が増え、ソニー、シャープ、東芝などが48V型の有機ELテレビをリリースしている。液晶に比べるとまだ高価だが、市場での評判も上々で、今後さらにニーズが高まり、選択肢が増えそうだ。

 

【Topic2】イマドキのレコーダーは用途で選ぶ

外付けHDDへの番組録画が一般化しているが、機能は専用レコーダーに及ばない。ここで最新レコーダー2台の注目ポイントをチェックした!

 

【No.1】

パナソニック

おうちクラウドディーガ4Kチューナー内蔵モデルDMR-4CT401

実売価格14万4810円

 

【No.2】

東芝

タイムシフトマシンハードディスク D-M210

実売価格5万9400円

 

全録派はタイムシフトマシン、4K派はディーガがオススメ

東芝は、BDドライブ非搭載のHDDレコーダーを発売。最大6チャンネルの地デジ/BS/CS放送番組を約1週間ぶん全録できる。パナソニックはBDドライブ搭載で、新4K衛星放送(またはHD放送)3番組を同時録画可能。全録派は前者、4K派は後者がオススメだ。

 

●スペックにある「サイズ/質量」はいずれもスタンド含む数値

ネット動画も録画番組もサクサク探せる! 東芝の4K液晶テレビ「レグザ C350X」

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより、大画面でネット動画が楽しめるシンプル4K液晶テレビ「C350X」シリーズ3機種を11月13日から発売します。

↑4Kレグザ C350Xシリーズ

 

ラインナップは、55型「55C350X」、50型「50C350X」、43型「43C350X」の3機種で、実売予想価格は55型が10万円前後、50型が9万円前後、43型が8万円前後(いずれも税抜)。

 

「C350Xシリーズ」は、新開発映像処理エンジン「レグザエンジンPower Drive」を採用した4K液晶テレビ。高度なダイナミックガンマ制御で高コントラストな高画質と、36色軸カラーイメージコントロールにより自然な色合いを再現するとともに、高速グラフィック処理を実現。操作のレスポンスを高め、テレビの操作や動画配信サービスのメニュー選択などを軽快に行えるので、見たいコンテンツをストレスなく探して再生できます。

↑55C350X

 

↑新開発映像処理エンジン「レグザエンジンPower Drive」

 

ネット動画配信サービスは、国内の主要な13サービスに対応。リモコンには動画配信サービスにすぐにアクセスできる6つのダイレクトボタンを配置しており、ボタンを押すだけで見たいネット動画を起動できます。

 

【対応動画配信サービス】

Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、dTV、ABEMA、Hulu、TSUTAYA TV、DMM.com、U-NEXT、DAZN 、Paravi、スカパー!オンデマンド、Rakuten TV

 

また、高画質化技術「ネット動画ビューティLE」により、ネット動画を高コントラストでノイズの少ない高画質映像として再生します。

↑高画質化技術「ネット動画ビューティLE」

 

さらに、ゲームをストレスなくプレイできるよう、約0.83msの表示遅延時間を実現した「瞬速ゲームモード」を搭載。ゲーム映像を色彩豊かに美しく再現しながらも表示にかかる遅延時間を低減します。

↑表示遅延を低減する「瞬速ゲームモード」を搭載

 

搭載するチューナーは、BS/CS 4K放送用が1基、地デジ/BS/CS用が2基。地デジ/BS/CSの裏番組録画も可能です。さらに、録画した番組をジャンルやタレントごとにサムネイル付きで表示する「おすすめ録画リスト」にも対応。ネット動画を視聴するように、テレビの録画番組を探して再生できます。

↑録画した番組をわかりやすく表示する「おすすめ録画リスト」

 

別売のタイムシフトマシン機能搭載機器と接続すれば、まるでタイムシフトマシンを内蔵しているテレビのように、レグザのリモコン1つで「始めにジャンプ」や「過去番組表」など便利なタイムシフトマシンの機能を利用することも可能です。

 

サウンド面では、バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーを備え、低音から高音までバランスの良い迫力のあるサウンドを再現可能。自然な音像定位と臨場感を演出します。

 

C350Xシリーズに合わせて、たっぷりテレビ番組を録画できるレグザ純正の6TBのHDD「THD-600D3」(実売予想価格5万円前後/税抜)も発売されます。

↑レグザ純正の6TB HDD「THD-600D3」

 

ネット動画視聴もテレビ録画もたっぷり楽しめるシンプルな4K液晶テレビ「C350X」シリーズは、大画面で手軽に映像コンテンツを楽しみたい方にピッタリ。古いテレビからの買い替えを検討されている方は、ぜひ店頭で確認してみてください。

 

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テレビ番組6ch分を1週間まるごと録れる! タイムシフトマシンHDD「D-M210」登場

テレビ番組6ch分を1週間まるごと録れる! タイムシフトマシンHDD「D-M210」登場

東芝映像ソリューションは、最大6チャンネルを約1週間分まるごと録画できるタイムシフトマシン機能搭載のHDDレコーダー「D-M210」を11月20日に発売します。実売予想価格は5万4000円前後(税抜)。

↑「D-M210」

 

本機は、2TBのHDDを内蔵し、地上デジタル放送、BS・110度CSデジタル放送のなかから最大6チャンネル分の番組を録画できるHDDレコーダー。ディスクドライブは搭載しておらず、テレビ番組の録画と再生だけに特化した設計となっています。なお、新4K放送には非対応。

 

別途、USB HDDを増設して録画時間を増やすことも可能。最大6TBまでのUSB HDDに対応し、同時接続は最大4台まで、登録は最大8台まで可能です。

 

搭載しているタイムシフトマシン機能により、番組録画予約などの手間を省き、録画した番組を番組表形式で表示する「過去番組表」で直感的に見たい番組を探すことができます。

↑「過去番組表」から録画した番組を探して再生できます

 

タイムシフトマシン機能非搭載のレグザに本機を接続すれば、テレビリモコンの「タイムシフトリンク」ボタンを押すだけでタイムシフトマシン機能を使用可能。

 

また、タイムシフトマシン機能を搭載したレグザと接続すれば、地上デジタル放送、BS・110度CSデジタル放送が、合計最大12チャンネルまでまるごと録画できるように。その際、テレビ側とハードディスク側の過去番組表はひとつに統合され表示されるので、見たい番組を簡単に探すことができます。

↑タイムシフトマシン機能を備えたレグザに接続すれば最大12チャンネルまで録画可能

 

もちろん、レグザ以外のテレビでもタイムシフトマシン機能を利用可能です。

 

このほか、隙間時間で効率よく録画番組を視聴できる「らく見/らく早見/飛ばし見」機能や、スマートフォンで録画番組を視聴できる「スマホdeレグザ」などにも対応。さまざまなテレビ視聴スタイルを提供します。

↑時短再生機能も利用可能

 

↑スマートフォンで録画番組を視聴できる「スマホdeレグザ」にも対応

 

レグザ独自のタイムシフトマシン機能が手軽に利用できるHDDレコーダーは、録画予約の手間を減らして、見たかった番組を見逃すこともなくしてくれます。録画を忘れて悔しい思いをしたことがある方は、自宅のテレビに導入してみてはいかがでしょうか。

 

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東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより、ネット動画視聴やゲームプレイなどのプライベートユースに適した液晶テレビ「レグザ V34」シリーズ3機種を9月18日から発売します。

↑レグザ V34シリーズ

 

ラインナップは、フルHD解像度(1920×1080ドット)の40型「40V34」と、HD解像度(1366×768ドット)の32型「32V34」、24型「24V34」の3機種で、実売予想価格は40型が6万3000円前後、32型が4万8000円前後、24型が3万6000円前後(いずれも税抜)。

 

コロナ禍で中小型テレビのニーズが急増

この数年間、前年比80~90%で推移していた中小型テレビ市場が、ステイホームによるプライベートニーズの高まりにより急激に拡大。視聴傾向としては、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどのネット動画の利用率が上昇しており、同社の調べによると、5月時点のテレビでのネット動画視聴時間は1日約1時間30分で、昨年12月と比較し177%伸長しているそう。

↑東芝映像ソリューションのブランド統括マネージャー 本村 裕史氏によると、ステイホームによりネット動画の視聴時間が大きく伸びているとのこと

 

そのようなニーズに対応するため、同社ではネット動画やゲームプレイを快適に楽しめるプライベートユース向けの液晶テレビをを開発。低価格な中小型の非4Kモデルをラインナップに追加し、2台目・3台目需要を狙います。

 

ネット動画やゲームが快適に楽しめる

V34シリーズは、地デジ放送に加えてネット動画まで高画質化し、快適なクイックレスポンスを実現する新開発映像処理エンジン「レグザエンジン Power Drive」を搭載。豊富なネット動画配信サービスに対応するほか、6つのサービスに瞬時にアクセスできる「ネット動画ダイレクトボタン」も備えています。

↑40型の「40V34」

 

【対応するネット動画配信サービス】

Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、dTV、ABEMA、Hulu、TSUTAYA TV、DMM.com、U-NEXT、DAZN 、Paravi、スカパー!オンデマンド、Rakuten TV

 

↑リモコンに「ネット動画ダイレクトボタン」を採用。瞬時にネット動画サービスにアクセスできます

 

また、ゲームプレイ時に映像表示の遅延を抑える「瞬速ゲームモード」を搭載。表示遅延0.83msという、業界トップクラスの高速表示を実現しています。

↑「瞬速ゲームモード」のイメージ。遅延を抑え、快適にゲームをプレイできます

 

画質面では、「レグザエンジン Power Drive」が高度にダイナミックガンマ制御を行い、高コントラストな画質と36色軸カラーイメージコントロールによる自然な色合いを再現。視聴環境に合わせて輝度や精細感を自動調整する「おまかせオートピクチャー」や、地デジのノイズを抑えて高精細に再現する「地デジビューティHD」、ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティHD」などの機能を搭載。テレビ放送もネット動画もノイズの少ないクリアな画質で楽しむことができます。

↑新開発映像処理エンジン「レグザエンジン Power Drive」を搭載

 

↑ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティHD」

 

音質面では、バスレフ型ボックススピーカーシステムとデジタルサウンドプロセッサーで、明瞭な音質と自然な音像定位のリアルな高音質を実現する「レグザパワーオーディオHD」を搭載しています。

 

また、録画機能に強いレグザらしく、「おすすめドラマ」「ゴルフ」「話題の番組」などお気に入りのジャンルを登録しておくだけで、録画予約しなくても自動録画してくれる「おまかせ録画」など、録画機能も充実しています(録画には別売のUSB HDDが必要)。地デジ/BS/CS放送のチューナーは各2基備えており、番組を視聴しながら裏番組の録画も可能です。

↑録画した番組をジャンルなどで分類して表示する「おすすめ録画リスト」

 

これまでの、4K/8Kの高精細な大画面でテレビ放送やBD/DVDなどのコンテンツを視聴する、という方向性とは異なり、ネット動画やゲームを楽しむことに主眼を置いたコンセプトが新しい東芝レグザ「V34シリーズ」は、テレビの可能性を広げる“ニューノーマル時代のテレビ”として注目を集めそうです。

 

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「太鼓の達人」決勝大会の公式モニターに東芝レグザの4K有機ELテレビが採用

バンダイナムコエンターテインメントは、開催が延期されていた「おうちでドンカツ!太鼓の達人eスポーツオンライン大会!」決勝大会を、8月30日に特別生番組としてオンライン配信することを発表しました。

 

同大会決勝戦は、当初は7月19日に開催される予定だったものの、コロナ感染予防の観点から延期となっていましたが、参加者の安全を考慮してオンラインで生配信されることになりました。配信は、YouTubeの「バンダイナムコエンターテインメント公式YouTube Liveチャンネル BANDAI NAMCO Entertainment Live」のほか、OPENREC.tvやアソビストアでも視聴可能。

 

また、同大会では東芝映像ソリューションの4K有機ELレグザ「48X8400」が公式ゲーミングモニターとして採用され、エキシビジョンマッチなどで使用されます。

↑東芝4K有機ELレグザ「48X8400」

 

東芝「レグザ」は、2009年発売のZ9000シリーズで初めて「ゲームダイレクト」を搭載して以来、低遅延のゲームモードがユーザーの支持を集めています。「ゲームダイレクト」モードは、ゲーム時に必要な高画質処理を行いながら画像処理による遅延時間を低減するもので、「太鼓の達人」などボタンを押すタイミングが重要なゲームに特に利便性を発揮します。

 

今回決勝戦で使用される「48X8400」は、ゲーム画面を間近で見ても違和感がない、きめ細やかで高い質感の映像が特徴で、ゲームモードON時は約9.2msecという高いレスポンス性能(HDMI 1080p/120Hz入力時)を実現。動きの速いシーンでの残像を抑制し、クリアな高画質を実現する「インパルスモーションモード」も搭載するなど、快適なゲームプレイをサポートしています。

 

「おうちでドンカツ!太鼓の達人 eスポーツ オンライン大会!」概要は以下の通り。

URL: https://esp.taiko-ch.net/event/online2020.php

 

eスポーツ大会の公式モニターとしても採用されている「レグザ」は、自宅でのゲームプレイにも最適。この夏は自宅でゲーム三昧の予定という方は、低遅延なゲームモードを備えたレグザをぜひチェックしてみて下さい。

 

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テレビ新製品の季節。レグザは史上最高画質を実現した4K有機EL「X9400」が映像エンジンからして凄い

東芝レグザZシリーズの最新機は“4Kチューナー内蔵×全面直下LED×タイムシフトマシン”で隙のない仕上がりの「Z720X」だ!

東芝映像ソリューションは、BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビのハイエンドモデル液晶レグザ「Z720Xシリーズ」を9月下旬から発売します。サイズは55型と49型の2種で、実売予想価格は55型が24万円前後、49型が20万円前後(いずれも税抜)。

 

Z720Xは、東芝レグザのハイエンドモデルに受け継がれてきた“Zシリーズ”の名を冠した4K液晶テレビ。レグザのフラッグシップとしては7月25日に発売された4K有機ELテレビ「X920」が存在しますが、Z720Xは液晶モデルの最上位機種という位置づけになります。

 

フラッグシップ機と同様の高画質化技術を採用

同機の最大の特徴は、今年12月1日から放送が始まるBS/CS 4K放送用チューナーを内蔵していること。購入後に申し込むことで別送される「BS/CS 4K視聴チップ」を取り付けることで、すぐにBS/CS 4K放送を見ることができるようになります。

↑55Z720X

 

また、映像処理エンジンには、フラッグシップ機「X920」と同様、高い処理能力を誇る「レグザエンジンEvolution PRO」を採用。4K映像のフレームレートに応じて適切なフレームを参照し、三次元ノイズリダクション処理・フレーム超解像処理を実行する「BS/CS 4KビューティX PRO」や、地上デジタル放送の気になるノイズを高精度に抑制しくっきりと映し出す「地デジビューティX PRO」など、様々な高画質化技術であらゆる映像を美しく再生します。

↑レグザシリーズのなかでもハイエンドモデルにのみ搭載される「レグザエンジン Evolution PRO」

 

バックライトには「新開発全面直下LEDバックライト」を採用しており、LEDを緻密に制御する新開発「リアルブラックエリアコントロール」技術と相まって、高いピーク輝度と濃密な黒の高いコントラストでクリアな臨場感あふれる映像を実現。外光の反射を抑えて約2倍の高コントラストを実現した「高コントラストIPSパネル」も搭載しています。

↑全面直下型LEDバックライトを採用

 

音質や録画機能にも抜かりなし

画質だけでなく音質にもこだわり、新設計の「重低音バズーカオーディオシステムPRO」を搭載。「重低音バズーカウーファー」と「新型バスレフボックス2ウェイフロントスピーカー」を、総合出力66Wの4.1chマルチアンプにより駆動することで、迫力のある重低音と透明感のあるクリアな音質を再現します。さらに、「レグザサウンドイコライザー・ハイブリッド」のサウンドリフト機能により、画面の中央から音が出ているような自然な音像定位と臨場感のあるサウンドを体感できます。

↑重低音バズーカオーディオシステムPRO

 

レグザならではの録画機能「タイムシフトマシン」も搭載。別売のタイムシフトマシン対応HDDを接続することで、最大6ch分のテレビ番組を丸ごと録画でき、番組表から見たい番組を選ぶように過去の放送番組を視聴できます。

↑過去番組表のイメージ

 

このほか、2つの番組を同時表示する「ダブルウィンドウ」機能や、地デジ番組最大6chを画面上に同時表示する「まるごとチャンネル」機能も搭載。テレビ放送を楽しみ尽くすための機能を豊富に備えています。

 

「Z720X」の登場により、フラッグシップの4K有機ELテレビ「X920」、4K液晶のハイエンドモデル「Z720X」、音にこだわった重低音バズーカ搭載の「BM620X」、BS/CS 4Kチューナー搭載のエントリーモデル「M520X」と、全4機種の振るラインナップとなった東芝レグザなら、予算と欲しい機能に合わせて自分に合った機種が見つかりそうですね。12月からスタートするBS/CS 4K放送は、チューナー内蔵の東芝レグザで視聴してみてはいかがですか?

「時短再生」と「スマホ持ち出し」で録画番組がガンガン消化できる!「レグザタイムシフトマシン」試してわかった完成度

番組の録画貯めはガッツリできるようになった。でも、録画したものを消化する時間が思うように取れない……そんな忙しい現代人に一番ぴったりなレコーダーなのかも。

 

東芝のレグザタイムシフトマシン「DBR-M4008/M2008」は、大量の番組録画を可能にしたタイムシフトマシンに加え、本製品では番組の視聴時間を賢く節約する「時短」機能、さらにスマートフォンとの連携機能も強化。録画忘れや見逃しをなくすことに徹底的にこだわったレコーダーになっています。

 

今回はこの「DBR-Mシリーズ」のうち、2TB ハードディスク搭載モデルである「DBR-M2008」を筆者が約2週間にわたり自宅でテスト。実際に触ってみてわかった使い勝手や利便性を詳しくレポートしていきます。

東芝
レグザタイムシフトマシン DBR-M2008
ハードディスク容量:2TB(2000GB)

 

「タイムシフトマシン」で7チャンネルまとめて録画!

「DBR-M4008/M2008」が録画に使えるチューナーは全部で7系統。「タイムシフトマシン」はこの7系統ともに利用でき、最大7チャンネルを常に自動録画することができます。

↑タイムシフトマシンの録画設定

 

これは当たり前のようですが、「7つチューナーがあっても、1つは予備(視聴だけ)で録画に使えない」というレコーダーもあるので、案外重要なことだったりします。タイムシフトマシンには「あと1チャンネル録画できればよかったのに!」と思うような場面が多いので、7チャンネル全部で録画できるという選択肢があるのはうれしい。

 

ちなみに、7系統のうち3系統は「通常録画/タイムシフトマシン兼用」チューナーになっています。つまり、タイムシフトマシンで常時録画にするチャンネルを減らし、残ったチューナーは普通のレコーダーのように録画予約するような使いかたもできるわけです。

 

さらに本製品では、「タイムシフトマシンの録画を止めているあいだは、最大3番組同時までの通常録画ができる」という仕様となっている。この仕様は前モデルであるDBR-M3007/M1007から採用されているが、全番組録画はゴールデンタイム~深夜だけ、昼間など他の時間帯は必要なときだけ予約を入れるといった使いかたもOKに。

↑タイムシフトマシンを休止する時間帯は、1週間のスケジュールから1時間刻みで自在に変更できる

 

録画しても見る時間がない人にこそ使って欲しい「時短」の実力

「DBR-M4008/M2008」最大の特徴といっても過言ではない「時短」機能。タイムシフトマシンでたくさん録画しても、見る時間が足りない……という人のために、番組の視聴時間を短縮する工夫がいろいろと施されています(※1)。

 

録画番組をテレビで見るときに、飛ばしたいシーンをスキップしたり、早送り(早見再生)を活用しながら見るという人は多いと思いますが、本製品ではそれらの操作を自動化。「通常再生」をベースに、あらかじめ3種類のコースから選んで見始められる「時短再生」機能を備えています。

・番組と番組のあいだに該当するチャプターを自動的に早送りして再生する「らく見」
・その「らく見」をさらに1.3倍速で早見再生する「らく早見」
・さらに、どんな番組でも約5分の言わばダイジェスト版にしてしまう究極の早見再生=「飛ばし見」

↑各コースで再生した際に、「番組がそれぞれ何分で見終わるのか」もあらかじめ表示してくれる

 

この時短再生を実際に試してみると、まず「らく見」は“自動早送り機能”といった趣きで、ほとんどすべての番組に有効と感じられます。「らく早見」は、再生速度を上げることによってニュースや情報番組などの流し見に効果的。

 

と、ここまでは何となく見当がついていましたが、意外に便利だったのが「飛ばし見」。長時間の歌番組などを見るとき、「どんな順番で、どの出演者が出てくるのかな……」というのをざっくり知れる。同じように、スポーツの試合の流れを大ざっぱにチェックするといった使いかたもできます。

 

使ってみるまで、「2~3時間もある番組をたったの5分に圧縮したら、ツギハギすぎて何も分からないのでは?」と思っていました。しかし5分って“ダイジェスト版の尺”としては案外たっぷりあるもので、この5分だけで全体像がけっこう把握できます。具体的にはこれを使うことで、とある音楽フェス特番(約2時間半の番組)を見る際、気になっていたアーティストが出てくるタイミングを数分のうちに発見できました。

 

「時短」ボタンで目当ての番組に最短でたどり着ける!

ところで、従来「タイムシフトマシン」搭載のレコーダーでは録画番組を「過去番組表」という画面から探す仕組みがありました。もちろん「DBR-M4008/M2008」でもこれは踏襲しており、番組を選ぶのが楽しくなるサムネイル画面付きの「ビジュアル過去番組表」にも対応しています。

↑「ビジュアル過去番組表」の画面

 

しかし、大量にたまった録画番組の中から「毎週見ている番組」などをこの番組表画面から毎回探し出すのはけっこう時間がかかるもの。そのため、最近のレコーダーでは、よく見るような番組をひとまとめにした画面を用意しています。

 

「DBR-M4008/M2008」の場合は、リモコンの「時短」ボタンから表示される「時短で見る」画面がそれにあたります。

↑リモコンの「時短」ボタンは目立つ位置に配置されている

 

↑「時短で見る」の画面

 

この画面では、録画番組を時短再生できるというだけではなく、好みの番組ジャンルや、「いつもの」、「新番組」などのカテゴリーが登録可能。

↑好きな番組のジャンルやカテゴリーを割り当ててメニュー画面を作れる

 

つまり、“再生コースによる時短”ができるだけでなく、“番組探しの時短”もこの画面に集約されているわけです。とにかく「時短」ボタンを押せば目当ての番組に最短でたどり着ける。なるほど、あちこち探さなくてもいいという意味で、これも効率的なひとつの時短になっているんですね。

 

スマートフォン上でも時短再生ができる。ちょっと感動ものの連携機能

さらに「DBR-M4008/M2008」が誇る時短機能は、テレビで見るときだけのものではありませんでした。

 

「せっかく録画しても、テレビの前で見ている時間がとれなくて……」というユーザーの声は少なくなく、最近はレコーダーの録画番組をスマートフォンから見られる機能が当たり前に。「DBR-M4008/M2008」はその機能へさらに時短のアイデアを採り入れることで、“忙しい人のためのレコーダー”としての完成度を高めています。

 

「DBR-M4008/M2008」をスマートフォンから利用できるアプリ「スマホdeレグザ」(※2)は、「DBR-M4008/M2008」の購入者が無償(※3)で利用でき、初期設定などを除くレコーダーのほとんどの機能はこのアプリから呼び出せるというものです。

 

録画番組の再生、放送中番組の再生、また録画予約ができるのは当たり前として、「過去番組表から見る」、「時短で見る」といった「DBR-M4008/M2008」固有の機能もサポート。“テレビを見る時間がないなら、スマートフォンで見ればいいじゃない”と言わんばかりの充実ぶりです。特に、時短再生がスマートフォンでできるというのはなかなかの感動もの。スマートフォン上でも再生速度を上げた早見ができるの、シンプルに便利だと思います。

 

さらに、スマートフォンを使った時短に関する本製品のこだわりは強く、その最たる要素が「番組持ち出し機能」にあります。

 

レコーダー本体に録画された番組は、外出先のスマートフォンからでもストリーミング再生ができるものの……電車の移動中などでは十分な画質で楽しめなかったり、通信容量が気になってしまうことも多い。そこで注目されるのが、録画番組をあらかじめスマートフォンに持ち出し(ダウンロード)するという使いかた。「DBR-M4008/M2008」では、この番組持ち出しに関して“保存・変換なしで即持ち出し可能”という仕組みを実現しています(※4)。

 

↑タイムシフトマシン録画時の設定で、新たに用意された「スマホ高画質」・「スマホ長時間画質」モードを選ぶと、あらかじめ持ち出しダウンロード可能な画質で録画を実行。画質を低めにするかわりに、これまで手間がかかっていた番組持ち出しが最少のステップで行える

 

タイムリーな話題としては、「せっかくなのでサッカーW杯を片っぱしから録画だ!」と意気込んだものの、1日にチェックできる試合数には限りがあったりして……。そこで、毎日1試合ぶんの番組を持ち出し、電車移動の時間に早見再生で追ってみたところ、空き時間をかなり有効に活用できた気がします。これ、移動時間が長い人ほど効果は絶大なはず!

 

「時短」が東芝レコーダーの新たな魅力に!

東芝がこれまで培ってきたハードディスクレコーダーのノウハウの集大成である「DBR-M4008/M2008」。タイムシフトマシン=録画機能の進化はもちろんのこと、同社ならではの最新「時短」機能がかなり強力なモデルになりました。

 

集大成という意味では、かつて東芝レコーダーが「RD-style」(※5)と呼ばれていた時代から受け継ぐプレイリスト編集、ダビング機能なども充実。“編集に強いレコーダー”としての付加価値も備えています。

 

時短・スマートフォン連携のアイデアを加えた総合力、そしてコスパも含め、いまもっともチェックしておくべきレコーダーのひとつが「DBR-M4008/M2008」となったことに間違いはないでしょう。

 

※1:「時短」機能について、番組によっては意図通りにならないことがあります。
※2:「スマホdeレグザ」を使用するには株式会社デジオンが提供する「DiXiM Play」をスマートフォンにインストールする必要があります。詳しくはhttps://www.digion.com/sites/diximplay/をご覧ください。
※3:2019年6月までに購入製品に付属されたアプリライセンスキーを登録して利用開始する必要があります。
※4:スマホ優先モードで録画やスマホ高画質・スマホ長時間画質でタイムシフト録画しておけば番組終了と同時に番組をスマートフォンに持ち出せますが、録画の条件等によっては録画と同時に持ち出し用の変換ができない場合があります。その場合は、録画後の変換(変換待ち)になります。また、宅外での視聴のための持ち出しダウンロードは宅内でのみ可能です。
※5:RD-Style商品とはRD-から始まる形名の東芝 のレコーダー商品のほか、DBR-Z150/Z160/Z250/Z260が該当します。

 

※ハードディスクの容量は、1TB=1000GB、1GB=10億バイトによる算出値です。
※ Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)、Blu-ray(ブルーレイ)は、Blu-ray Disc Association の商標です。
※ DiXiMは株式会社デジオンの商標です。
※ その他の本稿に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

我が家に“日本初”のBS/CS 4Kチューナー搭載レグザ「50M520X」がやってきた! 4K放送開始が待ち遠しくなる画質にぞっこん!!

現在の地デジ放送をはるかに超える高画質な映像が楽しめる次世代テレビ放送の4K放送。これまで数年間にわたり試験放送が行われてきましたが、いよいよこの12月からNHK・民放各社によるBS・110度CSの4K放送(以下、BS/CS 4K放送)がスタートします。このBS/CS 4K放送は、これまでの試験放送とは違い、NHKや民放各社が様々なジャンルの番組を放送する予定。「どうせキレイな環境映像が流れるだけでしょ?」と思っている人は損しちゃいますよ!

 

このBS/CS 4K放送に関する質問でよく聞かれるのは、「4K放送を見るために何が必要なのかわからない」というもの。実のところ、12月から始まるBS/CS 4K放送を見るために最低限必要なものは「4Kテレビ」と「4Kチューナー」、「BS/CS受信設備」のみ。そして、あまり知られていませんが、既存のBS/CSアンテナ設備(右旋アンテナ)のままでも、NHK・民放各社の6ch分は視聴できます。すでにBS/CSの視聴設備が自宅に備わっていれば、4Kテレビと4Kチューナーを用意するだけで4K放送が視聴できるようになるのです。

↑従来のアンテナ設備でもNHK・民放6チャンネル分の視聴が可能(出典:東芝映像ソリューション)

 

さらに、設備工事を行い右旋・左旋対応アンテナなどの新設備を導入すれば、スカパーやWOWOWといった5chが視聴でき、最大11chも見られるチャンネルが増えます。

↑左旋対応のアンテナを含む新しい設備を導入すると11チャンネルもの4K放送が視聴可能になる(出典:東芝映像ソリューション)

 

BS/CS 4K放送開始に合わせ、メーカー各社は今秋~冬にかけて外付け4Kチューナーを発売する予定。すでに4Kテレビを購入した方でも、チューナーを追加すればBS/CS 4K放送が視聴できるようになります。しかし、2011年までの地デジ移行期に購入したHD/フルHD解像度テレビからの買い替えを検討されている方には、4Kチューナーを搭載したモデルが絶対オススメ。外付けチューナーを別途購入しなくても、テレビだけでBS/CS 4K放送が楽しめるのです。

 

東芝レグザの2018年夏モデルとして登場した4Kテレビ「X920」、「BM620X」、「M520X」シリーズは、なんと全機種がBS/CS 4Kチューナー搭載モデル。この夏に発売される4Kテレビで、4Kチューナーを搭載するのは東芝レグザだけとなります。今年の夏ボーナスでテレビを買い替えても、レグザなら安心して長く使用することができますね。

 

そこで今回、GetNavi web編集部・一條 徹が発売されたばかりの東芝4Kレグザの「M520X」の使用レポートをお届けします。

↑東芝4Kレグザ「M520X」

 

【M520Xスペック(50型)】

●解像度:3840×2160ドット ●搭載チューナー:地上デジタル×3、BS/CS×3、4K(BS/CS)×1 ●録画機能:地デジ・BS/CS W録画、4K録画(いずれも別途外付けHDDが必要)、タイムシフトリンク ●音声:レグザパワーオーディオシステム 音声実用最大出力20W ●端子:HDMI入力×4、ビデオ入力端子(アナログ)×1、光デジタル音声出力×1、USB×2(汎用×1、録画専用×1)、アナログ音声/ヘッドホン出力×1、LAN端子×1 ●サイズ/質量:W112×H67.7×D18.2cm/18kg(卓上スタンド含む)

 

日本初のBS/CS 4Kチューナー搭載の秘密は“後付け”

今回、編集部一條宅にやってきたのは、東芝レグザの4K液晶テレビ「M520X」の50型モデル。こちらは日本初のBS/CS 4Kチューナー内蔵テレビとして6月6日に発売開始されました。東芝の2018年夏モデルは、フラッグシップとなる4K有機ELテレビ「X920」(7月下旬発売)と、バスーカオーディオ搭載の4K液晶テレビ「BM620X」(6月下旬発売)、バズーカオーディオを省いた4K液晶エントリーモデル「M520X」(発売中)の3機種がラインナップされていますが、いずれもBS/CS 4Kチューナーを内蔵していることが特徴です。

 

4K放送を視聴するためには地上デジタル放送と同様に「CAS」が必要になりますが、4K放送では従来のようなカード形式のB-CASではなく、ICチップを機器に内蔵するA-CASを採用しています。しかし、東芝では4K放送受信用CASを含む「BS/CS 4K視聴チップ」をテレビ購入後に別送し、それをテレビ背面の専用端子に装着するだけで4K放送が視聴可能になるという仕組みを採用。他社に先駆けて東芝がBS/CS 4Kチューナー搭載モデルを発売できたのは、この“BS/CS 4K視聴チップを後付けする”というウルトラCがあったからこそ実現できたのです。

↑背面のカバーを開けるとBS/CS 4K視聴チップ専用の端子が備わっています

 

↑BS/CS 4K視聴チップは10月以降に別送される予定

 

BS/CS 4K放送のスタート直前というタイミングでテレビを買い替えるのはちょっと……とお考えの方もいるかもしれませんが、これなら安心して購入できますね。

 

買い替えるなら50型以上の大画面モデルがオススメ

M520Xは43型、50型、55型、60型の4サイズをラインナップしていますが、筆者宅に導入したのは50型モデル。これまで、6畳のリビングに32型の液晶テレビを置いていたので、「50型は大きすぎるかな……」と少し不安でしたが、いざ実機が届いてみるとその不安も吹き飛びました。最新の液晶テレビはベゼルがとても薄く、画面サイズの割にそれほど大きく感じません。32型のテレビに合わせて購入したテレビ台もそのまま流用できたので、浮いたお金でラグマットでも新調しようかと考えちゃいました。いま40型以下のテレビを使っている方も、買い替えるなら50型以上の大画面モデルがオススメです!

↑リビングにM520X(50型)を設置。これまで使っていたテレビ台に置くことができた

 

これまでの地デジやBDも高画質に再生

さっそくテレビを設置し、まずは普段からよく見る地デジ放送を見ることに。筆者は普段からバラエティ番組をよく見ているのですが、これまで使っていたHD解像度のテレビよりもくっきりクリアに映るため、タレントさんの肌の調子も丸わかりに……「あ、この人、肌荒れてるな」とか「この人は化粧でごまかしてない本物の美肌だな」と、ついつい肌に目がいきがちになってしまいました。

 

それもそのはず、地上デジタル放送の解像度1440×1080ドット(約156万画素)対し、4K液晶テレビの解像度は3840×2160ドット(約829万画素)と、なんと約5.3倍も精細。そのため、地デジ放送をただ拡大して表示しただけでは荒い画質になってしまいますが、M520Xでは新エンジン「レグザエンジン Evolution」やノイズや動きボケを抑える「地デジビューティX」、肌の質感をリアルに再現する「美肌リアライザー」といった技術により、解像感を高めながらアップコンバートすることで地デジも高精細な画質で楽しめるのです。

↑新開発の映像エンジン「レグザエンジン Evolution」

 

さらにBDは、フルHD解像度(1920×1080ドット)で、ビットレートも地デジの14~17Mbpsを超える最大54Mbpsとなっており、4Kアップコンバートしたときの精細さはかなりのレベル。手持ちのBDソフトのなかから映画「パシフィック・リム」を視聴したところ、4Kネイティブの映像にはかなわないものの、いままでのテレビでは見えなかった細かい部分までしっかり描写され、かなり満足いく画質で楽しめました。アップコンバート性能に優れたレグザなら、地デジやBDといったこれまで慣れ親しんできたコンテンツも高画質で視聴できるのがうれしいですね。

 

超美麗4K画質に久しぶりの衝撃!

いよいよ本題の4Kコンテンツを見てみることに。4Kアプコンでだいぶ目が肥えてきたので、4K画質の評価も少々シビアになっています。

 

数年前に4Kテレビが発売された当初は、「せっかく4Kテレビを買っても見るものがない」という声がよく聞かれましたが、現在は手軽に見ることができるコンテンツが増えてきています。最も手軽なのは「YouTube」。M520Xは有線/無線LANに接続すると、STB(セットトップボックス)などを使わず直接YouTubeを見ることができます。これまではGoogleのChromecastのようなHDMI接続型端末や、PlayStationといったゲーム機からYouTubeを見ていましたが、いちいち端末を立ち上げたり電源につなげるのが手間と感じていたので、テレビ単体で見られるようになってグッと手軽になりました。

 

YouTubeで“4K”と検索すると、様々な4K映像が表示されますが、そのなかからペルーの美しい風景を撮影した「PERU 8K HDR 60FPS(FUHD)」という動画を再生してみました。説明文によると、元々は8Kカメラで撮ったHDR映像を4Kにダウンコンバートしているものとのことですが、従来のネット動画とは別次元の高精細な映像にビックリ。自宅の再生機がVHSビデオデッキからDVDプレーヤーに変わったときと同じ衝撃を感じました。フルHDでも十分とお考えのアナタ、一度4K映像をじっくり自宅で見てみて下さい。世界が変わりますよ。

↑4K/HDR映像を再生できる環境であればクオリティアイコンに「4K」「HDR」と表示される

 

また、HDR映像の色彩をさらに色鮮やかに再現する「HDRリアライザ―」により、晴れた青空のようなコントラストの高い映像でも雲の輪郭までしっかり描写するなど、M520Xのポテンシャルの高さにも感動しました。エントリーモデルとはいえ、4K/HDR映像ならではのリアリティのある映像を十分に再現できる実力を持ってるといえます。

↑コントラストの高い映像も独自の「HDRリアライザ―」で美しく再現(画像はYouTube「PERU 8K HDR 60FPS(FUHD)」のもの)

 

続いて、4K作品を積極的に配信している定額制動画配信サービス「Netflix」を視聴。M520XのリモコンにはNetflix専用ボタンがついているので、ワンタッチでホーム画面に飛ぶことができます。作品にカーソルを合わせると解像度やHDR対応といった情報が表示されるので、4K作品を優先して選んでみてもいいですね。なお、4K画質で視聴するためには、Netflixのプレミアムプラン(月額1450円/税抜)で契約する必要があります。

↑4K対応作品は「Ultra HD 4K」と表示される

 

↑付属のリモコンには4K放送やNetflixの専用ボタンも

 

まずはNetflixオリジナルドラマ「さぼリーマン 甘太郎」を見てみることに。この「さぼリーマン 甘太郎」は2017年7月~9月までテレビ東京系で地上波放送されており、筆者もその放送を視聴していたのですが、4K画質で見ると段違いの精細さに驚かされます。第1話で登場する「あんみつ」のツヤツヤとした黒豆やぷりぷりの白玉の質感、第4話の「フルーツパフェ」に乗せられたイチゴの鮮やかな彩りなど、本物以上の美しさでは? と思うほど。スイーツがあまりおいしそうに見えるので、深夜は「レグザ禁止令」を出したくなるレベルです。

 

ただ、映像があまりも高精細でなめらかなため、CG部分と実写部分の境目がはっきりわかってしまうという、高画質ならではの問題も。そこで、「設定」画面の「映像設定」から「映像メニュー」を選び、デフォルトの「おまかせ」から「映画」に変更してみました。その結果、倍速処理や超解像処理などがほどよいレベルに抑えられ、ドラマを楽しむのにピッタリな雰囲気のある映像に。映像メニューは「おまかせ」「映画」のほかにも、「あざやか」「標準」「スポーツ」「アニメ」「ライブ」などがあるので、視聴するコンテンツに合わせて映像設定を変更すると、より一層映像に没頭することができますよ。

↑映像設定はコンテンツに合わせて変更するのがオススメ

 

いまでは地デジ放送と同じくらい毎日見ているYouTubeやNetflixなどのネット動画が、こんなにも手軽かつ高画質に楽しめるのはうれしい誤算でした。また、ネット配信の4K動画に比べて、12月に始まるBS/CS 4K放送ではより高いビットレートになるとされており、より高精細な4K映像を毎日気軽に見ることができるのかと思うと、BS/CS 4K放送に対する期待が高まります。

 

「ダブルウインドウ」機能など便利な機能も

このほかにもM520Xを使っていて便利だった機能を紹介していきましょう。東芝レグザのM520X、BM620X、X920の3機種は、以前の機種でも備えていた2画面を同時に表示できる「ダブルウインドウ」機能が久しぶりに復活しています。これは「地デジと4K放送」、「地デジとレコーダーなどの外部入力映像」など2つの映像を並べて同時に表示できるもの。音声はどちらか一方のみの再生ですが、スポーツ中継などを無音で流しながら録画していた番組をチェックするなど、マルチタスクな使い方ができます。

↑2つの映像を並べて同時に視聴できる「ダブルウインドウ」機能が便利

 

もうひとつ、活用したいのが「みるコレ」という機能。これは、リモコンの「みるコレ」ボタンを押して、好きなタレントやジャンルの番組、録画番組、ネット動画など、横断的に表示して見たい映像コンテンツを見つけやすくするもの。さらに、お気に入りパックに好きなタレントやよく見るジャンルなどを追加しておけば、録画した番組やこれから放送される番組、ネット動画などを検索して表示してくれます。これで応援しているタレントの出演番組などをうっかり見逃してしまうこともありません。

↑みるコレのホーム画面

 

また、番組視聴中に「次みるネビ」ボタンを押すと、現在見ている番組出演者が出ているほかの番組やネット動画、好みのテーマの番組といった候補を画面右側に表示してくれます。チャンネルをザッピングするよりも見たい番組に出会える確率が高く、「次は何を見ようかな~」と考える前にチェックしてみましょう。

 

【結論】東芝4Kレグザはテレビの買い替えを検討している人にオススメ

地デジ移行期の2011年にHD解像度の液晶テレビを購入してから、ここ数年間はずっと「そろそろ4Kテレビに買い替えたいなぁ」と思いながらも踏み切れませんでしたが、いよいよ4K放送がスタートするというタイミングで登場した東芝4Kレグザ「M520X」は、思わず「これだ!」と飛びついてしまいたくなるほど魅力的な機種でした。新たに放送開始となるBS/CS 4K放送を外付けチューナーなしで視聴できるテレビは、いまのところ東芝4Kレグザ「M520X」シリーズだけなので、テレビの買い替えを検討している方は、「M520X」シリーズを選んでおいて間違いなし!

 

また、M520Xの上位機にあたるバスーカオーディオ搭載の「BM620X」が6月下旬発売開始となり、7月下旬には4K有機ELを採用した最上位機「X920」も発売されますので、音質や画質にこだわりたい方はそれらを待つのもアリですね。

 

この夏は、12月1日のBS/CS 4K放送開始を待ちわびながら、ネット動画やUHD BDなどの4K映像を満喫したいと思います。ぜひみなさまも、お近くの家電量販店の店頭などで東芝4Kレグザ「M520X」をチェックしてみて下さい。

4Kテレビ本当の「お買い得度」チェック! 大手の入門モデルが使い勝手抜群だった

12月の4K・8K本放送開始に向け、4Kテレビは低価格帯モデルが充実してきました。そこで今回は、機能が充実した大手メーカーのエントリーモデルを3機種ピックアップ。プロが性能やリモコンの使い勝手などを検証し、本当にお買い得かを見極めます。

※テレビのサイズ/質量はスタンドを含む数値

 

【解説する人】

テクニカルライター 湯浅顕人さん

PC&AVのライター。様々な音楽コンテンツをよく視聴するため、4Kテレビの音質にもこだわっています。

 

大手メーカー製の入門機は高コスパ

4Kテレビは低価格帯モデルのラインナップが充実してきました。ここで取り上げたのは、大手メーカー製の入門機モデル。テクニカルライターの湯浅顕人さんによれば、これらのモデルは高い技術を搭載しているといいます。

 

「大手メーカーのエントリーモデルは上位機に使われる高画質技術を踏襲していることが多く、高コスパです。東芝のレグザ C310Xは、同社のミドルクラス・M510Xと性能がほぼ変わりません」

 

<採点項目チェック>

1.操作性

リモコンの使い勝手を中心にチェック。ボタンの配置やレスポンスのスピードを検証しました。

2.ネット機能

ネットコンテンツの充実度をチェック。検索のしやすさやアクセス時のラグも検証しました。

3.画質

地デジ放送の4Kアップコンバート性能に注目。ワイプ画面などでの微細な描写も評価しました。

4.音質

人の声の聴き取りやすさを中心に検証しました。重低音強化など音声モードの多彩さも評価。

 

【その1】新回路の搭載により鮮やかで自然な色を再現!

パナソニック

ビエラ TH-49FX600

実売価格16万4220円

多くの補正ポイントを持つ色忠実補正回路を搭載し、鮮やかかつ自然に再現。よく見るチャンネルやアプリなどを登録すると、「かんたんホーム」画面からすぐアクセスできます。●サイズ/質量:W1102×H699×D232㎜/約15㎏4Kチューナー:非搭載4K VOD対応数:7地デジ/BS・110度CS:各2HDMI入力端子:3

 

操作性:★×5

リモコン上部左によく使うボタンを配置

「アプリ一覧を表示する『マイアプリ』や、録画&VODコンテンツを一覧できる『アレコレ』など使用頻度の高いボタンを集約し、押しやすい設計。起動のレスポンスも早く、快適でした」

 

ネット機能:★×4.5

ウェブプラウザがプリインストールされてすぐページ閲覧可能

「VODやアプリは購入時から非常に豊富で、さらにマーケットでアプリを追加可能。初めからウェブブラウザが利用でき、ネットをつないですぐにページの閲覧ができるのも便利です」

 

画質::★×5

ワイプ内に映った小さな顔も柔らかくキレイに描写

「地デジの4Kアップコンバートは、自然な色合い。ワイプ内の人の顔では輪郭こそキリッとしていないものの、柔らかく表現されキレイでした。4Kネイティブ映像は、艶やかな鮮やかさです」

 

音質:★×5

内蔵スピーカーとは思えないほどの重厚な音質を実現

「スピーカーを外付けしているかと思うほどの美音で、小音量でも人の声がクリアに聴こえました。映画鑑賞では『低音強調』をオンにすれば、より迫力のあるサウンドが楽しめます」

 

【その2】明るさセンサーを内蔵し部屋の明るさに即マッチ!

シャープ

AQUOS LC-50US5

実売価格15万4630円

新開発エンジンを搭載したことで、従来モデルよりも精細感を高め、臨場感豊かな映像を再現。「明るさセンサー」によりバックライトを自動調整でき、見やすい映像を実現します。●サイズ/質量:W1126×H719×D271㎜/約22.0㎏●4Kチューナー:非搭載●4K VOD対応数:3●地デジ/BS・110度CS:各3●HDMI入力端子:4

 

操作性:★×5

テレビとネットの操作ボタンエリアを視覚的に区分

「リモコンの上半分は『テレビ操作ゾーン』で黒色に、下半分が『ネットコンテンツ操作ゾーン』で白く塗り分けられて見やすいです。音声操作の認識精度は抜群で、自然に話せばOK」

 

ネット機能:★×5

視聴履歴を基にオススメの番組やネットコンテンツを表示

「AIoT技術を生かしたクラウドサービス『COCORO VISION』が秀逸。テレビの前に座るだけで電源が入り、ユーザーの視聴履歴などを基にオススメの番組やネットコンテンツを表示します」

 

画質:★×4

肌の質感を滑らかに仕上げ色合いも自然

「地デジの4Kアップコンは髪の毛や肌の質感が滑らかで、色合いも自然。4Kネイティブに迫るほどの精細な映像を楽しめます。ワイプ内の人の小さい顔も、自然に表現されていました」

 

音質:★×4

定位感があり楽器や人の位置を確かに感じられる

「定位感があり、楽器の位置や話している人の移動を鮮明に感じられます。特に高音に優れ、映画内の金属音などは、大きな音は歪まず、小さな音は埋もれずにしっかりと聞こえました」

 

【その3】ノイズを効果的に除去して地デジ放送もクリアな画質に

東芝

レグザ 49C310X

実売価格10万円

「地デジビューティ」で地デジ放送の映像ノイズを効果的に除去し鮮明な映像に仕上げます。「みるコレ」機能を使えば「SFアニメ」などテーマを登録するだけで一年中自動で録画。●サイズ/質量:W1110×H695×D248㎜/12.0㎏●4Kチューナー:非搭載●4K VOD対応数:6●地デジ/BS・110度CS:各3●HDMI入力端子:4

 

操作性:★×5

録画・再生に使うボタンが集約されて使い勝手良好

「録画予約や録画番組の再生に必要な『番組表』『録画リスト』『十字ボタン+決定ボタン』といったボタンを集約しているため、快適に操作可能。数字ボタンは大きくて押しやすいです」

 

ネット機能:★×5

好きなタレントやジャンルの映像を手軽に探して見られる

「『みるコレ』ではタレントやジャンルで検索すると、テレビ番組とVOD全体から探し出します。加入していないVODのコンテンツからも検索可能。テレビCMも検索対象となるのは秀逸です」

 

画質:★×4

動きの速いシーンでも滑らかに描写し輪郭も際立つ

「残像が少なく、動きの速いシーンでも滑らか。地デジではわずかに輪郭がぼやけますが、ネイティブ4K動画なら問題ありません。色再現も忠実で、鮮やかかつ自然に濃淡を表現できます」

 

音質:★×4

「クリア音声」をオンにすれば人の音声がハッキリ!

「デフォルトでは音がややこもるものの、『クリア音声』をオンにすると、人の声が際立ちます。効果音やBGMとの相性も良く、ニュース番組のほかドラマや映画でも不自然さがありません」

アニメがここまで高画質で見られるなんて! 映像クオリティにこだわるNetflixの戦略とは?

今年で5回目の開催となるアニメの祭典「AnimeJapan 2018」が、東京ビッグサイトで3月22日より25日まで開催されています。「アニメのすべてが、ここにある」をテーマに、話題の作品が一同に集結するアニメファンならずとも必見のイベント会場から、特に注目したいブースのレポートをお届けします、

 

注目はNetflixブース

広い会場のなかでもひときわ目立っていたのが、映像配信サービス「Netflix」のブース。今回、AnimeJapan 2018への出展は初めてとのことですが、2018年1月5日より配信開始された「DEVILMAN crybaby」をはじめ、プロダクションI.G.が手がけた「B:The Beginning」、ボンズによる「A.I.C.O. Incarnation」といった話題作が体験視聴できるとあって、大勢の人でにぎわっていました。

 

3作品の視聴コーナーには、東芝レグザの4K有機ELテレビのフラッグシップモデル「55X910」が設置され、Netflixの提供する4K/HDRのハイクオリティな作品の魅力を、あますところなく視聴できるようになっています。

 

Netflixがオリジナルアニメを作るワケ

今回は、Netflixの松尾 崇マネージャーに、同社がAnimeJapan 2018に出展した狙いなどを伺いました。                            

 

――今回、AnimeJapan 2018に出展されたのは、どういった目的があったのでしょうか?

松尾さん(以下、敬称略):Netflixでは、今年の1月5日より全世界で配信を開始した「DEVILMAN crybaby」をはじめ、多数のアニメ作品を配信しています。また、プロダクションI.G.、ボンズの2社と包括的契約を結び、「B:The Beginning」、「A.I.C.O. Incarnation」といったオリジナルのアニメ作品の配信もスタートしました。国内外のアニメファンに、Netflixはアニメ作品にも力を入れているということをアピールするために出展させて頂きました。

 

――初出展にもかかわらず、かなり大規模なブース展開をされていますね。

松尾:新規参入なので、出来るだけ目立つようにしたいと思いまして(笑)。ほかのブースのように作品を前面に押し出すことも考えたのですが、まずはNetflixというブランドを認知してもらいたいと考え、このような展示になっています。

 

――展示のコンセプトを教えてください。

松尾:Netflixは世界中でグローバルなサービスを展開していますが、ユーザーが利用している視聴デバイスを調べると“テレビ”が半分以上を占めており、大画面で見られている傾向にあります。我々は作品のクオリティにこだわっており、4K/HDRを取り入れた美しい映像を大きな画面で見て頂きたいと考えていますので、ブースでも実際に自宅のテレビで見るような形でサービスを体感して頂けるようにしました。

 

――Netflixは4K/HDRなど最新の映像技術をいち早く取り入れていますが、なぜそこまで映像のクオリティにこだわっているのでしょうか?

松尾:Netflixが映像のクオリティにこだわっているのは、10年後も作品が見られることを想定しているからです。現在の基準からするとオーバースペックに感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、今後4KテレビやHDR技術が普及していけば、やがては当たり前のものになっていきます。いまのうちから高いクオリティの映像を制作しておけば、10年後でも満足して頂ける品質を保てると考えています。

 

――視聴コーナーでは東芝の有機ELテレビを使用されていますね。

松尾:東芝さんは、国内で初めてテレビのリモコンにNetflixボタンを搭載して頂いたことなどもあり、以前からお付き合いをさせて頂いておりました。また、以前に「シドニアの騎士」という作品で、アニメで初めてHDR表現を取り入れたのですが、そういった映像クオリティへのこだわりを再現して頂ける良きパートナーと考えております。

 

――さきほど挙げられた「B:The Beginning」や「A.I.C.O. Incarnation」のように、近年オリジナルのアニメ作品制作に力を入れられているのはなぜでしょうか?

松尾:Netflixは昨年、実写ドラマなども含め、グローバルで400超のオリジナル作品を配信しました。2018年はさらに増えて、700超のオリジナル作品を配信する予定です。例えば韓国の韓流ドラマやインドのボリウッドなど、各国それぞれ得意なジャンルの作品を制作しており、それらが全世界で視聴されています。日本で制作した実写ドラマやバラエティ作品も同様に世界中で見られていますが、日本のアニメは特に人気が高く、オリジナル作品の制作にも力を入れていきたいと考えています。

 

――2016年のリオ五輪の閉会式での日本のプレゼン映像でも、アニメキャラが多く登場して観客を沸かせていましたね。最後に、Netflixブースのなかでもココは見てほしい、という注目ポイントなどがあれば教えてください。

松尾:本音を言えば視聴体験ができる3作品すべて見て頂きたいのですが、なかでも「DEVILMAN crybaby」はぜひ視聴して頂きたいですね。同作品では、原作に近いストーリーや地上波テレビ放送では放送できないような過激な表現を取り入れていますが、それはエログロを含めて表現する必要があると考えた制作者の意図を尊重したためです。Netflixでは「クリエイターズ・フリーダム」というキーワードを掲げ、制作者の表現の自由を尊重していますので、地上波放送では難しい表現も可能となっているのです。

 

アニメをより美しく映し出す工夫とは?

また、Netflixブースに有機ELテレビ「レグザ 55X910」を提供された東芝の山内日美生さん(写真右)、三廼浩太さん(左)にもお話を伺うことができました。

 

――今回、Netflixブースにテレビを提供されたことについてお聞かせください。

山内さん(以下、敬称略):きれいに映す装置があっても、コンテンツがなければ意味がありません。Netflixさんでは4KやHDRといった最新の技術を使った映像を配信されており、弊社のテレビならその映像をより美しく再現できるということで提供させて頂きました。

 

――東芝は液晶テレビと有機ELテレビの両方を発売していますが、今回4K有機ELテレビの「55X910」を提供されているのはなぜでしょうか?

三谷さん(以下、敬称略):液晶テレビも有機ELテレビも4K/HDRの美しい映像を楽しめますが、有機ELテレビは引き締まった黒や暗部の階調表現を得意としており、今回Netflixさんのブースで視聴できる作品にマッチすると考えて有機ELテレビを選んでいます。

 

――東芝のテレビは以前から「アニメモード」を搭載していますが、具体的にはどのような調整を行われているのでしょうか?

山内:まずアニメの場合は、キャラクターなどが黒の輪郭で描かれていますので、コントラストをしっかり表現してキレイに見せてあげる必要があります。また、彩色されている部分やグラデーションをなめらかにしたり、配信時に発生するデジタルノイズを消したりといった調整も行います。さらに、アニメは細部まできっちり描き込まれていることが多いので、超解像処理の効き目を調整しています。アニメ作品を美しい映像で楽しみたいのであれば、ぜひ弊社のレグザを選んで頂きたいですね。

 

――ありがとうございました。

 

クオリティにこだわったオリジナル作品を発信するNetflixと、その映像をより美しく再現する東芝のテレビの組み合わせにより、これまで見たことがないほど高画質なアニメの映像表現を楽しむことができました。AnimeJapan 2018は明日まで開催していますので、ぜひNetflixブースへ足を運んで最先端の映像を体験してみてはいかがでしょうか。

↑会場では、来場者アンケートに答えるともらえる限定クリアファイルなども配布されていました

 

録画で選ぶならレグザ一択! メーカー別テレビ全モデル比較【東芝編】

メーカー各社の薄型テレビをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介し、テレビの購入や買い替えをサポートする連載企画。第5回目は、東芝REGZA(レグザ)の4K/フルHDモデルを一挙に紹介します。

 

圧倒的な録画性能「タイムシフトマシン」

レグザシリーズの特徴は、なんといっても複数のチャンネルを24時間連続録画できる「タイムシフトマシン」機能でしょう。一般的なテレビにも外付けHDDを利用した録画機能は備わっていますが、ほとんどが1~2ch分の録画のみ。タイムシフト対応レグザの場合は地デジ最大6chを数十時間まるごと録画できるので、個々の番組の録画予約をしなくとも、過去の番組欄から見たい番組を選ぶように視聴できます。「うっかり録画を忘れた」「録画していなかったが、放送後に話題になっていたので見たい」という場合でも、タイムシフトマシンなら対応できちゃいます。

20180228-i02 (10)↑最大6chを連続録画できる「タイムシフトマシン」機能がウリ

 

また、視聴中の番組以外に最大6つの地デジ裏番組を同時に表示できる「まるごとチャンネル」を搭載。番組を見ながら、ほかのチャンネルの放送も確認できます。

20180228-i02 (11)↑まるごとチャンネルのイメージ。視聴中の番組以外の番組を同時にチェックできる

 

これだけの録画機能を備えていれば、別途レコーダーを用意しなくてもいいので助かりますね。タイムシフトマシンに対応した外付けHDDは、東芝の純正品のほか、バッファローやアイ・オー・データ機器などのサードパーティー製も用意されています。

 

ただし、6chでは足りないという方や、BS/CS放送も録画したいなら、「レグザサーバー」と組み合わせるのもオススメ。録画の幅がより広がります。

20180228-i02 (13)↑レグザサーバー DBR-M590

 

2つのフラッグシップ

レグザのフラッグシップは、ソニーと同様、有機ELモデルと液晶モデルの2本立て。どちらかが上位という位置づけではなく、それぞれデバイスの特徴を活かした高画質をアピールしていく方針を示しています。

 

4K有機ELモデル「X910」シリーズは、有機ELテレビ専用に新たに開発した高画質処理エンジン「OLEDレグザエンジン Beauty PRO」を搭載。有機ELパネルの特徴である深い黒を生かしながら、HDR復元やローカルコントラスト復元により高輝度なきらめきを再現しています。ドラマや映画などをじっくり見たい人には、こちらの有機ELモデルがオススメです。

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4K有機ELレグザ X910シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格:49万9880円(65型)

地デジを4K解像度にアップコンバートする「地デジビューティPRO」や、映画などの24フレーム/秒の映像に対し、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行う「熟成超解像」などの高画質化技術を搭載。人の肌の質感をリアルに再現する「美肌リアライザー」により、白とびを抑えて立体感のある肌色を演出します。タイムシフトマシン機能は、最大6chを約80時間録画可能(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを使用した場合)。

↑美肌リアライザーの効果により、人肌のきめ細かな質感や色合いが再現できる↑美肌リアライザーの効果により、人肌のきめ細かな質感や色合いが再現できる

 

一方、4K液晶にフラッグシップ「Z810X」シリーズは、パネルの全面にLEDを配置した「全面直下LEDバックライト」を採用。さらに、エリアごとに点灯値をきめ細かく制御する「直下型LEDハイブリッドエリアコントロール」により、引き締まった黒と高いピーク輝度を両立します。リビングなどの明るい部屋で日常的にテレビを視聴するのなら、明るい液晶モデルがオススメです。

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4Kレグザ Z810Xシリーズ

サイズ:65型、58型、50型

実売価格:34万1450円(65型)

4K液晶パネル用にチューニングした高画質処理エンジン「レグザエンジン Beauty PRO」を搭載。人間の脳を模した5層の「ニューラルネットワーク」による深層学習によって入力映像を高精度にシーン解析し、映像に応じて画質を自動調整する「AI深層学習シーン解析高画質」も搭載しています。パネルには外光の反射を抑え、深みのある黒を再現する「ハイコントラストブラックパネル」を採用。タイムシフトマシン機能は、最大6chを約80時間録画可能(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを使用した場合)です。

20180228-i02 (14)↑外光の反射を低減する「ハイコントラストブラックパネル」

 

4Kモデルのラインナップは3機種

最上位機「Z810X」以外にも、レグザの4K液晶モデルは3機種をラインナップしています。

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4Kレグザ BZ710Xシリーズ

サイズ:55型、49型

実売価格:16万1000円(55型)

BZ710Xは「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載した高音質モデル。臨場感のある重低音を再生する「バズーカウーファー」により、テレビのスピーカーとは思えない迫力のサウンドが楽しめます。さらに、付属のリモコンには専用の「重低音」ボタンを用意。好みのレベルに重低音を調整することができます。音にこだわる方にオススメのモデルです。

20180228-i02 (12)↑「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載

 

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4Kレグザ M510Xシリーズ

サイズ:58型、50型、40型

実売価格:12万5800円(58型)

M510Xは、テレビの正面にスピーカーを設置し、音が聴き取りやすい「クリアダイレクトスピーカー」を採用。タイムシフトマシン機能は備えていませんが、「タイムシフトリンク」機能により、レグザサーバーやタイムシフトマシン搭載レグザとLANケーブルでつなぐだけで録画した番組を視聴できます。搭載チューナー数は地デジ・BS/CSとも各3つで、別売のUSB HDDを接続することでW録画も可能です。

20180228-i02 (15)↑正面向きに設置される「クリアダイレクトスピーカー」はオンキヨーとの共同開発

 

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4Kレグザ C310Xシリーズ

サイズ:49型、43型

実売価格:8万9800円(49型)

C310Xは、4Kレグザのエントリーモデル。映像エンジン「レグザエンジン Beauty」を搭載し、地デジもネット動画も4K解像度で高精細に再生します。ゲームモードでは、プレイ時の画像処理の遅延時間を約0.83msecに短縮し、遅延の少ない快適なレスポンスで操作可能。タイムシフトマシン搭載機と接続して録画番組を視聴できる「タイムシフトリンク」機能を備えています。

 

2台目用として使いたいフルHD/HDモデル

寝室や子ども部屋などの2台目、3台目として活用するのにオススメなフルHD/HDモデルは3機種をラインナップしています。

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レグザ V31シリーズ

サイズ:40型(1920×1080ドット)、32型(1366×768ドット)

実売価格:5万9500円(40型)

V31は、映像エンジン「レグザエンジンファイン」を搭載。映像や文字をくっきり映す「地デジノイズクリア」や、ローカルエリアごとに映像を解析する「地デジ精細感復元」により、地上波デジタル放送をクリアな画質で視聴できます。地デジ、BS/CSチューナーは各3つずつ備え、番組を見ながら別の2番組をW録画可能。

↑映像エンジン「レグザエンジンファイン」↑映像エンジン「レグザエンジンファイン」

 

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レグザ S21シリーズ

サイズ:40型(1920×1080ドット)、32型(1366×768ドット)

実売価格:5万300円(40型)

S21は、地デジ放送を気軽に楽しめるシングルチューナー搭載。寝室などに設置するシンプルな液晶テレビが欲しい方にオススメです。別売のUSB HDDへの録画も可能。低遅延でゲームが楽しめる「ゲームモード」も備えているので、PCゲーム用モニターとして使うのも◎。

 

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レグザ S12シリーズ

サイズ:24型(1366×768ドット)

実売価格:3万9800円

S12は、自分だけのプライベートテレビとして使えるコンパクトモデル。安定感のあるローフォルムデザインを採用し、邪魔にならずにスッキリ置くことができます。ダブルチューナー搭載で、番組を見ながら裏番組の録画も可能(録画には別売のUSB HDDが必要)。よく使うボタンを大きくした、使いやすいシンプルリモコンが付属します。

 

各モデルの特徴や仕様を比較して、自分の用途に合った1台を選んでみて下さい。