Bluetooth対応のコンパクトなレコードプレーヤー!ジャケットホルダー付き「AX-RP10」

東芝エルイートレーディングは、オーディオブランド「AUREX(オーレックス)」から、コンパクトなレコードプレーヤー「AX-RP10」を4月初旬に発売。アナログレコードを手軽に楽しめるBluetooth送信機能に対応し、レコード世代だけでなく、若年層にもおすすめです。

記事のポイント

スタイリッシュで、一見レコードプレーヤーとは思えないデザインです。リチウムイオン電池を内蔵しており、約3.5時間の充電で最大10時間使用できます。持ち運びもしやすいので、出先でレコード鑑賞するのも一興ですね。

 

AX-RP10は、幅160mm×奥行300mmのコンパクトサイズながら、SN比60dB以上の高音質を実現。直径109mmのダイキャストアルミ合金製ターンテーブルが、ワウ・フラッターを0.2%以下に抑え、安定した回転でレコードの音を忠実に再現するといいます。

Bluetoothに対応しており、ワイヤレススピーカーやイヤホン、ヘッドホンで手軽に音楽を楽しめます。また、有線接続も可能で、お気に入りのオーディオ機器との接続も簡単です。持ち運びや収納に便利な専用収納バッグも付属しています。

アームリフターにより、簡単に針を上げ下げできるので、レコードビギナーでも安心です。レコードの再生が終了すると、ターンテーブルの回転が自動で停止するオートストップ機能も搭載。余計なバッテリーの消費と針の摩耗を防ぎます。

レコードジャケットを立てて飾れるジャケットホルダー付き。お気に入りのジャケットを眺めながら、音楽を楽しめます。トップカバーは最大90°まで開き、操作ボタンは天面に配置するなど、使いやすさにもこだわっています。

 

東芝エルイートレーディング
AX-RP10
価格:オープン

即完売したオーテクのサウンドバーガーが一般販売! 80年代のリバイバル品として手に取るなら今

2022年に創業60周年を迎えたオーディオテクニカ。創業記念限定モデルとして、1980年代に販売されていた携帯型レコードプレーヤー「サウンドバーガー(Sound Burger)」の復刻版(AT-SB2022)を販売したものの、即完売! これをうけ、5月31日に、通常販売モデルのサウンドバーガー「AT-SB727」の一般販売をスタートさせました。

 

↑3色のカラーバリエーション。左からBK(ブラック)、YL(イエロー)、WH(ホワイト)※WH(ホワイト)は、同社公式オンラインストア限定

 

AT-SB2022の仕様はそのままに、3色のカラーバリエーションをたずさえた、満を持しての登場。またもや即完売の予感で、一部モデルではすでに入荷待ちとなっています。

 

サウンドバーガーのウリは何といっても、レコードというクラシックなメディアを気軽に楽しめるところ。

 

Bluetoothスピーカーやヘッドホンと接続した状態で、クリップのような形状をした機械にレコードを挟むだけで音楽が簡単に再生。初回にペアリングできたら、2回目以降の接続は、電源ボタンを押すだけと手軽な仕様です。

 

片手で持ち運びできるコンパクトサイズ(10×30cm)なので、自宅に限らず野外までシームレスにレコードの音を楽しめるほか、インテリアとして飾るにもよさそうです。味わいのあるレトロなデザインが、独特の存在感を放ってくれます。

 

 

その見た目ゆえに、充電方法は、まさか電池式!? と思いきや、現代人の生活にマッチするUSB充電式を採用。付属のUSB Type-Cケーブルでフル充電すると、約12時間再生のタフさで、一日中音楽のある暮らしをサポートしてくれます。充電時間は約12時間です。

 

もう一つの付属品であるオーディオケーブルは、手持ちのアンプやアクティブスピーカーに接続可能。据え置き型のレコードプレーヤーのような使い方も楽しめます。

 

レトロな見た目とは裏腹に、現代的な機能で魅せるサウンドバーガーのAT-SB727。アナログ熱が高まる昨今、1980年代当時のリバイバル品として手に取るなら今がチャンス!

 

希望小売価格は2万3980円(税込)。購入は、オーディオテクニカ公式オンラインストア、および家電量販店などの一部ECサイトからとなっています。店頭では、6月20日(火)から予約受付が開始され、6月23日(金)に発売が予定されています。

20分で組み立てられる! 耐水性も備えた“紙製”レコードプレーヤーamadana「SPINBOX」

近年密かなブームになっているレコードプレーヤーですが、この度ついに「手作り」できるレコードプレーヤーが登場しました。約20分で完成するお手軽さと丈夫さを兼ね揃えたamadana「SPINBOX」を紹介します。

amadana
SPINBOX

実売価格1万6200円

世界初のDIYで組み立てるレコードプレーヤー。ターンテーブルやモジュール、回路基板、アンプ、スピーカーなどの必要なパーツはすべて同梱されており、5ステップ・約20分で完成します。USB電源で駆動し、モバイルバッテリーも使用可能。

SPEC●回転数:33 1/3、45、78●接続端子:ライン入力(ステレオミニ)× 1、ライン出力・ヘッドホン出力共用(ステレオミニ)× 1 ●カートリッジ:セラミック型●サイズ/質量: W321 × H101 × D283mm/約1.2kg

 

amadana「SPINBOX」のセットには、アンプやスピーカーも含めて再生に必要なパーツはすべて揃い、組み立てて配線するだけで音を鳴らせます。組み立ては5ステップなので、メカに詳しくない人でもあまり苦労することはないでしょう。

↑セット内容

 

組み立てたあとでも、取っ手のついたボックスにそのまま収納して持ち運び可能。本体は取り出してすぐプレイできます。

 

筐体には耐水性の丈夫な紙素材を使用し、アウトドアでの使用もOK。ヘッドホンをつないで楽しむこともできます。

↑屋外のパーティーなどでも使用可能

 

【バリエーション】

マーブル

キャンバス

キャラメル

 

 

手作りのプレーヤーから音が鳴る感動はひとしお

ビールなどの酒類をはじめ、食の世界では「クラフト」(=手作り) がブームとなっていますが、ついにクラフトのレコードプレーヤーが登場しました。一見しただけでは難解に思えますが、入っているパーツは専門的な知識や技術が必要な工程を済ませた状態。メカに詳しくない人でも手軽に組み立てられます。 自らの手で完成させたレコードプレーヤーから音が出た瞬間、その感動はひとしおです。

 

スピーカーやアンプなどのパーツは本格派の設計。しかし、それらを収容する筐体は何と「紙」。 最初は大丈夫なのかと心配しましたが、なかなかに丈夫でへこたれません。 デザインがオシャレなので下手なフラスチックよりチープに感じないですし、何より軽い。これならパリピじゃなくてもアウトドアへ持ち出して鳴らしたくなるはずです!

 

【試した人】

GetNavi本誌オーディオ担当/川内一史

レコードプレーヤーの導入を検討中。オーディオ機器全般において、音質や使い勝手を統合したコスパの良さを重視しています

 

手軽にレコードを再生できるターンテーブルをお探しの方は、この「SPINBOX」を検討してみてはいかがですか?