ディテールを忠実に再現してる!大人レゴシリーズにトランスフォーマー「バンブルビー」がラインナップ

レゴジャパンは、没入型の組み立て体験によりクリエイティブなリラックスタイムを提供する「大人レゴ」。同ラインから、今年40周年を迎える変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」シリーズ(発売元:タカラトミー)の新製品「レゴアイコン トランスフォーマー バンブルビー」を7月4日より販売開始します。

 

ロボットモードとビークルモードへ切り替え可能

本セットは、世界中で愛される変形ロボットキャラクター・トランスフォーマーの正義の組織、オートボットの戦士「バンブルビー」をレゴブロックだけで細部まで再現したセットになっています。自分へのご褒美としてはもちろん、コレクターアイテムとしても最適です。

↑「レゴアイコン トランスフォーマー バンブルビー」1万2980円(税込)

 

レゴアイコン トランスフォーマー バンブルビーは、2022年に販売した「レゴオプティマスプライム」と同様のスケールを保ちながら、象徴的なオートボットであるバンブルビーを組み立てることができます。バンブルビーは、 レゴオプティマスプライムが信頼を置く重要な仲間として、ファンはこの象徴的な2つのキャラクターを通して、壮大な戦いや冒険も再現することができます。また、ロボットモードとビークルモードをシームレスに切り替えられることがこのモデルの大きな特徴となっています。

 

 

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レゴ、パックマンのアーケード筐体を再現したセットを発売! コイン投入口や4方向レバーなど細部までこだわり

レゴは世界的に有名なゲーム「パックマン」を題材にした「レゴ(R)アイコン ゲームセンターマシン パックマン」を正式発表しました。日本での価格は35,480円(税込)で、6月1日発売。全2651ピースです。

Image:LEGO

 

パックマンのアーケード(業務用)筐体を再現しており、光るコイン投入口や4方向レバーを備え、横のクランクを回すとキャラクターを迷路の中で動かせます。なお、実際にゲームのプレイはできません。

 

ここ数年のレゴはビデオゲーム関連のセットに力を入れており、2020年には任天堂とコラボしてNES(海外版ファミコン)を『スーパーマリオブラザーズ』を映したテレビごと再現した「LEGO Nintendo Entertainment System」を発売。セガとコラボして「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」関連セットも販売中です。

 

今回のセットには、大きくカラフルなブロックで組み立てたパックマンやゴーストの「ブリンキー」「クライド」も付いており、台座の上で回転させたり、筐体の上に飾ることもできます。またゲーム機の内側に隠されたアーケード筐体でパックマンをプレイする女性のミニフィギュアもあり、遊び心にあふれています。

 

本製品は、「パックマン」の誕生43周年を記念したもの。公式リリースでは、1980年5月22日に渋谷にて初のロケーションテスト(一般ユーザーを対象とした試験運用)が始まったことにも触れられています。実際に日本で発売されたのは、1980年6月29日のことでした。

 

ほかパックマンが黄色なのはデザイナーの岩谷 徹氏が「レゴブロックの象徴的な黄色」にインスパイアされたことや、その形は一切れ欠けたピザをモチーフにしているなどマメ知識が語られています。

 

本セットは、LEGO(R) VIPメンバーは6月1日(木)からレゴ公式オンラインストアで早期購入できるほか、6月4日(日)から一般販売されます。

 

原作ゲームに対する愛があふれている上に、レゴとしてもチャレンジしがいがあり。『パックマン』をゲームセンターでやり込んだり思い入れがある人は、購入を検討してみてもよさそうです。

 

Source:LEGO(US),PRTimes

90周年のレゴ社が手がける「大人レゴ」はなぜヒットした? 大人が作って部屋に飾りたくなる秘密

子どもの想像力を刺激し、発想力も身に付くと人気の「レゴ ブロック」。四角いブロックを組み合わせてさまざまな形を作り、イメージを具現化していくその過程に、子ども時代に夢中になった人も多いのではないでしょうか。でも「レゴ ブロック」は、実は子どものためだけのものではないようです。2020年、レゴは「大人レゴ」と銘打った商品を次々と発売。大人の遊び心をくすぐる細密さで、あっという間に話題になりました。

 

「遊ぶ」にとどまらず、さまざまな狙いのあるという「大人レゴ」。そんな注目のアイテムについて、ブランドマネージャーの和田めぐみさんを直撃しました。

 

1932年に創業。90年にわたって愛され続けるおもちゃ

レゴ ブロックの誕生は1932年。デンマークのビルンにある工房で、大工のオーレ・キアク・クリスチャンセンが木製玩具を作ったのが始まりです。世界的な大恐慌など不遇の時代を経て、オーレ・キアクの息子であるゴッドフレッド・キアク・クリスチャンセンがプラスチックの製造機械を導入したことから、1949年にはプラスチック製ブロックを開発・発売しました。レゴ社にとって転機となったのは、バッテリーを内蔵した機関車型の「レゴ トレイン」シリーズが発売された1966年。このシリーズはドイツで大人気となり、商品が一気に周知され、レゴ社が世界的に人気を得ることとなりました。

 

その後、オーレ・キアクの孫であるケル・キアク・クリスチャンセンが「キャッスル」シリーズや「タウン」シリーズを発売したり、レゴ ブロック遊びを通してプログラミングを学べる「レゴ マインドストーム」を展開したりと、さまざまなアプローチで世界にレゴ ブロックを発信。90年経ったいまも、多くの人々に愛され続けているのは周知のとおりです。

 

大人がリラックスするために遊ぶ「大人レゴ」の誕生

子ども向けのイメージが強いレゴ ブロックではありますが、最近では大人向け商品が大々的に販売されるようになり、注目を集めています。

 

「現代の大人たちは、とても多忙でストレスフルな日々を過ごしています。そんな中で、どうしたらワークライフバランスをとれるかを調査したことがあるんです。結果、成人男性の約7割が『リラックスできるための新しい方法を探している』と答えました。その方法のひとつとして、制作に没頭できるレゴ ブロックを使ってもらうのはどうかと考えたのが、大人レゴが本格的に生まれた背景です」と和田さん。

 

とはいえ、実は大人向けのレゴ ブロックは、以前から販売されていたそう。

「レゴ スター・ウォーズ R2-D2」
オープン価格(実勢価格2万3980円)

 

商品のパッケージに“+18”と書いてあるのが、大人向けの商品です。『スター・ウォーズ』シリーズなどがメインで販売されていました。ですが、“大人向け”ではあるものの、“大人レゴ”として明確に区別して販売しているわけではなかったんです。そこで、2020年からパッケージをよりスタイリッシュにして『大人レゴ』として売り出し始め、現在は常に100商品をラインナップしています」

 

2020年に販売され始めた「大人レゴ」は、奇しくもコロナ禍による“ステイホーム”とも重なり、売れ行きを伸ばしました。

 

「コロナ禍でおうち需要が増えたことが、認知向上につながったと思います。実際、2020年~2021年の販売数はそれまでの1.2倍となり、現在も数字は引き続き伸び続けています。転機となったのは、2021年1月に発売した『レゴ ボタニカル コレクション』。この商品は、マインドフルネスとストレス解消をもたらすためのレゴ ブロックとして販売されました。日本はもちろんですが世界中で話題となり、一時期は品切れも続出したほどでした」

「レゴ ボタニカルコレクション フラワーブーケ」
オープン価格(実勢価格6280円)

 

「この『レゴ ボタニカル コレクション』の登場は、これまでレゴ ブロックで遊んだことがなかった人も興味を持つきっかけになりました。もともとレゴ ブロックのイメージとして、“男性や子どもが遊ぶもの”というイメージもあったのですが、『レゴ ボタニカル コレクション』はモチーフが花ということもあり、大人の女性からシニアまで、手に取りやすい商品でした。飾るとかわいいという、作ったあとのイメージができるところも、チャレンジのしやすさにつながったようです」と和田さんは、人気の秘密を話します。

 

また、「大人レゴ」は子ども向け商品に比べ、ピース数が多いのも特徴のひとつ。多いものだと9000ピース以上の大作になります。その中にあって、この『レゴ ボタニカル コレクション』は1000ピース以下という手軽さも魅力です。

「レゴ ボタニカルコレクション 多肉植物」
オープン価格(実勢価格6280円)

 

2022年5月に発売。サボテンやアロエなど計9種の多肉植物がそれぞれの容器に入り、個別で飾ったりつなげて寄せ植えにしたりなど、アレンジが楽しめます。水やり不要のインテリアとしても人気となりました。

 

自分の“パッションポイント”は? ブロック作りを大人が楽しむ方法

「レゴ アイデア ゴッホ『星月夜』」
オープン価格(実勢価格2万280円)

 

大人レゴに興味が湧いても、初めてレゴ ブロックに挑戦する場合、何をどう選んだらいいのか難しいことも。ピース数やマニュアルが思っていた以上に膨大で「途中で投げ出してしまった……」なんてことにならないために、選び方のポイントを和田さんに聞いてみました。

 

「レゴ社で使っている“パッションポイント”という言葉があります。趣味として興味のある人が多い分野、を示す言葉です。基本的にレゴ社の商品は、この“パッションポイント”からセレクトして商品づくりをしています。
例えば、ピラミッドやコロッセオなど歴史的な建物、車などの乗り物、ゴッホの『星月夜』のようなアートシリーズなどが挙げられます。まずは、自分にとってのパッションポイントを見つけて、その中から作りたいと思うものを選んでみてください。自分が選んだ作品を作って好きなものを飾って、毎日目にできるというのは、幸せな気分になりますよね」

 

それでも、やはりピース数の多さは気になるところでしょう。

 

「HPで商品を検索する際には、ピース数で商品を絞り込むこともできるので、活用してみてください。ただ、大作でも、入っているブロックは小さな袋に分けられているので、“今日はこの袋の分だけ作ってみよう”ということもできますし、“毎日30分だけ”とか“週末だけ”など決めて、長い期間をかけて作っていくのも楽しみのひとつではないでしょうか。自分なりの楽しみ方が見つかるのも、レゴブロックの良さだと思います」

 

ハイクオリティかつ遊び心満載! ファンも驚く完成度の「大人レゴ」

自分なりの楽しみが見つけられるのはもとより、「大人レゴ」には“玩具”の域を超えたリアルさ、細密さをもった商品もたくさん。こだわり派もうならせるおすすめの商品を、和田さんにピックアップしていただきました。

 

「レゴ バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン・ DMC-12」
オープン価格(実勢価格1万9980円)

「我々も思わず『すごい!』と声を上げてしまうレゴブロックはたくさんありますが、なかでもぜひ見ていただきたいのは、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するタイムマシン『デロリアン DMC-12』です。実はこれ、この1商品で3部作のデロリアンの型をすべて作れる工夫があり、驚きました。1~3までのデロリアンを並べたいと、3セット買う方もいるほどです」

 

© Universal City Studios LLC and Amblin Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

 

「レゴ ポルシェ911」
オープン価格(実勢価格1万7980円)

「2021年に発売された『レゴ ポルシェ911』も注目です。ナンバープレートが3種類同梱されていて好きなものに変更できるのですが、なんとそのひとつが“群馬ナンバー”。デザイナーの個人的な好みで入れているのですが、こういった遊び心もぜひ注目してほしいところです」

 

「レゴ アディダス オリジナルス スーパースター」
オープン価格(実勢価格1万2980円)

「また、2021年の夏にアディダスとコラボして発売された『オリジナルス スーパースター』も話題になった商品です。同時期に販売された本物の靴には、ソールに赤いレゴ ブロックが再現されるなど遊び心満載でした」

 

モデルとなった作品やブランドのファンも驚かせ喜ばせる「大人レゴ」。実は、昨今注目されているマインドフルネスなど、大人ならではの活用法があるといいます。

マインドフルネスやコミュニケーションにも!
「大人レゴ」の隠された魅力


「レゴ みんなでつくるアートプロジェクト」
オープン価格(実勢価格1万6980円)

 

大人が日々の忙しさを忘れ夢中になって没頭できるレゴ ブロック商品、作る以上に満足感を得るには、ほかにどんな楽しみ方があるのでしょうか?

 

「例えば、パズルのようにレゴ ブロックを楽しめるセットであるアートセットはパーツが9個に分かれていますので、家族や友人など同じパッションポイントを持っている相手と手分けして作って、最後にひとつのアートに完成させるような楽しみ方ができます。信頼できる相手と同じ時間を共有することは、心が満たされます。ほかにも、ギフトとして大切な人に送ってくださっている方も多くいらっしゃいます。もちろんプレゼントするだけでもいいですし、プレゼントして“一緒に作ってみる”きっかけにも。難しかったりパーツが多かったりすることも、逆にスパイスになって盛り上がりますよ!」

 

誰かと一緒にいてもそれぞれがスマホを見ているなど、「時間を共有する」概念も変わりつつあります。だからこそ、レゴブロックの制作に一緒に取り組みながら、話をするのも、あらためて同じ時間を共有するきっかけになりそうです。

 

そして近年注目されている、今に集中する心のありよう=「マインドフルネス」を重要視し、ブロック作りに+αの仕掛けも用意しているのもまた、「大人レゴ」の魅力。

 

「作っている間の工程も全部楽しんでほしいと思っているため、アートシリーズを制作しながら聴ける音をSpotifyで提供しています。音楽というよりは『ホワイトノイズ』ですが、作っている人が童心に帰って没頭することでリラックスできる効果を狙っています。世界観全体の提供ですね」

 

SDGsやサステナビリティなど、最先端の取り組みも

今やどんな企業にとっても欠かせない視点となっているSDGsやサステナビリティ。レゴ社も積極的に取り組んでいるそう。

 

「Everyone is Awesome」
オープン価格(実勢価格4480円)

「例えば、昨年、LGBTQIA+の象徴であるレインボーフラッグをモチーフにしたレゴセット『Everyone is Awesome』を発売して話題となりました。これは、世界の多様性を象徴し“すべての人が可能性を発揮できるように“という思いが込められた商品です」

 

また、サステナビリティに関しても積極的に投資をし、ブロックを地球への負荷が少ないリサイクル素材に切り替えていくことを目標としているそうです。

 

「3年間で最大4億ドル、日本円にすると約400億円を、サステナビリティに投資するという計画を2020年に発表しています。具体的にいうと、現在ブロックのプラスチックは石油由来のものを利用していますが、さとうきび由来のブロックを開発し、すでに一部そのブロックを利用した商品を販売しています。2030年には、すべての箱とブロックをこの素材に切り替えることが目標です。現在、ボタニカル コレクションの『レゴ フラワーブーケ』にもさとうきび由来のブロックが使われています。これはパッケージにも明記されていますので、チェックしてみてくださいね」

 

遊びはシンプルながら、マインドフルネスにつながり、SDGsやサステナビリティにも配慮された、最先端の玩具であるレゴ ブロック。大人だからこそ、社会問題にも目を向けつつ創作活動に没頭したいですね。

 

おすすめの最新作は?

最後に、最新の注目商品を教えていただきました。

「レゴ 大回転ジェットコースター」
オープン価格(実勢価格4万9880円)

 

7月に発売された、「レゴ 大回転ジェットコースター」は、ぜひ遊んでもらいたい商品だそう。

 

「以前は子ども向けにジェットコースターの商品が発売されていましたが、今回は大人向けにアレンジしました。高さは92センチあり、迫力がありますよ! また、電動パーツを盛り込んだので、エレベーターが自動的に上昇する仕掛けや、重力でコースターを2回転させる仕掛けもあり、ダイナミックです。ほかにも、風船売りやプレッツェル売り、ホットドッグ売りなどのフィギュアもあり、遊園地気分が味わえるところも魅力です。ひとつのセットでずっと遊べてしまう贅沢なセットなので、ぜひチェックしてみてくださいね」

 

©2022 The LEGO Group

 

※実勢価格は編集部調べ。10%消費税込で表記しています。

 

【プロフィール】

レゴジャパン ブランドマネージャー / 和田めぐみ

外資系広告代理店にて10年以上にわたり複数のブランドに携わったのち、レゴジャパン株式会社へ入社。現在レゴ®デュプロを中心とした未就学児向け商品と、大人向け商品を取り扱う「大人レゴ」の担当をしている。
レゴ社HP https://www.lego.com/ja-jp

ベールを脱いだF1ニューマシンに驚愕! その正体は何と30万個のレゴブロック!

先日開催された2022年シーズンF1第3戦オーストラリアGPで、マクラーレンのパドックに、ベールに包まれたマシンが現れた。

 

2月初旬、マクラーレンとパートナーシップを結んでいるレゴが公式ツイッターで、ベールに包まれた大小の物体の画像をマクラーレンF1のハッシュタグをつけて投稿したが、その正体がついに明らかになったのだ。

 

 

イギリスのスポーツチャンネル「Sky Sports」が投稿した動画では、ベールを取る場面から始まり、中からは実物そっくりのF1マシンが現れる。そして、ドライバーのダニエル・リカルドがコクピットに乗り込むが……。

 

 

その様子をマクラーレンF1の公式ツイッターも画像を投稿。それはレゴで忠実に再現されたマシンだった。

 

 

レゴは3月1日に「レゴ テクニック マクラーレン フォーミュラ1 レースカー」の発売を発表。2021年シーズンに活躍したレースカーを完全再現したもので、その実物大をサーキットに持ち込んだのである。市販されるキットは、1432ピースで構成され、ピストンが動くV6シリンダーエンジン、コックピットから操作するステアリング、サスペンション、デフロックなど実物大のモデルを完全に再現。今季のドライバー、ランド・ノリスとリカルドは発売に先駆けて対面を果たしている。

 

 

サーキットに現れた実物大は、30万個近いブロックを使用し、1893時間かけて作り上げた力作。レースの週末には、グランドスタンド裏でファンにも公開されるそうだ。

レゴと「フォートナイト」のEpic Games、メタバースでの提携を発表。「子供と家族にとって安全で楽しい未来」のため

デンマークの大手玩具メーカーLEGOグループと『フォートナイト』などで知られるゲーム大手Epic Gamesは、「子供と家族にとって安全で楽しいメタバースの未来を形作るため」として、長期的なパートナーシップを締結することを発表しました。

LEGO Group/Epic Games

 

両社は「あらゆる年齢の子供たちが一緒に楽しめて没入感があり、創造的なインスピレーションを与える魅力的なデジタル体験を実現するために協力する」予定だと述べています。

 

おおまかには「子供たちが自信を持ってクリエイターになれるようなツールへのアクセス」や「安全でポジティブな空間の中で素晴らしい遊びの機会」を提供するとうたっていますが、具体的に何をするのかは明らかにされていません。

 

LEGOグループのCEOであるニールス・B・クリスチャンセン氏は「子どもたちがデジタル体験を通じて、創造性や協力、意思疎通などの生涯に関わるスキルを身につけることができる、大きな可能性があると信じています」としつつ、何世代にもわたった「子どもたちの安全な物理的遊び」(レゴ遊び)をデジタルな遊びでも再現する抱負を語っています。

 

またEpic GamesのCEO兼創設者であるティム・スウィーニー氏は「LEGOグループは1世紀近くにわたり、創造的な遊びを通じて子供と大人の想像力を魅了してきました」「我々はメタバースにおいて、子供と家族のために作られた、楽しくておもしろい空間を作るために協力できることをうれしく思っています」と述べています。

 

今回のLEGOグループとEpic Gamesとの提携は、マインクラフトやRoblox(ユーザーがゲームを作成して共有したり、ほかのユーザーが作ったゲームを遊んだりできるオンラインゲーミングプラットフォーム。海外で人気)などキッズ向けオンラインゲームに対抗するものとも思われます。特にEpic Gamesの『フォートナイト』はアリアナ・グランデがコンサートを開催するなど、ゲームの域を超えてメタバースの傾向を帯び始めており、それとは別にEpic Gamesがメタバース構築に積極的に取り組んでいるとの報道もありました。

 

かたやLEGOグループは開発会社TT Gamesと協力して『レゴ®スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ 』などのゲームを送り出していました。Epic Gamesとの提携は、デジタルへの踏み込みをいっそう加速させる意図なのかもしれません。

Source:LEGO,Epic Games

 

レゴとイケアがタッグを組んで自分だけの収納ボックスを作れる! 「BYGGLEK/ビッグレク」、2021年春発売

イケアとレゴグループがコラボした、遊び心あふれる収納ソリューション「BYGGLEK/ビッグレク」コレクションが、2021年春に日本国内のイケア店舗とIKEAオンラインストアに登場します。

 

同コレクションはレゴブロックがモチーフ。レゴブロックの特徴である“スタッド”(突起部分)が上面と前面に付いた数種類の収納ボックスと、同コレクションオリジナルのレゴブロックセットで構成されている、部屋の収納が楽しくなりそうな、遊び心をくすぐるデザインとなっています。

 

ボックスにレゴブロックを組み立てることで、収納ボックスを作品の一部として使うことができます。ボックスは中にレゴブロックを収納できるので、その上に作品を飾ることも可能。

 

価格などの詳細は、発売時に明らかになるとのこと。続報に期待しましょう。