シャオミ初のWi-Fi対応ワイヤレスイヤホン!高音質&ノイズ遮断性にも優れる「Xiaomi Buds 5 Pro」

シャオミ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5 Pro」を3月13日に発売しました。

↑エレガントで洗練されたデザイン

 

記事のポイント

より上質なサウンドをじっくり味わいたい人はWi-Fi版(ブラック)にご注目。Wi-Fi対応のワイヤレスイヤホンは、設定の手間こそBluetoothよりかかりますが、音質や接続の安定度では上回ります。そのほか、仕事の効率向上をサポートする機能も豊富に搭載しています。

 

上質なオーディオ体験を提供するために、パワフルな同軸トリプルドライバーを搭載。11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーにより、パワフルな低音とワイドな音域を楽しめるとのこと。PZTツイーターはクリアな高音を、プラナーは広いサウンドステージを再現します。

 

前モデルからノイズリダクションの深さが55dBにアップグレードされ、ノイズ遮断性に優れています。環境や好みに合わせてノイズキャンセリング強度を調整できます。

aptX Losslessオーディオ、LE Audioに対応し、Bluetooth版で最高48kHz/24bitの伝送が可能に。「高音質・低遅延・低消費電力を実現した最高のロスレスオーディオ」を堪能できるそう。Wi-Fi版では初のXPAN Wi-Fi Technologyを搭載し、Xiaomi 15 Ultraとの組み合わせにより安定した接続を提供します。

 

そのほか最大4時間のボイスレコーディング、接続したXiaomiスマートフォンのシャッター操作、ボイスアシスタントの起動ができます。20言語のAI翻訳と文字起こし機能も搭載し、ビジネスシーンでも活躍します。

※Xiaomi Earbudsアプリのダウンロードが必要です

 

オーディオテストで個々人の耳の形状や頭の動きを分析し、カスタマイズされた音響体験を提供。音楽モードではスタジオで聴く生演奏、ビデオモードでは映画館気分を味わえます。

 

人間工学に基づいた設計と5.6gの軽量性により、長時間装着していても快適です。

 

シャオミ
 Xiaomi Buds 5 Pro
市場想定価格:Wi-Fi版(ブラック)2万7980円(税込)/Bluetooth版(チタングレー・ホワイト)2万4980円(税込)

・アマゾン 商品ページはこちら 

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「ながら聴き」「集中聴き」どちらも欲張れる!スケルトンデザインの完全ワイヤレスイヤホン「JBL Tune Flex 2」

JBLは、2ウェイ仕様の完全ワイヤレスイヤホン「JBL Tune Flex 2(チューン フレックス 2)」を3月13日に発売します。

 

記事のポイント

ワイヤレスイヤホンの使用シーンは多岐にわたるので、優先度が「装着感より密閉性」、逆に「密閉性より装着感」といった具合に変わることがありますよね。でも複数台を持ち運び、使い分けるのは面倒……。そうした悩みに寄り添ってくれる製品です。臨場感のあるサウンドを楽しめるのはもちろん、音声通話もクリアです。スケルトンデザイン好きもご注目。

 
「JBL Tune Flex 2」は、イヤーチップの付け替えにより「密閉型」と「オープン型」を簡単に切り替えられます。遮音性の高い密閉型で音楽に集中することも、軽い装着感のオープン型で「ながら聴き」を楽しむのも自由自在です。

 

外音を取り込める「アンビエントアウェア&トークスルー」機能は継承しつつ、特に低域を大幅に改善した「ハイブリッドノイズキャンセリング」も搭載。軽い装着感は変わらず、深みのある静寂で臨場感のあるサウンドも体感できるようになったといいます。

 

衝撃強度と耐熱性に優れた航空機グレードのポリカーボネートを採用。耐紫外線性にも優れており、黄ばみや劣化の心配も少ないとのこと。イヤホン本体はIP54の防水・防塵に対応。

 

スケルトンデザインにより内部の基盤が見えるので、メカニカルな雰囲気が好みの人にはうれしいのでは。カラーは、ブラック、ホワイトに加え、新色の「モーヴ」がラインアップされています。

そのほか、最大48時間(ANCオフ時)の再生が可能。充電約10分で約3時間再生する急速充電にも対応します。さらに、シリーズ初のマルチポイント機能により、2台のBluetoothデバイスに同時接続できます。

 

JBL
JBL Tune Flex 2(チューン フレックス 2)
最大再生時間 ANCオフ時:イヤホン本体約12時間+充電ケース使用約36時間=約48時間/ANCオン時:イヤホン本体約8時間+充電ケース使用約24時間=約32時間
Bluetooth バージョン5.3(LEオーディオ、LC3コーデック対応予定)
価格:オープン価格 ※JBL オンラインストア販売価格1万5950円(税込)

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オープンイヤーなのに音漏れも低減するワイヤレスイヤホン! 2台同時接続できるHaylou「Airfree」

ロア・インターナショナルは、Haylouより、イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「Airfree」を発売します。アクセサリーのようなデザインと軽い装着感を兼ね備えているのが特徴です。

 

同社オフィシャル販売サイトにて予約販売を開始したと、1月29日に発表しました。

スピーカー内蔵の球体部分はアルミ合金でメタリックに仕上げ、さりげない高級感を演出

 

記事のポイント

耳への圧迫感、装着感が気になりやすい人にとって、オープンイヤー型のイヤホンは使い勝手がよいものの、音漏れの悩みもありますよね。同製品は最新のサウンドディレクション技術により、その懸念を大きく低減。音質よし、装着感よしのワイヤレスイヤホンを探している方は注目かも。

 

耳の穴を塞がず圧迫感が少ないため、着けていることを忘れるような快適さがあるとのこと。ブリッジ部には、柔軟性と耐久性に優れたTPU素材を採用しており、曲げ伸ばしができるので、どんな耳の形にも優しくフィットします。

 

ただ、オープンイヤータイプだと周囲への音漏れが気になります。その点、同製品は最新の指向性音響技術を搭載し、音波を耳の穴に正確に届けることで音漏れを大幅に低減しているそう。

 

全方位から包み込むように響く立体音響を実現し、音の広がりと奥行きをリアルに体感できるといいます。映画やライブの迫力を、臨場感あふれるサウンドで楽しめます。

 

また、MEMS(微小電子機械システム)技術を駆使したマイクシステムを搭載により、通話時もクリアで高品質な音声を提供するとのこと。

 

2台のデバイスを同時に接続できるマルチポイントに対応しているため、スマートフォンとPCなど、異なるデバイス間の切り替えがスムーズ。Bluetooth設定をその都度変更する手間がありません。

※ 自動切替は、2台の接続デバイスが共に音声を出力していない場合に動作します。
※ マルチポイントで2台接続時、アプリと連携できるデバイスは1台のみです。

 

Bluetooth 5.4チップ内蔵により、従来よりも強力で安定した接続性を実現。音切れが少ない快適なリスニング体験を提供する、としています。

 

ダブルタップ・トリプルタップ・長押しなど、ボタン操作で再生/停止、曲送り/戻し、低遅延モードの切り替えが可能です。Haylou専用アプリを使えば、これらのタッチコントロールの操作をカスタマイズしたり、イコライザー機能で好みの音質に設定したりと、自分好みに調整できます。

イヤホン格納時に、充電ケースのバッテリー残量がパーセンテージで表示されるLEDディスプレイを搭載。ひと目でバッテリー残量を把握できます

 

Haylou
Airfree
販売価格:5480円(税込)

・Bluetoothバージョン:5.4
・Bluetoothプロトコル:A2DP, AVRCP, HFP
・Bluetooth接続可能範囲:10m程度(遮蔽物がない環境下で)
・対応コーデック:AAC/SBC
・周波数特性:20Hz~20kHz
・充電時間:約1.5時間
・最大再生時間:<イヤホン単体>約5時間<ケース込み>約22時間

※ 音量30%時。再生する音楽の種類により上下します。

AVライター激推しの「完全ワイヤレスイヤホン」8選! 最新の高音質技術、ノイキャン機能に注目

「多忙を極める日々が続いても、好きな音楽は良音で楽しみたい。スマホ+付属イヤホンでは物足りなくなってきた……」。そんな方にぴったりの、感動のサウンドを奏でるワンランク上の最新「TWS(完全ワイヤレスイヤホン)」を、AVライターの野村ケンジさんが厳選してご紹介!

 

「完全ワイヤレスイヤホン」とはその名の通り、一切ケーブルがなく完全に独立したイヤホン。昨今のトレンドは、音質の向上に加え、外音を遮断するNC(ノイズキャンセリング)機能の進化、アプリによるカスタマイズ、長時間バッテリー搭載など。装着感や接続性なども十分に加味して選びたい。

 

Marshall「MINOR IV」は伝統のサウンドに加え、最新の高音質技術も秀逸

Marshall
MINOR IV
実売価格1万9980円

 

高級ギターアンプでおなじみマーシャルの最新TWS。小型ながらパワフルな同社のシグネチャーサウンドを楽しめる。快適性を追求したデザインをはじめ、最大30時間の連続再生、サウンドカスタマイズなど、最新技術も投入された一台。

 

専用のMarshallアプリをダウンロードすれば、スマホから音量調整をはじめ、イコライジングやノイズコントロールが行える。

 

IPX4(イヤホン。充電ケースはIPX3)の防水性能を備え、雨が降っても大丈夫。日常使いの摩耗にも耐えるよう設計されている。

 

野村’sCheck!
マーシャルならではの、エネルギッシュなサウンド

「ロックやジャズにピッタリのエネルギッシュで重厚なサウンドが心を熱くさせてくれます。おなじみのギターアンプを彷彿とするデザインも秀逸で、持っているだけで楽しくなる一台!」

 

AVIOT「TE-W1-PNK」は人気のTE-W1をベースにピエール中野が完全監修

AVIOT
TE-W1-PNK
実売価格1万8810円

 

同ブランドの新ハイエンドマルチスペックモデルTE-W1をベースに、ピエール中野氏が完全監修。新開発ドライバー構成「コアキシャル3Dシステム」により、高音から低音まで滑らかな音のつながりと優れた音場感を実現した。

 

「コアキシャル3Dシステム」を採用。2基のダイナミックドライバー間の位相差を可能な限り低減した。

 

野村’sCheck!
ハードロックやJポップに合う軽快なサウンド

「凛として時雨のドラマー・ピエール中野氏が完全監修したモデルだけあり、ハードロックや現代Jポップにピッタリ。活き活きとしたサウンドを聴かせてくれます。装着感も上々」

 

SoundPEATS「Capsule3 Pro+」はMEMSドライバーを搭載し、さらなる高音質を追求

 

高音域にMEMSドライバー、中低音域に12mmダイナミックドライバーを使用したハイブリッド構成を採用。振幅の大きさを生かした躍動感と迫力があるサウンドを創出する。LDACに対応し、ハイレゾ相当の高音質を実現。

 

xMEMS「Cowell」MEMSドライバーが高音域を駆動。低音域は12mm径バイオセルロース製ダイナミックドライバーを使用する。

 

専用のパワーアンプチップ「XAA-2000 Aptos」を搭載。2基のドライバーを駆動することで、繊細かつ立体的な音像を表現する。

 

野村’sCheck!
最新パーツや技術を採用したハイコスパ機

「最新イヤホンのトレンドMEMSドライバーを搭載。ハイブリッド構成により聴き心地の良い音が楽しめます。LDACコーデック対応やハイブリッドANC搭載など機能性も大満足」

 

ビクター「HA-FX550T」は音作りのプロ集団が音質監修した、老舗音響ブランド渾身の秀作

ビクター
HA-FX550T
実売価格2万9700円

 

名門・ビクタースタジオのエンジニアが音質の監修を行った高音質モデル。天然素材のシルクを使った「シルクレイヤーカーボン振動板」をはじめ、高級パーツや最新技術を導入し、なめらかで瑞々しく豊かに響く音を実現した。

 

新開発の大口径11mmシルクレイヤーカーボン振動板を採用。シルクのなめらかな特性により、瑞々しい音を実現した。

スマホアプリ「Victor Head phones」に対応。カスタマイズ性が高く、自分好みの音質調整や操作などがアレンジできる。

 

野村’sCheck!
シルク採用ドライバーで、なじみの音も新鮮に響く

「ドライバーに、カーボンコーティングした天然シルク素材の振動板を採用。勢いのある、それでいて響きのよい丁寧な表現のサウンドによって、聴き慣れた楽曲も新鮮に感じられます」

 

Noble Audio「FALCON MAX」はハイブリッド構成を早期に取り入れ、高音質を追求

Noble Audio
FALCON MAX
実売価格4万4000円

 

高域用にMEMSドライバー、低域用に10mm径ダイナミックドライバーを搭載したハイブリッド構成をいち早く採用。環境に応じてNC効果を変化させ快適性や音質を向上させる、第3世代「Adaptive ANC」を備える。

 

演算性能を従来比2倍に強化しつつ、消費電力を20%低減したQualcomm製SoC「QCC5171」を搭載。Bluetooth5.3とLE-Audioに対応する。

高域用にxMEMS Labs製「Cowell」MEMSドライバー、低域用に10mm径の大型複合素材「Dual-Layered LCP Driver」を搭載する。

 

野村’sCheck!
聴覚学者である創設者の知見を生かした一台

「創設者モールトン博士の音質ファースト思想が反映されたモデル。MEMSドライバー搭載やLDAC/aptX Adaptive対応などにより、スピード感ある表現と聴きやすさを両立しています」

 

Bose「QuietComfort Earbuds」は優れたNC効果を誇る、Boseのハイコスパモデル

Bose
QuietComfort Earbuds
(第2世代)
実売価格2万6400円

 

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、騒音下でも快適にリスニングを楽しめる。アプリ「Bose QCE」に対応し、5バンドのイコライザーを選択したり、タッチコントロールを設定したり、カスタマイズできる。

左右のイヤホンにそれぞれ3つのマイクを搭載。合計6つのマイクシステムで最適なNCとボイスピックアップ性能を実現する。

 

野村’sCheck!
アメリカンサウンドを手頃な価格で楽しめる

「音の要となるドライバーや好評のANC、独自の空間オーディオはそのままに、手頃な価格で登場。名盤ロックから最新ポップスまで、アメリカンサウンドにピッタリな音色です」

 

AKG「N5 Hybrid」はプロ用音響機器メーカーの高解像度なサウンドを体験

AKG
N5 Hybrid
実売価格3万8500円

 

世界的オーディオブランドAKGの国内導入初となるTWS。ドライバーの振動板コーティングに「DLC+PEN」素材を採用・周波数応答の工夫で同社リファレンスサウンドを実現した。接続は、ワイヤレスドングルとBluetoothに対応。

 

振動板にDLC(Diamond-Like Carbon)のコーティングを施した10mmダイナミックドライバーを搭載。剛性を高め、細やかなディテール描写を可能にした。

スマホアプリ「AKG Headphones」に対応。会議やプレゼン、パフォーマンスに合わせて音声設定を微調整できる。自分の声の大きさも調整可能。

 

野村’sCheck!
AKGらしい煌びやかなサウンドが楽しめる

「AKGブランド久々のワイヤレスモデル。エネルギッシュな女性ヴォーカルや煌びやかな音色の金管楽器、ピアノなど、同ブランド定番品と共通する魅力的なサウンドが楽しめます」

 

Bowers&Wilkins「Pi8」は唯一無二のサウンドを奏でる、TWSの新基準となる逸品

Bowers & Wilkins
Pi8
実売価格7万2600円

 

新開発の12mmドライブユニットを搭載。同社ハイエンドヘッドホンにも採用される独自のカーボンコーン技術を投入した。ディスクリート構成のDSP、DAC、アンプを内蔵し、あらゆる音楽を極限の解像度と精度で再生可能。

カラバリは全4種類。左上から、ダブ・ホワイト、ジェイド・グリーン、ブラック、そしてミッドナイトブルー・メタリックが揃う。

 

シックでプレミアム感漂うデザインはスーツにもマッチ。ゴールドがアクセントになり、ラグジュアリーなイメージを演出する。

 

野村’sCheck!
独自ドライバーによる、クリアサウンドが魅力

「装着感に優れたイヤホン、効きのよいハイブリッドANCが特徴。カーボン振動板採用の独自ドライバーが生み出す超ハイスピードなクリアサウンドが音楽をより躍動的に聴かせます」

 

私が選びました!
AVライター: 野村ケンジさん

イヤホン・ヘッドホンからリファレンスモデルまで、AV機器全般に明るい。ポータブルオーディオのイベントにも多数出演。

 

※「GetNavi」2024月12号に掲載された記事を再編集したものです

 

早くも2025年の本命登場か!? テクニクスの最新完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」最速レビュー

テクニクスから待望の新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン、「EAH-AZ100」が発表されました。完全ワイヤレスイヤホン市場はすでに成熟しており、最近は機能面でのサプライズが難しくなってきています。そんななかで、EAH-AZ100は同社らしいサウンドへのこだわりに加え、これまでにない新たな機能を用意してきました。その進化ポイントを詳しく見ていきましょう。

テクニクス
ワイヤレスステレオインサイドホン「EAH-AZ100」
オープン(予想実勢価格39,600円前後・税込)
2025年1月23日発売予定

 

フラッグシップ有線イヤホンのドライバー技術を採用

まずは製品の概要から。テクニクスの完全ワイヤレスイヤホン初代機は2020年4月登場の「EAH-AZ70W」。そして2023年6月には、現行の最上位モデル「EAH-AZ80」が発売されました。モデル名を見ると数字が10刻みでステップアップしていることがわかりますが、今回は一気に3桁の「100」となったことからも、その力の入れようが窺えます。

↑コンパクトな充電ケースは高級感ある仕上がり

 

販売予定価格は税込39,600円前後で、EAH-AZ80の税込36,630円と大きくは変わっていません。ですが、ユーザーから寄せられた要望に応えてさらなる改良が施されており、特にドライバーまわりは“別モノ”と呼べる設計になっています。

 

具体的には、完全ワイヤレスイヤホンとして初めて「磁性流体ドライバー」を搭載。これはフラッグシップ有線イヤホン「EAH-TZ700」のドライバー技術を活用したもので、磁性流体と極薄エッジ、アルミニウム振動板の組み合わせによって、低域再生能力を高めるとともに、歪みのない自然な再現性を実現するとしています。

 

また、完全ワイヤレスイヤホンとしてのハウジング形状の制限があるなかで、アコースティックコントロールチャンバーやハーモナイザーなどの内部パーツの配置を工夫し、よりEAH-TZ700に近い音質の実現を目指した設計となっているようです。

 

さらに、音声データが伝送される際の音質劣化を防ぐ「ダイレクトモード」の搭載や高音質コーデックLDACへの対応、新規格のLE Audioをサポートするなど、高音質再生へのこだわりが満載されています。

 

イヤホン本体の小型・軽量化で装着感を高めたことに加え、イヤーピースには特許出願中のEAH-AZ100専用品をXS/S/M/ML/Lの5サイズ用意。多くの人にフィットするよう配慮されているのもポイントです。

↑特別に開発された3層構造のイヤーピースは、音を外に逃がすことなく鼓膜に届ける役割を担っています

 

自分だけでなく、相手の声をクリアにして通話できる新機能

機能面では、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現(2024年10月31日現在、同社調べ)。電車や飛行機内などのノイズや、人の話し声の帯域をより強力に除去できるようになっています。さらに、周囲の騒音状況やユーザーの耳の形状にあわせて最適化するアダプティブ・ノイズキャンセリング機能を新採用。外音を取り込むアンビエントモードも、周囲の音がよりクリアに聴こえるように強化されています。

 

実際にそのノイズキャンセリング性能はかなり強力で、近くで稼働する空気清浄機の音を完全に抑え込むことができました。そして、それだけ効果があるにもかかわらず、再生音への影響がほとんど感じられないのも嬉しいところ。ノイズキャンセリング機能は常にオンにして使用するのがオススメです。

 

そして面白いのが通話性能の向上です。ビームフォーミング技術や音声解析技術などの組み合わせによる独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」が、AIによって進化。通話時に自分の声をクリアに届けるだけでなく、相手の声をノイズ除去してクリアに受け取ることもできる業界初の新機能「Voice Focus AI」を搭載しました。

↑イヤホン本体にはノイズキャンセリング・通話用のフィードフォワードマイクとフィードバックマイク、そして発話検知用マイクを左右合計で6つ搭載しています

 

イヤホンを通してハンズフリー通話する際には、たしかに自分の声がちゃんとキレイに届いているかは気になるところですが、実際の使い勝手としては相手の声がはっきり聴こえることが重要です。そこに着目したのは画期的なアイディアではないでしょうか。

 

また、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)による空間オーディオに対応したのもトピック。イコライザーの調整バンドも増えており、それぞれの機能は「Technics Audio Connect」アプリから設定することができます。

↑「Technics Audio Connect」アプリから細かな設定が可能。Voice Focus AIの確認として、自分の声が通話相手にどう届くかを確かめることもできます

 

このほか、バッテリー持続時間も改善されていて、イヤホン本体のみで約10時間、充電ケース併用で約28時間となりました(ともにノイズキャンセリングオン/AAC再生時)。3台マルチポイント接続も踏襲するなど、前モデルから良いところを引き継ぎながら、使い勝手の面もしっかり進化させています。

 

試聴結果は…圧倒的な解像度で楽曲の魅力が際立つ

それでは、いよいよEAH-AZ100のサウンドを確認していきましょう。特徴的なのは、極めて高解像度であること。そして、いわゆるS/Nの良いサウンドであり、「音源に収録されている音しかしない」とでも言うべき再現性です。

↑LDAC接続でサウンドをチェックしました

 

どの帯域も過不足のないバランスの取れたサウンドキャラクターで、色付けのないフラットな表現はモニタライクとも言えますが、豊かな情報量と余裕ある抑揚表現によって、ずっと聴いていたくなるような深みのある鳴り方をしています。

 

Mrs.GREEN APPLE「ライラック」では、イントロのギターソロとカッティング、ベースラインが明瞭に描き分けられ、その時点でEAH-AZ100の解像度が同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンのなかでも頭一つ抜けていることが伝わります。Aメロに入ってもボーカルをむやみに目立たせるようなことはせず、どの音にも満遍なくスポットが当たっているかのように耳に飛び込んできます。

 

この表現力によって、楽曲の魅力がポジティブな意味で際立つように感じます。たとえばAQUA TIMEZ「ALONES」では浮遊感のある電子音が存在感を増して、サビの疾走感がより高まります。その一方、骨太な中低域が下支えすることで、浮遊感に引っ張られて楽曲の印象が軽くなってしまうことを防いでいます。おかげで楽曲の持つ力強さとポップさが、良いとこ取りで感じられるようになっています。

 

基礎的な再生能力が非常にハイレベルなので、苦手なジャンルというものがありません。音数の多い現代的な楽曲からクラシックまで、それぞれの楽曲の旨味を堪能させてくれるはずです。あえて個人的な好みを挙げるとするならば、tuki.「晩餐歌 (弾き語りver)」やPEOPLE 1「紫陽花」といった静けさのあるボーカル曲は、EAH-AZ100のS/Nの良さと解像度が活かされて楽しめるように思います。

 

さすがはテクニクスと言うべき注目の完全ワイヤレスイヤホン

↑マルチポイント対応など使いやすい機能を備えた高音質な完全ワイヤレスイヤホンに注目

 

このようにEAH-AZ100は、全方位に弱点のない、流石はテクニクスのフラッグシップといった仕上がりになっています。

 

2025年のはじめから、いきなり今年の完全ワイヤレスイヤホンランキングの上位候補が現れました。オーディオ好きなら見逃せない一品、ぜひチェックしてみてください。

 

往年の名機「セガサターン」をイヤーイン!? 発売30周年を記念しオンキヨーがワイヤレスイヤホン「CP-TWS01A」とのコラボモデルを販売開始

オンキヨーは、ワイヤレスイヤホン「CP-TWS01A」とセガの家庭用ゲーム機「セガサターン」とのコラボレーションモデルを発表しました。通販サイト「ONKYO DIRECT」や同社運営の店舗「ONKYO DIRECT ANIME STORE」で、12月19日(木)15時から数量限定販売しています。

記事のポイント

根強い人気のセガハードが最新ワイヤレスイヤホンとコラボして新登場。電源オン・オフ時やペアリングなどのイヤホン操作時には全7種類のオリジナルシステム音が聴けるなど、ファンにはたまらないモデルとなっています。往年のゲーム音楽などと一緒に楽しむのもアリでしょう。

 

「セガサターン」の発売30周年を記念したコラボモデル。充電ケースには「セガサターン」のゲーム機本体、左右のハウジングにはコントローラーの意匠をあしらっており、一目でそれと分かるデザインが特徴です。起動音やシステム音を計7種搭載しているほか、名作ゲームのディスクデザインを模したワイヤレス充電器も販売します。

↑専用ワイヤレスチャージャーは4400円(税・送料込)

「CP-TWS01A」は、Qualcomm社製SoC「QCC3040」を採用した完全ワイヤレスイヤホン。一般的なコーデックであるSBCやAACに加え、最新のQualcomm aptX Adaptiveにも対応。対応端末と組み合わせることで、従来に比べて高音質・低遅延・高い接続維持性能を実現するとしています。アンビエントマイク機能による外音取り込みなども可能なほか、片方のイヤホンを親機として接続し、もう片方のイヤホンに左右反対側の信号をミラーリングしながら送り出す技術「Qualcomm TrueWireless Mirroring」も搭載します。

 

なお、秋葉原の「ONKYO DIRECT ANIME STORE」では実機の展示も実施しており、実際にシステムサウンドなどを視聴可能とのことです。

 

オンキヨー
ワイヤレスイヤホン CP-TWS01A 『セガサターン』コラボモデル
直販価格:1万5500円(税・送料込)

「JBL」人気のワイヤレスイヤホンが最大49%オフ! 「JBL Wave Beam」は5000円未満に

ハーマンインターナショナルのオーディオブランド「JBL」製品を、おトクに買うチャンス到来です。

 

11月27日~12月6日(先行セール期間含む)に開催されるAmazonブラックフライデーにおいて、JBLおよびAKG公式Amazon店で、ワイヤレスイヤホンやポータブルスピーカーをはじめとする公式限定モデルが、最大49%オフのセール価格で販売されます。セール品を一部をご紹介します。

 

記事のポイント

JBLのワイヤレスイヤホンからポータブルスピーカーまで、お得にゲットできます。ノイキャン機能付きで8000円台として登場したエントリーモデルの「JBL Wave Beam」は、セール価格で4950円に。機能も価格も欲張りたい人にとっては、まさにねらい目では。

 

・JBL Live Buds 3

バッズスタイルによる高い密閉性と遮音性で、より高い没入感を得られます。低音を約2dB強化した、高性能10mm径ダイナミックドライバー搭載。

 

充電ケースに備えられた、1.45インチタッチスクリーンディスプレイにより、スマホやイヤホン本体からではなく、このディスプレイ上で音量調節や曲送り/戻し、ノイズキャンセリングやサウンドモードの切り替えなどができます。

 

価格(税込):2万6950円→1万3750円 ※「TRY ! JBLスマートケースフェア」と合わせて49%オフ
販売ページ  :https://www.amazon.co.jp/dp/B0D6V5K2NH?th=1

↑「JBL Live Buds 3」。ブランド史上最高クラスのノイズキャンセリング機能が特徴

 

JBL Wave Beam

音質やデザイン、装着感も上位クラスを踏襲しながらも、「最も求めやすい価格帯」のエントリーモデルです。もともとお手頃価格ですが、35%オフで5000円を切っています。

 

8mm径ダイナミックドライバー搭載で、パワフルなサウンドを楽しめます。最大約32時間のワイヤレス音楽再生が可能とのこと。

 

価格(税込):7700円→4950円(35%オフ)
販売ページ  :https://www.amazon.co.jp/dp/B0BSFZVCJL?th=1

↑「JBL Wave Beam」。軽やかな装着感のショートスティック型デザイン

 

・JBL BAR 800

Dolby Atmos対応で5.1.2chの立体音響空間を実現するサウンドバーです。

 

サウンドバーに、バッテリー内蔵のリアスピーカーがセットになっているのが特徴。映画をリアルなサラウンドで体験したい時は、両端にドッキングしているリアスピーカーを取り外し、視聴者の背後に設置して使えます。

 

価格(税込):9万9990円→6万9300円(30%オフ)
販売ページ  :https://www.amazon.co.jp/dp/B0CKW6F2DS

↑「JBL BAR 800」。Wi-Fi6内蔵で音楽やスマートホームにもフル対応

アクセサリー……いえ、ワイヤレスイヤホンです! Victor「HA-NP1T」

JVC ケンウッドは、Victorブランドより、アクセサリーのように身に着けられるイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン「HA-NP1T」を 2024年11月21日より発売します。

 

「フレキシブルアジャスト」という独自の可動機構により、着脱しやすく、軽く快適な着け心地を実現しているとのこと。

 

記事のポイント

イヤリングのようなファッション性と、つけていることを感じさせないフィット感、そして高音質を兼ね備えています。ジョギングやエクササイズ、仕事や家事、育児など、さまざまなシーンで、耳をふさがず自然に音を取り入れることができます。

 

本製品は耳をふさがない開放型で、周囲の音を聴きながら音楽や通話などを楽しめます。同時に、バランスのよいクリアな高音質と、騒音下でもしっかり聞こえるハイパワー出力を備えています。

 

より大きな騒音下でもしっかり聴こえやすい「HIGH」、低音寄りのバランスの「BASS」、オールマイティな「NORMAL」と、3つのサウンドモードを必要に応じて切り替えられます。

 

カラーは、秋冬にぴったりのティールブルーやマルーン、どんなファッションにも取り入れやすいアイスグレー、オフホワイトやコールブラックの5色展開です。

↑カラーはティールブルー、マルーン、アイスグレー、オフホワイト、コールブラックの5色展開

 

Victor
「HA-NP1T」
メーカー希望小売価格:1万9800円(税込)

JVCケンウッドと横浜市消防局がコラボ! 防災アイテムとして注目度高まるポータブル電源など3商品

JVCケンウッドは、横浜市消防局と共同企画したポータブル電源、コンパクトコンポーネントシステム、ワイヤレスイヤホンの3商品を、「JVCケンウッドストア」で11月1日に発売します。それに先がけ、同ストアで各商品の先行予約を10月22日に開始しました。

↑JVCケンウッドと横浜市との、「地域活性化に関する包括連携協定」に関する取り組みの一環

 

記事のポイント

2014年8月に、横浜市と同市内の企業として初めて「地域活性化に関する包括連携協定」を締結したJVCケンウッド。以来さまざまな協力を通じて地域貢献に取り組んでおり、今回は各商品の収益の一部を同市の地域防災・減災の普及啓発活動への支援を目的に、同市消防局に寄付するとのこと。災害への備えをするとともに、寄付もできる商品です。

 

今回展開するのは、Victorブランドより発売中の同社商品のパッケージを刷新したものです。横浜市消防局の消防車両と、消防音楽隊の活動シーンをデザインすることにより、防災意識の向上を目指しているとのこと。

 

・ポータブル電源「BN-RF800-YS」「BN-RF510-YS」「BN-RF250-YS」

熱安定性に優れ、信頼性の高い「リン酸鉄系リチウムイオン充電池」を採用しています。繰り返し充電に強く、充電完了後もコンセントに挿したまま使用でき、「過充電」や「過放電」を防ぎます。また、停電時などにわずかな時間で自動的に電力を給電する「自動給電切り替え機能」を搭載。充電池容量に応じた3モデルをラインアップします。

 

販売価格はいずれも税込で、「BN-RF800-YS」が12万1550円、「BN-RF510-YS」が8万9540円、「BN-RF250-YS」が5万5550円です。

↑BN-RF800-YS

 

↑「BN-RF800-YS」パッケージイメージ

 

・コンパクトコンポーネントシステム「EX-D6-YS」

振動板に「木」を採用した、JVCケンウッド独自の「ウッドコーンスピーカー」を搭載している、一体型のオーディオシステム。CD/ラジオ/Bluetooth/USBのオールインワン仕様で、ラジオはワイドFM(FM補完放送)とAMに対応します。また、BluetoothコーデックはaptX HDとaptX LLに対応し、高品位伝送によるウッドコーンの豊かな響きを楽しめます。

 

販売価格は、8万2280円(税込)です。

↑EX-D6-YS

 

↑「EX-D6-YS」パッケージイメージ

 

・ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000TYS」

JVCケンウッド独自の「木」の振動板を採用し、有線ハイクラスイヤホン相当の高音質を実現した完全ワイヤレスイヤホンです。音の伝搬速度が速く、振動の減衰特性に優れた大口径11mmウッドドームカーボンドライバーを搭載しています。また、Qualcommアダプティブノイズキャンセルと、ハイレゾ相当の高音質が楽しめるデジタル高音質化技術「K2テクノロジー」も搭載。

 

販売価格は、4万2900円(税込)です。

↑HA-FW1000TYS

 

↑「HA-FW1000TYS」パッケージイメージ

JBLから、ノイキャン機能付きで8000円台の完全ワイヤレスイヤホン。新世代「WAVE」シリーズ

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」より、完全ワイヤレスイヤホン「JBL WAVE BUDS 2(ウェーブ バッズ 2)」を、10月17日に発売します。シリーズ初、アクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載し、上質な静寂の中で迫力あるサウンドを楽しめるとのこと。

 

同日、独自のショートスティック型デザインを採用した完全ワイヤレスイヤホン「JBL WAVE BEAM 2(ウェーブ ビーム 2)」も、限定発売します。JBLオンラインストア、楽天市場JBL公式ストアなどで購入できます。

 

記事のポイント

アクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載し、音質やデザイン、装着感も上位クラスを踏襲しながらも、「最も求めやすい価格帯」であるという「WAVE」シリーズ。今回発売するのはいずれも、税込8000円台です。価格も質も両取りしたい人は注目ですね。

 

「WAVE」シリーズは、JBL完全ワイヤレスイヤホンの中で「最も求めやすい価格帯」のエントリーライン。同時に、音質やデザイン、装着感も含めて、上位クラスを踏襲しているといいます。

 

より進化したマイク性能で、オンライン会議などにも快適に参加できます。「JBL Headphones」アプリをはじめ、マルチポイント、Google Fast Pairにも対応。

 

「JBL WAVE BUDS 2」のイヤホンには、外耳道をしっかりと密閉するバッズ型デザインを採用。前モデルよりもイヤホン本体が小型化し、女性や耳の小さい人にも使いやすくなりました。ケースデザインは、ふたなし。充電ケースからスムーズにイヤホン本体を取り出せる、と前モデルから好評だった形です。

 

同時発売のJBL WAVE BEAM 2は、長時間使っても疲れにくい、JBL独自のショートスティック型デザインです。自分の耳の形や、好みのフィット感を調べられる、JBL独自のWebアプリ「JBL Fit Checker」を使えば、簡単に最適な1台を選べるとのこと。

↑「JBL WAVE BEAM 2」

 

 

JBL
JBL WAVE BUDS 2
JBLオンライン販売価格:8800円(税込)

 

JBL WAVE BEAM 2
JBLオンライン販売価格:8030円(税込)

多機能だけど5000円未満!高コスパワイヤレスイヤホン「1MORE Q20」

オーディオブランド「1MORE(ワンモア)」から、ワイヤレスイヤホン「1MORE Q20(ワンモア キューニジュウ)」が、9月12日から登場しています。日本国内のオンラインショップで購入できます。

 

付属のイヤーピースを取り外すことで、カナル型かインナーイヤー型かを選んで使える2WAY仕様です。

 

記事のポイント

装着感や気分によってスタイルを変えられるだけでなく、ノイズキャンセリング機能、10mmダイナミックドライバー、IPX4防水仕様といった要素が揃って、価格は5000円未満。コストパフォーマンスが良いアイテムです。

 

1MORE独自のQuietMax技術を採用したアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能による、クリアな音質と高いノイズ遮断効果が特徴です。

 

アプリは必要なく、再生・停止(右か左を2秒押す)、次の曲(右を3回タップ)、前の曲(左を3回タップ)といったように、イヤホン本体のタッチコントロールでほとんどの動作が叶います。

 

バッテリーも長持ちです。ANC機能のオン・オフによりますが、再生時間はいずれの場合でも20時間を超えています。製品仕様は以下のとおりです。

 

Tiinlab International limited
1MORE Q20
価格:4,480円(税込)
カラー:ブラック・ホワイト

 

コスパもオシャレも高音質も! 今注目の「ながら聴き」に最適なワイヤレスイヤホン3選

イヤホンに求められることといえば、高音質であることはもちろん、長時間使用しても耳に負担がかからない快適な装着感。優れた装着感で、今注目を集めてるのが、寝転びながらでも快適に音楽や動画を楽しめる “ながら聴き” イヤホン/ヘッドホンです。でも一体どの機種を選べばいいの? とお悩みの “ながら聴き”  ビギナーの人から、本格的な音質も楽しみたいというこだわり派の人にまでにおすすめしたい、イヤホンとヘッドホン3種を紹介します。

 

コスパ最強。1万円以下の完全ワイヤレスカナル型ヘッドホン「MXH-BTW400」

↑完全ワイヤレスカナル型ヘッドホン マクセル「MXH-BTW400」、ブラック(左)、ホワイト(右)

 

マクセル「MXH-BTW400」は、Bluetooth対応の完全ワイヤレスカナル型ヘッドホン。実勢価格5480円前後なので、手頃な値段で気軽に使用できる機種を探している人におすすめです。最大の特徴は、厚さ約13.7mm、本体片耳約3.3gと、耳から飛び出しが少ないサイズ、かつ軽量であるため耳への負担が軽減されること。

↑厚さ約13.7mmで耳から飛び出しが少なく、収まりのよいサイズ感

 

充電ケースもシンプルかつコンパクトなサイズ感なので、部屋に置いてもインテリアと馴染みやすく、ポケットやポーチなどに入れて持ち運びもしやすいところもメリットといえるでしょう。

↑充電ケースも手のひらに乗るコンパクトサイズ。持ち運ぶ時にも邪魔にならないサイズ感なのが嬉しい

 

MXH-BTW400は、1度スマホやタブレットとペアリングすれば、充電ケースから本体を取り出すだけで、自動で電源が入り接続します。タッチセンサーボタンを採用した操作性の気軽さもポイントです。例えば、音楽再生なら左右どちらかの本体表面のマルチボタンを指の腹で1回タッチするれば、再生/一時停止が切り替わります。次曲へのスキップなら2回タッチ、前曲へ戻るなら3回タッチするだけ。また、ハンズフリー通話の場合なら、着信時には同じくマルチボタンを1回タッチ、終話時には2回連続タッチするだけと、とてもシンプル。慣れてしまえば、寝転がったまま感覚的に操作できそうです。

 

連続再生は従来品(※)比約1.6倍の約6.5時間、充電ケース併用時なら従来品比約1.4倍の約19.5時間再生が可能なので、家での使用はもちろん、外出先でも便利に活躍してくれそうなのも嬉しいですね。

※完全ワイヤレスカナル型ヘッドホンMXH-BTW300

 

一般的なイヤホンなどでは厚みもあって耳から飛び出てしまうため横向きで動画を視聴する際などには、どうしても耳への圧迫感があったり、食い込んで痛い思いをしてしまったりしてしまうもの。しかし、このMXH-BTW400を実際に試してみたところ、コンパクトでしっかり耳に収まるので、横になっても枕に圧迫されることがなく、実に快適に使用することができました。音質も程よい立体感があって、個人的には◎。“ながら聴き” デビューには、ぜひおすすめしたい機種です。

 

“マメ” 型のコロンと可愛い完全ワイヤレスイヤホン「mameBuds」

↑オープン型完全ワイヤレスイヤホン グラディック「mameBuds(マメバッズ)」。時計周りに、サクラ、スナ、フジ、レモン、ユキ、クロ

 

次に紹介するのは、グライディックのオープン型完全ワイヤレスイヤホン「mameBuds(マメバッズ)」。価格は9980円(税込)と、こちらも手頃な価格の機種です。商品名の通り、コロンとした “マメ” みたいなデザインとオープン型なのでイヤホンを装着したままでも周囲の音が自然に聞こえることが特徴の、まさに “ながら聴き” に最適なイヤホンです。

 

さらに、本体の着せ替えができる3色のカラージャケットが付いているのも大きな魅力。基本カラーはブラックとホワイトの2色で、ブラックには「kuro(クロ)/suna(スナ)/lemon(レモン)」、ホワイトには「yuki(ユキ)/sakura(サクラ)/fuji(フジ)」の各3色が同梱されています。例えば、通勤時にはシックなクロやユキ、休日の外出時にはレモンやサクラなど、オンオフのコーデに合わせて使い分けることも楽しそうです。

↑着せ替えできるカラージャケットはブラックとホワイト各3色が同梱される

 

マメバッズは「寝ころびホン」をコンセプトにしており、約16.5(W)×16(D)×21(H)mmというコンパクトサイズ、かつスティックレスで耳への収まりもバッチリ。本体片耳約3.5gと装着感の軽さも期待できます。さらに、イヤホン本体だけでなく充電ケースも非常にコンパクト。約49(W)×24(D)×28(H)mmという最小サイズ(※)なだけあって、ポケットに忍ばせて持ち運ぶのにも邪魔になりません。

 

※2023年4月時点SB C&S株式会社調べ。販売数上位100モデルのうちケースサイズにおいて。

 

連続再生時間は約6.5時間、充電ケース併用時なら約13時間。Androidスマホ対応「Google Fast Pair」を搭載しているので、ワンタッチでBluetooth接続が可能。イヤホンを探す機能もあるので、うっかり紛失してしまってもアプリ上の地図で確認することができます。残念ながらiPhoneユーザーは利用できない機能ですが、コンパクトサイズなイヤホンであるからこそ、あって嬉しい機能であることは間違いないと言えるでしょう。

 

まるでホームシアター! 最新技術を詰め込んだ完全オープン型イヤホン「oladance OWS Pro」

↑完全オープン型イヤホン oladance「oladance OWS Pro」。左から、ホワイト、ピンク、グリーン、シルバー、ブラック

 

続いて紹介するのは、本格的な音質も楽しみたいという人におすすめしたい、オープンワイヤレスイヤホンのパイオニアメーカーoladance(オーラダンス)「oladance OWS Pro」。耳に挟み込んで装着する完全オープン型のイヤホンで、耳を塞がず周囲の音が聞こえること、外耳道に入ることなく空気を通じてサウンドを内耳へと伝えるため圧迫感なく長時間使用しても疲れにくい設計であることが特徴です。

 

耳掛けの部分には、医療用液体シリコンを使用しているので肌に優しく、またエルゴデザインと柔軟なチタン製のメモリーワイヤーを採用したことで、外耳介に包み込むように密着することで安定した装着感も実現。さらに耳への負担配慮は音にまで及び、独自特許技術「Super Smart Bone」を使用することで、耳に負担となる音の抑制もされるとのこと。

↑快適なデザイン性だけではなく、IPX4レベルの防水機能も搭載されている

 

音質については、近年のチップ技術とアルゴリズムの進化により、音源間の位相関係を調整し、サウンドの外部への拡散を抑えたことで音の細部の表現向上を実現しました。また、約23mm×10mmの超大型マルチマグネット構造の高解像度スピーカーを片耳2基ずつ搭載。柔軟な薄型振動板と組み合わせることで、クリアな高音域と重厚で広がりのあるパワフルな低音域での再生が可能となりました。

↑第2世代低音増強アルゴリズムや本体に搭載したマスターチップとパワーアンプチップが、より充実感のある豊かな低音を実現した

 

ステレオのような本格的な音質でありながら、音漏れ防止機能により音漏れをも最小限に抑制されます。これなら、電車やバスなどの公共交通機関でも音漏れを心配することなく使用することができそうです。

 

さらに、同社技術「エネルギーロック」搭載で、最大約16時間の連続使用、ケース併用時なら、なんと最大約58時間も使用が可能です。しかも超高速充電技術を採用しているので、たった15分の充電で最大6時間の連続使用ができます。これは、何かと忙しいビジネスワーカーに嬉しい機能。価格は3万4800円(税込)と高めですが、安定した装着感とハイレベルな音質をながら聴きでも堪能したい、という人にはぴったりの商品です。

 

ほかとはひと味違う “ながら聴き” 用ならではの快適さ

“ながら聴き” を楽しむなら、装着していることを忘れてしまうような快適な装着感はまず必須と言えるでしょう。そのうえで、音質やデザインなど、自分好みの機種を見つけることができれば、さらに楽しい “ながら聴き” ライフを送れるはず。新しく購入を考えている人も、サブとして2台目の購入を考えている人も、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

山の神・神野大地さんが絶賛するファーウェイ新ワイヤレスイヤホン一般販売へ

ファーウェイ・ジャパンは、イヤーカフ形状が特徴的なオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」を2月20日から一般販売することを発表した。価格は2万7800円(税込)で、ブラックとパープルの2色展開。快適な着け心地とデュアルマグネットのダイナミックドライバーによる迫力ある低音のほか、イヤホンに左右の区別がないことなどが特徴の製品だ。

 

イベントでは、製品アンバサダーに就任した、箱根駅伝での「3代目山の神」で知られるプロランナー 神野大地さんが本製品の使い心地の良さを紹介した。実機の体験もできたので、早速、製品概要とあわせてレポートしていこう。

↑HUAWEI FreeClipを装着した、製品着用モデルのマコーミック 桂良 ジャズミンさん(左)と、製品アンバサダーの神野大地さん(右)

 

形状記憶合金を使用したオープン型ワイヤレスイヤホン

↑HUAWEI FreeClipのパープル

 

耳の穴をふさがないで装着するオープン型イヤホンは、従来のカナル型イヤホン(耳の穴に挿入する形状)のような耳への圧迫感や疲れが少ないこと、周囲の音を遮断しないのでランニング時などに安全性が高いことなどのメリットが挙げられる。開放的な音を楽しめるのもオープン型イヤホンの特徴で人気も高いが、一方で構造上、遮音性がカナル型に比べて低いことから周囲への音漏れや、装着中のズレなどがデメリットでもあった。

 

そうしたデメリットを解消したオープン型ワイヤレスイヤホンとして、ファーウェイ・ジャパンが新たに発売するのが「HUAWEI FreeClip」だ。クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて実施された先行受付では、5800万円以上の成功を収めるなど、すでに人気を集めている。

 

カーブしたブリッジによって耳たぶを挟み込むように装着するHUAWEI FreeClipは、そのブリッジ部分にニッケルチタン形状記憶合金を使用したC-bridge Design(C-ブリッジデザイン)を採用。約2万5000回の湾曲テストをクリアしており、高い弾性と耐久性を実現している。また、左右対称のデザインとなっており、左右の耳を自動認識してくれるため装着前の「これどっちの耳だっけ?」というワンアクションを削減したシームレスな装着が可能となる。片耳だけの利用も可能なので、通話などにも多いに活躍してくれそうだ。

↑C-ブリッジには高性能なニッケルチタン形状記憶合金を使用

 

フィット感の追求にも余念がなく、人間工学に基づき何百回もの最適化を行なったという。イヤホン単体の重量も、わずか約5.6gと軽量なので、長時間装着でもストレスなく使い続けることができる。IP54の防塵防滴性能も有しているので、ワークアウト中でも汗などを気にすることなく使用できるのもうれしいポイントだ。

↑1万人以上の耳のデータを基に最適化を行なったデザインは、さまざまな耳の形状にフィットする

 

音質面では、約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載。磁気誘導強度を高め、左右対称の通気口設計により迫力のある低音を楽しむことができる。実際にイベント会場で試してみたが、クリアで迫力のあるサウンドが周囲の音に負けることなく聴けて、オープン型ながら没入感もすばらしいものだった。

 

それでいて、周囲の音は音楽を邪魔することなく聞こえるし、会話も問題なくできたことには驚きだった。さらに、逆音波システムの導入により、音漏れも抑えられる。かなり近くまで顔を寄せても、相手には音が漏れ聞こえていなかったので、電車やバスなどの公共交通機関での使用も問題なさそうだ。

↑片手ですっと装着できて、フィット感もバッチリ。耳の穴を塞がないので、イヤホン特有の圧迫感は一切感じられない

 

操作は広範囲なタッチコントロールに対応。スピーカー部分のアコースティックボール、耳の裏側にある本体のコンフォートビーンズ、C-ブリッジのどの部分をタップして操作することができる。アプリ「HUAWEI AI life」からカスタマイズしての操作も可能だ。

↑アプリ「HUAWEI AI life」(右)と連携させればさまざまなカスタマイズが可能だ

 

1回のフル充電で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間の連続音楽再生に対応。急速充電にも対応しており、約10分の充電で最大3時間の音楽再生で使用できる。

 

「重さは一切なくて着け心地も快適」アクセサリー感覚で身につけられるデザインにも注目

一般販売に先駆けて開催されたイベントには、製品アンバサダーに就任した箱根駅伝で “3代目山の神” としても知られるプロランナーの神野大地さんが登壇。「HUAWEI FreeClipは重さが一切なくて、ものすごく軽い」と使い心地を絶賛した。1日30kmという長距離の練習中、1kmを3分半のペースで走ってもズレが気になることもなく、快適な装着感だと言う。

 

トークセッションでは、これまでランニングで使えるタイプのイヤホンでは、低音が嫌な感じに聞こえてしまうことが悩みだったと語った神野さん。HUAWEI FreeClipの音質は? と質問されると「低音の嫌な感じが一切なくて、今まで使ってきたイヤホンの中で一番!」とこちらも大絶賛だった。また、「イヤホンらしくない一見アクセサリーのような見た目でかっこいい!」と、デザインの良さもアピールした。

↑「コンフォートビーンズ部分に耳を締め付けられることがないから窮屈感ゼロ。それなのに、ちっともズレないんです」と、着け心地をアピールした神野さん

 

↑イベントでは、ランニングマシーンで実走して、激しい動きでも落ちにくいことを披露してくれた

 

プロランナーの走りでも落ちない快適な装着感と、迫力ある低音を提供するHUAWEI FreeClipは、2月29日~3月2日に開催される東京マラソンEXPO2024にも展示され、来場者が実機に触れて体験することができるそう。音楽を流したまま周囲の音がひろえて、会話もできる。最近流行りの「ながらイヤホン」として、HUAWEI FreeClipは十分に期待に応えてくれそうだ。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

イヤホン「ちょい足し」してみない? 2台目に欲しい「お手ごろ高音質モデル」をプロが伝授!

イヤホンは音楽鑑賞の基本アイテム。その日の気分や聴く音楽で使い分けている人も多い。本記事では、セルフリスニングに最適なイヤホン4アイテムをセレクト!

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

【その1】ハートに響く迫力の重低音を思う存分体感できる

JVC
XX HA-XC62T
実売価格9900円

重低音を際立たせつつ、楽器やボーカルの音もクリアに楽しめるサウンドにチューニング。防水・防塵・耐衝撃仕様のタフボディを継承しつつ、耳にフィットしやすいスティック型を初採用した “重低音&タフ” なモデルだ。

SPEC●ドライバー:φ6mm●対応コーデック:SBC、AAC●使用可能時間(イヤホン/ケース併用):最大7時間/最大24時間●質量(イヤホン片耳/ケース単体):約4.4g、約38.5g

 

↑充電ケースは持ち運びやすい薄型タイプで、ポケットインも可能。最大24時間の長時間再生で電池切れの心配もない

 

↑耐衝撃に加え、IP55相当の防水・防塵を実現した「TRILE PROOF」仕様。アウトドアシーンでも安心して使える

 

野村‘s Check

屋外用に最適なタフネスモデル

「手ごろな価格ながら、同社ならではの迫力満点な重低音が存分に体感できます。3つのサウンドモードを備え、場所や気分、曲によって使い分け可能。手軽に屋外で重低音を楽しめるのも美点です」

 

【その2】ファンタジックなデザインを取り入れたユニークなTWS

水月雨(MOONDROP)
Space Travel
実売価格6300円

宇宙旅行をテーマにしたデザインを取り入れたANC対応の完全ワイヤレスイヤホン。音質特化型の13mmチタンドーム複合振動板ドライバーを搭載し、優れた高域の伸びとディテール、マイルドな低音と優れた低歪みを実現した。

SPEC●ドライバー:φ13mm●使用可能時間(イヤホン/ケース併用):最大4時間/最大16時間●音声ガイダンス:水月ゆき(ブランド公式バーチャルライバー)

 

↑チタンメッキドームと柔軟なエッジ複合振動板を採用した13mm径のダイナミックドライバーを搭載。高音質を追求した

 

野村‘s Check

6000円強の価格ながらANCの効果はなかなか

「手ごろな価格ながら、同社ならではの迫力満点な重低音が存分に体感できます。3つのサウンドモードを備え、場所や気分、曲によって使い分け可能。手軽に屋外で重低音を楽しめるのも美点です」

 

【その3】小型軽量&フラット設計で音質と着け心地を両立

ag
PITA
実売価格6980円

音質と着け心地を両立したワイヤレスイヤホン。軽量・小型で、装着時の耳への圧力が少ないため、寝ながら着けても異物感が少なく快適だ。NC機能は搭載しないが、耳穴の奥まで挿入可能な形状により十分な遮音性を実現。

SPEC●ドライバー:φ6mm●対応コーデック:SBC、AAC●使用可能時間(イヤホン/ケース併用):最大5時間/最大30時間●質量(イヤホン片耳/ケース単体):約3.8g、約39g

 

↑「フラット」設計を採用。イヤホンを外から圧迫した際の耳へかかる圧力が分散され、痛みや圧迫感が少なく済む

 

野村‘s Check

快適な装着感に加え定評のある音質も◎

「耳から出ている部分の少ない設計なので、寝そべって装着することも可能です。finalのag製品ですから、音質も上々。屋外に室内に、気軽に使える2台目として重宝するハズ」

 

【その4】ワンランク上の音を追求するなら有線イヤホンに挑戦

qdc
SUPERIOR
実売価格1万4300円

高価なカスタムIEMも手がけるqdcのエントリー有線イヤホン。10mm径シングルフルレンジのダイナミックドライバーと過度特性を重視した設計により、幅広い再生音域と全帯域に渡って自然で調和の取れたクリアなサウンドを再生する。

SPEC●接続タイプ:有線●形式:密閉型●ドライバーユニット:φ10mmダイナミック型●音圧感度:100dB●再生周波数帯域:10Hz〜40kHz●インピーダンス:16Ω

 

↑ケーブルは脱着が可能。コネクターにはケーブル互換性が高い、カスタムIEM 2pinコネクター(0.78mm)を採用する

 

野村‘s Check

サブ機として日常的に使える有線モデル

「qdcはプロ向けカスタムIEMの知見があり、低価格でも音質はさすが。イヤーモニターの入門用にオススメです。メインのリファレンスイヤホンのサブ機として持ち歩き用に使うのもアリでしょう」

【プロが推す高コスパ家電】メーカーの心意気に拍手! 2万円以下で美麗かつ音質良しの完全ワイヤレスイヤホン

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5」。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が推します!】

AVライター・野村ケンジさん

イヤホン・ヘッドホン・スピーカーなどAV機器全般に明るい。TBSテレビ 開運音楽堂「ノムケンLab!」に出演中。

 

美しいデザインと快適な装着感でまるで装飾品のようなイヤホン

ファーウェイ
HUAWEI FreeBuds 5

実売価格:1万9620円

本体はすべて曲線で構成されたユニークなデザインと快適な着け心地を兼備。トリプルマイクを搭載し、優れたアクティブノイズキャンセリング(ANC)効果を実現した。超急速充電にも新たに対応しており、わずか5分間の充電で約2時間の連続音楽再生が可能。

SPEC●ドライバー径:φ11mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、HWA●使用可能時間:最大約5時間(イヤホン)、最大約30時間(ケース併用時)●質量:約5.4g(イヤホン片耳)、約45g(充電ケース単体)

 

↑人間工学に基づいて設計された形状で快適な着け心地を実現。開放的なインナーイヤー型を採用しているため着用時の圧迫感も少なく、長時間の使用でもストレスフリーだ

 

↑トリプルマイクの搭載に加え、独自技術の「AEM」と「DNN」を採用。外部の騒音と自身の声を認識して、通話中の声だけを強調する。騒がしい環境下でもクリアな音声通話が可能

 

↑新設計のドライバーユニットには、リング状の2つのマグネットを採用。中心部に気流の通り道を設けることで、大迫力の低音を鳴らす。低周波数帯域での感度は前モデルから30%向上

 

↑「HUAWEI AI Life」アプリでは、デフォルト・低音強調・高音強調・音声の4モードや、10段階からEQの設定が可能。ゲームに最適な低遅延モードなどの各種機能も用意する

 

デザインと機能性、そして音質3拍子そろって2万円以下の心意気

昨年登場のフラッグシップモデル「HUWEI FreeBuds Pro2」以降、機能性だけでなく音質にも徹底したこだわりを見せているのが、ファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン。その最新モデルである「FreeBuds5」も、様々な面で注目に値する仕上がりです。

 

特筆ポイントは3つ。デザインと機能性、そして音質です。まずデザインは、装飾品と見紛うばかりの洗練された美しさが特徴。Aplle「AirPods」などと同じくバー付きのインナーイヤー型ですが、曲面構成の有機的なフォルムによって、スマートで上品な印象となっています。

 

このデザインは機能性にも関わっていて、インナーイヤー型ながらANC効果の効き具合も上々。さらに、装着状態や音量レベルを検知して音質を調整してくれるので、細かい設定を面倒に感じるユーザーにもオススメできます。

 

音質に関しても秀逸。デュアルマグネットリング採用のドライバーやLDACコーデック対応などにより、インナーイヤー型完全ワイヤレスとしては望外の迫力あるサウンドを実現しています。これだけ優秀でありながら2万円前後のプライスタグを付けてしまう同社の心意気に拍手!

Razer、完全ワイヤレスイヤホンの上位モデルを発売。超低遅延接続でゲーマーのストレス解消を狙う

Razerは6月30日、完全ワイヤレスイヤホンの新モデルとして「Hammerhead Pro HyperSpeed」および有線イヤホン「Moray」、新シリーズのマウス「Cobra Pro」「Cobra」を発表した。いずれの製品も6月30日より予約を開始している。

 

PC、PS5、Nintendo Switchなどのあらゆる機器に対応した上位モデルのワイヤレスイヤホン

同社はこれまでに、完全ワイヤレスイヤホン「Hammerhead Pro HyperSpeed for PlayStation」「Hammerhead Pro HyperSpeed for Xbox」をラインアップしていたが、今回発表された「Hammerhead Pro HyperSpeed」はその上位モデルとなる。従来機同様、音響などのクオリティをチェックするTHX認証を新製品でも取得。周波数特性や歪み、遮音性などさまざまな観点での厳しいテストをクリアしており、高い音質と、高再現度の音響体験が可能だ。

 

新製品は、あらゆるデバイスに対応した接続方式をアピールしており、同梱されるUSB Type-C接続のドングルを使用すればPC、PlayStation 5、Nintendo Switchなど、幅広いプラットフォームで利用できる。また、Bluetooth 5.3に対応し、PCとスマートフォンへの同時接続も可能。さらにゲームをプレイする際など、集中したい時に着信があっても自動で着信拒否ができる「Do Not Disturb」モードを搭載している。

↑ゲームプレイ時の着信を自動拒否する「Do Not Disturb」モード概要

 

また、同社の独自技術である「Razer HyperSpeed Wireless」により、40ms以下の超低遅延接続を実現。Bluetooth接続時でも60msと、競合他社に比べて優れていることをアピールしている。この機能により、スマートフォンなどでもストレスなくゲームプレイを楽しむことができる。

 

さらに、同社の完全ワイヤレスイヤホンでは初となるQiワイヤレス充電に対応しており、わずらわしいケーブルの抜き差しなくストレスフリーで使用することができる。ケースによる充電込みで30時間バッテリーが持続、ケース内で15分本体を充電した場合には80分の音楽再生(ANCオフ/ライティングオフ時)が可能だ。

↑「Hammerhead Pro HyperSpeed」は、同社初となるQiワイヤレス充電対応

 

アクティブノイズキャンセリングは10段階調整が可能なので、屋外を移動する際などは強度を弱めて使用することで、シーンに合わせた安全性も確保できる。さらにゲーミングデバイスを展開する同社ならではのこだわりとして、「Razer Chroma RGB」対応で、イヤホン本体のロゴ部分がゲーミングカラーに発光するなど、存在感を演出する仕組みも搭載されている。発売日は7月7日予定で、価格は3万3000円(税込)。

 

ゲーマーや配信向けにチューニングされた耳かけイヤホン

同日には、ゲームや配信向けにチューニングされた耳かけタイプの有線イヤホン「Moray」も発表された。こちらもTHX認証を取得しており、映画音響の専門家によりチューニングされた再現度の高いクリアなサウンドと、ハイブリッドデュアルドライバーによる優れた音響設計、また最大36dBのノイズを遮断する優れた遮音性を誇る。

 

マイクは付属していないが、同社製品の配信ユーザー向けに設計されたスタンドマイク「Razer Seiren」シリーズを併用することで、歪みのない安定したトーンの声を提供することができるとのこと。

 

さらに、自分の耳に合ったサイズを選べるシリコン製イヤーチップ3種とフォームタイプイヤーチップ3種、外出先へ持ち運べるキャリケース、カラビナなど豊富なアクセサリが付属しているのも本製品の特徴だ。こちらも発売予定は7月を予定しており、価格は2万1980円(税込)。

↑耳のサイズに合わせて付け替えられるイヤーチップなど、豊富なアクセサリも魅力だ

 

なお、いずれのイヤホンもエルゴノミクス設計で、長時間使用するゲーマーや配信者でも疲れにくい、自然なつけ心地にもこだわっている。

 

3種類の接続が可能。充電切れの心配もなくゲームプレイができるマウス

ゲーミングマウス「Cobra Pro」は、人気の前モデル「Viper Mini」のコンパクトなサイズ感はそのままに、最先端のテクノロジーを搭載した新モデル。解像度の正確性が99.8%と正確なセンサーは、厚さ4mm以上のガラス上でも優れたトラッキング性能を発揮する。また、第3世代オプティカルマウススイッチ搭載で、意図しないダブルクリックでバウンス遅延などを抑え、9000万クリック以上にも耐えられる長寿命も実現している。

 

コンパクトなボディながら、10通りのカスタマイズ可能なコントロール、最大5つのオンボードメモリープロファイル、ホールとアンダーグロー合わせて計11か所の豊富なライティングにも対応している。

 

↑「Cobra Pro」は、「Mouse Dock Pro」(別売)に置くだけでワイヤレス充電が可能

 

接続方法に関しても多岐に渡っており、HyperSpeed Wireless、Bluetooth、有線のUSB Type-Cに対応。充電を忘れてしまった場合でも、充電しながらプレイすることが可能だ。ワイヤレスマウスとキーボードをひとつのドングルに接続できる機能「HyperSpeedマルチドングル」により、USBポートをひとつ解放することもできる。また、別売りの「Mouse Dock Pro」を使用すれば、ドックに置くだけでワイヤレス充電もできる。

 

「Cobra」は「Cobra Pro」と同じ形状で有線接続に対応したモデル。スイッチタイプはCobra Pro同様、第3世代オプティカルマウススイッチを搭載しているが、センサーに関しては同ProがFocus Pro 30K オプティカルセンサーを使用しているのに対し、8500DPIオプティカルセンサーと制限がある。「Cobra Pro」は7月18日発売予定で2万1980円(税込)、「Cobra」は7月7日発売予定で6490円(税込)。

 

同社のリージョナルセールスマネージャー 丸山涼太氏は「エントリーモデルとしてはリーズナブルなCobraを購入して、2個目のマウス購入時には是非Cobra Proを選んでいただきたい」と語った。

↑Razerのリージョナルセールスマネージャー 丸山涼太氏

 

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リモートワークで使えるワイヤレスイヤホンは? プロが教えるシーン別おすすめモデル4選

リモートワークが日常化して、ビジネスにイヤホンは欠かせないアイテムとなった。求められるのは高い通話品質や、長時間使っても耳が疲れないデザインなど、人によってさまざまだと思う。本記事では、AVライターの野村ケンジさんが厳選した、高い通話品質や最新の音響技術を体験できるイヤホンなど、シーン別に注目の4モデルを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

【シーン1】リモートワークで使いたい!

音も機能性もすべて完璧!耳にやさしい最先端モデル

ヤマハ
TW-E7B(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格2万950円

独自の高精度なNC機能や自然なマイク音声が魅力の同社最上位機。耳中を測定して最適な音に自動調整する「リスニングオプティマイザー」や、音量を下げても迫力あるサウンドが楽しめる「リスニングケア(アドバンスド)」など多彩な高機能を持つ。

ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 22時間 (NCオン時※1)
防水性能 IPX5
質量 約7.3g (※2)

 

↑米国Qualcomm社製のBluetoothチップを搭載。「TrueWireless Mir roring」に対応し、音切れの少ない安定した接続を実現する

 

プロの推しポイント!

聴覚保護により長く付き合える製品です

「なんといっても『リスニングケア(アドバンスド)』は重宝します。音量を下げても迫力を失わないため、リモートワークなど長時間の使用でも耳にやさしいサウンドを実現しています」(野村さん、以下同)

 

格別の通話品質を誇るハイコスパモデル

Jabra
Elite 4(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格1万4300円

ビジネス向けのヘッドセットなど、幅広くラインナップする同社の最新モデル。NC機能と良質なマイクを搭載しつつ、手ごろな価格を実現した。片耳モードや音声アシスタント対応などの機能も持ち合わせている。

ドライバー φ6mm
連続再生時間 最大 28時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX5
質量 約4.6g (※2)

↑片耳約4.6gとイヤホンが小型軽量な点が魅力。しかも、イヤホン本体で約7時間の連続再生できるスタミナ性能は頼もしい限りだ

 

プロの推しポイント!

ウエアラブルデバイスとしての機能性が光る一台

「安定した接続性、良質なマイク音声など、ウエアラブルデバイスを手がける同社渾身の逸品。プレゼン時のメインスピーカーは厳しいですが、オンライン会議などでは十分に活躍します」

 

【シーン2】アプリで音質をアレンジしたい!

最新の音響技術を生かした次世代サウンドを体験

Final
ZE8000(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万6800円

超高級クラスからエントリーまで、幅広い価格帯のイヤホン・ヘッドホンをラインナップする同社の最上級モデル。最新の音響工学を活用し、卓越した高音質を実現した。装着感や操作性についても十分に配慮がなされ、独特のイヤホン形状を採用。

ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 15時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX4
質量 約7g (※2)

 

↑プロオーディオツールを参考にしたという専用アプリのイコライザー機能。効果がわかりやすく、音量調整もしやすいので積極的に使いたい

 

プロの推しポイント!

イコライザーを使って自分好みの音を作れる

「音質については別格といえるクオリティ。特に解像度感の高さや自然な音場表現によって、演奏がリアルに感じられます。音が好みに合えば、生涯最高のパートナーになるハズ」

 

【シーン3】先進の機能・装備を自慢したい!

充電ケースで操作できる画期的な次世代モデル

JBL
TOUR PRO 2(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万3000円

スピーカー製品で有名なJBLは、近年 TWSも人気。同社は、充電ケースにタッチパネルを配置し、スマホアプリを立ち上げずに操作可能な革新的な最新モデルをリリースした。進化したNC機能や優れた装着感が魅力だ。

ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 15時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX5
質量 約6.1g (※2)

 

↑ケースのタッチパネルで様々な操作が可能。NC操作や外音取り込みのオン/オフ、イコライザー設定なども行える

 

プロの推しポイント

TWS操作の概念を覆す画期的なモデルが登場

「装着感に優れた本体や同社らしい迫力のサウンドなど、あらゆる点において満足度の高い製品。一番のウリはディスプレイ付きのケースですが、近い将来、類似品も登場しそう!?」

 

※1 充電ケース使用
※2 イヤホン片耳

コレは推せる! プロが厳選した “いい音” 完全ワイヤレスイヤホン3選

人気の完全ワイヤレスイヤホン(以下、TWS)は多彩な機能性もさることながら、音質面でも大きく進化中だ。本記事では、好きな音楽を存分に楽しめる、音質にこだわったイヤホンを、AVライターの野村ケンジさんが厳選。それぞれ「推しポイント」についても解説してもらった。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

使用目的は当然だが重視したいのはやっぱり音質

近年のTWSは、音質・機能ともに日々進化しているが、AVライターの野村ケンジさんによると、「最も重要なのは素の音」だという。

 

「NCや外音取り込みに加え、空間オーディオなどの新表現にも対応してきています。とはいえ、最も重要なのは素の音。機能性だけでモノ選びをせず、実際の音を聴くことも重要です」(野村さん)

 

B&Wならではのリアルなサウンドが体験できる一台

Bowers & Wilkins
Pi7 S2(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格6万3800円

世界中のレコーディングスタジオで採用されるスピーカーブランド、B&Wの最上級TWS。すべての音をリアルに再現する音色傾向はそのままに、接続性やマイク性能、バッテリー持続時間などが向上し、使い勝手の良い製品となった。

ドライバー バランスド アーマチュア トゥイター+9.2mm
連続再生時間 最大 16時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IP54
質量 約7g (※2)

↑タッチパッド内側のアンテナを改良し、接続性を大幅アップ。マイク性能も音質設定を見直すことで大きな進化を遂げた

 

プロの推しポイント!

原音にこだわりたい人にオススメの一台

「同ブランドのスピーカー開発責任者が音質調整に携わっただけあって、B&Wらしい素直な表現の音が楽しめます。B&Wファンはもちろん、リアル志向のサウンドが好みの人に最適」(野村さん、以下同)

 

臨場感溢れるクリアネスなサウンドが魅力

オーディオテクニカ
ATH-TWX9(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万2780円

日本を代表するオーディオブランドの最上級TWS。高性能なハイブリッド・ノイズキャンセリング機能を搭載するほか、マイク性能や操作性など使い勝手に関しても優れた技術が見られる。Snapdragon Soundや360 Reality Audioにも対応。

ドライバー φ5.8mm
連続再生時間 最大 18.5時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX4
質量 約5.4g (※2)

↑左右合計4つの通話用マイクを搭載。配置を工夫し、ビームフォーミング技術と組み合わせることで良質な通話音声を実現した

 

プロの推しポイント!

音質も装着感も妥協したくない人へ

「J-POPからクラシックまで幅広く対応してくれる、メリハリの利いたエネルギッシュなサウンドがとても魅力。絶妙なデザインのイヤホン本体は、小ぶりで装着感が極めて良好です」

 

ピエール中野監修の音とデザインが秀逸

AVIOT
TE-Z1PNK(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万9600円

“日本のブランドが紡ぎ出す、繊細な日本の音” をポリシーに掲げる、同社の旗艦モデル。音やデザインなどは「凛として時雨」のドラマー、ピエール中野氏が開発に携わった。ハイブリットドライバー構成により、迫力を高めるとともにクリアな音色を両立。

ドライバー コアキシャル2way構成
連続再生時間 最大 18時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX4
質量 約7g (※2)

↑平面駆動型とダイナミック型のドライバーを同軸配置。金属ノズルやイヤホン本体にカスタムIEMの技術を投入することで良質なサウンドを実現した

 

プロの推しポイント!

J-ROCKにピッタリの明瞭なサウンドが魅力

「モニターヘッドホンのようで、それとは微妙に異なるサウンドによって、リアルな歌声が楽しめるのが大きな魅力です。また、装着感の良い形状で、長時間使い続けても疲れません」

 

※1 充電ケース使用
※2 イヤホン片耳

数年前とは別格のサウンドが楽しめる! 完全ワイヤレスイヤホン最新4モデルをプロがチェック

ここでは読者人気の高い家電カテゴリを取り上げ、“いま購入時に押さえておきたいキーワード”とともに、最新モデルの魅力を明らかにしていく。今回は、完全ワイヤレスイヤホンを紹介!!

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

<完全ワイヤレスイヤホン>

Trend Keyword《音質カスタマイズ》

人気沸騰中の完全ワイヤレスイヤホンでいま注目されている機能が、音質のカスタマイズ。スマホの専用アプリを使ってイコライザーやサウンドエフェクトを設定し、好みの音質に調整できるというものだ。これに対応する最新4機種の実力をプロがチェックした!

 

私がチェックしました!

AVライター

野村ケンジさん

ポータブルオーディオ、ヘッドホンに詳しいライター。年間300種以上の製品を試聴する。

サイズによる音質の制約をアプリを使った機能で克服

周囲の騒音を除去するアクティブノイズキャンセリング機能や、逆に周囲の音を聞こえやすくする外音取り込み機能は、完全ワイヤレスイヤホンの上位機種ではもはや必須となりつつある。

 

最新トレンドとして挙げたいのが、専用のスマホアプリを使っての音質カスタマイズだ。帯域ごとに音の大きさを変えられる「イコライザー」で、例えば低音やボーカルだけを強調するといった調整ができるモデルが増えている。また、「ポップス」や「ニュース」など聴くジャンルに応じて設定されたサウンドエフェクトを選択できる機種もある。あらゆる使用シーンで、より自分の好みに応じた音質で聴けるようになっているのだ。

 

サイズの制約がある完全ワイヤレスイヤホンは、有線タイプやネックバンドタイプに比べて音質的に不利なのは事実。しかし最新モデルでは、高音質コーデックの採用やサウンドチューニングの向上により、数年前とは別格の良質サウンドが楽しめるようになっている。

 

【その1】業界最高クラスのNC性能を実現

ソニー

WF-1000XM4

実売価格3万3000円

従来機に比べ、NC性能が低音から高音まで全域で向上。イヤーピースの遮音性と装着感も高められた。同社の立体音響技術「360 Reality Audio」に対応し、音質をユーザーごとに最適化した空間表現が可能に。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP●伝送帯域(A2DP):20Hz〜40kHz(LDAC)●充電時間:約1.5時間●Bluetoothバージョン:5.2

 

ドライバー:φ6mm密閉ダイナミック型

連続再生時間:約12時間(NCオフ時)

防水性能:IPX4相当

質量:約7.3g

 

↑豊富な耳形状データを元に、耳の凹凸に干渉しにくい形状を実現。快適な装着感だ

 

↑同社専用の「Headphones Connect」アプリ。NCや外音取り込みのレベルを細かく調整可能

 

【Impression】

ハイレゾ音源の魅力をしっかりと感じられる良サウンド

新開発のイヤーピースで遮音性と装着感が向上。アクティブノイズキャンセリングの効き具合は自然で違和感がない。帯域バランスは低音がやや強めだが、高域がしっかりまとめられているのでとても聴きやすく、長時間リスニングも聴き疲れのない良サウンド。LDAC対応で、ワイヤレスでもハイレゾ品質を楽しめるのもイイ。

 

[5点満点で評価]

解像度:5.0/5.0

低音の迫力:4.0/5.0

装着感:4.5/5.0

アプリの操作性:5.0/5.0

機能性:5.0/5.0

 

【その2】一流アーティストがサウンドチューニングを手がけた異色作

 

 

ANIMA

ANW01

実売価格1万6980円

サウンドプロデューサーのTAKU INOUE氏がサウンドチューニングを監修。視聴環境や音楽ジャンル、生活シーンに応じたチューニングパターンを選択できる。音質プロファイルはダウンロードで追加可能。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC、optX●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP、SPP●充電時間:約1時間30分(イヤホン)●Bluetoothバージョン:5.1

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約6時間(aptX接続時)

防水性能:IPX7相当

質量:約4g

 

↑独自開発のドライバーで採用している「CoClear振動板」。小型軽量化と音質を両立した

 

↑アプリ「ANIMA Studio」。音質カスタム用データの追加やシステムボイスの変更などが行える

 

【Impression】

クラブミュージックが似合う心地良い重低音を響かせる

オートペアリング、Bluetooth 5.1の接続安定性、AAC/aptXコーデック対応による良音、MEMS型マイク搭載による聴き取りやすい通話音声、防水性能など、最新トレンドの多くを押さえた性能が光る。チューニング機能では、「NIGHT」は低音の響きが心地良い重低音、「MIDNIGHT」はキレの良い迫力の重低音が楽しめる。

 

[5点満点で評価]

解像度:3.5/5.0

低音の迫力:5.0/5.0

装着感:4.5/5.0

アプリの操作性:3.5/5.0

機能性:4.0/5.0

 

【その3】テクニクスの音響技術による高音質サウンドが魅力

テクニクス

EAH-AZ70W

実売価格2万7000円

テクニクスの音響技術による高音質とハイレベルのノイズキャンセリングを両立。Bluetoothアンテナとタッチセンサーを共用することで小型化と安定した接続性を実現した。高性能マイクの採用で通話も快適。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC●充電時間:約4時間(イヤホン+充電ケース同時)、急速充電:15分(約70分再生/NCオン時)●Bluetoothバージョン:5.0

 

ドライバー:φ10mmダイナミック型

連続再生時間:約6.5時間(NCオン時)

防水性能:IPX4相当

質量:約7g

 

↑振動板の素材や本体の構造は音響特性に優れ、原音の躍動感と豊かな空間性を実現

 

↑専用アプリ画面。好みの音質にカスタマイズできるイコライザーや、本体を探す機能を備える

 

【Impression】

ワイヤレスと思えない自然で良質な音を楽しめる

Bluetooth接続とは思えない良質な音が楽しめる。人間らしさを感じる生き生きとしたボーカル、自然な音色のアコースティック楽器など、テクニクスならではの音楽性の高いリアリティ志向のサウンド。接続安定性も高く、見通しの良い市街地では30m離れても接続が切れなかった。NCは自然で、オン/オフ時の音質差が小さい。

 

[5点満点で評価]

解像度:4.5/5.0

低音の迫力:4.0/5.0

装着感:4.0/5.0

アプリの操作性:4.5/5.0

機能性:4.5/5.0

 

【その4】ピュアオーディオの手法を応用して高音質化

NUARL

N6 Pro2

実売価格1万6500円

振動板やボイスコイルにこだわった「NUARL DRIVER[N6]v5Xモジュール」を内蔵。内部配線には損失の少ない銀メッキ加工の7N OCCを採用するなど、ピュアオーディオに用いられる手法を用いて高音質を実現した。

SPEC●対応コーデック:AAC、SBC、aptX、aptX Adaptive●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP●充電時間:1.5時間●Bluetoothバージョン:5.2

 

ドライバー:φ6mm

連続再生時間:約10時間(SBC/AAC)

防水性能:IPX4

質量:約7g

 

↑左右共通の3ボタンで片側のみでも使用可能。通話が高音質で耳を圧迫しないため、テレワークにも適する

 

↑専用アプリ「N6 Connect」。音質カスタマイズのほか、ボタンの機能設定などが可能だ

 

【Impression】

利便性や安全性はそのままに音質がより向上している

シリーズ前モデルで好評だった「左右共通の3ボタン」や「安全なバッテリー」などの基本性能はそのままに、さらに音質を追求。サウンドはエネルギッシュで勢いがありつつ、細部の描写をしっかりと拾い上げる質の良さも併せ持つ。アプリからイコライザーの切り替えができるなど、手軽に音質カスタマイズが可能となっている。

 

[5点満点で評価]

解像度:4.5/5.0

低音の迫力:4.5/5.0

装着感:4.0/5.0

アプリの操作性:4.5/5.0

機能性:4.0/5.0

 

【Other Choice】

コレも注目! U-1万円は“超コンパクト”がトレンド

1万円以下で手に入るエントリーモデルは、“超”小型軽量化がトレンド。イヤホン本体だけでなく、充電ケースもコンパクト化が進んでいるが、チップの改良によりスタミナは十分だ。

 

【Choice.1】シリーズ最小モデルはスマホアプリでイヤホンを探せて機能も充実!

GLIDiC

Sound-Air TW-4000

実売価格8030円

本体も充電ケースもコンパクトでかわいらしい。カスタムイヤホンメーカー監修の独自イヤホンで、快適なフィット感も実現した。外音取り込み機能を備え、イヤホンを着けたまま周囲の音を聞き取れる。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約6時間

防水性能:IPX4

質量:約4g

 

【Choice.2】リラックスできる、聴き疲れしない自然な音質

ag

COTSUBU

実売価格6480円

シリーズ最小・最軽量モデル。オートペアリングや自動片耳モードなど、使いやすい機能を追求した。オーディオブランドfinalがチューニングしたサウンドは、聴き疲れしない自然な仕上がりだ。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約5時間

防水性能:IPX4

質量:約3.5g

 

【Choice.3】上位モデルの高音質を受け継いで小型軽量化

NUARL

N6 mini

実売価格9770円

同ブランドの上位機種にも採用される「”NUARL DRIVER” [N6]v3」を搭載。全帯域にわたってキレとパワフルさを両立させたサウンドを再生する。Bluetoothは高音質コーデックのaptXにも対応。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約8時間(SBC/AAC再生時)

防水性能:IPX7

質量:約4.5g

 

●アイコンの「質量」はすべてイヤホン片耳の数値

専門店スタッフが選んだ玄人好みの「完全ワイヤレスイヤホン」Best4はこれだ!

完全ワイヤレスイヤホンは現在認知度が上がってきていますが、市場に出ている製品は玉石混交。ここでは、あまり知られていないが高性能な、ツウ好みのモデルを専門店スタッフがレビューします。

 

【e☆イヤホン秋葉原店のスタッフふたりが評価】

シャツ(長め)さん

ヘッドホン担当。バンドでベースを務めています。アニメが大好きで、いま推しの声優は内田真礼。

 

モアナさん

新品担当。好きなアーティストはChara、YUKI、aikoなど。お酒も大好きな期待の若手スタッフです。

 

 

【市場解説】防水仕様で装着感の良い「スポーツ仕様」がトレンド

AppleのAirPodsを皮切りに、ソニーやボーズなど大手メーカーが続々と完全ワイヤレスイヤホン市場へ参入。オーディオで一番ホットなジャンルになりました。

 

完全ワイヤレスイヤホンの最新トレンドは「スポーツ仕様」。防水機能はいまや当たり前で、激しい動きをしても外れないよう、各社が独自のテクノロジーにより装着感を高めたモデルも多いです。また、充電ケースの性能も高められ、大容量バッテリーを備えるだけでなく、5分ほどの充電で使えるようになるクイックチャージ対応機もいくつか登場しています。

 

完全ワイヤレスはBluetoothモジュールやバッテリーなどを筐体に内蔵するため、必然的にネックバンド型よりも大型になります。そのため、デザインに注力したモデルが多いのも特徴。アクセサリー感覚で身に着けられるものも登場し、女性人気を集めそうです。

 

 

【第4位】

低遮音イヤピースを同梱しランニング中の安全性に配慮

JVC

HA-ET900BT

実売価格1万5390円

イヤフィンが回転する独自の「ピボットモーションサポート」により、様々な耳の形や大きさに対応。安定した装着性を実現した。IPX5相当の防水性能を備え、水洗いも可能です。周囲の音が聞こえやすい低遮音イヤピースを同梱します。【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホンフル充電:約2時間】【防水:IPX5相当】【片側質量:約6.5g】

 

【装着イメージ】

【ケース】

↑イヤホンは約3時間再生で、ケースで2回フル充電。ケースは防滴仕様でクリップ付きポーチが付属します

 

【評価】スポーツ向けゆえ犠牲にした性能も

装着感の追求や水洗い対応など、スポーツ向けに特化。それゆえにスタミナ不足や機能の乏しさは否めません。破損や紛失時の補償制度はうれしいです。

 

【e☆イヤスタッフのココがイイ!】

バッテリー残量をアプリで確認できる

独特の縦長ボディで装着時の3点支持構造を実現し、フィット感を高めています。アプリと連携してバッテリー残量の確認などが行えるのも便利です。(シャツ(長め)さん)

 

ユニセックスで使えるカラーとデザイン

ブルー(上の写真)のほか、イエローやレッドなどビビッドな色で展開し、デザインもユニセックス。低音に迫力があり、ヒップホップなどにマッチします。(モアナさん)

 

【第3位】

独自のイヤフィンがフィットし激しい動きでもズレにくい

Jaybird

Jaybird RUN

実売価格2万5090円

防汗・耐水性能を備えるランナー向けモデル。同梱する数種のイヤピースとイヤフィンにより様々な耳型に対応し、激しい動きでもズレにくいです。専用アプリを利用して音源をカスタマイズできるイコライザ機能がユニークです。【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホン:フル充電2時間】【防水:対応】【片側質量:約6.8g】

 

【装着イメージ】

【ケース】

↑イヤホンは4時間再生可能で、ケースで2回フル充電できます。5分の充電で約1時間再生できるクイックチャージに対応

【評価】スタミナ不足だがクイックチャージが◎

スタミナ性能はいまひとつですが、クイックチャージに対応するのは便利。音質はフラットなので、イコライザで自分好みにカスタマイズしたいですね。

 

【e☆イヤスタッフのココがイイ!】

イヤホンをなくしてもアプリで捜索できる

二重の疎水性ナノコーティングで、汗に含まれる酸からも筐体を守ります。イヤホンをなくしたときに、アプリと連携して探せる機能もうれしい!(シャツ(長め)さん)

 

ケースが小型軽量で持ち歩きにも便利

フィット感が高く、運動しているときも落ちる心配がありません。ケースは軽量コンパクトなので、ポケットに入れて持ち歩いても気にならないです。(モアナさん)

【第2位】

スマホなどに給電できる大容量バッテリーケースが魅力

SOUL

X-SHOCK

実売価格1万3820円

独自のサウンドチューニングにより、バランスの取れた深い低音を実現。人間工学に基づいて装着感を高めた設計とIPX5の防水仕様で、スポーツ時の使用に最適です。ケースに大容量バッテリーを搭載し、イヤホンを18回充電できます。【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホンフル充電:1.5時間】【防水:IPX5相当】【片側質量:6g】

 

【装着イメージ】

【ケース】

↑充電ケースは3000mAhのバッテリーを積み、最大約54時間の再生に対応。スマホなどの外部機器も給電可能です

 

【評価】低音重視のサウンドは好みが分かれそう

モバイル充電器として使える大容量バッテリー搭載ケースは利便性が高いです。サウンドは低音を強化したチューニングで、好みが分かれるところ。

 

【e☆イヤスタッフのココがイイ!】

テンポが速い曲との相性がピッタリ!

広がり感のある滑らかな低音が特徴。ロックやパンクなどテンポの速い曲との相性がピッタリでした。ケースはバッテリー容量のわりに小さいのも◎。(シャツ(長め)さん)

 

ペアリングが簡単で誰でもすぐに使える

スマホなどとのペアリングはイヤホンをケースから取り出すだけで、デジタルが苦手でも安心! 低音は重い感じではなく、私は聴きやすかったです。(モアナさん)

 

 

【第1位】

メモリ内蔵やジェスチャー操作など多機能すぎる完全ワイヤレス

BRAGI

The Dash Pro

実売価格4万6310円

4GBの内蔵メモリに最大1000曲の音源を収録でき、スマホなどと接続しなくても音楽を楽しめます。IPX7相当の防水性能や、心拍数や消費カロリー、歩行距離などのトラッキング、ヘッドジェスチャー操作対応など、圧巻の機能性。【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホンフル充電約1.5時間】【防水IPX7相当】【片側質量:13g】

 

【装着イメージ】

【ケース】

↑イヤホン本体で最長5時間の連続再生に対応します。充電ケースがフル充電の状態で本体を5回充電可能

 

【評価】多機能ゆえの「重さ」以外は極めて優秀

多機能ぶりは圧巻で、音質や使い勝手も及第点。多機能ゆえに筐体がかなり重く、そのぶん装着感は犠牲となりました。高額なのもネックか。

 

【e☆イヤスタッフのココがイイ!】

ベース音が強めだが高音もしっかり鳴らす

完全防水仕様なので、プールなどでも使えちゃうのがスゴい! 少しベース音が強く出る印象の音質ですが、低音から高音までしっかり鳴らせます。(シャツ(長め)さん)

 

スマホの電池切れが気になる人にオススメ

スタンドアロンで音楽を楽しめるので、BT再生でスマホの電池切れが気になる人にオススメ。有線イヤホンにも劣らない臨場感のある音質も優秀です。(モアナさん)

 

【こちらも注目!】

e☆イヤスタッフの超私的オススメ品

ランキング外となりましたが、スタッフふたりが激推しするモデルをそれぞれ紹介。いずれもトガった個性を持ち、刺さる人も多いはず!

 

モアナさんの超私的オススメ品

Dearear

OVAL

実売価格1万3820円

「美しいデザインが魅力。音の解像度は高く、IPX4防汗仕様の本格設計です。環境音取り込み機能も備えます」【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホンフル充電:2時間】【防水:IPX4相当】【片側質量:非公表】

 

シャツさんの超私的オススメ品

 Anker

 Zolo Liberty+

 実売価格1万4980円

「まだ数少ないBluetooth 5.0対応モデルで、音途切れとは無縁。ケース使用で合計48時間再生のスタミナも魅力です」【再生周波数帯域:20Hz〜20kHz】【イヤホンフル充電:非公表】【防水:IPX5相当】【片側質量:非公表】