【8月23日開幕】FCバルサの3連覇を阻止せよ!「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2018」を見逃すな!

いよいよ今年も真夏のビッグイベントが迫ってきました。U-12のカテゴリーにおいて、名実ともに世界ナンバーワンのサッカークラブ、FCバルセロナが参戦する『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2018』が、今年は8月23日から開幕します。

 

昨年の模様はこちらからチェック!
「最強クラブ・バルサとの真剣勝負で世界をつかめ! ワールドチャレンジ2017観戦記」

 

今年の決戦の地は大阪に決定!

6回目を迎える今大会は、舞台を東京から大阪へと変更。国内外から参戦する24クラブが8月23日から4日間をかけて戦い、各4チームによるグループリーグを経て、ノックアウト方式による決勝トーナメントでその頂点を争います。

 

会場変更について、大会実行委員長の浜田満さんは、「今年から会場が東京から大阪に移したのは、東京での認知度は高くなったのですが、ほかの地域での認知度はまだ高くなかったこと、またさまざまな地域で開催することにより、日本全国の子どもたちに均等にチャンスが与えられるような環境を作りたいという思いもあって、関西での開催を決定しました」と、その理由を説明してくれました。

 

昨年度大会で言えば、3000人を超える入場者数を記録したとのこと。この数字は、カウントの仕方が違うとはいえ、J2リーグの下位チームの平均入場者数に相当します。東京開催で培ったベースを活かし、今年は大阪を舞台に、その裾野を広げていく。会場変更は、将来的に世界一の大会を目指している『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』のステップアップと言えるでしょう。

↑この大会では、ひとりでも多くの子供たちに“世界”と戦う経験を提供したいとの思いから2014年度大会から街クラブ枠を設立。今大会も5つの街クラブが参戦します
↑この大会では、ひとりでも多くの子供たちに“世界”と戦う経験を提供したいとの思いから2014年度大会から街クラブ枠を設立。今大会も5つの街クラブが参戦します

 

出場チームは昨年同様全24クラブで、海外からは前回大会覇者であるFCバルセロナ(スペイン)をはじめ、プレミアリーグの強豪アーセナルFC(イングランド)、北米予選を勝ち抜いたクラブ・ティフアナ(メキシコ)、中国サッカー協会U-12選抜(中国)、富力サッカー学校U-12選抜(中国)、5クラブが参戦。

 

国内からは、Jクラブ予選を勝ち抜いた8つのJクラブ下部組織(北海道コンサドーレ札幌U-12、栃木SCジュニア、大宮アルディージャジュニア、浦和レッドダイヤモンズジュニア、清水エスパルスU-12、名古屋グランパスU-12、ヴィッセル神戸U-12、サンフレッチェ広島FCジュニア)に加え、5つの街クラブ――FCパーシモン(神奈川/プレミアリーグU-11チャンピオンシップ優勝)、ヴェルディ サッカースクール 岩手U12(岩手/岩手会場優勝)、FC大泉学園(東京/東京会場優勝)、大阪市ジュネッスFC(大阪/兵庫会場優勝)、FC Ants(熊本/山口会場優勝)が本大会へと勝ち上がってきました。

↑東京会場の決勝ではFC大泉学園(写真)がVITTORIAS FC.jrを1対0で下して初出場を果たすなど、今大会も各予選から激しいバトルを繰り広げています
↑東京会場の決勝ではFC大泉学園(写真)がVITTORIAS FC.jrを1対0で下して初出場を果たすなど、今大会も各予選から激しいバトルを繰り広げています

 

そのほか、開催枠としてJFAトレセン大阪U-12、湘南ベルマーレアカデミー選抜、ワールドチャレンジ街クラブ選抜、本田圭佑選手(パチューカ/メキシコ)がプロデュースするSOLTILO WORLD SELECTを合わせた計24クラブが参加します。

 

世界最強FCバルセロナを止められるか?

今大会最大の見どころは、大会の目玉チームでもあるFCバルセロナが、大会3連覇を成し遂げるかどうか?

 

現在、FC東京でプレーしている久保健英くんがFCバルセロナの一員として参戦した、2013年度大会の初優勝を皮切りに、これまでバルセロナは、5大会中4度優勝しています。2015年度大会の準決勝で、東京都U-12相手に唯一黒星を喫していますが、こちらも1対1のPK戦によるもの。公式戦においてPK戦は引き分け扱い。いまだFCバルセロナはこの大会で“無敗”を誇っていると言っていいでしょう。

 

そんな世界最強のFCバルセロナをどのチームが止めるのか、というのは、今大会でも最大の注目ポイントでもあると同時に、日本チームのモチベーションにもなっているのです。

↑昨年度大会ではバルセロナがこれぞ“世界基準”という圧巻のパフォーマンスを披露。決勝では東京都U-12を2対1で破り、2大会連続4度目の優勝を飾りました
↑昨年度大会ではバルセロナがこれぞ“世界基準”という圧巻のパフォーマンスを披露。決勝では東京都U-12を2対1で破り、2大会連続4度目の優勝を飾りました

 

果たして今年のFCバルセロナは、どれくらい強いチームが来日するのか――。前述の浜田さんにふたたび聞いてみると、興味深い言葉が返ってきました。

 

「今年のバルセロナはとても強いです。連覇を果たした昨年のチーム以上でしょう。とくに今年のバルセロナはいままで以上に攻撃力が売りのチームです。昨年度のスペインの国内リーグ戦では1試合平均6ゴールを挙げています。つまり今大会でも、毎試合、彼らが6ゴールを決める可能性がある、ということ。観ていてワクワクするゲームを見せてくれることは間違いありません」

↑会場を東京から大阪に移して行われる記念すべき今大会、「昨年のチーム以上に強い」と言われる今年のバルセロナには、初の大会3連覇への期待がかかっています(写真は昨年度大会)
↑会場を東京から大阪に移して行われる記念すべき今大会、「昨年のチーム以上に強い」と言われる今年のバルセロナには、初の大会3連覇への期待がかかっています(写真は昨年度大会)

 

「ローマは1日にしてならず」という言葉があるように、ロシアワールドカップでベスト16進出を果たすなど、近年の日本サッカーのレベルが上がっているとはいえ、世界のトップと比べると力の差がありました。だからこそ、その差を縮めるためにも、いわゆる“ゴールデンエイジ”と呼ばれるジュニア世代から“世界基準”を肌で感じることが大切であると、浜田さんは話します。

 

「ワールドカップでは、日本代表が素晴らしいパフォーマンスを見せ、ベスト16という成績を収めました。しかし、ディティールに目を向けると、まだまだ世界トップとの差はあらゆる部分で大きいと改めて感じました。トップチーム同志の戦いのなかで見える大きな差は、ジュニア年代ではどういった形で表れているのか。ぜひ、会場に足を運んで、自身の目で見て感じていただければと思います」

 

ヨーロッパのサッカーシーズンは秋に始まって春に終わります。いわゆる秋春制となるため、FCバルセロナの彼らにとっては、ちょうど新シーズンの開幕に向けて新チームがまさに始動する時期。7人制から11人制へと切り替わるこの時期の大会を重視し、毎年“本気モード”で挑んできます。

 

バルセロナの3連覇なるか、日本勢の初優勝なるか??。8月23日のオープニングゲームからハイレベルな戦いが繰り広げられることは間違いないでしょう。

 

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2018 https://u12-juniorsoccer-wc.com/2018/

 

取材・文=小須田 泰二 撮影=田口陽介、n.プロジェクト(2017年)

 

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巨大メッシがモスクワに出現! ロシア人の注目を集める「ワールドカップキャンペーン」5選

ワールドカップ一色となっているロシア。テレビには朝から晩まで参加チームの動向や試合結果が映し出される一方、公共交通機関ではワールドカップの巨大広告があちこちで見られます。実際にロシアにおいて大手グローバル企業はワールドカップでどんな宣伝を行い、ロシア国民や世界中のサッカーファンにブランドや製品・サービスを伝えているのでしょうか? 本稿では5つの企業の取り組みをご紹介します。

 

1: アルファバンク

ロシア最大の民間銀行の「アルファバンク」は2018FIFAワールドカップロシアの公式銀行でもあります。同行は広告モデルにアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手(FCバルセロナ所属)を起用。アルファバンクを利用すると、ワールドカップのシンボルを含む5000種類の記念品と3000枚の観戦チケットが当たるプレゼントキャンペーンを展開しています。

 

また、同行は開幕の220日前にモスクワ中心地に壁画を公開したことでも話題になりました。5階建てにもなる建物の壁全体を使ってメッシ選手を描いたのです。短期間のうちに突如として現れたアートにロシア国民が仰天。この壁画はモスクワ中心地にいくつか描かれているので、探しているロシア国民もいます。

 

2:ヒュンダイ/キア

FIFAのパートナー企業の韓国自動車メーカーの「ヒュンダイ/キア」は、ロシアで著名なユリ・ダッド氏 ブランド大使として起用。彼は有名なブロガー兼ジャーナリストで、ロシアのスポーツサイト「Sports.ru」の編集長でもあります。彼のYouTubeチャンネルは 2018年6月現在、320万人の視聴者を抱え、3億回以上の再生回数も叩き出しています。

 

ワールドカップの期間中、ダッド氏の強力な情報発信力によってブランド力の向上を図り、ワールドカップ開催に合わせて、車体の屋根やトランク、足のマットにエンブレムが刻印された「ワールドカップ限定モデル」を約1万台販売。限定モデルやキャンペーン対象車を買うとチケットが当たるキャンペーンも展開中です。

 

また、モスクワの中心地にある販売店では、店舗のガラス窓にもワールドカップにまつわる仕掛けが施されているのです。この販売店は横8mにもなる大通りに面しているのですが、なんとワールドカップ期間中は店舗のガラス面が「インフォメーションボード」に変身。画面にはワールドカップのスケジュールや対戦表などが24時間映し出され、旅行客などを含めた道行く人々に情報を提供しているのです。

 

3:Visa

FIFAのパートナー企業の「Visa」はオンラインでコンテストを展開しています。Visaカードの利用者が「FIFAワールドカップVisa!」プログラムに登録すると、大会最終日に「選手とともにピッチに入れる」というキャンペーンを実施しています。2018年4月から7月までの期間中、1回の買い物などで500ルーブル(約1,000円)以上、さらに15回以上Visaカードで支払いをすれば応募権利が与えられます。当選者は5名という少ない枠ですが、熱狂的なサッカーファンにとって、たまらないこのプログラム。近年になって、ようやくクレジットカード決済が定着してきたロシアですが、このキャンペーンに釣られてさらに使用者が増えそうです。

4:ウブロ

スイスの高級腕時計ブランドの「ウブロ」は、ワールドカップ開幕の1000日前に、赤の広場にあるクレムリンの前でゴージャスなものを設置しました。それはワールドカップのカウントダウンモニュメント。真っ赤なこのモニュメントは赤の広場の建物や雰囲気に見事に合い、カウントダウン用電子時計のほか、巨大なウブロの時計もはめ込まれています。ワールドカップが始まり、このモニュメント前では記念写真を撮る人たちが長蛇の列をなしています。

 

ウブロは「ワールドカップ・スペシャルスマートウォッチ」も展開中。スマートウォッチでは、試合のスケジュールや開始時間のリマインド、登録チームの動向が随時ポップアップ表示されるようになっているうえ、アンドロイド対応のアプリも使用できます。注目チームの動向を常に追いかけることができるのはもちろん、グーグルマップも搭載しているので、開催地スタジアムまで迷うこともないでしょう。

 

5:コカコーラ・ロシア

FIFAのパートナー企業の「コカコーラ・ロシア」は、コカコーラ、ファンタ、スプライトなどの対象商品についたシールを集めることで、プレゼントが必ずもらえるキャンペーンを実施しています。シール60枚では、赤と黒のふかふか「特製サッカーボール」が、40枚では「自分の名前入り特製ユニフォーム」がもらえる仕組みです。その他にも色々なプレゼントが合計100万個以上準備されているそうです。それらすべてが必ずもらえるとあってか、多くの人が意欲的にシールを集めているようです。

各社とも、それぞれの個性を生かした魅力的かつ印象的なキャンペーンを実施しています。ワールドカップでどの企業がどれくらい儲かるのか? 試合内容や結果のみならず、各企業の動向にも注目してみると、ワールドカップがより一層楽しくなるかもしれません。

ビーサンが「秀逸で美しい」と大評判!! ロシアワールドカップ「現地人気グッズ」5選

コロンビアを2-1で下し、初戦を勝利で飾った日本代表。大方の予想を覆す結果に国中が喜びました。日本サッカー界の新たな歴史を作ったとも言われるだけに、ほしくなるのがワールドカップのアイテムです。現地ロシアでも公式グッズは大盛況。特にTシャツは種類が豊富で、499ルーブル(約1000円)~と比較的お手ごろな価格で販売されています。他にもいろいろなグッズがありますが、本稿ではロシアの大手スポーツ店で売られているグッズの人気を現地口コミ評価とともにご紹介します。

 

[アクセサリー編]

2018年FIFAワールドカップ ビーチサンダル

699ルーブル(約1400円)

 

夏目前のロシアでは、国旗と同じ3色を使ったビーチサンダルが帽子やカバンなどよりも好評のようです。青の底に赤い鼻緒、サンダル面には白でロシアの文字と彩りが鮮やか。サッカーボールがゴールに向かって飛んでいくような絵がダイナミックに描かれています。

 

[購入者の口コミ]

女性から男性サイズまで幅広く揃っているので、夫婦やカップルで揃えられてよいですね。サンダル面のデザインもなかなか秀逸で美しいです。

 

[Tシャツ編]

2018年FIFAワールドカップTシャツ(赤の広場モデル)

999ルーブル(約2000円)

 

ワールドカップグッズのなかで人気があるのはTシャツです。スタジアムへ応援に行くサポーターはもちろん、お土産としても好評。Tシャツは公式キャラクターがプリントしてあるものやロシア国旗、FIFAの優勝トロフィーなどがデザインされたものがあります。Tシャツのなかで一番人気は「赤の広場、玉ねぎ頭のワシリー寺院、インペリアル・イースター・エッグ、マトリョーシカ」などロシアで有名なものがふんだんに描かれたもの。外国人にはもちろん、ロシアらしさを前面に押し出した柄は愛国心が強いロシア人にも大人気です。

 

[購入者の口コミ]

サラサラとした生地で着心地がよく、真っ赤な色がスタジアムでも目立ちそう! 少し長めの丈もうれしい配慮です。

[ボール編]

2018年FIFAワールドカップ ミニサッカーボール

599ルーブル(約1200円)

 

ワールドカップイヤーの今年、子どもへの誕生日プレゼントの定番となりました。直径12センチということで、小さな子どもでも遊べて、価格の手ごろさとデザインの豊富さが人気の秘密。マスコットや国名が入ったデザインがあるなか、人気が高いものは、Tシャツ同様、赤の広場や玉ねぎ頭のワシリー寺院、インペリアル・イースター・エッグ、マトリョーシカといったロシアで有名なものが描かれたもの。特に一番人気なのは金色のボールで、外遊びで使うとかなり目立つでしょう。

 

[購入者の口コミ]

鮮やかな色がとてもよく、子どもがこれを使って喜んで遊んでいます。デザインが豊富なので友だちと被らなさそうだし、小ぶりなのでインテリアとして飾ってもよいかなと思います。

[応援グッズ編]

2018年FIFAワールドカップ スティックバルーン

69ルーブル(約140円)

 

優勝トロフィーと公式キャラクターが描かれたスティックバルーン。2本で1セットとなっており、付属のストローで膨らますだけで応援グッズができあがります。また、空気を入れた後でも空気を抜くことができるので再使用も可能。かさばらず簡単に持ち運べて便利です。

 

[購入者の口コミ]

とにかく安いし、試合後は持ち帰って子どものおもちゃにすることもできます。ワールドカップ気分を味わいながら2度楽しめる。コスパが優れていると思います。

 

[お土産編]

2018年FIFAワールドカップ公式キャラクターフィギュア

149ルーブル(約300円)

お土産として人気なのは、この14センチの小さい公式キャラクターフィギュア。プチプライスも魅力的ですよね。しかも、きちんと個包装されているので渡すときにもとても便利です。ヘディングしたりボールをくわえたりと、かわいい仕草が特徴で、ちょっとしたお土産として十分でしょう。デザインは全部で17種類あり、選ぶほうも見るほうも楽しませてくれます。

 

[購入者の口コミ]

お手ごろな価格のため、会社や友人に配る用にもってこいのグッズ。移民が多いロシアで、特定の国名が入っていない公式キャラクターのフィギュアはもっとも無難なお土産で便利です。

 

ワールドカップ人気グッズ5選はいかがでしたでしょうか? ここでは紹介できませんでしたが、他にも鮮やかな色使いとロシアらしさ全開のデザインが特徴のアイテムがいろいろあります。4年に1度の戦いに華を添える応援グッズ。日本で取り扱っているものもありますが、現地で試合を観戦される方はぜひチェックしてみてください。

ワールドカップの熱狂を足元から!! ナイキの名作に国旗パターンをあしらった限定モデル

いよいよワールドカップも開幕して、サッカーフィーバーも本番を迎えている今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?お家でテレビ観戦という方が大半かと思いますが、 スポーツバーで盛上がる方もいるでしょうし、開催地のロシアへも行っちゃう方もいるかもしれませんね! いずれにしても、サッカーワールドカップの勢いはスニーカー界でも強く感じられます。そのパワーを感じさてくれるのがコレ、 「ナイキ エア ズーム スピリドン 16 WC」です。

こちらはロシアで行われているサッカーの祭典、FIFA ワールドカップに合わせて登場した、1990年代に誕生した名作「ナイキ エア ズーム スピリドン」の限定モデルとなります。清潔感あるホワイトをベースにして光の当たる角度によって色合いが変化するイリディセント素材をスウッシュマークに採用。さらに国旗を並べたグラフィックを使用しているのです。

 

世界的なイベントを象徴する限定デザインに要注目!

アッパーのトウからぐるりと360度にわたってナイロンのオーバーレイが配されていて、そこには万国旗のパターンがプリントされています。国際色満点!

 

インレイにはメッシュが採用されていて、通気性はバツグン。思わず観戦に熱が入っても、シューズ内を快適に保ってくれますね。

 

お馴染みのスウッシュマークにはイリディセント素材を採用していて、見る角度や光の加減によって様々な表情を見せてくれます。

 

ヒールのナイロンテープにもスウッシュマークと同様のリディセント素材を使用。万国旗のプリントと相まって、カラフルに彩ってくれます。

 

万国旗をあしらったデザインがカラフルで印象的ですね! 当然のことながら、サッカーのユニフォームジャージとも好相性なので、サムライブルーのシャツに足下はぜひとも本作がオススメです。ワタクシ個人的にはサッカーワールドカップだけじゃなく、すべての国際大会での観戦シーンにピッタリかと!

NIKE AIR ZOOM SPIRIDON ’16 NIC QS
1万7280円

3/4レングスのZoomAirユニットが、柔らかく弾むような履き心地を提供するナイキ エア ズーム スピリドンをベースに、アッパー全面に国旗パターンをあしらったプレミアムモデルです。

 

■atmos Flagship Store(アトモス フラッグシップストア)
東京都渋谷区神宮前6-23-2
問い合わせ/03-6427-6366
http://www.atmos-tokyo.com/shop/store/shopdetail.aspx?shop=b11

ロシアW杯のメインスタジアムがすんごい! 伝統とハイテクが融合した「ルジニキスタジアム」の5つの見所

まもなく開幕するサッカーワールドカップのロシア大会。そのメインスタジアムとなっているモスクワの「ルジニキスタジアム」が3年がかりの改築を経て完成しました。開幕戦と準々決勝、準決勝、決勝の試合がここで行われます。今回はロシアの技術を結集した「世界最高峰のスタジアム」と呼び声も高いこのスタジアムの見所を5つご紹介します。

 

1:排水&暖房装置で芝を管理

このルジニキスタジアムは1956年開場当時から天然芝でしたが、ロシアの過酷な気象条件により、芝の生育環境が悪く一部は腐敗してしまっていました。

 

そのため2008年に行われた公式試合では、イングランドの選手が腐った芝で転倒するという事件もおきました。この事件をふまえ、新しい天然芝はピッチの下に35キロにも渡る排水装置を設置。これによって、仮にスコールなどが起きた場合でも天然芝部分の水を排水できるようになりました。

 

また、こだわりの天然芝を常に美しい緑で保てるように、いろいろな工夫が施されています。コートの横幅111メートルに合わせた巨大な照明装置が10機も完備され、天然芝の下には暖房装置を配置。モスクワは日照時間が少ないうえに冬はマイナス30度にもなるところですが、照明のおかげで芝は一年中青々とした状態を維持でき、暖房によって芝の表面温度を常に15度の適温に保つことができるようになったのです。

 

さらに驚きなのは、天然芝がずれることがないよう特別なナイロン糸で根っこ同士を縛ってあるということ。選手たちは最高のピッチコンディションでプレーできることでしょう。

 

2:屋根自体がスクリーン

スタジアムの屋根は楕円形になっており、天候に合わせて開閉することができます。これは天然芝の風通しにも重要な役割を果たしているのですが、実はよくある平凡な開閉式屋根ではありません。

 

なんと屋根自体が巨大スクリーンになっており、文字や映像を映し出すことができるのです。選手名や得点、ハイライトなどをオンタイムで表示することが可能。従来のスクリーンと比べて、かなり臨場感がありそうですね。

 

3:どの席からも最高の眺め

世界中のいろいろなスタジアムでも見られますが、シートの配置や建物の設計の都合で、せっかくお金を払って来たのに肝心のピッチが見えにくい席があります。実際、旧ルジニキスタジアムでも全体の10%ほどがこのような席でした。新スタジアムは特別な設計を施すことでそれらをなくし、どの席からでもピッチ全体がきれいに見渡せるようになったのです(ルジニキスタジアムの収容人数は8万1000人)。

4:伝統と近代が融合した外装

266億ルーブル(日本円で約532億円)という莫大な費用を使って改築されたルジニキスタジアム。実は、全面改装ならばもっと改装費用を安く抑えられたそうです。

 

しかし、あえて開場当時の外装を保存する作業を追加したため、大幅に費用が跳ね上がってしまいました。というのも、ロシア政府はスタジアムを「伝統と未来を融合」させた新しいスタジアムにしたいと強く願い、外装だけは保存することにしたからです。

 

そこで、歴史を感じさせる外装はそのまま残され、表面を覆う化粧板のみが新しいものに変えられました。その乳白色の真新しい化粧板は、日が沈んでから見ると白く輝きとても美しいものです。

 

外壁の上部には、かつて国を代表したオリンピック選手たちが描かれているように見えますが、実は塗料などで描かれているのではなく、モザイク画になっているのです。筆で書いたように流れる線も全てそう。モザイクタイルが一つひとつ細かく組まれ、精密に作られているので、まるで写真のようです。

 

5:VIPロッジの座席

このスタジアムには「VIPロッジ」の座席があります。映画館のシートを思わせるような真っ赤な革張りで、広めに作られているのが特徴の一つ。特別仕様のこの椅子は、カップホルダーと座席を温めるための暖房機能も付いており、ベンチで選手や監督たちが座る席と同じものだそうです。普通の座席からもVIPロッジは見えますが、羨ましくなっちゃうかもしれません。

 

伝統と最先端テクノロジーが融合した巨大なルジニキスタジアム。ワールドカップの際には試合だけではなく、開場当時の伝統的なたたずまいを残した外装や、ロシアの技術を総動員したハイテクな内部などにもぜひ注目してください。