生活を豊かにしてくれる名商品が数々生み出されて行く中、タカラトミーアーツの2017年のラインナップは、「常に想像の斜め上を行く」とツッコミを受けて話題をさらっていった。
出典画像:「タカラトミーアーツ」公式サイトより
「あずきバー」をかき氷にする画期的? な商品
一部では“世界一固いアイス”との呼び声も高い「井村屋のあずきバー」。2017年6月に発売された「おかしなかき氷 井村屋 あずきバー」は「あずきバー」を削って、ふわっと食感のかき氷にすることができる。
これには「あずきバーは固いのがいいんじゃないの? これはどうなのよ」という声が上がった。しかしタカラトミーアーツの同商品特設ページには井村屋担当者のコメントが載せられており、「まさか、タカラトミーアーツ様が本当に機械を完成させるとは思っておりませんでした。いつものあずきバーも美味しいけれど、あずきバーかき氷も格別の美味しさですよ!」とのこと。
ネット上では、「井村屋も協力してるんかい!」「あずきバーだけを粉砕するマシーンとか! ピンポイントすぎません?」「手が滑って注文した。氷だけに」と大きく盛り上がることに。
たまごかけごはんもクラウド化の時代?
出典画像:「タカラトミーアーツ」公式サイトより
2017年10月に発売された「究極のTKG(たまごかけごはん)」も“迷商品”だろう。同商品は卵をセットすると黄身と白身が分離して、高速攪拌機能により白身が雲のようにふわふわになって新しい食感を楽しめる。
誕生日などでプレゼントとしてもらったという人が多く、「作ってみたけどすごく美味しかったよ」「これでインスタ映えするたまごかけごはんが作れる!」「コンビニのパスタとかに乗せたらいい感じのアレンジ料理になるよ」と意外に好評のようす。
これからの寿司は縦に回る!
出典画像:「タカラトミーアーツ」公式サイトより
出典画像:「タカラトミーアーツ」公式サイトより
2017年7月には「天空パーティー 寿し大観覧車」が発売。和食最強のエンターテイメント「回転寿司」のさらに上をいく観覧車スタイルの回転寿司が自宅で楽しめる。同商品は「富士急ハイランド」スペシャルコラボ商品となっており、レバーを引くとお寿司がジェットコースターのようにレールを流れてくる仕様にもなっている。
「さすがにアホすぎるだろwww 子どもにこれ欲しいって言われたらどんな顔すればいいんだ」「やばい、これ家で寿司パする時の必須アイテムじゃね?」「とりあえずインパクトがやばい」と大反響。
また、2017年3月には東京サマーランドがデザインを監修したウォータースライダー型流しそうめん「ビッグストリーム そうめんスライダー エクストラジャンボ」が発売され、「時代を先取りしすぎ」「『ビッグストリーム そうめんスライダー』ってワードがもう新しいよね」とネット上を震撼させていた。
ちなみに「究極のTKG(たまごかけごはん)」「天空パーティー 寿し大観覧車」「ビッグストリーム そうめんスライダー エクストラジャンボ」の開発担当は同じ人だとタカラトミーアーツ広報の公式Twitterは明かしている。
食へのこだわりがすごいというタカラトミーアーツの開発担当だが、2018年はどんな“名商品”を生み出してくれるだろうか。