ケニアで建設ラッシュ! 低価格住宅の需要は年間25万戸、日本企業に商機も

いまケニアの不動産業界が熱いことをご存知でしょうか? 同国の大統領が低価格の住宅建設を公約に掲げて就任したことからもわかるとおり、住宅不足が大きな課題となっているのです。ケニアで進行中の数多くの住宅プロジェクトについて紹介しましょう。

ケニアで住宅建設ラッシュ

 

人口が増え続けているアフリカでは、特に都市部での人口増加が顕著で、それにより住宅不足の問題が持ち上がっています。これはケニアでも同様で、世界銀行の報告書によると、ケニアの低価格住宅の需要は年間25万戸であるのに、実際の供給数はわずか20%の5万戸にとどまっています。

 

そんな背景があり、ウィリアム・サモエイ・ルト氏は低価格住宅の建設を公約に掲げ、2022年9月に大統領に就任しました。ルト大統領はすぐに「レガシープロジェクト」と名付けられた計画を進め、首都ナイロビにおける6000戸の住宅計画を発表するなどしています。

 

すでに建設が進められている計画としては、例えば、ケニアのルアカに450戸の住宅が完成する「ミラン・レジデンス」があります。このプロジェクトを手掛けるSafaricom Investment Co-operative社は、過去数年間にケニア各地で同様の住宅プロジェクトを進めてきました。第1期として2040年に完成予定の200戸は、スタジオ(ワンルーム)、ロフト付きスタジオ、1ベッドルーム(1LDK)、2ベッドルーム(2LDK)の間取り。すでに50%が契約済みと販売状況は好調で、ショールームが完成したことによって、今後さらに良い売れ行きが期待できると言われています。

 

また、Stima Investments Sacco社は、ナイロビ市内で12億ケニア・シリング(約12億円※)の住宅プロジェクトを進行中です。2022年11月から販売を開始し、20階建て全449戸のうち、すでにおよそ半数が契約済み。同社はこのプロジェクトで3億8000万ケニア・シリング(約3.8億円)の利益を得る見込みと報じられています。

※1ケニア・シリング=約1円で換算(2023年5月2日現在)

 

その一方で住宅建設と共に求められるのが、ケニアの人々が住宅ローンをより利用しやすくするための制度やサービスの整備。いくら低価格住宅とはいえ、全額を現金で購入できる人は一部に限られ、大半が住宅ローンを利用することになるでしょう。

 

例えば、上述のStima Investments Sacco社は、物件を人に貸して住宅を所有できるプランを設定。所有者は物件購入価格の25%だけを支払い、残りの75%はテナントからの賃料で支払うという内容です。そのほかにも、高額所得者ではなく低所得者に焦点をあわせた住宅ローンのプランが求められています。

 

日本を含めた海外のハウスメーカーに商機がありますが、日本の住宅と同じような価格での参入は難しく、大幅にコストダウンするための工法などに工夫が必要です。そのようにして途上国向けに低価格住宅を開発できれば、ケニア以外にも展開できるため、市場としては大きくなると見られます。

 

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早い成長、低いコスト、高いCO2吸収量。「竹」の可能性に世界が注目

2021年に起きたウッドショック。コロナ禍で伐採労働者が減少した影響もあり、住宅建設に必要な木材が不足し、木材の価格が高騰しました。このような現象が起きた後で、建築材料として俄然注目を集めているのが竹です。現在、世界中で約44億人が都市部に住んでおり、その数は2050年に2倍になると見られていますが、それに伴い増えることが予想される住宅需要を満たすためには、竹の活用が不可欠と言われています。日本人が昔から馴染んできた竹には、一体どのような可能性が秘められているのでしょうか?

世界を救う可能性を持つ竹

 

まず、竹の特徴として成長がとても早いことが挙げられます。一般的な木材の場合、苗木を植えてから木材として使用できるまでに40~50年かかるのに対して、竹は多くの品種で根本を切っても再び芽が伸び、わずか3年で収穫できるほど早く成長するのです。

 

また、竹は成長するときに大気中の二酸化炭素を吸収することも特徴。1ヘクタールの竹林は1年間で約17トンの炭素を吸収するうえ、竹は建物や家具などになった後でも大気中の炭素を吸収して蓄えることが可能。そのため、竹は深刻化する地球温暖化の対策にもなり得るのです。

 

さらに、竹は耐久性があって安価、しかも軽量なので運搬しやすいと言われているほか、水分を多く含んでいるため耐火性があり、加工すれば400℃の高温にも耐えられるようになるそうです。このような理由で、竹はとても魅力的な建築資材であり、気候変動に対応した住宅の建築に役立つ可能性を秘めているのです。

 

世界経済フォーラムや世界資源研究所などの共同イニシアチブによる「気候スマート・フォレスト・エコノミー・プログラム(CSFEP)」は、持続可能な建築資材として竹を活用した住宅建築の取り組みを進めています。その一例が、グアテマラの竹製住宅。2022年10月に熱帯低気圧ジュリアに襲われた際、この住宅は強い風に耐え、しかも高床式の住居だったため浸水も防ぎ、被害を受けずに済んだ建物が多かったのです。

 

他国もこのような竹のポテンシャルに注目し、竹の産業化を推進しています。中国は2012年に竹産業を国家的な優先課題と決定した一方、ケニアは竹の商業化を促進するべく、2020年には竹を植物ではなく「作物」に分類しています。また、エチオピアでは、2030年までにアフリカで主要な竹生産国になることを目指し、竹の植林を進めていると同時に、人工竹材に関する実験も行っている模様。さらに、インドの建築業界でも竹を活用することで建築資材を多角化する動きが見られるなど、竹を利用した試みは世界各国に広がっているのです。

 

日本も負けられない

日本人にとって竹は昔から身近にある植物で、縄文時代から建築素材として使われてきたとされています。しかし、家具やインテリアなどには竹が使われているものの、より安価な資材が生まれたことなどから、日本では竹の消費量自体が減り、管理されないまま放置された竹林が増えているのが現状。

 

それでも、国産の竹100%を原料とした「竹紙」を製造したり、竹から「セルロースナノファイバー」と呼ばれる極小繊維を作る技術を開発したり、日本でも竹を資源として活用する研究が進められています。これらは建築資材ではありませんが、他国と同様に日本でも竹を再評価する機運が高まっているのかもしれません。世界各国がサステナブルな竹を巡り競い合っている中、日本の奮起が期待されます。

 

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この距離感がちょうどいい!準郊外に出現した「船橋グランオアシス」で実現する新しい暮らし

テレワークが働き方の新常識となってきた昨今、人々の暮らしの選択や価値基準もまた、大きく変化しつつあります。都心のオフィスに通う必要性が薄れていくなか、20~30代の若い世代から注目されているのが、「暮らしの質」を高める「準郊外の街」という選択肢です。

 

そこで今回は、東京のベッドタウンとして近年再開発が急速に進んでいるという、千葉県の船橋エリアに注目。「施工」から「暮らし」まで、日本初の再エネ電気100%タウンを実現し、子育て世代に好評を博している大和ハウス工業の「船橋グランオアシス」を訪ねました。

 

船橋駅へ好アクセス! 都心からちょうどいい“準郊外”の距離感

2021年3月、東武アーバンパークライン(旧:東武野田線)沿線の塚田駅そばに、新たな街が完成しました。その名も「船橋グランオアシス」。571戸の分譲マンションと250戸を超える賃貸住宅、さらに戸建分譲住宅街区や商業施設街区も含む、大規模な複合開発プロジェクトです。

 

「塚田」は地元民でない限りあまり聞きなれない駅名かもしれませんが、東京駅へ約24分の船橋駅まで、東武アーバンパークラインを使ってわずか5分。同じくターミナル駅の西船橋駅や津田沼駅にも自転車で行ける便利な場所にあります。加えて隣の新船橋駅も近年再開発でにぎわっており、働き盛りの世代にとって、このエリアは都心から遠すぎず、ちょうどいい距離感の「準郊外」として、近年再び注目を集めているといいます。

 

リモートワークが広がるコロナ禍の昨今、暮らしの拠点を見直す人々が急増するなか、ここ「船橋グランオアシス」の誕生は大きな話題になりました。会社や働く場所に近い都心で高い家賃を払い続けるより、もっと広々とした家で余裕を持って暮らしたい。そんなふうに人々の意識が「通勤の利便性」ではなく、「暮らしの質」へと向けられるようになったこのタイミングに、「船橋グランオアシス」の開発コンセプトは見事にマッチしていたからです。

 

それが、本件の開発コンセプトとして掲げていた「つながる未来、スマートコネクテッドシティ船橋塚田」という考え方。この「船橋グランオアシス」は、通勤や生活がしやすいというだけではなく、日本初の再生可能エネルギー電気100%の街づくりを実現するなど、時代の先をゆく取り組みを注ぎ込んだ先進的なプロジェクトでもあるのです。

 

エリアの価値を創造しながら、地域住民とつながる街づくり

↑敷地内に設けられた緑道は、居住者に限らず誰でも通行できます。休日の朝にはウォーキングやランニング、ペットの散歩などを楽しむ人々の姿が見られます

 

再生可能エネルギー電気100%の街づくりとは、いったいどんなことなのか? なぜこの塚田の地が選ばれたのか? 一連の開発の経緯について、大和ハウス工業・東京都市開発部の渡邊大吾さんに聞きました。

 

「『船橋グランオアシス』があるこの場所には、2012年まで大きなガラス工場がありました。その閉鎖をきっかけに、当社が船橋市とともに開発を手がけることになりましたが、そもそもこの周辺地域は昔から残る狭い道路が多く、車一台がすれ違うのも大変な道路ばかり。地域住民の方々からは、これ以上人の往来が増えるのは困る、といったお声も頂戴していました」(渡邊さん)

 

船橋市の都市計画課など関係機関と連携し、地域住民との協議を何度も重ねるなかで見えてきたのは、「つながる」というキーワードだったといいます。

 

「都心に近い準郊外エリアでは珍しいケースだと思いますが、船橋周辺は近年出生率が上がっているそうです。なかでも塚田は、自治会活動が活発なところで、地域住民のつながりをとても大事にしています。つまり、安心して子育てをしたいファミリーにはうってつけの場所なんです。そういった背景から、『つながる未来、スマートコネクテッドシティ船橋塚田』という開発コンセプトを導き、これに基づいてエリアの価値向上に繋がる取り組みを検討してきました。分譲マンション、戸建分譲住宅などあらゆるタイプの住居と、商業施設を含む複合的な開発を行うことで、ここに塚田のより豊かな未来につながる街を育むという構想です」(渡邊さん)

 

まず実施したのは、船橋市の地区計画と連携しての道路や周辺環境の整備。

 

「誰もが安全に歩行できるよう、行政と協働しながら敷地周辺の道路を広げました。さらに見渡しのいい公園や、住民以外の方も通れる緑道を設け、地域と安全につながれる環境づくりをしていきました」(渡邊さん)

 

もうひとつ重要だったのが、自治会の組成だったそう。

 

「『船橋グランオアシス』内にも自治会を作ってほしいという要請を受けていました。分譲・賃貸マンション、賃貸住宅に戸建住宅と、さまざまな形態の住居がありますが、そのすべてがひとつの自治会に入っているのが特徴です。賃貸物件に関してはオーナーさまの加入になりますが、ご入居の方でも準会員という形で加入できます。これによって地域社会や住民とつながり、情報を共有できるといった安心感が得られます」(渡邊さん)

 

↑「船橋グランオアシス」をはじめ、大規模な複合開発プロジェクトを多数手掛けている大和ハウス工業(東京本社 東京都市開発部 企画統括部 まちづくりグループ グループ長)の渡邊大吾さん

 

オフィスでは常識の再生エネルギーを、街の「暮らし」にもいち早く導入!

そして街の未来に「つながる」取り組みのひとつとして採用したのが、再生可能エネルギー100%のまちづくりでした。「船橋グランオアシス」では、各住戸で入居者が使用する電気はもちろん、共用部や街灯の電気、さらに施工時に使った工事用電源にも、再エネ電気のみを利用しています。大和ハウスグループでは全国397か所で再生可能エネルギー発電所を管理・運営していますが、ここでは岐阜県飛騨市の菅沼水力発電所で発電した電気を中心に供給。それもコストのかかるFIT非化石証書付きとすることで、国際的な「RE100」のルールにも準拠させています。

 

「実質再エネ電気100%供給の街づくりは、弊社ではもちろん、日本でも初の取り組みではないかと思います。そういう意味では実験的でもあり、なおかつ相応のコストや手間も要しますが、環境負荷低減という時代の流れの中で、弊社ができる取り組みとしていち早く取り組んだ形です」(渡邊さん)

 

ちなみに分譲マンション「プレミスト船橋塚田」では、自動制御による使用電力のピークカットやリアルタイムインディケーターといった省エネ対策も実施しています。

 

「分譲マンションの使用電力が極端に増加する際には、自動的にマンション共用部のピークカットが行われます。また停電時は蓄電池から共用部の特定機器に電気を供給されるようになっており、災害にも備えています。さらに各戸には、リアルタイムインディケーターを設置しました。これは電力の利用状況が赤・黄・緑の色でリアルタイムにわかるというもので、ご入居者の省エネ行動につなげたい考えです。実際に弊社の別の物件で設置したところ、消費電力が大きく削減されたというデータも出ています」(渡邊さん)

 

交通の便がよく快適に通勤ができる上に、地域と関わりながら安心して子育ても楽しめる。そんな塚田エリアの「準郊外」的な暮らしやすさを見事に引き出した「船橋グランオアシス」は、現在居住者の6割が20~30歳の子育てファミリー層なのだそう。そこで今回は、賃貸マンションの「ロイヤルパークス船橋」に@Livingスタッフが訪問。気になる中身を見てきました。

 

準郊外の快適さを“賃貸”で体感!「ロイヤルパークス船橋」で暮らす

 

「ロイヤルパークス船橋」は、1ルーム(賃料7万7000円~)から3LDK(~賃料33万円)までさまざまな部屋タイプが備わった総戸数223戸の賃貸マンション。大和リビング アセット事業部の松本太郎さんは、この物件と立地が当初の予想よりも幅広い層に受け入れられていることを感じているそう。

 

「若い子育てファミリー層はもちろんなのですが、ご高齢のお母さまとその娘さんなど、親御さんとの同居を始めるにあたって選ばれるお客さまもよくいらっしゃいます。この地域にひとり暮らしの高齢者が増えているという背景もありますが、ご入居者は地元の人よりも東京や県外からいらっしゃる方の方が多い。高齢の方でも、人の多い都心で暮らすよりは塚田の方が安心して街を歩ける……といった理由があるようです」(松本さん)

 

共用部には、パーティールームやトレーニングルームが設けられているほか、ラウンジスペースはテレワークにも人気とか。

 

「これは分譲マンションの方でも同様の傾向ですが、短時間のオンライン会議などに便利です。家に家族がいるからと、ちょっとした息抜き目的からラウンジで作業をする方もいらっしゃいます。やはりコロナの影響でテレワークが増え、都心に住む必要がなくなって引っ越して来られたり、会社自体が郊外に移転して、他県から転勤になったりするケースが多いんです。そういう方にとっては、賃貸でさまざまな共用部を利用できるメリットも大きいのではないかと思います」(松本さん)

 

11階建ての高さは圧迫感が少なく、それでいて眺望にはほどよい開放感があり、リラックスして暮らせそうな環境。なおかつ最寄りの塚田駅からは1本道で徒歩3分圏内と、アクセスが抜群です。

 

「船橋周辺の東武アーバンパークライン沿線は近年再開発の流れが来ていて、もともと注目されていたエリア。塚田も自転車でお隣の駅まで行けばイオンモールがありますし、建物西側には大きな行田公園もあるので、落ち着いて生活をするには便利な場所です」(松本さん)

 

↑「ロイヤルパークス船橋」を空撮。右上には最寄りの塚田駅舎が

 

↑「周辺は昔ながらの住宅街ですから、お年寄りでも暮らしやすい環境です。なおかつターミナル駅となる船橋駅にも自転車でアクセスできる塚田の利便性に、当初の予想よりも多くのお客さまが注目してくださっていると感じます」。そう語るのは、大和リビング(アセット事業部 営業部 第3営業課 係長の)松本太郎さん

 

では物件の内部を写真でチェックしていきましょう。

↑こちらは総戸数223戸のうち最も広い3LDK(128.75㎡)タイプのリビングダイニング(24.5畳)。最上階である11階からのぞむ景色も準郊外ならではの開放感があり、ホッと安心できます

 

↑12畳のマスターベッドルームは、東と南に窓があり朝日が心地よく差し込んできます。ウォークインクローゼット付き

 

↑こちらは9畳のベッドルーム。壁一面がクローゼットになっており、適度な広さもあるので書斎やテレワーク部屋として活用しても良さそうです

 

↑カウンター式のシンプルなキッチンは4畳。シンクの排水溝には生ゴミを自動処理できるディスポーザーも付いており衛生的です

 

↑洗面所とバスルーム。洗面台はダブルシンク(居室により異なります)がポイントです。家族みんなが忙しい朝に重宝するのはもちろん、用途によって使い分けることもできます

 

↑各部屋や廊下の壁面などに多くの収納スペースを設置。写真下はマスターベッドルームのウォークインクローゼット。そして玄関入ってすぐ左側には、写真上のシューズインクローゼットです。こちらは靴だけでなくスポーツやアウトドア用品などの収納にも重宝します

 

↑ウッドと間接照明の組み合わせでリラックス感を出したエントランス。日中はコンシェルジュが常駐し、暮らしをサポートしてくれます

 

↑キッチン付きの開放的なパーティールームやトレーニングルーム、ちょっとした打ち合わせなどにも使えるラウンジまで、共用部の充実も人気の秘訣。写真のほかにも、来客が宿泊できるゲストルームまで備えています

 

以上のように、従来の街とのつながりを大切にしながら、先進技術を取り入れた「船橋グランオアシス」。慌ただしい都心では得られなかった余裕や落ち着きといった暮らしの価値が、ここなら手に入りそうです。「準郊外の街」での新しい暮らしを、体感してみてはいかがでしょうか?

 

【物件情報】

ロイヤルパークス船橋(船橋グランオアシス内)

所在地=千葉県船橋市行田1-50-21
HP=https://www.d-resi.jp/rp/rp-funabashi/

 

本当に“使える”IoTって? ニューノーマル時代の家がコミュニケーションのハブになる

進化目覚ましいITの波に、我々の生活もIoT(Internet of Thingsの略。“モノのインターネット”と訳される。モノとインターネットをつなぐサービス等を指す)が入り込み、知らぬ間に便利さを享受しています。音声による家電操作を得意とする「スマートスピーカー」などが代表例ですが、実はIoTによる家電連携の分野は、そこまで普及していません。

 

ただ、新型コロナウイルスの蔓延により家にいる時間が増えたこともあり、インターネットを介して外の世界とつながる動きは加速度的に進むと思われます。そこでイチ早くIoTとAIの重要性を考え、サービスに取り組んできた大和ハウス工業の分譲地「セキュレアシティ藤沢 翼の丘」内にあるコンセプトハウスにお邪魔してきました。いや~、世の中本当に便利になってきているのを実感します!

↑神奈川県・藤沢市「セキュレアシティ藤沢 翼の丘」にある最新コンセプトハウス(6月6日オープン)。外見から分からないほど、中はハイテク化されたシステムが完備されている

 

なぜハウスメーカーがIoTに力を入れるのか?

小高い丘の上にあるモデルルームは、玄関からハイテク機器のオンパレード。IoTミラー、インターホン、自走式ロボット、コミュニケーションボード、2面にわたる巨大プロジェクターなど、種々様々です。一体なにができるのかワクワクしますが、大和ハウス工業の経営企画部IoT事業企画推進室・主任 齊藤邦久さんに聞いてみました。

 

「弊社は1996年からIoT関連(当時IT住宅)の研究を開始し、積極的に取り組んできました。ただ……実際のところ、国内のスマートハウス普及率は低く、例えば、スマートスピーカーの普及率はいまだ約6%と言われています。その問題点をしっかり考えたとき、導入のハードルの高さを解消したり家電メーカーを横断してパッケージングできたりするのは、やはりハウスメーカーであるという結論にいたりました」(齊藤さん)

 

なるほど、たしかにスマートハウスの導入・設定については「たかがテレビをオン・オフするのに、そこまで面倒なことをするほど困っていない」というのが本音のような気がします。

 

「ではどうすればいいのかというと、自宅を購入する際にある程度、最初からシステムとしてIoT機器が完備されていればいいわけです。家電メーカーは自社製品しかオススメできないし、IoT機器メーカーは建物に詳しくない、だからハウスメーカーが包括的にIoTを手掛ける意味がある」と、齊藤さんは言います。

 

IoT導入のメリットは「コミュニケーションを活性化させる」こと

さて家の中を見渡すと、一番目立つのがリビングにあるテレビ(?)です。

 

「これは『(仮称)α-board(アルファボード)』と名付けていますが、カレンダーやホワイトボード機能を活用して、家族で大画面を見ながら予定を立てられるなど、家族間コミュニケーションの活性化を目指したものです。また、IoT機器や電力の使用状況表示、制御インターフェースとしての利用も検討しています」(齊藤さん)

 

こちらはまだモック(見本)段階とのことですが、アプリも開発中らしく、今はスケジュール、ToDo、掲示板、通知などの情報が共有できます。こだわったのは、“モニターの大きさ”と“手書き”できるところ。同じことはスマホでも可能ですが、家族で使う場合はサイズが大きく全員が同時に見られることが大事とのこと。もちろんインターネットを介したテレビ電話もできて、その際もサイズ感が大きければ臨場感が増します。まるで、田舎にある実家の両親と一緒に食事をしている気分になるそうです。

↑コミュニケーションボードの「(仮称)α-board(アルファボード)」。50インチあり、どんな場所からも家族の情報が共有できる

 

また、手書きスタイルにこだわるのも、年齢によるデバイスの使い勝手の差をなくすためと、温かみを持たせるため。齊藤さんの場合は、子どもからの『パパ、早く帰ってきてね!』という手書きメッセージを受け取ったら仕事を張り切る模様。

 

↑連休の予定など、家族であれば誰でも書き込める。また手書き入力が可能なので、ITが苦手な人でも安心

 

スマホで撮った写真を転送して大画面で見ることができるので、家族で過去の思い出を振り返りやすくなります。こうしたIoT機器を使って、コミュニケーションを活性化させることがスマートハウス導入の目的なのだそうです。

 

↑リビングには、AIアシスタント機能を備えた自立走行するパーソナルロボット「temi」も設置。あらかじめ登録した場所まで自ら障害物を避けながら道案内したり、人の後を付いてきたりして、モニターによる外部とのコミュニケーションが可能だ

 

↑高齢者が動けない場合にtemiを呼び出して家族と連絡をとるなど、「移動型のテレビ電話」のような役割を果たす

 

外出する時間をカットし、自宅にいながらエンタメを楽しむ

また、気になるのがリビング横にある2画面のプロジェクター。大迫力のワイド画面が広がって、美しい風景の映像が流れています。

 

「IoT空間として、プロジェクター2基を使っています。サイクリングバイクを連動させてリアルな風景の中を走ったり、新型コロナウイルスで行けなくなった海外旅行もバーチャル体験できたりします。VRでも同じことは可能ですが、ヘッドマウントディスプレイをしたまま会話している姿は違和感しかない。やはり“家の中”ですから、コミュニケーションを大事にしたい。この大きさのプロジェクターであれば臨場感があるので、時空を超えたIoTサービスが提供できると考えています」(齊藤さん)

 

家にいながらオンラインでさまざまな体験ができるようになるので、旅行だけでなくスポーツ観戦・医療・ショッピング・遠隔授業・コンサートなど、外出するリスクや時間のロスも解消。たしかにスポーツ観戦は大迫力で、しかも2画面だから選手のTips情報なども表示され、より深く競技を楽しめるのが面白いと感じました。

↑自宅で実際に医師の方とコミュニケーションを取りながら、オンライン相談が可能になる日も近そうだ

 

↑遠隔授業であれば全国どこでも受講でき、親による送迎も必要がない

 

↑バーチャルショッピングをして、その中で店舗に入店してマッチングする洋服などを購入するサービスも検討中だ

 

家族の健康情報も“見える化”でチェック

玄関に置いてあるIoTミラーは、その日の天気や交通情報、家族からのメッセージなどが表示されていました。こちらもモック段階で、どのような情報が必要なのか調査中らしく、といっても未来を感じさせます。

 

「洗面所にも同様のミラーを設置していますが、健康に関する情報を表示しています。血圧、体重のほかテレビ画面なども。ただ実際にこれらの情報が本当にユーザーにとって有益なのかを考えなくてはいけません。可能だからといって何でもやるのは独りよがりになってしまいますから」(齊藤さん)

 

IoTはたしかに未来的ですが、必要ないテクノロジーは実装しても仕方ないということで重要性を精査しているそう。でも外出時に玄関で雨の予報に気がつけば、傘を忘れずに済みますね。これはちょっと欲しい……。

↑玄関のミラーには、時刻や天気、交通情報、家族からのメッセージなどを表示

 

↑ミラーに映す情報は思案中とのこと。「ユーザーにとって何が一番有益か」、それを考えるのがIoTにおいて重要だと齊藤さんは話す

 

↑洗面台は、子どもから大人まで身長に合わせて高さを変更することが可能。将来的にはセンサーを活用して自動で昇降させることを検討しているという

 

↑「ほこりセンサー」は室内のPM2.5などを検知。ゆくゆくは空気清浄機やエアコン作動のトリガーになるような使い方も検討されている

 

↑写真右側の「アトモフウィンドウ」は、IoTによってデジタル風景を映し、壁のない室内に窓を作るデジタルガジェット。3枚連なると活用の幅もより広がりそうだ

 

住む人に寄り添ったテクノロジーで新たな生活様式を確立する

「ユーザーにとって本当に必要な商品を提供するため、現在はコンセプトハウスで検証をしていますが、いかに住む人が快適かつ、コミュニケーションを増やせるかが目的。IoTは、そういった時間を作るために活用されるべきだと考えています」(齊藤さん)

 

遠隔地の家族と自然にコミュニケーションが取れたり、家事をテクノロジーが肩代わりすることで時間を生んだり、外出を避けてエンタメを楽しんだり……、まさに新型コロナウイルスによる新たな生活様式を叶えるためにIoTはうってつけですが、もともと推進していたからこそ、今の時代にマッチしたとのこと。ニューノーマルな住宅はますます進化を続けていきそうです。

 

取材・文/神谷たけし 写真/真名子

庭のなかの小さな家――ロマンすら感じる住宅がハワイの住宅事情を救ってくれるかもしれない

ハワイでは年々不動産価格が高騰しており、新しいコンドミニアムが建設されている一方で、地元の一般市民が購入できるような価格帯の住宅が不足傾向にあります。そんなハワイの住宅問題を解決する改善策のひとつとして進められているのが、一軒家の庭先などにミニサイズの家を建て賃貸住宅として人に貸し出すことができる取り組みです。

 

高騰するハワイの不動産価格

オアフ島のホノルル中心部のカカアコと呼ばれるエリアでは大規模再開発が進んでおり、40階建て近くの高層新築コンドミニアムが次々と建設されています。しかしそれらの住宅は、どれも超高級で、最低でも1億円近くの値がつくものばかり。

 

不動産投資を行う人たちの間で、「ハワイの不動産は価格が落ちない」なんて言われているのは、実際にその通り。ホノルルの不動産中間価格を年ごとに見てみると、リーマンショック後の2009年ごろには一旦下がったものの、2010年からは急激なペースで上昇し続けているんです。この傾向は売買だけに限らず、賃貸においても同じ。ホノルルにおける賃貸料も少しずつ上がってきているのです。

 

さらに、ハワイへ移住してくる人が増えていることも背景にあります。2010年以降から、増加する人口に対して供給できる不動産数が十分ではなく、住宅不足の問題がますます加速してきているのです。

そんな住居不足を解消する対策のひとつとして期待されているのが、ホノルル市が近年始めた「ADU(Accessory Dwellling Unit」という制度。これは、簡単に言うと、一軒家の庭先のスペースを利用して、小規模の住宅を建てたり増築したりして、賃貸用として貸し出しても良いというシステムです。

自宅の敷地面積が3500平方フィート(約325平方メートル)以上で、400平方フィート(約37平方メートル)までのADUが、敷地が5000平方フィート(約465平方メートル)以上なら800平方フィート(約74平方メートル)までのADUが建設可能。1ベッドルームから2ベッドルーム(日本の1LDK~2LDK)程度の大きさの住宅を建てることができます。

ADUを建てる側にとっては、自宅で賃貸経営をすることが可能となり、副収入が見込めることになります。また借りる側にとっては、住居の選択肢が増えていくとプラスの影響が期待されています。

ADUを簡単に建築する方法として、建物の中身がすでにできあがっている箱型の“ADUキット”を購入して、自宅の庭に運び、建設するというやり方があります。ADUハンドブックに記載されている建設費用(人件費は除く)は、最も低いもので$5万5500。およそ600万円以下で賃貸住宅を建てることができるそうです。

ちなみに、現在のハワイの平均的な賃料は、ワイキキの場合1ベッドルーム(日本の1LDKに相当)で$1500~1700(約16万円~18万円)、2ベッドルームは$2,000(約21万円)ほど。ADUの賃料は各オーナーが設定することになり、エリアによって異なりますが、おそらく一般的な賃料相場にあわせて設定されるものと思われます。

 

小さな島でできたハワイは、日本と同じように土地が限られているため、住宅問題は切っても切り離せないことなのでしょう。日本でも不動産投資を行う人はいますが、同じようにハワイでも、自宅のあまったスペースを活用して、賃貸収入を得ようと考える人が今度多くなっていくのかもしれません。

住宅設備は「トータルコーデ」じゃなきゃ! 「2種類の家庭」に暮らしを提案するショウルームが埼玉・与野にオープン

住宅設備の総合ショウルームである「パナソニック リビング ショウルーム さいたま」が12月2日、さいたま市中央区にグランドオープンしました。元々、ショウルームはさいたま新都心駅の近隣にありましたが、展示スペースの拡大、イベントスペースの設置、専用駐車場の完備などを目的とし、京浜東北線与野駅近辺に移転し、新たにオープンします。

 

日本有数のベッドタウンで県民はインドア派ゆえにショウルームは必須

与野駅はさいたま新都心駅の隣の駅で、ショウルームは与野駅の西口から徒歩7分の距離。さらには埼京線の北与野も徒歩圏内なので、アクセスはかえって良くなった感があります。加えて、県道159号線沿いにあるので、車でのアクセスのしやすさが段違いになっています。

↑ショウルームの面積も大きくなり、システムキッチンやバス、トイレ、洗面所の設置数もアップ。従来はさいたまスーパーアリーナのイベント次第では埋まってしまいがちだった駐車場も、専用駐車場になったことで安心してクルマで来場できます↑ショウルームの面積も大きくなり、システムキッチンやバス、トイレ、洗面所の設置数もアップ。従来はさいたまスーパーアリーナのイベント次第では埋まってしまいがちだった駐車場も、専用駐車場になったことで安心してクルマで来場できます

 

埼玉県は人口密度が全国4位で、昼夜間人口比率がもっとも低い(=昼の人口が少なく、夜の人口が多い=昼間は東京へ通勤している人が多い)という、日本有数のベッドタウンです。そのぶん戸建ても多く、実際に設備を間近で見られるリビングショウルームは、埼玉県民にとっても、パナソニックにとっても重要な存在です。そのため、ショウルームのサイズも東京の旗艦店に次ぐ大きさとなっています。

 

また、埼玉県は余暇・趣味・娯楽の行動者率が全国3位。その趣味や娯楽の内容も、音楽鑑賞・映画鑑賞・ゲーム・ガーデニングが上位です。つまり、アウトドアというよりは、インドア志向ゆえに、住空間の充実を求める土地柄にもなっています。その意味でも、埼玉県には住空間を提案してくれるショウルームが必須というわけです。

↑アラフォー向けの提案では玄関周りにガーデニングスペースを用意。いま話題の戸建て用の宅配ボックスや電気自動車の用のコンセントなども設置しています↑アラフォー向けの提案では玄関周りにガーデニングスペースを用意。いま話題の戸建て用の宅配ボックスや電気自動車の用のコンセントなども用意しています

 

アラフォーとアラカンの2組の家族を想定してトータルで提案

同ショウルームの特徴のひとつは、「アラフォーの共働き夫婦と5才の子どもがいる家庭」「アラカン(還暦=60歳前後)の夫婦と20才の娘がいる家庭」という2組の家庭を想定し、商品展示だけでなく暮らし方を提案する展示になっていること。現状の生活の不満を解消しつつ、憧れの住空間を提案しています。キッチンやバス、トイレなど、住宅設備をそれぞれを単品で選ぶより、トータルコーディネートされているほうが、リフォームや新築後がイメージがしやすいということです。

↑2組の家族を想定し、憧れの住空間を提案しています↑2組の家族を想定し、憧れの住空間を提案しています

 

↑アラフォー世代向けの提案。会話がしやすいアイランドキッチンやすっきりとしたテレビコーナーを完備↑アラフォー世代向けの提案。会話がしやすいアイランドキッチンやすっきりとしたテレビコーナーを完備

 

↑アラカン夫婦向けの提案。子供が独立をすることを見越して夫婦ふたりだけのゆったりとした空間に↑アラカン夫婦向けの提案。子どもが独立をすることを見越して夫婦ふたりだけのゆったりとした空間に

 

↑夫の趣味であるカメラをゆっくり楽しめるよう、リビングの一部をパテーションで区切り、秘密基地感覚の部屋を用意。約4畳ながら個人ならゆったりと使えそう↑夫の趣味であるカメラをゆっくり楽しめるよう、リビングの一部をパテーションで区切り、秘密基地感覚の部屋を用意。約4畳ながら個人ならゆったりと使えそう

 

クロスや床材も豊富に用意し、組み合わせがチェックできる

その他、壁紙(クロス)は定番の白以外も用意しているのも特徴。実際に色の組み合わせを確認することで、壁紙と住宅設備の組み合わせを失敗せずに選ぶことができます。

↑風呂周りも組み合わせで提案しています↑風呂周りもトータルで提案しています

 

↑洗面台もおしゃれで余裕のある使いやすいものを提案↑洗面台もおしゃれで余裕のある使いやすいものを提案

 

また、床材やドアの種類も豊富に取りそろえているので、こちらも実際に組み合わせて確認可能。ちなみに、天井まで届く高さ250cmのドアを用意しているのも、パナソニックならでは。ドアの高さに余裕があると開放感が増す効果があるそうで、実際に目にしてその感覚を味わうことができます。

↑床材も豊富に用意。色や太さなど実物で比較することができます↑床材も豊富に用意。色や太さなど実物で比較することができます

 

↑ドアも色、形を豊富に用意。床の色との組み合わせで比較もできます。奥にあるのはドアのサイズで、最大で250cmのドアも選べます↑ドアも色、形を豊富に用意。床の色との組み合わせで比較もできます。奥にあるのはドアのサイズで、最大で250cmのドアも選べます

 

土日には通いたくなるイベントが目白押し

イベントスペースでは、定期的にイベントを開催予定。識者による片付け教室や料理教室、実演販売士による実演ショー、IHクッキングヒーターの体験会などなどを用意。いちど住宅設備を導入したあとも、通いたくなるイベントが目白押しです。

↑土日にはイベントを盛りだくさん用意しています↑土日にはイベントが盛りだくさん。お菓子つめ放題…だと?

 

↑商談スペースも多く用意しているので、慌てずにゆっくり見て回れます↑商談スペースも多く用意しているので、慌てずにゆっくり見て回れます

 

ショウルームとしてのサイズは都心の旗艦店の方が大きいですが、「大きすぎて見て回るのが大変」「選択肢が多すぎて逆に決められない…」となりがち。その点、同ショウルームはトータルで提案してくれるので、選びやすいというメリットがあります。また、都心から30分~1時間程度で訪れることができるので、都内に住んでいる人にもオススメですよ。

 

パナソニックリビングショウルーム さいたま

●住所:〒330-0002 さいたま市中央区下落合1000-1●休館日:水・木(但し、祝日は開館)・GW・夏期・年末年始●開館時間:10:00~17:00