これが佐賀県からサガットへの”アイガー!” 佐賀県×ストⅡコラボ「ストリートファイター佐賀」の限定グッズがサガット愛にあふれすぎ

とんでもないニュースが舞い込みました。佐賀県よ、アイガー!(愛が)こじれすぎだ…。 そのニュースとは、佐賀県が90年代に大ブームを巻き起こし、シリーズ30周年を迎えた人気格闘ゲーム「ストリートファイターII」とのコラボ企画「ストリートファイター佐賀」を発表したことです。そしてなんと、ゲーム内に登場するキャラクター・サガットを佐賀観光大使に任命するという。。。ダジャレかよ!

 

↑コラボのキービジュアル。よく見ると「賀」の口のところがⅡになっている↑コラボのキービジュアル。よく見ると「賀」の口のところがⅡになっている

 

サガット(英語:Sagat、タイ語:สกัด)は、カプコンの対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズなどに登場するタイ出身のキャラクター。主役であるリュウのライバル的存在で、タイガーショットという波動拳タイプの必殺技を持っており、ストリートファイターⅡでは必殺技発動時のボイスが、「アイガー!」「アイグー!」に聞こえる(本当は「タイガー!」と言っています)ということがファンの間で話題になりました。

 

↑これがサガット。タイガーアッパーカットは「アイガー、アパカ!」と聞こえる↑これがサガット。タイガーアッパーカットは「アイガー、アパカ!」と聞こえる

 

そんなサガットを中心としたコラボ企画「ストリートファイター佐賀」は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として誕生したもの。「サガプライズ!」では、今までにスクウェア・エニックスの人気ゲーム「サガ」シリーズや任天堂の人気ゲーム「スプラトゥーン」とのコラボなどを実施しています。企画の発端は、2013年からタイ映画やドラマのロケ地として佐賀県が起用されたことなどをきっかけに、近年佐賀県へのタイ人観光客が急増し、県民との交流が深まっていることにあるそう。そこで、今回佐賀県の名産品の魅力を佐賀と相性の良い語感をもち、佐賀と急速に距離を縮めている国「タイ」出身の人気キャラクター・サガットが“タイつながり”で観光大使に就任した…とのことです。

 

↑キャッチコピーは「俺よりがばい奴に会いに行く」↑キャッチコピーは「俺よりがばい奴に会いに行く」

 

そしてコラボ企画の一環として、名産品ショップ「佐賀ット商店」のオープンも発表されました。東京・銀座で1月22日から1月28日までの期間限定オープンとなっています。

 

↑佐賀ット商店のロゴ。ストリートファイターを「路上戦闘」と訳すセンスがニクイ↑佐賀ット商店のロゴ。ストリートファイターを「路上戦闘」と訳すセンスがニクイ

 

佐賀ット商店では、サガットが中心となり「ストリートファイターII」の主要8キャラクターも参戦し、「ストリートファイター佐賀 有田焼」といった工芸品から、サガットの負け顔をフィーチャーした「負け顔カットバン」といったアイテムなど、全14種のコラボ名産品を販売。店内では、世界に数点しかない「ストリートファイターII」の貴重な原画の展示や佐賀県の食材をふんだんに使った、コラボメニューなども提供するようです。

 

↑「ストリートファイター佐賀 有田焼」。実売価格は8000円。創立137年の伝統を持つ有田焼窯元の「香蘭社」によるもの↑「ストリートファイター佐賀 有田焼」。実売価格は8000円。創立137年の伝統を持つ有田焼窯元の「香蘭社」によるもの

 

 

↑「負け顔カットバン」。実売価格は900円。佐賀県鹿島市にある「祐徳薬品工業」が製造・販売。ゲームで負けた傷を保護し、CONTINUEな気持ちにさせてくれる↑「負け顔カットバン」。実売価格は900円。佐賀県鹿島市にある「祐徳薬品工業」が製造・販売。ゲームで負けた傷を保護し、CONTINUEな気持ちにさせてくれる

 

↑「ブラックモンブランカ」実売価格は200円。佐賀県小城市にある「竹下製菓」が販売する冷菓。九州では知らない人がいないほどの定番アイスで、その美味しさはブランカもビリビリ痺れてしまうほど↑「ブラックモンブランカ」実売価格は200円。佐賀県小城市にある「竹下製菓」が販売する冷菓。九州では知らない人がいないほどの定番アイスで、その美味しさはブランカもビリビリ痺れてしまうほど

 

↑「佐賀のり クラシックパッケージ」実売価格は900円。有明海の恵まれた自然環境と高度な技術で育てられた「サン海苔」が販売する佐賀のり。パッケージにはクラシックさを感じる、あのデザインを採用した↑「佐賀のり クラシックパッケージ」実売価格は900円。有明海の恵まれた自然環境と高度な技術で育てられた「サン海苔」が販売する佐賀のり。パッケージにはクラシックさを感じる、あのデザインを採用した

 

うーん、今のところ全アイテムやばいですね。特に負け顔カットバンの破壊力。タイガーアッパーカットバンとか絶対ほしいでしょ。佐賀県、愛がこじれてますねー。最高です。そのほかのオリジナルグッズは以下になります。(コラボ名産品は東京での販売後、2月13日から3月31日まで佐賀市の佐賀バルーンミュージアムにて期間限定で販売予定)

 

・佐賀ット商店 手ぬぐい(1000円)

・コラボステッカー(300円)

・コラボクリアファイル(300円)

・やーらしか春麗のうれしの茶(700円)

・サマーソルトサイダー(300円)

・エドモンド本田のさがびより(700円)

・ダルシムの和紅茶~ヨガブレンド~(900円)

・佐賀酒 波動拳 純米吟醸酒(1800円)

・佐賀酒 昇龍拳 純米吟醸酒(1800円)

・ザンギエフのモヒ羹(1200円)

 

また、観光大使に就任したサガットが佐賀ットとして、自ら「佐賀ット商店」の店長を務め、国内外の観光客の定番である銀座から佐賀県を盛り上げる、とのこと。つまり佐賀ット商店に行けば佐賀ットと会えちゃうわけです! 佐賀ットよりがばいと思う人は、こぞって銀座ステージに向かいましょう。

 

<ストリートファイター佐賀 佐賀ット商店 詳細>

会場 GINZA PLACE(銀座プレイス) 3Fフロア common ginza 内 RAMO FRUTAS CAFÉ

住所 東京都中央区銀座5-8-1

期間 2018年1月22日(月)~1月28日(日)

※グッズ販売、原画展示、コラボメニューの提供など

営業時間 10:00~21:00

※初日の1月22日(月)は、15:00~21:00の営業。

サガット(着ぐるみ)登場予定日時:1月22日(月)15:30~16:00/16:30~17:00/17:30~18:00

1月26日(金)~28日(日)13:00~13:30/14:00~14:30/15:00~15:30/16:00~16:30

 

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「夕食前に行ってみたけどめっちゃ並んでる!」 佐賀県に「サイゼリヤ」第1号店がオープンして大フィーバー!?

12月15日、サイゼリヤが佐賀県内の第1号店となる店舗をオープン。いよいよ佐賀県にもサイゼリヤが上陸し、地元民からは「299円のミラノ風ドリアが佐賀県に!」と歓喜の声が上がっている。

出典画像:「サイゼリヤ」公式サイトより出典画像:「サイゼリヤ」公式サイトより

 

佐賀県で「サイゼリヤ」フィーバー!?

千葉県の洋食屋から始まったイタリアンをリーズナブルに提供するお店・サイゼリヤ。「学生時代にすごいお世話になった!」「ちょい飲みとかでも気軽に利用できる」とすっかり世間に浸透しているが、九州地区には福岡県にしか出店していなかった。

 

そんな同店が今回、佐賀県の複合商業施設「モラージュ佐賀」に県内1号店をオープン。「わが県にもサイゼリヤが! さっそくいってくる!」「一度エスカルゴを食べてみたかったんだよね」と歓喜に沸いている。また現地ではさっそく客が殺到しているようで、SNSなどでは「夕食前の5時半に行ってみたけどめっちゃ並んでる!」「店の前通ったら行列できてて笑った」「サイゼリヤ大盛況じゃないか!」などといった報告が。

 

しかし一方で「佐賀県で『サイゼリヤ』と『ジョイフル』の熱いコスパ合戦が勃発するのか…」「『サイゼリヤ』ってなに? 『ジョイフル』みたいなもの?」といった声も上がっている。九州・大分県に本社を置き、佐賀県にも多数の店舗を出店しているファミリーレストランチェーン店・ジョイフルとの戦いにも注目が集まっているようだ。

 

日本で唯一「セブン‐イレブン」がない都道府県とは?

佐賀県にサイゼリヤがオープンしたことにより、他県の人からも「四国にも早く『サイゼリヤ』をオープンさせてほしい!」「佐賀県にも出店したのになんで岩手県にはないんですか!」といった声が続出。ちなみに四国地方には未だ一店舗もサイゼリヤがなく、「中国にも出店しているのになぜ…」と疑問を持たれてきた。

 

またサイゼリヤ以外にも、一部の地域に出店していないことが話題になる有名チェーン店は少なくない。例えば“スタバ”でお馴染みのコーヒーチェーン店・スターバックス コーヒーは最近まで鳥取県になかったのだが、2015年にとうとう「シャミネ鳥取店」がオープン。大きな話題を呼び、開店初日の売り上げは当時の“スタバ”の国内最高記録を塗り替えた。

 

また沖縄県は2017年現在、国内で唯一セブン‐イレブンがない県。沖縄県のコンビニ事情はファミリーマート、ローソン、ココストアの3強といわれていたのだが、ココストアはすでにファミリーマートの傘下に入っており、2016年には全店営業を終了。以降ココストアはファミリーマートの店舗として生まれ変わっている。

 

実質ファミリーマート1強状態の沖縄県だが、2019年にはセブン‐イレブンが沖縄に進出することを「琉球新報」などが報じた。同記事によるとセブン‐イレブンは5年で250店舗の展開を計画している模様。今後沖縄県内のコンビニ勢力図は劇的な変化を遂げそうだ。

知事が“サガキ様”に!? 佐賀県のポケモンコラボがノリノリすぎる

存在感のない県として一時期はさんざんいじられていた佐賀。しかし最近ではサブカルファンたちから熱い視線を受けているようで、10月25日から始まった「ポケットモンスター」とのコラボに「さすが佐賀!」「ノリノリ具合が最高です」と大反響が上がっている。

出典画像:「ニャース気球佐賀襲来」公式サイトより出典画像:「ニャース気球佐賀襲来」公式サイトより

 

県知事が“サガキ”に? 攻めまくる佐賀県コラボ

「ポケモンGO」が大流行したことで、最近では自治体とポケモンのコラボも増えており、2016年には宮城、岩手、福島、熊本がコラボを発表。レアポケモンの出現率が上がるなどのイベントを行ってきた。さらに、今年11月24日~26日には鳥取砂丘で「バリヤード」「アンノーン」が出現するイベントが開催される予定だ。

 

しかし、単なるコラボで終わらないのが佐賀県。設定からして「佐賀県がロケット団員を募集開始」というもので、ロケット団員1000万人を目指すという。10月25日には記者会見がネットで生放送されたのだが、佐賀県知事がロケット団のボス“サカキ”風のコスプレで登場。一応、“サガキ”という名前らしい。

 

ロケット団といえば、言わずと知れた悪の組織だが、サガキ知事は会見で「佐賀県は、ロケット団傘下に加わります! そして、団員集めに協力します!」と爆弾発言。「役所ってこれで大丈夫なのか…」「サカキ様を敬ってる感じが好感度あがる!」と反響が続々上がっていた。

出典画像:「ニャース気球佐賀襲来」公式サイトより出典画像:「ニャース気球佐賀襲来」公式サイトより

 

同イベントでは、佐賀の名所をめぐりながらポケモンシリーズのクイズに挑戦する「ロケット団入団試験」や、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」にニャース型の気球が出没するなど、佐賀県完全協力のもとでロケット団員の募集が行われる。ちなみに入団試験は難易度によって「かんぶコース」「したっぱコース」に分かれているため、ロケット団に入りたいけど知識に自信がない人でもチャレンジできる。

 

サブカル好きの心をつかむ佐賀県

これまでにも佐賀県は、2014年にゲーム「ロマンシングサガ」とコラボしたり、今年7月には格闘漫画「グラップラー刃牙」とコラボしたりと、サブカルファンの心をがっちりキャッチ。

 

刃牙コラボの際には、「控室に刃牙を呼びに来た人」「中国拳法の凄さを教えてくれた人」など、作中に少ししか登場していないキャラたちが佐賀の魅力を語るというコンテンツが「このチョイスさすがだ」「キャラがディープすぎ」と話題になっていた。ちなみに、10月30日現在で佐賀県のロケット団員募集プロジェクトの達成率は16%。「※担当者の肌感です」という注釈があるのでどこまで信頼できるか分からないが、11月26日まではまだまだ長いので、ロケット団員1000万人も夢ではないのかもしれない。