落ち着いたニュートラルトーンでキメる! 「MONO消しゴム」などトンボ鉛筆の人気アイテムが全5色の「ASH COLOR」で限定登場

トンボ鉛筆は、ブランドMONOとPiTの6アイテムを、ニュートラルカラー「ASH COLOR(アッシュカラー)」で展開。トープ、セージ、スチール、モーブ、ラベンダーの5色で、6月30日から限定発売します。

 

今回発売となるのは、MONOからシャープペンシル「モノグラフ」、油性ボールペン「モノグラフライト」、修正テープ「モノポケット」、消しゴム「モノPE04」。PiTからスティックのり「消えいろピットXS」、テープのり「ピットエアーミニつめ替えタイプ」。

 

モノグラフは、回転くり出し式の長さ26mmの「MONO消しゴム」を搭載したシャープペンシル。軸を上下に振って芯を出す「フレノック機構」や、ペン先周りが見やすく細字に適した先金パイプの製図用ペン先などを搭載しています。芯径は0.5mm。価格は450円(税別)です。

 

モノグラフライトは、5.2mmロングニードルチップを搭載し、ペン先周りが明るく、精密な筆記が可能です。摩擦抵抗が業界標準より約20%低く、軽く滑らかな筆記感を味わえます。超低粘潤滑油性インク採用。長さ33mmの同系色高密度テクスチャーグリップを採用。ボール径は0.5mmです。価格は220円(税別)。

 

モノポケットは、消しゴム感覚で使用できる小型の修正テープ。机の上で転がりにくく、ペンケースにおさまりよい角型が特徴。フルカバーキャップ付きで、手ブレ補正スケルトンヘッドを採用しています。テープは幅5mm×長さ4m。価格は250円(税別)です。

 

モノPE04は、同社のロングセラー消しゴムの3色ストライプをアッシュカラーで展開し、同時発売のシャープペンシルやスティックのりとコーディネートできます。サイズは幅23×厚さ11×全長55mm/重量19g。価格は120円(税別)です。

 

消えいろピットXSは、淡いブルーののり色で、塗った箇所が見えるので、ムラやムダのないのり付けがしやすくなっています。紙を貼り合わせるなど、のりが乾燥するとのり色が消えます。サイズは直径17×長さ71mm/重量12g。のり容量約5g。価格は120円(税別)です。

 

ピットエアーミニ つめ替えタイプは、最後まで軽く引くことができて、静かな走行の「エアータッチシステム 」搭載の手のひらサイズテープのり。つめ替えタイプです。
テープ幅は6mm×11m巻で、価格は330円(税別)。

環境に配慮した“エモい”文房具シリーズ「COE365」第2弾! 紙ケース入り修正テープなど4製品が新登場

プラスは、Z世代の学生をターゲットにしたエコ文具ブランド「COE365(コエサンロクゴ)」シリーズ第2弾を、2月22日に発売します。

 

COE365はZ世代をターゲットとしたエコ文具企画として2022年2月にシリーズ第1弾を発売。テーマは「エモロジー」で、感情が揺り動かされるエモーショナルな瞬間を意味する「エモい」と「エコロジー」の両方を表しています。プラスチック使用量の削減や再生プラスチック・再生紙の使用、繰り返し使えるつめ替え式の採用、古紙の採用など、いずれもエコにこだわった仕様です。

 

第2弾では、QRコードから「自然」を感じられるオリジナル楽曲が流れる「エモ音」を導入。製品本体やパッケージのイラストには、イラストレーターのこまやま明さんを起用。「月明りで宿題」「朝の通学自転車」「休日の勉強会」「放課後の階段」という、自然とリンクした学生生活のワンシーンを、どこか懐かしいPOPなイラストで描いています。

 

今回発売となるのは、エコ対応紙ケース入り修正テープをはじめ、3色ボールペン、消しゴム、携帯はさみの4製品。

 

紙ケース入り修正テープ「ホワイパー」は、プラスチック使用量を機能・強度に必要な最低限のレベルまで削減しており、同社「ホワイパープチ」(6m使い切りコンパクトタイプ)と比較し、プラスチック使用量を約40%削減したエコな修正テープです。

 

本体の紙にはサトウキビ(非木材資源)からつくられた、バガスパルプ配合の環境対応紙を使用し、プラスチック部分には再生プラスチックを使用しています。紙とプラスチックを分別して廃棄できるのでリサイクル可能。廃棄ゴミを削減するパッケージレス仕様です。イラストは4パターンで、税込価格は275円です。

 

ゲルインキ3色ボールペン「アイプラス」は、本体に再生樹脂を一部使用。パッケージレス仕様で廃棄ゴミを削減しています。リフィルタイプで、お気に入りの一本を長く使用可能です。

 

イラストは3パターンで、それぞれのイラストに合わせたカラーインキを装着。インキ色は、「月明りで宿題」がコーラルピンク×ブルー×パープル、「朝の通学自転車」がゴールデンオレンジ×ライムグリーン×グリーン、「休日の勉強会」がキャロットオレンジ×ベビーピンク×ミルクブルー。税込価格は715円です。

↑ピンクやオレンジのカラーは暗記シートで隠すことができる

 

ケース消しゴム「くるっと」は、パッケージにプラスチックを使わない紙箱仕様で、一部に古紙を使用。消しゴムケースにはリサイクルしたプラスチックを87%使用しています。詰め替え式で、ケースは繰り返し長く使用することができ、消しゴムは繰り出し式なので持ちやすく、小さくなっても最後まで無駄なく使えます。4パターンのイラストで、税込価格は264円。

 

携帯はさみ「ツイッギーフッ素コート」は、本体に再生プラスチックを93%使用。パッケージはプラスチックを使わない紙箱仕様で、一部に古紙を使用しています。3パターンのイラストで、税込価格は990円です。

 

発売日の2月22日は、プラス ステーショナリー公式Instagramアカウントにて、「エモロジーでキュン」キャンペーンを開催。対象の投稿に「いいね」やコメントした人の中から抽選で合計30名に「COE365 第2弾」をセットでプレゼントします。詳細は、キャンペーン開始日に同アカウントより配信される投稿をご確認ください。

環境に優しい! バイオマス素材を使ったサステナブルな修正テープ「紙製ケースの修正テープ」

デザインフィルは、同社が展開するプロダクトブランド「ミドリ」から、環境に配慮したサステナブルな修正テープ「紙製ケースの修正テープ」を発売しました。税込価格は396円。

 

同製品は、これまでプラスチックを使用してきたパーツをバイオマス素材(紙51%+ポリプロピレン49%)と紙に置き換えた修正テープ。日本デザイン振興会(JDP)主催の「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しています。

 

本体や内部構造のプラスチックパーツを、燃やすごみとして廃棄が可能なバイオマス素材に置き換え、樹脂の使用量を削減。修正テープ自体の構造を見直し、パーツ数を減らすことで無駄な成型・組み立てを省いています。一般的にPET樹脂が使用される剥離フィルム部分も紙に変更し、使用後はすべて可燃ごみとして処分できます。

 

手にフィットするコンパクトなサイズながらも、7.2mの修正テープを内蔵。カラーバリエーションは、紙色に合わせて使い分けができる白色とクリーム色の2色展開で、どちらも、横罫線ノートのA罫に合わせて使いやすい6mm幅と、B罫に合わせやすい5mm幅の2種類を用意しています。無垢でシンプルな、紙の厚みや塊をイメージしたデザインのケースが特徴です。

修正テープの最終回答では? 真っ直ぐ引けてキレよくピタッと貼れるプラス「ホワイパーPL」を褒めてあげたい

不器用な人は、修正テープに厳しい意見を持ちがちである。ソースは筆者。なにしろ、修正テープはいろいろと難しいのだ……。

 

まず、テープをガタつかせずにまっすぐ引くのが高難度だし、狙った場所だけ的確に修正するのも無理ゲー気味。テープのキレが悪いと斜めに削いだような修正跡が残ることもある。こういったミスやトラブルをほぼ毎回体験するのだから、それは厳しくなって当然という話だろう。

 

とはいえ、これらがクリアできる修正テープであれば、素直に「わー、すごい優秀だよー!」と褒め称えるのもやぶさかではない。ということで、褒めよう。わー、プラスの新しい修正テープ、すごい優秀だよー!

 

不器用勢にも快適なペン型修正テープ「ホワイパーPL」

その新しい修正テープというのが、プラスから9月末に発売予定のペン型修正テープ、「ホワイパーPL」(以下、PL)である。

プラス
ホワイパーPL
230円(税別)/5mm幅×6m

 

修正テープの中でも、ペン型/スリムタイプというジャンルは、さほど珍しいものではない。ペンケースに収納しやすい、ペン立てに立てておける、といったメリットがある一方で、全体的に見ると、握る際のバランスが悪いものも多く、使いづらさを感じるケースもあったのだ。

↑我が家にあったペン型修正テープ。見た目や握った印象も含めて、ホワイパーPL(写真右)が最も“ペンっぽい”と感じる

 

↑修正時の握りはこういう形で。軸がスリムなので、とても保持しやすい

 

対してPLは、まずこのバランスがとても良い。握った状態では、軸後端のテープリールが手に乗り上げる形状となっているため、リアヘビーさを感じにくいのだ。

 

また、軸のやや上方に指を置く配置によって、ヘッド周辺の視界がすっきりと開けているのもポイント。修正箇所がよく見えるので、細かな修正をするのにとても快適である。

↑握り位置の高さで、ヘッド周りが見やすい=修正位置を把握しやすいというわけ

 

↑ヘッドを押し付けると、うっすらとしなって紙に密着する。これがテープの引きミスを大幅に減らしてくれる

 

ペン先にはクッションヘッド機構を備え、筆圧をかけると適度に上下(+わずかに左右ロール)にしなる構造となっている。これがサスペンションとなって、ヘッドの紙への密着度がアップ。テープがガタつくことなく、ぴったりと修正できるという仕組みだ。

 

特に不器用さに起因する引きミスのほとんどは、ここで解消されるはずである。しかも筆者レベルの不器用さであっても、ほぼ思った通りにテープが引けたので、間違いなく優秀と断言できる。

 

↑プラス独自のファインキーパー機構によって引く際の荷重が一定となり、最後まで安定して引くことができる

 

↑「薄さらテープ」は密着性も高く、これまたとても優秀

 

テープ自体には、プラス自慢の「薄さらテープ」を採用。従来品より白色層を11%薄くしたテープは、修正跡が目立ちにくく、かつペンで再筆記しても削れにくい、とても良くできたものだ。

 

実際、このテープが使えるという一点だけでも、プラスの修正テープを選ぶ価値はあるなー、と思うほどのクオリティである。

 

↑ただ一点残念なのが、“リバースモード”の不搭載。クッションヘッドによって、押すとヘッドが浮いて空転しまうのだ

 

使い切りではあるものの、握りやすさ・引きやすさ・収納面とかなりオールマイティで、個人的には本当に良くできた修正テープだと思う。修正テープに苦手意識を持っている人にも、間違いなくオススメできる1本である。

 

【菅未里の自腹買い文房具】クリーム色のノートに馴染む修正テープ「クリームテープ」

イベントやメディアへの出演、新作文房具のプロモーションなどに引っ張りだこの文具ソムリエール・菅未里さん。仕事柄、文房具を試す機会は多く、手元には山のような文房具が……。そんな菅さんが、自腹を切ってまで手に入れた、いま本当に気に入っている文房具とは?

 

今回は、昨今人気のクリーム色の中紙を採用しているノートのために生まれた修正テープ。

 

クリーム色のノートに馴染む修正テープ

近年、クリーム色の紙を採用したノートが流行っています。私が愛用しているノート「ロイヒトトゥルム1917」の紙もクリーム色なのですが、ひとつ困るのは、字を修正したいときです。普通の修正テープは真っ白ですから、違和感が出てしまうのです。

 

まあ、我慢すればいいのですが、やはり若干気になる。そんな私にとって、これはずっと待ち望んでいた商品でした。


プラス
ホワイパープチ〈クリームテープ〉
各300円(税別)

 

プラスの「ホワイパープチ〈クリームテープ〉」。クリーム色の紙に対応した修正テープです。

 

クリーム色のノートが増えたから?

なぜ今まで、クリーム色のテープがなかったのかは理解できます。需要が少なかったからでしょう。いえ、正確に言うとゼロではなかったのですが、市場からなくなってしまいました。やはり、あまり売れなかったのかもしれません。

 

そんなクリーム色の修正テープを文房具メーカー大手のプラスが作ったのは、やはりクリーム色のノートが増えたからでしょう。ありがたい話です。

 

ちなみに、プラスからもクリーム色のノート「カ・クリエ」が発売されています。

 

白すぎずクリーム色が濃すぎず、絶妙な色合い

↑3種の色の修正テープを引き比べた

 

ただし、これは単なるクリーム色の修正テープではありません。とても優秀な修正テープです。

 

上が白いテープ、真ん中がクリームテープ、下がロルバーン専用修正テープ。クリーム色の紙に使うと、この通り。修正跡が目立ちませんよね。

【関連記事】「ロルバーン専用修正テープ」もピックアップ。“文具ソムリエール”菅未里が振り返る2020年に自腹買いしたベスト文房具5選

 

テープ幅も充実

↑押しながらテープを繰り出せる「リバースモード」も健在だ

 

そもそも、私はクリーム色に限らず、この「ホワイパープチ」のシリーズをずっと推してきました。

 

それは、修正した上から筆記するときにペン先が引っかからない「薄さらテープ」や、通常の逆方向に押しながらテープを引き出せる「リバースモード」も搭載しているから。要するに、非常に使いやすいのです。

 

「ホワイパープチ〈クリームテープ〉」にも、この「薄さらテープ」に通常の逆方向に押せる「リバースモード」と、ホワイパープチの使いやすさは、しっかり引き継がれています。

 

↑上から、2.5mm、4mm、5mm、6mmの4種類展開

 

さらに、テープ幅が充実しているのもいいですね。最大6mmから、最極細の2.5mmまで4種類用意してあります。

 

罫線の幅からマイナス1mmが対応するテープ幅と考えればいいので、例えば4mm幅は5mm間隔のドット方眼に対応するなど、さまざまなノートに対応できます。また、極細の2.5mmは、ピンポイント消し用に活躍します。

 

クリーム色ノート愛用者への福音

というわけで、全国のクリーム色ノート愛用者のみなさん、おめでとうございます。ついに、思う存分修正できるときが来たのです。

 

実は、私はこれを、やはりクリーム色のシステム手帳リフィルを愛用している母親にプレゼントしたのですが、とても喜んでくれました。母親ははがき用の修正液を使っていたのですが(というのも、はがきはややクリーム色なので、はがき用修正液もクリームだから)、修正液は乾くのを待たなければいけないという弱点があったからです。

 

しかし、修正テープなら大丈夫。修正した後も、すぐにその上に書けます。いい時代になったものです。

 

「菅未里の自腹買い文房具」バックナンバー
https://getnavi.jp/author/misato-kan/

これは盲点! 「壁の汚れ隠しテープ」が文具としても活躍するとは!

【「毎日、文房具。」が●●な人にすすめたい文房具】黄みのあるノートにぴったりの“修正テープ”

最近、真っ白ではなく少し黄みがかったクリーム色の本文用紙を使った手帳やノートが、ずいぶん増えたと思いませんか?

 

手帳では、ロングセラーの「能率手帳ゴールド」や人気の「ほぼ日手帳weeks」にはクリーム色の本文用紙が使われていますし、ノートではLIFEの「ノーブルノート」やプラスの「Ca.Crea」などがそれ。かくいう私も、愛用している「ワタシメイド手帳」の用紙がクリーム色。感覚的には出回っている市販の手帳やノートの半数程度には、クリーム色の本文用紙が使われていると思います。

 

ですが、そんなクリーム色の用紙に関しては、かなり深刻な問題があります。世の中にはこんなにもたくさんクリーム色の手帳やノートを愛用している人がいるのに、なぜか「クリーム色」の修正ペンや修正テープが存在しないのです。

 

かつてはクリーム色の修正ペンや修正テープが販売されていたこともあるそうですが、現在では白よりは黄みがかっているものの、ほぼ白に近い「はがき用」、もしくは茶封筒などに近い色合いのものしか出回っていません。

 

この問題には私もずっと悩まされていて、上記のように何度もSNSでその悩みをつぶやいていました。

するとあの、消しゴムと修正テープで有名な「SEED(シード)」の公式Twitterさんが、こんなリプライをくださったのです!

 

なんと、シードから発売されているDIY用製品「壁の汚れ隠し(アイボリー)」が、クリーム色の用紙の修正にぴったりだと言うのです!

 

シードさんといえば、「修正テープ」を世界で初めて開発したことでも知られています。これは期待大です。

 

早速購入してみたところ、外見はまるで修正テープのような「壁の汚れ消し」。いや、むしろシードから発売されている修正テープ「てーぷっち」と全く同じ形状です。壁の汚れ隠しというより、修正テープそのものです。

 

早速、愛用の手帳で試してみました。

上が従来の白い修正テープで修正したもの、下が「壁の汚れ隠し(アイボリー)」で修正したものです。これはなかなか用紙の色に近い色です!

 

“クリーム色”とひと言で言っても、手帳やノートの種類によって色合いが微妙に異なってくるので、一概に「ぴったり」ということはできませんが、白よりもずっとしっくりくる色合いです。

 

もちろん使い勝手は修正テープと全く同じなので、手軽に持ち運んで使うことができ、上から文字を書くこともできますよ。

 

とにかく、「壁の汚れ隠し」とは盲点でした。文具好きの友人やインターネット上でも、私と同じような悩みを抱えている人たちをたくさん見てきましたが、そんなみなさんの救世主とも言える製品なのではないでしょうか。

 

クリーム色の手帳やノートを愛用している方は、ぜひ一度試してみてくださいね。

 

【商品情報】
シード「壁の汚れ隠し ベージュ(IVORY)」
オープン価格(実勢500円前後)
幅5㎜・長さ6m

 

【筆者プロフィール】

毎日、文房具。

2014年9月に創刊した文房具の魅力を紹介するウェブマガジン。文房具が大好きなライターたちが、良いと感じた文房具を厳選して紹介するほか、最近では文房具売り場のプロデュースやメーカーとのコラボ企画の運営など、活躍の幅を広げている。