爽快感がクセになる! 夏にピッタリな入浴剤4選

夏場のお風呂はささっと簡単なシャワーで済ませがちですが、身体がバテやすい夏だからこそ、じっくり湯船に浸かって温まりたいところ。今回は、中性重炭酸泉のチカラでシュワっと爽快感を堪能できるものや、こだわりのエッセンシャルオイルで上質なレモンの香りを楽しめるものなど、夏のバスタイムにおすすめの爽快感を味わえる入浴剤を厳選してご紹介します。夏のバスタイムを楽しみながら、だるさや疲れを吹き飛ばしましょう!

 

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夏のバスタイムを爽やかに演出する香りの入浴剤


バスクリン アーユルタイム レモングラス&ベルガモットの香り

ネパール国立トリブバン大学アーユルヴェーダ校が監修したハーブのマチルスエキスを、保湿成分として配合。マチルスは亜熱帯に分布し、暖かく湿った気候で生育する、ネパールで古くから健康食品などとして親しまれてきた植物です。また、ミネラルを豊富に含んだ自然由来の成分であるインド産海塩(基剤)を配合。さらに、レモングラス精油・ベルガモット精油を使用しているので、自然本来の爽やかな香りを楽しむことができます。色は黄緑がかった透明。愛用者からは「夏に合いそうな、気持ちのスッキリする香りです」「湯上りのホカホカした感じが長く続きます」との声も。

【詳細情報】
内容量:720g(ボトル)、40g(分包)

 


中性重炭酸泉のチカラを凝縮させたこだわりの入浴剤


BARTH 中性重炭酸入浴剤

着色料・香料ゼロで、余計なものを削ぎ落とし、中性重炭酸泉のお湯を楽しめる入浴剤です。炭酸泉の有効成分とは、錠剤から出る炭酸ガスの泡ではなく、その炭酸ガスが湯中に溶け込んでできる重炭酸イオンであり、重炭酸イオンがお湯にしっかりと溶け込むためには、お湯が中性であることが重要だとか。メーカーの説明によると、同製品は、重曹とクエン酸を独自の固化技術で成形することで、湯中にて2つの成分の反応タイミングを制御し、湯を中性に保ち、重炭酸イオンを豊富に湯中に溶け込ませることを実現。肌に優しく、小さい子どもや肌の敏感な人でも、洗顔・洗髪・足湯などにも使えるとしています。

【詳細情報】
内容量:9錠、30錠、90錠

 


全米で愛され続けている自然派入浴剤


ティールズ フレグランスエプソムソルト ユーカリ&スペアミント

全米のバスケア商品で累計販売数No.1(ティールズシリーズ ニールセンカンパニー調べ)を誇る「Dr Teal’s」。100%ナチュラルなミネラル成分、エプソムソルトにエッセンシャルオイルをプラスした、心身ともに安らげる入浴剤です。エプソムソルトとは塩分ではなく、硫酸マグネシウムのこと。美容に関心の高い海外セレブが愛用していることで注目されており、欧米では多くの家庭でバスタイムに愛用されているとか。ユーカリとスペアミントのハーブの香りが気持ちをリフレッシュ。愛用者からは「バスタブに入れた瞬間、爽やかな香りがバスルームいっぱいに広がって、幸せな気分にさせてくれます」との声が。すがすがしい気分になりたいときにおすすめの入浴剤です。

【詳細情報】
内容量:453g、1360g

 


ヨーロッパで大人気のこだわり抜かれたオイルで作られた入浴剤


ヴェレダ シトラス バスミルク

自然医薬品メーカー「WELEDA(ヴェレダ)」は、化粧品においても厳格な基準で製造開発をおこなっています。高い品質と植物成分に対する実直なまでのこだわりから、世界50か国以上で愛用されています。本製品は、柑橘系の香りが爽やかに香る、さっぱりとした入浴剤。 シチリア半島でレモンの栽培をおこなうヴェレダの契約農家は、バイオダイナミック農法で栽培したレモンを丸ごと圧搾するという独自の方法で、エッセンシャルオイルを抽出しています。こうして作られたレモンの香りは、夏にぴったり。リフレッシュしたいとき、朝の入浴やスポーツ後にさっぱりと入浴したいときにおすすめです。

【詳細情報】
内容量:200ml

 

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湯上がりもポカポカが持続!体の芯からあたたまる入浴剤5選

6月に入って徐々に暑い日が増えてきて、エアコンが必要となるシーズンになってきました。一方で、エアコンの冷気で身体が冷えすぎてしまう季節でもあります。そのひとつとして大切にしたいのが、入浴。シャワーだけで済ませてしまいがちですが、お湯に浸かるのがおすすめ。さらに、体を温める効果のある入浴剤を使えばさらに効果アップ。そこで今回は、体の芯から温まる入浴剤5選をご紹介します。

 

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菩提樹とオレンジでしっかり温まる入浴剤


クナイプ バスソルト オレンジ・リンデンバウム<菩提樹>の香り 850g

クナイプの芳香浴は、38~40度のぬるめのお湯で、10~15分ゆったりつかり、全身をハーブの香りに包まれてくつろぐのがポイントです。今回紹介する「クナイプ バスソルト オレンジ・リンデンバウム<菩提樹>の香り」は、冷えた体を温めるのにぴったり。リンデン(菩提樹)には、リラックス効果に優れ、発汗・老廃物排出作用を兼ね備えています。ユーザーからは「クナイプの中では保温効果では一番だと思う」「冷え由来で寝付きが悪い人に特におすすめ」と体を温める効果に対して絶賛される一方で「思ってたよりも香りが強かった」「菩提樹の香りには違和感」との声も。

 


食塩と炭酸ガスが温浴効果を高めてくれる入浴剤


きき湯 食塩炭酸湯 気分やすらぐ潮騒の香り 360g

「きき湯」シリーズは、炭酸ガスの発泡入浴剤です。全体に沸き上がるような炭酸ガスの発泡が、細かい気泡になって、素早くたっぷりお湯に溶けこみます。また、きき湯の炭酸ガスは、発泡が終わっても2~3時間は効果を発揮してくれるのも特徴。発泡が終わった後はもちろん、2番目、3番目にお風呂に入っても、さらに追い炊きしても大丈夫なのはうれしいですね。今回紹介する「きき湯 食塩炭酸湯 気分やすらぐ潮騒の香り」は、食塩と炭酸ガス温浴効果を高めて、新陳代謝を促進。体を芯から温め、つらい冷えや疲労を楽にしてくれます。ユーザーからは「入れると入れないでは、身体の温まり方が全く違います」「気持ちよくて、ついつい長湯したくなる」との声のほか「夏の冷房で冷えた体にも◎」との声も。

 


体を温めるだけじゃなく肌もしっとりする入浴剤


AQUA GIFT バスソルト 30回分

「AQUA GIFT バスソルト」は、肌ケア企業が本気で考えたバスソルトです。主成分はなんと「にがり」。豆腐などに使われる天然成分の食品添加物で、さらにミネラル分だけを抽出する高品質精製法を採用しているのが特徴。浸透圧が高いマグネシウムにより、体の芯まで温まります。ナトリウムを除去しているので、追い炊き可能。風呂釜、バスタブを傷めることもなく、残り湯で洗濯OKなのもうれしいですね。ユーザーからは「余計なものが一切入っていない感じが好印象」「お風呂上がりはいつもより体のポカポカが続いていました」と温まる効果に加えて「このバスソルトを使用した後は、肌がしっとりして乾燥による痒みもおさまりました」と肌への効果も評価されています。

 


体のリカバリーに特化した入浴剤


BARTH【バース】中性重炭酸 入浴剤

バースは、余計なものを削ぎ落とし中性重炭酸泉の力を凝縮させた入浴剤です。重曹とクエン酸を独自の固化技術で成形することで、湯中にてこの二つの成分の反応タイミングを制御し、お湯を中性に保ち、重炭酸イオンを豊富に湯中に溶け込ませることを実現。ぬるめのお湯でもじっくり浸かることで温浴効果を実感できます。また、お湯の温度で体温を上げるわけではないため、カラダに負荷をかけずに効果を実感できるのも◎。また、無香料かつ無着色で余分な成分を使用していないため、体をリカバリーさせることに特化しているのも特徴。塩素を中和するためバースを入れたお湯は中性となり、お湯触りがとても柔らかく、肌への刺激が少なくなります。ユーザーからは「炭酸ガスの効果がすごく良くわかる。15分以上浸かるのがおすすめ」との声も。

 


体を温める国産生姜オイルを配合した入浴剤


アース製薬 温泡 こだわり生姜 炭酸湯

温泉成分と炭酸ガスが温浴効果を高め、血行を促進し肩こり・腰痛・冷え症に効く、発包タイプの入浴剤「温泡 こだわり生姜 炭酸湯」。温泉成分(炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムなど)と炭酸ガスが温浴効果を高め、血行を促進し、肩こり、腰痛、冷え症に効果があり、一日の疲れを和らげてくれます。また、湯上り後もポカポカ感が持続するのも◎。本物の生姜の香りにこだわり、国産生姜オイルを配合。保湿成分のとうがらし&生姜成分を配合し、「ハーブ生姜」「はちみつ生姜」「とうがらし生姜」「ゆず生姜」のこだわった4種類の香りを楽しめます。ユーザーからは「温泉系の入浴剤より断然温まる」との声がある一方で「どれも生姜の匂いが凄すぎて他の匂いが感じられない」との声も。

 

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巣ごもり需要で再注目の「バスクリン」。 90年の歴史に隠された試行錯誤

今年春の、緊急事態宣言による外出制限時は、多くの飲食店同様、温泉や銭湯も休業が相次ぎました。私ごとですが、週に3日は温泉に入っていた筆者にとってはこれが結構なストレスでした。でも、特にそんなときに役立ったのが自宅でのバスクリン風呂。

 

ご存知の通り「バスクリン」は日本を代表する入浴剤ですが、定番のバスクリンのほかに派生商品の「バスクリン フレグランススタイル」、「大人のバスクリン」、「バスクリン ピュアスキン」、「バスクリン 薬湯」、「バスクリン クール」など、自宅入浴を楽しめるアイテムがたくさん出ています。しかし、このバスクリンのルーツとは何なのか? と調べたところ、なんと90年もの歴史があり、今年はその周年イヤーなのだそうです。そこで今回は(株)バスクリンを尋ね、マーケティング本部の後藤 葉さんに、その歴史と知られざるエピソードを聞きました。

↑(株)バスクリンマーケティング本部・後藤 葉さん。実のおじいさまが「入浴剤好き」だったことで幼少期よりバスクリンに親しみを持ち、ご自身も大のお風呂好きによって同社に入社されたそうです

 

バスクリンは、銭湯からの依頼でできた「夏仕様」の入浴剤だった!

ーーバスクリンが誕生したのは今からはるか90年前、1930年のことですね。

後藤葉さん(以下、後藤) 弊社の前身は(株)津村順天堂(現:(株)ツムラ)なのですが、この会社から1897年に「浴剤中将湯(よくざいちゅうじょうとう)」という入浴剤が販売されました。これは「日本初の入浴剤」と言われていて、生薬で造られたものでした。血行を良くし女性特有の症状を緩和する婦人薬「中将湯(ちゅうじょうとう)」という当時の同社のメインが、浴剤中将湯を生むきっかけとなりました。

↑1897年頃、津村順天堂本店の様子。商品にかける熱気が伝わってきます(写真提供:(株)バスクリン)

 

後藤 ある日、この婦人薬中将湯を作る過程で出た生薬の残りを、当時の社員がおうちに持ち帰ったそうです。お湯に生薬の残りを入れたところ体がポカポカしたり、子どものあせもが治ったりしたそうです。当時、津村順天堂は日本橋にあったのですが、まずこの地域でその話が口コミで広まって、銭湯のほうから「商品として売ってくれないか」という依頼をいただきました。それで銭湯用に「浴剤中将湯」が製品化されたんです。

↑1907年、旧社屋から改装された津村順天堂本店(写真提供:(株)バスクリン)

 

後藤 ただ、この銭湯向けの浴剤中将湯は、たしかに体はポカポカするのですが、夏だと暑すぎてたまらない……という事もあったようです。それで、また銭湯からの「夏でも快適に過ごせる入浴剤はないか」という依頼を受けて1930年に開発したのが芳香浴剤「バスクリン」でした。

↑(株)バスクリン本社に飾られているバスクリンのルーツ浴剤中将湯(左・レプリカ)と、初代バスクリン(右・レプリカ)のパッケージ。ちなみに当時のバスクリンは150g入りで50銭で販売されていたそうです

 

戦後、バスクリンは銭湯向けから家庭用にシフト!

ーー芳香浴剤バスクリンは、具体的にどんな成分に変えたのでしょうか。

後藤 当時のバスクリンは主に硫酸ナトリウムと重曹などを有効成分として使用していました。このうち、重曹は石鹸と同じように皮膚の汚れを乳化し、清浄効果があるため採用されたのだと思います。

 

しばらく銭湯向けに販売されていたバスクリンですが、戦時中はあらゆる業種と同様に販売ができなくなりました。戦後1950年に販売を再開するんですけれど、このときもまだ銭湯向けだったようです。

↑戦後はガラス瓶で販売されたそうです(写真提供:(株)バスクリン)

 

後藤 しかし、バスクリンを使っている銭湯は、「バスクリン使用」を売りにすることが多かった一方、コストを節約するため、なかなかお風呂のお湯を変えないで営業するところもあったようです。このことに対し「衛生上、問題がある」と保健所からの指摘を受けた時期がありました。

 

これを契機に津村順天堂では、「銭湯向けよりも、一般家庭向けにシフトしたほうが良いのではないか」と考え始めます。同時期、日本は戦後の復興、経済成長を遂げていた時期で、生活水準も上がり家庭に内風呂が備えつけられるのが一般的になり始めました。日本人の多くの家庭にお風呂が備え始められたその時代にも合致し、バスクリンは一般家庭に広まっていきました。

 

本物に近いジャスミンの香りに、怒る人が続出!?

ーー以降、香りも様々なものを販売されたようですね。

後藤 初代バスクリンは大ヒットしましたが、「さらに多くの方に喜んでもらえる商品を」ということで、その後、無数の香りの研究を重ねていたようです。特に1960年発売の「バスクリン ジャスミン」という商品は、バスクリンの象徴的な香りになりました。

↑1960年発売の「バスクリン ジャスミン」。当初はブリキ缶での発売でしたが……(写真提供:(株)バスクリン)

 

↑あまりの大ヒットで、外注の容器の生産が追いつかず、西ドイツ製の容器製造機を自社に導入。容器の製造、原料の詰め込みまでを社内で一貫してやるようになったそうです(写真提供:(株)バスクリン)

 

後藤 このバスクリン ジャスミンは1960年の最初の発売から、24年後の1984年のリニューアルまでいっさい香りを変えないまま販売されました。この間、調香師の技術も向上し、より本物のジャスミンの香りに近づけるよう、リニューアルしたのが1984年のバスクリン ジャスミンだったのですが、ここで問題が起こったそうです。

 

せっかくより本物に近づけたジャスミンの香りだったのですが、お客さまが1960年発売からの香りに慣れ親しんでいるため「これはジャスミンじゃない!」「ジャスミンの香りがしないじゃないか」と、多くの声をいただいたそうです。つまり、ありがたいお話なのですが、1960年のバスクリン ジャスミンの香りはそれだけ多くの方々に親しまれた商品だったということでもありました。結局その後、元の香りに近づけたバスクリン ジャスミンを再販売するなんていうこともありました。

 

様々なラインナップのバスクリン

ーーまた、以降は香りだけでなく、様々なタイプの派生商品も多く生まれていきました。現在のバスクリンのラインナップだけを見ても、「薬湯」、「クール」、「フレグランススタイル」、「大人のバスクリン」、「ピュアスキン」などありますね。

後藤 そうですね。バスクリンの当初のコンセプトは「日本の家族を温めたい」というもので、言い換えれば「家族みんなで使ってもらう」ことを考えていました。そこから派生し、今では多様性に対応して女性が好む香りや、大人が贅沢感を感じられるもの、生薬有効成分が配合されたものなど、様々なラインナップを用意しています。

↑定番バスクリン。現在は写真の「ゆずの香り」を含む8つの香りをラインナップ

 

↑バスクリンから派生したラインナップ。左から、女性に向け香水のような香りを楽しめる「バスクリン フレグランススタイル」。スキンケアタイプの「バスクリン ピュアスキン」。温泉ミネラルと生薬有効成分を配合した「バスクリン 薬湯」。アロマ粒エッセンスを配合したゴージャスな香りを楽しめる「大人のバスクリン」

 

ーーさらに(株)バスクリンでは、「きき湯」「日本の名湯」といった入浴ブランドを発表しています。

後藤 これらは津村順天堂時代からの知見を生かし開発されています。

↑炭酸入浴剤「きき湯」。(写真提供:(株)バスクリン)

 

↑お家で温泉効果が楽しめる「日本の名湯」

 

↑また、(株)バスクリンでは生薬研究の知見を生かし、育毛剤も販売しています。女性向け育毛ドックの「モルティ」(左)、男性向け育毛剤の「モウガ」(中)、薬用育毛トニックの「インセント」(右)

 

現在はバスクリンが会社名!?

ーー現在は、(株)津村順天堂(現ツムラ)から分社化し、一つの企業・株式会社バスクリンとして独立されています。

後藤 2006年に(株)ツムラから分社化し、2008年にツムラグループから独立。2010年に株式会社バスクリンという名前になりました。さらに2012年からはアース製薬のグループに加わりました。

 

これからも「日本の家族を温めたい」

ーー特に今年、巣ごもり需要で「入浴剤の売れ行きが伸びた」ということはありましたか?

後藤 4月の緊急事態宣言で、皆さんがお家で過ごさなければいけない時期に、入浴剤の需要が伸びたのは事実です。他社製品も含めた弊社の入浴剤市場全体のデータは、今年の1月~6月までで前年比110%。弊社の入浴剤全体も同じような数値で推移していて、この伸び率は今後も高まるのではないかと思っています。実際、メディアでも「入浴や入浴剤の特集を組まれることも増え、こういったところでの露出もバスクリンが再注目されている理由だと思います。

 

ーー最後に、これまでの90年を経て、バスクリンの100周年を目指すにあたり、改めて考えていることがあればお聞かせください。

後藤 銭湯向けの商品としてスタートしながら家庭向けにシフトし、香りや容器の変更もあった90年ですが、当初から一貫して変わらないバスクリンのコンセプトは「日本の家族を温めたい」ということです。この軸となる部分、そして日本の入浴文化形成の一助になるよう、今後も努力していきたいと思っています。その上で、より柔軟に、様々なニーズにお応えできるような商品を出し、100周年を迎えられたら良いなと思います。

↑さらなる未来へかける思いも語ってくださった後藤さん(ありがとうございました)

 

後藤さんのお話を聞いているだけで、ついまたバスクリンを入れたお風呂に入りたくなる筆者でした。外出しにくい今であることに加え、これから徐々に涼しくなっていく季節でもあります。お家のお風呂で、ゆったりバスクリンを入れたお風呂に浸かって、ほっとしてみてはいかがでしょうか。

 

撮影/我妻慶一

 

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「なんだこれ… なんだこれ!」 KFC×ヴィレヴァンが生み出したヤバすぎる入浴剤が話題

11月1日から15日にかけて、「ケンタッキーフライドチキン」(以下、「KFC」)がプレゼントキャンペーンを実施。景品の「チキンの香り? の入浴剤」に注目が集まっている。

出典画像:「ケンタッキーフライドチキン」公式サイトより出典画像:「ケンタッキーフライドチキン」公式サイトより

 

スパイシーで美味しそうな入浴剤

11ハーブ&スパイスの香りが引き立つ、「KFC」のオリジナルチキンと骨なしケンタッキー。同キャンペーンは、この2つが同時に楽しめる「秘伝のコンビパック」の発売を記念して実施された。「KFC」の公式Twitterアカウントをフォローした後に、対象のツイートをリツイートすることで参加可能。毎日抽選100名に「チキンの香り? の入浴剤」がプレゼントされる。

 

この入浴剤は「KFC」と「ヴィレッジヴァンガード」がコラボしたことで生み出されたもの。カーネル・サンダースが9年の歳月をかけて完成させた、秘伝の11ハーブ&スパイスがもたらす“アノ香り”を再現したものだという。

 

これにSNSなどでは「なんだこれ… なんだこれ!」「再現しなくていいから…」「ヤバいものを生み出してしまったな」といったツッコミが続出。一方で「一回だけなら使ってみたい」「寝る前の入浴で使ったらいい夢が見れそう」「美味しそう!」といった声も。11月2日現在で対象のツイートは1万7千を超えるリツイートがされており、争奪戦の様相を呈している。

 

「ピザの湯」や「ラーメンの湯」といった入浴剤も!

かなり斬新な入浴剤だが、「ヴィレッジヴァンガード」からは既に類似の商品が発売されており「流行ってるのか?」という指摘も。「お風呂でフライドチキン」という商品で、フライドチキンの形をした入浴剤を入れるとお風呂がシュワシュワと泡立つ。まるで油で揚げているみたいになるので、入浴剤とチキンの組み合わせは意外と相性が良いのかも?

 

また、同店では他にも様々な種類の入浴剤が販売されている。中でも「だし汁の湯」シリーズはネット上でも定期的に話題に。「ピザの湯」「ラーメンの湯」「牛丼の湯」「味噌汁の湯」などがあり、当然匂いはそれぞれの料理を再現。使ってみた人からは「具材になった気分が味わえて最高」「わりとマジでお腹が空く」「おでんが食べた過ぎて“おでんの湯”に入った」との声が上がっている。

 

ちなみに「KFC」のキャンペーンでは、抽選から漏れた人にもチキンを割引価格で買える特別クーポンが贈られるとのこと。入浴剤ではなく本物の“アノ香り”を楽しんでも良いかもしれない。