12月11日放送の「ヒルナンデス!」では、知っておくと役に立つ“冬の洗濯術”について紹介。便利なアイデアが盛りだくさんで、「何で今まで教えてくれなかったんだ…」と話題になっている。
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冬にはどのタイプの洗剤がおススメ?
番組に登場したのは、洗濯のプロ・田村嘉浩先生。女優・久保田磨希、森三中・大島美幸、村上知子、黒沢かずこと共に、主婦に聞いた“冬場の洗濯に関する疑問”を解決していく。
まず先生が教えてくれたのは、冬場に適した洗剤の種類。最近の洗剤は、粉末・液体・ジェルといった3つのタイプに分けられており、「一体どれを使えばいいの?」と悩んでいる人も多いはず。それぞれメリットやデメリットが挙げられるが、中でも先生がおススメするのは“液体洗剤”。粉末やジェルと比べて洗浄力は弱めだが、皮脂汚れなどには直接塗って対処が可能。冷たい水でも溶け残りが少ないので、冬場でも快適に洗濯できるそう。
対して粉末洗剤は安価で汚れ落ちがよい反面、すすぎが不十分だと衣類に残ってしまうといったデメリットも。ジェルタイプも便利な上に粉末洗剤と同等の洗浄力を持っているものの、値段がお高めで洗濯物の量に合わせて使えないのが少々ネック。
番組アンケートによると実際のユーザー数も液体洗剤が半数以上を占めており、ネット上では「粉末を使ってた時は溶け残りが酷かったけど、液体に変えてから快適になった」「コスパを考えると液体が1番だと思う」など納得の声が上がっている。
タオルは柔軟剤と一工夫でふわふわに!
続いて寄せられたのは“柔軟剤”に関する疑問。柔軟剤には静電気を抑えて風合いをよくする効果が期待でき、特に冬場はぜひ使っておきたいところ。しかし、「柔軟剤を使ったのにタオルがゴワゴワ…」といった事態を招いてしまうことも。先生によると、タオルは脱水の段階で毛が詰まってしまいゴワつきが生まれるんだそう。そんな時は、干す前にタオルをバサバサ振って毛を立たせることが大切。日陰に干すとさらに柔らかくなるので、気になる人はぜひ試してみては?
また、番組では縮んでしまったセーターをもとに戻す方法も紹介。まずはアイロンで蒸気をかけ、グッと引っ張りながら冷めるまでキープ。水分を与えると繊維が動きやすくなり、伸びた状態を維持することで形状が保たれるんだとか。ニットの縮みに悩んでいた人は多いようで、SNSなどでは「何で今まで教えてくれなかったんだ…」「お気に入りのセーターが縮んであきらめてたけど試してみる」といった声が上がっている。
他にも番組では、毛玉を取る時に食器用スポンジで優しくなでる裏技や、丸めた靴下と一緒にダウンジャケットを乾燥機にかけるとふっくら仕上がるといった豆知識も紹介している。様々な洗濯術を活用して、冬場も快適に過ごしてみては?