女性7割、男性4割が冷え性!?︎「3・3・3入浴法」で冷え対策

どんどん気温が下がっていくこれからの季節。寒い夜にはお風呂に入って温まりたくなりますよね。今回は、冷え性対策におすすめの入浴方法についてご紹介。簡単にできるセルフ冷え性チェックも取り上げていくので、「なんだかいつも冷えやすい気がする」とお悩みの人は要チェックです。
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忙しい人におすすめの手首入浴

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10月18日放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、冷え性対策にぴったりの正しい入浴方法について特集されました。冷えは万病のもとと言われ、肩こりや頭痛、下痢、便秘といった体の不調の原因になることも。番組には冷え性のエキスパート・内科医の石原新菜先生が登場し、家でできる冷え性対策について解説してくれました。

 

石原先生によると最近は冷え性の人が増えており、女性の7割、男性の4割ほどが冷え性に悩まされているそう。さらに自覚症状のない隠れ冷え性も多く、「自分は大丈夫」と思っていても知らない間に冷え性になっている人も少なくありません。そこで石原先生が教えてくれたのが、冷え性を見抜く簡単チェック。「いつも手足が冷たい」「熱いお風呂が苦手」「汗っかき」のどれかひとつにでも当てはまる人は、もしかすると冷え性かもしれません。

 

実際にチェックした視聴者からは、「全部当てはまる! やっぱり冷え性なのかなぁ」「3つともどんぴしゃだったからこれから気をつけよう」といった声が。自覚がなかった人が多く見られるので、当てはまった人はこの機会に冷え性対策を始めてみましょう。

 

そんな冷え性や隠れ冷え性の人によいと言われているのが“半身浴”。しかし「半身浴は時間がかかるしめんどくさい…」という人も多いですよね。そこで石原先生が教えてくれるのは、半身浴並みの効果が簡単に得られる入浴法。1つ目に紹介されたのは“手首入浴法”です。

 

やり方はとっても簡単で、塩を入れた42℃程度の熱めのお湯に手首まで10~15分程度浸けるだけ。お湯がぬるくなったら差し湯をして温度を調整しましょう。石原先生によると、内臓に繋がるツボがたくさんある手のひらを温めれば、内蔵が活性化して血行がよくなるとのこと。首や肩こりなどに効果があると言われているので、気になる人は試してみるといいかもしれませんね。

 

3・3・3入浴法とは!?

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続いて教えてくれたのは“3・3・3入浴法”。
一体どんな入浴法なのかというと、まずは42℃程度の熱めのお湯に3分間肩まで浸かります。その後、お湯からあがって体を洗うこと3分。さらに3分間お湯に入り、あがって3分で髪の毛を洗いましょう。最後に再び3分間お湯に入り、温まったところでお湯から出て3分。“3・3・3入浴法”と言われるのは、ここまでを1セットとして3回繰り返すため。

 

この入浴法は新陳代謝がアップし、かなりの汗が出てきます。お風呂あがりはしっかり水分補給をすることが大事ですが、体を冷やさないために常温の水を飲むことがポイント。さらに湯冷めを防ぐため、お湯から上がった後は適度に汗を吸ってくれるバスローブを着ておきましょう。

 

ネット上では実際に3・3・3入浴法を試した視聴者も。「お風呂から出て1時間経っても体がポカポカする」「ハードだからカロリー消費もすごそう」といった声があがっており、効果にはかなり期待ができそうです。

 

寒い冬もシャワーだけで済ますのは禁物。ゆったりとお風呂に入って、体の芯から温めてくださいね。

 

 

文/プリマ・ドンナ