メレンゲのようなふわふわ感を自宅で! 卵2つだけで作る「究極のふわふわオムレツ」の作り方

人気YouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』のゆかりさんに卵料理の基本を教えていただく連載の4回目。今回はYouTubeでも話題の「究極のふわふわオムレツ」です。

 

お店で出てくるような、見た目も食感もふわふわなオムレツを、家でも作れたらいいですよね。それを叶えてくれる今回のレシピの材料は、卵2つと塩・砂糖だけ! 少ない材料でも、3つのポイントさえ押さえれば、誰でも究極のふわふわなオムレツが簡単に作れるのだとか。ゆかりさんにポイントを紹介していただきましょう。

 

料理研究家でたまごソムリエのゆかりさん。

 

第1回 半熟から固茹でまで「ゆで卵」を好みの固さに仕上げるには?
第2回「卵焼き」の正解 ~基本の「卵焼き」から「だし巻き卵」までフワフワ食感に作るには?~
第3回 オムライスはラップで巻く! 初心者も失敗しない、ふんわり卵できれいに包む「オムライス」の作り方

 

じっくり弱火の蒸し焼きで、ふわふわなオムレツに!

今回の「究極のふわふわオムレツ」は、卵黄と卵白を個別に泡立てたものを合わせて焼き上げます。卵黄と卵白を分ける際には、空のペットボトルを使うのが便利だとか。

 

炭酸飲料などが入っていたような弾力性のあるペットボトルがおすすめ。ペットボトルの口の部分に水分が残らないよう、キッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ってから使いましょう。

 

賞味期限が近い卵だと卵黄の膜が弱まっているため、吸い上げた際に卵黄が潰れてしまうことも。「究極のふわふわオムレツ」にはなるべく新鮮な卵を使うのがおすすめです。では、ふわふわに仕上げるコツをゆかりさんに教えていただきましょう。

 

ふわふわにするコツ1.
ツノが立つまで卵白を泡立てる

「ふわふわなオムレツにするためにまず大切なのが、ツノが立つまで卵白を泡立てること。ボウルを逆さにしても落ちてこないくらい、しっかり泡立てるのが第1のポイントです。今回はハンドミキサーを使っていますが、泡立て器しかないという方は、卵白だけを冷凍庫で1時間ほど冷やしておくと泡立ちやすくなります。また泡立てるボウルに水分や油分が付着しているときめ細かい泡にならないので、乾いたボウルを使うようにしましょう」(料理研究家・ゆかりさん、以下同)

ツノが立つまでしっかりと泡立てるとボウルを逆さにしても落ちない!

 

ふわふわにするコツ2.
弱火でじっくり蒸し焼きに!

焼く時の火加減は、必ず弱火にしてください。じっくりと焼き色をつけながら、フタをして3分程度蒸し焼きにします。この時、フタをせず強い火加減で焼いてしまうと、せっかくふわふわに泡立てた卵がしぼんでしまうので注意です!」

弱火で、じっくりと焼き色をつけるのがポイント。

 

ふわふわにするコツ3.
できたてを食べる!

最後はできあがってから心がけること。「このオムレツは、できたてが一番ふわふわです。時間とともにしぼんでしまうので、なるべくできたてを食べるようにしましょう。冷めてしまっても溶けるような独特な食感は残りますが、見た目も食感も楽しみたいのなら、できたてがおすすめです」

 

人気の「究極のふわふわオムレツ」

コツを押さえたところで、ここからは「究極のふわふわオムレツ」のレシピを解説していただきます。今回の味付けは、塩と砂糖のみ。卵の味わいを存分に楽しめるレシピですが、甘めが好みなら、砂糖を多めに入れるなど分量を調整してください。またフライパンは、20cm前後を使用しています。

 

【材料】(1人前)

卵:2個
塩:1つまみ
砂糖:1つまみ
バター:10g

 

【作り方】

1.卵を卵黄と卵白に分ける。

 

卵黄をわける際、炭酸飲料が入っていたような弾力性の高い空ペットボトルを使うと簡単。ペットボトルをへこませた状態で卵黄に近づけ、へこみを緩めると空気圧で卵黄だけが吸い取れます。また、もう一度へこますことで、ペットボトル内に吸い取られた卵黄を潰さずに押し出すことができます。

 

2.卵白にひとつまみの塩を加え、メレンゲ状に泡立てる。

 

3.ツノが立つくらいしっかりと泡立てる。(ハンドミキサーを使う場合は高速で1分泡立てた後、低速で1分ほど泡立てるとなめらかな食感に)

 

4.卵黄に砂糖を加えて、混ぜる。

 

5.3のメレンゲ状になった卵白の泡を潰さないように、4の卵黄を加える。

 

6.空気を入れるように、ふんわりと全体を混ぜ合わせる。

 

7.20cm前後のフライパンにバターを入れ、火にかける

 

8.バターが溶け始めたら弱火にし、6を全量入れる。

 

9.蓋をして3分ほど蒸し焼きにする。

 

10.下の面にほどよい焼き色が付いたら、お皿へスライドさせるように移し入れる。

 

11. 半分に折り込むように盛り付けて完成。

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『究極のふわふわオムレツの作り方☆卵2つで簡単レシピ♪そして、ご報告があります!』をチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=H5EAwJ4UzDg

 

少ない材料でも、作り方のポイントさえ押さえれば、お店のようなふわふわオムレツが出来上がります。おすすめはハンドミキサーですが、卵白だけ冷凍庫に1時間ほど冷やしておくことで泡立て器だけでもメレンゲ状に泡立てることが可能に。お好みの味に調整しながら、ゆかりさんの「究極のふわふわオムレツ」にチャレンジしてみましょう。

 

第1回 半熟から固茹でまで「ゆで卵」を好みの固さに仕上げるには?
第2回「卵焼き」の正解 ~基本の「卵焼き」から「だし巻き卵」までフワフワ食感に作るには?~
第3回 オムライスはラップで巻く! 初心者も失敗しない、ふんわり卵できれいに包む「オムライス」の作り方

 

【プロフィール】

料理研究家 / ゆかり

調理師免許の資格を活かし、『おうちで簡単に作れるレシピ』をモットーに、YouTube・テレビ・ラジオ・雑誌・料理イベントなどを中心に活動。チャンネル登録者数45万人(10/9現在)のYouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』では、簡単スイーツをはじめ、和食、洋食、中華など幅広くレシピ公開。調理師免許やたまごソムリエの資格も持ち、2016年に卵料理レシピ本『たまご大好き』(アールズ出版)を出版。

料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen
https://www.youtube.com/channel/UC7LT6gRahCIBd5AO5MUl8dQ

オムライスはラップで巻く! 初心者でも失敗しない、ふんわり卵できれいに包む「オムライス」の作り方

人気YouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』のゆかりさんに卵料理の基本を教えていただく連載の3回目。今回のテーマは「オムライス」です。

 

オムライスは、ケチャップライスを上手に卵で包むことに悪戦苦闘する料理のひとつ。せっかくケチャップライスがおいしくできても、肝心の卵で失敗してしまい、見た目も残念な出来になってしまうことは多いのではないでしょうか。今回は基本的なケチャップライスの作り方と合わせて、初心者でも失敗なしで作れるオムライスのポイントを解説していただきます。

料理研究家でたまごソムリエのゆかりさん。

第1回 半熟から固茹でまで「ゆで卵」を好みの固さに仕上げるには?
第2回「卵焼き」の正解 〜基本の「卵焼き」から「だし巻き卵」までフワフワ食感に作るには?〜

 

オムライスは、ラップで包めば失敗なし!

定番のオムライスの形をフライパンの上で作ろうとすると、卵が破れてケチャップライスが中から飛び出してしまったり、卵に火が入りすぎて焦げ目が目立ったり、何度も練習しないと上手にできない、ハードルの高い料理になっています。オムライスの手順をまとめると、

1.ケチャップライスを作る
2.卵に火を通す
3.ケチャップライスを卵で巻く
4.盛り付ける

の4つに分けられますが、「3.ケチャップライスを卵で巻く」の工程が難しいと考えている人は多いはず。でも、ポイントさえ押さえれば、料理初心者でも簡単にオムライスを成功させられます。ゆかりさんからオムライスを成功させるコツを教えていただきましょう。

 

オムライス調理のコツ1.卵液に水を加えること

「オムライスをつくる際のポイントは、2つあります。1つ目は、卵液に水を加えること。これは前回の卵焼き回でもお伝えしましたが、卵1個あたり大さじ1の水を加えることで口当たりもよくふわっと仕上げることができます」(料理研究家・ゆかりさん、以下同)

 

水の量は、卵1個に対して、大さじ1が目安。

 

オムライス調理のコツ2.卵とケチャップライスをラップで包むこと

「もう1つのポイントは、卵とケチャップライスをラップで包むこと。オムライスはフライパンの上で巻くのが正解! と考えている人が多いのですが、誰でも同じクオリティできれいなオムライスを作りたいのなら、ラップで包む方法がおすすめです。半熟の卵の上にケチャップライスを乗せることで、中もふわトロなオムライスに仕上げることができます。またラップの上からオムライスの形を整えることができるので、失敗も少なく見た目にもきれいなオムライスができますよ」

台所の広く空いているスペースに使用するフライパンよりも大きめにラップを広げておく。大きなお皿の上でもOK。

 

基本の「オムライス」の作り方

では、オムライスの基本レシピを解説していただきましょう。

 

【材料】

ハム:2枚
ご飯:150g
バター:15g(ケチャップライス用5g /卵用10g)
ケチャップ:大さじ2
黒胡椒:適量
塩:適量
卵:2個
水:大さじ2

 

【作り方】

1. ハム2枚を半分に切り、重ねて1cm幅程度に切っていく

 

2. フライパンにバター5gを入れ、火にかける

 

3. バターが半分くらい溶けてきたら、1のハムを入れる

 

4. バターがすべて溶け、バターのいい香りがしてきたところにご飯と塩・胡椒を入れて中火で炒める

 

5. しっかりご飯を炒めたら、片側に寄せ、空いたスペースにケチャップを入れる

 

6. 30秒ほどケチャップを煮つめ、酸味を飛ばした後しっかり混ぜ合わせ、完成したケチャップライスは別皿に移しておく

 

7. 卵2つに大さじ2の水を加え、白身を切るようによく混ぜ合わせる

 

8. 卵を焼く前に空いたスペース(大きなお皿の上でもOK)にラップを広げておく

(ここでは同じ大きさのラップを2枚、中心部が重なるように敷いています)

 

9. フライパンにバター10gを入れ、ゴムベラで全体に溶かし広げる

 

10. バターが溶けフツフツとしてきたら、すべての卵液を入れる

 

11. 卵液が固まってきたら、フライパンを上下に揺らしながらゴムベラで混ぜ、全体に火を通す

 

12. 半熟状態になったら、いったん火を止める

 

次にいよいよ、卵にケチャップライスを乗せて巻いていく難関が待っています。引き続きコツを教えていただきます。


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

13. ふち1cmを空け、卵の上全体に広がるようにごはんを乗せていく

 

14. 再び火をつけ、上下に揺らした時に卵がフライパンから離れるようになったら、火を止める。「8」で敷いておいたラップの上にスライドさせるように乗せる

 

15. ラップ上下の端を持ち、真ん中に引き寄せる

 

16. 次に、左右をリボン状になるようにクルクルと巻きつける

 

17. 最後に、包み込むようにオムライスの形を整える

 

18. ラップで包んだままお皿の上に乗せ、丁寧にラップをはがす

 

19. ケチャップをかけたら、完成

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『オムライスの作り方!失敗しないオムライスの包み方をご紹介します☆』をチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=3iIHOCoevDU

 

ラップで巻くという新常識できれいに仕上げられる定番の「オムライス」。シンプルなケチャップライスと半熟卵が絡み合い、お料理初心者でも絶品オムライスが作れるはず。ぜひゆかりさんのレシピでチャレンジしてみてください。

 

第1回 半熟から固茹でまで「ゆで卵」を好みの固さに仕上げるには?
第2回「卵焼き」の正解 〜基本の「卵焼き」から「だし巻き卵」までフワフワ食感に作るには?〜

 

【プロフィール】

料理研究家 / ゆかり

調理師免許の資格を活かし、『おうちで簡単に作れるレシピ』をモットーに、YouTube・テレビ・ラジオ・雑誌・料理イベントなどを中心に活動。チャンネル登録者数45万人(10/9現在)のYouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』では、簡単スイーツをはじめ、和食、洋食、中華など幅広くレシピ公開。調理師免許やたまごソムリエの資格も持ち、2016年に卵料理レシピ本『たまご大好き』(アールズ出版)を出版。

料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen
https://www.youtube.com/channel/UC7LT6gRahCIBd5AO5MUl8dQ

 

フワフワ食感に作るには?基本の「卵焼き」から「だし巻き卵」まで卵ソムリエが教える卵焼きの基本とアレンジレシピ

人気YouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』のゆかりさんに、卵料理の基本を教えていただく連載の2回目。今回のテーマは「卵焼き」です。

 

「卵焼き」は、朝食やお弁当にはもちろんのこと、家飲みのおともにも欠かせない一品ですよね。卵をきれいに巻く焼き方のポイントや、作り置きやお弁当にもぴったりの冷めてもおいしい卵焼きまで、わかりやすく解説いただきました。

[目次]
・基本の「卵焼き」
・長いもを加えた「ふわふわ卵焼き」
刻んだ大葉を加えた「大葉の卵焼き」
出汁を漬け込む「だし巻き卵」

 

料理研究家でたまごソムリエのゆかりさん。

 

【関連記事】半熟から固茹でまで「ゆで卵」を好みの固さに仕上げるには?

 

カギは「漉し」と「ゴムベラ」にあり! ちょっとした工夫でお店のような卵焼きに

「卵を溶いて、調味料を入れて、焼くだけ」でもおいしい卵焼きですが、ちょっとした工夫でお店の味にぐっと近づけることができます。主な道具として、長方形型の卵焼き用フライパンと卵を返すゴムベラ、そしてザルや茶漉しなど家庭にある網目のキッチン用具のご用意を。早速、基本的な卵焼きの作り方のポイントを教えていただきましょう。

「ご家庭でもおいしい卵焼きを作るポイントは3つあります。1つは、卵1個あたり大さじ1の水を加えること。水を加えることで卵のタンパク質が崩れやすくなり、ふわっとやわらかな卵焼きができます。2つ目が、ザルや茶漉しで卵液を漉すこと。きめ細やかな卵液にすることで、口当たりもよくなり、焼き上げる際にも返しやすくなるメリットがあります」(料理研究家・ゆかりさん、以下同)

 

↑漉す網目の大きさは、ザルや茶漉し程度で大丈夫。この工夫だけできめが細かい、なめらかな卵液に!

 

「3つ目のポイントが、卵を返す際にゴムベラを使用すること。ゴムベラなら卵との接地面を広く取ることができるので、苦手な方でも上手に返すことができます。菜箸を使う方はなるべく大きく開いたハの字にすると上手に仕上げられるでしょう」

 

↑慣れている方は菜箸でもOK。返す際にはなるべく「ハの字」で使うようにすると扱いやすいそう

 

また、卵焼きにおいて重要なポイントがもうひとつ。火にかける前に“あるもの”を準備しておくとスムーズに卵焼きが作れるそう。

 

「卵焼きを上手に仕上げるポイントがもうひとつ。油が減ってきたな〜と思ったら、都度フライパンに油を引くことで、見た目もおいしい卵焼きを作ることができます。キッチンペーパーと小皿があれば簡単にできるので、作る前に準備しておきましょう」

 

「適当なサイズにちぎったキッチンペーパーを使いやすいサイズに小さく畳み、小皿に取り分けた油に浸すだけ。これだけで立派な油引きを作ることができます。菜箸でつまめば、薄くまんべんなく適量の油を引けるのでとっても便利。また、作っている最中にフライパンが熱くなりすぎていると感じたら少し火から離し、温度を下げることもお忘れなく」

 

基本の「卵焼き」

では、卵焼きの基本レシピを解説していただきましょう。

 

【材料】

卵:3個
水:大さじ3(※卵1個に対して、大さじ1が目安)
白醤油:小さじ1
砂糖:小さじ2分の1
サラダ油:適量(※ほかに、小さく畳んだキッチンペーパーに油を染み込ませて準備しておく)

 

【作り方】

1. ボウルに卵3つを割り入れ、水、白醤油、砂糖を加え、白身を切るようにしっかりとときほぐす。

 

2. 混ぜ合わせた卵液をザルや茶漉しを使い、少しずつ漉していく。

 

3. フライパンに油を引き、弱中火の加減で温める。(30秒目安)

 

4. フライパンが温まってきたら、全体に卵液が行き渡るくらいの量(卵焼き用フライパンならお玉で約1杯分)を流し入れ、全体に広げる。

 

5. 持ち手側を持ち上げ、手前から奥へ卵を返し、卵焼きの「芯」を作る。(多少崩れてもOK)

 

6. 手前の空いたスペースに油を塗りたし、「4」と同じ量の卵液を加える。この時、芯の下にも卵液が行き渡るように少し浮かせるのがポイント。

 

7. 加えた卵液が固まったら、奥から手前に返し形を整え、奥へと移動させる。

 

8. 卵液がなくなるまで「6」と「7」を繰り返し、フライパンの端で形を整えたら、完成。

 

長いもを加えた「ふわふわ卵焼き」

上のレシピでも「水」を入れたのでふわふわな食感を楽しめますが、「長いも」を入れることで、よりふわっと仕上げることができるのだとか。長いもを加えたレシピも教えていただきました。

 

【材料】

卵:3個
長いも:100g
水:大さじ3
昆布茶(粉末):小さじ2分の1
砂糖:小さじ1
サラダ油:適量

 

作り方は、上記とほとんど変わりません。水・昆布茶・砂糖と卵を混ぜ、ザルでこした卵液に、擦った長いもを加えてしっかりと混ぜ合わせます。あとは、基本の焼き方と同じ。基本を抑えていれば、アレンジもしやすいですね。

 

ちなみに、長いもを加えただけですが、見た目にもはっきりと違いが!

↑左:長いも入りの卵焼き/右:長いもナシ&こしていない卵焼き

 

冷めてもふわっとした食感を楽しめる卵焼きなので、お弁当のおかずや作り置きにおすすめです。

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『簡単なコツでキレイな卵焼きの作り方♪ふわふわの卵焼きの技をご紹介します☆』『ふわふわ卵焼きの作り方!冷めてもおいしい卵焼きのコツをご紹介します♪』の2本をチェックしてみてください。
1.https://www.youtube.com/watch?v=wp0-ue59_Bg
2.https://www.youtube.com/watch?v=9yIJly5mnHo

 

続いて、卵焼きのアレンジレシピも教えていただきました。


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

おうちでも手軽にお店の味が楽しめる? 「大葉の卵焼き」と「だし巻き卵」の作り方

卵焼きの基本がわかったところで、アレンジレシピも教えていただきましょう。今回教えてもらうのは、卵焼きの中に刻んだ大葉を加えた「大葉の卵焼き」と、出汁を後から漬け込む「だし巻き卵」です。簡単なコツを覚えるだけで、お家でも本格的な味を楽しめますよ。

 

きれいなグリーンが色褪せない「大葉の卵焼き」

基本の焼き方をマスターできれば、中に具材を混ぜ込んだ卵焼きも簡単に作れます。ネギや明太子、青のりやコーンなどを入れることで、卵焼きのバリエーションも増やせますよね。大人な風味がふわっと香る大葉も人気ですが、茶色に変色してしまい、残念な見た目になってしまいがち。今回は見た目も美しい「大葉の卵焼き」を作るコツを伺いました。

「大葉の卵焼きは口に入れた時の風味が豊かで、私も大好きな卵焼きです。しかし時間が経つと大葉の緑色がくすんでしまうことも……。綺麗な緑を維持するコツは、刻んだ後に10分ほど塩揉みし、水洗いすること。ちょっと手間ですが、塩もみしておくだけでお弁当に入れても鮮やかな彩りを感じさせてくれますよ。

また、 マヨネーズを水で溶かした“マヨスイ”を使うことで、ふわっとした卵焼きにすることができます。卵焼きにマヨネーズを入れるのは、メジャーになってきましたが、そのまま入れるとダマになってしまうので、少しずつ水を加えながらマヨネーズを溶かしたマヨスイにするのがおすすめです」(料理研究家・ゆかりさん、以下同)

 

【材料】

卵:3個
大葉:6枚
水:大さじ3(※卵1個に対して、大さじ1が目安)
マヨネーズ:大さじ1
醤油:小さじ1/2
みりん:小さじ1/2
調理酒:小さじ1
顆粒こんぶだし:小さじ1
サラダ油:適量(※ほかに、小さく畳んだキッチンペーパーに油を染み込ませて準備しておく)

 

【作り方】

1. 耐熱容器に顆粒のこんぶだしに、醤油、みりん、調理酒を加え混ぜ合わせ、600Wの電子レンジで20秒加熱する。レンジから取り出し、顆粒が残っているようであればしっかり混ぜて溶かしきり、粗熱をとる。

 

2. 大葉の茎を切り取り、千切りにする。

 

3. ボウルに「2」を入れ、塩小さじ1/2(分量外)と共に20秒ほど塩もみ。10分ほど置いたあと、水洗いし、塩気を取る。

 

4. ボウルにマヨネーズを入れ、少量ずつ水を加え、ダマがなくなるまで混ぜ合わせる。(マヨスイは、使う卵の数に合わせて調整する)

 

5. 卵(事前に漉したもの)を混ぜ、粗熱が取れた「1」、水気を切った「3」の大葉、液体状態の「4」を加え混ぜ合わせる。

 

6. フライパンに油を引き、弱中火にかける。(30秒目安)

 

7. フライパンが温まってきたら、全体に卵液が行き渡るくらいの量(卵焼き用フライパンならお玉で約1杯分)を流し入れ、全体に広げる。

 

8. 持ち手側を持ち上げ、手前から奥へ卵を返し、卵焼きの「芯」を作る。(多少崩れてもOK)

 

9. 手前の空いたスペースに油を塗りたし、「7」と同じ量の卵液を加える。この時、芯の下にも卵液が行き渡るように少し浮かせるのがポイント。

 

10. 加えた卵液が固まったら、奥から手前に返し形を整え、奥へと移動させる。

 

11. 卵液がなくなるまで「9」と「10」を繰り返し、フライパンの端で形を整えたら、完成。

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『大葉の卵焼きの作り方☆卵焼きを綺麗に巻くコツやフワッと仕上げる方法をご紹介♪』をチェックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=MxpPOv8TM6k

 

最後は、ふわっとジューシーな「だし巻き卵」のコツを教えていただきます。


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

漬け込んで簡単! 出汁は後入れの「だし巻き卵」

たっぷりと出汁が染み込んだだし巻き卵、おいしいですよね。でもなかなかお家で作るのは大変! 水分を多く含んだ卵はなかなか固まらず返すのに苦労したり、思っていたより味が濃い卵焼きになってしまったり……。卵焼きさえできれば、誰でもおいしいだし巻き卵が作れる方法を教えていただきました。

「お店で出されるだし巻き卵は、溶いた卵にだし汁を加えて焼き上げますが、なかなかお家で作るにはハードルの高い料理です。今回ご紹介するのは、卵焼きにだし汁に漬け込むだし巻き卵。卵焼き自体には味付けをしていないので、味のバランスもちょうどよく、出汁を漬け込むので焼きの失敗を心配する必要もありません。卵本来の味わいに出汁の深いコクが染み込んだ、おいしいだし巻き卵になりますよ」(料理研究家・ゆかりさん、以下同)

 

【材料】

卵:3個
水:(卵焼き用 ※水の量は、卵1個に対して、大さじ1が目安))大さじ3
(出汁用)100ml
顆粒かつおだし:小さじ1
薄口醤油:小さじ1
みりん:小さじ1
サラダ油:適量(※ほかに油は小さく畳んだキッチンペーパーに染み込ませておく)

 

【作り方】

1.耐熱容器に水100mlと顆粒かつおだし、薄口醤油、みりんを加え軽く混ぜる。

 

2. 「1」を600Wの電子レンジに入れ、1分加熱。顆粒が溶けていなければ、しっかりと混ぜ合わせておく。(卵焼きが出来上がるまで冷ます)

 

3. ボウルに卵3個と水大さじ3を加え、よくときほぐす。

 

4. しっかり混ぜ合わせたら、ザルや茶漉しを使い、少しずつ漉す。

 

5. フライパンに油を敷き、弱中火の加減で温める。

 

6. フライパンが温まったら、全体に卵液が行き渡るくらいの量(卵焼き用のフライパンならお玉1杯分ほど)を流し入れ、全体に広げていく。

 

7. 持ち手側を持ち上げ、手前から奥へ卵を返し、卵焼きの「芯」を作る。(多少崩れてもOK!)

 

8. 手前の空いたスペースに油を塗りたし、「6」と同量の卵液を加える。この時、芯の下にも卵液が行き渡るように少し浮かせるのがポイント。

 

9. 加えた卵液が固まったら、奥から手前に返し形を整え、奥へと移動させる。

 

10. 「8」と「9」を繰り返し、卵焼きが出来上がり。

 

11. ジッパー袋に「10」の卵焼きと「2」の出汁を入れ、空気を抜きながら封をする。

 

12. 粗熱を取ってから、冷蔵庫で半日冷やすと、出汁が染み込んだ「だし巻き卵」の完成。

 

漉した卵液に刻みネギ15gを入れ、今回使用していた「顆粒のかつおだし」を「顆粒のこんぶだし」に変更するとおいしい『ネギ入りのだし巻き卵』も作れます。

↑出汁は「白だし」「めんつゆ」などにアレンジしてもOK。お好みの出汁で楽しんでみてくださいね。

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『だし巻き卵の作り方☆漬け込んで作るおいしいだし巻き卵の裏ワザです♪』をチェック。
https://www.youtube.com/watch?v=aLkEltF6N_M

 

ちょっとのコツでおいしさがアップする「卵焼き」。簡単にできるからこそ見落としがちなコツを知ることで、いつもの味がグッとレベルアップするはず。基本を知っているだけで、アレンジの幅が広がり、他の料理にもチャレンジしたくなりますよね。

 

【関連記事】第1回 「ゆで卵」調理の正解 〜半熟から固茹でまで「ゆで卵」を好みの固さに仕上げるには?〜

 

【プロフィール】

料理研究家 / ゆかり

調理師免許の資格を活かし、『おうちで簡単に作れるレシピ』をモットーに、YouTube・テレビ・ラジオ・雑誌・料理イベントなどを中心に活動。チャンネル登録者数45万人(10/9現在)のYouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』では、簡単スイーツをはじめ、和食、洋食、中華など幅広くレシピ公開。調理師免許やたまごソムリエの資格も持ち、2016年に卵料理レシピ本『たまご大好き』(アールズ出版)を出版。

料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen
https://www.youtube.com/channel/UC7LT6gRahCIBd5AO5MUl8dQ

 

 

半熟から固茹でまで「ゆで卵」を好みの固さに仕上げるには?卵ソムリエが教えるゆで卵の基本とアレンジレシピ

冷蔵庫に常備している食材といえば、卵。生のままTKG(卵かけご飯)で、茹でてサラダに、溶いてスープに、焼いて包んでオムレツやオムライスにと、卵を使ったレシピは本当にたくさんあります。ところが、何にでも使える便利な食材なだけに、ついつい基本をおざなりにしてしまいがち。本当は半熟卵を食べたかったのに、作ってみたら「固茹でになってしまった」など、失敗した経験を持つ人も多いはず。

 

そこで、YouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』が人気で、「たまごソムリエ」の資格も持つ料理研究家、ゆかりさんに、卵料理の基本を教えていただきます。第1回は、簡単そうに見えて実は奥深い「ゆで卵」。さらにアレンジレシピとして、「半熟味玉」と「半熟卵のスコッチエッグ」も教えていただきました。

 

↑料理研究家でたまごソムリエのゆかりさん

 

いつも同じゆで卵が作れない原因は?

毎回同じように作っているはずなのに、ゆで具合にばらつきが出てしまうこと、よくありますよね。このばらつきは何によってできてしまうものなのでしょうか?

「ゆで卵は水から、お湯からのどちらからでも作れますし、卵の大きさ、また卵そのものが常温か冷えているかでも、出来上がりにばらつきが生じやすいものです。いつも同じゆで卵を作れずに悩んでいる方は、知らず知らずのうちに条件が異なるレシピで作っているのかもしれません。

今回は、比較的時間による失敗の少ない『冷蔵庫で冷えているMサイズの卵を、沸騰したお湯に入れるレシピ』でご紹介します。一度に茹でる卵はMサイズ2個を想定していますが、5個以上を一度に茹でる場合、Lサイズの大きな卵を使う場合は、プラス30秒~1分多く茹でるのがおすすめです」(料理研究家・ゆかりさん、以下同)

 

おいしいゆで卵にするポイントは「ゆで時間」。
好みに合わせて変えてみよう

毎回同じゆで卵を作るために、もうひとつ大切なのが「ゆで時間」。半熟から固茹でまで、最適な時間を教えてもらいました。

 

↑茹で時間は、左上から6分・7分・8分・9分。左下から10分・11分・12分

 

「6分から12分まで、7つのゆで卵を比べてみました。すべて同条件で茹で時間だけを変えた、Mサイズの卵です。6分はトロトロとした黄身を楽しめる超半熟ですが、倍の12分茹でると、黄身は濃いオレンジ色から鮮やかな黄色になり、食べ応えのあるゆで卵になります。13分以上茹でると、黄身の周りに黒ずみができてしまうので、固茹でが好きな方は12~3分ほどで止めておくのがおすすめです

 

では、さっそくゆで方を解説していただきましょう。

 

【材料】

Mサイズの卵:2個
塩:小さじ1

 

【作り方】

1. 卵がかぶるくらいの水を鍋に入れ、沸騰させる

2. 沸騰したら、塩小さじ1を加える(塩を入れることで、急激な温度変化によって殻から白身が出てしまっても、すぐに白身が固まりやすくなる)

 

3. 冷蔵庫から取り出してすぐの卵を2個入れる(茹で始めの2~3分、卵を転がすと黄身が真ん中におさまりやすい)

 

4. 好みの茹で時間だけ、卵を茹でる(あまり強火にしすぎるとひび割れの原因になるため、ぷくぷくと小さな泡が出ているくらいの火加減にする)

 

5. 準備しておいた氷水(保冷剤でもOK)に、卵を取り出し10~15分置く(水がぬるくなったら、冷水に変えるのがおすすめ。しっかり冷やすことで、身が締まり殻もむきやすくなる)

 

6. 卵の丸いお尻部分にヒビを入れ、流水を使いながら殻をむく(半熟卵は柔らかいので、流水に優しくあてながら殻をむくのがポイント)

 

7. 半分に切る(糸を使うときれいに切れる)

 

8.器に盛り付けて、完成

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『ゆで卵の作り方☆お湯から茹でるゆで卵!ゆで時間の徹底比較です♪』をチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=z_d_lM4PUpY

 

おいしいゆで卵の作り方がわかったところで、次のページでは少しアレンジを加え、「半熟味玉」と「スコッチエッグ」のレシピを教えていただきましょう。基本が理解できていれば、2つとも簡単に本格的な味わいを楽しめます。

 


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

ゆで卵をひと味ちがったおいしさで楽しむには?
「半熟味玉」と「スコッチエッグ」の作り方

おいしいゆで卵の作り方がわかったところで、少しアレンジを加え、「半熟味玉」と「スコッチエッグ」のレシピを教えていただきましょう。基本が理解できていると、2つとも簡単に本格的な味わいを楽しめます。

 

3時間でできる!「半熟味玉」の作り方

“味玉”と聞くと、1~2日ほど冷蔵庫に入れておかなければいけないというイメージがありますが、今回のレシピはたったの3時間で出来上がり! 夕飯前にささっと仕込めば、家飲みのおつまみとしても楽しめます。

 

まず、なぜ3時間で仕上げられるのでしょうか?

 

「今回はたった3時間でも美味しくできる『半熟味玉』のレシピをご紹介します。3時間でOKな理由は、濃いめの漬けダレを使用しているから。もし中まで味を染み込ませたいという方は、実際に漬けダレをなめてみて『これくらいの味わいにしたい』という加減まで薄め、1日半前後漬けてみてくださいね

 

【材料(作りやすい量)】

卵(Mサイズ):4個
醤油:50ml
みりん:50ml
調理酒:25ml
乾燥昆布:5g(濡らしたキッチンペーパーで表面の汚れを拭き取る)
酢:大さじ1

 

【作り方】

1.鍋に、醤油、みりん、調理酒を入れ火にかける(中火)

 

2.沸騰したら、お酢を加え混ぜひと煮立ちしたところで火を止め、粗熱を取っておく

 

3.沸騰したお湯に塩(小さじ1)と卵を4個入れ、6分半茹でる

 

4.氷水に卵を入れ、10分ほどしっかりと冷やす

 

5.卵の丸いお尻部分にヒビを入れ、薄皮とともに殻をむく

 

6.ジッパー袋の中に、殻をむいた卵と「2」のタレ、乾燥昆布を一緒に入れる

 

7.冷蔵庫で3時間冷やす

 

8.お皿に盛り付け、お好みでブラックペッパーをかけたら完成

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『半熟味玉の作り方☆3時間漬け込むだけの簡単味付け半熟卵レシピです♪』をチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=1KYGnzRZlWs

 

次のページでは、揚げても黄身がトロトロな「半熟卵のスコッチエッグ」のレシピを解説していただきます。


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揚げてもトロトロ! 半熟卵の『スコッチエッグ』の作り方

ゆで卵にハンバーグ生地のような肉だねを巻き付け、油で揚げるイギリス料理のスコッチエッグ。家でもお店で出てくるような半熟卵のスコッチエッグが食べたい! そう考えている人も多いはず。あるポイントを押さえておくと、揚げてもトロトロの半熟卵のままにできるそう。どんなレシピなのか教えていただきましょう。

 

「半熟のままスコッチエッグにするためには、中に入れる半熟ゆで卵をどれだけ冷やしておいたかがポイントになります。半熟のゆで卵の殻を剥く前に、冷蔵庫で30分冷やすことで、油で上げても熱が伝わりにくくなり、半熟のままの美味しいスコッチエッグが出来上がります。肉だねにもしっかり味付けをしているので、ゆで卵の茹で時間を変更した固茹でのスコッチエッグでももちろんおいしく召し上がれます。固茹でなら、お弁当のおかずとしても喜ばれる一品になりますよ」

 

【材料(2個分)】

卵(Mサイズ):3個
合い挽き肉:120g(使うまで冷蔵庫で冷やしておくのがポイント)
玉ねぎ:1/2個
パン粉:大さじ1
牛乳:大さじ1
オイスターソース:小さじ1
おろしニンニク:小さじ1/4
サラダ油:適量
塩こしょう:適量
薄力粉:適量
パン粉(衣用):適量

 

【作り方】

1.沸騰したお湯に塩(小さじ1)を入れ、卵2個を6分半茹でる

 

2.卵を取り出し、冷水に入れたまま冷蔵庫で30分しっかり冷やす

 

3.サラダ油をひいたフライパンにみじん切りにした玉ねぎと塩こしょうを入れ、しんなりするまで炒める

 

4.パン粉に牛乳を入れ、ふやかしておく

 

5.卵1個をときほぐし、肉だね用と衣用の半分に分けておく

 

6.ゴムベラで軽くねった合い挽き肉に、「4」のパン粉、オイスターソース、にんにく、溶き卵を加え混ぜ合わせる

 

7.「6」にあら熱をとった「3」の玉ねぎを入れしっかり混ぜ合わせる

 

8.冷蔵庫から取り出した卵の殻をむき、薄力粉をまぶしておく

 

9.ラップの上に肉だねを広げ、卵を包み込む

 

10.ある程度包めたら手で形を整え、ラップを巻きなおし、冷蔵庫で30分寝かせる(寝かせることで、卵と肉だねが密着し、崩れにくくなる)

 

11.「10」を取り出し、薄力粉、卵液、パン粉の順でまぶす

 

12.170度の油で、7分転がしながら揚げる

 

13.いい焼き色になってきたら火を止め、取り出し、完成

 

この作り方をさらにくわしく、動画で確認したい場合は、ゆかりさんのYouTube『半熟卵スコッチエッグの作り方☆クリスマス料理やお弁当にもピッタリ♪』をチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=I0-zyZlwZwo

 

茹で時間を変更するだけでさまざまな料理の幅が広がる「ゆで卵」。おつまみに最高な半熟の味玉、ホームパーティでも喜ばれるスコッチエッグと、基本を知っているとチャレンジしたくなるレシピも増えますね。基本をしっかりと身につけて、おいしい卵料理を楽しみましょう。

 

次回は「卵焼き」について、ゆかりさんに教えていただきます。

 

【プロフィール】

料理研究家 / ゆかり

調理師免許の資格を活かし、『おうちで簡単に作れるレシピ』をモットーに、YouTube・テレビ・ラジオ・雑誌・料理イベントなどを中心に活動。チャンネル登録者数45万人(10/9現在)のYouTubeチャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen』では、簡単スイーツをはじめ、和食、洋食、中華など幅広くレシピ公開。調理師免許やたまごソムリエの資格も持ち、2016年に卵料理レシピ本『たまご大好き』(アールズ出版)を出版。

料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ / Yukari’s Kitchen
https://www.youtube.com/channel/UC7LT6gRahCIBd5AO5MUl8dQ