堺正章さん「薄い味だけど力強い」 元ハーバード大学准教授が教える「長生きスープ」のつくり方

人は誰しもがいつまでも健康に生きていたいと思うもの。食事を改善したり運動をしたりと、さまざまな健康法を試す人も多いですよね。そこで今回は、健康効果が期待できる”長生きスープ”のつくり方をご紹介します。身近な食材で簡単につくれるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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長生きスープのつくり方

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10月28日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)では、“長生きスープ”のつくり方が紹介されました。考案したのは元ハーバード大学准教授で麻布医院の院長・高橋弘先生。高橋先生がもともとハーバード大学で研究していたのが、今注目の栄養素“ファイトケミカル”。ファイトケミカルとは植物性化学物質のことで、抗酸化作用があり、がんや生活習慣病の予防効果が期待されています。

 

“長生きスープ”は、このファイトケミカルを抽出したスープのこと。用意するのはにんじん、かぼちゃ、玉ねぎ、キャベツといった至って普通の野菜です。

 

つくり方はとっても簡単で、まずはこの4つの野菜をよく洗い、皮つきのまま一口サイズにカット。カットした野菜を鍋に入れ、浸かるくらいの水を注いだら強火にかけて沸騰させましょう。沸騰したら鍋にふたをして、弱火で約20分。するとファイトケミカルがだんだんとお湯に溶けだしていくそうです。

 

20分経ったら粗熱を取り、保存容器に移して1度冷凍します。「出来立てを食べないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実はこの冷凍がとっても重要。冷凍することで野菜の細胞壁が壊れ、解凍する時にファイトケミカルがさらに溶け出します。

 

冷凍したものを温め、塩としょうゆで味つけすれば“長生きスープ”の完成。ネット上では「簡単そう!」「冷凍なら1回でたくさん作り置きできるし便利だね」といった視聴者からの声があがっています。

 

 

長生きスープの気になるお味は?

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番組では、出演者が実際に“長生きスープ”を食べてみることに。1番始めに口をつけた堺正章さんは「コンソメでもないもっと薄い味だけど、すっごく力強い」とコメントし、野菜本来のうまみを噛みしめている様子。くりぃむしちゅー・有田哲平さんは「体によさそうな味なんですけど、ちょっと薄いんで背脂ありますか?」と、長生きスープからは程遠いものを注文してスタジオの笑いを誘いました。

 

ネット上には実際に長生きスープをつくってみたという視聴者も。「昨日仕込んでやっと食べたけど激ウマだよ!」「やさしい味がたまらん! 本当に長生きしそう(笑)」など、好評の声が相次いでいます。中には「これ美容にもいいのでは?」「科学的な調味料を使ってなくて野菜だけだから安心だし、体の中からきれいで健康になれそう」といった、美容効果を期待する人も。

 

具材も味つけもシンプルなので、ダイエット中の人にもおすすめかもしれませんね。

 

健康長寿への効果が期待されているファイトケミカル。ファイトケミカルたっぷりの“長生きスープ”は家でも簡単につくれるので、ぜひ試してくださいね。

 

 

文/プリマ・ドンナ