冬より油汚れが落ちやすい!梅雨こそチャンス! 年末の大掃除をラクにする中掃除のすすめ

年末の大掃除から約半年。カビが発生しやすい梅雨がやってきます。実は梅雨のうちに対策しておくと、年末の大掃除がぐっとラクになるお掃除ポイントがあるって知っていましたか?お掃除アドバイザーの樽川めぐみさんに、梅雨時期に取り入れたい掃除のコツをうかがいました。

 

湿気が多く気温が高い梅雨は
掃除に適した季節ってほんとう?

湿気が多く暖かい梅雨時期に掃除をすると、汚れがゆるんで掃除しやすい。そんな話を耳にすることもありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

「“梅雨の気候が掃除に与える影響”は、湿気と気温、それぞれわけて考えたほうがよいでしょう。まず湿気ですが、梅雨どきは雨により空気中の水分量が増えます。しかしこの湿気は、汚れがゆるみ、掃除がラクになるというほどではありません。むしろ、カビが発生しやすくなるというデメリットのほうが大きいです。梅雨の時期に汚れが溜まりやすい場所は主に、次の2つに分けられます」(お掃除アドバイザー ・樽川めぐみさん、以下同)


1.風の流れるところ

湿気が加わることで、風の通り道にカビが発生しやすくなります。

2.水の流れ道

お風呂や排水溝など、もともとカビが発生しやすい場所が、さらにカビやすくなります。

 

その一方で、気温の暖かさには掃除をするうえでのメリットがあるそうです。

 

「寒い時期は、心理的に窓を開けにくいですし、水も冷たいので手がかじかみやすく扱いにくいですよね。暖かい時期はこれらの障壁がなくなるので、大抵の人にとっては掃除がしやすくなります。また、こびりついた油汚れも気温が高いほうがゆるみやすいので、汚れが取り除きやすいというメリットがあります」

 

梅雨は“風と水の通り道”と
“空気が滞る場所”を制すべし!

体感的に掃除がしやすく、気温で汚れがゆるみやすくなるとはいえ、この季節だからこそ気をつけるべき対象「カビ」がいることがわかったところで、梅雨にこそ行うべき掃除について教えてもらいましょう。

 

「梅雨は、カビが発生しやすい“風と水の通り道”と“空気が滞る場所”を意識的に掃除することが大切。“風の通り道”とは、窓、レンジフード、通気口など。“水の通り道”は、お風呂や排水溝などの水まわりを指します。そして“空気が滞る場所”とは、食器棚やクローゼット、下駄箱といった普段閉め切っている場所。ジメジメした空気が滞留するため、カビが発生しやすくなるのです。しっかり換気と掃除をしましょう。
さらに、梅雨が明けると使用頻度が上がるエアコンも、このタイミングでお掃除しておくのがおすすめ。カビやホコリを取り除いておけば、稼働シーズンに快適に使えますよ」

 

【梅雨に掃除しておいたほうがいい場所】
・「風の通り道」→窓、レンジフード、通気口など
・「水の通り道」→風呂、排水溝など
・「空気が滞留しやすい場所」→下駄箱、クローゼット、食器棚
・これからの季節に必須のエアコン

 

掃除のプロがイチオシの道具を揃えていざ実践!

それでは、梅雨に掃除しておくべき箇所のお掃除方法をご紹介します。まずはじめに、おすすめの道具と防カビ対策をお聞きしました。

 

掃除のプロおすすめの道具

「梅雨の掃除に用意したい道具は、全部で4タイプにわけられます。洗剤、ブラシなどの汚れを取り除くためのツール、その他の掃除ツール、そして、お掃除後のカビの発生を押さえるカビ防止剤です。カビ防止剤を使うことで、きれいな状態をキープできます」

 

【洗剤】
・重曹石鹸スプレー
・カビ取り剤
・アルコールスプレー

 

【汚れを取り除くツール】
・サッシブラシ
・スポンジ
・ミニブラシ
・水が出るブラシ
・エアコンすきま用ブラシ
・網戸掃除用手袋
・マイクロファイバークロス
・乾拭き用の雑巾

 

【その他のお掃除ツール】
・手袋
・シャンパー兼スクイージー

 

【カビ防止剤】
・置き型湿気取り
・掛ける湿気取り
・シート湿気取り
・お風呂用燻煙剤

 

梅雨に掃除すべき場所1……空気の通り道

「空気の通り道」のお掃除方法からご紹介します。今回掃除するのは、窓、レンジフード、通気口の3箇所です。

 

【窓】カビ取り剤をかけたら時間を置くのがコツ

「窓掃除は、コツさえつかめば意外と簡単。窓ガラスの汚れは水拭きで落ちやすく、サッシのカビもカビ取り剤で簡単に取ることができるからです。ポイントは、洗剤を吹きかけたら10分ほど置いてカビにしっかり馴染ませること。網戸は、オモテ面とウラ面の両方からホコリを挟むようにして拭くと、効率よく汚れを落とせます」

 

【使用する道具】

<窓とサッシの掃除>
・カビ取り剤
・サッシブラシ
・シャンパー兼スクイージー
・ブラシ付ペットボトル
・乾拭き用の雑巾

<網掃除>
・網戸掃除用手袋

 

【掃除方法】

1.サッシブラシにカビ取り剤を軽く吹きかけ、サッシ全体に塗る。

「サッシブラシは毛足が長く、カビ取り剤を効率よく塗布できます。ブラシの片側に軽くスプレーし、全体に液を馴染ませてから使えば、サッシ全体にムラなく塗れます。サッシに直接吹きかけると液が飛び散ったり、量が多すぎたりしてしまうので逆効果。量は、カビの表面にかかる程度で十分です。カビ取り剤をカビに馴染ませるために時間をおくので、サッシはこのまま放置し、2に進んでください」

 

2.水を入れたバケツに、シャンパーを入れ水を含ませる。シャンパーを窓ガラスの端から順番に上から下へ滑らせて汚れを取る

「窓ガラスは水さえあれば、汚れが落ちるのでとっても簡単。落ちにくい汚れには、水を吹きかけシャンパーでよく擦ってから掃除するといいでしょう」

 

3.水が出るサッシブラシを使い、サッシのあいだの汚れを取る。水を含ませたマイクロファイバークロスで、サッシ全体を拭く。スクイージーを使って窓ガラスの水気を切り、空拭き用の布で全体を拭き上げる。

「窓ガラスを掃除しているあいだに、サッシのカビにカビ取り剤が馴染み、落としやすい状態になっているので、ブラシを当てれば、するっと取れるはず。窓枠や網戸の枠の中の汚れもブラシでかき出しましょう。水が出るタイプのサッシブラシを使えば、水を運ぶ手間がなく便利です」

 

4.網戸掃除用手袋を手に付け、両手で網を挟み上から下に滑らせてホコリを取る。

「網戸は片側だけ掃除をすると、結局は反対側にホコリが押し出されるだけで取り除くことができません。このように網の両面からホコリを挟み込んで、上から下に滑らせる方法がおすすめです」

 

【レンジフード】奥まで入り込んだ油汚れをしっかり落とす!

「大きな風の通り道といえば、キッチンのレンジフード。カビだけでなく、油汚れも溜まりやすい場所です。油汚れは時間がたつと固くなり、どんどん落ちにくくなります。その点、気温の高い季節は油がゆるみやすいので、掃除をするチャンス。梅雨時期に一度、しっかり掃除しておくのがおすすめです」

 

【使用する道具】
・重曹入り石鹸洗剤
・マイクロファイバー
・スポンジ

 

【掃除方法】

1.レンジフードのフィルターを外し、40度程のお湯1 L に対し、重曹入り石鹸洗剤を大さじ4杯ほど入れてかき混ぜ、そこにフィルターを漬ける。

 

2.マイクロファイバーに、重曹石鹸を吹きかけ、本体全体とレンジフードの油汚れを拭く。レンジフードは奥まで手を入れてしっかり拭き取る。

 

3.フィルターを10分ほど漬け置いたら、スポンジを使って洗剤を洗い流す。

 

4.マイクロファイバーをお湯に入れて絞り、レンジフード全体を拭き上げる。

 

【通気口】奥にたまったホコリをしっかり除去しよう

「意外と見落としがちなのが、24時間換気の通気口。サイズが小さいため、通常のブラシでは奥まで届かないこともあります。そんなときは、ミニブラシがあると便利。ミニブラシでホコリをかき出しながら、すき間用ノズルをつけた掃除機で吸い取りましょう。ノズルを使うと吸引力も高まり、奥のホコリまで吸い取れます。ホコリが溜まっていると湿気がこもり、カビの原因になるため、なるべく奥まで丁寧に掃除するのが大切です」

 

【使用する道具】
・ミニブラシ
・すきま用ノズル付ハンディクリーナー
・マイクロファイバー
・アルコールスプレー
・専用のフィルター

 

【掃除方法】

1.本体についたホコリをミニブラシを使いながら奥から手前までかき出し、ハンディークリーナーでホコリを吸い込む。

 

2.マイクロファイバーにアルコールスプレーを吹きかけ、本体を拭き上げる。

 

3.通気口についた専用フィルターを新しいものと交換する。

 

梅雨に掃除すべき場所2……水の通り道

空気の通り道は風の通り道と同様に、水が滞留しカビが発生しやすい場所。汚れやカビの根を取り除き、カビが発生しにくい環境を作りましょう。

 

【浴室】仕上げの燻煙剤が防カビの決め手!

「水を大量に使用するお風呂は、季節を問わずカビに悩まされる場所。出来てしまったカビを掃除し取り除いたら、カビを発生させないための“防カビ”を行うことが大切です」

 

【使用する道具】
・カビ取り剤
・サッシブラシ
・スクイージー
・燻煙剤
※タイル仕様のお風呂の場合は、目地にカビ取り剤を塗るためのコーナーブラシがあると便利です

 

【掃除方法】

1.サッシブラシにカビ取り剤を軽く吹きかけ、カビが発生しやすいパッキンや排水溝、お風呂の四隅などに塗る。

「鏡やカランにつく水垢は、カビとは別の汚れです。カビ取り剤を使うと変色する恐れがあるため、鏡やカランには使用しないようにしましょう」

 

2.カビ取り剤を10分ほど置いて馴染ませたら、水をかけてカビ取り剤を洗い流し、スクイージーで水気を取る。2~3時間ほど放置し、お風呂全体を完全に乾かす。

「頑固なカビは、細かい毛のついたお風呂用スポンジでこすり洗いを。タイル目地には、先端が山形のコーナーブラシを使うと薬剤をしっかり塗り込めます。汚れが落ちにくいとき、その原因の大半は洗剤の塗布不足。しっかり行き渡らせるのがポイントです」

 

3.風呂を完全に乾燥させたら、燻煙剤を炊く。

「掃除後のキレイな状態を保つには、防カビ用の燻煙剤が効果的。煙が隅々まで行き渡り、カビの発生を防ぎます。使用は2ヵ月に1回でOK。浴室をしっかりと乾かしてから使いましょう」

 

【シンク・洗面台・浴室の排水口掃除】はニオイ&カビ対策をしっかりと

「排水溝の汚れはカビだけでなく、ニオイの原因にもなるため、できるだけ取り除いておきたいもの。排水溝のフタを開け、虫の侵入や臭いを防ぐための碗トラップも外し、カビ取り剤を全体にスプレーしましょう。サッシブラシで配管の中まで洗浄しておくのもおすすめです」

 

【使用する道具】
・カビ取り剤
・スポンジ
・サッシブラシ

 

【掃除方法】

1.汚れてもよい食器用スポンジを使って、排水溝ふた、ゴミ受け、椀トラップの汚れを取り除く。

 

2.それぞれの器具と排水溝全体に、カビ取り剤をかける。

 

3.10分ほど置いて、カビ取り剤を洗い流す。

 

梅雨に掃除すべき場所3……湿気が滞留しやすい場所

「クローゼットや下駄箱は、ただでさえ靴や衣類から出る湿気がある場所。さらに扉を閉め切ることでそれらの湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。なかでも作り付けの家具は壁と一体化しているため、より湿気がたまりやすい傾向があります」

 

【クローゼット】上下四隅の湿気対策をしよう

【使用する道具】
・掃除機
・アルコールスプレー
・マイクロファイバー
・置き型湿気取り
・掛ける湿気取り

 

【掃除方法】

1.クローゼット全体のホコリを掃除機やマイクロファイバーを使って取り除く。

 

2.マイクロファイバーにアルコールスプレーを吹きかけ、クローゼットの棚や壁を拭き除菌する。

 

3.クローゼットの両脇奥に置き型湿気取りを、クローゼットのハンガーに掛ける湿気取りをかける。

「クローゼットのサイズによっては、置き型タイプの除湿剤だけでは効果が不十分なことも。湿気が気になる場合は、掛けるタイプの除湿剤を併用するのがおすすめです」

 

4.しばらくクローゼットの扉を開けっぱなしにし、風通しをよくしておく。

 

「下駄箱」汗を吸った靴の湿気対策までがセット

「靴をすべて取り出してから、アルコールスプレーを吹きかけたマイクロファイバークロスで、拭き掃除をします。下駄箱の湿気対策は、狭い隙間に入れられるシートタイプの湿気取りがおすすめです。扉はしばらく開けておきましょう」

 

【使用する道具】
・ミニほうき
・アルコールスプレー
・マイクロファイバー
・シートタイプの湿気取り

 

【掃除方法】

1.すべての靴を取り出し、ミニほうきでホコリやゴミを取り除く。

 

2.マイクロファイバーにアルコールスプレーを吹きかけ、靴箱全体を除菌する。

 

3.靴箱の両脇奥に、シート型湿気取りを置く。

 

4.しばらく扉を開けっぱなしにし、風通しをよくしておく。

 

【エアコン】夏が訪れる前に必ず行おう!

「冬に使ってそのままのエアコンは、内部に水分が残り、カビが発生していることがあります。できれば1〜2年に一度は、業者に依頼して内部洗浄を行うのがおすすめです。家庭でできるお手入れとしては、本体の拭き掃除に加え、フィルターや送風口のホコリの除去。なお、送風口の奥にあるファンの羽はとても繊細なので、ブラシを奥まで入れないように注意。また、強くこすらないよう注意が必要です」

 

【使用する道具】
・アルコールスプレー
・マイクロファイバー
・エアコンのすきまブラシ

 

【掃除方法】

1.エアコンのフィルターを外し、水洗いをし、乾燥させる。

 

2.マイクロファイバーにアルコールスプレーを吹きかけ、エアコン全体の拭き掃除を行う。

 

3.エアコンのすきまブラシをエアコンの送風口に差し込み、ゆっくりと奥まで滑らせ、ホコリを取る。

 

梅雨の後の大掃除は、夏の終わりが狙い目!
年末の大掃除をラクにする、お掃除スケジュール

最後に、梅雨の掃除が終わったあと、年末の大掃除をラクにするために行うべきことを教えて抱きました。

 

「梅雨明けから年末までのあいだにもう一度掃除をしておくといいでしょう。ベストは“夏の終わり”。掃除しておくべき場所は次の3箇所です」

 

1. エアコンの乾燥&ホコリ取り

「夏に使ったエアコンを放置すると、内部に水が溜まり、カビが発生しやすくなるので、送風モードで内部を乾燥させるのが大切。さらに、ホコリに湿気が加わるとカビの原因になるため、本体やフィルターのホコリも取り除いておきましょう」

 

2. レンジフード&コンロまわりの油汚れ対策

「気温の高い夏は、油汚れがゆるみやすく掃除に適した季節。レンジフードやガスコンロまわりをこの時期に集中的に掃除しておけば、年末にこびりついた汚れと格闘せずにすみます」

 

3. 床・階段・手すりなどの水拭き

「夏は裸足で過ごすことが増え、汗や皮脂で床に汚れがつきやすくなります。この時期は、気温が高く汚れもゆるんでいるため、水拭きだけでもOK。さらにすっきりさせたい場合は、アルコールスプレーを吹きかけてマイクロファイバークロスで拭くのもおすすめです」

※床にアルコールスプレーを使用するときは、ワックスを塗っている床や、無垢材の場合は避けてください。床材メーカーが推奨する洗剤や方法を確認してから使用してください

 

掃除をラクにするコツは、汚れを溜め込まないこと。年に一度まとめて掃除するより、数カ月に一度の“中掃除”を取り入れるほうが、負担がぐっと軽くなります。とくに暖かい季節であれば、少ない負担で掃除ができるはず。まずは、手軽な窓掃除から始めてみませんか?

 

Profile

お掃除アドバイザー / 樽川めぐみ

株式会社横浜GLITTER取締役。神奈川県のハウスクリーニング専門店「キラッとハウス」と、セミナー事業「Japan Cleanig School」を運営する、清掃業界の女性リーダー。プロの清掃作業から着想を得た、一般家庭でもラクに手早く掃除が終わる「ラクおわ」掃除を提唱。TVや雑誌などにも出演する。2022年に自叙伝『家なしお掃除起業で人生逆転した主婦の話:金コネ学歴なしでもドンとこい!』(ともにKindle ダイレクト・パブリッシング)を出版。
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【夏の大掃除】「もっとだ…もっと使いたい」編集長がケルヒャー「窓用バキュームクリーナー」の中毒性を大いに語る!

当サイトでは、「大掃除って、冬じゃなくて夏にしてもいいでしょ。水を使う掃除の場合は、暑い季節のほうがいいし」といった立場から、家電や便利グッズを使った「夏の大掃除」を提唱している(詳しくはコチラ)。そして、大掃除といえば、窓ふきを思い浮かべることが多いはず。そこで今回は、窓ふきに役立つケルヒャー「窓用バキュームクリーナー WV 1 プラス LR」(以下窓用バキュームクリーナー)をレビューしていこう。

↑窓用バキュームクリーナー WV 1 プラス LR SPEC●汚水タンク容量:100ml●充電時間:約150分●清掃幅:250mm●連続使用時間:約25分●最大清掃可能面積:70m2(窓ガラス約23枚分)●サイズ/質量:W250×H275×D130mm/0.5kg

 

使用感は軽くてスムーズ

「ケルヒャー」といえば重くてゴツくて高性能な高圧洗浄機……という先入観があると思うが、今回の窓用バキュームクリーナーは本当にコンパクトで、家電というよりはむしろ“雑貨電”に近い。まあ、雑貨というには価格帯がやや高いが、「ケルヒャーってこういうのも出してるんだ」という驚きはあるのではないだろうか。

 

窓用バキュームクリーナーは、その見た目を裏切らず、使用感も軽くてスムーズ。思い立ったらすぐに掃除に取りかかれる機動力がポイントだ。あらかじめ充電しておけば、サッと使えるのがいい。

 

使い方は、同梱のボトルに水と洗剤を入れ、シュッシュと窓にスプレー。洗剤を装着してあるワイプパッドで塗り広げて汚れを浮かせ、最後はバキュームクリーナーで汚水を吸引すれば終わり。非常にシンプルな使い方だが、仕上がりはやっぱりケルヒャー。ピカピカで水滴や洗剤の拭き跡はまったく残らない。バキュームクリーナーは往復させる必要もなく、上から下へスーッと動かせば1回でキレイになるから乾拭きも不要。魔法のような感覚だ。

↑ベランダのガラスに使用。まずはワイプパッドの下のスプレーで洗剤を吹き付け、ワイプパッドで洗剤を広げて汚れを浮かせる

 

↑バキュームクリーナーで洗剤ごと汚れを吸引すればOK

 

↑掃除した左側は、汚れが落ちてガラスの存在がわからないほど透明に!

 

驚いたのが、我が家の窓がそんなに汚くなかったが、それでもさらにキレイになったこと。実は今回のレビューの少し前に掃除をしていて、「まだ汚れていないだろう」と思っていたのに、予想を超えてバキュームクリーナーの汚水タンクに濁った水がどんどんたまっていく……。例えばこれが半年ぶり、1年ぶりの掃除だったとすると、いったいどれだけの汚れが取れるのか……大変な衝撃になるのは想像に難くない。

↑汚水タンクに、汚れた水がみるみるたまっていく!

 

↑バキュームクリーナーをかけた部分(写真左側)は、くもりひとつない最高の仕上がりに

 

ちなみに、我が家はクルマと電車が激しく行き交う場所にある。ゆえに、窓には排気ガスや粉じんと思われる黒っぽいホコリがこびりついているわけだが、ぞうきんで取ろうとすると、ただ汚れが広がるだけ。その点、窓用バキュームクリーナーは汚れを広げることもなく、一網打尽にできるのは「さすが」のひとこと。クルマの窓でも使えるようなので、同様に排気ガスや粉じんで汚れた窓も一気にピカピカになるはず。そちらもかなり気持ちのよい体験になりそうなので、クルマに乗る方にもオススメだ。

 

もうひとつ、浴室の壁や洗面台の鏡にも使えるのもうれしい。力が要らないうえ、窓がキレイになって気持ちいいから、「次もやっちゃおう、もう他にないの?」と遊び感覚で掃除できてしまうのがいい。ひとつ困るのは、掃除後にツルツル、すべすべになった窓をつい触りたくなってしまうこと。手の脂がついてしまうのが難点だ(笑)。

 

猛暑の掃除で使うメリットは大きい!

猛暑の今年でいえば、サッと使えて汗をかかずにいられるのも大きなメリット。エアコンの効いた室内でも使えるし、外でも短時間ですぐ終わる。サッとキレイになるという点で、暑さが大敵となる夏の大掃除にもピッタリなアイテムだ。

 

なお、シンプルな機構だから、準備もお手入れも極めてカンタン。後片付けは汚水を捨て、あとはワイプパッドを洗うくらい。大掃除はキレイにしたところがピークで、掃除用具のメンテや後片付けは億劫なものだが、窓用バキュームクリーナーは手早く後片付けができるから、心理的なストレスが少ない。

↑汚水タンクを取り外し、手を汚さずに汚水を捨てられる

 

最後に、疑問を感じた点を挙げるなら、ワイプパッドの必要性だ。ワイプパッドにはスプレーした洗剤を広げて汚れを浮かせる役割があるが、今回は吹き付けた洗剤を吸い取ってしまい、バキュームクリーナーで吸う液体がなくなってしまうことも。もしかしたら、ワイプパッドは使わなくてもいいのかな……と感じた。ただ、今回は比較的キレイな窓に使ったためワイプパッドの実力を実感できなかったが、本当にしつこい汚れを落とす場合は役に立つのかも。

↑洗剤を入れたスプレーと一体化したワイプパッド

 

もうひとつ気になるのは、専用洗剤の価格がやや高く感じること(20ml×4本で税込990円)。希釈して使用するので、1本あたり250mlで247.5円と価格は一般的な洗剤と同等であるものの、ふだん割安の洗剤を使い慣れた方には気になるかも。また、充電が必要なのも人によっては評価が分かれそう。ただ、コードレスで快適に使えるのは大きなメリットだし、1回の充電で約25分の連続使用ができるので、掃除中に充電が切れる可能性も少ない。

 

掃除を気軽に、楽しくする貴重なアイテム

一時期、窓拭きロボット掃除機が発売されたものの、価格や使い勝手の面から普及は進まなかった。その点、窓用バキュームクリーナーは価格も使い勝手も現実的。窓が想像以上にキレイになって気持ちがいいから、「もっと使いたい」とやる気もアップ。カビの原因になる結露対策もでき、浴室やクルマにも使える汎用性もある。月に1回こまめに掃除する場合にも使いやすいし、半年や1年に1回、大掃除に使ったらすごく気持ちがいい製品だと思う。

 

価格は家電量販店やECサイトで実質6000円ほどとリーズナブル、かつコンパクトで収納しやすいので、大家族から一人暮らしまで幅広いユーザーが持っていて損はない。掃除を気軽に、楽しくしてくれるアイテムというのは貴重なものだ。

【夏の大掃除】バス・トイレ編! 排水管、タンク、ノズル…10のアイテムで“普段避けがち”な場所をキレイに

年の瀬に行うイメージのある大掃除ですが、今、GetNavi webで注目しているのが「夏の大掃除」。洗い物が乾きやすかったり、水仕事で手がかじかむ心配がなかったり、暑い季節だからこその利点が数多くあるんです。

 

なんと、編集部では特集を設置するほどの気合いの入れよう。

 

本記事では、カビやニオイを抑える、バス・トイレ周りのお掃除アイテムを10点ピックアップ! 前半は浴槽はもちろん、排水管やお風呂追い焚き配管、鏡・ガラスなど、普段は手が回らない場所をキレイにするバス周りのアイテムを。後半は便器やトイレ棚に使えるアイテムのほか、トイレタンク、トイレノズルなど部分別にも使える道具を紹介します。

 

中にはバス・トイレだけでなく、キッチンやリビングなどで活用できるモノも。GetNavi webらしく家電も登場します! うまく活用しながら、水周りの頑固な汚れをすっきりきれいに取り除きましょう!

 

 

1.レック「茂木和哉 カビとりジェルスプレー 320mL 大掃除」

1298円

テレビやネットでお馴染みの洗剤のエキスパート・茂木和哉氏が開発したカビ取りジェルスプレー。SNSでも「カビが落ちる!」と話題を集めています。

スプレーすると、ジェル状の薬剤が壁面に密着し、しつこいカビに浸透。カビを剥がして落とします。ポイントは、垂直面の壁にスプレーしても、垂れずに密着するところ。液体スプレーの手軽さと、チューブ式カビ取りジェルの強力効果を掛け合わせた、まさに「いいとこ取り」の王道カビ取りアイテムです。

また浴室の壁やタイル目地だけでなく、シャワーカーテンやドアパッキンなどの頑固なカビにも効果的。詰まりにくく、最後まで使い切れる特殊ノズルを採用しているのも◎。

 

 

2.サクセスアジア 耐水両回転ブラシ「SA0010WH」

実売価格7980円

続いてピックアップしたのは、大掃除にぴったりな電動掃除ブラシ。サクセスアジアのバスポリッシャー「SA0010WH」です。

IPX7の防水性を備え、浴室はもちろん、キッチン、洗面台、排水口、窓ガラス、網戸、タイル、自動車のホイールなど、さまざまな掃除に活用できます。充電式のコードレスタイプなので、配線の煩わしさとは無縁。重さも495gと軽量で、片手でスイスイ操作できます。

持ち手が長いため、浴槽内を腰を曲げずに掃除できるほか、中心と周囲が双方向に回転する両回転ブラシを採用し、溝に入り込んだ汚れをかき出しやすいのも魅力。5種類のブラシが付属するので、用途に合わせて使い分ければ、大掃除の効率がグンとアップしますよ!

 

 

3.レック「激落ち 排水管ロングブラシ 2本入」

280円

普段は掃除の手が行き届かない部分もお手入れするのが大掃除。排水管掃除には、定番「激落ちくん」シリーズの「排水管ロングブラシ」がぴったりです。長さ46cmのブラシが奥まで届き、洗面台や浴槽の排水管に詰まった髪の毛などを取り除けます。

さらに直径約3.5cmの三角ブラシで排水周りのヌメリも除去できるうえ、髪の毛、ヌメリを取ったらそのまま捨てるだけの使い捨てタイプ。手が汚れる心配もありません。袋トラップ、Pトラップ、Lトラップの排水管に使用でき、汎用性も問題なし。排水管掃除の頼れる味方です。

 

 

4.アイメディア「お風呂追い焚き配管まるごと洗浄剤」

実売価格550円

多少時間はかかっても、普段掃除しない部分を楽にキレイにできるなら問題なし! というわけで、続いてピックアップしたのがアイメディアの「お風呂追い焚き配管まるごと洗浄剤」。使い方は、上穴から5cm以上の位置までぬるま湯(30℃程度)を張り、本品1包(200g)をゆっくりと水面全体にふりかければOK。あとは、設定温度を40~42℃にして、約10分間追い炊きするだけです。

酸素と酵素が追い炊き配管の汚れを分解し、すっきり洗浄してくれるうえ、浸け置きタイプなので、追い焚き配管の洗浄と一緒に、バススツールなどの浴室小物の湯アカやヌメリもまとめて洗浄できます。浴槽の配管汚れが気になる人は、要チェックですよ!

追い炊き機能のないもの、木製、大理石のお風呂、海外製のお風呂には使えません。

ジェットバス、24時間風呂、エコキュート(ヒートポンプ給湯器)の配管洗浄に使用する場合は、メーカーの取り扱い説明書を参照するか、メーカーにお問い合わせください。

 

5.ヒューマンシステム「鏡・ガラス用強力うろこ取り ダイヤモンドパッドS2」   

2970円

せっかくの大掃除、普段はできない鏡やガラスの「うろこ取り」も行ってみてはいかがでしょう?

「鏡・ガラス用強力うろこ取り ダイヤモンドパッドS2」は、超強力な研磨素材である人工ダイヤモンドを使用しており、うろこ状になった汚れをすっきり落とせます。使用方法は簡単で、鏡やガラスの面に水をつけて、こするだけ。研磨剤入り洗剤や溶剤では落ちなかったガンコな汚れがみるみる落ち、爽快な仕上がりに。

なお本商品は、業務用で使用される高い性能・品質のものを厳選し、市販化した「PRO-USE」シリーズのアイテム。本来は業務用の高価な商品ですが、家庭用としてコンパクトサイズにすることで価格も抑えています。

 

 

6.ジョンソン「スクラビングバブル 超強力トイレクリーナー」

実売価格237円

言わずと知れたトイレ掃除の定番アイテム、「スクラビングバブル 超強力トイレクリーナー」。粘度の高いジェルタイプで、フチ裏の汚れにもしっかり密着します。ジェルを便器のフチ裏にかけて2〜3分おいたら、あとは水で流すだけ。密着ジェルが汚れを強力に分解するので、トイレブラシは必要ありません。

トイレの雑菌、黒ずみ、カビ取りにも効果的で、99.99%除菌(※)効果も。便器を清潔に保てます。便器のフチ裏にも届きやすいノズルを採用するなど、使いやすさにもこだわっており、色付きの便器にも使用可能。トレイ掃除の負担をグッと減らしてくれる1本です。

※衛生微生物研究センター実施

 

 

7.セブンプレミアム「水に流せる トイレクリーナー」

170円

シートタイプのトイレクリーナー。セブンイレブンで手に入る手軽さのいっぽうで、凸凹エンボス加工と厚手シートで破れにくく、便器や便座の汚れをしっかり拭き取れます。拭き取った後は、そのままトイレにポイッ。水に流せるのが魅力です。

24時間の抗菌効果があり、ミントの香り付きで、拭き取り後はすっきり爽やか。12枚24カットのお徳用サイズで、大掃除はもちろん、普段のトイレ棚の掃除にも使えますよ。

 

 

8.サンコー「電動回転キュキュブラシ」

3980円

テレビやWEB、雑誌などで多数取り上げられている、サンコーの「電動回転キュキュブラシ」。ブラシを洗いたくない、汚れを落としにくい、体勢がつらい、そんなトイレ掃除の悩みをまるっと解決できます。

自動回転ブラシ&シリコンで汚れを落とし、使用後は、自動で2分間、UV-C(270-285nm)ライトを照射してブラシを除菌する仕組み。大腸菌やブドウ球菌を99%以上除去(※)できます。ブラシの柄が約40cmと長く、腰をかがめることなく、立ったまま掃除できるのもうれしいポイント。専用スタンドに溜まった水も捨てやすく、お手入れが苦になりません。USB充電式で、連続使用時間は約1.5時間、充電時間は約3時間。

 

※大腸菌99.78%除去、黄色ブドウ球菌99.55%除去、カンジダ属菌99.70%除去。

 

 

9.木村石鹸「R トイレキレイトイレタンク洗浄剤」

950円

普段の掃除で見落としがちなのが、トレイタンクの掃除。汚れが溜まると悪臭の原因になってしまいます。そこで活用したいのが、木村石鹸の「R トイレキレイトイレタンク洗浄剤」。トイレタンクに1包入れて、2時間以上放置しておくだけで、トイレタンクの中を洗浄できます。

便器内にも洗浄液が流れるので、ブラシやタワシでは洗いにくい便器のフチの裏側に加え、出水管も排水時に洗浄可能。合成界面活性剤を使用していない、環境や人にやさしい洗剤で、トイレタンクを傷めません。洗浄剤はアルカリ性なので、安心・安全に使えますよ。

 

 

10.木村石鹸「トイレノズルの洗浄剤」

実売価格1100円

トイレを大掃除するなら、トイレノズルの汚れも落としておきましょう。木村石鹸の「トイレノズルの洗浄剤」は、普段はなかなか掃除しないトイレノズル専用の掃除アイテム。トイレノズルにシュッとスプレーを吹きかけたら、あとは泡が落ちるまで放置するだけでOK。手を汚すことなく汚れをすっきりきれいに落とし、除菌まで行えます。

便期の内側の汚れにも効果的なうえ、便座の除菌スプレーとしても使えるのが便利。ポーチに入れて持ち運べるコンパクトサイズなので、外出先のトイレの便座や便器内の除菌スプレーとしても使えます。合成界面活性剤不使用・天然由来の石鹸成分なので、人にも環境にもやさしく、小さな子どものいる家庭や、敏感肌の方にもオススメです。

 

 

そのほか普段使いができる定番アイテムも、大掃除時に活躍します!

バス掃除には、ライオン「バスタブクレンジング お風呂用洗剤 銀イオンプラス」や、サンベルム「お風呂用すみずみブラシ」、ライオン「ルック おふろの防カビくん煙剤 フローラルの香り」、トイレ掃除には、ジョンソン「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」や、Ka:z clean「トイレ用ブラシ&スタンドセット」、アイリスオーヤマ「トイレのモコモコ泡スプレー」など。大掃除用のアイテムと組み合わせて、ぜひチェックしてみてくださいね!

↑GetNavi webでは「夏の大掃除」特集を実施中。本格的な夏がやってくる前に掃除したいところの解説や、お掃除アイテムを紹介していきます。詳しくはこちらの画像をタップしてみてください。

 

油汚れ落としは「夏」がカギ! 激落ちくん、無印の泡洗剤…12のお助けアイテム

「大掃除は年末にするもの」と思い込んでいませんか?

 

GetNavi web編集部で今注目しているのが、「夏の大掃除」とのこと。気温が高く油汚れがゆるんで落ちやすいことや、水仕事で手がかじかむ心配がないこと、洗い物が乾きやすいことなど、言われてみると、夏の大掃除はさまざまな点で理にかなっているのです。なんと、編集部では特集を設置するほどの気合いの入れよう。

 

本記事では、夏の大掃除に役立つ、キッチン周りのお掃除アイテム12点にズームイン! ベタベタの油汚れをすっきり落としてくれる商品に注目しました。前半は「これは外せない!」という定番&王道アイテムをピックアップ。後半はGetNavi webらしく油汚れ落としが楽しくなる家電も含めて紹介していきます。

 

 

1.レック「激落ちくん キッチンクリーナー セスキ 16枚入」

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398円

まずは定番お掃除アイテム「激落ちくん」3選を続けてご紹介!

「激落ちくん キッチンクリーナー セスキ 16枚入」は、手荒れの少ない天然由来のセスキを使用しているのが特徴です。水に濡らすと、含ませた水にセスキが溶けだし、セスキの力で汚れを分解。アクリル樹脂付きのクリーナーで汚れをかき取る仕組みになっています。洗剤を使わず油汚れを落とせる、キッチン掃除の強い味方ですね。

 

 

2.レック「セスキの激落ちくんシート キッチン用 20枚入」

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220円

続いては、ウエットシートタイプの「激落ちくん」。重曹の10倍の洗浄力を持つと言われる天然由来のセスキを使用しており、手荒れが少なく、そのまま流しても排水を汚しません。水を電気分解することで得られるアルカリ電解水を使用し、水拭きでは取れない汚れをマイナスイオンが包み込み、浮かせて落とします。

洗剤ではないため、2度拭きの必要はなし。たっぷり20枚入りで、気軽に使用できるのも評価ポイントです。

 

 

3.レック「激落ちくん 油汚れに強い クロス」

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1480円

クロスタイプの「激落ちくん」も販売されています。両面ボア仕様で、長い毛足が汚れをしっかりキャッチ! 水で洗うと繊維が広がり、つかんだ汚れを離す仕組みなので、水で洗い流すだけでクロスの汚れもすっきり落とせます。

使い方は、水に濡らす、軽くしぼる、気になる部分を拭く、の簡単3ステップ。台所用の中性洗剤を含ませると、より一層汚れ落ちがよくなります。レンジフードのほか、IHコンロのガラストップや五徳、電子レンジなど、幅広く使用できます。洗って繰り返し使えるので、経済的なのもうれしいポイント。サイズは30(幅)×20(奥行)cm。

 

 

4.花王「マジックリン ハンディスプレー」

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実売価格327円

続いても王道、花王の「マジックリン ハンディスプレー」。シュッと汚れにスプレーして、布などで拭き取るだけでOK。頑固な汚れには、スプレーして5分ほど置くと効果的です。拭き取った後は、水で洗い流すか、十分に水拭きしましょう。

コンロや五徳・グリル・換気扇の油汚れを一網打尽できるうえ、除菌・ウイルス除去(※)効果も。食べ物を扱うキッチン掃除にぴったりですね!

※:すべてのウイルスを除去するわけではありません

 

 

5.ジョンソン「スクラビングバブル 油汚れに強いキッチンクリーナー」

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実売価格1216円

2種類の洗浄成分でベトベト油汚れを99.9%(※1)落とす、スプレータイプのキッチンクリーナー。コンロや五徳、レンジなど、キッチン周りの除菌(※2)にも効果的で、強力な油落とし効果を発揮しながらも、溶剤不使用(※3)なのがうれしいポイント。揚げ物後も、すっきりきれいに掃除できますよ。

※1:米国ASTMテスト準拠

※2:すべての菌にあてはまるわけではありません

※3:洗浄成分を持つ溶剤を不使用

 

 

6.花王「キッチンクイックル 容器入」

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実売価格296円

シートタイプのクリーナーで、シートサイズは118(幅)×159(奥行)mm。植物由来の洗浄成分を配合し、厚手で丈夫な凸凹シートを採用。1枚でコンロ周りから壁、調理台、電子レンジ、冷蔵庫の内側、食卓、食器棚まで、キッチンのさまざまな場所の汚れをしっかり拭き取れます。

気になる除菌性能については、うれしい99%除菌(※)。2度拭きの必要がありません。用途に応じてシートを半分にカットできる便利なミシン目入り。頑固な油汚れがするんと落ちる気持ちよさは、一度体験すると手放せなくなりますよ。

※:すべてのウイルスを除去するわけではありません

 

 

7.ソフト99「ギトギト油のおそうじシート」

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521 円

こちらもシートタイプのクリーナー。サッと拭くだけで、レンジ周りやレンジフード内側の頑固な油汚れまでしっかり落とせます。シートには、耐久性・かき取り性にすぐれた、コットン&ポリエステルを採用。丈夫で厚手なので、使用時に破れたり、手が汚れたりする心配はありません。

大判のシートがたっぷり20枚入っているので、大掃除だけでなく、普段のちょっとした掃除にも使えます。99.9%の除菌効果(※)を備えているのも高ポイントです。

※:すべてのウイルスを除去するわけではありません

 

 

8.オカモト「クリーンアップぞうさん つけおき油汚れクリーナー」

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実売価格690円

浸け置きタイプの油汚れクリーナー。キッチンの頑固な油汚れを、浸け置きするだけで簡単に落とせるプロ仕様の洗浄剤です。洗いにくい換気扇カバーだけでなく、レンジフードのフィルターなどにも使用可能。落ちた汚れがシンクの縁に付きにくい、再付着防止効果もあり、シンクを汚しません。真っ黒に汚れていた換気扇も、浸け置き後にはすっきり元の色に。内容量は500ml。

 

 

9.無地良品「油汚れ用 泡クリーナー」

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499円

無印良品で販売している「油汚れ用 泡クリーナー」。無印良品の商品らしく、環境にやさしいのが特徴で、使用する界面活性剤を植物由来に。油汚れを落とす成分のセスキ炭酸ソーダを配合するとともに、頑固な油汚れにも対応できるよう、洗浄成分も配合されています。

ボトルは、チューブの先端とヘッド部の2か所で液体を吸い込む仕組みで、逆さで噴射しても最後まで使い切ることができます。無印良品ならではのミニマルなパッケージも素敵!

 

 

10.東邦「ウタマロクリーナー」

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実売価格380円

高い汚れ落とし効果を実現しながら、手肌にやさしい中性であることにこだわった商品です。主洗浄成分は環境にもやさしいアミノ酸系洗浄成分で、ツンとした嫌なニオイがなく、素手でも使えます(※)。ゴム手袋やマスクなど、本格的な準備が必要なく、手軽に掃除できるのはうれしい限り。

さらにキッチン周りだけでなく、浴室掃除もこれ1本でOK。コンロ周りのしつこい油汚れや、頑固な水アカ、石鹸カスもしっかり落とします。スプレーして拭き取るだけなので、掃除が苦になりません。

※:肌が敏感な方や長時間お使いの場合は、手袋のご使用をおすすめします

 

 

11.アイリスオーヤマ「スチームクリーナー ハンディタイプ STM-305R-C」

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1万630円

頑固な油汚れも、高温スチームでしっかり落とすハンディタイプのスチームクリーナー。手元にスイッチがあり、作業効率がアップ。ハンディタイプで取り回ししやすく、キッチンはもちろん、トイレ、浴室など、広範囲の掃除に活用できます。

付属のすきま用ブラシを使えば、狭い場所の汚れもキレイに。パーツを付けることで、使用シーンにマッチした掃除スタイルが可能になります。また、部品袋が同梱されているので、パーツをまとめて収納可能。約100℃のスチームで除菌できるうえ、薬剤を使わないので安心です。なお、連続使用時間は約12分。

 

 

12.JIC「ソニックスクラバー」

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実売価格2140円

高速反復回転で汚れを落とす、ハンディタイプの電動お掃除ブラシ。毎分反復8000回転する強力な力で、頑固な汚れもあっという間に除去できます。使い方は簡単で、汚れにソニックスクラバーを当てて、スイッチを入れるだけ。防水仕様なので、水周りでも安心して使えます。

単3形電池4本で使用でき、充電の手間がありません。また電池込みでも約200gと軽量で、手が疲れにくいのも特徴。研磨材入りの「ステンレスパッド」や「ウルトラハードパッド」を使えば、頑固な焦げ付き汚れも簡単に落とせますよ!

 

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