11月22日、日本の外務省が「プラモデル ~進化する小さな世界~」という動画を公開。ネット上で「本気度が凄い」「外務省いい仕事するじゃん!」と話題になっている。
出典画像:バンダイ 公式サイトより
外務省が大真面目にプラモデルを紹介!
外務省のツイッターとフェイスブックにアップされた「プラモデル ~進化する小さな世界~」は、およそ4分半ほどの動画。
【 #JapanVideoTopics 】
プラモデル ~進化する小さな世界~
英語版はこちら https://t.co/kq4H70YN27 pic.twitter.com/twh8h4gTZx— 外務省 (@MofaJapan_jp) November 22, 2017
動画で紹介されているのは、プラモの歴史やプラモ展示会の様子、そして一大ジャンルを築いた「機動戦士ガンダム」のプラモ(ガンプラ)の解説や進化の歴史など。特にガンプラ部分には力が入っており、3分ほどを使って解説。精密なガンプラのパーツを作り出すために金型を100分の1ミリ単位で調節する場面など、日本が世界に誇る高い技術力を紹介している。
この動画に、SNSなどからは「金型初めて見たよ! やっぱり凄いっすねぇ!」「なんかすごい。バンダイの工場を見学してるみたい!」「バンダイの変態技術が外務省にまで認められたか…」「日本のプラモデルの良さがわかりやすく紹介されている」「こういうの見るとなんかガンプラ作りたくなってくるな」と大好評の声が続出。
また、「どうしたんだ外務省、いいぞもっとやれ!」「いい仕事してるな外務省」「ガンプラいいよな。やはり外務省さん素晴らしい」「バンダイの技術力もスゴイし、取り上げた外務省もスゴイ」といった称賛の声も上がっている。
外務省が行っている“ポップカルチャー外交”
今年6月に外務省は、漫画「ゴルゴ13」とコラボした「海外安全対策マニュアル」を公開し、「ゴルゴが外務省と組んだww」「ゴルゴ×外務省の漫画ってコラじゃないよね?」と話題になっていた。
第4話「ゴルゴからの依頼(#熊本 特別編)」を掲載しました。https://t.co/NSkkUyE1AK pic.twitter.com/u1tzHmevpx
— 外務省やわらかツイート (@MofaJapan_ITPR) April 14, 2017
さらに、9月からは漫画「乙嫁語り」や「エマ」などで知られる森薫によるマンガ「みんなで作ろう! 中央アジアクッキング」の連載が外務省のホームページ内でスタート。こちらも「外務省、森薫先生に目をつけるあたり有能」「森薫さんを起用するとかなかなか尖ってる」「森薫が最高だってことは外務省にまで届いていたか」と話題になっている。
【カザフさん(#森薫 作)がカザフスタン共和国 をご紹介】#中央アジア で,最大の国土を有する国と言えば,#カザフスタン。
最先端の建物が建ち並ぶ首都アスタナは黒川紀章さんが設計を行いました。
カザフさんのお料理紹介は,近日公開予定です。https://t.co/8hNCwHlRnz pic.twitter.com/VGTIv3va4o— 外務省やわらかツイート (@MofaJapan_ITPR) November 22, 2017
ほかにも「日本国際漫画賞」や「世界コスプレサミット」を開催するなど、日本の文化を世界に広めるため“ポップカルチャー外交”に力を入れている外務省。2012年からは“外務省やわらかツイート”というTwitterアカウントを開設して情報を発信するなど、お堅いイメージを払拭しようとしているのかもしれない。