人気寿司チェーン「くら寿司」が、“本格中華シリーズ”の新商品を発表して「何屋だよ」とツッコミの声が上がっている。しかし、「中華程度ではまったく驚かなくなった」といった声を上げる人もいるように、「くら寿司」は変わったメニューを発表し続けてきた歴史がある。今回は、「くら寿司」が2017年に発売した変わり種メニューをご紹介しよう。
出典画像:くら寿司公式サイト
「くら寿司」が2017年に発表した革新的メニューの数々
1月13~19日にかけて「極上ふぐフェア」「熟成まぐろフェア」というお寿司屋さんっぽいフェアを行っていた「くら寿司」。しかし、一週間後の20日には「胡麻香る担々麺」の発売を発表した。
出典画像:くら寿司公式サイト
この担々麺は、7種の魚介だしや練り胡麻と特製辛味噌を使用した“香り豊かなスープ”が楽しめる本格的な逸品。実際に食べた人からは「これは美味い。山椒が効いて大人の味」「昼間食べたくら寿司の担々麺がもう食べたい… あれは本当に後を引く…」と絶賛の声が上がっている。
3月には、シャリとカレーを組み合わせた「シャリカレー」に“サメフライ”などのトッピングを加えた期間限定メニュー「海賊シャリカレー」、6月には「夏の中華シリーズ」を発表するなど新商品開発に余念のない「くら寿司」。「極上うなぎと春のいちごフェア」「サーモンVSえびフェア」「極上かにフェア」など、お寿司屋さんっぽいフェアを挟みつつ、7月には「シャリコーラシュークリーム」を発表している。
出典画像:プレスリリースより
「シャリコーラシュークリーム」とは、米麹から作られる甘酒や米酢などをホイップクリームに加えた特製スイーツ。残念ながら数量限定のため現在は食べられないのだが、発売期間中には「う、うまいぞ…」「個人的に普通のシュークリームより好き」「意外と普通に美味しい」といった声が上がり、大好評を博していた。
寿司やラーメンという概念にとらわれない「くら寿司」
その後も「くら寿司」の躍進は止まらず、8月には革命的メニュー「糖質オフシリーズ」を発表。このシリーズは、麺の代わりに野菜がたっぷり入った「らーめん麺抜き」、シャリが野菜になった「シャリ野菜」、シャリのサイズを半分カットした「シャリプチ」といった健康意識の高いメニューが楽しめるというもの。
出典画像:くら寿司公式サイト
もちろんネットからは「らーめん麺抜きって、らーめんじゃなくない?」「ラーメンから麺抜いたらラーじゃん」とツッコミの声が。しかし、「これはマジでうまい。さっぱりしてる」「普通に美味しい。さすが業界のパイオニア」と好評で、現在は400万食を突破する大人気商品になっているようだ。
11月には、流行語大賞を獲得した“インスタ映え”を狙った商品「竹姫寿司」を発売するなど、クリエイティブな新商品で世間を驚かせる「くら寿司」。2018年は、どのような新商品が登場するのか注目したい。