「Jリーグ最高峰の司令塔」中村憲剛が選出したベストイレブンはこれだ!

Jリーグが2017年にリリースした公式アプリ「Club J.LEAGUE」。

 

リーグ観戦をより便利にし、サポーター同士のつながりを創り出すことを目指しており、ユーザー数も順調に増加しているようだ。

そんな同アプリでは限定企画として、Jリーグ選手による2017シーズンの「マイベストチーム」を公開中。

 

実際にプレーする選手や監督の選考はファンとしても気になるところ。そこで、昨シーズン悲願の初優勝を遂げた川崎フロンターレのMF中村憲剛が選んだ11人を紹介してみたい。ちなみに、自チームからは選出できないという条件がある。

 

GK:中村 航輔(柏レイソル)
DF:西 大伍(鹿島アントラーズ)
DF:昌子 源(鹿島アントラーズ)
DF:中澤 佑二(横浜F・マリノス)
MF:伊東 純也(柏レイソル)
MF:レオ・シルバ(鹿島アントラーズ)
MF:ソウザ(セレッソ大阪)
MF:中村俊輔(ジュビロ磐田)
FW:クリスティアーノ(柏レイソル)
FW:ジェイ(北海道コンサドーレ札幌)
FW:興梠 慎三(浦和レッズ)

 

試合中に対峙する機会も多かったボランチから選んだのはレオ・シルバとソウザのブラジル人コンビ。前者は「一人で三役できる選手。彼とやる時はいつもマッチアップするのが楽しみでした」と評し、後者については「対戦してすごく厄介だった。しっかり守備も出来て、捌けて。さらに点も取れるので」と語った。

 

中村は卓越した戦術眼の持ち主としても有名で、昨年末には『DAZN』でレアル・マドリー対バルセロナのゲスト解説を担当した。

その男が「足が速いっすね。戦術とか関係ない」と舌を巻いたのが伊東純也。J屈指と称されるそのスピードには驚いたようで「彼一人でなんか戦術が成立しちゃう」とその選考理由を明かしている。

Jリーグの2017シーズン「ベストマッチ」が決定!やっぱりあの“神試合”だった

スポーツチャンネルの『DAZN』は12月25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグを対象とした「シーズンベストマッチ」のファン投票結果を発表した。

新たな試みとして行われた『BEST MATCH 2017』は、ファン・サポーターが今シーズンのJ1全306試合の中からベストマッチを投票し、クラブごとに得票数が1位となった試合を選出。当時のデータのままフルマッチで再配信する企画だ。

 

今回全体の1位に選ばれたのは、10月14日に行われた第29節、川崎フロンターレ対ベガルタ仙台の試合である。内容を知っている人からすれば「納得!」という一戦だろう。

 

川崎と仙台はこの直前、YBCルヴァンカップの準決勝で対戦し、それぞれがホームゲームで勝利。2試合のトータルスコアで川崎が5-4と上回り決勝進出を決めていた。

 

ただ、“3連戦”のラストマッチとなったこの試合では、川崎の家長昭博が42分に退場。直後に野津田岳人のゴールで仙台が先制すると、後半さらに石原直樹が追加点を決めてリードを広げる。

 

1人少ない状況で2点差……心が折れてしまいそうな展開だったが、しかし、川崎の選手たちは諦めなかった。その後の“神展開”は動画ハイライトで!

82分にエウシーニョが見事な追撃弾を突き刺すと、キャプテンの小林悠が怒涛の2ゴール。わずか5分で3点を奪って逆転し、そのまま勝利をつかみとったのだ。しかも、中心選手である中村憲剛のJ1通算400試合目で……ただただスゴイ!!

 

劇的なゴールが多いことから「等々力劇場」と評される川崎のホームゲームだが、これはその中でもとびっきり。川崎はその後、最終節で鹿島アントラーズを得失点差で逆転し、悲願のJ1初優勝を成し遂げた。シーズン中に積み重ねたひとつひとつの勝点が、最後の最後で身を結ぶという展開はまさにリーグ戦の醍醐味!仙台戦はそれを象徴する試合として今後も長く語り継がれていくに違いない。

悲願の初タイトル!川崎フロンターレの優勝記念グッズ「純金カブレラ」がスゴイ

明治安田生命J1リーグは12月2日、運命の最終節を迎え、川崎フロンターレが大逆転での初優勝を果たした。

最終節を迎えた段階で首位・鹿島アントラーズとの勝点差は2だった川崎。しかし、降格の決まっていた大宮アルディージャとのホームゲームで5-0の完勝を収めると、鹿島は5位ジュビロ磐田を相手にアウェイで苦戦。結局最後までゴールをこじ開けることができず、試合は0-0の引き分けに終わった。

 

この結果両者の勝点は72で並んだものの、川崎が得失点差で大きく上回り、クラブ史上初のタイトルを手にした。

これまでJリーグ2位が3回、Jリーグカップ準優勝が4回、天皇杯準優勝が1回と、あと一歩で頂点に届かなかった川崎。クラブ、そしてサポーターにとって悲願の初タイトルということもあり、さっそくこんな優勝記念グッズが販売されている。それが「純金カブレラ」だ!

ふろん太と並ぶ川崎の名物マスコット「カブレラ」が、なんと純金になって登場。

 

実はこちら、準優勝続きで「シルバーコレクター」や「無冠ターレ」と呼ばれていた川崎が、初タイトルの前に勢いあまって製作してしまった優勝記念グッズとして話題になっていた逸品。それが今回の初優勝で、ついに発売されることになったのだ。

しかもけっこう売れている様子!

 

他にも、選手たちが表彰式でシャーレ(※優勝トロフィー)の代わりに掲げていた“風呂おけ”など、川崎らしい優勝記念グッズがいくつも発売中。気になる人はクラブの公式サイトでチェックだ。