世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:2月22日、昼)を紹介していこう。
とどまるところを知らない羽生結弦旋風!
●1位『スポルティーバ 平昌オリンピック特集号 歓喜のメモリー【表紙:羽生結弦】(集英社ムック)』(集英社・刊/1720円)
出典画像:Amazonより
2月25日にフィナーレを迎えたばかりの平昌五輪関連の本が上位を席巻する結果となった。いずれも男子フィギュアスケート選手・羽生結弦を大々的に特集しており、表紙には氷上を華麗に舞う羽生選手の写真が。
同書では羽生選手のほぼ全ての写真は、羽生選手を少年時代から撮影し続けているフォトグラファー・能登 直氏が撮影している。平昌での練習風景からエキシビジョンの様子まで完全網羅した充実度がうれしい。
金メダル獲得という快挙を成し遂げた羽生選手の最新写真集を望むファンは非常に多く、ネット上では「これから出る羽生くんの写真集、早速3冊ポチった」「写真集買ったことないけど、羽生くんのは欲しい!」「気づいたら羽生君の写真集予約してた」「ゆづの写真集買いまくったら金欠に…」という声が相次いだ。
羽生選手に対するファンの熱狂はまだまだ収まらない!
●2位『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 設定資料集:バレンシア・アコーディオン』(インテリジェントシステムズ・著/徳間書店・刊/3780円)
●3位『完全保存版 羽生結弦 平昌オリンピック 金メダルの全記録』(フライデー編集部・著/講談社・刊/1728円)
●4位『世界でいちばん素敵な雲の教室(世界でいちばん素敵な教室)』(荒木健太郎・著/三才ブックス・刊/1620円)
●5位『ニッカン永久保存版 絶対王者セット第2弾(雑誌ではありません)』(日刊スポーツ新聞社・著/日刊スポーツ新聞社・刊/700円)
次世代に受け継ぐ「手を使う文化」とは!?
●6位『ただしいもちかたの絵本』(WILLこども知育研究所・著/すみもとななみ・イラスト/金の星社・刊/1620円)
出典画像:Amazonより
箸や鉛筆、歯ブラシやぞうきんなど、子どもに身近なものの持ち方を絵と文でわかりやすく紹介した本が人気急上昇。同書では道具を手にとって使うという普段何気なく行っている行為を、子どもたちに受け継ぐべき「手を使う文化」として捉えている。
2月22日放送の「おはよう朝日です」で気になるトレンドとして特集されたのが注目度アップの要因かも。番組では「ゲーム形式で持ち方を練習できる」「手の質感や動きをリアルに描いている」と、同書を「子どもの実用書」として紹介。
視聴者も興味をひかれたようで、「おは朝に出てきた本買っちゃった!」「『ただしいもちかたの絵本』面白い! 丁寧に描かれてるのがいいなぁ」という声が上がっている。
●7位『仮想通貨リップルの衝撃 Rippleが実現する“価値のインターネット”』(四條寿彦・著/Giant Gox・監修/天夢人・刊/880円)
●8位『フィギュアスケートプリンス 2017-2018シーズン終盤号』(英和出版社・刊/1296円)
●9位『このあと どうしちゃおう』(ヨシタケシンスケ・著/ブロンズ新社・刊/1512円)
●10位『平昌冬季オリンピック報道写真集』(河北新報出版センター・著/河北新報社・刊/1000円)
今回は五輪関連の本が多数ランクイン。果たして次回は、どんなジャンルの本が登場するのだろうか。