A. ルンバの場合、価格帯によって推奨する家族構成・間取りを変えています。4万円未満は1Rなどシンプルな間取りに住む単身世帯向け。通常の掃除機と併用したい方、2階などで2台目として使用したい方にもオススメです。4~9万円は、1LDKや2LDKなど複数の部屋がある家向け。5万9800円からゴミを自動収集するクリーンベース搭載のモデルも選べます。9万円以上の価格帯は4モデルあり、どれも2LDK以上の広い間取りに最適。ペットや髪の長い家族が多いご家庭にも向いています。この価格帯には拭き掃除兼用モデルもあります。(アイロボットジャパン 村田佳代さん)
【Q2】「障害物回避機能」があると、本当に片付けしなくても良いのですか?
A. 障害物や購入するモデルによります。ルンバの場合、障害物と認識するアイテムはリスト化され、ソフトの定期的アップデートにより、そのアイテム数は増えています。また、物体認識・回避するためには、アプリを使用し、部屋のマッピングが行われていることが前提。以上の条件にマッチすれば、基本的に片付けは不要です。(アイロボットジャパン 村田佳代さん)
【Q3】水拭きでどこまで汚れが落ちますか? 落ちにくい汚れはありますか?
A. 皮脂汚れや床にこぼしたコーヒーなど日常生活由来の多くの汚れを拭き取れる一方、こぼれてから時間が経ったこびりつき汚れは一度の水拭きでは取りにくい場合も。その際は、水拭きの連続稼働などが必要です。例えば当社製品では、部屋毎に清掃回数の設定やエリア清掃の指示も可能。特定の箇所を念入りに水拭き掃除させることで落ちにくい汚れもきれいに拭き上げることができます。(エコバックスジャパン 下森龍二さん)
↑特定の部屋を複数回水拭き設定すれば、頑固な汚れにも対応可能だ
【Q4】カーペットの部屋が多い家ではどんなモデルが向いているでしょうか?
A. カーペットとフローリングで掃除を変えられるモデルが最適。当社新製品「DEEBOT T20 OMNI」の場合、フローリングでは吸引と水拭き、カーペット上では自動モップリフト機能でモップが持ち上がり吸引のみ行います。また、吸引後に水拭きを行うなど多彩な清掃モードもあり、ニーズに合った清掃が選べます。(エコバックスジャパン 下森龍二さん)
【Q5】「○○Pa」という表示ですが、数値によって取れるゴミの目安はありますか?
A. メーカーごとに違いがあると思いますが、当社では1000Paで米粒、2500Paでコーヒー豆、5000Paでパチンコ玉が吸い込めるゴミの目安です。また、吸引力による差はカーペットの掃除でより明確に現れます。カーペットやラグがあるお部屋であれば、吸引力にこだわって製品選びをしていただくのが良いでしょう。(SBC&S 成田 栞さん)
A. 本体ダストボックス内のゴミ捨てや、水拭き機能のある機種なら水タンクへの給水やモップ洗浄が必要です。ゴミ捨てが面倒なら自動で本体のゴミを収集するドック付きモデルがオススメ。さらに、ブラシに絡んだ毛の除去やセンサー表面のホコリの定期的な拭き取りも、性能維持のために不可欠です。(SBC&S 成田 栞さん)
「Smart iQ PRO」という4つのセンサーからなる、新しいセンシング技術を搭載しています。「iQセンサー」「フロアセンサー」「エッジセンサー」「ライトセンサー」の4種類のセンサーを組み合わせて、必要な場面で効率的に掃除力を高め、ゴミの取り残しを防ぎます。センサーは掃除する場所に合わせて自動で調整されます。
早朝、在宅勤務時、夜間。大きな音を立てたくないシーンでも、ためらうことなく掃除ができるようにと開発されたのが、シャープのコードレススティック掃除機「RACTIVE Air POWER EC-SR8」(実売価格5万6232円・税込)だ。さまざまなノイズリダクション設計を採用することで、運転音を大幅に低減。コードレススティック掃除機のひとつの理想とも言える、「静かなのに吸引力はパワフル」を実現したという。その完成度はいかほどか、実際に使って確かめてみた。
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】
静音性にとことんこだわったシャープの意欲作
運転音が気になり、サッと掃除が始められない――。そんな消費者の声に応えるべく、シャープが世に送り出したのが最新コードレススティック掃除機「RACTIVE Air POWER EC-SR8」(以下、EC-SR8)だ。
本機は掃除機の騒音の原因となるモーター音、排気音、駆動音のそれぞれに対策を施しているのが特徴。モーター自体は従来モデル「RACTIVE Air POWER EC-SR7」(以下、EC-SR7)と共通だが、それをファンネル(円錐)形状のカバー「ファンネルサイレンサー」で覆うことにより、高い遮音性を実現。排気については、排気部に格子状の出口を設け、そこで整流した後に吸音材を通す設計とした。また、駆動音の対策として、モーターの振動を抑制するための吸収材を配置。ヘッドの回転ブラシや吸込口にも振動吸収材を使用している。
EVOPOWER SYSTEM STDは申し分ない性能を備えながらも機能数を絞ることで低価格化を実現。人気機種の特徴を踏襲しつつも、シンプルな使いやすさを追求している。一度使えばヘッドの滑らかな操作性や、ワンタッチでゴミ捨てできる機能など、目立たないが掃除の快適性にしっかりと寄与している機能や工夫が随所に散りばめられていることに気づくはずだ。「毛が絡まないブラシ」も最近のトレンドで、メンテナンスの手間を大幅に軽減する。
まさに「床上を滑る」異次元の操作感が話題を集めた従来モデル・BALMUDA The Cleanerの弱点だった重さ(約3.1kg)を改善。約0.9kg軽量化することで、その快適な操作感を実際の掃除で体感できるようになりました。独自のホバーテクノロジーと下重心構造、手のひらにすっぽり収まる棒状のハンドルにより、フロアワイパーのようにストレスなくヘッドを操作でき、長時間掃除しても手首や腕が疲れません。まさに「掃除するのが楽しくなる掃除機」で、新しい掃除体験を求める人には激推しのモデルです。
「iRobot Genius」がさらに便利に進化し、アイロボット独自のオペレーションシステム「iRobot OS」に生まれ変わりました。iRobot OS は、CEO のコリン・アングルが提唱する、“使う人に寄り添い、ライフスタイルや好みに合わせた清掃体験を提案するAI”を形にしたもので、iRobot Home アプリを通してロボットを使用するすべてのユーザーに便利な機能を提供します。今回の「ルンバ コンボ j7+」の発売にともない、部屋やエリアごとに掃除機がけと水拭きの設定も細かくできるようになり、さらなる進化を遂げたといいます。
3.1kgという「重さ」を理由に、バルミューダのコードレススティック掃除機「BALMUDA The Cleaner」の購入を躊躇していた人に朗報がある。約900gの軽量化を果たした「BALMUDA The Cleaner Lite」が発売されたのだ。あたかもヘッドが浮遊しているかのような操作感や、スタイリッシュなデザインはそのままに、「軽さ」も手に入れたバルミューダの意欲作だが、さて、その実力はいかに? 実際に使って確かめていこう。
ヘッドの「浮遊感」はそのままに、約900gの軽量化を実現
2010年に発表した扇風機「GreenFan」で「DCモーター扇風機」というジャンルを、2015年に発表したキッチン家電スチームトースター「BALMUDA The Toaster」で「高級トースター」というジャンルを確立したバルミューダ。2020年10月には同社初のクリーナー「BALMUDA The Cleaner」を発売して新ジャンルの開拓を目指したが、思いのほか苦戦を強いられたという。原因は、本体の重さ。最新コードレススティック掃除機の多くが2kgを切り、1kgに満たない超軽量モデルも続々と発売されるなか、やはり約3.1kgという重さは消費者の目にウィークポイントに映ってしまったのだろう。たとえそれが、「ひとたび掃除を始めると、まるで浮遊しているかのように軽々と掃除できる」としてもだ。
今回レビューするのは、そんな消費者の声に応えた「BALMUDA The Cleaner」の進化モデル、「BALMUDA The Cleaner Lite」である。ヘッドが前後左右360°可動する独自の「ホバーテクノロジー」や、リビングに置きっぱなしにしておけるスマートなデザインはそのままに、約900gの軽量化と、42%の集じん性能の向上を実現。ヘッドの厚みも5cmから4cmへと薄くなったほか、ヘッドの倒れ角も拡大され、狭い家具下の掃除がしやすくなった。
↑2022年5月に発売された「BALMUDA The Cleaner Lite」。カラーは「ブラック」と「ホワイト」の2色展開で、実売価格は6万4900円(税込)
【ヘッドの動きを動画でチェック!】
↑エアーホッケーのような浮遊感と、360°自在に回転する独自のヘッド。軽やかな操作性は「BALMUDA The Cleaner Lite」でも健在だ
【ヘッドのディテールをギャラリーでチェック】
掃除中以外も「重さ」を感じさせない軽量ボディ
「ホバーテクノロジー」によって重さを感じさせない「BALMUDA The Cleaner Lite」。従来モデルでは掃除機を充電スタンドに乗せる時や、電源を切って移動する時など、掃除中以外のシーンで重さを感じる場面があったが、約2.2kgに軽量化された「BALMUDA The Cleaner Lite」ではそれがない。ヒョイッと片手で持ち上げられるので、ちょっとした移動はもちろん、階段掃除なども苦にならなかった。
余計な装飾を排したミニマルなデザインは「BALMUDA The Cleaner」を踏襲しており、バルミューダ製品らしい洗練された雰囲気が漂う。本体を充電スタンドにセットすると、本体がわずかに後傾する点も従来モデルと同様。使わない時間の方が長いクリーナーだからこそ、立てかけている姿も美しくなるよう設計されている。
まるで氷の上を滑らせているような浮遊感、手首を返せばクルッとヘッドが回転する抜群の追従性、そして、優雅ささえ感じる洗練されたデザイン。こうした従来モデルの強みはしっかりと踏襲しつつ、ボディを軽量化することで、掃除中以外のちょっとしたシーンでも「重さ」を感じさせなくなった「BALMUDA The Cleaner Lite」。なるほどこれなら、「重さ」を理由に購入をためらっていたユーザーも振り向かせることができそうだ。コードレススティック掃除機市場において、予想外の苦戦を強いられていたバルミューダだが、捲土重来(※)、「BALMUDA The Cleaner Lite」の登場で潮目が変わるのではないだろうか。今後の躍進に、大いに期待したい。
突然ですがみなさん、掃除機がけはお好きですか? 部屋を清潔に保つために、こまめに掃除するべきとは思うけれど、やっぱり疲れるし面倒……といったジレンマを抱えている人も多いはず。そんなお悩みを解決してくれるクリーナーが今年の5月、バルミューダから登場しました。「BALMUDA The Cleaner Lite( バルミューダ ザ・クリーナー ライト )」です。
↑バルミューダの最新クリーナー「BALMUDA The Cleaner Lite」。サイズは幅275×奥行150×高さ1170mm、重量は約2.2kg(フィルター含む)。充電時間は約4時間で、運転時間は標準モード約30分、強モード約10分
この「BALMUDA The Cleaner Lite」を、掃除に不満を感じているGetNavi編集部の女性編集部員3人に使ってもらったところ、「いままでの掃除機とは全然違う」「これなら毎日使いたくなる」と大絶賛! では、ほかの掃除機とどこがどう違うのか、家電ライターの筆者によるガイドを交えて見ていきましょう!
ちなみに、先ほどGetNavi編集部の松山さんが「クイックルワイパーみたい」と言ったのは、実はメーカーにとってうれしい反応かも。何しろ、同社の寺尾 玄社長自身が「既存の掃除機は使いづらい」という理由で、長年クイックルワイパー派であり、2020年発売の初代モデル「BALMUDA The Cleaner」も「クイックルワイパーのように軽やかに掃除できる掃除機」を目指して開発されたのですから。
約900gも軽くなったのに、集じん力が42%アップしたワケ
このほか、「BALMUDA The Cleaner Lite」は先述の初代モデル「BALMUDA The Cleaner」から大きく進化しています。まず重さが約900gも軽量化し、本体の重さは約2.2kgになっています。「軽量化」と聞くと、集じん性能は下がっちゃったのかな? と思う人もいるかもしれませんね。しかし、「BALMUDA The Cleaner Lite」は、軽量化しつつ集じん性能も42%アップしているんです。
コメントにある通り、実際に編集部の3人が掃除機がけをする姿を見ると、とにかく自由で軽やか。掃除機といえば、前後に動かすのがふつうですが、「BALMUDA The Cleaner Lite」は好きな持ち方ができ、前後左右斜めに自在に動かせるので、「人が掃除機に合わせて動く」のではなく、「人に合わせて掃除機を動かす」といったイメージです。「掃除をしている」という感覚も半減するので、もはや掃除はイヤイヤ行う家事ではなく、むしろ楽しさを感じるひとときに変わっていくのかもしれません。
とはいえこの不思議な感覚は、実際に使ってみないとわからないのも事実。気になった方は、ぜひ家電量販店やバルミューダのブランドショップなどで試してみてくださいね。ちなみに、バルミューダでは7月末まで「BALMUDA The Cleaner Lite」の「30日間返金保証」を実施中。店頭またはオンラインで購入し、30日間使ってみて合わないと感じた場合でも全額返金してもらえるので安心です。「まさか、こんな動きをするとは」と編集部員が驚いた「BALMUDA The Cleaner Lite」。みなさんもぜひ体験してみてください!
3000Paの強力な吸引力と振動式水拭きモップ「OZMO PRO 3.0」で、チリやホコリやべたつきまでもキレイにするとのこと。暑い季節も床のざらつきなどを気にすることなく、素足で快適に過ごせるといいます。
このほか、アプリで留守番中のペットや別室からリビングに居る子どもの様子を確認したり、会話したりすることも可能。120万画素RBGカメラと高感度HDR148°広角レンズカメラにより高画質な映像で確認できます。掃除をしながら部屋中に贅沢な香りを広げるエアフレッシュナー機能もあり。「DEEBOT T10 PLUS DBX33-22」は、最大60日分のゴミを収納可能な自動ゴミ収集機を搭載。障害物をしっかり避けてくれる多機能モデルを探している方、ぜひ注目してみてください。
バルミューダが同社初となるコードレス掃除機「BALMUDA The Cleaner」(バルミューダ ザ・クリーナー)を発売したのは、2020年11月のこと。空間になじむスマートなデザインに加え、まるでヘッドが浮いているような軽いかけ心地、さらに前後左右斜めの自在な動きは今までになく、衝撃を受けたものでした。あまりに軽やかに動くので、一度かけ始めたら、あっちもこっちもスイスイ掃除したくなる、そんな今までにない体験が味わえる掃除機でした。
↑従来の掃除機の常識を覆し、ヘッドがくるくる回り、自由自在に動かせる「BALMUDA The Cleaner」
そして今回、掃除機の新製品発表会があるとのことで、期待を胸に、会場である東京・南青山のBALMUDA The Storeに足を運んだところ……やっぱり軽量化していました! スマートなデザインはそのままに、明らかにコンパクトになっている。バルミューダいわく「ただの軽量化ではなく進化」だそう。新モデルの名前は「BALMUDA The Cleaner Lite」(バルミューダ ザ・クリーナー ライト) 。価格は6万4900円(税込)です。
↑従来モデルから大幅に進化した「BALMUDA The Cleaner Lite」。本体寸法は幅275×奥行150×高さ1170mm、質量は約2.2㎏。運転時間は標準モード約30分、強モード約10分、充電時間は約4時間。ダストボックス容量は約0.10L。カラーはホワイトとブラックの2色
クイックルワイパーを目指して開発された従来機
新製品の紹介をする前に、まずは従来モデルBALMUDA The Cleanerがどのような掃除機なのか、おさらいしてみましょう。BALMUDA The Cleanerは、同社の寺尾 玄社長が「掃除機は前後にしか動かないし使いづらい。自由自在に動かせるクイックルワイパーのほうが便利」と感じたことから、クイックルワイパーのように軽やかに掃除できるコードレス掃除機を目指して開発されました。
「この新しいコンセプトの掃除機が完成したとき、私たちはこれが掃除機の新たなジャンルを切り開くことを期待していました。BALMUDA The Toasterが高級トースターという新たなジャンルを確立し、The Green FanがDCモーター扇風機という新たなジャンルを確立したように。ところが掃除機はそこに至らず、とても悔しい思いをしました」(原賀氏)