【立ち食いそば】看板の「抜群にうまいつゆ」は本当だった! 絶品の関西風だし、香ばしい天ぷらが名物の新橋の名店

新橋五丁目に店を構える「うさぎや」は都内屈指の古参店。創業は昭和26年で、当初は大衆食堂兼飲み屋だった。

 

うまさが身体に沁みる上品なつゆを堪能すべし!

20180206usagiya_main↑「えびかき揚げそば」(370円)は小えびの香ばしさと生えびのプリプリ感が楽しめる

 

昭和47年に立ち食いそば店になった際、初代店主は常連客からつゆのアドバイスを受ける。偶然にも四国出身者が多く、彼らになじみのある関西風のだしが採用されたそうだ。

 

なるほど、同店のつゆは色も塩気もそれほど濃くない。かつお節、厚削りのさば節、煮干し、日高昆布などでだしを取ったつゆは、やさしい味わいだ。そばはゆで麺で、高級そばの「絹めん」を使用。やや太めの麺は冷水で締めると生麺に負けないコシが出る。

20180206usagiya_sab↑冷やし春菊天そば(430円)は、コシのあるそばと香ばしいごま油の香り、春菊の苦みと甘みが味わえる

 

揚げものの一番人気はえびかき揚げだが、春菊天も絶品だ。同店の揚げ油にはごま油が入っていて、その油で最初に揚げるのが春菊天。だから、春菊天は、ごまの香りが最も豊かなのだ。

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うさぎや
住所:東京都港区新橋5-9-1
営業時間:7:00~20:00(売切れ次第終了/月.金)
定休日:土、日、祝日

 

【その他のお店を知りたい方はコチラ!】

20171228-s500

立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス

【立ち食いそば】天ぷらの上下で素材が違う…!? サクぷり「海盛りかき揚げ」とモチモチ十割そばが出合う新橋の名店

新橋と御成門の間のビジネス街で営業する「かんだ冨そば」は、店内にハワイ音楽が流れる店。供するのは、意外にも本格十割そばだ。

 

ハワイアンをBGMに食すハイクオリティな十割そば

20180209_tomisaoba_main↑「海盛りかき揚げ天ざるそば」(790円)玉ねぎとにんじんのかき揚げの上に、えびやげそなど魚介の天ぷらがのる。かき揚げはサクッと甘く、魚介はプリプリ食感

 

同店は数年前に店主が脱サラして創業。押し出し式製麺機で作った十割そばの味に感動し、そば店開業を志した。

 

そんな店の名物は「海盛りかき揚げ天ざるそば」。そばは押し出し式特有のモチっとした太めの平打ちで、噛み締めると鮮烈なそばの香りが広がる。だしはかつお本枯節、宗田節、さば節を使い、キリッとしてコクのある味。かき揚げは野菜と魚介で揚げの温度を変え、両方のうまみが引き立つ揚げ上がりだ。

20180209_tomisaoba_sub↑「まいたけ鶏天そば」(750円)など温そばのつゆは、かつお、宗田節、さば節に日高昆布を加えてまろやかな味わいに

 

一方、冷やしにはのどごし抜群の細麺を使用。夏と冬でメニューを変えるなどの工夫も凝らし、同店は連日多くのビジネスマンを満足させている。

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かんだ 冨そば
住所:東京都港区新橋6-5-5新生ビル1F
営業時間:11:30~21:00(月~金)、11:00~14:00(土)
定休日:日、祝日(土曜不定休あり)

 

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20171228-s500

立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス

【立ち食いそば】「天ぷらを豪華にしすぎた!」店主が後悔している新橋の名店

「蕎麦さだはる」は、かつての「蕎麦まえだ 新橋店」が屋号を変えた店。押し出し式製麺機を使い、打ちたて&ゆでたての十割そばをリーズナブルな価格で提供する。

 

客の声に耳を傾けながら十割そばに最適なつゆを追求

20180208_sadaharu_main↑天ぷらそば(530円)。この価格でこのかき揚げは驚き。店長は豪華にしすぎて少し後悔しているらしい

 

そばは田舎そば風の平打ち麺で、そばの豊かな香りともっちりした歯応えを楽しめる。つゆはかつお節と昆布でだしを取り、しょうゆの風味が鮮やかなかえしと合わせた。その濃厚でキリッとした味わいは、太麺と相性抜群だ。

 

店の人気ナンバーワンは「天ぷらそば」で、客の3割以上がこれを注文する。えび、いかゲソ、小柱などが入った大ボリュームのかき揚げは、確かにコスパが高い。しかも注文を受けてから揚げるので、かき揚げは熱々のサクサク。衣も甘くて香ばしく、食べ飽きることがない。

 

さらに同店は、卵や揚げ玉、おろしなどを無料サービス。かけそばやもりそばでも豪華な一品になるのがうれしい。

20180208_sadaharu_sab1↑とろろ、納豆、みつばなどがのった「山かけ納豆そば(冷やし)」(510円)。冷やしには温泉卵をトッピングする客が多い

 

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蕎麦さだはる 西新橋店
住所:東京都港区西新橋2-9-3 クレビル1F
営業時間:10:30~15:30/17:00~22:00(月~金)
定休日:土、日、祝日

 

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立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス

【立ち食いそば】「天ぷらを豪華にしすぎた!」店主が後悔している新橋の名店

「蕎麦さだはる」は、かつての「蕎麦まえだ 新橋店」が屋号を変えた店。押し出し式製麺機を使い、打ちたて&ゆでたての十割そばをリーズナブルな価格で提供する。

 

客の声に耳を傾けながら十割そばに最適なつゆを追求

20180208_sadaharu_main↑天ぷらそば(530円)。この価格でこのかき揚げは驚き。店長は豪華にしすぎて少し後悔しているらしい

 

そばは田舎そば風の平打ち麺で、そばの豊かな香りともっちりした歯応えを楽しめる。つゆはかつお節と昆布でだしを取り、しょうゆの風味が鮮やかなかえしと合わせた。その濃厚でキリッとした味わいは、太麺と相性抜群だ。

 

店の人気ナンバーワンは「天ぷらそば」で、客の3割以上がこれを注文する。えび、いかゲソ、小柱などが入った大ボリュームのかき揚げは、確かにコスパが高い。しかも注文を受けてから揚げるので、かき揚げは熱々のサクサク。衣も甘くて香ばしく、食べ飽きることがない。

 

さらに同店は、卵や揚げ玉、おろしなどを無料サービス。かけそばやもりそばでも豪華な一品になるのがうれしい。

20180208_sadaharu_sab1↑とろろ、納豆、みつばなどがのった「山かけ納豆そば(冷やし)」(510円)。冷やしには温泉卵をトッピングする客が多い

 

20180208_sadaharu_out

蕎麦さだはる 西新橋店
住所:東京都港区西新橋2-9-3 クレビル1F
営業時間:10:30~15:30/17:00~22:00(月~金)
定休日:土、日、祝日

 

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20171228-s500

立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス

【立ち食いそば】ファンなら誰もが知っている新橋「おくとね」の名物メニュー、器から飛び出す天ぷらの正体は?

まいたけ天はその香りとうまみ、シャキシャキ食感で、そば好きにも人気。なかでも「おくとね」の「まいたけ天そば」は、東京の立ち食いファンが店名を聞けば誰でもすぐにそのメニューを思い出す名物だ。

 

他に類を見ないインパクト大なまいたけ天そばは必食!

20180207okutone_main↑「まいたけ天そば」(450円)はこの店の基本となるメニュー。かえしに使うしょうゆはまいたけ天に合うものを選んでいる

 

1994年創業当時から同メニューは圧倒的人気。まいたけは群馬県奥利根産を中心に、季節ごとに食感と香りのいいものを選んでミックスし、薄くスライスして揚げている。衣が薄く、つゆを余分に吸わないので、まいたけの風味が濃厚だ。

 

つゆはかつお節とさば節、昆布からだしを取り、甘めのかえしと合わせたもの。まろやかなコクが後を引くうまさで、まいたけが加わるとより風味が増す。そばのコシと抜群ののどごしも魅力だ。

20180207okutone_sab1↑「釜玉そば」は、卵とつゆ、温かいそばが絶妙に絡み、揚げ玉がコクを加える

 

同店がある新橋駅前ビルの地下食堂街は小さな飲食店が密集し、不思議な懐かしさが漂っている。そんな郷愁も同店のそばに深みを与えているようだ。
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おくとね
住所:東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館B1F
営業時間:7:00~20:00(月.金)
定休日:土、日、祝日

 

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20171228-s500

立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス

【立ち食いそば】激戦区で不動の人気を誇る新橋の名店 -「絶品つゆ×本格カレー」を求めてビジネスマンが殺到!

昭和59年創業の「丹波屋」は、立ち食いそばの強豪ひしめく新橋で長く人気を集める店。8人で満席の店内は開店と同時にいっぱいになり、昼には店の前に長い行列ができる。

 

絶品の立ち食いそばと本格インドカレーが大人気

20180205_tanbaya_main↑たまねぎ天そば(360円)は玉ねぎの甘みがつゆに溶け出し、微妙な味わいの変化も楽しめる

 

この店はつゆがいい。だしは上物のかつお節、さば節と昆布、かえしは三重県直送の本醸造しょうゆを使用。甘さ控えめで、濃厚なだしのうまみが際立つ絶品つゆだ。麺は温そばはゆで麺、もりは生麺と使い分けている。

 

天ぷらは揚げ置き。常連は各ネタを揚げる時刻を知っていて、春菊天はこの時間、ごぼう天はこの時間、と揚げる時間に合わせて来店するという。

20180205_tanbaya_sab↑「カレーライス」(450円)は、いまも味の追求に余念がなく、毎日味を少しずつ変えているそうだ。「ミニカレー」(280円)もあり

 

名物は、卓上にある青唐辛子のしょうゆ漬け。そばに少しかけると激辛だがクセになる味だ。さらに、かつてネパール人の従業員がレシピを残したインドカレーも人気。30種類近くの食材と約10種類のスパイスを使い、本格派の味を提供している。

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丹波屋
住所:東京都港区新橋2-16-1ニュー新橋ビル1F
営業時間:7:00~23:00(月~金)、8:00~18:00(土)
定休日:日、祝日

 

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20171228-s500

立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス