ちゃんとジャンクな味がする! 日清食品「完全メシ 汁なしカップヌードル」を試食

日清食品の「完全メシ」から新商品が登場。これに合わせて『日清食品「完全メシ」大試食会』が開催されました。

 

日清の完全メシは、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」で設定された33種類の栄養素と、おいしさのバランスを追求したブランドです。たんぱく質、脂質、炭水化物のほか、ビタミンやミネラル、必須脂肪酸をバランスよく整えつつも、栄養素にありがちな苦みやエグみを抑えているのが特徴。発売から2年半で累計4000万食を突破し、人気を集めています。

↑完全メシは栄養とおいしさを追求した「最適化栄養食」とうたっています。

 

↑2025年度には100億円規模のブランドになるそうです。

 

3月24日には「完全メシ 汁なしカップヌードル」「完全メシ トムヤムライス」を発売。完全メシ 汁なしカップヌードルは、インスタントラーメンの代表ともいえる「カップヌードル」の味わいを、湯切りして作る “汁なし焼そば” で表現したといいます。

 

試食の場では、完全メシ 汁なしカップヌードルのほか、「冷凍 完全メシ DELI やわらかロースかつ丼」や「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」などが用意されました。

 

ジャンクさも楽しめる完全メシ 汁なしカップヌードル

完全メシ 汁なしカップヌードルは、ウェーブしたノンフライの麺に、しょうゆのコクと香りを引き立たせたソースが絡んだ一品。具材にはカップヌードルでおなじみの謎肉(味付豚ミンチ)、たまご、エビ、ネギが入っています。また、アクセントとしてメンマの風味を加えています。

↑完全メシ 汁なしカップヌードル。画像は試食会ではなく、編集部で撮影したものです。

 

食べてみると汁なし麺特有の、「油が絡んだ麺」が印象的です。また麺の食感はもちもちで、味は塩味やうまみをしっかりと感じられます。栄養素を加えたことによって変わった味がする、なんてことはなく、ちゃんとカップヌードルを汁なしにした味で、ジャンクフードを食べている感覚もあります。

↑お湯を入れて5分待ち、お湯を捨てて付属のオイルと粉末を混ぜてできあがり。

 

↑油が絡むので麺の見た目はツヤツヤ。

 

日清食品によると麺は三層構造になっており、たんぱく質や食物繊維、カルシウムなどを含んだ麺を、小麦の麺で挟むことで栄養素が逃げるのを防ぐとともに、エグみや苦みを感じにくくしているそうです。また、ソースはジャンクさを表現するためにいろいろと研究を重ねたとしています。

 

謎肉やエビもカップヌードルと同じ味わい。こうした具材もフレーバーなどを工夫しているとのことです。

 

ロースかつ丼もカレーも食事として楽しめるおいしさ

続いて試食したのは、冷凍 完全メシ DELI やわらかロースかつ丼。冷凍 完全メシ DELIのなかでは最も人気がある商品です。

↑冷凍 完全メシ DELI やわらかロースかつ丼。

 

ロースかつは肉をしっかり噛んでいる感じがやや薄いものの、柔らかさがあって口当たりがいいです。揚げ衣にしょうゆの風味と甘味がちゃんと付いているため、ごはんもしっかり進むでしょう。ごはん自体にもかつを煮込んだタレが染みています。それでいてべちゃべちゃになることはなく、粒たちのよさを楽しめます。

↑試食はこの量。想像にはなってしまいますが、味わいからすると一食分は食べ応えがありそうです。

 

もうひとつ試食したのは、完全メシのシリーズで最も売れている完全メシ カレーメシ 欧風カレーです。食べ始めは少し甘めのカレーといった印象ですが、食べ進めるとやや強めな辛味を感じました。特にスプーンで大きめの一口を食べると甘さよりも辛さが引き立ちます。スパイスの風味もあり、香りと味の両方を楽しめるでしょう。

↑完全メシ カレーメシ 欧風カレー。

 

↑ほんの少量を食べると甘みを感じ、やや大きく一口食べると辛さを感じました。

 

またカレーとごはんが混ざっているにも関わらず、お米がべちゃっとなることなく、一粒一粒を噛むことができます。

 

どちらの商品もおいしさが十分にあるため、食事として楽しめそうです。

 

完全メシは多面的な展開を検討

日清食品は完全メシについて、「多面的な展開が可能」としています。これまで販売してきたパッケージ商品に加え、お弁当やお惣菜としての販売、さらには企業の社員食堂や自販機の導入、医療現場への提供、スマートシティや海外への展開も考えているそうです。

↑今後への期待が感じられる多面的な展開。

 

すでにファミリーレストランや宅配ピザチェーンとのコラボも進行中。近いうちに、おいしいうえに栄養のバランスも整っている外食を楽しめるようになりそうです。栄養食というとどうしても「味はおざなりなのでは」と思ってしまいがちですが、店頭の商品や外食など、好きな場で試しに食べてみて、味を確かめてみるといいかもしれません。

【日清食品×湖池屋】発売40周年の「カラムーチョ」が「チキンラーメン&焼きそばU.F.O.」とコラボ

日清食品は、発売40周年を迎えた湖池屋「カラムーチョ」とコラボした「0秒チキンラーメン カラムーチョ味パウダー付」「日清焼そばU.F.O.大盛 カラムーチョ ホットチリ味焼そば」の2商品を、2025年1月27日(月)から発売します。

「0秒チキンラーメン カラムーチョ味パウダー付」「日清焼そばU.F.O.大盛 カラムーチョ ホットチリ味焼そば」

 

記事のポイント

ロングセラー商品同士の豪華コラボから生まれた2つの商品は、どちらもファン納得の仕上がり。寒い季節にピッタリのホットな辛口で、思わず「ヒー」と言ってしまいそう。

 

「カラムーチョ」は1984年の発売以来、独自の“辛さとおいしさ”で支持されている湖池屋のロングセラーブランド。そのカラムーチョが、1958年に発売された世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」と1976年に発売された「日清焼そばU.F.O.」という日清食品の二大ブランドとコラボを実施します。

 

「0秒チキンラーメン カラムーチョ味パウダー付」は、“そのままかじる用”として専用に開発されたあっさりうす味の「チキンラーメン」に、唐辛子の辛み、オニオンとガーリックの旨みが食欲をそそる「カラムーチョ」味の「味変えパウダー」を別添しています。好みのタイミングで「味変えパウダー」を袋に入れて振れば、“辛旨”な味わいと麺のザクザクとした食感が織りなす、一度食べたら止まらないおいしさが楽しめます。

「0秒チキンラーメン カラムーチョ味パウダー付」

 

「0秒チキンラーメン」の「味変えパウダー」使い方

(1)袋の上部を開けて、まずは丸ごとかじってください。

(2)“味変え”をしたいタイミングで、残りの麺を袋の中で砕き、「味変えパウダー」を入れてください。4分の1程度を食べてからがおすすめです。

(3)袋の上部を閉じるようにして握り、“しゃかしゃか”と振りまぜてお召し上がりください。

 

「日清焼そばU.F.O.大盛 カラムーチョ ホットチリ味焼そば」は、唐辛子の辛み、オニオンとガーリックの旨みが食欲をそそる“辛旨”な「カラムーチョ」味のソースと、唐辛子の辛みと風味をきかせた「カラムーチョ風特製オイル」が特徴。ポテト、フライドガーリックが入った「やみつき! ザクザク具材」をかければ、スナック感覚のおいしさを楽しめます。

「日清焼そばU.F.O.大盛 カラムーチョ ホットチリ味焼そば」

 

日清食品
「0秒チキンラーメン カラムーチョ味パウダー付」「日清焼そばU.F.O.大盛 カラムーチョ ホットチリ味焼そば」
2025年1月27日発売
実売価格:「0秒チキンラーメン カラムーチョ味パウダー付」/136円(税別)、「日清焼そばU.F.O.大盛 カラムーチョ ホットチリ味焼そば」/298円(税別)

ファミマがお得で美味しいおむすび企画やってます! 正統派VS個性派、全4種の味を解説

2023年のヒットグルメの筆頭に「インスパイアおにぎり」がありましたが、おにぎり自体のトレンドは俄然拡大中。詳しくは「山崎、白州のハイボール缶以外には何があった?2023年のグルメとお酒で話題を席巻した5つのキーワード」の記事に書きましたが、2024年度後期の連続テレビ小説は橋本環奈さん主演の「おむすび」で決定しており、話題は続くでしょう。

 

そんなおにぎりのタッチポイントといえばコンビニですが、(おにぎりではなく)おむすびという名称に長年こだわってきたのがファミリーマート。先日もユニークな商品を発売したので、試食会に参加して特徴や味わいをレポートしたいと思います。

↑題して「ファミマル おむすび 対決」。正統派と個性派、それぞれのおむすびを発売し、フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーンで盛り上げます

 

5000円ぶんのQUOカードが当たるかも!のおむすびチャンス

発売されるのは4種のおむすびで、全国のファミリーマート約1万6300店で順次発売。第1弾が2024年4月9日から、第2弾が4月16日から登場します。なお、それぞれ目安の販売期間は3週間とのこと。

↑4月9日は「山形屋海苔店海苔監修 手巻鮭マヨネーズ」と「どん兵衛天ぷらむすび」が。16日からは「山形屋海苔店海苔監修 手巻だし玉子明太」と「U.F.O.ぶっ濃い濃厚そばめし」が発売されます

 

ユニークな点は正統派と個性派にわかれ、対象となる4商品の選択肢からハッシュタグを選び投稿すること(ファミリーマート公式Xアカウントのフォローが必要)。後日、応募者のなかから抽選で10名に「オリジナルQUOカード5000円ぶん」がプレゼントされます。

↑公式サイトより

 

おむすび4種の特徴や開発秘話

正統派は、老舗海苔店が監修したのりを使った贅沢なおむすび。個性派は、日清食品のロングセラーとコラボレーションした味わいになっているのも特徴。1品ずつ紹介しましょう。まずは4月9日発売ぶんから。

↑「山形屋海苔店海苔監修 手巻鮭マヨネーズ」税込180円。山形屋海苔店監修ののりにマッチする、鮭マヨネーズのおむすびで、魚介×野菜のダシとコク深いマヨネーズが特徴です

 

なお、山形屋海苔店は江戸時代の明和元年(1764年)に日本橋で創業した老舗。のりの色ツヤ、味や口どけのよさを匠の技術で選別する高品質な商品が長年愛され続けています。試食会では「深刻な原料不足が続く海苔業界に、少しでも明るい話題を届けられればという想いから、今回のお話を引き受けさせていただきました(一部割愛)」と代表からの直筆メッセージが寄せられました。

↑「どん兵衛天ぷらむすび」税込178円。「日清のどん兵衛」のダシが香るご飯に、玉ねぎの甘みと小海老の風味がポイントの天ぷらがトッピングされています

 

この天むすは、東西で味わいを変えているのもポイント。東日本は宗田がつおとかつお節のWダシでコクと旨みを感じる仕立てに。西日本はかつおと昆布のWダシで上品な旨みが後引く味わいとなっています。ちなみに東西の境界線は愛知~三重県(三重県の一部では両方販売される希少な店舗も)。

↑「山形屋海苔店海苔監修 手巻だし玉子明太」税込189円。のりの美味しさはもちろん、食感の異なる2種類の辛子明太子のアクセントと炒り玉子のコクが絶妙にマッチ

 

この手巻だし玉子明太は、ファミリーマートが事前に「美味しいのりで巻いたおむすびに合う具材は?」といったアンケートで上位にランクした具材だったのだとか。

↑「U.F.O.ぶっ濃い濃厚そばめし」税込160円。「日清焼そばU.F.O.」自慢の「ぶっ濃い濃厚ソース」を再現するため、オリジナルの香味オイルを活用したクセになる味が魅力です

 

「U.F.O.ぶっ濃い濃厚そばめし」は、2023年の春に発売した「U.F.O.濃い濃い濃厚そばめし」の復活商品(名称のみ変更)。前回好評だったことに加え、そのときは「日清のどん兵衛 きつねうどん」をフィーチャーした「どんぎつねむすび」だったことから、今回は「日清のどん兵衛 天ぷらそば」の味を再現した前述の「どん兵衛天ぷらむすび」を商品化するに至ったそうです。

 

老舗監修のりの味や天むすの東西の違いを深掘り

そのうえで、筆者が味で気になったのは2点。ひとつは、山形屋海苔店監修ののりと、通常ののりでは味がどれだけ違うのかということ。近しい味わいのおむすびと食べ比べました。

↑左は定番の「手巻 紅しゃけ」。右が特別なのりを使った老舗のりコラボです

 

2商品を並べて「おっ」と思ったのは、価格が一緒であること。ファミリーマートの開発担当者に聞いたところ、やはり山形屋海苔店監修のりのほうがコストはかかっているとのことですが、おむすびの価格は企業努力で高くならないように頑張ったそうです。これはありがたい!

↑色はほぼ一緒。ただ、香りからして山形屋海苔店監修のりのほうが凛々しい風味がしました

 

さすがは匠が認めたのり。監修版はより磯のダイナミック感があり、例えるなら海との距離が近いイメージ。味も濃く「これぞTHEのり」的な、堂々とした主張を感じました。

↑もうひとつ気になった点は、「どん兵衛天ぷらむすび」の東西で変わる味の違い。食べ比べて明らかにしました

 

なるほど! 東の「どん兵衛天ぷらむすび」は、かつおダシの旨みとともに醤油感がシャープさを引き立て、甘じょっぱさを感じる味わい。一方西の「どん兵衛天ぷらむすび」はダシ感がやわらかく、旨みの余韻もふわっと広がります。味の濃さは同じながら、ダシの表情が違うことを実感できました。

↑味にインパクトがあるのは、やはり「U.F.O.ぶっ濃い濃厚そばめし」。甘辛くスパイシーなソースがご飯と麺の両方にしっかり染みており、ジャンクなヤミツキ感がウマいです

 

ファミリーマートとしても2023年よりおむすびが好調な売り上げであることを実感しており、今回のキャンペーンは昨春の10%増を目標にしているとか。前述した通り、やはりおむすびはアツいようです。同社としてはゴールデンウィーク以降もきっとおむすび企画を打ち出すはずで、今後も目が離せません!

ビールと即席麺の共同輸送でトラック使用台数減&CO2削減! サッポロと日清食品のエコな取り組み

サッポログループのサッポログループ物流と日清食品は、ビールと即席麺を組み合わせた共同輸送を、静岡~大阪間で3月2日から開始します。

 

静岡県焼津市に生産工場を持つサッポロと日清食品は、静岡~大阪間の輸送において、往路は両社の製品を混載し、復路は空き容器や空きパレットを混載する「ラウンド輸送」のスキームを確立しました。

↑実施前

 

↑実施後

 

これまで往路では、重量貨物であるサッポロのビール樽を最大積載重量まで積載しても、荷台上部にスペースができる一方、軽量貨物である日清食品の即席麺は、荷台の容積一杯まで積載しても、積載可能重量に余裕がありました。また、復路では両社とも往路に比べて貨物量が少なく、満載にするのが難しい場合がありました。このような問題の解決に向けて両社で実証試験を重ねた結果、往路では両社の製品の種類や数量の組み合わせを調整し、復路ではサッポロの空き容器と日清食品の空きパレットを混載することで、積載率を高めながら100%の実車率を実現するラウンド輸送のスキームを確立。これにより両社が個別に輸送していた従来の方法に比べ、トラックの使用台数は約20%減少し、CO2排出量は年間で約10t削減できる見込みとのことです。

 

サッポロと日清食品は、「人づくりから始まるSCM改革」をテーマに、昨今の物流クライシスへの対応や、次世代ロジスティクス人材の育成といった課題の解決に取り組んでおり、サッポロでは2019年から「サッポロロジスティクス★人づくり大学」を、日清食品では2020年から「SCM Academy」を開催。今回の取り組みは、受講生同士の交流から、それぞれの受講生のアイデアを踏まえて実現したものです。

創業者・安藤百福氏の精神にも繋がる日清食品グループ「培養ステーキ肉」の開発

いつの日か“研究室産”ステーキを食卓へ――持続可能な食肉の生産を目指す研究とは~日清食品ホールディングス株式会社

 

「カップヌードル」や「チキンラーメン」などの即席麺で我々にも馴染み深い日清食品。最近ではプラスチック原料の使用量削減のため、「カップヌードル」のフタ止めシール廃止のニュースが話題になりました。このように同社グループは環境問題を始めとする社会課題に創業当時から向き合い続けていると言います。

 

食を通じて社会や地球に貢献を

日清食品グループがビジョンとして掲げているのが『EARTH FOOD CREATOR』。これはどういう意味なのか、サステナビリティ推進室の花本和弦室長はこう説明します。

 

「人類を“食”の楽しみや喜びで満たすことを通じて、社会や地球に貢献していくというものです。食品メーカーとして、安全でおいしい食を提供するのは大前提ですが、それに加えて、環境や社会課題を解決する製品を開発していくことが使命だと考えています」

↑サステナビリティ推進室 室長 花本和弦(はなもと・かなで)さん

 

また日清食品グループのミッションとして、創業者である安藤百福氏が掲げた「食足世平(しょくそくせへい)」「食創為世(しょくそういせい)」「美健賢食(びけんけんしょく)」「食為聖職(しょくいせいしょく)」という4つの創業者精神があります。

 

「食が足りてこそ世の中が平和になるという意味の“食足世平”と、世の中の為に食を作るという意味の“食創為世”は、現在のSDGsにも重なる思いであると思います。今でも創業者精神は、我々の中に脈々と受け継がれており、これらをベースに事業を展開しています」

 

例えば、創業50周年にあたる2008年からスタートした「百福士プロジェクト」も、社会貢献活動への取り組みに熱心だった創業者の志を受け継いだ活動の一つ。未来のためにできる100のことをテーマに沿って実行しています。そして今、日清食品グループが特に重要視しているのが環境課題だそうです。

 

環境戦略『EARTH FOOD CHALLENGE 2030』を推進

「いろいろな社会課題があるなかで、環境問題は非常にシリアスな課題として顕在化してきました。持続的成長を目指す企業の責任として、これ以上、環境問題を見逃すわけにはいかないという強い使命感から、『EARTH FOOD CHALLENGE 2030』という環境に対する長期戦略を打ち立てたのです。

↑高いレベルの環境対策を推進する「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」

 

この戦略には“資源の有効活用”と“気候変動対策”という2つの柱があります。資源に関しては『持続可能な調達』『水資源の節約』『廃棄物の削減』、そして気候変動問題ではCO2削減を目指し、それぞれ目標値を設定して具体的な取り組みを行っています。

 

気候変動問題に対する具体的な取り組みとして、例えば「カップヌードル」の容器を2019年から“バイオマスECOカップ”に順次切り替えています。環境配慮型容器としてバイオマス度を81%に引き上げ、石化由来プラスチック使用量をほぼ半減、焼却時に排出されるCO2量を約16%削減しています」

↑バイオマスECOカップ。2021年度中に切り替えが完了する予定だ

 

グループを挙げて取り組むためには、社員一人ひとりが気候変動問題を“自分ごと”として関心を持ち、自主的にアクションを起こしてもらう必要もあります。その一環として、社員が自宅で使用する電気を、再生可能エネルギー由来の電気に切り替えることを応援する活動も昨年からスタートしたそうです。

 

サステナブルな食材「培養肉」が持つ可能性

CO2を減らすための施策は今後も次々と出てくるということですが、新たなチャレンジとして2017年から進められているのが“培養肉”の研究です。

 

「培養肉とは、動物細胞を培養して食肉を再現したものを指します。具体的には牛や豚などの動物から取り出した細胞を増やして作られたお肉のことです」とは、日々、培養肉の研究に取り組む日清食品ホールディングス・グローバルイノベーション研究センターの古橋麻衣さん。培養肉による肉厚なステーキ肉の実現という、前人未到の挑戦をしています。

↑グローバルイノベーション研究センター 健康科学研究部 古橋麻衣さん

 

「培養肉は、動物の細胞を体外で組織培養することによって得られるため、家畜を肥育するのと比べて地球環境への負荷が少なく、広い土地が不要、さらに厳密な衛生管理が可能です。さまざまな利点があることから、食肉産業における新たな選択肢を示すものとして期待されています。

 

しかし、一般的な培養肉研究は、ほぼ全てミンチ肉です。培養ミンチ肉では、ハンバーグはできても、ステーキ、焼肉、すき焼きといった人気の高いメニューを実現できません。培養ミンチ肉は、筋肉の細胞を増やし、固めているだけですが、我々が研究している培養ステーキ肉では、筋繊維を形成し一方向に整列させ、筋のそろった本物のステーキ肉と同等の肉質を目指しています。

↑ウシ筋細胞を増やす最初の工程

 

培養ステーキ肉の製造工程では、筋芽細胞とゲルを混ぜたもの(筋芽細胞モジュール)を、断面が市松状になるように重ねて、培養液が全体に浸透する構造を作ります。この両側を固定しながら培養することで、筋芽細胞から筋繊維に成長し、筋肉として成熟した組織となります。モジュールを42枚積層し7日間培養した結果、約1cm弱の筋肉組織を作ることに成功しました。また、電気刺激を加えることで収縮機能を持つ筋肉を作製する技術が確立できています」

 

環境や飢餓問題の解決のために

そもそもこの研究がスタートしたきっかけは何だったのでしょうか。

 

「世界的な人口の増大により、近い将来、食肉の供給が追い付かなくなることが予想されています。食品の原料となる肉が手に入らなくなるのは食品会社としては見過ごせません。また、既存の肉の生産には多くの餌や水を使用し、持続可能な社会の実現にはフィットしません。培養肉は地球温暖化の解決、動物愛護、食中毒リスクの減少といったさまざまなメリットもあります。そういった背景から培養肉の研究に着手しました。

↑食料危機の解決だけでなく環境負荷の低減にも貢献

 

そして弊社には、“食創為世”という創業者精神があります。世界初のインスタントラーメンである『チキンラーメン』、世界初のカップ麺である『カップヌードル』のように、新たな食を創造して、世の中のために役に立つことを目指しています。そのような企業風土もあって、培養ステーキ肉という新しい技術へのチャレンジを開始しました」

 

ちなみに古橋さんたちが研究している、本物のステーキ肉と同等の“培養ステーキ肉”は、飛躍的な技術の発展が必要とされ、世界でまだ誰も実現していません。そのため東京大学との共同研究を行っており、研究チームには細胞培養の権威をはじめとする、さまざまな分野の大学教授が参加しています。

 

「培養肉を作るためには筋肉の細胞(筋細胞)を培養で増やし、組織をつくる必要があります。マウスやヒトの筋細胞培養は広く行われているため、その方法を参考にウシ細胞の培養を行いましたが、はじめはうまく培養することができませんでした。その後、ウシの筋細胞を安定的に培養できるようになりましたが、ウシ細胞を増やして集めただけでは、私たちの目指す、噛み応えのある培養ステーキ肉を作ることはできませんでした。さらに研究を重ねて課題解決の糸口を見つけましたが、その他にも味や栄養分、サイズについて、そして実用化に向けては培養肉の表示、安全性評価の基準や方法を整備していく必要があります」

↑2019年に世界で初めてサイコロステーキ状(1.0cm×0.8cm×0.7cm)の筋組織を作ることに成功

 

話を聞いているだけで、この研究の難しさや古橋さんの苦悩が伝わってきます。しかし本人は「日々の研究はとても地道な作業ですが、新しい発見が得られるときに面白さややりがいを感じます」とすごく前向きです。

 

不足する肉の補完的な役割・肉の多様化を目指す

古橋さんたちの研究が進めば、近い将来、当たり前のように培養ステーキ肉が食卓に並んでいるかもしれません。

 

「今後は、より大きく、本物の肉に近い性質かつ安価な肉の実現に向けて研究を進め、将来的には、大型化(厚さ2cm×幅7cm×奥行7cm)を目指しています。また、消費者のニーズが多様化するなかで、新たな肉の選択肢の一つになれればとも。畜産物を完全に置き換えることではなく、『これまでの畜産肉』『植物代替肉』『培養肉』など、嗜好や時々のニーズに合わせ、消費者が選べるようになってほしいと考えています。そして現在は牛肉の培養ステーキ肉の研究を行っていますが、ゆくゆくはマグロやウナギ等の希少な生物の肉にも応用できればと思っています」

 

また、実用化された場合、地球環境に与える負荷の削減も期待できます。

 

「環境負荷低減に関する具体的な数値ついては現在検討中のため回答できませんが、負荷が少ない工程を検討していきたいと考えています。培養肉の環境負荷レベルについては、通常の畜産より、エネルギー消費を7~45%削減、CO2消費を78~96%削減、土地の消費を99%削減、水消費を82-96%削減できるという試算があります」

[出典:Environmental Impacts of Cultured Meat Production. Tuomist et al. Environmental sci. and tech. (2014)]」

 

食料不足や環境課題解決のための糸口になる培養ステーキ肉。そして環境問題以外にも、教育や健康、災害、貧困など社会課題は数多くあります。創業者精神が脈々と受け継がれている日清食品グループの挑戦は、私たちに驚きをもたらしながら今後も続いていくでしょう。

ウマすぎて箸が止まらん!?――やみつき必至の“ひと味違う”カップ麺4選

忙しい新生活のおともにぴったりのカップ麺。安定の定番商品も美味しいですが、たまには新たな味にチャレンジしたいもの。今回は、新発売の“ひと味違う”カップ麺を4つ紹介します。夜食にもぴったりの「ときたまご風」から定番カップヌードル、お菓子にするか食事にするか迷ってしまう「ポップコーン味」まで、多彩な味をそろえました!

出典画像:プレスリリースより

 

[その1]

最後までまろやかな食感を味わえる“ときたまご”ラーメン

エースコック

ときたまご風 チキン醤油味ラーメン
「スーパーカップ」でおなじみのエースコックから登場したのが、「ときたまご風」のカップ麺。独自に開発された「卵黄風きみまろペースト」を活用し、まるで卵を溶いたかのような味わいに仕上がっています。だしの旨みをしっかりきかせた濃い目のつゆときみまろペーストがマッチして、最後まで卵のまろやかな食感を味わえる逸品に。

 

<注目ポイント>
・独自開発の「卵黄風きみまろペースト」で最後までまろやかな味わいに
・食べ進めるたびに卵の風味や食感が徐々に変化
・「チキン醤油味」「チキンカレー味」「旨辛チゲラーメン」の3つの味で展開
「チキン醤油味」は、大好評だった第一弾よりもスープの卵風味をアップ。「旨辛チゲラーメン」は今回からの新登場で、魚介だしのきいた旨辛チゲスープが卵と相性抜群。ピリッとした辛さがまろやかな味わいへと変化します。鰹だしをアクセントにした「チキンカレー味」もおススメ。

 

[その2]

大人気エスニックシリーズに新商品登場!

日清食品

カップヌードル ブラックペッパークラブ
カップ麺の超定番「カップヌードル」からは、「エスニックシリーズ」3品が登場。2014年4月に発売されて大ブームを引き起こした「トムヤムクンヌードル」もリニューアルされ、パクチーがよりフレッシュで本格的に生まれ変わりました。「シンガポール風ラクサ」のパクチーも同じくリニューアルされています。

 

<注目ポイント>
・累計販売7500万食を突破した「トムヤムクンヌードル」がリニューアル
・パクチーのフレッシュな香りと色合いにこだわった本格的な新製法
・シンガポールの人気カニ料理をアレンジした「ブラックペッパークラブ」が新発売
今回エスニックシリーズに仲間入りしたのが、「カップヌードル ブラックペッパークラブ」。カニとバターの風味をベースに、ブラックペッパーでパンチをきかせた刺激的なスープはやみつきになる味わいです。ニンニク風味のとろっとしたスープで、インパクトのある旨みを堪能してください。

 

[その3]

味噌汁代わりに!? 「もう一品」にぴったりのカップヌードル

日清食品

カップヌードル 味噌 ミニ
エスニック系が定番になりつつあるカップ麺ですが、和風のカップヌードル「味噌 ミニ」も登場しました。味噌にぴったりのコーンも入っていて、スープは甘みのある麦味噌をベースに、赤と白の米味噌を加えた3種類の味噌を使用。ショウガとニンニクでアクセントを加えることで濃厚かつスッキリとした後味が楽しめます。

 

<注目ポイント>
・3種類の味噌を使用した濃厚かつスッキリなスープ
・ご飯との相性も抜群で、味噌汁代わりにも活躍
・シニア世代や女性に人気のミニサイズで「もう一品」にぴったり
「すこしだけ食べたい」「食事にもう一品加えたい」など多様なシーンで活躍するミニサイズのカップ麺は、女性やシニア世代から大人気。カップヌードルならではのしなやかでコシのある麺も特徴ですが、ご飯との相性も良く、おにぎりのお供や味噌汁代わりにもピッタリです。2006年に登場した「カップヌードルMISO」が好きだった人もぜひ味わってみてください。

 

[その4]

定番同士の意外すぎるコラボ

東洋水産

マイク・ポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン
青と白のストライプ柄パッケージでおなじみのジャパンフリトレー「マイクポップコーン」の60周年とマルちゃんの「ミニワンタン」25周年を記念して作られた同商品。バターしょうゆ味のワンタンと、バターしょうゆ味の焼きそばの2品が発売されています。どちらも「マイクポップコーン」をイメージさせる味わいで、ちょっとしたおやつにもピッタリ。

 

<注目ポイント>
・60周年の「マイクポップコーン」、25周年の「ミニワンタン」の意外なコラボ
・「マイクポップコーン」をイメージしたバターしょうゆの味わい
・ワンタンしょうゆ味のマイクポップコーンも同時発売
1957年に日本初のポップコーン企業として誕生した「マイクポップコーン」は、ブランド化されたポップコーンとしては最も歴史が古く、おなじみの「バターしょうゆ味」は1983年に登場しています。一方の「ミニワンタン」は1993年に販売がスタート。今回のコラボでは「マイクポップコーン」のワンタンしょうゆ味も発売されているので、どちらもチェックしたいところです。

カップ麺の具にフライドポテト?? 意外とハマる最新「変わり種カップ麺」4選

お湯を注ぐだけでパパッと食べられる「カップ麺」。最近では、定番の味以外にも変わった具を組み合わせた商品が続々と登場しています。そこで今回は変わり種のカップ麺4選をご紹介。「フライドポテト」をとり入れたカップヌードルや、CoCo壱番屋とコラボしたカップ麺などが揃っているので、ぜひ食べてみてくださいね。

 

出典画像:「日清食品グループ」公式サイトより

 

「ご飯がススム キムチ」とコラボしたカップ麺

出典画像:プレスリリースより

ピックルスコーポレーション×サンヨー食品
サッポロ一番 ご飯がススムキムチ味ラーメン 甘っ辛っうまっ!! 仕立て

「ご飯がススム キムチ」と「サッポロ一番」でお馴染みのサンヨー食品がコラボ。「ご飯がススム キムチ」の特徴である「甘っ辛っうまっ!!」な味わいをカップ麺で再現しています。同商品のキムチは辛さが控えめで、甘味と旨味が強いのがポイント。辛いものが苦手な人でもおいしく食べられるので、ぜひチャレンジしてみて。

 

<注目ポイント>

・「ご飯がススム キムチ」をカップ麺で再現

・“ガーリックのコク”と“りんごの甘味”が効いた「甘辛キムチスープ」

・滑らかさとつるつるとした食感がある「中太麺」

具材には肉そぼろやかき卵、ネギなどがラインナップ。“ガーリックのコク”と“りんごの甘み”、“かつおのうまみ”が効いた「甘辛キムチスープ」と具がよく絡み合って、おいしさを引き立てています。麺は滑らかさとつるつるとした食感がある「中太麺」を採用。コラボならではの味わいは必見ですよ。

 

カレー専門店CoCo壱番屋が監修した“カレーラーメン”

出典画像:プレスリリースより

エースコック
CoCo壱番屋監修 フライドチキン入りカレーラーメン チーズトッピング

カレー専門店CoCo壱番屋が監修したカップ麺「フライドチキン入りカレーラーメン」。ココイチの定番メニュー「フライドチキンカレー」と人気トッピング「チーズ」を再現しており、まるでお店で食べているかのような感覚が楽しめます。最後にふりかける「粉チーズ」の風味に食欲がそそられるはず。

 

<注目ポイント>

・CoCo壱番屋が監修した“カレーラーメン”

・適度な弾力を持つ滑らかな「丸刃めん」

・バリエーション豊富な具材

適度な弾力を持つ滑らかな「丸刃めん」を使用。麺にも味付けし、スープと相性良く仕上げています。カレースープには、玉ねぎやじゃがいもなど野菜の旨みが凝縮。フライドチキンや肉そぼろなどバリエーション豊富な具材が入っているのも魅力的です。

 

意外とクセになる新感覚の味わい

出典画像:「日清食品グループ」公式サイトより

日清食品
カップヌードル ポテナゲ ビッグ

日清食品の「カップヌードル ポテナゲ ビッグ」は、具材に“フライドポテト”と“チキンナゲット”を使用しています。スープはカップヌードルの味をベースに、具材と相性が良いブラックペッパーをプラス。ポテトとナゲットをとり入れた「ポテナゲ」の新感覚の味を満喫してみてはいかが?

 

<注目ポイント>

・具材に“フライドポテト”と“チキンナゲット”を使用

・「しなやかなコシ」がある麺

・クセになるスパイシーな味つけ

「しなやかなコシ」があるカップヌードルならではの麺が楽しめます。「ポテナゲ」以外の具材にはスクランブルエッグやネギなどが入っており、容量は食べ応え抜群の「ビッグサイズ」。意外とクセになるスパイシーな味わいを体感してくださいね。

 

温泉卵のトッピングを推奨するカップ麺

出典画像:「日清食品グループ」公式サイトより

日清食品
カップヌードル スキヤキ ビッグ

「カップヌードル スキヤキ ビッグ」は、「すき焼き」をカップヌードル流にアレンジした1品です。具材には、すき焼きをイメージした「大豆ビーフ」や大ぶりの「下仁田系ネギ」などを使用。食べる前に別添の「スキヤキのたれ」を加えると、本格的な味わいに仕上がります。牛脂のコクと野菜の香りが凝縮した絶品スープは病みつきになるかも。

 

<注目ポイント>

・本格的な味わいが堪能できる「スキヤキのたれ」

・「On卵(オンタマ)」推奨メニュー

・すき焼きをイメージした「大豆ビーフ」や「下仁田系ネギ」

同商品は、温泉卵をトッピングして食べる「On卵(オンタマ)」を推奨しています。卵とマッチするように味つけされていて、温泉卵を加えることにより一層おいしく食べられるのが特徴的。「On卵」を実践してお手軽にワンランク上の味を堪能しましょう。

湯切りは“放流”だ! 日清がダムマニア向け「湯切りプレート」発売も初日で完売に

日清食品は、「日清焼そばU.F.O.ダム湯切りプレート」3種を日清食品グループ オンラインストア限定で販売を開始しました。種類は「日清焼そばU.F.O.ダム湯切りプレート 月山(がっさん)ダム」、「日清焼そばU.F.O.ダム湯切りプレート 小渋(こしぶ)ダム」、「日清焼そばU.F.O.ダム湯切りプレート苫田(とまた)ダム」の3種類で、価格は1枚216円です。

20180130-i02 (1)

 

カップ焼そばを作る際の”湯切り”がダムの放流に似ていることから、同社は「日清焼そばU.F.O.どこでもダム化計画」と銘打ち、「日清焼そばU.F.O.ダム湯切りプレート」を制作しました。

 

プレートに登場するダムは、ダムマニアとして有名な宮島 咲(みやじま さき)氏が監修し、全国にある約2700基のダムのなかから、「日清焼そばU.F.O.」の湯切り口との親和性が非常に高い月山ダム(山形県)、小渋ダム(長野県)、苫田ダム(岡山県)の3基を厳選。国土交通省協力のもと、普段目にすることができない貴重なアングルの写真を使用したこだわりのプレートとなっています。

 

【装着イメージ】

20180130-i02 (2)↑月山ダム(山形県)

 

20180130-i02 (3)↑小渋ダム(長野県)

 

20180130-i02 (4)↑苫田ダム(岡山県)

 

使い方は、調理方法どおり「日清焼そばU.F.O.」にお湯を入れて3分待った後、プレートを装着して湯切りをすれば、まるでダムから水を放流しているような体験を味わうことができます。プレートはポリプロピレン素材のため、繰り返し使用が可能。ダムマニア・宮島 咲氏が厳選したダムデザインの湯切りプレートをつければ、U.F.O.の湯切りはもっと楽しくなるはず! ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

なお、編集部で確認したところ、初回販売分はすでに「予想以上の反響のため」売り切れており、次回は2月21日正午より販売開始とのこと。欲しい方はいまのうちにカレンダーにチェックを入れておきましょう!

チーズタッカルビの次は「チーズスンドゥブ」がトレンドに!? 日清食品の“旨辛トリオ”が話題

1月22日、日清食品が「平昌2018冬季オリンピック日本代表選手団応援 旨辛トリオ」という3つのカップ麺を発売。韓国料理をカップ麺にアレンジした商品が注目を集めている。

出典画像:「日清食品」公式サイトより出典画像:「日清食品」公式サイトより

 

“チーズスンドゥブ”が新たなトレンドに?

“旨辛トリオ”のなかでまず注目を集めたのは、「カップヌードル 旨辛チーズスンドゥブ味」。スープは海鮮だしをベースにチーズのコクがプラスされており、辛さがありながらもマイルドに仕上げられている。

 

そして具材は、チェダーチーズ風キューブやたまご、ネギに加え、韓国の鍋料理“スンドゥブ”の主役とも言える豆腐も採用。韓国の伝統料理にチーズを加え、カップヌードルとして再現した料理に、SNSなどでは「これめっちゃ美味しそう!」「豆腐を追加で入れても美味しいくらいの辛さだといいな」といった期待の声が上がった。

 

また「チーズタッカルビの次はチーズスンドゥブが流行りそう」「流行りのチーズタッカルビじゃなくてチーズスンドゥブにしたのか」という指摘も。「チーズ×韓国料理」の組み合わせといえば、2017年は“チーズタッカルビ”が大流行。クックパッドが発表した「2017年 食のトレンド大賞」でも、チーズタッカルビが大賞に選ばれている。

 

クックパッドによると、チーズタッカルビが注目を集めた理由は“インスタ映え”と“シズル感”。シズル感とはチーズなどがぐつぐつと煮えている様を指す言葉なのだが、これは“チーズスンドゥブ”にも当てはまっており、2018年に注目を集める可能性は十分ありそうだ。

 

“旨辛トリオ”を食べながら日本代表選手団を応援!

“旨辛トリオ”のほかのラインナップは、「日清のどん兵衛 旨辛ユッケジャン風うどん」と「日清焼そばU.F.O.旨辛プルコギ風焼そば」。日清の大人気ブランド「カップヌードル」「日清のどん兵衛」「日清焼そばU.F.O.」から、それぞれ新商品が登場することになる。

 

「日清のどん兵衛 旨辛ユッケジャン風うどん」は、韓国の辛みのあるスープ料理“ユッケジャン”を再現したうどん。牛肉と野菜を煮込んだような旨味とコチュジャンの辛味が特徴で、クセになる味わいに仕上がっている。

 

そして「日清焼そばU.F.O.旨辛プルコギ風焼そば」は、日本でもすっかりお馴染みとなった“プルコギ”をカップ焼きそばにアレンジ。炒めた肉の旨味とコチュジャンの辛味、タマネギなどの野菜の甘味をきかせた旨辛なソースが特徴的だ。

 

2月9日に満を持して開幕する“2018年平昌オリンピック”。開催地・韓国の料理をカップ麺で手軽に味わいながら、現地で活躍する選手たちを応援してみてはいかが?

2人のそば通が選んだイチオシは? 年越しに食べたい「カップそば」14製品を食べ比べ!

いよいよ年末が近づいてきました。大晦日に食べる料理といえば年越しそばですよね。専門店に行く人や自炊する人など食べ方は様々ですが、年々クオリティが高くなっているカップそばも見逃せません。そこで2人の専門家を審査員として招聘し、カップそば品評会を開催しました!

●数量限定の商品も含まれているため、売り切れの可能性があります

 

【カップそば審査員はこの2人】

 

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立ち食いそばライター

平島憲一郎さん

立ち食いそばの本を多数執筆。健康を気遣い、最近は塩分控えめの商品が気になるといいます。

 

 

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富士そばライター

名嘉山直哉さん

約1年半をかけ、国内の富士そば全店舗を食べ歩き。一番好きなメニューは肉富士そばだそうです。

 

年末はあなたの“そば”に激ウマのカップそばを

年末行事のひとつといえる年越しそば。一説によると「細長く伸びた麺=寿命が長く延びる」「ほかの麺に比べて切れやすい=厄災を断ち切る」といった縁起の良さから、年納めに食べるようになったといわれています。

 

全国的な風習であり、各地のそば専門店は大晦日ににぎわいをみせるという話も聞きますが、今回は手軽に食べられるカップそばに注目。普段からそばを食べ歩く2名の有識者に、実食チェックをしてもらいました。

 

話を聞くなかで、カップそばの食べ比べもたまにするという平島審査員は「年々クオリティが上がっており、メーカーの企業努力には目を見張るものがあります」と力説。一方で、「カップタイプは麺を揚げる製法がよく用いられ、そのためそばの風味は飛んでしまいがち。また、コスト面でもそば粉の配合は低いでしょう」とも。とはいえ、実際に試食してみると、味はどれも絶品で、品評会では専門店に近づけようとする各社の情熱を強く感じられました。

 

前述したように、縁起がいいといわれる年越しそば。2017年が“SOBA”Dだったと感じる人は本稿を“そば”におき、食べ比べてみてはいかがでしょう!

 

其の壱 定番の味

まずは定番カップそばから。ただし超王道の「どん兵衛 天ぷらそば」と「緑のたぬき」は、地域で味が変わるため今回は省略。審査員のイチオシ品から紹介します。

 

立ち食いそばライター平島憲一郎のイチオシ

生そば食感とうま辛つゆが織りなす至高のおいしさ

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ヤマダイ

ニュータッチ  凄麺

 鴨だしそば

227円

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カップ麺では珍しい、茹でたてのような食感のノンフライそば。かつおだしがしっかり効いたつゆをベースに、鴨のうま味をプラス。甘辛くかつコク深い仕上がりです。炭火焼き風の香りを閉じ込めたオイルが、そば店の鴨南蛮を再現。

 

つゆ:しょうゆ、塩、砂糖、鴨エキス、かつおエキスなど

麺:ストレートノンフライ麺(60g)

具材:鶏肉団子、ねぎ、かまぼこ

カロリー:348kcal

熱湯:5分

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【平島コメント】

味と食感のエンターテイナー

「つゆのバランスが秀逸。もちもちした田舎そばに近い印象の麺は、鴨だしの効いたうま辛つゆと好相性。肉厚でジューシーな白ねぎ、シャキシャキの青ねぎ、色を添えるかまぼこ。おいしくかつ楽しい一杯です」

 

【名嘉山コメント】

肉団子の肉感がうれしい一杯

「しょうゆの味わいのあとに鴨だしの風味、ねぎの香りが追いかけてくるつゆは、濃い口だがくどさはなく上品。コシのある麺は、すすりがいアリ。肉団子が思いのほか肉っ気があり、顔がほころぶおいしさです」

 

富士そばライター名嘉山直哉のイチオシ

老舗名店の味を驚きの完成度で再現した逸品

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日清食品

 神田まつや

鶏南ばんそば

221円

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創業130年を超える老舗そば屋「神田まつや」が監修した人気商品がリニューアル発売。同店の特徴である、本節・宗田節などから取っただしと甘辛いかえしを合わせたつゆに、ボリュームのある炭焼き鶏肉と下仁田系ねぎが入っています。

 

つゆ:しょうゆ、塩、魚介エキス、豚脂、魚粉など

麺:油揚げ麺(72g)

具材:炭焼鶏肉、下仁田系ねぎ

カロリー:419Kcal

熱湯:3分

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【名嘉山コメント】

具を全部食べ切りたくなるうまさ

「まろやかなつゆに柚子がほのかに香る。鶏肉は噛むほどにうま味が染み出し、食べ残さないようについカップの底をサルベージしてしまいます。ねぎも甘くていい仕事をしてます。細麺だからするりと完食」

 

【平島コメント】

ザ・日清クオリティに感服

「最初は甘い印象でしたが、食べ進めるとバランスの良い甘辛さに変化。日清ならではのストレート麺でのどごしも文句なし。ねぎのくたっとした食感がおいしく、ここまで再現したフリーズドライ技術に驚きです」

 

小えびと青のりの香り広がる天ぷらそば

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東洋水産

和庵

天ぷらそば

実売価格126円

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同社「緑のたぬき」よりリーズナブルな商品。つゆはかつおの効いたやさしい味で、のどごしなめらかな麺とよく絡みます。具には香ばしい小えびと、爽やかな青のりの香りが広がる天ぷらをトッピング。

 

つゆ:しょうゆ、塩、砂糖、かつおエキスなど

麺:油揚げ麺(63g)

具材:小えび天ぷら

カロリー:432kcal

熱湯:3分

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【名嘉山コメント】

安定感のある定番の味

「平凡にして王道のおいしさ。細すぎず太すぎずの麺は、のどごしにエッジがたっていて好感触。天ぷらは後のせするがオススメです」

 

【平島コメント】

期待を裏切らない安心の味

「良い意味でオーソドックスな味わいで、ハイレベルな定番品。サクサクした天ぷらも美味で、小えびと青のりの風味が口の中に広がります」

 

具にもつゆにもきのこの存在感ぎっしり

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エースコック

MEGAきのこ蕎麦

 222円

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しいたけ、エリンギ、ブナシメジ、ひらたけと4種のきのこをトッピング。魚介のだしにしいたけや舞茸などの風味が合わさった、きのこ尽くしのそばだ。麺は角刃の太麺で食べ応えがあります。

 

つゆ:しょうゆ、魚介エキス、しいたけエキスなど

麺:油揚げ麺(70g)

具材:しいたけ、エリンギ、ブナシメジ、ひらたけ、ねぎ、唐辛子

カロリー:343kcal

熱湯:5分

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【名嘉山コメント】

完成度の高い本格そば

「田舎風の黒いそばで、ザラリとした舌触りとモチモチの食感、コシによる歯応え、どれも本格的。大小様々なきのこがコリコリして、新鮮な食感です!」

 

【平島コメント】

麺・つゆ・具が好バランス

「食べる前から部屋中がきのこの良い香りに。たっぷりのきのこと、つゆ、茹で麺に近いそばが一体になって攻めてきて満足度が高いです」

 

 

小腹満たしにピッタリなゆず香るミニそば

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JAL SELECTION

そばですかい(15個セット)

2073円(1個あたり138.2円)

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機内食として開発されたカップ麺シリーズのひとつ。約85度のお湯で戻る特殊麺と、飛行機柄のかまぼこが特徴的のミニサイズそばです。製造は日清で、つゆは焼津で加工されたかつお節による関東風。

 

つゆ:しょうゆ、魚介エキス、野菜エキスなど

麺:油揚げ麺(26g)

具材:揚げ玉、かまぼこ、ねぎ、味付け椎茸

カロリー:157kcal

熱湯:3分

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【名嘉山コメント】

万人に好まれる食べやすさ

「5口くらいで食べきれるサイズ感と、食べ応え軽めの細麺で夜食にぴったり。つゆは濃すぎず薄すぎず中庸な味なので、万人受けしそう」

 

【平島コメント】

幾重にも味が重なるつゆ

「口にした途端、ゆずが香るつゆがおいしい。かつおのスッキリしただしにしいたけとしょうゆのうま味が溶け込み、少量でも満足感ある味わいです」

 

 

そば店に負けない天ぷらと深みのあるつゆの名コンビ

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ヤマダイ

ニュータッチ 凄麺

かき揚げ天ぷらそば

227円

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そばの配合を見直しよりおいしくなって新登場。大ぶりのえびが入ったサクサクのかき揚げは、えびの風味がたっぷりです。本醸造濃口しょうゆを使ったかえしに、かつお節のうま味と風味の効いただしが合わさり芳醇な味わい。

 

つゆ:しょうゆ、塩、かつお節粉末、かつおエキスなど

麺:ノンフライ麺(60g)

具材:かき揚げ天ぷら、ねぎ

カロリー:424kcal

熱湯:5分

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【名嘉山コメント】

ハイレベルな天ぷらに興奮

「そばつゆのグレードがかなり高い。大ぶりのかき揚げも、えびがしっかり入っていて感動! 天ぷらのレベルは富士そばのかき揚げより上かも」

 

【平島コメント】

うま味の掛け合いに舌が驚く

「つゆを飲むと、だしとしょうゆのうま味が直球で味覚を刺激。麺は田舎そば風の噛んで口内に広がる甘みを楽しむモチモチタイプです」

 

 

肉のうま味が醸し出す甘めでパンチのある味

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東洋水産

うまいつゆ 肉そば

実売価格128円

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かつおとこんぶのだしに、豚肉のうま味としょうゆを合わせた甘めの仕上がり。香り豊かな液体つゆが付いていますが、具材に肉を使っていることもあって全体的にパンチがあります。ゆるやかにウェーブがかった麺との相性も良好。

 

つゆ:しょうゆ、ポークエキス、魚介エキスなど

麺:油揚げ麺(55g)

具材:味付き豚肉、ねぎ、玉ねぎ揚げ玉

カロリー:326kcal

熱湯:3分

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【名嘉山コメント】

豚肉のコクがアクセント

「比較的濃いけれど、くどくなく深みのあるつゆ。味付けされた豚肉がコクを加えています。液体つゆだから溶けやすくムラになりにくいのも◎」

 

【平島コメント】

甘めのつゆが麺によく絡む

「だしとかえしのバランスが取れたやや甘めの味わい。縮れた麺につゆがよく絡みます。肉片は、噛むとしっかり肉の味を感じられて美味」

 

上品で甘めのつゆとしなやかな麺がマッチ

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日清食品

どん兵衛 鴨だしそば

194円

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鴨の脂のうま味が効いた、やや甘めのつゆが特徴。しなやかでのどごしの良い麺とよく絡み、上品な味わいとなっています。具には合鴨の肉を使ったつくねと、食感が良く甘みのある下仁田系ねぎが入っており満足度も十分。

つゆ:しょうゆ、合鴨エキス、合鴨調味油など

麺:油揚げ麺(72g)

具材:下仁田系ねぎ、鴨つくね、揚げ玉

カロリー:409kcal

熱湯:3分

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【名嘉山コメント】

インスタント麺なのに上品

「即席麺のジャンク感ゼロな上品さ。鴨肉団子が入っているのもグッド! つゆのしょうゆは控えめで、鴨だしの味を消さない絶妙なバランスです」

【平島コメント】

うま味の余韻が心地良い

「麺一本一本が長く、長時間コシが続きます。つゆは、鴨だしの風味に焦しねぎ油の香りが加わり本格的。口中に残るうま味の余韻が最高です」

 

其の弐 変り種

ここでは人気の飲食店や食品メーカーとコラボしたそばを、3商品ピックアップ! 定番の具材に飽きた場合や物足りない人は、豚南蛮カレーやとろろこんぶなどの変わり種を食べてみましょう。

富士そばライター名嘉山直哉のイチオシ

付属のスパイスで“味変”できるカレーそば

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エースコック

CoCo壱番屋監修

豚南蛮カレーそば

216円

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豚のうま味が効いたカレースープに、かつおだしとしょうゆを合わせた和風カレー味。付属の「とび辛スパイス」の爽やかな辛さが食欲を刺激します。

 

つゆ:豚エキス、カレー粉、しょうゆ、かつお節パウダーなど

麺:油揚げ麺(78g)

具材:味付豚肉、ねぎ(とび辛スパイスが付属)

カロリー:405kcal

熱湯:3分

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【名嘉山コメント】

そばによく合うカレー味

「ボリューミーな麺が、とろみのあるつゆによく絡みます。素朴でやさしい味がそばにぴったりで、さすがココイチと感心。富士そばにも置いてほしいですね」

 

国産こんぶの風味がやさしい味を演出

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エースコック

ふじっ子 純とろ

とろろ昆布そば

195円

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国産こんぶ100%を削り上げた「純とろ(R)」が豊かな風味を演出し、だしのうま味を際立たせます。化学調味料不使用なのも◎。

 

つゆ:しょうゆ、魚介エキス、こんぶエキスなど

麺:油揚げ麺(50g)

カロリー:241kcal

熱湯:3分

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【名嘉山コメント】

味の変化を楽しむ一杯

「フタを開けた瞬間にこんぶだしが香り、つゆはクリアな味わい。化学調味料不使用で味わいもいいです。個人的に純とろ(R)はあと入れで味の変化を楽しみたいですね。

 

濃厚さが向上し人気商品がカムバック

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明星

東京・池袋

馳走麺 狸穴監修

ラー油肉蕎麦

221円

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昨年カップそば化して人気を博した商品が復活。濃くて甘いつゆがパワーアップし、しっかりした食感を再現した麺との絡み具合も一層進化しました。

 

つゆ:しょうゆ、鶏肉エキス、かつおエキスなど

麺:油揚げ麺(75g)

具材:豚肉チップ、ねぎ、ゴマ(花椒が香る焙煎ラー油が付属)

カロリー:437kcal

熱湯:4分

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【名嘉山】

辛さと甘みのバランスがクセに

「ラー油、花椒による重層的なスパイシーさと甘みが重なる独創的な味。ゴマが食感と味のアクセントになっておいしいです」

 

其の参 塩分控えめ

健康志向が高まる昨今。カップそばにもその声に応えたアイテムが登場しています。そこでここでは塩分控えめの3品をチェック。身体を気遣ってカップ麺を控えている人はこれらを食べべましょう!

 

立ち食いそばライター平島憲一郎のイチオシ

つゆにも麺にもこだわり素材を使った大人の味

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サンヨー食品

サッポロ一番 大人のミニカップ

国産鶏のそぼろが入った

鶏南ばんそば

122円

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つゆに北海道産利尻こんぶなどを使用し塩分40%カットしたミニタイプそば。そばの実をそのまま挽いた素材を麺に配合し、独特の食感と香りが楽しめます。

 

つゆ:こんぶ粉末、しょうゆ、かつお節粉末など

麺:油揚げ麺(30g)

具材:味付鶏肉そぼろ、かき卵、ねぎ

カロリー:177kcal

熱湯:3分

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【平島コメント】

そぼろのうま味が好アクセント

「そぼろの存在感がしっかりあって、噛みしめたときにうま味が広がります。かつお、こんぶの魚介系のだしと、鶏のだしが効いた甘めの味わいが◎」

 

 

しょうゆがキリッと効いた個性派減塩そば

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エースコック

タテ型 かるしお認定

だしの旨みで減塩

鶏南蛮そば

195円

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かつおや煮干しの魚介だしに鶏のうま味も加え、塩分は30%カット。さらにGABA(ガンマ-アミノ酸)も配合して機能性を向上させました。

 

つゆ:魚介エキス、しょうゆ、鶏油など

麺:油揚げ麺(50g)

具材:味付鶏肉そぼろ、かまぼこ、ねぎ、唐辛子(調味油が付属)

カロリー:285kcal

熱湯:3分

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【平島コメント】

個性的な風味がおいしいつゆ

「刺激的なしょうゆと焦し油のような風味で、インパクトのある独特のつゆが美味。そばらしいザラつきのある麺は、噛むほどに味わい深くなります」

 

 

かつおとえびが香る塩分40%カットそば

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エースコック

かるしお認定

だしの旨みで減塩

小海老天そば

122円

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かつおだしを効かせたつゆに、小えび天の風味が香る一杯。塩分40%カットを実現した、日本初の機能性表示食品カップ麺です。GABAも配合しています。ミニカップ

 

つゆ:しょうゆ、かつおエキス、こんぶエキスなど

麺:油揚げ麺(30g)

具材:えび天、かまぼこ、ねぎ

カロリー:165Kcal

熱湯:3分

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【平島コメント】

あと味すっきりののどごしの良いそば

「だしの味は濃厚だが、あと味すっきり。縮れ麺ながらのどごしが良くつるつるいけます。小えび天はえびの風味がしっかりあって◎」

 

「僥倖っ…!」立て続けに行われる「賭博黙示録カイジ」シリーズのコラボに歓喜の声!

11月下旬より「日清焼そばU.F.O.ビッグ×中間管理録トネガワ マンガコラボキャンペーン」が開始される。最近になって様々なコラボをする“カイジシリーズ”に、ファンは「僥倖っ…!」と歓喜しているようだ。

出典画像:「日清焼そばU.F.O.ビッグ×中間管理録トネガワ マンガコラボキャンペーン」特設サイトより出典画像:「日清焼そばU.F.O.ビッグ×中間管理録トネガワ マンガコラボキャンペーン」特設サイトより

 

立て続けに行われる“カイジコラボ”に歓喜の声

同キャンペーンは、「日清焼そばU.F.O.ビッグ」を買うと「中間管理録トネガワ」の漫画が読めるというもの。商品のフタの表に記載されているアクセスコードを特設サイトに入力することで、「中間管理録トネガワ」の既存作品第10話までの中から2話を選択して楽しむことができる。さらにキャンペーンのために描き下ろされた“特別編”も読むことが可能。こちらは「日清焼そばU.F.O.」とコラボした内容になっているようだ。

 

「賭博黙示録カイジ」のスピンオフ漫画「中間管理録トネガワ」と「日清焼そばU.F.O.」のまさかのコラボに、SNSなどでは「U.F.O.とのコラボ漫画がめっちゃ読みたい!」「帝愛グループ幹部の利根川とカップ焼きそばの組み合わせがシュール過ぎる」「こういう攻めのコラボは嫌いじゃない」との声が続出。

 

また、最近“カイジシリーズ”は様々なコラボを立て続けに実現しており、人々の注目を集めている。例えば本家「賭博黙示録カイジ」は、日本製の電子タバコ「エスマジック」とコラボ。さらにTBSとコラボして、前代未聞の“実写バラエティー番組化”を実現させた。

 

「中間管理録トネガワ」も負けておらず、ロングセラー商品「プッチンプリン」や、スマートフォン向け競馬アプリ「ダービースタリオン マスターズ」などとコラボを展開。これにカイジファンからは「最近になって色々な企業に重宝されてるな」「いつの間にカイジってそんなメジャー作品になったんだろう」「カイジとのコラボでは大体“圧倒的”って言葉が使われる説」「ここ最近のカイジコラボの流れは純粋に嬉しい」との声が上がってる。

 

ハードルが上がっていくカイジシリーズとのコラボ

大体ネット上で話題になるカイジコラボだが、コアなファンからキャンペーンの趣旨にツッコミが入ることもしばしば。例えば今回の「日清焼そばU.F.O.」とのコラボの場合、「このコラボならトネガワじゃなくてハンチョウじゃね」と指摘する人も少なくない。

 

「賭博黙示録カイジ」には「1日外出録ハンチョウ」というスピンオフ作品もあり、こちらは大槻班長というキャラクターがひたすら“1日”を楽しみ尽くすという内容。ことあるごとに美味しそうなグルメが登場することから、「食品とのコラボだったらハンチョウでしょ」「ノーカン! このコラボノーカン!」との声が上がった。

 

一方で「中間管理録トネガワ」の主人公・利根川幸雄は社会的地位の高い人物なので、「利根川さんカップ麺とか食べなそう」とのツッコミも。しかしこのような意見には「兵藤会長に命令されて食べてるんでしょ」「6巻カバー絵に描いてあった利根川の冷蔵庫に栄養ドリンクとかあったし、意外と庶民派なのでは?」といった反論の声が上がっている。

 

熱狂的なファンの多い「賭博黙示録カイジ」。数々のコラボを重ねるごとに、求められるハードルも上がっていきそうだ。