全方位、スキなく速攻暖めます! サンコー「ちょい置きできる360°カーボンヒーター」

サンコーは「ちょい置きできる360°カーボンヒーター」を10月30日に発売しました。公式オンラインストア、直営店、取扱店、ECサイトなどで購入できます。

↑燃料要らず!「ちょい置きできる360°カーボンヒーター」

 

記事のポイント

製品名の通り、360度全方位を暖められるのが特徴です。向きを気にせず、複数人で一度に暖を取りたい時にもってこいです。風を出さないので静かかつ、空気も乾燥しません。天板部分がミニテーブルとして使えるのも、うれしいポイントです。

 

電源を入れるとすぐ暖かくなり、2段階の出力切り替え(300W、600W)が可能です。サイズは、幅350×奥行350×高さ618(mm)。

 

天板部分は取り外し可能で、コップなどちょっとした物を置くミニテーブルとしても使えます。上部には取っ手が付いており、重さは約2.4kgなので、持ち運びもラクにできます。万が一、転倒した時には自動で電源が切れる安全設計です。

 

サンコー
ちょい置きできる360°カーボンヒーター
販売価格:9980円 (税込)

 

薪サウンドも再現するか!「癒しの力」が実証された「燃えない炎の暖炉」に新モデル登場

バーグマンから、Dimplex(ディンプレックス)インテリア暖炉の新機種3商品が発売。Dimplexのインテリア暖炉は、“癒しの力がある”と実証されている唯一の電気疑似暖炉です。

※北海道大学大学院工学研究院若林准教授との共同研究に基づく。精神課題後にDimplexのインテリア暖炉を視聴した場合の覚醒度と血圧抑制の傾向の検証結果による。

 

今回発売されたのは、人気の薪サウンド機能付きの新モデル2種と、インテリアに馴染みやすいマントルピース一体型モデルの新色1種。どの機種もヒーター機能を搭載していますが、ヒーター機能をオフにして炎演出だけを楽しむこともできます(ジャズ3、ベリーニ2ナツメグは送風機能も搭載)。

 

グラスゴー G3

まるで本物の炎。特許技術の「オプティミストシリーズ」コンパクトな新モデル

ミストと光で炎を表現する特許技術を使用した「オプティミストシリーズ」から、既存モデルよりもコンパクトな新モデルが登場。一枚扉を採用したクラシカルなデザインです。

商品名:Glasgow GEN III(グラスゴー G3)
型番:GLA12JGIII
希望小売価格(税込):19万8000円
薪サウンド機能/炎効果調整6段階/サーモスタット機能/オフタイマー機能

※グラスゴーG3は2024年10月中旬発売予定

 

ジャズ3

手頃な「オプティフレームシリーズ」待望の薪サウンド付き新モデル

光の反射と屈折を利用した独自技術の「オプティフレームシリーズ」は、自然な炎の揺らめきと高級感ある筐体、そして手を伸ばしやすい価格が特徴。同シリーズで、「パチパチ」という癒しの薪サウンドが楽しめるモデルは、従来1機種のみでしたが、今回その仲間に本製品が新たに加わったとのこと。オーセンティックな二枚扉と重厚感ある本体仕上げも魅力。

 

商品名:Jazz III(ジャズ3)
型番:JAZIII12J
希望小売価格(税込):5万4800円

薪サウンド機能/炎効果調整5段階/サーモスタット機能/オフタイマー機能/送風機能

 

ベリーニ2 ナツメグ

置くだけで一気にお部屋がクラスアップする人気のマントルピース一体型。木目調の新バリエーション

人気モデル「ベリーニ」に新色が登場。インテリアのテイストに合わせて選べる幅が広がりました。奥行き19.5センチと省スペースで、壁に付けて配置することで本物の埋め込み式暖炉のような存在感を放つといいます。

 

商品名:Bellini II Nutmeg(ベリーニ2 ナツメグ)
型番:BLNII12NJ
希望小売価格(税込):79,800円
炎効果調整5段階)/サーモスタット機能/オフタイマー機能/送風機能

ウチに来てくれて、ありがとう! 「速暖マイカヒーター」2か月使った感謝をレポート

昨年の9月、家電メーカーのシロカさんから、モニター用として「速暖マイカヒーター」が送られてきました。当時はいまいちその性能がわからず、「はぁ…ありがとうございます…」という態度でした。いまにして思えば、過去の自分を叱りつけてやりたい。「何だその態度は! コレがなかったら、もう、ひどいことになっていたんだぞ!」と。

 

すぐ温まり、運転音も小さくて第一印象はバッチリ

20180123-s3 (5)↑速暖マイカヒーター SH-M121

 

思い起こせば、本機を使い始めたのは昨年11月のこと。あれっ、今日何だか寒いぞ。こたつを出すのも面倒だし……そうだ、アレ使おう! と、それまで寝かせていた本機をダンボールから取り出して使ってみました。あれ、意外に本体は軽いですね。

 

さっそく使ってみたところ、すぐに熱がじんわぁと来て、ぽかぽかと温かさを感じます。ハロゲンヒーターや電気ストーブのように、ギラギラとまぶしくないのもいいですね。音は……よほど耳を近づけて、ようやく通電の音を感じるだけなので、運転音はほぼないといっていいでしょう。第一印象はなかなか良いです。

 

「マイカ」とは? 「遠赤外線の輻射熱」とは何か?

さて、本機に関連して、覚えておくと頭が良さそうに見えるプチ情報を。本機の名称にある「マイカ」とは雲母(うんも、またはきらら)とも呼ばれる天然鉱物のこと。遠赤外線を放出し、昇温が速い、一度暖まると冷めにくく、蓄熱性に優れるといったメリットを持っています。本機はこのマイカパネル3枚を内蔵し、これを媒介とすることで、単なる電気ストーブにはない価値を付与したわけです。

↑リモコンが付属。画面の明るさも操作可能で、本体に収納できます(右)↑リモコンが付属。画面の明るさも操作可能で、本体に収納できます(右)

 

なお、遠赤外線とは、赤外線という光線の一種。周囲の空気の影響を受けることなく、光と同じ速さで進み、物質に当たると分子の振動を活発にさせることで、その物質の温度を上昇させます。このようにして遠赤外線が伝える熱を、輻射熱(ふくしゃねつ)といいます。なるほど、輻射熱であれば、いくら空気が冷たくても肉体を直接温めてくれるから、すぐに温かく感じるのも納得ですね。ちなみに、太陽の暖かさや薪ストーブの熱もこの輻射熱だそう。ある意味、本機を前にまどろむことは、サンルームの陽だまりの中で、あるいは薪ストーブの前でまどろむのと同じになります。そう思えば、なんともぜいたくに思えてきませんか?

 

エアコンとの合わせ技でさらに至福の空間が

やがて季節は進み、本格的な冬になりました。そんな折は、すぐに温まる本機が便利。帰宅後、なにはともあれ、本機のスイッチを押すのが日課になりました。ちなみに、本機は上部から放出するヒーターの暖気によって、窓からの冷気をシャットアウトする効果もあるそう。窓と筆者の間に置いたら、たしかに冷気を意識することがなくなった気がします。

20180123-s3 (1)↑量販店モデルSH-M121には、付属のタオルハンガーを取り付けることもできます。スペースをとるので筆者は使いませんでしたが、タオルを干して加湿もできるという一石二鳥の効果が得られます。このほか下部に取り付けるシューズハンガーも付属

 

とはいえ、本機だけだと、暖房に不安があるのは事実。空気が冷たいままだと、やはりマイカヒーターがない方向から冷気が忍び寄ってくるのです。そこで筆者が編み出したのが、マイカヒーターとエアコンの合わせ技。エアコンを20℃の自動運転に設定することで最低限の室温を維持するとともに、マイカヒーターの「800W」(「中」に相当)の設定で、積極的に温かさを感じる――つまり、空気を対流させるエアコンに「守り」、輻射熱のマイカヒーターに「攻め」を担わせることで、立体的で効果的な暖房空間を実現しました。手前味噌になりますが、これは「世紀の発明」と言ってもいいのではないでしょうか。こうして作り上げた空間で、ぬくぬくとひとり晩酌し、読書する時間……まさに至福のひととき。足りないのは、人の温もりだけですね。

 

たしかに弱点はあるが、すべては許容範囲

ただし、もちろん、本機にも弱点はあります。ひとつは、電気代。800Wで1時間20円ほどとやや高いので、朝から晩までつけていると、思った以上の出費になるでしょう。もうひとつは、汚れやすいこと。ヒーターを覆う網の部分にホコリがつくので、乾いた布でこすり落とすなど、掃除をする必要があります。また、予約時のランプがまぶしいのも惜しい。本機は2つまでタイマー予約が可能(7:00~9:00と22:00~1:00など)なのですが、予約設定をした際は、パネルの上に白いランプがつき、この光量がやや強いんです。朝、起床に合わせて予約したい人は多いと思いますが、これだと眠るときに気になる人がいるかも。もうひとつ、タイマー予約中に通常運転を行うと、タイマーを優先して切りタイマーが作動する場合が……。急に寒くなったな! と思うとだいたいこの症状です。そこは忖度(そんたく)して、「通常運転の際は自動的にタイマーを止める」とかしてよ~と思うのです。タイマー止めてから使えよ、との反論もわかったうえで。

↑↑予約した状態。朝と夜など、タイマーは2つまで設定できます

 

…と、結構たくさん並べてしまいましたが、どれもこれも気にならない、むしろ愛すべき弱点です。電気代の面は、筆者のように日中働いていて、朝と夜、休日だけ使うといった人ならそれほど気にする必要はないでしょう。実際、エアコンと併用した筆者でも、そこまで電気代が増えたという印象はありません(筆者の場合、12月の電気代は4000円台)。ホコリがつくのは当たり前のことですし、タイマー問題も、切れたら「またまたぁ~」と声をかけつつ、すぐ電源をつければ、またすぐ温かくなります。予約白ランプの件も、そこまで気にする人でなければ大丈夫かと。

↑↑運転を示す赤ランプ。予約状態にすると、こちらが白く光ります

 

大寒波の日でも余裕を持って過ごせたことに感謝

何より、本機には弱点を補って有り余るメリットがあります。すぐ温かい、直接身体がじんわり温まるといった性質は、エアコンにはない大きなメリット。特に、一人暮らしや個室利用のほか、「リビングのソファのところだけ温めたい」といったピンポイントを狙う用途にはぴったりではないでしょうか。無風のため、ホコリを舞い上げず空気も汚さないうえ、2つの時間帯で予約できるのもうれしいです。

 

また、筆者は本体が約4.2Kgと軽い(通常のオイルヒーターは10kg以上)のも大きなメリットと考えます。キャスターつきで、気軽にゴロゴロと移動できるので、今日は動かしてキッチンで使いたいな、といった場合や、お掃除の際に移動させたいときに便利ですね。

 

みなさんにもぜひ、この良さに気づいてほしい。実際、大寒波が襲ったあの夜、本機がなかったらどうなっていたか……。2か月以上使ってみたいま、その感謝があふれてレポートした次第です。今後も寒い日が続くようですが、本機がいれば余裕を持って過ごせることでしょう。本当に、ありがたいことですね。

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シロカ

速暖マイカヒーター

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●実売価格:SH-M121(量販店モデル)2万1400円、SH-M111(テレビ・ネット通販モデル)2万108円●サイズ:約W288×H638×D485㎜(脚含む)/約4.2Kg●消費電力:1200W(強1200W、中800W、弱400W)●電源コード長:約1.8m●対応畳数(目安):10畳

 

コレ見て「空気清浄機はいらない」って言える? フィルターで知る「部屋の空気は汚れている」という真実

以下の2枚の写真、何だかわかりますか? 実はこれ、空気清浄機のフィルターなんです。上はブルーエア社、下はダイソン社のモデルのもの。どちらも通常の室内で数か月使っていただけで、このような状態になってしまったのです。部屋の空気がどれほど汚れているか、一目瞭然ですね。特にこれからの季節は窓を閉め切ることが多くなり、空気の悪さを実感することも。以下でもう少し詳しく見ていきましょう。

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「空気が淀んでいるが窓は開けたくない」というジレンマを抱える人が多い

10月24日、ダイソンによる空気清浄機を活用するためのメディア向けのセミナーが行われました。ここで公表されたユーザーアンケート(ダイソンとベネッセが共同で実施)によると、1年の中で12月~4月の期間は「室内の空気が良くない」と感じている人が多いとのことです。同期間は、寒さや花粉の影響で窓を開けない人が多いことが理由です。部屋の空気が淀んでいるのが気になる、でも窓は開けたくない、というジレンマを多くの人が抱えているのです。

↑ダイソンの調査(同社の空気清浄機能付ファンヒーター「ダイソン ピュア ホット&クール リンク」のユーザーで妊娠中または子どものいる女性117人)によると、12-4月の5カ月間は窓の換気が減るため、室内の空気が良くないと感じています↑ダイソンの調査(同社の空気清浄機能付ファンヒーター「ダイソン ピュア ホット&クール リンク」のユーザーで妊娠中または子どものいる女性117人)によると、12-4月の5カ月間は窓の換気が減るため、室内の空気が良くないと感じています

 

一方、中古住宅のリノベーションを手がける株式会社ニューユニークスの代表であり一般社団法人リノベーション住宅推進協議会理事の臼田英司氏は、同社に寄せられるリノベーションリクエストで3番目に多いのが「風通しの良い家」だと明かします。

↑ニューユニークスの臼田英司代表↑ニューユニークスの臼田英司代表

 

「帰宅時に玄関を開けたときにムワっとした淀んだ空気を感じている人が多い。ところが、オープンで風通しの良い家を作りたいと思う反面、花粉や自動車の排気ガスで室内の空気が汚れるのがイヤだから窓は開けたくない……。特にマンションの場合、寝室は一番奥に配置するので空気が淀みがち。寝室の室内側に小窓を開けたりオープンな寝室を作ることもあるが、住宅設備として解決できない場合もあります」(臼田氏)

↑臼田氏が手がけたリノベーション住宅。ベッドルームを2枚の板で仕切るだけのオープンな環境にしています↑臼田氏が手がけたリノベーション住宅の例。ベッドルームを2枚の板で仕切るだけのオープンな環境にしています

 

窓をほとんど開けなくてもフィルターはホコリでびっしり

その点、ダイソンでインテリジェンスエンジニアを務めるオーウェン・ルノー氏は、自社の空気清浄機能付ファンヒーター「Dyson Pure Hot+Cool Link」(ダイソン ピュア ホット&クール リンク)が「日本の冬の室内環境改善に最適なツールだ」とアピールします。

↑オーウェン・ルノー氏とダイソン ピュア ホット&クール リンク。同機は、空気清浄機能と扇風機・ヒーター機能を併せ持つ1台3役のモデル。センサーとネットリンク機能内蔵で、スマホから室内環境のモニターと本機の操作が可能↑オーウェン・ルノー氏とダイソン ピュア ホット&クール リンク。同機は、空気清浄機能と扇風機・ヒーター機能を併せ持つ1台3役のモデル。センサーとネットリンク機能内蔵で、スマホから室内環境のモニターと本機の操作が可能

 

「その理由の1つめは、360度グラスHEPAフィルターがPM0.1レベルの超微粒子を99.95%キャッチし、室内に再放出しないからです。PM0.1は肺から取り込まれて血流にまで到達すると言われているのですが、一般的な空気清浄機は清浄スピードを重視するあまり、PM0.1レベルの超微粒子を通してしまうんです」

 

ここで、ルノー氏はダイソン ピュア ホット&クール リンクの使用済みフィルターを示しました。鎌倉市の新築一戸建てに家族3人で暮らす家庭の寝室で3000時間(4か月間毎日24時間)使用されたものです。奥さんが花粉症で大の虫嫌いのため窓はほとんど開けないとのこと。それなのに、フィルターはホコリでびっしりです。PM0.1は目に見えないので確認できませんが、ダイソン製品はこれだけ空気清浄能力が高いとのアピールです。

↑家族3人暮らしの一軒家で4か月間連続使用したオーウェン・ルノー氏と、ダイソン ピュア ホット&クール リンクのフィルター↑家族3人暮らしの一軒家で4か月間連続使用したオーウェン・ルノー氏と、ダイソン ピュア ホット&クール リンクのフィルター

 

2つめが、室内の空気を循環させるパワー。こちらは、Dyson Pure Cool Link(ダイソン ピュアクール リンク)タワーファンを使ったデモとなりますが、製品の前に大きなシャボン玉発生装置を置き、シャボン玉を5m以上飛ばす実験を見せてくれました。「空気よりかなり重いシャボン玉が5m飛ぶので、空気はさらに遠くまで飛んでいます。5mとは、8畳間の対角線の距離。これにより、一般的な寝室の四隅までしっかり風を届けることができるのです」(ルノー氏)。空気清浄機の周りの空気だけを循環させるのではなく、部屋全体の空気を循環させて清浄するパワーがあるとしています。

↑ヒーター機能がないトールタイプのダイソン ピュアクール リンクによる実験ですが、シャボン玉が5m近く飛んでいました↑ヒーター機能がないトールタイプのダイソン ピュアクール リンクによる実験ですが、シャボン玉が5m近く飛んでいました

 

ダイソンによると、タバコの煙やウイルスがPM0.1前後と言われており、それがゆえ、ダイソンはPM0.1レベルの超微粒子の除去にこだわっているそうです。ダイソンの調査では、日本国内で販売されている空気清浄機10機種とPM0.1の除去率を比較したところ、ダイソンのモデルが圧倒的に高かったとのこと。

↑ダイソン ピュア ホット&クール リンクはPM0.1レベルの超微粒子とウイルスもキャッチ↑ダイソン ピュア ホット&クール リンクはPM0.1レベルの超微粒子とウイルスもキャッチ

 

平日の場合、1日の中で最も長い時間を過ごすのが寝室。寝室は布団のホコリ、その中に潜むダニのフンや死骸、クローゼットの中には外出から帰ってきたスーツやコートなど、アレル物質がいっぱいです。リビングには空気清浄機を設置している家庭は多いと思いますが、寝室ではまだ使っていないという家庭も多いのでは? かくいうわが家もまだ寝室は未導入。これまで気にしていませんでしたが、ホコリいっぱいのフィルターを見せられたら、さすがに考えも変わってきます。この冬は、寝室に空気清浄機を導入すべきか……そう真剣に考えさせられたセミナーでした。

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