「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がトヨトミと異色コラボ! タイムマシンをデザインしたストーブ「RR-25BTTF」

トヨトミは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」公開40周年を記念し、劇中の「タイムマシン」をオマージュした特別仕様の石油ストーブ「RR-25BTTF」を2024年12月20日(金)に発売しました。実売価格は3万9600円(税込)。

 

記事のポイント

異色のコラボから生まれた、作品のファンにはたまらないデザインの石油ストーブ。細部までこだわってデザインされているので、火を入れるたびに作品の世界観に浸ることができそう。

 

本製品は、トヨトミの人気ロングセラー商品である小型ラウンドタイプの石油ストーブに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシンをイメージした特別デザインを採用した限定コラボモデル。

「RR-25BTTF」

 

ストーブの正面には、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の映画タイトルロゴをプリント。レトロでキャッチーなロゴが、クラシックなストーブと見事にマッチしています。

 

本体カラーは、タイムマシンを彷彿とさせるシルバーで仕上げで、まるでステンレスのような未来的な輝きを放ちます。さらに、細部にわたり配線が巡っているかのようなデザインが施され、まさにタイムマシンさながらのリアリティを追求。

 

燃焼する炎が見えるガラス部分には、タイムマシンをはじめ、劇中に登場するさまざまなアイコンやイラストが設計図風のデザインであしらわれています。

 

 

パッケージにもガラスに印刷された設計図モチーフのイラストを大きく印刷しており、正面には映画タイトルロゴをあしらって、購入欲、所有欲を満たす仕上がりになっています。

 

【SPEC】

暖房出力:2.50kW~1.25kW

適用畳数:コンクリート(集合) 9畳、木造(戸建) 7畳

油タンク容量:4.9L

サイズ:高さ 480× 幅 388× 奥行 388 (mm)

質量:約6.2kg

機能:電子点火、ニオイセーブ消火、対震自動消火装置、2重タンク構造

乾電池:単2×4本(別売)

 

トヨトミ
石油ストーブ「RR-25BTTF」
2024年12月20日発売
実売価格:3万9600円(税込)

全方位、スキなく速攻暖めます! サンコー「ちょい置きできる360°カーボンヒーター」

サンコーは「ちょい置きできる360°カーボンヒーター」を10月30日に発売しました。公式オンラインストア、直営店、取扱店、ECサイトなどで購入できます。

↑燃料要らず!「ちょい置きできる360°カーボンヒーター」

 

記事のポイント

製品名の通り、360度全方位を暖められるのが特徴です。向きを気にせず、複数人で一度に暖を取りたい時にもってこいです。風を出さないので静かかつ、空気も乾燥しません。天板部分がミニテーブルとして使えるのも、うれしいポイントです。

 

電源を入れるとすぐ暖かくなり、2段階の出力切り替え(300W、600W)が可能です。サイズは、幅350×奥行350×高さ618(mm)。

 

天板部分は取り外し可能で、コップなどちょっとした物を置くミニテーブルとしても使えます。上部には取っ手が付いており、重さは約2.4kgなので、持ち運びもラクにできます。万が一、転倒した時には自動で電源が切れる安全設計です。

 

サンコー
ちょい置きできる360°カーボンヒーター
販売価格:9980円 (税込)

 

電源のない場所でも使える! 足首まで温めるUSB給電式フットウォーマー

サンコーは、「つま先から足首まであったか『フットウォーマー巾着』」を10月16日に発売しました。直販価格は5980円(税込)。

 

記事のポイント

冷えがちな足元を温めるフットウォーマーは、これからの季節のデスクワークや勉強のお供にオススメ。USB給電式なのでコンセントがない場所でも使えるのが便利です。手洗いできるので、いつまでも清潔に使えます。

 

本製品はヒーターを搭載した薄型のUSB式のフットウォーマーです。両方の足を本体内に入れて、電源ボタンを押せば足裏の2か所のヒーターが足を温めます。足首まですっぽりと包み込み、さらにドローコードを締めれば内部の暖かい空気を逃がさず暖かい状態を維持できます。

 

温度は3段階の調整可能。強(約45度)、中(約42度)、弱(約40度)の設定が可能。モバイルバッテリーで使えるUSB給電式のため、コンセントの場所を気にせずどこでも持ち運んで使えます。モバイルバッテリーは前面部のポケットに収納可能。

 

本体はふわふわのフリース生地で作られており、USB端子に付属の防水キャップをつければ手洗いで洗濯可能。最大30cmまでの足のサイズに対応し、女性でも男性でも使用できます。

 

本体サイズは幅34×奥行32×高さ20cm、重さ約300g。取っ手部分を引っ掛けて収納したり、折りたたんで収納できます。

 

サンコー
「つま先から足首まであったか『フットウォーマー巾着』」
2024年10月16日発売
実売価格:5980円(税込)

 

薪サウンドも再現するか!「癒しの力」が実証された「燃えない炎の暖炉」に新モデル登場

バーグマンから、Dimplex(ディンプレックス)インテリア暖炉の新機種3商品が発売。Dimplexのインテリア暖炉は、“癒しの力がある”と実証されている唯一の電気疑似暖炉です。

※北海道大学大学院工学研究院若林准教授との共同研究に基づく。精神課題後にDimplexのインテリア暖炉を視聴した場合の覚醒度と血圧抑制の傾向の検証結果による。

 

今回発売されたのは、人気の薪サウンド機能付きの新モデル2種と、インテリアに馴染みやすいマントルピース一体型モデルの新色1種。どの機種もヒーター機能を搭載していますが、ヒーター機能をオフにして炎演出だけを楽しむこともできます(ジャズ3、ベリーニ2ナツメグは送風機能も搭載)。

 

グラスゴー G3

まるで本物の炎。特許技術の「オプティミストシリーズ」コンパクトな新モデル

ミストと光で炎を表現する特許技術を使用した「オプティミストシリーズ」から、既存モデルよりもコンパクトな新モデルが登場。一枚扉を採用したクラシカルなデザインです。

商品名:Glasgow GEN III(グラスゴー G3)
型番:GLA12JGIII
希望小売価格(税込):19万8000円
薪サウンド機能/炎効果調整6段階/サーモスタット機能/オフタイマー機能

※グラスゴーG3は2024年10月中旬発売予定

 

ジャズ3

手頃な「オプティフレームシリーズ」待望の薪サウンド付き新モデル

光の反射と屈折を利用した独自技術の「オプティフレームシリーズ」は、自然な炎の揺らめきと高級感ある筐体、そして手を伸ばしやすい価格が特徴。同シリーズで、「パチパチ」という癒しの薪サウンドが楽しめるモデルは、従来1機種のみでしたが、今回その仲間に本製品が新たに加わったとのこと。オーセンティックな二枚扉と重厚感ある本体仕上げも魅力。

 

商品名:Jazz III(ジャズ3)
型番:JAZIII12J
希望小売価格(税込):5万4800円

薪サウンド機能/炎効果調整5段階/サーモスタット機能/オフタイマー機能/送風機能

 

ベリーニ2 ナツメグ

置くだけで一気にお部屋がクラスアップする人気のマントルピース一体型。木目調の新バリエーション

人気モデル「ベリーニ」に新色が登場。インテリアのテイストに合わせて選べる幅が広がりました。奥行き19.5センチと省スペースで、壁に付けて配置することで本物の埋め込み式暖炉のような存在感を放つといいます。

 

商品名:Bellini II Nutmeg(ベリーニ2 ナツメグ)
型番:BLNII12NJ
希望小売価格(税込):79,800円
炎効果調整5段階)/サーモスタット機能/オフタイマー機能/送風機能

台数限定で完売必至! ビームスコラボのアラジン暖房器具3モデルが復刻

日本エー・アイ・シーは、ビームスのレーベル「BEAMS JAPAN」とコラボレーションした〈Aladdin × BEAMS JAPAN〉モデル3機種を発表しました。2024年9月13日より全国のビームス店舗およびビームス公式オンラインショップにて先行予約受付を開始し、2024年10月25日よりビームス ジャパン各店にて順次発売します。

記事のポイント

クラシカルなデザインにビームスカラーのオレンジを採用したコラボモデルは、いずれも台数限定で完売必至の注目アイテム。アウトドアでも使えるカセットボンベ式ガスヒーターなど、これからの季節に活躍してくれそうな暖房器具が揃っているので、気になった方はぜひ予約を!

 

2024年で8年目を迎える〈Aladdin × BEAMS JAPAN〉コラボレーションですが、今回は過去に登場し人気となった「橙(だいだい)色」が復刻されます。アラジンの代表作である石油ストーブ「ブルーフレームヒーター」をはじめ、持ち運びやすい「ポータブル ガス ストーブ」、そして⿃かごのフォルムを連想させる「遠赤グラファイトヒーター トリカゴ」の3モデルをラインナップ。

 

「アラジン ブルーフレームヒーター」は、懐かしさと親しみやすさをあわせもつデザインが特徴の石油ストーブ。タンク容量は4.1Lで、暖房目安は木造7畳/コンクリート11畳まで。BEAMS JAPANモデルは200台限定でシリアルナンバー入りとなります。

 

「ポータブル ガス ストーブ」は、持ち運びに便利なコンパクトサイズのカセットボンベ式ガスストーブ。炎を中央に集めるトルネードバーナーが効率良く熱を発生させて、ふんわりと暖かい空気を周囲に広げます。連続燃焼時間は、弱:260分/強:100分。BEAMS JAPANモデルは200台限定です。

 

「遠赤グラファイトヒーター トリカゴ」は、鳥かごを連想させる可愛らしいフォルムの電気ストーブ。熱源にはアラジン独自の技術である「遠赤グラファイト」を採用しており、どんなに寒い環境でも0.2秒ですばやく暖まります。BEAMS JAPANモデルは500台限定です。

 

アラジン
「ブルーフレームヒーター BEAMS JAPANモデル」
2024年9月13日予約開始/2024年10月25日発売
実売価格:6万6000円(税込)

アラジン
「センゴクアラジン ポータブル ガス ストーブ BEAMS JAPANモデル」
2024年9月13日予約開始/2024年11月25日発売
実売価格:3万8500円(税込)

アラジン
「アラジン 遠赤グラファイトヒーター トリカゴ BEAMS JAPANモデル」
2024年9月13日予約開始/2024年10月25日発売
実売価格:1万4300円(税込)

 

さらば冬の“ヒーター前争奪戦”! 広範囲を常時暖めるカーボンヒーター「Shareheats」

山善は、広範囲を“常時”暖めるワイドレンジカーボンヒーター「Shareheats」2機種を、2024年9月中旬に順次発売します。直販サイト「山善ビズコム」やECサイト、全国の家電量販店やホームセンターで購入できます。

 

記事のポイント

SNSやレビューサイトのユーザーの声をきっかけに開発された、最大90度までの広範囲を常時暖めるワイドレンジ構造が特徴。「首振りだと、こちらを向いていないときが寒い」、といった冬のあるある問題もこれで解決されそう!

 

同社が電気暖房に関する市場商品のSNS投稿やインターネットレビューの分析を行ったところ、首振り機能に関する投稿が多く、「争奪戦」や「陣取る」、「広範囲」といったキーワードが多く抽出されたそう。着替える際に子どもがヒーター前を取り合ったり、首振りが自分の方を向いていない時に寒いといったシーンが想定されたりすることから、首振りではなく“常時”広範囲を暖めたいというニーズがあるとして、商品開発を行ったとのこと。

 

本機は、複数のヒーターを横に連ねたことで、最大約90度の広範囲を“常時”暖められるワイドレンジ構造が特徴。これにより、従来品と同程度の消費電力で広範囲を常時暖められ、首振り機能がなくても1台のヒーターで複数人が暖かく過ごせます。

 

また速暖性に優れた遠赤外線のカーボン管を使用しており、電源を入れるとすぐに暖まる点も特徴です。

 

ラインナップはヒーターが3連の「DC-ZT12」と2連の「DC-ZW08」の2機種で、どちらも左右の筐体は4段階の角度設定(0/10/20/30度)が可能。出力切替機能は3連タイプが強・中・弱の3段階、2連タイプは強・弱の2段階で、使用シーンにあわせて調整できるので電気代節約にも役立ちます。

3連タイプ「DC-ZT12」(ガンメタリック)

 

2連タイプ「DC-ZW08」(ホワイト)

 

本体デザインは、同社では初めて世界のトップ100デザインスタジオに選定されているカロッツェリア・カワイと協業して開発されたもの。ヒーター管ごとに筐体を分け、独立して回転させる構造により、“暖かさを分かち合うこと”をコンセプトに、シンプル&スリムなスタイリングと「ワイドレンジ」の画期的な機能性の両立を実現しています。

カロッツェリア・カワイの川合 辰弥氏

 

山善
ワイドレンジカーボンヒーター「Shareheats」
2024年9月中旬発売
実売予想価格:3連タイプ1万9800円前後、2連タイプ1万4300円前後(税込)

 

美しさと安全性、利便性を備えた”見る暖かさ”。アラジンのヒーターに電気ストーブ登場

日本エー・アイ・シーは、「遠赤グラファイト」を搭載した「アラジン グラファイトフレームヒーター」を9月6日から発売。予想価格は3万3000円前後(税込み)となっています。

 

青い炎が美しい「アラジン ブルーフレームヒーター」をモチーフにした本製品は、伝統的なデザインを受け継ぎながら、最新技術を融合させて現代のライフスタイルに合わせた安全性と利便性を両立させた電気ストーブです。

 

特許技術の遠赤グラファイトを搭載し、スイッチを入れるとわずか0.2秒で瞬時に発熱。さらに、出力に合わせてヒーターの赤熱温度を7段階に変化させ、熱を下部に集中させることで寒い季節には特に冷えやすい足元をしっかりと温める新開発の技術「グラファイトfヒータ」により、高い暖房効果を実現しています。

 

ブルーフレームヒーターは青い炎が揺れるのを楽しむことも趣でしたが、本製品では赤く輝く炎のような視覚的演出が備わっています。ヒーター部分を一目見るだけで温度が直感的にわかるデザインにすることで、同時に暖かさを“見る”という新しい体験を提供するとのことです。

 

カラーはグリーンとホワイトの2色展開となっています。

 

スペック

本体サイズ 幅320×奥行き320×高さ510mm
質量 約4.4kg
消費電力 800w

 

ブランド名(メーカー名):アラジン
商品名:アラジン グラファイトフレームヒーター
価格:3万3000円前後

高付加価値モデルに「かんたんフィルタークリーナー」を搭載! ダイニチの家庭用石油ファンヒーター新モデル発売

ダイニチは8月27日に、家庭用石油ファンヒーター27機種を発売。高付加価値モデル(SGX、GRタイプ)には、上下にスライドするだけでファンフィルターの掃除ができる業界初(※1)のお手入れ機能「かんたんフィルタークリーナー」を新搭載。

※1 ダイニチ調べ。

使用者の約6割がファンフィルターの掃除不足で灯油をムダに消費している

石油ファンヒーターはランニングコストの約90%が灯油(※2)のため、「灯油のムダな消費をなくす」ことが節約のポイント。しかし、ダイニチのアンケートでは52%が「お手入れの頻度は週に1回未満」、7%が「お手入れをしたことがない」と回答。使用者の約6割が灯油をムダに消費している可能性が高いことがわかりました。

※2 <計算条件>機種:当社3.3kW機種/最大火力と最小火力から平均値を算出し、1時間を計算した場合/灯油価格:117円/L(税込)(2024年1月第1週 全国平均店頭価格資源エネルギー庁)/電力料金目安単価:31円/kWh(税込)(2022年7月改定/公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会)

 

そこで、掃除の負担を減らす業界初のお手入れ機能「かんたんフィルタークリーナー」を高付加価値モデル(SGX、GRタイプ)に新搭載。掃除機を使わずに上下にスライドするだけで、簡単にファンフィルターのお掃除ができます(※4)。

※4 使用環境や使用状況により、ほこりが取れにくい場合があります。

 

高付加価値モデルに、業界初のお手入れ機能「かんたんフィルタークリーナー」搭載

①上下にスライドするだけで簡単にファンフィルターを掃除できる

お手入れは、1週間に1度ファンフィルターを上下にスライドし、1か月に1回溜まったほこりを捨てるだけ。従来のようにファンフィルターのほこりを取るために掃除機を使う手間がなく、手軽にお手入れができるといいます。

 

②使用者の50%は61歳以上! 誰でも直観的に操作できるわかりやすいデザイン

2023年度に実施したダイニチのアンケートによると、ダイニチの石油ファンヒーターの使用者は50%が61歳以上(※5)。石油ファンヒーターは買い増しや買い替えの需要が多いため、今後も使用者層は高年齢化していく傾向にあります。そのため、誰でも直観的に操作できる「わかりやすい」スライド式を採用しています。

※5 調査元:ダイニチ工業/調査方法:WEB、ハガキ/調査時期:2023年9月~2024年3月/調査人数:7054人/調査対象:当社家庭用石油ファンヒーター購入者 単一回答/数値は小数点以下四捨五入

 

こまめにお掃除することでムダな灯油の消費が少なくなる

キレイなファンフィルターで石油ファンヒーターを運転した際の灯油使用量を「100」とした場合、ほこりのたまったフィルターは14%の灯油をムダに消費します。

 

【新】かんたんフィルタークリーナーと、【従来】抗菌※3ファンフィルターのお手入れの比較

 

ダイニチ「家庭用石油ファンヒーター」

「石油ファンヒーターに見えない」スタイリッシュボディ。ダイニチの個室向け「家庭用石油ファンヒーターERタイプ」新発売

ダイニチ工業は10月5日 、個室向けの「家庭用石油ファンヒーターERタイプ(9畳向けの3.2kW機種)」を発売しました。カラーは「プレミアムマットホワイト」「ストーンブラック」の2色展開で、価格は3万3000円(税込)。直販サイト「ダイニチWebShop」限定の取り扱いとなります。

 

「家庭用石油ファンヒーターERタイプ(9畳向けの3.2kW機種)」は、空間に調和するスクエアフォルムで、温風の吹出口は目立たないように前面パネルと一体化。トレンドカラーのマットな白黒の2色を採用し、「石油ファンヒーターに見えない」スタイリッシュなデザインを実現したといいます。

 

機能面では、タンクの上下に取っ手を付けることで両手でしっかり持つことができるほか、ワンタッチで簡単に開け閉めできる「ワンタッチ汚れんキャップ」を採用するなど、給油に便利な機構を取り入れています。

 

また、センサーで室温変化を検知し、燃焼量を自動コントロール。好みの温度に合わせて賢く灯油の消費量をセーブして、快適さを損なうことなく節約できます。

 

暖房の目安は木造(戸建)で9畳(15平方メートル)まで、コンクリート(集合)で12畳(20平方メートル)まで。タンク容量は約5Lで、本体重量は8.5kg、本体サイズは429×371×307mmとなっています。

高い暖房性能と省エネを両立。広範囲に暖かさを届けるファン搭載の「ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fan」

山善は、“twinheat(ツインヒート)シリーズ”から、製品本体の背面にファンを搭載し、より広範囲に暖かさを届ける「ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fan(ツインヒート プラス ファン)DBC-SVM12/EDBC-SVM12」を発売しました。直販価格は2万1800円(税込)。

 

2014年9月から販売している“twinheatシリーズ”は、速暖性のあるカーボンヒーターと、遠赤外線効果のあるシーズヒーターを兼ね備え、秋や春先の少し肌寒いシーズンにはカーボンヒーターを、冬場はシーズヒーターをそれぞれ単体で運転可能。さらに、真冬は両ヒーターを同時にフルパワー運転させることができます。こうした季節に合わせた使い方が可能なアイテムとして人気を博し、累計販売台数は39万台を突破しています。

 

ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fanは、同シリーズの新モデル。製品本体の背面にファンを搭載し、カーボンヒーターとシーズヒーターの輻射熱に加えて、製品本体に溜まった熱をファンで無駄なく前方へ送り出す仕組みを採用しています。遠赤外線が当たった部分を温める輻射熱と、ファンによる暖気の対流により、従来モデルよりも広範囲に暖かさが行き渡り、複数人での使用に適しています。

 

また、首振り機能を使用すると、さらに効率的に部屋を暖めることが可能です。さらに、同シリーズ初となる「ECOモード」により、消費電力を抑えることで、最大約18%の節電を実現。加えて10段階の「出力切替」と、5段階の「温度センサー」により、暖めすぎを防ぐことができます。

商品名 ハイブリッドヒーター twinheat PLUS fan
型番 DBC-SVM12 EDBC-SVM12
定格 交流100V 1200W
本体寸法 幅320×奥行320×高さ680mm
質量 約6.2kg
電源コード長 1.8m
安全装置 転倒オフスイッチ、サーモスタット
販売ルート 当社が運営するインターネット

通販サイト、全国のホームセンター
など
全国の家電量販店
商品情報 https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00008290

温風で素早く、遠赤外線で芯から温める、ダイキンの新「ハイブリッドセラムヒート」

ダイキン工業は、からだを芯から温める遠赤外線と、温風を素早く吹き出し、広範囲を温める機能を組み合わせた遠赤外線暖房機「ハイブリッドセラムヒート」を発売しました。実売価格は7万3000円前後(税込)です。

 

ハイブリッドセラムヒートは、遠赤外線と温風を組み合わせた「ハイブリッド自動」運転を搭載。起動時に温風で足元から素早く温め、徐々に温風のパワーを抑えながら、からだを芯から温める遠赤外線に切り替わります。寒い朝でも素早く温まるうえに、遠赤外線の効果でぬくもりが持続するとのこと。加えて、遠赤外線による「輻射」運転や、足元から暖かさが広がる「温風」運転など、さまざまなシーンに合わせて選べる3つの運転を搭載。

 

また、安全性については、誤操作を防止する「チャイルドロック」に加え、前面パネルの表面温度を業界で最も低い最大50度以下に制御する「ひかえめモード」を搭載するなどで配慮しています。さらに、エアコンや床暖房などと一緒に使用した際、室温が約22度に到達すると、自動で遠赤外線の出力を抑えた運転をし、省エネ性を向上させています。

 

本体デザインは、暖炉型のシルエットで、暖かさを表現。本体色はダークグレーで、さまざまなインテリアと調和するとのこと。そのほかの仕様は以下のとおりです。

 

出力:ハイブリッド自動/250~1100W(可変式、運転開始時は1250W)、輻射/250~1100W、温風/250~1250W

定格消費電力:0.25~1.25kW

運転音:最大40dB

重量:約10kg

電源コードの長さ:3m

本体サイズ:約幅500×奥行き226×高さ522mm

足元を温かく包む「巻くコタツ」で頭寒足熱を体験したら、仕事の作業効率が抜群にアップした!

暖房をつけているけれど、どうしても足元が寒い……こんな時はコタツが恋しくなります。でもコタツは常設しなきゃいけないし、スペースも必要。さらにコタツで暖を取ると、ついウトウト眠気が……テレワーク中心の筆者にとって、それは困る! そこで注目したのが、ライソンの「巻くコタツKOZUTSUMI」です。お値段は6980円(税込)。

360°足元をくるっと包み込み、約30秒でぽっかぽっかになる小包のようなコタツなのだとか。さっそく「巻くコタツ」の実力をレポートします!

 

軽い! 省スペース! どこでもおけちゃう、使えちゃう

一般的なコタツは、重い、デカい、コタツ布団の収納スペースに困る! と悩みが多いですが、巻くコタツは巻いて収納できるので、省スペースなうえ、質量は約730gと軽量。家中どこに移動しても持ち運べる気楽さが推せるポイントです。

↑巻くコタツ KOZUTSUMI ●本体サイズ:直径約40×高さ50.5cm(使用時)、広げた状態:約幅95×高さ65cm ●電源コード:約2.9m

 

↑収納時はこのように立てかけられるので、邪魔になりません。夏場には押し入れの隙間にすっといれておけます

 

使い方は至ってシンプルで、筒の部分に脚を入れるだけ。イスに向く面にはマグネットがついているので、巻くとすぐにくっつきます。

↑イス側は低く、膝側は高くデザインされています。座って脚をいれると、膝の部分まで高さがありました

 

操作もシンプル。マグネット部分の電源ボタンを押すだけ。座ったままONOFFをできるのはうれしいポイント。電源ボタンを押すと「OF」が表示されるので同じボタンで温度設定をします。温度はP1(60%)~P5(100%)まで5段階の温かさに調整できます。

↑操作ボタンは股の間に(笑)

 

手始めに、デフォルト設定のP5で温めてみます。「約30秒で温かい」と謳うように、速攻で360度全方位からじんわりと温かくなりました。速暖の秘訣は、コタツ部分に炭素結晶加熱材料を採用しているからだそう! ただ、つま先部分まで温まるには5分ほどかかる印象です。

 

P5の温度設定では保温性もあるので、ずっとオンにしておくとかなり熱いのがネック。”ほんの~り温かく”を持続するのであれば、P1からスタートするのがおススメです。

 

テレワークに読書! 毛布をかければパーソナルコタツのできあがり

筆者の一番の活用方法はなんといってもテレワーク時。暖房をつけると頭がぼ~っとなってだらだらしちゃうことも多かったのですが、足元だけ温かいと体上部が冷たいので「頭寒足熱」になり、仕事をするのにうってつけ。足だけ温かいのがこんなに作業効率アップにつながるのかと驚きです!

そして、暖房の時期の悩みの一つは乾燥! しかし、足元がしっかり温まると強く暖房をかける必要もなく、べったべったに塗っていた保湿クリームもサラっとで済むようになったのもうれしいポイントでした。

 

毛布も付属されるからありがたい!

実は、巻くコタツには毛布も付属します。ずっと触れていたくなるほどの上質な手触りにほっこり。巻くコタツをちょうど覆うサイズ感です。毛布をかけると、上から熱を逃さないのでさらに保温効果UP! これぞ、パーソナルコタツです。ソファで読書したり、映画鑑賞したりするときも大活躍しますね。

↑毛布とセット使いでソファがコタツに変身!

 

あまりに温かすぎて寝落ちしちゃった~といったときも大丈夫。2、4、6、8時間の4段階でタイマー設定ができるので、心配な人はセットしておきましょう。また、自動電源OFF機能があるため、巻くコタツが倒れたりしても安心です。

 

巻かなくても使えるから2人でもOK

また、本製品は巻かなくても使えちゃうところもお気に入りのポイント。マグネットをくっつけず、床に立てておくと壁面ヒーターのような活躍ぶり。ぴったりくっついて座れば、2人でも使用できました。映画鑑賞時などにいかがでしょうか。気になるあの人とぴったりくっつくきっかけにもなるのでは?

 

電気代も抑えられるパーソナルコタツ

電気代高騰が続く昨今。やはり電気代が気になるところですよね。本製品の1時間の電気代は約4.3円で、1か月使用しても1000円(※)ちょっと。暖房利用時よりもはるかに安いです。

 

足先まで温まるには少し時間がかかるものの、ひざ下から足首まではすぐに温まるので、今までほど末端の冷えを感じなくなりました。ということで、頭寒足熱の心地よさを体感してしまった筆者は暖房稼働率が減り、巻くコタツとともに移動する生活にシフトしています。皆さんも頭寒足熱をぜひ体感してみてください!

※160W電気料金単価(全国平均 大手電力10社の平均)26.1円/kwhで算出した場合。

快温モードで「布団ぽっかぽか」ってどういうこと?パナソニック「暖房敷きパッド」で震える冬の夜が快適

寒さが身に染みる季節になってきました。特に就寝時の底冷えするような寒さに、悩まされる人が多いのではないでしょうか。かく言う筆者も末端冷え性で、就寝の30分前に電気ホットカーペットをオンにして、布団を温めてから眠りに入ります。それでも足元が冷たくて寝つきが悪く、朝の目覚めもすっきりしない!

 

そんな冬の眠りの悩みを解決してくれる新製品が、パナソニックの「暖房敷パッド」! 朝すっきり目覚められる「快温モード」の実力をレポートします。

 

製品情報

パナソニック

暖房敷きパッド DB-BM1L

実売価格2万5300円(税込)

睡眠の経過時間に合わせて自動で温度調整をする快温モードや速熱機能に加え、アラーム機能も備える。温度は9段階から調整可能。標準寸法は約200×約100cmと、シングルサイズにぴったり。また、四隅には固定バンドがついており、ベッドから布団まで使える。電気代は「連続」コース使用時で約1.6円/hと省エネ。

 

睡眠中の体温の変化に合わせることが心地よい眠りにつながる

冷え性というと女性のイメージがありますが、近年、男性でも手足が冷たい人が多いそう。70歳を超えている筆者の父は年々、末端冷え性が深刻化し、今では裏起毛靴下をはいても冬は眠れなくなるほど。

 

温かい寝具や冷え対策をしても、なぜぐっすり眠れないのか。それは、睡眠時の体温と深い関わりがあります。和洋女子大学の水野先生によると人の体温は寝入りに向けて低下し、目覚めに向けて上昇する、V字型を辿ります。そのため、その体温変化をしっかりとサポートすることが質の良い睡眠に重要なことがわかっています。(※引用:和洋女子大学家政学部服飾造形学科 准教授 水野 一枝氏のコメントより)

 

本製品は、睡眠時から起床時まで、時間の経過にあわせて温度調整を自動で行い、就寝中の体温変化をサポートしてくれる「快温モード」を搭載しているのが、最大の特徴です。

 

おやすみ前→睡眠中→目覚めの3段階で自動的に温度を切り替え

モードは、一定温度に保つ「連続」/設定時間で暖房がオフになる「切タイマー」/就寝中自動で温度をコントロールする「快温モード」の3つを搭載。温度設定は好みに合わせて9段階から細かく温度設定できます。温度目安は以下のとおりです。

強(メモリ9) 中(メモリ5) 弱(メモリ1)
おやすみ前 約50℃ 約46℃ 約43℃
睡眠中 約37℃ 約31℃ 約23℃
お目覚め 約50℃ 約38℃ 約29℃
※室温20℃の試験室で快温モード時の表面温度の測定値
操作は本体から伸びるリモコンで温度を調整をします。バックライト付きで文字も大きいので、暗くしたベッドルームで操作するのもスムーズ!

 

冷え込む夜の救世主となるか?!

本題に入りましょう。製品お試し初日はかなり冷え込んだ日で、すでに足先がキンキンに冷えていたので、強気にマックス「強」モードから試してみました。

↑コントローラー横にあるスライドで電源をオン

 

電源を入れたら、快温モードを選択。起床時刻を設定します。この時点で速熱運転スタート。速熱とは読んで字のごとく、設定した温度まですばやく上昇する機能。どのくらい速熱なのか、電源オンと同時に布団に入ってみました。

↑本体から伸びるコントローラーで温度を調整をします。バックライト付きで文字も大きいので、暗くしたベッドルームで操作するのもスムーズ!

 

カーペットがふわふわで、とにかく気持ちがいい。と、肌ざわりを試しているうちにもう温かくなってきて5分経過したころにはポッカポッカ! 速熱の実力を体感しました。

↑柔らかくふわふわのマイクロファイバー素材。滑らかな肌触りにうっとり

 

睡眠中は一定温度に保たれ、目覚めの時間にむけてゆるやかに温度があがっていきます。筆者の場合、寝るときが寒いだけで、起床時は寒いと感じることがなかったため、温度があがると逆に暑くなるのではと思っていたところ、その懸念は当たってしまいました。途中、暑すぎて目覚め事態に。それもそのはず「強」モードでは約50℃まで上昇するのですから……。

 

その反省を踏まえ1段階ずつ調整していった結果、中より1段階弱い温度が自分にぴったり合いました。いやいや、冬本番になり、室温が下がったらまた調整しなくてはいけないのでは? と思いますよね。その心配もご無用。コントローラーにセンサーが内蔵されているので、室温を検知して自動で調整してくれるのです。室温が5℃下がると自動で1℃あげてくれ、急に冷え込んでも安心です。

 

おやすみ前の速熱運転は、電源を入れたらスタートするのですが、コントローラーにも起動ボタンがついています。睡眠中は低い温度で設定されているので、たとえばトイレに起きたときなど布団の中をぬくぬくさせておきたい時に使います。

↑おやすみスタートボタンを押すと徐々に温度が下がります

 

筆者は夜中に急に目が覚めてしまい、布団の中で本を読んだときに使用。速熱効果抜群ですぐに布団が温かくなり、眠りにいざなわれました。速熱運転は要チェックです。

 

音と光(ちょっと強め)で気持ち良い起床を促進

快温モード設定時、お目覚め時刻になると、ゆるやかに温度が上昇するだけでなく、アラーム音でお知らせもしてくれます。ただ、ピピ、ピピという機械音のため、快適かどうかは感じ方次第。機械音が苦手な方はアラーム音をオフにできます。目覚まし時計を2~3個セットしないと起きれない!という方にはおススメです。

 

そのほかにも、お目覚め時刻から30分間はコントローラーのバックライトが点灯。枕元に置いておくと、その光で起床できるわけです。かなり明るいので、白熱灯が苦手な人はオフにすることをおすすめします。

 

[まとめ] 快温モードで冬の夜も心地よく

就寝時に布団を温めると気持ちがいいというのは体感していましたが、起床時もゆるやかに温度をあげ、布団の中を快適温度にすることで、気持ちよく目覚めることができるのは新たな発見でした。

 

電気毛布は安いものだと5000円以下、中心価格帯は8000円〜1万円前後。となると、2万円を超える本製品は一般的なモデルより高いかもしれません。しかし、夜中に何度も起きてしまう人、細かい温度調整で眠るのに集中できない人などには、払う価値が十分ありだと感じます。また、コントローラー部分を外せば洗濯機で丸洗いが可能なので、いつでも清潔に長く使えることを考えると、コスパはいいと言えるでしょう。

 

防寒対策としてだけでなく、快適な睡眠をサポートするのにも活躍すること間違いなしの暖房敷きパッドでした。

恋人と並んで入れるスリムなコタツ、11月より発売

家電製品の開発・輸入・販売を手掛けるユアサプライムスは、ソファの高さに合わせて2wayで使えるコタツ「クリスタ」と「フレンテ」を、11月上旬より全国の家電量販店、ホームセンター、ユアサプライムスのECサイトなどで発売します。実売価格は「クリスタ」が2万7800円(税込・以下同)、「フレンテ」が3万2780円となっています。

↑「フレンテ」(左)と「クリスタ」(右)

 

手持ちのソファに合わせて選べる、2タイプのコタツ

本製品は、ソファがありスペースが限られた空間でもコタツを置けるよう、奥行きを50cmとスリムに設計。また、横幅は120cmと広めで2人掛けのソファの幅に合わせやすくなっており、並んでコタツに入る新しいスタイルを提案しています。暖房性能については、「クリスタ」「フレンテ」とも速熱・速暖性に優れた600Wのハロゲンヒーターを搭載し、ヒーター管は形状をU字にして発熱部を長くした「U字ヒーター」のファン付きタイプを使用。そうすることで、速暖ヒーター管がより多くの熱を放熱し、内蔵ファンがコタツ内部の暖められた空気を攪拌。同じワット数でもより効率的にムラなく暖めることが可能になっているそうです。

ロータイプの「クリスタ」

「クリスタ」は末広がりの細脚仕様で広々としているので、ソファに2人横並びに座ってもゆったりと足をのばせます。また、卓の高さを45cmと一般的なローテーブルより約10cm高くすることで、テーブル上のカップなどを取りやすい設計になっているそうです。5cmの継脚を外すと、ソファを背もたれにしてコタツに入るときに使いやすい高さにすることができます。

↑サイズ:幅約120×奥行き50×高さ40〜45cm

 

ハイタイプの「フレンテ」

ソファ前ダイニングテーブルとして使いやすい高さである62cmの「フレンテ」は、左右を広々と使えるテレワークデスクとしても最適だそう。20cmの継脚を外すことでセンターテーブルにもなる2way仕様になっています。

↑サイズ:幅約120×奥行き50×高さ42〜62cm

 

ダイニングテーブルに「暖房」つけちゃった。冬の足元寒くないインテリア家電、ヤマダデンキにて発売中

ヤマダホールディングスは、テーブル下部から足元を直接暖めるセラミックファン搭載のダイニングテーブル、「暖房ダイニングテーブル COMFY WIND」を全国のヤマダデンキ店舗、およびヤマダウェブコムにて、10月下旬より発売しています。価格は7万5680円(税込)となっています。

 

センターレックデザインが実現した足元ヒーター

本製品は、従来の布団レスダイニングテーブルと異なり、センターレック(一本脚)デザインを採用したことで、熱源をテーブル下部に設置し、足元から暖めることが可能になったそうです。また、脚部分にはスマートタップを搭載し、テーブルで電気器具・USB給電器具が使えるようになりました。

↑足元はロボット掃除機も上がれる、極薄デザインとなっている

 

開発に至るまで、テーブル製造の深井無線工業、セラミックファンヒーター製造のクレオ工業と試行錯誤したのは

・邪魔にならない脚のサイズ

・セラミックファンヒーターのサイズバランス

・足元に広がる温風の向き

・ファンのメンテナンス性

などだったとのこと。

夏場には「送風モード」で運転することで、快適な足元空間になるそう。1年中使えるテーブルとなっています。サイズは、横幅120×奥行き80×高さ70cmで、質量は43.2kgとなっています。

春夏秋冬、ガレージ作業が快適に! シロカの温&冷風ポータブルクーラーをレビュー

日中は秋晴れの強い日射しで汗ばむこともあるが、陽が落ちると急に肌寒くなる中途半端なこの季節。ガレージ作業が好きな筆者としては1日を通して快適空間を保持できる製品を探していた。そこで気になったのが、ハイブリッドで温冷使えるシロカの「加湿つき温冷風扇 シロカのなごみSH-C252」である。本稿では、同製品を使ってみた様子をお届けする。

 

シンプルな機能で使いやすさは抜群!

シロカと言えば、日常にさりげなくなじむシンプルなデザインが評判の小型家電メーカー。同製品も角を落とした優しいデザインは、どんな部屋にも違和感なく溶け込んでくれそうな「シロカらしさ」が感じられる。

↑●本体サイズ:幅29×高さ74×奥行き33cm/●質量:8kg /●消費電力:温風(強)1250W、温風(弱)850W、冷風50W/●加湿量:最大450ml、温風時200ml ※:サイズ、質量にはキャスターを含む

 

操作パネルはシンプルで、電源のON/OFFと温風、冷風、送風、イオン、タイマー、スイングのみ。必要最低限に絞られた機能で、わかりやすい。付属のリモコンでも操作が可能だ。また、冷風運転でより風を涼しくするために給水タンクに入れる保冷剤が2個同梱されている。

↑本体の天面にある操作パネルおよびリモコン

 

↑水タンクに入れる保冷剤

 

本体背面には、天面の操作パネルとは別に主電源スイッチ、水フィルターユニット、水タンクを備えている。まずは主電源を入れてから操作パネル、もしくはリモコンでON/OFFを選択した上で、温風、冷風の切り替えを行う。風量は、温風で強・弱の2段階、冷風と送風で強・中・弱の3段階から選べるようになっている。

↑本体背面の防じん仕様のカバー(左)と、水フィルターユニット(右)

 

体に負担をかけない優しい涼風はエアコンとセット使いがおすすめ

水タンクを介すことにより、温風時は加湿機能として使えて、冷風時は気化熱を利用した自然な涼しさが提供される仕組みだ。夏場は付属の保冷剤を入れることで、より冷たい風が感じられる。ちなみに、水タンクの容量は5.5L。

 

今年の夏も酷暑、猛暑が続きエアコンをフル回転で使用していた人も多いと思うが、エアコンの冷気は涼しい反面、体を芯から冷やしてしまい体調不良の原因になることも。そんな時、エアコンの温度を高めに設定し、同製品と組み合わせることで体に負担の少ない快適な涼しさを得られる。気化式冷風の同製品は自然の冷風に近く、扇風機よりも涼しいのでおすすめだ。

 

冬場は燃焼系ヒーターと違い、部屋の空気を汚さないので安心して使えるのも大きなポイント。さらには火事や火傷なども気にしなくていいので、安全性も高いと言えるだろう。

 

ガレージライフの頼れる相棒として!

↑床のチェス柄にもマッチ

 

同製品を室内以外のシチュエーションでも活用できるのではと考えてみたところ、個人的におすすめの活用法はガレージや小型の倉庫での使用である。汗ばむ日中は冷風運転で稼働させ、陽が沈み涼しくなったらスイッチ一つで温風運転に切り替える。ガレージ作業に熱中してしまう筆者には、その手軽さが高ポイントだった。もちろん、キャスター付きなので移動がラクというのもうれしい。

 

冬場のガレージ・倉庫使用を考えてみる。燃焼系ストーブに比べれば熱量は大きくないが、火傷や火災のリスクが小さいので、オイルや可燃性の潤滑剤などが多いガレージでは安心だ。また、石油ストーブと違い換気する必要がないので、寒い日にガレージでバイクやクルマの整備をする時もシャッターやドアを閉めて作業できる。冬場の趣味の時間は快適になるだろう。

↑例えば、速乾させるために送風で運転したり、熱を取るために冷風をスポット的に当てたり、という使い方もできる

 

高齢者のヒートショック対策にもおすすめ

余談として、「SH-C252」は高齢者のいる家庭でも活躍してくれるだろう。冬場の脱衣所やトイレなど、室内の寒暖差が激しくなる場所ではヒートショックが懸念される。電源が取れる場所ならどこでも設置でき、移動も簡単な同製品は、そうした暖房の届かない場所にも置けるので、リスクを抑えることができる。また、シロカならではのシンプルな操作は高齢者にとって大きな味方になるはず。

↑暖房のない脱衣所やトイレに設置し、部屋全体の温度を管理することでヒートショックを防止。特に高齢者のいる家庭では重宝することは間違いない

 

同製品を使用してみた総合的な印象は、シンプル・イズ・ベストである。絶対的な熱量や冷量は石油ストーブやエアコンには及ばないものの、自然に近い暖かさや涼しさは満足できるものであった。なお、価格は1万6290円(税込 ※ヨドバシ.comでの価格)となっている。

わんちゃん・ねこちゃんが噛んでも大丈夫なヒーター。「電源コード」を4層にした暖房がデロンギから

デロンギ・ジャパンは、「ゼロ風暖房」のデロンギ ヒーターの新たなラインナップとして、ペットと一緒に使えるオイルヒーター「デロンギ オイルヒーター with Pet RHJ11G0812-DG」を10月4日に発売します。実売想定価格は3万1800円(税込)となっています。

4層にガードされたケーブルで耐久性ばっちり

本製品の「ゼロ風暖房」は、温風を出さないので肌も喉も乾燥しにくく、ホコリやペットの毛を巻き上げないので空気を汚さないことが特徴です。また、熱を放射して部屋全体をムラなく暖める輻射熱暖房なので、部屋の床・壁・天井まで部屋を丸ごと暖めます。

さらに、15カ所の穴が開いた「サーマルカットフィン」がフィン外周部への熱伝導を下げ、平均表面温度を約80℃に抑えます。フィン のエッジ部分は切り口を内側に巻き込んだ「くるみ仕様」で、火傷しにくい設計になっているそうです。そのほか、30分ごとにオン/オフの設定が可能な24時間電子タイマーを備え、安全性と操作性を両立したオイルヒーターとなっています。

 

また、「RHJ11G0812-DG」はコロナ禍における外出自粛やテレワークの導入による「おうち時間」 の増加に伴ったペット需要に着目。人もペットも快適な空間で過ごせるよう、ペットが噛んでも破損しづらい耐久性の高い「4層プロテクションコード」を採用し、機能面だけではない工夫がされています。

オイルを使わず“やさしく”暖める! 輻射対流式暖房機「ヘリテイジヒーター」

ユーレックスは、オイルを使わない新しいコンセプトの輻射対流式暖房機「ヘリテイジヒーター」を、9月17日に発売します。税込価格は4万9500円で、カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。

 

同製品は、同社独自開発のヒーターユニットで、従来機種より約2倍となった暖房速度と、高精度の温度制御手法で安定した室温を実現。本体も従来機種より約6.5kg軽量化しています。

 

火を使わず輻射と自然対流で暖め、空気が乾燥しにくいので肌やのどにもやさしく、本体表面温度は平均約60度で、うっかり触ってしまっても火傷しにくい表面温度です。ホコリやハウスダストの巻き上げも少ないので空気を汚さず、燃焼時の嫌なニオイもありません。本体に使用している部品はすべて静音にこだわった設計で、睡眠を邪魔しません。

 

部屋の広さや使用環境に合わせて、最大で運転する消費電力の選択が可能。1時間毎に室温が設定できるオリジナルタイマーも搭載されています。操作パネルは本体上面についており、腰をかがめずに立ったまま操作できます。

スリムサイズなのにパワフルな風量! アイリスオーヤマ「大風量セラミックファンヒータースリム」

アイリスオーヤマは、「大風量セラミックファンヒータースリム」を、9月17日に発売します。税込み価格は1万4520円。

↑大風量セラミックファンヒータースリム(ホワイト/グレー)

 

同製品は、本体幅175mm×奥行191.5mmで、床面の設置面積はB5サイズよりも小さく、脱衣所やトイレなどの狭い空間でも設置しやすい大きさ。送風羽根の枚数を同社従来品比で約2倍に増やし、ファンの厚みを約30%アップさせたほか、風路設計の見直しやモーターのスペックの改良を行い、本体がコンパクトになっても、同社従来品と同等の大風量を実現しています。

 

吹出口面積が約10%広くなり、吹出口高さを約16cm高くしています。上下45度の手動ルーバーも搭載し、足元から腰付近まで幅広く温風を届けられます。

 

人感センサー搭載により、人を検知しない場所では運転を制御して余分な消費電力を削減。設定時間以上人を検知しない場合は一定時間冷却送風をした後、運転を停止します。運転停止後は、人を検知すると運転を再開。人感センサーの設定時間は90秒、5分、10分の3段階から選択できます。

 

ターボモード/標準モード/静音モードの3つのモードを搭載し、使用シーンに合わせて、適切な消費電力と運転音に調整可能。切タイマーが1時間/2時間と2段階に設定可能で、3時間経つと自動的に切れます。

モダンなインテリアと調和する、デロンギ ヒーター新モデル「デロンギ ヴェルティカルド オイルヒーター」

デロンギ・ジャパンは、「ゼロ風暖房」のデロンギ ヒーターの新モデル「デロンギ ヴェルティカルド オイルヒーター(RHJ21F0812-WH/GY)」を発表。9月1日から発売します。

 

デロンギ ヒーターは、太陽が地球に熱を伝える輻射熱と自然対流を使って、部屋全体を暖めるヒーター。温風を出さないことから乾燥しにくいうえに、空気を汚すこともないため、幅広い世代に選ばれているそうです。

 

 

 

デロンギ ヴェルティカルド オイルヒーターは、本体正面の操作部をフラットなパネルにすることで、全体のデザインに縦ラインの視覚的リズムを生み出したとしています。また、ニュートラルなカラーを2色配し、リズム感を強調。さらに、マット加工で仕上げており、モダンなインテリアとの融合を図っているとのこと。

 

操作部分はつかみやすく操作しやすいダイヤル式を採用。24時間のオン/オフタイマーや、運転切り替え、適温を保つサーモスタットなどの操作が可能です。また、ハンドルを握りやすくするなど、従来モデルに比べて操作性を向上させています。

 

 

このほか、平均表面温度約を約80度にしたうえ、温度が高い部分のエッジを巻き込んだ形にすることで安全性を高めています。

 

対応フロアは、約8~10畳。また本体サイズは約幅260×奥行き430×高さ650mmで、重さは約13kgです。

 

なお、2018年に発売してから購入者の満足度が高いとする「RHJ35M1015/0812」の新色モデル「デロンギ アミカルド オイルヒーター(RHJ35M1015-BK)」も発表。こちらも9月1日に発売します。

 

デロンギのオイルヒーターといえば「蛇腹感の強い」タイプ! 「夜の太陽」とも言える暖かさに包まれる【愛用品コラム26】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【#愛用品 26: デロンギ「デロンギ デジタルラディアント オイルヒーター」】

●起

デロンギのオイルヒーターは「家の中の焚き火」的な存在だ。360度暖かい、じんわり温かい。輻射熱最高。

 

●承

僕の中のデロンギのイメージは「蛇腹感が強い」タイプ。現行ラインナップは平面なモデルがほとんどだけど、このデザインが好きだ。最新モデルは省エネ化が進んでいるが、意匠が気に入ってもう6年以上使っている。

 

●転

我が家は東向きのマンションでカーテンをしていないため、朝が一番暑い。時間が経つにつれ、室温が下がっていく。夕方ごろ、仕事に集中していて気づくと「寒っ!」となることがあるが、そんなときはデロンギの出番だ。室温自体はあまり変わってないはずだが、輻射熱で温かい。「夜の太陽」といってもいいかもしれない。

 

●結

またゲームの話で恐縮だが、冬場のゲーマーは手が辛い。かじかんで指が思ったように動かない。そんなときはオイルヒーター。加えて、エアコンだと風の音をマイクが拾ってボイスチャットの邪魔になる。そんなときはオイルヒーター。だから、デロンギはe-sportsに参入すればいいと思う。e-sportsはコーヒーとの相性も良いし。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

冬の寒さを“ピンポイント”解消! 電気暖房機「コアヒート」で賢い省エネ生活を構築

在宅勤務が一般的に浸透してきたニューノーマル時代になって、はじめて迎える冬。在宅ワークでの一番の不安は、冬の寒さにあります。筆者は郊外の木造一戸建てに住んでいますが、2階の自室はとにかく足元が寒いです。ロフトがあるので天井が高く、エアコンの暖気が天井付近へと上がってしまうことに加え、パソコンデスクのすぐ横に掃出し窓があり、冷気が足下に流れ込み、フローリングが冷えてしまいます。そのため、机の下にパネルヒーター+椅子の後ろから小型のファンヒーター、さらに靴下2枚履き+レッグウォーマーを加えて、ようやく落ち着く感じです。それが昨シーズンまでのスタイルでした。冷え性には本当につらいです。

 

足元が冷えると胃腸の具合が悪くなり、仕事の効率が極端に落ちるので、自宅にこもる時間が長くなる今年の冬がとっても憂鬱です。そんな時に、以前から気になっていたコロナの遠赤外線電気暖房機「コアヒート」の新製品が発売されたと聞いたので、早速試してみました。

 

【今回紹介する製品】

コアヒート DH-1220R(W)

SPEC●消費電力:通常運転1150W~330W/ゆらぎ運転820~200W ●運転電流:11.5A ●外形寸法:718×343×293mm ●質量:6.3kg ●電源コード長:2.4m ●電源:100V(50/60Hz) ●転倒OFFスイッチ・自動首振り・過熱防止装置搭載

 

 

まるで陽だまりのような温かさのブラックセラミックコーティングヒーター

そもそも、なぜコアヒートが気になっていたのか。それは、「身体のしんまで温まり、その温もりが持続する」という、コアヒートの謳い文句が魅力的に見えていたからです。石英ガラス管ヒーターを使った低価格な電気ストーブは、ヒーターに当たっている時は温かく感じるものの、ストーブの前から離れるとすぐに身体が冷えていきます。しかし、コアヒートは離れても身体の温もりが持続するというのです。

 

その秘密は、コロナ独自開発のBC(ブラックセラミック)コーティングシーズヒーターにあります。もともと人体に吸収されやすい遠赤外線を発するシーズヒーターを採用しているのですが、さらに、高輻射のブラックセラミックをコーティングすることで、より人体に吸収されやすい3~20ミクロンの波長の遠赤外線がたっぷり放出されるという仕組み。コアヒートの遠赤外線は周囲の空気を温めるのではなく、直接当たったものを温めるので、本体から離れても温かさを実感できます。さながら、陽だまりに当たってポカポカしている感じですね。

 

↑一般的な電気ストーブはヒーターが赤く光りますが、コアヒートは光りません。赤く光るのは、電気を熱エネルギーだけでなく光エネルギーにも使っているからで、それだけ電気の無駄遣いをしているということ。コアヒートは電気エネルギーのほとんどを熱に変えています。つまり無駄がないのです

 

実際に試してみましたが、温度調節つまみが「5」(11段階中)の位置で、3mほど離れた場所からも温かさを感じることができ、温まった後にコアヒートを消しても、身体のしんがポカポカする感じはしばらく残っていました。まさに陽だまりにいるような気分。1m程度の距離ならば最低温度設定でも十分温かいので、電気代も安くすみそうです。

 

↑ヒーターが赤く光らないので、運転しているかどうかパッと見て分からなくなります。そこでコアヒートは今年、デザインを一新。背面と前面に2つのランプを搭載して視認性を上げました。後ろからでも、低い位置からでも一目で運転状況が視認できます。前面のランプはパワーモニターになっており、ランプの長さで出力の強さが判断できます

 

コアヒートは縦に長く、椅子に座った姿勢ならば足元から腰のあたりまで熱を当てることができます。冷え性かつ腰痛持ちにとって、腰付近を温められるのはうれしい。乾燥肌の筆者は、エアコン暖房の風が当たると肌が乾燥して痒みがでてくるので、エアコン暖房の強運転は苦手。だから、エアコン暖房は20~22°Cのエコ設定にし、コアヒートを自分の後方1m付近で低めの温度設定にしておけば、寒からず暑からずの環境で集中力が持続し、在宅ワークが快適にこなせること間違いなし!

 

3人以上で使っても温かさはしっかり感じられるか?

ここまでは在宅ワークを想定し、1人で使うことをメインで語ってきましたが、少しテーマを広げてみましょう。暖房器具の場合、リビングやダイニングに置いて使用するケースも一般的。人数が増えた場合での、温かさや使い勝手を検証していきます。

 

本機は、横向きに変更することが可能。温める範囲を縦方向ではなく横方向に広げることができ、複数人で使う際にも活躍してくれます。

 

↑本体を横に倒せば、暖房範囲は横方向に拡大可能。より広範囲に温められます

 

さらに、自動首振り幅を30°/50°/70°の3段階に設定可能。ダイニングテーブルの隣に置けば家族3〜4人で夕食をとるときにも、全員を温めることができます。その際、首振り角度を調節すれば、より効果的。また、上向きに32°、下向きに5°の角度調節もできるので、上半身を温めたり足元を温めたりと、冷える箇所を集中的に狙えるのも便利。

 

↑上向きには32°、下向きには5°まで角度調節できます(手動)。上下の角度調節も縦位置・横位置両方で可能

 

温かさの質も前述したようにじんわりと染み込んでくるような感覚なので、例えるなら、足湯のような極楽さ。一般的な石英ガラス管ヒーターでは往々にして近くにいる人が激熱! となるのですが、この温かさなら席を立つのが名残惜しくて、団欒の会話の時間が長くなりそうです。ちなみに、子どもは暑がりというお宅もあると思いますが、コアヒート側ではない位置に座るだけでもだいぶ感覚的には違うのと、11段階で温かさ調整ができるので細かく調整してあげることで、暑がりがいる家庭でも心配いりません。

 

↑ダイニングテーブルの下は、エアコンの暖気が潜り込まずに結構冷えます。コアヒートを横向きにすれば、向かい合っていても足元をしっかり温めることができます

 

↑新モデルから自動首振り角度が3段階になりました。縦位置・横位置どちらでも3段階に設定できます。切タイマーは30分から3時間までの4段階。また、切り忘れ防止として、6時間自動停止機能が搭載されています

 

2人で使うケースでは、温かさはしっかり感じられるか?

筆者の家のリビングは縦長で、部屋の角にエアコンを取り付けているため、反対側のソファ付近の足元が寒くてしかたがありません。このため、ホットカーペットの上にコタツ(ヒーターは使用せず)を設置していたのですが、狭いリビングではコタツ布団が邪魔で邪魔で。でも、このコアヒートを使えばコタツ布団が不要になり、リビングがすっきりします。

 

コアヒートはこのように自宅の形状に応じて、エアコンなどの暖房が届きにくい箇所を埋める暖房器具としても最適。2人掛けのソファで使うときは、縦方向で使用すれば上半身まですっぽり温かさが届きますし、上半身はエアコンで補う場合は、横方向にして使えば、下半身を重点的に温められます。

 

↑ソファにじっと座って読書をする時、上半身はエアコン暖房で暖かいけど、足元が寒い。そんな時に大活躍!

 

ダイニングテーブルで足元を温めるのが足湯だとすれば、こちらは半身浴、ソファの高さによっては全身浴の感覚。石英ガラス管ヒーターだとのぼせたような感覚になりますが、こちらはじんわりじんわりと温かさの質が違います。

 

今夏、自宅にいる時間が長く、エアコン代に肝を冷やした方がいるかもしれません。エアコンとの併用でうまく節電することもできるでしょう。なお、真冬の早朝、なかなかエアコンが動き出さず、しばらく寒さを我慢という時に、コアヒートをエアコンが部屋全体を温めるまでの補助暖房として使うのもアリ。

 

改めて、1人で使う場合の温かさについて考える

記事の前半で、寝室や書斎などで1人で使うケースをレポートしましたが、最後にもう少し1人で使う場合について掘り下げたいと思います。

 

具体的にはキッチンまわりでの利用。キッチン(特にカウンターキッチンの場合)はリビングのエアコン暖房風が届かず、さらに調理中は強力な換気扇を回しているので足元から冷気が上がり、腰と足元が冷えてしまうケースがあります。さらに、立ちっぱなしなので余計に堪えます。

 

そんなときコアヒートがあるとどうでしょうか。本機は、少し離れたところから広範囲に温められるのでうってつけ。また、10分間人がいないことを検知すると自動的に出力を下げて省エネ運転、さらに20分間人がいないと自動で運転を停止する省エネセンサー(人感センサー)を搭載。

 

調理中に洗濯など他の家事でキッチンを離れることが多いのですが、省エネセンサーがあれば誰もいない空間を温めることなく、無駄な電気を使わずにお得です。なお、調理中は何かとキッチン内を動き回るものなので転倒の心配もありますが、本機は重心が下部にあるのと、重量が6.3kgあるので思いっきり衝突しない限りは転倒しません。また、一般的な暖房器具同様、転倒時には自動で電源が切れる安全機能を搭載し、器具を起こしてもすぐに運転しない二重の安全設計で、万が一の際も安心です。

 

↑エアコンの暖房は届かないし、換気扇が起こす風でスースーして冬のキッチンは寒い! 暖房機器は欠かせません

 

エアコンと加湿器を組み合わせるように、エアコンと補助暖房の組み合わせもまた、冬を快適に過ごすための重要なテクニック。エアコンだけでは足元が温まらず快適に過ごせない、そんな時、コアヒートなら焚き火に当たっているかのような温かさで全身を包み、身体はもちろん、心までも癒やしてくれそうです。ニューノーマル時代はコアヒートを賢く使って、身体にもお財布にもストレスのない在宅生活を過ごしましょう!

 

 

撮影/我妻慶一

これ全部、モバイル電熱ヒーターだって!? 暖かさをまとう新ブランド 「ONVEIL」が始動

ドウシシャは、暖かさをまとうブランド「ONVEIL」(オンベール)を立ち上げ、その第1弾として「ヒートマフラー」(直販価格7678円)「ヒートベスト」(同1万978円)「ヒートブランケット」(同7678円)を9月下旬に発売します。

 

内蔵する充電式モバイル電熱ヒーターが身体を温める

「ONVEIL」は、スイッチONですぐに発熱するモバイル電熱ヒーター。外出時は強、少し暖まったら中、室内では弱とするなど、状況に応じて3段階の温度設定が可能です。

↑「ONVEIL ヒートベスト」の着用例。背中上部にヒーターがあり、背中を暖めます。Mサイズ、Lサイズを用意しています

 

マフラー・ブランケットには、身に着けても気にならないスリムなサイズの70gのモバイルバッテリーを搭載。ベストには大容量な5000mAhのバッテリーを付属しています。

↑「ONVEIL ヒートマフラー」の着用例。首の後ろにヒーターがあり、首元を暖めます。マフラーの外形寸法は約長さ80×幅10×厚さ1cm(本体のみ)

 

また、独自技術で薄さと軽さを追求しながらも、均一なヒーティング技術と細かな温度調整で、快適な暖かさをキープ。温度が上がり過ぎた時は、サーモスタット機能により電源がOFFになるなど、安全にも配慮しているとのこと。

↑「ONVEIL ヒートブランケット」の使用例。ブランケットは膝掛けと肩掛けで使用が可能。外形寸法は約幅100×奥行き70×厚さ1cm(本体のみ)

 

なお、「ONVEIL ヒートマフラー」は約3時間の充電時間で約9~12時間の使用が可能。「ONVEIL ヒートベスト」は約4時間の充電時間で約3.5~6時間、「ONVEIL ヒートブランケット」は約3時間の充電時間で約4~6時間の使用が可能です。寒いのが苦手な方は、「ONVEIL」製品を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

これならインテリアになじむ! 身体の芯から暖まる暖房機「コアヒート」がデザインを一新

株式会社コロナは、今冬向けの新製品として、遠赤外線電気暖房機「コアヒート DH-1220R」を8月下旬から発売します。価格はオープン。

↑「コアヒート DH-1220R」。サイズ/質量はH718×W343×D293mm/6.3kg。消費電力は通常運転1150W~330W、ゆらぎ運転820W~200W

 

シンプルなデザインに一新し、3段階自動首振り機能を新搭載

「コアヒート」は、独自の高輻射ブラックセラミックコーティングを施した耐久性の高いステンレスシーズヒーター管を採用。独自のコーティングはヒーター管の赤熱を抑え、電気エネルギーが人体に最も吸収されやすい3~20μm の遠赤外線に効率よく変換されることで、身体を芯までムダなく暖めるといいます。

 

新製品のDH-1220Rは、「暮らしに溶け込むシンプルなデザイン」をコンセプトに開発。本体正面の縁を従来よりも薄くし、シンプルな色使いを基調とした丸みのあるフォルムにすることで、多彩な住空間に調和するデザインとしました。また、つまみを大きくし、パワーモニターを本体上部に配置して視認性を高めるなどして、使い勝手も向上させています。

↑新製品ではパワーモニターを本体上部に設置

 


新たな機能として、3段階の自動首振り機能を搭載。自動で首を振る範囲を30°、50°、70°から選べるようになりました。手動でも首を60°動かすことができ、上下の角度も下方5°、上方32°まで調節できます。

↑3段階の自動首振り機能を搭載

 

省エネ機能も充実。省エネセンサーは、10分間人がいないことを検知すると自動で出力を下げて省エネ運転を行います。さらに約20分間人がいない場合に自動で運転を停止する機能を追加したことで、電力の浪費を抑えます。また、ヒーター部だけでなく製品本体にも3年保証の適用を拡大しました。

↑10分間人がいないことを検知すると自動で出力を下げます

 

インテリアに調和するデザインに一新し、使い勝手を向上させた「コアヒート」。この冬のパートナー候補として、ぜひ検討してみてください。

この石油ファンヒーター、使ってみたい! 新潟・ダイニチ工業の「動く羽根モデル」に未来を感じる

ダイニチ工業という会社をご存じでしょうか。「よく知らない」「聞いたことがない」……そんな人が多いかもしれません。実はダイニチ工業は、家庭用石油ファンヒーターで11年連続業界シェアNo.1、加湿器で5年連続業界シェアNo.1を獲得しているリーディングカンパニー。新潟県の新潟市に本社を構え、新潟での開発・生産にこだわり、安全性と信頼性を大切にしている実力派の企業なのです。

↑写真中央がダイニチ工業 代表取締役社長の吉井久夫氏、写真左が開発本部 空調機開発部 部長の堀江 淳氏、写真右が営業本部 東日本営業部 部長の中嶋純一氏

 

そのダイニチ工業が、創業以来初となる東京での新製品発表会を開催しました。今年で石油ファンヒーターは誕生してから40年。石油ファンヒーターの良さをもう一度しっかりアピールしたい、そんな想いが、今回の東京での発表会開催につながったそうです。

 

「石油ファンヒーターの市場は成熟していますが、製品はまだまだ成熟しているとは思っておりません」とは、ダイニチ工業代表取締役社長・吉井久夫氏の言葉。石油ファンヒーターはエアコンの普及によって淘汰されていく運命か……と思いきや、「速暖力」「部屋全体を足元から暖める」「加湿効果がある」といったメリットから、まだまだ根強い人気を得ているとのこと。エアコンとの併用も効果的とのことで、実際に、業界全体での石油ファンヒーターの売上は、2015年から右肩上がりに推移しています。

↑ダイニチ工業代表取締役社長・吉井久夫氏

 

「商品や事業は『30年が寿命』とよく言われています。石油ファンヒーターはそこから10年も延びて今年が40年目です。本音では『エアコンに撲滅されるんじゃないか?』という思いでやってましたが、ところが生き延びている。エアコンと共存できるということがわかりまして、それならばもっとアピールをしていこうと。40年経ってもまだ商品開発ができて、さらにいい商品が出てくる。これはやっぱり、大々的に説明会をしないわけにはいかないと思ったわけです」(吉井社長)

 

家庭用石油ファンヒーターその1「SGXタイプ」

動くフラップを含む5枚の羽根が遠くまで効率よく温風を届ける

↑石油ファンヒーターのプレミアムモデル「SGXタイプ」

 

それでは従来モデルより性能がアップしたという今回の新製品をチェックしていきましょう。まず、目玉といえるのが石油ファンヒーターのプレミアムモデル「SGXタイプ」です。本機には、ダイニチ工業として初となる可動式のフラップ3枚を吹き出し口に搭載。2枚の固定ルーバーを加えた5枚の羽根で、温風が上昇しがちな小火力時でも温風を遠くまで届け、足元から部屋全体をムラなく暖めます。

↑フラップの動きが見やすくなるようにカットしたモデル。フラップが閉じた状態(上写真)から外側の三枚のフラップが、内側に倒れこむように可動する(下写真)のがわかります

 

↑2枚の固定ルーバーが上部からの温風を受け止めて前方へ流し、3枚の動くフラップが火力に応じて温風の方向を変えます

 

「ルーバーが動くという試みは他社さんもすでにやっていたのですが、暖房の効率を実際に測ってみますとそれほど効果的ではない……というのがわかりまして。当初は、『それならウチがやることじゃないな』とも思ったのですが、やってみたらどうなるかと。羽根の枚数を増やしたり、奥にもルーバーをもう一個設置したりといろいろな試行錯誤をした結果、非常にいい性能になりました」(吉井社長)

 

ダイニチ史上最高というこの「SGXタイプ」は従来機種と比べ、小火力時で温風の到達距離と床面温度30℃以上のエリア面積がそれぞれ約30%もアップしています。

↑従来の固定ルーバー機(下)との比較。SGXタイプ(上)は動くフラップにより、小火力時でも温風の吹き上がりを抑えて遠くまで温風を届けます

 

細かい工夫の積み重ねで持ち前の「速暖」に磨きをかけた

また、着火時間も40秒から35秒に短縮。「実は、1980年、ウチが最初に作ったのヒーターの着火速度は40秒。長い間、その着火時間は変わっていませんでした。今回、5秒しか縮まっていないですが、ついに35秒に。他社さんだとタイマーで朝、運転を開始する前に予熱して『すぐつきますよ』と言っているところもありますが、我々はゼロの状態からスイッチを入れたら35秒で火がつく。なお、今回は画期的な開発があって5秒縮まったわけではなく、『あそこの鉄板をちょっと薄くできないか』『ここの溶接をどれだけ少なくできるか』といった、本当に細かい工夫の積み重ねで5秒の短縮に成功したんです」(吉井社長)

 

真冬の寒い時期は、一刻も早く身体を温めたいもの。わずか5秒の短縮といえど、ユーザーにとってはありがたいですね。

↑従来機の着火時間をさらに短縮し、35秒のスピード着火を実現。さらに、火力をアップするオートターボ運転で素早く部屋を暖めます

 

このほか、未燃ガスを燃やしきることで、消火時のニオイを従来比で約40%低減。操作しやすく見やすい角度を追求して操作パネルを23.4度に傾け、使用頻度に応じてボタンを配置するなど、操作性も向上させています。このSGXタイプ、温度ムラが少ない、素早く暖まってクサくない、使いやすいとあれば、これはぜひ使ってみたいですね。寒い冬には大活躍しそうなモデルです。

↑操作性と視認性を考慮し、操作パネルには23.4度の傾斜をつけました

 

↑SGXタイプの操作部。運転の入/切や温度設定などの基本操作のボタンは右側に、省エネ、タイマーなどのお好み操作は左側に整理して配置しました。液晶部分にある8段階の油量モニターも同社の大きな特徴です

 

実売価格は税込で「FW-3718SGX」(木造10畳/コンクリート13畳)が3万8700円前後、「FW-4718SGX」(木造12畳/コンクリート17畳)が4万7400円前後、「FW-5718SGX」(木造15畳/コンクリート20畳、40秒着火)が5万3800円前後を想定しています。

↑SGXシリーズのカラバリは左からコズミックブルー、ロイヤルブラウン、クールホワイト

 

【家庭用石油ファンヒーターその2「FZタイプ」】

業務用と同等のパワーと、家庭用の使いやすさを併せ持つモデル

↑ホワイトとブラックのツートンカラーが特徴のFZタイプ

 

石油ファンヒーターではもうひとつ、「FZタイプ」もお披露目されました。こちらは業務用石油ストーブ10kWモデルと同等の出力を誇り、家庭用石油ファンヒーターとしてはNo.1の暖房力となるモデル。木造26畳/コンクリート35畳の広い部屋もハイパワーでしっかり暖めてくれます。実は、わざわざ業務用石油ストーブを購入して家庭で利用するケースも多いようで、それが今回の業務用と同等のパワーを持った石油ファンヒーター開発のきっかけとなったそう。

↑事務所や店舗などでの使用を想定した業務用のFMタイプを発売したところ、意外にも35%が一般家庭で使われていたことが判明。この事実が、FZタイプの開発のきっかけとなりました

 

ストーブ型ではなくファンヒーター型なので壁際に設置でき、場所を選ばないのも長所。さらに給油もカートリッジタンク式で、石油ストーブと違い室外での給油が可能です。デザインは、ホワイトとブラックのツートンカラーでインテリアになじむ配色。実売価格は税込7万7600円前後を想定しています。

↑業務用のFMタイプ(左)は、四方に送風するため部屋の中央寄りに配置するほかなく、給油はその場で行う必要がありました。それに対し、今回発売するFZタイプ(右)は、送風が1方向なので壁際に設置でき、給油はタンクを取り外して別の場所で行えるのがメリットです

 

【加湿器「RXシリーズ」】

静音性などの特徴に加え、Ag+抗菌アタッチメントで清潔性をアップ

↑加湿器の「RXシリーズ」は、インテリアに溶け込むデザインも特徴

 

ダイニチ工業が2003年に発売を開始した加湿器は、同社の新たな柱となっている分野。同社はエアコンが拍車をかける冬場の室内乾燥を抑えるという意味でも、ニーズが高まってきているといいます。

 

今回の新製品「RXシリーズ」(温風気化・気化のハイブリッド式)は、従来機からの静音性や国内生産・3年保証などの特徴を踏襲しつつ、レジオネラ菌をはじめとした抗菌対策を念頭に置き、より一層の清潔性が図られたのがポイント。空気取込口・トレイ・気化フィルターに抗菌加工を施した従来の「トリプル除菌」に加え、もうひとつの水の通り道であるタンクのキャップに着目。キャップに「Ag+抗菌アタッチメント」を取り付けることで抗菌成分の銀イオンが水中に溶け出し、タンク内の雑菌の繁殖を抑えます。

↑風の経路などを改良したRXシリーズは静音性が大きな特徴。「運転していないのかと確認するほど静か」「寝室用として大満足」とのユーザーの声が寄せられるそうです

 

↑タンクのフタの青い部分がAg+抗菌アタッチメント。抗菌成分が水に溶け出し、水のヌメリやニオイを抑制します。先述のレジオネラ菌への抗菌効果も確認されました

 

RXシリーズ4機種は、「HD-RX318」(木造和室5畳/プレハブ洋室8畳)が1万9300円前後、「HD-RX518」(木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳)が2万2500円前後、「HD-RX718」(木造和室12畳/プレハブ洋室19畳)が2万5800円前後、「HD-RX918」(木造和室14.5畳/プレハブ洋室24畳)が3万0100円前後の実売価格を想定。

↑RXシリーズのカラバリは、左からプレミアムブラウン、クリスタルホワイト、シェルピンク、ネイビーブルー

 

さらに業務用の「HDシリーズ パワフルモデル」には「抗菌操作プレート」を搭載。毎日触れる操作プレート表面の雑菌の繁殖を抑えて清潔さを維持します。「HD-153」(木造和室25畳/プレハブ洋室42畳)は5万1700円前後、「HD-183」(木造和室30畳/プレハブ洋室50畳)は5万7100円前後、「HD-243」(木造和室40畳/プレハブ洋室67畳)は6万5700円前後の実売価格を想定しています。

↑HDシリーズ〔パワフルモデル〕

 

SGXタイプはもちろん、FZタイプも市場を拡大する可能性がある

最後に、吉井久夫社長にお話をうかがいました。初めて発表会をするだけあって、今回のSGXタイプは社運を賭けたモデルだったのでは?……と水を向けてみると、「ぜんぜん! 社運なんか賭けてないよ!! ダメなときはダメですし(笑)。とはいえ、製品に自信はある。受注もけっこうあるんですよ。ただ、それもまだ流通側が反応してるだけで、バイヤーさんは『いいじゃない!』とは言ってくれているんですけど。実売につながるかはフタを開けてみないとわからない」

↑記者の質問に対し、ざっくばらんに答える吉井社長

 

吉井社長は、フラッグシップのSGXタイプだけではなく、大型モデルのFZタイプにも大きな期待をかけているそう。

 

「FZタイプも評判が良くて。いままで、家庭用ファンヒーターは7kW台が上限でしたが、FZの10kWというパワーは、ひょっとしたら新しい商品として受け入れられるかも。2017年にも加湿器の大きいモデルを出して、『あんな大きいもの、どこで使ってるんだ?』と思っていたら、一般の家庭でも使っているんですよ、意外と。部屋が広いと、そうそう湿度は上がらないですから。それと同様、FZも新しいマーケットを作ってくれたら。これは期待したいですね」

 

今回の発表会を通して、ダイニチ工業とは小手先ではない、まじめな開発を行っている会社なんだな……とのイメージが伝わってきました。特に、動く羽根で遠くまで温風を届けるGXタイプと、家庭用で最大のパワーを誇るFZタイプ。その性能によって、ダイニチ工業は「石油ファンヒーターはまだまだこれからだ!」と雄弁に語っているようです。有名メーカーを押さえてトップシェアを握る加湿器も然り。静音性・国内生産という優位性に安住せず、抗菌対策を強化した点、顧客の要望にひとつひとつ丁寧に応えている様子が見てとれました。今年の冬は、そんなまじめな会社が作った製品、みなさんも大いに注目してみてはいかがでしょう。

撮影/我妻慶一

寒い冬も超快適! 身体をいたわり心も癒す「やさしいヒーター」5選

いよいよ冷え込みが本格化してきましたね。冬を快適に過ごすには、特に寒さ対策はしっかりしておきたいところ。なかでも、自宅にマッチしたヒーターを準備することが大切です。最近では、空気を汚さずに暖めてくれる身体に負担が少ないモデルや、ヒートショックを防ぐ人感センサー付きモデルなど、便利&健康的な商品が急増中。今回はそんな「やさしいヒーター」のなかからオススメ5アイテムをピックアップして紹介します。

 

風が出ないのに温かい“ゼロ風暖房”

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デロンギ

マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル MDH15WIFI

楽天市場実売価格 8万3800円

デロンギの「マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル MDH15WIFI」は、風を出さずに部屋全体を暖めるヒーターです。放熱して温度を上げるだけでなく、暖めた壁や天井などから「輻射熱」が出るので隅々まで暖かさが浸透します。ホコリやハウスダストを巻き上げないため、キレイな空気を維持できるのも魅力的。

<注目ポイント>

・暖めた壁や天井から出る「輻射熱」が二次的に部屋を暖める

・温風が出ないのでホコリやハウスダストを巻き上げない

・アプリを使えば外から操作可能

従来のヒーターとは違って温風が出ないのもポイント。室内の水分が奪われないので乾燥しない空間が保てます。またリモコン代わりになるiPhoneとiPadのアプリを利用すれば、外出先から温度調節が可能。外から帰ってきた時に、暖かい部屋が出迎えてくれるのはうれしいですね。

 

気軽に暖炉デビューできる! 設置がラクチンの電子暖炉

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ディンプレックス

オプティフレーム ファイヤーシリーズ Micro Stove MCS12J

楽天市場実売価格 1万5670円

電気暖炉の「Micro Stove(マイクロストーブ) MCS12J」はコンパクトなデザインのため、気軽に暖炉のある生活を楽しめます。色はどんな部屋にも合わせやすい落ち着いたマットブラック。本物の暖炉と違って設置工事をする必要はなく、電源を入れるだけですぐに稼働します。温度の調節は弱・強の2段階設定で、操作方法も簡単。今年の冬は暖炉のやさしい温もりの中で過ごしてみては?

<注目ポイント>

・暖炉特有の温もりのある温かさを実現

・コンパクトなデザインで好きな場所に設置しやすい

・LEDライトの炎が楽しめるイルミネーション機能搭載

本物のような炎を放つライトは、5段階の光の反射と屈折する独自の技術で実現。また炎の演出だけを楽しむことができるイルミネーション機能を搭載しているので、インテリアとしても活用できます。ナチュラルな炎のゆらめきは見ているだけでも心が癒されるはず。

 

3通りの使い方ができる便利なセラミックヒーター

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ドウシシャ

人感センサー付き壁掛けセラミックヒーター SHC-122J

楽天市場実売価格 1万1750円

ドウシシャの「人感センサー付き壁掛けセラミックヒーター」は、縦置き・横置き・壁掛けの3通りに対応しており、用途に合わせて使いやすい暖房機です。特に冷えやすい脱衣所に設置すれば、ヒートショック対策としても役立つはず。人感センサーをONにすれば、人を感知した際に自動運転を開始し、人がいなくなると自動で停止するので、消し忘れも防げます。

<注目ポイント>

・縦置き・横置き・壁掛けの3通りに対応

・ヒートショック対策に効果的

・人感センサー付きで自動でON/OFF

壁に取り付けたい人のために壁掛け固定金具が付いているので、設置の際は別途材料を用意しなくてもOK。その他にも送風のみを行うこともでき、1・2・4時間で切れるタイマーを搭載するなど、便利な機能が満載です。

 

360度に熱を放射&全身を暖めてくれる遠赤外線

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速暖マイカヒーター SH-M121

楽天市場実売価格 2万3390円

「速暖マイカヒーター SH-M121」は、ヒーター素材に熱伝導性に優れた天然鉱石「マイカ」の採用で、瞬く間に室内を暖かくしてくれます。また熱を360度に放射するため、部屋のどこにいても暖かさを感じられるのがポイント。ヒーター自体が発熱するので昇温が早く、暖かさをより早く感じることができる仕組みになっています。

<注目ポイント>

・あっという間に部屋を暖かくするスピード暖房

・遠赤外線が手足の冷えまでカバー

・運転音が静かなので就寝中にも便利

暖房範囲は十畳で、リビングや寝室などの個室にぴったり。遠赤外線の効果により、手足の冷えまでしっかりとサポートしてくれます。運転音は、蝶の羽ばたき音と同じ9.6dB。 ほとんど音がしないので、就寝中の利用にも便利です。

 

消火時のニオイを抑えるなど石油ファンヒーターの弱点を克服

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ダイニチ

家庭用石油ファンヒーター FW-3717SDR

楽天市場実売価格 3万3394円

着火スピード&消臭性能を高めたのが「家庭用石油ファンヒーター FW-3717SDR」。保温なし40秒のスピード着火を実現し、寒い朝や帰宅時など急いで部屋を暖めたい時に活躍します。また、「秒速消臭システムプレミアム」を搭載し、消火時に感じる嫌なニオイの元を従来比で約40%減を実現しました。またタンクは9Lの大容量で、給油の回数が減るのもうれしいポイントです。

<注目ポイント>

・保温なし40秒のスピード着火

・石油の嫌な臭いを感じない“秒速消臭システム”

・タンクは9Lの大容量で給油の手間が減る

石油の残量はタンクに「8段階油量モニター」が付いているため一目で確認できます。人感センサー搭載により、人の有無と室温変化にあわせて、燃焼量を自動でコントロール。灯油のムダを賢く省いてくれます。

 

協力:楽天市場