AKB48・渡辺麻友「大好きなAKB48が永遠に続いてほしい」卒業公演開催

AKB48・渡辺麻友の卒業公演が12月26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開催された。

 

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渡辺は2006年3期生オーディションに合格。翌2007年にチームBメンバーとして劇場公演デビュー。同年の4thシングル「BINGO!」で初の選抜入りをし、2009年7月に行われた第1回AKB48選抜総選挙では第4位にランクイン。そこからすべての選抜総選挙でトップ5入りという快挙を果たした。

 

渡辺の“最後”の「初日」から始まった卒業公演。見納めのパフォーマンスにファンは水色の法被とツインテールの被り物でそろえ、卒業を祝った。

 

渡辺が選抜した16人での「オネストマン」「BINGO!」と続き、自己紹介MCでは指原が「インスタ映えの景色だよ!」とファンの想いを讃えた。

 

ユニットコーナーでは、山本彩、松井珠理奈との「パジャマドライブ」や、渡辺の後継者と指名している小栗有以、向井地美音との「君とc/w」を披露。横山由依との「夕陽を見ているか?」では「また偉大な先輩が卒業します」と横山のセリフで始まり、渡辺が横山を優しい笑顔で見つめ、抱き合う場面も。

 

MCでは、渡辺とのエピソードを語り合うメンバー。小栗は、いつもかわいがられすぎてぐちゃぐちゃにされているという話を、向井地は上海のディズニーランドに小栗と麻友と3人で行った際「ディズニーでは足が速くて、めっちゃ泣く(好きなアトラクションでうれし泣き)」という意外なエピソードも披露した。

 

盟友のまゆゆきりんで「てもでもの涙」と、いつかまゆゆと歌いたいと思っていたという「思い出のほとんど」の2曲を披露。いつもは渡辺のお母さんを名乗る柏木に対し、歌唱中泣きそうになったのを見た渡辺は優しいほほ笑みで見つめた。

 

柏木に「お姉さんの顔してたね」とツッコまれると「ゆきりんのが先に泣きそうになってたから」と大人ぶるコメント。そんな態度を見た柏木は「かわいい~、大人になったね」と目を細めた。そんな2人を観ていた指原はリハーサルの時から泣いていたと語り「DVD出たら絶対買おう!」と完全にファン目線でコメントした。

 

アンコールでは、渡辺のオーディション合格時からの11年間の軌跡映像が流れ、卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」を真っ白なドレスで熱唱。途中声を詰まらせる場面もあったが、グッと涙をこらえ最後までしっかりと歌い上げ、ファンに深々とお辞儀した。

 

そして、自身にとってもファンにとっても大切な曲として「心のプラカード」を渡辺選抜16人で披露。続いて「約束よ」を歌い終えると、卒業を祝いに駆けつけた同期の多田愛佳、片山陽加、仲川遥香が登場。柏木が作ったというアルバムや、心のプラカードの衣装を着たむちちなどのプレゼントを手渡した。

 

そして横山からの手紙が読み上げられると、最後までこらえていた渡辺も、顔をゆがめて涙。最後は「次を歌ったら終わっちゃうんだ…」と歌うのを延ばしていた渡辺だが、意を決し「私がAKB48を知るきっかけになったとても大切な曲で、私の11年間のAKB48人生をこの曲と共に締めくくります」と、出演メンバー全員で「桜の花びらたち」を歌唱し、卒業公演を締めくくった。

 

<渡辺麻友コメント(一部抜粋)>

本当に寂しいですね…さみしい…。AKB48が本当に大好きなので、さみしいんですけど、最後こんなにたくさんの素晴らしいファンの皆様に見守れて卒業ができるなんて、AKB48に入った当初の私は思い描くこともできなかったことなので、本当に幸せ者だなと思います。もうこのAKB48劇場に立つこともないんだなと思うと不思議だし、この舞台に立つことが11年間当たり前だったので、この当たり前が来年からなくなることが信じられないです。でも(横山)由依ちゃんの手紙がとっても頼もしくて、これからも頑張ってほしいし、見守り続けるし、自分もAKB48が大好きなただの一人のファンだったので、それでAKB48に入ってここまでやってきて、これからも大好きなAKB48が永遠に続いてほしいなと思っているので、会場に来ているみんなに気持ちを託して私はこのグループを卒業していきたいと思います。
11年間、たくさんの思い出、たくさんの深い愛を本当に本当にありがとうございました。

 

©AKS

 

 

 

AKB48 渡辺麻友、最後の握手会でファンに感謝「本当に幸せ」

10月31日にさいたまスーパーアリーナでの卒業コンサートを終え、年内でのAKB48からの卒業を発表している渡辺麻友が、すべての握手会を終えた。
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渡辺は「私のAKB48人生11年間の最後の握手会を無事に終えることができました。皆さんと握手するのが日常の中に当たり前にあったから、ふと気づいたときにさみしさが訪れてくるんだろうな、と思います。こんなにたくさんの方に見送られて握手会を終えることができて、本当に幸せです。皆さん本当に11年間ありがとうございました」と集まったファンにあいさつしながら、端から端まで手を振りながら歩いた。

 

また、サプライズで“むちち”の中に入っていた柏木由紀とじゃれ合う場面も。最後は「今日は皆さんに感謝の気持ちを伝えられたので、これからは私個人の活動を通して皆さんに感謝の気持ちを伝えていければいいなと思っています。卒業しても応援してくれたらうれしいです」と、すがすがしい笑顔とともに、大歓声のファンに手を振り会場を後にした。

 

渡辺麻友卒業公演は、AKB48劇場で12月26日(火)に開催される予定。

 

©AKS

 

 

 

「マジで可愛いじゃねえか!」まゆゆの後継者に正式指名!? 「2万年に1人の美少女」AKB48の小栗有以に注目集まる

日々新しいスターが生まれて大活躍を繰り広げているが、次は一体誰がメディアを騒がすことになるのだろうか。この記事では、次にキそうなブレイク間近の有名人を紹介します!

 

今回紹介するのは、アイドル・AKB48の小栗有以。

出典画像:小栗有以 インスタグラムより出典画像:小栗有以 インスタグラムより

 

まゆゆの後継者で次世代センター・小栗有以が可愛すぎる!

出典画像:AKB48 Team 8公式ホームページより出典画像:AKB48 Team 8公式ホームページより

 

2014年に行われた「AKB48 Team8 全国一斉オーディション」で東京都代表として合格、AKB48のチーム8に加入した小栗。すると「2万年に1人の美少女」と呼ばれるようになるほどの可愛らしいルックスとポジティブで明るい性格などで、ファンをどんどん獲得していくことに。

 

小栗が知名度をあげるきっかけになったと言われているのが、2016年の「れなっち総選挙」。これはAKB48の加藤玲奈が、立候補者の中から独断でランキングを決めてしまうという企画。個人的なお遊び企画にも思えるが、2015年には島崎遥香や山本彩など知名度の高い人気メンバーを含めた総勢125人が立候補し、なんと秋元康がこの選挙結果を受けて、新曲とミュージックビデオを作るまでの大きな企画へと変貌した。

 

小栗は2016年の「れなっち総選挙」で1位に選ばれたのだが、このときも選挙結果を受けて、選挙の選抜メンバーの写真集が発売され、秋元から楽曲も提供されるほどの大盛り上がりに。

 

そして2017年の6月、“本家”AKB48第9回総選挙(AKB48 49thシングル選抜総選挙)で、小栗は2万1296票を獲得して第51位にランクイン入りを果たした。

出典画像:小栗有以 インスタグラムより出典画像:小栗有以 インスタグラムより

 

今後のますますの活躍が期待できそうな小栗だが、加藤に続き、渡辺麻友も小栗を激推し。今年10月31日に渡辺の卒業コンサートがさいたまスーパーアリーナで行われた際、囲み取材で注目の若手を聞かれた渡辺は、小栗の名前を挙げていた。「メキメキと成長してアイドルオーラが出てきていて、王道アイドルという感じ」と小栗を評し、「私なんか目じゃない、私以上の正統派アイドルなので期待してます」と太鼓判を押すほど。

出典画像:小栗有以 インスタグラムより出典画像:小栗有以 インスタグラムより

 

渡辺の発言で一般にも小栗の存在が知れ渡ると、ネット上では「マジで可愛いじゃねえか!」「確かに可愛いな、順調に成長してほしい」「2万年(笑)と思ったら、マジのやつでした」といった声が。

 

果たして小栗はこれからのAKBを背負っていく逸材になれるのだろうか。今後の活躍に期待しよう!

 

【プロフィール】

名前:小栗有以(オグリユイ)

生年月日:2001年12月26日

出身地:東京都

趣味:カメラ

さよなら、まゆゆ…AKB48 渡辺麻友ラストMV完成【コメント全文】

2017年いっぱいでAKB48を卒業する渡辺麻友のラストセンター・ラストシングルとなる50thシングル「11月のアンクレット」と、カップリングとなる渡辺の卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」のミュージック・ビデオが完成した。

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「11月のアンクレット」MVの撮影は、9月中旬、台風接近にともない優れない天気で行われた。この不思議な世界観のなかで、平野文子監督のフィルターを通した渡辺麻友の一側面である“天真爛漫さ”が表現され、王道アイドルの道を歩んできた彼女のかわいらしさにあふれたMVとなっている。

 

ラストシーンは土砂降りのなか、メンバーが全力疾走。先頭の渡辺を追いかけるメンバーたち。多くの苦難をメンバーと共に乗り越えながらAKB48グループを牽引してきた渡辺を象徴するシーンとなっている。

 

卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」MVは、渡辺の成長記録を表現した映像に。箱庭的な世界観のなかで生きてきた少女は、大人へと成長。過去の自分を捨て、外の世界に旅立つという渡辺の姿を表している。顔つき、しぐさなど、渡辺の持つ凛とした空気を引き出し、調度品や小道具もアンティークにこだわるなど、これまで多くのAKB48のMVを撮影してきた高橋栄樹監督の渡辺への愛情がうかがえる映像となっている。

 

MV「11月のアンクレット」Short ver.

 

 

MV「サヨナラで終わるわけじゃない」Short ver.

 

 

<AKB48 渡辺麻友コメント>

「11月のアンクレット」

今作を手がけていただいたのはAKB48グループを初めて撮影・監督された平野文子さんです。
実は、平野さんがこれまで手掛けてこられた作品のどれもが大好きで尊敬するアート・ディレクターさんでした。
そんな平野さんにMVを撮っていただけることになり卒業祝いを頂いたみたいでとてもうれしかったです。
この曲で私は卒業にはなりますが、しんみりというよりも意外に楽しく、雨すらも楽しんで撮影にのぞめました。
前作の「# 好きなんだ」は王道アイドルミュージック・ビデオでしたが、今作は打って変わってアーティスティックな世界観に仕上がっています。
メンバーもみな、透明感がありすごくきれいで、儚くて、とにかく全体的な世界観が素敵でとても気に入っています。

 

「サヨナラで終わるわけじゃない」

AKB48としての私の最後のミュージック・ビデオ撮影となりました。まだ「最後」という実感が無く、不思議な気持ちです。
リリースのたびにMV撮影に参加してきましたが、それが無くなって、ふと気づくときに「あーもうAKBじゃなくなったんだなぁ」と実感するのだろうと思います、寂しいです。
「監督は誰が良いか?」と尋ねられた際、「高橋栄樹さんを是非」とお願いをしました。
多くのメンバーが卒業曲を高橋栄樹さんに撮っていただいていて、私自身も参加した作品の多くも高橋栄樹さんだったので、長年の信頼関係と言いますか、安心感がありました。
とても良い作品になったと思います。

 

<「11月のアンクレット」MV 平野文子監督コメント>

まゆゆの卒業曲になるので、まゆゆのもつ外側のかわいらしさはもちろん内側が少しでも垣間見えるものにしようと思いました。会ってみて、本当にシャイな子だということが分かりました。アーティストってちょっとシャイな方が面白いと思っています。シャイだからしゃべりすぎる人もいれば、逆に静かに笑っているタイプもいる。まゆゆは後者ですね。
今回彼女を撮らせて頂いて思ったのは、アイドルを卒業していろんな殻を破って、これからどんどん本当の彼女が出てくるんだろうなということです。それがとても楽しみです。このMV で新しい表情の彼女がちょっとでもファンのみんなに届いていたら幸せです。
台風の最中、土砂降りの雨の中、笑いながら走ってくれた皆にこの先の人生に虹色の素晴らしい事が待ってるようにって願っています。

 

<「サヨナラで終わるわけじゃない」MV 高橋栄樹監督コメント>

渡辺麻友さんの卒業はAKB48からの卒業だけでなく、戦前から続く少女歌劇史の一つの大きな節目でもあると思っています。彼女の持つ由緒正しさを表現するために、MVの撮影場所や小道具など全てを歴史ある本物で揃えました。テーマは「ゴシックホラー」です。
古城や屋敷に潜む亡霊やドラキュラなどの物語を多く描いた、60年代のイタリアやイギリスの怪奇映画を参考にしました。卒業MVとしてはかなり大胆ですが、一つの終わりと再生を渡辺さんの品格とともに描く設定としては、これ以上のものはないと思っています。撮影は1カットずつゆっくりと丁寧に行われ、特にライティングはきめ細かいものとなっています。後半に驚きの展開があるので、ぜひ最後までご覧ください。怖くはないです(笑)。

 

50thシングル

「11月のアンクレット」

11月22日(水)発売

各¥1524+税

初回限定盤:イベント参加券封入(会場・開催日時未定)
通常版:生写真1種ランダム封入

©AKS