大定番・漢字クイズの“総合力”をチェック!【脳トレクイズ5問】

今回の脳トレクイズは、クイズの大定番「漢字」です。しかし、単に読み方を答えさせるようなありきたりのものばかりではありません! 漢字の「総合力」が試される5問のクイズ、あなたは何問正解できますか?

【ムー聖書の秘密】「田」はエデンの園を意味している!漢字に隠された聖書預言

私たちが日ごろ使っている漢字には、『聖書』伝承が取り込まれている――。驚きの仮説について、具体例を見てみよう。

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たとえば「田」の漢字は、

 

田=口+十

 

となっている。「口」は囲い(境界)だ(古代漢字では「口」の部分は丸い形をしていた)。その中に、中心から4方向に発する線「十」が出ている。

 

「田」は、エデンの園の光景である。というのは、『聖書』によるとエデンの園には巨大な泉が湧きでていて、それが4つの川を形成していた。

 

「ひとつの川が、エデンから流れ出て園を潤し、そこから分かれて4つの川となった」(「創世記」2章10節)

 

「田」の「口」という囲いは、エデンの園を表し、その中の「十」は、中心から4方向に分かれでた4つの川を表していたのである。

 

『聖書』によればノアの大洪水前の地表付近には、今よりずっと多くの地下水が存在していたのである(それがのちに、ノアの大洪水をさらに巨大なものとした)。

 

2本の木が示す禁止事項

次に「禁」の字を見てみよう。

 

禁=木+木+示

 

で〝2本の木を示す〟という文字になっている。

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それで思い出されるのは、神はエデンの園の中央に、2本の木=「命の木」と「善悪を知る木」を生えさせたという『聖書』の話だ。神はそれら2本の木を示し、

 

「善悪を知る木からは取って食べてはならない」(「創世記」2章17節)

 

と人に命じたという。つまり「2本の木」を「示」し、「禁」止事項を語った。

 

しかしアダムとエバ(イブ)は、後にこの「禁」を破り、「善悪を知る木」の実をとって食べてしまう。

 

なお、この「善悪を知る木」は「善悪の判断力がつく木」の意味ではない。それは「(人生が)善にも悪にも深くかかわってしまうようになる木」の意味である。

 

「知る」のヘブル原語は、頭の中で観念的に知るの意味ではなく、体験的に知るの意味だからだ。

 

たとえば「創世記」に「アダムはエバを知った」と書かれている。これはアダムがエバと夫婦関係に入ったという意味。この「知った」には同じ原語が使われている。

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また善悪を知る木の実を「食べる」とは、それが人生に展開していく意味である。たとえば「ヨハネの黙示録」を見ると、ヨハネは神から示された巻き物を「食べた」。すると預言の幻と言葉が、彼の前に次々に展開していったのである。食べるとは、展開していくことなのだ。

 

アダムとエバが、2本の木に関する「禁」を破り、「善悪を知る木」から実を取って食べたとき、善も悪も彼らの人生に、その子孫に、また歴史上に展開していったのである。

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(「ムー」11月号特集「漢字に隠された聖書預言」より抜粋)

 

文=久保有政

 

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