煙を気にせず焼肉できるぞ! クラファンで約5000万集めた「GLAMP. 超少煙グリル」

LIMONは、煙が出ず、遠赤外線効果で市販の肉もジューシーに焼ける「GLAMP. 超少煙グリル」を全国の家電量販店・小売店で、2025年2月に発売します。

 

2024年12月末までは、クラウドファウンディングサイト「machi-ya(マチヤ)」で予約販売中です。

 

記事のポイント

Makuakeで4820万円以上、応援購入されたグリルです。賃貸やマンション住まいで、焼肉を食べたくても煙を理由に諦めてしまう……なんて人にはもってこいの一台です。煙だけでなく余分な脂も抑えて焼き上げる構造なので、「ホットプレートで焼肉をすると胃もたれする」人も注目してみては。

 

「GLAMP. 超少煙グリル」には主に3つの特徴があります。

 

1つ目は、独自構造により煙が非常に出にくいこと。カーボンヒーターによる遠赤外線で食材を芯から温め、食材に直接火が当たりません。そのため焦げた脂が溜まらず、下部のトレーに落下するので煙にならないという仕組みです。

 

2つ目は余分な油を抑えて、ヘルシーに肉料理を楽しめること。「肉から出る油が、水を溜めているオイルドリップトレイに直接落ちる」構造がカギを握っています。

 

3つ目が、遠赤外線効果です。食材を均一に焼き上げられるので、食材の旨味を逃さずにおいしく仕上がります。

 

LIMON
GLAMP. 超少煙グリル
価格:1万3960円(machi-ya割、24%オフ

蛇口をひねるとお酒が出てくる! レトロな雰囲気もオシャレな「蛇口酒場」

2022年の「フード」のトレンドをプロが分析。コロナ禍を経て、非接触や健康に関連した分野がさらに伸長。外食では新たな上陸系グルメが注目されたり、ユニークなシステムの飲食店が増えたりと、“新体験”がキーワードだ。今回は、レトロな雰囲気も魅力的な「蛇口酒場」を紹介する。

※こちらは「GetNavi」2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【蛇口酒場】ひねればそこから酒が出る夢のような飲食店が急増

 

蛇口酒場をはじめレトロな雰囲気の酒場が人気

外食では、酒が出る蛇口を全席に設置した店が盛り上がっている。

「蛇口から酒を注ぐという見た目のインパクトだけでなく、店員を呼ばずにおかわりできるという利便性でも人気です。蛇口酒場もそうですが、外食では引き続きレトロ回帰がトレンド。なかでも最近は装飾にネオンを使った店が増えています。外食だけでなく、流行りの若手バンドのPVにもよく登場するので注目ですよ」(中山さん)

 

【ヒットアナリティックス】飲めば飲むほど安くなるうえ待たずに楽しめる

回転寿司の給湯装置のように、飲みたいときに注げるのが特徴で、高コスパな飲み放題制を導入する店がほとんど。多いメニューはレモンサワーとハイボールだが、焼酎を扱う店も増えている。

 

宝焼酎がなんとタダ! 卸直送ホルモンも美味

焼肉店

2021年11月新装オープン

リカー・イノベーション

食肉卸直送・大衆焼肉ばりとんっ

豚肉を一頭買いして卸から直送し、弱酸性電解水で処理し新鮮なまま提供。これを、全卓に設置された蛇口から出る宝焼酎とともに楽しめる。焼酎は、割り材を注文すれば何杯飲んでも定額。

 

 

熟成ラムのジンギスカンと飲み放題ハイボールで乾杯

ジンギスカン焼肉店

2019年7月オープン

一家ダイニングプロジェクト

大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん

全卓に、飲み放題(1時間550円)のハイボール蛇口を設置。メニューの名物であるジンギスカン(一人前セット968円)とともに、お得な晩酌を楽しめる。東京都、神奈川県、千葉県で計11店舗を展開中だ。

 

 

CHECK! “ネオン”を設置した酒場も増加中!

飲食業界の一大ブームが、レトロな雰囲気を醸し出すネオンの照明だ。元祖と言われるのが、2016年に開業した大阪府の「大衆食堂スタンド そのだ」。2021年9月には東京都・五反田にも出店し、業界でも話題を集めている。

 

 

私が解説します!

フードライター

中山秀明さん

食のトレンドに詳しい。今回触れていないが「スシブヤ」など店名が横文字の“カタカナズシ”にも注目している。

7000円相当⇒500円も夢じゃない! 8月の焼肉は「伊藤課長」でつかみ取れ!

夏バテ対策で肉を食べたくなる今日このごろ。しかも今月末には“ヤキニク”の日(8/29)を控えていることもあり、何かにつけ焼肉のことを考えている(?)方も多いはず。そんな肉好きのアナタのための、お得すぎるイベントがあります。それが、人気のホルモン焼肉店「伊藤課長」で開催中の、肉のつかみ取りキャンペーンです!

 

赤字上等の人気キャンペーンが帰ってきた!

「課長カルビ つかみどりキャンペーン」は、東京都内の「伊藤課長」3店舗(浅草駅ビル店・神田東口店・代々木駅前店)で、8月31日までの期間限定で実施中。なんと税込540円(税抜500円)で、同店の看板メニュー「課長カルビ(80g 税込745円)」を、ゴッソリつかみ取りできちゃうという破格の内容です。昨年好評だったキャンペーンが、満を持して復活しました!

↑こちらが通常の「課長カルビ」80g 745円

 

「課長カルビ」は、肉のプロが厳選して仕入れているとあって、さすがのクオリティ。肉のうまみをたっぷり楽しめる厚切りで、サシの入り方も絶妙です。こんなおいしそうなお肉を540円でつかみ取りとは、なんてブッ飛んだ企画! 百聞は一食にしかず。ということで、筆者も「伊藤課長」に行って挑戦してみました。

↑筆者が行ったのはこちら。「伊藤課長 代々木駅前店」

 

さっそく本日の主役、つかみ取りお肉の登場です。大きい器に、お肉がドッサリと入っています! しかも、けっして大味なお肉ではなく、見た目からすでに高品質であることがうかがえます。

↑適度なサシが入っていておいしそう!

 

このお肉を、UFOキャッチャーのように、手首を返さずに上からつかみ取り!

↑なかなかの手ごたえです!

 

↑結果は334g。及第点といったところでしょうか…

 

店内のPOPには、グラム数に応じた相当額の早見表があります。これによると、今回の挑戦結果はおよそ3000円相当、ということでした。なんとこれまでには800gをつかんだ猛者もいたとのこと。800gは7450円相当なので、7000円近くも得した計算です!

↑つかみ取りのルールと、グラム早見表

 

それでは、自らの手でつかみ取ったカルビをいただいてみましょう。やわらかくてジューシーで、上品な脂のうまみが噛むたびにあふれます。厚切りなので、食べ応えも十分。

↑多くのファンの心を“つかんだ”、こだわりのカルビです!

 

イトウさんは2倍お得。行かなきゃ損!

ちなみに苗字が伊藤or伊東の課長さんなら、名刺の提示で2つかみOKだったり、300g未満だったら「ハニーフラッシュ」というデザートを1皿プレゼントしてくれたりと、太っ腹でおもしろいルールもあります。

↑「ハニーフラッシュ」345円

 

↑あたたかくてホクホクの安納芋の上に、バターとバニラアイスをトッピング

 

ちょうどカルビ以外の話が出ましたので、その他のイチオシメニューもチェックしておきましょう。

↑「プレミアム牛たん」1814円

 

こちらは7月からの新メニュー。縦に厚切りカットされた牛たんは大サイズ! これ一枚でいろいろな部位を楽しめます。

↑焼けてきたら、ハサミで食べやすいサイズに切ります

 

↑「壷漬けハラミ」1069円

 

「課長カルビ」に並ぶ人気メニュー。じっくり熟成させたハラミを、店内仕込みで特製ダレに漬け込んで旨みを凝縮させています。

↑「アサヒスーパードライ」540円(写真左)、「生搾りレモンサワー」453円(写真右)

 

↑ジンと肉(ジントニック)626円

 

ドリンクは定番+αがそろう、絶妙なラインナップ。夏に飲みたいキリッとしたお酒も種類豊富です!

↑この夏は、味もコスパも間違いなしの「伊藤課長」へ!

 

大注目のつかみ取り以外にも、リーズナブルな絶品メニューがズラリの「伊藤課長」。8月末までのキャンペーン期間のうちに、ぜひともお試しあれ。なお、つかみ取りは4名につき1回なので、家族や友人、職場のみなさんを誘ってみると良いでしょう。手の大きい方や、リアル伊藤(伊東)課長さんが周りにいるなら大チャンスですよ!

 

 

【SHOP DATA】

伊藤課長 浅草駅ビル店

住所:東京都台東区花川戸1-2-3 浅草駅ビル 1F

アクセス:東京メトロ銀座線ほか「浅草駅」徒歩1分

営業時間:11:00~23:00(L.O.)

定休日:なし

準備の面倒なし! 初心者だけでも心配なし! おいしく楽しむ「スマートBBQ」の誘い

外遊びが気持ちいい季節になりました。アウトドアでバーベキューを楽しんでいる人たちもよく見かけます。でもバーベキューはキャンプと同様、専用のグッズが必要で、知識や経験がないと揃えるのも運ぶのも一大事。初心者が気軽に手を出しにくい印象があります。

 

そこで今回は、日本バーベキュー協会の上級バーベキューインストラクター、内山芳一さんに、初心者でも安心のバーベキューの楽しみ方について教えてもらいました。

 

 

楽しむことが最優先! 無理のない「スマートBBQ」とは?

日本バーベキュー協会では、「スマートバーベキュー」という概念を紹介しています。スマートバーベキューとは、言葉の通り“すべてをスマートに、面倒や手間だと感じることなくバーベキューするスタイルを目指すこと”なのだとか。使い勝手がよく、準備や片づけがスムーズにできるようなグッズを揃えたり、手ぶらで楽しめるようなレンタルグッズがセットになった公園で行ったりなど、手軽に楽しめる工夫を提案しています。

 

「バーベキューで一番大変なのは、実は最初なんです。テントやコンロを設営したり、荷物を降ろしたり、火おこしをするのに時間がかかったりする上に、お腹がすいていたらイライラしてきますよね」と、内山さんが強調するのは、準備段階の大切さ。

 

「ですから、火をおこす前にフィンガーフードや食前酒などを用意して、食べたり飲んだり話したり、それらを楽しみながら準備してみてください。たとえば、始まりには、袋を開けるだけのお菓子ではなく、クラッカーに生ハムやチーズをのせたり、マリネやカルパッチョなど、さっと出せる前菜を用意して。そのあとで肉や魚を焼き、デザートまでコースのように考えていくと、料理のプランニングもしやすいでしょう。焼き物も、自宅でチャック付き保存袋にお肉と調味料を入れて味付けをしておいたり、野菜は切って持っていったりすれば、現地でゆとりあるバーベキューを楽しむことができます」(内山さん)

 

バーベキューを楽にする「三種の神器」

バーベキューをスマートにするために欠かせないのは、火の扱いについて考えることです。炭に火がつくまでに時間がかかってしまったり、温度調節がうまくできなかったり、初心者にとってはなかなか思い通りにいかないもの。そこで、なるべく手軽に火を扱えるグッズを揃えてみましょう。

 

「火の扱いについては、下記のような三種の神器をおすすめしています。日本バーベキュー協会では、使用したあとの炭は埋めないことや、食べものを炭にしないこと、来たときよりも美しく終わることができる、などのルールを設けています。特に炭の扱いはあとから来た人や周囲に迷惑にならないよう、きちんと始末しておきましょう」(内山さん)

 

1.ラピッドチムニースターター

初心者でも簡単に火おこしできる必須アイテムです。
「筒状の部分に炭と新聞紙を入れ、火をつけて待つだけで簡単に火がおこせるので、初めての人でも手軽に火おこしができ、ゆとりのあるバーベキューが楽しめます」(内山さん)

LODGE「チャコールチムニースターター A5-1」5616円/A&F

 

2.水鉄砲

子どものおもちゃとしてのみならず、消火に使えます。
「肉の脂などが原因で火が燃え上がってしまうときの消火に使えるので、ひとつ用意しておくととても便利です。他にも、必ずバケツに水を汲んで備えておきましょう」(内山さん)

 

3.火消し壺

陶器やステンレスなどでできた火消し用グッズです。
「炭は赤く見えなくても熱く、消火に時間がかかるので、絶対に土に埋めたりしてはいけません。火がついたままの炭も壺に入れれば自然に消火できますから、環境への配慮も考えましょう」(内山さん)


LOGOS「ポータブル火消し壷」5724円/ロゴス コーポレーション

 

やっぱり手ぶらが楽ちん! 身ひとつで楽しめる「アーバンBBQ」

初めての人は、すべてが準備された場所で一度体験しておくことをおすすめします。

 

“手ぶら”といってもさまざま。グリルなどグッズだけをレンタルして食材などは持ち込みの場所、食材もグッズもその場でレンタル・購入できる場所など、いろいろな施設があります。手ぶらでバーベキューを体験しているうちに、自分に合ったグッズやおしゃれだなと思うもの、便利だと感じるものが見えてくるので、設備を参考にしてみるとよいでしょう。

 

「バーベキューというのは、屋外で焼き肉をしたりお酒を飲んで騒ぐことではなく、実はパーティー料理のことを言います。ですから、テクニックやノウハウ、グッズのことを考えて頭でっかちになるよりも、食事だけにとらわれず、集った人みんなが楽しめるパーティーと考えて、プランを立てていきます」(内山さん)

 

具体的に、手ぶらで楽しめる都内のバーベキュースポットをピックアップしてもらいました。

 

・夜もシーサイドで楽しめるキャンプスタイルのバーベキュー

「豊洲は銀座から電車10分ほどの都心で、会社帰りなどでも集まりやすく、海沿いでちょっとした旅気分が味わえる場所です。グランピングのようなティピータイプのテントや、トレーラーつきのプライベートサイトなど、キャンプ気分で手ぶらバーベキューが楽しめます」(内山さん)

「バーベキュー食材に飲み放題のついたプランや、生ビールサーバーのレンタルもあります。18時からのナイトプランも景色がきれいでおすすめですよ」(内山さん)

 

ワイルドマジック
所在地:東京都江東区豊洲6-1-23
問い合わせ:info@wildmagic.jp
アクセス:ゆりかもめ新豊洲駅徒歩1分/東京メトロ有楽町線豊洲駅徒歩10分
https://wildmagic.jp/

 

・都会の屋上でラグジュアリーなバーベキュー

「代官山徒歩2分という最高の立地で、食材や飲み物などもお店にお任せできるプランの他に、食材や飲み物の持ち込みもOKなので自由度が高く、集う仲間によってさまざまな楽しみ方が考えられます。立食ならば30人まで入れるので、会社の仲間や友だちの誕生日パーティーなど大人数での利用もおすすめです。屋根があって雨天でも中止にしなくてよいのも魅力的ですね」(内山さん)

GLAMS
所在地:東京都渋谷区代官山町18-7 代官山末廣ビル3F・4F
問い合わせ:03-6416-3925
アクセス:東急東横線代官山駅徒歩2分
http://d-glams.com/

 

・わからないことは教えてもらえるインストラクターつきバーベキュー

「庭の芝生でバーベキューをすることができるカフェです。食材や飲み物などすべて用意してもらえるのはもちろん、お肉の焼き方やバーベキューの知識などを、日本バーベキュー協会のインストラクターから教えてもらえます」(内山さん)

CAFE;HAUS(カフェハウス)
所在地:東京都江東区豊洲2-1-9
問い合わせ:03-5534-8025
アクセス:東京メトロ有楽町線豊洲駅徒歩3分
http://garden-bbq.jp/

 

慣れたら、グッズをレンタルしてバーベキューサイトに出かけたり、肉の種類にこだわってみたり、一歩進んだ楽しみ方を味わってみましょう。続いてはそのコツや、みんなに喜ばれるおいしくおしゃれなバーベキューレシピをお伝えします。

手ぶらに慣れたら、一歩進んだグッズでバーベキューを

手ぶらバーベキューより一段階進んだ形は、グッズをレンタルしてバーベキューサイトに出かけてみることです。火おこしやグリルに必要なものはレンタルし、食器や調理道具は、はじめからアウトドア用のものを買い揃えず、家で使っているものを持ち寄って使ってみてもよいでしょう。

「バーベキュー向きの食材を豊富に揃えたスーパーマーケットを展開している異国精肉店ザ・アミーゴスでは、本格的なアメリカンバーベキューに必要なグッズをまとめてレンタルできます。日本バーベキュー協会も推奨しているグッズなので安心ですよ。グッズレンタルのほかには、バーベキュー用のお肉や調味料も購入できます。

 

また、はじめからグリルや火おこしの道具を購入するのは敷居が高いので、折りたたんで小さくなるタイプのクーラーボックスだけでも買っておくとよいでしょう。折りたたみ式だと保管に困りませんし、来客がたくさんあったときに飲み物を冷やすのにも使えて便利です」(内山さん)

 

・精肉店で必要なグッズもまとめてレンタル!

バーベキューに適した塊肉や希少部位のお肉をオンラインストアで販売しているザ・アミーゴスでは、グリルに欠かせないグッズもレンタルできます。上は、「Weberプレミアケトル57cmレンタルセット」は、Weberのプレミアムケトル(22.5inch) 、チムニースターターL、Weber 3面グリル用ブラシ53cm、すぐ測れる温度計、ロック付きバーベキュー用トングに、水鉄砲とグローブの7点がレンタルできるセットです。

 

異国精肉店ザ・アミーゴス
HP:https://www.the-amigos.com/shop/
2泊3日レンタル価格:4980円(送料別途)

 

・折りたためて保管に困らないロゴスのクーラー

専用保冷剤を使うと、アイスクリームが約8時間保存可能という優れもの。タイヤがついていて持ち運びがスムーズで、半分以下の大きさに折りたたむことができるのも魅力的なクーラーです。

LOGOS「ハイパー氷点下トローリークーラー」1万5660円/ロゴス コーポレーション

 

簡単! おいしい! バーベキューおすすめレシピ

それでは実際にバーベキューをするとき、どんなものをつくったらよいのか、レシピを見ていきましょう。

 

日本バーベキュー協会会長・下城民夫さん監修によるバーベキューのレシピ本には、初心者でも気軽にトライできるものから、本格的な料理まで幅広く掲載されています。ここでは、比較的簡単につくることのできるレシピをご紹介します。

 

・にんにくのきいたジューシーなステーキ!

「ガーリック・ソルト・ポーターハウス」のレシピ(クリックすると拡大します)

 

・白ワインとハーブでしっかり漬けこむ!

「グリル・ハーフ・チキン」のレシピ(クリックすると拡大します)

 

・カリカリのトルティーヤで甘いおやつ!

「フルーツ・ピザ」のレシピ(クリックすると拡大します)

 

【書籍情報】


『バーベキューレシピ100選!』
下城民夫著 ネコ・パブリッシング刊 監修:日本バーベキュー協会

 

おうちバーベキューのときはご近所づきあいを大切にしよう

荷物の運搬がない自宅のテラスや庭でのバーベキューも、楽にできるバーベキュースタイルのひとつでしょう。ただし、煙の匂いや大人数での会話がご近所の迷惑になることもあり、注意が必要です。

 

「おうちバーベキューをする場合は、ご近所に対する気遣いを忘れないでください。普段からのおつきあいが大切なのはもちろんのこと、できあがった料理をおすそ分けしたり、一緒にいかがですか? と、お誘いしてみたり、周囲の人も楽しめるようなバーベキューの雰囲気づくりを心がけてみましょう。最近は無煙グリルもありますから、家では無理に炭でやらずガスグリルを使うのもよいと思います。無煙炭火BBQグリル“ロータスグリル”は、内部への送風量が調節できるので火加減も自在に操ることができ、着火も簡単なので、初心者にもぴったりです」(内山さん)

「無煙炭火BBQグリル ロータスグリル」2万736円〜

 

手ぶらで楽しめる都心のバーベキューサイトから、みんなに喜ばれるちょっとひねったレシピなど。参考になったでしょうか。

 

繰り返しになりますが、バーベキューは人と人とをつなぐコミュニケーションの場。火を扱いますが、最新のサービスを利用したりグッズを取り入れたりすることで、手軽に安全に楽しめるのです。昔は家族でバーベキューしていたんだけど大人になったらさっぱり……という人も尻込みしていた人も、今年はあらためて“スマートバーベキュー”をはじめてみませんか?

 

【プロフィール】

日本BBQ協会公認 湘南BBQ協会代表/内山 芳一さん

日本BBQ協会公認 上級バーベキューインストラクター。2012年、日本BBQ協会公認の地方協会として湘南BBQ協会を設立。2018年、日本で開催されたアメリカルール(SCA=Steak Cookoff Assocciation)のステーキコンテストにて優勝。現在、企業向けのケータリングやイベント出店で年間1トン以上のステーキを焼く。「ぐるぐるナインティナイン」をはじめ、TV、ラジオ、雑誌、WEB 媒体などに多数出演している。

 

取材・文/吉川愛歩 構成/Neem Tree

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モランボンの歴史。と、やってはいけない焼肉ダレの使い方!

スーパーマーケットでの取り扱い率、80%以上という焼肉のたれ「ジャン」。日本の焼肉だれの代表のひとつであり、焼肉文化を日本に広めたヒット作でです。しかし、ここに至るまでの経緯には隠された逸話が数多くあるよう。製造・販売元のモランボンでは常にジャンを使ったレシピを研究し続けているとも。今回は、ジャンの知られざる逸話と、モランボン直伝の「絶対にやってはいけない焼肉ダレの漬け込み方」について、同社・橋本直己さんに聞きました。

 

↑モランボン・マーケティング本部・橋本直己さん。一番好きなご飯は「焼肉のたれ ジャンの炊き込みご飯」というほど、私生活でもジャンを愛しています

 

 

「つけダレで食べる焼肉」は、韓国にはあまりない食べ方だった!

――ジャンは、もともとモランボンが経営していた焼肉店が始まりだったんですよね?

 

橋本直己さん(以下:橋本) そうです。もともと弊社は1972年に会社を設立し、焼肉店と調理師の専門学校をメインにしていました。そんななか、「この店のタレ美味しいよね」という声を多くいただくようになり、それを商品化しようとしたのが始まりです。実際には商品化を始めてから発売まで7年の時間がかかりました。

 

――どうして7年もの時間がかかったのですか?

 

橋本 やはり「生」ですね。ジャンは「生ダレ」として、調合後に加熱をしないところにこだわりました。さきほど言った焼肉店で出していたタレと遜色ない状態で家庭にお届けしたいと考え、原料を加熱処理しないでブレンドし、冷蔵で精肉店、スーパーマーケットに運ぶにはどうしたら良いかと、苦戦したと聞いています。

 

当時は今のように多種の包材がある時代ではなく、缶詰の商品が主力であり、加熱処理をされたものが大半で、たれの風味にこだわっているものはありませんでした。今はよく使われるようになりましたが、当時は珍しかったアルミ箔の使い切りの包材を用いるなどして、やっと発売に至ったようです。やはり「生ダレ」であることで、焼肉の美味しさを日本に広められたと自負しています。

 

――確かにジャンが発売される1979年以前は、焼肉や韓国料理は外食に限られていたように思います。

 

橋本 そうですね。当時、弊社の創業者は韓国式の焼肉文化を日本の家庭に広めたいという思いがありました。もともと韓国の焼肉は、揉み込みダレが主流で、いまの日本のつけダレの慣習は一般的ではありませんでした。お肉に揉みダレをつけて、焼いたらそのまま食べるのが韓国の焼肉です。

 

しかし、日本人は慣れていませんから、そのまま食べると熱くて火傷してしまったりして。そこで、日本式焼肉として「つけダレ」というものが浸透していきました。弊社のジャンは、揉み込みをする韓国式の新しい食べ方の焼肉を提案し、発売に至りました。タレ自体の販売だけでなく、焼肉用の肉の切り方や、ノウハウも精肉店に提案したようです。

 

↑焼き上がった肉をタレにつけて食べる日本式焼肉

 

↑ジャンは韓国式として、タレを肉に揉み込む食べ方を提案しました

 

↑ジャンの原材料はすべて生(無添加)。加熱処理をせず生の原材料をブレンドしたことで発売当初、流通面でかなり苦労したそうです

 

 

焼肉のたれ ジャンは東京スカイツリー630本万分を販売!

――一方、焼肉のたれ ジャンは「生ダレ」ですから、どうしても賞味期限が短いですね。

 

橋本 39年間で、時代ごとの原料素材の状況に合わせて、小さなマイナーチェンジをしてきましたが、それでも「生」にこだわり続けていますので、賞味期限が短いことは弊社としてももどかしいですが、どうしても避けて通れません。

しかし、この「賞味期限が短い」を逆手に「逃げ足が早い」と言い換えて、逃げ足くんというキャラクターを開発し、今もFacebookで弊社のプロモーションを行っております。

 

――しかし、その賞味期限の短さをもってしても、市販されている焼肉ダレのなかでは焼肉のたれ ジャンの支持率は圧倒的なものがあると思います。これまで、どれくらい販売されたのでしょうか?

 

橋本 これまで一般的な240グラムのタイプは、1億8千万本を販売しました。

 

――もう積み上げたら空を付け抜けて宇宙に行きますね(笑)。

 

橋本 はい。以前、個人的に調べたことがありますが、東京スカイツリーに換算すると、スカイツリー630万本くらいの量です(笑)。

 

↑Facebookでモランボンのニュースを配信し続けるにげ足くん。もともとはジャンの賞味期限の短さを逆手にとり、開発されたキャラクターでした

 

 

社内ではジャンをアイスやデザートに転じる新レシピへの挑戦も!?

――公式サイトを見ると、メインの焼肉だけでなく、意外な料理にもジャンを使ったレシピが紹介されています。

 

橋本 結構万能なんです、ジャンは(笑)。唐揚げ、ハンバーグ、大学芋など。あと、個人的に好きなのが炊き込みご飯ですね。

 

――炊き込みご飯、ですか!?

 

橋本 鶏もも肉150グラム、しめじなどを加えた米2合に対してジャン大さじ4……。

 

――ジャン大さじ4って結構多そうな感じがしますけど。

 

橋本 いや、これがベストな配合ですね。濃過ぎず、薄過ぎず、甘みもあって品のある香りがたまらないです。ぜひお試しいただきたいですね。

 

――こういったレシピはモランボン社内で常に研究、試作されているのでしょうか?

 

橋本 はい。開発スタッフだけでなく、社員全員にジャンを使ったレシピを公募し、皆で提案し合うのですが、そのなかで美味しかったものを公開しています。

 

――失敗だったものもありますか?

 

橋本 パンケーキとかアイスとかデザートに挑戦している社員もいましたが……さすがに「ちょっとないかな」という意見が多く(笑)。これはお蔵入りになりました。

 

↑モランボン社内では常に新レシピを出し合い、新しいジャンの使い方を研究しているそうです。2014年にはジャンだけを使ったこんなレシピ本も刊行!

 

 

ジャンは、手のひら全体で肉にもみ込んではいけない!?

――これまでのジャンを変遷を見ると、ホルモン焼用、ラム・マトン焼用、鳥焼用など様々なフレーバーも販売されていたようですね。

 

橋本 はい。蓄種別ごとに出していたのは初期のころで、近年はみそジャンなども販売し、味のラインナップを拡大しています。ずっと使っていただいているお客さま、まだジャンを知らないお客さま双方に新しいご提案をしただく意味も含めて、常に新開発を行っています。失敗も確かに多いですが、その経験を次の開発に生かし、より美味しいジャンをお届けしたいと思っています。

 

また、今年は39年ですので、「サンキュー企画」と題して、サンプリング用として39グラムの新容量パッケージを作りました。よりジャンに親しんでいただく1年にしたいと考えています。ジャンが一家に1パック……醤油、塩、胡椒と同じようにジャンが浸透していくと良いなと思っています。

 

――焼肉を食べる際のジャンの理想的な使い方、やってはいけない使い方を教えてください。

 

橋本 これは弊社、モランボンのなかで代々教えられるものですが、お肉を焼く前にジャンを軽く揉み込む際、できるだけ手のひらの表面積が少ないところでジャンをお肉に対して20%くらいの量でもみこみます。つまり、指先で軽くもみこむのが基本です。なるべく、手のひら全体でもみ込んではいけません。

 

――なぜですか?

 

橋本 お肉に体温が伝わると、お肉の脂が溶けてしまうからですね。ですので、絶対に指先で軽くもみ込み、10~15分くらい漬けておきます。あまり長く漬け込むとお肉のたんぱく質、ジャンの味自体が喧嘩してしまい美味しさが逃げていきますので。

もみこみが済んだら、今度は強火でサッと焼く。何度もひっくり返さず、片面が焼き上がったら、もう片方を軽く焼いて食べる……。これがジャンを使ったベストな焼肉の食べ方です。ぜひお試しいただきたいですね。

 

↑時代ごとジャンには様々なフレーバーが存在した

 

↑通常のジャンのほかに、39周年限定パッケージパック、みそジャンを前に橋本さん。「ジャンの進化はまだまだ止まりません」と最後に語ってくださいました

 

 

橋本さんのお話を聞き、何度もヨダレが出る瞬間がありました。家庭でのジャンを使った焼肉、今晩あたり是非いかがでしょうか?

 

 

コストコの人気食材を大胆アレンジ! ごはんが進むプルコギビーフの味変レシピ3

コストコの人気食材のひとつ、「プルコギビーフ」。以前、5食チーズピザのトッピングとしてプルコギビーフを使用するアレンジ術を紹介しました。

 

でも、そのまま焼いて食べたりピザの具にしたりすれば、あっという間になくなる……なんてことはありません!

 

なにしろ、1パックが約2kgという大容量。冷凍保存などして何回かに分けて食べることになり、とはいえ毎回同じ味では、いくらおいしいといえども飽きてしまいます。そこで、@Livingでもおなじみのコストコ情報ブログ「コストコ通」の管理人・コス子さんに、プルコギビーフの味をガラリと変えて楽しめる“味変レシピ”を3点、教えてもらうことにしました。

↑コストコで定番となっている人気食材「プルコギビーフ」。甘辛いタレに浸かった牛肉が148円/100gの安さで約2kg入っています↑コストコで定番となっている人気食材「プルコギビーフ」。甘辛いタレに浸かった牛肉が148円/100gの安さで約2kg入っています

 

プルコギを使うから楽ちんな「激旨ハヤシライス」

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プルコギビーフの甘辛い味付けに、ちょっと飽きてしまったときに作りたいのがハヤシライス。こんなにしっかり味の付いたお肉なのに大丈夫なのかしらと、半信半疑で作ったところ、お店に負けない絶品ハヤシライスが完成しました。

 

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【材料(4人分)】
・プルコギビーフ 400~500g
・玉ねぎ 1個
・マッシュルーム 1缶
・ニンニク 1片(チューブでも可)
・トマト缶 1缶(ダイス、ホールどちらでも可)
・小麦粉 大さじ3
・赤ワイン 100cc
・水 200cc
・ワインビネガー(バルサミコ酢でも可) 大さじ2
・バター 20g
・塩コショウ 少々
・グリーンピース お好みで

 

まずは、プルコギビーフに小麦粉をまぶし、全体によく馴染ませます。次に、ニンニクをみじん切りに、玉ねぎを薄切りにしておきます。フライパンを中火にかけてバターを入れて溶かしたら、ニンニクを加えて炒めましょう。ニンニクの香りが立ったらプルコギビーフを加え、全体の色が変わるまでほぐしながら炒めます。

↑肉の表面を焼くことで、煮込むときに肉の旨味が流れ出てしまうのを防ぎます↑肉の表面を焼くことで、煮込むときに肉の旨味が流れ出てしまうのを防ぎます

 

プルコギビーフに火が通ったら、玉ねぎ、水切りしたマッシュルームを加え、軽く塩コショウして炒めます。玉ねぎが半透明になって少ししんなりしてきたら、ワインを回し入れて、アルコールを飛ばすように炒めます。このときは中~強火くらいにしたほうが、アルコールが飛びやすくなりますよ。

↑ここでアルコールをきちんと飛ばさないと、ワインの味が強くなりすぎてしまうので注意↑ここでアルコールをきちんと飛ばさないと、ワインの味が強くなりすぎてしまうので注意

 

あとは、トマト缶、ワインビネガーを加え、トマトをつぶしながら5分ほど炒めます。トマトが大体つぶれたら、水を加えて沸騰するのを待ちます。沸騰したらフタをして火を弱め、好みのとろみになるまで煮込みましょう。このとき、注意したいのが“焦げ付き”です。ちょっと放っておくと鍋底に焦げ付いてしまうので、時々かきまぜるようにしてください。

↑ちょっと目を離すだけで焦げてしまうので、こまめにかき混ぜるのを忘れないように↑ちょっと目を離すだけで焦げてしまうので、こまめにかき混ぜるのを忘れないように

 

お皿にごはんとともに盛り付け、グリーンピースをトッピングしたら完成です。今回は30分ほど煮込んだので、全行程を合わせても1時間程度で仕上がりました。

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このハヤシライス、とにかくお肉が柔らかくて、甘辛い下味がしっかりついていたのがまったく気になりません。むしろ、漬けダレの味が汁気に上手く溶け出したことで、味付けをせずとも完成しているのです。これまではレトルトのルーを使ってハヤシライスを作っていたのですが、これならいくつか食材を用意するだけで作れる手軽さもうれしいところ。

 

コス子さんによると、「使うトマト缶によって、多少味の印象が変わるので、ワインビネガーもしくはバルサミコ酢の分量で酸味を調節するといいと思います」とのこと。作ってすぐに食べるのもいいですが、半日以上寝かせてから食べるとさらに味が馴染むそうです。

 

続いてのレシピは、肉じゃがです。

ごはんが進む「肉じゃが」もプルコギビーフで

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食卓によく並ぶ肉じゃがも、プルコギビーフを使えば失敗知らずの簡単メニューに変身します。しかも、フライパンひとつでできるので、洗い物を少なく料理を済ませたいときにもぴったりです。

 

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【材料(2人分)】
・プルコギビーフ 200g程度
・じゃがいも 4個(500~600g程度)
・玉ねぎ 1個
・にんじん 5cm程度
・醤油 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・白だし 大さじ1/2
・水 1.5カップ

 

じゃがいもは大きめのひと口大に切り、5分ほど分量外の水にさらしてアクを抜きます。玉ねぎは縦半分に切り、繊維に沿って1cm幅にカット、にんじんは乱切り、プルコギビーフは5cm程度にカットしましょう。フライパンにごま油を入れて熱し、玉ねぎを強火で炒めます。玉ねぎ全体に油が回ったら端に寄せ、プルコギビーフと醤油を炒めます。肉に醤油が馴染んだら、玉ねぎも一緒に炒め合わせます。

↑肉に醤油をしっかり馴染ませてから玉ねぎと混ぜて炒めます。こうすれば味がきちんと染み込むのです↑肉に醤油をしっかり馴染ませてから玉ねぎと混ぜて炒めます。こうすれば味がきちんと染み込むのです

 

あとはじゃがいも、にんじんを加えて全体を平らにならしたら、水と白だしを注いで、フタをして強火のまま煮ます。途中で一度全体をしっかり混ぜ合わせて、味が均一に馴染むようにしましょう。

↑強火で煮込むので、かなりグツグツとなります。煮込んでいる間はフタをしましょう↑強火で煮込むので、かなりグツグツとなります。煮込んでいる間はフタをしましょう

 

強火なので、10~15分程度で水分がなくなり、これで完成。火にかけて30分程度で、ほくほくの肉じゃがができるとは驚きですね。

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普段、肉じゃがを作るときはみりんや砂糖を使うのですが、これはプルコギビーフのタレの甘みがあるので、醤油と白だしだけで味がしっかり決まっています。いつもの肉じゃがとまったく変わらず、むしろほどよい甘辛さがごはんのおかずとしてぴったりな仕上がりです。

 

3つ目のレシピは、卵とじ丼です。

「卵とじ丼」はごぼうの食感がアクセント

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コス子さんがプルコギビーフの試食販売員の方に教えてもらったというのが、「卵とじ」に使う方法。ごぼうと一緒に炒めて卵ととじるだけなのに、いつものプルコギビーフとひと味違った味わいに変身します。この献立で面倒なのは、ごぼうを切ることぐらい。ほかは驚くほど簡単です。

 

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【材料(1人分)】
・プルコギビーフ 100g
・ごぼう 10cm〜15cm程度
・卵 2個
・出汁 50cc
・ご飯 丼ぶり1杯分
・ごま油 適量
・青ネギ お好みで
・七味唐辛子 お好みで

 

ごぼうは千切りにし。水にさらしてアクを抜きます。プルコギビーフはひと口大にカットしておきましょう。小ぶりのフライパンにごま油を引いて熱したら、しっかり水切りしたごぼうを炒めます。油が全体に回ったらプルコギビーフを加え、肉の色が変わるまで炒めてください。

 

↑親子丼用の片手鍋がなくても、小ぶりのフライパンでOK。ごぼうは油が回る程度の炒め加減でかまいません↑親子丼用の片手鍋がなくても、小ぶりのフライパンでOK。ごぼうは油が回る程度の炒め加減でかまいません

 

出汁を加えたらフタをし、1分間煮ます。その間に卵を軽く割りほぐしておいてください。このとき、しっかり混ぜる必要はありません。フタを外して溶き卵の3分の2を回し入れ、再度フタをして弱火で1分放置。再度フタを外して残りの卵を回し入れ、そのまま30秒加熱すれば完成です。あとはごはんの上に盛り付けて、お好みで青ネギや七味唐辛子をかけてください。

↑卵は多少半熟のままでも、最後に予熱が通るので気にする必要はありません↑卵は多少半熟のままでも、最後に予熱が通るので気にする必要はありません

 

コス子さんによると、「卵を入れたら一切お箸で触れないのがきれいに仕上げるコツ」だそう。混ぜたくなるのをぐっとこらえてくださいね。

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甘辛い肉とトロトロの卵の相性がよく、これは絶品の他人丼! また、ごぼうを加えることで食感もよく、味や風味もアクセントになっています。見た目は少し地味ですが、休日のお昼ごはんや夜食に、ささっと作れるスピードメニューとして重宝しそうです。

 

プルコギビーフはお肉としてのポテンシャルが高いからこそ、いろんな献立で重宝するお助け食材。手軽に作れて本格的なアレンジレシピがあれば、2kgのお肉もあっという間になくなりますよ!

 

 

【プロフィール】

コストコ通

管理人・コス子さんが、コストコの最新情報やお得情報を毎日更新するコストコ情報ブログ。コス子さんは福岡県在住で、久山倉庫店に毎月2回のペースで通う。ご主人と2人の愛娘の4人家族。

 

調理・文/今西絢美

 

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