実際にポケモンを識別できるポケモン図鑑を自作したYouTuber現る。ChatGPTを活用

かつて『ポケットモンスター』のテレビアニメが初めて放送された当時、子供たちには劇中さながらのオモチャ「ポケモン図鑑」が大人気でした。赤い電子手帳型であり、十字ボタンや各種ボタンが付いており、ポケモンのデータを見ることができました。

Image:Abe Haskins/YouTube

 

それから20年以上が経過したいま、あるYouTuberがポケモン図鑑を自力で作成し、ChatGPTを入れてフィギュアやオンライン画像のポケモンを識別できるようにしました。

 

元GoogleのエンジニアであるAbe Haskins氏は、実際に動くポケモン図鑑(英語では「Pokedex」)を自作する作業を紹介した動画をYouTubeに公開しています。

 

Haskins氏は、アニメや漫画、SFに登場するアイテム実生活で再現する製品の大ファンではあるものの、それらは見かけが似ているだけで、ほとんど役に立たないと指摘。そこで、実際に機能するポケモン図鑑を作ろうと思いついたと語っています。

 

このプロジェクトの目標は3つ。アニメに出てくるポケモン図鑑と同じ見た目にすること、ほとんどの場合にポケモンを認識できるようにすること、そしてアニメに出てくるのと同じ機械音声にすること。その計画の簡単なスケッチを描いてから、すぐHaskins氏は作業に取り掛かりました。

 

まず、ボディとなる長方形の赤いケースを3Dプリント。このケースに、ポケモンを視覚的に捉えるカメラや機械音声用のスピーカー、バッテリーや基板などを収納しています。

 

そしてポケモンの識別は、ChatGPT-4が担当。OpenAIのツールを使ってカメラが撮影した映像を分析し、ポケモンのデータを取得できるPokeAPIと照合。さらに米国版でポケモン図鑑の声を担当した俳優Nick Stellate氏の声を、AI音声生成ツールPlayHTにより再現し、ポケモンの説明を読み上げさせています。

 

この自作ポケモン図鑑を開発している途中、表示が文字化けを起こしたり、音声がおかしかったり様々な不具合に出くわしていますが、最終的には満足のいく仕上がりとなっています。ポケモンのぬいぐるみを上手く識別できていませんが、アクションフィギュアやオンライン画像を認識することはできました。

 

Haskins氏は、これは信じられないほど難しいプロジェクト遭ったと振り返っています。YouTubeのコメント欄でも多くの称賛が寄せられており、その中には「販売する予定はないの?」という声もあり。

 

が、ご本人の答えはノーです。「私が目指すことは、人々が自分のプロジェクトに取り組むよう励ますことです。単に、私が作ったものを買うことではありません。それは楽しくない」とコメントしています。

 

ポケモン関連、しかも実在したオモチャ再現したものを販売するのは、権利的にも問題があるはず。ひとまず、Haskins氏の頑張りに拍手を送りたいところです。

 

Source:abe’s projects(YouTube)
via:Kotaku

 

※Pokedexの1つ目のeは、アキュートアクセント付きが正式な表記です

激ムズゲーム『エルデンリング』最凶ボスを1年以上、最弱キャラでほぼ毎日倒したYouTuber現る

超難関ゲーム『エルデンリング(ELDEN RING)』の最強ボス・マレニアを様々なやり方で倒すブームが起きてから、かなりの時間が経ちました。

↑ELDEN RING

 

今では熱気も鎮まっているなか、なんと1年以上もほぼ毎日、レベル1でダメージを受けることなく、マレニアを倒し続けているYouTuberがいると判明しました。

 

YouTuberであるveganieleのチャンネルには何百本もの『エルデンリング』動画がありますが、どれもが主人公を強化していないレベル1の状態で、あらゆる近接武器を使ってマレニアを倒しています。

 

チャンネルの説明には「1月26日から毎日」と書かれていますが、実際には2022年8月18日からのことで、1年半にも渡っていると分かります。数日前のビデオでは、珍しくレベル140のキャラクターが登場。 3種類の武器を組み合わせてマレニアを2分以内で倒していますが、敵の攻撃はまったく当たっていません。

 

どの動画も再生回数は60回前後、多くても1600程度であり、あまり注目を集めているとは言えないでしょう。プレイ中はほとんど喋らず、「マレニアに対するムチ攻撃はいつも時間がかかる。しかし、幸運にも数回のやり直しで済んだ」など素っ気ないコメントをしていることが、これまで埋もれていた理由かもしれません。

 

ほか、自分に苦行を課すドMゲーマーとしては、『エルデンリング』と『SEKIRO』、『DARK SOULS』シリーズを10~30秒ごとに切り替えながら(他のゲームは一時停止)同時プレイする猛者も登場していました。

 

今後も、視聴者が「自分でやりたくないけど、他人がやるなら見たい」苦行プレイをするYouTuberが続々と登場することを期待したいところです。

 

Source:veganiele(YouTube) 
via:GamesRadar

M3 Max MacBook Proの内蔵ストレージを8倍に増量! 自力で改造した猛者現る

アップルはMacBook Proの内蔵ストレージ(SSD)やRAMをユーザーが交換することを、ほぼ不可能としています。SSDの場合は、メイン基板と一体となっており、基本的には取り外しできる構造になっていないことも一因です。

↑MacBook Pro

 

しかし、最新のM3 Max搭載MacBook Proの内蔵SSDを交換し、元々の8倍の容量に増やした猛者が現れました。

 

これは著名リーカーの@ipilipsi氏が報告していることです。同氏は以前、発売直後のM3 MacBook Proにつき、分解画像をいち早く公開したことがありました。

 

ここで扱われているM3 Max MacBook Proは、購入した直後は1TBストレージが搭載されていました。それを@ipilipsi氏は、なんと8TBへと換装。アップルの正規ストアで1TBから8TBにアップグレードする場合は30万円以上はかかりますが、それより遙かに安上がりだったと思われます。

 

公開された画像では、M3 Max MacBook Proには追加のSSDを搭載できるスペースがいくつか確認できます。そのため、スペース的には問題がなさそうですが、macOSでは最初に内蔵していたSSDしか認識しないよう予め設定されているはず。

 

しかし、@ipilipsi氏はmacOSが改造で入れた8TBストレージすべてが認識していることを示しています。詳しくは説明していませんが、なんらかのソフトウェア的な微調整をしたようです。

 

最近のMacBookは買った後に内蔵SSDを交換や増設できないため、もしも内蔵ストレージの容量を増やしたければ、本体ごと買い替えるほかありません。もしも改造できるほどの技術や知識があれば、「アップルの公式保証が無効になる」ことを覚悟しつつ、自己責任のもとでやってみてもいいかもしれません。

 

Source:@ipilipsi(X)
via:Wccftech

M1 Mac miniの内蔵SSD、自力で大容量にアップグレード成功! ただし高い技術力と手間が必要です

Appleシリコン(独自開発チップ)に移行してからのMac miniは、ユーザーが内蔵ストレージを大容量のものに交換できなくなりました。なぜなら、SSDが基板にはんだ付けされているためです。

↑Mac mini

 

しかしテック系YouTuberが、M1チップ搭載Mac miniの256GBストレージを、自力で2TBにアップグレードすることに成功しました。

 

YouTuberのルーク・ミアーニ氏らは、まずMac miniを分解。それは比較的カンタンで、13本のネジを外し、プラスチックやその他のコンポーネントも可能な限りすべて取り外しています。

 

最初の大きな難関は、チップの下にある「アンダーフィル層」を取り除くこと。アンダーフィル層はチップと基板の間に注入された樹脂であり、時間とともに固まるものです。これを取り除くだけでも十分難しいのに、SSDチップの近くには抵抗器もあり、しかも埋め込まれています。

 

そこでSSDチップを削り取ったり持ち上げるための特殊な工具を使い、削りカスを熱風で吹き飛ばして、ようやく取り外しに成功しています。新たな大容量チップは基板に載せて、やはり熱風を吹きかけてはんだ付けしています。

 

そして再組立てした後、次のステップはApple Configurator 2を使ってmacOSを復元することです。しかし、現在のバージョンでは真っ新なNAND(SSDチップ)の復元はできないため、macOS Big Surや以前のエディションを使ってみたものの、問題が発生して復元を続けることはできませんでした。

 

それからチップを何度か交換した後、ようやく上手く行き、復元に成功しています。最後にミアーニ氏は、Mac miniのストレージやその他の部品を交換することは可能だと総括。が、「そのために必要なスキルセットは、プラスドライバーさえあればよかった昔よりもはるかに高くなっています」とまとめています。

 

たとえばM2 Mac miniの場合、アップルのCTOであれば、256GBモデルと2TBモデルでは11万円以上も価格差があります。もしも根気と技術があれば、自力での換装に挑戦してみてもいいかもしれません。ただし、自己責任ということで。

 

Source:Luke Miani(YouTube)
via:AppleInsider

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』、1時間未満でクリアした猛者現る

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は5月12日に発売されてから、今なお全世界のゲーマーを寝不足にしているようです。先日も139時間かけて100%クリアしたと主張する人もいましたが、今度は1時間未満でスタートからエンディングまで到達したという猛者が(何人か)現れました。

↑1時間以内でクリア!?

 

なお、今回の記事も序盤に回収できる能力や終盤の展開など、ネタバレに近い要素が含まれています。それを留意した上で、自己責任で読むか読まないかを判断されることをお勧めします。

 

最初に話題となったのが、YouTuberのZdi氏によるもの。なんと59分22秒という驚異的なスピードでクリアし、それまでの世界記録よりも3分近くもタイムを縮めました。ウルトラハンドやスクラビルド、トーレルーフにモドレコといった4つの能力をわずか33分で回収し、総計37分4秒で空島のスタートエリアを走り抜けています。

 

主に使われているワザは、武器をサヤに収めたり出したりして地面を高速移動するというもの。詳しいネタバレは避けますが、的確に強い武器や素材を回収したり最短ルートを選んだり、少しの無駄もなさそうな動きはすさまじく、最終決戦での立ち回りに驚嘆の声も上がっていました。

 

この記録は全世界スピードラン(早解きチャレンジ)を集計するサイトSpeedrun.comの「Any%」カテゴリー(手段は何でもあり)にも登録されています。が、その後2人のゲーマーに抜き去られており、早解きにかける人々の情熱を物語っているようです。

 

もっともティアキン(略称)は何度か修正アップデートが配信されており、これらの記録は前バージョン1.1.1でのものです。最新の1.1.2では条件が変わっており、また仕切り直しで1時間台の戦いとなっています。

 

前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も2017年に発売されてから、つい最近まで新たな発見が報告されていました。続編のティアキンも、数年かけて末永く遊ばれ、極められることになりそうです。

 

Source:Zdi6923(YouTube) 
via:Gamesradar

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』、139時間かけて100%クリアしたという猛者現る

全世界の人々をハイラル王国に旅させて寝不足にしている『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。5月12日に発売されてから約2週間が経ちましたが、139時間かけて100%クリアしたと主張するスピードランナー(早解きゲーマー)が現れました。

↑“100%クリア”とは?

 

ちなみに、この報告には祠の数など少しネタバレに近い要素が含まれています。それを留意した上で、自己責任で読むか読まないかを判断されることをお勧めします。

 

YouTuberのSmallant氏は、かつて『ポケットモンスター プラチナ』を1回もダメージを受けずにクリアを達成した人物です。

 

そして新たにティアキン(略称)を139時間、ほぼ6日間かけて100%クリアしたとTwitterで報告しています。その一部始終はTwitchでも実況されており、事実だと思われます。

 

100%達成のためには1,000個のコログを集め、152の祠を解き、253のクエストをこなし、135もの防具を完全に強化し、全てのダンジョンや塔、破魔の根を見つけたとのこと。さらに、マップや名前付きの場所なども含まれており、同氏の「ゲームは巨大だ」という表現はかなり控えめに感じられます。

 

SmallAnt氏はプレイ時間の前半を、自力で探索していたそうです。しかし、日が経つにつれて「そうしないと無理だと思ったから」他人の作ったマップを使うようになったとのこと。今やネットで大流行しているコログ遊び(コログに酷い扱いをする)をしている余裕はあまりなかったようです。

 

その一方、「Any% Tears of the Kingdom」のスピードラン記録(あらゆる方法を使って、エンドクレジットが表示されるまでの時間を競う)は、発売から24時間以内にわずか94分が叩き出され、現在は1時間に近づいています

 

しかし、26日にティアキンの更新データVer.1.1.2が配信され、アイテムの無限増殖バグがなくなっています。今後はスピードランナー達の戦いも少し厳しくなるかもしれません。

 

Source:SmallAnt(Twitter) 
via:Gamesradar

意味は…? AirPodsを有線化しUSB-Cコネクタを追加した猛者現る

Apple(アップル)のワイヤレスイヤホン「AirPods」を有線イヤホンとし、さらにUSB-Cコネクタを追加した改造が、海外にて話題となっています。

↑Exploring the Simulation / YouTubeより

 

ハードウェプロトタイピングコンサルタントを名乗るPillonel氏は、以前にはSamsung(サムスン)のスマートフォン「Galaxy A51」にライトニングコネクタを追加した人物。さらにAirPodsのケースやiPhone XにUSB-Cポートを追加した実績もあります。

 

今回作成された有線版のAirPodsは、USB-Cポートに接続することで、ケース無しでの充電ができます。そしてPillonel氏は今回のプロジェクトの意義について、「製品の修理が極めて難しく、消耗品ではない(修理しやすい)有線イヤホンを購入することを検討してほしい」と述べているのです。

 

もちろんAirPodsのようなワイヤレスイヤホンには、ケーブルに邪魔されずに気軽に利用できるという利点があるのですが…。Pillonel氏の訴えにどれだけの人が賛同するのかが、気になるところです。

 

Source: MacRumors

コントローラーに触れずに『エルデンリング』のボスを撃破した猛者現る!

バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は、あまりの難しさに「死にゲー」と呼ばれて愛されています。ダンスパッドやギター、果ては脳波センサーなど想定されてないコントローラーで遊ぶ猛者もいましたが、ついにコントローラーを持たずにボスを撃破する人が現れました。

↑エルデンリング

 

ゲーム動画配信者のLualityさんは、ダンスパッドで最凶ボス・マレニアを倒したことがあります。そのLualityさん自身が今回コントローラーとなり、再び『エルデンリング』に挑んでいます。

 

具体的には、Lualityさんはモーションカメラで自分の動きを撮影し、それをゲーム内のアクションに変換しているわけです。足を出すと前に進み、左右に動かすとそちらに振り向きます。また、口笛で霊馬トレントを呼び出したほか、薬を飲む操作も特定の動きに割り当てられています。

 

Lualityさん初のノーコントローラー配信は、序盤のエリアでいきなり崖から転落死。少し不本意なスタートを切ったものの、数時間かけてカメラの感度などを調整した結果、順調に進歩することに。そして先週末の配信では、なんと強敵・星砕きのラダーンを倒すことに成功しています。

 

かたや別の配信者Larxaさんは、ボイスコントロールにより『エルデンリング』を攻略。攻撃や移動を音声コマンドに対応させており、ラスボス・エルデの獣の討伐に成功! 『エルデンリング』を通じて、これからもゲーマーのさらなる進化は続くのかもしれません。

 

Source:Luality(Twitter) 
via:Gamesradar

iPhoneにUSB-CとLightningの両ポートを搭載した猛者現る

とあるエンジニアが、LightningポートとUSB-Cポートの両方を搭載したiPhoneを制作したことが話題となっています。

↑Redditより

 

 

iPhoneといえば、長らくLightningポートしか搭載していないことで有名。一方で海外では、独自にUSB-Cポート搭載iPhoneやUSB-Cポート搭載AirPodsケースを自作した人物も登場しています。

 

今回Redditに投稿された画像では、iPhoneの底面にLightningポートとUSB-Cポートと備えた奇妙なiPhoneの姿を確認できます。これらの2個のポートは、両方とも完全に機能するとのこと。投稿者によれば、「(かつてのiPhoneのように)ヘッドフォンと充電機能を同時に使うことができて便利だ」とコメントしています。

 

今年投入される「iPhone 15」では、とうとう外部ポートがUSB-Cへと変更されるとの噂もあります。今回のようなLightningポートとUSB-Cポートの両方を備えたiPhoneは登場しないと思いますが、iPhoneの今後の進化に期待したいものです。

 

Source: Reddit via 9to5Mac

スゴ腕職人現る 初代『ゼルダの伝説』をMODなしでマイクラ内に再現

初代『ゼルダの伝説』(1986年リリース)は海外でも、いまだに人気の高いレトロゲームです。この名作を、便利なMOD(非公式の拡張プログラム)やリソースパック(ゲーム内のテクスチャや効果音などを変更するパック)を使わずに、『マインクラフト』内で再現したスゴ腕の職人が現れました。

zelda
↑『ゼルダの伝説』主人公のリンク

 

この偉業を成し遂げたのは、ゼルダファンでありYouTuberでもあるC1OUS3R氏です。同氏は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『スーパーマリオブラザーズ』などもマイクラ内で作ったことがありますが、今回のゼルダ再現は1ヶ月近くかかったそうです。

 

本作で使われたのはコマンドブロックやカスタムテクスチャ、その他のマイクラ標準機能だけ。C1OUS3R氏はメイキングビデオで「Blockbench(3Dモデル作成アプリ)を使って、主人公リンクの平面版を全方向に作り、それを回転させて、あらゆる方向に向いているように見せるんだ」と説明しています。以前のゲームではボクセルモデルを使っていたものの、30倍も時間がかかるのでやめたとのことです。

 

Blockbenchで作った3Dモデルを、頭にかぶれるアイテム「くりぬかれたカボチャ」に重ね合わせ、プレイヤーを透明にして、リンクを操作しているように見せかけています。さらにプレイヤーの移動方向を検出し、モデルを回転させ、テクスチャをアニメーションさせれば「操作できるリンク」のできあがりです。

 

C1OUS3R氏は大手掲示板Redditで、YouTube動画が「5000いいね!」をゲットしたら最初のボス戦まで遊べるバージョンを公開すると述べています。この動画がいつまで問題なく公開されているのか、プレイアブル版を配布できるのかは不明ですが、努力と技術には拍手を送りたいところです。

Source:I Made The Legend of Zelda in Minecraft
via:Engadget

『エルデンリング』の強敵マルギットをギター演奏で撃破した猛者現る。正しくコードを弾かないと操作不可!

バンダイナムコエンターテイメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は普通のゲームパッドでプレイしても「死にゲー」と言われるほどの難しさが知られています。

↑エルデンリング

 

その中でもストーリー攻略の上で避けて通れない「忌み鬼マルギット」は、初心者の前に立ちはだかる大敵の1つ。このボスを、なんとアコースティックギターを弾いて倒した猛者が現れました。

 

この超絶プレイを成し遂げたのは、ゲーム実況者のMissMikkaaさん。かつて、1回もレベルアップしないまま最凶ボスのマレニアを撃破し2つのダンスパッドで同時プレイして2体のボスを倒してしまった ツワモノです。

 

そんなMissMikkaaさんは「やったー。今日、アコースティックギターでマルギットを倒したよ!」と最新のチャレンジ達成を祝ってツイートしています。

 

どうやってギターで操作しているのかといえば、「Abject Audio Inputs」というソフトウェアを使ったそうです。このソフトは楽器からの周波数をキーボードやマウス入力に割り当てるもので、公式サイトでは『ダークソウル』や『Doom Eternal』をベースやフルートで“演奏”できたとされています。

 

MissMikkaaさんは「コードを弾くときに正しい周波数を出す必要があるんだけど、本当に難しいのよ、ハハハ」と付け加えています。これまでで最も難しい挑戦だったかもしれないとも言っていますが、正しいコードを正確に弾いて敵の厄介な動きに対応するのは神業と言えそうです。

 

今後、MissMikkaaさんはギターの操作だけで『エルデンリング』をクリアする予定とのこと。Twitchチャンネルで公開される、新たなチャレンジを見守りたいところです。

 

Source:MissMikkaa(Twitter)
via:Gamesradar

iPhoneのデフォルト着信音を何度も聴きたくなる曲にアレンジしたミュージシャン現る

iPhone標準の着信音は、放置しておくと邪魔に感じることがあります。それこそがアップルの狙い(早く電話を取ってもらうため)と思われますが、繰り返し聞きたくなるようアレンジしたミュージシャンが現れました。

↑電話を取るのがもったいない名曲!?

 

iPhoneデフォルト(標準)着信音として知られるのが、「オープニング」として知られるものです。最近のiPhoneではデフォルトが「反射」に変更されていますが、おそらく「オープニング」を思い浮かべる人の方が多いはず。

 

音楽家のトニー・アン氏はInstagramにて、まずiPhone 14 Proらしき機種で「オープニング」を再生。そしてピアノでゆっくりと弾き始め、やがて少しずつテンポを上げて華麗な調べとなり、ついには繰り返し聞きたくなるようなメロディアスな仕上がりです。元々の着信音は短いパートの繰り返しですが、アレンジ版は完成した1つの「曲」となっています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Tony Ann(@tonyannnn)がシェアした投稿

 

すでにInstagramでは95万件以上の「いいね!」が付いています。ただ1つもの足りないのは、1分強の短いクリップのみで、デフォルトの着信音を変更できるダウンロードのリンクが用意されていないことでしょう。

 

Android端末をお持ちの方でも、この曲を聴いたら、今の着信音から変えたくなるかもしれません。もっともデフォルト設定を切り替えてしまうと、いつまでの着信音に聞き入ってしまい、電話を取るのが遅れることになりそうです。

 

Source:tonyannnn(Instagram) 
via:Wccftech

iPhoneの目覚ましをスヌーズするのに、たったの22ステップ? カラクリ装置を作り上げた猛者現る

iPhoneで目覚ましをスヌーズ(いったん切った後、一定時間後に再び鳴り始める)するには、画面をタップするか、どれかのボタンを押すだけで済みます。これを部屋のほとんどを占めるような凝った仕掛けを作り、たっぷり22ステップもかけて完了させた猛者が現れました。

Image:Joseph’s Machines/CASETiFY

 

この仕掛けを作ったのは、コメディアンのジョセフ・ハーシャー氏。そのYouTubeチャンネル「Joseph’s Machines 」には複雑な仕組みにより単純なことをする装置がたっぷりと紹介されています。こうしたカラクリは日本ではテレビ番組にあやかって「ピタゴラ装置」と呼ばれますが、海外では「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」(米国の漫画家の名前から)という豆知識もあります。

 

さてハーシャー氏の新作は、「iPhoneを破壊する機械?」と題されたもの。iPhone用のケースメーカー企業CASETiFYとのコラボで作られているため、オチも同社の製品を宣伝する方向となっています。

 

ベッドで眠るハーシャー氏が枕元のぬいぐるみを引っ張ると、引き上げられたハンマーが鳴り響くiPhoneを直撃。そしてバスケットに落ちたiPhoneは次々とハンマーに打たれて先に送り出され、オモチャの車に撥ねられてホウキに受け止められ、パチンコの玉のようにバウンドしながら落下。

 

さらに汽車に乗せられ、カタパルトにより2階の窓から発射。そして地面に落ちたiPhoneを待ち受けていた戦車が……ということで、「これだけヒドい目に遭わされても、CASETiFY製ケースに入れられたiPhoneは無事」とアピールする狙いです。

 

さらにCASETiFYは、ハーシャー氏がどのようにiPhoneを苦しめる装置を作り上げたかを明かす舞台裏の動画も公開しています。これだけの労力をかけた後だけに、ハーシャー氏も本当にグッスリ眠れたのかもしれません。

 

Source:Joseph’s Machines x CASETiFY(YouTube) 
via:Cult of Mac

電源に挿せばすぐ遊べる!「Wii」を業務用ブラウン管モニター用カードに改造した人が出現

任天堂のレトロゲーム機・Wiiをソニーの放送・業務用ブラウン管モニターに内蔵し、電源を挿せばすぐに遊べるように改造した猛者が現れました。

↑WiiをBVMでプレー

 

過去のゲーム機を最新の4Kテレビに接続しても、グラフィックが綺麗に見えるわけではありません。10数年以上も前のゲームは、液晶テレビ以前のブラウン管テレビで遊ぶことを前提として作られており、ドットのぼやけなどを上手く利用していたからです。

 

もしも「レトロゲームを本格的に楽しみたい」「開発者が意図した通り再現したい」のであれば、昔ながらのブラウン管テレビ、それもソニーが業務用に開発したビデオモニター「BVM」シリーズでプレーすることが理想のはず。

 

このBVMシリーズは放送局用として設計されており、往年のブラウン管テレビをより高品質としたものです。しかし、民生品テレビのような入力端子はなく、背面のスロットに挿すオプションボードを交換することで、映像やデータのやり取りを実現していました(その後も有機EL版などが発売)。

 

そこで、バーチャルボーイを携帯ゲーム機に改造したことで知られるYouTuberのShank Mods氏は、オープンソース情報を元にWiiを入力カードに作りかえ、BVMの後ろに挿入すればゲームが遊べる仕組みを実現しました。

 

この改造が素晴らしいのは、Wii入力カードの後ろには有線ゲームキューブ用コントローラーを接続できる4つのポートを備えていること。BVMにWiiカードを挿入すると自動的にビデオ入力に接続され、必要な電力は全てモニター側から供給されるので、電源ケーブルは1本で済みます。電源を入れるとカスタムメニューが起動し、ゲームキューブとWiiの全ゲームをプレーできるそう。

 

YouTubeのコメント欄には、Wiiカードの作り方を詳しく説明したロングバージョンの動画を希望する声が寄せられています。が、問題は現在でも動くBVMを確保することかもしれません。ジャンク品であれば1000円前後で販売されてますが、正常に動作するものはなかなかのお値段となるようです。

 

Source:Shank Modes(YouTube)
via:Gizmodo

Face ID対応iPhoneの基板にTouch IDボタンを自力で付けた猛者現る

アップルは2017年にiPhone Xを発売して以来、フラッグシップ機では顔認証のFace IDを採用しつつ、指紋認証のTouch IDを廃止しています。

↑Touch IDの復活を望む声も少なくない

 

ユーザーがTouch ID復活を望んでもアップルが叶えてくれないなか、自力で「Face ID搭載iPhoneに自力でTouch IDボタンを追加」を成し遂げた猛者が現れました。

 

この偉業(?)を達成したのは、中古アップル製デバイスの改造を得意とするfix Apple氏です。自称「iPhoneハードウェア技術者」の同氏は、先日もiPhone 14 Pro Maxの画面をサムスンのGalaxy風に湾曲ディスプレイへと改造していました

 

今回の改造は、より正確にいえば「A12 Bionicの基板」を使ったもの。おそらくiPhone XSまたはiPhone XS Maxのいずれかを使ったと思われます。どちらもFace IDのみで、Touch IDが搭載されていない機種です。

 

最近のAndroidスマートフォンでは画面内の指紋認証が流行っていますが、この改造では筐体の内部スペースが限られているために使われていません。その代わり、iPad mini(第6世代)やiPad(第10世代)のようにサイドボタンの1つに指紋センサーが埋め込まれています。

 

さらにA12のダイ(型)に直接パーツを取り付け、リボンケーブルによりサイドボタンに取り付け。その上ロジックボードの丸い切り欠きにハンダ付けのワイヤを丁寧に通したり、できるだけスペースを節約しています。短い動画の最後では、iPhoneが実際に指紋を認識できることが示されています。

 

アップル独自開発のA15 Bionicは、iPhone 14シリーズとiPhone SE(第3世代)両方に搭載されており、チップやiOSがFace IDとTouch IDともに対応していることは明らかなはず。それでもアップルがフラッグシップ機にTouch IDを復活させないのは、Face IDの方がはるかにセキュリティ対策がしっかりしているためかもしれません。

 

Source:fix Apple
via:Wccftech

「スーパーマリオ64」をドラム演奏で20分以内にクリアしたドラマー現る

懐かしの『スーパーマリオ64』を、「楽器のドラムを叩く」プレイにより20分以内でクリアした(16個のスターを採る)猛者が現れました。

 

NINTENDO64用のアクションゲーム『スーパーマリオ64』は、全世界のスピードランナー(ゲームの早解き挑戦者)に最も人気のあるゲームの1つ。そのため「20分以内にクリア」そのものは珍しくありませんが、ドラム演奏でこれほど速くクリアしたことは前例がありません。

 

スピードランナーのCZR氏は、ドラムを使ったゲーム攻略を得意としており、この世界記録を誰よりも早く達成したことは不思議ではありません。

 

このチャレンジは数週間前に成功したものですが、Full Squad Gamingの創設者ジェイク・ラッキー氏がTwitter上で取り上げたことで注目が集まりました。これに対してCZR氏は「今までで最も誇らしい記録」だと語っています。

 

CZR氏はたった1回で成功させたわけではなく、実に2年半もの歳月を掛けています。過去に何度か「20分以内にスター16個」にあと一歩まで近づきながらも、たとえば21分9秒で惜しくも逃したこともありました。同氏は一般的にスピードランナーに使われる「クリップ」技(壁抜けなど)を利用していますが、ドラムセットでここまで使いこなす人はほかにいないかもしれません。

 

次のチャレンジとして、CZR氏は『スーパーマリオブラザーズ3』や『ゴールデンアイ』などを考えているそうです。このジャンルでライバルが多いとは思えませんが、さらなる高みを目指すよう応援したいところです。

Source:CZR(YouTube) 
via:Gamesradar

iPhone 14 Pro MaxをGalaxyスマホ風の湾曲ディスプレイに改造した猛者現る

iPhone 14 Pro Maxを改造し、本来は端までフラットな画面を、Galaxyスマートフォン風にカーブを描いたディスプレイに交換した猛者が現れました。

↑Image:fix Apple

 

Twitterユーザーのfix Apple(@lipilipsi)氏は、中古アップル製デバイスの改造を専門とする、自称「iPhoneハードウェア技術者」です。その腕前をアピールするため、最新プロジェクトとして改造iPhone 14 Pro Maxの動画をツイートしています。

 

この改造はiPhoneのステンレススチールフレームを交換し、新たなディスプレイを追加してはいますが、他の部品は全て元と同じままです。単に外装を変えただけではない、問題なく動くと示すためか、ディスプレイ上には「Hello」などの表示が確認できます。

 

特に端が湾曲したディスプレイは、まさに2014年にGalaxy Note Edgeが発売されて以来、サムスン製Galaxyスマホの特徴だったもの。iPhone 14 Proモデルの有機ELパネルは大半がサムスンが供給しており、本当にこうした「Galaxy iPhone」が生まれる可能性もあったのかもしれません。

 

このほかfix Apple氏は、iPhoneにApple Watchを使って背面ディスプレイを追加したり、iPhone 13のLightningポートをUSB-Cに変更したり、内部パーツを透明なケースに移植してスケルトンiPhoneを作ったり、オリジナリティあふれる改造をいくつも行っています。

 

Source:fix Apple(Twitter) 
via:MacRumors

iPhoneとiPadを懐かしのポータブルMac「iBook G3」に変身させたビデオプロデューサー現る

今から20年以上前に発売されたiBook G3は、取っ手の付いたおしゃれな「持ち運びできるMac」として人気を集めていました(3kg以上ありましたが)。その筐体を改造してiPad用のケースに変身させるとともに、iPhone用のiBook G3風ケースを自作した猛者が現れました。

↑Image:Billy Skipper Huges/9to5Mac

 

3Dプリンターを持つビデオプロデューサーのBilly Skipper Huges氏は、「iPadをiBook G3に変身させる」ケースを制作して販売しています。これは本物のiBook G3の筐体を改造し、10.9インチiPad Airまたは11インチiPad Proを収納できるよう改造したもので、キーボードも使えるようになっています。

 

もともとはTikTok動画のためのアイディアに過ぎませんでしたが、ファンがそれを「買いたい」と欲しがったため、Huges氏の副業に変わったしだいです。

 

そのTikTokビデオは、Huges氏が彼がオレンジと白のiBook G3のケースを持って喫茶店に入店。しかしフタを開けると画面はiPadで、キーボードは最近のBluetooth対応製品に交換され、本当にMacのように使えるケースとなっている、というものです。

@skipperfilms Been waiting 20 years for this. #ibook #fyp #foryoupage #90s #LaysGoldenDuet #2000sthrowback ♬ original sound – Billy Skipper Hughes

 

その作り方は、まず本物のiBook G3を分解し、Bluetoothキーボードと3Dプリントしたパーツを取り付け。横側にはiPadに接続するためのUSB-Cポートと、キーボードやApple Watchを充電できる内蔵バッテリーに給電するためのソケットがあります。

 

販売価格は1台1000ドル、ライム色は1450ドル。かなりお値段が張りますが、すでにiBookをお持ちの方は750ドルで改造してもらえます。

 

このTikTokビデオのコメントに、iPhone用の小さなケースを作れないかと質問がありました。それを受けて、Huges氏は実際に作ってしまいました。こちらはゼロから自作されており、全体が3Dプリントしたパーツから出来ています。

@skipperfilms Replying to @unicorns.and.chickens Ok look, i dodnt expect to be inventing new things based off a single comment BUT HERE WE ARE. My #MINI #iphone #ibook build is here and #ADORABLE #fyp #foryoupage #StemDrop001 ♬ The Loneliest Time – Carly Rae Jepsen & Rufus Wainwright

 

たしかに面白いけれど、1000ドルも掛けたくないなあ……という人には、14インチ/16インチMacBook Pro用のiBook G3風スキンも25ドルで販売されています。

↑iBook G3風スキン

 

買うかどうかはさておき、さすがHuges氏はプロのビデオプロデューサーだけに、どの映像も「本当にアップルが作りそう」感にあふれていて必見でしょう。

 

Source:TikTok(1),(2) 
via:9to5Mac

『エルデンリング』最凶ボスをダンスパッドで、しかもレベル1縛りで撃破した猛者現る

バンダイナムコエンターテイメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は「死にゲー」と言われるほど難しいためか、様々な縛りプレイをする猛者達が集まることで知られています。ノーヒット&ノーダメージで3時間クリアした人や、7分のスピードクリアした人も注目を集めていました

↑「エルデンリング」次なる猛者は……

 

そして新たに、ダンスゲーム用の足で踏むパッドをコントローラー代わりにして、最難関ボス「マレニア」を倒した猛者が現れました。

 

これをやり遂げたゲーム実況者のMissMikkaaさんは、8月に片手だけの操作、しかも1回もレベルアップしない条件つきでマレニアを倒していました。なお「ダンスパッドで難易度の高いゲームに挑戦する」ことは流行っているようで、初代プレステ用の『メタルギアソリッド』を踊ってクリアしたとの報告もありました

 

さてMissMikkaaさんは84回目の挑戦で、ようやくマレニアを倒すのに成功したとのこと。マレニアは隠しボスのひとつであり、特殊な条件を満たすことで戦うことができます。その戦闘力は凄まじく、連続攻撃は超スピードで避けるのが難しいうえに、当たるとマレニアの体力が回復してしまいます。しかも第2形態まであり、攻撃モーションや特殊攻撃も増えるという凶悪ぶりです。

 

MissMikkaaさんは戦いが終わると「I DID IT!(やった!)」とツイート。「ダンスパッドだけでマレニアを倒したよ! 84回挑戦して6時間くらいかかったけど」といい、「次はギデオン」(ラスト近くの強敵)だと抱負を語っています。

 

MissMikkaaさんの粘り強いプレイは、Twitchチャンネルですべて確認できます。また今回も片手プレイの挑戦と同じく、1回もレベルを上げずに、自ら過酷な状況に追い込んでいることも注目でしょう

 

今のマレニアでさえ圧倒的な強さですが、何回ものアップデートにより調整される前の最初期バージョンでは、もっと凶悪だったことが明らかとされていました。ゲーム実況で有名になりたい人は、この極悪バージョンにダンスパッド、かつレベル1縛りで挑戦するといいかもしれません。

 

Source:MissMikkaa(Twitter)
via:Gamesradar

ホグワーツをマイクラで6年かけて丸ごと作り上げた猛者現る! 内装まで忠実に再現

2023年2月にはハリー・ポッターの魔法界(ただし1800年代)を舞台としたPS4/PS5用オープンワールド・アクションRPG『ホグワーツ・レガシー』が発売される予定です。それを待ちきれなかったのか、なんとホグワーツ魔法魔術学校を丸ごと『マインクラフト』で再現した猛者が現れました。

↑Mojang/ducky

 

大手掲示板Redditユーザーのducky氏は、Redditでこの作品のビデオツアーを公開しています。まだ完成までやるべきことはあると付け加えていますが、現状でも外装から部屋の内装まで信じられないほど手間がかかっており、かなりの見ごたえがあります。

↑Mojang/ducky

 

それは食堂からクィディッチ(ホウキにまたがって空中戦を繰り広げるスポーツ)フィールドまで、すべて映画に登場する学校の舞台そっくりです。今までの製作にかかった歳月は、なんと6年。映画1本どころか、『ホグワーツ・レガシー』の開発期間よりもかかっているかもしれません。

 

またducky氏によると、建物や部屋の再現に必要なアングルの写真やビデオを探すだけで「何百時間も」使ったそうです、このプロジェクト全体に、途方もない時間が注ぎ込まれたようです。

 

今はまだducky氏が満足のゆくデキではないためダウンロードできませんが、いずれ完成したら一般公開する予定だそうです。

↑Mojang/ducky

 

素人目にはすでに完璧と思われますが、「たくさんの仕事」が残っているとのこと。その1つが、すべての松明を(最近のアップデートで使えるようになった)ローソクに置き換えることだと述べられていますが、未完成でいいから早くホグワーツ世界に行きたいプレイヤーも多いかもしれません。

 

Source:Reddit
via:Gamesradar

たまごっち似のハッキングツールで『Doom』を動かした猛者現る

そこにコンピューターと画面付き製品があれば、なんであれ3Dシューティングの元祖『Doom』を遊べるようにするのがハッカーの宿命です。たとえばDJコントローラーやプリンター、最近ではトラクターの車載システムに移植されていました。

↑Image:Xoreo

 

その最新のチャレンジとして、「たまごっち」のようなハッキングツールで『Doom』をプレイ可能にした猛者が現れました。

 

この製品は「Flipper Zero」と呼ばれ、NFCやBluetooth、赤外線通信など色々な無線信号を送受信できるオープンソースデバイスです。その生みの親は、「無線プロトコル、アクセス制御システム、ハードウェアなど、デジタルなものをハッキングするのが大好きだ」と語っています。

 

どれだけ人類の役に立つかと言えば、サブマシンガンを背負ったロボット犬を倒すことに成功していたほどです。

 

Flipper Zero上でDoomを動かせた開発者「Xoreo」氏いわく「伝統として、Doomはほとんどすべての電子機器に移植されています。そこで私は、Flipper Zero のハードウェアと互換性があり、かつDoomに近いものを開発しようと試みました」とGithubプロジェクトページで語っています。

 

 

ただしFlipper Zeroの画面のサイズは1.4インチで、わずか128×64の解像度しかありません。そのためオリジナルの『Doom』ではなく、別の開発者が極小マイコンボード「Arduino Nano」用に作った移植版となっています。それでも見た目は十分に『Doom』に似ているし、モンスターを撃つ楽しみも味わえます。

 

このサイズで実際に遊べるのだから、本家たまごっちにも『Doom』バージョン発売を望む声が高まるかもしれません。

 

Source:Github
via:Motherboard

『エルデンリング』最凶ボス、片手だけでPS5コントローラーを使って倒した猛者現る

バンダイナムコエンターテイメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は「死にゲー」と言われる難度の高さが知られていますが、その中でも最強と名高いボスが「マレニア」です。超火力と回避の難しすぎる猛スピード、プレイヤーに攻撃を当てれば回復するなど凶悪な仕様ですが、それが達人たちに愛され、戯れることがブームとなっています

↑エルデンリングとPS5コントローラー

 

そのマレニアを、なんと片手だけでPS5コントローラーを操り、倒した猛者が現れました。

 

ゲーム実況者のMissMikkaaさんは、片手だけで『エルデンリング』をクリアするチャレンジを自らに課しました。さらにスリルを高めるために、1回もレベルアップしないという条件つき(HPやMP、スタミナゲージの短さに注目)。

 

その縛りのもとで、MissMikkaaさんは汗もかかずにマレニアを楽々と倒している素晴らしさ。画面右上にはPS5コントローラーに片手をかぶせ、手のひらでアナログコントローラーを、指先でボタンを巧みに操っていることが確認できます。

 

さらに、MissMikkaaさんが挑戦したのはマレニアだけではありません。過去の配信をざっと確認すると、神肌のふたり(1人を倒してももう1人が復活させるコンビ)、血の君主モーグ、黒き剣のマリケスや竜王プラキドサクスなど、厄介なボスの数々を同じ条件で軽く撃破していることが分かります。

 

最近は「マレニアの倒し方」に工夫を凝らすことが流行っており、ダンスゲーム用のマットで撃破した人もいます。また逆に、3000回目の挑戦でやり遂げたプレイヤーも注目を集めていました

 

今でも恐ろしい強さのマレニアですが、アップデートにより調整される前の最初期バージョンでは、もっと凶悪だったことが明らかとなっています。マレニアと戯れるマニア向けに、「100倍強いマレニア」のDLCなどが提供されることを期待したいところです。

 

Source:MissMikkaa(Twitter)
via:Gamesradar

スーファミ用「スーパーパンチアウト!!」で28年ぶりに2人対戦モードの裏技が発見される

任天堂のスーパーファミコン用ボクシングゲーム「スーパーパンチアウト!!」は海外では1994年に発売され、日本でも1998年にニンテンドウパワー書き換え専用ソフトとして提供されました。このゲームは1人プレイ専用ですが、なんと28年ぶりに2人対戦モードが隠されていたことが明らかとなりました。

↑Image:任天堂((718) スーパーパンチアウト!! プレイ映像 – YouTubeから)

 

この裏技はオリジナルのスーファミ用カートリッジを持っている、あるいはNintendo Switch Onlineを契約していてゲームをプレイ可能であれば、ハッキングもROM編集も必要なく、すぐに使うことができます。必要なのは、2つのゲームパッドだけです。

 

今回の大スクープは、レトロゲームの隠しモードなどの出し方を投稿しているUnlisted Cheats氏がツイートに投下したものです。

 

これまでのネタはゲームジニー(チートを行うための周辺機器)やROMファイルを編集してやることが必要でしたが、「スーパーパンチアウト!!」の裏技は2つ目のコントローラーを用意して、いくつかのボタンを組み合わせて押すだけです。

 

そのやり方は、プレイヤー2用コントローラーのRボタンとYボタンを押したまま、プレイヤー1のコントローラーでスタートまたはAボタンを押すこと。すると全16人のボクサー一覧が現れ、どれかを選ぶと対戦が始まり、試合が終わるとボクサーを選ぶ画面に戻されます。

 

プレイヤー2用コントローラーでは画面上にいる「ボス」ボクサーが操作でき、主人公ボクサーと同じくABXYボタンや十字ボタンの上下を組み合わせ、基本テクから必殺技まで、あらゆる攻撃が繰り出せます。

 

ただし2人用モードではボスの攻撃力が高く、パンチを出す前に明らかな“スキ”を見せるため、あまりeスポーツなどの競技向けではなさそうです。とはいえ、前座ともいえるガビー・ジェイからラスボスのニック・ブルーザーまで操れてしまうのは面白い体験には違いなく、長年のスーファミ仲間と遊ぶにはもってこいでしょう。

 

ちなみに、2009年に発売されたWii版でも対人戦はあったものの、主人公のリトルマック同士で戦うほかありませんでした。それよりも対戦ボクサーの幅が広がったということで、友達の時間が許すかぎり遊び尽くしたいところです。

 

Source:Unlisted Cheats(Twitter)

via:Ars Technica

「マイクラのマップ1枚に全ポケモン地方を完全再現」めざす猛者現る

家や建物など何でも作れる3Dブロックゲーム「マインクラフト」では、実際に遊べるパックマンをレバー付きの筐体込みで作ってしまう人もいました。そんな自由すぎるマイクラ空間に、なんと「すべてのポケモン地方を1つのマップで作り上げる」野望を目指す猛者が新たに現れました。

↑Shutterstockより

 

TikTokユーザーのthechunkyhippo氏は、7月中旬から巨大マイクラ×ポケモン地図の進ちょくを投稿し続けています。このプロジェクトを発表した動画では「すべてのポケモン地方を1つのマップで遊べるるマップ」にすることを約束しており、ゆくゆくはMinecraft Pixelmon modを通じて無料プレイできる予定です。

 

ちなみにPixelmon modは、マイクラ世界にポケモン世界のキャラクターやアイテムなどを追加できる非公式の拡張プログラムのこと。これを導入するとポケモンを繁殖させたり、鍛えることもできます。

 

8月3日現在ではTikTokの各動画で、初代ポケモンの赤・青・緑・黄・ピカチュウでの初期ルートのいくつかが作られる様子や、トキワシティが形を取っていく過程を見ることができます。とはいえ、序盤といえるハナダシティがようやく完成したばかりのため、まだまだ先は遠そうです。

 

ここで目指されているのは街や道だけではなく建物やジムまでぜんぶ入りのため、完全に作り上げるのは大変な大仕事です。そのためthechunkyhippo氏も最新の動画では、「一人でやるには大きすぎる」と助けを求めています。

 

そこで募集されているのは、「(原作)ゲームに忠実であること」を守るためのポケモン専門家や装飾担当者、地形作りや建築家、サーバー運営担当などのチームです。それらの人々をサポートするための寄付も呼びかけられています

 

歴代ポケモンには多くの地方があり、最近は3Dに移行してディティールも複雑となっているため、再現はより難しくなる一方でしょう。すでにThechunkyhippo氏は、初代ポケモンの建物の外観と内部が矛盾していることを解決する方法を編み出してはいますが、「ポケットモンスター ソード&シールド」や「Pokémon LEGENDS アルセウス」などの移植は一苦労、どころでは済まなさそうです。

 

さらに、今後は「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」も11月の発売を控えています。果てしなく広がるポケモン世界をマイクラに持ち込もうとするthechunkyhippo氏の奮闘を、応援したいところです。

 

Source:thechunkyhippo(TikTok)
via:Gamesradar