【立ち食いそば】温・冷とも「抜群にウマイ天ぷら」がコレだ! 開店と同時に行列ができる田町の名店

平成12年創業、都内に3店舗を構える「蕎麦一心たすけ」は、麺・つゆ・天ぷらのすべてのレベルが高いと評判の店。田町店も朝の開店と同時に行列ができる繁盛ぶりだ。

 

麺・つゆ・天ぷらから店の雰囲気までハイレベル

issintasuke_main↑「紅しょうが天そば」(420円)はきざみ紅しょうがをかき揚げに。紅しょうがの酸味と辛味がクセになる

 

そばはつなぎに卵ととろろを使用した細めでコシがある自家製麺。生麺ゆでたてが基本だが、混雑時も客の入りを予測してゆでるため、ほぼゆでたてが食べられる。つゆは厚削りのかつお節、宗田節、さば節のだしを使い、さっぱりとしてコクのある味に仕上げた。

 

また、同店では天ぷらそばの食券を買うと、カウンターに並んだ天ぷらから好きなものを選べるのがいい。オススメは紅しょうが天で、温そば・冷そばのどちらに合わせても抜群にうまい。

issintasuke_sab↑「特選たすけそば」(500円、写真は冷)は油揚げ、揚げ玉、なめこ、おろし、温玉など具だくさん

 

店内は清潔感にあふれ、女性や若者も入りやすい。「蕎麦一心たすけ」は、心地よい空間で絶品そばが食べられる立ち食い界の〝優等生〟といえる。

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蕎麦一心たすけ 田町店
住所:東京都港区芝5-27-13
営業時間:7:00~22:00(月~金)、7:00~14:30(土)
定休日:日、祝日

 

【その他のお店を知りたい方はコチラ!】

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立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス

【立ち食いそば】こう見えてラーメンじゃない!? 元フレンチシェフが作る創作そばで話題の田町の名店

「à la  麓屋」は、そばの基本にこだわりつつ、新感覚の味を提供する人気店だ。店主は元フレンチシェフで、そばと創作フレンチの店を立ち上げた際に信州の開田高原でそば打ちを修行。平成15年にこの店を開いた。

 

フレンチ出身のシェフがそばの常識を覆す!

20180213_a lareya_main↑「コテリ(温)」(720円)には100%そば用のつゆを使用。なのにスープは紛れもなくラーメンの味だ。それがコシのあるそばと絶妙に合う

 

麺は北海道産のそば粉を使った細めの六割そば。石臼挽きで甘皮入りのため豊かな香りと甘みがあり、コシも強い。1か月間寝かせたかえしを、かつお節、昆布、しいたけで取っただしと合わせたつゆはとても上品な味だ。

 

人気のそばは、チャーシューや煮卵がのるラーメン風の「コテリ」。「汁無し担々そば」は濃厚な肉みそとそばの素朴な味が不思議と合う。

20180213_a lareya_sab↑「汁無し担々そば」(750円)は卵の黄身でマイルドになった肉みそが、そばと絡んで箸がどんどん進む

 

本格素材を使って自由な発想のそばを提供する同店は、立ち食いそばの世界で唯一無二の輝きを放っている。

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à la 麓屋
住所:東京都港区芝5-26-10
営業時間:11:15 ~15:00/17:30~22:30(月~金)*ラストオーダーはそれぞれ15分前
定休日:土、日、祝日