年を取っても元気でシャキシャキと過ごしていたいもの。シャンと歩いているおじいちゃんおばあちゃんを見かけると、「かっこいいなぁ」と思いますよね。そこで今回は、老後も元気に過ごすための”筋肉貯金の貯め方”についてご紹介。オフィスや家でもできる簡単トレーニングについても取り上げていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
筋肉貯金チェック
10月31日の「林修の今でしょ! 講座」(テレビ朝日系)では、“筋肉貯金がたまる方法”について放送。
“筋肉貯金”とは、加齢で落ちてくる筋肉を蓄えておくことを意味します。
年を取っても元気でいるためには、今のうちに筋肉をできるだけ貯金しておくことが大切。
ゴリゴリになるまで鍛える必要はなく、日常から気をつけていくことである程度変えていくことができるそうです。
まず番組で紹介されたのは、椅子1つだけでできる筋肉貯金チェック。椅子に腰掛けた状態で腕を前にクロスさせ、前かがみになって片足に体重をのせます。
そのまま反動をつけずに片足で立ちあがることができれば、筋肉貯金がある証拠。実際にスタジオで挑戦した林修さん、室井滋さん、Kis-My-Ft2・玉森裕太さんはラクラククリアしましたが、伊集院光さんは立ち上がることができませんでした。
案外難しいようで、ネット上では実際に試した視聴者から「自分の筋肉貯金のなさに絶望した」「できない…」との声が。この方法で筋肉がないことに気づいた人も多いようなので、自信がある人も1度チェックしてみては?
正しい座り方&下半身トレーニング
番組には整形外科の名医・中村格子先生が登場し、日常生活の中に取り入れられる筋肉貯金の貯め方を教えてくれました。
まず紹介されたのは、1分で腹筋15回分の効果が期待できる“正しい座り方”。骨盤の中にある坐骨の上に体重を均等に乗せ、真ん中に頭の中心が来るように座ります。
ポイントは耳・肩・お腹・坐骨を一直線に保つこと。正しくできているかわからない場合は、1度悪い姿勢で呼吸をしてみましょう。
肺に入った空気の量を覚えておいて、次は正しい座り方で深呼吸。すると違いは明確で、実際に体験した伊集院さんは「全然違う! ずっと吸える」と驚きの声をあげました。
続いて紹介されたのは、座ったままラクに下半身を鍛える方法。歩く時に足を動かす重要な筋肉・腸腰筋を鍛えていきます。まずは先ほどの正しい座り方で、足は肩幅の広さに。
正しい姿勢を保ったまま上半身を動かさず、足を左右10回ずつ地面から少しだけ上げましょう。ポイントは足を上げるときに息を吐くこと。
実際に体験した林さんは「結構キツイですね」とツラそうな表情を浮かべました。ツラい場合はつま先をつけたままかかとを上げるだけでもOKとのこと。
いつまでも美しく歩けて姿勢も保てるようになる一石二鳥のエクササイズなので、ぜひ試してくださいね。
ネット上では「オフィスで正しい座り方とエクササイズやってるけど結構しんどい」「これが腹筋15回分って言われても納得するわ」といった視聴者からの声が続出。
年を取っても元気に過ごせるように、今からコツコツと筋肉貯金を貯めておきましょう。
文/プリマ・ドンナ