世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:1月26日、昼)を紹介していこう。
カラフルなイラストが詰まった絵本が登場!
●1位『ピーキングのためのテーパリング -狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために-』(河森直紀・著/ナップ・刊/1728円)
●2位『宇宙のエネルギーを味方につける 星使いの時刻表2018-2019』(海部舞・著/光文社・刊/1512円)
●3位『ジュニアのためのラグビー食』(海老久美子・監修/ベースボール・マガジン社・刊/1944円)
●4位『喜びは悲しみのあとに (幻冬舎アウトロー文庫)』(上原隆・著/幻冬舎・刊/617円)
●5位『逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得』(大塚明生・著/集英社・刊/1728円)
●6位『知られざる皇室外交 (角川新書)』(西川恵・著/KADOKAWA・刊/864円)
●7位『防衛大流 最強のリーダー』(濱潟好古・著/幻冬舎・刊/1512円)
●8位『ロボブーマー』(菴連也・著/風濤社・刊/1512円)
出典画像:Amazonより
1月25日放送の「news every.」で紹介された絵本が急上昇を見せた。同書の著者は高校生の少年で、“高IgD症候群”という難病を患っている。「news every.」では病気と闘う著者と家族の絆物語を特集。
絵を描くことが大好きな著者は、病気の影響で全身に炎症が起こっても絵を描いて体中の痛みを紛らわせていたという。スケッチブックには、父親と共に表現を考えて描いてきたイラストが満載。自分の絵を見た人に笑顔になってほしいという想いから、「ロボブーマー」を出版することに。
同書にはカラフルで個性的な作品が詰まっており、イラスト集の要素も。購入者からは「娘がとても気に入った様子だったので、購入しました」「見たこともないような色彩や、フォルムのキャラクターが躍動感いっぱいに描きこまれている」と好評を呼んでいる。
●9位『社長の「まわり」の仕事術(しごとのわ)』(上阪徹・著/インプレス・刊/1728円)
最年長デビューのプロ棋士の怒涛の人生とは!?
●10位『介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました』(今泉健司・著/講談社・刊/1512円)
出典画像:Amazonより
プロ棋士・今泉健司四段が大器晩成の秘密をしたためた本がランクインした。幼いころから将棋を始めた今泉は、中学2年生でプロ棋士を目指す。しかし、2度の大きな挫折を経験してプロ棋士になったのはなんと41歳。
戦後最年長となるプロ棋士合格を果たした今泉四段について、1月26日放送の「モーニングショー」が特集を行った。さらに、今泉四段とは対照的に14歳で最年少のプロデビューを果たした藤井聡太四段の話題も登場。去年の6月から開催された第76期名人戦・順位戦では、2人が順位戦初登場のルーキーとして熾烈なトップ争いを繰り広げている。
そして番組では、今泉四段がプロ棋士に至るまでの壮絶な人生が紹介されていく。今泉四段の経歴を知った視聴者からは「今泉四段、頑張って欲しいなぁ!」「最年長ルーキー棋士・今泉健司の人生凄いな。映画化できるぞ」といった声が続出。同書の購入に走った人も多いかもしれない。
テレビで特集された本に注目が集まった今回のランキング。やはり、テレビの影響力は大きいようだ。