「ドライヤーから美容液ミスト」ってどういうこと? 乾かしながらうるおい与える「SHOWER DRYER」登場

Aiロボティクスは美容家電ブランド「Brighte」から、髪を乾かしながら同時にうるおいを与えるドライヤー「SHOWER DRYER」を3月28日に発売します。

記事のポイント

発表会に参加しました。まず驚いたのが、ドライヤーから髪の補修に優れた美髪成分(ヒアルロン酸、浸透型ケラチン、浸透型シルクなど)のミストが噴射されるということ。一体どんな仕組み? と思ったら、消耗品のカートリッジ(新品に1個付属・以降は別売品/2個1980円を購入)を装着して使用するそう。ドライヤーに消耗品を使う発想はなかったので、贅沢な仕組みだな、と思いました。「サラサラでツヤツヤになる」との声もあり、実際に毎日使ったらどうなるのか、ぜひ体験してみたいところです。本体はリンゴ1個ぶん(約357g)ということで、持ってみたところ、確かに軽い。風を顔に当ててみると風圧で頬が持ち上がるくらいで、想像以上の強さ。冷風と温風はリングの色で判別できるのがわかりやすかったです。

↑デモではモデルさんの向かって左側の髪にだけブロー。スクリーン上でもつやつやになっているのがわかりました。

 

↑ブランドアンバサダーの佐々木 希さんが登壇。「ホントに軽いしすぐに乾く。サラサラツヤツヤになるのでテンションが上がりました。ミストはぜひ体験してほしい」と感動のコメント。

 

SHOWER DRYERは、ナノミストを噴射するドライヤーです。粒子サイズ100μm(0.1mm)以下の極小美容液が、髪の深部まで届くことで髪のうるおいを引き出し、毛先までしっとりまとまるとのこと。ミストにはヒアルロン酸、ケラチン、シルクなどの美髪成分が配合されています。

本体重量は約357gと軽量設計です。また、風量は2.58立方メートル/分を実現。超高速モーターと独自の風路設計により、素早く髪を乾かすことができます。

さらに、グラフェン素材の遠赤外線ヘッドにより、髪の内側からやさしく乾かすことが可能。生乾きや乾かしすぎを防ぎ、最適な水分バランスを保つとしています。加えてプラスとマイナスの両イオンを活用したテクノロジーで、髪の表面を整えつつ髪のまとまりを向上させるそうです。

 

Brighte

SHOWER DRYER

価格 3万9600円(税込)

【家電大賞】ラムダッシュAI ナビと6枚刃&高速リニアモーターで「深剃り」と「肌へのやさしさ」の両立へ!

提供:パナソニック

「家電大賞」は、モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード。今年で10回目となった2024年発売のノミネート家電200製品のなかから、読者の投票(投票期間は2024年11月22日~2025年1月6日)により、グランプリと部門賞(特別賞含む全27部門)が決定した。「美容家電」部門ではラムダッシュPRO 6枚刃 ES-L690Uが銀賞を受賞。今回は、投票者の声とともに受賞モデルの魅力を紹介する!

 

「毎朝感動!」とユーザーの熱い支持を受け「美容部門」銀賞に!

パナソニック
ラムダッシュPRO 6枚刃 ES-L690U
公式通販サイト価格6万8310円

ラムダッシュPRO 6枚刃の最新トップグレードモデル。グリップ部に「ナビモニター」を搭載する。カラー名は「クラフトブラック」で、粒状感のあるプロット塗装を施し、高級感を演出。手触りのよい工芸品のような仕上がりだ。

SPEC●外刃:6枚刃システム●内刃:30°鋭角ナノエッジ内刃●駆動方式:リニアモーター高速駆動●駆動ストローク:約1万4000ストローク/分●サイズ/質量(キャップを除く):W72×H181×D58mm/約230g

 

【投票者コメント】

「これほど肌に優しくきれいにヒゲがそれるシェーバーはこれまでありませんでした。毎朝、感動しています!」

「ヒゲの状態に合わせて、最適なパワーに自動制御するラムダッシュAI+(※1)やナビLEDなど 新技術のてんこ盛りのうえ、デザインが良い!!」

「使い心地も抜群だが、洗浄機能と自動乾燥機能が手軽で素晴らしい」

 

「肌へのあたりがやさしいのにしっかり剃れる」と大好評!

シェーバーは“深剃り”と“肌へのやさしさ”が相反すると思われがち。パナソニック「ラムダッシュPRO 6枚刃 ES-L690U」は数々の先端技術を搭載し、その2つの両立を追求したモデルだ。

 

「新・極薄深剃り刃」と「アゴ下トリマー刃」からなる6枚刃システムが一度に多くのヒゲをとらえ、ラムダッシュ史上最速(※3)のリニアモーターで根元から逃さずカット。素早く確実にヒゲを“深剃り”できるので、何度も刃を当てて肌に負担をかける必要がなく、“肌へのやさしさ”も両立できる。

 

また、「ラムダッシュAI+」(※1)がヒゲの状態を検知し、最適なパワーに自動で制御。その状態を「ナビLED」の光の色で確認可能だ。ヒゲの状態を確認しながら剃れ、剃った後は「ナビモニター」でシェービング結果を確認できる。投票者からも「肌へのあたりがやさしいのにしっかり剃れる」という喜びの声が数多く寄せられており、高評価につながった。

 

【POINT 01】ラムダッシュAI ナビ(※2)でヒゲの状態がわかりやすい!

ヒゲの濃さを常に検知し、最適なパワーに自動制御する「ラムダッシュAI+」(※1)を搭載。「ナビLED」がヒゲの濃い部分を剃る際はオレンジに、薄い部分では白色に点灯する。結果を「ナビモニター」で確認可能。

 

【POINT 02】新・極薄深剃り刃の6枚刃でカット効率が向上!

4枚の「新・極薄深剃り刃」&2枚の「アゴ下トリマー刃」が、寝たヒゲまで一度にアプローチ。「新・極薄深剃り刃」は配列を変えて刃穴のカバー範囲を広げ、1枚あたりのカット効率が大幅に向上した。

【POINT 03】高速リニアモーターで素早く&確実に剃りきる!

外刃で取り込んだヒゲを逃さずカットするには、内刃を高速に動かすモーターが必要。シリーズ史上最速(※3)の約1万4000ストローク/分を実現した高速モーターを搭載し、太いヒゲも素早く剃りきる。

 

※1:ヒゲの濃さや、シェーバーヘッド内部のヒゲクズによって、センサーが反応(駆動音の変化)しない場合がありますが、異常ではありません。※2:ヒゲの濃さや、シェーバーヘッド内部のヒゲクズによって、センサーが反応(駆動音や光の変化)しない場合がありますが、異常ではありません。※3:パナソニック シェーバー ラムダッシュにおいて。2024年7月30日現在。

 

パナソニック「ラムダッシュPRO 6枚刃 ES-L690U」を詳しく知りたい方はコチラ

家電のプロが美容効果をリアルに実感! 男女問わず使ってほしい2024年「美容家電」ベスト5

男性美容が一般化したのに伴い、近年は男性も手軽に使える美容家電が注目を集めています。そこで今回は、美容に詳しい家電ライター・田中真紀子さんをお招きし、2024年に役立った美容家電を振り返ってもらいました。忙しい日々に寄り添う時短ケアや、プロ級の効果を体感できるアイテムが勢ぞろい。男女問わず、美容を楽しみたい方は必見です!

私が解説します!
家電ライター・田中真紀子さん

家電を生活者目線で分析し、雑誌やウェブで紹介する家電のスペシャリスト。自宅には最新家電を中心に200以上の家電を所有し、美容家電の製品レビューも多数行っています。高校生の子どもと夫、犬の3人+1匹暮らし。

1.「EMSが心地よく、頭皮が引き締まったような爽快感が味わえます」

フェスティノ

充電式 EMSヘッドスパ プレミア SMHB-044

実売価格1万9800円(税込)

EMSを搭載した電動ヘッドスパブラシ。独自の動きによる「極技つまみ上げ」は、つまみ上げながらしっかり頭皮や筋肉を動かします。EMSは肌表面に近い筋肉に働きかけるレベル1から、より深い部分の筋肉にまで届くレベル3までの3段階。日常生活では動かしにくい筋肉をEMSで刺激し、頭や首・肩などの筋肉を鍛えてリフトケアを行います。 IPX 7相当の防水性能を持つのでシャンプー時にも使用可能。スパブラシともみブラシの2種類のアタッチメントブラシが付属します。カラバリはホワイトとサンドベージュを用意。

【田中さんのお気に入りポイント】

ブラシが頭皮をしっかり捉えるので、頭皮が動いているのを実感。さらに先端から出るピリピリしたEMSが心地よく、頭皮が引き締まったような爽快感が味わえます。顔にも使えるので、バスタイムを利用してケアしてみては。肌のたるみが気になる人、頭皮が固くなっていると感じている方、バスタイムを有効に活用したい方にオススメです。

↑防水仕様なのでお風呂や洗面所でも安心して使えます

 

2.「お肌がしっとり引き締まる実感が得られる。初心者やエイジング世代にもオススメ」

アンファー 

DISM

EMS EER メンズスキンケアデバイス BOT-2310

実売価格3万5200円(税込)

長さ約16cmのコンパクトなT字型美顔器。2種類の波長のEMSで表情筋を刺激し、リフトケアをしながら美容成分の浸透しやすい柔らかい肌に導きます。さらに赤色LEDがコラーゲン生成を促進し、肌にハリを与えます。EMS、エレクトロポレーション、ラジオ波を組み合わせた独自のうるおい浸透機能、EERも搭載。超微弱電流で肌にハリを与え、うるおいのある肌に整える機能、マイクロカレントも搭載しています。

【田中さんのお気に入りポイント】

男性が使いやすいT字シェーバー型で、63gととにかく軽くて使いやすいです。EMSと浸透、ラジオ波のケアが同時にでき、1回でお肌がしっとり引き締まる実感が得られるので、モチベーションが続きます。美容男子はもちろん、操作がシンプルでわかりやすいので、美顔器初心者や肌のハリがなくなってきたエイジング世代にもオススメ。

 

3.「2分で顔のケアが完了。忙しくても『これぐらいやっておこう』と思えます」

ヤーマン 

リフトロジー YJFD1N

実売価格3万9600円(税込)

手のひらサイズのリフトケア特化型美顔器。立体的なヘッドに7つの湾曲電極を配置した「ワイドリフトヘッド」が凹凸のある顔はもちろん、首、ボディにもしっかりフィット。7つの電極からは、低周波&高周波EMSが電極間を移動するように出力され、顔の上をタッピングしていくような刺激とともに表層筋・深層筋にアプローチ。「デュアルヒーター機能」を搭載し、温めながら筋肉を効果的に刺激します。EMSのパワーを強化した「リフトロジー SP」もラインナップ。

【田中さんのお気に入りポイント】

当てるだけのシンプルケアなので、エイジングが気になる人に、とりあえず使ってみてほしい。痛すぎずほどよい刺激が気持ちいいですし、とにかくわかりやすく肌が引き締まるのを実感できます。幅が広いので、一度に当てられる範囲が広く、半顔1分、全顔2分でケアできるのもうれしいところ。忙しくても「これぐらいやっておこう」と思えます。

↑1秒間に刺激の異なる電極刺激を与え、筋肉を縮める、緩めるを繰り返すことで表層筋~深層筋までケアします

 

4.「その名の通り、『指で毛束を作る』感覚で癖づけができます」

MTG

リファ フィンガーアイロン ST

実売価格1万4500円(税込)※発売は2023年10月

美容師の指先の細かい動きを再現し、前髪・毛先・トップの「毛束1cm」に絶妙なニュアンスが作れるよう開発されたコードレスタイプのヘアアイロン。ツヤを出したり、髪のふくらみやうねりをレタッチしたり、幅広いスタイリングに活躍します。髪を傷つけにくく、ムラなく熱を伝えるカーボンレイヤープレートを採用するのも特徴。小回りがきくので、男性の短い髪のスタイリングにもオススメです。カラバリはホワイト/ブラック/ピンクの3色を用意。2025年1月15日よりヘアメイクアップアーティスト・河北裕介氏が監修するリファ フィンガーアイロンST 6も発売。

【田中さんのお気に入りポイント】

フィンガーアイロンという名の通り、プレート部分が細いので、まさに指で毛束を作る感覚で癖づけができます。「毛先を遊ばせて動きのあるヘアを作ってみたい」という男性にオススメ。充電式なので出先で髪のセットを直せるほか、温度が下がりがちな2回目以降の昇温スピードが早いのもポイントです。

↑毛束1cmを誰でも簡単につかめるよう、指先サイズのプレートを開発

 

5.「履くだけでお尻が鍛えられる。動くことが以前よりおっくうでなくなりました」

MTG

SIXPAD Hip Fit

実売価格3万9600円(税込)

履くだけでヒップトレーニングができるEMS機器。ヒップのシルエットに沿ってヒップの下部まで覆う大きな電極を配置し、最大60VのEMSで大臀筋にアプローチします。筋肉を効率的に鍛える23分のトレーニングプログラムを搭載し、「ながらトレーニング」も可能。水で通電する独自の布製電極「エレダイン」を採用しており、トレーニング後は洗濯機で洗えるのが便利です。

【田中さんのお気に入りポイント】

履くだけで手軽にお尻が鍛えられます。座りっぱなしの時間が長い私にとって、こちらを使うことでお尻を筋肉の大切さを考えるいいきっかけになりました。お尻の筋肉を意識するようになり、意識的に立ち上がったり、ストレッチしたりするようになったり。動くことが以前よりおっくうでなくなり、最近は本気で鍛えようかな……と思い始めています。

↑大きな電極で大殿筋にアプローチ

 

田中さん、2025年はどんな美容家電が出ると思いますか?

2024年は美容家電への新規参入が相次ぎました。特にアンファーやマンダムなど、男性向けの頭皮やお肌をケアする商材を扱っていたメーカーが美容家電に参入したのは象徴的。コロナ禍を経てセルフケアに力を入れる人が増え、男性美容が一般化したことで、今後もますます美容家電への関心が高まっていくと予想します。その意味で、男女を問わず家族で美容家電をシェアするのもオススメ。ちょっと高価なものが試せますし、一緒にケアすることでモチベーションのアップにもつながるでしょう。

 

「美容家電は女性のもの」という垣根がなくなりつつあるので、2025年は美容慣れしていない男性でも使いやすい単機能タイプが増えていくのでは。機能をシンプルにして価格を抑えつつ、より効果が実感できる出力の高いものが出てくると思います。

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

え、これがシェーバー? ドーナツ型のコンパクトな「マイクロタッチシェーバー〈EGO-501〉」

ロイヤルは新ブランド「EGONIA」から、マイクロタッチシェーバー〈EGO-501〉を12月6日に発売しました。一見、シェーバーに見えないスタイリッシュなデザインが特徴です。

 

記事のポイント

持ち運びに便利な大きさで約122gと、男女問わず使いやすいアイテムです。 USB充電式(Type-C)で、 約1時間でフル充電になるとのこと。日常使いはもちろん、出先での大事なイベント前にサッと身だしなみを整えたい時にも活躍してくれそうです。

 

ドーナツ型のデザインになっている中央部にタッチセンサーが付いており、そこに触れると可動します。コンパクトながらも、9000RPMと十分なパワーのモーターを使用しているので、スムーズにケアできます。

 

3D デュアルヘッドと二重リングブレードが、顔の曲面にもピッタリと密着します。刃の部分を上に引っ張って取り外し、サッと水洗いできるので、お手入れも簡単です(IPX4)。

 

専用ケースも付属しているので、セカンドシェーバーとして通勤時のカバンの中や、出張や旅行時などに気軽に持ち運べます。大事な商談やデート前に、身だしなみを整えるのに役立ちますね。

 

EGONIA
マイクロタッチシェーバー〈EGO-501〉
希望小売価格:9900円(税込)
カラー   : M.BEIGE/M.BLACK/SLIVER

EMSに光美容、新形状ドライヤー…プロが教える美容家電のトレンドと最新のおすすめ7選

夏にため込んだ肌ダメージを癒す間もなく、乾燥による肌悩みが増える季節がやってきました。いつもと同じケアでは物足りない、むしろ劇的な力でテコ入れしたいと感じている人も多いでしょう。そんなときに助けとなってくれるのが美容家電です。

 

今回は、自宅で手軽にお肌のケアをできる美容家電に魅了され、さまざまな商品を試してきた美容家電ライターの田中真紀子さんに、効果を実感しやすい商品や、次に来る注目の美容家電についてお聞きしました。

 

 

2025年には3300億円突破の見込み
拡大する美容家電市場

 

美容家電・雑貨市場は、高機能・高価格帯商品の需要増加により右肩上がり。その傾向は今後も高まると予想されていて、2025年には3300億円を突破すると言われています。

 

「この10年、美容家電は目覚ましい進化を遂げてきました。電流で筋肉を刺激する『EMS』ひとつとっても、機能が大幅にアップ。以前は表情筋の表面にビリビリと伝わるものが主流でしたが、現在は深層部にある筋肉にも刺激が届く商品が多くなりました。さらに、電流の種類や組み合わせのバリエーションが増え、多種多様に進化しています。
また、手で塗布しただけでは浸透しにくい美容成分を、角質層まで押し込む機能を搭載した美容家電も続々登場しています。私の体感にはなりますが、美顔器の種類によっては4〜5万円前後の商品で、早い人では即日、長くても1週間ほどの継続使用で肌の変化を実感できると思います」(美容家電ライター・田中真紀子さん、以下同)

 

 

さらに田中さんは、私たち消費者側の変化も市場拡大の要因だと言います。

 

「コロナ禍に“おうち美容”が注目され、『ホームケアでサロンクオリティを実現するのは難しいのでは?』と感じていたサロン派の人が、美容家電に興味を持ち購入しするようになりました。また、これは家電業界全般にいえることですが、昨今、きちんと価値がある商品なら多少高価でも取り入れたいというニーズが高まっています。それにより、高価格帯商品が売れているのです」

 

初心者は機能だけでなく
ライフスタイルも意識して選ぶこと

美容家電市場が伸びている理由がわかったところで、美容家電初心者におすすめのアイテムと選ぶときのコツを教えていただきました。

 

 

「美容家電のなかでもいまとくに人気なのは美顔器ですが、ひと口に美顔器といっても、EMSやRF、イオン導入器、スチーマーなどさまざまなタイプがあります。選ぶときは、ご自身のライフスタイルを考え、日常生活に取り入れやすいかどうかを考えましょう。

 

例えば、美顔スチーマー。暖かいスチームで肌を潤し、スキンケアの効率をアップさせるなど、冬の乾燥肌にはもってこいのアイテムです。しかしながら、美顔器の日常利用に慣れていない人が購入してしまうと、タンクの水を入れ替えるのが手間になったり、そもそもスチームを当てる時間を作ることが面倒になったりして、結局使わなくなってしまいます。お肌をケアするアイテムは、続けて使わないと効果が実感できないので、これではあまり意味がありません。

 

そういった意味で初心者におすすめなのは、手軽に使えて効果を実感しやすいEMS美顔器。スイッチひとつで手軽に使え、さらに、毎日のスキンケアの途中に導入できるので、習慣化もさせやすいのです。あとは、お出かけ前に寝起きのゆるんだ肌を短時間で改善したいのか、それとも週末にじっくりケアをしたいのか、使用シーンや目的にあわせて選ぶのもよいでしょう」

 

美容家電のトレンドを生み出してきた
「ヤーマン」と「リファ」

左はヤーマンの「フォトプラス プレステージ SP Ⅲ」。右はリファの「リファフィンガーアイロン ST」。

 

若い世代にとくに人気のブランドといえば、「ヤーマン」と「リファ」です。人気の理由はどんなところにあるのでしょうか?

 

【ヤーマン】業務用美容機器メーカーならではの技術力で総合的なケアが可能に

「ヤーマンが人気の理由は、その技術力の高さにあります。40年以上にわたりエステサロンなどで使われる業務用美容機器を開発してきたメーカーで、その技術が家庭用商品にも落とし込まれています」

 

エステ級のスキンケアがこれ1台で叶う美顔器「フォトプラス」シリーズ。

 

「ヤーマンの代名詞といえば、『フォトプラス』シリーズ。イオン導入、RF、EMS、赤色LED、冷却などの機能を駆使し、1台で総合的なエイジングケアを可能にしました。
たとえば、CLEANモードではお肌を温めて毛穴の汚れをオフ、DYHPモードでは化粧水の浸透力を上げ、角質層の深部までアプローチしてリフトケア、EYEモードでは温感で目元をケア、さらにCOOLモードでは冷却効果でキメを整えるなど、なんと11役もこなすんです。1台でさまざまな肌悩みに対応でき、『肌の調子がよくなる』『ちゃんと効果を実感できる』といった声があがっています」

 

【リファ】スタイリストの手業を再現し誰でもこなれ感のある髪型に

「リファは、シャワーヘッドや美顔器など多彩なラインナップで知られるブランドですが、なかでも強いのがドライヤーやヘアアイロンといったヘアケア商品。プロがスタイリングしたヘアスタイルを自宅でも再現したいという願望を、誰でも簡単に叶えられるようにした商品が多く、使う側に立った開発力が魅力です。
また、特別感のあるスタイリッシュなデザインも人気で、おしゃれに敏感な若者の間で『自宅に置きたくなる』と話題になりました」

 

こなれ感のある髪型を簡単に作れる「リファフィンガーアイロン ST」

 

「とくに人気なのが、『フィンガーアイロン』シリーズ。”絶妙なニュアンス”が仕上がりの美しさを左右するということに着目し、スタイリストの細かい指の動きを再現できるように作られたヘアアイロンです。軽量、かつコードレスで、外出先でのお直しに使えるのも魅力です」

 

プロが注目する、次に来る美容家電

 

長年、美容家電の隆盛を見てきた田中さんが、いま注目している美容家電のネクストトレンドはなんなのでしょうか?

 

・パワフルで個性的な「EMS美顔器」

「美顔器は、EMSがよりパワフルになり、刺激をお肌の深くまで届けるための工夫がなされた商品が増えています。加えて、EMSの特徴も多様化し、各社独自性が強まっているのも感じます」

 

・世界的ブームの「光美容」

「最近よく耳にするようになった“光美容”も進化しています。LEDの波長の違いを利用し、光を当てるだけで美肌効果を期待できる機能で、海外ではすでに大ブームを巻き起こしています」

 

・低温・速乾の「ヘアケアドライヤー」

ドライヤーの注目度も依然として高く、髪を傷めずに乾かせるのはもちろんのこと、“低温・速乾”をキーワードに、髪が熱くなりすぎないよう温度を自動で調節するなど、オリジナリティあふれる商品が登場しています」

 

これを買えば間違いなし!
プロおすすめの最新美容家電7選

最後に、いまおすすめのアイテムをカテゴリーごとに教えていただきました。

 

EMS美顔器

表情筋を動かして肌を持ち上げる1回2分のリフトケア

ヤーマン「リフトロジー SP」
5万8300円(税込)

「顔全体の筋トレがたった2分で完了する、忙しい朝にぴったりなアイテムです。エステシャンにタッピングされたようなリズミカルな刺激もとても心地いいんです。機器を動かす必要はなく、肌の上に置くだけで高周波を含む複合的なEMSが深層まで届き、難しい操作なしで高い効果を実感できます。
一度に広い面に当てられるので効率的にケアができ、毎朝のメイク前に使うと、継続的な引き締め効果を得られます。さらにいま注目のLEDも搭載し、リフトケアだけでなく肌のトーンアップも狙えますよ」

 

3種類のEMSで筋肉により広く深くアプローチ

サロニア「EMSリフトブラシ 3Dケア」
4万4000円(税込)

「表情筋は複雑に絡み合っているため、顔の筋肉を鍛えるには複数の刺激が必要です。そこでおすすめなのが、同社の従来のEMSリフトブラシよりも刺激が170%アップした本品です。3Dフィットピンの本数が増え、EMS 刺激のレベルも5段階から8段階に上がっています。
フェイス・スカルプ・ボディの3モードを搭載しているので、顔だけでなく全身のケアが可能。完全防水なので、凝り固まった頭皮や肩周りのケアをお風呂に入りながら行えるんです。コンパクトなので旅先にも気軽に持っていけますよ」

 

頭の筋肉からリフトケアを実現。いつもの化粧品が角層まで届く

パナソニック「バイタリフト ブラシ EH-SP60」
3万9600円(税込・編集部調べ)

「顔と頭の筋肉はつながっているので、顔のたるみが気になる方は頭の筋肉まで鍛える必要があります。そこでおすすめしたいのが本品です。前頭筋(おでこ)から後頭筋(襟足)まで、頭にある大きな筋肉をトレーニングするための刺激と、複雑な表情筋にアプローチする刺激、2種類のEMSで頭筋を効率よく刺激できます。
ブラシがクッションのように上下し頭筋をしっかり捉え、EMSがダイレクトに届くのもポイント。また、イオンの力により、いつもの化粧品が角層へぐんぐん浸透するので、毎日のスキンケアも格上げできます。肌表面をキュッと引き締めつつ、奥のほうの筋肉も同時に刺激できるので、即効性と長い目で見た筋トレ効果も期待できます」

 

光美顔器

緑のLEDが1日10分で美肌に導くマスク型美顔器

ヤーマン「ブルーグリーンマスク」
11万円 (税込)

「マスクをかぶるだけでLEDケアができる便利なアイテムです。LEDの光は波長によって肌に与える効果が異なり、ブルーグリーンの波長は肌の明るさや透明感に、赤い波長はハリや潤い、目尻のシワに効果があります。
装着がとても簡単なので、テレビを見ながら、ストレッチをしながらなど、“ながら美容”ができるうえ、装着時間も10分と短く継続しやすいところも魅力です。顔全体をしっかり覆うことができ、まるでサロンのようなケアが期待できますよ」

 

美容クリニックで使われる2つの光を強力照射

パナソニック「光美顔器 フォト ブライトショット EH-SL85」
6万9300円(税込)

「美容クリニックで用いられるLEDとIPLという2つの光を、強力照射できるアイテムです。強力であるにもかかわらず、ダウンタイムが不要というのはとても大きなメリット。
照射できる2つの光は波長が異なり、明るさ、透明感、うるおい、毛穴の目立ちにくさ、ハリ感、ツヤ感、キメ、角質くすみと8つの効果を期待できます。また、メラニンが溜まった角質くすみを剥がれやすくし、健やかな角層へ導くこともできます。ハイパワーながらも痛みはないので気軽に使え、サロン通いをしている人が、サロンに通う合間のホームケア用に取り入れている場合も多いです」

 

ドライヤー

風の力で乾かしながら髪をストレートに

ダイソン「Dyson Airstrait ストレイトナー」
5万3799円(税込)

「ヘアアイロンのように髪を挟んで使う新しいタイプのドライヤーです。縮毛矯正やヘアアイロンでは作れない自然なストレートヘアに仕上げたいという要望から作られた商品です。
過度な熱によるダメージを抑えながらも、しっかりとストレートに伸ばせます。また、髪を乾かしながらスタイリングができるので、時短にも。本品でドライからスタイリングまでを行うと、キューティクルが整ったツヤツヤの髪に仕上がりますよ」

 

温度を自動でコントロールし、乾きすぎや半乾きを防止

リファ「リファビューテック リセッター」
3万8500円(税込)

「アタッチメントを変えることで、根元をふんわり立ち上げたり、艶のある自然なカールを作ったりでき、ドライからスタイリングまでこれ1本で完了。プロの手を借りたような本格的なスタイリングが可能で、トップをふんわり立ち上げながらも毛先がしっとりまとまったひし形シルエットを作れ、小顔に見せることもできます。
ヘアアイロンとは異なる、ふわっとした仕上がりを求める人におすすめですね。また、自動で送風温度をコントロールする機能と、至近距離からハイドロイオンを届ける機能を搭載しているので、髪の水分を保持しながら髪を乾かせ、ダメージを最小限に抑えられます」

 

 

自宅にいながらもサロンクオリティの仕上がりを手に入れられる美容家電。テクノロジーの進化により高性能なアイテムが増えているいま、未来のお肌と髪への先行投資として、取り入れてみてはいかがでしょうか。その際はぜひ本記事を参考に、自分のライフスタイルに合った、使い続けられるアイテムを選びましょう。

 

 

 

Profile

白物・美容家電ライター / 田中 真紀子

出産を経て、子育てと仕事の両立に悩むなか、家事をラクにしてくれる白物家電、エステに行けなくても自宅でケアできる美容家電に魅了され、家電専門ライターに。現在は雑誌、webにて執筆するほか、専門家として記事監修、企業コンサルタント、アドバイザー業務もこなし、テレビ・ラジオ出演も多数こなす。TikTok「家電のまきこさん」も絶賛更新中。
HP

イオンのバランスを整え美髪へ。マクセル「Angelique」からドライヤーとヘアアイロン4機種

電響社は、マクセルブランドから、Angelique(アンジェリーク)シリーズプラズマイオンヘアドライヤー「MXDR-700A」「MXDR-500A」、マイナスイオンヘアドライヤー「MXDR-300A」、コードレスモバイルヘアアイロン「MXHI-500」の4機種を、11月下旬に順次発売します。

 

記事のポイント

プラズマイオンやマイナスイオン搭載のコンパクトな大風量ヘアドライヤー3機種と、外出先でも使いやすい充電式のモバイルヘアアイロンが発売。カラーはいずれもインテリアにも溶け込みやすい、ベージュとグレーの2色展開となっています。

 

プラズマイオンヘアドライヤー「MXDR-700A」は、パワフルな風と本体のコンパクトさを両立しているモデル。自動で温風と冷風を切り替える「AUTO モード」を搭載しており、髪と地肌の温度が過度に上がってしまうのを防いでくれます。

 

コード、ノズルを含まない質量は約350gと軽く、扱いやすいです。

 

プラズマイオンヘアドライヤー「MXDR-500A」は、速乾からベーススタイリングまで可能な5種類の風を出します。本体質量は約380gと、こちらも軽量です。

 

マイナスイオンヘアドライヤー「MXDR-300A」は、低い温風温度と大風量で髪をいたわりながら、やさしく乾かします。髪の傷みや熱ダメージが気になる人も、気軽に使えますね。

 

コードレスモバイルヘアアイロン「MXHI-500」は、手のひらサイズのコンパクト設計で持ち運びも便利。立ち上がり時間は約10秒(100℃到達時間、最高温度設定時)、最高温度は200℃で、温度設定は4段階からできます。ツヤ出しに便利な低温80℃にも設定可能です。

 

バッテリー残量や、設定温度を切り替えて表示できるディスプレイも搭載しています。

↑質量は約205g

 

マクセル
「プラズマイオンヘアドライヤー MXDR-700A」
オープンプライス(11月29日発売)

「プラズマイオンヘアドライヤー MXDR-500A」
オープンプライス(11月26日発売)

「マイナスイオンヘアドライヤー MXDR-300A」
オープンプライス(11月26日発売)

「コードレスモバイルヘアアイロン MXHI-500」
オープンプライス(11月29日発売)

【家電大賞】20年の時を経て、「ナノケア」の最高峰がついに誕生!「高浸透ナノイー(第2世代)」が髪の内側までうるおし、なりたい髪へと導く

提供:パナソニック株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で10回目となった「家電大賞2024-2025」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介する!

 

家庭用ヘアードライヤー国内出荷台数シェア12年連続1位(※1)を誇るパナソニック。そんな同社の人気ライン「ナノケア」から、ドライヤーの概念を変えるようなフラッグシップモデル「nanocare ULTIMATE」が、9月に発売された。

 

乾かしながら、髪に至福のケアを……。ドライヤーの概念が変わる逸品

ヘアードライヤー ナノケア「nanocare ULTIMATE」EH-NC80

No.109
美容家電部門
本誌注目モデル

パナソニック

ヘアードライヤー ナノケア「nanocare ULTIMATE」EH-NC80

実売価格8万4150円(税込/編集部調べ)

新開発の高浸透ナノイー(第2世代)搭載で、水分発生量が最大10倍(MOIST使用時)(※4)となった、「ナノケア」の新ライン。高浸透ナノイー、ミネラル(※5)、マイナスイオンの発生量を調整した4つのパーソナルメニューで、“なりたい髪”へと導く。

SPEC●消費電力:1200W●温風温度:約95℃(風量:強/HOT/STRAIGHTまたはAIRY)、約90℃(風量:強/HOT/MOISTまたはSMOOTH)●最大風量:0.8㎥/分●ケア成分:高浸透ナノイー、ミネラル(※5)、マイナスイオン●機能:退色抑制、静電気抑制、UVケア●パーソナルメニュー:4●モード:5●サイズ/質量:W173×H210×D79㎜/約590g

 

日々のヘアドライでなりたい髪へと導く

パナソニック独自の浸透性の高いマイナスイオン「ナノイー」を搭載した美容家電シリーズ「ナノケア」は、2024年に20年を迎えた。なかでもヘアードライヤーは、髪へのうるおい効果と速乾性を両立している点が好評で、国内累計販売台数1700万台を達成している(24年3月時点)。新フラッグシップモデル「nanocare ULTIMATE」は、これまでで最もナノイーの水分発生量が多い(MOIST使用時)(※2)「高浸透ナノイー(第2世代)」を搭載。ナノイーを生成するデバイスをパワーアップさせたことで、「ナノケア」史上最高のうるおい(※3)を叶え、髪の内側にまで水分を届けられるとあって注目を浴びている。

 

さらに、髪悩みに合わせてヘアケアができる4つのパーソナルメニューを搭載。「ナノケア」といえばしっとりとした仕上がりに定評があるが、“髪にボリュームを出したい”という顧客ニーズに応えたメニューも今回初搭載している。

 

こちらもCHECK!

ヘアードライヤー ナノケア「nanocare ULTIMATE」EH-NC50

実売価格5万9400円(税込/編集部調べ)

「MOIST」「STRAIGHT」「AIRY」3つのパーソナルメニューが選べる、高浸透ナノイー(第2世代)搭載。風量、サイズ・質量はEH-NC80と同様。セットノズルを付属。

 

ヘアードライヤー ナノケアEH-NA0J

実売価格3万8610円(税込/編集部調べ)

高浸透ナノイー搭載で、ナノケア史上最大風量(※6)・1.6㎥/分(※7)で速乾性を実現。環境を検知するスマートセンシングにより自動で風温をコントロールし、過度な熱を抑える。

 

・nanocare ULTIMATEとは、パナソニックドライヤーにおいて最も高い髪ケア効果を保有するナノイーを搭載したシリーズです。※1:(一社)日本電機工業会出荷統計/2012年-2023年度 ※2:パナソニックドライヤーにおいて。高浸透ナノイー比(パナソニック調べ) ※3:パナソニックドライヤーにおいて。EH-NA0J比(パナソニック調べ) ※4:高浸透ナノイーと高浸透ナノイー(第2世代)との比較(パナソニック調べ)。※5:亜鉛電極を含む放電ユニットから発生する亜鉛粒子のこと。※6:国内販売商品において ※7:風量【強】ノズル装着なしの時 風量の測定方法は、JIS C9613に基づく

 

【POINT 01】高浸透ナノイー(第2世代)で水分発生量が最大10倍(MOIST使用時)(※8)に

高浸透ナノイーとは、水分発生量が18倍(※9)にアップしたナノイー(独自技術で微細化した、水分を多く含んだイオン)のこと。第2世代へと進化したことで、水分発生量が従来の最大10倍(※8)となり、髪に与えるうるおいも1.2倍(MOIST使用時/毛髪水分増加量・パナソニック従来高浸透ナノイー搭載商品比)(※10)となった。

↑20年間の研究・開発の成果でナノイーの水分発生量は18倍(※9)、さらに最大10倍(※8)に。髪の水分量を整え、よりなめらかな指通りを実現する

 

↑高浸透ナノイーがキューティクルの僅かな間から入り込み、髪の内側にまでうるおいを与える。ツヤのある、しっとりまとまる髪へと導く

 

【POINT 02】パワフルモーターと新速乾ノズルで広い範囲に強い風を届ける

パワフルな小型高回転モーターが、高圧・高速の風を発生させる。その風を新速乾ノズルが拡散することで、広範囲に強い風を届ける。高回転モーター×新速乾ノズルのはたらきで、髪にうるおいを与えつつ、ナノケア史上最高(※11)の速乾性能を実現している。

↑ノズルの口径は小さめだが、デフォルト設定の風量【強】はかなりパワフル。スマートセンシング搭載で、風温を自動でコントロールしてくれる

 

↑髪の根元から温風を当てていくことで、より素早く乾かすことができる。さらに乾かしながら、3つのケア成分を髪に優しく、しっかり届ける

 

【POINT 03】髪悩みに合わせた4つのパーソナルメニューを搭載

高浸透ナノイー(第2世代)で補水、ミネラルで補修(※12)、マイナスイオンで補整。この3つのケア成分の発生量をコントロールした、「MOIST」「STRAIGHT」「AIRY」「SMOOTH」4種類のパーソナルメニューから、髪悩みに合わせてヘアドライが選べる。

パーソナルメニューマッピング〈参考〉。最適なパーソナルメニューがイマイチわからない場合は、公式サイトのカウンセリングから確認してみるのも◎

 

↑よりクセを伸ばしたい、ボリュームアップしたい場合は、ボリュームアップ&ストレーターを装着。簡単に思い通りのスタイリングが可能だ

 

【POINT 04】スマートUIで直感的に操作可能! なめらか・クラッシーなデザイン

なめらかな美髪をイメージしたというスリーク・モノフォルムは、これまでのラインにはなかった新しいデザイン。オーセンティックブラウンのボディが上品だ。カラー液晶が搭載され、選択したメニューや風量・風温をわかりやすく表示してくれるのも斬新。

↑専用のスタンドのほか、ボリュームアップ&ストレーター(アタッチメント左)、セットノズル(アタッチメント右)が付属

 

↑スマートUIを採用したカラー液晶搭載で、多彩なメニューを直感的に操作できる。液晶下の3つのボタンでメニュー、風量、風温を選ぶ

 

【POINT 05】美髪に導くだけでなく地肌とお肌ケアも叶える

水分たっぷりの高浸透ナノイー(第2世代)を含んだ風は、髪だけでなく地肌とスキンケアにも一役買う。風温切替ボタンに「SCALP」と「SKIN」のモードがあり、選択すると、それぞれ適した温度の風を出してケアしてくれる。

↑髪が7割ほど乾いた状態でスカルプモード(左/約60℃の、地肌に優しい風温)を使うと、地肌のベタつきなどの不快感を防げる。スキンモード(右)の風を1日約1分間顔に当てると、肌のうるおいを保つことができる

 

※8:高浸透ナノイーと高浸透ナノイー(第2世代)との比較(パナソニック調べ)。※9:ナノイーと高浸透ナノイーとの比較(パナソニック調べ)。※10:2022年発売EH-NA0JとEH-NC80/50との比較(パナソニック調べ)。
※11:パナソニックのドライヤーにおいて。EH-NA0J比(パナソニック調べ)。※12:キューティクルを密着ケア。

 

<家電大賞2024-2025に投票しよう>

今回紹介したパナソニック「ヘアードライヤー ナノケア「nanocare ULTIMATE」EH-NC80は現在開催中の2024年を代表する家電を決定する「家電大賞 2024-2025」の美容家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください!

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ

https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1636031.html

 

「モイスチャーイオン」で髪のうるおいケアするテスコムのドライヤー「TDX300A」

テスコム電機は、水分とマイナスイオンがキューティクルへ密着浸透することで、なめらかでみずみずしい髪へと導く「モイスチャーイオン」を搭載した「モイスチャーイオン ヘアドライヤー TDX300A」を、2024年11月上旬より順次発売します。カラーはゴールド、ブラック、ホワイトの3色。直販価格は1万4300円(税込)。

「モイスチャーイオン ヘアドライヤー TDX300A」

 

記事のポイント

髪のダメージの原因となる摩擦による静電気の発生を抑える「モイスチャーイオン」により、髪のうるおいを守りながらしっかり乾かせる大風量のヘアドライヤー。温風と冷風が一定間隔で切り替わる「温冷モード」で、熱から髪を守ります。コンパクトなT字型のボディも◎。

 

ヘアドライ時、髪の毛同士が触れ合う摩擦によって静電気が発生し、キューティクルがダメージを受ける原因となります。本品に搭載された「モイスチャーイオン」は、水分とマイナスイオンによって静電気を低減し、キューティクルを整えることで髪の毛にうるおいを与えます。モイスチャーイオンによって、髪へのうるおい約2.9倍アップ、ツヤ約15%アップ、なめらかさ約8%アップを実現。手触りから変化を実感できる、パサつかないみずみずしい髪へ導きます。

 

また、大風量1.5㎥/分のやさしく広がる風で髪をしっかりと乾かしながらも、温風と冷風が一定間隔で切り替わる「温冷モード」で過乾燥を防ぎ、髪への熱ダメージを抑制します。

 

温度が一目でわかる温度LED表示や、親指1本で操作しやすいスイッチレイアウトなど、直感的な操作性を追求。同社の同風量のドライヤー従来機種と比較して、約31%の小型化を実現し、ノズルが短く安定した重量バランスで持ちやすく負担なく使える重心設計となっています。電源コードをまとめるクイックコードバンド付き。

 

テスコム
「モイスチャーイオン ヘアドライヤー TDX300A」
2024年11月上旬発売
直販価格:1万4300円(税込)

ショートヘアなら約3分で乾かせる! 速乾ドライヤー「Laifen SE」ノズルセットモデル

IoTプロダクトやスマート家電を扱うSB C&Sは、速乾ヘアドライヤーの累計販売台数800万台以上の実績を誇る「Laifen(ライフェン)」ブランドより、速乾ヘアドライヤー「Laifen SE」と「スムージングノズル」をセットにした「Laifen SE スムージングノズル セット」を2024年9月13日より販売します。実売価格は1万8600円(税込)。

 

記事のポイント

とにかく早く髪を乾かしたい方に最適な速乾ドライヤー。マイナスイオンや温度コントロールなど基本的な機能も備えつつ、イヤな高周波の発生を抑えた静音仕様で周囲に気兼ねなく使えます。サクラピンクやベビーブルーなど淡いトーンで揃えたカラバリにも注目。

 

「Laifen SE」は、高速のブラシレスモーターが毎分10.5万回転することで風を取り込み、瞬時に強い風を発生させて髪を素早く乾かします。短い髪なら最短約3分(ショートヘア:約3分、ミディアムヘア:約5分、ロングヘア:約7分)で乾かすことができます。

 

風と一緒に2億個のマイナスイオンを発生させる機能を備えており、同社の初代製品と比較して、髪のツヤ感は13%アップし、なめらかさは15%アップを実現しています。

 

さらに、ヘアドライヤーを起動させると温度センサーが風の温度を測定して風の温度を一定に保ちます。「温冷サイクルモード」を活用するなど、温度を精密にコントロールすることで過熱を防ぎ、髪を傷みから守ります。

 

また、耳障りな高周波音を抑え、ホワイトノイズに近い静音レベル59デシベルを実現。時間帯を気にせず髪を乾かすことができます。

 

同梱される「スムージングノズル」は、よりスムーズな空気の流れを作り、優しい風でより滑らかな髪に仕上げます。ノズルはマグネット式のため簡単にドライヤー本体に取り付け可能です。

 

カラーはサクラピンク、ホワイト、オーキッド、ベビーブルーの4色をラインナップしています。

 

Laifen
ヘアドライヤー「Laifen SE スムージングノズル セット」
2024年9月13日発売
実売価格:1万8600円(税込)

 

プラズマクラスターで髪を守る! シャープからどこでも使えるモバイルヘアブラシ「Smoome」登場

シャープは、「Plasmacluster Beauty」シリーズの新たなラインナップとして、プラズマクラスターストレートアイロン「IB-S8000」とプラズマクラスターヘアブラシ「Smoome」(スムーミー)<IB-B1>を10月24日に発売します。

 

記事のポイント

シャープならではのプラズマクラスター技術をヘアケアに応用。髪をダメージから守り、うるおいケアで健やかな髪に保ちます。特に注目したいのは、シリーズ初となるプラズマクラスターヘアブラシ「Smoome」(スムーミー)。乾電池で動作するモバイル仕様なので、家の中でも外出先でも手軽にプラズマクラスターでヘアケアすることができます。プレゼントにも最適!

 

ヘアアイロン「IB-S8000」は、プラズマクラスターの風で髪をクールダウンし、うるおいを補給しながら熱や摩擦ダメージを抑えるヘアケア効果が特徴。

 

プレートの両サイドから水分子に包まれたプラズマクラスターイオンを含んだ風を放出する独自構造により、アイロンの熱で失われる髪の水分を補うと同時にクールダウンさせ、髪をすばやくロックします。これにより、120℃の温度設定でも160℃で使用する場合と同等のスタイリング力を実現。より低い温度で使用することで、髪を熱ダメージから守ります。

 

また、プレートにはすべりのよいダイヤモンドコーティングを採用。髪の摩擦ダメージを軽減しながら、毛先までまとまる髪に仕上げます。

 

さらに、プラズマクラスター発生デバイスの小型化に加え、本体内部の送風構造などを省スペース化したことで、従来機に比べ本体サイズを約40mm短縮。マルチボルテージ対応(AC 100V-120V、AC200V-240V 50Hz/60Hz)で海外でも使うことができます。

 

カラーはミッドナイトブラックとルミナスホワイトの2色。

 

どこでも使えるヘアブラシが新登場

プラズマクラスターヘアブラシ「Smoome」(スムーミー)は、小型化したプラズマクラスター新デバイスを搭載。水分子に包まれたプラスとマイナスのイオンで髪とブラシ両方に発生する静電気を同時に抑え、手触りのよいまとまりのある髪に仕上げます。

 

ブラシのピンには独自の「ネイチャーテクノロジー」を採用。活動時間の多くをグルーミング(毛づくろい)して過ごすラッコの手にならい、太さや長さの異なるピンを組み合わせることで、髪の絡まりをスムーズにほどき、毛先への負担も軽減します。

 

電源にはアルカリ単4乾電池2本を使用。カバンの中にも入れやすいコンパクト形状で、外出先や思い立ったときにサッと使えます。

 

外観デザインには、暮らしに調和する天然石のような素材感のマーブルカラーが取り入れられています。カラーはグラファイトブラック、フロスティホワイト、ミスティライトブルーの3色。

 

シャープ
プラズマクラスターストレートアイロン「IB-S8000」
2024年10月24日発売予定
予想実売価格:2万8000円前後(税込)

シャープ
プラズマクラスターヘアブラシ「Smoome」(スムーミー)
2024年10月24日発売予定
予想実売価格:1万1000円前後(税込)

 

パナソニック、ケアしたい部位に特化したエアーマッサージャー「リフレシリーズ」3モデル発売

パナソニックは、脚や骨盤おしりまわりなどケアしたい部位に特化したエアーマッサジャー「リフレシリーズ」3機種を2024年11月1日より発売します。

 

リフレシリーズは、人の骨格や筋肉構造を研究し、部位に合わせたエアーバッグの形状・数・配置により、狙いの部位を的確にとらえてほぐすエアーマッサージャー。

 

「はくだけキュッとリフレ」は、エアーバッグ面積を従来比150%(※1)にして接触面積をアップし、脚全周に密着。足先から太ももまでをもみほぐします。さらに、脚の太さに合わせてプロに学んだ圧力と時間でエアーを制御する「おまかせAI制御(※2)」を搭載。毎回おまかせで別格のマッサージを味わえるとのこと。

 

また、寝ころんで脚を入れるだけで手軽に使える「ねるまえほっとリフレ」は肌ざわりがよく、より寝具になじむよう表生地に起毛生地を採用。骨盤おしりまわりの筋肉にアプローチする「骨盤おしりリフレ」はエアーバッグの形状と配置を一新し、お尻の深層筋(梨状筋)を的確に圧迫。疲れの溜まりやすい筋肉をしっかりとほぐします。

※1 パナソニック従来品2021年発売EW-RA190との比較にて、エアーバック面積 RA190:RA192=4,002平方センチメートル:6066平方センチメートル(パナソニック調べ)
※2 脚のサイズによって、狙いの圧力に到達しない場合がありますが、異常ではありません
↑はくだけキュッとリフレ EW-RA192

↑ねるまえほっとリフレ EW-RA152

↑骨盤おしりリフレ EW-RA170

 

「リフレシリーズ」3つの特長

1. プロの感覚を追求、高いセンシング技術でその時に最適なマッサージを提供するおまかせAI(※2)制御搭載(EW-RA192)

2. 簡単装着、コンパクトにたためて、インテリアになじむシンプルなデザイン(EW-RA192)

3. ワンタッチで着脱できるバックルを採用し、かんたん装着を実現(EW-RA170)

 

パナソニック

【品名】はくだけキュッとリフレねるまえほっとリフレ骨盤おしりリフレ

【メーカー希望小売価格】オープン価格

新ラムダッシュPRO 6枚刃の「深剃りと肌へのやさしさの両立」はなぜ実現できた? シェーバーへの「深すぎるこだわり」を開発者に聞く!

提供:パナソニック株式会社

2024年9月1日、パナソニックの電動シェーバー「ラムダッシュPRO 6枚刃 ES-L690U」が発売されました。「ラムダッシュAI ナビ」という新機能を搭載し、大幅な進歩があったとのことですが、いったいどれほどのものなのか……? 実際に使って試してみました!

↑「ラムダッシュPRO 6枚刃 ES-L690U」。サイズ/質量はW7.2×H18.1×D5.8cm/約230g(いずれもキャップを除く)。全自動洗浄充電器とセミハードケースが付属します

 

剃り味の良さとデザインに感動!

使ってみると、剃り味がすごくいい。気持ちよく剃れて肌はツルツルになるのに、ヒリヒリしないんです。ヘッドが快適に曲がるので、取り回しも軽快そのもの。

新機能「ラムダッシュAI ナビ(※1)」も楽しいですね。ラムダッシュAI ナビは、「ラムダッシュAI+(※2)」と「ナビLED」「ナビモニター」で構成される機能。自動でヒゲの状態を検知し、ヒゲが濃いところではナビLEDがオレンジ色に光って「BOOSTモード」でパワフルに剃るのを実感できます。ヒゲが薄くなっているところは白色に点灯し、「SOFTモード」でやさしく駆動。

※1:ヒゲの濃さや、シェーバーヘッド内部のヒゲクズによって、センサーが反応(駆動音や光の色の変化)しない場合がありますが、異常ではありません

※2:ヒゲの濃さや、シェーバーヘッド内部のヒゲクズによって、センサーが反応(駆動音の変化)しない場合がありますが、異常ではありません

 

光の色で表示してくれるので「しっかりコントロールしてくれているな」という安心感があります。シェービング後は、ナビモニターでBOOSTモードとSOFTモードの割合を確認できるのも面白いですね。

↑ヒゲの濃い部分を剃る場合は「BOOSTモード」となり、ナビLEDがオレンジに点灯(左)。ヒゲの薄い部分を剃る場合やヒゲがカット済の場合は「SOFTモード」となり、白色に点灯します(右)

 

↑こちらがナビモニター。BOOSTモードとSOFTモードの割合が表示されます

 

デザインにも驚きました。すべてが上質で、チープなところがどこにもない。なんだろう、この見たことのない表面の質感……。絶妙なシボ(凹凸)と独特の色味が印象的で、ヘアライン加工の金属パーツと相まって威厳すら感じます。さすがはラムダッシュPRO6枚刃の最上位モデル、なんとも男心をくすぐるデザインですね。

↑全自動洗浄充電器にスッキリと収納できます

 

 

「ラムダッシュAI ナビ」はなぜ開発に至った? 開発担当者に聞いてみよう!

しかし、今回の新「ラムダッシュPRO 6枚刃」はなぜこのような気持ちのいい剃り心地が実現できたのでしょう。また、独創的な新機能「ラムダッシュAI ナビ」はなぜ開発に至ったのか? そして、信じられないくらいカッコいいデザインの秘密も知りたい……。だったらもう、開発した当事者にお話を聞くのが一番でしょう! というわけで、新「ラムダッシュPRO」の商品企画を担当した池田建太さんにお話をうかがいました。

↑今回お話を聞いたパナソニック株式会社くらしアプライアンス社 ビューティ・パーソナルケア事業部の池田建太さん

 

――今回はよろしくお願いします! まずは、新製品の大きな特徴であるラムダッシュAI ナビの開発の経緯について教えてください。

 

池田 このラムダッシュPROの6枚刃は当社シェーバーの最高級ライン。こういう高級シェーバーを使われるお客様が求めるのは、「深剃り」と「肌へのやさしさ」の両立。それを実現するのが、ヒゲの濃さを検知して最適なパワーを自動制御する「ラムダッシュAI+」です。ラムダッシュAI+はヒゲの多い部分はしっかりパワーを上げて深剃りし、ヒゲが少ない部分は肌を傷めないようパワーを抑えるわけです。

 

いままでのラムダッシュにも「ラムダッシュAI+」は搭載していましたが、実感するのは難しかった。だから、これを可視化できれば6枚刃の本来持っている高いポテンシャルをより多くのお客様に知ってもらえる。「深剃り」と「肌へのやさしさ」の両立を実感してもらえると考えたんです。この「可視化」を実現するために搭載したのが「ラムダッシュAI ナビ」ですね。

――可視化することで、やめどきの目安がわかるのもいいですよね。

 

池田 そうですね。ヒゲの濃さにもよりますが、まだたくさんヒゲが残っているのか、仕上がりに近いところまで来ているのか……光の色で確認が可能なので、お客様の判断に役立つと思います。ただ、やはり一番のポイントは「最後までシェーバーが最適なパワーを選択しているので安心ですよ。お任せください!」ということです。

 

開発で特に苦労したのは「ナビLED」

――ちなみに、このラムダッシュAI ナビは従来になかった新しい機能ですが、開発に苦労した点はどこですか?

 

池田 この光のラインの部分、ナビLEDは特に苦労した部分です。グリップの中央あたりにある基盤の上にLEDチップが載っているんですが、その光をここまで導く設計が難しくて。基板やチップは防水しながら、光だけは外側に引っ張ってくるという最適形状の検討が難しいんです。あとは、光の形状や色味、光らせ方、光の広がり方にもこだわりました。たとえば、バチッと光らせるんじゃなくて、ラインの真ん中からじわっと光が広がるような表現を目指しました。

↑特に苦労したというナビLEDを指さす池田さん

 

――たしかに、光がやさしいというか、高級感がありますね。

 

池田 一方で、濃いヒゲを剃ってBOOSTモードに入るとオレンジに力強く光らせるようにしました。この黒いボディだとインパクトが出ますからね。こうした点を踏まえ、結果的に材料の選定と形状の検討を含めて20種類以上の試作を行いました。検証とシミュレーションを繰り返し、何十回も解析を行っていまの形にたどり着いています。

 

3つの機能と極薄深剃り刃が「格別な剃り心地」に貢献

――続いて、剃り心地も格別だと感じたのですが、なぜ格別なのか、技術的な根拠とともに教えてください!

 

池田 ポイントは3つ。1つ目は、2枚のアゴ下トリマー刃と4枚の新・極薄深剃り刃が連携する6枚刃システム。さまざまな長さのヒゲを、それぞれが連携してしっかり剃り切ることができます。

↑新ラムダッシュPROの6枚刃システム。金色のアゴ下トリマー刃2枚と銀色の新・極薄深剃り刃4枚が連携してさまざまなヒゲにアプローチ。肌にやさしい深剃りを実現します

 

池田 そして、2つ目が高速リニアモーター。外刃で肌を押し下げて、露出したヒゲの根元を内刃でカットするわけですが、シェーバーはこのカットするタイミングがとても大事。モーターが速いほうが、より根元に近いところをベストのタイミングでカットできるわけです。3つ目はヘッドが360°全方位に傾く「密着5Dヘッド」。顔の形状に合わせてヘッドが動くため、肌にぴったり密着するんです。密着5Dヘッドと6枚刃システム、高速リニアモーター。剃り心地については、この3点が大きいですね

↑新ラムダッシュPROはシリーズ史上最速(※)の約1万4000ストローク/分を実現した高速リニアモーターを搭載。6枚刃×約1万4000ストローク/分=約8万4000カットアクション/分の高速駆動を実現しました ※:パナソニック シェーバー ラムダッシュにおいて。2024年7月30日時点

 

――極薄深剃り刃も進化したとのことですが、こちらはどう変わったんですか?

 

池田 極薄深剃り刃には小さい刃穴がたくさん空いていて、いかにここへヒゲを効率的に取り込むかが大事。そこで、斜めに生えている条件の悪いヒゲでも取り込めるよう改良しました。斜めに生えたヒゲは横幅が大きくなるため、刃穴に入りづらくなります。その点、新しい極薄深剃り刃では刃穴の配列を傾けたため、最初の穴に通らなくても、次の穴がずれて構えているので、以降の刃穴に入るしくみ。あえて斜めにすることで、いずれかの刃穴で取り込める確率を高めたわけです。

↑従来の深剃り刃(左)に対して、「新・極薄 深剃り刃」(右)は配列を変えて刃穴のカバー範囲を拡大。1枚あたりのカット効率を向上しました

 

 

感性に訴えかけるデザインへの深いこだわり

――デザインについて聞かせてください。単純に「超カッコいい!」と感動したんですが、かなりこだわったのではないですか?

 

池田 ありがとうございます。やはり、いままでのシェーバー以上に、男性の感性に訴えかける部分を磨き上げないと。本当にいいモノを選びたい方にはすぐ見透かされてしまうので、そこはすごくこだわりました。たとえば、ナビモニターの表示内容。ディスプレイは必要な情報をシンプルに直感的に伝えるのが重要。そのうえで、最上位モデルにふさわしい色使いや動き、フォントのイメージなどを絞り込んでいます。UI(ユーザーインターフェイス)専門の社内デザイナーやソフトの担当者と何度もすり合わせをして決めていきました。

 

たとえば、手に取ったときロゴの起動アニメーションが出るんですが、長すぎず、パッと見て印象に残る表示時間を追求して、ロゴが止まる時間を0.1秒単位で調整しました。あとは、このディスプレイって、シェーバー自体が曲面になっているので、ディスプレイのカバーも曲面がついているんです。ですから、実は画像がちょっとだけ歪む。だから、画像を最初から逆方向にゆがませて、映った時に真っ直ぐに見えるように元の画像を調整しているんです。あとは、中の部品や液晶の端が見えないよう、カバーの暗さや内側の液晶の輝度の限界を試しながら開発しています。

↑起動時にディスプレイに映るロゴ

 

塗装では「男の道具感」を表現したかった

池田 デザインでいえば、先進テクノロジーを訴求しながらも、「クラフトブラック」という世界観を持たせて、工芸品のように1個1個を丁寧に作り込んだイメージを大事にしました。通常の商品だと、品番の後ろにK(黒)などの色品番がつくだけのパターンが多いんですが、この商品ではそのまま「クラフトブラック」というカラー名を採用しています。

 

具体的には、従来モデルより色を漆黒の方に振ったうえで、塗装では不揃いの粒を吹き付ける「プロット塗装」という手法を使いました。よく見ると粒の分布が均一ではなく、不規則なのがわかりますか? 黒の下地を塗ってから、クリアの塗料を塗り重ねて質感を作っていくんですけど、塗装条件が難しくて、距離を離しすぎると均一になるし、近すぎてもダメ。そこは何度もやり直しました。サンプルが上がってきても、3~4回は却下したと思いますね。一眼レフカメラのような「男の道具感」というか、最高のグレードにふさわしい重厚感を出したかったので、安易に決められなかったんです。

↑本体表面の微妙なシボ(凹凸)は、よく見ると大きさが不規則になっていて、それが唯一無二の味わいを生んでいます

 

――塗装ひとつ取っても、技術を尽くして完成させたんですね。

 

池田 はい。でもデザインに関してはそれだけじゃないんです。中央のボタンは周囲と一体感を持たせるよう工夫しましたし、肩部分には本物の金属素材を使って、一番これに合う色を選んで染色。ヘアラインの質感も最適化して他のグレードとの差をつけています。あと、グリップ裏の滑り止め形状も従来モデルより溝を細かくしました。とはいえ、あまり溝が目立つと野暮ったいので、グラデーションのように前に回ってくるにつれて目立たない仕様にしています。

 

新「ラムダッシュPRO」で驚きやワクワク感を感じてもらいたい!

――では、最後にシェーバーを検討している方にメッセージをお願いします!

 

池田 もちろん、ヒゲの濃い方、肌が弱くて困っている方のお役に立ちたいという思いはありますが、それだけではなくて、「シェーバー選ぶのってあんまり面白くないな」と思っている方や、なんとなく同じブランドをずっと買い続けている方に手に取ってもらいたいです。ラムダッシュAI ナビによって、いままでと違う刺激を得られるようにしているので、シェービングをただの“作業”と捉えていた方にこそ見ていただきたい。お店で実物を見ていただいて、こだわった部分に共感いただけたら。驚きやワクワク感を感じていただき、「カッコいいな!」と思ってもらえたら一番うれしいですね。

と、ここまで見て頂いた通り、開発担当者にお話を聞いてみたら、こだわりが出るわ出るわ……。これはもう、量産品のレベルを超えている。まさに「クラフトブラック」の名にふさわしい、「工芸品」だと感じました。深剃りと肌へのやさしさを両立したい方はもちろん、シンプルに「カッコいいモデル」が欲しい方、ぜひ「ラムダッシュPRO 6枚刃 ES-L690U」を手に取ってみてください!

撮影/湯浅立志(Y2) 取材・文/小林史於(GetNavi web編集部)

ナノシルクプレート採用で髪質ととのう! マイナスイオン機能も搭載したストレートヘアアイロン

FEATHER AQUA JAPANは、ストレートヘアアイロン「FA-SHI24PWH」(ホワイト)、「FA-SHI24PBK」(ブラック)を発売しました。価格は1万2800円(税込)。

 

同製品はプレートサイズ24mmのストレートヘアアイロン。プレートにはナノシルクプレートを採用しており、耐熱接着剤、テフロン+炭素繊維層混合素材、耐熱接着剤の三層構造で、ダメージを抑えながら髪質を整えます。

 

マイナスイオンを放出することで、静電気によるパサつきを抑え、摩擦を軽減し、スタイリングをしながら髪をしっかりとケアできます。

 

3Dフローティングプレートを採用し、動きに合わせて髪にかかる圧力を均一にすることで、摩擦を抑え、圧力を分散させダメージを軽減します。

 

マイクロセラミックヒーター(MCH)を採用。電源を入れてから約30秒で使用できます。

 

ロック機能を搭載し、閉じた状態で固定できるので、コンパクトに収納することができます。

 

■サイズ:約279×39.5×33.5mm
■質量:約350g(コード含む)
■温度:80℃~230℃
■コードの長さ:約2.4m

骨盤底筋を鍛えてボディラインをケア! 三日月形の振動クッション「ペルモント」Makuakeにて先行販売

暮らしや健康に役立つ商品を企画・販売しているドリームが立ち上げたフェムケアブランド「hermot(ハーモット)」は、ブランド第一弾商品として骨盤底筋エクササイズができる三日月形の振動クッション「Pelmond(ペルモント)」を発表。Makuakeにて先行販売を開始しています。Makuake応援購入価格は1万4000円~(税込)となっています。

 

骨盤底筋の筋力低下は、尿トラブルのほか、猫背やぽっこり下腹などボディラインの崩れを招きます。しかし、骨盤底筋を鍛えるのは簡単ではありません。そこで、同ブランドは誰でも簡単に、そして効率的に骨盤底筋エクササイズができる振動クッション「Pelmond」を開発。

 

使用方法は簡単で、弓なり状の座面に座るだけ。自然と骨盤底筋にぴったりフィットしてくれます。エクササイズは、ブルブルと振動したら骨盤底筋を引き締める合図なので、振動にあわせて引き締めて、振動が止まったら脱力する、というもの。2種類の振動パターンを組み合わせて、遅筋と速筋をバランスよく鍛えます。30秒間ずっと引き締めている連続振動で「遅筋」へアプローチし、短い振動にあわせて小刻みに15回引き締めるスポット振動で「速筋」へアプローチする仕組みです。

 

また、本製品は「ケアモード」も搭載。微振動で筋肉を緩めながら開脚ストレッチをすることで、股関節を柔軟にして可動域を広げるモードです。

 

ブランド名(メーカー名):hermot(ハーモット)
商品名:Pelmond(ペルモント)
Makuake応援購入価格:1万4000円(税込)~

熱ダメージを抑えてストレートヘアを実現!「Dyson Airstrait ストレイトナー」がついに日本上陸

ダイソンは、風の力で自然なストレートヘアをつくる「Dyson Airstrait ストレイトナー」を2024年8月1日より順次発売。本製品は昨年5月のアメリカNYで発表され、各国ですでに販売されているモデルです。

「Dyson Airstrait ストレイトナー」はヘアアイロンのように高温のプレートを使って髪をストレートにするのではなく、風の力で乾かしながら、髪をストレートにするストレートドライヤー。過度な熱によるダメージから髪を守り、濡れた髪を乾かしながらストレートにすることができるとのこと。2つのモードがあり、ウェットモードでは、濡れた状態の髪を乾かしながらストレートに、ドライモードでは、乾いた髪からも使用することができます。自然な動きやボリュームを保ちつつ、ツヤのあるストレートヘアへ導くといいます。

 

ヘアスタイリングの悩みを解決

ダイソン グローバルヘア調査によると、消費者はヘアスタイリングに関する大きな3つの悩みを持っているということが分かりました。1つ目は、スタイリング時の過度な熱によるダメージ。2つ目は、思い通りの仕上がりにならないという悩み。60%の女性がストレートヘアを好みながらも、ヘアアイロンや縮毛矯正では自然なストレートにならないと感じています。そして3つ目の悩みは、スタイリングにかかる時間を短縮したいというものでした。

 

「Dyson Airstrait ストレイトナー」は、これらの悩みを解決するために開発されました。高温プレートではなく、風の力を利用して髪をストレートにするため、ヘアアイロンに比べて過度な熱によるダメージを抑えることができ、より自然な仕上がりになります。そして、濡れた髪を乾かしながらストレートにできるので、ドライとスタイリングを同時に行うことで時間を短縮することができます。

 

コントロールされた風により、素早く乾かしながらストレートに

「Dyson Airstrait ストレイトナー」には、本体のアームに沿って、1.5mmの開口部が2つあります。この開口部から気流を加速させ、高速の気流が下方向に発生します。風が45°の角度で噴射され、1つの噴射口へと収束することで、髪を整えながらなめらかでツヤのあるストレートにすることができます。高速エアブレードが搭載されているので、短時間でかつ髪の強度を保ちながら自然なストレートヘアに。夜、髪を乾かす際に使用することで、翌朝もまとまりのある髪を実現します。

 

テクノロジーによりスタイリングを科学する

髪をスタイリングするには、髪の毛1本1本の内部の水素結合を切断し、その形状を変えることで形を記憶する必要があります。これには、高温の熱または水分が必要です。濡れた状態の髪から風の力でスタイリングすることで、髪の内部の水素結合が切断された状態から、乾かす過程で自然に再結合されるため、高温の熱を与えなくても縮れ毛やうねりを抑えられ、自然なストレートに仕上げることができます。最適な風量と風の流れをコントロールすることで、ダメージを抑えながら、ボリュームと自然な動きを保ちつつ、ストレートヘアを実現することができるといいます。

 

Dyson Hyperdymiumモーター

「Dyson Airstrait ストレイトナー」は、ダイソンのヘアケア技術の代名詞でもあるHyperdymiumモーターを搭載しています。小型・軽量でパワフルなモーターは、1秒間に約11.9リットル以上の空気を送り込み、これにより、最大3.5キロパスカルの風圧が発生し、濡れた髪を乾かしながら、同時にストレートに仕上げるのに必要な風量を発生させます。また、モーターは27mmと小型で、片手に収まるサイズです。

 

インテリジェント・ヒートコントロール

ダイソンの他のヘアケア製品同様、「Dyson Airstrait ストレイトナー」にはインテリジェント・ヒートコントロールが搭載されています。ガラスビーズのサーミスタ(温度センサー)が1秒間に約30回、気流の温度を測定し、マイクロプロセッサーに送られ、ヒーターエレメントを制御し、風量が必要な温度を超えないようにします。これにより、過度な熱によるダメージを防ぎ、髪の輝きやボリュームや動きを保ち、自然なストレートヘアを実現します。

 

製品ラインナップ

「Dyson Airstrait ストレイトナー」は、日本限定で定番カラーとなる「セラミックピンク」、直販限定の「ダークブルー/コッパー」の2色展開です。

ダイソン

商品名:Dyson Airstrait ストレイトナー

価格:オープン価格

風量調整(段階):2段階(低、高)

風温調整(段階):6段階●ウェットモード:80℃/100℃/115℃ ●ドライモード:90℃/105℃/BOOST(最大温度)

本体サイズ:330mm × 41mm × 60mm

本体重量:0.99kg ※ケーブルとプラグを含む

ケーブルコードの長さ:1.98m

8万4000円のドライヤーが出た!うるおいと速乾を高次元で叶えるパナソニックのヘアドライヤー「nanocare ULTIMATE」

パナソニックから、ヘアードライヤー ナノケアの新ライン「nanocare ULTIMATE」EH-NC80/EH-NC50が9月1日に発売されることが決定。nanocare ULTIMATEとは、同社のドライヤーにおいて最も高い髪ケア効果を保有するナノイーを搭載したシリーズだという。

 

髪がうるおっちゃう!

本製品は、水分発生量が最大10倍(※1)(「MOIST」モード使用時)に進化した高浸透ナノイー(第2世代)を搭載し、ナノサイズの水分がキューティクルの隙間から内部へ浸透することで、髪へのうるおい1.2倍(※2)(「MOIST」モード使用時)を実現。

↑「nanocare ULTIMATE」EH-NC80/オーセンティックブラウン

 

また、高浸透ナノイー・ミネラル(※3)・マイナスイオンの発生量を調整した、4つのパーソナルメニューで(EH-NC50は3つ)、悩みに合わせてなりたい髪へ導く。その4つのメニューとは?

 

「MOIST」……パサつきが気になる髪を、しっとりまとまる髪へ

「STRAIGHT」……うねりが気になる髪を、くせを伸ばして指通りのよい髪へ

「AIRY」……ぺたっとしやすい髪を、ふんわりボリュームある髪へ

「SMOOTH」……手触りが気になる髪を、さらさらな髪へ(EH-NC80のみ)

 

↑「nanocare ULTIMATE」EH-NC50/クラフトブラック

 

さらに、新搭載の高回転モーターが作り出す高圧、高速の風を新速乾ノズルが拡散し、広い範囲に風を届けることで、ナノケア史上最高(※4)の速乾性能を実現し、従来品より1.5倍(※5)速乾性能が向上している。

 

※1:高浸透ナノイーと高浸透ナノイー(第2世代)との比較(パナソニック調べ)
※2:パナソニック2022年発売EH-NA0Jとの比較(パナソニック調べ)
※3:亜鉛電極を含む放電ユニットから発生する亜鉛粒子のこと。
※4:パナソニックドライヤーにおいて。パナソニック2022年発売EH-NA0Jとの比較(パナソニック調べ)
※5: パナソニック2022年発売EH-NA0J(風量【強】根元速乾ノズル装着時)とEH-NC80(風量【強】ノズル装着なし)との比較(パナソニック調べ)

 

パナソニック
「nanocare ULTIMATE」EH-NC80「nanocare ULTIMATE」EH-NC50
市場想定価格:EH-NC80 8万4000円前後(税込)/EH-NC50 5万9000円前後(税込)

夏場の顔面トラブルに悩む男性の肌に、ヤーマンの美顔器を使用したメンズメニュー登場

日本発のホームエステブランド ヤーマンが運営する顔専門トレーニングジム「FACE LIFT GYM(フェイス・リフト・ジム)」銀座店では、男性が抱える夏の肌の悩みに対応するメンズメニューを新たに設け、7月5日から受け付けを開始します。

 

FACE LIFT GYMは、ヤーマンの研究開発の拠点である「表情筋研究所」から生まれたメソッドをもとに、最新の美容機器を使った表情筋トレーニングを提供する顔専門のトレーニングジムです。

 

今回登場するメニューの内容は、基本の表情筋ケアのコースに「毛穴クリーニング&ムダ毛ケア」のオプションを組み合わせたもの。洗顔では落としきれない毛穴の汚れや古い角質をケアする医療機関専売品「ハイドラブライトスキン」と、最新の光美容器「レイボーテ クールプロ」を使用し、特に悩みの増える夏場の男性の顔のテカリや毛穴トラブルなどに対応します。

 

コースの組み合わせ例は以下。

QUICK(30分)3300円+毛穴クリーニング&ムダ毛ケア3300円(約15分)=6600円(税込)

頭皮のもみ出し、表情筋トレーニングを行い、顔の印象をアップするショートコースに「毛穴クリーニング&ムダ毛ケア」のオプションを組み合わせたメニュー。

 

さらに、グローバル フラッグシップストア「YA-MAN the store GINZA」の1F店舗では、7月12日~7月21日の期間で「冷やし美顔器体験会」を開催。美顔器スチーマー「フォトケア」の化粧水ミスト機能と、多機能美顔器「フォトプラス プレステージ SP」の「COOLモード」を使って、お肌のクールダウンを体験できます。体験後は自身でメイク直しをしなければならないので、フルキットが入ったメイクポーチは忘れずに。

ドライヤーだけで髪がとぅるんとぅるん!乾燥時間も短縮「エアブロースティック」使用レポート

お風呂から上がってサッパリしたのに、ドライヤーで熱風を浴びているうちにまた汗ばんでくる……。夏場の悩みの一つですよね。放っておいても暑さで乾くだろうと、つい自然乾燥に任せてしまい、髪が傷んでしまいがちです。

 

No.(ノードット)社のブランド「Noend」が手掛ける「Air Blow Stick(エアーブロースティック)」は、熱ではなく「風速」で乾かすため、かかる時間とダメージを抑えて「ヘアドライを、ヘアケアの時間」に変えてくれるそう。実際に、一般的なドライヤーの仕上がりと比べてみたところ、ツヤやまとまり方が段違い! 使用感をレポートします。

↑(左から)一般的なドライヤー使用後、Air Blow Stick使用後

 

パッケージはマットな厚紙箱で、贈答用にもぴったり。見た目の重厚さに反して、スティック本体は軽いです。

↑パッと見ただけでは「ドライヤー」とは思えない、スタイリッシュな形

 

「スティック」と名がついているだけあり、ドライヤーらしからぬたたずまい。折りたたむ必要がないので、持ち運びに難がないですね。

 

さっそくヘアドライしていきます。筆者の髪は、鎖骨下くらいまでの長さ。説明書にある通り、前もってタオルドライをしておきます。デジタルパーマをかけているので、髪のツヤに加えて毛先のカールの仕上がりも気になるところです。

↑スティック上部にある電源ボタンを押して起動

 

5つのモード(60℃、90℃、120℃、冷風、温冷循環)と、3段階の風速調整で、計15モードから使い分けできます。選択肢がありすぎて迷うくらいですが、まずは温度・風速ともにMAX(120℃・風速62メートル/秒)で一気に乾かしていきます。電源ボタン下の温度計マークで温度を、その下にある風車のようなマークを押すことで風速を変えられます。

 

電源ボタンを押した瞬間から勢いがあり、濡れ髪でも一気に後ろへ流される感じがありますが、風速最大でもマイルド。顔に当たっても「熱くて痛い」とは思いませんでした。ただパワフルな分、音もやや大きい印象です。

 

電源コードを除いた重さは「330g」で、手首にあまり負担を感じません。縦に長い噴射口がスティック上部についており、肩より上にドライヤーを持ち上げ続けなくても、まんべんなく髪を乾かせます。

↑握りやすく、手になじみます。噴射口はスティック上部にあり、縦に細長いですが、風速・風量ともに十分でした

 

3分ほどで、手櫛ですいた時の濡れ感が薄くなり、大体乾いてきました。この時点で既に、びっくりするほどの指通りの良さ! 「こんなに髪、柔らかかったっけ?」と衝撃を受けつつ、仕上げに冷風モードへ切り替えます。120℃でもそこまで熱くありませんでしたが、冷風にした途端にぐっと涼しくなりました。段々とツヤも出てきたような……。

 

完璧に乾くまでかかった時間は、約5分半。一般的な機能のドライヤー(5000円ほど)を使い、同じ条件で乾かした場合は7分半でした。仕上がり比較はこの通りです。いずれも、最後にヘアブラシをかけましたが、トリートメントなどは一切使っていません。全体のまとまり具合はもちろんですが、毛先のカールにまでこれほどの差が出るとは、と驚きました。シルエットが別人のようです。

 

Air Blow Stick使用時は風呂上がりの洗面所で、やや蒸し暑い環境。それでも、汗をかき直してしまった感じはありませんでした。

 

3万4800円(税込)と少々値が張りますが、使いやすさに乾燥時間、仕上がりのツヤ感を見ると、納得の価格ではないでしょうか。

↑Air Blow Stick

 

■商品詳細

商品サイズ:41×47×287mm(電源コード除く)

商品重量 :330g(電源コードを除く)

風量   :最大3.05 m3/ 分

風速   :最大62m / 秒

風速モード:48m、54m、62m

温度モード:60~120℃、冷風

消費電力 :最大風速最高温モード → 1200W/最小風速最低温モード → 65W

騒音値  :最低風速の騒音値: ≤76dB/最高風速の騒音値: ≤80dB

日本初上陸「チョンダムスタイル ダブルアクションヘアブラシ」韓国高級エリアのヘアサロン御用達

Bizvolante(ビズボランテ)は、ドライヤー、アイロン、ブラシの3機能を搭載する「チョンダムスタイル ダブルアクションヘアブラシ」を、2024年6月20日から国内販売を開始します。333gと軽量で、普段使いだけでなく旅行先にも手軽に携帯できます。販売価格は、1万4300円(税込、6月12日時点)。

↑韓国高級エリア「清潭(チョンダム)」の芸能人御用達ヘアサロンでも導入されているヘアブラシ

 

ブラシ部分には長いピンと短いピンが混在し、長いピンには熱が伝わっていないため、頭皮に直接つけても熱くありません。髪の根本からしっかり立ちあげ、ふわっとボリュームアップさせたり、サラサラのストレートヘアに仕上げることもできます。

↑左:使用前、右:使用後(※日本販売商品のカラーは写真とは異なります)

 

またヒーティング部分にはヘアアイロンの効果があるうえ、ブラシ部分からは風も出るので、キューティクルを引き締めてツヤのある髪に導きます。

↑韓国の最新アイテムを買える通販番組「Matt様のお買い物 韓国コスメLIVEコマースTV」(テレビ東京)第2弾で日本に初上陸し、国内販売が開始される予定です

 

ココがポイント!

・韓国の注目ブランド製品が上陸

・3つの機能が1本で完結

・333gと軽量なので、旅行や出張などにも携行できそう

フィリップスシェーバー最高峰モデルに新色! 高機能はそのままに「アドリアブルー」登場

フィリップス・ジャパンは5月30日、シェーバーの「フィリップス S9000シリーズ」「フィリップス S9000プレステージ」から、新色「アドリアブルー」を発表しました。発売は6月5日で、想定価格はフィリップス S9000シリーズが5万円台、フィリップス S9000プレステージは8万円強となっています。

↑フィリップス S9000シリーズ

 

今回登場したのは、従来から販売されていたフィリップスシェーバー最高峰をうたう製品の新色。内刃に採用している「オーステナイト系ステンレス鋼」が航空宇宙用にも使用されていることにちなんで、宇宙空間の深い色をイメージしたといいます。また、デザインも新しくしており、オーステナイト系ステンレス鋼の原子構造をイメージした、格子模様をシェーバー表面に施しています。

↑デザインも変更した新色をラインアップ

 

外刃には肌荒れを起こしにくいとされる低アレルギー性のサージカルステンレス刃を採用。一方内刃のオーステナイト系ステンレス鋼は、高い純度と耐久性を備えているといいます。これらの刃が、ヒゲを効率的に取り込むうえに、最初にヒゲに当たる刃がヒゲを引き上げ、2枚目のカット刃が剃ることで、深剃りを実現しています。

↑外刃と内刃で違う材質を採用

 

↑実物の刃。左が内刃で、右が外刃

 

↑ヒゲを効率的に集め、根本から持ち上げてカットすることで、深剃りを実現

 

ヒゲの密度を感知するシステムも搭載。ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調節し、ヒゲの濃い部分も剃り切れるそうです。

 

メンテナンス性にも優れており、刃が回転するたびに外刃で内刃が研磨されて切れ味が持続する「自動研磨システム」を採用。オイル差しも不要です。

 

フィリップス S9000シリーズは過圧防止センサーを搭載しており、点灯するライトの色によって最適・弱すぎ・強すぎなどがわかるため、最適な圧力に調整できます。このほか、シェービング動作を追跡して最適なストロークで剃れるガイド機能や、肌との摩擦を少なくする「スキンプロテクションテクノロジー」などを搭載しています。

 

フィリップス S9000プレステージは、シェーバーのスピードを3段階で調節できる「パーソナルコンフォート設定」を搭載。さらに本体を充電パッドの上に置くだけで充電できるQi規格に対応しています。これに加えて、より肌との摩擦を少なくし、やさしく剃れる「スキンプロテクションテクノロジーPro」も搭載しています。

↑充電パッドが付属するフィリップス S9000プレステージ

電気ブラシの効果と使い方は?家電のプロが選ぶ1万円台からのハイコスパ5機種

美容家電のひとつ「電気ブラシ」が注目されています。以前は10万円以上する高価なアイテムでしたが、ここ数年で手頃な価格のモデルが増え、手の届きやすいアイテムとなりました。とはいえ電気ブラシには、実際にどのような効果があるのでしょうか?

 

電気ブラシのメリットや使い方、選び方、そしておすすめの最新モデルまで、美容家電にもくわしい家電ライターの田中真紀子さんに解説いただきました。

 

頭皮への刺激だけじゃない
電気ブラシって何?

写真はパナソニック「リフトケア美顔器バイタリフトブラシEH-SP60」

 

電気ブラシとは、ブラシの形をしたEMS(低周波)美顔器。突起部分を頭皮や顔の表面に当てて低周波を与え、表面に近い筋肉に働きかけることによりリフトアップや血行促進を促すEMSを採用した美容家電です。

 

「ブラシの先端から低周波(0.1Hz〜1000Hz)の電気刺激を皮膚に与えることによって、皮膚に近い部分の筋肉にアプローチすることで、さまざま効果が期待できます」(美容家電ライター・田中真紀子さん、以下同)

 

・リフトアップ効果

「とくに実感しやすいのが、顔の引き締め効果です。筋肉に働きかけるので、シャープなフェイスラインにしてくれます。即効性があるので、デートや結婚式などここぞというときや、写真撮影のときなど顔をすっきりと見せたいタイミングに、抜群の効果を発揮してくれます。一方で、その効果は長く維持できるものではないため、継続して使うことが基本です」

 

・血行促進効果

「皮膚に近い筋肉に電気刺激を与えることによって、筋肉の収縮を起こし血行を促します。血流が良くなることにより、肌の活性化が期待できます。ほかにも肩のコリ解消、老廃物の流れをよくするなどのメリットも。お酒を飲んだ翌日の、むくみの解消も期待できます」

 

 

電気ブラシはその形状が示すとおり、登場当初は頭皮ケアのためのアイテムでした。

 

「顔の皮膚と頭皮は一枚皮であるということから、徐々にフェイス用として使われるように。頭皮と顔どちらにも使えるアイテムとして定着しています」

 

見逃せない機能とは?
電気ブラシの最新トレンド

写真はアテックス「EMSリフトブラシAX-NBL506」

 

「電気ブラシに注目が集まるようになったのは、ヘアメイクや美容家の方たちのあいだで評判となったのがきっかけです。高価なアイテムだったこともあり、当初は美容意識の高いアッパー層の女性たちに人気がありましたが、価格帯の幅が広がったことによって、最近ではアンチエイジング用途の30代40代女性から肌の悩みを抱えている若い人たちなど、さまざまな層から支持を集めています」

 

最新の電気ブラシでは、以下のような機能が搭載されるのがトレンドとなっています。

 

・異なる周波数で深度を変えてアタック

「メーカーによって提案している低周波の周波数は違いがあります。なかでも周波数の異なる2つの刺激を同時に与えることにより、皮膚の表面に近い筋肉と、より深い筋肉に同時に刺激を当てられる高機能な商品の注目度が高いですね」

 

写真はミーゼ「スカルプリフトアクティブプラス」

 

・フェイス用など部位によりアタッチメントを用意

「ヘッド用とフェイス用にアタッチメントが替えられるものが人気です。ブラシ形状で顔に当てると、力を入れすぎた場合に皮膚を擦り上げてしまい肌にダメージを与えてしまうことも。そのため、フェイス用には平らな面で、肌に負担の少ないアタッチメントを用意しているアイテムもあります」

 

・LED照射で最新美容を採用

「近年、美容業界でトレンドとなるLED照射が同時にできるアイテムにも注目が集まっています。一部のLED美容もできる電気ブラシでは、色の波長によって美容効果に特徴があります。例えば、赤色のライトは肌の奥の方まで入り込みハリをもたらしてくれますし、青色のライトは肌の表面にあるニキビなどをケアしてくれます。一台で何役もケアできるお得感が人気です」

 

購入時に何をチェックすべき?
美容家電のプロが教える電気ブラシの選び方

写真はサロニア「EMSリフトブラシ」

 

これから購入を考えている方に向けて、商品選びのポイントについて教えていただきました。

 

「手の届きやすい価格帯になってきたとは言え、長く愛用できるアイテムを手に取ってもらいたいと思います。次のポイントを押さえながらご自身にあったアイテムを選んでください」

 

POINT 1.身体のどの部位に使えるか

「基本的には頭皮と顔がメインになってきますが、それ以外にも肩や腕など、各メーカによって使ってよいとする身体の部位が異なってきます。また、顔に使う時には、顔用としてアタッチメントが付属しているかも使い勝手をよくするポイントです。使いたい部位に合ったアタッチメントが用意されているのかも確認しておきましょう」

 

POINT 2.ブラシの本数

「ブラシの本数は一度にケアできる範囲に比例します。あまり小さいものだと、ボディに使う時には面倒に感じることも……12本のものもあれば、32本のものもあったりと各メーカーによりまちまちです。本数が多ければ、広範囲を効率的にケアできます」

 

POINT 3.防水加工がされているか

「どこで使うかも大切なポイントです。バスタイムに頭皮ケアもできればリラックス効果も期待できます。防水加工が施されていて、お風呂で濡れた髪に使えたほうが、より多くのシチュエーションで使えます」

 

POINT 4.買う前に試せるか

「電気ブラシは多少なりとも刺激を伴います。刺激に強い人もいれば、苦手な人もいます。せっかく買ったものの、痛くてストレスになって使わなくなってしまうのはもったいないですよね。できるだけ、買う前に店頭で試してみることをおすすめします。
最近では、刺激の強弱を調整できるアイテムも増えています。まずは弱い刺激から始めて、慣れてきたら徐々に強い刺激にしていく使い方が良いでしょう。また、今は家電のサブスクサービスも広がってきています。欲しい商品を試せないか、調べてみるのも得策です」

 

家電のサブスクは本当にお得?注意点は?プロが教える賢い活用法とおすすめサービス

 

コスパも機能も合格!
プロがおすすめする最新電気ブラシ 5選

田中さんはさまざまな電気ブラシを試してきたそう。そのなかで今回は、比較的手に取りやすく、かつ効果も期待できる電気ブラシを紹介していただきました。

 

1.独自開発イオンケアの強みを活かしうるおい感もしっかり


パナソニック「リフトケア美顔器バイタリフトブラシ EH-SP60」
オープン価格(実勢価格3万7000円前後・税込)

 

「ブラシ先端を頭皮に当てると、頭の形に沿ってブラシがクッションのように上下するのでたいへん使い心地がよいです。顔に使う場合は専用のアタッチメントを使います。リフトケアをしながら、化粧水や美容液の成分も共に肌の角層まで浸透させるのは美顔器開発の実績のあるパナソニックならでは。化粧水や美容液の効果を高めてくれます」

 

2.ボディケア市場を牽引するメーカーによるモデル


MYTREX(マイトレックス)「PROVE(プルーヴ)」
6万9960円(税込)

 

「ボディケアブランドMYTREXの電動バリブラシは、二の腕やふくらはぎ、腹部など全身をケアできるのが特徴です。2種類の電気を使うことで、皮膚と筋肉を同時に刺激します。さらに独自の通電方式により導電効率を高めており、引き締まった弾力のある肌質が期待できます。防水加工もしっかりと施されているので、バスルームや入浴中にも使うことができます」※浴室でも使用できますが、水中に沈めたり流水を3分以上あて続けたりしないでください。

 

3.デスクワークやスマホ操作で凝り固まった頭皮にアプローチ


ミーゼ「スカルプリフトアクティブプラス」
5万9400円(税込)

 

「デスクワークやスマホによる眼精疲労の方は、頭皮が凝り固まる傾向にあります。この電気ブラシは、低周波EMSを流すとともに、毎分約7000回の振動で頭皮全体をマッサージしてくれるのがありがたいですね。スカルプ用とフェイス用のアタッチメントがあるので、適した体感で使えるのもうれしいところ。また、首やデコルテなど年齢が出やすい部位もしっかりとケアすることができます」

 

4.グッドデザイン賞受賞のシンプルで洗練されたデザイン


サロニア「EMSリフトブラシ」
2万7500円(税込)

 

「シンプルなデザインと持ちやすいサイズで電気ブラシとしては日本で唯一グッドデザイン賞を受賞。温感機能を搭載しているので、肌に当てることで温めながら筋肉に刺激を与えます。周波数の異なるEMSをブレンドし気軽にケアします。シンプルな機能だからこそケアの習慣化を期待できます」

 

5.手の中にすっぽりと収まるコンパクトさ


アテックス「EMSリフトブラシAX-NBL506」
1万2800円(税込)

 

「EMS刺激と赤色LED照射を同時に行ってくれるこちらの電気ブラシは、掴みやすい形状で、手軽に、そしてラクに顔から頭皮へと引き上げていくことができます。ほかの商品と比べても、格段に手に取りやすい価格なのも魅力の一つで、電気ブラシを一度使ってみたいという方におすすめのアイテムです」

 

 

頭皮以外のどこに使ってみたいか、どんな変化を期待したいかなど、電気ブラシに何を求めるかによっても選ぶアイテムが変わってきます。まずは使用シーンをイメージするところからはじめましょう。

 

 

Profile

美容家電ライター / 田中真紀子

白物家電、美容家電を中心に、雑誌、ウェブなどで執筆。家電製品の検証やレビュー記事では、主婦目線を大切にした感性に定評がある。家事やインテリア、生活雑貨など、暮らしにまつわる記事も手がける。近年は専門家としてコラム執筆やメディア出演も多数。
HP

 

美容家が解説するジェンダーレスコスメ&美容家電の選び方とおすすめ10選

2023年、WBC(ワールドベースボールクラシック)の開催期間に合わせて、コーセーがハイプレステージブランド「コスメデコルテ」の広告モデルに大谷翔平選手を起用。広い世代に、そして性別の枠を超えて大きな話題を呼びました。すでに“メンズ美容”のジャンルでは、保湿・美白・エイジングケアなどアイテムが充実していますが、さらに最近では、ジェンダーを謳わないコスメも存在感を増しています。男女問わず、パートナーとシェアして使える“ジェンダーレス美容”の時代が到来したと言っていいでしょう。

 

美容家として活躍されているEBATOさんに、ジェンダーレス美容の今と、おすすめのアイテムを紹介していただきました。

 

 

ジェンダーレス美容が注目されるようになった理由

性別に関わらず使える美容アイテムに人気が集まっていますが、どのような背景があるのでしょうか?

 

「まず、ジェンダーレス美容の出発地点であるメンズ美容のトレンドとしては以下のような影響があると思います」(美容家・EBATOさん、以下同)

 

・韓流アイドルの人気の高まり

「2013年ごろから男性アイドルグループBTSを始めとしたKPOPアイドルたちが時代のアイコンになったことで、流行に敏感な若者たちが彼らに憧れ、そのファッションを模倣しました。例えば、髪型はセンターパート、洋服はオーバーサイズにするスタイルなどです」

・コロナ禍によるリモート会議の増加

「30代40代の働く世代の方たちは、オンラインのリモート会議によって、日常の中で、カメラで自分の顔を見る機会がとても多くなりました。それまでは自分の容姿を意識してみ見ることの少なかった男性も、モニターに映った自分の肌質やヘアスタイルを意識するようになりました。美容を意識している男性たちからは、『リモート会議で初めて自分の容姿の老化に気づき、危機感を持って興味を持ち始めた』という声も聞いています」

・インフルエンサーマーケティング市場の増加

「YouTubeやInstagramなど、SNSマーケティングは年々右肩上がりで成長しています。それに伴い、インフルエンサーなどのいわゆる一般人が有名になりやすくなりましたよね。自己ブランディングや企業とのタイアップもあり、イメージをよくするためにメンズ美容も欠かせなくなりました。そして相対するようにメンズ美容の需要も高まりを見せています」

・今を輝くアスリートを美容広告として起用

「WBCで日本中の注目を集めた大谷選手がコーセーの高級化粧品ブランドであるコスメデコルテの広告に抜擢されたことも、メンズ美容が一気に普及するきっかけとなりました。野球と化粧品という一見まったく違った世界のコラボレーションがむしろ注目を集めたのではないでしょうか。コーセーは2019年に化粧品『雪肌精』に羽生結弦選手を起用したことでも話題となりました。コーセーでは年代や性別にとらわれないブランドイメージを展開し、2010年以降、時代を作ってきた憧れの男性アスリートたちが美容の広告に起用されてきたことは、一般男性の間でも美容に対する意識が広まることに、大きく貢献しました」

 

ジェンダーレスな美容アイテム選びのポイント

続いて、ジェンダーレスコスメや美容家電など、アイテムを選ぶポイントについて教えていただきました。

 

「美容というものは人生の満足度を高めてくれるものであり、生活をよりよくしてくれるものだと僕は思っています。人生の価値観は人それぞれであり、『これを使ってください』と言うよりかは、自分の価値基準で選んでもらいたい。その際に大切にしてほしいポイントは以下の3つです」

 

1.なりたい自分をイメージする

「どのような自分を演出したいか目的をはっきりすることから始めてみましょう。自分の抱えている悩みやコンプレックス、例えば、『自分の肌悩みを解消できたら毎日が楽しくなるであろう』とイメージしてください。このように自分の価値基準を明確にしていくことが大切です。
インフルエンサーやSNSで紹介されている話題の商品はたしかに試してみる価値はありますが、はたしてそれが自分にとって本当に必要なものなのかと冷静になって考えてみることも大切です。その商品が、必ずしも自分を満たしてくれるとは限りません。トレンドを追いかけることは決して悪いことではありませんが、そればかりだと疲れてしまいますし、自分の価値観を見失う可能性も。自分の軸をしっかりと持つことで本当に必要なものが明確になります」

 

2.実際に手に取って試してみる

「コスメや美容グッズを選ぶとき、私はいつも実際に手に取って試してみることをおすすめしています。現代はいつでもどこでもネットを介して商品を買うことのできる時代ですが、自分にとって本当によいものは実際に手に取ってみなければわかりません。時間や労力は確かにかかりますが、実店舗で試すのが一番。商品を手に取ったときの質感や重さ、そして使用感などの機能面も、手に触れて初めてわかることがたくさんあります。
また、店頭にはブランドのエキスパートアドバイザーがいます。アドバイザーの話を聞くことで新しい視点を持つことができ、自分の価値基準もそこで形成されていきます。
あえて五感で触れて感じ選び抜くという体験は、脳の活性化にもつながります。このように経験を積み上げることによって、自分の価値基準に沿ったものを選ぶ審美眼が磨かれていくのだと思います」

 

3.シェアして使う場合には話し合いを

「家族やパートナーと一緒に使う場合は、対話がとても大切になります。お互いのこだわりや、ここだけは譲れないというポイントもあるでしょう。そこを明確にしてから商品選びをすることで、候補も絞りやすくなりますし、悩むことも少なくなると思います。このとき注意していただきたいのが、相手の価値観を否定しないこと。そしてお互いに譲歩することが、よりよいものを選ぶうえで大切です。例えば、どちらかは機能面を、どちらかがデザイン面を決めることで、お互いの満足度も高まります。ぜひお互いの意見を尊重し、より満足感の高いアイテムを選んでもらいたいですね」

ジェンダーレスコスメ&美容家電 10選

ジェンダーにしばられず、誰もが自分のために、あるいは誰かといっしょに使える美容グッズを、コスメからドライヤーなど美容家電にいたるまで、EBATOさんがリストアップ。おすすめポイントを紹介していただきました。

 

1.マッサージ効果が期待できる目元専用の“美容液”

コスメデコルテ「リポソーム アドバンスト リペアアイセラム」
8,250円(税込)

「僕もよく使っている目元専用の美容液です。アイテム先端の球体が目元のくぼみに心地よくフィットしてくれるので、マッサージがしやすく血行を促進。浸透力も高く、たるみやこじわの改善も期待できます。目元は皮膚が薄くとてもデリケートなのに対し、デスクワークや乾燥などでダメージを受けやすい部位です。お顔を印象づける目元のケアは日頃から大切にしてもらいたいです」

 

2.敏感肌に対応した“日焼け止め”

NALC「パーフェクトウォータープルーフ日焼け止めジェル」
2,729円(税込)

「NALCは、もともとジェンダーレスを意識してきたブランドです。こちらは2歳以上のお子さまから使える日焼け止めです。敏感肌にも対応した商品で、軽い塗り心地と肌なじみのよさは格別です。今までUV対策をしてこなかった男性たちも抵抗感なく使える日焼け止めなので、10年、20年後のシミを防ぐ対策として、ケアを始めるきっかけにしてもらえたらと思います」

 

3.スティックタイプで自然な仕上がりを叶える“ファンデーション”

FIVEISM × THREE「ネイキッドコンプレクション バー」
5,720円(税込)

「FIVEISMのファンデーションは、カラーバリエーションがとても多く自分にあった色を見つけることができます。スティックタイプで塗りやすく、ファンデーションを初めて使う方にもおすすめです。カバー力が高く、ニキビ跡や毛穴、クマ、男性なら青ひげなどもナチュラルに補正。さらにきれいに仕上げたいならば、スポンジでぽんぽんと軽くたたき込んでいくと、ツヤ感がある陶器のような肌に仕上がります」

 

4.するすると描きやすい“アイブロウ”

GIVENCHY「ミスター・アイブロウ・ペンシル」
3,630円(税込)

「眉メイクに慣れていない方には、ペンシルタイプがおすすめです。なぜなら、眉一本一本を描きやすいからです。眉メイクはメイクアップのなかでもとくに難しいと工程ですが、メイクスキルを上げるためにも、眉一本ずつを丁寧に描くことが大切です。こうした描きやすいアイブロウペンシルを手に入れて、楽しみながらメイクスキルを上達させていただきたいと思います」

 

5.豊富なカラーと色名まで楽しめる“ネイルポリッシュ”

iLLO「ネイルポリッシュ」
1,650円(税込)

「Z世代の男性たちのなかにはネイルを楽しむ人も増えています。クリアやナチュラルな色味よりも、はっきりとした色だちのカラーを選ぶことが多いですね。ジェンダーレスを強みとしたこちらのブランドの魅力のひとつがカラータイトルです。『Glacier blue(氷河の青)』や『Nightporter(夜の案内人)』など、イマジネーションが広がるネーミング。これまでにない色選びをお楽しみください」

 

6.リフレッシュと美姿勢を保つ“ガン型ボディケアツール”

DOCTORAIR「エクサガン ハンディPRO」
1万7,600円(税込)

「パワフルな振動で、首・肩・背中をケアできるガン型ボディケアツールです。こちらのモデルは形を自在に変えることができるので、肩甲骨や腰など、手が届きにくい部位にもしっかりと当てることができます。デザインもシンプルですし、身体のケアは男女問わず大切になるので、選ばせていただきました。パソコンやスマホを長時間したあとの首や背中をケアすることによって美しい姿勢を保つこともできるのでおすすめです」

 

7.潤いをぎゅっと包み込んでくれる優秀“ドライヤー”

Panasonic「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」
3万8,610円(税込) ※編集部調べ

「『ドライヤーといえばこちら』というほどおすすめしたいアイテムです。使用するたびに髪のうるおいと艶やかさを実感することができます。カラーリングやパーマをするとどうしても傷みやパサつきが出てしまいますが、高浸透ナノイーが髪の内側まで水分補給し、傷みを抑えてくれます。毎日使うものだからこそ、いいものを選んでいただきたいですね」

 

8.毛穴汚れをオフしてくれる“スチーマー”

ヤーマン「ブライトクリーン」
3万9,600円(税込)

「毎日のクレンジングやメイク前はもちろん、丁寧なディープケアをしたいときにも使っていただる美顔器です。特筆すべきは、たっぷりのスチーム量。この濃密なスチームが毛穴に入り、毛穴目立ちを抑制します。デスクワークでカサつきが気になるときにサイドにおいたり、かかとケアに使ったりと、顔以外にも使えます」

 

9.好みの固さを選べる“頭皮ブラシ”

uka「scalp brush kenzan」
2,420円(税込)

「頭皮は気づかないうちにこり固まってしまう部位です。意識してケアするようにしましょう。僕のおすすめの使い方は、2つの頭皮ブラシを用意して両手に持ち、マッサージすること。頭皮のコリの解消し、リフレッシュできます。scalp brushには4種類の硬さがあり、自分の好みによって選ぶことができます。僕は2番目に硬い『kenzan』を愛用しています」

 

10.シンプルでインテリアを選ばない“アロマディフューザー”

@aroma「ピエゾディフューザー ソロ」
1万6,500円(税込)

「心地よさを与えてくれる“香り”も、美容に欠かせない要素だと思っています。こちらは、サイズ感がとてもよくてパソコンの横にも置いておくことができるコンパクトな設計のディフューザーです。シンプルなデザインが魅力で、カラーはホワイトとグレーの2色展開。お好みの香りをリラクゼーションとして楽しむのにいいと思います」

 

ジェンダーレス美容との向き合い方

最後に、ジェンダーレス美容において大切な考え方についてEBATOさんに伺いました。

「僕は『ジェンダーレス美容』という言葉の枠組みに囚われて欲しくないとも思っています。ジェンダーレスとはそもそも性別や年齢を問わずに使えるものであるはずなのに、ジェンダーレスというカテゴリを作ろうとしている風潮もあります。そこで『ジェンダーレスを謳っているものしか選ばない』となると本末転倒になるわけです。女性向けに作られたアイテムであっても、自分が満足して使えるのであれば男性が使ってもいいわけですし、その逆も然りです。周りの目を気にせずに、『自分はこれが好き』というものを自由に選んでいって欲しいですね。
ジェンダーレスだからということではなく、世の中にあるすべての商品を誰が使っていい。それが本当の意味での『ジェンダーレス美容』だと思います」

情報の多い時代だからこそ、「自分にとって何が大切なのか」ということには敏感でありたいもの。ジェンダーレス美容を通してお気に入りの美容グッズを見つけることは、あらためて自分の価値観を考えるきっかけになるかもしれません。

 

Profile

美容家 / EBATO

2019年にメンズ向け美容ブログ『Be-LOG』を開設。元美容部員の知識と経験を活かし、男性の肌ケアや頭皮ケアについて300本以上の記事を執筆。数々の検索キーワードで1位を獲得し、総読者は10万人を超える。コスメコンシェルジュ、化粧品上級スペシャリストの資格を持ち、科学的根拠に基づいた独自の美容メソッドを考案。テレビや雑誌など各種メディアにも多数出演。プロデュース、講師業など活動は多岐にわたる。

 

美容家が解説するジェンダーレスコスメ&美容家電の選び方とおすすめ10選

2023年、WBC(ワールドベースボールクラシック)の開催期間に合わせて、コーセーがハイプレステージブランド「コスメデコルテ」の広告モデルに大谷翔平選手を起用。広い世代に、そして性別の枠を超えて大きな話題を呼びました。すでに“メンズ美容”のジャンルでは、保湿・美白・エイジングケアなどアイテムが充実していますが、さらに最近では、ジェンダーを謳わないコスメも存在感を増しています。男女問わず、パートナーとシェアして使える“ジェンダーレス美容”の時代が到来したと言っていいでしょう。

 

美容家として活躍されているEBATOさんに、ジェンダーレス美容の今と、おすすめのアイテムを紹介していただきました。

 

 

ジェンダーレス美容が注目されるようになった理由

性別に関わらず使える美容アイテムに人気が集まっていますが、どのような背景があるのでしょうか?

 

「まず、ジェンダーレス美容の出発地点であるメンズ美容のトレンドとしては以下のような影響があると思います」(美容家・EBATOさん、以下同)

 

・韓流アイドルの人気の高まり

「2013年ごろから男性アイドルグループBTSを始めとしたKPOPアイドルたちが時代のアイコンになったことで、流行に敏感な若者たちが彼らに憧れ、そのファッションを模倣しました。例えば、髪型はセンターパート、洋服はオーバーサイズにするスタイルなどです」

・コロナ禍によるリモート会議の増加

「30代40代の働く世代の方たちは、オンラインのリモート会議によって、日常の中で、カメラで自分の顔を見る機会がとても多くなりました。それまでは自分の容姿を意識してみ見ることの少なかった男性も、モニターに映った自分の肌質やヘアスタイルを意識するようになりました。美容を意識している男性たちからは、『リモート会議で初めて自分の容姿の老化に気づき、危機感を持って興味を持ち始めた』という声も聞いています」

・インフルエンサーマーケティング市場の増加

「YouTubeやInstagramなど、SNSマーケティングは年々右肩上がりで成長しています。それに伴い、インフルエンサーなどのいわゆる一般人が有名になりやすくなりましたよね。自己ブランディングや企業とのタイアップもあり、イメージをよくするためにメンズ美容も欠かせなくなりました。そして相対するようにメンズ美容の需要も高まりを見せています」

・今を輝くアスリートを美容広告として起用

「WBCで日本中の注目を集めた大谷選手がコーセーの高級化粧品ブランドであるコスメデコルテの広告に抜擢されたことも、メンズ美容が一気に普及するきっかけとなりました。野球と化粧品という一見まったく違った世界のコラボレーションがむしろ注目を集めたのではないでしょうか。コーセーは2019年に化粧品『雪肌精』に羽生結弦選手を起用したことでも話題となりました。コーセーでは年代や性別にとらわれないブランドイメージを展開し、2010年以降、時代を作ってきた憧れの男性アスリートたちが美容の広告に起用されてきたことは、一般男性の間でも美容に対する意識が広まることに、大きく貢献しました」

 

ジェンダーレスな美容アイテム選びのポイント

続いて、ジェンダーレスコスメや美容家電など、アイテムを選ぶポイントについて教えていただきました。

 

「美容というものは人生の満足度を高めてくれるものであり、生活をよりよくしてくれるものだと僕は思っています。人生の価値観は人それぞれであり、『これを使ってください』と言うよりかは、自分の価値基準で選んでもらいたい。その際に大切にしてほしいポイントは以下の3つです」

 

1.なりたい自分をイメージする

「どのような自分を演出したいか目的をはっきりすることから始めてみましょう。自分の抱えている悩みやコンプレックス、例えば、『自分の肌悩みを解消できたら毎日が楽しくなるであろう』とイメージしてください。このように自分の価値基準を明確にしていくことが大切です。
インフルエンサーやSNSで紹介されている話題の商品はたしかに試してみる価値はありますが、はたしてそれが自分にとって本当に必要なものなのかと冷静になって考えてみることも大切です。その商品が、必ずしも自分を満たしてくれるとは限りません。トレンドを追いかけることは決して悪いことではありませんが、そればかりだと疲れてしまいますし、自分の価値観を見失う可能性も。自分の軸をしっかりと持つことで本当に必要なものが明確になります」

 

2.実際に手に取って試してみる

「コスメや美容グッズを選ぶとき、私はいつも実際に手に取って試してみることをおすすめしています。現代はいつでもどこでもネットを介して商品を買うことのできる時代ですが、自分にとって本当によいものは実際に手に取ってみなければわかりません。時間や労力は確かにかかりますが、実店舗で試すのが一番。商品を手に取ったときの質感や重さ、そして使用感などの機能面も、手に触れて初めてわかることがたくさんあります。
また、店頭にはブランドのエキスパートアドバイザーがいます。アドバイザーの話を聞くことで新しい視点を持つことができ、自分の価値基準もそこで形成されていきます。
あえて五感で触れて感じ選び抜くという体験は、脳の活性化にもつながります。このように経験を積み上げることによって、自分の価値基準に沿ったものを選ぶ審美眼が磨かれていくのだと思います」

 

3.シェアして使う場合には話し合いを

「家族やパートナーと一緒に使う場合は、対話がとても大切になります。お互いのこだわりや、ここだけは譲れないというポイントもあるでしょう。そこを明確にしてから商品選びをすることで、候補も絞りやすくなりますし、悩むことも少なくなると思います。このとき注意していただきたいのが、相手の価値観を否定しないこと。そしてお互いに譲歩することが、よりよいものを選ぶうえで大切です。例えば、どちらかは機能面を、どちらかがデザイン面を決めることで、お互いの満足度も高まります。ぜひお互いの意見を尊重し、より満足感の高いアイテムを選んでもらいたいですね」

ジェンダーレスコスメ&美容家電 10選

ジェンダーにしばられず、誰もが自分のために、あるいは誰かといっしょに使える美容グッズを、コスメからドライヤーなど美容家電にいたるまで、EBATOさんがリストアップ。おすすめポイントを紹介していただきました。

 

1.マッサージ効果が期待できる目元専用の“美容液”

コスメデコルテ「リポソーム アドバンスト リペアアイセラム」
8,250円(税込)

「僕もよく使っている目元専用の美容液です。アイテム先端の球体が目元のくぼみに心地よくフィットしてくれるので、マッサージがしやすく血行を促進。浸透力も高く、たるみやこじわの改善も期待できます。目元は皮膚が薄くとてもデリケートなのに対し、デスクワークや乾燥などでダメージを受けやすい部位です。お顔を印象づける目元のケアは日頃から大切にしてもらいたいです」

 

2.敏感肌に対応した“日焼け止め”

NALC「パーフェクトウォータープルーフ日焼け止めジェル」
2,729円(税込)

「NALCは、もともとジェンダーレスを意識してきたブランドです。こちらは2歳以上のお子さまから使える日焼け止めです。敏感肌にも対応した商品で、軽い塗り心地と肌なじみのよさは格別です。今までUV対策をしてこなかった男性たちも抵抗感なく使える日焼け止めなので、10年、20年後のシミを防ぐ対策として、ケアを始めるきっかけにしてもらえたらと思います」

 

3.スティックタイプで自然な仕上がりを叶える“ファンデーション”

FIVEISM × THREE「ネイキッドコンプレクション バー」
5,720円(税込)

「FIVEISMのファンデーションは、カラーバリエーションがとても多く自分にあった色を見つけることができます。スティックタイプで塗りやすく、ファンデーションを初めて使う方にもおすすめです。カバー力が高く、ニキビ跡や毛穴、クマ、男性なら青ひげなどもナチュラルに補正。さらにきれいに仕上げたいならば、スポンジでぽんぽんと軽くたたき込んでいくと、ツヤ感がある陶器のような肌に仕上がります」

 

4.するすると描きやすい“アイブロウ”

GIVENCHY「ミスター・アイブロウ・ペンシル」
3,630円(税込)

「眉メイクに慣れていない方には、ペンシルタイプがおすすめです。なぜなら、眉一本一本を描きやすいからです。眉メイクはメイクアップのなかでもとくに難しいと工程ですが、メイクスキルを上げるためにも、眉一本ずつを丁寧に描くことが大切です。こうした描きやすいアイブロウペンシルを手に入れて、楽しみながらメイクスキルを上達させていただきたいと思います」

 

5.豊富なカラーと色名まで楽しめる“ネイルポリッシュ”

iLLO「ネイルポリッシュ」
1,650円(税込)

「Z世代の男性たちのなかにはネイルを楽しむ人も増えています。クリアやナチュラルな色味よりも、はっきりとした色だちのカラーを選ぶことが多いですね。ジェンダーレスを強みとしたこちらのブランドの魅力のひとつがカラータイトルです。『Glacier blue(氷河の青)』や『Nightporter(夜の案内人)』など、イマジネーションが広がるネーミング。これまでにない色選びをお楽しみください」

 

6.リフレッシュと美姿勢を保つ“ガン型ボディケアツール”

DOCTORAIR「エクサガン ハンディPRO」
1万7,600円(税込)

「パワフルな振動で、首・肩・背中をケアできるガン型ボディケアツールです。こちらのモデルは形を自在に変えることができるので、肩甲骨や腰など、手が届きにくい部位にもしっかりと当てることができます。デザインもシンプルですし、身体のケアは男女問わず大切になるので、選ばせていただきました。パソコンやスマホを長時間したあとの首や背中をケアすることによって美しい姿勢を保つこともできるのでおすすめです」

 

7.潤いをぎゅっと包み込んでくれる優秀“ドライヤー”

Panasonic「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」
3万8,610円(税込) ※編集部調べ

「『ドライヤーといえばこちら』というほどおすすめしたいアイテムです。使用するたびに髪のうるおいと艶やかさを実感することができます。カラーリングやパーマをするとどうしても傷みやパサつきが出てしまいますが、高浸透ナノイーが髪の内側まで水分補給し、傷みを抑えてくれます。毎日使うものだからこそ、いいものを選んでいただきたいですね」

 

8.毛穴汚れをオフしてくれる“スチーマー”

ヤーマン「ブライトクリーン」
3万9,600円(税込)

「毎日のクレンジングやメイク前はもちろん、丁寧なディープケアをしたいときにも使っていただる美顔器です。特筆すべきは、たっぷりのスチーム量。この濃密なスチームが毛穴に入り、毛穴目立ちを抑制します。デスクワークでカサつきが気になるときにサイドにおいたり、かかとケアに使ったりと、顔以外にも使えます」

 

9.好みの固さを選べる“頭皮ブラシ”

uka「scalp brush kenzan」
2,420円(税込)

「頭皮は気づかないうちにこり固まってしまう部位です。意識してケアするようにしましょう。僕のおすすめの使い方は、2つの頭皮ブラシを用意して両手に持ち、マッサージすること。頭皮のコリの解消し、リフレッシュできます。scalp brushには4種類の硬さがあり、自分の好みによって選ぶことができます。僕は2番目に硬い『kenzan』を愛用しています」

 

10.シンプルでインテリアを選ばない“アロマディフューザー”

@aroma「ピエゾディフューザー ソロ」
1万6,500円(税込)

「心地よさを与えてくれる“香り”も、美容に欠かせない要素だと思っています。こちらは、サイズ感がとてもよくてパソコンの横にも置いておくことができるコンパクトな設計のディフューザーです。シンプルなデザインが魅力で、カラーはホワイトとグレーの2色展開。お好みの香りをリラクゼーションとして楽しむのにいいと思います」

 

ジェンダーレス美容との向き合い方

最後に、ジェンダーレス美容において大切な考え方についてEBATOさんに伺いました。

「僕は『ジェンダーレス美容』という言葉の枠組みに囚われて欲しくないとも思っています。ジェンダーレスとはそもそも性別や年齢を問わずに使えるものであるはずなのに、ジェンダーレスというカテゴリを作ろうとしている風潮もあります。そこで『ジェンダーレスを謳っているものしか選ばない』となると本末転倒になるわけです。女性向けに作られたアイテムであっても、自分が満足して使えるのであれば男性が使ってもいいわけですし、その逆も然りです。周りの目を気にせずに、『自分はこれが好き』というものを自由に選んでいって欲しいですね。
ジェンダーレスだからということではなく、世の中にあるすべての商品を誰が使っていい。それが本当の意味での『ジェンダーレス美容』だと思います」

情報の多い時代だからこそ、「自分にとって何が大切なのか」ということには敏感でありたいもの。ジェンダーレス美容を通してお気に入りの美容グッズを見つけることは、あらためて自分の価値観を考えるきっかけになるかもしれません。

 

Profile

美容家 / EBATO

2019年にメンズ向け美容ブログ『Be-LOG』を開設。元美容部員の知識と経験を活かし、男性の肌ケアや頭皮ケアについて300本以上の記事を執筆。数々の検索キーワードで1位を獲得し、総読者は10万人を超える。コスメコンシェルジュ、化粧品上級スペシャリストの資格を持ち、科学的根拠に基づいた独自の美容メソッドを考案。テレビや雑誌など各種メディアにも多数出演。プロデュース、講師業など活動は多岐にわたる。

 

ショート&ボブヘアのハネ・クセ・広がりを抑える朝と夜のスタイリング術と7種のマストアイテム

トレンドのボブヘアやショートヘア。洗髪が楽になったと思いきや、意外とハネや広がりが出やすく、朝のセットにコツも時間も必要なヘアスタイルです。忙しい朝、ヘアスタイリングをスムーズにするポイントと、サポートしてくれるマストアイテムとは?

 

ショート&ボブスタイルの仕上がりに定評のある、東京・恵比寿の人気ヘアサロン「MINT」の代表で美容師のMisakiさんに、髪の健康を守りながら時短できるスタイリング術を教えていただきました。

 

時短のポイントは
前夜に仕込む“扱いやすい髪”

 

ショートやボブヘアの人のスタイリングの悩みには、どういったものが多いでしょうか?

 

「髪質や、なりたい髪型で異なりますが、ショート・ボブの3大悩みは、『クセ』『トップのペタンコ』『広がり』です。こうした悩みが出てしまうと、スタイリングを始める前に、まずは取り除くことから始めなくてはならないため、手間と時間がかかります。
クセや広がりの原因の多くは、『髪の乾燥』が原因。髪の洗いすぎや、ドライヤーを使わない自然乾燥、濡れたままで寝るなど、寝る前の間違った行動が乾燥につながります。つまり、髪の乾燥は正しいお手入れで防ぐことができるのです。乾燥を防ぎ、“扱いやすい髪の毛”の土台ができれば、7割方の悩みは解決したといってもいいでしょう」(「MINT」代表・ヘアメイク Misakiさん、以下同)

 

時短を叶えるマストアイテムは?
ヘアスタイリングの7種の神器

「扱いやすい髪とは、水分と油分バランスが整い、余分なクセがないことです。その土台を作るためにはずせない工程は、『汚れを落とし』『髪を補修し』『しっかりと乾かす』こと。とくに濡れたまま放置するのはNGです。髪を守るキューティクルは、濡れているとき開き、乾くと閉じます。開いていると、髪から水分や栄養が蒸発してしまいます。さらに、そのまま濡れた状態で寝てしまうと、枕でこすられたり髪が絡まったりなど、刺激でダメージを受けてしまいます」

 

早速、扱いやすい髪の土台を作り、朝のスタイリング時間を短縮できる、“7種の神器”を見ていきましょう。

 

 

1.【シャンプー】洗浄力が強すぎないもの

「洗髪の時に大切なのは、スタイリング剤や皮脂汚れなど、髪に付着している汚れをしっかりと落とすことです。でも、“洗いすぎ”は禁物。洗浄力の強いシャンプーを使うと、髪や頭皮の潤いを奪う原因に。汚れをしっかり落としながらも洗浄力の強すぎないシャンプーを選ぶには、洗浄成分に注目しましょう。成分表には配合の多い成分から順に記載されるので、水の次に記されている成分を確認します。ドラッグストアなど、身近なお店で購入するならば、タウリン系、ベタイン系の洗浄成分配合のシャンプーがおすすめです」

 

タウリン系……成分表に、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNaなど「タウリン」と記載されたもの。

ベタイン系……成分表に、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなど、「ベタイン」が記載されたもの。

 

2.【トリートメント】髪の内部まで補修効果のあるもの

「トリートメントは、髪の“水分”と“油分”のバランスを整えるために使います。洗顔後、肌に化粧水をつけるように、髪にも栄養が必要。リンスやオイルなどの、表面をコーティングする役割だけではなく、内部までしっかりと補修するトリートメントを選びましょう」

 

3.【洗い流さないトリートメント】エマルジョンタイプがベスト

「ドライヤ—前に使用するトリートメントには、エマルジョンタイプがおすすめ。エマルジョンとは、水の中に油が均一に分散している、乳液のような状態のこと。栄養が髪に浸透し、ドライヤ—の熱から髪を保護することも期待できます」

 

4.【ドライヤー】髪を傷めない速乾タイプ

「濡れた髪は、水分を残さずしっかりと乾かすのが基本。とはいえ、ドライヤーの長時間の使用は、髪の内部の水分まで蒸発させてしまいます。髪を熱のダメージから守る速乾力に優れたドライヤーがおすすめです。また、ドライヤー前のタオルドライで、しっかり水分を取り除き、ドライヤーの時間を短縮させることも大切です」

 

ドライヤーで美髪・美顔まで? 形状も機能も常識超えの最新ドライヤーを家電のプロが解説

 

5.【デンマンブラシ】持ちやすく、適度な重さのあるもの

「“デンマンブラシ”とは、髪の毛をのばすブローブラシのこと。ドライヤーによって毛並みが散らばった髪の毛を、同じ方向にまとめ整えます。まとまった状態で髪型が安定すれば、寝ている間のクセもつきにくくなります。半円状のブラシでとかすことで、髪にほどよくテンションがかかり、髪を伸ばす効果があります。ブラシを選ぶときは、持ちやすく、テンションをかけるための適度な重さがあるものを選びましょう」

 

6.【オイル】伸びがよく、なじみのよいもの

「広がりやパサつきを抑えてまとまりのある髪にスタイリングをするために使います。とくに、ツヤを出したいときにおすすめ。手や肌のスキンケアにも使用できるタイプが人気です。テクスチャーの重いオイルは、量の調節がむずかしく、失敗すると洗髪していない髪の毛のような状態になってしまうことことも。サラッと伸びが良く、手肌にスーッとなじむ軽い使用感のオイルを選ぶと良いでしょう」

 

7.【バーム】天然成分のものがおすすめ

「髪にうるおいとつやを与えながら自然な毛流れや束感をつくります。ナチュラルなセット力も魅力。なかでも、天然成分のみで作られたオーガニックバームが人気。全身どこにでも使用できる肌にやさしい成分のため、手に残ったバームを洗い流す必要がなく、時短にもおすすめです」

 

8.【ストレートヘアアイロン】これひとつでスタイリングがラクに

「ショート・ボブの方は、これ一本あれば確実に朝のスタイリングが楽になることでしょう。クセを矯正したり、カールを付けたり、ボリュームアップも叶う優れモノ。不器用な方もコツさえつかめば簡単に扱えます」

 

続いて、7種の神器を使った、ヘアスタイリングの秘訣を時系列で見ていきましょう。

 

前夜の仕込み編

1.【シャンプー】たっぷりの泡で洗う。生え際や襟足も忘れずに

「シャンプーは、しっかり泡立てて洗髪するのがポイント。泡の吸着力で汚れをやさしく落とすので、頭皮や髪への負担が少なく済みます。また、意外と忘れがちなのは生え際周りや、襟足。残った汚れは、その後のトリートメントの妨げになるので、指を立て、指の腹でしっかりと洗いましょう。水気を切ったら、トリートメントは直接頭皮につけないように、髪の毛の中間から毛先を中心につけて5分ほど放置し、洗い流します」

 

2.頭皮の水分をぬぐうようにしてタオルドライ

「ドライヤーの髪への負担を少なくするためにも、タオルでしっかりとふき取ることが大切です。水分をオフするときに意識したいのは、髪の毛ではなく頭皮。頭皮についた水分を取るように、タオルで地肌をジグザクと軽くこすりながら水分をとりましょう」

 

3.【洗い流さないトリートメント】指の間まで丁寧に広げ、手ぐしで塗布

「500円玉ほどの量の洗い流さないトリートメントを手のひらにとったあと、全体に伸ばし、指の間にも行き渡らせましょう。ここで、コームを使う必要はありません。手ぐしで髪全体になじませます。洗髪後のトリートメントと同様に、地肌に付けないよう、髪の毛の中間から毛先を中心にまんべんなく塗布します」

 

4.【ドライヤー】指先を使いながら、根元を中心に乾かす

「まずは、髪型の中心となる前髪から乾かします。前髪は割れやすく、クセがつきやすい場所のため、根元を指で左右にこすりながら乾かして行きます。そうすることで、髪の毛が左右に引っ張られ、根元を起こし髪をのばしながら乾かすことができます。次に、前から後ろへ順番に乾かしていきます。この時もコームは必要ありません。手ぐしで根元を起こしながら、根元を中心に乾かしていきます。髪の9割ほどが乾いたら、デンマンブラシを使用して、毛流れをまとめましょう」

 

5.髪の熱が冷めてから就寝

「ドライヤーで髪を乾かしたら、最後にもうひとつ気をつけて欲しいことがあります。それは、髪がホカホカの状態で寝ないこと。髪の毛は温めると柔らかくなり、冷めると形が固定されます。そのため、温かいまま寝てしまうと、せっかく整えた髪の毛がつぶれた状態で安定してしまいます。寝るのは、髪の毛がきちんと冷めてからにしましょう」

 

美髪は頭皮から! 美髪アドバイザーが教える、季節の変わり目の頭皮&ヘアケア

 

翌朝のスタイリング編

1.【ドライヤー】左右に温風をあてることで、クセを治す

「ドライヤーを使って、寝ている間についてしまったクセを治しましょう。土台さえしっかりしていれば、ドライヤーの熱だけで、クセを取ることができます。洗い流さないトリートメントは前夜に塗布しているので、重ねづけは不要。クセを取りたい髪の毛を、右へ左へと、真逆の方向に動かしながら乾かすことでクセを伸ばします。このとき、ドライヤーは、髪の毛に対し垂直にあてるのがポイント。耳にかけることでクセが付きやすいサイドの髪の毛は前へ、潰れやすい後頭部は上へ引っ張りながら、ドライヤーをあてていきましょう」

 

2.【スタイリング】全体になじませたら、指先を使ってクセづけする

「シースルーバングや斜めに流した束感のある前髪など、ワックスで作りこむほどではなく、自然な毛流れを出したいときに大活躍するのがバームです。小指の先ほどの量を手のひらに出したら、洗い流さないトリートメントと同様、手の指の間にまでしっかり伸ばしてから髪の毛に塗布していきます」

 

「ショート・ボブヘアのスタイリングのポイントは、前髪の形と襟足をスッキリさせること、そしてトップのボリューム感です。まずは、手ぐしで襟足部分全体をつかみ押さえつつ、髪の中間から毛先を中心に髪全体になじませていきます。束感やクセ付けしたい部分に、ひとつひとつ丁寧になじませて形づくります。最後に手に残ったバームで、前髪をスタイリングすれば完成です」

 

手ぐしスタイリングにプラス!
失敗さえも華麗に変身させるストレートヘアアイロン

ドライヤーを使っていたら、一束だけ外ハネしてしまった! 生え際の前髪だけ、うねりが強い! などなど、ショート・ボブのほとんどの悩みを解決するといっても過言ではない、ストレートヘアアイロン。しかも、1すべり3秒でスタイリングのお悩みを解決します。究極の時短アイテムを取り入れてみましょう。

 

■ ストレートヘアアイロンの基本的な使い方

「ストレートヘアアイロンは、使ってみたことのない方にこそ、一度は使用して欲しいアイテムです。アイロンの温度は、160℃から170℃を目安に。髪にあてる時間は約3秒以内を守ると、熱や摩擦による髪の傷みを最小限に抑えることができます。クセが付きやすい前髪は、アイロンで挟んでまっすぐのばしましょう。とくに生え際はうねりが出やすい箇所です。生え際部分だけでものばすことで、前髪の印象がグッと変わります」

 

■ 毛先のワンカールに

「毛先をワンカールさせたいときにも、優秀なストレートヘアアイロン。髪の毛を整えたら、中間部分からアイロンを挟み、毛先に近付いたら、手を返すようにゆっくりとカールさせたい方向に滑らせましょう」

 

■ トップの髪のボリュームをアップ

「トップのボリュームを出したいときには、髪の毛を上に引っ張りながら、弧を描くように下に降ろします」

 

最後に、小顔効果とトップのボリュームアップが叶う、ショート・ボブのスタイリングテクニックについて教えていただきました。

 

Q.小顔に見せるには?

「写真を見比べてみてください。片側を耳にかけた髪型の方がスッキリとした印象ですよね。耳を出し、こめかみ部分のおくれ毛をほどよく残すことがポイントです。多すぎても、少なすぎてもキマりません。バランスを見ながら、ちょうどいい分量を探してみてください。手に残ったバームを少しつけて、自然な束感を出すといいでしょう」

 

Q.簡単にトップにボリュームを出したいなら?

「熱伝導タイプのカーラーをトップに巻きましょう。巻く位置は、頭頂部から後頭部へ続く頭の丸みのちょっと手前。巻いた後、ドライヤーで髪を温め、10分ほど放置すれば、カールが固定し、ほどよいクセがつきます」

 

 

ショートヘアやボブヘアは、ナチュラルな毛流れやストレートな前髪など、ヘアスタイルのポイントが顔回りにあることが多いため、日々のスタイリングが欠かせません。とはいえ毎日のことだからこそ、朝のスタイリングはラクにしたいもの。今回Misakiさんに教えていただいたノウハウを、ぜひ実践してみてください。

 

 

Profile

「MINT」代表・ヘアメイク / Misaki

恵比寿で20年以上もの間、支持されリピーターが途切れない人気美容室「MINT」のオーナースタイリスト。MINT、MINTing、MINTonariの3店舗を経営する。ジェンダーニュートラルで、どんなユーザーもリラックスして頼れるサロンとして、それぞれのなりたいを叶え“魅力を引き出す”技術を提案。なかでも、ショートボブやボブヘア、韓国ヘアメイクを得意とする。

「MINT」HP

軽量コンパクトなのに大風量!! 革新的なデザインで使い心地を追求したヘアドライヤー「Re・De Hairdry」

提供:株式会社A-Stage

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

 

2022年12月、リブランディングによって新たなスタートを切ったRe・Deから発表されたのは、パワフルな風と驚きの軽さを誇るスリムなドライヤー。デザイン性だけでなく使い心地の良さも追求し、幅広い層から支持を集めている。

 

255gのスリムな軽量ボディながら速乾・ヘアケア性能を高次元で両立
Re・De Hairdry ヘアドライヤー DR01A

 


美容家電部門 GetNavi注目モデル

ノミネートNo.120
A-Stage
Re・De Hairdry ヘアドライヤー DR01A

実売価格2万9700円

スリムな形状を生かした独自のテクノロジーで風の流れを最適化。わずか255gの軽量モデルながら、約53m/秒のパワフルな風でスピーディに乾かす。目的に応じて選べる5つのモードを搭載し、ハンズフリードライにも対応。

SPEC●定格消費電力:1000W●コード長:約1.8m●サイズ/質量(本体):W38×H170×D185㎜/約255g●サイズ/質量(スタンド):W72×H168×D117㎜/約310g

 

独自のブランド力を発揮し機能美とデザイン性を兼備

ヘアドライヤー市場では、各社から高性能モデルが続々と登場している。そんななか2023年話題をさらったのが、ハイエンドドライヤーながら、わずか255gという超軽量を実現したRe・De・Hairdryだ。パワフルで多機能なほど重いという従来のドライヤーのイメージを覆し、独自のデザインアプローチで大風量と軽量化を両立。スリムな筒形のボディは一見すると軽量化のみに振り切っているように思えるが、この形状によって業界トップクラスの風量・風速を生み出している。

 

髪質やシーンなど用途が明確なモード設計と、2つのボタンで操作できるシンプルなUIも特徴。老若男女問わず直感的に最適なヘアケアが行えるので、子どもや高齢者のいるファミリー世帯からも支持を集めている。ハンズフリーで使える専用スタンドが付属し、“ながらドライ”で時間を効率良く活用できるのも好評だ。

 

軽さ、速乾性、操作性、うるおい保持などユーザーがドライヤーに求めるニーズを網羅的にフォローしながら、高いデザイン性を兼ね備えているのもRe・Deならでは。余計な装飾のないシンプルな形状に、絶妙なニュアンスカラーを採用。どんなインテリアにも馴染みやすく、着々とファンを獲得している。昨年ノミネートしたRe・De Potに続き、ブランドの独自性が光るアイテムだ。

 

<POINT 01>

ノンストレスで使えるわずか255gのスリムな形状

業界トップクラスの風量・風速でありながら、255gという圧倒的な軽さを実現。高機能と軽量化の両立によって速くラクに髪を乾かすことができ、手元にかかる負担が少ない。さらに、狙った場所に風をしっかりと当てられる取り回しの良さも魅力で、日々のヘアセットの手間を軽減できる。

↑本体の重さはリンゴ1個ぶんとほぼ同じで、重量感によるストレスを解消。グリップ部分もスリムで凹凸が少なく、疲れにくい形状だ

 

↑折りたたんでコンパクトに収納できるので、携帯性も抜群。付属のトラベルポーチに入れて、旅行やジム、サウナなどに気軽に持って行ける

 

<POINT 02

独自のテクノロジーにより大風量&風速53m/秒を実現

風の流れを最適化するスリムな筒型のボディと、特徴的なノズル形状により、風量約3.6㎥/分、風速約53m/秒のパワフルな風を実現。風が髪の根元まで素早く届くので、ドライ時間を大幅に短縮し、熱負担を最小限に抑える。髪のうるおいを保つ5000万個/ccのマイナスイオンも搭載。

↑ノズルには「エアフローコントロールノズル」を採用。パワフルな風が広範囲に届くので、髪をしっかりとほぐして速乾性能をサポートする

 

↑業界トップクラスの風量・風速を生み出す独自の「エアフローオプティミゼーションテクノロジー」を搭載。スピーディに乾かし、健やかな髪に導く

 

<POINT 03>

付属のスタンドに置いてハンズフリードライが可能

ハンズフリーで使えるスタンドが付属し、ヘッドマッサージをしながら、スマホを操作しながらといった「ながらドライ」にも対応。スタンドにセットしたままでもオン/オフやモード切り替えの操作が可能なので、いちいち取り外す手間もない。子どもひとりでのヘアドライにも最適だ。

↑ハンズフリードライに適した「STAND」モードを用意。通常よりも低温・弱風なので、別の作業をしながらでも快適に使え、髪のうるおいも守る

 

↑使い勝手の良さだけでなく、インテリア性も重視。空間に馴染むシンプルなデザインなので、洗面台に出しっぱなしでもスッキリとした印象だ

 

<POINT 04>

目的に合わせて選べる5つのモードを搭載

速乾モードの「BASIC1」をはじめ、低温で髪を労わる「BASIC2」、温風と冷風が自動で切り替わる「GROW」、ヘアセットに適した「DESIGN」、ハンズフリー用の「STAND」の5つのモードを搭載し、目的によって使い分けられる。モード設計は、ヘアメイクアップアーティスト・菊池美香氏が監修。

↑誰もが迷わず操作できるように、ボタンはMODEと冷風の2つだけ。電源のオン/オフやモード切り替えは、すべてMODEボタンで行う

 

↑風の強弱ではなく、ツヤ出しやヘアセットなど使用シーンを想定したモード設計が特徴。そのときの自分に合った風で、美しい髪に仕上げる

 

<POINT 05>

心地良さを追求したデザインで4つのデザイン賞を受賞

「iFデザイン賞 2023」金賞、「レッド・ドット・デザイン賞 2023」、「IDEA賞2023」の世界三大デザイン賞に続いて、今秋には「グッドデザイン賞2023」を受賞し、Re・De史上初の4冠を達成。空間を美しく整えるシルエットに加え、軽量化やシンプルな操作性による使い勝手の良さが評価された。

↑カラバリはホワイト、ブラック、ヒュッゲグレーの3色。インテリアに合わせやすいカラー展開と落ち着きのあるマットな質感で、心地良い空間を演出する

 

【Information】

2022年度ノミネート!
電気圧力鍋Re・De Potに本格パンとケーキのレシピが登場!

炊飯や圧力調理など1台で多彩な料理が作れる電気圧力鍋Re・De Potに、新たなオリジナルレシピ「ブーランジェリーと秋のケーキ」が登場。パン生地の発酵から焼き上げ、ケーキのクリームまで、ボタンを押してほったらかすだけで作れる。

ここからアクセス!https://re-de.jp/recipe/special/special_11/

↑高加水でボリューミーな「ふっかふかフォカッチャ」など、本格的なパンやケーキが焼き上がりまで1時間以内で完成

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したA-StageRe・De Hairdry ヘアドライヤー DR01Aは現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」のこだわり美容家電部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

大風量ヘアードライヤーで熱ダメージを軽減! 秋のダメージ髪&頭皮に導入したいヘアケアアイテム4選

髪のダメージや抜け毛が目立つ秋。本記事では、健康的な髪と頭皮を取り戻すための、ヘアケアアイテムから、プロが厳選したシャワーヘッド、ヘッドスパ、ヘアードライヤー、電動式スカルプ&ヘアケアブラシを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました

男性美容研究家 藤村 岳さん
男性美容のパイオニアとして、メディア出演や講演など幅広く活動中。「All About」でメンズコスメガイドを務める。

 

メンズ美容家 EBATOさん
メンズ美容専門ブログ「Be-LOG」運営。元美容部員ならではの知識で、執
筆やコンサル、講師など多方面で活動中。

 

【その1】シャワーヘッド

微細な2つの泡を生み出して毛穴の汚れをやさしく除去

MTG
リファファインバブル ピュア
実売価格3万円〜

通常の泡よりも小さなウルトラファインバブルとマイクロバブルを採用。毛穴に詰まった汚れから毛穴の奥の細かな汚れまで、2つの泡が吸着して浮かせ、やさしく除去する。お湯が角質の隅々まで浸透し、肌にしっとりとうるおいも与える。

↑加圧溶解と2段階のキャビテーションを用いた独自構造により、水の中に2つの泡を一気に生み出す。柔らかな肌当たりも心地良い

 

【Recommendation!】

肌当たりがやさしくエステ級のケアが叶う

極小の泡が頭皮の毛穴に詰まった汚れを落とし、清潔な頭皮環境に! 肌当たりの良さと4つのモードから調節できる水流はエステ級で、しかも節水効果も期待できます。(EBATOさん)

 

【その2】ヘッドスパ

硬めのニードル型ブラシでパワフルなもみ心地を実現!

ヤーマン
ミーゼ ニードルヘッドスパリフト アクティブ
実売価格2万2000円

肌に接する面積が少ないニードル状のブラシが、肌を無理に擦らず、毛穴の根元から皮脂や汚れを除去。ブラシには硬めのシリコーンを採用し、ラウンド状に配置することで、頭皮の筋肉をグッとつかんで細かくもみ出す。

↑ニードルアタッチメント(左)に加え、もみ出しアタッチメント(右)が付属。頭皮のケアだけでなく、顔のリフトケアなどにも使える

 

【Recommendation!】

絶妙な刺激で心地良く頭皮のコリをほぐす

凝り固まった頭皮から疲れやすい首、肩まで、絶妙な刺激で心地良くもみほぐす、オールラウンドな逸品。浴室でも使える防水設計で、上質なバスタイムを過ごせますよ。(EBATOさん)

 

【その3】ヘアードライヤー

大風量でドライ時間を短縮し熱によるダメージを軽減!

サロニア
スピーディーイオンドライヤー
実売価格5918円

2.3㎥/秒(TURBO時)の大風量により、従来モデルよりもドライ時間を30%カット。髪が熱に当たる時間を短縮し、ダメージも軽減できる。TURBO、COOLのほか、柔らかい温風で朝のブローに最適なSETモードを搭載。

↑従来モデルよりもドライ時間が短縮したことで、キューティクルが開くのを抑制。髪にやさしいマイナスイオン機能も搭載し、しっとり艶やかな髪に仕上げる

 

【Recommendation!】

携帯しやすいサイズでデザインも機能も優秀

デザイン性だけでなく、速乾、マイナスイオンなどドライヤーとしての機能も十分。小さいので携帯しやすく、出張や旅行などでも活躍します。新定番カラーのベージュも洒脱!(藤村さん)

 

【その4】電動式スカルプ&ヘアケアブラシ

長さの異なる178本のピンでやさしくスカルプ&ヘアケア

FITS
MANTA ヘアブラシ パルス
実売価格1万4300円

標準モード2000回/分、高速モード4000回/分の微細な振動が、頭皮と髪にやさしくアプローチ。頭皮や毛穴の汚れを落とし、頭皮環境を整える。優れた柔軟性で頭の形に合わせて曲がり、一度に広範囲のブラッシングやマッサージが可能だ。

↑インバスでもアウトバスでも使える防水仕様。長短178本のピンを採用し、頭皮に直接タッチしながら、髪をしっかりときほぐす

 

【Recommendation!】

お手入れ不要で毎日の習慣にしやすい

最近、ブラシ型のヘアケアギアが注目されています。本品は手や頭の形にフィットして使いやすく、お手入れ不要なので毎日無理なく使えるのが魅力。微細な振動も気持ち良い!(藤村さん)

ヘアアイロンなどの美容家電が30%オフに! ワイヤレスイヤホン入り「ブラックフライデーセット」も……サンキューマート「ブラックフライデー」は11月17日から

エルソニックが運営する「サンキューマート」は、11月17日から11月26日の10日間にわたり、サンキューマート店舗と公式オンラインショップで、お得な「ブラックフライデー」セールを開催。

 

ブラックフライデーでは、今年6月に誕生したサンキューマートの美容家電ブランド「lils」の人気アイテムが30%オフで購入できるスペシャルセールを10日間限定で開催。累計販売数100万個突破のヘアアイロンや、今年7月に発売した最新美容家電もセールの対象となっています。

 

また、対象の全国58店舗と公式オンラインショップでは最大5200円相当のアイテムが詰まった、選べる3タイプの「ブラックフライデーセット」を販売。

 

「バリューセット<9点>」は、家電製品からファッションアイテムまで幅広いアイテムが含まれており、今年7月にリニューアルしたばかりのカナル型ワイヤレスイヤホン(税込1716円)や、乾燥するこれからの季節に役立つLED加湿器が必ず入ったお得な9点入りセットです。価格は2574円(税込)。

 

「ヒートブラシセット<4点>」は、新発売のヒートブラシ(税込1716円)の価格で、パーソナルケアに便利なアイテム3点(インテリアミラー、ポーチ、トリートメントorフェイスパック)がプラスで付いてくるお得なセット。ヒートブラシは寝ぐせや広がる髪をとかすだけで簡単にスタイリングができるアイテムで、ブラックフライデー終了後の11月下旬より通常販売も開始予定です。価格は1716円(税込)。

 

「ネイルセット<5点>」は、ネイルカラー4色とネイルシールのお得なセットです。はじめてのネイルにもピッタリな合わせ使いができる配色を用意しています。「ピンク&ベージュ系」「オレンジ&ブラウン系」「レッド&ピンク系」「ブルー&シルバー系」「グレージュ系」の5パターンの配色で、どのカラーが入っているかは購入後のお楽しみ。価格は429円(税込)です。

指先で感じながら5枚刃で新感覚シェービング! 秋のスキンケアに取り入れたい美容グッズ2選

蓄積してしまった夏の紫外線のダメージを引きずったままだと、シミやくすみだけでなく肌荒れを引き起こす可能性もある。こうした肌トラブルなどを防ぐために大切なのは日々のスキンケア。そこで、本記事ではアラフォー世代からの男性にプロがおすすめする美容アイテムのなかから、手のひらサイズに5枚刃テクノロジーを凝縮したメンズシェーバーと操作がシンプルなコンパクトサイズのフェイシャルスチーマーを紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが選びました

男性美容研究家 藤村 岳さん
男性美容のパイオニアとして、メディア出演や講演など幅広く活動中。「All About」でメンズコスメガイドを務める。

 

メンズ美容家 EBATOさん
メンズ美容専門ブログ「Be-LOG」運営。元美容部員ならではの知識で、執
筆やコンサル、講師など多方面で活動中。

 

指先で感じながら新感覚シェービング!

パナソニック
ラムダッシュ パームイン ES-PV6A
実売価格4万1580円

手のひらサイズに5枚刃テクノロジーを凝縮し、指先で肌状態を感じながらなでるように髭が剃れる。一般的な形状のシェーバーよりも刃の近くを持つことで、鏡ではわかりにくい髭や肌状態が指先で感じられ、やさしくシェービング可能だ。

パワーコントロール:ラムダッシュAI+(検知約233回/秒)
駆動方式:ラムダッシュ史上最速リニアモーター駆動
駆動ストローク:約1万4000ストローク/分
電源:急速2時間充電
サイズ/質量:W72×H57×D45㎜/約145g

↑5枚刃と高速リニアモーター、「ラムダッシュAI+」により、常に最適なパワーで深剃りと早剃りを両立。USBで充電できるのも便利だ

 

↑内刃は、日本刀と同じ製法が採用されたステンレス鍛造刃。鋭角30度まで研ぎ澄まされた刃先が、抜群の切れ味を発揮する

 

【Recommendation!】

5枚刃がこんなにコンパクトになるとは!!

従来、携帯シェーバーは刃数が少なくて深剃りはあまり望めませんでしたが、もう妥協しなくてOKです!! ジムや出張に持って行ってもかさばらず、まるごと水洗いもできますよ。(藤村さん)

 

スチームを浴びるだけでもっちりとしたうるおい肌に

パナソニック
スチーマー ナノケア EH-SA3C
実売価格2万円前後

操作がシンプルで使いやすい、コンパクトタイプのフェイシャルスチーマー。約40℃のナノサイズ温スチームが肌の角質層まで浸透し、もっちりとしたうるおい肌に導く。しっかり保湿、簡単な保湿、クレンジングに最適な3つのモードを搭載。

機能:ナノサイズの温スチーム
スチーム温度:約40℃
スチーム発生量:約6㎖/分(吹出口1個)
最大スチーム発生時間:約12分
タンク容量:約90㎖
サイズ/質量:W104×H163×D148㎜/約700g(本体)

↑ナノサイズの細かい温スチームが肌をふっくらとさせ、角質層まで浸透。角質細胞が水分を含み、肌にたっぷりとうるおいを補給する

 

↑アロマホルダーにアロマタブレット(別売)を取り付けると、香りを楽しみながらスチームできる。5種類のタブレットは100%天然精油だ

 

↑スチームを浴びているだけでケアができるので、ズボラオヤジにもオススメ。リラックスタイムに取り入れてみるのもアリだ

 

【Recommendation!】

乾燥しやすい季節はスチーマーにおまかせ

フェイシャルスチーマーは風呂上がりや乾燥しやすい季節に、真価を発揮します。コチラは性能が良くコンパクト&コスパも抜群で、 “最初の一台” にうってつけです。(EBATOさん)

ユーザーの不満を軽減。切れ味5年の電気シェーバー「everedge IZUMI PREMIUM」

マクセルイズミは、切れ味が5年間持続し、刃と本体の5年保証がついた6枚刃シェーバー「everedge IZUMI PREMIUM」シリーズ2機種を10月25日に発売します。

 

everedge IZUMI PREMIUMは、電気シェーバーユーザーが抱える、剃り味が落ちて替刃の買い替えが必要になってしまう不満を軽減する製品。両立が困難だった切れ味と耐久性を実現した、長寿命な「サステナブルな刃」を「サステバ」と名付けています。5年間変わらないとうたう切れ味を実現した外刃・内刃と本体に加え、5年保証がつきます。

 

刃の材質はオーステナイト系ステンレス鋼を外刃、内刃に採用。頑強な材料を曲げ、肌に効率よく密着させる広角90度のカット角を実現させるとともに、切れ味と摩耗の耐久試験を繰り返し、5年間の耐久性を持たせました。

 

また、毎秒62.5回ヒゲの濃さを検知し、瞬時にヒゲの濃さに応じたカットスピードに制御する「シェービングAI」を搭載しています。これにより、ヒゲが多く濃い場所でもカットスピードが落ちず、安定した切れ味が持続するとのこと。

 

ヘッドには、ヘッド部と6枚の刃が可動し、肌に吸いつくようにピタッと肌に密着する「6枚密着ピタヘッド」搭載。ヘッド部が前後20度、左右13度、刃が独立で上下3mm稼働します。ヘッド部の前後左右の動きに加え、外刃と内刃の一体構造の複数サスペンションにより、刃が上下に浮き沈みし、肌にやわらかく、ピタッと密着するそうです。

 

バッテリーはリチウムイオン電池を搭載し、約1か月間充電不要とのこと。また、充電切れでもスイッチをもう1度押すと約3分のシェービングが可能。加えて、電池残量を1%ごとにLEDで表示します。なお、本体にはUSB Type-Cを搭載しており、Type-C経由での充電も可能。充電時間は約2時間となっています。

 

本体サイズは約幅63×奥行き49×高さ172mm、重さは約250g。カラバリはブラックニッケルとシルバーの2色展開です。

シャークの「棒みたいな多機能ドライヤー」は実際どう? 夏の旅先で家電ライターが実力チェック!

最近、いわゆる美容家電メーカー以外からの参入が相次いでいるドライヤー業界にまた一社、別業界の家電メーカーが参入します。アメリカ発のシャークニンジャが美容家電ブランド「Shark Beauty」(シャークビューティー)を立ち上げ、その第一弾としてヘアドライヤーを発表しました。同ブランドはすでに欧米では展開されていて、今回、日本に初上陸した形です。

 

シャークといえば掃除機のイメージ。なぜドライヤー? と意外に思う半面、同社のコードレス掃除機を知っている人なら、なるほどと納得してしまう……そんな機能が詰まったドライヤーです。

↑掃除機メーカーとして知られるSharkから、ヘアドライヤーが登場。気になるその機能とは?

 

スタイラーからドライヤーに早変わり

第一弾で登場したのは、ヘアドライからスタイリングまで1台で行えるマルチスタイリングドライヤー「Shark FlexStyle(シャーク フレックススタイル)」。I字型のドライヤー本体に複数のアクセサリーが付属。一見するとスタイリング専用に見えますが、ドライヤー本体の先端をひねると、ヘッドが短いドライヤーに変身し、そのままヘアドライに使えます。発売は9月上旬で、実売価格は3万4980円。

↑クルッとねじるワンアクションで、スタイラーからドライヤーに早替わり!

 

ドライヤーとしてはとてもスリムで、スタイラーモード時(I字の状態)のサイズは、H285×W45×D45mm、本体重量は約370g(コード含まず)で取り回しもカンタン。ブラシレスDCモーターを搭載し、風量は不明ながら風速はパワフルで、地肌までしっかり風が届きます。

 

風温は、髪を傷めにくい温度にこだわり、毎秒1000回の計測を行いながら90℃以下に制御。温度設定自体は、低温(約55℃)・中温(約78℃)・高温(約87℃)とクールモード(冷風)の4段階から選べるほか、押している間だけ冷風が出る「クールショット」ボタンも別に用意。風量は弱風・中風・強風の3段階から選べます。

 

さらにアクセサリーも豊富で機能的。エアカーラー35mm(右用/左用)、「ロールブラシ」「ワイドノズル」「つるツヤローラー」の4種類が付属し、I字型のドライヤーの先端に取り付けることでブローやカール、ストレート、ボリュームアップ、ツヤ出しが実現します。

↑左から、エアカーラー(左用・右用)、つるツヤローラー、ロールブラシ、ワイドノズル

 

「エアカーラー」は、風の力で髪が吸い付き、そのまま巻き付けられるというスタイリングツール。ヘアアイロンに比べて熱の温度が低いので、髪が傷みにくいメリットがあります。右巻きと左巻きがあるため、巻きたい向きに合わせて使い分けます。

↑発表会ではスタイリストによる実演も。髪がカーラーに吸い付くので、その状態でしっかり熱を与えたら、最後にクールショットで引き締めます

 

↑最後にスッと引き抜けば、くるんカールが完成

 

さらにぴょんぴょん飛び出る浮き毛対策も「つるツヤローラー」でなでつけるだけ。風の力で浮き毛が49%抑えられ、ツヤが71%アップするとしています。ほか、天然のイノシシの毛を使った「ロールブラシ」は、ボリュームアップや毛先をカールしたいときに使用。「ワイドノズル」を使うと風量が31%アップし、ピンポイントのブローやスタイリングに活用できます。このように、豊富なアクセサリーでさまざまなスタイリングができるのです。

 

本製品はコンセプト面でダイソンのDyson Airwrap(ダイソンエアラップ)マルチスタイラーによく似ていますが、独自性を感じさせるのは、やはりスタイラーからドライヤーに一瞬で“変身”するところ。ドライヤーとしてもじゅうぶんパワフルなので、もうドライヤーとスタイラー(またはヘアアイロン)を2台持ちしなくて済むかもしれません。そして、この“変身”する発想こそ、コードレス掃除機にパイプが曲がる「FLEX機能」を取り入れたシャークらしさではないかと思います。

↑シャークのコードレス掃除機に搭載された「FLEX機能」。パイプが曲がるので、低い場所も腰を屈めず掃除ができて便利です

 

夏の旅行に「Shark FlexStyle」は役立つか?

↑2泊3日の避暑地の旅行に「Shark FlexStyle」を持って行ってみました

 

この「Shark FlexStyle」は、スリムなので収納しやすいほか、バッグにも入れやすいので持ち運びにも便利、というのがウリの一つ。ということで、夏の旅行に持参してみました。筆者はいつも旅行に行くとき、ヘアドライヤーとヘアアイロンを持っていっていますが、これなら1台で済みます。ヘアアイロンではないので、しっかりカールが作れるか心配でしたが、荷物が大幅に減るのではありがたいです。

↑さすがにアクセサリーを全部持っていくとけっこうな量になりますが、ドライヤーとヘアアイロンを持っていくのに比べたら、だいぶコンパクトです

 

髪を洗った後、まずはドライヤーとして使用しました。風の力が強いので、地肌までしっかり風が届きます。吹き出し口が狭く風が広がりにくいためか、いわゆる速乾ドライヤーに比べると乾燥時間はかかりましたが、それでもいつもの1割増程度。じゅうぶん速乾といえそうです。ただ、スリムなドライヤー特有の、「ゴーッ」という風切り音は大きめ。

 

なお、この後エアカーラーでカールを作る場合は、ヘアドライは8割程度にとどめます。髪は濡れた状態のほうが形がつきやすいため、エアカーラーでカールを作りながら仕上げ乾燥をするイメージです。

↑ヘッドが短くなるので、髪に近づけやすいのも、この形状のメリット

 

Flex機能を使ったら、カーラーをつけ替えずに左右のカールが作れた!

続いては、エアカーラーを使ってカールを作ってみました。私は左利きなので、まずは左側のカールからトライ。髪を少量つまみ、エアカーラーを近づけると、毛先からひゅっと巻き付きます。あとは上下に動かしながら10秒ほど温めて形をつけたら、クールショットを10秒ほど。そっと外すと、しっかりカールができました!

↑毛束が多すぎましたが、しっかり巻き付いてくれました

 

↑なかなか華やかなカールができました

 

ちなみに毛束は少量ずつ取るのが基本ですが、ふだんヘアアイロンで大雑把にカールを作っている私は、つい多めに取ってしまいます。もっと細かく、しっかりしたカールが作りたい場合は、やはり毛束は少量ずつ取ったほうがいいと思います。

 

続いて右側のカールを作るために、カーラーを付け替えます。先ほどまで使っていたカーラーがかなり熱くなっているので、本体を触らないよう先端をつまみ、カーラーにチェンジ。しかし、自動的に巻き付くとはいえ、やはり利き手でない手でスタイリングするのは結構大変です。

 

と、ここでFlex機能が活躍! 再び左側のカールで使ったカーラーに戻し、ドライヤーをフレックススタイルに。すると巻き方の向きが変わるので、左手でもきれいにスタイリングできました。

↑少し角度に工夫が必要ですが、Flexスタイルにすれば、左手で持ったまま内巻きカールが作れました

 

最後に「ロールブラシ」で前髪をふわっと整え、頭頂部付近のバラついた髪を「つるツヤローラー」で押さえ込んだら完成! 1台で全体をきれいにまとめることができました。

↑本来なら、複数のヘアケアアイテムを使うか、少しコツがいるようなスタイリングがたった1台で完成! 多機能ぶりを実感しました

 

ちなみに、出来上がったカールはヘアアイロンに比べると熱が弱いため、やはり落ちやすいです。特に私の髪は細いためか、その傾向が大きいので、崩したくないときはヘアスプレーで固めてゆるふわ状態をキープしています。

 

ちょっと使いにくさを感じたのは、ボタンの位置。温風でカールを作ったあとに、「クールショット」で冷やして固めたいのですが、場所が分かりにくいので、毎回指で探ったり、鏡で確認したりしなければいけません。

↑ちょうど親指の位置に「クールショット」ボタンがありますが、触っても分かりにくいので、いつも探り探りです

 

その点を除けば、トータル的にとても使いやすく、便利なマルチスタイリングドライヤーだと思います。「カール機能は気になるけれど、使いこなせるか心配」という人でも、万一使いこなせなくても、ドライヤーとして、またくるくるドライヤーとして日常的に使えますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

↑カラーは、日本オリジナルの「フラミンゴピンク(HD434JPK)」(中央)ほか、「ストーン(HD434JSL)」(左)、「モカシルバー(HD434JBR)」(右)の3色展開

 

安定のプラズマクラスター搭載、シャープの最新最上位ヘアドライヤー。美髪を目指す老若男女は持っておきたい!

髪の悩みは人それぞれですが、シャープのプラズマクラスタードライヤーといえば、髪の静電気やパサつき、うねりを抑制したり、はては薄毛対策できたりなど、さまざまな髪トラブルに効果的といわれています。家電好きには知られているこれらの効果ですが、意外に知らない人のほうが多いのが現状。

 

そこでシャープは今年2023年に新ブランド「Plasmacluster Beauty」(プラズマクラスタービューティー)を立ち上げ、プラズマクラスターの美髪に対する認知度をアップさせる予定。そして、この新ブランド最初の製品となるのが、8月24日発売予定の同社ドライヤー最上位モデル「プラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX901」(以下、IB-WX901)です。

↑新製品のプラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX901

 

本体が超コンパクト! ドライヤーに見えない独自デザイン

新製品の進化は多数ありますが、注目したいのは大きく二つ。一つがドライヤーに見えないコンパクトで独特なデザインです。シャープの「ドレープフロードライヤー」シリーズといえば2019年から続く同社ドライヤーの最上位モデルですが、シリーズスタート以来ずっと「打ち出の小槌」のようなコンパクトヘッドデザインを採用していました。

↑ドレープフロードライヤーの昨年モデルIB-WX3(右)と新製品のIB-WX901(左)

 

新製品ではモーターを小型化。さらに一般的にノズル部に格納されるモーターをハンドル部に移動させることでノズル部を大きくサイズダウンしています。従来モデルも独特な形状でしたが、新製品は一見するとハンディファンのようなデザイン。初見ではドライヤーとはわからない人もいそうです。

↑本体サイズは幅80×奥行63×高さ250mm、重量は515g。注目はこのノズルの短さ! まるでハンディファンかマイクのような見た目です

 

本体はコンパクトですが、手に持つと意外に重さを感じます。ただし、重心が手元にあるので取り回しはラクです。ノズルを左右に振りながら髪を乾かす時も、重心が安定して手首に負担がかからないのが好印象でした。

 

もう一つの注目ポイントが速乾性能の向上です。ドレープフロードライヤーシリーズは、もともとそこまで大風量な製品ではありませんが、風を左右から吹き付けることで、髪の毛を立体的に「押し分ける」ように送風。髪にあたる風に強弱をつけて速乾性を実現しています。

 

このとき、髪表面がヒダ(ドレープ)のように波打つので「ドレープフロー」という名前がつけられました。従来モデルまでは左右に2か所送風口があったのですが、新しいIB-WX901では送風口が上下左右の4か所に増え「ドレープフロー X4」に進化しました。さらに風量もアップし、速乾性能は従来モデルよりも約35%向上しているといいます。

↑四隅にある丸い穴が送風口。送風口が4つに増えているのがわかります

 

↑新製品IB-WX901で髪に送風したところ。くっきりと見える「溝」がドレープフロードライヤーの特徴である「ドレープ」です

 

乾燥が早くなるだけではなく、新送風方式では使用感も格段にアップしていました。というのも、従来モデルは「左右」に送風口があるため、髪にドレープを作るには本体を垂直に立てた状態で風を当てる必要がありました。新モデルでは送風口が増えることで本体を縦にしても横にしても髪にしっかりとドレープが作れます。髪を乾かしながらドライヤーの角度まで考えなくてよくなったのは大きなメリットです。

 

距離センサーにプラズマクラスター機能……従来の人気機能も継続

従来からの人気機能も継続して搭載しています。その一つが、ドレープフロードライヤーの特徴でもある「SENSINGモード」。

 

ドライヤーで温風を送風すると、ノズル近くは90℃を越える高温になります。このためノズルを髪に近づけすぎると髪が熱によるダメージを受けることも。そこで、ドレープフロードライヤーは送風面中央に高精度距離センサー(ToF方式)を搭載。距離にあわせて風の温度を自動的に調整するので、SENSINGモード時は髪の表面温度を常に約55℃以下に保つことができるのです。

障害物までの位置を中央の距離計で計測。瞬時に送風温度を調整します。送風面のLEDは送風温度。手の距離にあわせて温度がつぎつぎと切り替わるのがわかりますね。

 

もちろん、シャープならではのプラズマクラスターイオンによる美髪効果も見逃せません。なかでも静電気抑制効果はプラズマクラスターの大きなメリット。手荒くブラッシングをすると、髪の毛が静電気で広がったりブラシにくっついたりしますが、これは髪がプラス、ブラシがマイナスに帯電するためにおこる現象です。プラズマクラスターはプラスとマイナス両方のイオンをもつため、ブラシ側にマイナス、髪にプラスのイオンを付着させることで静電気を抑えられます。静電気を抑えることで髪への余計な摩擦が減り、キューティクルダメージやヘアカラーの退色も減らせるそうです。

 

新製品発表会では、プラズマクラスターの静電気抑制効果デモンストレーションを行いました。


ちなみに、プラズマクラスターは水分子に包まれているイオン。このため髪にうるおいを与える効果もあるそうです。同社の試験ではプラズマクラスターを含む冷風を5分間ほど髪に当てたところ、約8時間後も髪の水分量がプラズマクラスターを当てない髪より高かったそう。

 

ひと昔前まで、ドライヤーといえば「髪を乾かす家電」というイメージがありましたが、最近は乾かすとともに美髪のニーズも高まっています。もちろん、シャープのプラズマクラスタードライヤーならIB-WX901ではなくても美髪効果が期待できます。とはいえ、新製品IB-WX901なら速乾性や使い勝手も大きく向上。髪を傷める原因の第一位ともいわれる「ドライヤーが面倒で濡れたまま寝てしまった」という失敗を減らしてくれるかもしれません。

↑シャープからはドレープフローやセンシング機能がないプレミアムモデルの「IB-P801(市場想定価格3万2,000円前後)」やスタンダードモデルの「IB-P601(市場想定価格2万円前後)」も同時に発表されました。IB-WX901は市場想定価格4万4000円前後なので「プラズマクラスター機能さえあれば良い」という場合は最上位モデル以外も視野に入れると良いかもしれません※価格は全て税込

キングジムの「ムダ毛ケアセット」は発売できる? できない? 注目の男性美容アイテムを編集部員がお試し

キングジムさんから、以下のアイテムをお借りしました。その名は「ムダ毛ケアセット」。キングジムのグループ会社であるキングジム深セン(中国・深セン)が、男性向け美容ケアのブランド「KING Beauty(キングビューティー)」を立ち上げるそうで、その第一弾がコレだそうです。

↑セットのメインとなる商品がWブレードシェーバー(左)とフラッシュリムーバー(右)。このほかACアダプターや保護メガネ、クリーニングブラシが付属します。なお、Wブレードシェーバーは電池駆動(電池別売)

 

文房具・事務用品メーカーのキングジムが男性美容にチャレンジ

キングジムといえば、文房具・事務用品で知られるメーカー。オフィスファイルの代名詞「キングファイル」や累計1000万台突破のラベルライター「テプラ」、デジタルメモ「ポメラ」などのヒット商品を生み出したことで知られています。それがなぜ、美容ケアのブランドを……? 筆者に詳細はわかりかねますが、男性ビジネスマンをターゲットとしており、キングジムのフィールドである「オフィス用品」と言えなくもない……。聞くところによると、キングジムは新商品の開発において「10回に1回当たればいい」というマインドだそうで、本製品にもそんなチャレンジ精神が見て取れます。

 

そんなキングジムが企画した本製品は、いわゆるフラッシュ脱毛器(光脱毛器)とシェーバーのセットで、製品自体は珍しくありません。チャレンジングなのは、男性向けに特化しているところ。筆者が思うに、男性美容はかなりニッチな市場です。まず印象を変えるなら手っ取り早いのは髪型やファッションであり、男性美容はその少し先にあるイメージ。そのなかで、異業種から果敢にチャレンジする姿勢が素晴らしいです。

 

さて、「ムダ毛ケアセット」は、応援購入サービス「Makuake」でプロジェクトがスタート済。応援購入は2万3700円~(税込)です。面白いのは、目標金額を達成できなかった場合は全額が返金されて、そもそも製品化しないということ。これは「All or Nothing」という形式だそうで、とにかく潔いのです。

 

「Makuake」のプロジェクトサイトをのぞいてみると、「オフィスでの髪型やファッションがピシッとしているほど、そこから覗くムダ毛が際立っていませんか?」「ムダ毛の密集による汗ムレなどがニオイの原因になっていませんか?」との疑問を投げかけ、本製品による清潔感の向上を訴えています。確かに、パンツやシャツの裾からムダ毛がモサモサ見えたら、個人的にはちょっと気になるかも。シャツの腕まくりは男らしいけれど、毛が多すぎると男らしさの向こう側に行ってしまう気がするし……。やはり、男性でもムダ毛がないに越したことはない……と思うのは私だけでしょうか。

 

シェーバーでムダ毛を剃ってフラッシュを照射するだけ

製品の意義を確認したところで、実際に使っていきましょう。使い方はカンタンです。手のひらサイズのWブレードシェーバーでムダ毛を剃り、剃ったあとの肌にフラッシュリムーバーのフラッシュ面を直角に当て、本体裏面のフラッシュボタンを押してフラッシュ(光)を照射。光を照射していない肌へ移動→照射を繰り返して、剃ったあとの肌にまんべんなく光を当てればOKです。

↑付属のWブレードシェーバーには2種類のブレードが付いています。手前が長い毛をカットする「ロングヘアブレード」で、奥の網目状の部分が短く残った毛を剃る「ショートヘアブレード」です
↑Wブレードシェーバーですね毛をカット。筆者の場合は、ショートヘアブレードだけで問題なくカットできました

 

フラッシュリムーバーの本体サイズは、一般的な電動シェーバーよりヘッドが少し大きいくらいのサイズで、思った以上に軽く、手になじむ印象。フラッシュを照射したときは、「パツッ」という音がして肌にピリッと熱を感じ、輪ゴムで皮膚を叩く程度の軽い刺激が感じられます。3秒に1回の連続フラッシュ照射が可能なので、パッ、パッ、パッとリズミカルに肌の上をスライドさせ、スピーディに照射することができました。これなら慣れれば短時間でケアできそうです。

↑フラッシュの強さは5段階。肌の強さ・毛の濃い箇所や薄い箇所・皮膚の薄い箇所など肌の状態に合わせて調節できます。フラッシュの強さは本体のランプの数で確認可能(写真は5)

 

↑フラッシュリムーバーのフラッシュ面。肌色センサーを搭載しており、肌に当てないと発光しないしくみになっています

 

↑フラッシュを照射した瞬間は、肌に軽い刺激を感じます。筆者の場合、照射後は肌が赤くなるといったことはありませんでした

 

筋肉をキレイに見せたい人には特にオススメ

本製品を使用することで、チクチクした状態に悩まない、なめらかな肌へと整えてくれるそう。これだとイマイチ効果の表現がわかりにくいですが、一般的な光脱毛器では、照射した光が黒い毛に含まれるメラニン色素に反応して毛根に熱を与えることで、毛が自然に抜け落ち、ムダ毛の成長を抑えたり、細くして目立たなくしたりする抑毛・減毛が期待できます。本製品の説明にも「最初の2か月間は2週間に1回程度、3か月目以降4週間に1回程度の間隔を目安にご使用ください」とあることから、使い続けるうちに毛が少なくなり、どんどんケアがラクになることが予想できます。月に1回、自分のペースでケアしておけばあと1か月は放っておけばいいわけで、気分的にはラクですね。しかも、ムダ毛が生えてきたとしても、抑毛・減毛されていれば、見た目の印象も以前よりは格段にスッキリするはず。

 

さて、実際にフラッシュを照射したすねを見てみると、なんとなくキレイになった気がします。心なしか、毛がなくなったことでふくらはぎの筋繊維が目立ち、引き締まって細く見えるような……。憧れの細マッチョに近づけた気がして、悪い気はしません。これは前腕にも言えること。筋肉質でも腕毛が多い方は、筋肉の凹凸がムダ毛に覆われて隠れてしまっていますが、本製品でしっかりケアすれば、「毛深い人」から「たくましい人」へと印象が180°変わるはず。特に筋肉をキレイに見せたい方、筋トレをしている方にはオススメですね。あなたも、ムダ毛に埋もれた筋肉(たからもの)をコレで掘り起こしてみては?

↑フラッシュ照射後のすねの状態。すっきりキレイに見えて満足です!

 

このほか「ムダ毛ケアセット」は胸毛、ワキ毛、下腹部(ギャランドゥ)などもケアできるそうなので、活躍の幅は広いと言えます。また、フラッシュ脱毛器の価格帯は高額で、4万円~10万円程度の製品が多く発売されているなか、本製品は2万3700円~とコスパが良いのも特徴。応援コメントを見ると、なるほど、家族にプレゼントしたり、家族とシェアしたりする人もいるんですね。そういう手もアリか。

 

使い勝手が良くてコスパが高い、魅力ある製品ではあるけれど、さて、本製品は無事に発売となるのか……? 何といっても「All or Nothing」だからなぁ……。KING Beauty「ムダ毛ケアセット」の応援プロジェクトは8月4日(金)まで。記事を投稿した現時点では目標に到達していませんが、何とか製品化してほしいものです。

 

まさにジェットエンジンの噴射! 超ロングヘア声優・小岩井ことりが大風量ドライヤー「BOSLEY/JETEX/」の感動を語る

SNSフォロワー26万人を誇る人気声優・小岩井ことりさんは、とにかく髪が長いことでも有名。これだけ髪が長ければ、お風呂やシャワーのあとで髪を乾かすのに、相当な時間を消耗しているはず……。ドライヤーのヘビーユーザーであることは間違いないでしょう。

 

そこで!「ドライヤーは定期的に新機種をチェックしています!」という彼女に、アデランスの大風量ドライヤー「BOSLEY/JETEX/」(ボズレー ジェット/イーエックス)を使ってもらい、その使い心地についてGetNavi webの女性編集者・松永がインタビュー。記事を最後まで読めば、同製品が「男性から女性へのプレゼントにぴったり」(小岩井さん)という理由に納得いただけるはず。製品プレゼント情報もありますのでお見逃しなく!

【PROFILE】

声優・小岩井ことりさん

京都府出身。2011年に「青の祓魔師」吉国役でテレビアニメデビュー。その後、「のんのんびより」宮内れんげ、「七つの大罪」エレイン、「GATCHAMAN CROWDS」うつつ、「断裁分離のクライムエッジ」武者小路祝、「じょしらく」波浪浮亭木胡桃などを演じる。音楽活動にも積極的で、「アイドルマスター ミリオンライブ!」では自身が演じる天空橋朋花のソロ曲の作詞作曲を行う。2017年にはPCを使った音楽作成の技能検定試験「MIDI検定」1級に合格したほか、2019年にはヘビーメタルユニット「DUAL ALTER WORLD」を結成し、1stアルバム「ALTER EGO」をリリース。人口上位2%のIQを持つ「MENSA」会員としても知られ、オーディオ、PC、ガジェットにも詳しい。

 

【本記事に登場する小岩井さんのギャラリーはコチラ】

 

【小岩井さんに試してもらったのはコチラ】

プロ視点で「軽量・速乾・静音」を追求したドライヤー

BOSLEY/JETEX/

アデランスが展開する理美容室専売ブランド「BOSLEY」より、2022年9月1日に発売された小型折り畳み式ヘアドライヤー。理美容師の視点で軽量・速乾・静音を追求しながら本体重量は約390g(コード含まず)まで軽量化しているのが特徴です。カラバリはホワイトとブラックを用意。通常は全国の理容サロン・美容サロンなどでの販売がメインですが、このたび期間限定(2023年8月1日~9月30日)で特別に購入できるオンラインショップができたので、ぜひチェックしてみてください!

BOSLEY/JETEX/を特別に購入できる期間限定オンラインショップはコチラ

 

小岩井さんの髪の長さを測ってみよう!

松永 小岩井さん、髪がすごく長いですけど、いつから伸ばしているんですか?

 

小岩井 子どもの頃からずっと膝くらいまでの長さをキープしてきたので、いつだろう……。高校の文化祭で看板を描いているときにペンキがついてしまったときは、胸くらいの長さまで切ったことありますけど(笑)。それ以来、ばっさり切ったことはないかもしれません。

 

松永 ええっ、高校生のときからその長さをキープしているんですか!

 

小岩井 そうなんです。だから、トイレに行くときはやっぱり大変ですね。いつも首に一周くるっと巻いてから行きます。あと、これだけ長いとどうしても目立ってしまうところがあって。電車に乗ったとき、見知らぬおば様たちから「拝んでいい?」って言われたことありましたね(笑)。そのときは「●●駅で降りますけど、それまでならどうぞご自由に」と言いました。

 

松永 確かに、神々しいかも(笑)。すみません、すごく気になるので、髪の長さを計ってみたいんですが……。

 

小岩井 私も興味ありますから、いいですよ(笑)。

松永 それでは失礼します……おお、なんと116cm! やっぱり長いですね! これだけ長いと、ケアも大変ですよね。髪がすごくおきれいですが、何か特別なケアをやっているんですか?

 

小岩井 実はあまり気を遣っていないんですが、「シャンプーをし過ぎないように」と心がけています。朝と夜、2回シャンプーする方も多いと思いますが、私の場合はカサカサに乾いてしまう感じがあったので、朝か夜のどちらか1回はお湯だけで流すようにしています。あとは、シャンプーをノンシリコンに変えたことですかね。

 

松永 お風呂から上がったあとはいかがですか? 例えば、髪にオイルを塗るとか。

 

小岩井 そこも特別なケアはしていなくて、ドライヤーで乾かす程度です。洗いすぎず、なるべく速く、熱を加え過ぎず乾かす、それが髪を労わるコツだと思っています。

 

強い風がピンポイントで当たることに驚いた!

松永 でも、ドライヤーって意外に時間がかかりますよね。そういえば、銭湯がお好きだそうですが、そんなときはどうするんですか? 「ため息か!」って言いたくなるくらい風が弱いドライヤーもありますよね。

 

小岩井 本当にそう。ため息ですよね、あれ(笑)。私たち声優って仕事の合間の時間がありがちで、私はその時間に銭湯に行くこと多いんです。そこにあるドライヤーが10円を入れて使うものなのに、ため息みたいな風しか出ない(笑)。でも、今回使わせてもらった「BOSLEY/JETEX/」は全然違いますね。正直、驚きました!

松永 BOSLEY/JETEX/」は、何が違いましたか?

 

小岩井 これまで私が使ってきたドライヤーは、風量が弱いせいなのか、風が広がる感じがして。顔周りや肩まで熱風が当たってしまって、ちょっと不快だな……と思うことが多かったんです。その点、この「BOSLEY/JETEX/」は、とにかく風量が強い!

松永 確かに、かなりの風量ですよね。余談ですが、「BOSLEY/JETEX/」の担当者は、ジェットエンジンの噴射みたいだ! と言っているそうですよ。

 

小岩井 イメージはなんとなくわかります(笑)。強くてシャープな風がピンポイントで来るんですよね。そうそう、私、前髪にすごくクセがあって割れちゃうんですけど、ここだけを濡らして乾かすときも、狙った場所にちゃんと風が当たってくれるので、本当に助かりました。その意味で、「プロ仕様」というのも納得です。私のヘアメイクさんも絶賛でしたから!

↑毎分約11万回転(強風使用時)するブラシレスDCモーターとCNC加工(コンピュータ数値制御による加工法)されたアルミ製タービンファンを搭載した「JET TURBINE FAN(ジェット タービン ファン)」設計を採用。これにより、小型でありながらパワフルな風量を実現しています

 

松永 そうなんですか! じゃあ、ちょとお話を聞いてみましょうか。(当日、撮影現場に同行していた)ヘアメイクの芳賀(はが)さん、どのあたりが良かったんでしょうか?

 

ヘアメイク芳賀さん まず大きさに感動しましたね! 私たちが使うドライヤーはパワーが必要なので、サイズが大きくなりがち。重かったり、メイク台でスペースを取ったりと、不便なことが多いんです。だから、この軽さとコンパクトなサイズには感激しました!  あと、小岩井さんも言った通り、風がシャープなのがいいです! ほかのセットを崩すことなく、狙った場所だけに強い風を当てられるのが本当にスゴイです。

 

松永 さすが、プロならではのご意見! 説得力がありますね。芳賀さん、ありがとうございました!

↑「BOSLEY/JETEX/」はグリップ部分をひねって折り曲げることができるので、よりコンパクトに収納できます

 

 

「BOSLEY/JETEX/」だと1年で約90時間が節約できる!?

松永 ちなみに小岩井さん、いつもドライヤーで髪を乾かすときは、どれくらい時間をかけていますか?

 

小岩井 やっぱり30分くらいはかかりますね。それが「BOSLEY/JETEX/」だと15分くらいに時短できたと思います。

松永 結構な時短効果ですね! つまり、1日15分×30日で月に約7.5時間、1年だと約90時間が節約できるということですね。

 

小岩井 改めて計算してみると、スゴイです! 私は夜にドライヤーを使うタイプなんですが、時短したぶんだけ早く寝られますね

 

松永 先ほどの問題も、コンパクトな「BOSLEY/JETEX/」を持ち歩けば解決しますね。

 

小岩井 確かに! これからはぜひ外出先でも使いたいと思います!

↑ちなみに、どれくらい遠くまで「BOSLEY/JETEX/」の風を感じるかという実験をしたところ、結果は「測定不能」に。撮影したスタジオの横幅いっぱい、約9mの距離でも風を感じる結果となりました

 

ガジェット好きがグッと来るデザイン

松永 「BOSLEY/JETEX/」のデザインについてはいかがですか?

 

小岩井 女性が持っていてもまったく違和感はありませんが、その一方でメタリックな部分があり、ガジェットが好きな人がグッとくるポイントも散りばめられているんですよね。「BOSLEY/JETEX/」を持った瞬間に、手馴染みの良さも感じられるので、ガジェット好きな方にも「ほー」と思ってもらえるのではないでしょうか。

↑マットな質感、随所にメタルを配したデザインが、ガジェット好きの心をくすぐります

 

松永 ガジェット好きの小岩井さんが言うのなら間違いない(笑)。これは男性にも響くポイントですね。

 

小岩井 だと思います。男性の方が「BOSLEY/JETEX/」を初めて使ったら、きっと私と同じような喜びを感じるはずですよ!

↑グリップには風量を調節するスイッチ(左)と温度を調節するスイッチ(右)を装備。「風量のスイッチが独立しているので直観的に操作でき、グリップのサラサラしていて滑らない素材感にも好感が持てました」と小岩井さん

 

↑電源スイッチの上には、ツヤを出し、スタイリングをキープするために使うクールボタンがあります

 

 

音が気にならないから、テレビの音も聞きやすい

松永 あと、私は「音が静かだな」と思ったのですが。小岩井さん、ちょっと電源を入れてもらっていいですか?

 

小岩井 あ、ホントだ! 風が出ていても、みなさんの声が聞き取れます!

 

松永 例えば旦那さんや彼氏がテレビを見ているリビングで髪を乾かしても、「うるさい!」って言われないですね(笑)。

 

小岩井 「BOSLEY/JETEX/」は、低音域の音が少ないんだと思います。一般的なドライヤーのゴゴゴゴゴとかドーーーーという音がない。どちらかと言うとシュイーンという高い音なので、私たちの声やテレビの音の周波数帯には被りにくいんだと思います。

 

松永 さすが、オーディオ好きならではのご意見! 音が気にならないという魅力は、女性にも男性にも共通しますよね。

 

小岩井 そうですね。だから、家族へのプレゼントとしても最適だと思います。もらった人みんなが喜んでくれるんじゃないでしょうか。

 

松永 男性からプレゼントされたらどうでしょうか?

 

小岩井 女性はめっちゃうれしいはずです!「すごく気が利く人だな」って思いますよ。そういう人、絶対にモテると思うな。

 

松永 女性が髪を乾かすのに、相当の時間を使っていることを理解している=わかってる男性ということですもんね。

 

小岩井 そうそう。だから男性から女性へのプレゼントにもぴったりだと思いますね!

小岩井さんのサイン入り「BOSLEY/JETEX/」をプレゼント!

大風量なのに軽量・コンパクトかつ音も静か。直感的に使えて、ガジェットとして所有する喜びもある「BOSLEY/JETEX/」。そして今回は「プレゼントにも最適」と小岩井さんにお墨付きをいただいたこともあって、こちらのツイートをリツイート&GetNaviのTwitterアカウントをフォローしてくれた方に抽選で2名様に小岩井さんのサイン入り「BOSLEY/JETEX/」をプレゼント! 応募期間は2023年8月1日~9月30日です。みなさま、ふるってご応募をお願いします!

 

残念ながらプレゼントに外れてしまった方は、期間限定(2023年8月1日~9月30日)でBOSLEY/JETEX/を特別に購入できるオンラインショップでご購入のご検討を。ぜひ使ってみたエピソードやご感想をSNSなどで教えて頂けるとうれしいです!

撮影/干川 修 ヘアメイク/芳賀仁美

まさにジェットエンジンの噴射! 超ロングヘア声優・小岩井ことりが大風量ドライヤー「BOSLEY/JETEX/」の感動を語る

SNSフォロワー26万人を誇る人気声優・小岩井ことりさんは、とにかく髪が長いことでも有名。これだけ髪が長ければ、お風呂やシャワーのあとで髪を乾かすのに、相当な時間を消耗しているはず……。ドライヤーのヘビーユーザーであることは間違いないでしょう。

 

そこで!「ドライヤーは定期的に新機種をチェックしています!」という彼女に、アデランスの大風量ドライヤー「BOSLEY/JETEX/」(ボズレー ジェット/イーエックス)を使ってもらい、その使い心地についてGetNavi webの女性編集者・松永がインタビュー。記事を最後まで読めば、同製品が「男性から女性へのプレゼントにぴったり」(小岩井さん)という理由に納得いただけるはず。製品プレゼント情報もありますのでお見逃しなく!

【PROFILE】

声優・小岩井ことりさん

京都府出身。2011年に「青の祓魔師」吉国役でテレビアニメデビュー。その後、「のんのんびより」宮内れんげ、「七つの大罪」エレイン、「GATCHAMAN CROWDS」うつつ、「断裁分離のクライムエッジ」武者小路祝、「じょしらく」波浪浮亭木胡桃などを演じる。音楽活動にも積極的で、「アイドルマスター ミリオンライブ!」では自身が演じる天空橋朋花のソロ曲の作詞作曲を行う。2017年にはPCを使った音楽作成の技能検定試験「MIDI検定」1級に合格したほか、2019年にはヘビーメタルユニット「DUAL ALTER WORLD」を結成し、1stアルバム「ALTER EGO」をリリース。人口上位2%のIQを持つ「MENSA」会員としても知られ、オーディオ、PC、ガジェットにも詳しい。

 

【本記事に登場する小岩井さんのギャラリーはコチラ】

 

【小岩井さんに試してもらったのはコチラ】

プロ視点で「軽量・速乾・静音」を追求したドライヤー

BOSLEY/JETEX/

アデランスが展開する理美容室専売ブランド「BOSLEY」より、2022年9月1日に発売された小型折り畳み式ヘアドライヤー。理美容師の視点で軽量・速乾・静音を追求しながら本体重量は約390g(コード含まず)まで軽量化しているのが特徴です。カラバリはホワイトとブラックを用意。通常は全国の理容サロン・美容サロンなどでの販売がメインですが、このたび期間限定(2023年8月1日~9月30日)で特別に購入できるオンラインショップができたので、ぜひチェックしてみてください!

BOSLEY/JETEX/を特別に購入できる期間限定オンラインショップはコチラ

 

小岩井さんの髪の長さを測ってみよう!

松永 小岩井さん、髪がすごく長いですけど、いつから伸ばしているんですか?

 

小岩井 子どもの頃からずっと膝くらいまでの長さをキープしてきたので、いつだろう……。高校の文化祭で看板を描いているときにペンキがついてしまったときは、胸くらいの長さまで切ったことありますけど(笑)。それ以来、ばっさり切ったことはないかもしれません。

 

松永 ええっ、高校生のときからその長さをキープしているんですか!

 

小岩井 そうなんです。だから、トイレに行くときはやっぱり大変ですね。いつも首に一周くるっと巻いてから行きます。あと、これだけ長いとどうしても目立ってしまうところがあって。電車に乗ったとき、見知らぬおば様たちから「拝んでいい?」って言われたことありましたね(笑)。そのときは「●●駅で降りますけど、それまでならどうぞご自由に」と言いました。

 

松永 確かに、神々しいかも(笑)。すみません、すごく気になるので、髪の長さを計ってみたいんですが……。

 

小岩井 私も興味ありますから、いいですよ(笑)。

松永 それでは失礼します……おお、なんと116cm! やっぱり長いですね! これだけ長いと、ケアも大変ですよね。髪がすごくおきれいですが、何か特別なケアをやっているんですか?

 

小岩井 実はあまり気を遣っていないんですが、「シャンプーをし過ぎないように」と心がけています。朝と夜、2回シャンプーする方も多いと思いますが、私の場合はカサカサに乾いてしまう感じがあったので、朝か夜のどちらか1回はお湯だけで流すようにしています。あとは、シャンプーをノンシリコンに変えたことですかね。

 

松永 お風呂から上がったあとはいかがですか? 例えば、髪にオイルを塗るとか。

 

小岩井 そこも特別なケアはしていなくて、ドライヤーで乾かす程度です。洗いすぎず、なるべく速く、熱を加え過ぎず乾かす、それが髪を労わるコツだと思っています。

 

強い風がピンポイントで当たることに驚いた!

松永 でも、ドライヤーって意外に時間がかかりますよね。そういえば、銭湯がお好きだそうですが、そんなときはどうするんですか? 「ため息か!」って言いたくなるくらい風が弱いドライヤーもありますよね。

 

小岩井 本当にそう。ため息ですよね、あれ(笑)。私たち声優って仕事の合間の時間がありがちで、私はその時間に銭湯に行くこと多いんです。そこにあるドライヤーが10円を入れて使うものなのに、ため息みたいな風しか出ない(笑)。でも、今回使わせてもらった「BOSLEY/JETEX/」は全然違いますね。正直、驚きました!

松永 BOSLEY/JETEX/」は、何が違いましたか?

 

小岩井 これまで私が使ってきたドライヤーは、風量が弱いせいなのか、風が広がる感じがして。顔周りや肩まで熱風が当たってしまって、ちょっと不快だな……と思うことが多かったんです。その点、この「BOSLEY/JETEX/」は、とにかく風量が強い!

松永 確かに、かなりの風量ですよね。余談ですが、「BOSLEY/JETEX/」の担当者は、ジェットエンジンの噴射みたいだ! と言っているそうですよ。

 

小岩井 イメージはなんとなくわかります(笑)。強くてシャープな風がピンポイントで来るんですよね。そうそう、私、前髪にすごくクセがあって割れちゃうんですけど、ここだけを濡らして乾かすときも、狙った場所にちゃんと風が当たってくれるので、本当に助かりました。その意味で、「プロ仕様」というのも納得です。私のヘアメイクさんも絶賛でしたから!

↑毎分約11万回転(強風使用時)するブラシレスDCモーターとCNC加工(コンピュータ数値制御による加工法)されたアルミ製タービンファンを搭載した「JET TURBINE FAN(ジェット タービン ファン)」設計を採用。これにより、小型でありながらパワフルな風量を実現しています

 

松永 そうなんですか! じゃあ、ちょとお話を聞いてみましょうか。(当日、撮影現場に同行していた)ヘアメイクの芳賀(はが)さん、どのあたりが良かったんでしょうか?

 

ヘアメイク芳賀さん まず大きさに感動しましたね! 私たちが使うドライヤーはパワーが必要なので、サイズが大きくなりがち。重かったり、メイク台でスペースを取ったりと、不便なことが多いんです。だから、この軽さとコンパクトなサイズには感激しました!  あと、小岩井さんも言った通り、風がシャープなのがいいです! ほかのセットを崩すことなく、狙った場所だけに強い風を当てられるのが本当にスゴイです。

 

松永 さすが、プロならではのご意見! 説得力がありますね。芳賀さん、ありがとうございました!

↑「BOSLEY/JETEX/」はグリップ部分をひねって折り曲げることができるので、よりコンパクトに収納できます

 

 

「BOSLEY/JETEX/」だと1年で約90時間が節約できる!?

松永 ちなみに小岩井さん、いつもドライヤーで髪を乾かすときは、どれくらい時間をかけていますか?

 

小岩井 やっぱり30分くらいはかかりますね。それが「BOSLEY/JETEX/」だと15分くらいに時短できたと思います。

松永 結構な時短効果ですね! つまり、1日15分×30日で月に約7.5時間、1年だと約90時間が節約できるということですね。

 

小岩井 改めて計算してみると、スゴイです! 私は夜にドライヤーを使うタイプなんですが、時短したぶんだけ早く寝られますね

 

松永 先ほどの問題も、コンパクトな「BOSLEY/JETEX/」を持ち歩けば解決しますね。

 

小岩井 確かに! これからはぜひ外出先でも使いたいと思います!

↑ちなみに、どれくらい遠くまで「BOSLEY/JETEX/」の風を感じるかという実験をしたところ、結果は「測定不能」に。撮影したスタジオの横幅いっぱい、約9mの距離でも風を感じる結果となりました

 

ガジェット好きがグッと来るデザイン

松永 「BOSLEY/JETEX/」のデザインについてはいかがですか?

 

小岩井 女性が持っていてもまったく違和感はありませんが、その一方でメタリックな部分があり、ガジェットが好きな人がグッとくるポイントも散りばめられているんですよね。「BOSLEY/JETEX/」を持った瞬間に、手馴染みの良さも感じられるので、ガジェット好きな方にも「ほー」と思ってもらえるのではないでしょうか。

↑マットな質感、随所にメタルを配したデザインが、ガジェット好きの心をくすぐります

 

松永 ガジェット好きの小岩井さんが言うのなら間違いない(笑)。これは男性にも響くポイントですね。

 

小岩井 だと思います。男性の方が「BOSLEY/JETEX/」を初めて使ったら、きっと私と同じような喜びを感じるはずですよ!

↑グリップには風量を調節するスイッチ(左)と温度を調節するスイッチ(右)を装備。「風量のスイッチが独立しているので直観的に操作でき、グリップのサラサラしていて滑らない素材感にも好感が持てました」と小岩井さん

 

↑電源スイッチの上には、ツヤを出し、スタイリングをキープするために使うクールボタンがあります

 

 

音が気にならないから、テレビの音も聞きやすい

松永 あと、私は「音が静かだな」と思ったのですが。小岩井さん、ちょっと電源を入れてもらっていいですか?

 

小岩井 あ、ホントだ! 風が出ていても、みなさんの声が聞き取れます!

 

松永 例えば旦那さんや彼氏がテレビを見ているリビングで髪を乾かしても、「うるさい!」って言われないですね(笑)。

 

小岩井 「BOSLEY/JETEX/」は、低音域の音が少ないんだと思います。一般的なドライヤーのゴゴゴゴゴとかドーーーーという音がない。どちらかと言うとシュイーンという高い音なので、私たちの声やテレビの音の周波数帯には被りにくいんだと思います。

 

松永 さすが、オーディオ好きならではのご意見! 音が気にならないという魅力は、女性にも男性にも共通しますよね。

 

小岩井 そうですね。だから、家族へのプレゼントとしても最適だと思います。もらった人みんなが喜んでくれるんじゃないでしょうか。

 

松永 男性からプレゼントされたらどうでしょうか?

 

小岩井 女性はめっちゃうれしいはずです!「すごく気が利く人だな」って思いますよ。そういう人、絶対にモテると思うな。

 

松永 女性が髪を乾かすのに、相当の時間を使っていることを理解している=わかってる男性ということですもんね。

 

小岩井 そうそう。だから男性から女性へのプレゼントにもぴったりだと思いますね!

小岩井さんのサイン入り「BOSLEY/JETEX/」をプレゼント!

大風量なのに軽量・コンパクトかつ音も静か。直感的に使えて、ガジェットとして所有する喜びもある「BOSLEY/JETEX/」。そして今回は「プレゼントにも最適」と小岩井さんにお墨付きをいただいたこともあって、こちらのツイートをリツイート&GetNaviのTwitterアカウントをフォローしてくれた方に抽選で2名様に小岩井さんのサイン入り「BOSLEY/JETEX/」をプレゼント! 応募期間は2023年8月1日~9月30日です。みなさま、ふるってご応募をお願いします!

 

残念ながらプレゼントに外れてしまった方は、期間限定(2023年8月1日~9月30日)でBOSLEY/JETEX/を特別に購入できるオンラインショップでご購入のご検討を。ぜひ使ってみたエピソードやご感想をSNSなどで教えて頂けるとうれしいです!

撮影/干川 修 ヘアメイク/芳賀仁美

パナソニック、表参道に「美の拠点」をオープン。美容家電体験施設の中身を一足先に見てきた

パナソニックは7月25日、自社美容家電を体験できる拠点「Panasonic Beauty OMOTESANSO」を東京の表参道に28日からオープンすることを発表した。同日は、プレス向けの先行施設ツアーと新製品、小型メンズシェーバー「ラムダッシュ パームイン」とヘアードライヤー「ナノケア」のサステナブルモデルの発表も行われた。同施設では、これらの最新製品の体験コーナーも設置される。

 

診断と先行体験で、自分に合った美容を楽しめる美容拠点

↑「Panasonic Beauty OMOTESANSO」の外観

 

「Panasonic Beauty OMOTESANSO」は、地上2階、地下1階建て。中層階を含む「Studio」「Atelier」「Stand」「Lab」「Lounge」の5フロアで構成される。この度のオープンについて、くらしアプライアンス社 常務兼同社 ビューティ・パーソナルケア事業部 事業部長の南波嘉行氏は「マスクオフでの外出解禁やインバウンド需要の復活などから、特に美容への投資が高まっている」と社会環境の変化を語った。その上で、性別や年齢を問わず気軽に美容を楽しめる新たな体感拠点として、表参道に同施設を構えることを決めたという。

↑くらしアプライアンス社 常務兼同社 ビューティ・パーソナルケア事業部 事業部長の南波嘉行氏

 

同発表会では、プレス向けの内覧会にて施設ツアーも開催された。目玉ともいえる美容家電の体験なら、まずは「Atelier」のトライアル&セルフエステコーナーに行ってみてほしい。白を基調とした洗練された空間のパウダールームには、手軽に製品を試せる「スタンディングエリア」とメイクオフをしてじっくり体験できる「トライアルブース」が用意されている。トライアルブースは、予約不要なうえに無料で40分間、貸出方式で美容製品を試すことが可能だ。

↑「Atelier」のスタンディングエリア

 

↑「Atelier」のトライアルブース

 

さらに、同フロアには同社独自技術の肌分析「スノービューティーミラー」やヘア分析「髪キレイ」も設置。まずはここで自分の肌や髪の状態を確認してから、自分に合った製品を選んでみてはいかがだろう。

↑ヘア分析「髪キレイ」では、つや・うねり・ダメージを分析。自分の髪の状態を一覧化して確認することができる

 

もっとじっくり自分の肌に向き合いたい、という人におすすめしたいのが「Lounge」のプライベートレッスン。ここでは、前述の「スノービューティーミラー」で診断した後、スタイリストが1対1でフェイスケアアイテムの選び方や使い方をレクチャーしてくれる。ペアでの利用も可能で、事前予約制。カウンセリング込み60分で、一回3300円(税込)だ。

↑「Lounge」では、スタイリストによるプライベートレッスンで肌の悩みに合ったスキンケアを学べる

 

ちなみに、さっと手早く体験コーナーを楽しみたい、という人にぜひ体験して欲しいのが、「Lab」に設置されている「ナノイー 体感シャワー」。マシンの上部には8台ものナノケアがセットされており、ボタンを押すと30秒間「高浸透ナノイー」と「ミネラル」を浴びることが出来る。こちらも予約なし、無料で体感することが可能。

 

「さっと立ち寄っていただいて、この体感シャワーで髪をツヤツヤにしてからお出かけする、という使い方もしていただけたら嬉しい」と語ってくれたのは、同社 デザイン本部 コミュニケーションデザインセンター メディアプランニング部 主務 田上祥子氏。筆者も実際に試してみたが、たった30秒間でも確かに髪に水分補給されたことが手触りで感じられ、その後一日過ごしてみてもサラツヤ感を体感し続けることができた。

↑「Lab」の入口付近に設置されている「ナノイー 体感シャワー」。靴を履いたままマシンに乗ってボタンを押すだけ。無料、かつ手軽に髪にうるおいを補充することができるのが嬉しい

 

「Lab」では、最新製品のテクノロジー展示もある。9月1日発売予定の小型メンズシェーバー「ラブダッシュ パームイン」の先行体験コーナーでは、一般的なシェーバーとの違いが分かりやすく展示されているほか、女性でもその性能が実感できるよう髭を模したシートも用意されている。

↑「Lab」に展示されている美容製品のテクノロジーの数々。製品の仕組みや違いの理解を深めることができる

 

インテリアに馴染むデザインと、5枚刃テクノロジーが凝縮された「ラムダッシュ パームイン」

さて、先行展示もされている小型メンズシェーバー「ラムダッシュ パームイン」だが、その特徴は手のひらサイズのコンパクトなデザイン。従来のデザインを一新して、一見するとシェーバーとは分からないスタイリッシュなデザインに仕上げた同製品は、家の中のあらゆる空間に溶け込む佇まいを目指したという。コンパクトサイズを採用したことで、従来の5枚刃機種と比べて体積約70%を実現。コンパクトだからこそ、刃をより指先の近くで感じることができ、鏡では分かりにくい髭や肌の状態を感じながら、力加減をして細かくなでるように剃ることができる。

 

また小型化にすると、どうしても剃り味が落ちてしまいがちという課題があったが、同製品ではラムダッシュPROにも搭載している5枚刃システムを搭載。そのほか、ラムダッシュ史上最速(※)で毎分約1万4000ストロークのリニアモーター、パワーを自動制御するラムダッシュAIも搭載し、深剃りと早剃りの両立を実現した。

 

上位モデルには、本体素材に海洋ミネラル由来のイノベーティブ複合材「NAGORI」を採用。陶器のようなしっとりとした手触りを実現した。ラインアップは、上位モデルがマーブルホワイトとマーブルブラックの2色展開。キャリングケース(レザー調/起毛加工)付きで4万1580円(税込)。通常モデルはマットブラック1色のみ、キャリングケース(セミハード)付きで3万3660円(税込)。いずれも、公式オンラインショップにて予約が開始している。

 

※同社シェーバー ラムダッシュにおいて。2023年7月24日現在。

↑ラムダッシュ パームイン(ES-PV6A)、マーブルホワイト(左)とマーブルブラック(右)。キャリングケース(レザー調/起毛加工)付き、4万1580円(税込)

 

ヘアードライヤー「ナノケア」のサステナブルモデル「ミストグレー」は、植物由来の「バイオマスペイント」を採用。パッケージにもパルプを使用することで、約95%のプラスチック使用量削減を実現した。また、高浸透ナノイーとミネラルの風により、肌水分量が未使用時に比べて約70%向上。頭皮の水分量も約20%向上するという。(※)

※いずれも4週間使用した場合(同社調べ)

↑ヘアードライヤー「ナノケア」サステナブルモデル。パッケージにパルプを採用し、プラスチック使用量を約95%削減した。今後はほかの製品のパッケージでもパルプを採用し、環境に配慮した取り組みを強化させていくという

 

美容家電は、安いものではない。だからこそ、自分にはどんな製品が合うのかをしっかり確かめてから購入に踏み切りたいもの。「Panasonic Beauty OMOTESANSO」では、美容について学び、製品の効果を実感しながら最適のケア方法、製品を選ぶきっかけを作ることができる。表参道を訪れる際には、是非「Panasonic Beauty OMOTESANSO」に立ち寄って、美を磨いてみてはいかがだろうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

なでるように剃る新体験。手のひらサイズに5枚刃搭載のパナソニック「ラムダッシュ パームイン ES-PV6A」発売

パナソニックは、手のひらサイズに5枚刃テクノロジーを凝縮し、指先で肌状態を感じながら剃る新体験のシェーバー「ラムダッシュ パームイン ES-PV6A」を9月1日に発売します。公式通販サイトでの販売価格は4万1580円(税込)。

 

ラムダッシュ パームイン ES-PV6Aは、従来の5枚刃機種と比較して体積約70%を実現し、手のひらに収まるコンパクトなボディを採用しています。刃の近くを持つことで、ヒゲや肌の状態を指先で感じられるほか、手首と指先で力を加減しながら製品を操り、なでるようにやさしくシェービングできます。

 

本体には、ラムダッシュPROにも搭載している5枚刃システムと、ラムダッシュ史上最速とうたうリニアモーター、「ラムダッシュAI+」を搭載。常に最適なパワーで肌にやさしく、深剃りと早剃りを両立します。また、複合材「NAGORI」を採用し、プラスチック使用量を約40%削減するとともに、陶器のような手触りを実現。さらに、USB-C充電対応とキャリングケース付属により、自宅はもちろん、オフィスや出張、旅行など、さまざまなシーンで使用できます。1回のフル充電で約14日間使用が可能です。

ヤーマン、日本初のAI美顔器「HAKEI」を発売! 2万点以上の化粧品に合わせた波形が効果を引き出す

ヤーマンは6月5日、同社の美容機器ブランド「YA-MAN TOKYO JAPAN(ヤーマン トウキョウ ジャパン)」より創立45周年を記念し、日本初(※)のAI美顔器「HAKEI(ハケイ)」を発売した。価格は6万6000円(税込)。ヤーマン公式通販サイト「ヤーマンオンラインストア」およびヤーマン直販店にて取り扱いを開始している。同日に行われた発表会にて、 “ヤーマン45年の集大成” だという、同社最新技術を取材して来たので紹介しよう。

※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ

 

2つのモードを搭載。手持ちの化粧品に合わせたスキンケアを実現する

↑6月5日に発売された日本初のAI美顔器「ハケイ」

 

「ハケイ」は日々変化する肌に合わせて、好みのスキンケアを実現する “進化するAI美顔器”。機能として、角質層までの浸透とリフトを行う「ENRICH LIFT」と、専用アプリ「ヤーマン ハケイ」に接続し好みのアレンジができる「myMODE」の2モードを搭載している。

 

「myMODE」の「PERSONALIZE」モードでは、クラウド上にある他社ブランドを含む約2万点以上のスキンケア化粧品のデータから手持ちの化粧品を検索することが可能。AIがスキンケア成分を解析し、成分に応じて浸透に適した「波形」を即座に形成してくれる。より肌の奥へ成分を届けることで、スキンケア化粧品の効果を引き出すという。

↑好みのケアをアレンジできる「myMODE」は、スマートフォンなどに専用アプリ「ヤーマン ハケイ」をダウンロードして使用する

 

↑専用アプリと美顔器を接続して使用する「myMODE」の「PERSONALIZE」モード

 

7月以降は、必要な手入れのモードを専用アプリで追加購入することも可能。購入後も、季節の変わり目や肌の悩みなどに合わせて機能追加をすることで、「新しい美顔器が出る度に買い替える」という行動も減らすことができる、「サステナブル」な製品でもある。

 

美顔機器&スキンケア研究の開発体制で海外ビジネス拡大へ

同社は、研究開発を担う「表情筋研究所」で美顔機器の礎となる「電気・光・熱・超音波」の設計とその効果効能の検証を行ってきた。電気波形が肌に及ぼす影響を研究するなかで、スキンケア成分にはそれぞれ浸透に適した電気エネルギーの波形があることを発見。従来の美顔機器では、固定の波形のみが搭載されるものが大半だったが、「ハケイ」は手持ちのスキンケア化粧品に合わせた波形を生み出すことを実現した。

 

6月5日のメディア発表会に登壇した、同社の代表取締役社長 山崎貴三氏は「1978年に精密機器メーカーとして設立して以来、独自のアルゴリズムを駆使した製品開発を行ってきた」と語った。

↑ヤーマンの代表取締役社長 山崎貴三氏

 

1985年には、日本初(※)の体脂肪計や体型に合わせて効果的なEMSを出力する機器などを開発。このアルゴリズム設計技術は、45年の集大成となる「ハケイ」の波形設計技術にも生かされているという。

※ 手足4点で測るタイプ、インピーダンス方式において

↑体脂肪計開発に向け開発した独自のカプセル型装置

 

「ヤーマンならではの美顔機器とスキンケアが融合した技術を核にし、今後は現在海外市場の主力となっている中国、アメリカとはじめ、さらなるグローバル展開の拡大も視野に入れています」(ヤーマン 代表取締役社長 山崎貴三氏)

 

また、同社では、「ハケイ」発売にあわせたポップアップイベント「コスメティックバー “ハケイ”」を、6月21日~25日の5日間、東京・表参道の青山ランドで開催する。

 

取材・文 /会田香菜子(GetNavi web編集部)

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

キングジムから男性向け美容ブランド「KING Beauty」登場! “男のムダ毛”をクリアする「ムダ毛ケアセット」MakuakeでAll or Nothingプロジェクト中

キングジムのグループ会社であるキングジム深センは、オフィス生活に特化した男性向け美容ケアのブランド「KING Beauty」(キングビューティー)を新たに立ち上げました。

 

新ブランド第1弾として、応援購入サービス「Makuake」にて、“男のムダ毛”をクリアする「ムダ毛ケアセット」のプロジェクト運用を開始。一定の目標金額に達したときのみ製品化を行う「All or Nothing」形式で実施しています。

 

同ブランドは、「ビジネスライフのさらなる快適」をコンセプトに、「ビシネスシーンでの清潔感」に特化した、男性のための美容ブランド。現在展開中のムダ毛ケアセットは、「Wブレードシェーバー」と「フラッシュリムーバー」のセットで、シェーバーでムダ毛を剃った後、IPL光美容器を使用することで、ムダ毛をしっかりクリアできます。

 

Wブレードシェーバーは、長い毛をカットする「ロングヘアブレード」と、短く残った毛を剃る「ショートヘアブレード」の2種類のブレードが1つになっています。切れ味の良いステンレス複合ブレードにより、面倒な下準備やケアのための補助アイテム不要でムダ毛をカット可能。またブレードが肌に優しくフィットするため、しっかりとシェービングできます。防水性能はIPX5相当。

 

フラッシュリムーバーは、肌に当ててボタンを押すと照射。電源ボタン3秒長押しすると自動モードに切り替わり、連続自動照射が可能です。フラッシュは5段階で調整でき、肌の強さ、毛の濃い箇所や薄い箇所、皮膚の薄い箇所など、肌の状態に合わせてコントロール可能です。

 

期間は8月4日まで。税込価格は2万6400円ですが、一般販売価格の10%オフとなる2万3700円から販売中です(※6月7日18時現在)。

 

株式会社キングジム 海外事業推進部:03-3864-7124

ホームページ: https://www.kingjim.co.jp/

神・美容家電はどれだ!女子力皆無のライターが話題3アイテムをとことん試す

最近、自分磨きの時間が皆無だ。カラーを重ねた髪は潤いを失い、日々酷使している手はむくみが酷い。長きにわたったマスク生活により、たるんだフェイスライン。なんとかしたいが、エステに行く時間もお金もなし。はて、どうしたものかと思っていた矢先、巷で噂の美容家電をお試しできる機会をいただいた。ドライヤー、マスク型美顔器、EMSグローブ。はたして神・美容家電はどれだ!

 

【アイテム1】すぐ乾くのに水分量が半端ない!うる髪に仕上がる超速乾ドライヤー

まず試したのは、超速乾ドライヤー「Lattractions Dryer」。3000万個のスーパーマイナスイオンで髪がしっとり潤うとのことだが、マイナスイオンって目に見えないし、なんだかイマイチ信用できない。それに、普段使っているドライヤーだって、そこまで安いものじゃないのだが、何か変化を感じられるのだろうか……? 幾分怪しみながらも使ってみた。

はい、スーパーマイナスイオン最高。目に見えないものは信じないなんて、ナンセンスだよ? 何が違うって、風量が強くてすぐ乾くのに、髪に水分がたっぷり含まれている。うるうるの手触りなのだ。

 

普段のドライヤー後と、Lattractions Dryer使用後の写真を比べてみたら、一目瞭然。ご覧あれ。

↑左:いつも使っているドライヤー後。右/Lattractions Dryer使用後

 

普段はそこそこお高いシャンプーとヘアオイルでなんとか髪のパサつきを抑えていたが、シャンプーは同じ、ヘアオイルなしでこのしっとり感とツヤ。確かに髪は乾いているのに、「まだ濡れてる?」と勘違いするほど、潤いをたっぷり感じるのである。遠赤外線をドライヤー内部の3か所から発生させ、独自開発のトルネード状の風が髪表面の水分を吹き飛ばすのだそう。

 

風量はダイヤルで調節でき、色によって強弱がわかるので使いやすい。そして、軽量。いつも「ドライヤーが大きい!重い!」と自分で髪を乾かさない小4の娘の手にも、しっかりフィット。

↑子どもの手にもフィット

 

付属のスタンドを使えば、ハンズフリーで髪が乾かせる点もうれしい。

ちなみに、夫や子どもたち、実家の両親にも試してもらったが、皆「手触りが全然違う!」と驚いていたので、老若男女共通して愛用できそうだ。

 

Lattractions Dryer by Dr.Beau

https://www.kalos-beauty.jp/item/DB-KN507-C/

 

【アイテム2】仕事をしながらフェイシャルエステ? マスク型美顔器

続いては、マスク型美顔器「Dr.Beau Mask de kirei」。7種類の電流が頬の筋肉を奥まで刺激し、肌のもたつきやハリ不足が解消できるのだそう。とにかく顔のたるみが気になっていたので、かなり期待大である。

 

マスクの左右にコントローラーを取り付け、付属のジェルを顔に塗ったら、マスクを装着。リモコンで好きなレベルに調節するだけ。

某バラエティ番組のハンターのような見た目だが、付け心地は悪くない。不定期に変わる刺激のリズムも楽しい。ただマスクをつけているだけなので、他の用事をこなせるのもありがたい。

 

ただし、ノーメイクの状態で行うのが原則のため、打ち合わせや取材がない日は、化粧をせずにこのマスクでフェイシャルケアをしながら原稿を書き、メイクをする日はお風呂上がりに装着。直後の肌には特に変化を感じなかったが、半日ほど経つと、頬のしっとり具合に気づく。久々のもちもち感に感動!

↑マスクは水洗いOK、専用ネットに入れて洗濯機でも洗える

 

ちなみに、刺激のレベルは1~10段階。筆者の場合はレベル1で十分、2にすると少し肌がビックリする感じだったので、刺激の感じ具合は個人差が大きいかもしれない。また、肌の調子が良いからと言って毎日使うのはおすすめできない。調子に乗って、朝晩×3日連続で使った筆者は、若干肌に赤みが出てしまった(すぐにひいたが)。取扱説明書に書かれている「1日1回(12分)、週2~3回を目安にご使用ください」を守るべし。

 

Dr.Beau Mask de kirei

https://kalosbeauty.mysmartstore.jp/products/100207528

 

【アイテム3】まるで手の美顔器⁉ 極上ハンドケアが味わえるEMSグローブ

最後は、ハンドケアアイテム。「手の美顔器」とも呼ばれている「Dr.Beau Beau-te」だ。付属のクリームを手の甲に塗り、コントローラーをつけたグローブを両手に装着。リモコンで操作すると、微弱電流が流れて筋肉の深部を刺激してくれるというもの。仕組みはマスクと同じようだ。

 

早速スイッチをオンして、レベル1からスタート。レベル10まである中で、筆者は6がちょうど良いと感じた。マスクの方は1で十分だったので、手の皮が厚いのか。痛いようなピリピリ感ではなく、心地よい刺激。

 

グローブをはめながらスマホを操作したり、本を読んだりもできるが、あまりに心地よいので、何も持たずにその刺激を堪能するのがおすすめ。12分間の極上ハンドケアである。グローブを外すと、カサカサだった自分の手がしっとり。角質層までイオンが浸透するという触れ込みは嘘ではなかった。

 

なお、マスクとグローブは共通のコントローラー&リモコンのようで、グローブの刺激を上げようとしたら、マスクの方までレベルアップしてしまった! 夫がグローブ、隣の部屋で筆者がマスクを使っていても、相手のコントローラーに反応してしまったので、同時に使う際は少し注意が必要かもしれない。

 

Dr.Beau Beau-te

https://kalosbeauty.mysmartstore.jp/products/100083906

 

神・美容家電No.1は「ドライヤー」に決定!

いずれもかなりの効果が感じられた神・美容家電だったが、個人的にもっとも惹かれたのはドライヤーだった。今使っているものよりお値段はぐっと張るが、髪を乾かすだけであのツヤとしっとり感が得られるのであれば安いものだろう。家族全員で使えるし、他のヘアケアアイテムに充てていた分で十分投資できる。1回使っただけで実感できたのだから、使い続けたら、さらに美髪になれそう!

 

マスク型美顔器とEMSグローブも捨てがたい。どちらもちょっとお高いが、エステに行かずして自宅でケアできることを思えば、十分納得のお値段だ。女性だけでなく男性も使えるので、パートナーと一緒に使うのもおすすめ。自分磨きにピッタリな3アイテム、ぜひお試しを。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

ドライヤーで美髪・美顔まで? 形状も機能も常識超えの最新ドライヤーを家電のプロが解説

形状はガンタイプで速乾性が重視され、ハイエンドモデルにはヘアケア機能を付加……ドライヤーはそんな近年のスタンダードから、さらに次のステップへ進みつつあります。今回は、家電大賞を主催する雑誌『GetNavi』の家電担当で副編集長の青木宏彰さんに、ドライヤーの最新トレンドと注目モデルを解説していただきました。

 

速乾、美髪だけじゃない! ドライヤーの最新トレンド

↑cado「baton」

 

2016年に発売された「Dyson Supersonic ヘアドライヤー」の、吹き出し口が空洞になったデザインはセンセーショナルでした。また、高速かつ狙いを定めやすい風と過度の熱ダメージから髪を守る設計も話題に。速乾かつ美髪効果のあるドライヤーは、新たなスタンダードとなりました。速乾性を追求し続けてきたかつてのドライヤーを第1世代とするなら、ヘッドが空洞のダイソンや美髪機能を強化したパナソニックに代表されるドライヤーは第2世代。

 

そこへ今、第3世代ともいうべきエポックなモデルが次々と生まれているといいます。

 

「最近のドライヤーのデザインや機能は、ジェンダーや年齢に関係なく使用できる点が重視されている」と、青木さん。

 

「色使いや重量、フォルムなど、より幅広いユーザーに親しまれるようになりました。そのなかで注目されているのが、cado(カドー)の『baton(バトン)』に代表されるスティック型のドライヤーです。実際に使用しましたが、軽いうえにこの形ならではの扱いやすさが大きな特徴で、価格も比較的手頃なため、非常にユーザーのニーズに合った商品であると感じました。スリムなフォルムは場所を取らず、コンパクトに収納しやすいといった点もポイントですね。ミニマムになりながらも風量や乾かす速さを犠牲にしていないのが、時代を牽引するドライヤーの実力といえます」(GetNavi副編集長・青木宏彰さん、以下同)

 

ドライヤー選びで押さえるべき3つの “レス” トレンド

↑A-Stage「Re de HairDry」

 

続いて、今からドライヤーを購入するときに押さえておきたいポイントを青木さんに聞きました。

 

1.【ダメージ・レス】髪へダメージを与えにくいこと

「速乾や美髪効果のあるドライヤーは、値段の高いものというイメージがあると思いますが、最近は変わりつつあります。2005年に美髪効果を謳ったドライヤーの先駆けとして、パナソニックの『ナノケア』が登場し、美髪効果はスタンダードになりました。そして2019年に登場したのが、『Dyson Supersonic lonicヘアードライヤー』です。マイナスイオンを放出して静電気を抑制して髪の広がりを抑えるだけでなく、パワフルな風量で髪を早く乾かすという点からも過度な熱によるダメージを防ぎます。まさに速乾と美髪の両方を叶えた夢のドライヤーであったわけです。そこから、速乾と美髪はドライヤーのスタンダードとなっていきました。

 

髪へのダメージを軽減するうえでも速乾は美髪機能と並んでマストです。新たにドライヤーを購入する上でも、押さえたいポイントですね」

 

2.【ウェイト・レス】持ちやすく操作しやすいこと

「スティック型ドライヤーの持ちやすさはいうまでもありませんが、スティック型でなくても風の吹き出し口にあたるノーズ(鼻)部分をなくすことで軽量化されていたり、グリップ形状で握りやすくなっていたりと、持ちやすさの工夫も重視したいポイントです。

 

操作性の高さで言えば、ハンズフリーのドライヤーは便利ですね。何かをしながら髪を乾かせるのは、時短の意味でも魅力です。両手がフリーになるので、両手で髪をとかしたりケア剤をつけたり、メイクしたり……。お子さんやペットがいる家庭ではより重宝するのではないでしょうか」

 

3.【ジェンダー・レス】インテリアに溶け込むデザインであること

「以前はボディカラーもピンクなど、女性向けの商品が多くありました。最近は男女問わず使用できるようなカラバリやデザインが増えてきて、美容家電は女性だけのものではなくなってきましたね。パートナーと一緒に使えるジェンダーレスなデザインのものや、おしゃれなスキンケアアイテムと一緒に並べても違和感のない、シンプルで洗練されたデザインのものは、誰もが心地よく使えるのがいいですね。

 

最近は機能性とインテリア性を兼ね備えた商品がスタンダードになっているので、ドライヤーを置くスペースをイメージしながら最もマッチするものを選ぶといいと思います」

 

家電のプロがオススメする最新ドライヤー 7選

以上のポイントをふまえて、いま選ぶべき最新ドライヤーを7点、リストアップしていただきました。

1.毛髪美容に徹して20年。マイナスイオン発生で “サロン級” のうるおい

パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J
3万8610円(税込)

 

美髪ドライヤーの代名詞、パナソニック「ヘアードライヤーナノケア」の最新モデル。水分発生量が大幅にアップした “高浸透ナノイー” がキューティクルのわずかなすき間に浸透し、毛先までうるおいを与えます。また、強弱差のある風を生み出す速乾ノズルを内蔵し、ぬれた毛束をほぐしやすくスピーディに乾かします。仕上げのツヤ出しには「温冷リズムモード」、約60 ℃の温風で地肌ケアができる「スカルプモード」など、5モードを搭載。美髪と速乾を同時に叶えます。

↑“高浸透ナノイー”とミネラルを含む風が届きやすい設計で髪がうるおい、頭皮のうるおいも約20%向上するという

 

「ナノケアシリーズは、毛髪美容をコンセプトに展開。乾かすだけで美髪が叶うヘアドライヤーとして、人気を不動のものにしてきました。うるおいの秘密は、水分発生量が従来の18倍になった “高浸透ナノイー” 。乾かすだけで広がりやクセなどを抑え、しっとりまとまりのある髪にするだけでなく、 “ミネラルマイナスイオン” 搭載で、UVケア効果が期待できたり、ヘアカラーの退色を防いで髪色をキープするという点も驚きです」

 

【Item Data】
・カラー=ディープネイビー、モイストピンク、ウォームホワイト
・製品重量=約550g
・風量=1.6m3 / 分(風量【強】の時)
・サイズ=221×148×74mm

 

2.アイコニックなデザインで「美髪」と「大風量」を叶える

ダイソン「Dyson Supersonic Ionicヘアドライヤー HD08
4万5760円(税込)

 

“コアンダ効果” と呼ばれる、高速・高圧の気流が物体の側面に沿って流れる作用を用いて、髪表面の浮き毛を抑え、ツヤのあるなめらか髪に導きます。また、風量も従来の製品と比べ大幅にアップ。数千万ものマイナスイオンを高速の風で髪に届けることで静電気を抑制し、髪の広がりを抑えます。スタイリングに合わせて選べるアタッチメントは5つ。細い髪やデリケートな頭皮にやさしい設計で、高温による髪の色落ちを防ぎます。

↑仕上がりに合わせて設計されたアタッチメント。頭皮ケアもできる。

 

「同社の『羽根のない扇風機』でもおなじみの空洞デザインは、男性もドライヤーにこだわりを持つというトレンドをつくりました。軽量でコンパクトなのにパワフルな風速と風量で、髪をすばやく乾かします。もちろん速乾だけでなく、美髪効果も文句なし。また、ドライ・ブロー方法が12通りあって、好みの風速や風温で乾かせるのもいいですね」

 

【Item Data】
・カラー=ニッケル(ダークブルー)コッパー、ピンカブルーロゼ、ブラックニッケル、アイアンフューシャ、ブルーゴールド、トパーズオレンジ
・製品重量=720g
・風量=2.4m3/分
・サイズ=245×78×97mm

 

3.風量最高レベルなのにお手頃プライス! “モンスター級” の速乾性が強み

MONSTER(モンスター)「ダブルファンドライヤー KHD-W905
1万3420円(税込)

 

特許取得のダブルファン構造で、大風量2.2m3/分のパワフルな風で速乾を実現。2つのファンは風を強く押し出す独自形状で、髪をより美しく、やさしく乾燥させます。また、一定の間隔で温風と冷風が切り替わる「温冷自動切替モード」搭載で、過乾燥による熱ダメージから髪を守り、髪のまとまりとツヤ感がアップします。マイナスイオン発生部は5か所。マイナスイオンを髪全体に行き渡らせます。

↑地肌に優しいスカルプ機能も搭載する

 

「この商品の最大のポイントは、やはり風量です。窓から見えるように搭載された2つのファンによって、風量はトップクラス。また、風量だけでなく、髪と頭皮のことを考えた機能も満載なので、美しく乾かすことも同時に叶えてくれます。手に取りやすい価格で、手軽に速乾と美髪を実感できるのが魅力です」

 

【Item Data】
・カラー=レッド、ブラック
・製品重量=約680g(集風器付)
・風量=2.2m3/分
・サイズ=約280×253×95mm(集風器付、使用時)

 

4.これがドライヤー!?  使う人を選ばず扱いやすい驚きのスティック型

cado(カドー)「スティック型ヘアドライヤー baton(バトン) BD-S1
2万9920円(税込)

 

「空気をデザインする」をコンセプトとする同社が、5年以上の歳月を費やして開発したドライヤー。「ゼロ・グラビティ」を目指して軽量化したボディは、腕をあげたまま使っていても疲れにくく、快適なヘアドライを叶えます。徹底的に無駄を省くことで約298gの軽さまで絞り込んだボディは、その名の通りリレー競技用バトンから着想を得たそう。独自のスティック形状で、頭頂部から毛先まで効率的に風を届けます。温度調節は4段階。最高温度は85℃に設定することで、髪へのダメージと過乾燥を防ぎます。

↑独自のスティック形状。直進性のある風で、髪の根元からスピーディーに乾かす

 

「アルミ合金のボディは手になじみやすく、見た目も機能性も秀逸です。スティック型なので、乾かしたい部分に吹き出し口を当てやすいですし、軽いので乾かすのが本当にラク! 毎日使うものだからこそ、この操作性の高さはうれしいですね。シンプルで場所を取らないので、狭い洗面所でも使いやすいです」

 

【Item Data】
・カラー=シルバー、ホワイト
・製品重量=約298g(電源コード、カールブラシを除く)
・風量=約2.0m3/分
・サイズ=約277×φ38.5mm

 

5.圧倒的操作性、業界随一の軽量性ながらパワフルでストレスフリー

A-Stage「Re・De(リデ)Hairdry DR01A
2万9700円(税込)

 

たった255gという軽量でスリムな本体形状ながら、優れた速乾性の高さをキープ。大風速で広範囲の風の流れを作り、スリムな筒型と独自のノズル形状で風を髪の根元まですばやく届けます。このため、熱負担を最低限にしながら、髪を傷めずスピーディーに乾かすことが可能に。マイナスイオン搭載で、静電気を抑えながら髪の潤いをキープ。季節や年齢に合わせて最適な風を送れる5つのモードで、健康的な髪と頭皮に導きます。

↑折りたためば、手におさまるサイズ感

 

「無駄のない、スリムなボディは、りんごひとつ分とほぼ同じという、業界トップクラスの軽さです。それなのに大風速なので、手元にかかる負担を最小限に抑えながら、ラクに髪を乾かせます。2つに折りたたむことができるので、付属のトラベルポーチに入れて、旅行やジムにも持って行ける点もいいですね。また、付属のスタンドを使用すれば、ハンズフリーで髪を乾かすこともできます」

 

【Item Data】
・カラー=ホワイト、ブラック、ヒュッゲグレー
・製品重量=約255g (ノズル・ケーブル含まず)
・風量=3.6m3/分
・サイズ=170×38×185mm

 

6.ドライヤーが美顔器に!?  温感リフトと頭皮スパでおうちエステも

ヤーマン「リフトドライヤー HC-20
5万5000円 (税込)

 

「FACEモード」「SCALPモード」「HAIRモード」の3種類のモードを兼ね備えた多機能ドライヤー。FACEモードは表情筋を約39℃で温めながら、毎分約6000回の音波タッピングで刺激。肌の保湿をサポートしながらリフトケアします。SCALPモードは根元を乾かしながら、硬くなりがちな頭皮を柔らかく整えます。HAIRモードは約60℃と低温速乾で髪の根元から乾かし、立ち上がりのある仕上がりに。また、従来品よりも約30%乾燥時間が短縮され、髪を乾燥から守ります。

↑SCALPモードでは、根元ドライと頭皮ケアができる。「美顔器機能」搭載ヘッドを取り付ければ、たちまち美顔器に

 

「頭周りのトータルケアで、美髪だけでなく美肌も叶えるドライヤーです。ドライヤーに美顔器機能を搭載する発想は、40年以上、肌と向き合い続けてきた美顔器メーカーならでは。忙しい日々の中、スキンケアやリフトケアをする時間まで手が回らない方でも、速乾ドライで髪を素早く乾かして浮いた時間を肌・頭皮ケアに充てられそうです」

 

【Item Data】
・カラー=ゴールド、ホワイト、グレー
・製品重量=約414g(本体・電源コード含まず)
・風量=2.2m3/分
・サイズ=約183×58×201mm

 

7.サロンでの使用率約70%! プロの仕上がりを自宅でも

Nobby by TESCOM「プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB500A
2万4200円(税込)

 

Nobby by TESCOMは、サロンシェアNo.1(※2022年2-3月株式会社セイファースト調べ)のプロ用ブランド Nobby をベースに、プロのテクニックを自分で再現しやすい機能・デザインを採用したヘアケア家電ブランド。プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアードライヤー NIB500Aは、プロ用のヘアードライヤーと同じ モーターと遠心ファンを採用。プロ仕様のパワフルな速乾力で、地肌から素早く乾かし、サロンのような仕上がりの美しい髪へと導きます。

↑同ブランド史上もっともパワフルという風速・風圧。地肌から素早く乾かし、サロンのようにツヤのある美しいスタイリングに

 

「サロンで使用されている業務用のものを市販にというトレンドを作ったのが、この商品です。サロンでの使用率70%(※2022年2-3月株式会社セイファースト調べ)というNobbyを一般向けにしているので、信頼性はお墨付き。温風と冷風の自動切り替えで、髪のツヤを出すなど、簡単にサロンクオリティを再現する機能付きがいいですね。付属のスタンドを使えば、両手で快適に乾かすことができます」

 

【Item Data】
・カラー=ホワイトアッシュ、スモーキーグレー、ブラック
・製品重量=620g(本体のみ)
・サイズ=226×245×81mm(本体のみ)

 

プロフィール

家電コーディネーター / 青木宏彰

モノトレンド情報誌『GetNavi』の副編集長で制作編集長を務める。生活家電全般を担当し、調理系から掃除機、空調アイテムまで幅広いジャンルの家電製品を、機能とデザインの両面からレビュー。「家電コーディネーター Basic」の資格も保持し市場動向にも詳しい。
GetNavi

 


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

コンパクトボディながらナノケア史上最大風量を実現! パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH-NAOJ」が金賞【家電大賞2022-2023 美容家電部門】

「家電大賞」は、モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード。今年で8回目となった「家電大賞2022-2023」では、2022年発売のノミネート家電140製品のなかから、読者の投票(投票期間は2022年11月24日~2023年1月8日)により、グランプリと部門賞(全18部門)が決定しました。「美容家電部門」では、2年ぶりに返り咲きとなったパナソニック「ヘアードライヤー ナノケア  EH-NAOJが金賞を受賞しました。

 

コンパクトボディながらナノケア史上最大風量を実現!!
その速乾性・うるおい・指通りに男女問わず驚きの声が続々
パナソニック「ヘアードライヤーナノケア  EH-NAOJ

 

【家電大賞2022-2023 美容家電】金賞

パナソニック
ヘアードライヤー ナノケア  EH-NAOJ

オープン価格

速乾性と髪へのうるおいを両立する大人気ドライヤーがより進化。ナノケア史上最大風量(※1)1.6㎥/分で快適にヘアドライ、水分発生量18倍の高浸透ナノイーでツヤとまとまりのある髪へと導く。本体をコンパクト化し、使い勝手も向上。

SPEC●消費電力:1200W●風量:1.6㎥/分(風量強・ノズル装着なしの場合)●温風温度:温風モード約95℃、 スカルプモード約60℃●コード長:約1.7m●サイズ/質量:約W148×H221×D74mm/約550g

 

美容家電部門で金賞に輝いたのはパナソニックのヘアードライヤー ナノケア EH-NAOJだ。「ベストコスメ」など美容系アワードを多数受賞した超人気アイテムで、今回も投票者のほとんどが「ヘアドライ後に髪がうるおってツヤツヤに!」と絶賛している。

髪がうるおう秘密は水分たっぷりの「高浸透ナノイー」。空気中の水分を微細化した極小のイオンがキューティクルの隙間から髪の内部に浸透し、髪にツヤとまとまりを与える。またナノケア史上最大風量(※1)による速乾性の高さは男女問わず高評価。過度な熱で髪が傷むのを防ぐ風温の自動制御機能、本体の小型化・軽量化による操作性向上を讃える声も多かった。「面倒なドライヤーの時間が至福のひとときになった」と感嘆する人も。本機はヘアドライが同時にヘアケアになる新体験を提供するドライヤーの最進化モデルだ。

※1:国内販売商品において(風量【強】・ノズル装着なしのとき)

 

【投票者の声】

「このサイズ、軽さからは予想できない大風量に一目惚れ。ドライヤー界トップクラスの使い心地です」(20代男性)

「出張先のホテルで使ったら髪がサラサラに。乾かすだけでなくヘアケアもできて感動!」(30代女性)

「使い始めてから髪の毛の質がアップした気がします。何より使い心地が良い!」(40代男性)

 

【POINT 01】 大風量で速乾&時短できる

送風効率アップ(※2)でナノケア史上最大風量(※1)1.6㎥/分を実現。濡れた毛束をほぐしやすい強弱差のある風により髪を素早く乾かす。また「根元速乾ノズル」を装着すれば絞った風が髪の根元まで届き、毛量が多い人にもオススメだ。

※2:2021年発売EH-NAOGとの比較(パナソニック調べ)

 

【POINT 02】 高浸透ナノイー&ミネラルでうるつや

水分発生量が従来の18倍(※4)の高浸透ナノイー&ミネラル(※3)を含む風を放出。髪がしっとり仕上がり、指通りも滑らかになる。さらに頭皮水分量も約20%向上(※5)。油分とのバランスが整いやすくなる。

※3:ミネラルとは、亜鉛電極を含む放電ユニットから発生されるミネラルマイナスイオン ※4:ナノイーと高浸透ナノイー搭載との比較(パナソニック調べ) ※5:EH-NA0J使用前と4週間使用後との比較(パナソニック調べ)

 

【POINT 03】スマートセンシングで熱ダメージ抑制

風温を感知するセンサーと室温を感知するセンサーにより、自動で風温制御。過度な熱の発生を抑制しつつ速乾を叶える。暑い季節には温風の熱さを低減し、快適なヘアドライを実現。温度ムラが少ないため、髪ストレスも軽減する。

気鋭の家電ブランド「Re・De」が高価格ドライヤーに参戦! 2か月使った実力をプロがレビュー

ひと昔前はドライヤーといえば5000円前後で購入できる家電でしたが、最近は2万円を越える高価格モデルも珍しくありません。2022年末、そんな高価格ドライヤー戦争に参戦したのが、A-Stageの「Re・De Hairdry (リデ ヘアドライ) DR01A」です。Re・Deといえば、電気圧力調理鍋「Re・De Pot」で人気のブランド。デザイン性の高さとコスパのよさ、電気圧力調理鍋なのに炊飯も美味しいということで一時は欠品していた人気製品です。

↑付属ノズルを装着したRe・De Hairdryと付属スタンド

 

そんなRe・Deシリーズの新家電ジャンルとして登場したRe・De Hairdryは、ほかのドライヤーとどう違い、実際の使い心地はどうなのか? 実際に筆者が2か月じっくり試し、気になったところも含めてレビューします。

 

もちろん「軽量・コンパクト・大風量」の3拍子

Re・De Hairdryを見た最初の印象は「小さい! 軽い!」。本体サイズは幅38×奥行185×高さ170mmとスリムサイズで重量はなんと約255gしかありません。高機能ドライヤーの多くが500g以上、700g以上ある製品も珍しくないことを考えると、かなり軽量なのがわかります。

↑ノズルの長さはあるものの、全体的に細身なデザインなのでかなりコンパクトに見えます。コンパクトサイズで折りたためるドライヤーは比較的少ないので、収納時や旅行に持って行くときにかさばらないメリットも

 

この「軽さ」は普段使いにおいて大きなメリット。というのも、髪の毛は下向きにキューティクルが生えているので、本来ドライヤーは「頭の上から下に向かって送風」するのが正解。しかし「頭の上から送風」するには、ドライヤーを常に高い位置に持ち上げておく必要があり、重いドライヤーだと腕が疲れてしまいます。Re・De Hairdryならこの問題をクリアしています。

↑髪を傷めたくない場合はこの写真のように「根元→毛先」方向に風が当たるように乾かします

 

Re・De Hairdryの真骨頂は本体サイズから想像のつかないパワフルさ!

コンパクトで軽量なドライヤーというだけなら世の中にたくさんありますが、コンパクトさを実現するためにパワーが貧弱なものがほとんど。一方、Re・De Hairdryの最大の特徴ともいえるのがパワフルさです。なんと、スペックは風量3.6㎥/分(ノズルあり)、風速は53m/秒(ノズルなし)にもなります。ドライヤーは多くの場合、風量で風の強さを表しますが、いまは1.9㎥/分以上あれば「大風量」タイプといわれています。そんななか風量3.6㎥/分というのは圧倒的。コンパクトタイプだけではなく、大きめのドライヤーと比較してもトップクラスの風の強さです。

↑ノズル先10cmで計測したところ風速は約23m/秒。ちなみに、パワフルさで人気があるダイソンのドライヤーは約19m/秒でした(いずれも実測値)

 

実際に使ってみると、風速があるので風を当てるだけで髪をかき分けて地肌まで風が届き、髪の乾燥がかなり楽です。ただし、ノズル口径が小さいので、風が当たる範囲は狭い印象。剛毛多毛な筆者にとって、この「スポットで髪をかき分ける」ような送風はかなり使い勝手が良いのですが、ひとによっては好き嫌いが分かれるかもしれません。

↑風の強さがわかります。しかし、これはキューティクルが開いて髪を傷めやすい送風方法なので、先述した「正しい送風方法」を参考にしてください

 

↑少しでも風の範囲を広げるため、筆者は乾燥時にはノズルを外しています(スタイリングやブロー時に使用)。ノズルは近づけるだけでくっつくマグネット装着式で、一般的な凹凸式ノズルより格段に付け外しがしやすいです

 

操作性は少々改良の余地アリ? とはいえ買って損はない優秀ドライヤー

Re・De Hairdryはパワフルな送風を活かした「BASIC1」「BASIC2」「GROW」「DESIGN」「STAND」の5モードを搭載しています。

 

BASIC1は最大風量で温風を送風する、髪を素早く乾かすのに向いたモード。BASIC2はパワフル風量ながら温度を低くして髪をいたわるモード。GROWは風量を落とし、低めの温風と送風モードを交互に切り替えるモード。髪を乾燥させすぎず髪のツヤを出すのに向いているというモードです。DESIGNは高温弱風モードで髪のセットに向いたモード。最後にSTANDは低温弱風でスタンドを使用したハンズフリー向けのモードになります。

↑送風モードは電源ボタンを押すと切り替わります。上の雪マークは冷風ボタンで、ヒーターをカットして送風モードに切り替え。現在のモードはライトで点灯。ヒーター使用時はオレンジ、送風時は青いライトが光ります

 

↑BASIC1で乾かしてGROWモードでブローしたところ。ブラシは使わず手ぐしで整えただけですがかなりツヤツヤ

 

ちなみに、「STAND」モードがあることからわかるように、本製品はドライヤーをセットできるスタンドも付属。スタンドに乗せた状態ならハンズフリーでも利用可能であると謳っています。ただし、卓上置き型スタンドだとどうしても髪を下から送風してしまうスタイルになるため、個人的にはあまり利用していません。子供の髪を乾かすときなどに利用すると便利かもしれませんね。

↑我が家ではハンズフリーとしては利用していませんが、Re・De Hairdryはデザインがスタイリッシュなのでディスプレイスタンドとして大活躍しています

 

デザイン、性能、使いやすさともに満足しているRe・De Hairdryですが、筆者が唯一気になったのがこのモード変更まわり。まず、BASIC1やDESIGNなど、モード名をみてもどういった送風運転をしているのかわかりにくい。さらに、髪を乾かすときにハンドルを握ると、ちょうど指がモード変更ボタンにかかります。このため、ノズルを振りながら髪を乾かしていると予期せずモードが変わることがそこそこありました。

↑ハンドルを握った状態。しっかり握ろうとするとモード変更ボタンの位置に指がきてしまいます

 

家電ライターという職業上さまざまなドライヤーを利用している筆者ですが、忙しい自分がドライヤーに求める一番のポイントが風量(速乾性)です。Re・De Hairdryは操作周りに気になる部分もありますが、このパワフルさによって少々の使い勝手の悪さは容認できました。

 

筆者は髪の量が多く乾きにくいので、旅行や出張先のホテルで貧弱なドライヤーに当たると一気に気分が下がってしまいますが、Re・De Hairdryなら旅行先にも持って行きやすいサイズなので嬉しいですね。ちなみに、Re・De Hairdryの実勢価格は2023年2月時点で3万円前後。ドライヤーとしては高価格帯の製品ではありますが、自宅でも旅行でも主戦力として使えることを考えると、コストパフォーマンスが良い製品だと感じます。

メンズ美容の活況で「美肌シェーバー」が人気に! 2022売れたモノセレクション

ここでは2022年に売れたモノを紹介! リモート会議などをきっかけに、中高年男性の間でもスキンケアへの意識が向上し、美肌シェーバーが人気に。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

本誌のほかウェブメディアなどで執筆活動を行う。掃除機や調理家電など生活家電全般の紹介記事を執筆。製品評価では特に使い勝手を重視する。

本誌副編集長

青木宏彰

本誌で生活家電・美容健康家電を長く担当。「家電コーディネーター」の資格を持ち、市場動向にも詳しい。製品評価では機能性に加えデザイン性も重視。

 

【美肌シェーバー】 メンズ美容の高まりを受けパナソニックが新製品を発表し、他社も続々参入

売上: 8/10

影響: 10/10

市場開拓: 9/10

ニーズをいち早くキャッチして20年に発表されたパナソニックのスキンケアシェーバーは、大きな話題に。22年には同社から新モデルが登場。ヤーマンとブラウンも追随して市場が活況だ。

 

使い続けることで肌質の変化を実感!

1週間ほど使い続けるだけで肌のモチモチ感が変わっていることを実感。美肌シェーバーを契機に、男性の間でも美顔専用器への注目度がより上がっていくかもしれません。(平島さん)

 

美肌に関心はあるが実践できない層にヒット

近年は若者だけでなく中高年男性の間でもスキンケアは常識に。この3機種はシェーバーとしての基本性能も十分で、美容に関心はあるがなかなか実践できない人にもトライしやすい!!(青木)

 

美容機器メーカーのシェーバー参入に弾み

コロナ禍を契機に美容クリニックを訪れる40歳以上の男性が大幅増。ヤーマンのような美容機器専業メーカーのシェーバー市場への参入も今後増えるかもしれません。(本誌家電担当・金子)

 

【その1】 日本初となるRF搭載で温めながら剃っていく新体験のシェービングを

【電動シェーバー】

2022年6月発売

ヤーマン トウキョウ ジャパン

温剃りシェーバー HOT SHAVE(ホットシェイブ)

実売価格4万4000円

エステサロンでも使われるRF(ラジオ波)で肌を温め、弾力をアップ。シェーバー部分は肌にやさしい回転式で、モチモチになった肌と密着してやさしく深剃りできる。継続して使うほどに肌の水分量が向上し、毛穴の大きさも縮小する。

 

↑水分に反応するRFが肌の深部まで温め、肌の水分量をアップ。ヒゲ剃りの肌ストレスを軽減するだけでなく、使うほどに弾力のある美肌に導く

 

【その2】 シェービングしながら保湿成分を肌に浸透させクリアな肌へと導く

【電動シェーバー】

2022年9月発売

パナソニック

スキンケアシェーバー「ラムダッシュ」 ES-MT22

実売価格2万6730円

イオンプレートを使ったスキンケア機能を搭載。手塗りと比べて化粧水や乳液の保湿成分の浸透量が1.7倍、ビタミンCの浸透量が1.3倍になる。パワーを自動制御するラムダッシュAIでやさしい深剃りが進化。

 

↑ヘッド側面のイオンプレートからの微弱電流で保湿成分の浸透性が向上。「スキンクリアモード」では、毛穴汚れや古い角質をコットンに吸着・除去できる

 

【その3】 ヘッドを替えれば美顔器に!! 深剃りとスキンケアを両立したい人へ

【電動シェーバー】

2022年9月発売

ブラウン

シリーズ9 Pro 9487cc-V マットシルバー

実売価格6万8800円

同社の最上位シェーバーに着脱式の美顔器ヘッドを同梱。磁力の反発とシェーバーの振動を利用した独自技術で、スキンケア成分が肌の奥まで浸透する。シェービング性能も非常に高い。

 

↑美顔器ヘッドのステンレス鋼から発生する磁力と高速のモーター振動で、化粧水成分が肌の奥の角質層まで浸透する。使い続けるほどうるおいのある肌に

 

プロが選んだコスパ1位のドラム式洗濯機がコレ! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング1位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第1位】 コンパクトなのに大容量でシワやニオイ対策もおまかせ!

【ドラム式洗濯乾燥機】

2021年11月発売

AQUA

まっ直ぐドラム AQW-DX12M

実売価格 20万9000円

水平ドラムを採用し、一般的な防水パンに設置できるコンパクトサイズを実現。水平なのでムラなく洗えて、衣類の絡みを抑えてシワになりにくい。衣類や槽内の除菌・消臭を行うUVライトも搭載。

SPEC●洗濯・脱水容量:12kg●乾燥容量:6kg●運転音:34dB(洗濯時)●自動投入タンク容量:約570mℓ(液体合成洗剤)、約480mℓ(柔軟剤)●乾燥方式:ヒートポンプ乾燥●サイズ/質量:W595×H943×D685mm/約94kg

 

 

↑ドラムの回転と静止を繰り返すことで、洗浄液が衣類全体に素早く浸透。高い位置からまっすぐ落とすたたき洗いにより、衣類の絡みを抑えてムラなく洗う

 

↑熱UVパワフル除菌機能を搭載。各コースに応じた高温設定と、UVライトの照射で洗濯水を清潔に保ち、衣類の除菌・消臭につながる

 

↑エアウォッシュ機能では、超音波で発生させた温風ミストが衣類を包み込むように循環。ホコリを落としながらシワを伸ばし、ふんわり清潔に仕上げる

 

衛生意識の高まりに合わせた独自の清潔機能が便利

ドラム式のなかでは最大容量クラスとなる洗濯・脱水容量12kgながら、20万円前後というのは、結構レア。しかも、一般的な防水パンに設置できるので、スペースの問題でドラム式をあきらめていたという家庭も検討の余地ありだ。

 

独自の清潔機能もAQUAならでは。同社タテ型では、洗濯機本体に搭載した超音波部分洗浄機能が評判になったが、このドラム式も斬新。シワを伸ばす温風ミストと除菌を行うUVライトを組み合わせた「エアウォッシュ」を搭載する。通常の洗濯とは異なり、水を使わず短時間で衣類ケアできて、お出かけ前や帰宅後にも使いやすい。衛生意識が高まっているいまの時代にピッタリの機能だ。

 

ほかにも、衣類の絡みを抑えながら汚れをしっかり落とす「オールラウンド浸透洗浄」や、いまや欠かせない機能と言える「液体洗剤・柔軟剤自動投入」、「乾燥フィルター自動おそうじ」など、洗濯の手間を軽減する機能を網羅。

 

すっきりとしたフォルムや、使用時だけ点灯表示するタッチパネルなど、見た目も実にスタイリッシュ。ランドリースペースを高品位に格上げできるハズだ。

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

「肌が明るくなる美容家電」が2位に! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」2~5位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング2~5位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第5位】 大量の温スチームを発生させ保湿&クレンジングをサポート

【フェイススチーマー】

2021年11月発売

コイズミ

フェイススチーマー エナージュ KBE-1530

実売価格 1万2210円

約40゜Cのスチームが肌にうるおいを補給し、化粧水の保持力がアップ。クレンジング剤と併用して約3分間スチームを当てることで、マスカラや毛穴の汚れも落ちやすくなる。空焚き防止機能が付いた安全設計。

SPEC●タンク容量:80mℓ●スチーム温度:約40゜C(噴射口から20cm)●スチーム噴射時間:約14分間●スチーム量:5.5mℓ/分●サイズ/質量:約W138×H198×D185mm/約900g

 

↑化粧水の前に、5.5mℓ/分の大量スチームを約14分間噴射し、角質層まで浸透させる。フタ部分はワンタッチで点灯するLEDライト付きの両面ミラーになっている

 

【ココが価格以上!】 デザインが美しく卓上ミラーとしても使える

「コンパクトかつエレガントなデザインで部屋に出しっぱなしにしやすく、機能もシンプルなのでズボラな人でも習慣化できます! フタには両面ミラー付きで、卓上ミラーとしても使えます」

 

【第4位】 ピンポイント刺激で身体も顔もくまなくアプローチ

【ボディケアマシン】

2022年4月発売

ドクターエア

エクサガンハイパー REG-04

実売価格 1万1880円

最大約3000回/分のパワフル振動と7mmのストロークで、ピンポイントに刺激。3種のアタッチメントが付属し、身体も顔もケアできる。約220gと軽量なので、女性やシニアも操作しやすい。

SPEC●最大振動回数:約3000回/分●振動レベル:4段階●充電時間:約2時間●最長連続使用時間:約13時間●運転音:約41dB(モード4使用時)●サイズ/質量:約W88.2×H128×D35mm/約220g

 

↑通常時のフラットヘッドに加え、写真左から「ワイド」「ポイント」「ソフトブラシ」の3種のアタッチメントを用意。自由に付け替えて身体中にアプローチできる

 

【ココが価格以上!】 使う場所を限定されず気軽にリフレッシュできる

「スタイリッシュなデザイン性とポーチに入るコンパクト設計で、どこにでも持ち運べて出番が多い! 音も静かです。私はデスク周りに置いて、仕事の合間などに使ってリフレッシュしています」

 

【第3位】 全身のムダ毛やヒゲを光照射で簡単にケアできる!

【光脱毛器】

2022年4月発売

MTG

リファビューテック エピRE-AL-02A

実売価格 3万円

黒い色素に反応して熱が発生するIPLを照射し、ムダ毛をケアしながら美肌に導く。照射レベルは5段階から選択可能。フェイス用アタッチメントが付属し、男性のヒゲのお手入れにも使える。

SPEC●照射回数(ランプ寿命):約30万回●出力設定:5段階●使用できる部位:顔、ワキ、胸、腹、腕、手、Vゾーン、太もも、足●サイズ/質量:約W67×H215×D62mm/約300g

 

↑肌の面積が広い腕や脚のケアに便利なAUTOモードを搭載。ボタンを押さずに連続照射できるので、手間なくケア可能だ

 

【ココが価格以上!】 機能はシンプルながら見た目もパワーも本格的!

「光脱毛器と言えば5万円以上する製品が多いですが、本機は必要な機能を厳選してお手ごろ価格を実現。実際に試したところ、使用感、照射パワーともに不足なし! デザインも高品位です」

 

【第2位】 角質・毛穴汚れをクリアにし引き締めケアまでコレ1台!

【美顔器】

2021年11月発売

コスビューティー

アクアピーリングプロEX CB-050-K01-JP

実売価格 1万2100円

2万8000回/秒の超音波振動で、角質や毛穴の汚れを浮かせて吹き飛ばす。超音波+マイクロカレント機能を搭載し、心地良い電気刺激でフェイスラインや毛穴の引き締めケアも可能だ。

SPEC●充電時間:約6時間●連続使用時間:約70分●防水等級:IPX6(本体)●サイズ/質量:約W43.5×H175.5×D22mm/約212g

 

↑新搭載の「リフトモードHigh」は、マイクロカレントのパワーが従来モデルより約20%アップ。EMSに近い強さを実現した

 

【ココが価格以上!】 充実の機能を備え肌のトーンアップも実感

「超音波で肌の角質を吹き飛ばし、使用後は肌がワントーン明るくなります。マイクロカレント機能のほか、イオン誘導・導出機能も搭載しているので、1台で様々な目的に使えておトク!」

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

サクサク取れる3300円の毛玉クリーナーに注目! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」6~10位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング6~10位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第10位】 立ち上がりスピード約25秒! 忙しい朝の身支度を時短できる

【衣類スチーマー】

2020年10月発売

ブルーノ

スタイリングハンディスチーマー BOE076

実売価格 7480円

一度の給水でワイシャツ3枚ぶんをスチーム可能な大容量タンクを搭載。立ち上がり約25秒で、シワやニオイをサッとオフできる。シワの状態や衣類の種類に合わせ、「Lo」「Hi」の2つのモードから選択可能だ。

SPEC●立ち上がり時間:約25秒●連続使用時間:Loモード約8分、Hiモード約7分●タンク容量:約130mℓ●スチーム量:最大18g/分●コード長:約3m●サイズ/質量:約W93×H217×D110mm/約750g

 

↑衣類をハンガーにかけたままシワケア。タンクが本体下部にあるので重さを感じにくく、手首の負担も軽減される。グリップは細めで、手が小さい人も握りやすい

 

【ココが価格以上!】 コンパクト&パワフルでストレスなく使える

「コンパクトながら、スチーム量は最大18g/分と十分にパワフル! 扱いやすさ、スチームの持続性、給水しやすさなど、細部まで配慮が感じられます。インテリアに馴染むデザインも魅力です」

 

【第9位】 給水ホースへの“ちょい足し”で洗濯後のニオイを抑えられる!

【洗濯機用ホース】

2020年5月発売

シャープ

銀イオンホース AS-AG1

実売価格 1万1190円

洗濯水に銀イオンをプラスし、菌の繁殖を抑制。洗濯後の衣類の抗菌・防臭に加え、洗濯槽のカビの発生も抑える。洗濯機の給水ホースに接続するだけで工具は不要。他社の洗濯機でも取り付け可能だ。

SPEC●水道水圧:0.03〜0.8Mpa●コード長:1m●サイズ/質量:約W55×H304×D69mm/約220g

 

 

↑給水時に銀のプレート(銀電極)から銀イオンを溶出。1日1回の洗濯で約1年使用できる。交換用カートリッジは別売4400円で展開

 

【ココが価格以上!】 簡単に取り付けでき部屋干し臭が減った!

「我が家で使い始めてから、部屋干し臭が減ったのを実感しています。抗菌機能のために洗濯機を買い替えるのはハードルが高いですが、コレなら自分で簡単に“ちょい足し”できるので、ぜひお試しを!」

 

【第8位】 3次元EMSシステムを搭載し、より深く広範囲の筋肉を刺激!

【EMS機器】

2022年4月発売

アテックス

ルルドスタイル EMSシートネクサ AX-FRL916

実売価格 8800円

低周波と中周波を組み合わせた「3次元EMS」により、立体的な刺激を実現。厚さ1mmのシートに水を吹きかけ、腕や脚を乗せるだけで効率良くトレーニングできる。リラックス、エクササイズ、オートの3種のモードを搭載。

SPEC●充電時間:約3.5時間●連続使用時間:約1.5時間●タイマー:約5分、約10分(モードによる)●サイズ/質量:約W360×H25×L340mm/約230g

 

 

↑「3次元EMS」は、筋肉の表層を刺激する低周波と、筋肉の深層を刺激する中周波を同時に出力。一度で広範囲にアプローチする

 

【ココが価格以上!】 本格的な機能を搭載し“ながら筋トレ”に最適!

「シート厚1mmの薄さながら、本格的なEMS機能を搭載しているのが画期的! テレワーク中も、イスに座りながら足を乗せて使えるので、毎日気軽にトレーニングを続けられます」

 

【第7位】 大風量で乾燥時間を短縮し髪へのダメージを軽減!

【ヘアドライヤー】

2019年7月発売

サロニア

スピーディーイオンドライヤー SL-013

定価 5478円

2.3m3/分の大風量で、乾燥時間は従来モデル比約30%短縮。TURBO、COOLモードに加え、髪のスタイリングが可能な柔らかい温風のSETモードを搭載する。さらにマイナスイオン機能付き。

SPEC● 消費電力:1200W(TURBO時)● 風量:2.3m3/分●温風温度:ノズル装着時約103゜C、ノズル装着なし約80゜C●コード長:約1.7m●サイズ/質量:約W202×H199×D75mm/約495g

 

↑ドライ中はマイナスイオンが発生し、キューティクルが開くのを防ぐ。速乾タイプなので、髪が熱を受ける時間が短く、ダメージを軽減できるのもうれしい

 

【ココが価格以上!】 パワフルで速乾性に優れ、持ち運びにも便利!

「スリムな見た目なのに想像以上のパワフルさ! ロングヘアでも短時間で乾きます。軽量&折りたたみ式なので、サウナやジムにマイドライヤーを持っていきたい人にもオススメです」

 

【第6位】 充電できてパワーが持続! 気になる毛玉を素早く取れる

【毛玉クリーナー】

2020年10月発売

レコルト

ケダマトリ RKR-01

実売価格 3300円

USB充電式で電池交換不要の毛玉クリーナー。コードレスなので、クローゼットや玄関、外出先などどこでも手軽に衣類ケアできる。接触面が直径8cmと広く、毛布やソファなどの毛玉も取りやすい。

SPEC●充電時間:約2時間●連続使用可能時間:約45分●サイズ/質量:約W80×H110×D80mm/約180g

 

↑上部カバーを取り外すと「ホコリとりブラシ」としても使える2Way仕様。ジャケットなどにかけると、ゴミやホコリを浮かせて絡め取れる

 

【ココが価格以上!】 毛玉を一度でしっかり取りお手入れを時短できる!

「コンパクト設計ながら、毛玉に一度あてただけでサクサク取れて、お手入れの時短になる! 充電しておけば、パワーダウンせず快適に使えます。大事な服をキレイに保てるのもコスパ良し!」

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

ReFa派なら買って絶対後悔なし! 小さくなった「リファビューテック ドライヤースマート」を徹底リポート

毎日使用するうえ、ヘアケアの面からも欠かせない存在の「ドライヤー」。みなさんは、どのようにドライヤーを選んでいますか? 高性能なものは価格も高く、5万円を超えるものもあり、それだとやっぱり高い! 現実的に手が出せるモデルで、髪の悩みを解決してくれて長く使えるモデルが欲しいというのが本音だったりします。

 

そこでGetNavi web編集部は、人気メーカーの最新ドライヤーから3万円前後の、ちょっと高いけど買えなくはない価格帯のモデルをピックアップ。実際に使用しつつ、機能、仕上がり、収納性、価格などあらゆる角度から、各製品の実力を調査しました!

 

三回目となる今回、ピックアップしたのは有名美容ブランドReFa(リファ)が11月にリリースしたばかりの最新モデル。すでに販売されている、サロンと共同開発した「リファビューテックドライヤープロ」を一般家庭用にスマート化した、大注目のドライヤーです!

第一回:スティック形状が斬新なドライヤー「カドー baton」のレビューを読む

第二回:やっぱり髪の潤いが段違いの仕上がり! 「パナソニック ナノケア EH-NA0J」のレビューを読む

 

【調査メンバーと髪質】

GetNavi web編集長 山田佑樹:柔らかい髪質の短髪。アラフォーで髪にボリュームが欲しいお年頃。

 

GetNavi web美容家電担当 松永舞香:絡まりやすい髪質のロングヘア。潤いを守りつつサラッと仕上げたい。

 

ライター 狐塚咲季:カラーとパーマで痛み気味のミディアムヘア。ダメージを抑えたい。

 

【調査①】製品概要と扱いやすさをチェック!

【今回調査したドライヤーはコレ】

↑SPEC●消費電力:1150W(HOT、HIGH時)●風量:0.9m³/分●サイズ:約216×49×197mm●質量:475g(セットノズル含まず)●電源コード:約1.7m

ReFa

ReFa BEAUTECH DRYER SMART(リファビューテック ドライヤースマート)

美容ローラーやシャワーヘッドなどを扱う人気美容ブランド「ReFa(リファ)」の、サロンクオリティの仕上がりを叶えるヘアドライヤー。従来モデルのプロフェッショナルな仕様はそのままに、一般家庭でさらに使いやすいようにと大幅な軽量化、スリム化を実現。ユーザー待望の新製品です。

 

持ちやすさ・扱いやすさはどう?

腕を上げたまま扱うドライヤーは、持ちやすさや扱いやすさも大事なポイントです。

本製品は、コンパクトながらパワフルな性能を実現するためにドライヤーの心臓部であるモーターを劇的に改良。世界的モーターメーカーの日本電産と共同で新開発した、超小型モーターを採用しました。このモーターは直径29mmと小さいサイズながら、1分間に約10万回転できるパワーを持ち、前モデルに搭載されているモーターと比べて約60gも軽量化したのだとか。同時に、本体の重さも約475gと軽量化を実現しています。

 

【使ってわかったポイント】持ちやすく、思うままに動かせる軽量感

「普段は『リファビューテックドライヤー プロ』を使っているのですが、それに比べて圧倒的に小回りが利きます」(山田)

 

「スリムなハンドルが持ちやすいです。軽いので、ドライヤーを左右に振る動作も頭の後を乾かすのもラクでした」(松永)

 

既存モデルよりも格段に使い勝手がよくなっているとの声があがりました! このくらい軽くて小回りが利くと、ヘアドライ中のストレスがだいぶ軽減されて、気分がいいですよね。

 

【調査②】速乾性をチェック

続いて、乾かすスピードを検証していきます。

 

ひと回り大きな既存モデルと同等の速乾力を実現するために、本製品では新開発した独自の送風機構「高速高圧エアロシステム」を採用。これは、モーターと一体化した金属製のファンを回すことで、より風速・風圧の高いタフな風へと変化させる技術です。また、エネルギーロスを減らした独自の内部構造を風が通ることにより、さらに効率的に頭皮に風が当たるように工夫されています。

↑「狙ったところにストレートに風が当たるのを実感しました」(松永)

 

実際、他のドライヤーとの違いはあるのかさっそくチェックしてみましょう。

スタイル別の乾燥時間は?

乾燥範囲 所要時間(約)
山田(ショート) 全頭 3分10秒
狐塚(ミディアム) 左半分 3分
松永(ロング) 左半分 4分

 

全体的に通常のドライヤーよりは早く乾いていそうですが、体感はどうだったのでしょうか?

 

【使ってわかったポイント】風圧強めでパワフル! ドライ中に温度が変わる熱管理システムあり

「風量、風圧は文句なし。センシングプログラム(後述)は、温風が出ている時間よりも冷風が出ている時間が長かった印象も。体感的にはもっと温風を当ててもいいのかなという場面でも冷風が出ていて、そこは慣れが必要かも」(山田)

 

「真っすぐに強い風が出てくるような感覚でした。秘密はノーズ部分の『テーパーフォルム』。風洞にゆるやかな傾斜をかけることによって、風の速さと圧をキープしたまま髪に届ける仕組みなんです。ロングはドライ時間がかかりますが、しっかりした風圧のおかげで、体感的には速乾でした。軽さも相まって、乾かしやすかったと思います」(松永)

 

「熱すぎず、冷たすぎずという風の温度が心地よかった。しかも、温風冷風の切り替えがあったわりに早く乾いたので満足です」(狐塚)

 

本製品は、頭皮・毛先に適したドライ温度に風を自動でコントロールする「センシングプログラム」を搭載。手動で温風冷風を切り替えなくても、内部センサーで環境温度に合わせたプログラミングを行い、頭皮は50℃以下、毛先は60℃以下に温度調整してくれます。毛先のオーバードライと頭皮の生乾きを防ぎながら乾かす効率のよさが、速乾性につながっています。

 

仕上がり、手触りはどうなった?

続いて、仕上がりの感想をレポート。

 

【使ってわかったポイント】ツヤのあるサラサラ髪になれる!

「サラッとした手触りに仕上がりました! 髪の表面にツヤが出て、しっとりよりもサラサラになるので、髪一本一本がなびくようなパラパラ感を求めている人にはオススメです」(松永)

 

「ツヤっぽさが出て、ヘアトリートメントをつけたような感触。きちんとケアしている、気を遣っているという印象を持ってもらえそうで満足です」(山田)

↑通常(画像左)に比べると、本モデルでヘアドライした側(画像右)はツヤとボリューム感があり、サラッとした印象だ

 

「パサパサの髪に潤いが! キューティクルが光っているのがわかって、感動しました。パーマもしっかり出つつ、全体的にはまとまってちょうどいいバランスになりました」(狐塚)

↑本モデルでヘアドライした側(画像右)の髪表面が、整っているのがわかる

 

ツヤサラに仕上がる理由は、ドライヤー内部に搭載されているイオナイザーと、遠赤外線コーティングされた吹出口の融合技術により発生したハイドロイオンにあります。

↑赤外線コーティングしたセラミックを採用している吹出口

 

ツヤ感、サラサラ感を求めている人にはかなりの効果が期待できそうです。髪質でお悩みの方には一度試してみてほしい!

 

【調査③】収納性をチェック

一般的なドライヤーは、プロ仕様の高機能なものになるほど、大きくかさばりやすい印象。自宅の洗面所でも快適に使用でき、すっきりと収納できるかをチェックしていきます。

スマートなサイズのリファはもちろん収納性もばっちり。特徴的なのが、ハンドルをひねりながら折りたたむ屈曲構造になっていること。通常のドライヤーはヘッド側にハンドルが曲がるだけですが、この屈曲構造によって最大限体積が広がらないように工夫されているのです。この珍しい構造について、調査メンバーはどう思ったのか、意見を聞いてみました。

 

【使ってわかったポイント】スマートボディで省スペース

「引き出しにしまっても、ラックにかけても邪魔にならなくていいと思います。高性能でパワーがありながら、こんなにコンパクトなのは驚きですよね」(山田)

「旅行に持って行きたくなるような軽量、コンパクトさ。縦長なのでスーツケースにもすっぽり収まりそう」(松永)

 

「ハンドルをひねりながらセットするのに少してこずりました。最初だけ慣れが必要かもしれません」(狐塚)

 

縦長の細い引き出しにも収まり、省スペース性は抜群ですね。ちなみに、ハンドルを折りたたんだ状態で、指を間に入れてヘッドを持ちながらサロンスタイルでドライすることも可能なのだとか。

 

【調査結果】ツヤを引き出して、サラサラヘアーに。既に持ってる人も買い替えて◎

最後に実売価格を確認しつつ、どんなユーザーにとって一番お買い得な商品なのかをまとめていきます。

 

こちらの「リファビューテック ドライヤースマート」の実売価格は、3万8000円(税込み)。ヘアサロンなどでのプロの使用も想定されているドライヤーなので、サロンレベルのヘアドライテクニックを自宅で毎日受けられると考えると、かなりお得なのではないでしょうか。

 

仕上がり評価で共通していたのは髪の表面がつるんと滑らかになり“ツヤ感”が出るということ。パサつきやゴワゴワ髪に悩む人は、髪表面にエンジェルリングが復活するかも! 実際に「リファビューテック ドライヤープロ」を使っている山田によると、「性能はほぼそのままに小さくなったと位置付けられるので、すでにリファビューテック ドライヤープロや通常モデルを使っている人でも買い替えてまったく問題なし! 特にリファ製品はメリカリなどでもリセールバリューが高いので、今持っているモデルを売って購入するとしたら、それほど大きな出費にならずに買える可能性大です」とのこと。

 

美容関連で確かな技術を磨いてきたリファならではの効果を実感したい人は、ぜひ試してみてください。

 

まとめ/kitsune 撮影/鈴木謙介

今月発売パナソニックのシェーバーが初のセール対象に!【Amazonブラックフライデー2022情報】家電編その1

Amazon.co.jpにて11月25日から開催中の「Amazonブラックフライデー」。GetNavi webでは、2022年Amazonブラックフライデーから、気になるセール情報をピックアップ。このページは、掃除機や美容家電など注目の家電3点を紹介します。

 

プライムデーでは特に人気だったという「アイロボット ロボット掃除機 ルンバ i7+」が、今回も年始来最安値でのセール登場です。

 

レンジ機能はトップクラスかつ30Lの大容量で、人気の「シャープ ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XJ1-B」も、年始来最安値で登場。

 

全自動洗浄充電器付きモデル「パナソニック シェーバー ラムダッシュ ES-NLV98-K」は2022年11月発売の新アイテムで、今回のブラックフライデーがセール初登場です。シェーバー単体モデルの「パナソニック シェーバー ラムダッシュ ES-NLV68-K」も、年始来最安値とお買い得に。

最新ナノケア「EH-NA0J」検証! パナのドライヤーって高いけど、やっぱり潤いが凄いよ!!

毎日使用するうえ、ヘアケアの面からも欠かせない存在の「ドライヤー」。みなさんは、どのようにドライヤーを選んでいますか? 高性能なものは価格も高く、5万円を超えるものもあり、それだとやっぱり高い! 現実的に手が出せるモデルで、髪の悩みを解決してくれて長く使えるモデルが欲しいというのが本音だったりします。

 

そこでGetNavi web編集部は、人気メーカーの最新ドライヤーから3万円前後の、ちょっと高いけど買えなくはない価格帯のモデルをピックアップ。実際に使用しつつ、機能、仕上がり、収納性、価格などあらゆる角度から、各製品の実力を調査しました!

 

二回目となる今回は、9月1日に発売されたばかりの最新モデルでナノケア史上最大風量を実現し、コンパクトな新デザインに刷新されたパナソニック「ナノケア EH-NA0J」。 人気が高いため、ナノケアシリーズを長年愛用している人も多いのではないでしょうか? 最新モデルへの買い替えを検討している人も、ぜひこの記事を参考にしてください!

第一回:スティック形状が斬新なドライヤー「カドー baton」のレビューを読む

 

【調査メンバーと髪質】

GetNavi web編集長 山田佑樹:柔らかい髪質の短髪。アラフォーで髪にボリュームが欲しいお年頃。

 

GetNavi web美容家電担当 松永舞香:絡まりやすい髪質のロングヘア。潤いを守りつつサラッと仕上げたい。

 

ライター 狐塚咲季:カラーとパーマで痛み気味のミディアムヘア。ダメージを抑えたい。

 

【調査①】製品概要と扱いやすさをチェック!

【今回調査したドライヤーはコレ】

↑SPEC ●消費電力:1200W●風量:1.6㎥/分●サイズ:高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm●質量:約550g(セットノズル含まず)●電源コード:約1.7 m●付属品:セットノズル、根元速乾ノズル

パナソニック

ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J

2005年に発売し、国内累計販売台数は1500万台に及ぶパナソニックの人気シリーズ「ナノケア」。単に乾かすだけではなく、パナソニック独自のイオン「高浸透ナノイー」がキューティクルの隙間に浸透し、頭皮にも潤いを与えるので、ヘアケアと同時にスカルプケアもできるドライヤーとして好評を得ています。また、「高浸透ナノイー&ミネラル」の風は肌にも優しく、[スキンケアモード]では肌をしっとりと仕上げます。

 

持ちやすさ・扱いやすさはどう?

髪が長い人は、最長で5分程度は腕を上げたまま扱うドライヤー。持ちやすさや扱いやすさも大事なポイントです。

最新モデルのナノケアは、ヒーター部を高密度化しヒーターサイズを約半分に小型化。また、部品の一部をハンドルに移動させるなど、内部構造を見直すことで本体のサイズダウンと軽量化に成功しています。具体的には、従来品より45gも軽くなっているそう。折りたたみができない小槌型のデザインになりましたが、掴んでみるとハンドルが手に馴染んで、とても持ちやすい設計になっています。

 

【使ってわかったポイント】従来のボディより使いやすく軽量化

「重さは特に気になりませんでした。ちなみに、使用している時の音もうるささなどは感じず、洗面所で使っていても会話が十分聞き取れる音量だと思います」(山田)

 

「一般的なドライヤーよりは軽いと思います。ヘッドの部分が小さめなので、かなり動かしやすい。ただ、頭の上まで持ち上げようとすると多少重量感を感じます」(狐塚)

 

【調査②】速乾性をチェック

続いて、乾かすスピードを検証していきます。

 

従来品から送風効率の見直しが図られたという「ナノケア EH-NA0J」。実際に風を当ててみると、強弱のある心地よい風がなめらかに吹き出してきます。これは、強さの異なる風が同時に吹き出すように設計された「速乾ノズル」が本体に備わっているからだそう。このノズルによって濡れた毛束でもほぐしやすくなり、速く乾くんだとか。その実力を試してみましょう。

↑髪が踊るようになびいている実感がありました(松永)

 

スタイル別の乾燥時間は?

乾燥範囲 所要時間(約)
山田(ショート・短髪) 全頭 2分30秒
狐塚(ミディアム) 左半分 3分30秒
松永(ロング) 左半分 5分

 

比較すると、特にショート・短髪スタイルは2分30秒と、かなりスピーディーにドライできることがわかりました。

 

【使ってわかったポイント】根本から毛先まで髪全体がすばやく乾く

「風が当たる範囲が広いうえに、髪が持ち上がって根本まで届くので、一気に全体が乾いたような印象です。体感的にもあっという間でした!」(山田)

 

「髪が躍るような軽やかな風と優しい熱で、広い範囲が乾いていくので、ロングヘアでも乾きムラが少ないです」(松永)

 

「ふんわりとした柔らかい風が出ているので、どうなのかな? と不安に思っていたのですが、実際に使ってみると、毛量の多い自分の髪でもかなり速く乾きました。ドライヤーを小刻みに動かさなくても、髪の内側まで風が当たるのがいいですね」(狐塚)

 

ナノケア史上最大の大風量と速乾ノズルの効果によって“広範囲が乾かせる”点が、ドライ時間の短縮に繋がっているようです。風が当たる範囲が広いので、ヘアドライ中の腕を持ち上げたり動かしたりする動作が少なくなるのも嬉しいポイントですよね。

 

仕上がり、手触りはどうなった?

センサーが熱を感知して、自動的に風温を調整してくれる「スマートセンシング」機能に加え、髪内部まで浸透する「高浸透ナノイー」が、髪に潤いを与えてくれる「ナノケア」シリーズ。この「ナノケア EH-NA0J」では、ナノイーの吹出口をより頭部に近づけた設計よって、髪はもちろん、頭皮の潤い度も向上したそうなんです。

 

実際に、ヘアドライした後の髪の仕上がりを見てみましょう。それぞれの髪質の悩みには、どんな効果があったのでしょうか?

 

【使ってわかったポイント】まとまりやすく、潤いのある髪を実現

「毛先がツルんとして、潤いを感じる手触りに! まとまりやすい仕上がりなので、うねり対策にもピッタリだと思います」(松永)

 

「潤い感が抜群です! しっかり乾いているのに、ヘアミルクを使用したようなしっとり感があります。かといって、ペッタリとはせず、全体が均一的にボリュームが出て大満足」(山田)

↑通常状態の左側に見られるペタッと感が、検証モデルでドライした右側では見られず、空気感のある仕上がりになっている

 

「パーマで広がりやすい毛先が、まとまってビックリ! むしろパーマかけてないんじゃないかってレベルでまとまりました(笑)。また、髪の表面が滑らかになった感じがします」(狐塚)

↑パーマのウェーブもしっとりとまとまっている(画像左)

 

特に、髪が広がりやすいとか、パサつきやすい髪質の人にとっては効果は絶大。乾かすのはもちろんのこと、ヘアケアという観点から見ても機能性の高いドライヤーだとわかりました。

↑ノズル下部にある穴から高浸透ナノイーとミネラルマイナスイオンが放出されます

 

【調査③】収納性をチェック

ヘッドが曲がらない小槌型の「ナノケア EH-NA0J」。従来のナノケアシリーズは、すべて折り畳み式のドライヤーでしたが、今回からこのようなデザインに変わりました。実際に使ってみるとどうでしょうか?

全体的にはコンパクトなサイズ感で、洗面所周りで使用しても邪魔にはならなさそうですが、収納場所は選ぶ印象。棚や引き出しによっては、ヘッド部分を上手く収納できない可能性もあるので注意。その場合は、重さがないので市販のドライヤーラックに収納するのもおすすめです。しかし、ノズルが短いデザインなので双方のサイズをしっかりと確認するといいでしょう。

↑市販のドライヤーラックに収納すると、コンパクトなボディが引き立ちます

 

【使ってわかったポイント】

「折りたたみができないとしても、プロ仕様のドライヤーよりスリムでコンパクトなので、洗面所を圧迫しません。洗面台のスペースが限られている人は、ドライヤーラックとの併用でより使い勝手が良くなりますよ!」(松永)

 

「ヘッドの横幅が少し長めなので、縦長の引き出しに収納する場合は収まりが悪そうかも」(山田)

 

【調査結果】髪のまとまり&潤いが欲しい人には断然オススメのドライヤー

最後に実売価格を確認しつつ、どんなユーザーにとって一番お買い得な商品なのかをまとめていきます。

 

価格は3万8610円(税込・編集部調べ)。今回選出した3万前後という価格帯ではやや高価ですが、速乾性・ヘアケア・スキンケアと3in1のハイクオリティな実力を考えれば、買って損はないと断言できます。

 

特に、髪が「広がりやすい」「乾燥している」といった悩みを抱えている人にとっては、うってつけ。すぐに効果を感じられるので髪質改善を求めているなら、一度試してみては?

 

業界随一の人気ドライヤーは名実ともに、優れたアイテムであることがわかりました。

 

まとめ/kitsune 撮影/鈴木謙介

「コレ、ドライヤーなの?」カドー「baton」は美しい形ゆえ、髪以外も美しくまとまる絶大メリットが!

毎日使用するうえ、ヘアケアの面からも欠かせない存在の「ドライヤー」。みなさんは、どのようにドライヤーを選んでいますか? 高性能なものは価格も高く、5万円を超えるものもあり、それだとやっぱり高い! 現実的に手が出せるモデルで、髪の悩みを解決してくれて長く使えるモデルが欲しいというのが本音だったりします。

 

そこでGetNavi web編集部は、人気メーカーの最新ドライヤーから3万円前後の、ちょっと高いけど買えなくはない価格帯のモデルをピックアップ。実際に使用しつつ、機能、仕上がり、収納性、価格などあらゆる角度から、各製品の実力を調査しました!

 

第一回目は、スマートなデザインが目を引くカドーの「baton バトン」! ぱっと見、ヘアアイロンのようにも見えますが、正真正銘のドライヤーで、10月下旬に発売されたばかりの注目のニューカマーです。

 

【調査メンバーと髪質】

GetNavi web編集長 山田佑樹:柔らかい髪質の短髪。アラフォーで髪にボリュームが欲しいお年頃。

 

GetNavi web美容家電担当 松永舞香:絡まりやすい髪質のロングヘア。潤いを守りつつサラッと仕上げたい。

 

ライター 狐塚咲季:カラーとパーマで痛み気味のミディアムヘア。ダメージを抑えたい。

 

【調査①】製品概要と扱いやすさをチェック!

【今回調査したドライヤーはコレ】

↑●SPEC /消費電力:800W/風量:2.0㎥ (分)/サイズ:高さ約277mm×直径約38.5mm/質量:約298g(電源コード、カールブラシを除く)/電源コード長さ:約1.7m/付属品:カールブラシ、携帯ポーチ、取扱説明書(保証書)

カドー

スティック型ヘアドライヤー BD-S1 「baton バトン」

2万9920円(税込)

空気清浄機・加湿器など送風・空調家電メーカーとして知られる「カドー」のスティック型ヘアドライヤー。陸上リレーのバトンをイメージしたという形状は、従来のドライヤーとは一線を画す画期的なデザイン。クラファンのGREEN FUNDINGにて先行発売を実施し、今年10月25日に待望の一般発売が開始された。

 

持ちやすさ・扱いやすさはどう?

最低でも5分は腕を上げたまま扱うドライヤー。持ちやすさや扱いやすさも大事なポイントです。

「バトン」の特徴は、スリムさと約298gの超軽量なボディ。実際に持ってみると、頭の上まで軽々と本体を運ぶことができます。そのため、非常に動かしやすく、乾きづらい髪の根本まで狙って風を当てることが可能。まさにカドーが目指したという「ゼロ・グラビティ」な新感覚のヘアドライを体験できます。

 

【使ってわかったポイント】繊細なスタイリングに向いたデザイン

「小回りが利いて扱いやすいです。後頭部のボリューム出しや前髪のセットなど、細かいスタイリングがしやすいのが好きなポイントですね! 着脱式のカールブラシも気が利いてていい。ただ、マグネット式なので髪にひっかかりがあったり、一度に取る髪のボリュームが多過ぎたりすると外れてしまうのが少し心許ないかも」(松永)

 

「軽くて手にフィットするのがいい感じ。頭の後ろなど届きにくい場所にも風を当てやすく即座に乾きました」(狐塚)

 

小回りが利き、真っすぐに風が射出されることから、スタイリングをするうえでのメリットがまず挙がりました。吹き出し口にワンタッチで装着できるマグネット式のカールブラシを付ければカールドライヤーとしても使えて、スタイリングの幅が広がります。

 

【調査②】速乾性をチェック

続いて、速乾の観点から「バトン」の性能を見ていきましょう。

 

風量は業界トップクラスを謳うだけあって、かなりパワフル! カドーが空調家電で培ってきた送風技術を応用し、一般的なドライヤーよりも直進性のある風がゴーッと吹き出してきます。この圧倒的風力は、スピーディなヘアドライを期待できそうです。

↑吹出口が縦長なので、帯状で直線的な風を体験できました(松永)

 

↑スリムなボディに合わせた小さめの吹出口

 

スタイル別の乾燥時間は?

乾燥範囲 所要時間(約)
山田(ショート・短髪) 全頭 3分
狐塚(ミディアム) 左半分 3分50秒
松永(ロング) 左半分 4分

 

実際に濡れた髪を乾かしてみても、一般的なドライ時間よりは平均して時短されている印象があります。それぞれの体感を聞いてみました。

 

【使ってわかったポイント】直進的な大風量で速乾性は◎

「一点集中で風を当ててくれるうえ、風量も強いので、短髪の人は当てておけばどんどん乾いていくのがラク! 男性やショートヘアの人にオススメできる」(山田)

 

「直進的な風に慣れるまでに少し時間がかかってしまったかも。毛先は手で支えることでうまく当てられました」(狐塚)

 

「 帯状の風はロングヘアでも乾かしやすく、中間から毛先が特に速乾でした。反面、頭皮は少しコツがいるかなといった印象。また、パワーがあるのでモーター音が出ていますが、周りから聞いてる分には気にならないくらいだと思います」(松永)

 

やはり風量と操作のしやすさが圧倒的で、速乾性は文句なし!  一方で、他に類を見ない形状であるがゆえ、慣れないと感じる部分もあり。自分のスタイルに合った使い方を見つけられれば、さらに利便性が高まりそうです。

 

仕上がり、手触りはどうなった?

使用後の髪の仕上がり、それぞれの髪の悩みに対してどんなアプローチがあったのかを見ていきます。

 

ボリューム感が出る仕上がりに

「毛先に送風しすぎると広がるので、集中して当てないように気を付けながらドライした方がいいと感じました」(松永)

 

「年々、毛量が減ってペッタリしてきたのでボリュームアップしたい! バトンは、強い風量でふんわりとボリュームを作ってくれるので、毎日のコンディションに合わせて使い分けができそう。温度を徐々に下げていったところ、乾かしすぎずうるおい感が出て、サラサラの手触りなりましたよ」(山田)

↑右側:検証モデルでヘアドライした状態。左側:通常の乾いた髪の状態

 

↑写真ではややわかりづらいが、「バトン」で乾かした側(写真右)はふんわりとした仕上がりになっておりペタッと感が和らいでいる

 

「パーマのふんわり感は出やすいのですが、かなりボリューミーな仕上がりになってしまったかも」(狐塚)

↑右側:検証モデルでヘアドライした状態。左側:通常の乾いた髪の状態。遠目に見るとそこまで違いが出ていないが、首から下、毛先に向かっては左右にボリューム感の違いが出ている

 

↑確かに、「バトン」でヘアドライした毛先(写真右)は少し広がっている

 

このように、元々髪にボリュームがあったり、毛先に広がりがあったりする人にとっては、髪がまとまりづらくなってしまう一面も。

 

「バトン」は4段階(高温/中温/低温/スタイリング)の温度調節が可能です。特に、髪へのダメージが気になる人は、温風と冷風が交互に切り替わるスタイリングモードを使用するのがオススメ。ちなみに、高級モデルに備わる、センサーなどによる自動温度調整機能はありません。しかし、最高温度も熱すぎない85℃に設定されているため、過乾燥になることを防いでくれます。

 

仕上がりについては、特にボリュームアップを求めている人や、部分的にヘアスタイリングをしたい人には最適なアイテムであるとわかりました。

 

【調査③】収納性をチェック

一般的なドライヤーは、プロ仕様の高機能なものになるほど、大きくかさばりやすい印象。自宅の洗面所でも快適に使用でき、すっきりと収納できるかをチェックしていきます。

↑洗面所に置いた状態。コードがあってもコンパクトに収まります

 

やはり収納性や省スペース性は、スティック型の「バトン」の大きなメリットと言えるでしょう。限られた洗面所のスペースでもポンッと置けてコンパクトに収まります。引き出しにしまっても、大きくスペースが余るくらいです。

↑高さのある鏡扉であれば余裕で収納できます

 

また「バトン」には、付属品として専用の携帯ポーチがついてくるので、持ち運びをしたい人にはうってつけ。

結果、収納性に関してはかなりの高評価で、特に女性陣から喜びの声が上がりました。

 

【使ってわかったポイント】マイドライヤーとして旅行やジムにも持っていけるコンパクトさ

「旅行のときやジムに行くときにも持っていきやすくていいですね。カバンの中でも場所を取らないし携帯しやすい」(松永)

 

「洗面台周りにはすでにボトルや化粧品などが置かれてしまっているのですが、それでもこの形ならスペースに余裕がありそう。どのドライヤーよりもコンパクトですごいと思います」(狐塚)

 

【調査結果】持ち運びしたい人にはお買い得なドライヤー

最後に、実売価格を確認しつつ、どんなユーザーにとって一番お買い得な商品なのかをまとめていきます。実売価格は、2万9920円(税込み)。3万円を切っているので、ハイクオリティ・ドライヤーの相場の中では、お得な価格帯になっています。

 

軽量&コンパクトなスティック型というデザインは、他のドライヤーと比較しても圧倒的に秀でている特徴で“ドライヤーをかけてる感覚ではない”くらいにラクに扱えます。速乾性について、特に短髪の男性にとっては超パワフルな大風量のおかげで、毎日の億劫なヘアドライタイムを早く、疲れずにこなすことができそうです。

 

どこに置いても場所を取らないので、旅行やジム・サウナにマイドライヤーを持っていきたい人にとっては非常にオススメできます。もちろん家の中でも、好きな場所にラクラク運んで使用できるので便利です。

 

まとめ/kitsune 撮影/鈴木謙介

従来の20倍パワーアップ! 新機能「強マイクロカレント」搭載で進化した「コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High」

COSBEAUTY JAPANが6月20日に発売した、超音波 美顔器「コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High」。店頭専売製品で、税込価格は1万2100円です。カラーバリエーションはマットホワイトとマットレッドの2色展開。

↑コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High(マットホワイト)

 

↑コスビューティー アクリアルピーリングプロEX High(マットレッド)

 

同製品は、2019年に同社から発売し、出荷台数累計150万台となった「アクリアルピーリングプロEX」の進化版。長引くマスク生活で、よりフェイスラインの引き締めを求めるEMS市場の活性化を背景に、新機能「強マイクロカレント」(微弱電流)を搭載。従来モデルよりパワーが20倍アップしています。また、EMS特有の、電気刺激のピリピリ感が苦手な人でも使える「リフトモード High」を新しく搭載。刺激の強さが従来より16.7%ダウンし、心地よく刺激を届けます。マイクロカレントでありながら、EMSに近い強さで、心地よい刺激と超音波により、肌の引き締め感やハリ感のアップをサポートします。

 

超音波振動によって、毛穴の黒ずみや皮脂、余分な角質を水と一緒き吹き飛ばす「ピーリング」は、肌状態や部位に合わせて選べる「LOW」と「HIGH」の2種の超音波パワー(超音波振動2万8000回/秒)を選べます。

 

「Clean」は、超音波とイオンの力を使って、ピーリングだけでは落とせなかった肌表面や毛穴汚れを吸着。マイナスに帯電している、見えない肌の汚れ、古い角質、排気ガス、ほこりなど、肌と肌の溝に残っている汚れを、プラスの帯電で吸着します。

 

「Moist」では、イオン誘導で微弱な電気の力を使い、化粧水や美容液をイオン化させることで、成分を角質層の隅々まで浸透させます。エステやクリニックのメニューでも取り入れられている「イオントリートメント」を、自宅で手軽に取り入れることができます。

 

本体はIPX6の生活防水仕様で、風呂などのリラックスタイムでも使うことができます。入浴時は毛穴が開いており、手入れに最適な状態で、ケアの効果アップが期待できるとしています。

 

全国の家電量販店にて好評発売中です♪

 

アクリアルピーリングプロEX High SPEC●サイズ:43.5×175×22mm ●本体重量:204g ●電源:充電式 ●充電時間:約6時間 ●使用可能時間:約2時間(連続使用時) ●搭載モード:ピーリングモード、クリーンモード、モイストモード、リフトモード ●付属品:充電スタンド、ACアダプター、取扱説明書(保証書付)

髪以外にも使える!? いま注目の「最新美容ドライヤーBEST3」を家電のプロが教えます

家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんは、テレビやラジオ、雑誌などで活躍する家電のプロフェッショナル。東京・広尾の「家電アトリエ」を中心に撮影を行うYouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」では、最新家電の情報を発信中です。そんな活動を応援するGetNavi webでは、神原さんのYouTube動画をダイジェストでご紹介。今回は、「【美髪・低温・速乾】全身のケアまでできる!最新美容ドライヤーBEST3」をお届けします!

 

【今回紹介する動画はコチラ】

 

温度が低いのに早く乾く「Zuvi Halo 光ヘアケアドライヤー」

「まずはコレ」と、撮影者に語り掛けながら神原さんが取り出したのが、「Zuvi Halo 光ヘアケアドライヤー」です。

「これは何が違うのかというと、光と風で乾かすこと。普通は熱風で乾かすんですけど、それだとエネルギーも使うし、髪が熱で傷んだりする。その点、これは低温で風の力はあるんだけど、とにかく熱くないの。1回これ使っちゃうと、ほかのドライヤーが熱すぎてイヤになっちゃうくらい。これは、水に反応してそれを乾かす光を使っているからだそう。だから熱に頼らなくても髪の毛にある水分を蒸発させていく。その何がすごいって、外側は乾いているんだけど、髪の芯は潤っているんです。温度が低いのに早く乾く。そこもスゴイ」

 

顔や頭皮もケアできる「リフトドライヤー」

続いて神原さんが手にしたのは、ヤーマンの「リフトドライヤー」。専用のアタッチメントを付ければ、髪だけでなく顔がケアできるのが特徴なのだとか。

「こうやって顔につけるの。何やってるんですか?って思うけど、これは振動で働きかけて美容効果を与えるというのと、『イオン導入』ってご存じですか? ここ(グリップ部分)を持って使うと、使う前につけておいた化粧水、美容液の浸透が良くなるんです。しかも温熱効果があって、振動しながらイオン導入の効果もあって、LEDを使った光のケアというのもある。頭皮やたるんだ皮膚にも使えるので男性にもいいと思います!」

 

岩盤浴を行ったような効果が得られる「復元ドライヤー」

最後に神原さんが紹介したのが、マクセルイズミのブランド・FUKUGEN CALEAの「復元ドライヤー」。

「復元って何? というのを簡単に言うと、マイナスイオン的なものと独特の遠赤外線が出て、まさに傷んだ髪を復元するがごとく、髪が元気になるという。これの何がスゴイって、身体にも使えるの。ちょうど岩盤浴を行ったような効果を身体に与えられるらしく。実際に身体に当てても全然熱くないから。いい気持ちだもん」

 

撮影者からの「身体を温めたい人にはいいですよね!」 との言葉に対し、大いに同意した神原さん。「これ急に大好きになりそう」と、さらに製品への愛着を深めたようでした。

 

本記事で参照した動画では、より詳しい製品の実感やブランドの解説、気になる電気代のことなどにも言及しています。詳しくは以下の動画をチェックしてみてください。このほか、もっと最新家電の情報を知りたい方は、「神原サリーの家電アトリエchannel」へどうぞ!

【今回紹介した動画はコチラ】

 

美髪になるパナソニックの「ナノケアドライヤー」に新モデル登場! 小型化したのに髪の潤いさらにアップ

パナソニックのドライヤーといえば、美髪を気にするユーザーに絶大な人気がある定番アイテム。そんなパナソニックがフラッグシップモデルとなる「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」(以下、EH-NA0J)を発表しました。発売日は9月1日ですが、一足先に実機に触れることができたので詳細をレポートします。

↑新製品はデザインを一新! 本体サイズも従来よりコンパクトになっています。実売想定価格は39,000円前後(税込)。最近のドライヤーは高価格化しているので、美髪機能搭載でこの価格ならむしろコスパが良いかも?

 

これがナノケア? 本体がスタイリッシュなデザインに

実機をみてまず驚いたのが本体デザインの大幅な変更。ナノケアシリーズといえば、ピストル型でノズル上部にナノイー放出口が飛び出ているのが、16年続く定番の形でした。一方、新製品は凹凸の少ないトンカチ型のシンプルでスタイリッシュな形状に変わりました。塗装は前モデルEH-NA0Gに引き続き、艶消しマットな仕上げで高級感があります。従来までの「いかにもドライヤー」というデザインから、よりモダンでインテリアになじみやすい形になりました。

↑歴代のパナソニック製ドライヤー。2006年から2021年までが、我々がよく知るナノケアの定番デザイン。2022年のデザインとの違いが際立ちます

 

↑新モデルEH-NA0J。本体サイズは幅14.8×奥行き7.4×高さ22.1cm、重量約550g。カラーバリエーションはディープネイビー(中)のほか、ラベンダーピンク(右上)、ウォームホワイト(左上)の3色展開。新色ラベンダーピンクは雰囲気のあるニュアンスカラーです

 

見た目がスタイリッシュになっただけではなく、前モデルEH-NA0Gと比較してEH-NA0Jは軽量かつコンパクトになりました。大きさは体積比で27%減、重さは45gの軽量化。小型軽量化すると心配になるのがパワーですが、なんと前モデルより風量は0.1㎥/分アップして1.6㎥/分になりました。

 

本体をコンパクトにできた理由のひとつは、ヒーター部を高密度化し、ヒーターサイズを約半分に小型化したことにあります。そのほか、部品の一部をハンドルに内蔵させるなど、小さな本体に効率よく必要なパーツが詰め込まれています。ただし、ハンドル部分に基板などを配置した関係か、前モデルのようにハンドルを折りたたむことはできなくなりました。

↑前モデルEH-NA0G(左)と新製品EH-NA0J(右)の内部。EH-NA0Jはハンドル部分に基盤などのパーツが配置されているのがわかります

 

実際に持ってみると、コンパクトになったぶん従来モデルよりも取り扱いがしやすくなっています。約550gという本体重量はドライヤーとしては軽量ではありませんが、重心バランスが良いからか、手に持っても重いと感じませんでした。また、ノズルが短くなったことで「ノズルを左右に振りながら風を当てる」という動作が従来モデルより負担なくできます。

↑EH-NA0Jを使用しているところ。コンパクトになったため、取り回ししやすくなっています

 

デザインだけではなく本体内のセンサーも改良されています。前モデルは周囲の温度を検知する「環境センサー」を内蔵し、気温にあわせて温度調整する機能を搭載していました。新製品では環境センサーに併せて「風温センサー」も搭載。周囲の気温だけではなく、風の温度を直接センシングすることで、きめ細かな温度管理ができるそうです。

 

高浸透ナノイーは前モデルよりも髪に届きやすく進化

ヘアードライヤー「ナノケア」シリーズの最大の特徴であり、人気の理由でもあるのが「ナノイー」の存在。ナノイーとはパナソニック独自の技術で、水を目に見えない極小サイズまで微細化したもの。この微細な水がキューティクルの隙間から髪に入り込み水分を与えることで、髪が広がりにくく、しっとりとまとまりやすくなります。

↑モデルの右側にだけナノケアの風を当てたところ。左側にはうねりがありますが、右側はブラシなど使っていないのに髪がストンと落ちています

 

EH-NA0Jに搭載されているモードは、温風のほかに仕上げにツヤを出す「温冷リズムモード」、ナノイーで集中的にうるおいを与える「毛先集中ケアモード」、地肌を優しく乾かす「スカルプモード」、そして肌の潤いケアができる「スキンモード」の4つ。毛先集中ケアやスキンモードは、ナノイーのうるおい機能があってこそといえます。

↑モードは本体側面のボタンで切り替えます。写真のように本体を握った時、親指を少し伸ばせばボタンに届くようになっていました

 

さらに、新製品のEH-NA0Jは「高浸透ナノイー」ユニットを内蔵しています。これは標準的なナノイーの約18倍の水分を発生させられるユニットで、従来製品よりも髪の水分増加量が約1.9倍高くなるそうです。前モデルEH-NA0Gも同ユニットを搭載していますが、新製品の方がナノイー吹き出し口が髪に近い位置に配置されているため、よりナノイーの効果が高いといいます。

↑ノズル下にある穴からナノイーとミネラルマイナスイオンを放出。従来製品よりも吹き出し口が髪の近い位置にあります。ちなみに、ミネラルマイナスイオンはキューティクルの密着性を高め、摩擦に強く、ダメージを受けにくい髪にする効果があるそう

 

デザインの大幅変更で今までのナノケアの弱点を解消

パナソニックのナノケアは、高機能ドライヤーのランキングで毎年トップの人気を誇る名シリーズ。昨年発売された前モデルEH-NA0Gも、数々の家電・美容メディアのアワードを受賞しています。しかし、パナソニックによると「機能は気に入っているけれど本体が大きくて重い」という声もあったそうです。今回の新モデルではこの不満点が軽減され、ますます魅力的な製品になりました。

 

ちなみに、筆者が新製品で気に入ったのが、今回新しく登場した付属ノズル「根元速乾ノズル」の存在。この付属ノズルを装着すると勢いのある風になり、髪の根元に直接風を当てられるようになります。ドライヤーにパワーを求めているユーザーにとって嬉しい進化点です。

↑EH-NA0Jの付属ノズル。左が新しい根元速乾ノズル、右は従来からあったブロー用のセットノズル

 

↑根元速乾ノズルを装着したところ。風の範囲が狭くなり、その分風圧のある風を作り出せます。ロングヘアや髪の量が多い人に重宝しそう

GN編集部の「推し」はコレ! “髪の美容器”と呼びたいナノケアのヘアドライヤー

普段、様々な製品をチェックしているGetNavi編集部員が、実際に使ってみて新生活に役立つであろうモノや、いま狙っているアイテムを紹介。春から環境が変わる人も、そうでない人も必見だ!

※こちらは「GetNavi」 2022年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

乾かすだけで髪の内側までうるおい、ヘアカラーを長持ちさせるドライヤー

↑ディープネイビー
↑ウォームホワイト
↑モイストピンク

パナソニック

ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0G

実売価格3万3000円

高浸透「ナノイー」搭載の「ナノケア」シリーズ最新モデル。乾かすだけで髪の内側までうるおう。髪を守るキューティクルの密着性を高めるミネラルマイナスイオンを発生させ、UV・摩擦ダメージに強い髪へ導く。

 

↑送風効果が改善されたことで風量が上がり、乾燥スピードがアップ。また、仕上げのツヤ出しや地肌ケアなど、計5つのモードを搭載

 

GetNavi副編集長

青木宏彰

最近、白髪染めを始めたアラフォー。色落ちやパサつきが気になっており、「ナノイー」のご利益にあやかりたい

シャンプーやトリートメント、スタイリング剤には人並みにこだわっているほうですが、それだけでは追いつかなくなってきました。特に白髪染めを始めてからはパサつきがヒドくて(涙)。

 

同じ悩みを抱えるオヤジたちにオススメしたいのがコチラ。高浸透「ナノイー」が髪の内側までしっとりとうるおいをもたらします。そして、ヘアカラーの退色を防ぎ、UV・摩擦ダメージに強い髪質へ導いてくれるのも魅力。まさに“毛髪美容器”。家族で使えば高くない!!

 

<これもオススメ!>

E.K.INT’L

クレバー コーヒードリッパー

Lサイズ(2〜3杯用) 2860円

台湾発、浸漬法で抽出するコーヒードリッパー。底部にシリコンラバー製の「弁」が付いており、カップの上へ置くと一気に落ちていく仕組みだ。

 

驚くほど簡単においしくドリップできる

「ペーパーフィルターをセットして、コーヒー粉に注湯。お湯を浸したまましばらく放置し、カップの上に置けばドリップ完了です」(青木)

ブラウンのAI搭載電動歯ブラシがなんと54%オフ! プライムデーの今が狙い目

Amazonでは、7月13日の23時59分まで、年に1度の大型セール「プライムデー」を実施中。ブラウンの電動歯ブラシ「オーラルB ジーニアスXF」が、なんと54%オフの1万5800円(税込み)で販売中です。

 

本製品は丸型の回転式ブラシを採用。歯の1本1本を包み込むように回転するため、歯ぐきの際まで歯垢を除去してくれます。また、「いま磨いている場所」を推定し、スマートフォンアプリでガイドすることで、磨き残しを防いでくれるという機能を備えています。

 

通常販売価格だと3万5000円近くなので、なかなか手を出しにくいかと思いますが、この価格なら本当にお買い得! 歯科医で磨いてもらったような、ツルッとした磨き上がりを、お得に楽しみましょう。

使わない理由がない? わずか40gの電動歯ブラシ「Philips One」で磨いてみたら【レビュー動画ダイジェスト】

GetNavi webでは、YouTubeチャンネルの「家電トーク」にて、編集部員の小山雅斗(以下、小山くん)が便利な家電や最新のガジェットを紹介する動画を公開中。今回は、乾電池式で携帯に便利なフィリップスの電動歯ブラシ「Philips One」(実売価格2750円・税込)のレビュー動画をダイジェストでお届け。

 

乾電池込みで40gの軽さを実感!

まずは小山くん、「Philips One」の軽さと携帯しやすさに感心しきり。

 

「本体とトラベルケースはすごくシンプルで、持ってみると両方とも軽いですね。トラベルケースに入れると収まりがいいので、これだったらバッグの中にスッと入れられますね! 本体の重さは充電器が不要で、乾電池も込みでこの重さというのはめちゃくちゃいいですね。本体のみで27g、乾電池込みで40gくらいなので、すごく軽いです!」

↑このように本体がケースにきっちり収納できます

 

ポップでかわいらしいデザインが貴重

続いて、他モデルではあまり見られない、デザインに注目。

 

「こんなにポップでかわいらしいものは珍しいんじゃないかな。今回、カラーは『マンゴー』という色を選んだのですが、ほかにも『ミント』や『サンゴ』があって、スタイリッシュにしたいときは『ミッドナイトブルー』を使うのがいいんじゃないかと。しかも、本体部分とブラシ部分の色を組み換えることによって、自分好みのカラーを作ることもできます。恋人と入れ替えるなんてこともできますし、自分好みの色に入れ替えたりもできます」

↑本体からブラシを取り外して、ブラシの色を変えることも可能!

 

乾電池式ながらスタミナとパワーも十分

このほか、乾電池式ということで気になるのが、バッテリーの持ち時間と振動のパワーです。

 

「こちら、単4形乾電池1本で動くんですが、1日2回、1回2分の使用を想定して3か月間使えます。乾電池4本あれば、1年中使えるんですよ。充電するのが面倒くさい、という方はこっちを使うのもいいんじゃないかな、と思いました。振動回数は1分間に1万3000回でバッテリー式には若干劣るものの、手磨きの100倍以上は多く磨けるんですよね」

↑振動回数は1分間に1万3000回と十分

 

磨いてみると、歯の「つやつや感」は十分

さて、ここで実際に使ってみることに。ただ使うだけではなく、ふだん使っている充電式の電動歯ブラシ(パナソニックのドルツ)と使い心地を比べてみました。

↑実際に磨いて比べてみます! なお、「歯に当てていく」イメージの充電式電動歯ブラシとは違い、「Philips One」は、手で細かく振動させて使うことが推奨されています

 

「ドルツはヘッドが小さいのに対して、Philips Oneはヘッドが大きいな、と感じました。ドルツが歯を1本ずつ磨いているのに対して、Philips Oneは2本くらいを一気に磨いているイメージですね。Philips Oneも、(舌で歯を触ると)つやつや感は出ていると思います。手磨きに比べて全然違うので、外出先で使うのであれば十分かな、と。ヘッドがちょっと太いかな、と思うくらいで全く違和感がないです」

↑ドルツ(左)に比べて「Philips One」(右)のヘッドは大きめ

 

手に取りやすい価格も魅力

レビューのシメでは、Philips Oneについて「カラフルで小さくて、かわいいボディからは想像できないくらいパワフルで、持ち運びにもぴったり」と絶賛した小山くん。性能以外でも大きな魅力もあるとのこと。

 

「実はこちら、3000円台とめちゃくちゃ安い!(現在は実売価格2750円・税込) 外出先で電動歯ブラシを使いたい方、初めて電動歯ブラシに手を出したいけれど、値段で二の足を踏んでいた方、カラフルなデザインで持ち物を統一したい方などにもオススメです!」

YouTubeチャンネル「家電トーク」では、小山くんが話題の家電を実際に試してみた動画を公開中。ほかの家電もたくさん紹介していますので、ぜひご覧ください!

 

本稿で伝えられなかったディテールもあるので要チェック!今回紹介した動画はコチラ

「若見えする髪質になる」と家電女優が激オシ! いま買うべき「最新家電の傑作」ドライヤー編

昨今のライフスタイルに適した生活家電の注目のアイテムを、家電に精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”を紹介する!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

ダメージを抑えるナノケアで“若見え”する髪質へ

【ヘアドライヤー】

パナソニック

ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0G

実売価格3万6300円

ヘアケアに効果を発揮するドライヤー、「ナノケア」シリーズの最上位機種。ミネラルマイナスイオンの発生を増強し、キューティクルを引き締めるため、ヘアカラーのダメージや色落ちを抑える。艶のある髪に仕上げる「温冷リズムモード」など5モードを搭載。

SPEC●消費電力:1200W●最大風量:1.5m3/分●温風温度:温風モード約125℃/スカルプモード約60℃●搭載モード数:5●コード長:約1.7m●サイズ/質量:W148×H275×D148mm/595g

 

女優として、家電好きとして、髪質とドライヤーの関係性を説くのは奈津子さんだ。

 

「髪質は、女性に限らず、男性の“見ため年齢”も大きく左右します。不自然に若見せする必要はないですが、良い髪質は清潔感に直結。特にマスク生活で顔の下半分が隠れている昨今、髪質はめちゃくちゃ見られていますよ! 毎晩行うヘアドライで、ヘアケアも同時にできる本品を使えば髪質に差がつくはず。ヘアカラーの退色を防ぎ、UV・摩擦ダメージに強い髪へ導いてくれるほか、風量も従来比約20%アップしていて速乾力が向上しています。紫外線対策に期待できるので、日差しが強まるこれからの季節に重宝。頭皮ケアを意識し始めた働き盛りの人や、アウトドアが趣味でUVダメージを髪に受ける機会が多い人は要チェックです。髪に艶が出て手触りも良くなる、『温冷リズムモード』が私のイチオシ!

↑高浸透「ナノイー」が髪の内側までしっとりとうるおいをもたらす。本機で髪を乾かすことでくせやうねりを抑えられ、まとまりのある美しい髪を実現

 

↑送風機構の改善により風量が上がり、従来モデルに比べ乾燥スピードが20%アップ。強弱差のあるバランス良い風で、濡れた毛束をほぐしながら乾かす

家電女優

奈津子さん

「家電製品アドバイザー」の資格を持つ女優。独自の視点を生かしたビューティ家電レビューなどが好評だ。

 

ウチの旦那が”美”に目覚めた⁉︎ パナソニックの美容家電でマスク疲れの肌を徹底ケアしてみた

マスク装着も日常のこととなり、スキンケアを怠けがちな今日この頃。マスクの下に隠した肌トラブルのあれやこれ……気になるお年頃になってきました。

 

そんな毎日のスキンケアを助けてくれるのが、パナソニックから発売された「スチーマー ナノケア EH-SA3C」と「毛穴吸引 スポットクリア EH-SC10」です。私が実際に試したところその効果に驚いたので、普段そこまでお肌のケアを意識していないうちの旦那にもぜひ試してもらいたい! と夫婦で使ってみましたので、今回はその模様をお届けします。

 

濃密な温スチームが最高! 「スチーマー ナノケア EH-SA3C」

 

本製品は非常に細かく濃密な温スチームが特徴で、その密度はやかんの湯気と比べると一目瞭然! (下写真)このナノ温スチームが角質層まで浸透し、肌に潤いを届けてくれるのだとか。朝起きて顔を洗ったら、ナノケアで温スチームを浴びる! という使い方がおすすめだそうです。

↑スチームがものすごい勢いで出てくる、出てくる!

 

↑ナノサイズの温スチーム(左)と、やかんの湯気(右)

 

美容家電、しかも有名なメーカーの製品となると「高額で手が出ない!」と尻込みする人も多いでしょう。「スチーマー ナノケア EH-SA3C」は、機能を最低限に絞ったシンプルなモデルなので、実売価格は1万7960円(税込・編集部調べ)とお手頃。サイズも、高さ16.3×幅10.4×奥行14.8cmと筒状のウェットティッシュより少し小さいくらいのコンパクトさを実現しています。

↑鏡台に置いても邪魔にならないサイズです

 

本体の背面に格納されているボトルに水道水(もしくは精製水)を入れ、スイッチをオンにするだけの簡単操作で、温スチームが発生します。スチームの発生時間は3分、6分、12分の3段階。忙しい時やたっぷり時間をかけてケアをしたい時など、都合に合わせて使用できるのがうれしいですね。

↑数字は稼働する時間(分)を表しています。水を入れて本体にセットしたらスイッチを入れるだけ。水がなくなるとスチームが出なくなるので、スイッチを切ってケア終了

 

さらにリラックス効果をプラスしたい時は、100%天然エッセンシャルオイルの専用アロマタブレット(別売り/4個入り1500円)をセットすることで、より贅沢な時間を楽しめます。香りは真正ラベンダー/ベルガモット/ゼラニウム/ティートゥリー/イランイランの5種類。12分のモードで約15回使用可能です。

 

小さなボディでも強力吸引! 「毛穴吸引 スポットクリア EH-SC10」

そしてもうひとつのおすすめスキンケア商品が「毛穴吸引 スポットクリア」。毛穴に詰まった皮脂をパワフルに吸引し、毛穴の目立ちにくいなめらかな肌に導いてくれる製品です。実売価格は4240円(編集部調べ)と、こちらも破格!

 

サイズは高さ14.2×幅3.3×奥行6cmとコンパクトで、単三アルカリ電池1本を装填した状態でも約108gと軽量。また、防水なのでお風呂で湯船に浸かりながら毛穴ケアができます。使い方は、肌を濡らしてから毛穴の気になる箇所に吸引カップを当てるだけ。吸引カップは鼻まわりをケアする「スリムカップ」と、顔全体に使える「タッピングカップ」の2種類が裏と表で一体化しているので、片方をなくす心配もありません。

↑1つのカップで2通りの使い方が可能

 

吸引力は想像以上にパワフル! しかし、吸引時の痛みはなく「あぁ〜吸われてるね」くらいの感覚でした。メインで使用する小鼻周りは、全体で最大3分まで、顔全体は4分までの使用時間となっているので、やり過ぎには注意しましょう。週2〜3回の使用頻度がおすすめです。

↑小さな掃除機で吸われているような感じ!

 

上記の使用頻度でも、翌朝の化粧ノリが良くなり、肌もワントーン明るくなった印象でした。

 

セットで使うのがGOOD! 気になる毛穴ケアにおすすめ

ここからが本題! 「スチーマーナノケア」と「毛穴吸引スポットクリア」を、普段は最低限の洗顔しかしていない男性の肌で試したら、どれほどの効果があるのか検証すべく、美容にあまり関心のない筆者の旦那に使ってもらいました。

 

筆者は、毛穴が開きやすいという理由から、風呂場で湯船につかりながら毛穴吸引スポットクリアを使用しましたが、旦那は「風呂場では使いたくない!」とのこと。そこで、スチーマーナノケアで肌を温め毛穴を開き、毛穴ケアをしてもらうことにしました。肌が乾燥しているであろう朝、洗顔後の彼を捕まえ、パジャマのまま「スチーマーナノケア」の前に座ってもらいます。

↑「思っていたより、ホカホカしてる!」と旦那

 

約40℃の温スチームに、最初は「どうやって使うの⁉︎」と戸惑っていた旦那ですが、温かい蒸気に「気持ちいいね〜」とご機嫌に。肌をスチームで温めたら、毛穴吸引を開始します。

↑小鼻周りはスリムカップで吸引

 

これは……すごい……! スチームを浴びながら小鼻まわりに滑らせると、気になっていたザラつきがツルツルになって気持ちいいとのこと。別の日には風呂上がりに「毛穴吸引スポットクリア」のみを使ってもらいましたが、「スチーマーナノケア」と一緒に使った時の方が毛穴の脂はしっかり取れたそうです。

↑白い塊になっているのが、小鼻まわりの毛穴脂! こんなに取れるなんて、驚きでした

 

筆者が気に入った使用方法は、お風呂に入りながら「毛穴吸引スポットクリア」を使い、朝はアロマをセットした「スチーマーナノケア」を使った後、化粧をするという使い方。一方で旦那は、両製品をセットで使うのがお好みなようです。

 

乾燥が気になるだけでなく、コロナに花粉とマスク生活が続くこれからのことを思うと、夫婦で使うにはベストな美容家電だと思いました。2つ合わせて2万円台と、コスパで考えればお得なセットだと感じます。

 

そんなに美容に関心のない旦那さんでしたが、一度使えばその良さを実感してくれたので、今度おねだりしちゃおうかしら! 自分へのご褒美はもちろん、家族やカップルでシェアして使っても良し。スキンケアの入門として、一家に1セットあると毎日がハッピーになる製品です。

髪のボリュームが雲泥の差! 所有欲を満たしてくれるReFaの高級ドライヤーを2週間使ってみた

男が美容なんて、と言われたのも今は昔。現代では若い世代を中心に、男性がムダ毛処理やスキンケアに気を遣うのは当たり前になりつつある。では、髪のお手入れはどうだろうか? ショートヘアが多い男性は、お風呂上がりにタオルドライだけで済ませているなんて人も少なくないはず。シャンプーや整髪剤にはこだわっているものの“乾燥”まで気を遣っている男性は非常に少ない印象だ。実際、筆者が通っているスポーツジムでは、誰もが備え付けの超微風なドライヤーを平気で使っている。ドライヤーを持ち込んでいる人は、どうやらいないのである。

 

価格やデザイン性など、スキンケア商品は男性でもハードルが低いが、ドライヤーを含む美容家電となると二の足を踏んでしまうのが現実だろう。そこで、目に止まったのが「ReFa BEAUTECH DRYER PRO(リファ ビューテックドライヤープロ)」。ReFa(リファ)といえば、ヘアアイロンやシャワーヘッド、美顔器などを展開するトータルビューティーブランドの一つで、近年は男性ユーザーにも親しみやすいデザイン性の商品が多い印象だ。今回は、そのリファビューテックドライヤープロを約2週間使ってみた感想をお届けする。

↑リファ ビューテックドライヤー プロ RE-AJ03A(ブラック)●本体サイズ/約246×81×232mm、質量/約740g(電源コード含む、セット用ノズル含まず)

 

デザイン性も値段も高級家電

今回、試用した色はブラック。美容に寄せた家電は女性に受けの良いデザインが多く、男の筆者には可愛すぎて購入を躊躇してしまうことがある。しかし「リファビューテックドライヤープロ」のブラックは「かっこいい」と素直に思えるデザインだ。グリップから先端までしっかりと黒で統一され、光沢とマットな質感でデザインされた本体はよくある安っぽいプラ感はなく、重厚感のある高級なオーラを纏っている。ひと目で高級家電だ! とわかる見た目は所有欲も満たしてくれる。

↑落ち着いた色合いと浮き上がる文字がガジェット感を演出。男心をくすぐってくれる

 

見た目同様、お値段も中々の高級感。価格3万9600円(税込)と、据え置きのゲーム機に迫る値段だ。ドライヤー単体として見ると高い! というのが本音だが、実際使ってみると性能面や使い勝手をみてコスパは決して悪くないと筆者は感じた。一人暮らしでは若干ハードルが高いが、一緒に住んでいる人とシェアして使うのであればアリ。質感や価格帯も含め、プレゼントとして贈るにも申し分ない美容家電だろう。

 

プロの技術を再現した「プロセンシング」技術で、誰でも最高の仕上がりに

プロが持つブロー技術とは、手で風温を感知しながらドライヤーを振ったりして、髪に最適な温度を作り出すことである。それを誰でも再現できるように開発されたリファビューテックドライヤープロの「プロセンシング」は、熱風が当たっている表面温度をセンサーで感知し、温風と冷風を自動で切り替える技術だ。頭皮は約50℃以下、毛先は約60℃以下をキープし熱ダメージから髪を守ってくれるので、頭皮が生乾きの状態で風を当ててしまうことで起こる毛先の乾燥を防げるのだ。また、ドライヤー内部には純度99.9%の高密度炭素とイオナイザーが搭載されており、専用のヒーターによって温められて発生する「ハイドロイオン」には静電気を抑制する効果がある。4万するだけあり、性能は素晴らしい。トップサロンと共同開発をしているReFaならではの技術がしっかりと盛り込まれている。

 

↑上から「SCALP(頭皮用)/VOLUME UP(ふんわり仕上げる)/MOIST(しっとり仕上げる)」の3モード

 

本製品には、頭皮用の「SCALP」、ふんわり仕上げ用の「VOLUME UP」、しっとり仕上げる用の「MOIST」の3つのモードが備わっている。最初はモードボタンを押して起動するSCALPモードで頭皮をしっかり乾かし、その後は仕上げたいモードで乾かすことで、技術力を必要とせずボリュームを持たせたまとまりのある髪を演出できる。特に髪の事情に明るくない男性は、とりあえずこの順番に従っておけば正解というのが便利。考えることなく使えて、忙しい朝のセットに悩む時間を大幅に短縮できるだろう。

 

指通りとボリュームが雲泥の差

実際に使ってみて、大きく変わったのが指通りとボリュームだ。これまで特にこだわりがなかった筆者は、とにかく速く乾かすため熱風をガッツリ当てるか、そのまま放置の2択だった。それで問題もないのでそれ以上を求めてはいなかったが、知ってしまうと話は別。同じシャンプーを使って同じ水で流しているはずなのに、こうも変わるのかと感心を通り越して驚愕した。

 

筆者はミディアムショートくらいの長さだが、前髪が長いので後ろに流すためにコームを使ってセットしている。これまでは1回でコームが通ったことはまず無く、かならず後頭部に流し終わる前に引っ掛かるので2〜3回に分けてコームを通していた。しかし、前日の夜ビューテックを使って髪を乾かすと、次の日の朝は全く引っかかりがなくそのままスルスルと後ろまで流せるのだ。男性のゴワついた髪でも、ドライヤー1つでここまで変わるのは嬉しい発見だった。

 

そして髪のボリューム問題は男性に1番多い悩みではないだろうか。10代のようなハリのある髪が生えてこなくなり、どんな時もなんとなくペタッとしてしまう。髪の毛が多い人ほど実感するはずだ。この問題もしっかりと手順通りにドライヤーを当てる事でかなり解消できた。一本一本がしっかりと水分を保ったままハリがある状態で仕上がるので、適当に乾かした時よりも体感1.3倍くらいにはボリュームを感じる事ができる。ペタンコの髪の毛に悩んでいる人には是非一度体感して欲しい。

↑寝起きすぐ、髪が完全に寝てしまってまとまりもない状態

 

↑VOLUME UPモードを使用。艶が出て確実にフワッとボリュームがアップ!

 

重さを感じさせないしっかりとフィットする持ち手

使用感は上々で、ストレスフリーに使う事ができる。最初の印象では見た目が大きく重さがありそうだったので、腕の疲れを気にしていた。ドライヤーは大体500g〜800gあたりがボリュームゾーンなので、本製品の740gは若干重めといった所だろう。しかし、それを感じさせない作り込みがされている。持ち手はちょうど良い曲線を描いていて握りやすく、重心がグリップの真上に集中しているためノズル部分を振る動作も軽く行える。しかも速乾性能が高いので、長時間持つことは限りなく少ない。740gという実際の数値よりも、かなり負担は軽く感じるはずだ。電源コードも約2.5mで十分な長さを確保しているため、鏡を見ながら使うのに不自由はないだろう。

↑ちょうどいい曲線がどの角度からでも確実にグリップさせてくれる

 

モードオフがあるのが良い!

モードセレクトでしっかりと髪をケアしつつ乾燥できるのはもちろん良いのだが、どうしてもさっさと乾かしたい! という時もあるだろう。そんな時にセンサーで温度を調整されると、かえってイライラしてしまうのだが、流石はビューテック! しっかりと全モードオフにもできるのだ。おそらく推奨される乾かし方ではなくなってしまうのだろうが、やはりアナログな道も残してくれると心強い。せっかくの機能が不満になってしまっては本末転倒なので、これは個人的にかなり評価したいポイントだ。

↑センシングの3モードとも消灯。風量だけ選び自分のさじ加減でドライできる。火傷に注意

 

[まとめ]大満足! でも大きい……

使い心地もよく、お風呂上がりのしっかり乾燥から付属のセット用ノズルを使った細かいセットまで、どんなシーンでも使えて個人的には大変満足。惜しむらくは本体の大きさだろう。折り畳み式ではないので安っぽさがなくて良いのだが、実際に洗面所に置いてみるとかなり大きく圧迫感がある。筆者の小さい洗面ではスケールアウトしている感は否めないだろう。専用の立てかけホルダーが3300円(税込)で別売りされているので、購入の際は一緒に揃えた方が良さそうだ。

↑ちょうどよく収まらなかったので棚で無理やりノズル部分を保持。置き方には工夫が必要かも

 

3万9600円(税込)と決して安くはないドライヤーだが、自分の髪で感じられる確かな性能と使いやすさ。そしてしっかりと所有欲を満たしてくれるデザインは、値段以上の価値があると筆者は断言できる。髪の毛ガチ勢への第一歩として、いつもと違う自分への投資にいかがだろうか?

宮永えいとが選ぶ新春マストバイアイテム! 手軽に表情筋を鍛えるEMS美顔器

新生活が始まるこの季節。美容系インフルエンサーに、寒さと乾燥が続く時節に効果を発揮する「マストバイ」なアイテムを教えてもらいました!

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

自宅でくつろぐ時間をフェイスケアに充てられる

 

ウェアラブル型EMS美顔器

ヤーマン

メディリフト プラス ゲルセット

実売価格3万7180円

従来品よりも電極面積を増やし、顔の下半分をより鍛えられるように進化。筋肉の深層までアプローチする中周波を採用し、表情筋のトレーニング実感を30%向上させました。EMSの体感を高める美容成分を配合したゲルが付属します。

 

手軽に表情筋を鍛え若々しさを保つEMS美顔器

宮永えいとさんはメンズの身だしなみについての情報発信を続ける傍ら、2021年にはコスメブランド「RETØUCH(レタッチ)」をローンチ。多忙ななかケアを欠かさない彼が目を付けたのは「メディリフト プラス」でした。

 

宮永「日々のスキンケアや表情筋のトレーニングを怠ると、加齢とともに顔のたるみが目立ちはじめ、老けた印象を与えてしまいます。そのため手軽にEMSで鍛えられる本品が効果的。フェイスケアをする習慣がない人こそ使うべきアイテムです。性別を問わず使用できるので、パートナーと一緒に鍛えられるのも利点。美顔器としては少し高価ですが、テレビや雑誌を見ながら、またストレッチしながらと、“ながら”ケアで毎日続けやすいのがイイ。美意識の高い人や、身だしなみに気を付けたいと思っている人は要チェック!」

↑顔の印象を左右する筋肉に作用。“鍛える”べき大小頬骨筋と“休ませる”べき咬筋へ適切にEMSでアプローチする

 

<私はこう使う>パックを付けて使えば肌の保湿力を高められる

宮永「自宅でほかの作業をしながらフェイスケアができるため、時間を有意義に使えるはず。パックを付けて利用すれば、保湿力をアップしつつ表情筋も鍛えられますね。」

 

選んだのはこの人!

美容系YouTuber 宮永えいとさん

YouTubeチャンネルの登録者数は17万人超。ファッション誌から新聞、ヘアメイクまでと幅広く活躍する。

お出かけ前の使用にハマる!最新「レッグリフレ」は外出が増えた人のための家電に進化していた

緊急事態宣言が明けて、出社や外出が多くなってきた今日この頃。在宅がメインだった頃に定着させた日々のルーティンを、また少し変えていかなければと感じることが増えてきました。ボディメンテナンスやスキンケアなど、「自分をいたわること」に時間を割り振って久しく、やっと慣れてきた頃に再びリアルとの接点が戻ってきました。

 

すると、想定していたよりも時間が削られてしまうことに気づいたのです。外出時の往復の移動時間に加え、メイクや洋服選びの時間。そういう準備時間に追われると、おろそかになるのが先の「自分をいたわること」。対面での打ち合わせや挨拶の場が戻り、同時にヒールを履く機会も戻ってきたので、在宅勤務で座りっぱなしの疲労とはまた違う疲れが。デスクワークはむくみ、ヒールや歩き疲れは、もうとにかく足が疲れる! 痛い! といった具合。

 

ということで、外出と在宅のハイブリット生活に振り回されている筆者は、新しいリフレッシュ活動「リフ活」を模索すべく、パナソニックの脚用マッサージャー「レッグリフレ」の最新モデル「EW-RA190」を取り入れてみました!

 

26個のエアーバッグでプロのマッサージを体験

「レッグリフレ EW-RA190」には、プロの手技を再現すべく、つま先から太ももまで26個ものエアーバッグが搭載されており、足裏やかかと、すねも含めて全11か所のマッサージを行います。さらに、ひざ裏にはポイントボールが配置されており、エアーバッグの膨らみに応じて押し上げるように揉みほぐしてくれます。

↑プロの揉みほぐしを追求したヒューマンハンドエアーバッグ

 

↑少し見えにくいですが、太もも部分に搭載されているのがポイントボールです

 

コースは「おまかせ」「しぼり上げ」「もみほぐし」「太ももメイン」「ひざまわりメイン」の5つ。圧力も弱・中・強の3段階から選べ、その日の疲れに合わせて調整可能です。操作パネルは左足の本体に一体化しており、従来モデルよりもラクに操作できるようになりました。

↑左足の内側に、手のひらサイズの操作パネルが付いています

 

以前のモデルから大きく変わった点は、装着のしやすさ! 足を入れたら、ブーツを履くように太もも部分を引き上げるだけのスリップイン方式を採用しています。装着時間を測ってみたところ、わずか18秒! つま先を入れると、かかと部分にお皿のような窪みがあるので、そこにしっかりかかとを納めて履くのがポイント。座った状態でももちろん簡単に装着できますが、ひざ裏のポイントボールの位置を確かめながら引き上げるので、腰を浮かせたり、脚を伸ばした状態だとより履きやすいです。

↑このように、引き上げるだけで装着完了!

 

↑ひざ裏のポイントボールが正しい位置に当たるように調整します

 

さらに、これまでは5箇所を面ファスナー(マジックテープ)で固定する必要がありましたが、本製品ではつま先、すね、太ももの3か所のみ。スリップイン方式も含め、少しでも手間が省けて準備ができるのは嬉しいです。

↑固定するのは、つま先(1)、すね(2)、太もも(3)の3箇所のみ

 

洋服にもよりますが、厚さのあるデニムや着圧のあるレギンスなどの場合は、きつく巻くのではなく、余裕を持たせましょう。

↑短パンでも圧迫しすぎには注意しましょう

 

右足内側から伸びるプラグをリモコンに差し込み、電源を繋いでスイッチオン。プロのマッサージ開始です!

↑シンプルメニューなので簡単に操作できます

 

使ってわかったリフレッシュ効果の高い3つのシーン

それでは、筆者が実際にどのようにレッグリフレでリフ活したのか、紹介していきたいと思います。

【その1】在宅ワーク中の小休憩にリフレッシュ

まずは王道「在宅ワーク中」の利用。この時期はエアコンを付けていても、体を動かしていないと寒くて、体が冷えてむくみが襲ってきます。肩や目も疲れるけれど、何より脚、特にすねが張る! デニムのふくらはぎ部分がキツく感じたり、歩きにくさを感じることもあり、その度に屈伸したりしていたのですが解消されず……。そこで「レッグリフレ」の出番。このような場面では、「おまかせコース:弱:温感強」がオススメです。

↑ワークチェアに座ったままでも大丈夫(撮影のため、電源コードは外しています)

 

「おまかせコース」は、しぼり上げやもみほぐしを組み合わせて、脚全体をバランス良くマッサージしてくれるコースです。むくんだふくらはぎを前後からギュっと圧迫してくれるほか、強弱をつけたもみほぐしが気持ちいい! まるで、すごく大きな手のひら全体でマッサージされているような感覚、と言ったら分かりやすいでしょうか。温感効果もあって、冷えた足先が温まると同時に、すねの張りが解消されました! 約8分間のコースなので、仕事の合間のちょっとした休憩にピッタリのリフレッシュ方法と言えますね。

 

【その2】ヒールで歩き疲れた日にリフレッシュ

続いて、筆者と同様、出社と在宅のハイブリット生活を送っている読者に捧げたい「ヒールや外回りで歩き疲れた!」の巻。こんな時には「しぼり上げ:中:温感」の設定がオススメです。圧力の「中」は、けっこう強め。段階的に圧力がかかり、ギューっと数秒しぼり上げた後に一気にエアーバッグが縮小するのですが、緊張が解けたあとのようなホッと感がリラックスに繋がるのです。そして、筆者が特に気持ちいいと感じたのは、アキレス腱付近。この部分、見落としがちなのですが、歩き疲れた足にはすごく効く場所! 両側から包み込むようにエアーバッグが当たり、締め上げてくれるのが心地良い。

 

加えて、付属されている足裏用パッドを使えば土踏まずをピンポイントで指圧。特にヒールなんか履いた日に、頼れる相棒のような存在です!

↑足裏用パッドの突起が、疲れた土踏まずに効きます

 

【その3】忙しい朝にこそ取り入れてリフレッシュ

最後に、筆者がオススメする独自のリフレッシュ法として、お出かけ前を挙げてみます。 バタバタする派の人も、10分だけ時間を作ってお試しして欲しい! 脚がマッサージされることで、見た目もスッキリとした御御足(おみあし)でお出かけできちゃいます。それはもう、靴も緩く感じるほどに。足運びも軽くなるので、いつもよりお出かけが楽しく思えました。

 

先述した通り、準備もラクな上、片付けもそのまま脱ぐだけなので、出発前の忙しい時間帯でもこうして取り入れることができるのですね。ちなみに、レッグリフレは「置きっぱなしの収納」がオススメです。ブーツのように置いておけるので、棚に収納するより出しっぱなしの方がラクです。使用時のサイズは幅約82×奥行約35×高さ約81.5cmですが、収納時にブーツ型にすれば椅子の座面くらいの高さに収まります。

↑掃除機をかける時は少しどいてもらう必要がありますね

 

【まとめ】男性も積極的に取り入れて欲しい!

今回試した「レッグリフレ EW-RA190」、実勢価格は購入に少し躊躇する5万7000円(税込)前後。しかし、毎度数000円前後するマッサージに通う金額と手間が省けるのだから、むしろコスパ良し。確かに人の手でマッサージされる気持ち良さもありますが、やはり人目を気にしなくて済む自宅の方が、よりリラックスしてリフレッシュできる気がします。それでも、もう少しお手頃だといいなという人に、同じパナソニックから発売されている「レッグリフレEW-RA180」がオススメ。こちらは、ふくらはぎまでの長さですが、3万5000円前後と手の出しやすい価格となっています。

 

もう一つ、お伝えしたいのが、この製品は男性にもオススメ、ということ。足のサイズは20cmから28cmまで対応しているので、男性の大きな足でもすっぽり包み込んでマッサージしてくれます。圧力もちょうど良く、気持ちよくスッキリできるはずです。夫婦で使っても、親子でシェアしても良いかもしれないですね! 自分へのご褒美としても、一家に一台あるとQOLが上がります。

どこが「若者向け」なの? 3000円台の電動歯ブラシ「Philips One」に込められたフィリップスの狙い

コロナ禍で電動歯ブラシの売れ行きが伸びたと言われていますが、それでも日本の普及率は先進国の中では低いほうです。そんな状況を変えるべく、フィリップス・ジャパンは電動歯ブラシ未経験者向けにお手頃価格の新製品「Philips One」を11月19日から発売しました。実売価格は3410円(税込)。このほか、強力な水流で歯間の汚れを落とす「パワーフロッサー」2製品も同時に発表しました。

 

新製品で歯磨きにイノベーションを与えたい

フィリップス・ジャパンの堤 浩幸社長によると、日本の電動歯ブラシ普及率は22%で、主要9か国平均の42%に大きく水をあけられているとのこと。

 

「日本の場合、小学校で歯ブラシを使った歯磨き講習があり、人々の中に手磨きがマインドセッティングされていることや、電動歯ブラシの価格の高さなどがネックになっていると思われます。そこで、その意識改革を目指し、手軽に手に取れて、カッコ良く、ファッショナブルに使用できるモデルを開発しました」(堤社長)

↑「Philips Oneで歯磨きにイノベーションを与えたい」と語るフィリップス・ジャパンの堤 浩幸社長

 

↑日本の電動歯ブラシ普及率は、諸外国に比べてかなり低いとのこと

 

堤社長は、新製品が歯磨きにイノベーションを与えることを期待しています。

 

「家の掃除は、一昔前はホウキを使って人力で行っていました。今では掃除機を使うのが当たり前、最近ではロボット掃除機で自動化もされている。Philips Oneは行動変化を促す要素になると思っています」(堤社長)

↑電動歯ブラシは手磨きに比べて短時間できれいに磨けます。Philips Oneの登場は、掃除機のような革命を起こすでしょうか

 

初心者もスモールステップで電動歯ブラシに移行できる

Philips Oneはフィリップスとして初の乾電池式電動歯ブラシ。単4アルカリ乾電池1本を使用しており、手で握る部分は直径16.5cmと細く、乾電池を含む質量も約37gと軽量。その分、振動回数は1分間に約1万3000ストロークと、上位モデルのソニッケアーシリーズの約3万1000ストロークに比べると劣ります。実際に使ってみると、ソニッケアーシリーズよりも振動が弱く、ソニッケアーの特徴であるブラシヘッドの高速振幅による音波水流機能もありません。

↑Philips Oneの本体サイズは高さ約202×幅165×奥行21mm、質量約27g(ブラシヘッド装着時・単4電池含まず)。ワンボタンのシンプル操作で、オン/オフのみ、モードは1つ。ブラシヘッド1本・トラベルケース・単4形アルカリ電池同梱

 

そのため、使い方は手磨きブラシに近い方法をとります。上位モデルのソニッケアーは、ブラシを歯に当てながら横に徐々にスライドさせて使いますが、Philips Oneは振動させながら手磨きブラシのように小刻みに動かして磨きます。これにより、初めての人でもスモールステップで電動歯ブラシに移行できると、フィリップスでは説明しています。

↑Philips Oneの振動数は手磨きより格段に多いのですが、ソニッケアーに比べると少ないため、手磨きのように小刻みに動かしながらブラッシングします

 

↑ブラシヘッドは歯にフィットする形にカットされています

 

10~20代をターゲットにポップなカラバリを用意

Philips Oneのターゲットは、電動歯ブラシ未経験の10代後半から20代前半のZ世代およびミレニアル世代。若い世代に楽しく毎日使ってもらうため、サンゴ/マンゴー/ミント/ミッドナイトブルーの4色のポップな本体カラーを採用しました。さらに、替えブラシの色を変えることで楽しくカスタマイズできます。替えブラシは2本組で1320円(税込)。ちなみに電池は約3か月(2分間のブラッシングを1日2回)で、ブラシの交換時期も同じ約3か月。乾電池と一緒にブラシも交換すれば、ブラシ交換を忘れることがありません。

↑若い世代のユーザーを意識してポップなカラー4色を用意(左から:ミント/サンゴ/ミッドナイトブルー/マンゴー)

 

↑替えブラシ交換の際にあえてカラーを変えることで、自分だけのカスタマイズが可能です

 

また、小さく軽くなったことで、オフィスや学校など自宅以外への持ち運びニーズも出てくると考え、Philips Oneには本体と同色のトラベルケースを付属します。このケースも約29gと軽量で、バッグの中でも邪魔になりません。また、振動が小さく音も小さいため、オフィスの給湯室や学校のトイレで使用しても周りの迷惑にはならないでしょう。同社の通常モデルより少ないとはいえ、電動歯ブラシは手磨きよりも圧倒的に多いストローク数で磨けるため、短時間でツルツルにブラッシングできるのが大きなメリット。そのうえ、Philips Oneは小型軽量で気軽に持ち歩くことができ、いつでもどこでも素早く、質の高い歯磨きができるというわけです。

↑本体と同色のトラベルケースを付属

 

歯間の汚れを強力な「X水流」で洗うフロッサーも発売

一方、フロッサー2種は、据え置き型の「ソニッケアーパワーフロッサー 3000」(実売価格1万9800円・税込)が11月中旬発売、充電式の「ソニッケアーコードレスパワーフロッサー 3000」(同1万4740円)が2022年2月の発売を予定しています。

↑左が据え置き型の「ソニッケアーパワーフロッサー 3000」で本体サイズは高さ約185×幅135×奥行90mm、質量約700g、ホースの長さ約1100mm、タンク容量550ml。右が充電式の「ソニッケアーコードレスパワーフロッサー 3000」で、本体サイズは高さ約306×幅68×奥行68mm、質量約290g、タンク容量約250ml、充電時間約8時間で約3週間使用可能(1日1回1分使用)

 

フロッサーは、歯ブラシでは除去できない歯間の汚れを強力な水流で洗い飛ばすツール。細い糸で作られたデンタルフロスの代用品といえますが、デンタルフロスは歯間を通すのに力が必要な場合があるほか、奥歯の隙間が届きにくい、力を入れすぎて歯茎を痛める、時間がかかるなどの問題があります。その点、フロッサーを使えば、短時間で手早く、確実に歯間の汚れを除去できます。また、デンタルフロスでは届かない歯の付け根、いわゆる歯周ポケットにも水流を届けて汚れを除去することが可能です。

↑加齢により歯茎が下がり、歯の隙間が大きくなると食べかすが詰まり、ブラッシングだけでは除去できなくなってきます。この汚れが歯周病の原因となるので、デンタルフロスの使用は必須。しかし、痛いし時間がかかって面倒

 

新製品は除去力をより高めるため、新たにX型の水流を発生させる「カドストリームノズル」を採用しました。細い水流が4方向に広がり、一度で歯間および歯茎の隙間にも水流を届けます。ノズルはソフトラバーを採用しているので、歯茎に押し付けても痛くなく、歯茎を傷つけにくくなっています。なお、1本の水流が噴出するスタンダードノズルも付属。

↑カドストリームノズルの採用でX型の水流を発生させ、歯と歯の隙間および歯と歯茎の隙間の汚れを一度に除去

 

据え置き型は、水流の強さを10段階に設定でき、水タンクは550mlの大容量。充電式は3段階の水流設定で水タンクは約250ml、充電はUSBケーブルで行い、充電時間は約8時間、1回の充電で約3週間の使用が可能(1日1回1分間の使用)です。フロッサーは大量の水を口中に吹き入れるため、水が飛び散ったり、口から大量の水がこぼれ落ちたりしますが、コードレスモデルは入浴中に使用できるので、洗面所が水浸しになる心配もありません。

↑水流の強さを微妙にコントロールしたい、一度の注水でクリーニングを終えたい場合は据え置き型、風呂場で入浴時にクリーニングしたい場合はコードレス型を選びましょう

 

このほか、毎分約3万1000回の高速振動で音波水流を発生させるソニッケアーシリーズのエントリーモデル「3100シリーズ」も11月中旬に発売。実売価格は6490円(税込)。

↑ソニッケアーエントリーモデルの3100シリーズも発売。ワンボタン・ワンモードのシンプル設計。本体サイズは高さ約238×幅25×奥行26mm、質量約97g。充電時間約24時間で約2週間の使用が可能(2分間のブラッシングを1日2回)

 

マスク生活はまだしばらく続きそうですが、1日マスクをしていると自分自身の口臭が気になりますよね。マスクは口呼吸になりがちで、口腔内が乾いて雑菌が繁殖することにより、口臭の要因ともなっています。気持ちよく過ごすためにも、電動歯ブラシとフロッサーを併用し、清潔で健康な口腔内を心がけたいものですね。

スリコの美容家電の実力は?「3COINS」注目の4アイテムを編集部員がチェック!

本特集では、価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれたショップの情報をフィーチャー。今回は、「3COINS」(スリーコインズ・通称スリコ)の美容家電の話題をお届けします!!

※こちらは「GetNavi」2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです

 

3COINS

かゆいところに手が届くアイデア商品を低価格で提供する

生活雑貨やデジタル製品、食品など多彩なジャンルを取り扱う。デザイン性の高さが人気で、スリコでしか手に入らないアイデア商品も多い。価格は300円(税別)が基本だが、コスパを重視した柔軟な価格設定でアイテムを展開する。

創業年:1994年 店舗数:国内220店(2021年9月時点) オンライン:https://www.palcloset.jp/3coins/

美容家電ライン「and us(アンドアス)」で好印象な見た目に!

巣ごもり需要で美容ケアグッズが増えているなか、3COINSにも美容家電ライン「and us(アンドアス)」が登場。編集部金矢が実際に試してわかった使用感をレビューした。

 

本誌日用品担当金矢が試しました

本誌日用品担当

金矢麻佳

在宅勤務が多くなり、ノーメイク時間が増えたことで美容ケアを見直し中。どこのアイテムが使いやすいのか口コミを見ながら探している。

 

その1 音波振動&強力磁気でサラツヤ髪に早変わり

AUリセットブラシ

1650円

毎分約6000回の音波振動と約1000ガウスの強力磁気を搭載したブラシ。音波振動でムリなく髪の毛の絡まりをとかし、指通りの良いサラツヤ髪を実現する。濡れた髪には使用不可。単4形電池で駆動する。

SPEC●電源方式:単4形アルカリ乾電池2本●サイズ/質量:約W47×H235×D50mm/約120g

編集部金矢がお試し

機能性:★★★★☆

操作性:★★★☆☆

コスパ:★★★★☆

「髪の毛が細いため絡まりやすいのですが、振動させることで引っかからずにとかせます。髪にまとまり感がでるのもうれしい。乾電池が入るので少し重い点が気になります」

 

その2 頭やうなじをマッサージする防水仕様のヘッドブラシ

AUヘッドブラシ

2750円

振動するソフトヘッド部を頭の前やこめかみに当ててやさしくマッサージ。IPX6の防水仕様のためシャンプーを洗い流しながらの使用も可能だ。硬めのハードヘッド部が付属し、好みで硬さを選べる。

SPEC●電源方式:単3形アルカリ乾電池2本●サイズ/質量:約W63×H129×D58mm/約190g

編集部金矢がお試し

機能性:★★★★★

操作性:★★★★☆

コスパ:★★★★★

「頭のほか、うなじや肩に使うのもオススメ。手に馴染みやすく側面に滑り止め加工が施されているので、水場でもしっかりと握れます。流水中の使用は3分間までのため要注意」

 

その3 ホット/クールモードを駆使してスキンケアの吸収を促す

AUホット&クールフェイスケア

3850円

スキンケアの吸収を促進するフェイス機器。ホットモードで毛穴を広げて化粧水などの浸透を促し、クールモードで毛穴を引き締めてスキンケア成分を閉じ込める。超音波モードの併用でより効果的に。

SPEC●電源方式:リチウムイオン電池3.7V(内蔵)、USBコード(充電)●消費電力:約2.5W●充電時間:約3時間●サイズ/質量:約W48×H152×D43mm/約137g

編集部金矢がお試し

機能性:★★★☆☆

操作性:★★★★☆

コスパ:★★★☆☆

「化粧水が肌にしっかり浸透しているのを感じられ、ホットモードの42°Cやクールモードの6°Cが絶妙で気持ちいい。防水仕様ではないので、水に濡らさないよう注意です」

 

その4 健康な肌を常にキープできる1台3役のウォーターピーラー

AUウォーターピーラー

2200円

毎分2万5000回の超音波振動で毛穴汚れなどを浮かせて落とす“ピーリング”や化粧水を浸透させる“アブソーブ”、肌を引き締める“リフティング”の3機能のモードを搭載。1台で肌状態をアップデートできる。

SPEC●電源方式:リチウムイオンポリマーバッテリー電池3.7V(内蔵)、USBコード(充電)●充電時間:約2時間●サイズ/質量:約W50×H165×D20mm/約93g

編集部金矢がお試し

機能性:★★★★★

操作性:★★★★★

コスパ:★★★★★

「顔の気になる箇所に当てて滑らせるだけで、細かい汚れや古い角質が取れてスッキリ。肌もトーンアップしました! ボタンを押すだけでモードを簡単に切り替えられるのもうれしい」

 

1か月レビューで判明! パナソニック・最新ドルツで得られる「生活を一変させる6つの気持ちよさ」

マスク生活が続いたことで、口内環境が気になる……という方も多いのではないでしょうか? マスク内に空気がこもって「私の口臭大丈夫かな?」と気になったり、オンライン越しに映る自分の歯が気になったり。コロナ禍を通じて口内環境を考える機会が増えたように感じます。

 

音波振動ハブラシ ドルツは「気持ちいい」から「歯磨きしたい!」

そんなとき、「パナソニック『音波振動ハブラシ ドルツ』の最新モデルを1か月使ってみませんか?」とのお話しが。元々他社の電動歯ブラシを使っていた私は、正直、「あまり変わらないんじゃ……」と思っていたのですが、使い始めて驚きました。え、気持ち良さが全然違うじゃん! 毎日の歯磨きが快適すぎて「歯磨きしたい!」と以前よりも、積極的に歯磨きに取り組んでいる私がいるではありませんか。具体的にどんな点が「キモチィ!」だったのか、6つのポイントを挙げてご紹介していきましょう!

↑パナソニックの音波振動ハブラシ「ドルツ」(EW-DT52)

 

【その1】“神がかったボウリング”みたいな爽快感が気持ちいい!

ボウリングでストライクが決まると、スカッとしますよね。スパーン! スパーン! とピンが華麗に倒されていく様は、見ているだけで「カ・イ・カ・ン」です。 ドルツで歯磨きした感触を例えるなら、そんな感じ。

ドルツ付属の「極細毛ブラシ」の毛先の細さは何と約0.02mm! 自分の髪の毛よりも細い……。ドルツで歯磨きすると、左の奥歯、右の奥歯、前歯の裏側と、表からは見えない歯周ポケットの裏側にまで極細毛が入り込み、歯垢をかき出してくれるのが感触でわかります。

↑ 毛先の細さ約0.02mmの「極細毛ブラシ」。必要以上に歯周ポケットに入り込まないよう、毛先に3mmの段差をつけてくれている優しさもニクい!

 

さらに、ドルツの細い毛先を動かすのは、独自開発された「W音波振動」。歯科医師が推奨する「ヨコ磨き」と、立体的なアプローチができる「タタキ磨き」でパワフルに歯垢をかき出してくれます。このW音波振動の振動数は、ヨコ磨きで3万1000ブラシストローク/分、タタキ磨きで1万2000ブラシストローク/分という、人力では絶対不可能なスピード。かる〜い力で、手磨きとの圧倒的な差を感じさせてくれるのです。

 

この「極細毛ブラシ」と「W音波振動」でスカッと汚れを一掃する爽快感は、まるで目をつぶってかる~く投げているだけなのに、次々とストライクが決まっちゃう……そんな神がかったボウリングのよう!

↑「W音波振動」のイメージ。歯周ポケットの汚れをかき出す「ヨコ磨き」と歯間部の汚れに立体的にアプローチする「タタキ磨き」の相乗効果がスゴイ!

 

ちなみに、私はドルツを使い始めてから「これ、歯磨き粉いらないよね?」と思い、ほぼ使わなくなりました。それは、歯磨き粉をまったくつけなくても変わらぬ爽快感が得られるから! 今までは、歯磨き粉に含まれるミント成分にまやかしの爽快感を感じていただけかも……。本当のスッキリ感は、やっぱり「極細毛ブラシ」と「W音波振動」のコンビじゃなきゃね。力を入れていないのに、しっかり汚れが取れていく……この爽快感はやみつきです!

 

その2】まるで高級ホテルのポーター……スマートでスムーズな使い心地が気持ちいい!

ドルツを知ると、これだけのすごい技術が集結した電動歯ブラシなので、ゴツそう……、重たそう……、持った時の振動が強そう……と、ちょっぴり心配になる部分もありますよね? でも、どうかご安心ください! ドルツは高級ホテルのポーター並みにスマートでスムーズな使い心地なのです。

 

今まで使っていた電動歯ブラシは、私の手には太く感じていたので握るように持っていたのですが、ドルツは手磨きの歯ブラシを使う時のようなペン持ちでも使える細さ&軽さ。細くても手に伝わってくる振動が抑えられているので、ブーブーという振動が気になることもありません。

↑従来モデルのブラシ(左)は先端部分が5mm、ネック部分が7.3mmなのに対し、リニューアルされた新ブラシ(右)は先端部分が3.2mm、ネック部分が4.2mmと大幅に薄くなりました

 

また付属のブラシも、新モデルでリニューアル。上の写真の通り、ヘッドはもちろんネック部分まで薄くなりました。新旧を磨き比べてみたところ、旧ブラシは歯に当たってブブブ! と振動が伝わることもあったのですが、新ブラシはヘッドが薄いぶん、奥歯の奥までブラシが届きます。さらに、ネック部分が細くなったことで口内での動きは極めてスムーズ。その動きを例えるなら、制服が良く似合う、高級ホテルのポーターそのもの。さりげなく私の荷物を取り、私をリードしてサッと扉を開けて待っている……その心地よく滑らかな所作、大好きです!

 

その3】付属ブラシに見る、ベテラン執事のような気遣いが気持ちいい!

ほめすぎでしょ! と思っているかもしれませんが、まだまだあります。ドルツには4つのブラシが付属しているのですが、このブラシがどれも優秀なのです!

↑ドルツの付属ブラシ。左から、「極細毛ポイント磨きブラシ」「クリーン&ホワイトブラシ」「極細毛ブラシ(コンパクト)」「極細毛ブラシ(ラージ)」

 

私がメインで使っていたのは「極細毛ブラシ(コンパクト)」でしたが、その日に応じて追加でブラシを使い分けていました。これだけブラシが選べると、歯磨き専用のベテラン執事がいるような気持ちになってくるんです。

 

私「じいや、今日はどんなブラシがいいかしら?」

 

ドルツ「お嬢さま、本日は歯に詰まりがちな焼肉を召し上がりましたね。口臭予防のためにも『極細毛ポイント磨きブラシ』で歯の隙間をケアされては?」

 

私「いいわね。お願いしようかしら」

 

ドルツ「かしこまりました。こちらをどうぞ……ブイ〜〜〜ン」

 

私「じいや、今日はどんなブラシがいいかしら?」

 

ドルツ「本日はコーヒーをたくさん召し上がられたようなので、着色汚れケアに『クリーン&ホワイトブラシ』はいかがですか?」

 

私「さすが、わかってるわね。よろしくてよ」

 

ドルツ「仰せの通りに、お嬢さま。……ブイ〜〜〜ン」

 

念のために補足しますが、あくまで脳内のイメージです。実際には私の手でブラシを差し込みますし、会話もできませんよ!(笑)

↑ 歯の模型を使ったイメージ。「極細毛ポイント磨きブラシ」は、歯間や歯周ポケットの汚れを集中的にケアできます

 

その4】 専用アプリで味わう「正しくハマった」感覚が気持ちいい!

完全に正しくできた! と自覚できたとき、すごく気持ちが良いですよね。たとえば、ジグソーパズルのピースが「ここ!」という場所にピタッとはまったとき、ゾクゾクしてしまうのは私だけ? 歯磨きも同様、完全に正しく磨けた! と自覚があるのとないのとでは、気持ち良さが全然違います。そんな快感に貢献するのが、ドルツの公式アプリ(※Bluetooth搭載機種のみ対応)です。

 

アプリを使うと、画面の上部で「今磨くべき場所」を指示してくれて、下部では内側のスマホカメラの画面が表示される仕組み。これにより、ドルツ本体の電源をつけてから2分間、磨き方のガイドを見ながら自分の磨き加減をチェックすることができるのです!

↑上の画面に表示される動画に従って歯ブラシを動かせば、あっという間に歯磨きが完了!

 

これだと同じところしか磨けていなかった! なんてこともなく、アプリの通りに磨いていけるのであっという間! 「あれ? もう2分?」と最初のうちは驚いてしまいました。また強く押しすぎている時には「押しつけすぎです」とピンク色にアラートがついてお知らせしてくれるので、ついつい力を入れてしまう私にはうれしいところ。

 

アプリにはカレンダーも搭載され、自分の磨いた時間や磨きの強さをチェックすることができます。先述のジグソーパズルの例でいえば、「毎日の歯磨き」という名のピースをはめていくうちに、パズルの全貌(自分の歯磨きの傾向)が浮かび上がってくるような……そんな喜びもあります。こうして歯磨きが「見える化」されると、歯磨きがどんどん楽しくなりますよね。

↑ アプリにはカレンダーも搭載されていて、自分の歯磨きをチェックすることができます

 

特に「初めて電動歯ブラシを使う」「正しく磨く習慣をつけたい」「力加減がわからない」という人にオススメ。アプリ内では、各部位ごとの磨き方解説も動画で見ることができるので、お子さんの歯磨き習慣をつけるのにも最適です。家族みんなで、気持ちよく歯磨き習慣が作れそうですね。

 

その5】自慢したくなるデザインが気持ちいい!

続いてご紹介するのが、インテリアになじむ気持ちのいいデザイン。スタイリッシュでシャープなフォルム、落ち着いた質感、スタンドは本体底面が触れない独自のフロート形状……どれをとっても美しい! スタンドと充電器は兼用かつコードレスで置いておくこともできるので、洗面台はスッキリ。実に絵になります。う~ん、これは洗面台だけに置いておくのはもったいない。できることなら、常に玄関に置いておきたい……歯ブラシだけど。見せびらかしたい! 自慢したい! あふれんばかりのこの気持ち……例えるなら高級ブランドの婚約指輪。わざと目立つように見せて「あら、バレちゃったー?」なんて言ってみたい。もちろん実際にそんな経験はありませんが、ドルツの美しさはそんな気持ちをかきたてます。

↑フロート形状のスタンドはお手入れもラクラク。1時間の充電で約22日(約90分※)磨けるほか、2分間の充電で1回(約2分間)磨けるクイックチャージも魅力です  ※フル充電時。日数は1日2回、各2分間使用した場合。使用条件により、使用時間は異なります

 

【その6】歯科検診で褒められて気持ちいい!

ドルツを使い初めて5日後くらいに歯医者さんに行ったところ、「磨きはバッチリ」とのこと。やったー! しっかり磨けているという、自信にもなりました。そして歯医者さんで歯をクリーニングした帰りの歯の状態を、ドルツでキープできている気がする! 特に下の前歯の裏側。歯並びが悪い部分なので、いつも歯石がたまってしまうのですが、クリーニングから半月以上経ってもまだツルツル! 鏡で自分の歯を見るのが楽しくなってきました。早く次回の歯科検診に行って褒められたいです!(笑)

 

ちなみに、いつでも歯医者さん帰りのような歯を維持できているからか、以前より「口臭大丈夫かな?」と感じることも少なくなりました。こうして実際に使ってみると、ドルツ、やっぱりイイですね! 機能も使い勝手も見た目も、すべてが気持ちいいから、歯磨きが楽しくなりました。マスク生活が続いて隠れがちな口元ですが、マスクを取って笑顔で話せるその日まで、これからもドルツでしっかりとケアしたいと思います!

 

 

おまけ】ジェットウォッシャー ドルツも気持ちいい!

電動歯ブラシの「音波振動ハブラシ ドルツ EW-DT52」だけでも十分にスッキリできるのですが、もっと気持ちよくなりたい欲張りさんには、「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ41」もオススメ! こちらは歯ブラシでは取りきれない歯間や歯周ポケットの汚れを、勢いのある水流で洗浄できるアイテムです。

その特徴は、防水・コンパクトで携帯しやすく、手が小さい人でも使いやすいところ。水流はお好みで4段階に調整でき、最大レベル4はもう「口の中がウォータースライダーか!」というくらいの威力があります。歯列矯正をされている方や、歯並びに悩んでいる人にとっては重宝するアイテムなはず! 歯磨きでは届かない隙間にまで水量が届き、歯医者さんに行った後のようなさっぱり感を自宅で味わえます。

 

使い始めてから家族で愛用していますが、とにかく水流に勢いがあるので、お風呂場で使うのが我が家の決まりになりました(笑)。お風呂場なら、水飛びも気にせず使えるのでオススメですよ。ぜひドルツと併用して、さらにツルツルの歯を目指しましょう!

撮影/福永仲秋(ANZ)

電動歯ブラシの高級化ニーズを狙え! ブラウンが約3万円の新モデルで「はみがきスイッチ」運動を推進

P&Gジャパンは2021年10月1日、電動歯ブラシブランド「Oral-B by Braun」の新製品「オーラル B iO7 ブラックオニキス」を発売しました。市場想定価格は2万9800円(税別)で、最上位シリーズ「オーラル B iO(アイオー)」をより多くのユーザーに使ってもらうべく価格を抑えたモデルとなっています。また、来年の2022年1月28日にはさらに価格を抑えた「オーラル B iO6 グレーオパール」(市場想定価格2万4800円・税別)を発売する予定で、同社ではこれら新製品の発売を機に、手磨きブラシから電動歯ブラシへと切り替える「はみがきスイッチ」運動を推進していく考えです。

↑左から、2020年に発売になったフラッグシップモデルのオーラル B iO9、6モード搭載・3Dトラッキングシステム非搭載のiO8、新発売のiO7、2022年発売予定のiO6

 

マスク生活で口内環境に意識が高まる流れを受け、新モデルを投入

2020年秋に発売したフラッグシップモデルの「オーラル B iO9」は、スタート価格3万9800円(税別)という国内電動歯ブラシ市場における平均売価の4倍の価格にもかかわらず、2か月分の出荷予定数を1日で出荷するほどの人気となったそう。その理由は、新型コロナウイルスの蔓延で健康および衛生環境に対する意識が高まり、また、長期的なマスク生活で自分の口臭を気にするようになったことで、口腔環境に対して意識が高まったため。その結果、自宅でより質の高いオーラルケアを実践したいというニーズが増大し、高価格帯の電動歯ブラシに注目が集まったのでは、とP&Gでは分析しています。

 

この流れをさらに加速すべく、同社はより求めやすい価格のiO7を発売することとしました。本機は歯磨きという本質的な機能・性能は上位機種のiO9と同じ。歯の一本一本を包み込むようにフィットする丸型回転ブラシに、「遠心マイクロモーション」を加えることでブラシの毛一本一本が振動し、毛の先端までパワーを伝えて歯垢をこすり取ります。この「遠心マイクロモーション」を生み出すため、リニアモーターカーと同じ原理のリニアマグネティックシステムを搭載。モーターが生み出すパワーを余すところなく毛先に伝えます。

↑独特の丸型回転ブラシと、毛先まで振動して歯垢をこすり落とす遠心マイクロモーションにより、手磨きよりも高い歯垢除去力を発揮するとのこと

 

↑リニアモーターカーと同じ原理のリニアマグネティックシステムを搭載。磁気のパワーをそのままブラシの毛先まで伝達し、遠心マイクロモーションを生み出します

 

このほか、光るリングで最適なブラシ圧をガイドする「スマート押し付け防止センサー」も搭載。押し付け圧が強すぎると歯と歯ぐきを傷めてしまい、逆に弱すぎると歯垢がきちんと除去できませんが、同センサーによって最適な圧力を色の変化で教えてくれるので、強すぎず弱すぎない絶妙な力加減で磨くことができます。

↑スマート押し付け防止センサーにより、白(弱い)→緑(最適)→赤(強い・写真)に光るリングで最適なブラシ圧を教えてくれます

 

フラッグシップモデルよりお手頃価格になった理由

このように歯垢除去力はフラグシップモデルと同等ということですが、ではどこを削ることで価格ダウンを実現したのでしょうか? 1つはブラッシングモードを7つから5つに減らしたこと。「標準」「やわらか」「歯ぐきケア」「ホワイトニング」「しっかりクリーニング」は搭載し、「超やわらか」と「舌クリーニング」の2つのモードを省いています。さらに、iO9で搭載した、スマートフォンで歯磨きした位置を確認できる「3Dトラッキングシステム」も省略しています。

 

ただし、「人工知能ブラッシング認知機能」は搭載しているので、スマホでブラッシングの確認は可能。「3Dトラッキングシステム」は外側・内側・噛み合わせ面など16エリアに分割してブラッシングを立体的に捉えるのに対し、「人工知能ブラッシング認知機能」は6エリアに分割して検知するのみで、内側・外側といった立体的な把握はできません。このほか、表示パネルがカラーからモノクロになり、トラベルケースが充電非対応になったという違いもあります。

↑iO9ほど精緻ではありませんが、AIがリアルタイムでブラッシングを判断し、磨き残しを教えてくれます

 

なお、充電はiO7では急速充電対応のマグネット式を採用しており、3時間で満充電になります。一方、2022年に発売する「オーラル B iO6」は、充電台に従来の差し込み式を採用することで、さらにコストダウンを図っています。ただし、満充電までに最大12時間かかります。

↑iO7は急速充電対応のマグネット式充電スタンドとカバー付きブラシホルダーを付属

 

↑iO6は従来型の差し込み式充電スタンド(急速充電非対応)を付属

 

替えブラシに関しては、iO9が標準の「アルティメイトクリーン」2本を付属しているのに対し、iO7とiO6は「アルティメイトクリーン」1本に加えて新開発の「ジェントルケア」を1本付属。これは、2種類の凹凸毛を4000本密集させて歯ぐきのキワから歯間までを優しく磨き上げることができるブラシです。ブラシ自体がやわらかいので、「超やわらかモード」が省略された点をこの新付属のブラシでカバーできそうです。

 

iOシリーズで歯磨きの質が上がったのを実感

P&Gジャパンでは「はみがきスイッチ」運動の一環として、自社の社員約3500人にiOシリーズを無償提供したとのことです。まずは、社員がその魅力を知らなければ、ということですね。筆者も長年、電動歯ブラシを愛用していますが、手磨きに比べて少ない力と時間で歯がツルツルになる快感を味わってしまったため、手磨きにはもう戻れない身体となってしまいました。

 

筆者もiOシリーズを試してみたところ、歯の一本一本を包み込むように磨き上げる独特のブラシ形状と、光るリングで適切なブラシ圧を教えてくれる機能で、歯磨きの質がより上がったように感じます。緊急事態宣言は解除されましたが、まだしばらくはマスク生活が続くことでしょう。最上位の性能を持つiOシリーズが求めやすくなったこの機会に、みなさんも「はみがきスイッチ」を試みてはいかがでしょうか。

在宅勤務で伸び放題のヒゲも大丈夫! 肌に密着するマルチフィットヘッド搭載の「イズミVシリーズ」で一気剃り

↑左から「イズミ Vシリーズシェーバー」IZF-V991-N(6枚刃、洗浄器付き)、IZF-V951-H(6枚刃)、IZF-V931-S(4枚刃)、 IZF-V571-R(5枚刃)、IZF-V571-S(5枚刃)、IZF-V551-A(4枚刃)、IZF-V551-H(4枚刃)、IZF-V531-K(3枚刃)

 

マクセルは、イズミ Vシリーズシェーバー全8機種を10月22日より発売します。2020年8月に業界で初めて市場投入した6枚刃シェーバーと比べ、「早剃り」「肌への追従性」が向上しました。

 

6枚刃のイズミVシリーズ「ハイエンドシリーズ」の実売予想価格は、洗浄器付きのIZF-V991-Nが3万5800円(税込・以下同)、本体のみのIZF-V951-Hで2万5800円。3枚・4枚・5枚と刃数を選べる「ソリッドシリーズ」は、3枚刃モデルのIZF-V531-Kが4380円、4枚刃モデルのIZF-V931-Sが1万4080円、IZF-V551-A・IZF-V551-H6580円、5枚刃モデルのIZF-V571-R・IZF-V571-Sが9880円となっています。

 

生活様式の変化がヒゲ剃りの頻度に直結

同社の調査の結果、週に1回以上在宅勤務をしている男性の約60%が、新しい生活様式に変わる前と比べてヒゲ剃りの頻度が減っているとのこと。また、回数についても1週間に1回~3回と頻度が少ない人の割合が約30%から約40%へと増加しており、生活様式が変わる前と比べて2mm~3mmほど長く伸びたヒゲを剃っていることもわかったそうです。

 

そんな長く伸びたヒゲの「一気剃り」ニーズにこたえ、今回発売される「ハイエンドシリーズ」の6枚刃シェーバーには、3種の刃からなる6枚刃と、刃が上下に動きヘッドも前後左右に動くマルチフィットヘッドを搭載。これにより、肌の凹凸への密着度を高めて、「一気剃り」と剃り残し防止を実現するとのこと。2020年に発表した6枚刃シェーバー同様、5枚刃シェーバーと比較して、剃り効率が130%と、Vシリーズで最高峰の剃り効率で早剃りを実現したといいます。このほか、「ハイエンドシリーズ」は3間替刃交換不要、4週間続く電池持ちなど、従来モデルからの特徴も踏襲。従来モデルに比べコンパクになった洗浄器付きのモデルもラインアップしています。

 

↑ハイエンドシリーズに搭載されている、肌の凹凸に密着するマルチフィットヘッド

 

幅広い層に受け入れられているスタンダードモデルの「ソリッドシリーズ」は、シャープな印象のソリッドカラーに刷新。同シリーズは、持ちやすく手になじむスリムなデザインが特徴です。

剃り残しを防ぎつつ、肌にはやさしい! 小泉成器の回転式シェーバーに新製品

小泉成器の人気理美容品シリーズ・ヴィダルサスーンから、肌にやさしい回転式の二重内刃を採用したシェーバー2種「シェーバー(VSM-6300/SJ)」「シェーバー(VSM-6310/HJ)」が新登場しました。


(左)シェーバー VSM-6300/SJ、(右)シェーバー VSM-6310/HJ

 

剃り残しを防ぎつつ、肌にやさしい

この2機種には、顔の凹凸に合わせて動くシェーバーユニットと、剃り残しをカバーするダブルリングカッターが採用されています。これらにより、しっかりと髭を剃りきりつつ、肌に負荷をかけない機構を実現しました。

↑フローティングヘッド

 

本体には、もみあげ、ヒゲのお手入れに使えるトリマーが付属。IPX7基準の防水設計のため、本体ごと水洗いできます。

 

今回発売となる2モデルの違いは、バッテリーの容量と充電時間、電池残量のデジタル表示の有無です。VSM-6300/SJは、バッテリー容量が1400mAh、充電時間が3時間で、デジタル表示あり。対するVSM-6310/HJは、バッテリー容量が600mAhで充電時間が8時間、デジタル表示なし、となっています。

 

小泉成器オンラインショップでの実売価格は、VSM-6300/SJが1万890円(税込)、VSM-6310/HJが7260円(税込)です。

パサつきや白髪染めの色落ちなど、イマドキの「髪」の4大悩みをパナソニックの最新ドライヤー「ナノケア」で解決!?

髪のパサつきや白髪染めの色落ち、頭皮のベタつきなど、髪や頭皮に悩みを持っている人は多いはず。その悩み、9月1日に発売されたパナソニックの最新ドライヤー「ナノケア」EH-NA0Gが解決してくれるかもしれません!

 

「ナノケア」EH-NA0Gは、髪のうるおいをアップさせる高浸透「ナノイー」を搭載。新モデルではミネラルマイナスイオンの発生量が2倍※1となり、キューティクルの密着性を高め、カラー剤の流出を防ぐので、使うだけでヘアカラーや白髪染めの退色を抑制します。また、ドライヤーの送風効率の改善により、風量が上がり、速乾性能が向上。

 

これらの特徴を持つ「ナノケア」EH-NA0Gが、髪のお悩みをどのように解決へと導くのか、4つのお悩み別にチェックしていきましょう。

 

↑国内累計販売台数1300万台を突破し、「家電大賞」をはじめとする数々の賞を受賞してきたパナソニックのドライヤー・ナノケアシリーズ。最新モデルの「ナノケア」EH-NA0Gもさらなる進化を遂げています

 

 

【お悩みその1】人と会う機会が減ったから、最近ヘアケアがおざなりになっちゃってる。

↑気づいたら髪の毛がパッサパサ……

 

髪は刺激の強いシャンプーで洗ったり、白髪染めやヘアカラーを繰り返したりしていると、キューティクルがダメージを受けて剥がれやすくなり、うるおいが逃げ出してしまいます。

 

そんなダメージヘアにうるおいをもたらしてくれるのが、ナノケアシリーズです。最新モデル「ナノケア」EH-NA0Gは、マイナスイオンに比べて体積比で約1000倍※2の水分量を持つ「ナノイー」を、従来の約18倍※3発生させる高浸透「ナノイー」搭載。髪の表面だけでなくキューティクルのすき間から髪の内部に入り込むことで、毛髪水分増加量はなんと1.9倍※4アップするといいます。

 

使い方は簡単で、電源をオンにして乾かすだけで、高浸透「ナノイー」&ミネラル※5を含んだ、うるおいたっぷりの風が吹き出します。これがパサパサ髪をしっとりさせる「ナノケア」EH-NA0Gの独自機能。高浸透「ナノイー」がキューティクルのわずかな間から入り、髪の表面だけでなく、髪の内側までうるおいが浸透。髪がうるおうから、広がりやクセ、うねりも抑えられ、ツヤのあるしっとりまとまる髪へ導きます。

 

↑吹き出し口部分のデザインは従来モデル「EH-NA0E」から変わっていて、滑らかなうえに艶やかな形で高浸透「ナノイー」のヘアケア効果を、化粧品などで使われる透明素材とメタリックを組み合わせた素材でうるおい感を表現しているそうです

 

【最新「ナノケア」EH-NA0Gで解決】

毛髪水分増加量が1.9倍※4アップした「ナノケア」EH-NA0Gの高浸透「ナノイー」を使ったら、髪にうるおいが戻ってきたかも!

 

【お悩みその2】テレワークになってから起きるのはいつも始業時間ギリギリ……しまった! 今日は朝からWeb会議だ!

↑慌ててシャワーを浴びたけど、髪が濡れたまま出席したのは、さすがにまずかったかも……

 

そもそもナノケアシリーズの吹出口には、強弱差のある風で濡れた毛束を素早くほぐし、風量以上の速乾性を叶える独自の「速乾ノズル」を搭載していますが、「ナノケア」EH-NA0Gは、さらに速乾性能がアップ! 新送風機構で送風効率を大幅に改善し、風の勢いを落とすことなくまっすぐ吹き出すよう整えることで、風量が従来モデルの1.3立方メートル/分から1.5立方メートル/分にアップ※1したんです。

 

その結果、乾燥スピードが従来モデルから20%もアップ※1 風が地肌や髪の根元までしっかり届き、短時間で髪が乾かせちゃいます。これがあれば、ギリギリに起きても涼しい顔してWeb会議に間に合うかも?

 

↑強弱差のある風を起こす独自の「速乾ノズル」と水滴を吹き飛ばす高い風圧に加えて、素早く水分を蒸発させる風温と全体にムラなく風を届ける風量にこだわるなど、いくつもの要素によって速乾性を高めています

 

【最新「ナノケア」EH-NA0Gで解決】

風量が上がって乾燥スピードが20%アップ※1した「ナノケア」EH-NA0Gなら、ギリギリに起きてシャワーを浴びても髪を速乾でき、Web会議に間に合う!

 

【お悩みその3】ここのところ白髪が増えてきたけど、染めてもすぐに退色する。

↑でも美容院に頻繁に通うとお金がかかるし、自宅で染めるのは面倒……

 

男性の中にもヘアカラーや白髪染めをしている人は少なくないと思いますが、気になるのが色落ち。特に、ダメージを受けてキューティクルが剥がれた髪は、水分とともにカラー剤も流出しやすく、色落ちしやすくなるんです。でも色落ちするたびに美容院に行っていたら時間もお金もかかりますよね。かといって自分で染めたらムラになったり、洗面台やタオルに汚れがついたりして面倒です。

 

そんな悩みも解決してくれるのが、この「ナノケア」EH-NA0G。高浸透「ナノイー」とミネラル※5の放電部に高電圧をかけることで、キューティクルの密着性を高めるミネラルマイナスイオンの発生量が従来モデルの2倍※1に増加しました。

 

↑左が従来モデルの本体構造で、右が「ナノケア」EH-NA0Gの本体構造。「ナノケア」EH-NA0Gは、高浸透「ナノイー」とミネラルマイナスイオン発生器が一体化したことにより、従来必要だった2本の電極を1本にまとめています。この電極から高電圧をかけることで、ミネラルマイナスイオンの発生量を増加させる仕組みです

 

キューティクルをはがれにくくするので、カラー剤の流出が抑えられ、結果的に色持ちがよくなり、さらにヘアカラーや白髪染めした髪にありがちなダメージも抑え、髪のなめらかさをキープしてくれます。

 

↑キューティクルの密着性が高まると、UVケア効果も2倍にアップ※1! 紫外線も退色の一因なので、髪を乾かすだけでケアできるのはうれしいですね

 

【最新「ナノケア」EH-NA0Gが解決】

「ナノケア」EH-NA0Gは、キューティクルの密着性を高めるミネラルマイナスイオンの発生量が2倍※1! 白髪染めやヘアカラーの退色を抑制します

 

【お悩みその4】最近、地肌のベタつきが気になって不快……。

↑髪はしっかり洗っているつもりなんだけど……

 

男性の頭皮の悩みで多いのが、地肌のベタつき。これを解消するために、洗浄力が強いシャンプーで洗いがちですが、実は洗った後に髪を完全に乾かし切れておらず、地肌の表面に残った水分がベタつきの原因になっている場合も多いんです。だからといって、地肌に直接ドライヤーの熱を当てると頭皮がダメージを受けそう……。

 

↑「ナノケア」EH-NA0Gにはスカルプモードをはじめ、肌のうるおいケアができる「スキンモード」や、毛先の仕上げに適した温風・冷風を交互に吹き出す「毛先集中ケアモード」などの機能も多彩

 

そんなときに活躍するのが「スカルプモード」。風温を地肌にやさしい約60℃※6の風で、地肌を心地よくドライできます。さらにここでも、高浸透「ナノイー」が大活躍! 地肌にたっぷりのうるおいを与えて過度の乾燥を抑えつつ、地肌の余分な皮脂を周辺の水分と混ざりやすくする働きがあります。

 

【最新「ナノケア」EH-NA0Gが解決】

それ、頭皮を乾かしきれていないのかも? 「ナノケア」EH-NA0Gの「スカルプモード」なら、低温で地肌をしっかり乾かします。

 

いつも通り使うだけでヘアケアできる優れもの、一家に一台用意しよう

長いテレワーク生活で、ヘアケアをすっかり怠っていた、という人も少なくないかもしれません。でもここでサボりすぎると、久しぶりに人に会うとき、後悔してしまうかも。そんな人はぜひ、いつも通り髪を乾かすだけでヘアケアできちゃう「ナノケア」EH-NA0Gを使ってみてください。

 

価格は3万6000円(税込)前後(編集部調べ)と高級モデルではありますが、毎日使うものですし、使っているだけで髪や頭皮を健やかに保つことができ、白髪染めの回数も減らせれば、結果的にコストパフォーマンスも上がります。さらにその使い心地は、一度知ってしまうともう戻れないと思うほどに快適です。一家に一台用意して、家族みんなで使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

※1:従来品2020年発売EH-NA0Eとの比較(パナソニック調べ)
※2:一般的な空気イオン(代表的な粒子径:1.3nm)と「ナノイー」(代表的な粒子径:13nm)との比較(パナソニック調べ)
※3:「ナノイー」と高浸透「ナノイー」との比較(パナソニック調べ)
※4:従来品2020年発売EH-NA9Eとの比較(パナソニック調べ)
※5:ミネラルとは、亜鉛電極を含む放電ユニットから発生されるミネラルマイナスイオンです。 
※6:室温30℃のとき

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

写真:中田 悟、イラスト:高橋 智也

シャープ、大風量ながら髪へのダメージを抑えるドライヤー「IB-NP9」などを発売

↑IB-NP9

 

シャープは8月26日、ヘアドライヤーの新モデル「IB-NP9」と「IB-NP7」を発売しました。市場想定価格はIB-NP9が2万2000円(税込)、IB-NP7が1万7000円(税込)です。

 

両モデルとともに大風量でドライできるのが特徴。本体内部に搭載された独自の速乾エアロフォルムが、熱くない大量の風を地肌に届け、髪を根元から乾かすとしています。なお、風量は約1.8立方メートル/分です。

 

また、風が熱くないため、髪が受ける熱ダメージを抑えられます。

 

上位モデルのIB-NP9は、温風と冷風の切り替えを自動でできる「ビューティモード」を搭載。ドライヤーによる過乾燥を抑えて、ツヤのある髪に仕上げられるとしています。さらに、根元を乾かす「スピーディドライ」、髪の表面を乾かす「いたわりドライ」、地肌を乾かす「地肌ドライ」、冷風による「仕上げ」と、ボタンひとつで温度帯が違うモードに切り替えることも可能です。

 

一方のIB-NP7は、大量の速い温風で髪を根元から乾かす「TURBO」、穏やかな温風で髪を整える「SET」、仕上げの「COLD」と、一般的なドライヤーの機能をそろえています。

 

↑IB-NP7

 

本体サイズは共通で高さ209×幅84×奥行243mm、重さはIB-NP9が約580g、IB-NP7が約535gとなっています。

「う゛う゛う゛」が気持ち良すぎるヤーマン「メディリフト プラス」の美容家電を超えた魅力【愛用品コラム69】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 69:ヤーマン「メディリフト プラス」】

●起

2つ前の投稿で、ジェットウォッシャーで「口の中が持っていかれる」という説明をしたが、「口自体が持っていかれる」、そして「顔が持っていかれる」デバイスで触れたいのが「メディリフトプラス」だ。夫婦兼用で使っているウェアラブルなEMSマシンである。

 

●承

使うと何が起こるかというと、顔が引っ張られる、顔が揉みくちゃにされる、ジンジンと響く。喋っている最中に電気信号がオンになれば、呂律が回らない感じになるし、痛くはないのだけど「い゛い゛い゛い゛」と言ってしまう感じ。写真はなんかすました顔してるけど、実際は「う゛う゛う゛う゛」である。いかに普段、顔を動かしていないかがわかる。

 

●転

多くの人が語るように、そして個人的にもリフトアップ効果が感じられる本製品だが、使い終わったあとの「すっぴん感」がこの上なく好きだ。実際にむくみが取れてのスッキリ感とはニュアンスが違って、やり切った後に訪れる清々しさというか。マンガやイラストでいうなら、描き込みが少なくなったような感覚。シンプルになった自分が気持ちいい。

 

●結

さて、ジェットウォッシャーやメディリフトを使っていて思うのは、「どこかに持って行かれたい」という気持ちがあるということ。「強い力」と言ってもいいかもしれない。家の中に縛り付けられて、行動範囲が固定化されていくなかで、それを壊してくれる存在。別に今の生活に不満はないのだけど、常にイレギュラーやジョーカーは持っておきたい。メディリフトは自分にとってそんな存在だ。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

パナソニック、速く乾いてうるおいもアップさせるドライヤー最上位モデル「ナノケア」EH-NA0G

↑ディープネイビーモデル

 

パナソニックは7月16日、ヘアードライヤーの最上位機種「ナノケア」 EH-NA0Gを発表。9月1日に発売します。市場想定価格は3万6000円前後(税込)です。

 

パナソニックによると、2019年以降発売のナノケアは、水分発生量を従来の「ナノイー」に比べて18倍に増加させた高浸透ナノイーを搭載。髪へのうるおいがアップするなど、高い評価を得ているとしています。

 

また、同社の調査では、ドライヤーの購入に際して、速乾性能を重視する人が約45%いることがわかったとのこと。このことから、高浸透ナノイーはそのままに速乾性能を向上させた新モデルのEH-NA0Gを発売するそうです。

 

EH-NA0Gは、ドライヤーの風量・風圧に関する送風機構を見直し、本体内部に生じる送風時の効率を改善。これにより、乾燥スピードが2020年発売の「EH-NA0」に比べて20%向上したとのこと。また、独自の「速乾ノズル」により、強弱差のあるバランスよい風を起こし、濡れた毛束をほぐしながら乾燥できるそうです。

 

さらに、高浸透ナノイーデバイスとミネラルマイナスイオン発生器を一体化させたうえ、高電圧をかけることで、ミネラルマイナスイオンの発生量がEH-NA0の約2倍に増量。ヘアカラーだけでなく、白髪染めの退色抑制のほか、UVケア効果も向上したとしています。

 

このほか、自動で温風・冷風を切り替えて髪にツヤ感をキープする「温冷リズムモード」や、地肌に優しい約60度の「スカルプモード」、暑い時期には温風の熱さを低減する「インテリジェント温風モード」、「毛先集中ケアモード」、「スキンモード」などを搭載しています。

 

カラバリは、ディープネイビー、モイストピンク、ウォームホワイトの3色展開。また、本体サイズは高さ22.4×幅21.6×奥行8.9cmで、重量は約595gです。

 

↑モイストピンク

 

↑ウォームホワイト

絶叫マシンでホラー…「ジェットウォッシャー」はまるで富士急ハイランドのような家電【愛用品コラム67】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【#愛用品 67:パナソニック「ジェットウォッシャー EW-DJ53」】

●起

「口の中を持っていかれる快感」

これは、2つ前の紙の編集長がジェットウォッシャーを表現したものだが、まさにそんな感じ。口の中で「ジェットコースター」が縦横無尽に駆け巡っているような感覚がジェットウォッシャーでは味わえる。口内ケアとエンタメを同時に楽しめる家電だ。

 

●承

最初に使うときは、これまでにない刺激を歯ぐきに与えるせいだろう、盛大に出血する。1週間程度使っていると出血も止まり、たまに軽く出血するレベルまで落ち着くが、最初は洗面台が真っ赤に染まるレベルで、一種のホラー。これまた「ホラーアトラクション」を楽しんでいるかのような一種のエンターテイメントである。そういう意味では、ジェットウォッシャーは富士急ハイランドのような要素を持っている。

 

●転

ただ、ホラーという意味では、ザクザクと出てくる「食べカス」が真の恐怖である。ドルツで口内を上下左右のエリアに分けて磨いて、ツルツルできれいになったはず! と思っても、出現してくるのだ。富士山エリアと託けるなら、徳川埋蔵金もこれぐらい簡単に出てくればいいのに。

 

●結

ジェットウォッシャーが面白いのは、洗面台もキレイになる点。出血したり、食べカスで汚れたりするので、使い終わったら洗面台も一緒に清掃する習慣がつく。掃除というと面倒そうだが、口の中が清々しくて気分がいいので、その勢いに乗って何の苦もなく完了。口内ケアと掃除を同時に楽しめる家電だ。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

ムダ毛が気になる季節到来! 女性向けボディシェーバーおすすめ4選

タンクトップやTシャツなど、肌の露出が多い服を着ることが多い夏。ワキや脚などのムダ毛は特に気になりますよね。そこで今回は、ネット通販で人気のボディシェーバーを紹介します。肌への優しさを第一に考えて作られたものから、密着スイングヘッドで根本から徹底的にシェービングしてくれるものまで、特徴や性能はさまざま。最近のシェーバーは軽くてコンパクトなので、外出先に持ち歩いても荷物になりません。ぜひこの機会に、自分の肌や用途に合ったシェーバーを探してみませんか?

 

目次

 


肌への優しさを考えて作られた安心設計のシェーバー


brori レディースシェーバー IPX7防水

肌への優しさを考えて作られたレディースシェーバー。カミソリと比べて肌に与えるダメージが少ない構造で、デリケートな顔に使用することもできます。誤って手を滑らせて肌を切ってしまう心配もほとんどありません。また、刃が高速で動くスピーディーモードを搭載しており、急いでいるときも短時間でなめらか素肌へ変身できます。LED表示機能が付いているので、電池残量や掃除頻度、使用時間なども一目瞭然。水洗いにも対応し、水でサッと洗い流すだけで清潔な状態をキープできます。収納ポーチつきで、外出先への持ち運びもラク!

【詳細情報】
サイズ:130×33mm
発送重量:260g

 


密着スイングヘッドで全身ツルツルな肌が実現


パナソニック フェリエ ボディ用 ES-WR50

約0.12mmの薄刃が肌にやさしく密着し、吸い付くようなシェービング! 石けんやローションがなくても、太い毛までラクにカットします。また、肌の凹凸に合わせて動く密着スイングヘッドで、ムダ毛をやさしくシェービングします。肌を傷つけにくい丸い刃先を採用した安心設計なのもポイント。愛用者からは「カミソリ負けしやすい肌だけど、肌荒れもなく2~3往復しただけで腕がツルツルに!」とのコメントも。腕や脚はもちろんのこと、ワキやビキニラインなどの太いムダ毛まで躊躇することなく、しっかり剃れます。ステンレス刃だから切れ味長持ちで経済的!

【詳細情報】
サイズ:156×17×30mm
重量:約20g

 


4種の付け替え刃で全身のムダ毛処理に対応したシェーバー


Sungsion レディースシェーバー

鼻毛カッター、眉毛シェーバー、フェイスシェーバー、ボディシェーバーの4つの機能がある充電式のシェーバー。顔の毛、ワキ、Vライン、腕や脚……あらゆるムダ毛の処理を一台でこなせます。部位によって4種のアタッチメントを付け替えられるため、体中のムダ毛処理に対応。内刃は肌に直接触れない高精度ステンレス刃を採用。肌を傷めずに根元から毛をしっかりと処理できます。ヘッドは取り外し可能。簡単に水洗いができ、いつまでも清潔に利用できます。乾湿両用なので、お風呂でも使用可能なのもうれしいポイント。USBで充電できるタイプなので、電池交換をする必要がなく、どこでも充電できます。

【詳細情報】
梱包サイズ:223×141×36mm
発送重量:210g
カラー:ピンク、赤

 


コンパクトサイズで旅行先や外出先でもさっとムダ毛ケア


OIAレディースシェーバー

独自のシェービング構造で、細かいうぶ毛もしっかりキャッチ。内蔵の回転刃でキレイにシェービングします。回転刃が直接肌に触れず、肌あたりがやさしく、ケア中の痛みもありません。さらに、肌に触れる部分にはニッケルフリーのステンレス鋼を使用しているため、デリケートな肌にも対応。メイクの上からも使用できます。シェービングクリームや、水で濡らす必要はありません。乾電池式で、ポーチやバッグに入れて持ち運べるサイズなので、外出先でも、剃り残しに気付いたときに、サッとムダ毛ケアができます。コスメと並べても違和感のない、高級感のあるスタイリッシュデザイン。ポーチの中でもお部屋でも“映える”かわいいシェーバーです。

【詳細情報】
梱包サイズ:162×76×28mm
発送重量:120g

 

目次に戻る

ダイソン、髪へのダメージを抑えながらまとめるコードレスヘアアイロン「Dyson Corrale」を発売

 

ダイソンは、コードレスヘアアイロン「Dyson Corrale」を発表。6月23日からダイソン直営店、ダイソン公式オンラインストア、ダイソンお客様相談室、百貨店、提携ヘアサロン、各家電量販店で順次発売を開始しています。価格は5万3900円(税込)です。

 

Dyson Corraleは、髪の接地面の形状を毛束に合わせて柔軟に変化させながら髪をまとめる独自の「フレックスプレートテクノロジー」を搭載。滑らせるごとに毛束の全体に均一に熱を加え、テンションをかけることができるため、毛束が広がったり、散らばったりすることがないとしています。また、熱だけに頼らずスタイリングできるため、髪へのダメージを抑えることができるそうです。

 

 

本体は丸みを帯びており、使用する際にカールやウェーブを作りやすいほか、先端が熱を帯びない設計のため、しっかり持ってのコントロールが可能。ショートヘアからロングヘアまで、1台でさまざまなスタイルに対応できるとのこと。

 

また、温度設定は165度、185度、210度と3段階に設定できるほか、コードレスで最長30分のスタイリングが可能なバッテリーを搭載。充電は約40分で90%、約70分でフル充電できます。

透明感ある肌に導く!ウォーターピーリング3選

透明感のある肌は女性の憧れですが、エステサロンに通うとなると、時間的にも金銭的にも負担が大きいもの。そんな方にぴったりなのが、自宅でサロンのようなお手入れができる「ウォーターピーリング」です。水と超音波の力で古い角質や毛穴の汚れを取り除くだけではなく、イオン導入やパッティング機能でピーリング後の肌を引き締め、潤いを保ってくれるなどうれしい効果が期待できます。そこで今回は、防水機能があり浴室で使えるものから、USB充電できて海外でも手軽に利用できるものなど、おすすめのウォーターピーリングをご紹介します。

 

目次

 


防滴仕様だからバスタイムにも使える!


YA-MAN(ヤーマン)ダブルピーリングプロ IB36P2

27Khzのハイパワーピーリングとイオン導出の「ダブルピーリングモード」で毛穴の汚れをすっきり取り除き、ツルスベ肌に導きます。また、イオン導入と超音波による毎秒約2万7000回の細かい振動により美容成分を浸透させる「ダブルモイストモード」、マイクロカレントと超音波による刺激でスッキリフェイスが目指せる「ダブルリフトモード」なども搭載。浴室でも使える防滴仕様(IPX5)でコードレスなので、場所を選ばずどこでも気軽に使用できます。

【詳細情報】
サイズ:165×50×21mm
重量:58g

 


1秒に3万回の振動で角質・汚れを浮かせて飛ばす!


美顔器 COSBEAUTY アクリアルピーリングプロ CB-018

「ウォーターピーリングモード」では、業務用と同じ1秒に3万回(3万ヘルツ)の最高クラスの振動回数で、今まで落としきれなかった角質、角栓、汚れまで浮かせて飛ばします。さらに、美容成分を角質層の隅々まで浸透させる「Wモイストモード」、「Wリフトモード」を搭載。ピーリング後のお肌のケアもこれ一台でできてしまいます。 PX5防水仕様で浴室でも使用可能。美容パックの上からも使えます。

【詳細情報】
サイズ:×172×43×20mm
重量:102g

 


毛穴の黒ずみ減少に!プラスイオンの力で汚れを吸着


CaTiony ウォーターピーリング

ウォーターピーリングに加え、プラスイオンの力で毛穴の奥の汚れを吸着。毛穴を傷つけることなく汚れを浮きあがらせるため、毛穴の黒ずみ減少に効果的です。さらに通常のパッティングでは届かない部分まで美容成分を浸透させ、効果を高める「イオン導入」機能も。USB端子付きで、海外での充電も便利です。レビューでは「顔の汚れが凄く取れているのが実感出来てビックリでした。そして手触りがもっちりしてすごいです」「2回しか使用していませんが肌がツルツル、毛穴の汚れがましになっています。もっと早く知れば良かったです」と評価も上々です。

【詳細情報】
重量:200g

 

目次に戻る

まるでサロン帰りの髪を実現、美容液ミストとセットで使うドライヤー

I-neは6月8日、美容家電ブランド「SALONIA」から、美容液ミストで髪をケアしながら速乾ドライを実現するドライヤー「サロニア トリートメントミストドライヤー(以下ドライヤー)」と「サロニア トリートメントミストドライヤーセラム(ダメージケア)(以下トリートメントミスト)」を6月15日から発売すると発表。

 

販売はオンラインストアで、ドライヤーの価格は2万5300円(税込み)、トリートメントミストは2200円(税込み)です。

 

ドライヤーは、自宅で過ごす時間が多くなり、気軽にヘアサロンへ行きづらくなってしまった中で、いつも通りに使うだけで、まるでサロン帰りのようなツヤとまとまりを生み出すとうたうモデル。

 

独自の「ミストケアモード」を搭載し、トリートメントミストをドライヤーにセットしてボタンを押すと、ミストが発生。ドライヤーの風と熱が美容液成分を髪全体に行き渡らせながら髪を乾かすことができます。これにより、髪の内側と外側に美容液成分をしっかり届けて補修し、ドライするたびに美しい髪へと導くとしています。

 

また、ドライヤーは1分あたり2.3立方メートルの大風量設計。髪の毛が素早く乾くとしています。

 

トリートメントミストは28ml×2パックのセットで、2パックで約1カ月分とのこと。中身には、熱を利用して髪のダメージ部分に吸着して補修する「ガンマ-ドコサラクトン」と、熱によって髪外部のダメージに吸着して傷みを補修する「加水分解ゴマタンパクPGプロピルメチルシランジオール」を配合。さらに、速乾サポート成分やヘアカラーを美しくキープするカラーキープ成分なども配合されています。

電動歯ブラシで「長年の悪習慣」が改善されて顔の筋トレも捗る【愛用品コラム60】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 60:パナソニック「ドルツ EW-DP34」】

●起

日常生活で最もやってはいけないことのひとつとして、「ながら歯磨き」があると思う。歯ブラシしながら食器の片付け、ゴミまとめ。「ながら」と言いつつ、ただくわえてるだけ。歯磨き粉を口に含んで、スッキリした気分になっているだけ、という。自分のことだ。

 

●承

良くない生活習慣を変えるには、良プロダクトに頼るに限る。ということで使っているのがドルツである。そもそも、電動歯ブラシの場合、重すぎてくわえることができないから、その時点で歯磨きに集中できる。

 

●転

そのうえでドルツシリーズはブラシのネックが薄いので奥歯まで届くから凄いラク。私、左の奥歯がいびつな形状をしているのか、ネックが厚いと「ウエッ」となるのだが、それもなく快適な歯磨きライフを実現できている。

 

●結

歯磨き後のツルツル感たるや、実に気持ちいい。つい、舌で歯をなぞってしまい、これが歯磨き後の癖になっている。のだが、これって意外と顔のエクササイズになっている気がしている。発話する機会が減って顔を動かすことが減っている時代だから、能動的に顔を動かすことは大事だと思う。なお、歯磨き後にはジェットウォッシャーで、さらに汚れを掻き出すのがルーティン。そちらは改めて紹介したい。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

使えば使うほどうまく磨ける、フィリップスの最上位モデル「ソニッケアー 9900 プレステージ」

フィリップス・ジャパンは5月25日、電動歯ブラシ「ソニッケアー」シリーズ最上位モデル「ソニッケアー 9900 プレステージ」を発表。発売は6月4日で、Amazon/ビックカメラ/ヨドバシカメラ/フィリップス 公式ストア 楽天市場店/フィリップス 公式ストア PayPay モール店で販売されます。フィリップス 公式ストア 楽天市場店での価格は4万5540円です。

 

ソニッケアー 9900 プレステージは、毎秒最大100回の速度でブラッシング圧力、動き、ブラッシング範囲を検知し、自分に合ったブラッシングの強さに調整する「Sense(センス)IQテクノロジー」を、シリーズ史上初めて搭載。強く押し付けすぎた場合は、強度が調整され歯ぐきにやさしい設定になるなど、使うほどにうまく磨けるようにサポートしてくれます。

 

また、シリーズで初めてオールインワンブラシヘッドを採用。手磨きと比較して最大20倍の歯垢除去力を発揮するほか、2日間で最大2倍のステインを除去するうえ、約2週間で歯ぐきの健康を推進するとしています。

 

本体サイズは約幅237×奥行き27×高さ29mmで、重量は約116g。充電時間は約16時間で、使用時間は最大約48分となっています。

 

なお、オールインワンブラシヘッドは単体でも販売されます。フィリップス 公式ストア 楽天市場店での価格は4950円です。

剛毛ヒゲに悩むライターがパナソニック「ラムダッシュ6枚刃」を検証!「3日伸ばしても剃れる」は本当か?

パナソニックは、メンズシェーバーのフラッグシップモデル、リニアシェーバー「ラムダッシュ」6枚刃シリーズを6月6日に発売します。従来、ラムダッシュシリーズのフラッグシップモデルは5枚刃でしたが、新製品では初の6枚刃となりカット率が向上しています。

↑6月6日発売のリニアシェーバー「ラムダッシュ」6枚刃。パナソニック初の6枚刃にかけて、発売日も「6」にこだわってる?

 

「アゴ下トリマー刃」を追加し、長いくせヒゲのカット率が4倍に

新製品は、短い寝たヒゲを捉えてカットする「くせヒゲリフト刃」×2、最薄部41μmの外刃でヒゲを根元からとらえて深剃りする「フィニッシュ刃」×2に加え、新たに「アゴ下トリマー刃」を2枚追加しました。コーム状の外刃が長いヒゲやくせヒゲを起こして取り込みプレカットするもので、その後に外側の「フィニッシュ刃」で深剃りする仕組み。これにより、長いくせヒゲのカット率が従来モデルより約4倍向上したとのことです。

↑新搭載のアゴ下トリマー刃を含め3種類の刃を2組ずつ配置したことで、「3日間伸ばしたヒゲもしっかり剃れる」とのこと

 

↑新搭載の「アゴ下トリマー刃」は長いヒゲやくせヒゲ、寝たヒゲも起こして内部に取り込み、フィニッシュ刃が刈り取りしやすいようにプレカット

 

「新密着5Dシステム」により、複雑なラインにも密着

6枚刃に加え、1秒間に約220ストロークするラムダッシュ史上最速のリニアモーター駆動も特徴。さらに「新密着5Dシステム」により、アゴ下、喉元の複雑なラインも密着して深剃りします。この「新密着5Dシステム」とは、360度全方向にスイングする密着5Dヘッドと、内刃と外刃が一体となり上下に大きく浮き沈みする密着フロート刃機構を組み合わせたシステムです。

↑高速リニアモーターは健在。約220ストローク/秒の高速ストロークで、なぞるだけで濃いヒゲもカット

 

↑密着5Dヘッドと密着フロート刃機能により、喉元やアゴ下の複雑なラインでもしっかり肌に密着し、1回の剃り上げで広い面積を深剃りできます

 

今回、「ラムダッシュ」6枚刃シリーズとして発売するのは3モデル。ともにシェーバー本体は同じで、付属品が異なります。「ES-LS9AX」は全自動洗浄充電器・ACアダプター・USB充電ケースが付属し、市場想定価格は6万6000円前後(税込・以下同)。「ES-LS9N」は全自動洗浄充電器・ACアダプター付属で5万5000円前後。全自動洗浄充電器を省略し、充電システムはACアダプターのみの「ES-LS5A」は4万4000円前後。

↑3つのシリーズの本体は同じで、付属品が異なります

 

3日半伸ばした太く、長く、密集したヒゲを剃る

筆者は人一倍ヒゲが濃く、1本1本が太い上に伸びるのが早い……。伸ばした状態で通常のモデルを使うと、太くて長く、密集したヒゲがシェーバーの中に入っていかず、なかなか剃れません。ようやくヒゲが入ったら入ったで、シェーバーの刃がヒゲをカリカリと噛んで強く引っ張ってしまい、すごく痛いんです。また、筆者はヒゲが濃いゆえに、ヒゲ剃りに時間がかかって腕が疲れてしまうため、毎朝のヒゲ剃りが憂鬱で仕方がありません。

 

その点、本機は「3日間伸ばしたヒゲでもしっかり剃れる」と公言しています。果たして、剛毛ヒゲの筆者にも当てはまるのでしょうか……? 伸ばした期間は、丸3日半。日曜日の朝に剃ってから月・火と剃らずにヒゲを育て、水曜の午後にラムダッシュ6枚刃を試してみました。

↑3日半剃らないと太いヒゲが3mmくらいまで伸びてしまいます

 

長いヒゲを刃が噛む痛みがなくなった!

使ってみると、いつもの「長いヒゲを刃が噛んで痛くなる現象」が全くありません。力を入れずに、すーっと剃れていくのです! さすがに、1回のシェービングで全てがキレイに剃れるわけではありませんが、初めのシェービングでも長く濃いヒゲが引っかかることなく、スムーズに切れていきます。1回目で70%ほどが剃れ、その後に2-3回軽くなぞっただけで、3日半伸ばしたヒゲもきれいサッパリ深剃りできました!

 

5Dシステムとフロート刃のせいか、肌の密着感も高く、外刃の感触も滑らかでした。私のように濃いヒゲでもひっかかりがなく、肌の上をスムーズに動き、滑らかにカットしてくれたのはうれしいところ。本製品なら、いままで憂鬱だった毎朝のルーティンをスムーズにこなすことができそうです。これは、6枚刃もさることながら、日本刀と同じ鍛造製法で作られたという刃の切れ味の鋭さも理由のひとつでしょう。

↑まずは左の頬に使用した状態。長く伸ばしたヒゲも1回のシェービングで大まかに剃ることができました

 

↑あとは2-3回、細かい動きでなぞってやれば、このようにキレイになります

 

↑日本刀と同じ鍛造製法で作られた内刃のエッジは0.3μmと鋭いのも特徴です

 

ただ、本製品は肌への当たりは柔らかいのですが、いつも使っているシェーバーのクセで肌に強く押し付けすぎてしまい、部位によってはわずかに血が滲んでしまうこともありました。ラムダッシュは外刃が薄く内刃が鋭いため、強く押し付けずとも軽く撫でるだけで深剃りができるので、それに合ったシェービングに慣れる必要がありそうです。

 

デザインや付属品もさすが高級機

ちなみに、本製品は上質感を高めた新カラー「クラフトブラック」と「スカルプチャーデザイン」を採用。立体的な造形美と手になじむボディラインも魅力で、さすがはフラッグシップといったところ。

↑高級感のあるボディも魅力。本体を軽く握るだけで充電状況などの情報が表示されます

 

さらに、今回試した「ES-LS9AX」には、USB充電ケースが付属しているのが便利です。こちらを使うとケースに入れたままUSBケーブル(Type-A/Type-C)で充電できるため、ACアダプターを持ち歩く必要がなく、出張や旅行の時に重宝しそう。

↑「ES-LS9AX」は全自動洗浄充電器・ACアダプター・USB充電ケースを付属

 

↑USB充電ケースはモバイルバッテリーからでも充電できて便利

 

また、付属の全自動洗浄充電器は専用の洗浄液を使って自動洗浄でき、洗浄・乾燥・充電ができる全自動コースのほか、充電のみ、乾燥・充電(手洗い後や入浴時に使ったときなど)の3コースが選べます。シェーバー本体のヘッドは、刃と外刃フレームが外せるので、手洗いでも念入りに掃除することができます。

↑専用洗浄液1袋を付属。このほか、ブラシと専用オイルも付属します

 

↑充電器の背面にファンを搭載し、洗浄後に本体を乾燥することもできます

 

↑外刃フレームと刃を分離できるので、細かい箇所までお手入れができます

 

テレワークが続く今日この頃、ちょっとした外出ならどうせマスクするからと、ヒゲ剃りをサボりがち。オンラインミーティングの前に慌ててヒゲを剃ることもしばしばですが、2-3日伸ばしたヒゲはなかなかに頑固でストレスになります。「ラムダッシュ」6枚刃を使ってみて、「剃り心地の良いシェーバーはテレワーク時代でも必需品なのだ」と、改めて実感した次第です。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

Refaのドライヤー、男性が使っても「髪のボリュームアップ効果」でホントに助かる【愛用品コラム55】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 55:Refa「リファビューテック ドライヤー」】

●起

去年、コロナ太りで、体重が80キロをオーバーした(社会人になってからは15キロ近く増)。これは良くないと思い、糖質制限&ロカボを採り入れて10キロ痩せた。そのあとも、引き続き腹八分目の生活しながら体重をキープできている(はず)。

 

●承

おうち生活を含めて、生活習慣が変わった影響だろうか。この1年で抜け毛が実に増えた! 糖質制限やロカボをすると抜け毛が増えるというのはちょいちょい聞くが、そこは今回はテーマにしない。ただ、朝起きると枕にひっつている毛の数が増えたなと感じるし、なんか薄くない? 髪も一緒に痩せてない? みたいなのをこの春感じている。

 

●転

ようやくドライヤーの話。リファのドライヤーは所謂「高級ドライヤー」だ。温度をセンシングして髪の温度を60度以下にキープするので、髪と地肌に優しい。かつ、ボリュームアップしてくれる機能がある。これが結構、救世主。全体をふんわりと仕上げられて、あら不思議。痩せた髪の感じがなくなる。ドライヤーひとつでこんなに変わるんだ!と驚きつつ髪を乾かしている。実際の髪量が増えたわけじゃないけど。

 

●結

この商品、妻や娘は大喜び。乾くのも早いし、髪の艶やかさもこれまでは違う。初めてやってきた日に、代わる代わる使っては「すごいねすごいね」と家が華やぐのは、家電の醍醐味だ。たためないので収納に困るのと、高額なので落とさないよう毎回ビビりながら、今日も髪をボリュームアップしている。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

フィリップスから毛量が多くてもムラなくきれいにカットできるヘアーカッター登場

フィリップス・ジャパンは5月19日、毛量の多い人でもムラなくきれいにカットできるヘアーカッター「HC5632/17」を6月4日に発売すると発表しました。

 

「HC5632/17」は、パワフルにカットできる「ターボモード」のほか、45度のダブル鋭角刃が毛を逃さずキャッチして鋭くカットする「デュアルカットテクノロジー」、カットした髪が刃から落ちやすい「ヘアースムーズテクノロジー」を搭載。これらのテクノロジーにより、毛量の多い人でもムラなくきれいにカットできるうえ、髪詰まりを抑えることが可能です。

また、1mm間隔で調節できる27段階の調整コームやスキ刈りコーム、ツーブロック用コームなど、豊富なアタッチメントを付属しており、好みのヘアースタイルにアレンジできます。

 

本体サイズは約幅50×奥行き57×高さ188mmで、重量は約185g。バッテリーは満充電時で約90分駆動し、充電時間は約1時間となっています。このほか、本体は丸洗いが可能なうえ、自動研磨システムとオイル差し不要なことから、面倒なお手入れが不要としています。

パナの「ナノケア美顔器」は夫婦&パートナーで使うと仲が深まる。スキンシップも増える良品【愛用品コラム32】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【#愛用品 コラム32: パナソニック「スチーマー ナノケア EH-SA3B」】

●起

夫婦の会話を生み出す意味で、美容は良いテーマだ。どの化粧水がいいか? 乳液の効果はどうか? 共通の話題があると、家はにぎやかになる。何より、妻も自分も若々しくいられてニコニコ。さらに、肌トラブルに悩む思春期の子どもがいる家庭では、夫婦だけでなく家族の会話を生み出すこともできる。

 

●承

パナソニックの「スチーマー ナノケア」は妻が購入したもので、夫婦で使っている。顔を近づけて10分程度ぼーっとするだけで、顔に水分が満たされる。満たされた感触がしっかり感じられるから、心まで満たされた気分になる。心の充電。

 

●転

我が家の場合、風呂あがりに利用するのが定番になっていて、惰性でスマホをいじる時間が変化。何もしないでひたすら自分に向かい合っていると、気分もリセットされる。そういった意味では、在宅勤務時代にあったプロダクトといえる。

 

●結

スキンケアはスキンシップにつながるから良い。モチモチになった肌は触ってほしいし、触りたくなる。実際にパートナーの肌に触れるのは大切なことだ。最近、肌に触れるどころか、手も触れてない夫婦はぜひご実践を。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

まさに「毛髪美容器」! パナソニック「ナノケア」は髪質向上できる名機【家電大賞2020-2021 美容健康家電部門】

「家電大賞」は、トレンド情報誌「GetNavi」と白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による年に1度の家電アワード。今回で6回目となる「家電大賞2020-2021」では、ノミネートされた全155製品のなかから、 読者投票(投票期間は2020年11月22日~2021年1月6日)により、 グランプリと部門賞(特別賞含む18部門)が決定した。

 

美容健康家電部門の金賞を獲得したのは、パナソニックのヘアードライアー「ナノケアー EH NA0E」。同製品の魅力を改めて紹介する。

 

【美容健康家電部門】金賞

パナソニック

ヘアードライヤー「ナノケア」 EH-NA0E

独自イオン、高浸透「ナノイー」を浸透させ髪にうるおいとツヤを与えるヘアードライヤー。イオン発生部から吹き出す風の広がりを抑え、「ナノイー」を従来よりも約10%髪に届きやすくした。ヘアカラーした髪の退色抑制にも効果的。

SPEC ●消費電力:1200W ●温風温度:ホット時125℃(ドライ・室温30℃のとき)、スカルプモード時60℃(室温30℃のとき)●風量:1.3m3/分(ターボ時)●サイズ/質量:W216×H226×D92mm/約580g(セットノズル含まず)

 

【読者コメント】

「髪がツヤツヤになり、美容室のような仕上がりが自宅で実現するのがスゴいです」(40代・女性)

「カラーで傷んだ髪に使ったら、 わかりやすくしっとり感が生まれました」(30代・女性)

 

美容健康家電部門の金賞を獲得したヘアードライヤー「ナノケア」は、多くの美容系メディアで2020年度の「ベストコスメ」を受賞。髪を乾かすだけでなく髪のダメージを抑制できる〝毛髪美容器〟としての認知度も高い。

 

投票者のコメントでも多かったのは「髪質向上」への驚き。発生する「ナノイー」の水分量が従来の18倍(※2)になった高浸透「ナノイー」を搭載し、髪が格段にうるおうようになった。ヘアカラーの退色が抑えられるのも、美容室に頻繁に行けない昨今は助かる。

※2:「ナノイー」と高浸透「ナノイー」との比較(同社調べ) 

 

さらに風に強弱をつけることで髪を素早くドライできるのも魅力。 「一度使い始めたらもうほかのドライヤーには戻れない」との声も多く、年齢・性別を問わずユーザーからの支持は絶大だ。

 

【POINT1】高浸透「ナノイー」

従来の「ナノイー」に比べ、水分発生量が18倍(※2)となった高浸透「ナノイー」を搭載。キューティクルのわずかな間から入り込み、髪へのうるおいが1.9倍(※3)に!!(毛髪水分増加量・同社従来「ナノイー」搭載商品比)

※2:「ナノイー」と高浸透「ナノイー」との比較(同社調べ)

※3:同社従来品2019年発売EH-NA9Bとの比較(同社調べ) 

 

【POINT2】ヘアカラーの退色抑制

高浸透「ナノイー」とミネラル(※1)がキューティクルの密着性を高め、ヘアカラー剤の流出を防ぐ。これによりお気に入りの髪色が長持ちするようになった。また、美髪の大敵であるUVダメージからも守る。

※1:ミネラルとは、亜鉛電極から発生されるミネラルマイナスイオンのこと

 

【POINT3】スピード乾燥

独自形状の「速乾ノズル」から強弱差のある風を送風。毛束をほぐしながら乾かすので素早く髪が乾く。ホット・ドライ時の風温は最大約125℃だが、髪の表面温度は80〜90℃程度になるため、髪が傷まないのがうれしい。

 

 

【家電 Watch】でもご紹介

高浸透「ナノイー」&ミネラルで内側までうるおうヘアードライヤー「ナノケア」に人気が集中!!

3万円でも水道代で元が取れる!? 高級シャワーヘッドの「ウルトラファインバブル」に大満足

毎日の疲れを取るリラックスタイムといえばお風呂の時間。ゆっくり湯船に浸かったり、シャワーを浴びたりするのはもちろん、ときにはテレビをゆっくり見たり、スマホを持ち込んで長時間お風呂を楽しむこともあります。バスタイムの重要性が増してくるなかで、ちょっと気になる浴室グッズを見つけました。それが「ReFa FINE BUBBLE S」(リファファインバブルエス)という多機能なシャワーヘッドです。こちらはボタンを押すだけで4つの水流に切り替えができるのが特徴。これまで以上にお風呂時間を楽しむことができそうなので、早速お借りして試してみました。

↑「ReFa FINE BUBBLE S」価格3万円(税込)

 

超微細な気泡が毛穴の汚れも取り除く

一般的なシャワーヘッドと言えば数千円のイメージ。しかし、「ReFa FINE BUBBLE S」はなんと3万円もする非常に高価なシャワーヘッドです。その秘密はシャワーヘッド内にウルトラファインバブルとマイクロバブルを発生させる機構を内蔵していること。

 

ウルトラファインバブルとは1μm以下の超微細な気泡、マイクロバブルは1~100μmの微細な気泡のこと。一般的に人の肌にある毛穴の大きさは300μm(0.3mm)なので、これらの微細な気泡なら毛穴の奥まで入り込んで汚れを取り除けるというわけです。

↑毛穴の大きさと、「ReFa FINE BUBBLE S」が作り出す気泡の大きさのイメージ。気泡がここまで小さいので奥まで入り込める

 

このウルトラファインバブルを生成させるにはいくつもの方法があります。「ReFa FINE BUBBLE S」が採用しているのは水に圧力をかけてそこに気体を混ぜ合わせる加圧溶解方式と2段階のキャビテーションによる独自構造。これによってウルトラファインバブルとマイクロバブルを約9Lの水の中に1分間で最大6800万個発生させています。シャワーの水の中は、この目に見えない微細な気泡で満ちており、毛穴の奥まで洗えるというわけですね。

↑独自のダブルスパイラルキャビテーションにより、超微細な気泡を生み出す仕組み

 

シーンに合わせた4種類の水流を選べる

実際に「ReFa FINE BUBBLE S」を使ってみました。パッケージにはシャワーヘッド本体と変換用アダプターなどが入っており、自宅浴室のシャワーホースに合うアダプターを使って取り付けます。なお、筆者宅ではアダプターは不要でした。

↑シャワーホースに「ReFa FINE BUBBLE S」のヘッドを取り付ける

 

↑ヘッドにあるMODEボタンを押しこむことでシャワーモードを切り替えられる

 

シャワーヘッドをしっかり取り付けたら準備はOKです。浴室カランのハンドルをシャワーの方にひねると、「ReFa FINE BUBBLE S」からお湯が出てきます。用意されている水流は、弱い順にミスト、ストレート、パワーストレート、ジェットの4種類。

 

これまで通りにシャワーを浴びたい時はストレートを使用。シャワーヘッド全体から広い範囲に優しい水流が噴射できます。体を洗った後の石鹸の泡を流したいときに向くのはパワーストレート。強い水流で効率よく洗い流すことができました。そしてミストは霧のような微細な水流で洗顔などに向いています。シャワーヘッドから噴射する水流の範囲は広い順にミスト、ストレート、パワーストレート、ジェットの順で、使用頻度が高いのはストレートとミストというイメージです。

↑最も勢いがよく、ピンポイントな水流が出るジェット

 

↑パワーストレートは一般的なシャワーのような水流

 

↑ストレートはヘッド全体から広く水流が出るモード。後述のシルキーバスづくりにも役立つ

 

↑洗顔などにも最適なミストモード。広いエリアに霧のような水流を噴射できる

 

「ReFa FINE BUBBLE S」をミストにして肌に当ててみたところ、柔らかく優しい感触。長く当てていると毛穴に泡が入り込んでいるのか、他のシャワーでは感じないような、わずかながら、チクチクするようなむずがゆさを感じました。ただ、「ReFa FINE BUBBLE S」のミストなら、普段顔にシャワーを当てるのを嫌がる小学生の娘たちも喜んで使ってくれるので、洗顔させやすかったです。

シルキーバスが簡単に楽しめる

さらに「ReFa FINE BUBBLE S」の使い方として面白いのが、ストレートモードでお湯を出したシャワーヘッドを湯船に入れるシルキーバスです。すぐに湯船がウルトラファインバブルとマイクロバブルで満たされ、白濁していきます。泡で満たされているとはいえ、微細なので肌に刺激などはほとんどなく、柔らかい肌触りでした。

↑ウルトラファインバブルで満たされた湯船。優しい湯あたりで非常に気持が良い。ただし、ジャグジーのような循環型ではないので湯船のお湯が増えてしまうことに注意が必要だ

 

さらにテストを1つ。腕に油性マジックで2本の線を引き、そこにミストをあてて軽くこすってみました。すると、力を入れていないのに一瞬でマジックの線を消すことができました。石鹸などを使うことなく、キレイに落ちたのが驚きでした。

↑シャワーを掛けながら軽くこするだけで、マジックで書いた線が簡単に消えた!

 

繊維の奥にはいりこむからマスクの洗浄にも最適

さらに「ReFa FINE BUBBLE S」のウルトラファインバブルは、洗濯にも活用できます。販売元のMTGによると一週間毎日、「ReFa FINE BUBBLE S」で洗い続けたマスクに残った菌の数は、普通のマスクの約1/8だったとのこと。微細な気泡がマスクの繊維の奥に入り込んで雑菌などを洗い流し、よりキレイな状態にできるそうです。

 

ウルトラファインバブルが洗濯に役立つのは、東芝の洗濯機で採用されていることでもわかります。例えば東芝のZABOONでは「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」機能を搭載。生成方法などは異なりますが、微細なウルトラファインバブルで繊維の奥の汚れを洗い流すことができます。

↑ウルトラファインバブルが肌から汚れを取るメカニズム。微細な気泡が汚れを浮かせて剥がしてくれる

 

洗濯機のレベルとは異なりますが、シャワーヘッドを交換するだけでマスクなどを効果的に除菌できるのはうれしいですね。短期間ではありますが、「ReFa FINE BUBBLE S」を使用してみて満足でした。4つの水流が選べるシャワーは非常に気持ちよく、湯船をウルトラファインバブルで満たしたシルキーバスは子どもたちも大喜び。

 

ミストモードで使うとお湯の温度がやや下がったように感じますが、シャワーヘッドを肌に近づけたり、温度を1、2℃上げたりすることで対応できました。

 

総じて「ReFa FINE BUBBLE S」には大満足でしたが、問題はお値段です。多機能とはいえ、シャワーヘッドで3万円だと価格のハードルが高いのは事実。ただし、我が家では娘たちが「ReFa FINE BUBBLE S」の水流をかなり気に入り、お風呂に入るのを楽しみにしている状態で、使えなくなるのは惜しいと感じているのも事実です。

 

その点、「ReFa FINE BUBBLE S」には月500円・60回払の分割プランが用意されており、さらに「ReFa FINE BUBBLE S」には最大約67%の節水効果があるとのこと。メーカーによる試算によると月2100円の水道代削減が期待できるというので、その差額で手軽に導入できそうな気がしています。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

え、この剃り味で1万円台? 「究極の密着性」を目指したブラウンの新シェーバーが衝撃的

長引くコロナ禍の中で、ニューノーマルな生活にも慣れてきたころではないでしょうか。とはいえ、100%リモートワークの方でも、オンライン会議があるので身だしなみに気を使う必要があります。さらに、1日中デスクワークをしていると、何の気無しに自分の顔を触ることが増え、ヒゲの剃り残しが気になって仕方がない……という方も多いのでは? 筆者の場合、特に気なるのは顎下の剃り残し。ちゃんと剃ったつもりでも、ちょこちょこ残ってしまうんですよね。とはいえ、凹凸のある複雑な形状をした顎下をちゃんと剃れるのは、どうせ高額なフラグシップモデルだろうな……。

 

ブラウンが売れ筋のミドルレンジモデルを6年ぶりに一新

そんなユーザーの声に応えて、ブラウンはこのほどミドルレンジモデルで剃り味にこだわった新製品を発売しました。それがシリーズ5(実売価格1万1880円)・シリーズ6(同1万4080円)・シリーズ7(同1万7380円~)の3モデル。ブラウンにとって実に6年ぶりとなるミドルレンジモデルの新製品です。

 

ブラウンによると、シェーバー市場でもっとも売れているのが5000円~2万円までのミドルレンジモデルで、この価格帯のモデルのユーザーは性能と価格のバランスを求めているそう。新製品はその点を押さえつつ、「あご下の剃り残し」という消費者の長年の悩みに応え、「究極の密着性」を実現するとのこと。

↑ブラウンが6年ぶりにリニューアルしたミドルクラス3モデル。左からシリーズ6、シリーズ7、シリーズ5

 

3モデルに共通するのは、ヘッドが本体から独立していること。一般的にミドルレンジモデルはヘッド・本体一体型が多く、ヘッドは本体に対して真っ直ぐ上を向いて取り付けられています。これに対し、新製品の3モデルは15°前傾した独立ヘッドを搭載したことで、握り方にかかわらずヘッドが肌に密着する姿勢を保てるようになりました。また、人間工学に基づいた握りやすいボディシェイプと、握る部分はゴム製で滑りにくいことに加え、重量バランスに考慮した設計により、長時間のシェービングでも手が疲れにくくなっています。

 

このバランスを実現したのが新開発の小型モーター。パワーを維持しながら従来よりも50%小型化したことで、従来はヘッド近くに配置していたモーターをボディ寄りに下げることができました。ちょうど親指と人差し指で握る辺りに重心を置くことで、シェービングの際のバランスが格段に向上したのです。なお、3シリーズすべて、デープキャッチ網刃2+S字型トリマー刃の3連密着ブレードを搭載しています。

↑握り手の位置に重心を置くことでバランスが良くなり、長時間のシェービングでも疲れにくくなっています。実際にシェービングしてみると、軽く感じます

 

上位機種になるほどヘッドの可動域が増えていく

それでは各シリーズの特徴を見ていきましょう。シリーズ5は、ヘッドは固定して動かないものの、3連ブレードがそれぞれ4-5mmほど自在に浮き沈みすることで、ヘッドが肌の凹凸に合わせて密着する仕組みです。また、ヘッドを支えるネックの両側には穴が空いており、そこから直接水道水を流し込むことで、網刃を外さずにヘッドを簡単に水洗いできる「クイック洗浄システム」を採用。ヒゲを剃るたびにすぐに水洗いできるので、清潔さが保てます。なお、穴の中には水圧で開く弁があり、ヒゲ剃り中は閉じているので、シェービング中に細かなヒゲくずがこの穴から落ちることはありません。

↑シリーズ5は網刃が約4-5mm浮き沈みする3連密着ブレードを搭載

 

↑ヘッドの首の左右に穴をうがったクイック洗浄システムにより、網刃を外さずにすぐに水洗いができます

 

シリーズ6は、3連密着ブレードに加え、ヘッドが前後に動くことで、より顎下のラインに密着したシェービングができるようになっています。なお、クイック洗浄システムは採用していません。

↑シリーズ6はヘッドが前後にスイングし、シェービング時の縦のストロークに沿って肌に密着

 

ミドルクラスの中で上位モデルであるシリーズ7は、前後の動きに左右の動きも加わった360°密着システムを採用しました。さらに密着性が増し、喉元、顎下、顎から頬にかけての複雑なラインでも深剃りを実現します。また、シリーズ7は、フラグシップモデルに搭載している人工知能テクノロジーを採用。通常はヒゲが濃い人の場合、シェーバーの引っかかりが多くなってパワーが落ちてしまうところ。しかし、シリーズ7は人工知能テクノロジーによってヒゲの濃淡を検知し、ヒゲが濃い場合にはモーターパワーを上げることで、カットする力を落とさずにシェービングが続けられるのです。

↑ミドルクラスの上位モデルであるシリーズ7は、3連密着ブレードが浮き沈みすることに加えて前後左右にヘッドが動きます

 

↑ヘッドが本体から独立し、ネック部分の2本の稼働する支柱で支えることで前後左右の動きを可能にしています

 

↑シリーズ7の360°密着システムの動き

 

↑人間工学に基づいたフォルムは握りやすく疲れにくいとのこと

 

シリーズ7を使ってみたら、軽さと滑りの良さに驚いた

シリーズ7を実際に使ってみると、まずはその軽さに驚きます。物理的な軽さと、握りやすさ、そして重心がちょうど親指と人差し指で握る部分にあるので、筆者が使っている4枚刃モデルよりかなり軽く感じます。筆者はヒゲが濃いのでシェービングに時間がかかるのですが、これなら長時間シェービングしても腕が疲れません。3枚刃のヘッドは大きすぎず小さすぎずの絶妙なサイズ。3連密着ブレードと360°密着システムが加わって、顎下ラインにピッタリと吸い付きます。網刃の滑らかさは特筆もので、内刃の鋭い切れ味と相まってスムーズに肌の上を滑っていく感触は良好。筆者のような濃いヒゲでも、短時間で深剃りできました。

↑シリーズ7は顎下の複雑なラインにもピッタリ吸い付いて深剃りできます

 

↑右半分がシリーズ7を使った部分。2日伸ばしたヒゲも剃り残しなく短時間できれいに剃れました

 

新モデルでは、自動充電機能付きのアルコール洗浄システムセットもラインアップ。水ベースの洗浄液を採用しているメーカーが多いなか、ブラウンはアルコールベースの洗浄液にこだわっています。これは、シェーバーヘッドの中に入り込んだヒゲおよび皮膚の脂分を分解し、しっかり落とすことができるためです。なお、各種トリマーや交換ヘッドもオプション品として多数用意しており、本体1台あればチョイヒゲを切りそろえたり、ムダ毛を処理したりと、さまざまな用途に対応できます。

 

コロナ自粛の制限が徐々に緩和され、今後は少しずつ外出する機会も増えるはず。ここはひとつ、シェーバーを買い替えて心機一転、身づくろいに精を出そうじゃありませんか!

↑アルコール洗浄システムが付属するセットには専用洗浄剤が1個付属します

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ドライヤーがヘアカラーを抜けにくくする!? 超人気シリーズ「ナノケア」が吹出口に施したひと工夫

パナソニックは、ヘアードライヤー の新製品「ナノケア EH-NA0E」を10月1日に発売します。実売予想価格は3万2780円です。

↑ナノケア EH-NA0E。カラバリは左から-A(ネイビー)-H(グレージュ)-P(コーラルピンク)

 

高浸透「ナノイー」とミネラルマイナスイオンが髪に届きやすい新構造を採用

「ナノケア」シリーズは国内累計販売台数1250万台を達成した人気シリーズで、昨年発売したEH-NA0Bは水分発生量を従来の「ナノイー」と比べて18倍に増加させた高浸透「ナノイー」を搭載しました。髪へのうるおいは1.9倍となり、ユーザー満足度でも高い評価を得ています。

 

同シリーズの新製品となる本機は、ミネラルマイナスイオンの吹出口の角度を30°内向きにして、風の広がりを抑える新構造を搭載することで、高浸透「ナノイー」とミネラルマイナスイオンが従来品よりも約10%髪に届きやすくなりました。それによりキューティクルの密着性が高まったことで、ヘアカラーをした髪のダメージを抑えます。また、ヘアカラー薬剤の流出を防ぎ、退色を抑制します。

↑新製品では風の広がりを抑えました

 

このほか、独自の「速乾ノズル」で、濡れた毛束をほぐしながら素早く乾燥。自動で温・冷風を切り替えて髪にツヤ感をキープする「温冷リズムモード」、地肌にやさしい約60℃の「スカルプモード」、暑い時期には温風の熱さを低減「インテリジェント温風モード」、「毛先集中ケアモード」、 「スキンモード」など5つのモードを搭載し、毛髪はもちろん、地肌から毛先、肌までケアできるメリットは健在です。

 

夏は紫外線による髪へのダメージが気になる季節。特にヘアカラーをしている方は、よりイオンが届きやすくなったナノケアで、しっかりメンテナンスしてはいかがでしょうか。

「ウルトラセブン」のデザインが胸を打つ! 中年の敵「疲れ目とブヨブヨお腹」に効くリアル変身アイテムが登場

ウルトラな男を創り出す、新しいコンセプチュアルブランド「A MAN of ULTRA」と、トータルボディケアブランド、ドクターエアがコラボした目元ケア機器「3D アイマジック」(実売価格1万8000円)とEMS機器「EMS エクサパッド10」(実売価格1万2800円)が発売されることになりました。

 

ウルトラセブンがモチーフの目元ケア機器とEMS機器をお試し

こちらは、ウルトラセブンのシンボルをあしらったデザインとのこと。筆者にとってウルトラマンシリーズといえば、やっぱりウルトラセブンです。「アイスラッガー」を投げつけて怪獣の首を落としたシーン、かっこよかったな~。「セブン! セブン! セブン!(ブオー) セブン! セブン! セブン! (ブオー)」という主題歌を思い出すと、気持ちが高揚しますよね。しかも、今回発売される2製品は、それぞれ疲れた目元のケアができ、貼るだけでカンタンにトレーニングができるマシンとのことで、まさに41才、中年の筆者のニーズにドンピシャです。これはぜひ使ってみたい! というわけで、実際に製品を使わせて頂きました。

 

「3D アイマジック」の細部までこだわったデザインにテンションが上がる

↑製品画像のクリックで楽天市場の製品紹介ページにジャンプします(以下同)

 

まずは、「3D アイマジック」のほうから試してみましょう。おお、真っ赤なボディを手にとると、何だか、かきたてられるものがあります。外観はモロボシ・ダンが変身するときにかける「ウルトラアイ」っぽい! 注意して見ると、随所にウルトラセブンをモチーフとしたあしらいが……。同フロアにいる同世代の営業さんに見せたところ、「あ、本当だ、ここにアイスラッガーがある!」と興奮していました。なるほど、これはナイスミドルたち(おじさん)のテンションが上がるアイテムですね。

↑左目の部分にはウルトラアイのモチーフ。右下にある「D」はドクターエアのロゴマークにアイスラッガーを組み合わせたもので、この下に充電用のminiUSBポートが隠されています

 

↑右目の部分の上部には数字の「7」のモチーフ、その下にはアイスラッガーのモチーフがあしらわれています

 

こめかみを刺激する強さが絶妙

では、肝心の実力はどうか? スタートボタンを押すと、耳元に小さく音楽が聞こえてきました。何この曲…懐かしくてもの悲しい、それでいてどこか甘やかな……。と思っていたら、指圧を思わせるエアプレッシャーが断続的にやって来ました! こめかみ部分の玉(ふくらみ)がこめかみの芯を刺激し、目頭や目元にもほどよい圧迫が。音楽と相まって、なんとも心地よいアンサンブルを奏でています。そして、あっ…それ以上はダメ……(痛くなる)という一歩手前で、「プシュー」という音がしてエアプレッシャーが緩む、その「寸止め感」がなんともいえない快感でした。

↑肌が接する裏地は短い起毛素材となっていて、気持ちのいい肌触り。両耳の付近にスピーカーがあるようで、音色がクラリネット風、中国の胡弓っぽいものなど5パターンほどの曲が収録されています。音量調整や消音も可能

 

蒸しタオルと同様の温かさで目元リフレッシュ

やがて、目の周りがどんどん、どんどん温かくなってきました。ああ、これは蒸しタオルと同じ感覚ですね……。いま目は見えていませんが、このあと血行が良くなるのは目に見えています。疲れ目や視力の回復には温めるのが良いといいますから、これも目の健康には絶対にいいはず。なお、温めないコースを選択することも可能です。

 

さて、心地よい加圧と音楽に身をゆだねること15分……知らぬ間にコースが終わっていました。あまりの心地良さに、ちょっと寝てしまった模様です。いやあ、これは気持ちがいい! 使ったあとは、リフレッシュ感が違いますね。目の周りに清涼感が感じられ、まぶたも軽くなって何とも爽快。特に私たちのようなデスクワーカーは一日中パソコンに向かいあっているだけに、こうしたアイケア機器はありがたいです。

↑知らぬ間に使用中の姿を盗み撮りされていました

 

↑本体はコンパクトに折り畳むことができ、専用のポーチに収納できるようになっています

 

「EMS エクサパッド10」で腹部の代謝を高めたい

↑製品画像のクリックで楽天市場の製品紹介ページにジャンプします(以下同)

 

続いて、「EMS エクサパッド10」を試してみましょう。カラーは燃えるような真紅で、中央のボタン脇にウルトラセブンのボディライン、四隅にアイスラッガーをモチーフとしたマークを配しています。くにゃくにゃ曲がるシリコン素材で、軽くて付けやすい!

 

なお、EMSとは、Electrical Muscle Stimulation(電気筋肉刺激)の略で、電気刺激によって筋肉を効率的に運動させるシステムです。近年、筆者は中年太りに悩まされており、この脂肪を減らすには、脂肪の下の腹筋を鍛えて代謝を上げるのが一番。本機はまさに「渡りに船」なのですが、EMS機器を使うのは初めて。痛くはないのか、身体に悪影響はないのか……ちょっと不安もありました。

↑粘着力のある付属のジェルパッドを裏面にある電極に貼り付けて準備完了

 

↑ジェルパッドの面を鍛えたい部分にペタっと貼り付けて使用します。10極構造で広い範囲に刺激を与えられるのが特徴

 

刺激のリズムには2種類のパターンがある

本機はシリコン素材なので、中年太りのお腹の急なカーブにも難なく追従します。ペタっとお腹に貼りつけてスイッチオン。ピリピリとした刺激が来ました。刺激のリズムには2種類のパターンがあるみたいですね。始めは、トトトトトトト、トトトトトトという単調なリズムで刺激が始まりますが、やがて、トットットットットット、トトトトトトト……と、2つのリズムを組み合わせた刺激に変わります。これは効率的なトレーニングのため、リズムを自動的に切り替えているからだそう。ユーザーとしても、体感が変わって飽きずに楽しめるのがいいですね。

↑四隅にはアイスラッガーのモチーフが

 

↑電源はコンビニやスーパーなどで購入できるコイン形リチウム電池(CR2032)です

 

強度に幅があるので長く使えそう

本機は15段階で強度を設定可能。3段階あたりまではさほど刺激は感じませんが、それ以上になると明らかに刺激の強さを感じるようになります。筆者の場合は、10段階が本気の限界で、腹筋がつりそうになりました。ただ、読者のためにも、MAXの15段階はどうしても体験しなければ……。意を決して「+」ボタンを連打してみたところ……イテテテテテテテテテテ! つる! つる! …想像以上の刺激でした。見た目にも、本体が大きく上下しています。荒れ狂う和太鼓ユニットか? やんちゃなクルマから漏れてくる重低音か? それほど激しく、重いビートでした。しかし、これだけトレーニング強度に幅があるということは、ポジティブな要素です。筋肉の成長に応じて長く使えるわけですから。

↑電源ボタンの上下についている「+」「-」のボタンで強さの調節が可能です

 

本機はスタートから20分で自動的に電源がオフに。使ったあとはジンジンしている印象で、やっぱり筋肉に効いているな、というのがわかります。つる寸前の腹筋運動なんて自分でやることはないですから、それも当然ですよね。翌日はほどよい筋肉痛が起こり、深い呼吸をすると腹筋の硬さがわかるのが頼もしいです。「ながら」で使えるのもいいですね。テレビを見ながら、読書をしながら、なんてことも可能。使用中は息苦しくなるとか、気持ちが悪くなるといった危険な体験は一切なく、EMS機器の存在意義「ラクしてトレーニング」を堪能できました。

 

なお、本機には本体とは別に、ランニングコストがかかる点に注意しましょう(※)。電極に貼り付けるジェルパッドは消耗品で、1か月に1回、あるいは使用回数30回を目安に交換が必要。また、電池は1か月程度で交換する必要があります。

※交換用ジェルパッドEMS-004PDの実売価格は2500円、コイン形リチウム電池CR2032は250円が目安

 

本機を使ったあとにジョギングをするのもオススメ

さて、「『ながら』で使うだけじゃあ、物足りないよ」という意識の高い人には、ジョギングと組み合わせて本機を使うのがオススメ。みなさんもご存じの通り、筋肉が鍛えられるプロセスは、一度傷ついて回復する際に以前より筋繊維が太くなるというもの。本機を使ったあとにジョギングをすれば、同じ部分に負荷がかかることになり、より効率よく筋肉が壊せるのでは? と考えたのです。

↑太ももに使用したときの様子

 

本機は太ももや腰部分でも使えるとのことなので、使える場所には全部使ってみたうえで、30分程度のジョギングを行ってみました。すると、あれ、逆に身体が軽いぞ? しかし、終わってからしばらくすると、筋肉への効き方がスゴイ! このままいけば、たとえばこの夏、暑い、暑いとTシャツの裾をパタパタしたら、さりげなく鍛えられた腹筋がちらりとのぞく……といった状態になれるかも。本機があれば、実は可能な話なのかもしれません。

 

両機とも続けて使いたい「リアル変身アイテム」だった

今回、「A MAN of ULTRA」の「3D アイマジック」「EMS エクサパッド10」を使ってみて、両機とも、今後もぜひ使い続けたいと思うアイテムでした。まず、毎日手に取りたくなる、高揚感をかきたてるデザインがいい(ただ、これだけカッコイイのに、人に見せる機会がないのが残念ですが……)。また、両機で実際に変身願望を実現できる点が面白いです。「3D アイマジック」の場合は、目元をリフレッシュすることで、使う前とは別人のような新鮮な気持ちになれる。「EMS エクサパッド10」を活用すれば、憧れのヒーローのような、引き締まった肉体が手に入る(かもしれない)わけです。この機会を逃してはいけません。ウルトラセブンに親しんだ世代のみなさま、あなたもこの「リアル変身アイテム」で「デュワ!」っと変身してみませんか?

(c)A MAN of ULTRA (c)TSUBURAYA RROD.

 

3D アイマジック(ウルトラセブンモデル)の商品紹介ページはコチラ

EMS エクサパッド10(ウルトラセブンモデル)の商品紹介ページはコチラ

 

協力:楽天市場

たった2分でツルッツル!「手磨き10分以上」のライター、フィリップスの電動歯ブラシに衝撃を受ける

7月2日より発売される、フィリップスの電動歯ブラシ新製品「ソニッケアープロテクトクリーン」シリーズ。その新製品発表会が東京・昭和大学歯学部で開催されました。電動歯ブラシ初心者にぴったりという製品の特徴とは? 発表会の模様を通してレポートしていきます。

↑ゲストのフリーアナウンサー、高橋真麻さん

 

9800円~のお手ごろ価格で「過圧防止センサー」を搭載

↑「プロテクトクリーン」はライトブルーとパステルピンクの2色展開

 

今回発売される「ソニッケアープロテクトクリーン」シリーズは、電動歯ブラシ初心者向けの製品。エントリークラスの「プロテクトクリーン」、ミドルクラスの「プロテクトクリーン<プラス>」、上位機種の「プロテクトクリーン<プレミアム>」の3機種が発売されます。

↑「プロテクトクリーン<プラス>」はホワイトミント、ライトブルー、パステルピンクの3色展開

 

シリーズに共通する特徴としては、歯茎を痛めないようブラッシングの力を抑制する「過圧防止センサー」と、ブラシヘッドに搭載されたチップによるブラシヘッドの交換時期の通知機能が搭載されていること。また、毎分3万1000回の高速振動による音波水流により、歯の隙間や奥歯の歯垢もしっかり除去することが可能です。

↑最上位機種の「プロテクトクリーン<プレミアム>」はホワイトのみ。なお、2018年夏ごろにブラックも発売予定となっています

 

エントリークラスの「プロテクトクリーン」は、通常モードにあたるクリーンモードのみ。「プロテクトクリーン<プラス>」はクリーンモードに加え、歯と歯ぐきの境目を磨くモードを追加したガムケアモードを搭載。「プロテクトクリーン<プレミアム>」はクリーンモード、ガムケアモードのほか、ステイン(汚れ)の除去に効果的なホワイトモードを搭載しています。また、ブラシヘッドを認識して最適な強さとモードに設定する機能も搭載。

 

発売は7月2日から。想定市場価格(以下すべて税抜)は「プロテクトクリーン」が9800円、「プロテクトクリーン<プラス>」が1万4800円、「プロテクトクリーン<プレミアム>」が1万9800円となっています。

 

全身疾患の予防のためにも口腔ケアは重要

↑フィリップス・ジャパンのマーケティング&BCD兼戦略企画・事業開発統括本部長の相澤 仁さん

 

発表会では、最初にフィリップス・ジャパンの相澤 仁さんが登場。フィリップスでは、2025年までに1年間で30億人の健康と生活の向上を目指すため、健康的な生活、予防、診断、治療、ホームケアといった、ヘルスケアの価値連鎖全体で捉えています。

 

相澤さんによると、「なかでも口腔ケアはとても重要。虫歯や歯周病を予防することで、老人に多い誤嚥性肺炎や糖尿病、循環器系の病気、動脈硬化といった疾患の予防につながります。そのためにも、今回のソニッケアープロテクトクリーンで、幅広い層の人たちに電動歯ブラシによる口腔ケアを始めてもらいたい」とのことでした。

たった2分で歯がツルツルになったことが衝撃!

発表会のあとは、実際に「プロテクトクリーン」を体験。使用したのは中位モデルの「プロテクトクリーン<プラス>」です。ブラシヘッドを取り付けてスイッチを入れるだけですぐに使えます。ブラシヘッドを口に入れて、軽く歯と歯茎に当てていると、最初は唇が少しむずかゆい感じですが、すぐに慣れます。

↑歯の模型でデモンストレーション。毎分約3万1000回の高速振動しているブラシヘッドを軽く当てると、模型内の水が細かく波打つのが見えます。「過圧防止センサー」は強く当てるとハンドルのランプと振動で教えてくれます

 

磨くコツとしては、口の中を4分割し、それぞれ30秒ずつ、合計2分くらいで磨くようにすること。実際に歯磨きを終えると、歯の表面がツルツルになります。普段、手磨きで10分以上時間をかけている筆者にとって、たった2分でツルツルになったのはかなりの衝撃でした。

↑これがブラシヘッド交換通知ランプ。ブラシヘッドに埋め込まれたRFIDチップが、回数、使用時間、加圧レベルなどを計測し、交換時期を教えてくれます

 

「歯を痛めそう」「高い」と思っていた人こそオススメ

また、ズボラな筆者にとってブラシヘッドの交換通知機能はとてもいいと感じました。ソニッケアーのブラシヘッドならすべて使用できるということなので、いろいろ使い分けるとさらにいいかもしれません(ガムケア用ブラシヘッドやステイン除去用ブラシヘッドなどを用意)。

 

「電動歯ブラシは使ってみたいけれど、歯茎を痛めそう」「電動歯ブラシは高い」という理由で使っていなかった人こそ、「ソニッケアープロテクトクリーン」シリーズはオススメ。過圧防止センサー搭載で歯や歯茎にやさしく、本体のお値段も約1万円~とリーズナブル。いつまでも健康な歯でいたいのならば、電動歯ブラシは必須ですよ!

↑発表会では、8年以上フィリップスのソニッケアーを愛用しているというフリーアナウンサーの高橋真麻さん(写真左)と昭和大学歯学部の真鍋厚史教授(写真右)によるトークセッションも。高橋さんは、「プロテクトクリーン」もすでに使っており、磨き心地はもちろんのこと、スタイリッシュなデザインも気に入っているとのことでした。真鍋教授は、「白く美しい歯を保つためには、医師による正しいホワイトニング施術と、電動歯ブラシによるブラッシングが必要」と解説