女性なら誰しもが「いつまでもキレイな肌でいたい」と思うもの。肌というとシワやシミにばかり注目してしまいがちですが、若々しさを保つ上ではツヤも大きく関係します。そこで今回は、”肌ツヤ”についてご紹介。肌によい食材についてもとり上げていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
肌ツヤのカギは皮丘にあった!?
11月21日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)では、“肌ツヤ”についてとり上げました。番組には皮膚科医・髙瀬聡子先生が登場し、詳しく解説してくれることに。
そもそも肌ツヤがいいとは、肌が光をキレイに反射している状態のことを指します。肌の表面にある“皮丘”と呼ばれる三角形のタイルのような凹凸が整っていると光をうまく反射できますが、皮丘がないと肌がくすんで見えてしまう原因に。つややかで若々しい肌を手に入れるためには、キレイな皮丘を保つことが重要です。
皮丘を整えるためには、肌の中に水分を蓄えることが大切。髙瀬先生によると、水分を保つためには日頃の食事が最も大きく関係しているそうです。そこで番組では、先生がおすすめする肌ツヤによい最強食材を教えてくれました。
まず1つ目に紹介されたのは“とんかつ”。
豚肉には肌によいビタミンB1が豊富に含まれています。さらに油で揚げる調理法も肌にはGOOD。「揚げ物って肌がギトギトしそうだしよくないんじゃ…」と思う人もいるかもしれませんが、油は水分を閉じ込めるために非常に重要な役割を果たします。ツヤ肌を手に入れるためにも適度な量を摂取しておきましょう。
ゲストの遼河はるひさんは「とんかつが1番好きです」と豪語していましたが、実際に遼河さんの肌を見てみるとキレイな皮丘が。とんかつ好きなのも肌ツヤがよい理由のひとつかもしれませんね。
こんにゃくがお肌にいい!
2つ目の最強食材は“こんにゃく”。
こんにゃくの原料であるこんにゃく芋には、グルコシルセラミドという肌の水分量に大切な成分が含まれています。こんにゃくを購入する際は、食品表示の原材料名をチェック。「こんにゃく粉」より「こんにゃく芋」と表示されているタイプの方がグルコシルセラミドが多く含まれているので、ぜひ参考にしてくださいね。
髙瀬先生によると1日1枚程度食べるのが理想的とのことですが、こんにゃく料理といえば煮物やおでんなどレパートリーが限られていて飽きてしまうことも。そこで番組では、こんにゃく農家の方におすすめのこんにゃくレシピを教えてもらいました。
まず紹介されたのはこんにゃくのカツ・こんかつ。
こんにゃくにコンソメスープで下味をつけ、粗熱をとったら小麦粉・溶き卵・パン粉をまぶして揚げると完成です。ネット上では「お酒のおつまみにもよさそう」「こんにゃくの串カツもおいしいからこれもおいしいに決まってる」との声が。ヘルシーなので、カロリーを抑えたいけど揚げ物を食べたい人にもぴったりの1品です。
さらにこんにゃくの唐揚げもおすすめ。つくり方も一口大に切ったこんにゃくににんにく醤油で下味をつけ、小麦粉と片栗粉をまぶして揚げるだけと簡単です。
ゲストの田中美佐子さんは「こういう料理の仕方あるんだ!」と驚きの様子。味もばっちりなので、気になる人はぜひつくってみては?
文/プティ・キョーコ