慢性的な肩こりに悩まされる人の中には、痛みが原因で姿勢が悪くなり、その姿勢がさらに肩こりを悪化させる… という悪循環に陥ってしまう人も多い様子。背骨のゆがみを直す「イルカ体操」を行えば、姿勢が改善され肩こりから解放されるかもしれません。
姿勢悪化の原因は背骨のゆがみ
1月15日放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)では、芸能人の健康診断を行い体のゆがみをチェック。モデルとして活躍する岡田紗佳さんは、レントゲン検査で背骨が大きくゆがんでいることが発覚しました。
岡田さんは身長が170cmと長身で、女性が憧れるスレンダーな体型。しかしレントゲンに映し出された背骨はS字にゆがんでいて、肩こりや首の痛み、時には頭痛に悩まされることもあるそう。番組では岡田さんの1日に密着して、ゆがみの原因を探ることに。
女流麻雀のプロとしても活動している岡田さんは、この日も雀荘で長時間の麻雀。背中を丸めて猫背になった姿勢で5時間も麻雀を打ち続け、肩こりを和らげるための痛み止めを口にする場面も見られました。岡田さんの様子を見た日本整形外科学会専門医・神戸克明先生は、「長時間座りっぱなしはダメ」「姿勢も最悪」とコメント。普通に座っているだけでも辛いという岡田さんに、背骨のゆがみを改善する「イルカ体操」をすすめています。
背骨のゆがみを改善する「イルカ体操」
神戸先生がレクチャーするイルカ体操は、頭上で手を合わせ腕をまっすぐ伸ばした状態からスタート。腰から上を大きく左に傾けたら5秒間キープします。右も同じように傾けて5秒間キープするのですが、左側に苦戦していた岡田さんは「こっちの方が楽」と驚きの表情。体のゆがみ具合によって傾き方に差が出ることがあるので、左右が均等になるまで続けるとよいでしょう。
イルカ体操は、朝昼晩に左右5秒間ずつそれぞれ3回行うのがベスト。実践した視聴者からは「めっちゃ痛かったんだけどこれって私も歪んでるのかな」「ちょっと試したけど首と肩の調子が良くなった!」「右側めっちゃ痛いけど効いてる気がして気持ちいい」と、効果を実感する声が上がっています。
背骨のゆがみは慢性的な肩こりにも繋がるため、改善することで肩や首の痛みが解消することも。姿勢の悪さや肩こりにお悩みの方は、イルカ体操にチャレンジしてみてくださいね。
文/プリマ・ドンナ