【東京モーターショー2017】最新の自動運転技術に加え、ドライビングプレジャーが際立つ「アウディスポーツ」モデルも充実!

すでにフォトデビューしているA7スポーツバックのワールドプレミア……といったサプライズこそなかったものの、アウディのブースは先進性を売りにするプレミアムブランドらしいコンテンツが魅力的。目玉はやはり、2018年の導入が予定されている新型A8。レベル3の自動運転をいち早くアピール、全モデルにマイルドハイブリッド機構を組み合わせることでEV化への流れも予感させる出来栄えだ。そんな新型A8の先進性を補強するのがエレーヌとQ8スポーツコンセプトだが、特に後者は過去に魅力的なSUVのコンセプトカーを輩出しているアウディらしい完成度を誇る。

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また、スポーツ性が高いモデルの展示が手厚い点も今回のアウディブースは特長的といえるだろう。日本初公開のRS4アバントやRS5に加え、上陸間もないS Q5やR8スパイダーなど、ショーに相応しい華のある布陣となっている。

 

A8

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20171030_hayashi_LV_11↑市販車最先端の自動運転機能に加え、今後主流になるであろう48V電源システムを採用していることでも話題を呼んだアウディの旗艦。新しさと高級感を両立するインテリアの出来栄えも要注目のポイント

 

エレーヌ・コンセプト

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20171030_hayashi_LV_13↑’17年5月に公開されたeトロン・スポーツバックをベースとして、アウディAIハイウェイパイロットを筆頭とする自動運転技術を盛り込んだコンセプトカー。パワートレインは3つのモーターを駆使したフルEVのクワトロだ

 

Q8スポーツ・コンセプト

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20171030_hayashi_LV_15↑アウディの新型SUVを予感させるコンセプトモデルで、そのパワートレインにはマイルドハイブリッドシステムと電動コンプレッサー(ターボ)を搭載。275㎞/hの最高速度と1200㎞を超える航続距離を実現している

 

Q7 eトロン・クワトロ

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20171030_hayashi_LV_17↑日本や中国など、アジア市場向けに専用開発されたQ7のプラグインHV。約50㎞のEV走行を可能としつつ、100㎞走行当たりの燃料消費が2.5リットルという低燃費を実現。その一方、0〜100㎞/h加速は5.9秒という俊足ぶりも自慢のモデルだ